JP6634130B2 - ペン入力装置 - Google Patents
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Description
ペン入力装置用シートが、電子ペンにより指示された指示位置を検出するための位置検出センサの上方において、前記電子ペンの芯体の先端部と接触するように配設されているペン入力装置であって、
前記ペン入力装置用シートは、
樹脂フィルム層を備え、
前記電子ペンの前記芯体の先端部の径をSRとし、前記電子ペンの前記芯体の先端部に荷重がかけられて接触ときに前記荷重に応じて変化する前記樹脂フィルムの沈み量をδとし、前記電子ペンの前記芯体の先端部に荷重がかけられて接触しているときの、前記樹脂フィルムと前記芯体の先端部との間の動摩擦係数をμとしたときに、
前記樹脂フィルム層は、
前記芯体の先端部に印加される荷重の変化に対して測定を行い、プロットしたデータの近似直線が、
μ∝δ/SR
なる比例関係を有する
ことを特徴とするペン入力装置を提供する。
以下に、この発明によるペン入力装置の実施形態の構成例について説明する。
図2は、この実施形態の電子ペン1の概要を示すものである。この例の電子ペン1は、軸心方向に細長であって、軸心方向の一方が開口2aとされると共に、軸心方向の他方が閉じられた有底の円筒状の筐体を構成するケース2(筐体)を備える。図2は、説明のために、電子ペン1のケース2のみを破断して、その内部を示したものである。
次に、上述の電子ペン1による指示位置の検出および電子ペン1に印加される筆圧(=荷重)の検出を行う位置検出装置201の回路構成例及びその動作について、図3を参照して説明する。
図5は、この実施形態のペン入力装置用シート100の構成例を説明するための図であり、ペン入力装置用シート100は、断面図で示されている。ただし、この図5は、説明のための図であるので、LCD202及び位置検出装置201は断面図では表されていない。前述したように、この実施形態のペン入力装置用シート100は、表示装置の例としてのLCD202の表示画面202Dの上に、設けられている。
この実施形態のペン入力装置用シート100は、発明者による、紙にボールペンによって描画したときの書き味の数値化の研究の結果に基づいて創造されたものである。
μ∝δ/SR・・・・(式A)((式1)と同一)
なる比例関係が存在することが判明した。この(式A)は複数条件で測定し、プロットしたデータの近似直線を表しており、測定点が必ず直線状に結ばれることを表しているわけではない。この比例関係は、SRと紙の厚さを固定した場合、沈み量δはボールペン1Bのペン先に印加される荷重により増加するため、荷重を大きくするほどに動摩擦係数μが大きくなることを示している。
以上のことを踏まえ、この実施形態のペン入力装置用シート100では、先ず、樹脂フィルム層101を、前述の内容にて(式A)を満足するように調整する。すなわち、この実施形態では、樹脂フィルム層101は、前述の内容にて(式A)を満足するように素材の成分を調整するようにする。この樹脂フィルム層101としては、例えばウレタン樹脂(ポリウレタン)やフッ素ゴムなどを用いることができる。この実施形態では、樹脂フィルム層101としては、自己修復軟質樹脂であるウレタン樹脂を用いる。
以上説明したペン入力装置用シート100の製法を、その手順の流れの一例を示す図12のフローチャートを参照しながら説明する。
以上のようにして製造されたペン入力装置用シート100の実施例について説明する。この実施例のペン入力装置用シート100は、樹脂フィルム層101が、上述の(式A)を満足するように調整されたポリウレタン樹脂からなるものであって、厚さが190μmで、硬度がA91としたものである。そして、この樹脂フィルム層101の上に、コーティング剤の層102として油脂ワックス層が塗布されて調整されたものである。
以上説明したように、この実施形態のペン入力装置用シートによれば、電子ペンで位置指示のために、当該ペン入力装置用シートに接触させながら所定の荷重(筆圧)をかけて操作入力したときに、紙にボールペンで書いたときの書き味と同様の書き味を、使用者は感得することができる。
以上の実施形態では、電子ペンの書き味として近似する書き味の例としては、紙の例としてのコピー用紙に、筆記具の例としてのボールペンで書いたときの書き味を例に挙げた。しかし、紙としてはコピー用紙に限られるものではなく、また、筆記具としてはボールペンに限られるものではないことは言うまでもない。例えば紙としては、ノート用紙、画用紙、半紙、和紙、ボール紙など、種々の紙を対象とすることができる。また、筆記具としては、鉛筆、シャープペンシル、万年筆など、種々の筆記具を対象とすることができる。
Claims (14)
- ペン入力装置用シートが、電子ペンにより指示された指示位置を検出するための位置検出センサの上方において、前記電子ペンの芯体の先端部と接触するように配設されているペン入力装置であって、
前記ペン入力装置用シートは、
樹脂フィルム層を備え、
前記電子ペンの前記芯体の先端部の径をSRとし、前記電子ペンの前記芯体の先端部に荷重がかけられて接触ときに前記荷重に応じて変化する前記樹脂フィルムの沈み量をδとし、前記電子ペンの前記芯体の先端部に荷重がかけられて接触しているときの、前記樹脂フィルムと前記芯体の先端部との間の動摩擦係数をμとしたときに、
前記樹脂フィルム層は、
前記芯体の先端部に印加される荷重の変化に対して測定を行い、プロットしたデータの近似直線が、
μ∝δ/SR
なる比例関係を有する
ことを特徴とするペン入力装置。 - 前記比例関係は、先端部の径がSRである筆記具で紙に描いたときの関係に対応するものである
ことを特徴とする請求項1に記載のペン入力装置。 - 前記樹脂フィルム層は、自己修復軟質樹脂層である
ことを特徴とする請求項1に記載のペン入力装置。 - 前記樹脂フィルム層は、ウレタン樹脂からなる
ことを特徴とする請求項3に記載のペン入力装置。 - 前記荷重の変化範囲に対応する前記δ/SRの値の変化範囲が所定の範囲となるように、前記樹脂フィルム層の硬度及び/または厚さが選定されている
ことを特徴とする請求項1に記載のペン入力装置。 - 前記比例関係は、動摩擦係数μが、0.1≦μ≦0.4の範囲であり、前記δ/SRが、0.01≦δ/SR≦0.5の範囲である
ことを特徴とする請求項1に記載のペン入力装置。 - 前記樹脂フィルム層の上に、皮脂を含むコーティング剤が塗布されている
ことを特徴とする請求項1に記載のペン入力装置。 - 前記コーティング剤は再塗布可能である
ことを特徴とする請求項7に記載のペン入力装置。 - 前記コーティング剤は、前記比例関係が所望のものとなるように塗布されている
ことを特徴とする請求項7に記載のペン入力装置。 - 前記位置検出センサと前記ペン入力装置用シートとの間には、表示装置が設けられていると共に、
前記樹脂フィルム層の前記電子ペンの芯体の先端部が接触する面側とは反対側には、透明基材層が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のペン入力装置。 - 前記樹脂フィルム層の前記電子ペンの芯体の先端部が接触する面側とは反対側には、粘着層が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のペン入力装置。 - 前記樹脂フィルム層の前記電子ペンの芯体の先端部が接触する面側とは反対側には、透明基材層が設けられていると共に、前記透明基材層の前記樹脂フィルム層とは反対側には、粘着層が設けられて、前記ペン入力装置用シートは前記表示装置の表示画面上に貼付されている
ことを特徴とする請求項10に記載のペン入力装置。 - 電磁誘導方式により前記電子ペンによる指示位置を検出するものである
ことを特徴とする請求項1に記載のペン入力装置。 - 静電容量方式により前記電子ペンによる指示位置を検出するものである
ことを特徴とする請求項1に記載のペン入力装置。
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