JP6621269B2 - 便座装置 - Google Patents

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Description

本発明は、便座装置に関する。
従来、開閉可能な便座を備える便座装置が知られている。便座は、回動軸部材に連結されると共に回動軸部材の回動軸を中心に回動可能である。
このような便座装置において、便座が所定方向への移動する際の回動軸部材への荷重を吸収するように、便座のヒンジに、弾性変形可能な弾性部材が取り付けられた便座装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の弾性部材は、筒状に形成され、中央に形成される中央貫通穴と、中央貫通穴と外周部との間でスリット状に貫通する一対のスリット貫通穴と、を有している。弾性部材の中央貫通穴には、回動軸部材が挿入され、便座を閉位置から開位置に移動させた場合に、弾性部材は、外周部がスリット貫通穴側に撓むことで、弾性変形して、便座の移動による回動軸部材への荷重を吸収している。
特開2014−66261号公報
特許文献1に記載の弾性部材は、所定の一方向への回動軸部材への荷重に対してのみ弾性変形する。これにより、便座の移動による回動軸部材への荷重を吸収する作用が生じている。
しかしながら、回動軸部材には、所定の一方向以外の方向への荷重が生じることもある。この場合には、便座の移動による回動軸部材への荷重を吸収できずに、回動軸部材と便座とが摺動することで、異音が発生することがある。
そのため、便座の他の方向の移動に対しても、便座の移動による回動軸部材への荷重を吸収することが望まれる。
本発明は、回動軸部材に連結される便座を備え、便座の移動による回動軸部材への荷重を吸収することができる便座装置を提供することを目的とする。
本発明は、回動軸部材と、前記回動軸部材に連結され、前記回動軸部材の回動軸を中心に回動可能な便座と、前記便座に固定される外周部、前記回動軸部材を保持する内周部、及び前記外周部と前記内周部とをつなぐ橋渡部を有する弾性部材と、を備える便座装置に関する。
また、前記橋渡部は、前記内周部を挟んで対称となるように一対設けられることが好ましい。
また、前記橋渡部は、前記便座装置の前後方向に沿って配置されることが好ましい。
本発明によれば、回動軸部材に連結される便座を備え、便座の移動による回動軸部材への荷重を吸収することができる便座装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る便座装置100を示す斜視図である。 便座駆動側ヒンジ構造5における電動モータ42の回動軸部材421側の構成を示す斜視図である。 便座駆動側ヒンジ構造5における駆動側ヒンジ部121側の構成を示す斜視図である。 便座駆動側ヒンジ構造5における駆動側ヒンジ部121側の構成を示す部分拡大斜視図である。 便座支持側ヒンジ構造8における支持側ヒンジ部122側の構成を示す斜視図である。 便座支持側ヒンジ構造8におけるカバー部材41側の構成を示す斜視図である。 図6に示す状態から筒状体9を取り外した状態を示す斜視図である。
以下、本発明の便座装置100の好ましい一実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態においては、便座装置100を正面から視た場合(便座装置100に対面した場合)における左右の向きを左右方向といい、便座装置100を正面から視た場合(便座装置100に対面した場合)における前後の向きを前後方向という。また、本実施形態においては、便座1について、便器3の上部に水平に配置された場合において、一対のヒンジ部12側を後方ともいい、一対のヒンジ部12と反対側を前方ともいう。
本実施形態の便座装置100は、図1及び図2に示すように、便座1と、便蓋2と、便器3と、機能部4と、便座駆動側ヒンジ構造5と、便座支持側ヒンジ構造8と、を備える。便座1及び便蓋2は、便器3の上部に、便器3に対して開閉可能に取り付けられる。本実施形態においては、便座1は、電動モータ42の回動軸部材421に連結され、電動モータ42を駆動することで回動軸部材421の回動軸を中心に回動可能に構成される。便蓋2は、電動モータ(図示せず)の回動軸部材(図示せず)に連結され、電動モータ(図示せず)を駆動することで回動可能に構成される。
機能部4は、図1及び図2に示すように、便器3の後部の上部に配置される。機能部4は、洗浄タンク(図示せず)やホース(図示せず)や電動モータ42等の機能部材と、機能部材を覆うカバー部材41と、を有する。
便座1は、便器3の上部に配置される。便座1は、図1〜図3に示すように、便座本体11と、一対のヒンジ部12と、を備える。
便座本体11は、中央部に開口111が形成された長円形状に形成される。便座本体11の後方側の両端部からは、一対のヒンジ部12が後方に延びている。本実施形態においては、一対のヒンジ部12は、便座装置100の左方側に配置される駆動側ヒンジ部121と、便座装置100の右方側に配置される支持側ヒンジ部122と、からなる。
次に、便座駆動側ヒンジ構造5について説明する。便座駆動側ヒンジ構造5は、図2〜図4に示すように、電動モータ42の回動軸部材421と、駆動側ヒンジ部121と、弾性部材としての軸保持リング状弾性部材6と、スペーサ部材7と、を備える。
電動モータ42の回動軸部材421は、図2に示すように、カバー部材41の左方側から左方に向けて突出して配置される。電動モータ42の回動軸部材421は、円柱状の部材の径方向の両端部において、軸方向に沿った平面で切断したような形状に形成される。
駆動側ヒンジ部121の内面には、図3及び図4に示すように、駆動側挿通穴121aが形成される。駆動側挿通穴121aは、駆動側ヒンジ部121の内面において、水平方向に開口する。駆動側挿通穴121aに電動モータ42の回動軸部材421が挿通されることで、駆動側ヒンジ部121には、電動モータ42の回動軸部材421が接続される。
駆動側ヒンジ部121の内面における駆動側挿通穴121aの周縁には、図4に示すように、略円形状に窪む取付凹部121bが形成される。取付凹部121bには、軸保持リング状弾性部材6が取り付けられる。取付凹部121bの前後方向の両側には、前後方向に延出する一対の回転規制溝121cが形成される。
軸保持リング状弾性部材6は、図4に示すように、駆動側ヒンジ部121の内面において、取付凹部121bに取り付けられる。本実施形態では、軸保持リング状弾性部材6は、弾性変形可能な弾性部材であり、例えば、エラストマーにより形成される。
軸保持リング状弾性部材6は、図4に示すように、内周部61と、外周部62と、一対の橋渡部63と、一対の延出係止部64と、を有する。内周部61、外周部62、一対の橋渡部63及び一対の延出係止部64は、同一の厚みを有し、同一平面上に配置される。
内周部61は、軸保持リング状弾性部材6の中央に配置される。内周部61は、縦長の環状に形成され、電動モータ42の回動軸部材421の断面形状と同じ形状の内周縁を有する。内周部61は、上下方向に離間して配置される一対の円弧線状部611と、左右方向に離間して配置される一対の直線状部612と、を有する。一対の円弧線状部611は、前後方向に円弧状に延びる。一対の直線状部612は、上下方向に直線状に延びる。内周部61は、円弧線状部611、直線状部612、円弧線状部611、直線状部612の順に連続して配置され、縦長の環状に形成される。
内周部61には、電動モータ42の回動軸部材421が挿通される。これにより、内周部61は、電動モータ42の回動軸部材421を保持する。
外周部62は、内周部61の外側に配置される。外周部62は、円環状に形成される。外周部62は、駆動側ヒンジ部121の内面に形成される取付凹部121bに固定される。
橋渡部63は、内周部61と外周部62とをつなぐ。橋渡部63は、内周部61を挟んで対称となるように一対設けられる。一対の橋渡部63は、便座装置100の前後方向に沿って配置される。一対の橋渡部63は、内周部61に対して前方に配置される2つの前側棒状部631,631と、内周部61に対して後方に配置される2つの後側棒状部632,632と、である。
2つの前側棒状部631,631は、内周部61の前方側の直線状部612の中央部と外周部62の前方側の部分とを前後方向に水平につなぐ。2つの前側棒状部631,631は、便座1が便器3の上部に配置されている状態において、前後方向に沿って水平に延びる。2つの前側棒状部631,631は、上下方向に離間して配置され、互いが平行に配置されている。
2つの後側棒状部632,632は、内周部61の後方側の直線状部612の中央部と外周部62の後方側の部分とを前後方向に水平につなぐ。2つの後側棒状部632,632は、便座1が便器3の上部に配置されている状態において、前後方向に沿って水平に延びる。2つの後側棒状部632,632は、上下方向に離間して配置され、互いが平行に配置されている。
一対の延出係止部64は、外周部62から、外周部62を挟んで前後方向の両方の外側に延出して形成される。一対の延出係止部64が取付凹部121bの一対の回転規制溝121cに配置されることで、軸保持リング状弾性部材6は、駆動側ヒンジ部121に対して回転しないように回転が規制される。
以上のように構成される軸保持リング状弾性部材6は、便座1が便器3の上部に配置された場合において、電動モータ42の回動軸部材421への上下方向の荷重、例えば、人が便座1に着座する際の上方側からの荷重に対して、橋渡部63でつながっていない上下方向の外周部62及び内周部61が上下方向に撓んで、電動モータ42の回動軸部材421への上下方向の荷重を吸収する。
このように、電動モータ42の回動軸部材421への上下方向の荷重、例えば、人が便座1に着座する際の上方側からの荷重に対して、橋渡部63でつながっていない上下方向の外周部62及び内周部61の撓み量が大きくなり、電動モータ42の回動軸部材421への荷重を吸収することができる。
また、軸保持リング状弾性部材6は、電動モータ42の回動軸部材421への橋渡部63が延びる方向の荷重、例えば、便座1の開閉時における橋渡部63が延びる方向(前後方向)の荷重に対して、橋渡部63が延びる方向(前後方向)の外周部62及び内周部61が橋渡部63と共に撓んで、電動モータ42の回動軸部材421への橋渡部63が延びる方向(前後方向)の荷重を吸収する。
このように、電動モータ42の回動軸部材421への橋渡部63が延びる方向の荷重、例えば、便座1の開閉時における橋渡部63が延びる方向(前後方向)の荷重に対しては、電動モータ42の回動軸部材421への上下方向の荷重が掛かる場合の撓み量よりも、外周部62及び内周部61の撓み量が小さい状態で、外周部62、内周部61及び橋渡部63が撓むことで、電動モータ42の回動軸部材421への荷重を吸収することができる。
また、軸保持リング状弾性部材6は、電動モータ42の回動軸部材421への橋渡部63が延びる方向に傾斜する方向の荷重、例えば、便座1の開閉時における橋渡部63が延びる方向(前後方向)に傾斜する方向の荷重に対して、外周部62及び内周部61が橋渡部63と共に撓んで、電動モータ42の回動軸部材421への橋渡部63が延びる方向(前後方向)に傾斜する方向の荷重を吸収する。
このように、電動モータ42の回動軸部材421への橋渡部63が延びる方向に傾斜する方向の荷重、例えば、便座1の開閉時における橋渡部63が延びる方向(前後方向)に傾斜する方向の荷重に対しては、電動モータ42の回動軸部材421への上下方向の荷重が掛かる場合の撓み量よりも、外周部62及び内周部61の撓み量が小さく、かつ、電動モータ42の回動軸部材421への橋渡部63が延びる方向に荷重が掛かる場合の撓み量よりも、外周部62及び内周部61の撓み量が大きい状態で、外周部62、内周部61及び橋渡部63が撓むことで、電動モータ42の回動軸部材421への荷重を吸収することができる。
以上のように構成される軸保持リング状弾性部材6は、電動モータ42の回動軸部材421への全ての方向への荷重に対して、外周部62、内周部61及び橋渡部63が撓んで弾性変形することで、電動モータ42の回動軸部材421への荷重を吸収することができる。
スペーサ部材7は、図2に示すように、円環状に形成され、カバー部材41における駆動軸部材貫通穴411の周縁に取り付けられる。本実施形態では、スペーサ部材7は、例えば、ポリエチレン樹脂により形成される。スペーサ部材7は、駆動側ヒンジ部121とカバー部材14との間に配置されており、便座1の回動による駆動側ヒンジ部121の内面とカバー部材14との擦れを抑制する。
次に、便座支持側ヒンジ構造8について説明する。便座支持側ヒンジ構造8は、図5及び図6に示すように、支持側ヒンジ部122と、カバー部材41と、筒状体9と、吸収部材10と、を備える。
支持側ヒンジ部122の内面には、図5に示すように、筒状支持部122aが形成される。筒状支持部122aは、筒状に形成され、カバー部材41に、回動可能に支持される。筒状支持部122aの内部には、電線挿通穴123aが形成された弾性管状部材123が配置されている。電線挿通穴123aには、便座1の内部に配置されるヒータ線(図示せず)に接続される電線が挿通される。
カバー部材41の右方側の側面には、図6及び図7に示すように、支持部挿通穴412と、吸収部材挿通穴413と、が形成される。支持部挿通穴412及び吸収部材挿通穴413は、カバー部材41の右方側の側面を側方に貫通して形成される。
支持部挿通穴412及び吸収部材挿通穴413は、図7に示すように、カバー部材41の右方側の側面から、カバー部材41の内側に所定の長さで延出する筒状の壁部を外郭として形成される。支持部挿通穴412及び吸収部材挿通穴413は、上方から下方に、支持部挿通穴412及び吸収部材挿通穴413の順に、上下方向に連続して形成され、支持部挿通穴412の下部と吸収部材挿通穴413の上部とが重なり合って配置される。
支持部挿通穴412は、図7に示すように、カバー部材41の側面から内側に延出する円筒状の壁部を外郭として、カバー部材41の側壁を側方に貫通して形成される。支持部挿通穴412には、図6に示すように、筒状体9(後述)が配置される。
吸収部材挿通穴413は、図7に示すように、支持部挿通穴412の下方に連続して形成される。吸収部材挿通穴413は、カバー部材41の側面から内側に延出する方形筒状の壁部を外郭として、カバー部材41の側壁を側方に貫通して形成される。吸収部材挿通穴413には、図7に示すように、吸収部材10(後述)が配置される。
吸収部材挿通穴413の下面には、下壁を上下方向に貫通し且つ貫通方向(左右方向)に長い下部長穴414が形成される。
吸収部材10は、図6及び図7に示すように、吸収部材挿通穴413に配置される。吸収部材10は、筒状体9を下方から保持すると共に、筒状体9の下方側への移動による筒状体9の荷重を吸収する。吸収部材10は、筒状体9と吸収部材挿通穴413の下面との間に配置される。吸収部材10は、弾性変形可能な弾性部材であり、例えば、エラストマーにより形成される。
吸収部材10は、台座部101と、一対の傾斜脚部102,102と、下方延出ピン部103と、を有する。
台座部101の上面は、筒状体9の外周面に沿うように、円弧状に窪むように形成される。台座部101は、吸収部材10が吸収部材挿通穴413に配置された場合に、筒状体9の外周面に当接して、筒状体9を支持する。
一対の傾斜脚部102,102は、それぞれ、台座部101の下部から、下方に向かうにしたがって台座部101から前後方向に離れるように傾斜して、二股状に延びる。一対の傾斜脚部102,102は、吸収部材10が吸収部材挿通穴413に配置された場合に、それぞれの端部が、吸収部材挿通穴413の前後方向の端部の上壁の下方に位置する。
一対の傾斜脚部102,102は、上方からの荷重により、吸収部材挿通穴413の下面に押圧されて、弾性変形する。これにより、一対の傾斜脚部102,102は、上方からの荷重を吸収することができる。
下方延出ピン部103は、台座部101の下部から下方に延出する。下方延出ピン部103は、吸収部材10をカバー部材41の吸収部材挿通穴413に取り付けた場合に、下部長穴414に挿入されて配置される。
下方延出ピン部103を吸収部材挿通穴413に配置する際には、カバー部材41の側面の外方から、吸収部材10を吸収部材挿通穴413に押し込むことにより、下方延出ピン部103をカバー部材41の側面に押圧することで、弾性変形させる。この状態で、更に、吸収部材10を吸収部材挿通穴413に押し込むことにより、下方延出ピン部103は、弾性復帰して、吸収部材挿通穴413の下部長穴414に入り込む。
吸収部材10を吸収部材挿通穴413に配置した状態においては、吸収部材10は、下方側において下方延出ピン部103が下部長穴414に配置され、かつ、一対の傾斜脚部102,102が吸収部材挿通穴413の前後方向の両端部の上壁の下方に配置されているため、吸収部材挿通穴413から外れることが抑制された状態で、吸収部材挿通穴413に配置される。
筒状体9は、図6に示すように、吸収部材10の上方において、支持部挿通穴412に配置される。筒状体9は、筒状体本体91と、フランジ部92と、を有する。筒状体本体91は、円筒状に形成され、水平方向に延びる。筒状体本体91は、一方側が支持部挿通穴412(図7参照)に挿通され、他方側が支持側ヒンジ部122の筒状支持部122a(図5参照)に挿通される。
フランジ部92は、筒状体本体91が延びる方向の途中において、筒状体本体91の外面から円環状に突出して延びる。フランジ部92は、筒状体本体91が支持部挿通穴412に挿通された場合に、カバー部材41の側面における支持部挿通穴412の周縁に対向して配置される。
以上の筒状体9は、フランジ部92がカバー部材41の側面に対向した状態で、一方側がカバー部材41の支持部挿通穴412に挿通され、かつ、他方側が支持側ヒンジ部122の筒状支持部122aに挿通される。筒状体9は、一方側において、支持部挿通穴412に配置された部分の下部が、吸収部材10により上方へ向けて押圧される。筒状体9は、他方側において、支持側ヒンジ部122の筒状支持部122aに挿通されて、カバー部材41に対して回動可能に支持される。
筒状体9をカバー部材41の支持部挿通穴412に取り付ける場合には、吸収部材10をカバー部材41の吸収部材挿通穴413に取り付けた後に、筒状体9をカバー部材41の支持部挿通穴412に取り付ける。筒状体9をカバー部材41の支持部挿通穴412に取り付けることで、筒状体9は、吸収部材10により上方側に押圧された状態で保持される。
筒状体9をカバー部材41の支持部挿通穴412に取り付ける際には、吸収部材10が吸収部材挿通穴413から外れることが抑制された状態で吸収部材挿通穴413に取り付けられているため、安定した状態で、吸収部材10の上方において、筒状体9をカバー部材41の支持部挿通穴412に取り付けることができる。
以上の便座1においては、便座1の左方側の駆動側ヒンジ部121は、便座駆動側ヒンジ構造5によって、一対のヒンジ部12に挿通される電動モータ42の回動軸部材421に連結される。一方、便座1の右方側の支持側ヒンジ部122は、便座支持側ヒンジ構造8によって、カバー部材41に対して回動可能に支持される。これにより、便座1は、機能部4のカバー部材41に対して回動可能に取り付けられる。
以上説明した本実施形態の便座装置100によれば、以下のような効果を奏する。
本実施形態の便座装置100は、回動軸部材421と、回動軸部材421に連結され、回動軸部材421の回動軸を中心に回動可能な便座1と、便座1に固定される外周部62、回動軸部材421を保持する内周部61、及び外周部62と内周部61とをつなぐ橋渡部63を有する軸保持リング状弾性部材6と、を備える。
そのため、回動軸部材421を内周部61で保持し且つ外周部62が便座1に固定された状態において、便座1の移動による回動軸部材421への荷重があった場合に、外周部62、内周部61及び橋渡部63が撓んで弾性変形することにより、便座1の移動による回動軸部材421への荷重を吸収することができる。
また、電動モータ42の回動軸部材421への全ての方向への荷重に対して、外周部62、内周部61及び橋渡部63が撓んで弾性変形することで、電動モータ42の回動軸部材421への荷重を吸収することができる。
また、軸保持リング状弾性部材6は、外周部62、内周部61、及び外周部62と内周部61とをつなぐ橋渡部63を有して構成される。そのため、軸保持リング状弾性部材6における回動軸部材421の軸方向の厚さを大きくしなくても、外周部62、内周部61及び橋渡部63が撓んで弾性変形することで、電動モータ42の回動軸部材421への荷重を吸収することができる。そのため、軸保持リング状弾性部材6における回動軸部材421の軸方向の厚さを小さく形成できる。
また、本実施形態の便座装置100においては、橋渡部63は、内周部61を挟んで対称となるように一対設けられる。そのため、一対の橋渡部63は、内周部61を両側から安定して保持した状態で、弾性変形する。よって、一対の橋渡部63は、内周部61を安定して保持した状態で、安定して弾性変形することができる。
また、本実施形態の便座装置100においては、橋渡部63は、便座装置100の前後方向に沿って配置される。そのため、電動モータ42の回動軸部材421への上下方向の荷重、例えば、人が便座1に着座する際の上方側からの荷重に対して、橋渡部63でつながっていない上下方向の外周部62及び内周部61の撓み量が大きくなる。よって、電動モータ42の回動軸部材421への荷重を一層吸収することができる。
以上、本発明の便座の好ましい一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、橋渡部63を、内周部61を挟んで便座装置100の前後方向に一対設けたが、これに限定されない。橋渡部63を、前後方向の一方側にのみ設けてもよい。この場合に、橋渡部63を、1本の棒状部により構成してもよいし、2本以上の棒状部により構成してもよい。
また、前記実施形態では、一対の橋渡部63を、前後に離間した2本ずつの棒状部材により構成したが、これに限定されない。例えば、一対の橋渡部63を、1本ずつの棒状部で構成してもよいし、3本以上ずつの棒状部で構成してもよい。
1 便座
6 軸保持リング状弾性部材(弾性部材)
61 内周部
62 外周部
63 橋渡部
100 便座装置
421 回動軸部材

Claims (1)

  1. 回動軸部材と、
    前記回動軸部材に連結され、前記回動軸部材の回動軸を中心に回動可能な便座と、
    前記便座に固定される外周部、前記回動軸部材を保持する内周部、及び前記外周部と前記内周部とをつなぐ橋渡部を有する弾性部材と、を備える便座装置であって
    前記橋渡部は、前記内周部を挟んで対称となるように一対設けられ、
    前記弾性部材には、前記一対の橋渡部以外は、橋渡部は形成されておらず、
    前記一対の橋渡部は、前記便座の閉状態において、前記便座装置の前後方向に沿って配置されると共に、前記内周部の上下方向に形成されていない
    便座装置。
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