JP6633959B2 - 水素充填装置 - Google Patents

水素充填装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6633959B2
JP6633959B2 JP2016075104A JP2016075104A JP6633959B2 JP 6633959 B2 JP6633959 B2 JP 6633959B2 JP 2016075104 A JP2016075104 A JP 2016075104A JP 2016075104 A JP2016075104 A JP 2016075104A JP 6633959 B2 JP6633959 B2 JP 6633959B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrogen
fuel cell
hydrogen gas
pipe
drainage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016075104A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017188257A (ja
Inventor
章雄 松浦
章雄 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2016075104A priority Critical patent/JP6633959B2/ja
Publication of JP2017188257A publication Critical patent/JP2017188257A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6633959B2 publication Critical patent/JP6633959B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Description

この発明は、水素充填装置に関するものであり、特に燃料電池車に水素ガスを供給するための水素充填装置に関する。
燃料電池車の燃料電池スタックの内部では、水素タンクから供給される水素ガスと、コンプレッサから供給される空気中の酸素とが反応し、電気エネルギーが発生する。この水素ガスは、水素充填装置によって燃料電池車の内部の水素タンクに補給される。ここで、特許文献1では、水素ステーションの圧縮機によって昇圧された水素ガスが、ディスペンサを介して燃料電池車の水素タンクに供給されている。また、水素ガスが昇圧される際に生じる圧縮熱の一部が回収され、吸収式冷凍機の熱源として利用されている。
特開2008−202619号公報
しかしながら、従来の水素充填装置では、燃料電池車の水素タンクへの水素ガスの充填が終わった後は、ディスペンサ等に残った高圧の水素ガスはそのまま排気されてしまう。従って、特許文献1の水素ステーションの水素充填装置は、昇圧された水素ガスの圧縮熱を利用することができる一方で、排気される水素ガスの圧力エネルギーは充分に活用することができなかった。
この発明は、このような問題を解決するためになされ、燃料電池車に供給されるために昇圧された高圧の水素ガスの圧力エネルギーを有効に活用することができる水素充填装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明に係る水素充填装置は、燃料電池車に供給するための水素ガスを昇圧する圧縮機と、圧縮機によって昇圧された水素ガスを蓄積し、燃料電池車に供給する動力蓄積部と、水素ガスが燃料電池車に供給された後に動力蓄積部に残存する水素ガスが外部に向かって流通する排気流通部と、排気流通部に設けられ、水素ガスの圧力エネルギーを機械エネルギーに変換する動力変換部とを備える。
これにより、排気される水素ガスの圧力エネルギーを利用することができる。
また、この発明に係る水素充填装置は、燃料電池車に着脱自在に接続されるとともに、燃料電池車で発生した水が流通する排水流通部と、排水流通部に設けられ、水を送水する排水ポンプとをさらに備え、排水ポンプは機械エネルギーによって駆動されてもよい。
また、水素充填装置は、排気流通部及び排水流通部に接続するとともに、燃料電池車で発生した水が貯留される排水タンクをさらに備え、排水タンクに貯留される水は排気流通部と外部とを遮断してもよい。
さらに、排水タンクは、排気流通部に連通し、水素ガスが流入する排気流入口と、排水流通部に連通し、水が流入する排水流入口とを有し、排気流入口の位置は前記排水流入口の位置よりも低くてもよい。
この発明に係る水素充填装置によれば、燃料電池車に供給されるために昇圧された高圧の水素ガスの圧力エネルギーを有効に活用することができる。
この発明の実施の形態に係る水素充填装置の構成を模式的に示す図である。 図1に示す水素充填装置に接続される燃料電池車の燃料電池システムの構成を模式的に示す図である。 図1に示す水素充填装置が燃料電池車に水素ガスを充填する際の手順をフローチャートで示す図である。
以下、この発明の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。
まず、図1に示すように、水素充填装置100は、水素ガスを圧縮し、昇圧するための圧縮機11を有しており、圧縮機11には水素供給管L1が接続される。この水素供給管L1には、蓄圧器12が接続されている。また、水素供給管L1には、蓄圧器12の下流に減圧弁14が設けられる。さらに、水素供給管L1上の減圧弁14の下流には、開閉弁である第一バルブ17aが設けられている。またさらに、第一バルブ17aの下流側には、同様に開閉弁である第二バルブ17bが設けられている。なお、水素ガスが流通する配管のうち、第一バルブ17aの下流かつ第二バルブ17bの上流の部分を、高圧水素充填管L1aとする。高圧水素充填管L1aには、第一接続部19aを介して燃料電池車20の水素充填口21が着脱可能に接続され得る。すなわち、第一接続部19aと水素充填口21とは、カプラ構造によって着脱可能に連結される。また、水素充填口21には図示しない逆止弁が設けられる。
ここで、高圧水素充填管L1aは、動力蓄積部を構成する。
また、水素ガスが流通する配管のうち、第二バルブ17bのさらに下流に設けられる部分を第一排気管L2とする。第一排気管L2にはタービン15が設けられている。さらに、第一排気管L2において、タービン15の下流には排水タンク13が接続される。排水タンク13には、第一排気管L2が連通する排気流入口13aが形成されている。
ここで、第一排気管L2は、排気流通部を構成する。また、タービン15は動力変換部を構成する。
また、水素充填装置100は第二接続部19bを介して、燃料電池車20の貯水タンク22とも着脱可能に接続し得る。すなわち、水素充填装置100は、燃料電池車20の貯水タンク22と第二接続部19bを介して、一端が着脱可能に接続し得る第一排水管L3を有している。そして、第一排水管L3の他端には排水タンク13が接続される。また、第一排水管L3には排水ポンプ16が設けられている。また、排水ポンプ16には、第一排気管L2のタービン15が機械的に連結されている。
ここで、第一排水管L3は、排水流通部を構成する。
また、第一バルブ17a、第二バルブ17b、タービン15及び排水ポンプ16には、制御装置18が電気的に接続されている。
また、排水タンク13には、第一排水管L3が連通する排水流入口13bが形成される。そして、排水流入口13bは、第一排気管L2に連通する排気流入口13aよりも高い位置に設けられている。
さらに、排水タンク13の上部には、図示しない希釈器を介して外部に連通する第二排気管L4が接続される。
また、排水タンク13には、排気流入口13a及び排水流入口13bに対向する側に排水流出口13cが形成される。排水流出口13cには、外部に連通する第二排水管L5が接続されている。第二排水管L5には開閉弁17cが設けられる。
なお、排水流出口13cは、排気流入口13aよりも高く、排水流入口13bよりも低い位置に設けられている。
次に、燃料電池車20の燃料電池システム200の構成について、図2を参照して説明する。
燃料電池システム200は、燃料電池スタック25と、燃料電池スタック25に水素ガスを供給可能な水素タンク23と、燃料電池スタック25に酸素を含む空気を供給可能なコンプレッサ24とを備えている。水素タンク23と燃料電池スタック25の水素ガス流入側とは、水素流入管31を介して接続されている。また、コンプレッサ24と燃料電池スタック25の空気流入側とは、空気流入管32を介して接続されている。
また、水素タンク23は、水素充填口21に接続し、水素充填口21を介して水素充填装置100の高圧水素充填管L1aの第一接続部19aと着脱可能に接続することができるようになっている。
また、燃料電池スタック25の水素流出側には外部に連通する水素流出管33が接続されている。水素流出管33には、気液分離器26が設けられる。そして、気液分離器26には、水素流出管33の水素を回収して再利用するための回収管37の一端が接続される。さらに、回収管37の他端は水素流入管31に接続する。また、回収管37には水素循環ポンプ28が設けられている。また、水素流出管33の気液分離器26の下流側には希釈器27が設けられている。また、希釈器27には、貯水タンク22が接続している。貯水タンク22は、水排出口29を介して水素充填装置100の第一排水管L3の第二接続部19bに着脱可能に接続できるようになっている。なお、水排出口29と第二接続部19bとはカプラ構造によって着脱可能に連結される。
さらに、燃料電池スタック25の空気流出側には空気流出管34の一端が接続されている。そして、空気流出管34の他端は、水素流出管33の気液分離器26の下流側かつ希釈器27の上流側に接続される。
また次に、この燃料電池システム200の動作について説明する。
まず、水素充填装置100によって水素タンク23に充填された水素ガスは、水素流入管31を流通して燃料電池スタック25に流入する。また、コンプレッサ24によって空気が空気流入管32を介して燃料電池スタック25に送り込まれる。そして、燃料電池スタック25で水素ガスと空気中の酸素とが反応し、発電が行われるとともに水が生成される。
次に、未反応の水素ガスは、燃料電池スタック25から、水分を含んだ状態で水素流出管33を流通し、気液分離器26に流入し、水素ガスと水に分離される。ここで、気液分離器26で分離された水素ガスの一部は回収管37を流通し、水素流入管31に戻される。そして、気液分離器26で分離された水は、回収管37に回収されなかった水素ガスとともに希釈器27に流入する。また、燃料電池スタック25から流出した空気も空気流出管34を流通して希釈器27に流入する。これにより、希釈器27内で水素ガスの濃度が希釈されるとともに、希釈器27に流入した水が回収される。そして、希釈器27で回収された水は貯水タンク22に一時的に貯留される。
さらに、燃料電池車20に水素ガスを供給する水素充填装置100の動作について、図1及び3を参照して説明する。
まず、圧縮機11に図示しないボンベから水素ガスが供給される。圧縮機11は、供給された水素ガスを圧縮する。そして、圧縮機11の圧縮によって高圧となった水素ガスは蓄圧器12に貯留される。
なお、圧縮機11に供給される水素ガスは、水素充填装置100に設けられる図示しない改質器が都市ガス等を改質して製造したものであってもよい。
次に、水素充填装置100が、圧縮された水素ガスを燃料電池車20に供給するための手順を、図3のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS1において、第一バルブ17a及び第二バルブ17bは閉状態となっている。
そして、次にステップS2において、利用者によって水素充填装置100の第一接続部19aが燃料電池車20の水素充填口21に接続される。
そして、制御装置18は、ステップS3において、第一バルブ17aを開状態とする。これにより、蓄圧器12に貯留されている高圧の水素ガスは、減圧弁14によって減圧されるとともに、高圧水素充填管L1aに流入する。従って、高圧水素充填管L1aには、圧縮機11によって昇圧された高圧の水素ガスが充満し、蓄積される。
さらに、ステップS4において、高圧水素充填管L1aに蓄積された水素ガスは第一接続部19aを介して水素充填口21から水素タンク23に供給される。
次に、ステップS5において、水素タンク23への水素ガスの充填が完了したか否かが判断される。具体的には、高圧水素充填管L1aに設けられる図示しない圧力センサによって高圧水素充填管L1aの気圧が計測され、計測された気圧が34.8[MPa]以上となった時に、水素タンク23への水素ガスの充填が完了したと判断される。ここで、水素タンク23への水素ガスの充填が完了していないと判断される場合は、第一バルブ17aは開状態のまま、高圧水素充填管L1aから燃料電池車20への水素ガスの供給が続行される。また、水素タンク23への水素ガスの充填が完了した場合は、制御装置18はステップS6において第一バルブ17aを閉状態とし、ステップS7において第二バルブ17bを開状態とする。これにより、ステップS8において、高圧水素充填管L1aに残存している水素ガスは第一排気管L2を流通して、排水タンク13、第二排水管L5及び外部に向かって排気される。なお、水素充填口21には図示しない逆止弁が設けられているため、燃料電池車20の水素タンク23に供給された水素ガスが高圧水素充填管L1aに逆流することはない。
次に、ステップS9において、高圧水素充填管L1aに残存する水素ガスの残圧が約0[MPa]になったか否かが、高圧水素充填管L1aに設けられる図示しない圧力センサによって判断される。ここで、高圧水素充填管L1aの気圧が0[MPa]ではなく、水素ガスが残存していると判断される場合は、第二バルブ17bは開状態のままでさらに排気が続行される。そして、高圧水素充填管L1aの気圧が約0[MPa]となったものと判断される場合は、ステップS10において、制御装置18は第二バルブ17bを閉状態とする。なお、高圧水素充填管L1aの気圧が約0.2[MPa]以下であれば、高圧水素充填管L1aに残存する水素ガスの残圧が約0[MPa]になったと判断される。
そして次に、ステップS11において、利用者によって燃料電池車20の水素充填口21から水素充填装置100の第一接続部19aが取り外され、燃料電池車20への水素ガスの供給は終了する。
さらに次に、高圧水素充填管L1aから排気される水素ガスの流れと、燃料電池車20の貯水タンク22から排水される水の流れとについて、図1を参照して説明する。
まず、図3のステップS8において高圧水素充填管L1aから排気される高圧の水素ガスは、第一排気管L2を流通し、タービン15を回転駆動させる。すなわち、タービン15は、水素ガスの圧力エネルギーを機械エネルギーに変換する動力変換部として機能する。また、タービン15の回転数は制御装置18によって制御されている。
そして、第一排気管L2を流通する水素ガスは、排気流入口13aを介して排水タンク13に流入する。
一方、水素充填装置100によって燃料電池車20に水素ガスが供給される際に、水素充填装置100の第二接続部19bが燃料電池車20の水排出口29に連結されることにより、貯水タンク22の水を排水タンク13に移して貯留することができる。
この時、第一排気管L2を流通する水素ガスによってタービン15が回転駆動されるのに伴い、タービン15に機械的に連結する排水ポンプ16が駆動される。すなわち、水素ガスの圧力エネルギーから変換された機械エネルギーが、排水ポンプ16の駆動力となる。そして、貯水タンク22の水は排水ポンプ16によって送水されて第一排水管L3を流通した後、排水流入口13bを介して排水タンク13に流入する。
なお、排水ポンプ16による水の送水量は、制御装置18によって制御される。
排水タンク13に貯留される水の水位Wは、下限水位W1と上限水位W2との間で増減する。ここで、下限水位W1は排水流出口13cの高さであり、上限水位W2は排水流入口13bの高さである。従って、排水タンク13の水の水位Wは、排気流入口13aよりも高い位置に位置している。すなわち、第一排気管L2は、排水タンク13に貯留される水によって外部から遮断されている。そのため、第一排気管L2から排気流入口13aを介して流入した水素ガスは、排水タンク13に貯留されている水を通った後に、排水タンク13の上部から第二排気管L4に流入し、図示しない希釈器によって希釈されるとともに外部へ排気される。
また、水が排水タンク13に貯留されている間は、第二排水管L5の開閉弁17cは閉状態となっている。一方で、排水タンク13の水を外部に排水する際は、開閉弁17cは開状態となり、排水タンク13の水は第二排水管L5を流通して外部の図示しない排水処理設備に向かって排出される。
以上より、この実施の形態に係る水素充填装置100では、第一排気管L2に設けられるタービン15によって、排気される高圧の水素ガスの圧力エネルギーが機械エネルギーに変換され、排水ポンプ16が駆動される。従って、燃料電池車20に供給されるために昇圧された高圧の水素ガスの圧力エネルギーを有効に活用することができ、水素充填装置100の省エネルギー化が達成される。
また、水素ガスの圧力エネルギーを利用して排水ポンプ16を駆動しているため、排水ポンプ16は電動のものである必要がない。従って、排水ポンプ16の駆動のために電気が用いられておらず、水素ガスに対する防爆性と安全性がより向上する。
また、電動のポンプを用いないことにより、水素充填装置100に関する設備コストを抑えることができる。
また、従来の水素充填装置では、排水用の電動ポンプを設けない場合は自重によって水を外部に排出していた。そのため、水素充填装置を外部の排水設備や排水口の近くに設ける必要があったが、この実施の形態に係る水素充填装置100は電動ではない排水ポンプ16を有しているため、水をスムーズに排水タンク13に送水することができ、設置場所も限定されない。
また、排水タンク13の排気流入口13aの位置が排水流入口13bの位置よりも低いことにより、排水タンク13に貯留される水の水位Wよりも排気流入口13aの位置が低くなりやすいように構成されている。また、排気流入口13aの位置は排水流出口13cの位置よりも低いため、排水流出口13cを介して第二排水管L5に水が排出された後であっても、排気流入口13aの位置は水の下限水位W1よりも低い状態に保たれる。
従って、排水タンク13に貯留される水によって、第一排気管L2は外部から遮断されている。そのため、外部の空気が第一排気管L2を介して高圧水素充填管L1aに混入することが防止される。これにより、高圧水素充填管L1aから燃料電池車20に供給される水素ガスの純度が低下する事態が防止され、燃料電池車20の燃料電池スタック25における発電の効率が向上する。
また、高圧水素充填管L1aの水素ガスに空気が混入した場合、配管内に錆が発生しやすくなるおそれがあるが、上述のように、この実施の形態に係る水素充填装置100では水素ガスの純度が維持されているため、配管の劣化が防止される。
また、排水タンク13に貯留される水が第一排気管L2と外部とを遮断しているため、万が一、外部において火炎が発生した場合であっても、外部の炎が第一排気管L2の水素ガスにまで引火して延焼する危険はない。そのため、水素充填装置100の安全性がより向上する。
さらに、外部に連通する第二排気管L4にフレイムアレスター等の逆火防止設備を設ける必要がなくなるため、水素充填装置100に関する設備コストをより抑えることができる。
また、燃料電池車20で発生した水をそのまま外部に排出せず、水素充填装置100の排水タンク13に一旦貯留した上で外部の排水処理設備に排出するため、例えば工場内に設置する場合は、床を濡らしたり商品を濡らしたりするおそれがない。
なお、この実施の形態において、水素ガスの圧力エネルギーはタービン15によって排水ポンプ16を駆動するための機械エネルギーに変換されているが、これに限定されず、その他の機器を駆動するために利用されてもよい。
11 圧縮機、13 排水タンク、13a 排気流入口、13b 排水流入口、15 タービン(動力変換部)、16 排水ポンプ、20 燃料電池車、100 水素充填装置、L1a 高圧水素充填管(動力蓄積部)、L2 第一排気管(排気流通部)、L3 第一排水管(排水流通部)。

Claims (3)

  1. 燃料電池車に供給するための水素ガスを昇圧する圧縮機と、
    前記圧縮機によって昇圧された前記水素ガスを蓄積し、前記燃料電池車に供給する動力蓄積部と、
    前記水素ガスが前記燃料電池車に供給された後に前記動力蓄積部に残存する前記水素ガスが外部に向かって流通する排気流通部と、
    前記排気流通部に設けられ、前記水素ガスの圧力エネルギーを機械エネルギーに変換する動力変換部と
    前記燃料電池車に着脱自在に接続されるとともに、前記燃料電池車で発生した水が流通する排水流通部と、
    前記排水流通部に設けられ、前記水を送水する排水ポンプと、を備え、
    前記排水ポンプは前記機械エネルギーによって駆動される水素充填装置。
  2. 前記排気流通部及び前記排水流通部に接続するとともに、前記燃料電池車で発生した前記水が貯留される排水タンクをさらに備え、
    前記排水タンクに貯留される前記水は前記排気流通部と前記外部とを遮断する請求項に記載の水素充填装置。
  3. 前記排水タンクは、
    前記排気流通部に連通し、前記水素ガスが流入する排気流入口と、
    前記排水流通部に連通し、前記水が流入する排水流入口とを有し、
    前記排気流入口の位置は前記排水流入口の位置よりも低い請求項に記載の水素充填装置。
JP2016075104A 2016-04-04 2016-04-04 水素充填装置 Active JP6633959B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016075104A JP6633959B2 (ja) 2016-04-04 2016-04-04 水素充填装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016075104A JP6633959B2 (ja) 2016-04-04 2016-04-04 水素充填装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017188257A JP2017188257A (ja) 2017-10-12
JP6633959B2 true JP6633959B2 (ja) 2020-01-22

Family

ID=60046501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016075104A Active JP6633959B2 (ja) 2016-04-04 2016-04-04 水素充填装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6633959B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020133777A (ja) * 2019-02-21 2020-08-31 トヨタ自動車株式会社 水素ステーション
JP7205888B2 (ja) * 2019-02-26 2023-01-17 ヤマト・H2Energy Japan株式会社 排水装置及び排水機能付ディスペンサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017188257A (ja) 2017-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6887601B2 (en) Regenerative electrochemical cell system and method for use thereof
JP6633571B2 (ja) 水素製造装置及び水素製造システム
JP6165972B1 (ja) 水素製造装置及び水素製造システム
JP2022502823A (ja) 燃料電池の水素回収装置
KR20170137819A (ko) 인공 공기로 연료전지를 작동시키는 방법 및 장치
US20120018033A1 (en) Hydrogen filling system and method of operating the same
US20050056661A1 (en) Method and system for distributing hydrogen
JP6633959B2 (ja) 水素充填装置
JP2017517114A (ja) 燃料電池システム
JP6829014B2 (ja) 水素供給施設および水素供給方法
JP2008235203A (ja) 燃料電池システムにおける生成水排出方法及び燃料電池システム
JP4893919B2 (ja) 燃料電池システム及び移動体
US11646432B2 (en) Hydrogen and electric gas station
JP6528315B2 (ja) 水素ガス圧縮貯蔵装置及び水素ガス圧縮貯蔵方法
JP5685748B1 (ja) 水素を製造可能な高圧水素タンクおよび燃料電池車両
JP2005324584A (ja) 中圧及び高圧水素供給方法及び同装置
KR101887698B1 (ko) 잠수함의 연료전지 시스템 및 그 연료전지 시스템의 가스 제거방법
JP5907327B2 (ja) 液体移送システム
JP2006210053A (ja) 燃料電池システム
CN111148933B (zh) 用于排空具有流体控制系统的容器的用于将容器连接至通气口的阀的排空系统
JP2006147264A (ja) 燃料電池システムおよびその運転方法
CN115163230B (zh) 核电机组海水淡化系统
RU2597412C1 (ru) Электрохимический генератор на основе водородно-кислородных топливных элементов
WO2024011200A1 (en) The future of fuel station
RU2537156C2 (ru) Система регенерации воздуха

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180821

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6633959

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250