JP6619448B2 - 経路選択方法、装置、およびシステム - Google Patents

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Description

本発明は、通信分野に関し、詳細には、経路選択方法、装置、およびシステムに関する。
通信技術の開発が進むにつれて、より多くのデータが無線通信システムにおいて伝送されるようになっている。ユーザの要求を満たすために、より高い伝送効率、およびより高いスループットが必要とされている。そのため、限られた時間−周波数リソースの、可用性および伝送効率の向上が重要な課題となる。D2D ProSe(Device to Device Proximity Service、デバイス間近傍サービス)ではセルリソースが再利用される。そのため、端末装置は、直接通信を行うことができ、それによって、リソースの可用性およびネットワーク容量を向上させることができる。
先行技術では、例えば、LTE(Long Term Evolution、ロングタームエボリューション)システムのD2Dシナリオでは、携帯電話およびタブレットコンピュータなどの端末装置は、D2Dシステムにおいて直接通信を行う。そのため、装置は比較的大きな移動性を有し、チャネル状態は比較的素早く変化する。直接通信を行っている2つの端末装置間の距離が比較的長いか、またはチャネル品質が比較的大幅に変化する場合、2つの端末装置は、D2D通信を行うことができない。
本発明の実施態様は、直接通信を行っている2つの端末装置間の距離が比較的長いか、またはチャネル品質が比較的大幅に変化する場合、2つの端末装置はD2D通信を行うことができないという、先行技術における課題を解決するための、経路選択方法、装置、およびシステムを提供する。
前述の目的を達成するために、本発明の実施態様において以下の技術ソリューションが使用されている。
第1の態様によれば、本発明の一実施態様は、第1の装置を提供し、第1の装置は、プロセッサと、メモリと、バスと、トランスミッタと、レシーバとを備え、プロセッサ、メモリ、トランスミッタ、およびレシーバは、バスを使用して互いに接続され、
レシーバは、第2の装置によって送信された第1の発見情報を受信するように構成され、第1の発見情報は、第2の装置の識別子(ID)を含むか、または第1の発見情報は、第2の装置のIDおよび第3の装置のIDを含み、
プロセッサは、第1の装置のIDを、レシーバによって受信された第1の発見情報に追加するように構成され、
トランスミッタは、第1の装置のIDがプロセッサによって追加された第1の発見情報を送信するように構成される。
第1の態様を参照して、第1の態様の可能な第1の実施態様では、
レシーバは、第1の経路情報を受信するようにさらに構成され、第1の経路情報は、第2の装置と第3の装置との間のデータ伝送経路を示すために使用され、第1の経路情報は、第1の装置のIDおよび第2の装置のIDを含むか、または第1の経路情報は、第1の装置のID、第2の装置のID、および第3の装置のIDを含み、
プロセッサは、レシーバによって受信された第1の経路情報を記憶するようにさらに構成される。
第1の態様の可能な第1の実施態様を参照して、第1の態様の可能な第2の実施態様では、第1の経路情報は、基地局によって、第1の装置へ送信されるか、または第1の装置の直前ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている直前ホップ装置によって、第1の装置へ送信され、
トランスミッタは、第1の経路情報が、第1の装置の直前ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている直前ホップ装置によって、第1の装置へ送信されるとき、第1の経路情報に従って、第1の経路情報を、第1の装置の次ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている次ホップ装置へ送信するようにさらに構成される。
第1の態様の可能な第1の実施態様、または第1の態様の可能な第2の実施態様を参照して、第1の態様の可能な第3の実施態様では、第1の経路情報は、第1の経路情報の持続時間情報を含み、第1の経路情報の持続時間情報は、第1の経路情報の有効時間を示すために使用され、
プロセッサは、第1の経路情報が記憶されている持続時間が、持続時間情報によって示された有効時間を超えるとき、第1の経路情報を削除するようにさらに構成される。
第1の態様の可能な第1の実施態様、または第1の態様の可能な第2の実施態様を参照して、第1の態様の可能な第4の実施態様では、
レシーバは、削除指示を受信するようにさらに構成され、削除指示は、第1の経路情報の削除を指示するために使用され、
プロセッサは、レシーバによって受信された削除指示に従って、第1の経路情報を削除するようにさらに構成される。
第1の態様の可能な第1の実施態様から第1の態様の可能な第4の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第1の態様の可能な第5の実施態様では、
レシーバは、データおよびデータの指示情報を受信するようにさらに構成され、データの指示情報は、送信元装置のIDおよび宛先装置のIDを含むか、またはデータの指示情報は、送信元装置のIDのみを含み、送信元装置は第3の装置であり、かつ宛先装置は第2の装置であるか、または送信元装置は第2の装置であり、かつ宛先装置は第3の装置であり、
プロセッサは、レシーバによって受信された、データの指示情報および第1の経路情報に従って、データの伝送経路を決定するようにさらに構成され、
トランスミッタは、プロセッサによって決定されたデータの伝送経路に従って、データおよびデータの指示情報を伝送するようにさらに構成される。
第1の態様の可能な第5の実施態様を参照して、第1の態様の可能な第6の実施態様では、
プロセッサは、データの伝送経路に従って、第1の装置の次ホップ装置のIDをデータの指示情報に追加するようにさらに構成される。
第1の態様の可能な第5の実施態様を参照して、第1の態様の可能な第7の実施態様では、
プロセッサは、第1のスクランブリングコードシードに従って、第1のスクランブリングコード系列を生成し、第1のスクランブリングコード系列に従って、データまたはデータの指示情報のうちの、少なくとも1つをスクランブルするようにさらに構成され、第1のスクランブリングコードシードは、第1の装置の次ホップ装置であってデータの伝送経路内にある次ホップ装置のIDに従って生成される。
第1の態様の可能な第5の実施態様を参照して、第1の態様の可能な第8の実施態様では、
プロセッサは、データの指示情報が経路情報識別子をさらに含んでいるとき、データをデコードし、データに含まれた経路情報を記憶するようにさらに構成され、経路情報識別子は、データが経路情報を含むことを示すために使用される。
第1の態様から第1の態様の可能な第8の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第1の態様の可能な第9の実施態様では、
プロセッサは、第1の装置の信号品質情報を第1の発見情報に追加するようにさらに構成され、第1の装置の信号品質情報は、第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号品質を示すために使用される。
第1の態様の可能な第9の実施態様を参照して、第1の態様の可能な第10の実施態様では、
第1の装置の信号品質情報は、第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号強度情報、第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号対雑音比情報、または第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する変調および符号化スキーム(MCS)情報のうちの、少なくとも1つを含む。
第1の態様から第1の態様の可能な第10の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第1の態様の可能な第11の実施態様では、
プロセッサは、第1の発見情報が第1の装置のIDを含んでいないとき、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加するようにさらに構成される。
第1の態様から第1の態様の可能な第11の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第1の態様の可能な第12の実施態様では、第1の発見情報は、第1の発見情報の持続時間情報を含み、第1の発見情報の持続時間情報は、第1の発見情報の有効時間を示すために使用され、
プロセッサは、第1の装置が第1の発見情報を受信する時点が、第1の発見情報の有効時間の範囲内であるとき、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加するようにさらに構成される。
第1の態様から第1の態様の可能な第12の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第1の態様の可能な第13の実施態様では、
第1の装置のIDは、基地局によって割り当てられるか、または第1の装置によって設定され、
第1の装置のIDは、第1の装置の近傍サービス(ProSe)ID、または第1の装置のセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)のうちの、少なくとも1つを含む。
第2の態様によれば、本発明の一実施態様は、第3の装置を提供し、第3の装置は、プロセッサと、メモリと、バスと、トランスミッタと、レシーバとを備え、プロセッサ、メモリ、トランスミッタ、およびレシーバは、バスを使用して互いに接続され、
レシーバは、M件の発見情報を受信するように構成され、M件の発見情報のうちのm番目の発見情報は、第3の装置のID、第2の装置のID、およびNm個の中継装置のIDを含むか、またはM件の発見情報のうちのm番目の発見情報は、第2の装置のIDおよびNm個の中継装置のIDを含み、ここで、MおよびNmは正の整数であり、mは1からMの範囲内の整数であり、
プロセッサは、レシーバによって受信されたM件の発見情報のうちの1件の発見情報を、第1の発見情報として決定し、第1の発見情報に従って第1の経路情報を生成するように構成され、第1の経路情報は、第1の発見情報の中の、中継装置のID、第3の装置のID、および第2の装置のIDを含むか、または第1の経路情報は、第1の発見情報の中の、中継装置のIDおよび第2の装置のIDを含み、
トランスミッタは、プロセッサによって生成された第1の経路情報を送信するように構成される。
第2の態様を参照して、第2の態様の可能な第1の実施態様では、
プロセッサは、M件の発見情報のうちの発見情報であって最小数量の中継装置を含む発見情報を、第1の発見情報として使用するようにさらに構成される。
第2の態様を参照して、第2の態様の可能な第2の実施態様では、
M件の発見情報のうちのm番目の発見情報は、Nm個の中継装置のそれぞれの信号品質情報をさらに含み、Nm個の中継装置のうちのi番目の中継装置の信号品質情報は、i番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときの信号品質を示すために使用され、ここで、iは1からNmの範囲内の整数であり、
プロセッサは、最良の中継装置信号品質を含む発見情報を、第1の発見情報として使用するようにさらに構成される。
第2の態様の可能な第2の実施態様を参照して、第2の態様の可能な第3の実施態様では、
i番目の中継装置の信号品質情報は、i番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号強度情報、i番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号対雑音比情報、またはi番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときに存在する変調および符号化スキーム(MCS)情報のうちの、少なくとも1つを含む。
第2の態様から第2の態様の可能な第3の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第2の態様の可能な第4の実施態様では、
トランスミッタは、第1の経路情報を、基地局へ、または第3の装置の次ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている次ホップ装置へ、送信するようにさらに構成される。
第2の態様から第2の態様の可能な第4の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第2の態様の可能な第5の実施態様では、
第1の経路情報は、第1の経路情報の持続時間情報を含み、第1の経路情報の持続時間情報は、第1の経路情報の有効時間を示すために使用される。
第2の態様から第2の態様の可能な第5の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第2の態様の可能な第6の実施態様では、
第3の装置のIDは、基地局によって割り当てられるか、または第3の装置によって設定され、
第3の装置のIDは、第3の装置の近傍サービス(ProSe)ID、または第3の装置のセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)のうちの、少なくとも1つを含む。
第3の態様によれば、本発明の一実施態様は、第1の装置を提供し、第1の装置は、
第2の装置によって送信された第1の発見情報を受信するように構成された受信ユニットであって、第1の発見情報は、第2の装置の識別子(ID)を含むか、または第1の発見情報は、第2の装置のIDおよび第3の装置のIDを含む、受信ユニットと、
第1の装置のIDを、受信ユニットによって受信された第1の発見情報に追加するように構成された経路発見ユニットと、
第1の装置のIDが経路発見ユニットによって追加された第1の発見情報を送信するように構成された送信ユニットと
を備える。
第3の態様を参照して、第3の態様の可能な第1の実施態様では、
受信ユニットは、第1の経路情報を受信するようにさらに構成され、第1の経路情報は、第2の装置と第3の装置との間のデータ伝送経路を示すために使用され、第1の経路情報は、第1の装置のIDおよび第2の装置のIDを含むか、または第1の経路情報は、第1の装置のID、第2の装置のID、および第3の装置のIDを含み、
第1の装置は、受信ユニットによって受信された第1の経路情報を記憶するように構成された経路選択ユニットをさらに備える。
第3の態様の可能な第1の実施態様を参照して、第3の態様の可能な第2の実施態様では、
第1の経路情報は、基地局によって、第1の装置へ送信されるか、または第1の装置の直前ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている直前ホップ装置によって、第1の装置へ送信され、
送信ユニットは、第1の経路情報が、第1の装置の直前ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている直前ホップ装置によって、第1の装置へ送信されるとき、第1の経路情報に従って、第1の経路情報を、第1の装置の次ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている次ホップ装置へ送信するようにさらに構成される。
第3の態様の可能な第1の実施態様、または第3の態様の可能な第2の実施態様を参照して、第3の態様の可能な第3の実施態様では、
第1の経路情報は、第1の経路情報の持続時間情報を含み、第1の経路情報の持続時間情報は、第1の経路情報の有効時間を示すために使用され、
経路選択ユニットは、第1の経路情報が記憶されている持続時間が、持続時間情報によって示された有効時間を超えるとき、第1の経路情報を削除するようにさらに構成される。
第3の態様の可能な第1の実施態様、または第3の態様の可能な第2の実施態様を参照して、第3の態様の可能な第4の実施態様では、
受信ユニットは、削除指示を受信するようにさらに構成され、削除指示は、第1の経路情報の削除を指示するために使用され、
経路選択ユニットは、受信ユニットによって受信された削除指示に従って、第1の経路情報を削除するようにさらに構成される。
第3の態様の可能な第1の実施態様から第3の態様の可能な第4の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第3の態様の可能な第5の実施態様では、
受信ユニットは、データおよびデータの指示情報を受信するようにさらに構成され、データの指示情報は、送信元装置のIDおよび宛先装置のIDを含むか、またはデータの指示情報は、送信元装置のIDのみを含み、送信元装置は第3の装置であり、かつ宛先装置は第2の装置であるか、または送信元装置は第2の装置であり、かつ宛先装置は第3の装置であり、
経路選択ユニットは、受信ユニットによって受信された、データの指示情報および第1の経路情報に従って、データの伝送経路を決定するようにさらに構成され、
送信ユニットは、経路選択ユニットによって決定されたデータの伝送経路に従って、データおよびデータの指示情報を伝送するようにさらに構成される。
第3の態様の可能な第5の実施態様を参照して、第3の態様の可能な第6の実施態様では、
経路選択ユニットは、データの伝送経路に従って、第1の装置の次ホップ装置のIDをデータの指示情報に追加するようにさらに構成される。
第3の態様の可能な第5の実施態様を参照して、第3の態様の可能な第7の実施態様では、
第1の装置は、第1のスクランブリングコードシードに従って、第1のスクランブリングコード系列を生成し、第1のスクランブリングコード系列に従って、データまたはデータの指示情報のうちの、少なくとも1つをスクランブルするように構成されたスクランブリングユニットであって、第1のスクランブリングコードシードは、第1の装置の次ホップ装置であってデータの伝送経路内にある次ホップ装置のIDに従って生成される、スクランブリングユニットをさらに備える。
第3の態様の可能な第5の実施態様を参照して、第3の態様の可能な第8の実施態様では、
経路選択ユニットは、データの指示情報が経路情報識別子をさらに含んでいるとき、データをデコードし、データに含まれた経路情報を記憶するようにさらに構成され、経路情報識別子は、データが経路情報を含むことを示すために使用される。
第3の態様から第3の態様の可能な第8の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第3の態様の可能な第9の実施態様では、
経路発見ユニットは、第1の装置の信号品質情報を第1の発見情報に追加するようにさらに構成され、第1の装置の信号品質情報は、第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号品質を示すために使用される。
第3の態様の可能な第9の実施態様を参照して、第3の態様の可能な第10の実施態様では、
第1の装置の信号品質情報は、第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号強度情報、第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号対雑音比情報、または第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する変調および符号化スキーム(MCS)情報のうちの、少なくとも1つを含む。
第3の態様から第3の態様の可能な第10の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第3の態様の可能な第11の実施態様では、
経路発見ユニットは、第1の発見情報が第1の装置のIDを含んでいないとき、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加するようにさらに構成される。
第3の態様から第3の態様の可能な第11の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第3の態様の可能な第12の実施態様では、第1の発見情報は、第1の発見情報の持続時間情報を含み、第1の発見情報の持続時間情報は、第1の発見情報の有効時間を示すために使用され、
経路発見ユニットは、第1の装置が第1の発見情報を受信する時点が、第1の発見情報の有効時間の範囲内であるとき、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加するようにさらに構成される。
第3の態様から第3の態様の可能な第12の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第3の態様の可能な第13の実施態様では、
第1の装置のIDは、基地局によって割り当てられるか、または第1の装置によって設定され、
第1の装置のIDは、第1の装置の近傍サービス(ProSe)ID、または第1の装置のセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)のうちの、少なくとも1つを含む。
第4の態様によれば、本発明の一実施態様は、第3の装置を提供し、第3の装置は、
M件の発見情報を受信するように構成された受信ユニットであって、M件の発見情報のうちのm番目の発見情報は、第3の装置のID、第2の装置のID、およびNm個の中継装置のIDを含むか、またはM件の発見情報のうちのm番目の発見情報は、第2の装置のIDおよびNm個の中継装置のIDを含み、ここで、MおよびNmは正の整数であり、mは1からMの範囲内の整数である、受信ユニットと、
受信ユニットによって受信されたM件の発見情報のうちの1件の発見情報を、第1の発見情報として決定し、第1の発見情報に従って第1の経路情報を生成するように構成された経路選択ユニットであって、第1の経路情報は、第1の発見情報の中の、中継装置のID、第3の装置のID、および第2の装置のIDを含むか、または第1の経路情報は、第1の発見情報の中の、中継装置のIDおよび第2の装置のIDを含む、経路選択ユニットと、
経路選択ユニットによって生成された第1の経路情報を送信するように構成された送信ユニットと
を備える。
第4の態様を参照して、第4の態様の可能な第1の実施態様では、
経路選択ユニットは、M件の発見情報のうちの発見情報であって最小数量の中継装置を含む発見情報を、第1の発見情報として使用するようにさらに構成される。
第4の態様を参照して、第4の態様の可能な第2の実施態様では、
M件の発見情報のうちのm番目の発見情報は、Nm個の中継装置のそれぞれの信号品質情報をさらに含み、Nm個の中継装置のうちのi番目の中継装置の信号品質情報は、i番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときの信号品質を示すために使用され、ここで、iは1からNmの範囲内の整数であり、
経路選択ユニットは、最良の中継装置信号品質を含む発見情報を、第1の発見情報として使用するようにさらに構成される。
第4の態様の可能な第2の実施態様を参照して、第4の態様の可能な第3の実施態様では、
i番目の中継装置の信号品質情報は、i番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号強度情報、i番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号対雑音比情報、またはi番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときに存在する変調および符号化スキーム(MCS)情報のうちの、少なくとも1つを含む。
第4の態様から第4の態様の可能な第3の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第4の態様の可能な第4の実施態様では、
送信ユニットは、第1の経路情報を、基地局へ、または第3の装置の次ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている次ホップ装置へ、送信するようにさらに構成される。
第4の態様から第4の態様の可能な第4の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第4の態様の可能な第5の実施態様では、
第1の経路情報は、第1の経路情報の持続時間情報を含み、第1の経路情報の持続時間情報は、第1の経路情報の有効時間を示すために使用される。
第4の態様から第4の態様の可能な第5の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第4の態様の可能な第6の実施態様では、
第3の装置のIDは、基地局によって割り当てられるか、または第3の装置によって設定され、
第3の装置のIDは、第3の装置の近傍サービス(ProSe)ID、または第3の装置のセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)のうちの、少なくとも1つを含む。
第5の態様によれば、本発明の一実施態様は、経路選択方法を提供し、方法は、
第1の装置により、第2の装置によって送信された第1の発見情報を受信するステップであって、第1の発見情報は、第2の装置の識別子(ID)を含むか、または第1の発見情報は、第2の装置のIDおよび第3の装置のIDを含む、ステップと、
第1の装置により、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加し、第1の装置のIDが追加された第1の発見情報を送信するステップと
を含む。
第5の態様を参照して、第5の態様の可能な第1の実施態様では、第1の装置により、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加するステップの後に、方法は、
第1の装置により、第1の経路情報を受信および記憶するステップであって、第1の経路情報は、第2の装置と第3の装置との間のデータ伝送経路を示すために使用され、第1の経路情報は、第1の装置IDおよび第2の装置のIDを含むか、または第1の経路情報は、第1の装置のID、第2の装置のID、および第3の装置のIDを含む、ステップ
をさらに含む。
第5の態様の可能な第1の実施態様を参照して、第5の態様の可能な第2の実施態様では、第1の経路情報は、基地局によって、第1の装置へ送信されるか、または第1の装置の直前ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている直前ホップ装置によって、第1の装置へ送信され、
第1の装置の直前ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている直前ホップ装置によって、第1の経路情報が第1の装置へ送信されるとき、第1の装置により、第1の経路情報を受信するステップの後に、方法は、
第1の装置により、第1の経路情報に従って、第1の経路情報を、第1の装置の次ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている次ホップ装置へ送信するステップ
をさらに含む。
第5の態様の可能な第1の実施態様、または第5の態様の可能な第2の実施態様を参照して、第5の態様の可能な第3の実施態様では、第1の経路情報は、第1の経路情報の持続時間情報を含み、第1の経路情報の持続時間情報は、第1の経路情報の有効時間を示すために使用され、
第1の装置が第1の経路情報を記憶している持続時間が、持続時間情報によって示された有効時間を超えるとき、方法は、
第1の装置により、第1の経路情報を削除するステップ
をさらに含む。
第5の態様の可能な第1の実施態様、または第5の態様の可能な第2の実施態様を参照して、第5の態様の可能な第4の実施態様では、方法は、
第1の装置により、削除指示を受信するステップであって、削除指示は、第1の経路情報の削除を指示するために使用される、ステップと、
第1の装置により、削除指示に従って、第1の経路情報を削除するステップと
をさらに含む。
第5の態様の可能な第1の実施態様から第5の態様の可能な第4の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第5の態様の可能な第5の実施態様では、第1の装置により、第1の経路情報を受信するステップの後に、方法は、
第1の装置により、データおよびデータの指示情報を受信するステップであって、データの指示情報は、送信元装置のIDおよび宛先装置のIDを含むか、またはデータの指示情報は、送信元装置のIDのみを含み、送信元装置は第3の装置であり、かつ宛先装置は第2の装置であるか、または送信元装置は第2の装置であり、かつ宛先装置は第3の装置である、ステップと、
第1の装置により、データの指示情報および第1の経路情報に従って、データの伝送経路を決定するステップと、
第1の装置により、データの伝送経路に従って、データおよびデータの指示情報を伝送するステップと
をさらに含む。
第5の態様の可能な第5の実施態様を参照して、第5の態様の可能な第6の実施態様では、第1の装置により、データの指示情報および第1の経路情報に従って、データの伝送経路を決定するステップの後に、方法は、
第1の装置により、データの伝送経路に従って、第1の装置の次ホップ装置のIDをデータの指示情報に追加するステップ
をさらに含む。
第5の態様の可能な第5の実施態様を参照して、第5の態様の可能な第7の実施態様では、第1の装置により、データの指示情報および第1の経路情報に従って、データの伝送経路を決定するステップの後に、方法は、
第1の装置により、第1のスクランブリングコードシードに従って、第1のスクランブリングコード系列を生成するステップであって、第1のスクランブリングコードシードは、第1の装置の次ホップ装置であってデータの伝送経路内にある次ホップ装置のIDに従って生成される、ステップと、
第1の装置により、第1のスクランブリングコード系列に従って、データまたはデータの指示情報のうちの、少なくとも1つをスクランブルするステップと
をさらに含む。
第5の態様の可能な第5の実施態様を参照して、第5の態様の可能な第8の実施態様では、方法は、
データの指示情報が経路情報識別子をさらに含んでいる場合に、第1の装置により、データをデコードし、データに含まれた経路情報を記憶するステップであって、経路情報識別子は、データが経路情報を含むことを示すために使用される、ステップ
をさらに含む。
第5の態様から第5の態様の可能な第8の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第5の態様の可能な第9の実施態様では、第1の装置により、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加するステップは、
第1の装置により、第1の装置の信号品質情報を第1の発見情報に追加するステップであって、第1の装置の信号品質情報は、第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号品質を示すために使用される、ステップ
を含む。
第5の態様の可能な第9の実施態様を参照して、第5の態様の可能な第10の実施態様では、
第1の装置の信号品質情報は、第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号強度情報、第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号対雑音比情報、または第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する変調および符号化スキーム(MCS)情報のうちの、少なくとも1つを含む。
第5の態様から第5の態様の可能な第10の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第5の態様の可能な第11の実施態様では、第1の装置により、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加するステップは、
第1の発見情報が第1の装置のIDを含んでいないときに、第1の装置により、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加するステップ
を含む。
第5の態様から第5の態様の可能な第11の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第5の態様の可能な第12の実施態様では、第1の発見情報は、第1の発見情報の持続時間情報を含み、第1の発見情報の持続時間情報は、第1の発見情報の有効時間を示すために使用され、
第1の装置により、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加するステップは、
第1の装置が第1の発見情報を受信する時点が、第1の発見情報の有効時間の範囲内であるときに、第1の装置により、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加するステップ
を含む。
第5の態様から第5の態様の可能な第12の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第5の態様の可能な第13の実施態様では、
第1の装置のIDは、基地局によって割り当てられるか、または第1の装置によって設定され、
第1の装置のIDは、第1の装置の近傍サービス(ProSe)ID、または第1の装置のセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)のうちの、少なくとも1つを含む。
第6の態様によれば、本発明の一実施態様は、経路選択方法を提供し、方法は、
第3の装置により、M件の発見情報を受信するステップであって、M件の発見情報のうちのm番目の発見情報は、第3の装置のID、第2の装置のID、およびNm個の中継装置のIDを含むか、またはM件の発見情報のうちのm番目の発見情報は、第2の装置のIDおよびNm個の中継装置のIDを含み、ここで、MおよびNmは正の整数であり、mは1からMの範囲内の整数である、ステップと、
第3の装置により、M件の発見情報のうちの1件の発見情報を、第1の発見情報として決定し、第1の発見情報に従って第1の経路情報を生成するステップであって、第1の経路情報は、第1の発見情報の中の、中継装置のID、第3の装置のID、および第2の装置のIDを含むか、または第1の経路情報は、第1の発見情報の中の、中継装置のIDおよび第2の装置のIDを含む、ステップと、
第3の装置により、第1の経路情報を送信するステップと
を含む。
第6の態様を参照して、第6の態様の可能な第1の実施態様では、第3の装置により、M件の発見情報のうちの1件の発見情報を、第1の発見情報として決定するステップは、
第3の装置により、M件の発見情報のうちの発見情報であって最小数量の中継装置を含む発見情報を、第1の発見情報として使用するステップ
を含む。
第6の態様を参照して、第6の態様の可能な第2の実施態様では、
M件の発見情報のうちのm番目の発見情報は、Nm個の中継装置のそれぞれの信号品質情報をさらに含み、Nm個の中継装置のうちのi番目の中継装置の信号品質情報は、i番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときの信号品質を示すために使用され、ここで、iは1からNmの範囲内の整数であり、
第3の装置により、M件の発見情報のうちの1件の発見情報を、第1の発見情報として決定するステップは、
第3の装置により、最良の中継装置信号品質を含む発見情報を、第1の発見情報として使用するステップ
を含む。
第6の態様の可能な第2の実施態様を参照して、第6の態様の可能な第3の実施態様では、
i番目の中継装置の信号品質情報は、i番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号強度情報、i番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号対雑音比情報、またはi番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときに存在する変調および符号化スキーム(MCS)情報のうちの、少なくとも1つを含む。
第6の態様から第6の態様の可能な第3の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第6の態様の可能な第4の実施態様では、第3の装置により、第1の経路情報を送信するステップは、
第3の装置により、第1の経路情報を、基地局へ、または第3の装置の次ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている次ホップ装置へ、送信するステップ
を含む。
第6の態様から第6の態様の可能な第4の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第6の態様の可能な第5の実施態様では、
第1の経路情報は、第1の経路情報の持続時間情報を含み、第1の経路情報の持続時間情報は、第1の経路情報の有効時間を示すために使用される。
第6の態様から第6の態様の可能な第5の実施態様までの、いずれか1つを参照して、第6の態様の可能な第6の実施態様では、
第3の装置のIDは、基地局によって割り当てられるか、または第3の装置によって設定され、
第3の装置のIDは、第3の装置の近傍サービス(ProSe)ID、または第3の装置のセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)のうちの、少なくとも1つを含む。
第7の態様によれば、本発明の一実施態様は、無線ネットワークシステムを提供し、無線ネットワークシステムは、第1の装置と、第2の装置と、第3の装置とを備え、
第1の装置は、第1の態様または第1の態様の可能な実施態様の、いずれか1つに係る、第1の装置であり、かつ第3の装置は、第2の態様または第2の態様の可能な実施態様の、いずれか1つに係る、第3の装置であるか、または
第1の装置は、第3の態様または第3の態様の可能な実施態様の、いずれか1つに係る、第1の装置であり、かつ第3の装置は、第4の態様または第4の態様の可能な実施態様の、いずれか1つに係る、第3の装置である。
本発明の実施態様は、経路選択方法、装置、およびシステムを提供する。第1の装置が、第2の装置によって送信された第1の発見情報を受信し、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加し、第1の装置のIDが追加された第1の発見情報を送信し、その結果、宛先装置は、第1の発見情報を受信した後に伝送経路を決定することができる。このようにして、直接通信を行っている2つの端末装置間の距離が比較的長いか、またはチャネル品質が比較的大幅に変化する場合、2つの端末装置は、D2D通信を行うことができない、という先行技術における課題が解決される。
本発明の実施形態または先行技術における技術ソリューションをより明確に説明するために、以下に、実施形態を説明するために必要な添付図面について簡単に説明する。当然ながら、以下の説明において添付図面は、本発明に対するいくつかの実施形態を示しているに過ぎず、当業者であれば、創造的労力なしに、これらの添付図面から他の図面をさらに派生させ得る。
本発明の一実施形態に係る、無線ネットワークシステムの概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る、経路選択方法の概略フローチャートである。 本発明の一実施形態に係る、情報伝送方法の概略フローチャートである。 本発明の一実施形態に係る、別の経路選択方法の概略フローチャートである。 本発明の一実施形態に係る、第1の装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る、第3の装置の概略構成図である。 本発明の別の実施形態に係る、第1の装置の概略構成図である。 本発明の別の実施形態に係る、第3の装置の概略構成図である。 本発明の別の実施形態に係る、無線ネットワークシステムの概略構成図である。
以下では、本発明の実施形態における添付図面を参照しつつ、本発明の実施形態における技術ソリューションを、明確かつ十分に説明する。当然ながら、記載された実施形態は、本発明の実施形態のすべてではなく、単なる一部である。創造的労力なしに本発明の実施形態に基づいて当業者によって得られる他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲に含まれるものとする。
本発明の実施形態の技術ソリューションは、Global System for Mobile Communication(Global System for Mobile Communications、GSM(登録商標))システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、GPRS)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、TDD)、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、UMTS)、およびワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)通信システムなどの、さまざまな通信システムに適用され得ることが理解されるべきである。
本発明の実施形態では、好ましくは、第1の装置、第2の装置、または第3の装置は、ユーザ装置(英語正式名:User Equipment、略してUE)であることが理解されるべきである。ユーザ装置は、携帯電話(「セル方式の」電話と称される)、または無線通信機能を有するコンピュータであり得る。あるいは、ユーザ装置は、ポータブル型の、ポケットサイズの、ハンドヘルド型の、コンピュータ内蔵型の、または車載型のモバイル機器であり得る。
本発明の実施形態における「第1の」、「第2の」および「第3の」は、本発明の実施形態を制限するためではなく、単に区別するためのものであることが理解されるべきである。
図1に示すように、本発明の一実施形態は、無線ネットワークシステム10を提供している。無線ネットワークシステム10は、第1の装置101、第2の装置102、第3の装置103、第4の装置104、第5の装置105、および基地局106を含んでいる。無線ネットワークシステム10は、D2D(Device to Device、装置対装置)シナリオに適用されることが好ましい。第1の装置101、第2の装置102、第3の装置103、第4の装置104、および第5の装置105は、すべてユーザ装置である。随意に、情報伝送の間、第1の装置101、第4の装置104、および第5の装置105は、中継装置であり得、同じ方法、例えば、図2および図3に対応する実施形態に記載の、経路選択方法および情報伝送方法を実行し得る。第2の装置102は、情報伝送についての送信元装置であり得、第3の装置103は、情報伝送についての宛先装置であり得る。もちろん、第3の装置103は、第1の装置101を使用して、第2の装置102へ情報を伝送し得る。記述は、ほんの一例として本明細書に提供されている。第1の装置101、第2の装置102、第3の装置103、第4の装置104、および第5の装置105は、同じ機能を有し得、5つの装置はすべて、宛先装置、中継装置、または送信元装置として使用され得る。もちろん、無線ネットワークシステムは、もっと多くのユーザ装置および他の装置を含み得る。これは、本発明において限定されない。
本発明の一実施形態は、経路選択方法を提供し、その方法は、D2Dシナリオに適用されることが好ましい。本発明の本実施形態において提供される経路選択方法は、図1に示す無線ネットワークシステムに基づいて実施され得る。もちろん、記述は、ほんの一例として本明細書に提供されており、本発明がこれらに限られるということを示すものではない。図2を参照して、方法は、以下のステップを含んでいる。
201.第1の装置は、第2の装置によって送信された第1の発見情報を受信する。
第1の発見情報は、第2の装置の識別子(ID)を含む。あるいは、第1の発見情報は、第2の装置のIDおよび第3の装置のIDを含む。好ましくは、第1の発見情報は、ブロードキャスト方式で送信される。
好ましくは、本実施形態では、第1の装置は、図1に示す無線ネットワークシステムにおける第1の装置101であり得る。第2の装置は、図1に示す無線ネットワークシステムにおける第2の装置102であり得、第1の発見情報を送信する送信元装置である。第3の装置は、図1に示す無線ネットワークシステムにおける第3の装置103であり得、第1の発見情報の宛先装置である。第1の装置は、中継装置であり得る。随意に、ユニキャスト方式で情報を第3の装置へ送信するとき、第2の装置は、第2の装置のIDおよび第3の装置のIDを搭載した、第1の発見情報を送信し得る。あるいは、随意に、ブロードキャスト方式で情報を送信するとき、または別の装置によって第2の装置が発見されるようにするために、第2の装置は、第2の装置のIDのみを搭載した第1の発見情報を送信し得る。
随意に、第2の装置は、第1の発見情報を繰り返して送信し得る。
202.第1の装置は、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加し、第1の装置のIDが追加された、第1の発見情報を送信する。
随意に、第1の発見情報が第1の装置のIDを含んでいないときは、第1の装置は、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加し、第1の装置のIDが追加された、第1の発見情報を送信する。第1の発見情報が第1の装置のIDを含んでいる場合は、第1の装置が第1の発見情報を転送してしまっており、再度第1の発見情報を転送する必要がないことを示す。あるいは、別の発見情報について、発見情報に搭載された宛先装置のIDが、第1の装置のIDである場合、第1の装置は、発見情報を転送する必要はない。
一例として図1に示す無線ネットワークシステム10を使用して、第2の装置102が、第3の装置103とユニキャスト方式でデータを伝送する必要があるとき、第2の装置102は、1つまたは複数件の発見情報をブロードキャスト方式で送信する。発見情報は、第2の装置102のIDおよび第3の装置103のIDを搭載する。あるいは、第2の装置がブロードキャスト方式で情報を送信する必要があるとき、別の装置によって第2の装置が発見されるようにするために、第2の装置は、第2の装置のIDのみを搭載した1つまたは複数件の第1の発見情報を送信し得る。第1の装置101、第4の装置104、および第5の装置105は、第2の装置102によって送信された発見情報を直接受信し得るか、または第2の装置102によって送信されて別の装置によって転送された発見情報を受信し得る。ここでは、例えば、発見情報は、3つの装置によってシーケンシャルに受信される。例えば、発見情報を受信して、発見情報が第4の装置104のIDを含んでいないと判定した後、第4の装置104は、第4の装置104のIDを発見情報に追加し、次いで発見情報をブロードキャストする。第4の装置104によってブロードキャストされた発見情報を受信して、発見情報が第1の装置101のIDを含んでいないと判定した後、第1の装置101は、第1の装置101のIDを発見情報に追加し、発見情報をブロードキャストする。第5の装置105が同様のステップを実行して、ついに、ブロードキャストされた情報を第3の装置103が受信する。このように、伝送経路は、発見情報に含まれる、装置のIDに従って決定され得る。
随意に、第1の発見情報は、第1の発見情報の持続時間情報を含む。第1の発見情報の持続時間情報は、第1の発見情報の有効時間を示すために使用される。第1の装置が第1の発見情報を受信する時点が、第1の発見情報の有効時間の範囲内であるとき、第1の装置は、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加し、第1の発見情報を送信する。第1の発見情報の持続時間情報は、無線ネットワークシステム内で発見情報が転送される持続時間が過度に長くなることを避けるために、ならびにリソースの無駄遣いおよび不要なネットワーク輻輳を避けるために使用される。
好ましくは、第1の装置は、第1の装置の信号品質情報を第1の発見情報にさらに追加し得る。第1の装置の信号品質情報は、第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号品質を示すために使用される。さらに、随意に、第1の装置の信号品質情報は、第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号強度、第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号対雑音比情報、または第1の装置が第1の発見情報を受信するときのMCS(Modulation and Coding Scheme、変調および符号化スキーム)情報のうちの、少なくとも1つを含む。MCS情報は、MCSレベルであり得る。
第1の装置のID、第2の装置のID、および第3の装置のIDはすべて、基地局によって割り当てられるか、または装置によって設定され得る。第1の装置のIDは、第1の装置の近傍サービスProSe(Proximity Service、近傍サービス)ID、または第1の装置のC-RNTI(Cell Radio Network Temporary Identifier、セル無線ネットワーク一時識別子)のうちの、少なくとも1つを含む。第2の装置のIDは、第2の装置のProSe IDまたは第2の装置のC-RNTIのうちの、少なくとも1つを含む。第3の装置のIDは、第3の装置のProSe IDまたは第3の装置のC-RNTIのうちの、少なくとも1つを含む。もちろん、記述は、ほんの一例として本明細書に提供されており、本発明がこれらに限られるということを示すものではない。
随意に、第1の装置が第1の装置のIDを第1の発見情報に追加した後、一実施形態は、情報伝送方法を提供する。方法は、図2に示す経路選択方法に基づいており、図1に示す経路選択方法が実行された後に実行される。図3を参照して、方法は、以下のステップを含んでいる。
301.第1の装置は、第1の経路情報を受信および記憶する。
第1の経路情報は、第2の装置と第3の装置との間のデータ伝送経路を示すために使用される。第1の経路情報は、第1の装置のIDおよび第2の装置のIDを含む。あるいは、第1の経路情報は、第1の装置のID、第2の装置のID、および第3の装置のIDを含む。詳細には、随意に、ステップ101の記述を参照して、第2の装置が第3の装置へ情報を送信する必要があるとき、第1の経路情報は、第1の装置のID、第2の装置のID、および第3の装置のIDを含み得る。あるいは、随意に、第2の装置がブロードキャスト方式で情報を送信する必要があるとき、第1の経路情報は第1の装置のIDおよび第2の装置のIDのみを含み得る。
随意に、第1の経路情報は、基地局によって第1の装置へ送信されるか、または第1の装置の直前ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている直前ホップ装置によって、第1の装置へ送信される。あるいは、第1の装置は、第1の経路情報に従って、第1の経路情報を、第1の装置の次ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている次ホップ装置へ、送信し得る。
一例として図1に示す無線ネットワークシステム10を使用して、第2の装置102が、第2の装置102−第4の装置104−第1の装置101−第5の装置105−第3の装置103という伝送シーケンスに従って第1の発見情報を送信するとき、第1の経路情報を決定した後、第3の装置103は、第1の経路情報を基地局106へ送信し得る。基地局106は、第1の経路情報を第2の装置102、第4の装置104、第1の装置101、および第5の装置105へ送信する。あるいは、第1の経路情報を決定した後、第3の装置103は、第1の発見情報を受信する前述のシーケンスと逆のシーケンスに従って、第1の経路情報をシーケンシャルに伝送し得る。第3の装置103は、第1の経路情報を第5の装置105へ伝送する。第5の装置105は、第1の経路情報を記憶し、第1の経路情報を第1の装置101へ転送する。第1の装置101は、第1の経路情報を記憶し、第1の経路情報を第4の装置104へ転送する。第4の装置104は、第1の経路情報を記憶し、第1の経路情報を第2の装置102へ転送する。
好ましくは、第1の経路情報の中の中継装置のIDは、第2の装置から第3の装置への伝送経路内のシーケンスに従って、シーケンシャルに配列されるか、または第3の装置から第2の装置への伝送経路内のシーケンスに従って、シーケンシャルに配列される。例えば、一例として図1に示す無線ネットワークシステムを使用して、第1の経路情報は、第2の装置102のID、第4の装置104のID、第1の装置101のID、第5の装置105のID、および第3の装置103のIDをシーケンシャルに含み得る。随意に、中継装置のIDのシーケンスを区別するために周波数ドメインが使用され得る。あるいは、中継装置のIDのシーケンスを区別するために時間ドメインが使用され得る。あるいは、中継装置のIDのシーケンスを区別するために論理ドメインが使用され得る。これは、本発明において特に限定されない。
随意に、第1の経路情報は、第1の経路情報の持続時間情報を含む。第1の経路情報の持続時間情報は、第1の経路情報の有効時間を示すために使用される。第1の装置が第1の経路情報を記憶している持続時間が、持続時間情報によって示された有効時間を超えるとき、第1の装置は第1の経路情報を削除し得る。あるいは、宛先装置と送信元装置との間の情報伝送が完了したとき、第1の経路情報の削除を指示するために、削除指示が中継装置へ送信され得る。第1の装置は、受信された削除指示に従って、第1の経路情報を削除し得る。
302.第1の装置は、データおよびデータの指示情報を受信する。
データの指示情報は、送信元装置のIDおよび宛先装置のIDを含む。あるいは、データの指示情報は、送信元装置のIDのみを含む。送信元装置は第3の装置であり、宛先装置は第2の装置である。あるいは、送信元装置は第2の装置であり、宛先装置は第3の装置である。本明細書において、データがブロードキャスト方式で伝送される場合、データの指示情報は、宛先装置のIDを含まなくてもよく、送信元装置のIDだけを含み得ることに留意するべきである。
303.第1の装置は、データの指示情報および第1の経路情報に従って、データの伝送経路を決定する。
本明細書において、データが単一方向方式で伝送される場合、伝送経路は、第1の経路情報のみに従って決定され得ることに留意するべきである。データが双方向方式で伝送される場合、データの伝送経路のみを、第1の経路情報に従って決定することができ、伝送方向は決定することができない。この場合、データの伝送経路は、データの指示情報および第1の経路情報に従って決定される必要がある。ただし、複数件の経路情報が第1の装置に記憶され得、この場合、第1の経路情報は、データの指示情報によって決定される必要がある。
一例として図1に示す無線ネットワークシステムを使用して、第2の装置102が、第4の装置104、第1の装置101、および第5の装置105を使用して、データを第3の装置103へ伝送するとき、第2の装置102がブロードキャスト方式でデータを第3の装置103へ伝送する場合は、第1の装置101は、データの指示情報に含まれた、第2の装置のIDに従って、第1の経路情報について少なくとも1件の経路情報を探し、第1の経路情報に従ってデータを伝送する必要がある。第2の装置102が、第3の装置103と双方向方式でデータを伝送する場合、第1の装置101は、データの指示情報に含まれた、第2の装置のIDまたは第3の装置のIDに従って、第1の経路情報について少なくとも1件の経路情報を探し、宛先装置のIDおよび第1の経路情報に従って、データの伝送方向を決定する必要がある。宛先装置が第3の装置103である場合、伝送経路は、第1の装置101−第5の装置105−第3の装置103である。宛先装置が第2の装置102である場合、伝送経路は、第1の装置101−第4の装置104−第2の装置102である。
304.第1の装置は、データの伝送経路に従って、データおよびデータの指示情報を伝送する。
随意に、第1の装置は、第1のスクランブリングコードシードに従って、第1のスクランブリングコード系列を生成する。第1のスクランブリングコードシードは、第1の装置の次ホップ装置であってデータの伝送経路上にある次ホップ装置のIDに従って生成される。第1の装置は、第1のスクランブリングコード系列に従って、データまたはデータの指示情報のうちの、少なくとも1つをスクランブルする。
また、随意に、データの指示情報は、経路情報識別子をさらに含み得る。経路情報識別子は、データが経路情報を含んでいることを示すために使用される。データの指示情報が経路情報識別子を含んでいる場合、第1の装置がデータをデコードし、データに含まれた経路情報を記憶するように、データが経路情報を含んでいることを示す。データの指示情報が経路情報識別子を含んでいない場合、第1の装置はデータをデコードする必要がなく、データを直接転送する。好ましくは、経路情報識別子は、データの指示情報の中の1ビットであり得る。
本発明の本実施形態において提供される経路選択方法では、第1の装置が、第2の装置によって送信された第1の発見情報を受信し、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加し、第1の装置のIDが追加された、第1の発見情報を送信し、その結果、宛先装置は、第1の発見情報を受信した後に伝送経路を決定することができる。このように、直接通信を行っている2つの端末装置間の距離が比較的長いか、またはチャネル品質が比較的大幅に変化する場合、2つの端末装置は、D2D通信を行うことができない、という先行技術における課題が解決される。
図2に対応する実施形態を参照して、本発明の一実施形態は、別の経路選択方法を提供し、その方法は、図2に対応する実施形態に記載の経路選択方法における宛先装置に対応しており、D2Dシナリオに適用されることが好ましい。本発明の本実施形態において提供される経路選択方法は、図1に示す無線ネットワークシステムに基づいて実施され得る。もちろん、記述は、ほんの一例として本明細書に提供されており、本発明がこれらに限られるということを示すものではない。図4を参照して、方法は、以下のステップを含んでいる。
401.第3の装置は、M件の発見情報を受信する。
M件の発見情報のうちのm番目の発見情報は、第3の装置のID、第2の装置のID、およびNm個の中継装置のIDを含む。あるいは、M件の発見情報のうちのm番目の発見情報は、第2の装置のIDおよびNm個の中継装置のIDを含む。第2の装置は、情報伝送の送信元装置であり得る。
図2に対応する実施形態のステップ201の記述を参照して、第3の装置へユニキャスト方式で情報を送信するとき、第2の装置は、第2の装置のIDおよび第3の装置のIDを搭載した、第1の発見情報を送信し得る。この場合、第3の装置によって受信された発見情報は、第2の装置のID、第3の装置のID、および少なくとも1つの中継装置のIDを搭載する。あるいは、随意に、ブロードキャスト方式で情報を送信するとき、第2の装置は、第2の装置のIDのみを搭載した第1の発見情報を送信し得る。この場合、第3の装置によって受信された発見情報は、第2の装置のIDおよび少なくとも1つの中継装置のIDを搭載する。
一例として図1に示す無線ネットワークシステム10を使用して、および図2に示す実施形態のステップ202の記述を参照して、第2の装置102が、第3の装置103とデータを伝送する必要があるとき、第2の装置102は、1つまたは複数件の発見情報をブロードキャスト方式で送信する。第1の装置101、第4の装置104、および第5の装置105は、第2の装置102によって送信された発見情報を直接受信し得るか、または別の装置によって転送された発見情報を受信し得る。例えば、発見情報は、第4の装置104および第1の装置101によって転送された後、第3の装置103へ伝送され、また、発見情報は、第5の装置105によって転送された後、第3の装置103へ伝送される。この場合、第3の装置103は、同じ送信元からの2件の発見情報を受信し、両方の宛先装置は、第3の装置であり、第3の装置103と第2の装置102との間に2つの経路が生成される。2つの経路はそれぞれ、
第2の装置102−第4の装置104−第1の装置101−第3の装置103、および
第2の装置102−第5の装置105−第3の装置103である。
第3の装置103は、2つの経路から1つの経路を選択してデータを伝送し得る。もちろん、記述は、ほんの一例として本明細書に提供されており、本発明がこれらに限られるということを示すものではない。
402.第3の装置は、M件の発見情報のうちの1件の発見情報を第1の発見情報として決定し、第1の発見情報に従って、第1の経路情報を生成する。
第1の経路情報は、第1の発見情報の中の、中継装置のID、第3の装置のID、および第2の装置のIDを含む。あるいは、第1の経路情報は、第1の発見情報の中の、中継装置のIDおよび第2の装置のIDを含む。
ステップ401の記述を参照して、第2の装置が第3の装置へユニキャスト方式で情報を送信するとき、第1の経路情報は、第1の発見情報の中の、中継装置のID、第3の装置のID、および第2の装置のIDを含み得る。第2の装置が第3の装置へブロードキャスト方式で情報を送信するとき、第1の経路情報は、第1の発見情報の中の、中継装置のIDおよび第2の装置のIDのみを含み得る。
随意に、一適用シナリオでは、第3の装置は、M件の発見情報のうちの発見情報であって最小数量の中継装置を含む発見情報を、第1の発見情報として使用し得る。あるいは、第3の装置は、M件の発見情報のうちの発見情報であって中継装置間の経路が最短であることを示す発見情報を使用し得る。
あるいは、随意に、別の適用シナリオでは、M件の発見情報のうちのm番目の発見情報は、Nm個の中継装置のそれぞれの信号品質情報をさらに含む。Nm個の中継装置のうちのi番目の中継装置の信号品質情報は、i番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときの信号品質を示すために使用される。第3の装置は、最良の中継装置信号品質を含む発見情報を第1の発見情報として使用し得る。
随意に、i番目の中継装置の信号品質情報は、i番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号強度情報、i番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号対雑音比情報、またはi番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときに存在するMCS情報のうちの、少なくとも1つを含む。好ましくは、MCS情報は、MCSレベルであり得る。
随意に、第1の経路情報は、第1の経路情報の持続時間情報を含む。第1の経路情報の持続時間情報は、第1の経路情報の有効時間を示すために使用される。
403.第3の装置は、第1の経路情報を送信する。
随意に、図2に対応する実施形態のステップ301の記述を参照して、第1の経路情報は、基地局、または第3の装置の次ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている次ホップ装置へ、送信され得る。
第1の装置のID、第2の装置のID、および第3の装置のIDはすべて、基地局によって割り当てられるか、または装置によって設定され得ることに留意するべきである。第1の装置のIDは、第1の装置の近傍サービスProSe IDまたは第1の装置のC-RNTIのうちの、少なくとも1つを含む。第2の装置のIDは、第2の装置のProSe IDまたは第2の装置のC-RNTIのうちの、少なくとも1つを含む。第3の装置のIDは、第3の装置のProSe IDまたは第3の装置のC-RNTIのうちの、少なくとも1つを含む。もちろん、記述は、ほんの一例として本明細書に提供されており、本発明がこれらに限られるということを示すものではない。
本発明の本実施形態において提供される経路選択方法では、第3の装置は、M件の発見情報を受信し、M件の発見情報のうちの1件の発見情報を第1の発見情報として決定し、第1の発見情報に従って、第1の経路情報を生成し、第1の経路情報を送信する。受信された発見情報が各中継装置のIDを含んでいるので、第3の装置によって伝送経路が決定され得る。このように、直接通信を行っている2つの端末装置間の距離が比較的長いか、またはチャネル品質が比較的大幅に変化する場合、2つの端末装置は、D2D通信を行うことができない、という先行技術における課題が解決される。
図2に対応する実施形態に基づいて、本発明の一実施形態は、図2に対応する実施形態に記載の経路選択方法を実行するように構成される、第1の装置を提供する。図5を参照して、第1の装置50は、受信ユニット501、経路発見ユニット502、および送信ユニット503を備える。
受信ユニット501は、第2の装置によって送信された第1の発見情報を受信するように構成される。第1の発見情報は、第2の装置の識別子(ID)を含む。あるいは、第1の発見情報は、第2の装置のIDおよび第3の装置のIDを含む。
経路発見ユニット502は、第1の装置のIDを、受信ユニット501によって受信された第1の発見情報に追加するように構成される。
送信ユニット503は、経路発見ユニット502によって第1の装置のIDが追加された、第1の発見情報を送信するように構成される。
随意に、経路発見ユニット502は、第1の装置の信号品質情報を第1の発見情報に追加するようにさらに構成される。第1の装置の信号品質情報は、第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号品質を示すために使用される。
好ましくは、第1の装置の信号品質情報は、第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号強度情報、第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号対雑音比情報、または第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する変調および符号化スキーム(MCS)情報のうちの、少なくとも1つを含む。
随意に、経路発見ユニット502は、第1の発見情報が第1の装置のIDを含んでいないとき、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加するようにさらに構成される。
随意に、第1の発見情報は、第1の発見情報の持続時間情報を含む。第1の発見情報の持続時間情報は、第1の発見情報の有効時間を示すために使用される。
この場合、第1の装置が第1の発見情報を受信する時点が、第1の発見情報の有効時間の範囲内であるとき、経路発見ユニット502は、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加するようにさらに構成される。
随意に、第1の装置のIDは、基地局によって割り当てられるか、または第1の装置によって設定される。第1の装置のIDは、第1の装置の近傍サービス(ProSe)IDまたは第1の装置のセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)のうちの、少なくとも1つを含み得る。
随意に、本実施形態で提供される第1の装置50は、図3に対応する実施形態に記載の情報伝送方法を実行するようにさらに構成され得る。第1の装置50は、経路選択ユニット504およびスクランブリングユニット505をさらに備え得る。
随意に、受信ユニット501は、第1の経路情報を受信するようにさらに構成される。第1の経路情報は、第2の装置と第3の装置との間のデータ伝送経路を示すために使用される。第1の経路情報は、第1の装置のIDおよび第2の装置のIDを含む。あるいは、第1の経路情報は、第1の装置のID、第2の装置のID、および第3の装置のIDを含む。
経路選択ユニット504は、受信ユニット501によって受信された、第1の経路情報を記憶するように構成される。
随意に、第1の適用シナリオでは、第1の経路情報は、基地局によって第1の装置へ送信されるか、または第1の装置の直前ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている直前ホップ装置によって、第1の装置へ送信される。
送信ユニット503は、第1の経路情報が、第1の装置の直前ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている直前ホップ装置によって、第1の装置へ送信されるとき、第1の経路情報に従って、第1の経路情報を、第1の装置の次ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている次ホップ装置へ、送信するようにさらに構成される。
随意に、第2の適用シナリオでは、第1の経路情報は、第1の経路情報の持続時間情報を含む。第1の経路情報の持続時間情報は、第1の経路情報の有効時間を示すために使用される。
第1の経路情報が記憶されている持続時間が、持続時間情報によって示された有効時間を超えるとき、経路選択ユニット504は第1の経路情報を削除するようにさらに構成される。
随意に、第3の適用シナリオでは、受信ユニット501は、削除指示を受信するようにさらに構成される。削除指示は、第1の経路情報の削除を指示するために使用される。
経路選択ユニット504は、受信ユニット501によって受信された削除指示に従って、第1の経路情報を削除するようにさらに構成される。
随意に、受信ユニット501は、データおよびデータの指示情報を受信するようにさらに構成される。データの指示情報は、送信元装置のIDおよび宛先装置のIDを含む。あるいは、データの指示情報は、送信元装置のIDのみを含む。送信元装置は第3の装置であり、宛先装置は第2の装置である。あるいは、送信元装置は第2の装置であり、宛先装置は第3の装置である。
経路選択ユニット504は、受信ユニット501によって受信された、データの指示情報および第1の経路情報に従って、データの伝送経路を決定するようにさらに構成される。
送信ユニット503は、経路選択ユニット504によって決定された、データの伝送経路に従って、データおよびデータの指示情報を伝送するようにさらに構成される。
さらに、随意に、経路選択ユニット504は、データの伝送経路に従って、第1の装置の次ホップ装置のIDを、データの指示情報に追加するようにさらに構成される。
あるいは、随意に、スクランブリングユニット505は、第1のスクランブリングコードシードに従って、第1のスクランブリングコード系列を生成するように、および第1のスクランブリングコード系列に従って、データまたはデータの指示情報のうちの、少なくとも1つをスクランブルするように構成される。第1のスクランブリングコードシードは、第1の装置の次ホップ装置であってデータの伝送経路内にある次ホップ装置のIDに従って生成される。
随意に、経路選択ユニット504は、データの指示情報が経路情報識別子をさらに含んでいるときには、データをデコードし、データに含まれた経路情報を記憶するように、さらに構成される。経路情報識別子は、データが経路情報を含んでいることを示すために使用される。
本発明の本実施形態において提供される第1の装置は、第2の装置によって送信された第1の発見情報を受信し、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加し、第1の装置のIDが追加された、第1の発見情報を送信し、その結果、宛先装置は、第1の発見情報を受信した後に伝送経路を決定することができる。このように、直接通信を行っている2つの端末装置間の距離が比較的長いか、またはチャネル品質が比較的大幅に変化する場合、2つの端末装置は、D2D通信を行うことができない、という先行技術における課題が解決される。
図4に対応する実施形態に基づいて、本発明の一実施形態は、図4に対応する実施形態に記載の経路選択方法を実行するように構成される、第3の装置を提供する。図6を参照して、第3の装置60は、受信ユニット601、経路選択ユニット602、および送信ユニット603を備える。
レシーバ601は、M件の発見情報を受信するように構成される。M件の発見情報のうちのm番目の発見情報は、第3の装置のID、第2の装置のID、およびNm個の中継装置のIDを含む。あるいは、M件の発見情報のうちのm番目の発見情報は、第2の装置のIDおよびNm個の中継装置のIDを含む。MおよびNmは正の整数であり、mは1からMの範囲内の整数である。
経路選択ユニット602は、受信ユニット601によって受信されたM件の発見情報のうちの1件の発見情報を第1の発見情報として決定し、第1の発見情報に従って、第1の経路情報を生成するように構成される。第1の経路情報は、第1の発見情報の中の、中継装置のID、第3の装置のID、および第2の装置のIDを含む。あるいは、第1の経路情報は、第1の発見情報の中の、中継装置のIDおよび第2の装置のIDを含む。
送信ユニット603は、経路選択ユニット602によって生成された、第1の経路情報を送信するように構成される。
随意に、一適用シナリオでは、経路選択ユニット602は、M件の発見情報のうちの発見情報であって最小数量の中継装置を含む発見情報を、第1の発見情報として使用するようにさらに構成される。
あるいは、随意に、別の適用シナリオでは、M件の発見情報のうちのm番目の発見情報は、Nm個の中継装置のそれぞれの信号品質情報をさらに含む。Nm個の中継装置のうちのi番目の中継装置の信号品質情報は、i番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときの信号品質を示すために使用され、iは1からNmの範囲内の整数である。
経路選択ユニット602は、最良の中継装置信号品質を含む発見情報を第1の発見情報として使用するようにさらに構成される。
好ましくは、i番目の中継装置の信号品質情報は、i番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号強度情報、i番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号対雑音比情報、またはi番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときに存在する変調および符号化スキーム(MCS)情報のうちの、少なくとも1つを含む。
随意に、送信ユニット603は、第1の経路情報を基地局へ、または第3の装置の次ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている次ホップ装置へ、送信するようにさらに構成される。
随意に、第1の経路情報は、第1の経路情報の持続時間情報を含む。第1の経路情報の持続時間情報は、第1の経路情報の有効時間を示すために使用される。
随意に、第3の装置のIDは、基地局によって割り当てられるか、または第3の装置によって設定される。
第3の装置のIDは、第3の装置の近傍サービス(ProSe)IDまたは第3の装置のセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)のうちの、少なくとも1つを含み得る。
本発明の本実施形態において提供される第3の装置は、M件の発見情報を受信し、M件の発見情報のうちの1件の発見情報を第1の発見情報として決定し、第1の発見情報に従って、第1の経路情報を生成し、第1の経路情報を送信する。受信された発見情報が各中継装置のIDを含んでいるので、第3の装置によって伝送経路が決定され得る。このように、直接通信を行っている2つの端末装置間の距離が比較的長いか、またはチャネル品質が比較的大幅に変化する場合、2つの端末装置は、D2D通信を行うことができない、という先行技術における課題が解決される。
図2に対応する実施形態に基づいて、本発明の別の実施形態は、図2に対応する実施形態に記載の経路選択方法を実行するように構成される、第1の装置を提供する。図7を参照して、第1の装置70は、少なくとも1つのプロセッサ701、メモリ702、バス703、トランスミッタ704、およびレシーバ705を備える。少なくとも1つのプロセッサ701、メモリ702、トランスミッタ704、およびレシーバ705は、バス703を使用して接続され、互いに通信を行う。
バス703は、ISA(Industry Standard Architecture、インダストリ・スタンダード・アーキテクチャ)バス、PCI(Peripheral Component、ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト)バス、EISA(Extended Industry Standard Architecture、拡張インダストリ・スタンダード・アーキテクチャ)バスなどであり得る。バス703は、アドレスバス、データバス、制御バスなどに分類され得る。説明の都合上、図7では1本の太線のみが説明のために使用されているが、これは、1つのバスだけ、または1つのタイプのバスだけがあることを示すものではない。
メモリ702は、本発明のソリューションにおけるアプリケーションプログラムコードを実行するように構成される。本発明のソリューションを実行するためのアプリケーションプログラムコードは、メモリに記憶され、プロセッサ701によって制御および実行される。
メモリは、リードオンリメモリROMもしくは静的情報および命令を記憶することができる別のタイプのスタティック記憶装置、ランダムアクセスメモリRAMもしくは静的情報および命令を記憶することができる別のタイプのダイナミック記憶装置、または電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリEEPROM、コンパクトディスクリードオンリメモリCD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、光ディスク(圧縮ディスク、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタルバーサティルディスク、ブルーレイディスクなどを含む)ストレージ、ディスクストレージ媒体もしくは他のディスクストレージ、または予期されるプログラムコードをコマンドまたはデータ構造の形式で搭載または記憶するために使用することができ、コンピュータによってアクセスすることができる他の一切の媒体であり得るが、これには限定されない。これらのメモリは、バスを使用してプロセッサに接続される。
プロセッサ701は、中央処理装置701(Central Processing Unit、略してCPU)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、略してASIC)、または本発明の本実施形態を実施するように構成される、1つまたは複数の集積回路であり得る。
レシーバ705は、第2の装置によって送信された第1の発見情報を受信するように構成される。第1の発見情報は、第2の装置の識別子(ID)を含む。あるいは、第1の発見情報は、第2の装置のIDおよび第3の装置のIDを含む。
プロセッサ701は、第1の装置のIDを、レシーバ705によって受信された、第1の発見情報に追加するように構成される。
トランスミッタ704は、プロセッサ701によって第1の装置のIDが追加された、第1の発見情報を送信するように構成される。
随意に、プロセッサ701は、第1の装置の信号品質情報を第1の発見情報に追加するようにさらに構成される。第1の装置の信号品質情報は、第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号品質を示すために使用される。
好ましくは、第1の装置の信号品質情報は、第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号強度情報、第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号対雑音比情報、または第1の装置が第1の発見情報を受信するときに存在する変調および符号化スキーム(MCS)情報のうちの、少なくとも1つを含む。
随意に、プロセッサ701は、第1の発見情報が第1の装置のIDを含んでいないとき、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加するようにさらに構成される。
随意に、第1の発見情報は、第1の発見情報の持続時間情報を含む。第1の発見情報の持続時間情報は、第1の発見情報の有効時間を示すために使用される。
この場合、第1の装置が第1の発見情報を受信する時点が、第1の発見情報の有効時間の範囲内であるとき、プロセッサ701は、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加するようにさらに構成される。
随意に、第1の装置のIDは、基地局によって割り当てられるか、または第1の装置によって設定される。第1の装置のIDは、第1の装置の近傍サービス(ProSe)IDまたは第1の装置のセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)のうちの、少なくとも1つを含み得る。
随意に、本実施形態で提供される第1の装置70は、図3に対応する実施形態に記載の情報伝送方法を実行するようにさらに構成され得る。
随意に、レシーバ705は、第1の経路情報を受信および記憶するようにさらに構成される。第1の経路情報は、第2の装置と第3の装置との間のデータ伝送経路を示すために使用される。第1の経路情報は、第1の装置のIDおよび第2の装置のIDを含む。あるいは、第1の経路情報は、第1の装置のID、第2の装置のID、および第3の装置のIDを含む。
プロセッサ701は、レシーバ705によって受信された、第1の経路情報を記憶するようにさらに構成される。
随意に、第1の適用シナリオでは、第1の経路情報は、基地局によって第1の装置へ送信されるか、または第1の装置の直前ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている直前ホップ装置によって、第1の装置へ送信される。
トランスミッタ704は、第1の経路情報が、第1の装置の直前ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている直前ホップ装置によって、第1の装置へ送信されるとき、第1の経路情報に従って、第1の経路情報を、第1の装置の次ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている次ホップ装置へ、送信するようにさらに構成される。
随意に、第2の適用シナリオでは、第1の経路情報は、第1の経路情報の持続時間情報を含む。第1の経路情報の持続時間情報は、第1の経路情報の有効時間を示すために使用される。
第1の経路情報が記憶されている持続時間が、持続時間情報によって示された有効時間を超えるとき、プロセッサ701は第1の経路情報を削除するようにさらに構成される。
随意に、第3の適用シナリオでは、レシーバ705は、削除指示を受信するようにさらに構成される。削除指示は、第1の経路情報の削除を指示するために使用される。
プロセッサ701は、レシーバ705によって受信された第1の経路情報に従って、第1の経路情報を削除するようにさらに構成される。
随意に、レシーバ705は、データおよびデータの指示情報を受信するようにさらに構成される。データの指示情報は、送信元装置のIDおよび宛先装置のIDを含む。あるいは、データの指示情報は、送信元装置のIDのみを含む。送信元装置は第3の装置であり、宛先装置は第2の装置である。あるいは、送信元装置は第2の装置であり、宛先装置は第3の装置である。
プロセッサ701は、レシーバ705によって受信された、データの指示情報および第1の経路情報に従って、データの伝送経路を決定するようにさらに構成される。
トランスミッタ704は、プロセッサ701によって決定された、データの伝送経路に従って、データおよびデータの指示情報を伝送するようにさらに構成される。
さらに、随意に、プロセッサ701は、データの伝送経路に従って、第1の装置の次ホップ装置のIDを、データの指示情報に追加するようにさらに構成される。
あるいは、随意に、プロセッサ701は、第1のスクランブリングコードシードに従って、第1のスクランブリングコード系列を生成するように、および第1のスクランブリングコード系列に従って、データまたはデータの指示情報のうちの、少なくとも1つをスクランブルするようにさらに構成される。第1のスクランブリングコードシードは、第1の装置の次ホップ装置であってデータの伝送経路内にある次ホップ装置のIDに従って生成される。
随意に、プロセッサ701は、データの指示情報が経路情報識別子をさらに含んでいるときには、データをデコードし、データに含まれた経路情報を記憶するように、さらに構成される。経路情報識別子は、データが経路情報を含んでいることを示すために使用される。
本発明の本実施形態において提供される第1の装置は、第2の装置によって送信された第1の発見情報を受信し、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加し、第1の装置のIDが追加された、第1の発見情報を送信し、その結果、宛先装置は、第1の発見情報を受信した後に伝送経路を決定することができる。このように、直接通信を行っている2つの端末装置間の距離が比較的長いか、またはチャネル品質が比較的大幅に変化する場合、2つの端末装置は、D2D通信を行うことができない、という先行技術における課題が解決される。
図4に対応する実施形態に基づいて、本発明の別の実施形態は、図4に対応する実施形態に記載の経路選択方法を実行するように構成される、第3の装置を提供する。図8を参照して、第3の装置80は、少なくとも1つのプロセッサ801、メモリ802、バス803、トランスミッタ804、およびレシーバ805を備える。少なくとも1つのプロセッサ801、メモリ802、トランスミッタ804、およびレシーバ805は、バス803を使用して接続され、互いに通信を行う。
バス803は、ISA(Industry Standard Architecture、インダストリ・スタンダード・アーキテクチャ)バス、PCI(Peripheral Component、ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト)バス、EISA(Extended Industry Standard Architecture、拡張インダストリ・スタンダード・アーキテクチャ)バスなどであり得る。バス803は、アドレスバス、データバス、制御バスなどに分類され得る。説明の都合上、図8では1本の太線のみが説明のために使用されているが、これは、1つのバスだけ、または1つのタイプのバスだけがあることを示すものではない。
メモリ802は、本発明のソリューションにおけるアプリケーションプログラムコードを実行するように構成される。本発明のソリューションを実行するためのアプリケーションプログラムコードは、メモリに記憶され、プロセッサ801によって制御および実行される。
メモリは、リードオンリメモリROMもしくは静的情報および命令を記憶することができる別のタイプのスタティック記憶装置、ランダムアクセスメモリRAMもしくは静的情報および命令を記憶することができる別のタイプのダイナミック記憶装置、または電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリEEPROM、コンパクトディスクリードオンリメモリCD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、光ディスク(圧縮ディスク、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタルバーサティルディスク、ブルーレイディスクなどを含む)ストレージ、ディスクストレージ媒体もしくは他のディスクストレージ、または予期されるプログラムコードをコマンドまたはデータ構造の形式で搭載または記憶するために使用することができ、コンピュータによってアクセスすることができる他の一切の媒体であり得るが、これには限定されない。これらのメモリは、バスを使用してプロセッサに接続される。
プロセッサ801は、中央処理装置801(Central Processing Unit、略してCPU)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、略してASIC)、または本発明の本実施形態を実施するように構成される1つまたは複数の集積回路であり得る。
レシーバ805は、M件の発見情報を受信するように構成される。M件の発見情報のうちのm番目の発見情報は、第3の装置のID、第2の装置のID、およびNm個の中継装置のIDを含む。あるいは、M件の発見情報のうちのm番目の発見情報は、第2の装置のIDおよびNm個の中継装置のIDを含む。MおよびNmは正の整数であり、mは1からMの範囲内の整数である。
プロセッサ801は、レシーバ805によって受信されたM件の発見情報のうちの1件の発見情報を第1の発見情報として決定し、第1の発見情報に従って、第1の経路情報を生成するように構成される。第1の経路情報は、第1の発見情報の中の、中継装置のID、第3の装置のID、および第2の装置のIDを含む。あるいは、第1の経路情報は、第1の発見情報の中の、中継装置のIDおよび第2の装置のIDを含む。
トランスミッタ804は、プロセッサ801によって生成された、第1の経路情報を送信するように構成される。
随意に、一適用シナリオでは、プロセッサ801は、M件の発見情報のうちの発見情報であって最小数量の中継装置を含む発見情報を、第1の発見情報として使用するようにさらに構成される。
あるいは、随意に、別の適用シナリオでは、M件の発見情報のうちのm番目の発見情報は、Nm個の中継装置のそれぞれの信号品質情報をさらに含む。Nm個の中継装置のうちのi番目の中継装置の信号品質情報は、i番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときの信号品質を示すために使用され、iは1からNmの範囲内の整数である。
プロセッサ801は、最良の中継装置信号品質を含む発見情報を第1の発見情報として使用するようにさらに構成される。
好ましくは、i番目の中継装置の信号品質情報は、i番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号強度情報、i番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときに存在する信号対雑音比情報、またはi番目の中継装置が第1の発見情報を受信するときに存在する変調および符号化スキーム(MCS)情報のうちの、少なくとも1つを含む。
随意に、トランスミッタ804は、第1の経路情報を基地局へ、または第3の装置の次ホップ装置であって第1の経路情報によって示されている次ホップ装置へ、送信するようにさらに構成される。
随意に、第1の経路情報は、第1の経路情報の持続時間情報を含む。第1の経路情報の持続時間情報は、第1の経路情報の有効時間を示すために使用される。
随意に、第3の装置のIDは、基地局によって割り当てられるか、または第3の装置によって設定される。
第3の装置のIDは、第3の装置の近傍サービス(ProSe)IDまたは第3の装置のセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)のうちの、少なくとも1つを含み得る。
本発明の本実施形態において提供される第3の装置は、M件の発見情報を受信し、M件の発見情報のうちの1件の発見情報を第1の発見情報として決定し、第1の発見情報に従って、第1の経路情報を生成し、第1の経路情報を送信する。受信された発見情報が各中継装置のIDを含んでいるので、第3の装置によって伝送経路が決定され得る。このように、直接通信を行っている2つの端末装置間の距離が比較的長いか、またはチャネル品質が比較的大幅に変化する場合、2つの端末装置は、D2D通信を行うことができない、という先行技術における課題が解決される。
図2に対応する実施形態、図3に対応する実施形態、および図4に対応する実施形態に基づいて、本発明の別の実施形態は、図2に対応する実施形態に記載の経路選択方法、および図4に対応する実施形態に記載の経路選択方法を実行するように、または図3に対応する実施形態に記載の情報伝送方法を実行するように構成される無線ネットワークシステムを提供する。図9を参照して、無線ネットワークシステム90は、第1の装置901、第2の装置902、および第3の装置903を含んでいる。好ましくは、第1の装置901は、図1に示す無線ネットワークシステムにおける第1の装置101であり得る。第2の装置902は、図1に示す無線ネットワークシステムにおける第2の装置102であり得る。第3の装置903は、図1に示す無線ネットワークシステムにおける第3の装置103であり得る。もちろん、記述は、ほんの一例として本明細書に提供されており、本発明がこれらに限られるということを示すものではない。
詳細には、第1の装置901は、図5に対応する実施形態に記載の第1の装置であり、第3の装置903は、図6に対応する実施形態に記載の第3の装置である。
あるいは、第1の装置901は、図7に対応する実施形態に記載の第1の装置であり、第3の装置903は、図8に対応する実施形態に記載の第3の装置である。
本発明の本実施形態において提供される無線ネットワークシステムでは、第1の装置が、第2の装置によって送信された第1の発見情報を受信し、第1の装置のIDを第1の発見情報に追加し、第1の装置のIDが追加された、第1の発見情報を送信し、その結果、宛先装置は、第1の発見情報を受信した後に伝送経路を決定することができる。このように、直接通信を行っている2つの端末装置間の距離が比較的長いか、またはチャネル品質が比較的大幅に変化する場合、2つの端末装置は、D2D通信を行うことができない、という先行技術における課題が解決される。
当業者には、便宜的かつ簡潔な説明のために、前述のシステム、装置、およびユニットの詳細な作業プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照し得、詳細は本明細書において再度記載されていないことが明確に理解され得る。
本願で提供されるいくつかの実施形態では、開示されるシステム、装置、および方法は、別の方法で実施され得ることが理解されるべきである。例えば、記載された装置の実施形態は、単なる一例に過ぎない。例えば、ユニットの区分は、単に論理的な機能区分に過ぎず、実際の実施の際、別の区分であってもよい。例えば、複数のユニットまたは構成要素が、別のシステムに組み合わされるかまたは統合されてもよく、または、いくつかの特徴が無視されるかもしくは実行されなくてもよい。また、表示または議論されている相互結合もしくは直接的結合または通信接続は、いくつかのインタフェースを使用して実施されてもよい。装置またはユニット間の間接的結合または通信接続は、電子的、機械的、または他の形態によって実施されてもよい。
別個の部品として記載されているユニットは、物理的に別個であってもなくてもよく、また、ユニットとして表示されている部品は、物理的ユニットであってもなくてもよく、1つの場所に配置されていてもよいか、または複数のネットワークユニット上に分散されてもよい。実施形態のソリューションの目的を実現する実際の要件に従って、ユニットの一部またはすべてが選択されてもよい。
また、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、またはユニットのそれぞれが、物理的に単独で存在するか、もしくは2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。
機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実施され、独立した製品として販売または使用されるとき、機能はコンピュータ可読の記憶媒体に記憶されてもよい。こうした理解に基づき、本発明の技術ソリューションが基本的に、または先行技術に貢献する部分が、または技術ソリューションのいくつかが、ソフトウェア製品の形態で実施されてもよい。ソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、本発明の実施形態に記載の方法のステップのすべてまたはいくつかを実行するために、コンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワーク装置などであり得る)に指示するためのいくつかの命令を含んでいる。記憶媒体は、コンピュータへアクセス可能な、利用可能ないかなる媒体でもよい。以下は、限定するのではなく、例として、コンピュータ可読媒体には、RAM(Random Access Memory、ランダムアクセスメモリ)、ROM(Read Only Memory、リードオンリメモリ)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ)、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory、コンパクトディスクリードオンリメモリ)もしくは他の光ディスクストレージ、ディスク記憶媒体もしくは他のディスクストレージ、または命令もしくはデータ構造形式を有する予期されるプログラムコードを搭載または記憶するために使用することができ、コンピュータによってアクセスすることができる他の一切の媒体が含まれ得る。また、いかなる接続も、コンピュータ可読媒体として適切に定義され得る。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバまたは別のリモートソースから同軸ケーブル、光ファイバ/ケーブル、ツイストペア、DSL(Digital Subscriber Line、デジタル加入者線)、または赤外線、無線およびマイクロ波などの無線技術を使用して伝送される場合、同軸ケーブル、光ファイバ/ケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線およびマイクロ波などの無線技術は、それらが属する媒体の固定化に含まれる。例えば、本発明によって使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)には、CD(Compact Disc、コンパクトディスク)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、DVDディスク(Digital Versatile Disc、デジタルバーサティルディスク)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびBlu-ray(登録商標)ディスクが含まれ、ディスク(disk)は、一般に、磁気的手段によってデータをコピーし、ディスク(disc)は、レーザ手段によって光学的にデータをコピーする。前述の組合せも、コンピュータ可読媒体の保護範囲に含まれるべきである。
前述の説明は、単に本発明の具体的な実施態様に過ぎず、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。本発明で開示されている技術範囲内で当業者が容易に考え付く一切の変形または置換は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。したがって、本発明の保護範囲は、請求項の保護範囲に従うものとする。
10 無線ネットワークシステム
50 第1の装置
60 第3の装置
70 第1の装置
80 第3の装置
90 無線ネットワークシステム
101 第1の装置
102 第2の装置
103 第3の装置
104 第4の装置
105 第5の装置
106 基地局
501 受信ユニット
502 経路発見ユニット
503 送信ユニット
504 経路選択ユニット
505 スクランブリングユニット
601 受信ユニット、レシーバ
602 経路選択ユニット
603 送信ユニット
701 プロセッサ、中央処理装置(CPU)
702 メモリ
703 バス
704 トランスミッタ
705 受信ユニット、レシーバ
801 プロセッサ、中央処理装置(CPU)
802 メモリ
803 バス
804 トランスミッタ
805 レシーバ
901 第1の装置
902 第2の装置
903 第3の装置

Claims (14)

  1. 第1の装置であって、
    プロセッサと、メモリと、バスと、トランスミッタと、レシーバとを備え、前記プロセッサ、前記メモリ、前記トランスミッタ、および前記レシーバは、前記バスを使用して互いに接続され、
    前記レシーバは、第2の装置によって送信された第1の発見情報を受信するように構成され、前記第1の発見情報は、前記第2の装置の識別子(ID)のみを含み、
    前記プロセッサは、前記第1の装置のIDを、前記レシーバによって受信された前記第1の発見情報に追加するように構成され、
    前記トランスミッタは、前記第1の装置の前記IDが前記プロセッサによって追加された前記第1の発見情報を送信するように構成される、装置。
  2. 前記レシーバは、第1の経路情報を受信するようにさらに構成され、前記第1の経路情報は、前記第2の装置と第3の装置との間のデータ伝送経路を示すために使用され、前記第1の経路情報は、前記第1の装置の前記IDおよび前記第2の装置の前記IDを含むか、または前記第1の経路情報は、前記第1の装置の前記ID、前記第2の装置の前記ID、および前記第3の装置の前記IDを含み、
    前記プロセッサは、前記レシーバによって受信された前記第1の経路情報を記憶するようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1の経路情報は、基地局によって、前記第1の装置へ送信されるか、または前記第1の装置の直前ホップ装置であって前記第1の経路情報によって示されている直前ホップ装置によって、前記第1の装置へ送信され、
    前記トランスミッタは、前記第1の経路情報が、前記第1の装置の前記直前ホップ装置であって前記第1の経路情報によって示されている前記直前ホップ装置によって、前記第1の装置へ送信されるとき、前記第1の経路情報に従って、前記第1の経路情報を、前記第1の装置の次ホップ装置であって前記第1の経路情報によって示されている次ホップ装置へ送信するようにさらに構成される、請求項2に記載の装置。
  4. 前記第1の経路情報は、前記第1の経路情報の持続時間情報を含み、前記第1の経路情報の前記持続時間情報は、前記第1の経路情報の有効時間を示すために使用され、
    前記プロセッサは、前記第1の経路情報が記憶されている持続時間が、前記持続時間情報によって示された前記有効時間を超えるとき、前記第1の経路情報を削除するようにさらに構成される、請求項2または3に記載の装置。
  5. 前記レシーバは、削除指示を受信するようにさらに構成され、前記削除指示は、前記第1の経路情報の削除を指示するために使用され、
    前記プロセッサは、前記レシーバによって受信された前記削除指示に従って、前記第1の経路情報を削除するようにさらに構成される、請求項2または3に記載の装置。
  6. 前記レシーバは、データおよび前記データの指示情報を受信するようにさらに構成され、前記データの前記指示情報は、送信元装置のIDおよび宛先装置のIDを含むか、または前記データの前記指示情報は、前記送信元装置の前記IDのみを含み、前記送信元装置は前記第3の装置であり、かつ前記宛先装置は前記第2の装置であるか、または前記送信元装置は前記第2の装置であり、かつ前記宛先装置は前記第3の装置であり、
    前記プロセッサは、前記レシーバによって受信された、前記データの前記指示情報および前記第1の経路情報に従って、前記データの伝送経路を決定するようにさらに構成され、
    前記トランスミッタは、前記プロセッサによって決定された前記データの前記伝送経路に従って、前記データおよび前記データの前記指示情報を伝送するようにさらに構成される、請求項2から5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記プロセッサは、前記データの前記伝送経路に従って、前記第1の装置の次ホップ装置のIDを前記データの前記指示情報に追加するようにさらに構成される、請求項6に記載の装置。
  8. 前記プロセッサは、第1のスクランブリングコードシードに従って、第1のスクランブリングコード系列を生成し、前記第1のスクランブリングコード系列に従って、前記データまたは前記データの前記指示情報のうちの、少なくとも1つをスクランブルするようにさらに構成され、前記第1のスクランブリングコードシードは、前記第1の装置の次ホップ装置であって前記データの前記伝送経路内にある次ホップ装置のIDに従って生成される、請求項6に記載の装置。
  9. 前記プロセッサは、前記データの前記指示情報が経路情報識別子をさらに含んでいるとき、前記データをデコードし、前記データに含まれた経路情報を記憶するようにさらに構成され、前記経路情報識別子は、前記データが前記経路情報を含むことを示すために使用される、請求項6に記載の装置。
  10. 前記プロセッサは、前記第1の装置の信号品質情報を前記第1の発見情報に追加するようにさらに構成され、前記第1の装置の前記信号品質情報は、前記第1の装置が前記第1の発見情報を受信するときに存在する信号品質を示すために使用される、請求項1から9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記第1の装置の前記信号品質情報は、前記第1の装置が前記第1の発見情報を受信するときに存在する信号強度情報、前記第1の装置が前記第1の発見情報を受信するときに存在する信号対雑音比情報、または前記第1の装置が前記第1の発見情報を受信するときに存在する変調および符号化スキーム(MCS)情報のうちの、少なくとも1つを含む、請求項10に記載の装置。
  12. 前記プロセッサは、前記第1の発見情報が前記第1の装置の前記IDを含んでいないとき、前記第1の装置の前記IDを前記第1の発見情報に追加するようにさらに構成される、請求項1から11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記第1の発見情報は、前記第1の発見情報の持続時間情報を含み、前記第1の発見情報の前記持続時間情報は、前記第1の発見情報の有効時間を示すために使用され、
    前記プロセッサは、前記第1の装置が前記第1の発見情報を受信する時点が、前記第1の発見情報の前記有効時間の範囲内であるとき、前記第1の装置の前記IDを前記第1の発見情報に追加するようにさらに構成される、請求項1から12のいずれか一項に記載の装置。
  14. 前記第1の装置の前記IDは、基地局によって割り当てられるか、または前記第1の装置によって設定され、
    前記第1の装置の前記IDは、前記第1の装置の近傍サービス(ProSe)ID、または前記第1の装置のセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)のうちの、少なくとも1つを含む、請求項1から13のいずれか一項に記載の装置。
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