JP6628950B1 - レーザ加工機 - Google Patents

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Abstract

レーザ加工機(100)が、移動するとともに被加工物の加工を行う加工部と、加工部を保持するとともに、Y方向に延びるガイドに沿ってY方向に移動することで加工部をY方向に移動させるサドル(2)と、サドル(2)が載せられるとともに、X方向に延びるガイドに沿ってX方向に移動することでクロスレール(3)および加工部をX方向に移動させるクロスレール(3)と、X方向に延びるガイドを介してクロスレール(3)が載置されるベッド(4)と、を備え、ベッド(4)は、ベース部(5,6)および梁部(7,8)で構成されており、ベース部(5)の長手方向の一方の先端部が梁部(7)の側面に結合され、梁部(7)の長手方向の一方の先端部がベース部(6)の側面に結合され、ベース部(6)の長手方向の一方の先端部が梁部(8)の側面に結合され、梁部(8)の長手方向の一方の先端部がベース部(5)の側面に結合されている。

Description

本発明は、移動可能な加工部で被加工物を加工するレーザ加工機に関する。
工作機械の一例であるレーザ加工機は、レーザ光を出射する加工ヘッドを高速で移動させるとともに、出射したレーザ光によって被加工物から種々の部材の高速切り出しを行う。
レーザ加工機は、例えば、加工ヘッドを搭載したクロスレールをベース部に設けられたX方向のガイドに沿って移動させるとともに、クロスレールに設けられたY方向のガイドに沿って加工ヘッドを移動させることで、加工ヘッドをX方向およびY方向に移動させている。このレーザ加工機においては、加工ヘッドの移動中にX方向およびY方向に加速度が加わるので、加工ヘッドに振動を発生させてしまう。この振動がレーザ加工機の固有値(固有周波数)となった場合、加工ヘッドが大きく振られてしまい、加工精度の悪化を招く。このようなレーザ加工機では、加工ヘッドの移動に伴う振動を抑制するために、レーザ加工機に高い剛性および高い固有周波数が求められる。
特許文献1の工作機械は、中空状のクロスレールに傾斜面を設けており、この傾斜面に加工ヘッドをスライドさせるためのスライド機構を載置することで、クロスレールのねじりの回転中心と、加工ヘッド搭載部の重心とを接近させている。これにより、特許文献1の工作機械は、クロスレールが並進方向に加減速する際に発生する、クロスレールのねじり中心周りの慣性モーメントを減少させ、クロスレールのねじり中心周りの振動を減少させている。
特開2000−263356号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、X方向に平行に延びる2本のベース部の側面同士を、Y方向に平行に延びる2本の連結梁(梁部)で接続することによって、クロスレールを載せるための矩形環状のベッドを構成している。この構成のため、上記特許文献1のベッドでは、X方向の加速度に対しては、梁部の断面二次モーメントが、ベッドのねじりに対する剛性値となり、Y方向の加速度に対しては、ベース部の断面二次モーメントが、ベッドのねじりに対する剛性値となる。梁部の断面二次モーメントだけ、またはベース部の断面二次モーメントだけでは、ベッドのねじりに対する剛性値が低いので、上記特許文献1の技術では、加工ヘッドが大きく振動してしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ベース部自体の剛性または梁部自体の剛性が低い場合であっても、移動および被加工物の加工を行う加工部の振動を抑制することできるレーザ加工機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のレーザ加工機は、移動するとともに被加工物の加工を行う加工部と、加工部を保持するとともに、第1の方向に延びるガイドに沿って第1の方向に移動することで加工部を第1の方向に移動させる第1の移動体と、第1の移動体が載せられるとともに、第2の方向に延びるガイドに沿って第2の方向に移動することで第1の移動体および加工部を第2の方向に移動させる第2の移動体と、第2の方向に延びるガイドを介して第2の移動体が載置されるベッドと、を備えている。ベッドは、柱状の第1から第4の部材で構成されており、第1の部材の長手方向の一方の先端部が第2の部材の側面に結合され、第2の部材の長手方向の一方の先端部が第3の部材の側面に結合され、第3の部材の長手方向の一方の先端部が第4の部材の側面に結合され、第4の部材の長手方向の一方の先端部が第1の部材の側面に結合されている。
本発明にかかるレーザ加工機は、ベース部自体の剛性または梁部自体の剛性が低い場合であっても、移動および被加工物の加工を行う加工部の振動を抑制することできるという効果を奏する。
実施の形態1にかかるレーザ加工機の構成を示す図 実施の形態1にかかるレーザ加工機が備えるベッドの構成を示す斜視図 実施の形態1にかかるレーザ加工機が備えるベッドの構成を示す5面図 図3に示したベッドにおける、ベース部と梁部との配置関係を説明するための図 実施の形態2にかかるレーザ加工機が備えるベッドの構成を示す斜視図 実施の形態2にかかるレーザ加工機が備えるベッドの構成を示す5面図 図6に示したベッドにおける、ベース部と梁部との結合位置を説明するための図 図6に示したベッドのA−A断面図 図6に示したベッドのC−C断面図 実施の形態3にかかるレーザ加工機が備えるベッドの構成を示す斜視図 実施の形態3にかかるレーザ加工機が備えるベッドの構成を示す5面図 図11に示したベッドのA−A断面図 図11に示したベッドのC−C断面図
以下に、本発明の実施の形態にかかるレーザ加工機を図面に基づいて詳細に説明する。なお、これらの実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかるレーザ加工機の構成を示す図である。図1では、レーザ加工機100の斜視図を示している。以下では、XY平面が水平面に平行であり、Z軸方向が鉛直方向に平行である場合について説明する。
レーザ加工機100は、レーザ光を被加工物(ワーク)に照射する加工ヘッド1と、加工ヘッド1を固定するスライダ(図示せず)と、スライダを上下に移動させるためのガイド構造をもつサドル2と、を備えている。レーザ加工機100は、工作機械の一例であり、加工ヘッド1は、移動するとともに被加工物の加工を行う加工部の一例である。
加工ヘッド1を固定するスライダは、サドル2と加工ヘッド1との間に配置されている。サドル2が備えるガイド構造は、Z軸方向に延びるガイド(図示せず)を用いた構造であり、このガイドに沿ってスライダがZ軸方向に移動することで、加工ヘッド1がZ軸方向に移動する。
また、レーザ加工機100は、第1の移動体であるサドル2を水平面(加工面)に対して平行に移動させるためのガイド構造(Y軸ガイド35)を持つクロスレール3を備えている。Y軸ガイド35は、Y方向に延びるガイドであり、Y軸ガイド35に沿ってサドル2がY方向に移動することで、加工ヘッド1がY方向に移動する。
また、レーザ加工機100は、クロスレール3を載せるベッド4を備えている。ベッド4は、第2の移動体であるクロスレール3を、水平面に対して平行で且つサドル2の移動方向に対して垂直に移動させるためのガイド構造(X軸ガイド31A,31B)を有したコラムを含んでいる。コラムは、ベッド4の上部側の部材であり、ベッド4に一体形成されている。
X軸ガイド31A,31Bは、X方向に延びるガイドであり、X軸ガイド31A,31Bに沿ってクロスレール3がX方向に移動することで、クロスレール3および加工ヘッド1がX方向に移動する。
ベッド4には、X軸ガイド31A,31Bを介してクロスレール3が載置される。ベッド4は、第1の方向であるY方向に平行に配置された2本の連結梁(後述する梁部7,8)と、第2の方向であるX方向に平行に配置された2本のベース部(後述するベース部5,6)とを有している。ベッド4では、ベース部5,6および梁部7,8を、それぞれ1つの辺とした矩形環状をなしている。ベッド4の下部には、4隅に4つの脚部が配置されており、ベッド4は、4つの脚部で支えられている。
なお、ベッド4とコラムとは、別構成であってもよい。ベッド4とコラムとが別構成である場合、コラムはベース部5,6の上面にそれぞれ配置される。また、ベース部5,6の内部には、補強リブが配置されてもよい。また、梁部7,8の内部には、補強リブが配置されてもよい。ベース部5,6の内部に補強リブが配置されると、レーザ加工機100の固有周波数が向上する。また、梁部7,8の内部に補強リブが配置されると、レーザ加工機100の固有周波数が向上する。
つぎに、ベッド4の全体構成について説明する。図2は、実施の形態1にかかるレーザ加工機が備えるベッドの構成を示す斜視図である。ベッド4は、X方向に延びるベース部5,6と、Y方向に延びる梁部7,8とを有している。ベース部5とベース部6とは、同様の形状を有しており、梁部7と梁部8とは、同様の形状を有している。ベース部5,6および梁部7,8は、柱状の部材を用いて構成されている。
第1の部材であるベース部5は、梁部7,8に結合されており、第2の部材である梁部7は、ベース部5,6に結合されている。また、第3の部材であるベース部6は、梁部7,8に結合されており、第4の部材である梁部8は、ベース部5,6に結合されている。X軸ガイド31Aは、ベース部5上に配置されており、X軸ガイド31Bは、ベース部6上に配置されている。ベース部5,6、および梁部7,8には、それぞれ1つずつの脚部が設けられている。
なお、図2では、ベース部5,6の長手方向(X方向)を梁部7,8の長手方向(Y方向)よりも長い寸法で図示しているが、梁部7,8の長手方向の寸法が、ベース部5,6の長手方向の寸法より長くてもよい。また、ベース部5,6の長手方向の寸法と、梁部7,8の長手方向の寸法とは、同じであってもよい。
図3は、実施の形態1にかかるレーザ加工機が備えるベッドの構成を示す5面図である。図4は、図3に示したベッドにおける、ベース部と梁部との配置関係を説明するための図である。図3では、ベッド4の平面図201、正面図202、背面図203、左側面図204、および右側面図205を示している。図4では、ベッド4をXY平面で切断した場合の、ベッド4の断面図を示している。なお、図3、後述する図6および図11では、三角印で溶接個所の例を示しているが、溶接は、三角印で示した箇所以外に行われてもよい。
ベース部5の長手方向の先端面5Eは、梁部7の後端側の側面(後端側面7S)に結合され、梁部7の長手方向の先端面7Eは、ベース部6の後端側の側面(後端側面6S)に結合されている。ベース部6の長手方向の先端面6Eは、梁部8の後端側の側面(後端側面8S)に結合され、梁部8の長手方向の先端面8Eは、ベース部5の後端側の側面(後端側面5S)に結合されている。
このように、ベース部は、先端面が一方の梁部の側面に結合されるとともに、後端側の側面が他方の梁部の先端面に結合されている。また、梁部は、先端面が一方のベース部の側面に結合されるとともに、後端側の側面が他方のベース部の先端面に結合されている。すなわち、ベース部5,6および梁部7,8の各部材は、隣接する一方の部材の側面と隣接する他方の部材の先端面とに結合されている。
実施の形態1では、先端面5Eが、ベース部5の長手方向(軸方向)の一方の先端部であり、先端面7Eが、梁部7の長手方向の一方の先端部である。また、先端面6Eが、ベース部6の長手方向の一方の先端部であり、先端面8Eが、梁部8の長手方向の一方の先端部である。
なお、ベース部5,6および梁部7,8は、溶接によって結合されてもよいし、ボルト締結などの他の結合方法で結合されてもよい。
ここで比較例のベッドの構造について説明する。比較例のベッドは、X方向に延びる第1のベース部および第2のベース部と、Y方向に延びる第1の梁部および第2の梁部とを備えている。比較例のベッドでは、第1のベース部の側面のうち、先端側の側面に第1の梁部の先端面が結合され、後端側の側面に第2の梁部の先端面が結合されている。また、第2のベース部の側面のうち、先端側の側面に第1の梁部の後端面が結合され、第2のベース部の側面のうち後端側の側面に第2の梁部の後端面が結合されている。換言すると、第1の梁部および第2の梁部は、それぞれ第1のベース部の側面および第2のベース部の側面に挟まれている。すなわち、第1の梁部および第2の梁部は、それぞれ先端面が第1のベース部の側面に結合されるとともに後端面が第2のベース部の側面に結合されている。
このような比較例のベッドの構成の場合、第1のベース部および第2のベース部の延設方向(X方向)の並進に対する剛性は、第1の梁部および第2の梁部の延設方向(Y方向)に対するねじり剛性が支配的となる。また、第1の梁部および第2の梁部の延設方向の並進に対する剛性は、第1のベース部および第2のベース部の延設方向に対するねじり剛性が支配的となる。すなわち、比較例のベッドの構成の場合、第1のベース部、第2のベース部、第1の梁部、および第2の梁部が結合されて一体となっているにもかかわらず、これらの並進に対する剛性は、2部品ずつに独立した状態となる。
一方、本実施の形態におけるベッド4は、ベース部5の先端部の先端面5Eと梁部7の後端側面7Sとが結合され、ベース部6の先端部の先端面6Eと梁部8の後端側面8Sとが結合されている。また、ベッド4は、梁部7の先端部の先端面7Eとベース部6の後端側面6Sとが結合され、梁部8の先端部の先端面8Eとベース部5の後端側面5Sとが結合されている。
これにより、ベッド4全体の、ベース部5,6の長手方向の並進に対する剛性は、梁部7,8の長手方向に対するねじり剛性だけではなく、ベース部5,6の長手方向に対する並進の剛性も合成される。この結果、本実施の形態におけるベッド4は、比較例のベッドよりも、ベッド4全体のベース部5,6の長手方向の並進に対する剛性が高くなる。
同様に、ベッド4全体の、梁部7,8の長手方向の並進に対する剛性は、ベース部5,6の長手方向に対するねじり剛性だけでなく、梁部7,8の長手方向に対する並進の剛性も合成される。この結果、本実施の形態におけるベッド4は、比較例のベッドよりも、ベッド4全体の梁部7,8の長手方向の並進に対する剛性が高くなる。
このように、レーザ加工機100では、ベース部5,6および梁部7,8の合成された断面二次モーメントが、ねじりに対する剛性値となるので、比較例のベッドよりも断面二次モーメントが大きい値となる。これにより、レーザ加工機100では、クロスレール3の移動方向(X方向)、サドル2の移動方向(Y方向)に対するベッド4の断面二次モーメントが向上し、ベッド4の固有周波数が向上する。したがって、レーザ加工機100では、ベース部5,6自体の剛性または梁部7,8自体の剛性が低い場合であっても、レーザ加工機100全体の耐振動特性が向上するので、加工ヘッド1の振動を抑制することができる。この結果、レーザ加工機100は、被加工物に対して高精度な加工を実現することができる。
なお、工作機械は、レーザ加工機100に限らない。工作機械は、移動および被加工物の加工を行う加工部を備えた装置であれば、何れの装置であってもよい。工作機械の他の例は、タレットパンチ加工機である。工作機械がタレットパンチ加工機である場合の加工部は、金型である。
このように実施の形態1のベッド4は、ベース部5の先端部が梁部7の後端側の側面に結合され、梁部7の先端部がベース部6の後端側の側面に結合され、ベース部6の先端部が梁部8の後端側の側面に結合され、梁部8の先端部がベース部5の後端側の側面に結合されている。これにより、ベッド4の、ベース部5,6の長手方向の並進に対する剛性は、梁部7,8の長手方向に対するねじり剛性と、ベース部5,6の長手方向に対する並進の剛性とが合成された剛性となる。また、ベッド4の、梁部7,8の長手方向の並進に対する剛性は、ベース部5,6の長手方向に対するねじり剛性と、梁部7,8の長手方向に対する並進の剛性とが合成された剛性となる。したがって、クロスレール3またはサドル2が移動する際に加工ヘッド1にX方向またはY方向の加速度が発生しても、ベース部5,6および梁部7,8のねじりによる振動を減少させることができるので、加工ヘッド1の振動を抑制することが可能となる。
実施の形態2.
つぎに、図5から図9を用いてこの発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2では、ベース部の先端部を梁部の上面に載せることによって、X軸ガイドの配置位置を梁部側まで延ばす。
図5は、実施の形態2にかかるレーザ加工機が備えるベッドの構成を示す斜視図である。ベッド14は、X方向に延びるベース部15,16と、Y方向に延びる梁部17,18とを有している。
梁部17,18は、梁部7,8と同様の形状を有している。梁部17は、梁部7と同様の位置に配置され、梁部18は、梁部8と同様の位置に配置されている。ベース部15は、ベース部5と同様の位置に配置され、ベース部16は、ベース部6と同様の位置に配置されている。すなわち、ベッド14では、ベース部15,16および梁部17,18を、それぞれ1つの辺とした矩形環状をなしている。具体的には、ベース部15は、梁部17,18に結合されており、梁部17は、ベース部15,16に結合されている。また、ベース部16は、梁部17,18に結合されており、梁部18は、ベース部15,16に結合されている。X軸ガイド32Aは、ベース部15上に配置されており、X軸ガイド32Bは、ベース部16上に配置されている。
ベッド14は、ベッド4と同様に、クロスレール3を、水平面に対して平行で且つサドル2の移動方向に対して垂直に移動させるためのガイド構造(X軸ガイド32A,32B)を有したコラムを含んでいる。X軸ガイド32A,32Bは、X方向に延びるガイドであり、X軸ガイド32A,32Bに沿ってクロスレール3がX方向に移動することで、加工ヘッド1がX方向に移動する。
なお、ベッド14とコラムとは、別構成であってもよい。ベッド14とコラムとが別構成である場合、コラムはベース部15,16の上面にそれぞれ配置される。また、ベース部15,16の内部には、補強リブが配置されてもよい。また、梁部17,18の内部には、補強リブが配置されてもよい。
ベース部15の先端部の下部側には梁部17の後端部を入れることができる空間を有しており、ベース部16の先端部の下部側には梁部18の後端部を入れることができる空間を有している。梁部17の後端部は、ベース部15の先端部の下部側に設けられた空間に入れられ、梁部18の後端部は、ベース部16の先端部の下部側に設けられた空間に入れられる。また、ベース部15の先端部の上部側は梁部17の上面に載せられ、ベース部16の先端部の上部側は梁部18の上面に載せられる。
ベッド14は、ベース部15の先端部と梁部17の後端部との結合部分、およびベース部16の先端部と梁部18の後端部との結合部分以外は、ベッド4と同様の構造を有している。
図6は、実施の形態2にかかるレーザ加工機が備えるベッドの構成を示す5面図である。図7は、図6に示したベッドにおける、ベース部と梁部との結合位置を説明するための図である。図8は、図6に示したベッドのA−A断面図である。図9は、図6に示したベッドのC−C断面図である。図6では、ベッド14の平面図301、正面図302、背面図303、左側面図304、および右側面図305を示している。図7では、ベース部16および梁部18の斜視図を示している。
ベース部16の長手方向の先端部には、梁部18の後端部と組み合わせることができる切欠き部16Xが設けられている。すなわち、ベース部16を側面16Dの方向から見た場合、ベース部16の長手方向の先端部はL字型となっている。切欠き部16Xは、第1面16Aおよび第2面16Bを有している。第1面16Aは、側面16D、およびベース部16の長手方向の先端面16Cに垂直な面である。第2面16Bは、第1面16Aおよび側面16Dに垂直な面である。すなわち、第1面16Aは、ベース部16の上面および底面に平行な面であり、第2面16Bは、先端面16Cに平行な面である。
梁部18は、切欠き部16Xに結合される結合部18Xを有している。結合部18Xは、切欠き部16Xと同じ大きさ及び形状を有している。結合部18Xは、梁部18の長手方向の後端部である。結合部18Xは、第1面16Aに結合される第1面18Aと、第2面16Bに結合される第2面18Bとを有している。第1面18Aは、梁部18の上面と同じ面であり、第2面18Bは、梁部18の側面と同じ面である。
ベッド14では、第1面16Aと第1面18Aとが結合され、第2面16Bと第2面18Bとが結合されることにより、ベッド14を上面側から見た場合に、ベース部16と梁部18とが直角になるよう結合される。
ベース部15と梁部17との結合箇所も、ベース部16と梁部18との結合箇所と同様の構造である。また、ベース部16と梁部17との結合箇所は、実施の形態1で説明したベース部6と梁部7との結合箇所と同様の構造である。また、ベース部15と梁部18との結合箇所は、実施の形態1で説明したベース部5と梁部8との結合箇所と同様の構造である。すなわち、梁部18は、先端部がベース部15の側面に結合されるとともに、後端部がベース部16の切欠き部16Xに結合されている。また、梁部17は、先端部がベース部16の側面に結合されるとともに、後端部がベース部15の切欠き部15Xに結合されている。このように、ベッド14では、ベース部16の先端部が梁部18の上面および側面と結合され、ベース部15の先端部が梁部17の上面および側面と結合されている。
実施の形態2では、切欠き部16Xが、梁部18の後端側の側面および上面に結合され、切欠き部15Xが、梁部17の後端側の側面および上面に結合されている。したがって、実施の形態2では、切欠き部16Xが、ベース部16の長手方向の一方の先端部であり、切欠き部15Xが、ベース部15の長手方向の一方の先端部である。
なお、図6に示したベッド14のB−B断面構成は、図8に示したベッド14のA−A断面構成と同様である。ベッド14のB−B断面構成では、ベッド14のA−A断面構成と比較して、梁部17と梁部18の位置が反対となり、X軸ガイド32Aの代わりにX軸ガイド32Bが示される。
また、図6に示したベッド14のD−D断面構成も、図9に示したベッド14のC−C断面構成と同様である。ベッド14のD−D断面構成では、ベッド14のC−C断面構成と比較して、ベース部15とベース部16の位置が反対となり、X軸ガイド32AとX軸ガイド32Bの位置が反対となる。ベース部15,16および梁部17,18は、溶接によって結合されてもよいし、ボルト締結などの他の結合方法で結合されてもよい。
このように実施の形態2によれば、ベッド14は、ベース部15の先端部と梁部17の側面とが結合され、ベース部16の先端部と梁部18の側面とが結合されている。また、ベッド14は、梁部17の先端部とベース部16の側面とが結合され、梁部18の先端部とベース部15の側面とが結合されている。したがって、ベッド14は、ベッド4と同様の剛性を有する。
さらに、ベース部15の先端部が梁部17の上面に載せられ、ベース部16の先端部が梁部18の上面に載せられるので、梁部17,18の位置までX軸ガイド32A,32Bを延ばすことができる。すなわち、X軸ガイド31A,31Bと同じ長さのX軸ガイド32A,32Bが配置される場合、梁部7,8の間隔よりも梁部17,18の間隔を短くすることができる。これにより、ベッド4よりも狭い空間でクロスレール3の走行距離を確保することができるので、ベッド4よりも省スペース化を図ることができる。
また、ベース部16の先端部の底面が梁部18の上面に載せられるので、ベース部16と梁部18とを組み立てる際の、位置合わせが容易となる。すなわち、ベース部16の底面および梁部18の上面が位置決め面(基準面)となるので、ベース部16と梁部18との位置合わせが容易となる。
同様に、ベース部15の先端部の底面が梁部17の上面に載せられるので、ベース部15と梁部17とを組み立てる際の、位置合わせが容易となる。すなわち、ベース部15の底面および梁部17の上面が位置決め面となるので、ベース部15と梁部17との位置合わせが容易となる。したがって、ベッド14を組み立てる際の組立効率が向上する。
実施の形態3.
つぎに、図10から図14を用いてこの発明の実施の形態3について説明する。実施の形態3では、ベース部を上部と下部とで構成し、梁部を上部と下部とで構成し、実施の形態2と同様に、ベース部の先端部を梁部の上面に載せることによって、X軸ガイドの配置位置を梁部側まで延ばす。
図10は、実施の形態3にかかるレーザ加工機が備えるベッドの構成を示す斜視図である。ベッド24は、X方向に延びるベース部25,26と、Y方向に延びる梁部27,28とを有している。
ベース部25は、柱状のベース上部25aおよび柱状のベース下部25bを有している。ベース上部25aは、ベース部25の上側の部分(上部)であり、ベース下部25bは、ベース部25の下側の部分(下部)である。ベース上部25aの長手方向の長さは、ベース下部25bの長手方向の長さよりも長い。
ベース部26は、柱状のベース上部26aおよび柱状のベース下部26bを有している。ベース上部26aは、ベース部26の上側の部分であり、ベース下部26bは、ベース部26の下側の部分である。ベース上部26aの長手方向の長さは、ベース下部26bの長手方向の長さよりも長い。
梁部27は、柱状の梁上部27aおよび筒状の梁下部27bを有している。梁上部27aは、梁部27の上側の部分であり、梁下部27bは、梁部27の下側の部分である。梁部28は、柱状の梁上部28aおよび筒状の梁下部28bを有している。梁上部28aは、梁部28の上側の部分であり、梁下部28bは、梁部28の下側の部分である。
梁上部27a,28aは、梁部17,18と同様の形状を有している。梁上部27aは、梁部17と同様の位置に配置され、梁上部28aは、梁部18と同様の位置に配置されている。ベース部25は、ベース部15と同様の位置に配置され、ベース部26は、ベース部16と同様の位置に配置されている。すなわち、ベッド24では、ベース部25,26および梁部27,28を、それぞれ1つの辺とした矩形環状をなしている。具体的には、ベース部25は、梁部27,28に結合されており、梁部27は、ベース部25,26に結合されている。また、ベース部26は、梁部27,28に結合されており、梁部28は、ベース部25,26に結合されている。X軸ガイド33Aは、ベース部25上に配置されており、X軸ガイド33Bは、ベース部26上に配置されている。
ベッド24は、ベッド4と同様に、クロスレール3を、水平面に対して平行で且つサドル2の移動方向に対して垂直に移動させるためのガイド構造(X軸ガイド33A,33B)を有したコラムを含んでいる。X軸ガイド33A,33Bは、X方向に延びるガイドであり、X軸ガイド33A,33Bに沿ってクロスレール3がX方向に移動することで、加工ヘッド1がX方向に移動する。
ベース上部25aの先端部および後端部は、ベース下部25b,26bおよび梁上部27a,28aで囲まれた矩形環状領域(以下、ベッド環状領域という)の外側にはみ出している。また、ベース上部26aの先端部および後端部は、ベッド環状領域の外側にはみ出している。
なお、ベッド24とコラムとは、別構成であってもよい。ベッド24とコラムとが別構成である場合、コラムはベース部25,26の上面にそれぞれ配置される。また、ベース部25,26の内部には、補強リブが配置されてもよい。また、梁部27,28の内部には、補強リブが配置されてもよい。
ベース部25の先端部には梁上部27aの後端部を組み合わせることができる空間が設けられており、ベース部26の先端部には梁上部28aの後端部を組み合わせることができる空間が設けられている。この構成により、ベース上部25aは梁上部27aの上面に載り、ベース上部26aは梁上部28aの上面に載る。
ベッド24は、ベース部25と梁部27との結合部分、ベース部26と梁部28との結合部分、X軸ガイド33A,33Bの先端部および後端部以外は、ベッド14と同様の構造である。
ベッド24が作製される際には、ベース下部25bおよびベース上部25aを有したベース部25が作製され、ベース下部26bおよびベース上部26aを有したベース部26が作製される。また、梁下部27bおよび梁上部27aを有した梁部27が作製され、梁下部28bおよび梁上部28aを有した梁部28が作製される。そして、ベース部25,26および梁部27,28が組み立てられて結合される。
ベース部25,26は、角パイプを用いて構成されてもよい。例えば、ベース下部25bおよびベース上部25aを、角パイプを用いて構成し、角パイプ同士を結合することによってベース部25が形成されてもよい。また、梁部27,28は、角パイプを用いて構成されてもよい。例えば、梁下部27bおよび梁上部27aを、角パイプを用いて構成し、角パイプ同士を結合することによって梁部27が形成されてもよい。ベース部25,26および梁部27,28を、角パイプを用いて構成する場合、溶接工数を削減することができる。
図11は、実施の形態3にかかるレーザ加工機が備えるベッドの構成を示す5面図である。図12は、図11に示したベッドのA−A断面図である。図13は、図11に示したベッドのC−C断面図である。図11では、ベッド24の平面図401、正面図402、背面図403、左側面図404、および右側面図405を示している。
ベース上部26aの長手方向の先端部には、ベース部16と同様に、梁上部28aの後端部(結合部28X)と組み合わせることができる切欠き部26Xが設けられている。梁上部28aは、梁部18と同様に、切欠き部26Xに結合される結合部28Xを有している。ベッド24では、切欠き部26Xと結合部28Xとが結合されることにより、ベッド24を上面側から見た場合に、ベース部26と梁部28とが直角になるよう結合される。
ベース上部25aと梁上部27aとの結合箇所も、ベース上部26aと梁上部28aとの結合箇所と同様の構造である。また、ベース上部26aと梁上部27aとの結合箇所は、実施の形態1で説明したベース部6と梁部7との結合箇所と同様の構造である。また、ベース上部25aと梁上部28aとの結合箇所は、実施の形態1で説明したベース部5と梁部8との結合箇所と同様の構造である。すなわち、梁上部28aは、先端部がベース上部25aの側面に結合されるとともに、後端部がベース部26の切欠き部26Xに結合されている。また、梁上部27aは、先端部がベース上部26aの側面に結合されるとともに、後端部(結合部27X)がベース部25の切欠き部25Xに結合されている。このように、ベッド24では、ベース上部26aの先端部の底面が梁上部28aの上面と結合され、ベース下部26bの先端部が梁上部28aの側面と結合されている。また、ベッド24では、ベース上部25aの先端部の底面が梁上部27aの上面と結合され、ベース下部25bの先端部が梁上部27aの側面と結合されている。
この構成により、ベース下部25bの先端部は、梁上部27aの側面および梁下部27bの側面に結合される。また、ベース下部26bの先端部は、梁上部28aの側面および梁下部28bの側面に結合される。
実施の形態3では、切欠き部26Xが、梁部28の後端側の側面および上面に結合され、切欠き部25Xが、梁部27の後端側の側面および上面に結合されている。したがって、実施の形態3では、切欠き部26Xが、ベース部26の長手方向の一方の先端部であり、切欠き部25Xが、ベース部25の長手方向の一方の先端部である。
なお、図11に示したベッド24のB−B断面構成は、図12に示したベッド24のA−A断面構成と同様である。ベッド24のB−B断面構成では、ベッド24のA−A断面構成と比較して、梁上部27aと梁上部28aの位置が反対となり、梁下部27bと梁下部28bの位置が反対となり、X軸ガイド33Aの代わりにX軸ガイド33Bが示される。
また、図11に示したベッド24のD−D断面構成も、図13に示したベッド24のC−C断面構成と同様である。ベッド24のD−D断面構成では、ベッド24のC−C断面構成と比較して、ベース上部25aとベース上部26aの位置が反対となり、ベース下部25bとベース下部26bの位置が反対となり、X軸ガイド33AとX軸ガイド33Bの位置が反対となる。
ベース部25,26および梁部27,28は、溶接によって結合されてもよいし、ボルト締結などの他の結合方法で結合されてもよい。また、ベース上部25aとベース下部25bとは、一体形成されてもよいし、別々の部材で構成されてもよい。また、ベース上部26aとベース下部26bとは、一体形成されてもよいし、別々の部材で構成されてもよい。また、梁上部27aと梁下部27bとは、一体形成されてもよいし、別々の部材で構成されてもよい。また、梁上部28aと梁下部28bとは、一体形成されてもよいし、別々の部材で構成されてもよい。なお、ベース上部25aは、ベース部15の上部側と同様の構造であってもよい。また、ベース上部26aは、ベース部16の上部側と同様の構造であってもよい。
このように実施の形態3によれば、ベッド24は、ベース下部25bの先端部と梁上部27aの側面とが結合され、ベース下部26bの先端部と梁上部28aの側面とが結合されている。また、ベッド24は、梁上部27aの先端部とベース下部26bの側面とが結合され、梁上部28aの先端部とベース下部25bの側面とが結合されている。したがって、ベッド24は、ベッド4,14と同様の剛性を有する。
また、X軸ガイド33Aが梁部27,28の上面に載せられ、X軸ガイド33Bが梁部27,28の上面に載せられるので、ベッド24は、ベッド14と同様に、ベッド4よりも省スペース化を図ることができる。
また、ベッド14と同様に、ベース上部26aの先端部の底面が梁上部28aの上面に載せられるので、ベース部26と梁部28とを組み立てる際の、位置合わせが容易となる。すなわち、ベース上部26aの底面および梁上部28aの上面が位置決め面(基準面)となるので、ベース部26と梁部28との位置合わせが容易となる。
同様に、ベース上部25aの先端部の底面が梁上部27aの上面に載せられるので、ベース部25と梁部27とを組み立てる際の、位置合わせが容易となる。すなわち、ベース上部25aの底面および梁上部27aの上面が位置決め面となるので、ベース部25と梁部27との位置合わせが容易となる。したがって、ベッド24を組み立てる際の組立効率が向上する。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 加工ヘッド、2 サドル、3 クロスレール、4,14,24 ベッド、5,6,15,16,25,26 ベース部、5E,6E,7E,8E 先端面、5S,6S,7S,8S 後端側面、7,8,17,18,27,28 梁部、15X,16X,25X,26X 切欠き部、16A,18A 第1面、16B,18B 第2面、16C 先端面、16D 側面、18X,27X,28X 結合部、25a,26a ベース上部、25b,26b ベース下部、27a,28a 梁上部、27b,28b 梁下部、31A,31B,32A,32B,33A,33B X軸ガイド、35 Y軸ガイド、100 レーザ加工機。

Claims (8)

  1. 移動するとともに被加工物の加工を行う加工部と、
    前記加工部を保持するとともに、第1の方向に延びるガイドに沿って前記第1の方向に移動することで前記加工部を前記第1の方向に移動させる第1の移動体と、
    前記第1の移動体が載せられるとともに、第2の方向に延びるガイドに沿って前記第2の方向に移動することで前記第1の移動体および前記加工部を前記第2の方向に移動させる第2の移動体と、
    前記第2の方向に延びるガイドを介して前記第2の移動体が載置されるベッドと、
    を備え、
    前記ベッドは、柱状の第1から第4の部材で構成されており、
    前記第1の部材の長手方向の一方の先端部が前記第2の部材の側面に結合され、
    前記第2の部材の長手方向の一方の先端部が前記第3の部材の側面に結合され、
    前記第3の部材の長手方向の一方の先端部が前記第4の部材の側面に結合され、
    前記第4の部材の長手方向の一方の先端部が前記第1の部材の側面に結合されている、
    ことを特徴とするレーザ加工機。
  2. 前記第1の部材の一方の先端部のうちの先端面が前記第2の部材の後端側の側面に結合され、
    前記第3の部材の一方の先端部のうちの先端面が前記第4の部材の後端側の側面に結合されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工機。
  3. 前記第1の部材の一方の先端部には、第1の切欠き部が形成されており、
    前記第1の切欠き部が、前記第2の部材の後端側の側面および上面に結合され、
    前記第3の部材の一方の先端部には、第2の切欠き部が形成されており、
    前記第2の切欠き部が、前記第4の部材の後端側の側面および上面に結合され、
    前記第1の方向に延びるガイドは、前記第1の部材の上面および前記第3の部材の上面に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工機。
  4. 前記第1の部材は、第1の上部および第1の下部を有し、
    前記第1の上部の長手方向の両端部は、前記第1の下部の長手方向の両端部からはみ出しており、
    前記第1の下部の長手方向の一方の先端部が前記第2の部材の側面に結合され、
    前記第1の上部は、前記第1の下部、前記第2の部材、および前記第4の部材によって支持されており、
    前記第3の部材は、第2の上部および第2の下部を有し、
    前記第2の上部の長手方向の両端部は、前記第2の下部の長手方向の両端部からはみ出しており、
    前記第2の下部の長手方向の一方の先端部が前記第4の部材の側面に結合され、
    前記第2の上部は、前記第2の下部、前記第2の部材、および前記第4の部材によって支持されており、
    前記第1の方向に延びるガイドは、前記第1の上部の上面および前記第2の上部の上面に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工機。
  5. 前記加工部は、前記被加工物にレーザ光を照射する加工ヘッドである、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか1つに記載のレーザ加工機。
  6. 前記第2の移動体は、水平面内の前記第1の方向に移動するクロスレールであり、
    前記ベッドは、前記クロスレールを水平面内の前記第2の方向に移動させるコラムを有する、
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか1つに記載のレーザ加工機。
  7. 前記第1から第4の部材は、角パイプを用いて構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか1つに記載のレーザ加工機。
  8. 前記第1から第4の部材の内部には、補強リブが配置されている、
    ことを特徴とする請求項7に記載のレーザ加工機。
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