JP6632454B2 - 情報処理装置、保守システム、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、保守システム、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、点検作業の対象にする機器を選択する技術に関する。
特許文献1では、重機の重大故障が事前に検知できず保守作業者の巡回計画を立てることができない課題に対する対処方法が開示されている。具体的には、特許文献1では、重機の機械部品の状態をセンサで収集し、かつ巡回時の目視結果と照合して故障の兆候を判定し、重機ごとに保守の緊急性を算出し、保守作業者の巡回計画を作成する。
特許文献2では、発電所内の電動弁の個数が多く、点検対象の電動弁を探すために時間を要するという課題に対する対処方法が開示されている。災害につながる急を要する作業で弁の操作に時間を要する場合、被害が拡大してしまう。特許文献2では、これに対して、施設に設置されている弁を含む周辺機器の所在を視覚的に把握可能な系統図と点検作業に該当する機器の状況を検索する手段を持つ。
特許文献3では、遠隔からメンテナンス指示を出す際に、監視画像ではメンテナンス箇所を誤りなく指示することが困難であるという課題に対する対処方法が開示されている。具体的には、特許文献3では、監視対象設備の画像情報と設備のCAD情報を組み合わせて座標情報を作成し、座標情報を用いてメンテナンス箇所を指示する。
特許第4741114号 特許第4684208号 特許第4661512号
例えばエレベーターシステムでは、昇降路内の様々な場所に点検対象となる機器が多数設置されている。通常エレベーターの保守員は設置されている機器の中から経験的に点検項目と点検すべき機器とを関連付けて点検作業を行っている。しかし、経験の浅い保守員はこの関連の理解が不十分であるため、点検すべき機器の判別に時間を要す場合や点検すべき機器を見落とす場合がある。点検すべき機器の判別に時間を要する場合は以降の点検作業の遅延につながり、点検すべき機器を見落とした場合は階床間や昇降路内の不要な往来の発生や別の機会の再訪問などが発生する。
前述の特許文献1〜3では、点検対象の機器の選択は保守員が判断するため、点検すべき機器の判別に時間を要すという課題及び点検すべき機器を見落とすという課題は解決されない。
本発明は、このような課題を解決することを目的としており、点検対象の機器の選択における保守員の判断を不要とすることを主な目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、
複数の機器から得られる計測値又は前記複数の機器の点検履歴に基づいて、前記複数の機器のそれぞれについて故障率を算出する機器故障率算出部と、前記複数の機器と、前記機器が所属する機器グループとの対応関係を示す情報に基づいて、前記複数の機器が所属する機器グループを判定し、判定した機器グループに所属する前記複数の機器の故障率に基づいて、点検作業の対象とする機器グループを選択するための機器グループの故障率を算出するグループ故障率算出部と、を有する。
本発明に係る保守システムは、複数の機器から得られる計測値又は前記複数の機器の点検履歴に基づいて、前記複数の機器のそれぞれについて故障率を算出する機器故障率算出部と、前記複数の機器と前記複数の機器が所属する機器グループとの対応関係を示す点検項目情報を有する点検項目DBと、前記点検項目情報に基づいて、前記複数の機器が所属する機器グループを判定し、判定した機器グループに所属する前記複数の機器の故障率に基づいて、機器グループの故障率を算出するグループ故障率算出部と、前記機器グループの故障率に基づき、点検作業の対象とする機器グループを選択するグループ選択部と、
を備える。
本発明に係る情報処理方法は、複数の機器から得られる計測値又は前記複数の機器の点検履歴に基づいて、前記複数の機器のそれぞれについて故障率を算出する機器故障率算出ステップと、前記複数の機器と前記複数の機器が所属する機器グループとの対応関係を示す点検項目情報に基づいて、前記複数の機器が所属する機器グループを判定し、判定した機器グループに所属する前記複数の機器の故障率に基づいて、点検作業の対象とする機器グループを選択するための機器グループの故障率を算出するグループ故障率算出ステップと、を有する。
本発明に係る情報処理プログラムは、複数の機器から得られる計測値又は前記複数の機器の点検履歴に基づいて、前記複数の機器のそれぞれについて故障率を算出する機器故障率算出ステップと、前記複数の機器と前記複数の機器が所属する機器グループとの対応関係を示す点検項目情報に基づいて、前記複数の機器が所属する機器グループを判定し、判定した機器グループに所属する前記複数の機器の故障率に基づいて、点検作業の対象とする機器グループを選択するための機器グループの故障率を算出するグループ故障率算出ステップと、をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、機器の故障の兆候をもとに、点検対象の機器グループを選択するため、保守員の判断を伴わずに、同一の点検機会に点検すべき複数の機器を選択することができる。
実施の形態1に係るエレベーター保守システムの構成例を示す図。 実施の形態1に係る保守作業順序決定装置のハードウェア構成例を示す図。 実施の形態1に係る保守作業順序決定装置の処理の流れを示すフローチャート図。 実施の形態1に係る機器故障率算出部の処理の流れを示すフローチャート図。 実施の形態1に係る機器ごとの故障率を示す図。 実施の形態1に係る関連機器判定部の処理の流れを示すフローチャート図。 実施の形態1に係る設計情報を示す図。 実施の形態1に係る補正後の機器ごとの故障率を示す図。 実施の形態1に係る点検順序作成部の処理の流れを示すフローチャート図。 実施の形態1に係る点検項目情報を示す図。 実施の形態1に係る点検項目ごとの故障率を示す図。 実施の形態1に係る作業順序出力部の処理の流れを示すフローチャート図。 実施の形態1に係る要点検箇所情報を示す図。 実施の形態1に係る作業順序出力部の出力例を示す図。 実施の形態2に係る設計情報を示す図。 実施の形態2に係る機器ごとの故障率を示す図。 実施の形態2に係る補正後の機器ごとの故障率を示す図。 実施の形態2に係る点検項目ごとの故障率を示す図。 実施の形態2に係る作業順序出力部の出力例を示す図。 実施の形態1に係るエレベーター保守システムの構成例を示す図。 実施の形態1に係るエレベーター保守システムの構成例を示す図。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1に、本実施の形態に係るエレベーター保守システムの構成例を示す。
本実施の形態に係るエレベーター保守システムは、保守作業順序決定装置01と、エレベーターシステム20と、入力端末07と、確認端末12で構成される。エレベーター保守システムは、保守システムと表現してもよい。
保守作業順序決定装置01は、保守作業(点検作業ともいう)の順序を決定する。保守作業順序決定装置01は、情報処理装置の例である。また、保守作業順序決定装置01で行われる動作は、情報処理方法及び情報処理プログラムの例である。
保守作業順序決定装置01は、機器故障率算出部02、関連機器判定部03、点検手順作成部04、作業順序出力部05、点検履歴DB08、設計情報DB09、点検項目DB10、要点検箇所DB11で構成される。なお、これらの構成要素の詳細は後述する。
エレベーターシステム20は、エレベーター制御装置13、かご室14、かご内操作盤15、乗場ドア16、エレベーターの昇降路17、巻上機18で構成される。
エレベーター制御装置13は、エレベーターの昇降路17に設けられる。エレベーター制御装置13は機器故障率算出部02、点検手順作成部04、かご内操作盤15、巻上機18に接続されている。
かご室14は、エレベーター制御装置13、かご内操作盤15、巻上機18に接続されている。
かご内操作盤15は、行先階を指定する行先階ボタン、戸開ボタン、戸閉ボタンで構成する。
巻上機18は、エレベーター制御装置13、かご室14に接続されている。巻上機18は、エレベーター制御装置13の指示に従い、かご室14の移動を行う。
保守員は入力端末07及び確認端末12を利用する。
入力端末07は、点検履歴DB08、設計情報DB09、点検項目DB10、要点検箇所DB11に接続されている。
保守員は、入力端末07を用いて、これらのデータベースにデータを格納することができる。
確認端末12は、作業順序出力部05に接続されている。確認端末12は、後述するように、作業順序出力部05から、点検作業の作業順序の情報を取得し、保守員に点検作業の作業順序の情報を提示する。
なお、入力端末07と確認端末12は別の装置であっても良いし、1つの装置に含まれるものであっても良い。
また、本実施の形態に係るエレベーター保守システムは、図20又は図21に示す構成でもよい。
図20では、入力端末07と確認端末12が保守会社に存在している。また、点検履歴DB08と設計情報DB09と点検項目DB10と要点検箇所DB11がサーバに存在している。また、機器故障率算出部02と関連機器判定部03と点検手順作成部04と作業順序出力部05が保守作業順序決定装置01に存在している。
図21では、作業順序出力部05が保守会社に存在している。
なお、図20及び図21では、作図上の理由から、点検履歴DB08、設計情報DB09、要点検箇所DB11、点検項目DB10における「DB」の表記を省略している。
次に、保守作業順序決定装置01のハードウェア構成例を説明する。
図2は、保守作業順序決定装置01のハードウェア構成例を示す。
保守作業順序決定装置01は、データインタフェース101、プロセッサ102、メモリ103、エレベーター制御装置インタフェース104、表示器インタフェース105を備えるコンピュータである。
データインタフェース101は、点検履歴DB08等のデータベースとのインタフェースとなる回路である。
プロセッサ102は、図1に示す機器故障率算出部02、関連機器判定部03、点検手順作成部04、作業順序出力部05の機能を実現するプログラムを実行する。つまり、機器故障率算出部02、関連機器判定部03、点検手順作成部04、作業順序出力部05はプログラムにより実現される。
メモリ103は、機器故障率算出部02、関連機器判定部03、点検手順作成部04、作業順序出力部05のプログラムを記憶する。
エレベーター制御装置インタフェース104は、エレベーター制御装置13とのインタフェースとなる回路である。
表示器インタフェース105は、確認端末12の表示器とのインタフェースとなる回路である。表示器インタフェース105は、確認端末12の表示器とのインタフェースとなる回路に限られず、確認端末12のスピーカとのインタフェースとなる回路であるスピーカインタフェースであってもよい。確認端末12の表示器及び確認端末12のスピーカを出力器と表現してもよい。表示器インタフェースとスピーカインタフェースとを出力インタフェースと表現してもよい。
次に、図1に示す、保守作業順序決定装置01の機能構成について説明する。
機器故障率算出部02は、関連機器判定部03、点検履歴DB08、エレベーター制御装置13に接続されている。機器故障率算出部02は、エレベーター制御装置インタフェース104を経由してエレベーター制御装置13から取得した計測値とデータインタフェース101を経由して点検履歴DB08から取得した点検履歴情報とを用いて、エレベーターシステム20に含まれる機器(以下、単に機器という)の故障率を算出する。
各機器は、複数の機器グループのうちのいずれかの機器グループに所属する。機器グループは、点検項目に基づいて構成される。同じ点検機会にまとめて点検作業を行うことが望ましい機器が、同じ機器グループに所属する。
関連機器判定部03は、機器故障率算出部02、点検手順作成部04、設計情報DB09、に接続されている。関連機器判定部03はデータインタフェース101を経由して設計情報DB09から取得した設計情報と機器故障率算出部02から取得した機器ごとの故障率とを用いて、機器グループごとに、機器グループに所属する特定の機器の故障率を用いて当該機器グループに所属する他の機器の故障率を補正する。
より具体的には、関連機器判定部03は、機器グループに所属する閾値未満のゼロではない故障率の機器の故障率を、当該機器グループに所属する機器のうち閾値以上の最も高い故障率の機器の故障率に補正する。
関連機器判定部03は、故障率補正部の例である。また、関連機器判定部03により行われる動作は、故障率補正ステップの例である。
なお、本実施の形態に係る情報処理装置は、必ずしも関連機器判定部03を備えていなくても良い。
点検手順作成部04は、関連機器判定部03、作業順序出力部05、点検項目DB10、エレベーター制御装置13に接続されている。点検手順作成部04は、データインタフェース101を経由して点検項目DB10から取得した点検項目情報と、関連機器判定部03から取得した機器ごとの故障率(補正がされた場合には、補正後の機器ごとの故障率)を用いて、機器グループごとに、機器グループの故障率を算出する。
点検手順作成部04は、グループ故障率算出部の例である。また、点検手順作成部04により行われる動作は、グループ故障率算出ステップの例である。
作業順序出力部05は、点検手順作成部04、要点検箇所DB11、確認端末12に接続されている。作業順序出力部05はデータインタフェース101を経由して要点検箇所DB11から取得した要点検箇所情報と、点検手順作成部04から取得した機器グループの故障率を用いて、点検作業の対象とする機器グループを選択する。より具体的には、作業順序出力部05は、故障率の高い機器グループから順に、点検対象として選択する。また、作業順序出力部05は、選択した機器グループと、当該機器グループに所属する機器と、点検手順作成部04により算出された当該機器グループの故障率を、確認端末12の表示器に表示する。
作業順序出力部05は、グループ選択部の例である。また、作業順序出力部05により行われる動作は、グループ選択ステップの例である。
***動作の説明***
次に、本実施の形態に係る保守作業順序決定装置01の動作例を図3から図14を参照して説明する。
図3に、保守作業順序決定装置01の処理の流れを示す。
はじめに初期設定が行われる(ステップS001)。
具体的には、保守員が入力端末07を用いて点検履歴DB08、設計情報DB09、点検項目DB10、要点検箇所DB11にデータを格納する。
次に、機器故障率算出部02が、機器ごとに故障率を算出し、算出した機器ごとの故障率を関連機器判定部03に出力する(ステップS002)。
次に、関連機器判定部03が、機器故障率算出部02から取得した機器ごとの故障率と設計情報から、機器の故障率を補正し、補正後の故障率を関連機器判定部03に出力する(ステップS003)。
前述したように、関連機器判定部03は、機器グループごとに、機器グループに属する特定の機器の故障率を用いて、機器グループに属する他の機器の故障率を補正する。
次に、点検手順作成部04が、関連機器判定部03から取得した補正後の故障率と点検項目情報をもとに、機器グループごとの故障率を算出し、算出した機器グループごとの故障率を作業順序出力部05に出力する(ステップS004)。
最後に、作業順序出力部05は点検手順作成部04から取得した機器グループごとの故障率と要点検箇所情報から、点検対象の機器グループを選択し、選択した機器グループと、当該機器グループに所属する機器と、点検手順作成部04により算出された当該機器グループの故障率を、確認端末12に出力する(ステップS005)。
次に、ステップS002、ステップS003、ステップS004、ステップS005の詳細を説明する。
図4は、図3のステップS002の詳細、すなわち、機器故障率算出部02の処理の流れを示す。
故障率は、機器の一定期間内の故障確率や機器の次回交換までの残り日数を数値化したものである。
以下、図4に従って、機器故障率算出部02の動作を説明する。
はじめに、機器故障率算出部02は、エレベーター制御装置13から取得した機器の計測値から、機器ごとに故障率を算出する(ステップS011)。算出方法は過去の計測値と閾値を用いて差異を判定する方法、機器の計測値が一定の分布に従う場合の乖離度を求める方法がある。
たとえば、参考文献では、経年変化によって徐々にボタンが反応しにくくなることに着目し、ボタン装置押下時の最新の抵抗値を記録し過去複数回分の抵抗値の平均値と変化率から故障率を算出することが開示されている。
参考文献:特開2014−9074号公報
また、機器故障率算出部02は、エレベーター制御装置13から計測値が直接取得できない機器については、点検履歴DB08内の点検履歴情報を用いて機器ごとに故障率を算出する(ステップS012)。
点検履歴情報には、エレベーターを一意に表す番号と保守員が点検した機器、点検の際に計測した測定値、機器に不具合が生じていた場合に機器の手入れを行った後の測定値が記載されている。
機器故障率算出部02は、点検履歴情報に記載された点検の際に計測した測定値と手入れを行った後の測定値をもとに、エレベーター制御装置13からの計測値を用いる場合と同様の方法で故障率を算出する。
そして、全ての機器の故障率を算出した場合(ステップS013)に、機器故障率算出部02は、機器ごとの故障率を関連機器判定部03に出力する(ステップS014)。
機器故障率算出部02は、例えば、図5に示す故障率を関連機器判定部03に出力する。
図6は、図3のステップS003の詳細、すなわち、関連機器判定部03の処理の流れを示す。
以下、図6に従って、関連機器判定部03の動作を説明する。
はじめに、関連機器判定部03は、機器故障率算出部02から機器ごとの故障率を取得する(ステップS021)。
次に、関連機器判定部03は、設計情報から故障率が閾値以上の機器と関連する他の機器を検索する(ステップS022)。
関連する他の機器とは、故障率が閾値以上の機器と同じ機器グループに所属する機器である。
関連機器判定部03は、具体的には、設計情報DB09から設計情報を取得して、機器グループに所属する機器を特定する。
図7は、設計情報の例を示す。
設計情報には、エレベーターを構成する装置(図7の「装置名」欄に記載)と装置の構成要素(図7の「構成要素名」欄に記載)と構成要素内部の機器(図7の「機器」の欄に記載)との対応が記載されている。「装置名」の欄の記載されている装置が共通する機器は同じ機器グループに所属する。同じ機器グループに所属する機器は、同一の点検機会に点検すべき機器である。
なお、階床ごとに存在する装置については、機器グループは、図7の装置名の欄に記載の装置と階床との組み合わせで定義される。例えば、「着床装置」は、階床ごとに存在するため、図5の「着床装置 1階」、「着床装置 3階」というように、装置と階床との組み合わせが機器グループになる。そして、図5の「着床装置 1階 着床リレー接点」、「着床装置 1階 着床リレー端子」等のように、機器名に「着床装置 1階」が含まれる機器が、「着床装置 1階」という機器グループに属する機器である。
また、階床とは独立に存在する装置については、図7の装置名の欄に記載の装置に含まれる機器が同じ機器グループに属する。例えば、「かごドア安全装置」は、階床とは独立に存在するため、図7の「かごドア安全装置」内の「アーム」、「ガイド板」、「マイクロ SW」、「固定装置」が同じ機器グループに属する。
図7の機器グループの定義は、後述する点検項目情報(図10)に示す点検項目に基づく。
ステップS022では、関連機器判定部03は、機器グループごとに、故障率が閾値以上の機器を抽出する。ここでは、故障率「0.5」を閾値とする。なお、故障率が閾値以上の機器が複数存在する場合は、関連機器判定部03は、最も高い故障率の機器を抽出する。
以下では、図5の「着床装置 3階」について説明を行う。つまり、関連機器判定部03は、ステップS022で、故障率「0.5」である「着床装置 3階 着床リレー接点」を抽出したものとする。
次に、関連機器判定部03は、関連する機器の故障率が「0」でない場合に限り、関連する機器の故障率を補正する(ステップS023、S024)。
「着床装置 3階 着床リレー接点」に関連する機器は、同じ機器グループに属する「着床装置 3階 着床リレー端子」及び「着床装置 3階 着床SW接点」である。これらの機器の故障率は図5では「0」ではないので、関連機器判定部03は、これらの機器の故障率を「着床装置 3階 着床リレー接点」の故障率である「0.5」に補正する。
関連機器判定部03は、全ての機器について故障率を補正した場合(ステップS025)に、補正後の機器ごとの故障率を点検手順作成部04に出力する(ステップS026)。
図8は、関連機器判定部03による機器ごとの補正後の故障率の例を示す。
「着床装置 3階」については、「着床装置 3階 着床リレー端子」及び「着床装置
3階 着床SW接点」の故障率が「0.5」に補正されている。
また、「着床装置 22階」については、「着床装置 22階 着床リレー接点」及び「着床装置 22階 着床SW接点」の故障率が「0.6」に補正されている。
また、まだ故障しない可能性が高い機器を早期に点検してしまうことを防止するため、故障率を補正する基準については関連する機器の故障率が「0」でなく一定値以下(例えば、「0.3」以下)は補正しないとする方法もある。
図9は、図3のステップS004の詳細、すなわち、点検手順作成部04の処理の流れを示す。
以下、図9に従って、点検手順作成部04の動作を説明する。
はじめに、点検手順作成部04は、機器ごとの補正後の故障率を関連機器判定部03から取得する(ステップS031)。
次に、点検手順作成部04は、点検項目DB10から点検項目情報を取得し、点検項目を構成する機器を検索する(ステップS032)。
図10は、点検項目情報の例を示す。
点検項目情報は、複数の機器と、この複数の機器が含まれる機器グループとの対応関係を示す情報である。すなわち、点検項目情報の「機器名」に記述される機器が、点検項目を構成する機器である。
例えば、点検項目「かご着床精度」を構成する機器は「着床リレー接点」、「着床リレー端子」、「着床SW接点」である。なお、階床ごとに存在する装置については、点検手順作成部04は、図10の機器名の欄に記載の機器を階床ごとに抽出する。例えば、「着床装置」は、階床ごとに存在するため、図8の「着床装置 1階 着床リレー接点」、「着床装置 1階 着床リレー端子」のように、図10の機器名の欄に記載の機器を階床ごとに抽出する。
点検手順作成部04は、全ての点検項目に対して、点検項目を構成する機器を抽出する。すなわち、機器が所属する機器グループを判定する。なお、点検手順作成部04は、機器グループ判定部と表現してもよい。
次に、点検手順作成部04は、機器ごとの補正後の故障率を点検項目情報に記載された点検項目ごとに分類し、点検項目ごとの故障率を算出する(ステップS033)。
点検項目ごとの故障率は、例えば点検項目Aを構成する機器aから機器nのどれか一つが故障した確率として、以下のように算出する。なお、以下の式において、機器a〜機器nは、機器a〜機器nの補正後の故障率を示す。
1−(1−機器a)*(1−機器b)*(1−機器c)*...*(1−機器n)
点検手順作成部04は、全ての点検項目の故障率を算出した場合(ステップS034)に、点検項目ごとの故障率を作業順序出力部05へ出力する(ステップS035)。
図11は、点検手順作成部04が算出した点検項目ごとの故障率の例を示す。
なお、点検項目ごとの故障率は、機器グループごとの故障率と同義である。図11の「かご着床精度 22階」の故障率は、「着床装置 22階」の故障率である。
図12は、図3のステップS005の詳細、すなわち、作業順序出力部05の処理の流れを示す。
以下、図12に従って、作業順序出力部05の動作を説明する。
はじめに、作業順序出力部05は点検手順作成部04から点検項目ごとの故障率を取得する(ステップS041)。
次に、作業順序出力部05は、要点検箇所DB11から要点検箇所情報を取得し、要点検箇所情報に記載された点検項目を上位の点検項目に設定する(ステップS042)。
要点検箇所情報には、保守員の判断で特に点検を要する点検項目が記載されている。
図13に、要点検箇所情報の例を示す。
作業順序出力部05は、要点検箇所情報に記載された点検項目については、故障率に関わらず優先的に点検すべき項目として設定する。
次に、作業順序出力部05は、点検項目ごとの故障率を参照し、点検すべき項目を選択する(ステップS043)。つまり、作業順序出力部05は、機器グループごとの故障率に基づき、点検対象の機器グループを選択する。
点検項目を選択する方法には、点検項目の故障率が高いもの上位n件を選択する方法や点検項目の故障率が閾値以上の点検項目を選択する方法などがある。
また、保守員の巡回計画に応じて点検項目を選択する際の件数や故障率の閾値を変更してもよい。
最後に、作業順序出力部05は、選択した点検項目と点検対象の機器名とを確認端末12へ出力する(ステップS044)。
図14に、点検項目の故障率が高いもの上位n件を選択した場合の作業順序出力部05の出力例を示す。
***実施の形態の効果の説明***
本実施の形態によれば、機器の故障の兆候をもとに、点検対象の機器グループを選択するため、保守員の判断を伴わずに、同一の点検機会に点検すべき複数の機器を選択することができる。
このため、点検すべき機器の判別に時間を要すという課題及び点検すべき機器を見落とすという課題を解決することができ、点検時間を削減することができる。
実施の形態2.
本実施の形態では、特定の機器グループの機器については、機械的に連動してない他の機器グループの故障率を用いて、故障率を補正する例を説明する。
以下では、主に実施の形態1との差異を説明する。以下で説明していない事項は実施の形態1と同じである。
乗場ドア装置と乗場ドアロック装置は動作が機械的に連動している。このため、実施の形態1の図7の設計情報では、乗場ドア装置と乗場ドアロック装置は、同じ機器グループに属する。一方で、かご操作盤のボタン装置は乗場ドア装置と機械的に連動していないため、本来的には、両者は同じ故障率の算出対象には含まれない。従って、かご操作盤のボタン装置と乗場ドア装置は同じ機器グループに分類されない。しかしながら、かご操作盤のボタン装置と乗場ドア装置は、乗客の乗降動作において連動して動作するため、かご操作盤のボタン装置を一度の点検機会に点検することが点検の効率性からは望ましい。このため、本実施の形態では、かご操作盤のボタン装置の故障率を、他の機器グループである乗り場ドア装置の機器の故障率を用いて補正するようにしている。
図15は、本実施の形態に係る設計情報の例を示す。
図15では、「かご操作盤 ボタン装置」の装置名は、「(乗り場ドア装置)」となっている。かっこ書きとしているのは、故障率の補正においてのみ、乗り場ドア装置に所属する機器の故障率を利用することを表している。つまり、図15の設計情報は、「かご操作盤 ボタン装置」の故障率は、「乗り場ドア装置」の機器の故障率を用いて補正することを表している。
図16は機器故障率算出部02から出力された機器ごとの故障率の例を示す。
図16では、「乗り場ドア 1階 クローザ」の故障率が「0.5」である。また、「乗場ドアロック装置 1階 錠スイッチ接点」の故障率が「0.2」である。また、「乗場ドア装置 12階 クローザ」の故障率が「0.5」である。また、「かご操作盤 ボタン装置 コネクタ」の故障率が「0.2」である。更に、「かご操作盤 ボタン装置 基板接点」の故障率が「0.2」である。
図17は、関連機器判定部03が設計情報(図15)の記載に従い、機器ごとの故障率を補正した例を示す。
つまり、関連機器判定部03は、「乗場ドア装置」の「乗り場ドア 1階 クローザ」又は「乗り場ドア 12階 クローザ」の故障率「0.5」に基づき、「かご操作盤 ボタン装置 コネクタ」の故障率と「かご操作盤 ボタン装置 基板接点」の故障率を、それぞれ「0.5」に補正する。
このように、本実施の形態に係る関連機器判定部03は、特定の機器グループに所属する機器の故障率を、他の機器グループに所属する機器の故障率を用いて補正する。
図18は、点検手順作成部04が作成した点検項目ごとの故障率と点検対象の機器名の例を示す。
図18では、かご操作盤を構成する機器の故障率が補正により上昇したため、かご操作盤の動作に関する点検項目が上位に位置している。
このように、本実施の形態によれば、機械的に連動していなくても機能的に連動している機器を関連付けることにより、機能的に連動している機器を同じ点検機会にまとめて点検することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これら2つの実施の形態を組み合わせて実施しても構わない。
あるいは、これら2つの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。
あるいは、これら2つの実施の形態を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
また、以上の実施の形態では、エレベーターの機器の点検手順を決定する例を説明したが、対象となる機器は、エレベーターの機器に限らない。
***ハードウェア構成の説明***
最後に、保守作業順序決定装置01のハードウェア構成の補足説明を行う。
図2に示すプロセッサ102は、プロセッシングを行うIC(Integrated Circuit)である。
プロセッサ102は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等である。
図3に示すメモリ103は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等である。
また、メモリ103には、OS(Operating System)も記憶されている。
そして、OSの少なくとも一部がプロセッサ102により実行される。
プロセッサ901はOSの少なくとも一部を実行しながら、機器故障率算出部02、関連機器判定部03、点検手順作成部04、作業順序出力部05(以下、これらをまとめて「部」という)の機能を実現するプログラムを実行する。
プロセッサ102がOSを実行することで、タスク管理、メモリ管理、ファイル管理、通信制御等が行われる。
また、「部」の処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値が、メモリ103、又は、プロセッサ102内のレジスタ又はキャッシュメモリに記憶される。
また、「部」の機能を実現するプログラムは、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD等の可搬記憶媒体に記憶されてもよい。
また、「部」を、「回路」又は「工程」又は「手順」又は「処理」に読み替えてもよい。
また、保守作業順序決定装置01は、ロジックIC(Integrated Circuit)、GA(Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)といった電子回路により実現されてもよい。
この場合は、「部」は、それぞれ電子回路の一部として実現される。
なお、プロセッサ及び上記の電子回路を総称してプロセッシングサーキットリーともいう。
01 保守作業順序決定装置、02 機器故障率算出部、03 関連機器判定部、04 点検手順作成部、05 作業順序出力部、07 入力端末、08 点検履歴DB、09 設計情報DB、10 点検項目DB、11 要点検箇所DB、12 確認端末、13 エレベーター制御装置、14 かご室、15 かご内操作盤、16 乗場ドア、17 エレベーターの昇降路、18 巻上機、20 エレベーターシステム。

Claims (14)

  1. 複数の機器から得られる計測値又は前記複数の機器の点検履歴に基づいて、前記複数の機器のそれぞれについて故障率を算出する機器故障率算出部と、
    同じ点検機会に点検作業を行うことが望ましい2以上の機器が同じ機器グループに所属するように機器と機器グループとの対応関係される点検項目情報に基づいて、機器が所属する機器グループを判定し、判定した機器グループに所属する機器の故障率に基づいて、機器グループの故障率を算出するグループ故障率算出部と、
    前記グループ故障率算出部により算出された機器グループの故障率に基づき、複数の機器グループの中から、点検作業の対象とする機器グループを選択するグループ選択部とを備える情報処理装置。
  2. 器グループに所属する2以上の機器のうち、特定の機器の故障率を用いて当該機器グループに所属する他の機器の故障率を補正する故障率補正部を備え、
    前記グループ故障率算出部は、前記故障率補正部により補正された後の故障率を用いて、当該機器グループの故障率を算出する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 各機器は、システムに含まれる複数の構成要素のうちのいずれかの構成要素に含まれており、
    前記グループ故障率算出部は、
    同じ点検機会に点検作業を行うことが望ましい、異なる構成要素に含まれる2以上の機器が同じ機器グループに所属するように機器と機器グループとの対応関係が示される点検項目情報に基づいて、各機器が所属する機器グループを判定する請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記故障率補正部は、
    機器グループに所属する閾値未満の故障率の機器の故障率を、当該機器グループに所属する前記閾値以上の故障率の機器の故障率に補正する請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記故障率補正部は、
    機器グループに所属する、前記閾値未満のゼロではない故障率の機器の故障率を、当該機器グループに所属する機器のうち前記閾値以上の最も高い故障率の機器の故障率に補正する請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記グループ選択部は、
    前記グループ故障率算出部により算出された故障率が高い機器グループから順に、点検作業の対象として選択する請求項3に記載の情報処理装置。
  7. 前記グループ選択部は、
    選択した機器グループを表示器に出力する請求項3に記載の情報処理装置。
  8. 前記グループ選択部は、
    選択した機器グループと、当該機器グループに所属する機器と、前記グループ故障率算出部により算出された当該機器グループの故障率とを前記表示器に出力する請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記故障率補正部は、
    点検項目に基づいて構成された複数の機器グループに所属する複数の機器の機器ごとの故障率を取得する請求項2に記載の情報処理装置。
  10. 前記故障率補正部は、
    特定の機器グループに所属する機器の故障率を、他の機器グループに所属する機器の故障率を用いて補正する請求項2に記載の情報処理装置。
  11. 複数の機器から得られる計測値又は前記複数の機器の点検履歴に基づいて、前記複数の機器のそれぞれについて故障率を算出する機器故障率算出部と、
    同じ点検機会に点検作業を行うことが望ましい2以上の機器が同じ機器グループに所属するように機器と機器グループとの対応関係される点検項目情報を有する点検項目DBと、
    前記点検項目情報に基づいて、機器が所属する機器グループを判定し、判定した機器グループに所属する機器の故障率に基づいて、機器グループの故障率を算出するグループ故障率算出部と、
    前記機器グループの故障率に基づき、点検作業の対象とする機器グループを選択するグループ選択部と、
    を備える保守システム。
  12. コンピュータが、複数の機器から得られる計測値又は前記複数の機器の点検履歴に基づいて、前記複数の機器のそれぞれについて故障率を算出する機器故障率算出ステップと、
    コンピュータが、同じ点検機会に点検作業を行うことが望ましい2以上の機器が同じ機器グループに所属するように機器と機器グループとの対応関係される点検項目情報に基づいて、機器が所属する機器グループを判定し、判定した機器グループに所属する機器の故障率に基づいて、機器グループの故障率を算出するグループ故障率算出ステップと、
    コンピュータが、前記グループ故障率算出ステップにより算出された機器グループの故障率に基づき、複数の機器グループの中から、点検作業の対象とする機器グループを選択するグループ選択ステップとを有する情報処理方法。
  13. 複数の機器から得られる計測値又は前記複数の機器の点検履歴に基づいて、前記複数の機器のそれぞれについて故障率を算出する機器故障率算出ステップと、
    同じ点検機会に点検作業を行うことが望ましい2以上の機器が同じ機器グループに所属するように機器と機器グループとの対応関係が示される点検項目情報に基づいて、機器が所属する機器グループを判定し、判定した機器グループに所属する機器の故障率に基づいて、機器グループの故障率を算出するグループ故障率算出ステップと、
    前記グループ故障率算出ステップにより算出された機器グループの故障率に基づき、複数の機器グループの中から、点検作業の対象とする機器グループを選択するグループ選択ステップとをコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
  14. 各機器は、エレベータ保守システムに含まれる複数の構成要素のうちのいずれかの構成要素に含まれており、
    前記グループ故障率算出部は、
    階床ごとに存在する構成要素について、階床ごとに、各機器が所属する機器グループを判定する請求項1に記載の情報処理装置。
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