JP6626314B2 - プログラマブル・ロジック・コントローラ - Google Patents
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CPUユニットと前記CPUユニットと通信する拡張ユニットと前記CPUユニットと通信する入力ユニットとを有するプログラマブル・ロジック・コントローラであって、
前記CPUユニットは、
スキャン周期にしたがって繰り返し第一ユーザプログラムを実行する第一プログラム実行部と、
前記スキャン周期とは異なるユニット間同期周期を管理するCPUユニットタイマーと、
前記第一ユーザプログラムにしたがって前記第一プログラム実行部により参照されるデバイス値を格納する第一デバイスメモリと、
前記拡張ユニットおよび前記入力ユニットと通信する第一通信部と
を有し、
前記拡張ユニットは、
前記ユニット間同期周期を管理し、前記CPUユニットタイマーと時刻同期した拡張ユニットタイマーと、
前記CPUユニットと通信する第二通信部と、
前記CPUユニットの前記第一デバイスメモリに関連付けられており、前記CPUユニットから前記拡張ユニットへ出力されるデバイス値が、前記ユニット間同期周期ごとに前記第一通信部および前記第二通信部を介してユニット間同期リフレッシュとして更新されることで、前記第一デバイスメモリのデバイス値と同期したデバイス値を保持する第二デバイスメモリと、
前記第二デバイスメモリに保持されたデバイス値を参照して第二ユーザプログラムを実行する第二プログラム実行部と
を有し、
前記入力ユニットは、
前記ユニット間同期周期を管理し、前記CPUユニットタイマーと時刻同期した入力ユニットタイマーと、
前記CPUユニットと通信する第三通信部と、
前記第一デバイスメモリに関連付けられており、前記拡張ユニットから前記CPUユニットへ入力されたデバイス値が、前記ユニット間同期周期ごとに前記第一通信部および前記第三通信部を介して前記ユニット間同期リフレッシュとして更新されることで、前記第一デバイスメモリのデバイス値と同期したデバイス値を格納する第三デバイスメモリと
を有し、
前記拡張ユニットの前記第二プログラム実行部は、前記ユニット間同期周期ごとに、前記入力ユニットの前記第三デバイスメモリに保持されたデバイス値が前記ユニット間同期リフレッシュによって前記CPUユニットが有する前記第一デバイスメモリに書き込まれたのち、前記第一デバイスメモリに書き込まれた当該デバイス値が前記ユニット間同期リフレッシュによって前記拡張ユニットの前記第二デバイスメモリに書き込まれることで、前記CPUユニットを経由して前記入力ユニットから転送されてきた当該デバイス値を用いて前記第二ユーザプログラムを実行することを特徴とするプログラマブル・ロジック・コントローラを提供する。
図6はPLCにより制御される被制御装置16の一例を示している。基本ユニット3には拡張ユニット4の一種であるモーションユニット4aと入力ユニット4bとが接続されている。この例ではサーボモータ42a、42bによって駆動されるコンベア46によりワーク47が搬送される。センサ44がワーク47を検知すると、サーボプレス43が稼働してワーク47に対してプレス加工を実行する。なお、サーボモータ42a、42bはそれぞれモーションユニット4aによって制御されるサーボアンプ41a、41bによって電力を供給される。サーボアンプ41cはモーションユニット4aからの指示に従ってサーボプレス43を稼働させる。
図7は基本ユニット3の機能を示す図である。CPU10は記憶装置12のROM(EEPROM,HDD,SSDなど)に記憶されている制御プログラム36を実行することで、ラダー実行部30、デバイス管理部31、CPUユニットタイマー32、同期部33および拡張バス制御部34として機能する。ラダー実行部30は、プログラム作成支援装置1により作成されて転送されてきたユーザプログラムであるラダープログラム35を実行するエンジンである。ラダー実行部30はCPU10とは異なるASICなどにより実現されてもよい。デバイス管理部31は、デバイス値を格納するデバイスの一種であるデータメモリ38やリレー39を管理する機能である。データメモリ38はワードデバイスと呼ばれることもある。リレー39はビットデバイスやリレーデバイスと呼ばれることもある。データメモリ38には、上述したスキャン周期ごとにリフレッシュ(一括リフレッシュ)されるデータメモリと、スキャン周期よりも短いユニット間同期周期ごとにリフレッシュ(ユニット間同期リフレッシュ)されるデータメモリとがある。また、データメモリ38には、拡張ユニット4から受信した数ビットのデータが格納される入力データメモリと、基本ユニット3から拡張ユニット4に送信される数ビットのデータが格納される出力データメモリが存在する。リレー39も同様に、スキャン周期ごとにリフレッシュされるリレーと、スキャン周期よりも短いユニット間同期周期ごとにリフレッシュ(ユニット間同期リフレッシュ)されるリレーとがある。また、リレー39には、拡張ユニット4から受信した1ビットのデータが格納される入力リレーと、基本ユニット3から拡張ユニット4に送信される1ビットのデータが格納される出力リレーが存在する。設定情報37はプログラム作成支援装置1によって作成された情報であり、デバイス記憶部40cにおける各データメモリ38のアドレスや、各リレー39のアドレスなどの管理情報を含んでいる。また、設定情報37はデバイス記憶部40cに含まれているデバイスが一括リフレッシュされるものか、それともユニット間同期リフレッシュされるものかを管理する情報も含んでいる。CPUユニットタイマー32は、基本ユニット3における各種の動作の制御タイミングを決定するために利用されるクロックやカウンタである。CPUユニットタイマー32は必ずしも時刻を計時する必要はなく、時刻に相当するカウント値をカウントしてもよい。このようなカウント値も時刻情報の一種である。同期部33は、CPUユニットタイマー32の時刻情報と拡張ユニット4が備える拡張ユニットタイマーの時刻情報とを同期させる機能である。同期部33は、通信部14を介したメッセージ通信によって同期信号を拡張ユニット4に送信することで、CPUユニットタイマー32の時刻情報と拡張ユニット4が備える拡張ユニットタイマーの時刻情報とを同期させる。CPUユニットタイマー32と拡張ユニットタイマーとが時刻同期しているため、デバイス記憶部40cに格納されるデータの時間的な正確性が確保される。
図8はユーザプログラムの実行機能を備えた拡張ユニット4の機能を示す図である。CPU110は記憶装置112のROM(EEPROM,HDD,SSDなど)に記憶されている制御プログラム55を実行することで、機能制御部50、デバイス管理部51、拡張ユニットタイマー52および同期部53として機能する。なお、プログラム実行部54は、プログラム作成支援装置1により作成されて転送されてきたモーションフローなどのユーザプログラム56を実行するエンジンである。モーションフローにより記述されたユーザプログラム56はフロープログラムと呼ばれてもよいが、ここでは単にモーションフローと呼ぶことにする。プログラム実行部54はCPU110とは異なるASICなどにより実現されてもよい。機能制御部50は、プログラム実行部54により実行されるユーザプログラム56にしたがって被制御装置16を制御する。たとえば、機能制御部50は、位置決め制御、同期制御、速度制御またはトルク制御など被制御装置16に関する制御を実行する。デバイス管理部51は、デバイス値を格納するデバイスの一種であるバッファメモリ58を管理する機能である。デバイス管理部51はリフレッシュによって、基本ユニット3のデバイスに対してバッファメモリ58のバッファ値を書き込んだり、基本ユニット3から受け取ったデバイス値をバッファメモリ58に書き込んだりする。なお、基本ユニット3のデバイスとバッファメモリ58との関係は設定情報57によって管理されている。プログラム実行部54は、基本ユニット3のデバイスの読み出し命令をデバイス管理部51に送り、デバイス管理部51は、設定情報57を参照することで当該デバイスに関連付けられているバッファメモリ58を特定し、バッファ値を読み出してプログラム実行部54に渡す。たとえば、基本ユニット3のデバイスは、入力ユニット4bに接続されたセンサ44の検知結果を格納したデバイスである。このようにして、モーションユニット4aなどの拡張ユニット4は、入力ユニット4bなどの他の拡張ユニット4に割り付けられたデバイスのデバイス値を取得する。つまり、プログラム実行部54は、ユーザプログラム56に記述されている他の拡張ユニット4に割り付けられたデバイスのデバイス値を取得して、被制御装置16を制御するための演算処理を実行する。これにより従来は基本ユニット3で実行されていた演算処理を拡張ユニット4で実行できるようになる。つまり、演算処理の分散ないしは分担が実現される。設定情報57はプログラム作成支援装置1によって作成されたものであり、基本ユニット3のデバイスとバッファメモリ58との関係に加え、同期リフレッシュの対象を示す情報も保持している。拡張ユニットタイマー52は、拡張ユニット4における各種の動作の制御タイミングを決定するために利用されるクロックやカウンタである。拡張ユニットタイマー52は必ずしも時刻を計時する必要はなく、時刻に相当するカウント値をカウントしてもよい。このようなカウント値も時刻情報の一種である。同期部53は、拡張ユニットタイマー52の時刻情報をCPUユニットタイマー32の時刻情報に同期させる機能である。同期部53は、通信部114を介したメッセージ通信によって同期信号を基本ユニット3から受信することで、CPUユニットタイマー32の時刻情報と拡張ユニットタイマー52の時刻情報とを同期させる。このように、CPUユニットタイマー32と拡張ユニットタイマー52とが時刻同期しているため、バッファメモリ58に格納されるデータの時間的な正確性が確保される。
基本ユニット3はPLC2において各拡張ユニット4を統括的に制御するユニットである。そのため、拡張ユニット4におけるユーザプログラム56の実行開始(起動)についても基本ユニット3が拡張ユニット4に指示するものとする。
スキャンタイムTは一般に数ミリ秒であるが、モーションユニットなどの拡張ユニット4ではより短い周期で被制御装置16の位置を制御したいという要請がある。しかし、1つのスキャンタイムTで入出力デバイスのリフレッシュ(一括リフレッシュ)は1回だけ実行される。本実施例ではユニット間同期周期ごとにデバイスのリフレッシュを行う同期リフレッシュも採用される。
図13は拡張ユニットのユーザプログラムによる基本ユニットのデバイスの読み出しを示すフローチャートである。
同期リフレッシュに関する設定を示す設定情報57をプログラム作成支援装置1から拡張ユニット4に書き込む方法はいくつかある。一つ目は、プログラム作成支援装置1から通信部114を介して拡張ユニット4に書き込む方法である。二つ目は、プログラム作成支援装置1から通信部14を介して基本ユニット3に設定情報57を書き込み、基本ユニット3から拡張ユニット4に設定情報57を書き込む方法である。たとえば、拡張ユニット4のCPU110は設定情報57の読み出し要求を通信部114にセットしてメッセージ通信を実行する。基本ユニット3の拡張バス制御部34は通信部14を介して読み出し要求を受信すると、パラメータ記憶部40bに一時的に格納しておいた設定情報57を読み出し、レスポンスデータに搭載し、拡張バス制御部34にセットする。拡張バス制御部34は通信部14を制御してレスポンスデータを拡張ユニット4に送信する。拡張ユニット4のCPU110は通信部114を介してレスポンスデータを受信すると、レスポンスデータから設定情報57を抽出してパラメータ記憶部60bに書き込む。拡張ユニット4用の設定情報57は、基本ユニット3用の設定情報37と一緒にプログラム作成支援装置1から基本ユニット3に転送されるため、両者は整合している。仮に、両者を個別に転送すると、両者が整合していない時間が発生するため、この時間には正しい同期リフレッシュを実現できないだろう。したがって、設定情報の個別転送よりも、基本ユニット3を介する一括転送が有利であろう。
図6に示したアプリケーションに本実施形態を適用したときの拡張ユニット4の動作について説明する。図16はモーションユニット4aのCPU110が実行する処理を示すフローチャートである。
図7を用いて説明したように、基本ユニット3はラダー実行部30、デバイス記憶部40cおよび通信部14などを有している。ラダー実行部30はスキャン周期にしたがって繰り返し第一ユーザプログラム(例:ラダープログラム35)を実行する第一プログラム実行部として機能する。デバイス記憶部40cはラダープログラム35にしたがってラダー実行部30により参照されるデバイス値を格納する第一デバイスメモリとして機能する。通信部14は拡張ユニット4と通信する第一通信部として機能する。図8を用いて説明したように拡張ユニット4は、基本ユニット3と通信する通信部114、デバイス記憶部60cおよびプログラム実行部54などを有する。通信部114は第二通信部の一例である。ユーザプログラム56は第二ユーザプログラムの一例である。デバイス記憶部60cのデバイス値はスキャン周期とは異なる短いユニット間同期周期ごとに通信部14および通信部114を介して更新され、デバイス記憶部40cのデバイス値と同期したデバイス値となる。デバイス記憶部60cはデバイス記憶部40cのデバイス値と同期したデバイス値を格納する第二デバイスメモリとして機能する。プログラム実行部54はデバイス記憶部60cに格納されたデバイス値を参照してユーザプログラム56を実行する第二プログラム実行部として機能する。このように本実施形態によれば、基本ユニット3が保持しているデバイス値を拡張ユニット4に参照させることで当該デバイス値を用いて拡張ユニット4にユーザプログラム56を実行させることが可能となる。
Claims (10)
- CPUユニットと前記CPUユニットと通信する拡張ユニットと前記CPUユニットと通信する入力ユニットとを有するプログラマブル・ロジック・コントローラであって、
前記CPUユニットは、
スキャン周期にしたがって繰り返し第一ユーザプログラムを実行する第一プログラム実行部と、
前記スキャン周期とは異なるユニット間同期周期を管理するCPUユニットタイマーと、
前記第一ユーザプログラムにしたがって前記第一プログラム実行部により参照されるデバイス値を格納する第一デバイスメモリと、
前記拡張ユニットおよび前記入力ユニットと通信する第一通信部と
を有し、
前記拡張ユニットは、
前記ユニット間同期周期を管理し、前記CPUユニットタイマーと時刻同期した拡張ユニットタイマーと、
前記CPUユニットと通信する第二通信部と、
前記CPUユニットの前記第一デバイスメモリに関連付けられており、前記CPUユニットから前記拡張ユニットへ出力されるデバイス値が、前記ユニット間同期周期ごとに前記第一通信部および前記第二通信部を介してユニット間同期リフレッシュとして更新されることで、前記第一デバイスメモリのデバイス値と同期したデバイス値を保持する第二デバイスメモリと、
前記第二デバイスメモリに保持されたデバイス値を参照して第二ユーザプログラムを実行する第二プログラム実行部と
を有し、
前記入力ユニットは、
前記ユニット間同期周期を管理し、前記CPUユニットタイマーと時刻同期した入力ユニットタイマーと、
前記CPUユニットと通信する第三通信部と、
前記第一デバイスメモリに関連付けられており、前記拡張ユニットから前記CPUユニットへ入力されたデバイス値が、前記ユニット間同期周期ごとに前記第一通信部および前記第三通信部を介して前記ユニット間同期リフレッシュとして更新されることで、前記第一デバイスメモリのデバイス値と同期したデバイス値を格納する第三デバイスメモリと
を有し、
前記拡張ユニットの前記第二プログラム実行部は、前記ユニット間同期周期ごとに、前記入力ユニットの前記第三デバイスメモリに保持されたデバイス値が前記ユニット間同期リフレッシュによって前記CPUユニットが有する前記第一デバイスメモリに書き込まれたのち、前記第一デバイスメモリに書き込まれた当該デバイス値が前記ユニット間同期リフレッシュによって前記拡張ユニットの前記第二デバイスメモリに書き込まれることで、前記CPUユニットを経由して前記入力ユニットから転送されてきた当該デバイス値を用いて前記第二ユーザプログラムを実行することを特徴とするプログラマブル・ロジック・コントローラ。 - 前記第二デバイスメモリはバッファメモリであることを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル・ロジック・コントローラ。
- 前記第一デバイスメモリにおいて前記入力ユニットのデバイス値を保持するデバイスの識別情報と、前記入力ユニットのデバイス値が保持される前記拡張ユニットの前記バッファメモリの識別情報とを対応付けて管理する管理情報を保持する管理部をさらに有し、
前記第二プログラム実行部は、前記管理情報を参照することで、前記入力ユニットのデバイス値が保持された前記バッファメモリを特定し、当該バッファメモリから前記入力ユニットのデバイス値を取得することを特徴とする請求項2に記載のプログラマブル・ロジック・コントローラ。 - 前記第一デバイスメモリは1ビットの情報を保持するリレーデバイスと、数ビットの情報を保持するデータメモリとを有しており、
前記第二デバイスメモリは1ビットの情報を保持するリレーデバイスと、数ビットの情報を保持するデータメモリとを有していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のプログラマブル・ロジック・コントローラ。 - 前記CPUユニットは、前記第一通信部および前記第二通信部を介して前記拡張ユニットに対して前記第二ユーザプログラムの実行を指示することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のプログラマブル・ロジック・コントローラ。
- 前記ユニット間同期リフレッシュによりデバイス値を更新されるデバイスと、前記スキャン周期にしたがって実行される入出力リフレッシュよりデバイス値を更新されるデバイスとは予めリフレッシュ設定情報によって区別されていることを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル・ロジック・コントローラ。
- 前記第一ユーザプログラムはラダープログラムであり、前記第二ユーザプログラムはモーションフローであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載のプログラマブル・ロジック・コントローラ。
- 前記第二デバイスメモリは、前記スキャン周期ごとの一括リフレッシュおよび前記スキャン周期とは異なるユニット間同期周期ごとに前記第一通信部および前記第二通信部を介して更新され、前記第一デバイスメモリのデバイス値と同期したデバイス値を格納する請求項1ないし7のいずれか一項に記載のプログラマブル・ロジック・コントローラ。
- 前記ユニット間同期周期は、前記スキャン周期よりも短いことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載のプログラマブル・ロジック・コントローラ。
- CPUユニットと前記CPUユニットと通信する複数の拡張ユニットとを有するプログラマブル・ロジック・コントローラであって、
前記CPUユニットは、
スキャン周期にしたがって繰り返し第一ユーザプログラムを実行する第一プログラム実行部と、
前記スキャン周期とは異なるユニット間同期周期を管理するCPUユニットタイマーと、
前記第一ユーザプログラムにしたがって前記第一プログラム実行部により参照されるデバイス値を格納する第一デバイスメモリと、
前記複数の拡張ユニットと通信する第一通信部と
を有し、
前記複数の拡張ユニットのうちモーションユニットは、
前記ユニット間同期周期を管理し、前記CPUユニットタイマーと時刻同期した拡張ユニットタイマーと、
前記CPUユニットと通信する第二通信部と、
前記CPUユニットの前記第一デバイスメモリに関連付けられており、前記CPUユニットから前記モーションユニットへ出力されるデバイス値が、前記ユニット間同期周期ごとに前記第一通信部および前記第二通信部を介してユニット間同期リフレッシュとして更新されることで、前記第一デバイスメモリのデバイス値と同期したデバイス値を保持する第二デバイスメモリと、
前記第二デバイスメモリに保持されたデバイス値を参照してモーションフローを実行する第二プログラム実行部とを有し、
前記複数の拡張ユニットのうち入力ユニットは、
ワークの有無を検知するセンサと、
前記ユニット間同期周期を管理し、前記CPUユニットタイマーと時刻同期した入力ユニットタイマーと、
前記CPUユニットと通信する第三通信部と、
前記センサのオン/オフを示すデバイス値であって、前記第一デバイスメモリに関連付けられており、前記モーションユニットから前記CPUユニットへ入力されたデバイス値が、前記ユニット間同期周期ごとに前記第一通信部および前記第三通信部を介して前記ユニット間同期リフレッシュとして更新されることで、前記第一デバイスメモリのデバイス値と同期したデバイス値を保持するリレーデバイスを有する第三デバイスメモリと
を有し、
前記モーションユニットの前記第二プログラム実行部は、前記ユニット間同期周期ごとに、前記入力ユニットの前記第三デバイスメモリに保持されたデバイス値が前記ユニット間同期リフレッシュによって前記CPUユニットが有する前記第一デバイスメモリに書き込まれたのち、前記第一デバイスメモリに書き込まれた当該デバイス値が前記ユニット間同期リフレッシュによって前記モーションユニットの前記第二デバイスメモリに書き込まれることで、前記CPUユニットを経由して前記入力ユニットから転送されてきた当該デバイス値を用いて前記モーションフローを実行し、
前記モーションユニットは、前記第二デバイスメモリから前記入力ユニットのデバイス値を読み出し、当該デバイス値がワークを検出したことを示すまで、前記ワークを搬送する搬送機構を稼働させ、当該デバイス値がワークを検出したことを示すと前記搬送機構を減速制御することを特徴とするプログラマブル・ロジック・コントローラ。
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