JP6631939B2 - 画像処理装置、画像形成システム、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、画像形成システム、及びプログラムに関する。
特許文献1には、合成画像を合成しようとする画像データをある一定量のデータ毎に分割する分割手段と、前記分割手段により分割された一定量の画像データを格納する格納手段と、前記格納手段に格納された一定量の画像データの各ライン毎に合成すべき合成画像の有無を判定する判定手段と、前記判定手段により合成すべき画像が有ると判定された場合に、当該列のどの画素に合成画像を合成すべきであるかを示すアドレス情報を算出する算出手段と、前記算出手段により算出されたアドレス情報に基づいて、当該列の画像データに含まれる画素データに対して合成画像を合成する合成手段と、前記格納手段に格納された一定量の画像データを順次転送する転送手段と、を有する画像処理装置が記載されている。
特開2009−218879号公報
ところで、原稿読取装置から読み取った原稿画像に対して、スタンプ画像のような付加画像を合成して出力しようとすると、図18(a)に示すように原稿読取装置から読み取った原稿画像データサイズに対して、スタンプ画像データを合成するため、図18(b)に示すように原稿画像データから外れる領域には合成することができない。
また、原稿画像データにスタンプ画像データを合成して形成される合成画像データよりも大きな用紙がセットされたとしても、図18(c)に示すように原稿画像データから外れる部分にスタンプ画像が印刷されず、ユーザの意図した出力結果とならない。
本発明は、原稿画像に対してスタンプ画像のような付加画像を合成する際に、原稿画像から外れる領域であっても欠けることなく合成することができる画像処理装置、画像形成システム、及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項1に係る本発明は、原稿画像を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた原稿画像の大きさに関する情報から出力サイズを決定する決定手段と、前記受付手段により受け付けられた原稿画像に付加画像を合成する合成手段と、原稿画像の大きさに関する情報と、付加画像の大きさに関する情報と、付加画像の原稿画像に対する座標位置と、を含む情報から、原稿画像と付加画像が収まる外枠画像サイズを算出し、算出した外枠画像サイズが前記決定手段により決定された出力サイズよりも大きい場合に、算出した外枠画像サイズよりも大きくなるように出力サイズを再定義する出力サイズ再定義手段と、前記出力サイズ再定義手段により再定義された出力サイズに合成画像を出力する出力手段と、を有する画像処理装置である。
請求項2に係る本発明は、前記原稿画像の起点のX座標およびY座標をそれぞれ0とした場合に、前記付加画像の座標位置のX座標またはY座標のいずれかが0より小さい場合には、前記付加画像および前記原稿画像を、前記付加画像の座標位置のX座標およびY座標のいずれもが0以上となるように移動する移動手段をさらに備えた請求項1記載の画像処理装置である。
請求項に係る本発明は、原稿を読み取る読取装置と、前記読取装置により読み取られた原稿画像を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた原稿画像の大きさに関する情報から出力サイズを決定する決定手段と、前記受付手段により受け付けられた原稿画像に付加画像を合成する合成手段と、原稿画像の大きさに関する情報と、付加画像の大きさに関する情報と、付加画像の原稿画像に対する座標位置と、を含む情報から、原稿画像と付加画像が収まる外枠画像サイズを算出し、算出した外枠画像サイズが前記決定手段により決定された出力サイズよりも大きい場合に、算出した外枠画像サイズよりも大きくなるように出力サイズを再定義する出力サイズ再定義手段と、前記出力サイズ再定義手段により再定義された出力サイズに合成画像を出力する出力手段と、前記出力手段により出力された合成画像を形成する画像形成装置と、を有する画像形成システムである。
請求項に係る本発明は、前記画像形成装置は、前記原稿画像の起点のX座標およびY座標をそれぞれ0とした場合に、前記付加画像の座標位置のX座標またはY座標のいずれかが0より小さい場合には、前記付加画像および前記原稿画像を、前記付加画像の座標位置のX座標およびY座標のいずれもが0以上となるように移動する移動手段をさらに備えた請求項3記載の画像形成システムである。
請求項に係る本発明は、原稿画像を受け付けるステップと、受け付けられた原稿画像の大きさに関する情報から出力サイズを決定するステップと、受け付けられた原稿画像に付加画像を合成するステップと、原稿画像の大きさに関する情報と、付加画像の大きさに関する情報と、付加画像の原稿画像に対する座標位置と、を含む情報から、原稿画像と付加画像が収まる外枠画像サイズを算出し、算出した外枠画像サイズが決定された出力サイズよりも大きい場合に、算出した外枠画像サイズよりも大きくなるように出力サイズを再定義するステップと、再定義された出力サイズに合成画像を出力するステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
請求項に係る本発明は、前記原稿画像の起点のX座標およびY座標をそれぞれ0とした場合に、前記付加画像の座標位置のX座標またはY座標のいずれかが0より小さい場合には、前記付加画像および前記原稿画像を、前記付加画像の座標位置のX座標およびY座標のいずれもが0以上となるように移動するステップをさらに備えた請求項5記載のプログラムである。
請求項1に係る本発明によれば、原稿画像から外れる領域であっても欠けることなく付加画像を合成することができる画像処理装置を提供することができる。
請求項2に係る発明によれば、原稿画像から外れる領域であっても欠けることなく付加画像を合成することができる画像処理装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、原稿画像から外れる領域であっても欠けることなく付加画像を合成することができる画像形成システムを提供することができる。
請求項に係る発明によれば、原稿画像から外れる領域であっても欠けることなく付加画像を合成することができる画像形成システムを提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、原稿画像から外れる領域であっても欠けることなく付加画像を合成することができるプログラムを提供することができる。
請求項に係る発明によれば、原稿画像から外れる領域であっても欠けることなく付加画像を合成することができるプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態の画像形成システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における画像形成システムの装置構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態における画像形成システムにおけるシステムコントローラのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における画像形成システムのシステムコントローラの機能構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における画像形成システムのシステムコントローラの動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるUI装置の表示画面を例示する図である。 ステップ108の出力サイズ再定義算出処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるUI装置の表示画面を例示する図である。 ステップ114の原稿画像と付加画像のシフト量算出処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における画像形成システムによる合成処理を説明するのに用いる(a)は原稿画像の一例を示す図であって、(b)は付加画像の一例を示す図であって、(c)は出力用紙の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における画像形成システムによる合成処理を説明する図である。 本発明の一実施形態における画像形成システムによる合成処理を説明する図である。 本発明の一実施形態における画像形成システムによる合成処理を説明する図である。 本発明の一実施形態における画像形成システムによる合成処理を説明する図である。 本発明の一実施形態における画像形成システムによる合成処理を説明する図であって、合成処理とセンタリング処理を行う場合を説明する図である。 本発明の一実施形態における画像形成システムに用いられる画像形成装置の露光動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態における画像形成システムのシステムコントローラの動作を示すフローチャートである。 比較例における画像形成システムによる合成処理を説明する図である。
次に、本発明の第一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態における画像形成システムの構成を示すブロック図である。図2は、画像形成システムの装置構成を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る画像形成システムは、図1に示されるように、ネットワーク10により相互に接続された画像形成システム1及び端末装置14により構成される。端末装置14は、印刷データを生成して、ネットワーク10経由にて生成した印刷データを画像形成システム1に対して送信する。画像形成システム1は、端末装置14から送信された印刷データを受け付けて、印刷データに応じた画像を用紙上に出力する。
画像形成システム1は、図1及び図2に示されるように、システムコントローラ16と、読取装置としての画像読取装置18と、画像形成装置20により構成されている。
システムコントローラ16は、画像読取装置18及び画像形成装置20に有線又は無線通信により接続され、画像読取装置18の読み取り動作を制御し、画像形成装置20の印刷動作を制御する画像処理装置として機能する。また、端末装置14から送信されてきた印刷データにより画像形成装置20の印刷動作を制御する画像処理装置として機能する。
画像読取装置18は、システムコントローラ16の制御のもと原稿を読み取り、読み取った原稿画像を有線又は無線通信によりシステムコントローラ16へ送信する。画像読取装置18は、例えばスキャナであり、原稿を光学的に走査して画像として読み取る。
画像形成装置20は、システムコントローラ16による制御に基づいて印刷データに応じた画像を印刷用紙上に出力する。また、画像形成装置20は、端末装置14から送信された印刷情報(原稿)を受け付けて、この印刷情報に応じた画像を用紙上に出力する。
次に、本実施形態の画像形成システムにおけるシステムコントローラ16のハードウェア構成を図3に示す。
システムコントローラ16は、図3に示されるように、ユーザインタフェース(UI)装置22、CPU24、メモリ26、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置28、有線又は無線通信にて外部の装置等との間でデータの送信及び受信を行う通信インタフェース(IF)30を有する。
UI装置22は、作業者等との間で情報の授受を行う。具体的には、UI装置22はタッチパネルや液晶ディスプレイ、キーボード等を含み、画像読取装置18や画像形成装置20の処理内容の選択の受付けやその表示等を行う。
CPU24は、メモリ26または記憶装置28に格納されたプログラムに基づいて所定の処理を実行して、システムコントローラ16の動作を制御する。
なお、本実施形態では、CPU24は、メモリ26または記憶装置28内に格納されたプログラムを読み出して実行するものとして説明するが、プログラムをCD−ROM等の記憶媒体に格納してCPU24に提供し、又はプログラムを通信IF30を介して提供することも可能である。
次に、CPU24において制御プログラムが実行されることにより実現されるシステムコントローラ16の機能構成を図4に示す。
システムコントローラ16は、図4に示されるように、画像受付部32と、原稿画像データ格納部34と、ジョブ制御部36と、画像出力制御部38と、コマンド通信インタフェース(IF)部40と、合成位置受付部41と、出力サイズ再定義部42と、付加画像データ格納部43と、付加画像生成部44と、画像合成制御部46と、合成画像データ格納部47と、画像データ転送部48とを備えている。
画像受付部32は、画像読取装置18によって原稿が読み取られ、原稿画像として受け付けるよう制御する。
原稿画像データ格納部34は、画像受付部32に受け付けられた原稿画像データを格納する。
ジョブ制御部36は、操作者の指示等によって、画像形成装置20の出力用紙を手差しジョブ又はトレイジョブに切り換えて制御する。ジョブの選択は、UI装置22への入力によって選択されてもよいし、端末装置14からの指示によって選択されてもよいし、手差しトレイに用紙がセットされたことを検知して手差しジョブに切り換えられるようにしてもよい。
画像出力制御部38は、ジョブ制御部36により選択されたジョブにより原稿画像を出力するか否か制御する。
コマンド通信IF部40は、画像形成装置20に対して画像受付部32に受け付けられた原稿画像データを送信したり、後述する出力サイズ再定義部42により再定義された出力用紙サイズを画像形成装置20へ送信する。
合成位置受付部41は、操作者の指示等によって、画像受付部32に受け付けられた原稿画像データに対する付加画像データの合成位置(座標位置)を受け付ける。
出力サイズ再定義部42は、合成位置受付部41により受け付けられた座標位置と、後述する付加画像データ格納部43に格納されている付加画像データ情報と、画像出力制御部38から受信した原稿画像データ情報と、に基づいて、原稿画像に対して付加画像が完全に収まる出力サイズとしての外枠画像サイズを再定義する。
付加画像データ格納部43は、予め登録された又は端末装置14にて作成された複数の付加画像を格納し、各付加画像毎に付加画像データサイズ等の付加画像データ情報を有している。
付加画像生成部44は、付加画像データ格納部43に格納された付加画像データに基づいて合成する付加画像を生成する。
画像合成制御部46は、合成位置受付部41により受け付けられた座標位置と、付加画像データ情報と、原稿画像データ情報と、に基づいて、原稿画像に付加画像を合成するよう制御する。このとき、原稿画像の座標位置と合成画像の座標位置とを必要に応じてシフトして所定のサイズに出力されるよう制御する。
合成画像データ格納部47は、画像合成制御部46により合成された合成画像を格納する。
画像データ転送部48は、画像合成制御部46により合成された合成画像を画像形成装置20に転送する。
図5は、本実施形態の画像形成システムにおけるシステムコントローラ16の動作を示すフローチャートであって、印刷対象である出力用紙が手差しジョブである場合を示す図である。図6は、UI装置22の表示画面上で付加画像を合成する座標位置を設定する例を示す図である。
ステップ100(S100)において、画像受付部32は、画像読取装置18によって読み取られた原稿画像を受け付けて、原稿画像データサイズ(原稿画像幅、原稿画像長)等の原稿画像データ情報を取得する。
ステップ102(S102)において、取得された原稿画像データから原稿画像データサイズが検出されて原稿画像データに基づく出力用紙サイズが決定される。
ステップ104(S104)において、付加画像データ格納部43に格納されている付加画像データのうち原稿画像に対して合成する付加画像の座標位置を問い合わせる。具体的には、例えば図6に示されているように、UI装置22の表示画面上において、原稿画像の四隅のいずれかを起点として付加画像を合成するかを選択できるようにする。本実施形態においては、「自動」、「左上起点」、「左下起点」、「右上起点」又は「右下起点」のいずれかのボタンを選択し、原稿画像データの選択された座標位置を起点にした付加画像データの座標位置が合成位置受付部41に受け付けられる。「自動」が選択された場合には、原稿画像データの起点を設定できる。本実施形態では、原稿画像データの左上を起点(0,0)として、付加画像データの左上を座標位置(a,b)に合成する例について説明する。横軸をX軸、縦軸をY軸とし、起点から右側をX軸の正の方向、起点から下側をY軸の正の方向とする。また、UI装置22の表示画面上で付加画像の向きを「0°」「90°」「180°」「270°」のいずれかのボタンを選択することにより回転させることができる。
ステップ106(S106)において、ステップ102(S102)で決定した出力用紙サイズが送信される。
ステップ108(S108)において、出力サイズ再定義部42は、ステップ100及びステップ102において取得された原稿画像データ情報と、付加画像データ情報と、ステップ104において受け付けられた原稿画像に対する付加画像の座標位置と、から付加画像が完全に収まる外枠画像サイズ(外枠画像幅、外枠画像長)を算出し、出力用紙の出力サイズが再定義される。
図7は、ステップ108(S108)における出力サイズ再定義部42の動作について詳細に示すフローチャートである。
ステップ200(S200)において、原稿画像に合成する付加画像の付加画像データ情報を取得する。具体的には、付加画像幅と付加画像長の付加画像データサイズを取得する。
ステップ202(S202)において、付加画像が収まる外枠画像幅よりステップ102(S102)で決定した出力用紙幅が大きいか否かを判定する。出力用紙幅が大きいと判定された場合にはステップ204(S204)へ移行してステップ102(S102)で決定した出力用紙幅に再定義してステップ208(S208)へ移行する。出力用紙幅が小さいと判定された場合にはステップ206(S206)へ移行する。
ステップ206(S206)において、付加画像が収まる外枠画像幅の1サイズ大きい定型幅の出力幅に再定義する。
ステップ208(S208)において、付加画像が収まる外枠画像長より出力用紙長が大きいか否かを判定する。出力用紙長が大きいと判定された場合にはステップ210(S210)へ移行してステップ102(S102)で決定した出力用紙長に再定義して処理を終了する。出力用紙長さが小さいと判定された場合にはステップ212(S212)へ移行する。
ステップ212(S212)において、付加画像データが収まる外枠画像長の出力長に再定義して処理を終了する。
そして、ステップ110(S110)において、再定義した用紙サイズを画像形成装置への印刷指示として通知する。
ステップ112(S112)において、付加画像生成部44は、付加画像データ格納部43に格納された付加画像データに基づいて生成する。
ステップ114(S114)において、画像合成制御部46は、原稿画像データ情報と、付加画像データ情報と、ステップ104において受け付けられた原稿画像に対する付加画像の座標位置と、に基づいて原稿画像と付加画像のシフト量を算出する。
図9は、ステップ114(S114)の原稿画像と付加画像のシフト量算出処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップ300(S300)において、原稿画像データ左上の座標位置を起点として、ステップ104において受け付けられた付加画像データの座標位置(a,b)のX座標aが0より大きいか否かを判定する。付加画像データのX座標aが0より大きい場合にはステップ302(S302)へ移行して、付加画像のX座標aを付加画像データのX軸方向のシフト量、原稿画像データのX軸方向のシフト量を0としてステップ306(S306)へ移行する。付加画像データのX座標aが0より小さい場合にはステップ304(S304)へ移行する。
ステップ304(S304)において、付加画像データのX座標aが0より小さい場合には、付加画像データのX軸方向のシフト量を0、原稿画像データをX軸方向に付加画像データのX座標a分シフトする。
ステップ306(S306)において、付加画像データの座標位置(a,b)のY座標bが0より大きいか否かを判定する。付加画像データのY座標bが0より大きい場合にはステップ308(S308)へ移行して、付加画像データのY軸方向のシフト量を付加画像データのY座標b、原稿画像データのY軸方向のシフト量を0としてステップ312(S312)へ移行する。付加画像データのY座標bが0より小さい場合にはステップ310(S310)へ移行する。
ステップ310(S310)において、付加画像データのY座標bが0より小さい場合には、付加画像データのY軸方向のシフト量を0、原稿画像データをY軸方向に付加画像データのY座標b分シフトする。
ステップ312(S312)において、出力用紙サイズの指定があるか否かを判定する。指定がない場合には処理を終了する。指定がある場合にはステップ314(S314)へ移行する。
ステップ314(S314)において、センタリング処理の指定があるか否かを判定する。指定がない場合には処理を終了する。指定がある場合にはステップ316(S316)へ移行する。
ステップ316(S316)において、ステップ108において算出された外枠画像サイズ(外枠画像幅、外枠画像長)を呼び出す。
ステップ318(S318)において、出力用紙サイズと外枠画像サイズから後述するシフト量を算出する。
具体的には、指定された出力用紙サイズに対する原稿画像のシフト量は、
X軸方向のシフト量=(出力用紙幅―外枠画像幅)/2
Y軸方向のシフト量=(出力用紙長―外枠画像長)/2
で算出され、
付加画像のシフト量は、上記原稿画像のシフト量に付加画像データのX座標aとY座標bをそれぞれ加算して、センタリング処理を終了する。
ステップ116(S116)において、ステップ108において再定義された出力用紙サイズに原稿画像データと付加画像データを合成する。
ステップ118(S118)において、画像データ転送部44は、ステップ116において形成された合成画像データを画像形成装置20へ転送する。
以下、上述した出力サイズ再定義処理とシフト量算出処理について具体例を挙げて詳述する。
図10は、本発明の一実施形態における画像形成システムに用いる(a)は原稿画像の一例を示す図であって、(b)は付加画像の一例であるスタンプ画像を示す図であって、(c)は出力用紙の一例を示す図である。図11から図15には、この画像形成システム1による合成処理を説明する図が示されている。
図11は、原稿画像に対して右側にスタンプ画像を合成する例を示している。
原稿画像に対して右側にスタンプ画像を合成する場合には、
出力幅(外枠画像幅)=スタンプ画像のX座標a+スタンプ画像幅
出力長(外枠画像長)=原稿画像長
が算出されて、出力用紙サイズが再定義され(図11(b))、原稿画像の座標位置(0,0)に対して、スタンプ画像が座標位置(a、b)に合成されて再定義された出力用紙に出力される(図11(c))。
図12は、原稿画像に対して下側にスタンプ画像を合成する例を示している。
原稿画像に対して下側にスタンプ画像を合成する場合には、
出力幅(外枠画像幅)=原稿画像幅
出力長(外枠画像長)=スタンプ画像のY座標b+スタンプ画像長
が算出されて、出力用紙サイズが再定義され(図12(b))、原稿画像の座標位置(0,0)に対して、スタンプ画像が座標位置(a、b)に合成されて再定義された出力用紙に出力される(図12(c))。
図13は、原稿画像に対して左側にスタンプ画像を合成する例を示している。
原稿画像に対して左側にスタンプ画像を合成する場合には、
出力幅(外枠画像幅)=スタンプ画像のX座標a×(−1)+スタンプ画像幅
出力長(外枠画像長)=原稿画像長
が算出されて、出力用紙サイズが再定義される(図13(b))。そして、原稿画像がX軸方向にスタンプ画像のX座標a×(−1)分シフトして、座標位置(−a、0)にシフトされ、スタンプ画像が座標位置(0、b)に合成されて、再定義された出力用紙に合成される(図13(c))。
図14は、原稿画像データに対して上側にスタンプ画像を合成する例を示している。
原稿画像データに対して上側にスタンプ画像を合成する場合には、
出力幅(外枠画像幅)=原稿画像幅
出力長(外枠画像長)=スタンプ画像のY座標b×(−1)+スタンプ画像長
が算出されて、出力用紙サイズが再定義される(図14(b))。そして、原稿画像がY軸方向にスタンプ画像のY座標b×(−1)分シフトして、座標位置(0、−b)にシフトされ、スタンプ画像が座標位置(a、0)に合成されて、再定義された出力用紙に出力される(図14(c))。
図15は、上述した原稿画像データに対して右側に付加画像を合成する例に加えて指定された出力用紙に対してセンタリングして出力する例を示している。
指定された出力用紙(出力幅、出力長)に対してセンタリング処理する場合には、
原稿画像のX軸方向のシフト量=(出力幅―外枠画像幅)/2
原稿画像のY軸方向のシフト量=(出力長―原稿画像長)/2
スタンプ画像のX軸方向のシフト量
=(出力幅―外枠画像幅)/2+スタンプ画像のX座標a
スタンプ画像のY軸方向のシフト量
=(出力長―原稿画像長)/2+スタンプ画像のY座標b
が算出されて(図15(b))、合成され、出力用紙に対してセンタリングして出力される(図15(c))。
図16は、本実施形態における画像形成システムに用いられる画像形成装置20の露光動作を示すフローチャートである。
ステップ400(S400)において、システムコントローラ16の制御により、原稿画像に付加画像が合成された合成画像サイズと出力用紙サイズが取得される。
ステップ402(S402)において、合成画像幅が出力用紙幅以下か否かが判定される。合成画像幅が出力用紙幅より大きい場合には、ステップ406(S406)へ移行して、露光幅が合成画像幅に設定されて次のステップ408(S408)へ移行する。合成画像幅が出力用紙幅以下である場合には、ステップ404(S404)へ移行する。
ステップ404(S404)において、露光幅を出力用紙幅に設定される。
ステップ408(S408)において、露光が開始される。
ステップ410(S410)において、露光が合成画像長終了したか否かが判定される。終了した場合には、露光を終了する(ステップ414(S414))。終了していない場合には、ステップ412(S412)へ移行して、出力用紙の終端が検出されたか否かが判定され、終端が検出されたらステップ414へ移行して露光を終了する。終端が検出されなければ、ステップ410の処理へ戻る。
上述の動作により、出力サイズと用紙サイズが一致しない場合に、合成画像がない出力用紙幅を超える部分に露光をしないことにより機内汚れが防止される。
図17は、他の実施形態に係るシステムコントローラ16の動作を示すフローチャートであって、印刷対象である出力用紙がトレイから排出されるトレイ選択ジョブである場合を示す図である。なお、上述の実施形態と同一の処理は、同一の符号が示され、説明を省略している。
ステップ100(S100)において、画像受付部32は、画像読取装置18によって読み取られた原稿画像を受け付けて、原稿画像データサイズ(原稿画像幅、原稿画像長)等の原稿画像データ情報を取得する。
ステップ102(S102)において、取得された原稿画像データから原稿画像データサイズが算出されて原稿画像データに基づく出力用紙サイズが決定される。
ステップ104(S104)において、原稿画像に対して合成する付加画像の座標位置を問い合わせる。
ステップ108(S108)において、出力サイズ再定義部42は、ステップ100及びステップ102において取得された原稿画像データ情報と、付加画像データ情報と、ステップ104において受け付けられた原稿画像に対する付加画像の座標位置と、から付加画像が完全に収まる外枠画像サイズ(外枠画像幅、外枠画像長)を算出し、出力用紙の出力サイズが再定義される。
ステップ109(S109)において、再定義されたサイズの出力用紙がトレイにセットされているか否かを判定する。セットされていると判定された場合には、次のステップ110(S110)へ移行する。セットされていないと判定された場合には、用紙が給紙トレイにセットされた後にステップ108の処理に戻って、新たにセットされた用紙に基づいて出力用紙の出力サイズが再定義される。
ステップ110(S110)において、再定義された出力用紙がセットされたら印刷指示を行う。
ステップ112(S112)において、付加画像生成部44は、付加画像データ格納部43に格納された付加画像データに基づいて生成する。
ステップ114(S114)において、画像合成制御部46は、原稿画像データ情報と、付加画像データ情報と、ステップ104において受け付けられた原稿画像に対する付加画像の座標位置と、に基づいて原稿画像と付加画像のシフト量を算出する。
ステップ116(S116)において、ステップ108において再定義された出力サイズに原稿画像データと付加画像データを合成する。
ステップ118(S118)において、画像データ転送部44は、ステップ116において形成された合成画像データを画像形成装置20へ転送する。
なお、本実施形態においては、原稿画像に対して1つの付加画像を合成する例について説明したが、これに限らず、2つ以上の付加画像を合成する場合であっても適用され、その場合には、全ての付加画像が完全に収まるより外側の領域を外枠画像サイズとするのが好ましい。
また、本実施形態においては、合成画像に対して出力用紙が大きい場合を例にして説明したが、合成画像に対して出力用紙が小さい場合にも適用され、その場合には合成画像を出力用紙に収まる大きさに縮小して合成するのが好ましい。
また、本実施形態においては、セットされた用紙サイズが再定義された出力用紙サイズと異なる場合に、UI装置の画面上において適切なサイズをセットするよう表示する例について説明したが、これに限らず、例えば適切な用紙サイズではない等の警告をしてもよく、適切な用紙サイズを収容した手差しトレイ又は給紙トレイから給紙されるように自動的に切り換えるようにしてもよく、適切なサイズがセットされるまで印刷を禁止するようにしてもよい。
1 画像形成システム
14 端末装置
16 システムコントローラ
18 画像読取装置
20 画像形成装置
22 UI装置
32 画像受付部
36 ジョブ制御部
38 画像出力制御部
40 コマンド通信IF部
41 合成位置受付部
42 出力サイズ再定義部
44 付加画像生成部
46 画像合成制御部
48 画像データ転送部

Claims (6)

  1. 原稿画像を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられた原稿画像の大きさに関する情報から出力サイズを決定する決定手段と、
    前記受付手段により受け付けられた原稿画像に付加画像を合成する合成手段と、
    原稿画像の大きさに関する情報と、付加画像の大きさに関する情報と、付加画像の原稿画像に対する座標位置と、を含む情報から、原稿画像と付加画像が収まる外枠画像サイズを算出し、算出した外枠画像サイズが前記決定手段により決定された出力サイズよりも大きい場合に、算出した外枠画像サイズよりも大きくなるように出力サイズを再定義する出力サイズ再定義手段と、
    前記出力サイズ再定義手段により再定義された出力サイズに合成画像を出力する出力手段と、
    を有する画像処理装置。
  2. 前記原稿画像の起点のX座標およびY座標をそれぞれ0とした場合に、前記付加画像の座標位置のX座標またはY座標のいずれかが0より小さい場合には、前記付加画像および前記原稿画像を、前記付加画像の座標位置のX座標およびY座標のいずれもが0以上となるように移動する移動手段をさらに備えた請求項1記載の画像処理装置。
  3. 原稿を読み取る読取装置と、
    前記読取装置により読み取られた原稿画像を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられた原稿画像の大きさに関する情報から出力サイズを決定する決定手段と、
    前記受付手段により受け付けられた原稿画像に付加画像を合成する合成手段と、
    原稿画像の大きさに関する情報と、付加画像の大きさに関する情報と、付加画像の原稿画像に対する座標位置と、を含む情報から、原稿画像と付加画像が収まる外枠画像サイズを算出し、算出した外枠画像サイズが前記決定手段により決定された出力サイズよりも大きい場合に、算出した外枠画像サイズよりも大きくなるように出力サイズを再定義する出力サイズ再定義手段と、
    前記出力サイズ再定義手段により再定義された出力サイズに合成画像を出力する出力手段と、
    前記出力手段により出力された合成画像を形成する画像形成装置と、
    を有する画像形成システム。
  4. 前記画像形成装置は、前記原稿画像の起点のX座標およびY座標をそれぞれ0とした場合に、前記付加画像の座標位置のX座標またはY座標のいずれかが0より小さい場合には、前記付加画像および前記原稿画像を、前記付加画像の座標位置のX座標およびY座標のいずれもが0以上となるように移動する移動手段をさらに備えた請求項3記載の画像形成システム。
  5. 原稿画像を受け付けるステップと、
    受け付けられた原稿画像の大きさに関する情報から出力サイズを決定するステップと、
    受け付けられた原稿画像に付加画像を合成するステップと、
    原稿画像の大きさに関する情報と、付加画像の大きさに関する情報と、付加画像の原稿画像に対する座標位置と、を含む情報から、原稿画像と付加画像が収まる外枠画像サイズを算出し、算出した外枠画像サイズが決定された出力サイズよりも大きい場合に、算出した外枠画像サイズよりも大きくなるように出力サイズを再定義するステップと、
    再定義された出力サイズに合成画像を出力するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  6. 前記原稿画像の起点のX座標およびY座標をそれぞれ0とした場合に、前記付加画像の座標位置のX座標またはY座標のいずれかが0より小さい場合には、前記付加画像および前記原稿画像を、前記付加画像の座標位置のX座標およびY座標のいずれもが0以上となるように移動するステップをさらに備えた請求項5記載のプログラム。
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