JP6626605B2 - 2次元ccd撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、2次元CCD撮像装置に関し、特に、SN比が高い画像を取得しにくい撮像状況であっても、SN比が高く詳細な画像を取得するものに関する。
従来の2次元CCD撮像装置の動作について、図8に示すCCD固体撮像素子10を用いて説明する。図8は、CCD固体撮像素子10と、このCCD固体撮像素子10を駆動する駆動制御部96の一実施形態とから構成された固体撮像装置2の概略図である。本実施形態では、インターライン転送(IT)方式のCCD固体撮像素子10を6相もしくは8相で駆動する場合を例に採って説明する。
図8において、CCD固体撮像素子10には、駆動電源46から、ドレイン電圧VDDおよびリセットドレイン電圧VRDが印加され、ドライバ42にも所定の電圧が供給されるようになっている。
固体撮像装置2を構成するCCD固体撮像素子10は、半導体基板21上に、画素(ユニットセル)に対応して受光素子の一例であるフォトダイオードなどからなるセンサ部(感光部;フォトセル)12が多数、垂直(行)方向および水平方向(列)方向において2次元マトリクス状に配列されている。これらセンサ部11は、受光面から入射した入射光をその光量に応じた電荷量の信号電荷に変換して蓄積する。
またCCD固体撮像素子10は、センサ部11の垂直列ごとに6相もしくは8相駆動に対応する複数本(本例では1ユニットセル当たり6本もしくは8本)の垂直転送電極24(24−1〜24−6もしくは24−1〜24−8)が設けられる垂直CCD(Vレジスタ部、垂直転送部)13が配列されている。
垂直CCD13の転送方向は図中縦方向であり、この方向に垂直CCD13が設けられ、この方向に直交する方向(水平方向)に垂直CCD13が複数本並べられる。さらに、これら垂直CCD13と各センサ部11との間には読出ゲート(ROG)12が介在している。また各ユニットセルの境界部分にはチャネルストップCSが設けられている。これらセンサ部11の垂直列ごとに設けられ、各センサ部11から読出ゲート部12によって読み出された信号電荷を垂直転送する複数本の垂直CCD13によって撮像エリア14が構成されている。
センサ部11に蓄積された信号電荷は、読出ゲート部12に読出パルスXSGに対応するドライブパルスが印加されることにより垂直CCD13に読み出される。垂直CCD13は、6相(8相)の垂直転送クロックV1〜V6(V8)に基づくドライブパルスφV1〜φV6(φV8)よって転送駆動され、読み出された信号電荷を水平ブランキング期間の一部にて1走査線(1ライン)に相当する部分ずつ順に垂直方向に転送する。この1ラインずつの垂直転送を、特にラインシフトという。
また、CCD固体撮像素子10には、複数本の垂直CCD13の各転送先側端部すなわち、最後の行の垂直CCD13に隣接して、図の左右方向に延在する水平CCD15(Hレジスタ部、水平転送部)15が1ライン分設けられている。この水平CCD15は、たとえば2相の水平転送クロックH1,H2に基づくドライブパルスφH1,φH2によって転送駆動され、複数本の垂直CCD13から移された1ライン分の信号電荷を、水平ブランキング期間後の水平走査期間において順次水平方向に転送する。このため2相駆動に対応する複数本(2本)の水平転送電極29(29−1,29−2)が設けられる。
水平CCD15の転送先の端部には、たとえばフローティング・ディフュージョン・アンプ(FDA)構成の電荷電圧変換部16が設けられている。この電荷電圧変換部16は、水平CCD15によって水平転送されてきた信号電荷を順次電圧信号に変換して出力する。この電圧信号は、被写体からの光の入射量に応じたCCD出力(VOUT)として導出される。以上により、インターライン転送方式のCCD固体撮像素子10が構成されている。
また固体撮像装置2は、本実施形態の固体撮像装置2の特徴部分として、CCD固体撮像素子10を駆動するための種々のパルス信号(“L”レベルと“H”レベルの2値)を生成するタイミング信号生成部40と、タイミング信号生成部40から供給された種々のパルスを所定レベルのドライブパルスにしてCCD固体撮像素子10に供給するドライバ42とを備えている。たとえば、タイミング信号生成部40は、水平同期信号(VD)や垂直同期信号(VD)に基づいて、CCD固体撮像素子10のセンサ部11に蓄積された信号電荷を読み出すための読出パルスXSG、読み出した信号電荷を垂直方向に転送駆動し水平CCD15に渡すための垂直転送クロックV1〜Vn(nは駆動時の相数を示す;たとえば6相駆動時にはV6、8相駆動時にはV8)、垂直CCD13から渡された信号電荷を水平方向に転送駆動し電荷電圧変換部16に渡すための水平転送パルスH1,H2、およびリセットパルスRGなどを生成し、ドライバ42に供給する。
ドライバ42は、タイミング信号生成部40から供給された種々のパルスを所定レベルの電圧信号(ドライブパルス)に変換し、あるいは別の信号に変換しCCD固体撮像素子10に供給する。たとえば、タイミング信号生成部40から発せられたn相の垂直転送クロックV1〜V6(V8)は、ドライバ42を介してドライブパルスφV1〜φV6(φV8)とされ、CCD固体撮像素子10内の対応する所定の垂直転送電極(24−1〜24−6もしくは24−1〜24−8)に印加されるようになっている。同様に、2相の水平転送クロックH1,H2は、ドライバ42を介してドライブパルスφH1,φH2とされ、CCD固体撮像素子10内の対応する所定の水平転送電極(29−1,29−2)に印加されるようになっている。
ここで、ドライバ42は、読出パルスXSGについては、6相もしくは8相の垂直転送クロックV1〜V6(V8)のうちのV1,V3,V5(,V7)に重畳することで、3値レベルを採る垂直ドライブパルスφV1,φV3,φV5(,φV7)として、CCD固体撮像素子10に供給する。つまり、垂直ドライブパルスφV1,φV3,φV5(,φV7)は、本来の垂直転送動作だけでなく、信号電荷の読出しにも兼用されるようにする。
このような構成のCCD固体撮像素子10の一連の動作を概説すれば以下の通りである。先ず、タイミング信号生成部40は、垂直転送用の転送クロックV1〜V6(V8)や読出パルスXSGなどの種々のパルス信号を生成する。これらのパルス信号は、ドライバ42により所定電圧レベルのドライブパルスに変換された後に、CCD固体撮像素子10の所定端子に入力される。
センサ部11の各々に蓄積された信号電荷は、タイミング信号生成部40から発せられた読出パルスXSGが読出ゲート部12の転送チャネル端子電極に印加され、転送チャネル端子電極下のポテンシャルが深くなることにより、当該読出ゲート部12を通して垂直CCD13に読み出される。そして、6相(8相)の垂直ドライブパルスφV1〜φV6(φV8)に基づいて垂直CCD13が駆動されることで、順次水平CCD15へ転送される。
水平CCD15は、タイミング信号生成部40から発せられドライバ42により所定電圧レベルの変換された2相の水平ドライブパルスφH1,φH2に基づいて、複数本の垂直CCD13の各々から垂直転送された1ラインに相当する信号電荷を順次電荷電圧変換部16側に水平転送する。
電荷電圧変換部16は、水平CCD15から順に注入される信号電荷を図示しないフローティングディフュージョンに蓄積し、この蓄積した信号電荷を信号電圧に変換して、たとえば図示しないソースフォロア構成の出力回路を介して、タイミング信号生成部40から発せられたリセットパルスRGの制御の元に撮像信号(CCD出力信号)VOUTとして出力する。
すなわち上記CCD固体撮像素子10においては、センサ部11を縦横に2次元状に配置してなる撮像エリア14で検出した信号電荷を、各センサ部11の垂直列に対応して設けられた垂直CCD13により水平CCD15まで垂直転送し、この後、2相の水平転送パルスH1,H2に基づいて、信号電荷を水平CCD15により水平方向に転送するようにしている。そして、電荷電圧変換部16にて水平CCD15からの信号電荷に対応した電位に変換してから出力するという動作を繰り返す (以上、特許文献1参照)。
特開2004−328314号公報
前述のCCD固体撮像素子10には、以下に示すような改善すべき点がある。CCD固体撮像素子10では、センサ部11において取得した信号電荷を、水平CCD15を介して、全て水平方向に転送するまで、センサ部11において次の信号電荷を取得しない。このため、高速で移動する状況等、SN比が高い画像を取得しにくい撮像状況では、詳細な画像を取得できない、という改善すべき点がある。
そこで、本発明は、SN比が高い画像を取得しにくい撮像状況であっても、SN比が高く詳細な画像を取得できる2次元CCD撮像装置を提供することを目的とする。
本発明における課題を解決するための手段及び発明の効果を以下に示す。
本発明に係る2次元CCD撮像装置は、垂直方向及び水平方向にマトリクス状に配置される複数の受光部、前記受光部によって取得した信号電荷を取得する垂直転送CCDであって、前記受光部の垂直方向に沿って配置される垂直転送CCD、前記垂直転送CCDの一端に接続される水平転送CCD、前記受光部から前記垂直転送CCDに前記信号電荷を転送するタイミング、前記垂直転送CCDにおいて前記信号電荷を垂直転送するタイミング、及び、前記水平転送CCDにおいて前記信号電荷を水平転送するタイミングを制御する垂直水平転送制御部、を有する2次元CCD撮像装置であって、前記垂直水平転送制御部は、前記受光部から前記垂直転送CCDに信号電荷を転送する読み出しパルスを送信した後、次に前記読み出しパルスを送信する前に、前記受光部の信号電荷を垂直方向に垂直転送する垂直転送パルスを前記垂直転送CCDに送信する重複画像処理を実行すること、を特徴とする。
これにより、受光部を介して取得した信号電荷を増幅できるので、SN比が高い画像を取得でき、ひいては、詳細な画像を取得できる。
本発明に係る2次元CCD撮像装置では、前記垂直水平転送制御部は、前記重複撮像処理を、複数回実行すること、を特徴とする。
これにより、受光部を介して取得した信号電荷を増幅していくことができるので、SN比が高い画像を取得でき、ひいては、詳細な画像を取得できる。
本発明に係る2次元CCD撮像装置では、前記垂直水平転送制御部は、さらに、前記読み出しパルスを送信する間隔である撮像間隔時間を、前記2次元CCD撮像装置の撮像対象物に対する相対的な移動速度で前記2次元CCD撮像装置の水平方向1行分の行撮像領域が垂直方向一行分だけ移動する移動時間とすること、を特徴とする。
これにより、ある撮像タイミングにおける2次元CCD撮像装置の第X行の行撮像領域で撮像できる領域を、次の撮像タイミングにおいて第X+1行の行撮像領域で撮像できる領域に合わせることができる。つまり、同一の領域を、複数の撮像タイミングで、異なる行撮像領域で撮像できる。よって、2次元CCD撮像装置において、各撮像タイミングで取得した受光部の信号電荷を、垂直方向に1行ずつずらしながら加算することによって、同一の領域に対する信号電荷を増幅していくことができるので、SN比が高い画像を取得でき、ひいては、詳細な画像を取得できる。
本発明に係る2次元CCD撮像装置の動作制御方法は、垂直方向及び水平方向にマトリクス状に配置される複数の受光部、前記受光部によって取得した信号電荷を取得する垂直転送CCDであって、前記受光部の垂直方向に沿って配置される垂直転送CCD、前記垂直転送CCDの一端に接続される水平転送CCD、を有する2次元CCD撮像装置の動作を制御する2次元CCD撮像装置の動作制御方法であって、前記受光部から前記垂直転送CCDに信号電荷を転送する読み出しパルスを送信した後、次に前記読み出しパルスを送信する前に、前記受光部の信号電荷を垂直方向に垂直転送する垂直転送パルスを前記垂直転送CCDに送信する重複画像処理を実行すること、を特徴とする。
これにより、受光部を介して取得した信号電荷を増幅できるので、SN比が高い画像を取得でき、ひいては、詳細な画像を取得できる。
本発明に係る2次元CCD撮像装置の動作制御方法では、さらに、前記重複撮像処理を、複数回実行すること、を特徴とする。
これにより、受光部を介して取得した信号電荷を増幅していくことができるので、SN比が高い画像を取得でき、ひいては、詳細な画像を取得できる。
本発明に係る2次元CCD撮像装置の動作制御方法では、さらに、前記読み出しパルスを送信する間隔である撮像間隔時間を、前記2次元CCD撮像装置の撮像対象物に対する相対的な移動速度で前記2次元CCD撮像装置の水平方向1行分の行撮像領域が垂直方向一行分だけ移動する移動時間とすること、を特徴とする。
これにより、ある撮像タイミングにおける2次元CCD撮像装置の第X行の行撮像領域で撮像できる領域を、次の撮像タイミングにおいて第X+1行の行撮像領域で撮像できる領域に合わせることができる。つまり、同一の領域を、複数の撮像タイミングで、異なる行撮像領域で撮像できる。よって、2次元CCD撮像装置において、各撮像タイミングで取得した受光部の信号電荷を、垂直方向に1行ずつずらしながら加算することによって、同一の領域に対する信号電荷を増幅していくことができるので、SN比が高い画像を取得でき、ひいては、詳細な画像を取得できる。
本発明に係る2次元CCD撮像装置の動作制御プログラムは、垂直方向及び水平方向にマトリクス状に配置される複数の受光部、前記受光部によって取得した信号電荷を取得する垂直転送CCDであって、前記受光部の垂直方向に沿って配置される垂直転送CCD、前記垂直転送CCDの一端に接続される水平転送CCD、前記受光部から前記垂直転送CCDに前記信号電荷を転送するタイミング、前記垂直転送CCDにおいて前記信号電荷を垂直転送するタイミング、及び、前記水平転送CCDにおいて前記信号電荷を水平転送するタイミングを制御する垂直水平転送制御部、を有する2次元CCD撮像装置の動作を制御する2次元CCD撮像装置の動作制御プログラムであって、前記2次元CCD撮像装置の動作制御プログラムは、前記垂直水平転送制御部を、前記受光部から前記垂直転送CCDに信号電荷を転送する読み出しパルスを送信した後、次に前記読み出しパルスを送信する前に、前記受光部の信号電荷を垂直方向に垂直転送する垂直転送パルスを前記垂直転送CCDに送信する重複画像処理を実行するように機能させること、を特徴とする。
これにより、受光部を介して取得した信号電荷を増幅できるので、SN比が高い画像を取得でき、ひいては、詳細な画像を取得できる。
本発明に係る2次元CCD撮像装置の一実施例である2次元CCD撮像装置100のハードウェア構成を示す図である。 2次元CCD撮像装置100の撮像領域と、2次元CCD撮像装置100を搭載する装置搭載移動物体の移動との関係を示す図であり、Aは、ある撮像タイミングを示し、Bは、次の撮像タイミングを示す。 2次元CCD撮像装置100の垂直水平転送制御部107の動作を示すフローチャートである。 2次元CCD撮像装置100における信号電荷の移動を示す図である。 2次元CCD撮像装置100の垂直水平転送制御部107が生成する各パルスのタイミングチャートである。 2次元CCD撮像装置200の垂直水平転送制御部107の動作を示すフローチャートである。 2次元CCD撮像装置200の垂直水平転送制御部107が生成する各パルスのタイミングチャートである。 従来の2次元CCD撮像装置を示す図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明していく。
本発明に係る2次元CCD(Charge−Coupled Dvice)撮像装置について、図1に示す2次元CCD撮像装置100を例に説明する。
第1 ハードウェア構成
2次元CCD撮像装置100のハードウェア構成の概略について図1を用いて説明する2次元CCD撮像装置100は、フォトダイオード101、読み出しゲート102、垂直転送CCD103(以下、VCCD103)、水平転送CCD105(以下、HCCD105)、垂直水平転送制御部107、及び、駆動電源部109を有している。なお、2次元CCD撮像装置100は、いわゆるインターライン型のCCD撮像装置と同様の構造を有している。
フォトダイオード101は、受光面から入射した入射光をその光量に応じた電荷量の信号電荷に変換して蓄積する。フォトダイオード101は、所定の基板上において、垂直方向にM個、水平方向にN個、つまり、垂直M画素、水平N画素の2次元マトリクス状に配置される。なお、マトリクス状に配置されたフォトダイオード101については、HCCD105から最も遠くに位置する行を第1行、HCCD105に隣接する行を第M行とする。また、
読み出しゲート102は、フォトダイオード101とVCCD103との間に、各フォトダイオード101に対応して配置される。読み出しゲート102は、所定の読み出しパルスを取得すると、フォトダイオード101に蓄積された信号電荷をVCCD103に転送する。なお、読み出しパルスは、垂直水平転送制御部107から所定のタイミングで提供される。
VCCD103は、MOS構造の半導体素子の一種であり、垂直方向に直列状に配置される複数の電極を有し、各電極に対応して形成される半導体素子113(以下、VCCD素子113)を有している。VCCD103は、各電極に供給する電圧を制御することによって、各VCCD素子113に蓄積した電荷を隣接するVCCD素子113に、順次、転送する。VCCD103は、マトリクス状に配置されたフォトダイオード101において垂直方向に沿って形成される列に沿って、各列に対応して配置される。VCCD103は、各電極に供給される所定の垂直転送パルスに応じて転送駆動され、フォトダイオード101から取得した信号電荷を垂直方向に転送する。なお、VCCD103は、4相駆動に対応する複数の垂直転送電極を有している。
なお、1つのフォトダイオード101、そのフォトダイオード101に対応する読み出しゲート102及びVCCD素子113によって、1画素を構成するものとする。また、第X行、第Y列のフォトダイオード101に対応する1画素を画素P(X,Y)とする。
HCCD105は、MOS構造の半導体素子の一種であり、水平方向に直列状に配置される複数の電極を有し、各電極に対応して形成される半導体素子115(以下、HCCD素子115)を有している。HCCD105は、各電極に供給する電圧を制御することによって、各HCCD素子115に蓄積した電荷を隣接するHCCD素子115に、順次、転送する。HCCD105は、垂直方向に並列に配置されている複数のVCCD103の垂直方向側の端部に接続するように配置される。HCCD105は、各電極に供給される所定の水平転送パルスに応じて転送駆動され、VCCD103から取得した信号電荷を水平方向に転送する。なお、HCCD105は、2相駆動に対応する複数の水平転送電極を有している。
HCCD105の一端部には、電荷電圧変換部QVCが配置される。電荷電圧変換部QVCとしては、例えば、フローティング・ディフュージョン・アンプ(FDA)が用いられる。電荷電圧変換部QVCは、HCCD105によって水平転送されてきた信号電荷を、順次、電圧信号に変換して出力する。なお、電荷電圧変換部QVCによって生成された電圧信号は、フォトダイオード101への光の入射量に応じたCCD出力に対応する。
垂直水平転送制御部107は、水平同期信号(VD)や垂直同期信号(VD)に基づいて、読み出しゲート102を動作させるための読み出しパルス、VCCD103を動作させるための垂直転送パルス、HCCD105を動作させるための水平転送パルス等、種々のパルスを、所定のタイミングで、生成する。垂直水平転送制御部107が送信する各パルスについては後述する。
また、垂直水平転送制御部107は、撮像間隔時間Δt、および、重複撮像回数Kを所定のメモリに記憶保持している。撮像間隔時間Δtは、フォトダイオード101において蓄積した信号電荷を移送してから、次に移送するまでの間隔を示し、フォトダイオード101が外部からの光を受光する露光時間に対応する(図5参照)。重複撮像回数Kは、ある画素において撮像される画像について、同一の画像を他の画素において撮像する回数を示す。なお、撮像間隔時間Δt、および、重複撮像回数Kについては、無線回線、有線回線を介した外部のコントローラからの指示によって、適宜、書き換えることができる。
駆動電源部109は、他の素子を駆動するための所定の電圧を各素子に供給する。
第2 2次元CCD撮像装置100の動作
1.動作の概要
2次元CCD撮像装置100は、移動しながら撮像する物体(以下、装置搭載移動物体とする)に搭載される。装置搭載移動物体としては、例えば、高速で移動しながら地表を撮像する人工衛星がある。
装置搭載移動物体が移動するため、2次元CCD撮像装置100の撮像領域も、装置搭載移動物体の移動にともなって移動する。 図2Aに示すように、ある撮像タイミングにおける第X行の画素P(X,1)〜画素P(X,N)の行撮像領域R100は、次の撮像タイミングでは、図2Bに示すように、装置搭載移動物体の移動方向に沿って移動し、行撮像領域R’100となる。
このとき、装置搭載移動物体に搭載される2次元CCD撮像装置100の撮像間隔時間Δtを、装置搭載移動物体の移動速度で2次元CCD撮像装置100の水平方向1行分の行撮像領域が垂直方向一行分だけ移動する移動時間に合わせることによって、ある撮像タイミングにおいて第X行の行撮像領域R100で撮像する画像を、次の撮像タイミングにおいて第X+1行の行撮像領域R200で撮像する画像に合わせることができる。つまり、同一の画像を、連続する撮像タイミングで、連続する行撮像領域で取得できる。つまり、重複撮像にした画像を取得することができる。
2次元CCD撮像装置100では、所定の撮像タイミングで取得したフォトダイオード101の信号電荷を、垂直方向に1行ずつずらしながら加算することによって、同一の画像に対する信号電荷を増幅していくことができる。
2.動作タイミング
2次元CCD撮像装置100の動作について、図3〜図5を用いて説明する。図3は、垂直水平転送制御部107の動作を示すフローチャートを示し、図4は、各パルスにともなう信号電荷の移動を示し、図3は、垂直水平転送制御部107が生成する各パルスのタイミングチャートを示す図である。
2次元CCD撮像装置100では、同一の画像に対して複数回の撮像を行う重複撮像処理、及び、従来のCCDの動作によって、重複撮像処理によって得られた画像を取得するCCD画像取得処理を実行する。図3に示すように、垂直水平転送制御部107は、所定のタイミングで、現在、フォトダイオード101に蓄積している信号電荷をリフレッシュするリフレッシュパルスを送信する(S301)。これにより、フォトダイオード101に残存する電荷をはき出し、フォトダイオード101をリセットできる。
垂直水平転送制御部107は、所定の撮像間隔時間Δtの経過後(S303)、読み出しパルスを読み出しゲート102へ送信する(S305)。これにより、図4に示すように、第L行に対応する画素P(L,1)〜画素P(L,N)の各フォトダイオード101に蓄積された信号電荷は、画素P(L,1)〜画素P(L,N)のそれぞれに対応するVCCD素子113の電極を介して、VCCD103に転送される(矢印(1))。なお、垂直水平転送制御部107は、読み出しパルスを、同時に、全ての読み出しゲート102に送信する。
図3に戻って、垂直水平転送制御部107は、読み出しパルスを、重複撮像回数、つまりK回、送信したか否かを判断する(S307)。垂直水平転送制御部107は、読み出しパルスを送信後、所定時間経過すると、VCCD素子113に対して、垂直転送パルスを送信する(S309)。これにより、図4に示すように、第L行に対応する画素P(L,1)〜画素P(L,N)のVCCD素子113が保持している信号電荷を、垂直方向に隣接する次の画素P(L+1,1)〜画素P(L+1,N)のそれぞれに対応するVCCD素子113に転送する(矢印(2))。つまり、第L行の行撮像領域に対応するVCCD素子113が保持していた信号電荷は、第L+1行の行撮像領域に対応するVCCD素子113に移動する。
以降、垂直水平転送制御部107は、撮像間隔時間Δtによる読み出しパルスの送信を、重複撮像回数、つまりK回、繰り返す。このように、図5に示すように、2次元CCD撮像装置100においては、リフレッシュパルス送信後、重複撮像回数であるK回、読み出しパルスを送信し、VCCD103における垂直転送時において、信号電荷を、K回加算することができる。なお、信号電荷のK回目の加算は、K回目の読み出しパルスを送信した後のCCD画像取得処理の第1回目の垂直転送によって実行される。このように、リフレッシュパルス送信後、最初に、画素P(L,1)〜画素P(L,N)で取得する画像を、重複撮像回数だけ、重複撮像できる。ここで、垂直水平転送制御部107におけるステップS301〜S309の処理は、重複撮像処理に対応する。
図3に戻って、垂直水平転送制御部107は、ステップS307において重複撮像回数だけ読み出しパルスを送信したと判断すると、垂直転送パルスを送信する(S311)。垂直水平転送制御部107は、その後、HCCD素子115に対して、水平転送パルスを送信する(S313)。これにより、図4に示すように、HCCD素子115に到達した信号電荷を、水平方向に隣接する次のHCCD素子115へと、順次、転送し、最終的に、全ての信号電荷を電荷電圧変換部QVCへ出力する(矢印(a))。なお、水平転送パルスについては、垂直転送パルスを送信後、所定時間経過後に、送信され、そのときにHCCD素子115が保持している信号電荷を水平転送する。
図3に戻って、垂直水平転送制御部107は、ステップS311における垂直転送パルスの送信、及び、ステップS313における水平転送パルスの送信を、2次元CCD撮像装置100の垂直方向の画素数、つまりM回、繰り返す(S315)。これにより、2次元CCD撮像装置100を用いることによって、所定の画素において重複撮像回数だけ重複撮像した画像を取得することができる。垂直水平転送制御部107は、動作が終了するまで、ステップS301〜S315の処理を繰り返す(S317)。なお、垂直水平転送制御部107におけるステップS311〜S315の処理は、CCD画像取得処理に対応し、従来のCCDにおける動作と同様である。
このように、2次元CCD撮像装置100においては、VCCD103における垂直転送時に信号電荷を、重複撮像回数加算することができる。つまり、重複撮像した画像を取得できるので、高いSN比を有する画像を取得することができる。したがって、高速に移動する物体から2次元CCD撮像装置100を用いて画像を取得する場合であっても、より鮮明な画像を取得することができる。
前述の2次元CCD撮像装置100においては、垂直水平転送制御部107は、図5に示すように、読み出しパルスを送信した後、所定時間経過後に、読み出しパルスとは明確に異なる垂直転送パルスを送信することとした。一方、本実施例おける2次元CCD撮像装置200では、読み出しパルスと垂直転送パルスとが一体となった読み出しパルスを送信するものである。
第1 ハードウェア構成
2次元CCD撮像装置200のハードウェア構成については、前述の2次元CCD撮像装置100と同様である(図1参照)。ただし、垂直水平転送制御部107の動作が、2次元CCD撮像装置100とは異なる。以下において、2次元CCD撮像装置200における垂直水平転送制御部107の動作を説明する。
第2 2次元CCD撮像装置200の動作
2次元CCD撮像装置200の動作について、図6、図7を用いて説明する。図6は、垂直水平転送制御部107の動作を示すフローチャートを示し、図6は、垂直水平転送制御部107が生成する各パルスのタイミングチャートを示す図である。なお、実施例1における2次元CCD撮像装置100と同様の動作については、同じ符号を付し、詳細な記述を省略する。
2次元CCD撮像装置200は、2次元CCD撮像装置100と同様に、重複撮像処理、及び、CCD画像取得処理を実行する。図6に示すように、垂直水平転送制御部107は、所定のタイミングで、現在、フォトダイオード101に蓄積している信号電荷をリフレッシュするリフレッシュパルスを送信する(S301)。
垂直水平転送制御部107は、所定の撮像間隔時間Δtの経過後(S303)、読み出しパルスを読み出しゲート102、及び、VCCD103へ送信する(S605)。このときに送信する読み出しパルスは、図7に示すように、フォトダイオード101が有する信号電荷を読み出す読み出しパルスと、読み出しパルスに対応してVCCD103が有する信号電荷を垂直転送する垂直転送パルスとが一体となったものである。
これにより、第L行に対応する画素P(L,1)〜画素P(L,N)の各フォトダイオード101に蓄積された信号電荷は、画素P(L,1)〜画素P(L,N)のそれぞれに対応するVCCD素子113の電極を介して、VCCD103に転送された後(図4:矢印(1)参照)、各VCCD素子113に転送された信号電荷、垂直方向に隣接する次の画素P(L+1,1)〜画素P(L+1,N)のそれぞれに対応するVCCD素子113に転送される(図4:矢印(2)参照)。このように、第L行のフォトダイオード101のそれぞれが保持していた信号電荷は、第L+1行の各VCCD素子113に移動する。なお、フォトダイオード101からVCCD素子113へ信号電荷が転送された際に、VCCD素子113に信号電荷が存在していた場合には、VCCD素子113において信号電荷が加算される。また垂直水平転送制御部107は、読み出しパルスを、同時に、全ての読み出しゲート102、及び、VCCD103に送信する。
図6に戻って、垂直水平転送制御部107は、読み出しパルスを、重複撮像回数、つまりK回、送信したか否かを判断する(S307)。
以降、垂直水平転送制御部107は、撮像間隔時間Δtによる読み出しパルスの送信を、重複撮像回数、つまりK回、繰り返す。このように、図7に示すように、2次元CCD撮像装置200においては、リフレッシュパルス送信後、重複撮像回数であるK回、読み出しパルスを送信し、VCCD103における垂直転送時において、信号電荷を、K回加算することができる。なお、信号電荷のK回目の加算は、K回目の読み出しパルスを送信した後のCCD画像取得処理の第1回目の垂直転送によって実行される。このように、リフレッシュパルス送信後、最初に、画素P(L,1)〜画素P(L,N)で取得する画像を、重複撮像回数だけ、重複撮像できる。ここで、垂直水平転送制御部107におけるステップS301〜S605〜S307の処理は、重複撮像処理に対応する。
垂直水平転送制御部107におけるステップS311〜S317の処理については、実施例1における2次元CCD撮像装置100と同様である。
[その他の実施形態]
(1)重複撮像回数K、撮像間隔時間Δt:前述の実施例1、実施例2においては、垂直水平転送制御部107が有する重複撮像回数K、撮像間隔時間Δtは、外部から変更できるとしたが、変更できず、予め定められた重複撮像回数K、撮像間隔時間Δtのみを用いるようにしてもよい。
(2)装置搭載移動物体:前述の実施例1、実施例2においては、2次元CCD撮像装置100を高速で移動する人工衛星に搭載するとしたが、2次元CCD撮像装置100が取得する画像の対象物に対して、相対的に移動する場合であれば、例示のものに限定されない。例えば、2次元CCD撮像装置100が固定され、画像の対象物が移動する場合であってもよい。

本発明に係る2次元CCD撮像装置は、例えば、人工衛星からの地表撮像に使用できる。
100 2次元CCD撮像装置
200 2次元CCD撮像装置
101 フォトダイオード
102 読み出しゲート
103 垂直転送CCD
113 VCCD素子
105 水平転送CCD
115 HCCD素子
107 垂直水平転送制御部
109 駆動電源部
R100 行撮像領域
R’100 行撮像領域
R200 行撮像領域

Claims (6)

  1. 垂直方向及び水平方向にマトリクス状に配置される複数の受光部、
    前記受光部によって取得した信号電荷を取得する垂直転送CCDであって、前記受光部の垂直方向に沿って配置される垂直転送CCD、
    前記垂直転送CCDの一端に接続される水平転送CCD、
    前記受光部から前記垂直転送CCDに前記信号電荷を転送するタイミング、前記垂直転送CCDにおいて前記信号電荷を垂直転送するタイミング、及び、前記水平転送CCDにおいて前記信号電荷を水平転送するタイミングを制御する垂直水平転送制御部、
    を有する2次元CCD撮像装置であって、
    前記垂直水平転送制御部は、
    前記受光部から前記垂直転送CCDに前記信号電荷を転送する読み出しパルスを送信した後、次に前記読み出しパルスを送信する前に、前記受光部の信号電荷を垂直方向に垂直転送する垂直転送パルスを前記垂直転送CCDに送信し、垂直方向に1行ずつずらしながら前記信号電荷を加算する重複撮像処理を、複数回実行し、複数回の前記重複撮像処理を実行した後、前記垂直転送パルスの前記垂直転送CCDへの送信、及び、前記水平転送CCDにおいて前記信号電荷を水平転送する水平転送パルスの前記水平転送CCDへの送信を、複数回実行し、全ての前記垂直転送CCDが有する前記信号電荷を取得すること、
    を特徴とする2次元CCD撮像装置。
  2. 請求項1に係る2次元CCD撮像装置において、
    前記垂直水平転送制御部は、さらに、
    前記読み出しパルスを送信する間隔である撮像間隔時間を、前記2次元CCD撮像装置の撮像対象物に対する相対的な移動速度で前記2次元CCD撮像装置の水平方向1行分の行撮像領域が垂直方向一行分だけ移動する移動時間とすること、
    を特徴とする2次元CCD撮像装置。
  3. 垂直方向及び水平方向にマトリクス状に配置される複数の受光部、
    前記受光部によって取得した信号電荷を取得する垂直転送CCDであって、前記受光部の垂直方向に沿って配置される垂直転送CCD、
    前記垂直転送CCDの一端に接続される水平転送CCD、
    を有する2次元CCD撮像装置の動作を制御する2次元CCD撮像装置の動作制御方法であって、
    前記受光部から前記垂直転送CCDに前記信号電荷を転送する読み出しパルスを送信した後、次に前記読み出しパルスを送信する前に、前記受光部の信号電荷を垂直方向に垂直転送する垂直転送パルスを前記垂直転送CCDに送信し、垂直方向に1行ずつずらしながら前記信号電荷を加算する重複撮像処理を、複数回実行し、複数回の前記重複撮像処理を実行した後、前記垂直転送パルスの前記垂直転送CCDへの送信、及び、前記水平転送CCDにおいて前記信号電荷を水平転送する水平転送パルスの前記水平転送CCDへの送信を、複数回実行し、全ての前記垂直転送CCDが有する前記信号電荷を取得すること、
    を特徴とする2次元CCD撮像装置の動作制御方法。
  4. 請求項3に係る2次元CCD撮像装置の動作制御方法において、さらに、
    前記読み出しパルスを送信する間隔である撮像間隔時間を、前記2次元CCD撮像装置の撮像対象物に対する相対的な移動速度で前記2次元CCD撮像装置の水平方向1行分の行撮像領域が垂直方向一行分だけ移動する移動時間とすること、
    を特徴とする2次元CCD撮像装置の動作制御方法。
  5. 垂直方向及び水平方向にマトリクス状に配置される複数の受光部、
    前記受光部によって取得した信号電荷を取得する垂直転送CCDであって、前記受光部の垂直方向に沿って配置される垂直転送CCD、
    前記垂直転送CCDの一端に接続される水平転送CCD、
    前記受光部から前記垂直転送CCDに前記信号電荷を転送するタイミング、前記垂直転送CCDにおいて前記信号電荷を垂直転送するタイミング、及び、前記水平転送CCDにおいて前記信号電荷を水平転送するタイミングを制御する垂直水平転送制御部、
    を有する2次元CCD撮像装置の動作を制御する2次元CCD撮像装置の動作制御プログラムであって、
    前記2次元CCD撮像装置の動作制御プログラムは、
    前記2次元CCD撮像装置を、
    前記垂直水平転送制御部を、前記受光部から前記垂直転送CCDに前記信号電荷を転送する読み出しパルスを送信した後、次に前記読み出しパルスを送信する前に、前記受光部の信号電荷を垂直方向に垂直転送する垂直転送パルスを前記垂直転送CCDに送信し、垂直方向に1行ずつずらしながら前記信号電荷を加算する重複撮像処理を、複数回実行し、複数回の前記重複撮像処理を実行した後、前記垂直転送パルスの前記垂直転送CCDへの送信、及び、前記水平転送CCDにおいて前記信号電荷を水平転送する水平転送パルスの前記水平転送CCDへの送信を、複数回実行し、全ての前記垂直転送CCDが有する前記信号電荷を取得するように動作させること、
    を特徴とする2次元CCD撮像装置の動作制御プログラム。
  6. 請求項5に係る2次元CCD撮像装置の動作制御プログラムにおいて、さらに、
    前記2次元CCD撮像装置を、
    前記読み出しパルスを送信する間隔である撮像間隔時間を、前記2次元CCD撮像装置の撮像対象物に対する相対的な移動速度で前記2次元CCD撮像装置の水平方向1行分の行撮像領域が垂直方向一行分だけ移動する移動時間とするように動作させること、
    を特徴とする2次元CCD撮像装置の動作制御プログラム。
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