JP6621654B2 - コーヒーの香気成分分析方法 - Google Patents

コーヒーの香気成分分析方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6621654B2
JP6621654B2 JP2015231993A JP2015231993A JP6621654B2 JP 6621654 B2 JP6621654 B2 JP 6621654B2 JP 2015231993 A JP2015231993 A JP 2015231993A JP 2015231993 A JP2015231993 A JP 2015231993A JP 6621654 B2 JP6621654 B2 JP 6621654B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coffee
filtration
filtrate
mesh
components
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015231993A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017096875A (ja
Inventor
唯 永山
唯 永山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Soft Drinks Co Ltd
Original Assignee
Asahi Soft Drinks Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Soft Drinks Co Ltd filed Critical Asahi Soft Drinks Co Ltd
Priority to JP2015231993A priority Critical patent/JP6621654B2/ja
Publication of JP2017096875A publication Critical patent/JP2017096875A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6621654B2 publication Critical patent/JP6621654B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

本発明は、コーヒーの香気成分分析方法に関する。
コーヒーの官能性には、その食味に限らず、香りも関与していることが、一般的に知られている。
非特許文献1には、淹れたてのコーヒーにおけるコーヒー本来の香味感に寄与する香気成分の1種として、3−メチル−2−ブテン−1−チオールが記載されている。しかし、3−メチル−2−ブテン−1−チオールに限られず、同文献に、コーヒー本来の香味感に寄与する成分として記載されている各種香気成分は、いずれも、コーヒーを淹れた直後に短時間で消失してしまうことが知られている。
こうした事情を踏まえ、近年、淹れたてのコーヒーの香りを実現すべく、コーヒーの香気成分量に関する分析結果が、種々報告されている(特許文献1および2等)。こうした従来のコーヒーの香気成分量の分析プロセスにおいては、特許文献1や2等に記載されているように、ペーパーろ過を行って前処理した分析試料を用いることが通常であった。
特開2007−20441号公報 特開2013−55916号公報
Thomas Hofmann et al., J. Agric. Food Chem., 2001, 49, 2382-2386
しかし、本発明者は、従来の分析プロセスにおいて採用している前処理方法では、コーヒーの香りを特徴づける一部の成分が、吸着除去されてしまっている可能性があることを見出した。
そこで、本発明は、コーヒーの香気成分量を再現性良く、かつ正確に図ることが可能なコーヒーの香気成分分析方法を提供する。
本発明によれば、コーヒー豆に由来するコーヒー成分を含むコーヒー抽出液を調製する工程と、
前記コーヒー抽出液をペーパー濾過およびネル濾過をすることなくメッシュ濾過することにより固液分離し、コーヒー濾液を調製する工程と、
前記コーヒー濾液からヘッドスペース法により測定試料を捕集する工程と、
を有し、
前記コーヒー濾液を調製する工程において、前記メッシュ濾過に使用する濾過フィルターが、目開き53μm以上、目開き150μm以下である、コーヒーの香気成分分析方法が提供される。
本発明によれば、コーヒーの香気成分量を再現性良く、かつ正確に図ることが可能なコーヒーの香気成分分析方法を提供することができる。
本実施形態に係る分析方法は、コーヒーの香気成分を分析するための方法である。かかる方法は、コーヒー豆に由来するコーヒー成分を含むコーヒー抽出液を調製する工程と、コーヒー抽出液をペーパー濾過することなくメッシュ濾過することにより固液分離し、コーヒー濾液を調製する工程と、コーヒー濾液からヘッドスペース法により測定試料を捕集する工程と、を有するものである。
従来、コーヒーの香気成分量を分析するプロセスにおいては、分析試料として用いるコーヒー抽出液中に含まれるコーヒー豆残渣を除去すべく、ペーパーろ過を行って前処理することが通常であった。この理由としては、ペーパーろ過では、作業毎に使用した濾紙を使い捨てすることが可能であるため、一度のろ過毎に器具を洗浄する必要があった他のろ過手法と比べて作業性に優れている点が挙げられる。
しかし、本発明者は、従来の分析プロセスにおいて採用しているペーパーろ過という前処理手法に関し、コーヒーの香りを特徴づける一部の香気成分(D−リモネン、β−ミルセンおよび2−メチルフラン等)が、ろ過時に吸着除去されてしまっている可能性があることを見出した。
また、本発明者は、従来の分析プロセスにおいて採用しているペーパーろ過という前処理手法に関し、分析試料として用いるコーヒー抽出液の作製に用いたコーヒー豆の焙煎度や、品種の違いにより、処理時間にバラつきが生じることも知見した。ここで、背景技術の項で述べたとおり、コーヒー本来の香味感に寄与する成分として非特許文献1に記載されている各種香気成分は、いずれも、コーヒーを淹れた直後に短時間で消失してしまう可能性が高い。そのため、従来の前処理方法のように処理時間にバラつきが生じてしまった場合、分析対象成分が測定前に消失してしまう可能性もある。以上を踏まえ、本発明者は、コーヒーの香気成分を分析する際に採用する前処理方法として、試料状態の差異に関係なく、いかなる場合においても短時間で精度高く処理できる手法を確立する必要があると考えた。
こうした事情に鑑みて、本発明者は、コーヒーの香気成分量を再現性良く、かつ正確に測ることが可能な分析手法を確立すべく、鋭意検討した。その結果、従来の分析プロセスにおいて採用しているペーパーろ過という前処理手法に代えて、メッシュ濾過という手法を用いて固液分離することが、その設計指針として有効であることを見出した。
以下、本実施形態に係る分析方法について、その手法を詳細に説明する。
本実施形態に係る分析方法では、まず、コーヒー豆に由来するコーヒー成分を含むコーヒー抽出液を調製する。かかるコーヒー抽出液としては、ペーパードリップ方式、ネルドリップ方式、サイフォン方式、フレンチプレス方式、エアロプレス方式、ウォータードリップ方式等の手法により調製されたものであってもよいし、市販のインスタントコーヒーやレギュラーコーヒーであってもよい。また、上述したコーヒー豆は、生豆であっても焙煎豆であってもよい。さらに、使用するコーヒー豆の種類についても、特に限定されるものではなく、たとえば、メキシコ、グアテマラ、ブルーマウンテン、クリスタルマウンテン、コスタリカ、コロンビア、ベネズエラ、ブラジル・サントス、ハワイ・コナ、モカ、ケニア、キリマンジャロ、マンデリン、ロブスタ等が挙げられる。
また、調製するコーヒー抽出液中には、香料や香味オイル等が含まれていてもよい。
また、コーヒー抽出液の調製に使用するコーヒー豆は、分析対象である香気成分の消失や化学的変化を抑制する観点から、分析に使用する分を小分けに冷凍保存しておくことが望ましい。さらに、かかるコーヒー豆は、分析する直前にサンプル数に応じた量を粉砕したものを使用することが、分析対象である香気成分の消失や化学的変化を抑制する観点から好ましい。
さらに、調製するコーヒー抽出液中には、分析結果に影響が生じない範囲であれば、甘味料、pH調整剤、酸味料、各種栄養成分、抽出物、着色剤、希釈剤等の食品添加物を添加されていてもよい。
次に、本実施形態に係る分析方法では、調製したコーヒー抽出液を固液分離してコーヒー濾液を調整する。具体的には、まず、調製したコーヒー抽出液をペーパー濾過することなくメッシュ濾過し、かかるコーヒー抽出液中に含まれるコーヒー豆残渣を大雑把に濾別する。次いで、メッシュ濾過して得られた濾液を遠心分離する。こうすることで、調製したコーヒー抽出液の状態に関わらず、常に、一定時間で確実に固液分離することが可能である。また、本実施形態に係る分析方法においては、従来の前処理方法において採用しているペーパーろ過を実施しないため、調製したコーヒー抽出液に含まれるコーヒーの香りを特徴づける一部の香気成分が除去されることを抑制することができる。
本実施形態に係る分析方法においてメッシュ濾過する際には、濾過フィルターを使用する。この濾過フィルターとしては、好ましくは、50メッシュ(目開き300μm)以上500メッシュ(目開き25μm)以下の篩であり、さらに好ましくは、60メッシュ(目開き250μm)以上440メッシュ(目開き32μm)以下の篩であり、最も好ましくは、100メッシュ(目開き150μm)以上280メッシュ(目開き53μm)以下の篩である。このような濾過フィルターを用いることで、コーヒーの香りを特徴づける一部の香気成分が除去されることを抑制しつつ、調製したコーヒー抽出液中に含まれる固相成分の大部分を除去することができる。そのため、目開きが上記数値範囲内にある篩を用いて濾過して得られたコーヒー濾液であれば、上述した遠心分離を行わずとも、香気成分の分析に使用することが可能である。
また、メッシュ濾過にかかる所要時間は、豆の粒度によって異なるものであるが、従来の前処理方法において採用しているペーパーろ過にかかる時間と比べると格段に短い。そのため、本実施形態に係る分析方法によれば、短時間で精度高く処理することが可能となる。
メッシュ濾過して得られた濾液を遠心分離する場合に採用する条件は、コーヒーの香りを特徴づける一部の香気成分が消失することなく、確実に濾液を固液分離できる条件であればよい。たとえば、1500×g以上2000×g以下で5分以上の遠心分離を行うことで、ほぼ確実に固液分離することができる。
次いで、上述した方法で調製したコーヒー濾液からヘッドスペース法により測定試料を捕集する。ここで、本実施形態に係るヘッドスペース法とは、調製したコーヒー濾液を密封容器中に入れ、後述する所定の条件で処理した容器内の気相領域に存在している気体成分を捕集する方法のことを指す。なお、上記密封容器としては、たとえば、バイアル瓶が作業性の観点から好適に使用することができる。また、コーヒー濾液を密封容器に分注して密封する際に測定対象である香気成分が消失することを防ぐ観点から、かかるコーヒー濾液を分注後、速やかに内部標準試料を同じ密封容器内に添加し、蓋で密栓することが好ましい。
そして、コーヒー濾液からヘッドスペース法により測定試料を捕集する方法としては、たとえば、以下の方法を用いる。ただし、測定試料の捕集方法は、以下の例に限定されない。
まず、調製したコーヒー濾液を密封容器中に入れ、当該コーヒー濾液の液温を20℃とする。その後、コーヒー濾液が格納された密封容器ごと50℃の温度に加熱し、コーヒー濾液中に含まれる香気成分を気化させる。こうすることで、密封容器の気相領域に、測定試料である香気成分を集めることができる。なお、上記加熱処理時間は、特に限定されないが、10分程度であれば十分である。
次に、密封容器の気相領域にSPMEファイバー(DVB/CAR/PDMS)を挿入し、かかる領域に存在する気体成分を捕集する。その後、SPMEファイバーをガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)に設置し、焼成することで上記気体成分を脱離させることができる。こうすることで、分析対象である香気成分の分析を一連の作業で実施することが可能となる。
次に、捕集した測定試料(気体成分、香気成分)をガスクロマトグラフにより分離し、質量分析計で定量する。本実施形態に係る分析方法では、上述した手法により、コーヒーの香気成分量を分析している。
また、本実施形態に係る分析方法により定量する香気成分は、コーヒー豆に由来する成分であれば、どのような成分であってもよいが、従来の方法では正確に測定することが困難であった、D−リモネン、β−ミルセン、2−メチルフランからなる群より選択されるいずれか1種以上の成分を含むことが好ましい。こうすることで、本実施形態に係る分析方法の測定精度を分析毎に確認することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
以下、本発明の参考形態の一例を示す。
<1>
コーヒー豆に由来するコーヒー成分を含むコーヒー抽出液を調製する工程と、
前記コーヒー抽出液をペーパー濾過することなくメッシュ濾過することにより固液分離し、コーヒー濾液を調製する工程と、
前記コーヒー濾液からヘッドスペース法により測定試料を捕集する工程と、
を有する、コーヒーの香気成分分析方法。
<2>
前記コーヒー濾液を調製する工程が、
前記コーヒー抽出液をメッシュ濾過する工程と、
前記メッシュ濾過する工程により得られた濾液を遠心分離する工程と、
を含む、<1>に記載のコーヒーの香気成分分析方法。
<3>
前記捕集する工程の後、前記測定試料をガスクロマトグラフにより分離する工程をさらに有する、<1>または<2>に記載のコーヒーの香気成分分析方法。
<4>
前記コーヒー濾液を調製する工程において、前記メッシュ濾過に使用する濾過フィルターが、50メッシュ以上500メッシュ以下の篩である、<1>乃至<3>のいずれか一つに記載のコーヒーの香気成分分析方法。
<5>
当該コーヒーの香気成分分析方法により分析する香気成分が、D−リモネン、β−ミルセン、2−メチルフランからなる群より選択されるいずれか1種以上の成分を含む、<1>乃至<4>のいずれか一つに記載のコーヒーの香気成分分析方法。
以下、本発明を実施例および比較例により説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
<コーヒー抽出液の調製>
まず、10gの粉砕コーヒー豆を300mLビーカーに量りとった。次いで、ビーカー内に200gの熱湯を注ぎ、4分間撹拌した。このようにして、実施例及び比較例の分析方法に用いるコーヒー抽出液を調製した。
<測定試料の調製>
(実施例1)
調製したコーヒー抽出液を、100メッシュ(目開き150μm)の篩にかけてメッシュ濾過した。その後、得られたコーヒー濾液50mLを、その温度が20℃となるまで速やかに冷やした。
その後、3gの塩化ナトリウムを入れたGC分析用バイアル瓶に、得られたコーヒー濾液10mLを採取した。次いで、内部標準液として、終濃度が10ppmとなるようにシクロヘキサノールをバイアル瓶に添加してから蓋をしめて密封した上で撹拌混合した。このようにして得られたコーヒー濾液入りバイアル瓶を用いて後述する香気成分の分析を実施した。
(実施例2)
280メッシュ(目開き53μm)の篩にかけてメッシュ濾過した点以外は、実施例1と同様の方法でコーヒー濾液入りバイアル瓶を調製した。
(実施例3)
100メッシュ(目開き150μm)の篩にかけてメッシュ濾過した後、3000rpm(1670×g)で5分間遠心分離し、得られた上澄み液をコーヒー濾液として用いた点以外は、実施例1と同様の方法でコーヒー濾液入りバイアル瓶を調製した。
(比較例1)
メッシュ濾過することなく濾紙を用いてペーパーろ過して得られたコーヒー濾液を用いた点以外は、実施例1と同様の方法でコーヒー濾液入りバイアル瓶を調製した。
<香気成分の分析>
上述した方法により準備したコーヒー濾液入りバイアル瓶の気相部分にシグマアルドリッチ社製のSPMEファイバー(DVB/CAR/PDMS)を挿入し、5分間、揮発成分を捕集した。このSPMEファイバーをGC/MSに設置し、300秒間焼成することにより、捕集した揮発成分を脱離させた。本実施例および比較例においては、上記揮発成分中に含まれるD−リモネン量およびβ−ミルセン量の測定を行った。
D−リモネン量およびβ−ミルセン量の測定は、ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS、アジレント・テクノロジー社製、7890GC/5975MSD)を用いた固相マイクロ抽出法(SPME)法により実施した。具体的には、D−リモネンおよびβ−ミルセンの含有量は、標準添加検量線法により定量した。なお、単位は、ppbである。
なお、上記測定試料は、それぞれ3サンプルずつ準備した。そのため、下記表1には、準備した3つの測定試料に関する定量結果の平均値を測定結果として示す。ここで、下記表1に示す内標準比とは、GC/MSによるピーク面積の内標比(各成分のピーク面積/シクロヘキサノールのピーク面積)を示す。
測定結果を以下の表1に示す。なお、下記表におけるn.d.は、検出装置による測定限界を下回る値であった場合を示す。
Figure 0006621654
表1より、実施例の分析方法は、比較例1の分析方法とは異なり、測定試料の調整段階(前処理工程)においてD−リモネンおよびβ−ミルセンの一部が除去されることなく、分析対象成分の量を測定出来ることが分かった。

Claims (4)

  1. コーヒー豆に由来するコーヒー成分を含むコーヒー抽出液を調製する工程と、
    前記コーヒー抽出液をペーパー濾過およびネル濾過をすることなくメッシュ濾過することにより固液分離し、コーヒー濾液を調製する工程と、
    前記コーヒー濾液からヘッドスペース法により測定試料を捕集する工程と、
    を有し、
    前記コーヒー濾液を調製する工程において、前記メッシュ濾過に使用する濾過フィルターが、目開き53μm以上、目開き150μm以下である、コーヒーの香気成分分析方法。
  2. 前記コーヒー濾液を調製する工程が、
    前記コーヒー抽出液をメッシュ濾過する工程と、
    前記メッシュ濾過する工程により得られた濾液を遠心分離する工程と、
    を含む、請求項1に記載のコーヒーの香気成分分析方法。
  3. 前記捕集する工程の後、前記測定試料をガスクロマトグラフにより分離する工程をさらに有する、請求項1または2に記載のコーヒーの香気成分分析方法。
  4. 当該コーヒーの香気成分分析方法により分析する香気成分が、D−リモネン、β−ミルセン、2−メチルフランからなる群より選択されるいずれか1種以上の成分を含む、請求項1乃至のいずれか一項に記載のコーヒーの香気成分分析方法。
JP2015231993A 2015-11-27 2015-11-27 コーヒーの香気成分分析方法 Active JP6621654B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015231993A JP6621654B2 (ja) 2015-11-27 2015-11-27 コーヒーの香気成分分析方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015231993A JP6621654B2 (ja) 2015-11-27 2015-11-27 コーヒーの香気成分分析方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017096875A JP2017096875A (ja) 2017-06-01
JP6621654B2 true JP6621654B2 (ja) 2019-12-18

Family

ID=58817357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015231993A Active JP6621654B2 (ja) 2015-11-27 2015-11-27 コーヒーの香気成分分析方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6621654B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7052354B2 (ja) * 2017-12-28 2022-04-12 株式会社三洋物産 遊技機

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1078575A3 (en) * 1999-08-23 2001-03-21 Société des Produits Nestlé S.A. Coffee aroma recovery process
JP4377020B2 (ja) * 2000-02-10 2009-12-02 長谷川香料株式会社 ヘッドスペース中成分の分析方法及び装置
US6699518B2 (en) * 2001-01-23 2004-03-02 Kraft Foods Holdings, Inc. Method of preparing coffee aromatizing compositions
JP3764122B2 (ja) * 2002-04-09 2006-04-05 ユーシーシー上島珈琲株式会社 コーヒー濃縮液の製造方法
JP3782079B2 (ja) * 2003-07-23 2006-06-07 株式会社 伊藤園 コーヒー飲料の製造方法
JP4308724B2 (ja) * 2004-07-09 2009-08-05 ユーシーシー上島珈琲株式会社 芳香コーヒーオイルの製造方法およびその利用
MY158241A (en) * 2007-09-03 2016-09-30 Suntory Beverage & Food Ltd Packaged coffee beverage
JP5455331B2 (ja) * 2008-07-01 2014-03-26 長谷川香料株式会社 逆浸透膜を用いた香気濃縮方法
JP5469202B2 (ja) * 2012-06-11 2014-04-16 アサヒ飲料株式会社 コーヒー含有飲料の製造方法及び抽出方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017096875A (ja) 2017-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Binello et al. Polycyclic aromatic hydrocarbons in coffee samples: Enquiry into processes and analytical methods
Tfouni et al. Polycyclic aromatic hydrocarbons in coffee brew: Influence of roasting and brewing procedures in two Coffea cultivars
JP6621654B2 (ja) コーヒーの香気成分分析方法
CN104837374B (zh) 制备加香食品或饮料产品的方法
Laukaleja et al. Aroma active compound perception in differently roasted and brewed coffees by gas chromatography–olfactometry
US7833561B2 (en) Liquid coffee concentrates
Baggenstoss et al. Aroma recovery from roasted coffee by wet grinding
Liu et al. Determination of trigonelline, nicotinic acid, and caffeine in Yunnan Arabica coffee by microwave-assisted extraction and HPLC with two columns in series
Oliveira et al. Brazilian roasted coffee oil obtained by mechanical expelling: compositional analysis by GC-MS
JP2010230577A (ja) 農産物の残留農薬分析用試料の調整方法ならび農産物の残留農薬分析方法
DK141586B (da) Fremgangsmaade til fremstilling af et humleoliepraeparat
JP2013242284A (ja) 高速向流クロマトグラフィーによるトリゴネリンの分離方法
JP2018500039A (ja) 液体エスプレッソ濃縮物
CN104822282A (zh) 烟草原料的处理
Badolato et al. Sistematic study of benzo [a] pyrene in coffee samples
CN108865439A (zh) 一种天然咖啡香料的制备方法
Mesias et al. Analysis of furan in coffee
EP2800474A1 (en) Coffee formulation
Choi et al. Phytochemical characteristics of coffee bean treated by coating of ginseng extract
AU2015367665B2 (en) Method of producing an aromatised food or beverage product
Viegas et al. Polycyclic aromatic hydrocarbons
Nam et al. Influence of roasting conditions on polycyclic aromatic hydrocarbon contents in ground coffee bean
CN110221000A (zh) 一种检测食品中3-乙酰基-2,5-二甲基噻吩的方法
JP2006246745A (ja) コーヒー抽出液の製造方法
Tarigan et al. Liberica coffee enriched with Cinnamon (Cinnamomum verum): synergetic study of sensory, antioxidant activity, and chemical components

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190319

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6621654

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250