JP6620242B2 - 巻上機および巻上機の制御方法 - Google Patents
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Description
本発明は、インバータ制御を用いた巻上機およびその制御方法に関する
本技術分野の背景技術として、特開2010−3513号公報(特許文献1)がある。この特許には、「複数の電路に設けられ、各電路に流れる電流を検出する電流検出手段と、この電流検出手段の検出信号にもとづいて各電路ごとの電流実効値を演算する演算手段と、この演算手段が演算した電流実効値にもとづいて各電路の通電電流における変動周期を検出する変動周期検出手段と、各電路を開離する開閉器と、この開閉器が開離したときの演算手段の電流実効値にもとづいて各電路ごとに求めた開閉履歴情報を記憶する開閉履歴情報記憶手段と、演算手段の電流実効値が所定値以上の時、開閉履歴情報記憶手段の開閉履歴情報が最大である電路の電流実効値が小さくなるタイミングを変動周期検出手段の変動周期から求めて開閉器を開離させる引き外し手段とを備えた構成。」(要約)と記載されている。
また、特開平10−208575号公報(特許文献2)がある。この公報には、「リレー接点のON,OFFタイミングをACゼロクロス手前で動作させるために、接点動作検出回路を設け、マイクロコンピュータでリレーコイルの無励磁,励磁による接点ON,OFFまでの時間を計算してタイミングを確定させるようにしたリレー制御方法。」(要約)と記載されている。
インバータ制御を用いた巻上機のブレーキ制御では、巻上および巻下開始時に制御基板からの指令により制御基板上のブレーキリレーを駆動させ、ブレーキを開放させている。巻上機では一般的に、荷の位置を微調整する寸動操作(以下、インチングという。)により、接点の開閉が頻繁に行われる為、接点が引き離される際に発生するアーク放電の影響により、リレーの接点が摩耗するのが早く、万一ブレーキのリレーが溶着した場合は、ブレーキが開放されたままになってしまう。
この問題を解決するために従来から、リレーの接点寿命を向上させる方法として、例えば特許文献1では、電路の電流実効値が小さくなるタイミングで開閉器を開離させている。また、特許文献2では、リレー接点のON,OFFタイミングをACゼロクロス手前で動作させている。
前記特許文献1では、各電路ごとに電流実効値を演算し、電流実効値が小さくなるタイミングで開離させるため、演算や制御処理が複雑化する。また、前記特許文献2では、リレー接点のON,OFFタイミングをACゼロクロス手前で動作させるために、接点動作検出回路を設けなければならない。
そこで、本発明は、複雑な制御や特別な装置を用いることなく、インバータ制御を用いた巻上機のブレーキ駆動用リレーの接点寿命を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明では、ブレーキを駆動する2相の接続線に各1つずつブレーキ駆動用のリレーを設け、リレーの機械的な動作のバラつきを考慮し、2つのリレーの開閉タイミングをずらし、アーク放電によるリレーへのダメージを交互に加えて分散させる制御を行う。
本発明の「巻上機」の一例を挙げるならば、インバータ制御される電動機と、3相電源の2相で駆動され、前記電動機を制動するブレーキと、前記ブレーキを駆動する2相の接続線に各1つずつ設けた2つのブレーキ駆動用リレーと、前記ブレーキ駆動用リレーに制御信号を供給する制御装置とを備え、前記制御装置は、巻上機の操作入力に基づき、前記2つのブレーキ駆動用リレーの開閉タイミングをずらした2通りのブレーキ駆動信号を作成し、前記ブレーキを駆動する毎に、それら2通りのブレーキ駆動信号を交互に前記2つのブレーキ駆動用リレーに供給することを特徴とする巻上機である。
また、本発明の「巻上機の制御方法」の一例を挙げるならば、インバータ制御される電動機と、3相電源の内の2相で駆動され、前記電動機を制動するブレーキと、前記ブレーキを駆動する2相の接続線に各1つずつ設けた2つのブレーキ駆動用リレーと、前記ブレーキ駆動用リレーに制御信号を供給する制御装置とを備える巻上機の制御方法であって、前記制御装置が、巻上機の操作入力に基づき、前記2つのブレーキ駆動用リレーの開閉タイミングをずらした2通りのブレーキ駆動信号を作成し、前記ブレーキを駆動する毎に、それら2通りのブレーキ駆動信号を交互に前記2つのブレーキ駆動用リレーに供給することを特徴とするものである。
本発明によれば、ブレーキ駆動用リレーの開閉が頻繁に行われ、接点が摩耗しやすいインバータ制御を用いた巻上機においても、複雑な制御や特別な装置を用いることなく、ブレーキ駆動用リレーの接点寿命を向上させることができる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
図1はインバータ式クレーン装置の全体構成を示す斜視図、図2はインバータ式クレーン装置の制御部の構成を示すブロック図である。
インバータ式クレーン装置(巻上機)は、クレーンフック1、ワイヤーロープ2、巻上誘導電動機3、巻上用装置4、横行誘導電動機5、横行用装置6、横行用ガーダー7、走行誘導電動機8、走行用装置9、走行用ガーダー10、巻上・横行インバータ装置(主制御部と称す。)11、操作入力装置13、走行用インバータ装置18から構成されている。また、巻上誘導電動機3には、誘導電動機用ブレーキ16、エンコーダ17が内蔵され、横行誘導電動機5及び走行誘導電動機8には誘導電動機用ブレーキ16が各々に内蔵される。また、巻上・横行インバータ装置11には、巻上・横行インバータ制御部12、巻上用インバータ14、横行用インバータ15が、走行用インバータ装置18には走行インバータ制御部19及び走行用インバータ20が内蔵される。
インバータ式クレーン装置は、クレーンフック1に取り付けた荷物を、巻上誘導電動機3を備えた巻上用装置4によりワイヤーロープ2を巻上巻下することでY方向(Y方向、−Y方向の矢印で示す。)、即ち、上下方向に荷物を移動する。また、X方向(X方向、−X方向の矢印で示す。)には、横行用装置6にある車輪を、横行誘導電動機5が回転させ、横行用ガーダー7に沿ってX方向に移動する。また、Z方向(Z方向、−Z方向の矢印で示す。)には、走行用装置9にある車輪を、走行誘導電動機8が回転させ、走行用ガーダー10に沿ってZ方向に移動する。
巻上誘導電動機3と横行誘導電動機5は、巻上・横行用インバータ装置11に格納された図2の巻上・横行インバータ制御部12により制御される。即ち、オペレータが操作入力装置13からの所定の指示を入力すると、巻上・横行インバータ制御部12は、巻上用インバータ14と横行用インバータ15を制御し、巻上用インバータ14と横行用インバータ15から制御に必要な周波数、電圧、電流を巻上誘導電動機3と横行誘導電動機5に加え、同時に誘導電動機用ブレーキ16を開放制御することで、巻上用装置4の場合、クレーンフック1に取り付けられた荷物が、落下することなくY方向に移動させる。また、横行用装置6の場合、横行用ガーダー7に沿って巻上用装置4をX方向に移動させる。
また、巻上・横行インバータ制御部12は、モータの回転数を検出するエンコーダ17の情報を取り込み、モータ回転数の情報を巻上用インバータ14の制御に使用する。
同様に走行用装置9に取り付けてある走行誘導電動機8は、オペレータが操作入力装置13からの所定の指示を入力すると、走行用インバータ装置18に格納された図2の走行インバータ制御部19が走行用インバータ20を制御し、走行用インバータ20から制御に必要な周波数、電圧、電流を走行誘導電動機8に加え、同時に誘導電動機用ブレーキ16を開放制御することで、走行用ガーダー10に沿って巻上用装置4をZ方向に移動させる。
ブレーキ駆動用リレーの接点寿命を向上させる具体的な方法を図3および図4を用いて説明する。図3は、本実施例によるブレーキ駆動回路の構成図である。
巻上誘導電動機等の電動機(モータ)には、電動機を制動するブレーキ30が設けられ、ブレーキ30はブレーキ駆動コイル29により駆動される。ブレーキ駆動コイル29は、3相電源の2相、例えばS相とT相で駆動され、各相の接続線にはブレーキ駆動用リレー24,25の接点27,28が送入されている。リレーの接点27,28とブレーキ駆動コイル29は直列に接続されているので、接点27および接点28の両方がONとなった時にブレーキ駆動コイルが動作し、接点27および接点28の何れか一方がOFFとなった時にブレーキ駆動コイルが非動作となる。図の例では、ブレーキ駆動コイル29が非動作時にはブレーキ30が制動状態となっており、ブレーキ駆動コイル29が動作するとブレーキ30が開放される。リレー24,25には、それぞれトランジスタ22,23が直列に接続され、直流電源26に接続されている。マイコン21からトランジスタ22,23に制御信号が加えられることにより、リレー24,25が動作する。入力装置13からの操作入力に基づいて、マイコン21で作成された制御信号がトランジスタ22,23に加えられる。なお、2つのブレーキ駆動用リレー24,25は、1つの制御基板上に設ければ良い。
巻上誘導電動機等の電動機(モータ)には、電動機を制動するブレーキ30が設けられ、ブレーキ30はブレーキ駆動コイル29により駆動される。ブレーキ駆動コイル29は、3相電源の2相、例えばS相とT相で駆動され、各相の接続線にはブレーキ駆動用リレー24,25の接点27,28が送入されている。リレーの接点27,28とブレーキ駆動コイル29は直列に接続されているので、接点27および接点28の両方がONとなった時にブレーキ駆動コイルが動作し、接点27および接点28の何れか一方がOFFとなった時にブレーキ駆動コイルが非動作となる。図の例では、ブレーキ駆動コイル29が非動作時にはブレーキ30が制動状態となっており、ブレーキ駆動コイル29が動作するとブレーキ30が開放される。リレー24,25には、それぞれトランジスタ22,23が直列に接続され、直流電源26に接続されている。マイコン21からトランジスタ22,23に制御信号が加えられることにより、リレー24,25が動作する。入力装置13からの操作入力に基づいて、マイコン21で作成された制御信号がトランジスタ22,23に加えられる。なお、2つのブレーキ駆動用リレー24,25は、1つの制御基板上に設ければ良い。
図4は、ブレーキ駆動用リレーのタイミング制御のチャート図である。
入力装置13により操作信号が入力されると、巻上・横行インバータ制御部12内にあるマイコン21から制御信号を出力し、トランジスタ22,23にベース電流を流し、ブレーキ30を駆動させるリレー1(24)とリレー2(25)に通電する。そして、リレー1の接点27とリレー2の接点28が閉じることでブレーキ駆動コイル29に電流が流れ、ブレーキ30が開放される。このとき、リレー2(25)がリレー1(24)よりもTd1時間、例えば20ms遅れて動作するよう、マイコン21から駆動指示を出すタイミングをずらす。そうした場合、リレー2の接点28が閉じたときにブレーキ30が開放され、操作信号がなくなったときはリレー1の接点27が先に引き離されることにより、リレー1の接点27でアーク放電が発生する。
この次の操作信号が入力された場合は、先ほどとは逆にリレー1(24)がリレー2(25)よりもTd1時間、例えば20ms遅れて動作するよう、マイコン21から駆動指示を出すタイミングをずらす。そうすると、リレー1の接点27が閉じたときにブレーキ30が開放され、操作信号がなくなったときはリレー2の接点28が先に引き離されることにより、リレー2の接点28でアーク放電が発生する。この2通りの制御パターンを交互に繰り返すことで、各接点へのアーク放電によるダメージが分散され、インバータ制御を用いた巻上機のブレーキ駆動用リレーの接点寿命を向上させることができる。ここで、2つのリレーの駆動タイミングの差を20msとしたが、この値は採用するリレーの機械的な動作のばらつき等の仕様によって異なり、リレーの機械的な動作時間のばらつきの時間よりも大きくすればよい。
入力装置13により操作信号が入力されると、巻上・横行インバータ制御部12内にあるマイコン21から制御信号を出力し、トランジスタ22,23にベース電流を流し、ブレーキ30を駆動させるリレー1(24)とリレー2(25)に通電する。そして、リレー1の接点27とリレー2の接点28が閉じることでブレーキ駆動コイル29に電流が流れ、ブレーキ30が開放される。このとき、リレー2(25)がリレー1(24)よりもTd1時間、例えば20ms遅れて動作するよう、マイコン21から駆動指示を出すタイミングをずらす。そうした場合、リレー2の接点28が閉じたときにブレーキ30が開放され、操作信号がなくなったときはリレー1の接点27が先に引き離されることにより、リレー1の接点27でアーク放電が発生する。
この次の操作信号が入力された場合は、先ほどとは逆にリレー1(24)がリレー2(25)よりもTd1時間、例えば20ms遅れて動作するよう、マイコン21から駆動指示を出すタイミングをずらす。そうすると、リレー1の接点27が閉じたときにブレーキ30が開放され、操作信号がなくなったときはリレー2の接点28が先に引き離されることにより、リレー2の接点28でアーク放電が発生する。この2通りの制御パターンを交互に繰り返すことで、各接点へのアーク放電によるダメージが分散され、インバータ制御を用いた巻上機のブレーキ駆動用リレーの接点寿命を向上させることができる。ここで、2つのリレーの駆動タイミングの差を20msとしたが、この値は採用するリレーの機械的な動作のばらつき等の仕様によって異なり、リレーの機械的な動作時間のばらつきの時間よりも大きくすればよい。
図5に、ブレーキ駆動用リレーのタイミング制御のチャート図の変形例を示す。リレーの接点でアーク放電が発生するのは、リレーの接点が引き離される時、すなわち、リレーが開の時である。この変形例では、操作入力が入るとリレー1とリレー2を同時に閉としてブレーキを動作させ、操作入力が無くなるとリレー1とリレー2をタイミングをずらして開とする。ブレーキを駆動する毎に、タイミングをずらした2通りのブレーキ駆動信号を交互に2つのブレーキ駆動用リレーに供給することにより、各リレー接点へのアーク放電によるダメージが分散され、接点寿命を向上させることができる。
なお、本実施例では、巻上電動機3のブレーキ16について説明したが、走行誘導電動機8や横行誘導電動機5のブレーキ16についても、同様に適用することができる。
本実施例によれば、リレーの接点でのアーク放電が半分となるので、ブレーキ駆動用リレーの接点寿命を向上させることができる。
1:クレーンフック
2:ワイヤーロープ
3:巻上誘導電動機
4:巻上用装置
5:横行誘導電動機
6:横行用装置
7:横行用ガーダー
8:走行誘導電動機
9:走行用装置
10:走行用ガーダー
11:巻上・横行インバータ装置
12:巻上・横行インバータ制御部
13:操作入力装置
14:巻上用インバータ
15:横行用インバータ
16:誘導電動機用ブレーキ
17:エンコーダ
18:走行用インバータ装置
19:走行インバータ制御部
20:走行用インバータ
21:マイコン
22,23:トランジスタ
24,25:リレー
26:直流電源
27,28:リレー接点
29:ブレーキ駆動コイル
30:ブレーキ
2:ワイヤーロープ
3:巻上誘導電動機
4:巻上用装置
5:横行誘導電動機
6:横行用装置
7:横行用ガーダー
8:走行誘導電動機
9:走行用装置
10:走行用ガーダー
11:巻上・横行インバータ装置
12:巻上・横行インバータ制御部
13:操作入力装置
14:巻上用インバータ
15:横行用インバータ
16:誘導電動機用ブレーキ
17:エンコーダ
18:走行用インバータ装置
19:走行インバータ制御部
20:走行用インバータ
21:マイコン
22,23:トランジスタ
24,25:リレー
26:直流電源
27,28:リレー接点
29:ブレーキ駆動コイル
30:ブレーキ
Claims (9)
- インバータ制御される電動機と、3相電源の2相で駆動され、前記電動機を制動するブレーキと、前記ブレーキを駆動する2相の接続線に各1つずつ設けた2つのブレーキ駆動用リレーと、前記ブレーキ駆動用リレーに制御信号を供給する制御装置とを備え、
前記制御装置は、巻上機の操作入力に基づき、前記2つのブレーキ駆動用リレーの開閉タイミングをずらした2通りのブレーキ駆動信号を作成し、前記ブレーキを駆動する毎に、それら2通りのブレーキ駆動信号を交互に前記2つのブレーキ駆動用リレーに供給することを特徴とする巻上機。 - インバータ制御される電動機と、3相電源の2相で駆動され、前記電動機を制動するブレーキと、前記ブレーキを駆動する2相の接続線に各1つずつ設けた2つのブレーキ駆動用リレーと、前記ブレーキ駆動用リレーに制御信号を供給する制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記2つのブレーキ駆動用リレーの開閉タイミングをずらした2通りのブレーキ駆動パターンを有し、前記ブレーキを駆動する毎に、それら2通りのブレーキ駆動パターンを交互に前記2つのブレーキ駆動用リレーに供給することを特徴とする巻上機。 - 請求項1または請求項2に記載の巻上機において、
前記2通りのブレーキ駆動信号或いは前記2通りのブレーキ駆動パターンは、前記ブレーキ駆動用リレーの開時のタイミングをずらしたものであることを特徴とする巻上機。 - 請求項1または請求項2に記載の巻上機において、
前記電動機は、クレーンフックを上下する巻上用電動機であることを特徴とする巻上機。 - 請求項1または請求項2に記載の巻上機において、
前記電動機は、クレーン装置を前後に、或いは左右に走行させる走行用電動機或いは横行用電動機であることを特徴とする巻上機。 - 請求項1または請求項2に記載の巻上機において、
前記2つのブレーキ駆動用リレーの開閉タイミングをずらす時間は、リレーの機械的な動作時間のばらつきの時間より大きくすることを特徴とする巻上機。 - 請求項1または請求項2に記載の巻上機において、
前記2つのブレーキ駆動用リレーは、制御基板上に設けられていることを特徴とする巻上機。 - インバータ制御される電動機と、3相電源の内の2相で駆動され、前記電動機を制動するブレーキと、前記ブレーキを駆動する2相の接続線に各1つずつ設けた2つのブレーキ駆動用リレーと、前記ブレーキ駆動用リレーに制御信号を供給する制御装置とを備える巻上機の制御方法であって、
前記制御装置が、巻上機の操作入力に基づき、前記2つのブレーキ駆動用リレーの開閉タイミングをずらした2通りのブレーキ駆動信号を作成し、前記ブレーキを駆動する毎に、それら2通りのブレーキ駆動信号を交互に前記2つのブレーキ駆動用リレーに供給することを特徴とする巻上機の制御方法。 - 請求項8に記載の巻上機の制御方法において、
前記2通りのブレーキ駆動パターンは、前記ブレーキ駆動用リレーの開時のタイミングをずらしたものであることを特徴とする巻上機の制御方法。
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