JP6619467B2 - 排気浄化装置 - Google Patents
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Description
図1、図2、図3及び図4は、本発明の一実施形態としての排気浄化装置1を示す図である。
図1は、本実施形態に係る排気浄化装置1の分解斜視図であり、図2は、排気浄化装置1に適用さる基材としてのハニカム担体10の斜視図である。また、図3は、排気浄化装置1の分解断面図であり、図4は、排気浄化装置1を端面視した部分拡大図である。
ハニカム担体10は、排気流れ方向に隔壁で区画された多数のセルを有し、セルの両端面は隣接するセルと交互に一方の端面及び他方の端面が封止されている。隔壁で区画された多数のセルの集合体として柱状のセグメント150、150が構成される、更に、複数のセグメント150、150の集合体としてハニカム担体10が構成される。ハニカム担体10を構成するセグメント150、150はそれらの周面で接合剤によって相互に接合される。ハニカム担体10の端面において、セグメント150、150の接合部SP1、SP2が格子状に視認される。ハニカム担体10には、柱状における排気流れ方向上流側に開口したセルから排気が流入し、隣接するセル間の隔壁を排気が通過する際に排気微粒子が捕集され、隔壁を通過し排気微粒子が除去された排気が円柱形状における排気流れ方向下流側に開口したセルから流出する。
図2に示すように、柱状のハニカム担体10は、周面から突出したバルジ部131、132、133、134を、ハニカム担体10の中心軸X方向における中間位置に有している。
ハニカム担体10の中心軸Xに交差する断面の輪郭C1は、図3に示されたように角丸長方形状である。図3における輪郭C1は、中心軸Xに直交する断面であってバルジ部131、132、133、134よりも端部寄りの部分におけるものである。
輪郭C1の長手方向LDの両端に対応する長径部LD1、LD2とその短手方向SDの両端に対応する短径部SD1、SD2とにそれぞれストレート部111、112、113、114が形成されている。
また、バルジ部131、132、133、134が上述の仮想対角線上に対をなして位置するため、R部121、122、123、124でのマット30にかかる面圧が効果的に高まり面圧の管理が容易である。
更に、バルジ部131、133(132、134)の両端面はそれぞれハニカム担体10の排気の流入端面及び流出端面よりも中心軸Xに沿って中央側に形成されている。このため、ハニカム担体10の外周面11にマット30が巻かれたときには、バルジ部131、133(132、134)はマット30によってそれらの両端面を含む全面が覆われ、マット30によるハニカム担体のケース内での位置保持が十全なものとなる。
ケース20の第1半体21は中心軸Xに沿って延びる周方向の端部211、212を有する。第2半体22は中心軸Xに沿って延びる周方向の端部221、222を有する。第1半体21の端部211と第2半体22の端部221とが接合されて接合部251が形成される。同様に、第1半体21の端部212と第2半体22の端部222とが接合されて接合部252が形成される。第1半体21の端部211、212、及び、第2半体22の端部221、222は、中心軸Xから離隔する方向に段差をなして突出したジョックルを形成している。
第2半体33は、ハニカム担体10の外周面11の接線方向に延びてその延長端縁が接合部251、252を形成する端部221、222となる延在部223、224を有する。
図4は、排気浄化装置1の端面視における接合部251周りの部分拡大図である。図4ではハニカム担体10の中心軸X方向で第1半体21の排気流通孔25とは反対側から見込んでいる。このような図4の視点からは、ハニカム担体10のバルジ部131、132を覆うマット30が、バルジ部131、132の突出に応じて突出している状態が視認される。尚、図4では、上述の両接合部251、252のうち、接合部251周りの部分的構成を示しているが、接合部252周りの部分についても同様の構成がとられる。
ハニカム担体10の輪郭C1におけるストレート部111は、上述のSD方向に平坦に延びており、その一方の端部E1及び他方の端部E2は、上述の交点NPから等距離にある。端部E1は、ストレート部111の第1半体21側の端部である。
この構成では、他方の半体における両半体の接合部に向かって上記接線方向に延びる延在部がハニカム担体周面に配されるマットとの間に隙間を生じる。従って、両半体を接合する際にマットを噛み込むおそれがなくなり、ひいては、ケースの面圧がその部位によらずに均一化される。
HL…仮想直線
MP1、MP2…中点
NP…交点
TL…接線
X…中心軸
1…排気浄化装置
10…ハニカム担体(基材)
11…外周面
20…ケース
21…第1半体
22…第2半体
30…マット
251、252…接合部
211、212、221、222…端部
223、224…延在部
Claims (3)
- 排気ガス処理触媒を担持した柱状の基材と、前記基材の外周面に巻かれたマットと、前記マットを圧縮した状態で前記基材を保持するケースとを有する排気浄化装置であって、
前記ケースは、前記基材の径方向に第1半体と第2半体との二つに分割され、
前記第1半体と前記第2半体とは前記基材の中心軸に平行に延びるそれぞれの端部で前記基材の周方向に接合されて接合部を形成しており、
前記接合部は、前記基材の中心軸に交差する断面において前記第1半体と前記第2半体とのそれぞれの幅方向の各中点を結ぶ方向に垂直であって前記中心軸と交差する仮想直線と前記断面輪郭との交点よりも前記第1半体側に形成され、
前記第2半体は、前記基材周面の接線方向に延びてその延長端縁が前記接合部を形成する端部となる延在部を有し、
前記延在部のうち前記交点よりも前記第2半体側の部位から前記接合部までの部分と前記マットとの間には隙間が形成されていることを特徴とする排気浄化装置。 - 前記基材は、隔壁に囲まれた複数のセルから構成され、前記断面の輪郭は前記隔壁に平行な複数のストレート部を有することを特徴とする請求項1に記載の排気浄化装置。
- 排気ガス処理触媒を担持した柱状の基材と、前記基材の外周面に巻かれたマットと、前記マットを圧縮した状態で前記基材を保持するケースとを有する排気浄化装置であって、
前記ケースは、前記基材の径方向に第1半体と第2半体との二つに分割され、
前記第1半体と前記第2半体とは前記基材の中心軸に平行に延びるそれぞれの端部で前記基材の周方向に接合されて接合部を形成しており、
前記接合部は、前記基材の中心軸に交差する断面において前記第1半体と前記第2半体とのそれぞれの幅方向の各中点を結ぶ方向に垂直であって前記中心軸と交差する仮想直線と前記断面輪郭との交点よりも前記第1半体側に形成され、
前記第2半体は、前記基材周面の接線方向に延びてその延長端縁が前記接合部を形成する端部となる延在部を有し、
前記基材は、隔壁に囲まれた複数のセルから構成され、前記断面の輪郭は前記隔壁に平行な複数のストレート部を有し、
前記接合部は、前記ストレート部の前記第1半体側の端部よりも前記第1半体側に形成されることを特徴とする排気浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018033200A JP6619467B2 (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | 排気浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018033200A JP6619467B2 (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | 排気浄化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019148221A JP2019148221A (ja) | 2019-09-05 |
JP6619467B2 true JP6619467B2 (ja) | 2019-12-11 |
Family
ID=67850376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018033200A Active JP6619467B2 (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | 排気浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6619467B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS63193720U (ja) * | 1987-05-30 | 1988-12-13 | ||
JP2001342825A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-14 | Sakamoto Industry Co Ltd | 内燃機関の触媒コンバータ |
-
2018
- 2018-02-27 JP JP2018033200A patent/JP6619467B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
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JP2019148221A (ja) | 2019-09-05 |
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