JP6628184B2 - 観測光導光システム、観測光導光部材及び導光方法 - Google Patents

観測光導光システム、観測光導光部材及び導光方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6628184B2
JP6628184B2 JP2016020386A JP2016020386A JP6628184B2 JP 6628184 B2 JP6628184 B2 JP 6628184B2 JP 2016020386 A JP2016020386 A JP 2016020386A JP 2016020386 A JP2016020386 A JP 2016020386A JP 6628184 B2 JP6628184 B2 JP 6628184B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
resin portion
observation
transparent resin
optical fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016020386A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017138245A (ja
Inventor
雄司 興
雄司 興
宏晃 吉岡
宏晃 吉岡
金市 森田
金市 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyushu University NUC
Ushio Denki KK
Original Assignee
Kyushu University NUC
Ushio Denki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyushu University NUC, Ushio Denki KK filed Critical Kyushu University NUC
Priority to JP2016020386A priority Critical patent/JP6628184B2/ja
Publication of JP2017138245A publication Critical patent/JP2017138245A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6628184B2 publication Critical patent/JP6628184B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

本発明は、観測光導光システム、観測光導光部材及び導光方法に関し、特に、光学分析における試料からの観測光を光測定部へ導光する観測光導光システム等に関するものである。
近年、ライフサイエンス分野におけるポイントオブケア(POCT)検査のように、吸光度法やレーザー誘起蛍光法などの光分析技術を用いた光測定装置の小型化が要請されている。
発明者らは、光測定装置の小型化を実現するために、顔料を少なくとも一部に含む樹脂を用いて光学系およびモノリシックな筐体を構成した光誘起蛍光測定器を提案した(例えば、特許文献1参照)。具体的には、以下の構成の特徴を有する。(1)照射光学系を構成する導光路、観測光収集光学系を構成する導光路の一部に、照射光及び観測光に対して透明な樹脂が充填されている。(2)これらの導光路を構成する透明樹脂を包囲するようにさらに樹脂を設ける。この樹脂には顔料が含有されている。(3)顔料は、迷光を吸収する特性を有する。顔料の含有量は、少なくとも迷光を全て吸収する量に設定されている。(4)透明樹脂と顔料含有樹脂との樹脂の材質は同じである。
上記の構成により、例えば、以下の作用・効果を奏する。まず、透明樹脂と顔料含有樹脂との樹脂の材質を同じにすることにより、両樹脂が接触する界面において光の反射や散乱が抑制される。また、顔料含有樹脂に入射した迷光は、顔料により吸収される。そのため、導光路を構成する透明樹脂に戻ることはほとんどない。さらに、顔料含有樹脂から外部へ迷光が漏れることもない。そのため、迷光の複雑な多重反射がほとんど発生しない。結果として、観測光収集光学系は、複雑な多重反射に対応する必要がなく簡便化され、結果的に本測定器は小型化される。以下、このようなシリコーン樹脂で構築した光学系の技術を、SOT(Silicone Optical Technologies)と呼称することにする。
ここで、従来、試料からの観測光が筐体(分光装置本体)へ導光される分光装置としては、図12に分光装置701を示すように、試料703に受光側光ファイバ束705の受光側入射端707を接近させて、試料703からの観測光709を受光するものがあった。受光側光ファイバ束705に入射した観測光709は、光ファイバの特性により低損失で分光装置本体711へと導光される(例えば、特許文献2参照)。また、光源713からの照射光715は、投光側光ファイバ束717で試料703に導光される。このように光ファイバで観測光709や照射光715を導光することにより、分光装置本体711から離れた位置にある試料703についても、移動させることなく光測定を行うことが可能となる。
特許第5665811号公報 国際公開第2003/004982号
しかしながら、受光側光ファイバ束705がノイズ光719まで低損失で分光装置本体711へと導光してしまうと、高精度な光測定を行うことはできない。
ゆえに、本発明は、光ファイバによるノイズ光の導光を抑制する観測光導光システム等の提供を目的とする。
本発明の第1の観点は、光学分析における試料からの観測光を光測定部へ導光する観測光導光システムであって、光源からの光を前記試料に入射させる投光側光ファイバと、前記観測光を前記光測定部へ導光する受光側光ファイバと、前記受光側光ファイバの観測光入射端に接続された受光側透明樹脂部と、前記受光側透明樹脂部と同一の樹脂で構成されており、かつ、遮光する顔料を含む受光側遮光樹脂部とを備え、前記受光側遮光樹脂部は、前記受光側透明樹脂部の一部を包囲し、前記受光側透明樹脂部は、前記受光側遮光樹脂部を介さずに外部に接する受光側窓部を有し、前記受光側光ファイバの光軸の延長線は、前記受光側遮光樹脂部に遮られることなく、前記受光側透明樹脂部を貫通して前記受光側窓部から外部に達する、観測光導光システムである。
本発明の第2の観点は、第1の観点の観測光導光システムであって、前記投光側光ファイバからの入射光の出射の全てを遮ることなく前記投光側光ファイバの入射光出射端の周りを包む投光側遮光樹脂部をさらに備え、前記投光側遮光樹脂部は、前記投光側光ファイバの光軸と前記受光側光ファイバの光軸とを一致させた状態で、前記観測光入射端の面上の任意の1点から前記受光側窓部の面上の任意の1点に向けて引いた半直線であって、前記入射光出射端と交わらない半直線の全てを遮る形状である、観測光導光システムである。
本発明の第3の観点は、第2の観点の観測光導光システムであって、前記受光側遮光樹脂部は、前記投光側光ファイバの光軸と前記受光側光ファイバの光軸とを一致させた状態で、前記観測光入射端の面上の任意の1点から前記受光側窓部の面上の任意の1点に向けて引いた半直線が前記入射光出射端又は前記投光側遮光樹脂部で反射された直線の全てを遮る形状である、観測光導光システムである。
本発明の第4の観点は、第1から第3のいずれかの観点の観測光導光システムであって、前記受光側遮光樹脂部は、前記受光側窓部の周囲においてフランジ形状を有する、観測光導光システムである。
本発明の第5の観点は、第2から第4のいずれかの観点の観測光導光システムであって、前記投光側遮光樹脂部は、前記入射光出射端の周囲においてフランジ形状を有する、観測光導光システムである。
本発明の第6の観点は、第2から第5のいずれかの観点の観測光導光システムであって、前記光軸を含む面において前記受光側透明樹脂部の外縁上の線分であって、前記受光側窓部を含まない線分は、前記受光側窓部からみて前記受光側光ファイバ側に対して凸である、観測光導光システムである。
本発明の第7の観点は、第2から第6のいずれかの観点の観測光導光システムであって、前記入射光出射端に接続された投光側透明樹脂部をさらに備え、前記投光側透明樹脂部は、前記投光側遮光樹脂部を介さずに外部に接する投光側窓部を有し、前記光軸を含む面において前記投光側透明樹脂部の外縁上の線分であって、前記投光側窓部を含まない線分は、前記投光側窓部からみて前記投光側光ファイバ側に対して凸である、観測光導光システムである。
本発明の第8の観点は、第1から第7のいずれかの観点の観測光導光システムであって、前記投光側光ファイバからの入射光の出射の全てを遮ることなく前記投光側光ファイバの入射光出射端の周りを包む投光側遮光樹脂部と、前記入射光出射端に接続された投光側透明樹脂部とをさらに備え、前記投光側遮光樹脂部は、前記入射光出射端の周囲においてフランジ形状を有し、前記受光側遮光樹脂部は、前記受光側窓部の周囲においてフランジ形状を有し、前記投光側透明樹脂部は、柱体であると共に、前記投光側遮光樹脂部を介さずに外部に接する投光側窓部を有し、前記受光側透明樹脂部は、前記受光側窓部の周囲においてフランジ形状を有し、光軸から前記投光側透明樹脂部の側面までの距離Rb、光軸から前記受光側遮光樹脂部のフランジ形状の側面までの距離R、光軸から前記受光側透明樹脂部の前記受光側窓部の周囲におけるフランジ形状の側面までの距離Rf、前記受光側光ファイバの直径d、前記投光側透明樹脂部の光軸方向の厚みDb、前記受光側透明樹脂部の前記受光側窓部の周囲におけるフランジ形状の厚みDf、前記試料の光軸方向の厚みt、及び、前記受光側透明樹脂部の光軸方向におけるフランジ形状を含まない長さlに対して、式(1)から式(3)を満たす、観測光導光システムである。
本発明の第9の観点は、光学分析における試料からの観測光を光測定部へ導光する観測光導光部材であって、前記観測光を前記光測定部へ導光する光ファイバと、前記光ファイバの光入射端に接続された透明樹脂部と、前記透明樹脂部と同一の樹脂で構成されており、かつ、遮光する顔料を含む遮光樹脂部とを備え、前記遮光樹脂部は、前記透明樹脂部の一部を包囲し、前記透明樹脂部は、前記遮光樹脂部を介さずに外部に接する窓部を有し、前記光ファイバの光軸の延長線は、前記遮光樹脂部に遮光されることなく、前記透明樹脂部を貫通して前記窓部から外部に達する、観測光導光部材である。
本発明の第10の観点は、光学分析における試料からの観測光を光測定部へ導光する観測光導光部材を用いた導光方法であって、前記観測光導光部材は、前記観測光を前記光測定部へ導光する光ファイバと、前記光ファイバの光入射端に接続された透明樹脂部と、前記透明樹脂部と同一の樹脂で構成されており、かつ、遮光する顔料を含む遮光樹脂部とを備えるものであり、前記遮光樹脂部は、前記透明樹脂部の一部を包囲し、前記透明樹脂部は、前記遮光樹脂部を介さずに外部に接する窓部を有し、前記光ファイバの光軸の延長線は、前記遮光樹脂部に遮光されることなく、前記透明樹脂部を貫通して前記窓部から外部に達し、前記観測光導光部材が、前記窓部から前記観測光を受光する受光ステップを含む、導光方法である。
本発明の各観点によれば、光測定部へのノイズ光の導光を抑制することができる。ノイズ光は、受光側光ファイバに到達する前に受光側透明樹脂部の周囲の受光側遮光樹脂部によって吸収されるためである。
また、本発明の第2の観点によれば、ノイズ光が直接的に受光側光ファイバに到達しないようにすることがさらに容易となる。
さらに、本発明の第3の観点によれば、投光側の反射を経てノイズ光が間接的に受光側光ファイバに到達するのを抑制することがさらに容易となる。
また、本発明の第4、第5又は第8の観点によれば、投光側遮光樹脂部及び/又は受光側遮光樹脂部を効果的な形状にすることが容易となる。
また、本発明の第6又は第7の観点によれば、散乱光が受光側光ファイバに到達することを抑制することがさらに容易となる。
本発明の観測光導光システムの一例の斜視図である。 本発明の観測光導光システムの一例(実施例1)の断面図である。 本発明の観測光導光システムの一例(実施例2)の断面図である。 本発明の観測光導光システムの一例(実施例3)の断面図である。 本発明の観測光導光システムの一例(実施例3)の各構成要素の長さを示す図である。 本発明の観測光導光システムの一例(実施例3)の断面図であり、相似となる三角形401及び402を示す図である。 本発明の観測光導光システムの一例(実施例3)の断面図であり、相似となる三角形403及び404を示す図である。 本発明の観測光導光システムの一例(実施例3)の断面図であり、相似となる三角形405及び406を示す図である。 R=5mm、d=1mm、l=20mm、R=3mmとした場合のtに対する、D、D、Rの変化量を示す図である。 R=10mm、d=1mm、l=20mm、R=5mmとした場合のtに対する、D、D、Rの変化量を示す図である。 本発明のクランプ型導光部材の一例を示す斜視図である。 従来の分光装置の概要を例示する図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施例について述べる。なお、本発明の実施の形態は、以下の実施例に限定されるものではない。
図1は、本発明の観測光導光システム1(本願請求項における「観測光導光システム」の一例)の斜視図である。観測光導光システム1は、クランプ式吸光度測定システムであって、照射光導光部材3と観測光導光部材5からなる。照射光導光部材3は、光源からの照射光を試料7へ導光する。観測光導光部材5は、試料7からの観測光を光測定装置へと導光する。
図2は、本発明の観測光導光システム101(本願請求項における「観測光導光システム」の一例)の一例(実施例1)の断面図である。照射光導光部材103は、照射光105を導光するアクリル製の第1光ファイバ107(本願請求項における「投光側光ファイバ」の一例)と、透明なシリコーン樹脂からなる透明樹脂部109からなる。第1光ファイバ107の一端は、試料111に面する入射光出射端113(本願請求項における「入射光出射端」の一例)である。透明樹脂部109は、第1光ファイバ107の入射光出射端113側の側面の一部を円筒状に包囲している。透明樹脂部109と第1光ファイバ107は、同心状に配置されている。
観測光導光部材115(本願請求項における「観測光導光部材」の一例)は、透明なシリコーン樹脂製で観測光117を導光する導光用透明樹脂部119(本願請求項における「受光側透明樹脂部」及び「透明樹脂部」の一例)及びアクリル製の第2光ファイバ121(本願請求項における「受光側光ファイバ」及び「光ファイバ」の一例)、並びに、シリコーン樹脂製で遮光する顔料を含有する顔料含有樹脂部123(本願請求項における「受光側遮光樹脂部」及び「遮光樹脂部」の一例)からなる。導光用透明樹脂部119は円筒形状であり、その径は第2光ファイバ121の径とほぼ同じである。そして導光用透明樹脂部119は、第2光ファイバ121の観測光入射端125に接続する観測光出射面127と、試料111からの観測光117を受光する受光側窓部129(本願請求項における「受光側窓部」の一例)を有する。顔料含有樹脂部123は、導光用透明樹脂部119の側面と、導光用透明樹脂部119に光学的に接続される第2光ファイバ121の観測光入射端125側の側面を円筒状に包囲している。また、導光用透明樹脂部119は、顔料含有樹脂部123を介さずに外部に接する受光側窓部129を有する。第2光ファイバ121の光軸の延長線は、顔料含有樹脂部123に遮られることなく、導光用透明樹脂部119を貫通して受光側窓部129から外部に達する。導光用透明樹脂部119と第2光ファイバ121の観測光入射端125は、ほぼ一直線上に配置され、導光用透明樹脂部119と第2光ファイバ121は観測光導光路131をなす。また、顔料含有樹脂部123と、観測光導光路131とは、同心状に配置されている。
照射光導光部材103の入射光出射端113側の先端は、円筒状の透明樹脂部109とその中心軸上に配置された第1光ファイバ107が露出している。一方、観測光導光部材115の受光側窓部129側の先端は、円筒状の顔料含有樹脂部123とその中心軸上に配置された導光用透明樹脂部119が露出している。よって、透明樹脂部109からなる照射光105側の円筒状筐体と、顔料含有樹脂部123からなる観測光117側の円筒状筐体を同軸上に配置することにより、照射光105側の光軸と観測光117側の光軸とはほぼ一致することになる。
本実施例の観測光導光システム101の特徴は、観測光導光部材115において、試料111と第2光ファイバ121の観測光入射端125の間に、導光用透明樹脂部119が設けられており、さらに導光用透明樹脂部119を包囲する顔料含有樹脂部123が設けられていることである。
なお、導光用透明樹脂部119と顔料含有樹脂部123は共に、例えば、ジメチルポリシロキサン(PDMS)等の同一材料からなる。そのため、両樹脂が接触する界面における光の反射や散乱は抑制される。また、顔料含有樹脂部123に含有される顔料は、例えば、カーボンブラック(CB)である。よって、顔料含有樹脂部123に入射した迷光は、顔料により吸収され、導光用透明樹脂部119に戻ることはほとんどない。顔料含有樹脂部123から、外部へ迷光が漏えいすることもない。
すなわち、観測光導光部材115側が「SOT構造」となっており、図1に示すように、試料111を介して入射してくる外光(ノイズ光)133が、SOT構造を構成する導光用透明樹脂部119とそれを包囲する顔料含有樹脂部123の協働によりほぼ吸収される。よって、外部(例えば、研究所を離れた外部)において、照射光導光部材103及び観測光導光部材115により試料111を挟む構造であっても、外光(ノイズ光)133が抑制された吸光度測定を実施することが可能となる。
よって、本発明の観測光導光システム1を用いれば、吸光度法を用いた光分析技術が採用された光測定装置を携帯可能な程度に小型化することが可能となるし、高性能な測定も可能となる。例えば、ライフサイエンス分野におけるポイントオブケア検査(POCT)などに好適な光測定装置となる。
図3は、本発明の観測光導光システム201(本願請求項における「観測光導光システム」の一例)の一例(実施例2)の断面図であり、実施例1との相違点が二点ある。一点目は、照射光105を導光する第1光ファイバ107の側面を包囲する樹脂部が、透明樹脂部109に代わり、第1フランジ型顔料含有樹脂部203(本願請求項における「投光側遮光樹脂部」の一例)である点である。二点目は、観測光導光路131を包囲する顔料含有樹脂部が、円筒状の顔料含有樹脂部123に代わり、第2フランジ型顔料含有樹脂部205(本願請求項における「受光側遮光樹脂部」及び「遮光樹脂部」の一例)である点である。
第1フランジ型顔料含有樹脂部203は、第1光ファイバ107の側面を包囲する第1円筒部207と、第1円筒部207から鍔状に出っ張っており、試料111の側面に接する第1フランジ部209からなる。また、第1フランジ型顔料含有樹脂部203は、第1光ファイバ107と第2光ファイバ121の光軸を一致させた状態で、観測光入射端125の面上の任意の1点から受光側窓部129の面上の任意の1点に向けて引いた半直線であって、入射光出射端113と交わらない半直線の全てを遮る形状である。第1円筒部207と第1光ファイバ107は、同心状に配置されている。
第2フランジ型顔料含有樹脂部205は、観測光導光路131を包囲する第2円筒部211と、第2円筒部211から鍔状に出っ張っており、試料111の側面に接する第2フランジ部213からなる。また、第2フランジ型顔料含有樹脂部205は、第1光ファイバ107と第2光ファイバ121の光軸を一致させた状態で、観測光入射端125の面上の任意の1点から受光側窓部129の面上の任意の1点に向けて引いた半直線が入射光出射端113又は第1フランジ型顔料含有樹脂部203で反射された直線の全てを遮る形状である。第2円筒部211と観測光導光路131は、同心状に配置されている。
照射光導光部材215の入射光出射端113側の先端は、第1フランジ型顔料含有樹脂部203の第1フランジ部209と、第1フランジ型顔料含有樹脂部203の中心軸上に配置された第1光ファイバ107が露出している。一方、観測光導光部材217(本願請求項における「観測光導光部材」の一例)の受光側窓部129側の先端は、第2フランジ型顔料含有樹脂部205の第2フランジ部213と、第2フランジ型顔料含有樹脂部205の中心軸上に配置された導光用透明樹脂部119が露出している。よって、第1フランジ部209と、第2フランジ部213を同軸上に配置することにより、投光側の光軸と受光側の光軸とはほぼ一致することになる。
実施例1の観測光導光システム101と比較して、本実施例の観測光導光システム201の特徴である第1フランジ部209及び第2フランジ部213によって、外光(ノイズ光)219が遮光され、更に外光の抑制性能が向上する。特に、照射光105以外の光が試料111を通って観測光入射端125に入射することをより効果的に抑制するものである。
なお、本実施例は、観測光導光部材217がSOT構造となっており、実施例1と同様の効果も得られる。
図4は、本発明の観測光導光システム301(本願請求項における「観測光導光システム」の一例)の一例(実施例3)の断面図であり、実施例2との相違点が二点ある。一点目は、第1光ファイバ107の入射光出射端113と試料111の間に第1光学的空洞部303(本願請求項における「投光側透明樹脂部」の一例)が設けられていることである。二点目は、実施例2の導光用透明樹脂部119に代わる導光用透明樹脂部が、フランジ形状となっており、そのフランジ部は光学的空洞として機能する点である。以下、この第2光学的空洞部305を備えたフランジ形状の導光用透明樹脂部を、導光用フランジ型透明樹脂部307と称する。
実施例2の図3に示すように、例えば、第2フランジ型顔料含有樹脂部205の第2フランジ部213の周縁部を通過し、第1フランジ型顔料含有樹脂部203と第1光ファイバ107との境界部である第1フランジ型顔料含有樹脂部203の内側の角部221(図3の破線の円)に到達する外光の一部は、角部221により散乱し、一部は第2ファイバ121に到達する可能性もある。そこで、実施例3には、上記角部221による外光の散乱光が第2光ファイバ121に到達することを抑制する構造として、第1光学的空洞部303及び第2光学的空洞部305を設けた。
第1光学的空洞部303には、透明樹脂が充填されている。また、第1光学的空洞部303は、前記投光側遮光樹脂部を介さずに外部に接する投光側窓部308(本願請求項における「投光側窓部」の一例)を有し、第1光学的空洞部303の光入射側には、照射光105を導光する第1光ファイバ107の入射光出射端113が接続している。実施例2と同様、第1光ファイバ107の少なくとも先端部は、第1フランジ型顔料含有樹脂部203に包囲されている。第1フランジ型顔料含有樹脂部203の第1フランジ部209は、試料111と接触している。第1光学的空洞部303の中心軸と、第1光学的空洞部303に光学的に接続される第1光ファイバ107の中心軸とは、ほぼ一直線上に配置される。第1フランジ型顔料含有樹脂部203の第1円筒部207に対して、一直線上に配置されている光学的に接続された第1光学的空洞部303及び第1光ファイバ107は、同心状に配置されている。また、第1光ファイバ107の光軸を含む面において第1光学的空洞部303の外縁上の線分であって、投光側窓部308を含まない線分は、投光側窓部308からみて第1光ファイバ107側に対して凸である。
観測光117を導光する第2光ファイバ121の光入射側には、観測光117を導光する導光用フランジ型透明樹脂部307が接続されている。導光用フランジ型透明樹脂部307のフランジ部は光学的空洞として機能する第2光学的空洞部305である。導光用フランジ型透明樹脂部307の円筒部の径は、例えば、第2光ファイバ121の径とほぼ同じである。導光用フランジ型透明樹脂部307と、それに光学的に接続される第2光ファイバ121の先端部は、第2フランジ型顔料含有樹脂部205に包囲されている。導光用フランジ型透明樹脂部307の円筒部の中心軸と、それに光学的に接続される第2光ファイバ121の中心軸とは、ほぼ一直線上に配置される。第2フランジ型顔料含有樹脂部205の第2フランジ部213は、試料111と接触している。第2フランジ型顔料含有樹脂部205の第2円筒部211に対して、中心軸が一直線上に配置されている光学的に接続された導光用フランジ型透明樹脂部307及び第2光ファイバ121は、同心状に配置されている。また、第2光ファイバ121の光軸を含む面において導光用フランジ型透明樹脂部307の外縁上の線分であって、受光側窓部129を含まない線分は、受光側窓部129からみて第2光ファイバ121側に対して凸である。
照射光導光部材309の一端は、フランジ型顔料含有樹脂部203と、その中心軸上に配置された円柱状の第1透明樹脂部303が露出している。一方、観測光導光部材311(本願請求項における「観測光導光部材」の一例)の一端は、フランジ型顔料含有樹脂部205とその中心軸上に配置された導光用フランジ型透明樹脂部307が露出している。よって、第1フランジ型顔料含有樹脂部203と、第2フランジ型顔料含有樹脂部205を同軸上に配置することにより、投光側の光軸と受光側の光軸とはほぼ一致することになる。
実施例2の観測光導光システム201と比較すると、本実施例の観測光導光システム301の特徴である第1光学的空洞部303によって、第1フランジ型顔料含有樹脂部203と第1光ファイバ107との境界部である角部221が後ろ(投光側)に後退し、外光の角部221への入射角が小さくなり、角部221からの外光の散乱光が第2光ファイバ121に到達する確率が小さくなる。この第1光学的空洞部303に、第1フランジ型顔料含有樹脂部203と同じ材質の透明樹脂を充填することにより、第1光学的空洞部303の一部は、「SOT構造」となる。よって、第1光学的空洞部303にて発生した外光の散乱光の一部は、SOT構造により吸収される。
また、本実施例の観測光導光システム301のもう1点の特徴である第2光学的空洞部305によって、第2フランジ型顔料含有樹脂部205と導光用透明樹脂部119との境界部である角部223が前(受光側)に前進し、実施例2と比較すると、外光の角部への入射角が小さくなり、角部からの外光の散乱光が第2光ファイバ121に到達する確率が小さくなる。
なお、本実施例は、観測光導光部材311がSOT構造となっており、実施例1と同様の効果も得られる。また、第1フランジ型顔料含有樹脂部203及び第2フランジ型顔料含有樹脂部205が設けられ、各フランジ型顔料含有樹脂部(203、205)のフランジ部(209、213)が試料111と接触しているので、実施例2と同様の外光の抑制性能も得られる。
以下、実施例3の設計例を述べる。図5は、実施例3の観測光導光システム301において、各構成要素の長さを示すものである。Rbは光軸から第1光学的空洞部303の側面までの距離、Rは光軸から第2フランジ部213(本願請求項における「受光側遮光樹脂部のフランジ形状」の一例)の側面までの距離、Rfは光軸から第2光学的空洞部305(本願請求項における「受光側透明樹脂部の受光側窓部の周囲におけるフランジ形状」の一例)の側面までの距離、dは第2光ファイバ121の直径、Dbは第1光学的空洞部303の光軸方向の厚み、Dfは第2光学的空洞部305の厚み、tは試料7(111)の光軸方向の厚み、及び、lは導光用フランジ型透明樹脂部307の光軸方向における第2光学的空洞部305を含まない長さ(本願請求項における「受光側透明樹脂部の光軸方向におけるフランジ形状を含まない長さ」の一例)である。
以下の式(1)から式(3)の条件を全て満たす場合、外光が一回の反射では第2光ファイバ121に入射しない。よって、ノイズとなる外光は、少なくとも2回は顔料含有樹脂部に吸収されることとなる。そのため、仮にノイズ光が第2光ファイバ121に到達するとしても強度が非常に小さくなることが期待できる。
図5の経路1を通る1回反射で第2光ファイバ121に外光が到達しないようにすることを考えるため、Dのしきい値を求める。まず、図6の三角形401と三角形402の相似関係から、下記の式(4)が得られる。すると、Dのしきい値(許される最小の値)は式(5)で表される。
は、l、d、t以外では、導光用フランジ型透明樹脂部307のフランジ部の半径Rにより決定される。d/2<R<Rの関係は自明であり、Dは式(1)の関係からRf、d、Rから決定される値が最小であり、それ以上となるように決定される。
次に、図5の経路2を通る1回反射で第2光ファイバ121に外光が到達しないようにすることを考える。図7の三角形403と三角形404の相似関係から下記の式(6)及び(7)が求められる。
が式(7)を満たす値以上であれば、外光が、第2の経路を通過して第2光ファイバ121に到達することはない。
図8の三角形405と三角形406の相似関係からは下記の式(8)及び(9)が求められる。
が式(9)を満たす値以上であれば、外光が、第2の経路を通過して第2光ファイバ121に到達することはない。
設計の一例として、R=5mm、d=1mm、l=20mm、R=3mmとした場合のtに対する、D、D、Rの変化量を図9に示す。t=8とすると、D=14mm、D>12.5mm、R>1mmとなる。
また、R=10mm、d=1mm、l=20mm、R=5mmとした場合のtに対する、D、D、Rの変化量を図10に示す。t=8とすると、D=9mm、D>2.5mm、R>1mmとなる。
なお、図11に示すように、本発明の導光部材に、クランプ型の保持部材501を付け加えても良い。保持部材501は、照射光導光部材3と観測光導光部材5とが同軸上に配置されるように保持しつつ、照射光導光部材3と観測光導光部材5の少なくとも一方が試料7を挟持するために可動するよう構成されている。
1・・・観測光導光システム、3・・・照射光導光部材、5・・・観測光導光部材、7・・・試料、101・・・観測光導光システム、103・・・照射光導光部材、105・・・照射光、107・・・第1光ファイバ、109・・・透明樹脂部、111・・・試料、113・・・入射光出射端、115・・・観測光導光部材、117・・・観測光、119・・・導光用透明樹脂部、121・・・第2光ファイバ、123・・顔料含有樹脂部、125・・・観測光入射端、127・・・観測光出射面、129・・・受光側窓部、131・・・観測光導光路、133・・・外光(ノイズ光)、201・・・観測光導光システム、203・・・第1フランジ型顔料含有樹脂部、205・・・第2フランジ型顔料含有樹脂部、207・・・第1円筒部、209・・・第1フランジ部、211・・・第2円筒部、213・・・第2フランジ部、215・・・照射光導光部材、217・・・観測光導光部材、219・・・外光(ノイズ光)、221・・・角部、223・・・角部、301・・・観測光導光システム、303・・・第1光学的空洞部、305・・・第2光学的空洞部、307・・・導光用フランジ型透明樹脂部、308・・・投光側窓部、309・・・照射光導光部材、311・・・観測光導光部材、401〜406・・・三角形、501・・・保持部材、701・・・分光装置、703・・・試料、705・・・受光側光ファイバ束、707・・・受光側入射端、709・・・観測光、711・・・分光装置本体、715・・・照射光、717・・・投光側光ファイバ束、719・・・ノイズ光

Claims (10)

  1. 光学分析における試料からの観測光を光測定部へ導光する観測光導光システムであって、
    光源からの光を前記試料に入射させる投光側光ファイバと、
    前記観測光を前記光測定部へ導光する受光側光ファイバと、
    前記受光側光ファイバの観測光入射端に接続された受光側透明樹脂部と、
    前記受光側透明樹脂部と同一の樹脂で構成されており、かつ、遮光する顔料を含む受光側遮光樹脂部とを備え、
    前記受光側遮光樹脂部は、前記受光側透明樹脂部の光軸に対する側面を接触して包囲し、
    前記受光側透明樹脂部は、前記受光側遮光樹脂部を介さずに外部に接する受光側窓部を有し、
    前記受光側光ファイバの光軸の延長線は、前記受光側遮光樹脂部に遮られることなく、前記受光側透明樹脂部を貫通して前記受光側窓部から外部に達するものであり、
    前記受光側遮光樹脂部は、前記受光側窓部の周囲においてフランジ形状を有する、観測光導光システム。
  2. 前記投光側光ファイバからの入射光の出射の全てを遮ることなく前記投光側光ファイバの入射光出射端の周りを包む投光側遮光樹脂部をさらに備え、請求項1記載の観測光導光システム。
  3. 前記投光側遮光樹脂部は、前記入射光出射端の周囲においてフランジ形状を有する、請求項2記載の観測光導光システム。
  4. 前記投光側遮光樹脂部は、前記投光側光ファイバの光軸と前記受光側光ファイバの光軸とを一致させた状態で、前記観測光入射端の面上の任意の1点から前記受光側窓部の面上の任意の1点に向けて引いた半直線であって、前記入射光出射端と交わらない半直線の全てを遮る形状である、請求項2又は3記載の観測光導光システム。
  5. 前記受光側遮光樹脂部は、前記投光側光ファイバの光軸と前記受光側光ファイバの光軸とを一致させた状態で、前記観測光入射端の面上の任意の1点から前記受光側窓部の面上の任意の1点に向けて引いた半直線が前記入射光出射端又は前記投光側遮光樹脂部で反射された直線の全てを遮る形状である、請求項記載の観測光導光システム。
  6. 前記光軸を含む面において前記受光側透明樹脂部の外縁上の線分であって、前記受光側窓部を含まない線分は、前記受光側窓部からみて前記受光側光ファイバ側に対して凸である、請求項から5のいずれかに記載の観測光導光システム。
  7. 前記入射光出射端に接続された投光側透明樹脂部をさらに備え、
    前記投光側透明樹脂部は、前記投光側遮光樹脂部を介さずに外部に接する投光側窓部を有し、
    前記光軸を含む面において前記投光側透明樹脂部の外縁上の線分であって、前記投光側窓部を含まない線分は、前記投光側窓部からみて前記投光側光ファイバ側に対して凸である、請求項2から6のいずれかに記載の観測光導光システム。
  8. 前記投光側光ファイバからの入射光の出射の全てを遮ることなく前記投光側光ファイバの入射光出射端の周りを包む投光側遮光樹脂部と、
    前記入射光出射端に接続された投光側透明樹脂部とをさらに備え、
    前記投光側遮光樹脂部は、前記入射光出射端の周囲においてフランジ形状を有し、
    前記受光側遮光樹脂部は、前記受光側窓部の周囲においてフランジ形状を有し、
    前記投光側透明樹脂部は、柱体であると共に、前記投光側遮光樹脂部を介さずに外部に接する投光側窓部を有し、
    前記受光側透明樹脂部は、前記受光側窓部の周囲においてフランジ形状を有し、
    光軸から前記投光側透明樹脂部の側面までの距離Rb、光軸から前記受光側遮光樹脂部のフランジ形状の側面までの距離R、光軸から前記受光側透明樹脂部の前記受光側窓部の周囲におけるフランジ形状の側面までの距離Rf、前記受光側光ファイバの直径d、前記投光側透明樹脂部の光軸方向の厚みDb、前記受光側透明樹脂部の前記受光側窓部の周囲におけるフランジ形状の厚みDf、前記試料の光軸方向の厚みt、及び、前記受光側透明樹脂部の光軸方向におけるフランジ形状を含まない長さlに対して、式(1)から式(3)を満たす、請求項1から7のいずれかに記載の観測光導光システム。
  9. 光学分析における試料からの観測光を光測定部へ導光する観測光導光部材であって、
    前記観測光を前記光測定部へ導光する光ファイバと、
    前記光ファイバの光入射端に接続された透明樹脂部と、
    前記透明樹脂部と同一の樹脂で構成されており、かつ、遮光する顔料を含む遮光樹脂部とを備え、
    前記遮光樹脂部は、前記透明樹脂部の光軸に対する側面を接触して包囲し、
    前記透明樹脂部は、前記遮光樹脂部を介さずに外部に接する窓部を有し、
    前記遮光樹脂部は、前記窓部の周囲においてフランジ形状を有し、
    前記光ファイバの光軸の延長線は、前記遮光樹脂部に遮光されることなく、前記透明樹脂部を貫通して前記窓部から外部に達する、観測光導光部材。
  10. 光学分析における試料からの観測光を光測定部へ導光する観測光導光部材を用いた導光方法であって、
    前記観測光導光部材は、
    前記観測光を前記光測定部へ導光する光ファイバと、
    前記光ファイバの光入射端に接続された透明樹脂部と、
    前記透明樹脂部と同一の樹脂で構成されており、かつ、遮光する顔料を含む遮光樹脂部とを備えるものであり、
    前記遮光樹脂部は、前記透明樹脂部の光軸に対する側面を接触して包囲し、
    前記透明樹脂部は、前記遮光樹脂部を介さずに外部に接する窓部を有し、
    前記遮光樹脂部は、前記窓部の周囲においてフランジ形状を有し、
    前記光ファイバの光軸の延長線は、前記遮光樹脂部に遮光されることなく、前記透明樹脂部を貫通して前記窓部から外部に達し、
    前記観測光導光部材が、前記窓部から前記観測光を受光する受光ステップを含む、導光方法。
JP2016020386A 2016-02-05 2016-02-05 観測光導光システム、観測光導光部材及び導光方法 Active JP6628184B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016020386A JP6628184B2 (ja) 2016-02-05 2016-02-05 観測光導光システム、観測光導光部材及び導光方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016020386A JP6628184B2 (ja) 2016-02-05 2016-02-05 観測光導光システム、観測光導光部材及び導光方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017138245A JP2017138245A (ja) 2017-08-10
JP6628184B2 true JP6628184B2 (ja) 2020-01-08

Family

ID=59566813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016020386A Active JP6628184B2 (ja) 2016-02-05 2016-02-05 観測光導光システム、観測光導光部材及び導光方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6628184B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8218142B2 (en) * 2009-02-17 2012-07-10 The Boeing Company Fiber optic probe scatterometer for spectroscopy measurements
US8654323B2 (en) * 2010-09-27 2014-02-18 Arkray, Inc. Analyzing apparatus
JP5665811B2 (ja) * 2012-08-02 2015-02-04 国立大学法人九州大学 光誘起蛍光測定器
JP5954424B2 (ja) * 2012-10-16 2016-07-20 コニカミノルタ株式会社 光学特性測定装置
JP6338378B2 (ja) * 2014-01-10 2018-06-06 パナソニック デバイスSunx株式会社 光ファイバヘッド、光学センサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017138245A (ja) 2017-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5297887B2 (ja) 蛍光分析用光分波検出器及び蛍光検出システム
JP2011185955A (ja) 線量計
US10126229B2 (en) Optical measurement device
EP3067686B1 (en) Transmission probe, system and immersion transmission measurement method
JP2016173265A (ja) 光測定装置及び光測定方法
EP1913867A1 (en) Optical measuring device and optical measuring method
JPWO2019044969A1 (ja) マイクロプレートリーダー
JP6628184B2 (ja) 観測光導光システム、観測光導光部材及び導光方法
JP2013219450A5 (ja)
JP3176582U (ja) ライトガイドセル
KR101725797B1 (ko) 투광 헤드 및 광학센서
JP6237648B2 (ja) プローブ、分光測定装置、および、診断システム
CN110892249B (zh) 光测定装置、导光部件以及光测定方法
JP2018518669A (ja) 光学導管の光送達を伴う光学分析システム
JP7205190B2 (ja) 光学測定器
JP2004219131A (ja) オイルミスト検出装置
JP6644329B2 (ja) 導光路内蔵チップ、導光部材及び導光方法
US11313798B2 (en) Optical measuring device, light guide member, and optical measuring method
KR102150577B1 (ko) 광학계 구조체, 광학 측정 장치 및 광학 측정 방법
EP3165905B1 (en) Gas concentration measurement device
JP6188157B2 (ja) 光測定装置及び光測定方法
JP2016017883A (ja) 光プローブ及び測定装置
JP6291278B2 (ja) 検出装置
JP2010096716A (ja) 赤外線カメラ
CN117980791A (zh) 旋转接头和使用该旋转接头的光学测定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180724

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180726

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190709

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190830

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6628184

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250