JP6631628B2 - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6631628B2
JP6631628B2 JP2017520257A JP2017520257A JP6631628B2 JP 6631628 B2 JP6631628 B2 JP 6631628B2 JP 2017520257 A JP2017520257 A JP 2017520257A JP 2017520257 A JP2017520257 A JP 2017520257A JP 6631628 B2 JP6631628 B2 JP 6631628B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
property
user
happiness score
information processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017520257A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2016189908A1 (ja
Inventor
鶴田 泰士
泰士 鶴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Publication of JPWO2016189908A1 publication Critical patent/JPWO2016189908A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6631628B2 publication Critical patent/JP6631628B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Systems or methods specially adapted for specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/10Services
    • G06Q50/16Real estate
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/103Detecting, measuring or recording devices for testing the shape, pattern, colour, size or movement of the body or parts thereof, for diagnostic purposes
    • A61B5/11Measuring movement of the entire body or parts thereof, e.g. head or hand tremor, mobility of a limb
    • A61B5/1118Determining activity level
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/29Geographical information databases
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/16Human faces, e.g. facial parts, sketches or expressions
    • G06V40/174Facial expression recognition
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L25/00Speech or voice analysis techniques not restricted to a single one of groups G10L15/00 - G10L21/00
    • G10L25/48Speech or voice analysis techniques not restricted to a single one of groups G10L15/00 - G10L21/00 specially adapted for particular use
    • G10L25/51Speech or voice analysis techniques not restricted to a single one of groups G10L15/00 - G10L21/00 specially adapted for particular use for comparison or discrimination
    • G10L25/63Speech or voice analysis techniques not restricted to a single one of groups G10L15/00 - G10L21/00 specially adapted for particular use for comparison or discrimination for estimating an emotional state
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
近年、不動産売買においても、情報の検索や売買に関する連絡などが、インターネットなどのネットワークを介して実施されることが多くなってきている。また、住宅の価格や賃料は、物件の面積、間取り、階数、部屋の方位、管理状況、立地条件、土地形状、近隣物件価格等により決められる。
特開2009−098446号公報
しかしながら、住宅の価格/賃料を決定する際や、購入/借入を決定する際に、周辺住民がどのような人物であるかといったことは考慮されていなかった。例えば特許文献1には、各位置(場所)における人の集まり具合を検出管理し、偶発的に人が集まっているような状況を集合情報としてユーザに提供できるシステムが開示されている。かかるシステムは、集まっている人々の生体状況も検知することで、特定の心理状態に該当する人達が集まっている場所を抽出することも可能である。しかし、特許文献1のシステムは、その場所で偶発的に起きている何らかの出来事(イベント等)を知るためのものであって、周辺住民がどのような人物であるかを出力することは考慮されていない。
例えば新たに住宅を購入/借入する場合に、周辺住民の健康状態やポジティブ度合いなど地域の実態を把握できれば、より満足度の高い物件探しを行うことができる。また、住宅の価格/賃料を決定する際にも、周辺住民の健康状態やポジティブ度合いなど地域の実態を把握できれば、より適切な値に決定することができる。
そこで、本開示では、ユーザ情報に基づく幸福度スコアを用いて所定の物件情報を生成することで、より満足度の高い物件取引を提供することが可能な情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提案する。
本開示によれば、センシングされたユーザ情報に基づいて幸福度スコアを算出する算出部と、前記算出された幸福度スコアを用いて所定の物件情報を生成する生成部と、を備える、情報処理装置を提案する。
本開示によれば、プロセッサが、センシングされたユーザ情報に基づいて幸福度スコアを算出することと、前記算出された幸福度スコアを用いて所定の物件情報を生成することと、を含む、情報処理方法を提案する。
本開示によれば、コンピュータを、センシングされたユーザ情報に基づいて幸福度スコアを算出する算出部と、前記算出された幸福度スコアを用いて所定の物件情報を生成する生成部と、として機能させるための、プログラムを提案する。
以上説明したように本開示によれば、ユーザ情報に基づく幸福度スコアを用いて所定の物件情報を生成することで、より満足度の高い物件取引を提供することが可能となる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の一実施形態によるシステムの概略的な構成を示す図である。 本開示の一実施形態によるシステムの内部構成を示すブロック図である。 本開示の一実施形態におけるサーバのデータベースおよび処理部の機能構成例を示すブロック図である。 本実施形態による物件情報提示処理を示すフローチャートである。 本実施形態において表示される物件検索時の検索条件入力画面の一例を示す図である。 本実施形態において表示される物件情報提示画面の一例を示す図である。 本実施形態において表示される物件情報提示画面の一例を示す図である。 本実施形態において表示される物件情報設定画面の一例を示す図である。 本実施形態において表示される物件推薦情報提示画面の一例を示す図である。 本実施形態において表示される物件推薦情報提示画面の一例を示す図である。 本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の一実施形態によるシステムの概要
1−1.クライアントの構成
1−2.サーバの構成
2.機能構成
3.物件情報提示処理
4.物件情報提示画面例
5.ハードウェア構成
6.まとめ
<<1.本開示の一実施形態によるシステムの概要>>
図1は、本開示の一実施形態によるシステムの概略的な構成を示す図である。図1を参照すると、本実施形態に係るシステム10は、クライアント100と、サーバ300とを含む。クライアント100とサーバ300とは、ネットワーク200によって接続され、相互に通信が可能である。
クライアント100は、例えば、スマートフォン100a、パーソナルコンピュータ100b、およびタブレット100cなどを含みうる。クライアント100は、図示された例には限らず、ユーザとの間で情報を入出力する機能を有するあらゆる種類の端末装置を含みうる。クライアント100は、ユーザに情報を出力するために、例えば画像または音声などを用いる。また、クライアント100は、ユーザからの情報の入力を、端末装置の操作入力、発話を示す音声、またはジェスチャもしくは視線を示す画像などによって受け付けてもよい。
サーバ300は、ネットワーク上の1または複数のサーバ装置を含む。複数のサーバ装置が協働して以下で説明するサーバ300の機能を実現する場合、複数のサーバ装置の全体が、単一の情報処理装置として扱われてもよい。あるいは、サーバ装置の少なくとも一部は、以下で説明するサーバ300のオペレータとは異なるオペレータによって運用されてもよい。このような場合、以下の説明では、サーバ300の一部が、システム10に含まれない外部サーバとして参照されうる。本実施形態において、サーバ装置の少なくとも一部は、データベース310を有する。データベース310には、不動産やその取引履歴に関する情報が格納される。
ネットワーク200は、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、または携帯電話網など、有線または無線の各種のネットワークを含む。ネットワーク200は、クライアント100とサーバ300とを接続するとともに、サーバ300に含まれる複数のサーバ装置を接続してもよい。ネットワーク200に複数の種類のネットワークが含まれるような場合、ネットワーク200は、それらのネットワークを互いに接続するルータやハブなどを含んでもよい。
図2は、本開示の一実施形態に係るシステムの内部構成を示すブロック図である。図2を参照すると、クライアント100は、ローカルストレージ110と、通信部120と、処理部130と、入出力部140とを含みうる。サーバ300は、データベース310と、通信部320と、処理部330とを含みうる。以下、それぞれの機能構成についてさらに説明する。なお、クライアント100として機能する端末装置、およびサーバ300に含まれる1または複数のサーバ装置は、例えば後述する情報処理装置のハードウェア構成によって実現される。
<1−1.クライアントの構成>
ローカルストレージ110は、例えば端末装置が有するメモリまたはストレージによって実現される。ローカルストレージ110には、例えば、ネットワーク200を介してサーバ300から提供された情報や、入出力部140を介してユーザによって入力された情報が、一時的または持続的に格納される。ローカルストレージ110に格納された情報を利用して、ユーザは、オフラインでもサーバ300から提供された情報を参照したり、サーバ300に提供する情報の下書きを入力したりすることができる。
通信部120は、ネットワーク200を介してサーバ300と通信する。通信部120は、例えばクライアント100が接続されるネットワークでの通信を実行する通信装置によって実現される。
処理部130は、例えば端末装置が有するCPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサによって実現される。例えば、処理部130は、入出力部140を介してユーザによって入力された情報に基づいて、通信部120を介してサーバ300に情報を要求する処理を実行する。また、例えば、処理部130は、通信部120を介してサーバ300から提供された情報に基づいて、入出力部140を介してユーザに情報を出力する処理を実行する。このとき、処理部130は、提供された情報を、入出力部140の種類に応じて適切な形式に変換する処理を実行してもよい。
入出力部140は、例えば端末装置が有するタッチパネル、マウス、キーボード、マイクロフォン、またはカメラ(撮像装置)のような入力装置と、ディスプレイまたはスピーカのような出力装置とによって実現される。なお、入出力部140は、入力装置または出力装置のいずれか一方だけを含んでもよい。例えば、入出力部140に含まれるディスプレイには、通信部120を介してサーバ300から受信された情報が、処理部130による処理を経て表示される。また、例えば、入出力部140に含まれるタッチパネルなどによって取得されたユーザの操作入力は、処理部130による処理を経て、通信部120を介してサーバ300に送信される。
上記のような処理部130および入出力部140の機能自体は、例えば一般的な端末装置における処理部および入出力部の機能と同様であるために、以下の本実施形態の説明では詳細に説明されない場合がありうる。しかしながら、そのような場合でも、例えばサーバ300から受信される情報が特徴的であれば、そうした情報を処理し、また出力するという点において、クライアント100における処理部130または入出力部140の機能も、一般的な端末装置におけるそれらの機能に比較して特徴的でありうる。
<1−2.サーバの構成>
データベース310は、例えばサーバ装置が有するメモリまたはストレージによって実現される。上記の通り、データベース310には、不動産やその取引に関する情報が格納される。また、データベース310には、クライアント100のユーザに関する情報が格納されてもよい。データベース310に格納される情報のより具体的な種類は、サーバ300によって提供されるサービスの内容によって異なりうる。
通信部320は、ネットワーク200を介してクライアント100と通信する。また、通信部320は、ネットワーク200を介して外部サーバと通信してもよい。通信部320は、例えばサーバ300が接続されるネットワークでの通信を実行する通信装置によって実現される。
処理部330は、例えばサーバ装置が有するCPUのようなプロセッサによって実現される。例えば、処理部330は、通信部320を介してクライアント100から受信された情報に基づいて、データベース310から情報を取得し、取得された情報を必要に応じて処理した上で、通信部320を介してクライアント100に送信する処理を実行する。
なお、サーバ300が複数のサーバ装置を含む場合、上述したサーバ300の機能構成は、複数のサーバ装置に分散して実現されうる。例えば、データベース310の機能は、いずれかのサーバ装置で集約的に実現されてもよいし、複数のサーバ装置に分散したデータベースを統合的に運用することによって実現されてもよい。また、例えば、処理部330の機能は、複数のサーバ装置に分散したプロセッサを統合的に運用することによって実現されてもよい。この場合、以下で説明する処理部330の機能は、説明のために定義された機能ブロックの区分に関わらず、複数のサーバ装置に直列的または並列的に分散して実現されうる。
<<2.機能構成>>
続いて、サーバ300のデータベース310および処理部330の機能構成について図3を参照して説明する。
図3は、本開示の一実施形態におけるサーバのデータベースおよび処理部の機能構成例を示すブロック図である。図には、サーバ300のデータベース310の機能として、物件データ3101と、売出しデータ3103と、取引履歴データ3105と、周辺環境データ3107と、ユーザデータ3108と、幸福度スコアデータ3109とが示されている。また、図には、処理部330の機能として、幸福度スコア算出部3301と、物件情報生成部3302と、情報提示部3309とが示されている。以下、それぞれの構成要素についてさらに説明する。
<2−1.データベースの構成例>
(物件データ3101)
物件データ3101は、サーバ300によって提供されるサービスで扱われる不動産物件のマスタデータとして機能する。不動産物件は、例えば、土地、独立した建物、アパートメント、タウンハウス、商業物件など、あらゆる種類の物件を含みうる。物件データ3101では、このような不動産物件に関するデータが、例えば各物件に一意なIDに関連付けて登録されている。より具体的には、例えば、土地に関するデータは、物件種類、所在地、敷地面積などを含みうる。建物に関するデータは、さらに、床面積、間取り、設備、建築時期、開口部の方位、採光状態などを含みうる。さらに、データには、物件の外観、内部、または物件からの眺望などの画像が含まれてもよい。例えば建物を建て替えたり、リノベーションしたりした場合、別の物件として新たなIDに関連付けられたデータが追加されてもよいし、建て替えやリノベーションなどの履歴が物件データ3101に含まれてもよい。
(売出しデータ3103)
売出しデータ3103は、物件データ3101に登録された不動産物件の現在進行中の売出しに関するデータを含む。より具体的には、売出しデータ3103には、物件ID、売出し時期、売出し価格(変更履歴を含む)、売出し理由、現在のオーナー、売出しを担当しているエージェント、売出し時にオーナーまたはエージェントによって作成された紹介文などのデータが格納される。また、売出しデータ3103には現在売出し中の物件に関するデータが格納される。売出しデータ3103は、売出し主体および物件IDについて一意になる(例えば、複数のエージェントが並行して同じ物件を売り出す場合、同じ物件IDについて、エージェントごとに売出しデータ3103が作成されうる)。また、売出された物件について取引が成立すると、当該物件についての売出しデータ3103の一部または全部は、取引履歴データ3105に移行される。
(取引履歴データ3105)
取引履歴データ3105は、物件データ3101に登録された不動産物件の成立した取引に関するデータを含む。より具体的には、取引履歴データ3105には、取引ID、物件ID、売出し時期、成約時期、売出し価格(変更履歴を含む)、成約価格、売出し理由、売り手(旧オーナー)、買い手(新オーナー)売り手側および買い手側のエージェント、売出し時にオーナーまたはエージェントによって作成された紹介文などのデータが格納される。既に述べた通り、取引履歴データ3105は、取引が成立した物件の売出しデータ3103に基づいて生成されてもよい。あるいは、取引履歴データ3105は、外部サーバによって提供されるサービス(公的なサービスを含む)によって提供される取引履歴のデータをインポートすることによって生成されてもよい。上記のように売出しデータ3103が物件IDについて一意であるのに対して、取引履歴データ3105では、過去に複数回にわたって取引が成立した物件であれば1つの物件IDに対して複数のデータが存在しうる。従って、上記のように、各取引を一意に識別するために、取引履歴データ3105では別途取引IDを設定してもよい。
(周辺環境データ3107)
周辺環境データ3107(施設データ3107−1および地域データ3107−2)は、物件データ3101に登録された不動産物件の周辺環境に関するデータを含む。例えば、施設データ3107−1は、不動産物件の周辺に立地する各種の施設に関するデータを含む。この場合、施設データ3107−1は、施設の位置情報、種類、名称、オープン/クローズ時期などを含みうる。施設は、例えば、駅などの交通施設、店舗、避難施設、公園、医療機関、学校などを含む。また、地域データ3107−2は、物件が立地する地域に関するデータを含む。
(ユーザデータ3108)
ユーザデータ3108(感情データ3108−1、行動データ3108−2、および健康データ3108−3)は、各種センサによりセンシングされた多数のユーザの感情、行動、および健康状態に関するデータ(ユーザデータ)を含む。ユーザデータは、例えばユーザが装着または所持している情報処理端末(ウェアラブル端末、スマートフォン、携帯電話端末、PC等)に搭載された各種センサにより検知され、サーバ300に送信される。
より具体的には、例えば感情データ3108−1は、各種生体センサから得られる脳波、心拍、脈拍、発汗、血圧、体温等の生体情報、マイクロフォンから得られる発話内容、発話音声の強弱や抑揚等、およびカメラから得られる顔の表情等の少なくともいずれかから推測されうる。また、感情データ3108−1は、ユーザ側の情報処理端末に表示されたUI(User Interface)画面からユーザが手動で現在の感情を入力/選択することにより取得されてもよい。
また、行動データ3108−2は、GPS(Global Positioning System)等の位置センサ、加速度センサ、ジャイロセンサ、および地磁気センサ等から得られる位置情報、加速度、角速度、および方位等の少なくともいずれかから推測されうる。また、行動データ3108−2は、ユーザ側の情報処理端末に表示されたUI(User Interface)画面からユーザが手動で現在の行動を入力/選択することにより取得されてもよい。
また、健康データ3108−3は、体重計、血圧計、心拍計、発汗計、体温計、活動量計等の各種センサから得られた体重、血圧、心拍、発汗、体温、歩数、消費カロリー、睡眠時間等の少なくともいずれかから推測されうる。また、健康データ3108−3は、ユーザ側の情報処理端末に表示されたUI(User Interface)画面からユーザが手動で現在の健康状態を入力/選択することにより取得されてもよい。
上述した感情データ3108−1、行動データ3108−2、および健康データ3108−3は、各種センサ値と共に取得されたユーザの位置情報に紐付けて格納される。ユーザの位置情報は、ユーザ側の情報処理端末に設けられたGPS等の位置センサにより、またはUI画面からユーザが入力/選択することにより取得されうる。なお、感情データ3108−1、行動データ3108−2、および健康データ3108−3に紐付けられる位置情報は、センシング時のユーザの現在位置情報に限定されず、当該ユーザの居住地であってもよい。また、各種センサ値に基づく感情データ3108−1、行動データ3108−2、および健康データ3108−3の推測処理は、ユーザ側の情報処理端末で行われもよいし、サーバ300の処理部330で行われてもよいし、他の処理サーバ(不図示)により行われてもよい。
(幸福度スコアデータ3109)
幸福度スコアデータ3109は、各位置(地域等)における人々(例えば住民)の幸福度に関するデータを含む。幸福度スコアデータ3109は、幸福度スコア算出部3301によりユーザデータ3108に基づいて算出され、位置情報に紐付けて格納されうる。
<2−2.処理部の構成例>
(幸福度スコア算出部3301)
幸福度スコア算出部3301は、位置情報が紐付けられたユーザ情報3108(感情データ3108−1、行動データ3108−2、健康データ3108−3)に基づいて、各位置における幸福度スコアを算出する。例えば幸福度スコア算出部3301は、感情データ3108−1のうちポジティブな感情データに基づいて各位置の幸福度スコアを算出してもよいし、行動データ3108−2のうちポジティブな行動データに基づいて各位置の幸福度スコアを算出してもよい。また、幸福度スコア算出部3301は、健康データ3108−3のうちポジティブな健康データに基づいて各位置の幸福度スコアを算出してもよい。ポジティブな感情データとは、例えば喜び、愉快、感謝、安らぎ、興味、希望、誇り、または愛等が該当する。また、ポジティブな行動データとは、例えば日中の外出、散歩やランニング等の運動、または生活リズムが一定していること(規則正しい生活)等が該当する。また、ポジティブな健康データとは、例えば体重、血圧、心拍、発汗、体温、歩数、消費カロリー、または睡眠時間等の数値が適正であること、病気や風邪になり難いこと、物事への集中度が高いこと、ストレス度が低いこと等が該当する。
また、幸福度スコア算出部3301は、ポジティブな感情データ、ポジティブな行動データ、およびポジティブな健康データに基づいて、各位置の幸福度スコアを算出することも可能である。より具体的には、例えばある位置における感情のポジティブ度合いを表すスコアSeは、例えば認識可能な感情をEi{i=0,…,n}、ある位置で一定期間に認識された感情Eiの数をCEi、感情Eiに対するポジティブ度合いの重みをWEiとしたとき、下記式1により求めることができる。
Figure 0006631628
また、ある位置における行動のポジティブ度合いを表すスコアSaは、例えば認識可能な行動をAi{i=0,…,n}、ある位置で一定期間に認識された行動Aiの数をCAi、行動Aiに対するポジティブ度合いの重みをWAiとしたとき、下記式2によりで求めることができる。
Figure 0006631628
また、ある位置における健康のポジティブ度合いを表すスコアShは、例えば認識可能な健康因子をHi{i=0,…,n}、ある位置で一定期間に認識された規定より良好な値のHiの数をCHi、健康因子Hiに対するポジティブ度合いの重みをWHiとしたとき、下記式3により求めることができる。
Figure 0006631628
そして、ある位置における幸福度スコアSは、例えば上記算出した各ポジティブ度合いSe、Sa、Shに対する重みをそれぞれWe、Wa、Whとしたとき、下記式4により求めることができる。
Figure 0006631628
なお、感情、行動、健康の各ポジティブ度合いに対する重みWe、Wa、Whの値は、物件購入/借入の希望者毎に変更(パーソナライズ)することも可能である。これにより、希望者個人の嗜好に合った幸福度スコアを算出することが可能である。
(物件情報生成部3302)
物件情報生成部3302は、幸福度スコア算出部3301により算出された幸福度スコアデータ3109を用いて、所定の物件情報を生成する。この際、物件情報生成部3302は、必要に応じて、物件データ3101、売出しデータ3103、取引履歴データ3105、または周辺環境データ3107等を利用しうる。
より具体的には、例えば物件情報生成部3302は、物件取引における購入/借入者から指定された検索条件に合致した1以上の物件の情報を、各物件の所在地付近の幸福度スコア順に並べた物件情報を生成する。また、物件情報生成部3302は、検索条件に合致した物件情報と、当該物件の所在地付近の幸福度スコアを含む物件情報を生成することもできる。また、物件情報生成部3302は、物件取引における購入/借入者から指定された検索条件に合致した1以上の物件の情報が当該物件の所在地付近の幸福度スコアと共に地図上に示される物件情報を生成することもできる。また、物件情報生成部3302は、地域の幸福度スコアのヒートマップを重畳した地図上に、検索条件に合致した1以上の物件の情報を示す物件情報を生成することもできる。また、物件情報生成部3302は、物件取引における購入/借入者から指定された検索条件に合致した1以上の物件の情報と、当該物件の所在地付近の幸福度スコアと同等の幸福度スコアが紐付けられた他の地域の物件情報とを含む物件情報を生成することもできる。また、物件情報生成部3302は、各物件の所在地付近の幸福度スコアに基づいて、購入/借入の物件推薦情報を生成することもできる。また、物件情報生成部3302は、物件の所在地付近の幸福度スコアに基づいて設定された物件購入/借入額を含む物件情報を生成することもできる。
(情報提示部3309)
情報提示部3309は、物件情報生成部3302によって生成された物件情報を、クライアント100を介してユーザに提示する。より具体的には、情報提示部3309は、クライアント100で入出力部140に含まれるディスプレイに画像を出力させるためのデータを生成して、通信部320からクライアント100に送信させる。なお、クライアント100における情報出力の方法は画像表示には限られず、例えば音声出力が画像表示とともに、またはこれに代えて採用されてもよい。
以上、本実施形態によるサーバ300のデータベース310および処理部330の機能構成について説明した。
<<3.物件情報提示処理>>
続いて、本実施形態による物件情報提示処理の流れについて、図4を参照して具体的に説明する。
図4は、本実施形態による物件情報提示処理を示すフローチャートである。図4に示すように、まず、ステップS103において、サーバ300の処理部330に含まれる幸福度スコア算出部3301は、ユーザデータ3108を用いて、ある位置における幸福度スコアの算出を行う。
次に、ステップS106において、幸福度スコア算出部3301は、算出した幸福度スコアをデータベース310に蓄積する。上記S103およびS106は、継続的に繰り返される。
次いで、クライアント100から物件検索要求があった場合(S109/Yes)、ステップS112において、物件情報生成部3302は、物件の所在地に紐付けられている幸福度スコアを用いて、検索条件に合致する物件情報を生成する。例えば、物件情報生成部3302は、検索条件に合致する物件を各物件の所在地周辺の幸福度スコア順に並べて提示する物件情報を生成してもよいし、検索条件に合致する物件を幸福度スコアと共に提示する物件情報を生成してもよいし、幸福度スコアに応じて色分けしたヒートマップ上に検索条件に合致する物件のアイコンを重畳する物件情報を生成してもよい。
そして、ステップS115において、情報提供部3309は、物件情報生成部3302により生成された物件情報を、クライアント100を介してユーザに提示する。
以上、本実施形態による物件情報提示処理について説明した。これにより、物件の購入/借入者は、不動産取引における物件検索において、周辺地域の幸福度スコアを考慮した検索結果や、物件周辺の幸福度スコアを把握することができ、より満足度の高い物件探しを行うことができる。なお図4に示す処理の順序は一例であって、例えばサーバ300は、物件検索要求があった際に、検索条件に含まれる地域の幸福度スコアの算出を行うようにしてもよい(すなわち、「S109/Yes」の後にS103、S106の処理を行ってもよい)。
<<4.物件情報提示画面例>>
続いて、例えばクライアント100において入出力部140に含まれるディスプレイに表示される画面の例を参照しながら、本開示の一実施形態において提示される情報の例について説明する。なお、以下の説明では賃貸物件(マンション、アパート等)の取引を行うにあたって提示される情報の例が説明されるが、賃貸物件以外の、例えば分譲マンション/アパート、独立した建物や土地の売却を行うにあたっても同様に情報が提示されうる。また、賃貸物件の取引を行うにあたって提示される情報の例では、例えば売出しデータ3103に代わって貸出しデータがデータベース310に格納される。
図5は、本実施形態において表示される物件検索時の検索条件入力画面の一例を示す図である。図示された例では、画面1100に、賃料条件入力欄1110、物件タイプ条件入力欄1120、間取り条件入力欄1130、専有面積条件入力欄1140、および幸福度スコア条件入力欄1150が表示され、「幸福度スコア」も物件検索条件として使用することが可能である。この場合、サーバ300の処理部330に含まれる物件情報生成部3302は、幸福度スコアを含めた検索条件に合致する物件を貸出しデータ(不図示)から検索し、検索結果の物件情報を生成する。このように、物件借入者は、幸福度スコアを検索条件として指定することで、周辺の幸福度が一定以上の物件を効率的に探すことができる。
なお本実施形態では、検索条件として幸福度スコアが指定されていない(若しくは指定できない)場合であっても、条件に合致する物件のうち幸福度スコアの高い物件を提示する物件情報を生成することも可能である。この際、検索結果画面には幸福度スコアが提示されないようにしてもよいし、提示するようにしてもよい。
図6は、本実施形態において表示される物件情報提示画面の一例を示す図である。図示された例では、画面1200に、検索条件に合致する物件に関する情報を示す物件情報(検索結果)が表示されている。ここでは、一例として検索結果において物件情報として各物件の住所で示される位置(または周辺地域)に紐付けられた幸福度スコアも表示されている。これにより、物件借入者は、各物件の幸福度スコアを認識することができる。また、画面1200では、1段目の物件の幸福度スコア1210が「91」、2段目の物件の幸福度スコア1220が「81」、3段目の物件の幸福度スコア1230が「72」であって、各物件は幸福度スコアの高い順から並べて表示されている。これにより、物件借入者は、幸福度スコアが高い物件を優先的に閲覧することができる。
図7は、本実施形態において表示される物件情報提示画面の一例を示す図である。図示された例では、画面1300に、検索条件に合致する物件を示すアイコン1310、1320、1330、1340が地図上に重畳表示されている。また、画面1300の地図には、幸福度スコアの高さに応じたヒートマップ1360が重畳されている。これにより、物件借入者は、地図上のどの場所の幸福度が高いかを直感的に把握することができる。なお図示したヒートマップ1360は、一例として幸福度スコアの値が所定値(例えば検索条件として物件借入者に指定された幸福度スコアの値)以上の場所をスコアに応じて異なる色等で表現し、所定値を下回る場所は同じ色等で表現している。
また、物件を示すアイコン1310、1320、1330、1340を選択すると、対象物件の詳細情報が表示される。この際、図示したように、物件の詳細情報として幸福度スコアも表示されるようにしてもよい。
図8は、本実施形態において表示される物件情報設定画面の一例を示す図である。図示された例では、画面1400に、物件貸出者が貸出し物件に関する情報(貸出し物件ID、物件名、住所、賃料、専有面積、間取り等)を入力する入力欄が表示されている。この際、入力された住所に応じて周辺の幸福度スコア1410が自動的に表示される。これにより、物件貸出者は、当該物件周辺の幸福度スコア1410を参照して適切に賃料1420を決定することができる。なおサーバ300側において幸福度スコア1410および他の物件情報に基づいて算出した賃料1420を、提示してもよい。
なお、物件情報設定画面では、さらに広告を出す場所を設定することも可能である。例えば不動産業者(エージェント)を仲介して当該貸出し物件の広告を出す場合、どの地域の不動産業者に依頼するかを設定しうる。物件貸出者にとって、どの地域に広告を出すかは、自身の物件の価値や成約確率を上げるためにも重要となる。この際、本実施形態では、幸福度スコアを参照して広告を出す場所を設定することが可能である。例えば物件情報生成部3302は、貸出し物件の幸福度スコアと、周辺地域の不動産業者店舗の場所の幸福度スコアとのマッチングを行い、同程度の幸福度スコアを有する場所に有る不動産業者店舗を、広告を出す場所として推薦する情報を生成する。同程度の幸福度スコアの人達が多い地域で広告を出すことにより、当該貸出し物件の価値や成約確率が上がることが期待できるためである。
また、本実施形態では、物件情報生成部3302により、幸福度スコアを用いた物件推薦情報を生成し、物件借入者に提示することも可能である。以下、推薦情報の提示について図9、図10を参照して説明する。
図9は、本実施形態において表示される物件推薦情報提示画面の一例を示す図である。図示された例では、画面1500に、選択中の物件(不図示)と幸福度スコアが近い物件に関する物件情報1510、1520、1530が推薦情報として表示されている。画面1500は、物件借入者が例えば図6に示すような提示された複数の物件から一の物件を選択して詳細情報を閲覧している際に、画面の一部に表示されうる。このように、選択した物件を閲覧している際に当該物件と同程度の幸福度スコアを持つ他の物件が推薦されることで、物件の選択肢が増え、物件借入者はより満足度の高い物件探しを行うことができる。また、物件情報生成部3302は、物件借入者により設定された検索条件のうち幸福度スコア以外の条件に合致する物件であって、かつ幸福度スコアの高い物件を推薦する物件推薦情報を生成し、情報提示部3309によりクライアント100で提示させるようにしてもよい。
図10は、本実施形態において表示される物件推薦情報提示画面の一例を示す図である。図示された例では、画面1600に、物件借入者が閲覧しているWebページと、物件借入者が以前に参照した物件と同程度の幸福度スコアの物件、または以前設定した検索条件に合致する幸福度スコアの高い物件に関する物件情報1610が表示されている。このように、物件借入者がクライアント100でWebページを閲覧している際に、幸福度スコアを用いて生成した物件推薦情報を広告表示することで、不動産取引の広告効果を向上させることができる。
また、物件情報生成部3302は、物件購入/借入者のプロファイル(趣味・嗜好、性別、年代、家族構成、行動パターン等)を用いて、物件推薦情報を生成することも可能である。例えば物件情報生成部3302は、感情データ3108−1、行動データ3108−2、および健康データ3108−3の少なくともいずれかを用いて、物件購入/借入者と似た特徴を有する人が多い場所の物件や地域を推薦する物件推薦情報を生成する。例えば、物件購入/借入者の趣味が「ランニング」の場合、行動データ3108−2に基づいて、似た趣味を持つ人が多い地域の物件を推薦することができる。これにより、物件購入/借入者はより満足度の高い物件探しを行うことができる。
<<5.ハードウェア構成>>
次に、図11を参照して、本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成について説明する。図11は、本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。図示された情報処理装置900は、例えば、上記の実施形態におけるサーバ300およびクライアント100を実現しうる。
情報処理装置900は、CPU(Central Processing unit)901、ROM(Read Only Memory)903、およびRAM(Random Access Memory)905を含む。また、情報処理装置900は、ホストバス907、ブリッジ909、外部バス911、インターフェース913、入力装置915、出力装置917、ストレージ装置919、ドライブ921、接続ポート923、通信装置925を含んでもよい。情報処理装置900は、CPU901に代えて、またはこれとともに、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)などの処理回路を有してもよい。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM903、RAM905、ストレージ装置919、またはリムーバブル記録媒体927に記録された各種プログラムに従って、情報処理装置900内の動作全般またはその一部を制御する。ROM903は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータなどを記憶する。RAM905は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータなどを一次記憶する。CPU901、ROM903、およびRAM905は、CPUバスなどの内部バスにより構成されるホストバス907により相互に接続されている。さらに、ホストバス907は、ブリッジ909を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス911に接続されている。
入力装置915は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチおよびレバーなど、ユーザによって操作される装置である。入力装置915は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール装置であってもよいし、情報処理装置900の操作に対応した携帯電話などの外部接続機器929であってもよい。入力装置915は、ユーザが入力した情報に基づいて入力信号を生成してCPU901に出力する入力制御回路を含む。ユーザは、この入力装置915を操作することによって、情報処理装置900に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりする。
出力装置917は、取得した情報をユーザに対して視覚や聴覚、触覚などの感覚を用いて通知することが可能な装置で構成される。出力装置917は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどの表示装置、スピーカまたはヘッドフォンなどの音声出力装置、もしくはバイブレータなどでありうる。出力装置917は、情報処理装置900の処理により得られた結果を、テキストもしくは画像などの映像、音声もしくは音響などの音声、またはバイブレーションなどとして出力する。
ストレージ装置919は、情報処理装置900の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置919は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイスなどにより構成される。ストレージ装置919は、例えばCPU901が実行するプログラムや各種データ、および外部から取得した各種のデータなどを格納する。
ドライブ921は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体927のためのリーダライタであり、情報処理装置900に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ921は、装着されているリムーバブル記録媒体927に記録されている情報を読み出して、RAM905に出力する。また、ドライブ921は、装着されているリムーバブル記録媒体927に記録を書き込む。
接続ポート923は、機器を情報処理装置900に接続するためのポートである。接続ポート923は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポートなどでありうる。また、接続ポート923は、RS−232Cポート、光オーディオ端子、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)ポートなどであってもよい。接続ポート923に外部接続機器929を接続することで、情報処理装置900と外部接続機器929との間で各種のデータが交換されうる。
通信装置925は、例えば、通信ネットワーク931に接続するための通信デバイスなどで構成された通信インターフェースである。通信装置925は、例えば、LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カードなどでありうる。また、通信装置925は、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または、各種通信用のモデムなどであってもよい。通信装置925は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で、TCP/IPなどの所定のプロトコルを用いて信号などを送受信する。また、通信装置925に接続される通信ネットワーク931は、有線または無線によって接続されたネットワークであり、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、ラジオ波通信または衛星通信などを含みうる。
以上、情報処理装置900のハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。かかる構成は、実施する時々の技術レベルに応じて適宜変更されうる。
<<6.まとめ>>
本開示の実施形態は、例えば、上記で説明したような情報処理装置(サーバまたはクライアント)、システム、情報処理装置またはシステムで実行される情報処理方法、情報処理装置を機能させるためのプログラム、およびプログラムが記録された一時的でない有形の媒体を含みうる。
また、上述した実施形態によれば、ユーザ情報に基づく幸福度スコアを用いて所定の物件情報を生成することで、より満足度の高い物件取引を提供することが可能となる。すなわち、周辺住民からポジティブな感情や行動が多く生じている地域や、健康状態が良好な住民が多い地域は、そうでない地域よりも不動産業者や物件購入/借入者にとって価値が高いと考えられる。したがって、物件価値判断の際や購入/借入物件決定の際に、そのような周辺住民の実態が「幸福度スコア」という数値で表され、考慮できることで、より満足度の高い物件取引を行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本技術はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
センシングされたユーザ情報に基づいて幸福度スコアを算出する算出部と、
前記算出された幸福度スコアを用いて所定の物件情報を生成する生成部と、
を備える、情報処理装置。
(2)
前記ユーザ情報には、センシング時のユーザの位置情報が紐付けられ、
前記算出部は、各位置における幸福度スコアを算出する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記情報処理装置は、
前記生成部により生成された物件情報を、物件取引者のクライアント端末の表示画面で提示するよう制御する提示制御部をさらに備える、前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記センシングされたユーザ情報は、ユーザの感情情報を含み、
前記算出部は、蓄積された複数ユーザのポジティブな感情情報に基づいて地域の幸福度スコアを算出する、前記(2)または(3)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(5)
前記感情情報は、ユーザの生体情報、音声情報から解析された発話内容、発話音声の特徴、撮像画像から解析された顏の表情情報、およびユーザにより選択された感情情報の少なくともいずれかに基づいて取得される、前記(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記センシングされたユーザ情報は、ユーザの行動情報を含み、
前記算出部は、蓄積された複数ユーザのポジティブな行動情報に基づいて地域の幸福度スコアを算出する、前記(2)〜(5)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(7)
前記行動情報は、ユーザの位置情報、加速度、およびユーザにより選択された行動情報の少なくともいずれかに基づいて取得される、前記(6)に記載の情報処理装置。
(8)
前記センシングされたユーザ情報は、ユーザの健康情報を含み、
前記算出部は、蓄積された複数ユーザのポジティブな健康情報に基づいて地域の幸福度スコアを算出する、前記(2)〜(7)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(9)
前記健康情報は、ユーザの生体情報、歩数、消費カロリー、およびユーザにより選択された健康情報の少なくともいずれかに基づいて取得される、前記(8)に記載の情報処理装置。
(10)
前記算出部は、蓄積された複数ユーザのポジティブな感情情報、ポジティブな行動情報、およびポジティブな健康情報に基づいて、地域の幸福度スコアを算出する、前記(2)〜(9)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(11)
前記生成部は、物件取引における購入/借入者から指定された検索条件に合致した1以上の物件の情報を、各物件の所在地付近の幸福度スコア順に並べた物件情報を生成する、前記(2)〜(10)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(12)
前記生成部は、前記検索条件に合致した物件情報と、当該物件の所在地付近の幸福度スコアを含む物件情報を生成する、前記(11)に記載の情報処理装置。
(13)
前記生成部は、物件取引における購入/借入者から指定された検索条件に合致した1以上の物件の情報が、当該物件の所在地付近の幸福度スコアと共に地図上に示される物件情報を生成する、前記(2)〜(10)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(14)
前記生成部は、地域の幸福度スコアのヒートマップを重畳した地図上に、前記検索条件に合致した1以上の物件の情報を示す物件情報を生成する、前記(13)に記載の情報処理装置。
(15)
前記生成部は、物件取引における購入/借入者から指定された検索条件に合致した1以上の物件の情報と、当該物件の所在地付近の幸福度スコアと同等の幸福度スコアが紐付けられた他の地域の物件情報とを含む物件推薦情報を生成する、前記(2)〜(14)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(16)
前記生成部は、各物件の所在地付近の幸福度スコアに基づいて、購入/借入の物件推薦情報を生成する、前記(2)〜(15)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(17)
前記検索条件は、前記幸福度スコアを含む、前記(11)〜(15)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(18)
前記生成部は、物件の所在地付近の幸福度スコアに基づいて設定された物件購入/借入額を含む物件情報を生成する、前記(2)〜(17)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(19)
プロセッサが、
センシングされたユーザ情報に基づいて幸福度スコアを算出することと、
前記算出された幸福度スコアを用いて所定の物件情報を生成することと、
を含む、情報処理方法。
(20)
コンピュータを、
センシングされたユーザ情報に基づいて幸福度スコアを算出する算出部と、
前記算出された幸福度スコアを用いて所定の物件情報を生成する生成部と、
として機能させるための、プログラム。
10 システム
100 クライアント
200 ネットワーク
300 サーバ
310 データベース
3101 物件データ
3103 売出しデータ
3105 取引履歴データ
3107 周辺環境データ
3108 ユーザデータ
3109 幸福度スコアデータ
320 通信部
330 処理部
3301 幸福度スコア算出部
3302 物件情報生成部
3309 情報提示部

Claims (18)

  1. センシングされたユーザ情報に基づいて幸福度スコアを算出する算出部と、
    前記算出された幸福度スコアを用いて所定の物件情報を生成する生成部と、
    を備え、
    前記センシングされたユーザ情報には、センシング時のユーザの位置情報が紐付けられ、且つ、前記ユーザの健康情報が含まれ、
    前記算出部は、蓄積された複数ユーザのポジティブな健康情報に基づいて地域の幸福度スコアを算出する、情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、
    前記生成部により生成された物件情報を、物件取引者のクライアント端末の表示画面で提示するよう制御する提示制御部をさらに備える、請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記センシングされたユーザ情報は、前記ユーザの感情情報を含み、
    前記算出部は、蓄積された複数ユーザのポジティブな感情情報に基づいて地域の幸福度スコアを算出する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記感情情報は、前記ユーザの生体情報、音声情報から解析された発話内容、発話音声の特徴、撮像画像から解析された顏の表情情報、および前記ユーザにより選択された感情情報の少なくともいずれかに基づいて取得される、請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記センシングされたユーザ情報は、前記ユーザの行動情報を含み、
    前記算出部は、蓄積された複数ユーザのポジティブな行動情報に基づいて地域の幸福度スコアを算出する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記行動情報は、前記ユーザの位置情報、加速度、および前記ユーザにより選択された行動情報の少なくともいずれかに基づいて取得される、請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記健康情報は、前記ユーザの生体情報、歩数、消費カロリー、および前記ユーザにより選択された健康情報の少なくともいずれかに基づいて取得される、請求項に記載の情報処理装置。
  8. センシングされたユーザ情報に基づいて幸福度スコアを算出する算出部と、
    前記算出された幸福度スコアを用いて所定の物件情報を生成する生成部と、
    を備え、
    前記ユーザ情報には、センシング時のユーザの位置情報が紐付けられ、
    前記算出部は、蓄積された複数ユーザのポジティブな感情情報、ポジティブな行動情報、およびポジティブな健康情報に基づいて、地域の幸福度スコアを算出する、
    情報処理装置。
  9. 前記生成部は、物件取引における購入/借入者から指定された検索条件に合致した1以上の物件の情報を、各物件の所在地付近の幸福度スコア順に並べた物件情報を生成する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記生成部は、前記検索条件に合致した物件情報と、当該物件の所在地付近の幸福度スコアを含む物件情報を生成する、請求項に記載の情報処理装置。
  11. 前記生成部は、物件取引における購入/借入者から指定された検索条件に合致した1以上の物件の情報が、当該物件の所在地付近の幸福度スコアと共に地図上に示される物件情報を生成する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記生成部は、地域の幸福度スコアのヒートマップを重畳した地図上に、前記検索条件に合致した1以上の物件の情報を示す物件情報を生成する、請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記生成部は、物件取引における購入/借入者から指定された検索条件に合致した1以上の物件の情報と、当該物件の所在地付近の幸福度スコアと同等の幸福度スコアが紐付けられた他の地域の物件情報とを含む物件推薦情報を生成する、請求項1〜12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記生成部は、各物件の所在地付近の幸福度スコアに基づいて、購入/借入の物件推薦情報を生成する、請求項1〜13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 前記検索条件は、前記幸福度スコアを含む、請求項9〜13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 前記生成部は、物件の所在地付近の幸福度スコアに基づいて設定された物件購入/借入額を含む物件情報を生成する、請求項1〜15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  17. プロセッサが、
    センシングされたユーザ情報に基づいて幸福度スコアを算出することと、
    前記算出された幸福度スコアを用いて所定の物件情報を生成することと、
    を含み、
    前記センシングされたユーザ情報には、センシング時のユーザの位置情報が紐付けられ、且つ、前記ユーザの健康情報が含まれ、
    前記幸福度スコアを算出することには、蓄積された複数ユーザのポジティブな健康情報に基づいて地域の幸福度スコアを算出する、
    情報処理方法。
  18. コンピュータを、
    センシングされたユーザ情報に基づいて幸福度スコアを算出する算出部と、
    前記算出された幸福度スコアを用いて所定の物件情報を生成する生成部と、
    として機能させるための、プログラムであって、
    前記センシングされたユーザ情報には、センシング時のユーザの位置情報が紐付けられ、且つ、前記ユーザの健康情報が含まれ、
    前記算出部は、蓄積された複数ユーザのポジティブな健康情報に基づいて地域の幸福度スコアを算出する、
    プログラム。
JP2017520257A 2015-05-27 2016-02-24 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Active JP6631628B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015107821 2015-05-27
JP2015107821 2015-05-27
PCT/JP2016/055414 WO2016189908A1 (ja) 2015-05-27 2016-02-24 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2016189908A1 JPWO2016189908A1 (ja) 2018-03-08
JP6631628B2 true JP6631628B2 (ja) 2020-01-15

Family

ID=57393106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017520257A Active JP6631628B2 (ja) 2015-05-27 2016-02-24 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10769737B2 (ja)
EP (1) EP3306490A4 (ja)
JP (1) JP6631628B2 (ja)
WO (1) WO2016189908A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018123358A1 (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
WO2019005515A1 (en) * 2017-06-30 2019-01-03 Carrier Corporation PROPERTY BUYER FEEDBACK APPLICATION
JP7138456B2 (ja) * 2018-03-09 2022-09-16 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ 印象導出システム、印象導出方法および印象導出プログラム
JP7123601B2 (ja) * 2018-03-29 2022-08-23 大和ハウス工業株式会社 価値観評価システム、及び物件検索システム
JP7219546B2 (ja) * 2018-03-29 2023-02-08 大和ハウス工業株式会社 物件検索システム
JP2019185498A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 株式会社リブセンス 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
US10838599B2 (en) * 2019-02-25 2020-11-17 Snap Inc. Custom media overlay system
JP7133891B2 (ja) * 2019-06-20 2022-09-09 Kddi株式会社 不動産に基づく地域の信用力を推定するプログラム、装置及び方法
US20230039222A1 (en) * 2021-08-07 2023-02-09 SY Interiors Pvt. Ltd Systems and methods for facilitating determining a livableness of real estate assets

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000181959A (ja) * 1998-12-16 2000-06-30 Toray Ind Inc 優良物件検索装置
US6842877B2 (en) * 1998-12-18 2005-01-11 Tangis Corporation Contextual responses based on automated learning techniques
US9875492B2 (en) * 2001-05-22 2018-01-23 Dennis J. Dupray Real estate transaction system
JP2003323483A (ja) 2002-05-07 2003-11-14 Techno Impulse:Kk 不動産賃貸借物件取引システム
JP2004171079A (ja) 2002-11-18 2004-06-17 Yuuka Kato 物件の場所と情報を地図上に表示する供給方法
JP2004178237A (ja) 2002-11-27 2004-06-24 Zenrin Co Ltd 属性データのレイヤ管理
JP4305048B2 (ja) 2003-05-15 2009-07-29 ソニー株式会社 地域属性判定方法、地域属性判定装置、および地域属性判定プログラム
US20060111923A1 (en) * 2004-11-24 2006-05-25 Douglas Elslager System and a method for selecting a property based on prioritized criteria of a purchaser
JP2007079478A (ja) 2005-09-16 2007-03-29 Free Canvas:Kk 電子地図情報システム
US20090079547A1 (en) * 2007-09-25 2009-03-26 Nokia Corporation Method, Apparatus and Computer Program Product for Providing a Determination of Implicit Recommendations
US8832115B2 (en) * 2010-12-20 2014-09-09 Quantarium, Llc Ranking real estate based on its value and other factors
US20130143185A1 (en) * 2011-12-02 2013-06-06 Eric Liu Determining user emotional state
DE112013000324T5 (de) * 2012-11-06 2014-08-21 Intel Corporation Das gesellschaftliche Grundgefühl mithilfe physiologischer Daten bestimmen
JP2014134922A (ja) * 2013-01-09 2014-07-24 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US9692839B2 (en) * 2013-03-13 2017-06-27 Arris Enterprises, Inc. Context emotion determination system
EP2782058A1 (en) * 2013-03-20 2014-09-24 Valuetainment AG Information system to obtain an exposition rating of a geographical area
US20140304178A1 (en) * 2013-04-05 2014-10-09 Showing Suite, Inc. Mobile application for real estate shopping
US20150112879A1 (en) * 2013-10-23 2015-04-23 Mastercard International Incorporated Systems and methods for evaluating pricing of real estate
US20150169832A1 (en) * 2013-12-18 2015-06-18 Lenovo (Singapore) Pte, Ltd. Systems and methods to determine user emotions and moods based on acceleration data and biometric data

Also Published As

Publication number Publication date
US20180082387A1 (en) 2018-03-22
JPWO2016189908A1 (ja) 2018-03-08
EP3306490A4 (en) 2018-12-26
US10769737B2 (en) 2020-09-08
WO2016189908A1 (ja) 2016-12-01
EP3306490A1 (en) 2018-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6631628B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
US11842652B1 (en) System, method, and program product for interactively prompting user decisions
US20200395112A1 (en) A System and Method for Documenting a Patient Medical History
US11722737B1 (en) System, method, and program product for interactively prompting user decisions
Hayhurst How augmented reality and virtual reality is being used to support people living with dementia—design challenges and future directions
US8612363B2 (en) Avatar individualized by physical characteristic
JP6533243B2 (ja) 提供装置、提供方法、及び提供プログラム
US20200135304A1 (en) Information processing device, information processing method, and computer program
US11423335B2 (en) Data processing system with machine learning engine to provide output generating functions
US20240047046A1 (en) Virtual augmentation of clinical care environments
Czaja et al. The promise of artificial intelligence in supporting an aging population
Quinde et al. Context-aware solutions for asthma condition management: a survey
WO2021149804A1 (ja) ユーザの個人情報の売買を支援するためのシステム、方法、およびプログラム
JP2008009501A (ja) 課金方法
US20170100067A1 (en) Method and system for emotion measurement
Ho et al. Developing a robotic service system by applying a user model-based application for supporting daily life
JP7248094B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
Skubic et al. HCI challenges for consumer-based aging in place technologies
WO2022009504A1 (ja) 情報検索装置
US20220114605A1 (en) Interactive questionnaire system and method
JP7253860B1 (ja) 感情情報管理装置及び感情情報管理アプリケーション
JP7478610B2 (ja) 情報検索装置
WO2022201875A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP7061542B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
Higgins Smart homes for the elderly of rural Oklahoma: A strategy for ethical implementation

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190115

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190208

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20190214

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190222

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190515

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190716

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191125

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6631628

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151