JP6624951B2 - 飛行物体監視システム - Google Patents

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Description

本発明は、所定の監視領域内に飛来する飛行物体(例えばドローン等)を検知し、この検知した飛行物体を含む画像を遠隔のセンタ装置の表示手段に表示して飛行物体を監視する飛行物体監視システムに関する。
近年、ドローンと呼ばれる小型で無人のマルチコプターが実用化され、農薬散布や施設点検などさまざまな用途に有効利用されている。一方で、盗撮や危険物運搬などドローンを悪用した犯罪も懸念されつつあり、このようなドローンを早期に検出するシステムも現れ始めている。
従来、例えば下記特許文献1に開示されるように、特定の監視領域内に侵入する侵入物体を監視対象とし、検知手段にて侵入物体を検知すると遠隔の監視モニターに表示し、監視員が確認可能な監視装置が知られている。
特開2012−198802号公報 特開2000−172979号公報
ところで、監視領域内に飛来する飛行物体の監視を行う場合、レーダ監視領域内において複数の飛行物体が検出されることがある。その際、いずれかの飛行物体を手動又は自動で選択して、監視卓の表示装置に表示させる必要がある。自動で選択する場合、予め複数の基準を設定しておき、いずれかの基準を満たす飛行物体を監視対象として選択する。例えば、上記特許文献2では、海上において船舶のレーダで複数の接近物体が検知されたときには、最も接近している物体或いは最も速度が速い物体を基準とし、この基準を満たす物体を監視対象としてカメラを向けることが記載されている。
また、監視領域内において優先的に保護監視すべき重要保護監視ポイントを設定し、当該重要保護監視ポイントに最も接近している物体を監視対象としてカメラを向けることもできる。
しかしながら、特許文献2に開示される監視装置は、海上を航行する船舶にレーダやカメラが配設され、これらレーダやカメラが自船とともに移動するものであり、固定設置されたレーダやカメラに対し、重要保護監視ポイントの位置が固定ではなく所定条件に基づき変化する場合には対応できないという課題があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、監視領域内に飛来する飛行物体を監視するにあたって、重要保護監視ポイントの変化に応じて監視すべき飛行物体の優先度を適切に設定することができる飛行物体監視システムを提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するために、本発明に係る飛行物体監視システムは、所定の監視領域内の飛行物体を検知する検知手段と、
前記検知された飛行物体の画像を撮像する撮像手段と、
前記検知手段が検知した飛行物体の少なくとも位置情報と前記撮像手段が撮像した画像をセンタ装置へ送信する送信手段と、
を含む監視装置と、
前記監視装置が取得した飛行物体の位置に基づいて前記撮像手段を制御する制御装置と、
前記撮像手段が取得した画像を表示する表示手段と、
を備えたセンタ装置からなる飛行物体監視システムであって、
予め設定した保護監視対象に対する重要保護監視度を記憶する情報記憶サーバをさらに備え、
前記重要保護監視度に基づいて最優先保護監視対象を決定し、前記検知手段が複数の前記飛行物体を検知したとき、前記最優先保護監視対象への接近脅威度が最も高い飛行物体を撮像対象として前記撮像手段を制御することを特徴とする。
また、本発明に係る飛行物体監視システムは、前記接近脅威度が、前記保護監視対象と前記飛行物体との間の距離、前記飛行物体の進行方向、前記飛行物体の速度からなる要素のうち、少なくとも一つの要素に基づいて設定される評価値であってもよい。
さらに、本発明に係る飛行物体監視システムは、前記重要保護監視度として前記保護監視対象ごとに時間帯情報と保護監視優先度を設定したテーブルを記憶し、当該テーブルに基づいて前記最優先保護監視対象を設定してもよい。
また、本発明に係る飛行物体監視システムは、前記保護監視対象として特定の人物と当該人物に対する保護監視ランクを重要保護監視度として記憶し、
当該人物の位置情報を取得する位置情報取得手段をさらに備え、
前記保護監視対象である人物の位置情報及び前記保護監視ランクに基づいて決定される監視領域を前記最優先保護監視対象として設定してもよい。
さらに、本発明に係る飛行物体監視システムは、特定の人物或いはグループを保護監視対象とし、当該保護監視対象と、特定の位置における重要保護監視度を記憶し、
前記情報記憶サーバから得られる前記保護監視対象の位置情報と、前記保護監視対象の重要保護監視度及び前記特定の位置における重要保護監視度に基づいて前記最優先保護対象を設定してもよい。
本発明の飛行物体監視システムによれば、監視装置における検知手段は、所定の監視領域内に飛来する飛行物体を検知する。撮像手段は、検知手段にて検知された飛行物体の画像を撮像する。送信手段は、検知手段が検知した飛行物体の少なくとも位置情報と撮像手段が撮像した画像をセンタ装置へ送信する。センタ装置における制御装置は、監視装置の検知手段にて取得した飛行物体の位置に基づいて撮像手段を制御する。表示手段は、撮像手段が取得した画像を表示する。情報記憶サーバは、予め設定した保護監視対象に対する重要保護監視度を記憶する。制御装置は、重要保護監視度に基づいて最優先保護監視対象を決定し、検知手段が複数の飛行物体を検知したとき、最優先保護監視対象への接近脅威度が最も高い飛行物体を撮像対象として撮像手段を制御する。かかる構成により、監視領域内に飛来する飛行物体を監視するにあたって、最優先保護監視対象の変化に応じて監視すべき飛行物体の優先度を適切に設定することができる。すなわち、飛行物体を複数検知した場合や保護監視すべき対象が監視領域内に複数ある場合に、最も重点的に保護監視すべき最優先保護監視対象を選定し、これに対し接近する脅威が高い飛行物体を撮像するように撮像手段を選択して制御を行い飛行物体の監視を行うことができる。
また、本発明の飛行物体監視システムによれば、保護監視対象と飛行物体との間の距離、飛行物体の進行方向、飛行物体の速度からなる要素のうち、少なくとも一つの要素に基づいて設定される評価値を接近脅威度とし、検知手段が複数の飛行物体を検知したとき、最優先保護監視対象への接近脅威度が最も高い飛行物体を撮像対象として撮像手段を制御する。かかる構成により、保護監視対象と飛行物体との間の距離、飛行物体の進行方向、飛行物体の速度の要素に基づく評価値から最優先保護監視対象への接近脅威度を算出し、算出した接近脅威度が最も高い飛行物体を撮像可能なように撮像手段を制御することができる。
さらに、本発明の飛行物体監視システムによれば、重要保護監視度として保護監視対象ごとに時間帯情報と保護監視優先度を設定したテーブルを記憶し、このテーブルに基づいて最優先保護監視対象を設定する。かかる構成により、例えば会議が開催中の会議室などを最優先保護監視対象と定め、当該場所に接近する飛行物体を撮像対象とすることで、より警戒して保護監視すべき場所を的確に監視することができる。
また、本発明の飛行物体監視システムによれば、保護監視対象として特定の人物と、この人物に対する保護監視ランクを重要保護監視度として記憶する。位置情報取得手段は、保護監視対象の位置情報を取得する。そして、保護監視対象である人物の位置情報及び保護監視ランクに基づいて決定される監視領域を最優先保護監視対象として設定する。かかる構成により、例えば重要人物(または要人の警護人)の位置に接近する飛行物体を撮像対象とすることで効果的な監視を行うことができる。
さらに、本発明の飛行物体監視システムによれば、特定の人物或いはグループを保護監視対象とし、この保護監視対象と、特定の位置における重要保護監視度を記憶する。そして、情報記憶サーバから得られる保護監視対象の位置情報と、保護監視対象の重要保護監視度及び特定の位置における重要保護監視度に基づいて最優先保護監視対象を設定する。かかる構成により、例えばイベント中に必ず発生する特定の状況に適応して効果的な監視を行うことができる。
本発明に係る飛行物体監視システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明に係る飛行物体監視システムによる監視イメージの概略図である。 本発明に係る飛行物体監視システムの検知手段を構成する監視用レーダの概略構成を示す図である。 本発明に係る飛行物体監視システムの制御内容を示すフローチャートである。 本発明に係る飛行物体監視システムにおける保護監視対象の配置例を示す図である。 本発明に係る飛行物体監視システムに用いられる重要保護監視テーブルの一例を示す図である。 (a),(b)保護監視対象が移動する場合の各例を示す説明図である。 保護監視対象を保護監視すべき位置情報と時間情報が不明な場合の一例を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付した図面の図1〜8を参照しながら詳細に説明する。
[本発明の概要について]
本発明は、監視領域内に飛来する飛行物体(例えばドローン等)を監視対象として監視する飛行物体監視システムに関するものであり、監視領域内で、複数の飛行物体を検知した場合、監視対象の飛行物体から保護監視対象に最も接近する脅威度が高い飛行物体のカメラ画像を監視卓の表示手段に表示させるが、保護監視対象の位置情報等に基づいて最も優先すべき保護監視対象をリアルタイムに設定する機能を有する。
具体的には、要人の警護人に持たせたGPS端末に基づく位置情報や、情報配信サーバから配信されるマラソン等のトップ集団の位置情報に基づいて最優先保護監視対象を設定する。さらに、会議スケジュールに基づく会議開催中の会議室を最優先保護監視対象としてもよい。これにより、最優先して保護監視すべき対象が移動する場合であっても最優先保護監視対象を適切に設定することができる。
なお、本例では、監視領域内に飛来する飛行物体の脅威から保護監視する対象(例えば、人物や場所など)を保護監視対象とし、複数の保護監視対象がある場合には、飛行物体の脅威から最優先で保護監視する保護監視対象を最優先保護監視対象としている。
[飛行物体監視システムの構成について]
図1に示すように、本実施の形態の飛行物体監視システム1は、監視領域内に飛来する飛行物体を監視する監視装置2と、監視装置2から離れた位置に配置される遠隔のセンタ装置3とから大略構成される。
図2は飛行物体監視システム1による監視イメージの概略を示している。図2において、円を監視範囲Eとする後述する監視用レーダ11を備えた監視装置2が設置され、監視範囲E内には飛行物体Wから最優先して保護監視すべき最優先保護監視対象Cが存在するものとする。図2では、飛行物体W1と飛行物体W2とが監視範囲E内に飛来し、飛行物体W2が最優先保護監視対象Cに向かって矢印X方向に飛行している例を示している。なお、保護監視対象は、監視用レーダ11の監視範囲E内に複数設定されることもある。
監視用レーダ11が監視範囲E内に飛行する飛行物体W1,W2を検知した場合、最優先保護監視対象Cに向かって矢印X方向に飛行する飛行物体W2を選択し、監視用レーダ11近傍の後述する撮像装置12により、飛行物体W2を撮像したカメラ画像を遠隔のセンタ装置3に送信し、センサ装置3の後述する監視卓の表示装置22にカメラ画像が表示される。監視員は、監視卓の表示装置22に表示されるカメラ画像により飛行物体W2を監視する。
なお、図2の例では、1つの監視装置2にて監視領域内に監視範囲Eを設定しているが、監視装置2を監視領域内に複数設置し、複数の監視範囲Eの一部を重複させて広域の監視領域を設定するようにし、何れかの監視用レーダ11が飛行物体を検知すると、監視用レーダ11近傍の撮像装置12によるカメラ画像が遠隔のセンタ装置3に送信されるようにしてもよい。
[監視装置]
図1に示すように、監視装置2は、例えば図2に示す監視範囲Eを形成するように監視領域の所定箇所に設置され、検知手段としての監視用レーダ11、撮像装置12、レーダ信号処理装置13、データ処理装置14を含んで構成される。
[監視用レーダ]
監視用レーダ11は、監視領域内に飛来する飛行物体Wを検知するもので、監視領域の所定箇所に固定設置され、半球面を監視可能なように複数のレーダで構成される。監視用レーダ11は、レーダから送信される送受信波として周波数変調された連続波を使用して測距を行うFM−CW方式を採用し、所定周期(例えば1回転/1秒)で方位方向に所定の水平ビーム幅(例えば2度)のビームを360度回転させ、所定周期(例えば3ms)ごとに電波を送受信することで、飛行物体Wの方位方向を検知できる。また、監視用レーダ11の回転速度はレーダの最大検知距離(例えば100m)に応じて決定されるビームの往復時間と比較して、アンテナが停止しているみなせるほど小さい速度に設定される。監視用レーダ11からは、レーダを中心とした水平面上の角度、距離、速度、受信強度を出力情報として得ることができる。
さらに監視用レーダ11の構成について図3を参照しながら説明する。ここでの監視用レーダ11は、斜方監視用レーダと天面監視用レーダによる2つのレーダ装置を組み合わせて半球面を監視する構成としている。以下、2つのレーダ装置にFM−CWレーダを用いた場合を例にとって説明する。
図3は2つのレーダ装置で構成される監視領域のイメージを示している。固定位置に設置されたFM−CWレーダが、斜め上方、及び上空方向におのおの送信ビームを放射し、斜め上方に送信した領域を上下に分割した領域からの電波を受信する2つの受信アンテナ、及び上空方向からの電波を受信する2つの受信アンテナを用いて監視領域内に飛来する飛行物体Wからの反射ビームを受信する。
ここでは、FM−CWレーダの原理の詳細については省略するが、その概略について説明すると、監視用レーダ11としてのFM−CWレーダは、送信アンテナ、第1の受信アンテナ、第2の受信アンテナ、受信アンテナ切り替えスイッチ、送受信装置、A/D変換器、信号処理装置を含んで構成される。
各部について説明すると、送信アンテナは、送信ビームを前方に放射する。第1の受信アンテナと第2の受信アンテナは、送信ビームの範囲あるいは、送信ビームの範囲を分割した監視領域からの電波を受信する。受信アンテナ切り替えスイッチは、第1の受信アンテナと第2の受信アンテナのどちらか一方を一定時間毎に交互に有効にする。送受信装置は、FM−CW送信波を生成し、また受信ビームを信号処理装置で処理可能な周波数に変換する。A/D変換器は、送受信装置が出力する受信ビーム強度をデジタル変換する。信号処理装置は、A/D変換器が出力する受信ビーム強度から監視領域にある検知対象物の相対距離、相対速度、及び受信ビーム中の検知対象物からの反射ビーム成分の強度を求める。
さらに説明すると、信号処理装置では、A/D変換器から入力した反射ビームの信号の周波数分析を行い、各周波数における信号強度を演算する。次に、信号強度が閾値以上となる周波数を求めて、その周波数を検知対象物からの反射ビーム成分の周波数とする。そして、求めた検知対象物からの反射ビーム成分の周波数と、送信ビームの周波数の差を演算してビート周波数を算出し、このビート周波数から検知対象物の相対距離、相対速度を演算して出力する。また、回転させているレーダがどの位置で飛行物体Wを検知したかに基づいて角度を求めることができる。
なお、監視用レーダ11は、監視領域にある検知対象物の相対距離、相対速度、及び受信ビーム中の検知対象物からの反射ビーム成分の強度などの検知対象物に関する各種情報を取得できればよく、図3に示す構成に限定されるものではない。
[撮像装置]
撮像装置12は、パン、チルト、ズーム機能を備えた高解像度、高感度のカメラで構成される。撮像装置12は、監視領域を撮像可能な位置に固定設置され、センタ装置3の後述する制御装置21の制御により、パン、チルト及びズームが可能であり、飛行物体Wが画面中央に映し出せるように撮像範囲が可変される。撮像装置12は、監視用レーダ11と連動し、監視用レーダ11で検知した飛行物体Wの位置情報に基づくセンタ装置3の後述する制御装置21制御により、飛行物体Wが画像中心になるように旋回台を旋回、上下方向を調整し、カメラ画像をデータ処理装置14を介してセンタ装置3に送信する。
なお、撮像装置12は、監視用レーダ(FM−CWレーダ)11の上部または下部、あるいは別の場所に固定設置してもよい。
[レーダ信号処理装置]
レーダ信号処理装置13は、監視用レーダ11から取得した出力情報(レーダを中心とした水平面上の角度、距離、速度、受信強度などの情報)からノイズ除去処理や固定物体除去処理などを行ってデータ処理装置14へ出力する。
[データ処理装置]
データ処理装置14は、レーダ信号処理装置13と有線または無線にて接続され、レーダ信号処理装置13から取得した監視用レーダ11の出力を信号処理して特定の飛行物体(例えばドローン)Wと判定すると、その旨の判定信号をセンタ装置3へ出力する。その際、レーダ信号処理装置13によりノイズ除去処理などが行われた監視用レーダ11からの出力情報も合わせてセンタ装置3に出力される。
なお、図1の構成では、監視装置2が監視用レーダ11、撮像装置12、レーダ信号処理装置13、データ処理装置14を含む構成としているが、監視用レーダ11、撮像装置12、レーダ信号処理装置13、データ処理装置14をそれぞれ個別に構成して配置してもよい。
[センタ装置]
図1に示すように、センタ装置3は、監視センタに設けられ、制御装置21と監視卓の表示装置(表示手段)22、情報記憶サーバ4を含んで構成される。情報記憶サーバ4は、センタ装置3と通信回線等で接続されたセンタ装置3とは独立の外部機関のサーバであってもよい。
[制御装置]
制御装置21は、全体を統括制御するものであり、後述する図4の処理において、監視用レーダ11が飛行物体Wを検知したか否かの判定、検知した飛行物体Wが複数か否かの判定、複数の飛行物体Wを検知したときに最優先保護監視対象を保護監視すべき状況か否かの判定、最優先して保護監視すべき状況か否かの判定結果に基づく飛行物体の選択、選択した飛行物体に基づく撮像装置12のパン・チルト・ズーム制御(以下、PTZ制御という)、追跡中の飛行物体が消失したか否かの判定、表示装置22の表示制御などを行う。
なお、制御装置21は、監視用レーダ11および撮像装置12の位置情報(緯度情報、経度情報、高度情報)が予め記憶される記憶部(不図示)を含む。
[表示装置]
監視卓の表示装置22は、制御装置21と接続され、レーダ画像及び監視用レーダ11で検知した付近の撮像装置12のカメラ画像を表示するモニタである。
表示装置22は、監視用レーダ11が監視領域内に飛来する飛行物体Wを検知すると、制御装置21の制御により、監視用レーダ11近傍の撮像装置12が撮像したカメラ画像を表示させる。その際、制御装置21は、監視用レーダ11から取得した飛行物体Wの位置情報に基づき撮像装置12のPTZ制御を行い、飛行物体Wが画面中央に映し出せるようにする。
[情報記憶サーバ]
情報記憶サーバ4は、予め飛行物体の脅威から保護監視する保護監視対象の情報を記憶する。具体的に、情報記憶サーバ4は、監視対象の飛行物体Wから保護監視すべき重要な場所や人物、イベントごとの時間帯情報、重要保護監視度などの情報を記憶する。
例えば、図5に示すように、監視領域内に複数の保護監視対象として、駅300、商業ビル400,500、スタジアム600が存在する場合、各保護監視対象300、400、500、600毎に保護監視すべき時間帯、保護監視優先度、位置(緯度・経度・高度)を対応付けした情報が図6に示す保護監視テーブルとして情報記憶サーバ4に記憶される。例えば駅300では、保護監視すべき時間帯が通勤時間帯の6:00〜9:00、保護監視優先度:中、位置:x4,y4,h4となっている。
なお、情報記憶サーバ4に記憶される各情報は、予め記憶されたスケジュール情報であるか、リアルタイムに更新される情報を含むものであり、具体例については追って説明する。
次に、上記のように構成される飛行物体監視システム1におけるセンタ装置3の制御装置21の具体的な制御について図4のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、制御装置21は、データ処理装置14からの判定信号の有無により、監視用レーダ11が監視領域内に飛来する飛行物体Wを検知しているか否かを判定する(S101)。
制御装置21は、監視用レーダ11が飛行物体を検知していると判定すると、監視用レーダ11で検知した飛行物体Wが複数あるか判定する(S102)。
ここで、制御装置21は、監視用レーダ11で検知した飛行物体Wが1つと判定すると、その飛行物体Wを撮像できるように監視用レーダ11から取得した位置情報に基づいて撮像装置12をPTZ制御する(S107)。
また、制御装置21は、監視用レーダ11で検知した飛行物体Wが複数あると判定すると、飛行物体Wから最優先保護監視対象を最優先して保護監視すべき状況か判定する(S103)。例えば、監視領域内に最優先して保護監視すべき場所(最優先保護監視対象)として、情報記憶サーバ4に記憶された保護監視テーブルの商業ビル500が最優先保護監視対象であれば、商業ビル500があるか否かを判定する。
そして、制御装置21は、最優先保護監視対象を最優先して保護監視すべき状況ではないと判定し、監視領域内に最優先して保護監視すべき場所がなければ(S103−NO)、監視用レーダ11から最も近い飛行物体Wを選択し(S106)、当該飛行物体Wを撮像可能なように撮像装置をPTZ制御する(S107)。
また、制御装置21は、最優先保護監視対象を最優先して保護監視すべき状況と判定し、監視領域内に最優先保護監視すべき場所があれば、最優先保護監視対象の位置情報を取得する(S104)。例えば、最優先して保護監視すべき場所(最優先保護監視対象)が商業ビル500の場合には、情報記憶サーバ4から商業ビル500の位置情報(x1,y1,h1)を取得する。また、保護監視対象が複数ある場合は、優先度に応じて最も優先すべき保護監視対象を最優先保護監視対象として設定する。例えば、図5の駅300、商業ビル400,500、スタジアム600が保護監視対象である場合は、保護監視優先度が最も高い商業ビル500を最優先保護監視対象として設定する。
次に、制御装置21は、設定された最優先保護監視対象に最も近い飛行物体Wを選択し(S105)、その飛行物体Wが撮像可能なように撮像装置12をPTZ制御する(S107)。これにより、PTZ制御された撮像装置12が撮像したカメラ画像は、データ処理装置13を介してセンタ装置3の制御装置21に送信される。
そして、制御装置21は、PTZ制御した撮像装置12が撮像したカメラ画像を監視卓の表示装置22に表示制御する(S108)。
次に、制御装置21は、監視中の飛行物体Wが監視用レーダ11から消失したか否かを判定する(S109)。制御装置21は、監視中の飛行物体Wが監視用レーダ11から消失したと判定すると(S109−YES)、他の飛行物体Wが有るか判定する(S110)。消失したと判定していない場合(S109−NO)はS103へ戻る。
そして、制御装置21は、他の飛行物体Wが有ると判定するとS102へ戻り、他の飛行物体Wが無いと判定すると処理を終了する。
なお、上述したS102〜S103の処理において、飛行物体Wから最優先保護監視対象を最優先して保護監視すべき状況ではなく、最優先保護監視対象がなければ、例えばドローンが日常飛行している状況と推定し、撮像装置12をPTZ制御しないようにしてもよい。
次に、本実施の形態の飛行物体監視システム1の具体例について図5〜図8を参照しながら説明する。
[具体例1]
まず、具体例1として、保護監視対象の重要保護監視度の変化に応じて、監視用レーダ11が監視対象の飛行物体Wを検知した場合の制御について図5及び図6を参照しながら説明する。
図5に示すように、監視領域内に保護監視対象として、駅300、商業ビル400,500、スタジアム600が配置されているものとする。また、情報記憶サーバ4には、図6に示すように、保護監視対象ごとに保護監視すべき時間帯及び保護監視優先度、位置(緯度/経度/高度)を設定した保護監視テーブルが記憶されているものとする。
今、図5において、監視用レーダ11が監視対象の飛行物体Wを検知すると、図6の保護監視テーブルに基づき最優先して保護監視すべき最優先保護監視対象があれば、当該最優先保護監視対象へ接近する飛行物体Wが撮像可能なように撮像装置12をPTZ制御し、PTZ制御された撮像装置12の撮像画像をセンタ装置3へ送信して監視卓の表示装置22に表示制御する。
また、複数の飛行物体を検出した場合は、最優先保護監視対象への接近する脅威度が高い飛行物体、すなわち、接近脅威度が高い飛行物体が撮像可能なように撮像装置12をPTZ制御する。
ここで、接近脅威度としては、所定の条件に基づく評価値を採用することができる。例えば、保護監視対象から飛行物体までの距離d、飛行物体の進行方向(水平角度θ、仰角φ)、飛行物体の速度vからなる複数の要素を基準とし、各基準d,θ,φ,vについて所定の範囲ごとに評価値E(d),E(θ),E(φ),E(v)を設定する。
例えば飛行物体の水平角度θの評価値E(θ)を例にとって説明すると、θ≦±10°の場合はE(θ)=10、±10°<θ≦±20°の場合はE(θ)=5、±20°<θ≦±40°の場合はE(θ)=3に設定する。その他の基準d,φ,vについても所定の範囲ごとに評価値E(d),E(φ),E(v)を設定する。
このように、各基準d,θ,φ,vごとに評価値E(d),E(θ),E(φ),E(v)を設定し、これら評価値E(d),E(θ),E(φ),E(v)に適宜重み係数を掛け、その評価値の合計、或いは積算値を接近脅威度として定義する。
そして、最も高い接近脅威度の飛行物体を要警戒の監視対象と決定し、この監視対象が撮像可能なように撮像装置12をPTZ制御する。また、同じ時間帯に複数の保護監視対象がある場合は、より優先度が高いものを最優先保護監視対象として当該最優先保護監視対象への接近脅威度が高い飛行物体が撮像可能なように撮像装置12をPTZ制御する。例えば図5に示すように、監視領域内に複数の保護監視対象として駅300、商業ビル400,500、スタジアム600が存在する場合、同じ時間帯11:00〜12:00(重複する時間帯)に商業ビル400,500があるので、図6の保護監視テーブルから保護監視優先度の高い商業ビル500が最優先保護監視対象として設定され、商業ビル500が撮像可能なように撮像装置12がPTZ制御される。
これにより、ドローンを用いて窓外から内部の盗撮、毒物散布等の犯行に対し早期に発見して警戒することができる。
[具体例2]
次に、具体例2として、保護監視対象が移動する場合の制御について図7を参照しながら説明する。
図7では予め保護監視対象である重要人物を重要保護監視対象として情報記憶サーバ4に記憶しておき、当該要人もしくはボディガードに携帯させたGPS等による位置情報取得手段としての位置情報端末から取得した位置情報に基づき、当該位置情報(重要人物が存在する場所)を最優先保護監視対象として設定する。そして、監視領域内に複数の飛行物体を検知した場合には、設定された最優先保護監視対象に対する接近脅威度が最も高い飛行物体に対し、撮像装置12をPTZ制御する。
具体的には、図7(a)において監視装置2の監視用レーダ11が飛行物体W1,W2を検知したとする。重要保護監視対象である人物が位置Cにいる場合、この人物がいる位置Cに最も近い飛行物体は飛行物体W2であるため、監視装置2の近傍に設置した撮像装置12が飛行物体W2を画面内に捉えるよう撮像装置12をPTZ制御する。
一方、重要保護監視対象である人物が位置Cから矢印X方向に向かって位置C’に移動した場合は、飛行物体W1の方が移動後の位置C’に近いため、飛行物体W1を画面内に捉えるように撮像装置12をPTZ制御する。
ところで、上述した説明では最も近い飛行物体に向けて撮像装置12をPTZ制御する例としているが、前述のように重要保護監視対象である人物に接近脅威度が高い(進行方向、速度)飛行物体に対し撮像装置12をPTZ制御するようにしてもよい。
また、保護監視すべき人物ごとに重要度の保護監視ランクを設定したリストを予め情報記憶サーバ4に記憶しておき、当該重要度の保護監視ランクに応じて優先すべき最優先保護監視対象を設定するようにしてもよい。
さらに、図7(b)に示すように、重要度の保護監視ランクが同じ人物が複数存在する場合は、保護監視対象である人物の密集度に応じて設定される監視保護監視範囲を最優先して重要保護監視対象位置として設定するようにしてもよい。
[具体例3]
上述した具体例1,2では、最優先保護監視対象(重要保護監視対象)を保護監視すべき位置情報と時間情報が取得できる場合について説明したが、ここでは、具体例3として、それらが不明の場合について監視対象の飛行物体から最優先保護監視対象の保護監視を行う場合の制御について図8を参照しながら説明する。
具体的には、マラソン等の競技、パレード等のイベントにおいて刻一刻と時間経過とともに変化する状況に応じて保護監視すべき対象が変化する場合を想定する。
例えば、マラソン競技を例に説明する。競技者は予め定められたコースを走るが、競技者は位置情報端末等を携帯しないため、現在位置の取得が困難である。先導車両の位置情報を取得が可能な場合もあるが、競技者が複数の集団にばらける場合もある。
そこで、予め保護監視対象として登録された競技者(招待選手)等、或いはトップ集団、第2集団等を重要保護監視度とともに情報記憶サーバ4に記憶しておき、リアルタイムの競技情報を配信する情報配信サーバから現在位置情報を取得して、取得した現在位置情報に基づいて最優先保護監視対象を決定する。複数の飛行物体が監視領域内で検知された場合は、最優先保護監視対象に対する接近脅威度が最も高い飛行物体が撮像できるように撮像装置12をPTZ制御する。
図8を用いてさらに具体的に説明する。まず、第1集団G1、第2集団G2等を保護監視対象として情報記憶サーバ4に記憶しておく。また、招待選手などを重要保護監視度が高い保護監視対象人物として情報記憶サーバ4に記憶しておく。さらに、第1集団G1の方が第2集団G2よりも重要保護監視度を高く設定し、補給地点、スタート地点、ゴール地点の重要保護監視度を他の地点よりも高く設定しておく。なお、何もない地点でも終盤になるほど優先度を高く設定する。
各保護監視対象に対する重要保護監視度は、競技開始後、不図示の情報配信サーバから得られるリアルタイム情報に基づき算出される。例えば、第1集団G1(あるいは特定の競技者)がゴール地点に達した状況が最も重要保護監視度が高くなるように設定される。
図8において、例えば監視範囲E1において飛行物体W1が検知され、監視範囲E2において飛行物体W2が検知されたものとする。監視範囲E1,E2の中心には監視装置2−1,2−2の監視用レーダ11が設置され、その近傍に撮像装置12としてのカメラが設置されているものとし、最優先保護監視対象に対して接近脅威度が最も高い飛行物体Wの映像を遠隔のセンタ装置3に送信するものとする。
この場合、監視領域内の監視範囲E1には第1集団G1が形成され、監視範囲E2には第2集団G2が形成されているものとする。監視用レーダ11が飛行物体W1,W2を検知した時点において情報配信サーバから第1集団G1と第2集団G2の位置情報を取得すると、第1集団G1を最優先保護監視対象として設定し、監視装置2−1近傍のカメラ12を制御して遠隔のセンタ装置3に飛行物体W1の映像を送信する。
なお、第2集団G2に招待選手が存在する場合、第2集団G2の重要保護監視度が高くなるように設定されていてもよい。また、第1集団G1が何もないコース上であるのに対し、第2集団G2の位置が補給付近であれば重要保護監視度が高くなるように設定されていてもよい。これらの場合は、監視装置2−2近傍のカメラ12をPTZ制御して飛行物体W2の映像をセンタ装置3に送信する。
ところで、上述したマラソンに限定されず、例えばゴルフなどの競技においては、最終組或いは注目選手のラウンド地点にギャラリーが多く集まる。そこで、注目選手を保護監視対象として設定し、刻々変化する位置情報に対応して重要保護監視度を設定することで、複数の飛行物体を検知した場合に最も優先監視すべき飛行物体を効率的に選定することができる。
また、最優先保護監視対象が移動する場合、その移動方向は予め既知の情報であるため、接近強度の算出にあたっては、飛行物体の移動方向、移動速度の評価において、重要保護監視対象の移動方向を加味するようにしてもよい。
以上、本発明に係る飛行物体監視システムの最良の形態について説明したが、この形態による記述及び図面により本発明が限定されることはない。すなわち、この形態に基づいて当業者等によりなされる他の形態、実施例及び運用技術などはすべて本発明の範疇に含まれることは勿論である。
1 飛行物体監視システム
2(2−1,2−2) 監視装置
3 センタ装置
4 情報記憶サーバ
11 検知手段(監視用レーダ)
12 撮像装置
13 レーダ信号処理装置
14 データ処理装置
21 制御装置
22 表示装置
W(W1,W2) 飛行物体
E(E1,E2) 監視範囲
C,C1,C2,C3,C4,C5,G1,G2 保護監視対象

Claims (5)

  1. 所定の監視領域内の飛行物体を検知する検知手段と、
    前記検知された飛行物体の画像を撮像する撮像手段と、
    前記検知手段が検知した飛行物体の少なくとも位置情報と前記撮像手段が撮像した画像をセンタ装置へ送信する送信手段と、
    を含む監視装置と、
    前記監視装置が取得した飛行物体の位置に基づいて前記撮像手段を制御する制御装置と、
    前記撮像手段が取得した画像を表示する表示手段と、
    を備えたセンタ装置からなる飛行物体監視システムであって、
    予め設定した保護監視対象に対する重要保護監視度を記憶する情報記憶サーバをさらに備え、
    前記重要保護監視度に基づいて最優先保護監視対象を決定し、前記検知手段が複数の前記飛行物体を検知したとき、前記最優先保護監視対象への接近脅威度が最も高い飛行物体を撮像対象として前記撮像手段を制御することを特徴とする飛行物体監視システム。
  2. 前記接近脅威度は、前記保護監視対象と前記飛行物体との間の距離、前記飛行物体の進行方向、前記飛行物体の速度からなる要素のうち、少なくとも一つの要素に基づいて設定される評価値である請求項1に記載の飛行物体監視システム。
  3. 前記重要保護監視度として前記保護監視対象ごとに時間帯情報と保護監視優先度を設定したテーブルを記憶し、当該テーブルに基づいて前記最優先保護監視対象を設定する請求項1又は2に記載の飛行物体監視システム。
  4. 前記保護監視対象として特定の人物と当該人物に対する保護監視ランクを重要保護監視度として記憶し、
    当該人物の位置情報を取得する位置情報取得手段をさらに備え、
    前記保護監視対象である人物の位置情報及び前記保護監視ランクに基づいて決定される監視領域を前記最優先保護監視対象として設定する請求項1又は2に記載の飛行物体監視システム。
  5. 特定の人物或いはグループを保護監視対象とし、当該保護監視対象と、特定の位置における重要保護監視度を記憶し、
    前記情報記憶サーバから得られる前記保護監視対象の位置情報と、前記保護監視対象の重要保護監視度及び前記特定の位置における重要保護監視度に基づいて前記最優先保護監視対象を設定する請求項1又は2に記載の飛行物体監視システム。
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