JP6188157B2 - 光測定装置及び光測定方法 - Google Patents

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Description

本願発明は、光測定装置及び光測定方法に関し、特に、測定対象からの特定の波長の光である測定対象光の光強度を測定する測定部を備える光測定装置等に関する。
近年、ライフサイエンス分野では、ポイントオブケア検査(POCT)の要請が高まってきており、分析が必要な現場において、検査時間が短く、かつ高精度な評価分析であるような小型かつ携帯可能な測定器の需要が大きくなっている。レーザ誘起蛍光法(Laser Induced Fluorescence:LIF)を利用した測定装置(以下、LIF測定装置と称する)にも、このような需要への対応が要請されている。
LIF測定装置は、光電子倍増管等の蛍光測定器、光学フィルタ、光学レンズ、レーザ光源等を有している。小型、かつ、携帯可能なLIF測定装置を実現するためには、例えば、電気泳動を用いた分離システムをマイクロチップ化して小型化を図ることが考えられる。この場合、当然ながらレーザ光源と蛍光測定器との距離も近くなり、測定対象へ照射される励起光であるレーザビームの装置内での反射・散乱の影響が無視できなくなる。
すなわち、集光レンズや光学フィルタ等の光学素子や測定対象を内部に保持する光透過性のマイクロチップ等をレーザビームが通過した結果、LIF測定装置内部では、レーザビームの反射光や散乱光が蛍光測定器に到達する確率が著しく高くなる。また、LIF測定装置の筐体とレーザ光源や蛍光測定器との距離も近くなり、筐体内面において発生するレーザビームの反射・散乱の影響が無視できなくなる。
一般に、励起光であるレーザビームの強度は、測定対象からの蛍光の強度と比べると著しく大きいので、元々のレーザビームと比較すると強度が微弱なレーザビームの反射光や散乱光であっても、蛍光測定器に入射してしまうと蛍光測定器の蛍光検出感度に重大な影響を与えることになる。
このような反射光、散乱光の影響を除去するためには、例えば、光学フィルタを複数使用することになり、LIFの光学系が複雑になる。そして、このような複雑な光学系を構成する光学素子はLIF測定装置内において光学素子ホルダーにより保持されるが、小型、かつ、携帯可能なLIF測定装置の場合、運搬時の振動や予期せぬ外部構造物との衝突による衝撃により、光学系のアライメントがずれる可能性がある。
この場合、LIF測定装置内の光学系の再アライメントが必要となるが、上記したように、LIF装置内部に構成される光学系は複雑であるため、再アライメントを行う作業者には熟練の技能が要求される。
ポイントオブケア検査(POCT)は、例えば、救急車内での検査、患者自身が自宅などで行う自己検査、屋外での禁止薬物検査等の状況で行われる。このような検査作業者は、上記したような光学系のアライメントを実施する技量を必ずしも持ち合わせているわけではない。
よって、光学素子ホルダーの構造も、振動や衝撃の影響を受けても光学素子のアライメントずれが抑制されるように、頑丈で大掛かりなものにする必要がある。
また、上記したように、レーザビームの反射光や散乱光の影響を小さくするために、LIFの光学系を構成する光学素子の数は多くなるので、光学素子ホルダー、光学素子からなる光学系の構造は大掛かりにならざるを得ない。
すなわち、従来は、POCTの要請に対応できるような、小型かつ携帯や運搬が可能で、迅速かつ高精度な測定性能を有するLIF測定装置を構築するのは、非常に困難であった。
そこで、先に発明者らは、特許文献1において、ライフサイエンス分野におけるポイントオブケア検査(POCT)の要請に対応可能である光誘起蛍光測定装置を提案した。固体光源、被測定試料を保持する試料保持部材、レンズや光学フィルタ等からなる蛍光収集光学系、蛍光測定器が上記固体光源から出射する励起光および上記試料から放出される蛍光を含む光に透明な樹脂内に埋設された構造を有するため、光誘起蛍光測定器に振動や衝撃が加えられたとしても光学素子等の位置の変動が起こりにくく、その結果、蛍光収集光学系のアライメントずれが抑制される。
また、樹脂と光学素子の密着性は良好であり、両者の接触部分に空気が存在する場合に発生する不所望な光の反射や散乱も殆ど発生しない。
さらに、測定対象光を平行光に調整するレンズ、及び、測定対象光を光測定器の受光面に集光するレンズとして、ガラス等の凸レンズを用いる代わりに、レンズを設ける空間を空洞とし、該空洞と樹脂との境界面をレンズ形状に形成することにより、光学系の構成要素を減らすことができた。
上述のように、特許文献1で提案した樹脂一体型の光測定装置では、樹脂を充填することで光学系のアライメントのずれを防止し、それに加え、レンズを減らすことで、携帯や運搬による衝撃に強い光測定装置を提供した。さらに光学系の構成要素を減らすことができれば、より携帯や運搬による衝撃に強い光測定装置を実現することができる。
LIF測定装置では、励起光の反射光や散乱光等の測定対象光以外の不所望の光が測定器に入射してしまうことを防ぐために、例えば、光源から出射する励起光の波長の光を反射するノッチフィルタ、及び、試料から放出される蛍光以外の光を吸収する色ガラスフィルタが使用される。
そこで、発明者らは、特許文献2において、色ガラスフィルタの代わりとして、ポリジメチルシロキサン(PDMS)等のシリコーン樹脂に試料から放出される蛍光以外の光を吸収する色素を含有させて形成した光学フィルタを用いることを提案した。シリコーン樹脂の成形は、比較的容易であり、形状の自由度も高いため、LIF測定装置の光路形状に対応した形状の有機光機能材を容易に得ることができる。なお、特許文献2に記載の技術は、本願出願時点で非公知である。
特開2014−32064公報 特願2014−64415
発明者らは、樹脂一体型の光測定装置において、凸レンズや色ガラスフィルタを代替する技術的思想を提案してきたものの、測定対象としない波長の光を十分に減衰させるためには、ノッチフィルタ等の高価な光学素子を用いる必要があった。
そこで、本願発明は、ノッチフィルタ等の高価な光学素子を用いずに測定対象としない波長の光を測定部に到達させない、樹脂一体型の携帯や運搬による衝撃に強い光測定装置等を提供することを目的とする。
本願発明の第1の観点は、測定対象からの特定の波長の光である測定対象光の光強度を測定する測定部を備える光測定装置であって、前記測定対象光に対して透明な樹脂で構成される光路と、前記光路を覆う吸光部と、前記光路内に、樹脂により形成される回折格子状面を備え、前記光路は、前記回折格子状面の前後で屈曲している、光測定装置である。
本願発明の第2の観点は、第1の観点の光測定装置であって、前記光路は、n次の回折光(nは自然数のうちいずれか1つの数)が前記測定部に到達するように前記回折格子状面の前後で屈曲している。
本願発明の第3の観点は、第2の観点の光測定装置であって、前記光路のうち、前記回折格子状面から前記測定部までの光路は、前記n次の回折光とは異なる光が前記吸光部に入射するように形成されたn次光光路である。
本願発明の第4の観点は、第1から第3のいずれかの観点の光測定装置であって、前記光路の一部に、色素を有する第2樹脂からなる光学フィルタ部をさらに備える光測定装置である。
本願発明の第5の観点は、第4の観点の光測定装置であって、前記光学フィルタ部の周囲に、色素拡散抑制部をさらに備える光測定装置である。
本願発明の第6の観点は、第5の観点の光測定装置であって、前記光学フィルタ部と前記色素拡散抑制部との間に、前記測定対象光とは異なる波長の光を吸収する第2吸光部をさらに備える光測定装置である。
本願発明の第7の観点は、第6の観点の光測定装置であって、前記第2吸光部は、前記第2樹脂と同一の樹脂で構成されており、前記色素とは異なる第2色素を含むものである光測定装置である。
本願発明の第8の観点は、第4から第7のいずれかの観点の光測定装置であって、前記光学フィルタ部の一部に、前記測定対象光の進路とは異なる進路を進行する光を遮蔽するスリット部をさらに備え、前記スリット部は、前記第2樹脂と同一の樹脂で構成されており、前記色素とは異なる第3色素を含むものである。
本願発明の第9の観点は、測定対象からの特定の波長の光である測定対象光の光強度を測定する測定部を備える光測定装置を用いた光測定方法であって、前記光測定装置は、前記測定対象光に対して透明な樹脂で構成される光路と、前記光路を覆う吸光部と、前記光路内に、樹脂により形成される回折格子状面とを備え、前記光路は、前記回折格子状面の前後で屈曲しており、前記測定部が、前記回折格子状面において屈折した光を測定する測定ステップを含む、光測定方法である。
本願発明の各観点によると、回折格子状面で励起光や測定対象光がそれぞれ回折され、屈曲した光路の方向に沿って進む光のみが測定部に到達する。そのため、ノッチフィルタ等の高価な光学素子を用いることなく、測定対象外の波長の光のうち少なくとも透過光を測定部に到達させない、樹脂一体型の光測定装置を提供することが可能となる。
また、従来はノッチフィルタ等の光学素子と樹脂の境界面に空気が混入すると、不所望な光の反射や散乱が発生することがあったが、本願発明の各観点によると、ノッチフィルタ等の光学素子と樹脂の境界面が存在しないため、境界面への空気の混入による不所望な光の反射や散乱についても考慮する必要がなくなる。
また、本願発明の第2の観点によると、樹脂一体型の光測定装置において、所望の光(測定対象光)を確実に測定部に導光することが可能となる。
さらに、本願発明の第3の観点によると、樹脂一体型の光測定装置において、測定対象光以外を測定部に導光しないことも可能となる。
さらに、本願発明の第4の観点によると、従来の光測定装置で測定対象光のみを透過させ、それ以外の光を吸収させる色ガラスフィルタが不要になり、さらに携帯や運搬による衝撃に強い光測定装置等を提供することが可能となる。
さらに、本願発明の第5の観点によると、色素拡散抑制部が、光学フィルタ部内の色素の外部への拡散を抑制し、光学フィルタ部の当初のフィルタ機能を維持することが可能な光測定装置等を提供することが可能となる。
光測定装置において、光の反射や散乱を抑制することが好ましいことに鑑みると、異種の材料である色素拡散抑制部を設けることには阻害要因がある。本願発明の第5の観点は、色素を有する光学フィルタ部から筐体への色素の拡散が問題となり得るとの課題認識に基づき色素拡散抑制部を設けることとした技術的思想に特徴がある。
さらに、本願発明の第6の観点によると、測定対象光の光路を確保しつつ、光学フィルタ部における反射・散乱を抑制することが可能となる。
さらに、本願発明の第7の観点によれば、第2吸光部と光学フィルタ部とが同一素材であるため、両者の屈折率が同じであり、境界面での反射・散乱の発生を抑制することがさらに容易となる。
さらに、本願発明の第8の観点によれば、スリット部が迷光を遮蔽することにより、測定部に到達するノイズを低減することがさらに容易となる。なお、第2色素と第3色素とは同一の色素であることを妨げない。また、スリット部と周囲の素材が同一であるため、スリット部とその周囲の境界面での反射・散乱の発生が抑制される。
実施例1に係る本願発明のLIF測定装置の断面図である。 本願発明のLIF測定装置の第4の空気室周辺部分の断面図である。 本願発明に係るLIF測定装置内を測定対象光がたどる経路の一例を示す図である。 実施例2に係る本願発明のLIF測定装置の断面図である。 色素拡散抑制部材と第2の色素含有シリコーン樹脂の間に第2吸光部を備える構成を示した図であり、(a)試料ケース付近の拡大図、及び、(b)受光面付近の拡大図を示す図である。
以下、図面を参照して、本願発明の実施例について述べる。なお、本願発明の実施の形態は、以下の実施例に限定されるものではない。
本実施例に係るLIF測定装置1の断面図を図1に示す。LIF測定装置1(本願請求項における「光測定装置」の一例)は、レーザ光源である固体光源3と、被測定試料を保持する試料ケース5と、シリコーン樹脂や空気室等を含む蛍光収集光学系と、光電子増倍管である蛍光測定器7(本願請求項における「測定部」の一例)とを備える。
続いて、LIF測定装置1について具体的に述べる。LIF測定装置1は、本発明者らが開発してきた樹脂一体型の光測定装置に分類される。少なくとも固体光源3の光出射面9及び蛍光測定器7の受光面11は、PDMS樹脂に埋設されるか又は接触する。ここで、PDMS樹脂は、固体光源3からの励起光や試料から放出される蛍光を含む光に対して透明である。さらに、LIF測定装置1おいて、光出射面9から受光面11までの光がたどる経路に形成される蛍光収集光学系(本願請求項における「光路」の一例)は、樹脂及び空気室により形成される。また、後述する筐体13(本願請求項における「吸光部」の一例)が光学系を包囲しており、光出射面9、試料ケース5、蛍光収集光学系、及び、受光面11が一体化して保持され、かつ、位置決めされる。
さらに、試料ケース5、蛍光測定器7、及び、蛍光収集光学系を保持する筐体13も樹脂で構成されている。ここで、筐体13を構成する樹脂は、顔料をほぼ一様に含有している。この顔料は、励起光、試料ケースに励起光が照射される際に発生する自家蛍光、及び、励起光が樹脂内を進行する際に樹脂から発生するラマン光を吸収する波長特性を有する。
筐体13には、固体光源3や蛍光測定器7の少なくとも一部が埋設されてもよい。また、図示を省略したが、固体光源3及び蛍光測定器7に電力を供給する電力源が筐体13に埋設されてもよい。
レーザ光源
固体光源3として採用されるレーザ光源としては、例えば、半導体励起固体レーザ(Diode−pumped solid−state(DPSS)lasers)装置が使用され、より具体的には、半導体励起のNd:YVOレーザ(波長1064nm)の第2高調波である波長532nmのレーザビームを放出するグリーンレーザ装置が用いられる。
試料ケース
試料ケース5としては、例えば、ポリスチレン製PCRチューブが使用される。このPCRチューブは先端がテーパ状になっており、液体状の試料を投入しても、上記PCRチューブの先端側で気泡が出来にくい。この先端側が上記DPSSレーザ装置から放出されるレーザビームが照射される位置となるように、PCRチューブは位置決めされる。
光学系
光出射面9と受光面11との間の光路は、第1の色素含有シリコーン樹脂19と、第1のシリコーン樹脂25と、第2のシリコーン樹脂31と、第2の色素含有シリコーン樹脂35とを有する。なお、本願において「光路」とは、LIF測定装置1内に光出射面9から受光面11までの間に光が進行しうるように形成された空間を指す。一般に、「光路」は光が光学系中を進行した経路自体を指すこともあるが、本願においてはこれを光の「進路」として区別する。第1のシリコーン樹脂25は、第2の空気室17と第3の空気室21と第4の空気室23に接触する。第2のシリコーン樹脂31は、第4の空気室23と第5の空気室27と第6の空気室29に接触する。第2の色素含有シリコーン樹脂35は、第6の空気室29と第7の空気室33と光電子増倍管(蛍光測定器7)の受光面11に接触する。本実施例において光学系は、筐体13に埋設されている。そのため、励起光、試料ケースに蛍光が照射される際に発生する自家蛍光、及び、励起光が樹脂内を進行する際に樹脂から発生するラマン光といった測定対象外の光が筐体13に入射すると、筐体13に吸収される。
第1の色素含有シリコーン樹脂
第1の色素含有シリコーン樹脂19(本願請求項における「光学フィルタ部」の一例)は、シリコーン樹脂(本願請求項における「第2樹脂」の一例)により構成されており、試料ケース5を内包し、固体光源3の光出射面9、第1の空気室15の斜面37、及び、第2の空気室17と接している。
また、試料から放出された特定の蛍光である測定対象光(本願請求項における「測定対象光」の一例)以外の光を除去するために、第1の色素含有シリコーン樹脂19は、励起光、試料ケース5に励起光が照射される際に発生する自家蛍光、及び励起光が樹脂内を進行する際に樹脂から発生するラマン光を吸収する波長特性を有する色素をほぼ一様に含有している。ただし、第1の色素含有シリコーン樹脂19には、第2の色素含有シリコーン樹脂に比べ、色素濃度の低いシリコーン樹脂を用いた方がよい。なぜなら、ほぼ発光しない色素であっても、全く発光しないわけではなく、色素が擬似的な点光源となってしまう可能性があるためである。
第1の空気室
第1の空気室15は、第1の色素含有シリコーン樹脂19と斜面37で接している。第1の空気室15では、シリコーン樹脂と大気の屈折率差により、第1の空気室中の大気に対するPDMS樹脂の臨界角以上の入射角で試料から放出される蛍光が、第1の空気室15の斜面37に入射すると、蛍光は斜面37において全反射される。そのため、第1の空気室15の斜面37の角度を適切に設定することにより、蛍光は任意の方向(図1では上方向)に折り返される。
第2の空気室
第2の空気室17は、第1の色素含有シリコーン樹脂19と第1のシリコーン樹脂25との間に設けられている。また、第2の空気室17は、第1の色素含有シリコーン樹脂19と境界面39において、かつ、第1のシリコーン樹脂25と境界面41において、それぞれ接している。境界面39が空気室17側に凸の球面であり、境界面41が平面であり、空気室17は全体として平凹レンズの形状となっている。境界面39の曲率を適宜設定することにより、第2の空気室は、試料から放出される拡散光を平行光に調整する。
第1のシリコーン樹脂
第1のシリコーン樹脂25は、第2の空気室17と境界面41において、第3の空気室21と斜面43において、かつ、第4の空気室23と境界面45において接している。
第3の空気室
第3の空気室21は、第1のシリコーン樹脂25と斜面43で接している。第1の空気室15と同様に、空気室中の大気とシリコーン樹脂との屈折率の差があるため、第3の空気室21の斜面43の角度を適切に設定することにより、第2の空気室17から入射してくる蛍光は任意の方向(図1では右方向)に折り返される。
第4の空気室
第4の空気室23は、第1のシリコーン樹脂25と第2のシリコーン樹脂31との間に設けられている。第1のシリコーン樹脂25と境界面45において、かつ、第2のシリコーン樹脂31と境界面47(本願請求項における「回折格子状面」の一例)において接している。
図2に、第4の空気室23の周辺部分の断面図を示す。図2に示される通り、境界面45は平面とし、境界面47は格子形状面とすることにより(以下、境界面47を、格子形状面47という。)、第4の空気室23は透過型回折格子として機能する。しかも、格子形状面47の前後でLIF測定装置1の光路が屈曲している。そこで、第1のシリコーン樹脂25の屈折率、第3の空気室21により折り返される平行光の境界面45への入射角、第4の空気室23の格子形状面47のブレーズ角、溝本数、第2のシリコーン樹脂31の屈折率、第2のシリコーン樹脂31が接する第5の空気室27の斜面49の位置及び角度を適宜調節することにより、第4の空気室23に入射する蛍光は、第4の空気室23の格子形状面47により回折され、測定対象光(例えば1次光)は、第5の空気室27の斜面49に導光される。
ここで、回折次数が1以外の蛍光は、1次光とは異なる方向に回折される。そのため、第5の空気室27の位置を適宜調整することにより、第5の空気室27の斜面49には到達せず、第2のシリコーン樹脂31から、これを包囲する筐体13へと入射して吸収される。
また、蛍光以外の光(具体的には、波長が532nmである励起光による迷光、試料ケース5からの自家蛍光の迷光、及び励起光による迷光がPDMS樹脂中を進行する際に発生するラマン光)は、蛍光(測定対象光)と波長が相違するので、蛍光(測定対象光)の1次光とは異なる方向に回折される。よって、第5の空気室27の位置を適宜調整することにより、第5の空気室27の斜面49には到達せず、第2の色素含有シリコーン樹脂35を包囲する筐体13へと入射して吸収される。すなわち、上記した第4の空気室23は、ノッチフィルタと同様の機能を奏する。
また、光路のうち、格子形状面47から蛍光測定器7までの光路は、1次光とは異なる光が筐体13に入射するように形成された、1次光専用光路(本願請求項の「n次光光路」の一例)といえる。
ここで、1次光専用光路を有する光学系の設計方法の一例について述べる。例えば、格子形状面47のブレーズ角が36.9度、溝本数が1200/mmの場合において、m=+1の光(+1次光)を取り出すとき、グレーティング方程式により、入射角は2.53度とすると、回折角は30.75度となり、600nm−532nm分散が、30mm先で約2mmであると導出される。この分散機構に合わせ、第3の空気室21及び第5の空気室27の位置及び角度、並びに、1次光専用光路の幅を適宜調節することにより、測定対象光(600nm)のみを蛍光測定器7に導光することができる。参考までに、このときに試料から発した測定対象光がたどる蛍光測定器までの経路を図3に示す。
なお、迷光の中には第5の空気室27の斜面49に入射するものもあるが、強度は小さく、後で述べる光学フィルタ(第2の色素含有シリコーン樹脂35)によりほぼ除去される。
第2のシリコーン樹脂
第2のシリコーン樹脂31は、第4の空気室23と格子形状面47において、第5の空気室27と斜面49において、第6の空気室と境界面53において、それぞれ接している。
第5の空気室
第5の空気室27は、第2のシリコーン樹脂31と斜面49で接している。
第6の空気室
第6の空気室29は、第2のシリコーン樹脂31と第2の色素含有シリコーン樹脂35との間に設けられており、第2のシリコーン樹脂31と境界面53において、第2の色素含有シリコーン樹脂35と境界面55において、それぞれ接している。境界面53は平面、境界面55は第6の空気室29側に凸の球面であり、第6の空気室29は平凹レンズの形状となっている。そのため、第5の空気室27の斜面49から折り返された蛍光は、そのまま平行光として境界面53を通過し、その平行光は、境界面55の曲率を適宜設定することにより、第2の色素含有シリコーン樹脂35に面する第7の空気室の斜面57に収束され、最終的に光電子倍増管(蛍光測定器7)の受光面11に集光される。集光された光は、蛍光測定器7が光強度を測定する(本願請求項に記載の「測定ステップ」の一例)。
第2の色素含有シリコーン樹脂
第2の色素含有シリコーン樹脂35(本願請求項の「光学フィルタ部」の一例)は、シリコーン樹脂(本願請求項における「第2樹脂」の一例)により構成されており、第6の空気室29と境界面55において、第7の空気室33と斜面57において、光電子倍増管(蛍光測定器7)と受光面11において、それぞれ接している。
第2の色素含有シリコーン樹脂35は、第1の色素含有シリコーン樹脂19と同様に、試料から放出された蛍光である測定対象光以外の光を除去するために、励起光、試料ケース5に励起光が照射される際に発生する自家蛍光、及び励起光が樹脂内を進行する際に樹脂から発生するラマン光を吸収する波長特性を有する色素をほぼ一様に含有している。ここで、蛍光以外の光をできるだけ除去するため、第2の色素含有シリコーン樹脂35は、第1の色素含有シリコーン樹脂19よりも色素濃度が高いことが好ましいが、第1の色素含有シリコーン樹脂19の方が色素濃度が高くともよい。
第7の空気室
第7の空気室33は、第2の色素含有シリコーン樹脂35と斜面57で接している。第7の空気室33の位置及び斜面57の角度を適切に設定することにより、斜面57に収束した光が光電子倍増管(蛍光測定器7)の受光面11に集光される。
筐体
筐体13は、請求の範囲に記載の「吸光部材」にあたり、光路を形成する第1の色素含有シリコーン樹脂19、第1のシリコーン樹脂25、第2のシリコーン樹脂31、第2の色素含有シリコーン樹脂35と同じシリコーン樹脂であり、例えば、PDMS樹脂などを用いる。また、このPDMSへ含有させる顔料としては、上記励起光による迷光、自家蛍光による迷光、ラマン光を吸収する、例えば、炭素からなる黒色顔料が使用されている。
この筐体13は、図1に示す通り、上述した光学系を包囲している。さらに、筐体13は、主な構成要素が光学系の光路を形成するシリコーン樹脂(第1の色素含有シリコーン樹脂19、第1のシリコーン樹脂25、第2のシリコーン樹脂31、第2の色素含有シリコーン樹脂35)と同じくシリコーン樹脂であるので、これらの屈折率は全て同じである。すなわち、筐体13と光学系の光路を形成するシリコーン樹脂との間には屈折率境界がない。よって、光学系の光路を形成するシリコーン樹脂が占める領域を通過した迷光が、筐体13に入射する場合、両シリコーン樹脂が接触する界面において光の反射や散乱は抑制される。
すなわち、光路を進行する各迷光は、反射や散乱されることなく筐体13に入射し、効率よく筐体13により吸収される。
なお、図1に示すように、第1の色素含有シリコーン樹脂19における試料ケース5近傍の位置、および第2の色素含有シリコーン樹脂35における受光面11近傍の位置に、それぞれ第1のスリット部材63、第2のスリット部材65(それぞれ本願請求項における「スリット部」の一例)を設けてもよい。
両スリット部材は、試料ケース5の試料から放出され光電子倍増管(蛍光測定器7)の受光面11に至る蛍光の進路以外を進行する光を遮蔽する機能を有する。特に、両スリット部材を、第1の色素含有シリコーン樹脂19、第2の色素含有シリコーン樹脂35と同じシリコーン樹脂によって形成し、かつ、上記した顔料(本願請求項における「第3色素」の一例)を含有させることにより、第1の色素含有シリコーン樹脂19と第1のスリット部材63との界面、第2の色素含有シリコーン樹脂35と第2のスリット部材65との界面には屈折率境界がない。よって、迷光が、第1のスリット部材63、第2のスリット部材65に入射する場合、上記両界面において光の反射や散乱は抑制される。
また、第1のスリット部材63、第2のスリット部材65は顔料を含有しているので、上記迷光の少なくとも一部は、上記第1のスリット部材63、第2のスリット部材65により吸収される。
このように、第1のスリット部材63、第2のスリット部材65を設けることにより、光電子倍増管(蛍光測定器7)の受光面11に到達する迷光の量を更に低減することが可能となる。
図4に実施例2に係るLIF測定装置61の構成例を示す。LIF測定装置61では、実施例1のLIF測定装置1に加え、第1の色素含有シリコーン樹脂19、及び、第2の色素含有シリコーン樹脂35の周囲を色素拡散抑制部材59(本願請求項の「色素拡散抑制部」の一例)で包囲した。
実施例2では実施例1と異なり、色素拡散抑制部材59が存在するため、色素拡散抑制部材59と第1の色素含有シリコーン樹脂19の境界面、及び、色素拡散抑制部材59と第2の色素含有シリコーン樹脂35の境界面には屈折率境界が存在する。しかしながら、屈折率境界において反射・散乱される上記迷光は、色素含有シリコーン樹脂(第1の色素含有シリコーン樹脂19、第2の色素含有シリコーン樹脂35)により吸収されるので、実質的に蛍光測定器7の受光面11には到達しない。
色素拡散抑制部材59は、高密度であって、所望の光に対して透過性が高く、また、内部において色素の移動が無視できるほど小さいか、全く移動しない材質からなる。具体的には、ポリメタクリル酸メチル樹脂(Poly methyl methacrylate:PMMA)等のアクリル樹脂、ポリエチレンテレフタラート(Polyethylene terephthalate:PET)、ポリカーボネート(polycarbonate)や無機ガラス等が用いられる。特に色素の移動を完全に防止するのであれば、色素拡散抑制部材59として無機ガラスを使用することが好ましい。
なお、固体光源3として、レーザ光源以外の光源を用いてもよい。また、蛍光測定器7として、光電子増倍管以外の測定器を用いてもよい。さらに、光路を構成する樹脂として、固体光源3からの励起光や試料から放出される蛍光に対して透明であれば、PDMS以外の樹脂を用いてもよい。
また、色素拡散抑制部材59の材質を金属とすることも可能である。しかしながら、色素含有シリコーン樹脂(第1の色素含有シリコーン樹脂19、第2の色素含有シリコーン樹脂35)と接触する色素拡散抑制部材59の境界面での反射・散乱の影響が比較的大きくなるため、PMMA等のアクリル樹脂やPET、ポリカーボネート、無機ガラス等の方が好ましい。
さらに、励起光による迷光や自家蛍光による迷光・ラマン光等の測定対象光以外を除くためには、実施例1及び実施例2のように色素含有シリコーン樹脂を用いるのではなく、光路の途中、例えば第6の空気室29中に色ガラスフィルタを配置してもよい。
さらに、光測定装置の光路は、1次光以外の光に限らずn次の回折光(nは自然数のうちいずれか1つの数)が測定部に到達するように回折格子状面の前後で屈曲させてもよい。
さらに、実施例2における色素拡散抑制部材59と第2の色素含有シリコーン樹脂35との間に、図5に示すように、測定対象光とは異なる波長の光を吸収する第2吸光部67(本願請求項における「第2吸光部」の一例)をさらに備えてもよい。これにより、測定対象光の光路を確保しつつ、光学フィルタ部における反射・散乱を抑制することが可能となる。また、この第2吸光部は、光学フィルタ部を構成する樹脂と同一の樹脂で構成されており、光学フィルタ部が有する色素とは異なる第2色素(本願請求項における「第2色素」の一例)を含むものであってもよい。これにより、第2吸光部と光学フィルタ部とが同一素材であるため、両者の屈折率が同じであり、境界面での反射・散乱の発生を抑制することがさらに容易となる。
1・・・LIF測定装置(実施例1)、3・・・固体光源、5・・・試料ケース、7・・・蛍光測定器、9・・・光出射面、11・・・受光面、13・・・筐体、15・・・第1の空気室、17・・・第2の空気室、19・・・第1の色素含有シリコーン樹脂、21・・・第3の空気室、23・・・第4の空気室、25・・・第1のシリコーン樹脂、27・・・第5の空気室、29・・・第6の空気室、31・・・第2のシリコーン樹脂、33・・・第7の空気室、35・・・第2の色素含有シリコーン樹脂、37・・・斜面(第1の空気室の斜面)、39・・・境界面(第1の色素含有シリコーン樹脂と第2の空気室の境界面)、41・・・境界面(第1のシリコーン樹脂と第2の空気室の境界面)、43・・・斜面(第3の空気室と第1のシリコーン樹脂の境界面)、45・・・境界面(第4の空気室と第1のシリコーン樹脂の境界面)、47・・・境界面、格子形状面(第4の空気室と第2のシリコーン樹脂の境界面)、49・・・斜面(第5の空気室と第2のシリコーン樹脂の境界面)、53・・・境界面(第2のシリコーン樹脂と第6の空気室の境界面)、55・・・境界面(第2の色素含有シリコーン樹脂と第6の空気室の境界面)、57・・・斜面(第2の色素含有シリコーン樹脂と第7の空気室の境界面)、59・・・色素拡散抑制部材(実施例2)、61・・・LIF測定装置(実施例2)、63・・・第1のスリット部材、65・・・第2のスリット部材、67・・・第2吸光部

Claims (9)

  1. 測定対象からの特定の波長の光である測定対象光の光強度を測定する測定部を備える光測定装置であって、
    前記測定対象光に対して透明な樹脂で構成される光路と、
    前記光路を覆う吸光部と、
    前記光路内に、樹脂により形成される回折格子状面とを備え、
    前記光路は、前記回折格子状面の前後で屈曲している、光測定装置。
  2. 前記光路は、n次の回折光(nは自然数のうちいずれか1つの数)が前記測定部に到達するように前記回折格子状面の前後で屈曲している、請求項1記載の光測定装置。
  3. 前記光路のうち、前記回折格子状面から前記測定部までの光路は、前記n次の回折光とは異なる光が前記吸光部に入射するように形成されたn次光光路である、請求項2記載の光測定装置。
  4. 前記光路の一部に、色素を有する第2樹脂からなる光学フィルタ部をさらに備える請求項1から3のいずれかに記載の光測定装置。
  5. 前記光学フィルタ部の周囲に、色素拡散抑制部をさらに備える請求項4記載の光測定装置。
  6. 前記光学フィルタ部と前記色素拡散抑制部との間に、前記測定対象光とは異なる波長の光を吸収する第2吸光部をさらに備える、請求項5記載の光測定装置。
  7. 前記第2吸光部は、前記第2樹脂と同一の樹脂で構成されており、前記色素とは異なる第2色素を含むものである、請求項6記載の光測定装置。
  8. 前記光学フィルタ部の一部に、前記測定対象光の進路とは異なる進路を進行する光を遮蔽するスリット部をさらに備え、
    前記スリット部は、
    前記第2樹脂と同一の樹脂で構成されており、
    前記色素とは異なる第3色素を含むものである、請求項4から7のいずれかに記載の光測定装置。
  9. 測定対象からの特定の波長の光である測定対象光の光強度を測定する測定部を備える光測定装置を用いた光測定方法であって、
    前記光測定装置は、
    前記測定対象光に対して透明な樹脂で構成される光路と、
    前記光路を覆う吸光部と、
    前記光路内に、樹脂により形成される回折格子状面とを備え、
    前記光路は、前記回折格子状面の前後で屈曲しており、
    前記測定部が、前記回折格子状面において屈折した光を測定する測定ステップを含む、光測定方法。
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