JP6631873B2 - シューズクリーナ - Google Patents

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Description

この発明は、靴の除菌や脱臭等を行うことができるシューズクリーナに関するものである。
従来、この種の技術としては、例えば、紫外線ランプを用いた装置(特許文献1参照)と、オゾンを用いた装置(特許文献2及び特許文献3)とがある。
特許文献1に記載の装置は、紫外線ランプを有した小型の装置であり、装置自体を靴内部に配置して、靴内の除菌を、紫外線ランプから発する紫外線によって行う。
また、特許文献2に記載の装置は、オゾン発生器と電源制御装置とを外箱内に内蔵した構造である。かかる構造により、この装置の外箱を靴内に挿入し、オゾンをオゾン発生器から外箱の広い空間内に発生させることで、外箱の孔から靴内に放出したオゾンによって、靴内を除菌等する。
これに対して、特許文献3に記載の装置は、オゾン発生器だけでなく、ファン等も有している。これにより、オゾンをオゾン発生器から外箱の広い空間内に発生させるだけでなく、発生させたオゾンを、ファンやノズルを用いて強制的に吹き出すことができる。
特開1993−220208号公報 特開平11−104223号公報 特開2006−034925号公報
しかし、上記した従来の技術では、次のような問題があった。
特許文献1に記載の装置では、靴内の除菌等を、紫外線ランプで発生させた紫外線を照射して行う構造であるので、除菌等することができる箇所が、紫外線が当たる箇所に限られる。そのため、例えば、靴の中敷きの陰に隠れている箇所やつま先等、紫外線が届きにくい箇所では、十分な除菌効果を得ることができない。
これに対して、特許文献2や特許文献3に記載の装置では、オゾンを用いるため、靴内部の全てを除菌等することが可能である。しかしながら、これらの装置は、オゾン発生器等を広い空間を有する外箱内に内蔵した構造であるので、装置自体が大型化してしまう。
特に、特許文献3に記載の装置では、オゾン発生器だけでなく、ファンやノズル等の機構を、外箱内に設ける必要があるので、装置自体がさらに大型化するおそれがある。さらに、オゾン発生器を作動させる電力だけでなく、ファンを作動させるための電力も必要となるので、作動時の電力消費が多くなる。
この発明は、上述した課題を解決するためになされたもので、靴内のあらゆる箇所の除菌等が可能であり、しかも、小型で消費電力も小さいシューズクリーナを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、一方の靴の内部を除菌等するための第1のクリーナ部と、他方の靴の内部を除菌等するための第2のクリーナ部と、対向する第1及び第2のクリーナ部を接近及び離反可能に支持すると共に第1及び第2のクリーナ部を接近させる方向に付勢する挟持機構とを備えるシューズクリーナであって、第1のクリーナ部は、一方の靴の履口から靴内に挿入可能なプレート状の第1の蓋部と、第1の蓋部の裏面に貼り付けられた第1の電極シートと、第1の蓋部の表面側に立設された第1のハウジングとを有し、第2のクリーナ部は、他方の靴の履口から靴内に挿入可能なプレート状の第2の蓋部と、第2の蓋部の裏面に貼り付けられた第2の電極シートと、第2の蓋部の表面側に立設された第2のハウジングとを有し、第1及び第2の電極シートは、1対の電極の少なくとも一方の電極がシート状の誘電体内部に収納された構造をなし、第1のハウジングは、オゾン発生に必要な電圧を第1及び第2の電極シートに供給するための電圧供給部を収納する構成とした。
かかる構成により、第1の電極シートを靴底側に向けた状態で、第1のクリーナ部の第1の蓋部を一方の靴の履口から内部にほぼ水平に挿入すると共に、第2の電極シートを靴底側に向けた状態で、第2のクリーナ部の第2の蓋部を他方の靴の履口から内部にほぼ水平に挿入することができる。第1及び第2の蓋部を靴の内部に挿入した後、挟持機構を用いて、第1及び第2のクリーナ部を接近させる方向に付勢すると、第1及び第2のクリーナ部が、双方の靴の側部を挟持する。かかる状態では、第1及び第2のクリーナ部の第1及び第2の蓋部が、一方及び他方の靴のそれぞれの内部に位置し、第1の蓋部が、一方の靴の履口を内側から塞ぐと共に、第2の蓋部が、他方の靴の履口を内側から塞いだ状態になる。また、第1の蓋部裏面の第1の電極シートが、一方の靴の靴底に対面すると共に、第2の蓋部裏面の第2の電極シートが、他方の靴の靴底に対面した状態になる。
かかる状態で、第1のハウジングに収納された電圧供給部を作動させることで、所望の電圧が、第1及び第2のクリーナ部の第1及び第2の電極シートに供給され、オゾンが、第1及び第2の電極シートから放出される。
このとき、第1の蓋部(第2の蓋部)の第1の電極シート(第2の電極シート)が、靴底に対面した状態になっているので、第1の電極シート(第2の電極シート)から放出されたオゾンが、直接靴底に吹き付けられることとなり、靴底が十分に除菌及び脱臭される。
また、気体であるオゾンは、紫外線等の光と異なり、靴の中敷きの陰に隠れている箇所やつま先等にも十分に行き渡るので、靴内のあらゆる箇所を除菌及び脱臭することができる。
さらに、第1の蓋部(第2の蓋部)が、靴底側の空間に蓋をした状態で位置するので、オゾンは、ほとんど漏れることなく、靴底側の空間に充満することとなる。この結果、十分な除菌と脱臭とを、低濃度のオゾンで実行することができ、その分、電圧供給部から第1及び第2の電極シートに供給する電圧を低くすることができ、消費電力の低減化を図ることができる。
つまり、この発明によれば、一方及び他方の靴を第1及び第2のクリーナ部によって挟持した状態で、双方の靴を同時に除菌及び脱臭することができる。
また、この発明では、電圧供給部を第1のクリーナ部の第1のハウジング内に収納し、簡単な構造の挟持機構を第1及び第2のクリーナ部間に設けただけの構成であるので、第1及び第2のクリーナ部の全体を、小さくすることができる。つまり、上記した特許文献2及び特許文献3に記載の装置のように、オゾンを発生させる空間や送風用ファンを収納するための空間を、第1及び第2のクリーナ部に設ける必要がないので、その分、外形の小型化と構造の簡略化とを図ることができる。
この結果、保管場所の省スペース化を、外形の小型化によって可能にすると共に、作動時の消費電力のさらなる低減化を、構造の簡略化によって可能にしている。
請求項2の発明は、請求項1に記載のシューズクリーナにおいて、挟持機構は、第1及び第2のハウジングをこれらの上端部で回転自在に支持するヒンジ機構と、第1及び第2のクリーナ部を接近させる方向に付勢するバネ部材とによって構成されている。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のシューズクリーナにおいて、第1及び第2の電極シートの少なくとも誘電体を、高分子樹脂で形成した構成とする。
かかる構成により、少なくとも誘電体が高分子樹脂で形成された第1及び第2の電極シートによって、オゾンを発生することができる。
通常は、オゾン発生体の材料として、セラミックスを用いるが、この発明のように、オゾン発生体として、少なくとも誘電体が高分子樹脂のシートを用いることで、第1及び第2の電極シートの薄型化、軽量化を図ることができる。また、高分子樹脂は、割れるおそれがないため、一般ユーザにとっても扱いやすく、さらに、第1及び第2の電極シートを任意の形状に加工することも容易である。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のシューズクリーナにおいて、第1及び第2の電極シートにおける1対の電極は、それぞれ櫛歯状に形成され、これら1対の電極の櫛歯同士が、一定間隔を保って、噛み合っている構成とした。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のシューズクリーナにおいて、第1及び第2の電極シートにおける1対の電極の一方の電極を、誘電体内部に収納し、多数の孔を有した他方の電極又は櫛歯状の他方の電極のいずれかを、一方の電極に対向させた状態で、誘電体上に配設した構成とする。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のシューズクリーナにおいて、第1及び第2の蓋部のそれぞれの裏面に、第1及び第2の電極シートをそれぞれ収容した多孔性のカバーを設けた構成とする。
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のシューズクリーナにおいて、第1及び第2の蓋部のそれぞれは、前蓋部と後蓋部とこれらを連結した連結部材とで形成され、前蓋部が連結部材を中心に回転可能に支持されている構成とした。
かかる構成により、第1及び第2の蓋部の前蓋部を、適当な角度だけ回転させて折っておくことで、シューズクリーナを、狭い履口を有したロングブーツにも取り付けることができる。そして、未使用時には、前蓋部を、後蓋部の裏面まで回転させて、折り畳んでおくことで、シューズクリーナを、小さなスペースの保管場所に保管することができる。
以上詳しく説明したように、この発明によれば、第1及び第2のクリーナ部で一方及び他方の靴を挟持した状態で、双方の靴を同時に除菌及び脱臭することができると共に、靴内のあらゆる箇所を除菌及び脱臭することができる、という優れた効果がある。
さらに、第1及び第2の蓋部の作用により、低濃度のオゾンで、十分な除菌と脱臭が可能であり、その分、消費電力の低減化を図ることができる。
また、この発明では、外形の小型化と構造の簡略化とを図ることができるので、保管場所の省スペース化と消費電力のさらなる低減化を図ることができる。
特に、請求項3の発明によれば、第1及び第2の電極シートの薄型化、軽量化を図ることができると共に、第1及び第2の電極シートの取り扱いや加工を容易に行うことができる。
この発明の第1実施例に係るシューズクリーナを示す斜視図である。 図1の矢視A−A断面図である。 電極シートを破断して示す概略平面図である。 昇圧回路によるオゾン発生機能を説明するための概略断面図である。 挟持機構の構造を示す平面図である。 挟持機構の機能を説明するための概略図であり、図6の(a)は、クリーナ部を閉じた状態を示し、図6の(b)は、クリーナ部を開いた状態を示す。 シューズクリーナの使用例を説明するための概略断面図であり、図7の(a)は、シューズクリーナを靴に取り付ける直前の状態を示し、図7の(b)は、シューズクリーナを靴に取り付けた状態を示す。 この発明の第2実施例に係るシューズクリーナの要部を示す概略断面図である。 図8に示す要部を分解して示す斜視図である。 第2実施例で適用された電極の変形例を示す平面図であり、図10の(a)は、第1変形例を示し、図10の(b)は、第2変形例を示す。 この発明の第3実施例に係るシューズクリーナを示す断面図である。 この発明の第4実施例に係るシューズクリーナを示す側面図である。 シューズクリーナの使用例図であり、図13の(a)は、ロングブーツに使用した例を示し、図13の(b)は、シューズクリーナを折り畳んだ状態を示す。 この発明の第5実施例に係るシューズクリーナの要部を示す概略断面図である。 この発明の第6実施例に係るシューズクリーナを一部破断して示す正面図である。 シューズクリーナの使用例図である。
以下、この発明の最良の形態について図面を参照して説明する。
(実施例1)
図1は、この発明の第1実施例に係るシューズクリーナを示す斜視図であり、図2は、図1の矢視A−A断面図である。
図1及び図2に示すように、この実施例のシューズクリーナ1は、靴の内部を除菌及び脱臭するため装置であり、第1のクリーナ部としてのクリーナ部2−1と、第2のクリーナ部としてのクリーナ部2−2と、挟持機構3とを備えている。
クリーナ部2−1は、1足の靴の一方の靴の除菌等するためのものであり、第1の蓋部としての蓋部4−1と、第1の電極シートとしての電極シート5−1と、第1のハウジングとしてのハウジング6−1とで形成されている。
蓋部4−1は、プラスチックで形成されたプレート状の部材であり、一方の靴の履口から靴内に挿入可能な略半楕円の形状及び大きさをなす。その大きさは、靴の履口の大きさの70パーセント以上に設定されている。この蓋部4−1の裏面に、蓋部4−1と同形状の電極シート5−1が貼り付けられている。
図3は、電極シートを破断して示す概略平面図である。
図3に示すように、電極シート5−1は、シート状の誘電体50とこの誘電体50内部に収納された1対の電極51,52とで形成されている。
具体的には、誘電体50は、2層の誘電体層50a,50bで構成されており、電極51,52が下層の誘電体層50b上に形成され、上層の誘電体層50aが、電極51,52を覆うように、誘電体層50b上に積層されている。そして、1対の電極51,52のそれぞれは、櫛歯状に形成され、これら櫛歯51a,52a同士が、一定間隔を保つように噛み合わされている。
このような電極シート5−1は、全て高分子樹脂で形成されている。この実施例では、誘電体層50a,50bを、それぞれポリイミド樹脂で形成しただけでなく、電極51,52も高分子樹脂である導電性ポリマーで形成した。
ハウジング6−1は、図2に示すように、蓋部4−1の表面側に立設されている。このハウジング6−1も、蓋部4−1と同様に、プラスチックで形成されている。
一方、クリーナ部2−2は、1足の靴の他方の靴の除菌等するためのものであり、第2の蓋部としての蓋部4−2と、第2の電極シートとしての電極シート5−2と、第2のハウジングとしてのハウジング6−2とを備えている。
このクリーナ部2−2は、図1及び図2に示すように、クリーナ部2−1と面Mに関してほぼ面対称な形状と構造になっている。
具体的には、蓋部4−2は、蓋部4−1と面対称な形状のプラスチック製部材であり、電極シート5−2が、この蓋部4−2の裏面に貼り付けられている。この電極シート5−2も、図3に示すように、電極シート5−1と同様に、1対の電極51,52が、2層の誘電体層50a,50bで成るシート状の誘電体50の内部に収納された構造になっている。また、ハウジング6−2は、ハウジング6−1と面対称状態で、蓋部4−2の表面側(図2の上側)に立設されている。このハウジング6−2も、蓋部4−2と同様に、プラスチックで形成されている。
上記したクリーナ部2−1のハウジング6−1内には、電圧供給部としての昇圧回路7が収納されている。
この昇圧回路7は、オゾン発生に必要な電圧を電極シート5−1とクリーナ部2−2の電極シート5−2とに供給するための回路である。
具体的には、図2及び図3に示すように、電池70が、クリーナ部2−2のハウジング6−2内に収納され、スイッチ71を介して、昇圧回路7の入力端7a,7bに電気的に接続されている。
電池70は、この実施例では、例えば直流3Vの電圧を昇圧回路7に供給するための電源であり、スイッチ71によって、その供給をオン又はオフさせることができる。
スイッチ71は、ハウジング6−2の天壁60bに組み付けられており、スイッチ71を操作する押しボタン71aの頭部が、天壁60bから上方に突出している。
このスイッチ71を介して電池70に接続された昇圧回路7の出力端7c,7dは、電極シート5−1の電極51,52と電極シート5−2の電極51,52とのそれぞれに電気的に接続されている。
これにより、昇圧回路7は、電池70からの直流電圧を、オゾン発生に必要な電圧に昇圧して、電極シート5−1(5−2)の電極51,52(51,52)に供給することができる。この実施例では、昇圧回路7は、電池70から入力した3Vの直流電圧を例えば2kV〜10kVの交流電圧又はパルス電圧に昇圧して、電極シート5−1(5−2)の電極51,52(51,52)に印加する。
また、この昇圧回路7とスイッチ71との間には、LEDランプ72が設けられている。具体的には、LEDランプ72が、ハウジング6−1の天壁60aに組み付けられ、その頭部が、天壁60aから突出している。
図4は、昇圧回路7によるオゾン発生機能を説明するための概略断面図である。
昇圧回路7が、上記のように電極シート5−1(5−2)に接続されていることにより、図4に示すように、スイッチ71をオンにすることで、電池70の直流電圧3Vが昇圧回路7に入力され、2kV〜10kVの交流又はパルス状の高電圧が、昇圧回路7から電極シート5−1(5−2)の電極51,52(51,52)に供給される。この結果、放電が電極51,52間に生じ、オゾンO3が、電極シート5−1(5−2)の下面から下方に向かって放出されることとなる。また、LEDランプ72が、スイッチ71のオン動作と同時に点灯し、ユーザは、LEDランプ72の点灯によって、シューズクリーナ1が作動中であることを視認することができる。そして、LEDランプ72は、スイッチ71のオフ動作によって消灯する。
図1に示す挟持機構3は、上記のごとく面対称状態で対向するクリーナ部2−1,2−2を接近及び離反可能に支持すると共にクリーナ部2−1,2−2を互いに接近させる方向に付勢する機構である。この実施例では、挟持機構3をクリーナ部2−1,2−2の上部に組み込むことで、クリーナ部2−1,2−2全体をクリップ状に形成した。
図5は、挟持機構3の構造を示す平面図である。
図2に示すように、挟持機構3は、ヒンジピン30と、バネ部材としてのコイルバネ31と、摘み32,33とを備えている。
具体的には、図5に示すように、1対の突出部34a,34bが、ハウジング6−1の上端部の前後(図5の下上)にそれぞれ突設され、突出部34a,34bに当接するように、1対の突出部35a,35bが、ハウジング6−2の上端部に突設されている。そして、ヒンジピン30が、突出部34a,34b,35a,35bに挿通されている。つまり、ヒンジピン30と突出部34a,34b,35a,35bとによって、ヒンジ機構が構成されている。そして、コイルバネ31がヒンジピン30の外側に嵌められ、コイルバネ31の前端部31aがハウジング6−1側に固定され、後端部31bがハウジング6−2側に固定されている。
図6は、挟持機構3の機能を説明するための概略図であり、図6の(a)は、クリーナ部2−1,2−2を閉じた状態を示し、図6の(b)は、クリーナ部2−1,2−2を開いた状態を示す。
上記したように、ヒンジ機構によって、クリーナ部2−1,2−2が、ヒンジピン30を中心に自由に回転することができるようになっている。そして、コイルバネ31によって、クリーナ部2−1,2−2が、図6の(a)に示すように、互いに接近する方向に付勢されている。したがって、常時は、クリーナ部2−1,2−2は閉じた状態になっている。そして、図6の(b)に示すように、挟持機構3の摘み32,33を摘んで、クリーナ部2−1,2−2を、ヒンジピン30を中心に、互いに離れる方向に回転させることで、クリーナ部2−1,2−2を開くことができる。このとき、摘み32,33に対する摘み力を、コイルバネ31の付勢力に抗して、強めたり、弱めたりすることで、クリーナ部2−1,2−2の開度θを調整することができる。そして、摘み32,33に対する摘み力を、解放することで、図6の(a)に示すように、クリーナ部2−1,2−2が、コイルバネ31の付勢力によって閉じる。
次に、この実施例のシューズクリーナ1の使用例について説明する。
図7は、シューズクリーナ1の使用例を説明するための概略断面図であり、図7の(a)は、シューズクリーナ1を靴に取り付ける直前の状態を示し、図7の(b)は、シューズクリーナ1を靴に取り付けた状態を示す。
図7の(a)に示すように、シューズクリーナ1を一足の靴100A,100Bに取り付けるには、まず、電極シート5−1,5−2を下側に向けた状態で、シューズクリーナ1を、靴100A,100Bの隣り合うアッパー側部101A,101Bの真上に配する。そして、挟持機構3の摘み32,33を摘んで、クリーナ部2−1,2−2を所望の開度θ迄開く。
かかる状態で、シューズクリーナ1の蓋部4−1及び電極シート5−1を、履口102Aを通じて一方の靴100Aの内部に挿入すると共に、蓋部4−2及び電極シート5−2を、履口102Bを通じて他方の靴100Bの内部に挿入する。
そして、シューズクリーナ1の蓋部4−1,4−2及び電極シート5−1,5−2が、靴100A,100B内で、ほぼ水平になるように、クリーナ部2−1,2−2の向きを調整した後、挟持機構3の摘み32,33に対する摘み力を解放する。
すると、挟持機構3のコイルバネ31によって、クリーナ部2−1,2−2が閉じる方向に接近し、図7の(b)に示すように、クリーナ部2−1,2−2が、靴100A,100Bのアッパー側部101A,101Bを挟持した状態になる。
これにより、クリーナ部2−1(2−2)の蓋部4−1(4−2)が、靴100A(100B)の履口102A(102B)の70パーセント以上を内側から塞いだ状態になる。そして、蓋部4−1(4−2)裏面の電極シート5−1(5−2)が、靴100A(100B)の靴底103A(103B)に対面した状態になる。
かかる状態で、クリーナ部2−2の上面から突出している押しボタン71aを押し、スイッチ71(図2参照)をオンにする。すると、クリーナ部2−1のLEDランプ72が点灯すると共に、オゾンO3が、クリーナ部2−1,2−2の電極シート5−1,5−2の下面から靴底103A,103B側に向かって放出される。
このとき、蓋部4−1,4−2裏面の電極シート5−1,5−2が、靴100A,100Bの靴底103A,103Bに対面しているので、電極シート5−1,5−2から放出されたオゾンO3が、靴底103A,103Bに直接吹き付けられる。
気体であるオゾンO3は、靴100A,100Bの内部全体に十分に行き渡り、靴100A,100B内のあらゆる箇所を除菌及び脱臭する。したがって、紫外線等の光では除菌及び脱臭することができなかった中敷き110A,110Bの陰に隠れている箇所やつま先等も、十分に除菌及び脱臭することができる。
このようにして、この実施例のシューズクリーナ1によれば、1つの装置で、双方の靴100A,100Bを同時に除菌及び脱臭することができる。
ところで、気体であるオゾンO3は、対流によって、靴100A(100B)の履口102A(102B)から漏出するおそれがある。しかし、この実施例のシューズクリーナ1では、蓋部4−1(4−2)が、靴底103A(103B)の空間を上から蓋した状態で位置しているので、蓋部4−1(4−2)が、オゾンO3をこの空間内に閉じ込める。また、蓋部4−1(4−2)が履口102A(102B)よりも小さい場合にも、オゾンO3は空気よりも重いため、ほとんどのオゾンO3が、蓋部4−1(4−2)よりも下側の空間に溜まる。
この結果、オゾンO3は、履口102A(102B)からほとんど漏出することはない。
このように、オゾンO3が、ほとんど漏出することなく、靴100A(100B)内に充満することになるので、靴100A(100B)内を、低濃度のオゾンO3によって、十分に除菌及び脱臭することができる。この結果、シューズクリーナ1の消費電力を低減化することができる。
そして、除菌及び脱臭を終了した後に、クリーナ部2−2の押しボタン71aを再度押し、スイッチ71をオフ状態にする。すると、クリーナ部2−1のLEDランプ72が消灯すると共に、クリーナ部2−1,2−2の電極シート5−1,5−2からのオゾンの放出が停止する。この状態で、挟持機構3の摘み32,33を摘んで、クリーナ部2−1,2−2を開き、シューズクリーナ1を靴100A,100Bから取り外す。
ところで、この実施例のシューズクリーナ1は、図2に示したように、クリップ形状のクリーナ部2−1,2−2に、小さな電池70,昇圧回路7,スイッチ71,LEDランプ72及び電極シート5−1,5−2を装着しただけの簡単な構造である。つまり、シューズクリーナ1の作動時の消費電力の低減化が図られているだけでなく、装置の小型化も図られている。
したがって、シューズクリーナ1の使用後には、シューズクリーナ1を小さなスペースの保管場所に保管することができる。
(実施例2)
次に、この発明の第2実施例について説明する。
図8は、この発明の第2実施例に係るシューズクリーナの要部を示す概略断面図であり、図9は、図8に示す要部を分解して示す斜視図である。
図8に示すように、この実施例では、電極シート5−1(5−2)の構造が上記第1実施例の電極シートと異なる。
すなわち、一方の電極としての電極51’のみが誘電体50内部に収納され、他方の電極としての電極52’は、誘電体50の外部に設けられている。
具体的には、図9に示すように、ベタ状の電極51’が下層の誘電体層50b上に積層形成され、上層の誘電体層50aが、電極51’を覆うように誘電体層50b上に積層されている。そして、電極51’とほぼ同形の電極52’が、誘電体層50bの下に形成されている。さらに、保護層53が、電極52’の下に形成されている。
また、電極51’の角部には、端子部51a’が設けられ、その上の誘電体層50aの角部には、端子部51a’を覗く給電口50a1が形成されている。そして、昇圧回路7の出力端7cから延出した配線7c’が、給電口50a1を通って、電極51’の端子部51a’に接続されている。
一方、電極52’の角部には、端子部52b’が設けられ、その上の誘電体層50bの角部には、端子部52b’を覗く矩形状の給電口50b1が形成されている。さらに、給電口50b1と連通する給電口50a2が、誘電体層50aの角部に設けられている。そして、昇圧回路7の出力端7dから延出した配線7d’が、給電口50a2,50b1を通って、電極52’の端子部52b’に接続されている。
この電極52’には、多数の円形孔52a’が一定間隔で穿設されている。
この実施例の電極シート5−1(5−2)においても、上記第1実施例の電極シートと同様に、電極シート5−1(5−2)自体を、全て高分子樹脂で形成した。すなわち、誘電体層50a,50bと保護層53とを、それぞれポリイミド樹脂で形成しただけでなく、電極51’,52’も高分子樹脂である導電性ポリマーで形成した。
なお、この実施例では、保護層53を、誘電体50の下面にある電極52’の下に設けたが、保護層53は、必須の部材ではなく、場合によっては、設けることを要しない。
図10は、第2実施例で適用された電極の変形例を示す平面図であり、図10の(a)は、第1変形例を示し、図10の(b)は、第2変形例を示す。
この第2実施例では、図9に示したように、多数の円形孔52a’を有した電極52’を、他の電極として適用したが、図10の(a)に示すように、網状の電極52’−2を、他の電極として適用することができる。また、図10の(b)に示すように、櫛歯状の電極52’−3を、他の電極として適用することもできる。
その他の構成、作用及び効果は、上記第1実施例と同様であるので、それらの記載は省略する。
(実施例3)
次に、この発明の第3実施例について説明する。
図11は、この発明の第3実施例に係るシューズクリーナを示す断面図である。
図11に示すように、この実施例のシューズクリーナ1では、カバー8−1,8−2が、蓋部4−1,4−2に取り付けられている点が、上記第1及び第2実施例と異なる。
カバー8−1(8−2)は、全体として、蓋部4−1(4−2)と対応した形状を成し、蓋部4−1(4−2)裏面の電極シート5−1(5−2)を収納した状態で、蓋部4−1(4−2)の下側に取り付けられている。
具体的には、カバー8−1(8−2)は、底壁部80と周壁部81とで形成されており、周壁部81の内面上部が、蓋部4−1(4−2)の周縁に気密に固定され、オゾンを溜める空間Sが、底壁部80と電極シート5−1(5−2)との間に画成されている。
さらに、多数の孔83が、底壁部80に設けられている。
かかる構成により、合成樹脂の電極シート5−1(5−2)がカバー8−1(8−2)によって保護される。
また、電極シート5−1(5−2)で発生したオゾンが、空間Sに蓄えられた後、多数の円形の孔83を通じて均一に外部に放出される。
なお、底壁部80は、格子状に形成しても良いし、メッシュ状に形成しても良い。
その他の構成、作用及び効果は、上記第1及び第2実施例と同様であるので、それらの記載は省略する。
(実施例4)
次に、この発明の第4実施例について説明する。
図12は、この発明の第4実施例に係るシューズクリーナを示す側面図である。
この実施例のシューズクリーナ1では、蓋部4−1(4−2)と電極シート5−1(5−2)とが、折り曲げ可能に形成されている点が、上記第1〜第3実施例と異なる。
具体的には、図12に示すように、蓋部4−1(4−2)が、前蓋部41と後蓋部42とに分離され、これら前蓋部41と後蓋部42とが、連結部材40によって回転可能に支持されている。
この実施例では、連結部材40として、弾性ゴムを適用した。しかし、これに限定されるものではなく、コイルバネ,板バネ、蝶番等を、連結部材40として使用することもできる。
次に、この実施例のシューズクリーナ1の使用例について説明する。
図13は、シューズクリーナ1の使用例図であり、図13の(a)は、ロングブーツに使用した例を示し、図13の(b)は、シューズクリーナ1を折り畳んだ状態を示す。
図1等に示したように、上記第1〜第3実施例のシューズクリーナでは、長い蓋部4−1(4−2)が邪魔になって、ロングブーツに取り付けることができない。しかし、この実施例のシューズクリーナ1では、図13の(a)に示すように、蓋部4−1(4−2)の前蓋部41と電極シート5−1(5−2)の前半部を、回転させて折り曲げることにより、ロングブーツ130に取り付けることができる。
また、図13の(b)に示すように、前蓋部41を、後蓋部42側まで回転させて、蓋部4−1(4−2)と電極シート5−1(5−2)とを折り畳むことができ、シューズクリーナ1を、狭いスペースの場所にも保管することができる。
その他の構成、作用及び効果は、上記第1〜第3実施例と同様であるので、それらの記載は省略する。
(実施例5)
次に、この発明の第5実施例について説明する。
図14は、この発明の第5実施例に係るシューズクリーナの要部を示す概略断面図である。
この実施例では、タイマを設けた点が、上記第1〜第4実施例と異なる。
具体的には、図14に示すように、タイマ73をスイッチ71と昇圧回路7との間に介設した。
これにより、スイッチ71をオンすると、タイマ73と昇圧回路7が作動する。そして、タイマ73に設定された駆動時間が経過すると同時に、タイマ73が昇圧回路7を自動的に停止させる。
その他の構成、作用及び効果は、上記第1〜第4実施例と同様であるので、それらの記載は省略する。
(実施例6)
次に、この発明の第6実施例について説明する。
図15は、この発明の第6実施例に係るシューズクリーナを一部破断して示す正面図であり、図16は、シューズクリーナ1の使用例図である。
この実施例のシューズクリーナ1では、挟持機構の構成が、上記第1〜第5実施例の挟持機構3と異なる。
図15に示すように、この実施例の挟持機構3’も、上記挟持機構3と同様に、ヒンジピン30と突出部34a,34b,35a,35b(図5参照)とで成るヒンジ機構を有している。しかし、上記挟持機構3と異なり、コイルバネ31(図5参照)の代わりに、磁石36,37が用いられている。
具体的には、磁石36がクリーナ部2−1のハウジング6−1の内側壁62に取り付けられ、磁石37がクリーナ部2−2のハウジング6−2の内側壁63に取り付けられている。そして、互いに向き合った磁極が逆極性になるように、磁石36,37が配置されている。
かかる構成により、互いに向き合った磁極が逆極性になるように、磁石36,37が配置されているので、常時は、図15に示すように、磁石36,37が互いに引きつけられ、シューズクリーナ1のクリーナ部2−1,2−2が閉じた状態になる。
使用時には、図16に示すように、磁石36,37の磁力に抗して、クリーナ部2−1,2−2を開き、シューズクリーナ1を隣り合うアッパー側部101A,101Bに跨らせる。すると、磁石36,37の磁力によって、クリーナ部2−1,2−2が閉じて、アッパー側部101A,101Bを挟持した状態になる。
かかる状態で、押しボタン71aを押し、スイッチ71(図2参照)をオンすることで、靴100A,100B内を除菌及び脱臭することができる。
その他の構成、作用及び効果は、上記第1〜第5実施例と同様であるので、それらの記載は省略する。
なお、この発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内において種々の変形や変更が可能である。
例えば、上記実施例では、第1及び第2の蓋部として、靴の履口の大きさの70パーセント以上に設定した蓋部4−1,4−2を例示したが、第1及び第2の蓋部の大きさは、これに限定されるものではなく、靴内に挿入可能な大きさの蓋部を備えたシューズクリーナの全てを、この発明の範囲に含む。
また、上記実施例では、携帯性を図るため、電池70を電源としたが、電池70の代わりに、交流の商用電源を、直接使用する構成やDCアダプタを通じて使用する構成とすることもできる。
また、上記実施例では、電極シート5−1,5−2の電極51,52,51’,52’,52’−2,52’−3も、誘電体50と同じく高分子樹脂である導電性ポリマーで形成したが、電極51,52,51’,52’,52’−2,52’−3を銅等の金属箔や、炭素や銀等の導電性インクで形成しても良い。
また、上記第1実施例の電極シートでは、櫛歯状の1対の電極51,52を共に誘電体50内に収納した構成を採用し、第2実施例の電極シートでは、一方の電極51’を誘電体50内に収納すると共に他方の電極52’を誘電体50の下面に設けた構成を採用したが、電極シートの構成は、これに限らず、例えば、1対の電極を平板状に形成して、これら2つの電極を、一定間隔を保って、横並びにした構成にしても良く、また、1つの電極を共に渦巻き状に形成して、これら渦巻き状の1対の電極を一定の間隔を保って嵌め合わせた構成にしても良い。
1…シューズクリーナ、 2−1,2−2…クリーナ部、 3,3’…挟持機構、 4−1,4−2…蓋部、 5−1,5−2…電極シート、 6−1,6−2…ハウジング、 7…昇圧回路、 7a,7b…入力端、 7c,7d…出力端、 7c’,7d’…配線、 8−1,8−2…カバー、 30…ヒンジピン、 31…コイルバネ、 31a…前端部、 31b…後端部、 32,33…摘み、 34a,34b,35a,35b…突出部、 36,37…磁石、 40…連結部材、 41…前蓋部、 42…後蓋部、 50…誘電体、 50a,50b…誘電体層、 50a1,50b1,50a2…給電口、 51,52,51’,52’,52’−2,52’−3…電極、 51a,52a…櫛歯、 51a’,52b’…端子部、 52a’…円形孔、 53…保護層、 60a,60b…天壁、 62,63…内側壁、 70…電池、 71…スイッチ、 71a…押しボタン、 72…LEDランプ、 73…タイマ、 80…底壁部、 81…周壁部、 83…孔、 100A,100B…靴、 101A,101B…アッパー側部、 102A,102B…履口、 103A,103B…靴底、 110A,110B…中敷き、 130…ロングブーツ、 M…面、 O3…オゾン、 S…空間、 θ…開度。

Claims (7)

  1. 一方の靴の内部を除菌等するための第1のクリーナ部と、他方の靴の内部を除菌等するための第2のクリーナ部と、対向する上記第1及び第2のクリーナ部を接近及び離反可能に支持すると共に第1及び第2のクリーナ部を接近させる方向に付勢する挟持機構とを備えるシューズクリーナであって、
    上記第1のクリーナ部は、上記一方の靴の履口から靴内に挿入可能なプレート状の第1の蓋部と、当該第1の蓋部の裏面に貼り付けられた第1の電極シートと、当該第1の蓋部の表面側に立設された第1のハウジングとを有し、
    上記第2のクリーナ部は、上記他方の靴の履口から靴内に挿入可能なプレート状の第2の蓋部と、当該第2の蓋部の裏面に貼り付けられた第2の電極シートと、当該第2の蓋部の表面側に立設された第2のハウジングとを有し、
    上記第1及び第2の電極シートは、1対の電極の少なくとも一方の電極がシート状の誘電体内部に収納された構造をなし、
    上記第1のハウジングは、オゾン発生に必要な電圧を上記第1及び第2の電極シートに供給するための電圧供給部を収納する、
    ことを特徴とするシューズクリーナ。
  2. 請求項1に記載のシューズクリーナにおいて、
    上記挟持機構は、上記第1及び第2のハウジングをこれらの上端部で回転自在に支持するヒンジ機構と、第1及び第2のクリーナ部を接近させる方向に付勢するバネ部材とによって構成されている、
    ことを特徴とするシューズクリーナ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のシューズクリーナにおいて、
    上記第1及び第2の電極シートの少なくとも誘電体を、高分子樹脂で形成した、
    ことを特徴とするシューズクリーナ。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のシューズクリーナにおいて、
    上記第1及び第2の電極シートにおける1対の電極は、それぞれ櫛歯状に形成され、これら1対の電極の櫛歯同士が、一定間隔を保って、噛み合っている、
    ことを特徴とするシューズクリーナ。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のシューズクリーナにおいて、
    上記第1及び第2の電極シートにおける1対の電極の一方の電極を、上記誘電体内部に収納し、多数の孔を有した他方の電極又は櫛歯状の他方の電極のいずれかを、当該一方の電極に対向させた状態で、上記誘電体上に配設した、
    ことを特徴とするシューズクリーナ。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のシューズクリーナにおいて、
    上記第1及び第2の蓋部のそれぞれの裏面に、上記第1及び第2の電極シートをそれぞれ収容した多孔性のカバーを設けた、
    ことを特徴とするシューズクリーナ。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のシューズクリーナにおいて、
    上記第1及び第2の蓋部のそれぞれは、前蓋部と後蓋部とこれらを連結した連結部材とで形成され、上記前蓋部が上記連結部材を中心に回転可能に支持されている、
    ことを特徴とするシューズクリーナ。
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