JP2010064802A - エレベータの安全装置 - Google Patents

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猛彦 久保田
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Abstract

【課題】電源供給源が故障しても、安全リレーの安全コイルに異常な高電圧が印加されにくい安全装置を得ること。
【解決手段】エレベータの安全装置は、エレベータのかごを走行するための安全スイッチの接点21a,23a,25a,27aを介して安全コイル61Lを駆動するトランジスタ63と、安全コイルに流れる電流を検出して電流検出信号を発生する電流検出器55と、電圧源からの出力を、電流検出信号が電流指令信号と一致するように安全コイルに流れる電流を制御するPWMチョッパ回路53と、を備えたものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、エレベータの安全装置に関するものである。
従来のエレベータの安全装置は、下記特許文献1に記載のように、エレベータ運転の安全を担う装置を監視するための直列に接続されたスイッチの連鎖と、直列連鎖に給電する電圧源とからなる。スイッチの連鎖の末端には、スイッチのスイッチング状態に依存してエレベータ制御のための信号を生成する少なくとも1つのスイッチング装置が接続されている、エレベータ設備用の安全回路であって、スイッチング装置にかかる電圧を一定に保持する調整回路が備えられている。
かかるエレベータの安全装置によれば、安全リレーに加わる電圧を帰還制御し、安全回路の電源電圧を調整することにより、安全回路の電源と安全回路の終端に接続される安全リレーの安全コイルまでの抵抗値に影響されないようにしている。
特開2001−106446号公報
しかしながら、上記エレベータの安全装置は、電圧を帰還制御するため、安全回路用電源と安全コイル入力電圧が接続される構成となる。このような構成では、安全回路電源で何らかの不具合(短絡等)が発生した場合に、安全コイルに安全回路の出力が直接接続されるおそれがある。これにより、安全回路の安全接点(上記スイッチの連鎖)が開放状態となっても安全リレーが釈放しないことも生じ得る。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、電源供給源が故障しても、安全リレーの安全コイルに異常な高電圧が印加されにくいエレベータの安全装置を得ることを目的とする。
第1の発明に係るエレベータの安全装置は、エレベータのかごを走行するための安全スイッチの接点を介して安全コイルを駆動する半導体スイッチ手段と、前記安全コイルに流れる電流を検出して電流検出信号を発生する電流検出手段と、電圧源からの出力を、前記電流検出信号が電流指令信号と一致するように前記安全コイルに流れる電流を制御する電流制御手段と、を備えたことを特徴とするものである。
エレベータの安全装置によれば、電流制御手段は、電圧源からの出力を、前記電流検出信号が電流指令信号と一致するように安全コイルに流れる電流を制御する。
これにより、電流制御手段が故障しても、電圧源が直接に安全コイルに印加されることなく、電流制御手段を介して安全コイルを駆動する。このため、異常な高電圧が安全コイルに印加されにくいという効果がある。
第2の発明に係るエレベータの安全装置における電流指令信号は、安全コイルを付勢する際に流す第1電流指令信号と、安全コイルが付勢された後に流す前記第1電流指令信号よりも小さい第2電流指令信号とを、備えることが好ましい。
これにより、安全コイルの吸引時には、第1電流指令信号により安全コイルに第1電流が流れ、安全コイルの吸引後は第2電流指令信号により安全コイルに第1電流よりも小さい第2電流が流れる。したがって、安全コイルを保持する消費電力を抑制できる。
本発明によれば、安全装置の電源供給源が故障しても、安全リレーのコイルに異常な電圧が印加されにくいエレベータの安全装置を得ることができる。
実施の形態1.
本発明の一実施の形態を図1及び図2によって説明する。図1は本発明の一実施の形態によるエレベータの全体構成図、図2は図1に示すエレベータの安全装置の構成図である。
図1において、エレベータは、巻上げ機3のシーブ3sと、そらせ車5とに掛けられたロープ7を有している。昇降路10内には、ロープ7の一端がかご9に連結固定されており、ロープ7の他端が錘8に連結固定されている。そして、巻上げ機3を駆動制御する制御盤30を備えている。
エレベータの昇降路10の底部には、緩衝器12が固定されており、エレベータの安全装置の安全接点は、かご9上に設けられかご上安全スイッチ23の常開接点23aと、かご9の速度を検知しながら異常を検知すると、かご9を急停止させる調速器21の常開接点21aとが設けられている。
さらに、安全接点は、昇降路10内には、かご9の下側の行き過ぎを防止するために設けられた下降側終点スイッチ25の常開接点25aと、かご9の上側の行き過ぎを防止するために設けられた上降側終点スイッチ27の常開接点27aとを有している。
そして、各常開接点21a,23a,25a,27aの両端を、距離が離れた制御盤50まで配線されている。
制御盤30には、エレベータの安全装置50を有している。安全装置50は、定電圧電源51の出力が電流制御手段としてのPWMチョッパ回路53に接続されており、PWMチョッパ回路53の出力には、各常開接点21a,23a,25a,27aが直列接続されて安全リレー61の安全コイル61Lを介してトランジスタ63のコレクタに接続されている。なお、トランジスタ63のエミッタが接地されている。
そして、安全コイル61Lに流れる電流を検出して電流検出信号を発生すると共に、安全コイル61Lに流れる電流と絶縁された電流検出器55が設けられ、電流検出器55の電流検出信号(電流検出値)が演算器57に入力されている。演算器57は、マイクロコンピュータから成り、出力がPWMチョッパ回路53とトランジスタ63のベースとに出力が接続されており、安全リレー61の常閉接点61bを介して信号電源eに接続されている。
ここで、安全コイル61Lを電流制御するのは、各常開接点21a,23a,25a,27aと安全コイル61Lとの電線長が長くなり、電線の抵抗値などにより安全コイル61Lに印加される電圧のバラツキを防ぐためである。
演算器57は、安全リレー61の安全コイル61Lを吸引駆動するための、第1電流指令信号(第1電流指令値)と、安全コイル61Lが吸引完了して保持状態の時に、流す第1電流指令信号よりも低い第2電流指令信号(第2電流指令値)とを有している。
安全装置50は、安全リレー61の常開接点61aを介して巻上げ機3を駆動制御する駆動制御部32に接続されており、常開接点61aが閉成しないと駆動制御部32が動作しないため、巻上げ機3も駆動できず、かご3が停止状態を維持するように形成されている。
なお、安全リレー61は、安全コイル61Lと常開接点61aと常閉接点61bとを有する。
上記のように構成されたエレベータの安全装置の動作を図1及び図2によって説明する。まず、安全リレー61の安全コイル61Lがオフしている状態で、各常開接点21a,23a,25a,27aが閉成していると、定電圧電源51から定電圧が発生しており、演算部57は、電流検出器55から電流検出信号を取り込み、第1電流指令信号と比較してその差がゼロになるように、PWM回路53を駆動すると共に、トランジスタ63をオンして、PWM回路53から電流を流して安全コイル61Lをオンする。
安全コイル61Lをオンすると、常閉接点61bが開放する。常閉接点61bの開放により、演算部57は、電流検出器55から電流検出信号を取り込み、第2電流指令信号と比較してその差がゼロになるように、PWM回路53を駆動すると共に、トランジスタ63をオンして、PWM回路53から吸引時の電流よりも低い電流を流して安全コイル61Lのオン状態を維持する。
エレベータの安全装置50は、エレベータの制御盤30から離れた箇所に設けられると共に、エレベータのかご9を走行するための安全スイッチの接点を介して安全コイル61Lを駆動する半導体スイッチ手段としてトランジスタ63と、コイル61Lに流れる電流を検出して電流検出信号を発生する電流検出手段としての電流検出器55と、電流指令信号に電流検出信号が一致するように安全コイル61Lに流れる電流を制御する電流制御手段としてのPWMチョッパ回路53とを備えたものである。
上記エレベータの安全装置50によれば、PWMチョッパ回路53が故障しても、電流制御であるため、異常な高電圧が安全コイル61Lに印加されることはない。
また、電流検出器55は、安全コイル61Lに流れる電流と絶縁されている、ことが好ましい。これにより、電流検出器55が故障しても、安全コイル61Lに異常な電圧が印加されにくくなる。
また、エレベータの安全装置50における電流指令信号は、安全コイル61Lを付勢する際に流す第1電流指令信号と、コイル61Lが付勢された後に流す第1電流指令信号よりも小さい第2電流指令信号とを、備えることが好ましい。
これにより、安全リレー61を吸引時には、第1電流指令信号により安全コイル61Lに第1電流が流れ、安全コイル61Lの吸引後は第2電流指令信号によりコイル61Lに第1電流よりも低い第2電流が流れる。したがって、安全コイル61Lを保持する消費電力を抑制できる。
本発明は、エレベータの安全装置に適用できる。
本発明の一実施の形態によるエレベータの全体構成図である。 図1に示すエレベータの安全装置の結線図である。
符号の説明
21a,23a,25a,27a 安全スイッチの接点、30 制御盤、53 PWMチョッパ回路、55 電流検出器、61 安全コイル、63 トランジスタ。

Claims (2)

  1. エレベータのかごを走行するための安全スイッチの接点を介して安全コイルを駆動する半導体スイッチ手段と、
    前記安全コイルに流れる電流を検出して電流検出信号を発生する電流検出手段と、
    電圧源からの出力を、前記電流検出信号が電流指令信号と一致するように前記安全コイルに流れる電流を制御する電流制御手段と、
    を備えたことを特徴とするエレベータの安全装置。
  2. 前記電流指令信号は、前記安全コイルを付勢する際に流す第1電流指令信号と、前記安全コイルが付勢された後に流す前記第1電流指令信号よりも小さい第2電流指令信号とを、
    備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの安全装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104860146A (zh) * 2015-05-26 2015-08-26 北京索德电气工业有限公司 一种电梯故障定位提示装置
CN109466981A (zh) * 2018-11-02 2019-03-15 上海三菱电梯有限公司 一种安全回路检测电路、检测方法及移动终端

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