JP6631082B2 - 立ち上がり補助装置 - Google Patents
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Description
被補助者を確実に保持するためには、被補助者を胸や脇下にて支持して保持するだけでなく、脇下から背中にかけても保持できることが望ましい。このため、脇下を支持する支持部材の先端側を湾曲させることで、その支持部材の先端側にて背中を保持することが考えられる。しかしながら、単に支持部材の先端側を湾曲させる構成では、被補助者の体格等によっては、図13に例示するように、支持部材100a,100bの中間部101a,101bが脇下に接触しても先端側102a,102bが背中に接触せず、支持部材100a,100bによる保持力が低下してしまうという問題がある。また、図14に例示するように、先端側102a,102bが背もたれ110等の後方対象物に接触すると、中間部101a,101bが脇下に接触しないため、このような場合でも支持部材100a,100bによる保持力が低下してしまうという問題がある。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明に係る立ち上がり補助装置の第1実施形態について図を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る立ち上がり補助装置10の正面図である。図2は、図1の立ち上がり補助装置10の側面図である。図3は、立ち上がり補助装置10から胸当て40等を外した状態を示す斜視図である。図4は、一対の保持部材70と胸当て40とによる被補助者の保持状態を概略的に説明する説明図である。図5は、図1の立ち上がり補助装置10の電気的構成を概略的に示すブロック図である。なお、図3では、便宜上、アーム本体32aの第2レール部材34等の図示を省略している。
傾動機構50は、アーム30をベース20に対して傾動させるための機構であって、減速機付の傾動用モータ51を備えている。傾動用モータ51は、ベース20の支柱に設置されており、制御ユニット80により駆動制御されて、ベース20に対するアーム30の傾動角度を調整するように機能する。この傾動用モータ51にはその回転角等を検出するセンサ(図示略)が設けられており、このセンサの検出結果が制御ユニット80に出力されるように構成されている。
本実施形態では、被補助者に適した立ち上がり補助を実現するため、被補助者の立ち上がりを補助する際の胸当て40の軌跡が複数パターン用意されている。この胸当て40の軌跡は、傾動用モータ51および伸縮用モータ61を所定の制御パターンで駆動制御することでなされるもので、その軌跡に関連付けられた複数の制御パターンが予め設定されてメモリ82に記憶されている。そして、胸当て40の軌跡を選択する操作部83の操作に応じて制御部81による立ち上がり補助処理が開始され、選択された胸当て40の軌跡に対応してメモリ82から読み出された制御パターンに基づいて傾動用モータ51および伸縮用モータ61が駆動制御されることで、被補助者の立ち上がり補助が実施される。
また、このように構成される立ち上がり補助装置10は、収容時には、操作部83に対する収容用の操作に応じて、制御部81により、図9に示すように、アーム30が収縮するように伸縮機構60が制御されるとともに、アーム30がベース20に向かって傾動するように傾動機構50が制御される。これにより、ベース20に対して全長が短くなったアーム30が近接するため、立ち上がり補助装置10が折り畳まれて収容に適したコンパクトな状態となる。
なお、傾動軸74aおよび傾動軸74bは、傾動軸73aおよび傾動軸73bに対して略平行となるように設けられることに限らず、傾動軸73aおよび傾動軸73bに対して傾くように設けられてもよい。例えば、傾動軸74aおよび傾動軸74bは、図10に例示する第1変形例のように、第2保持部72a,72bにてより頭部に近い背中を保持するように、傾動軸73aおよび傾動軸73bに対して傾くように設けることができる。これにより、頭部に近い背中の保持を重視した保持構造をとることができる。また、例えば、傾動軸74aおよび傾動軸74bは、図11に例示する第2変形例のように、第2保持部72a,72bにてより腰部に近い背中を保持するように、傾動軸73aおよび傾動軸73bに対して傾くように設けることができる。これにより、腰部に近い背中の保持を重視した保持構造をとることができる。また、上述した効果をさらに高めるために、傾動軸73aおよび傾動軸73bを胸当て面41に対して傾くように設けてもよい。
次に、本発明の第2実施形態に係る立ち上がり補助装置について、図12を用いて説明する。図12は、第2実施形態係る立ち上がり補助装置10の要部を示す説明図である。
本第2実施形態では、一対の保持部材70における各関節部分に傾動規制可能な機構を採用する点が主に上記第1実施形態と異なる。このため、第1実施形態と実質的に同様の構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
側に傾動させるとともに、被補助者の背中に接触するまで第2保持部72a,72bを内側に傾動させることで、被補助者を保持することができる。この保持状態では、各保持部71a,71b,72a,72bの外側への傾動が規制されているため、一対の保持部材70による被補助者の保持力が維持される。そして、被補助者の立ち上がり補助が完了すると、操作部43を操作することで、各保持部71a,71b,72a,72bの外側への傾動規制が解除される。
(1)一対の保持部材70は、胸当て40に対して連結されることに限らず、アーム30の胸当て側に対して連結されてもよい。
20…ベース
30…アーム
40…胸当て
50…傾動機構(変位機構)
60…伸縮機構(変位機構)
70,70a,70b…保持部材
71a,71b…第1保持部
72a,72b…第2保持部
75…連結ベルト(連結部材)
Claims (3)
- 被補助者の立ち上がりを補助する立ち上がり補助装置であって、
ベースと、
前記被補助者の胸部を支えるための胸当てと、
前記ベースと前記胸当てとを連結するアームと、
前記アームを変位させることで前記ベースに対して前記胸当てを相対的に移動させる変位機構と、
前記胸当てにて支えられる前記被補助者を挟持して保持するための一対の保持部材と、を備え、
前記保持部材は、
前記胸当てまたは前記アームの胸当て側に対して第1傾動軸を基準に傾動可能に連結されて前記被補助者の脇下を保持するための第1保持部と、
前記第1保持部に対して第2傾動軸を基準に傾動可能に連結されて前記被補助者の背中を保持するための第2保持部と、を有し、
前記第2傾動軸は、前記第1傾動軸に対して傾くように設けられることを特徴とする立ち上がり補助装置。 - 前記一対の保持部材のうちの一方の前記第2保持部と他方の前記第2保持部との距離を調整可能な連結部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の立ち上がり補助装置。
- 前記変位機構は、
前記アームを前記ベースに対して傾動させる傾動機構と、
前記アームを伸縮させる伸縮機構と、を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の立ち上がり補助装置。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015160287A JP6631082B2 (ja) | 2015-08-17 | 2015-08-17 | 立ち上がり補助装置 |
Publications (2)
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Family
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Family Applications (1)
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