JP6618252B2 - 符号化装置、符号化方法、復号装置、復号方法、プログラム、および通信システム - Google Patents

符号化装置、符号化方法、復号装置、復号方法、プログラム、および通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP6618252B2
JP6618252B2 JP2014254155A JP2014254155A JP6618252B2 JP 6618252 B2 JP6618252 B2 JP 6618252B2 JP 2014254155 A JP2014254155 A JP 2014254155A JP 2014254155 A JP2014254155 A JP 2014254155A JP 6618252 B2 JP6618252 B2 JP 6618252B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
modulation
information
encoding
header
decoding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014254155A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016116115A5 (ja
JP2016116115A (ja
Inventor
井野 浩幸
浩幸 井野
野田 誠
誠 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Semiconductor Solutions Corp
Original Assignee
Sony Semiconductor Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Semiconductor Solutions Corp filed Critical Sony Semiconductor Solutions Corp
Priority to JP2014254155A priority Critical patent/JP6618252B2/ja
Priority to PCT/JP2015/083896 priority patent/WO2016098592A1/ja
Priority to EP15869798.7A priority patent/EP3236607A4/en
Priority to CN201580067230.2A priority patent/CN107005356B/zh
Priority to US15/531,121 priority patent/US10477432B2/en
Publication of JP2016116115A publication Critical patent/JP2016116115A/ja
Publication of JP2016116115A5 publication Critical patent/JP2016116115A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6618252B2 publication Critical patent/JP6618252B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/06Optimizing the usage of the radio link, e.g. header compression, information sizing, discarding information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0002Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate
    • H04L1/0003Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate by switching between different modulation schemes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/007Unequal error protection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0072Error control for data other than payload data, e.g. control data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0075Transmission of coding parameters to receiver
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0078Avoidance of errors by organising the transmitted data in a format specifically designed to deal with errors, e.g. location
    • H04L1/0086Unequal error protection
    • H04L1/0088Unequal error protection in control part
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0044Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path allocation of payload
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0009Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the channel coding

Description

本技術は、符号化装置、符号化方法、復号装置、復号方法、プログラム、および通信システムに関し、特に、伝送路の状況に応じたフレームの伝送を効率よく行うことができるようにした符号化装置、符号化方法、復号装置、復号方法、プログラム、および通信システムに関する。
無線通信システムにおけるデータの送受信がフレームを用いて行われることがある。通常、1つのフレームは、プリアンブル、ヘッダ(物理層ヘッダ)、およびペイロードから構成される。
プリアンブルは、フレームの検出に用いられる既知の信号系列の繰り返しにより構成される。ヘッダには、ペイロードの復調と復号を行うために必須の情報が格納される。ペイロードには、送信対象のユーザデータが格納される。
ペイロードの復調と復号を行うために必須の情報が格納されているため、ヘッダに誤りがある場合、受信装置は、ペイロードの復調と復号を正しく行うことができない。
従って、一般的に、送信装置は、ペイロードに適用する変調方式と符号化方式のうちの、復調・復号性能が最も高い方式と同等の性能を有する方式、または、それ以上の性能を有する方式を用いて、ヘッダの符号化と変調を行う。
送信装置は、伝送路の品質に応じた変調方式と符号化方式を複数の方式の中から選択し、選択した方式を用いて、ペイロードの符号化と変調を行う。一方、ヘッダについては、送信装置は、既定の1つの方式を用いて符号化と変調を行う。
特開2010−74467号公報
伝送路の品質が良いためにペイロードの変調方式と符号化方式として性能が低い方式を選択した場合、ヘッダの既定の変調方式と既定の符号化方式の性能がオーバースペックになり、伝送効率が低下してしまうことがある。変調方式と符号化方式として性能が高い方式を用いるほど、ヘッダの冗長度は大きくなり、フレーム全体の伝送効率が低下する。
特許文献1には、プリアンブルに設けた物理層ヘッダ最適化フィールドにヘッダの変調方式、符号化方式などに関する情報を格納する技術が開示されている。これにより、ヘッダの変調方式と符号化方式として伝送路の品質に応じた方式を用いることができるが、ヘッダ最適化フィールドを設けることによって伝送効率が低下する。
本技術はこのような状況に鑑みてなされたものであり、伝送路の状況に応じたフレームの伝送を効率よく行うことができるようにするものである。
本技術の一側面の符号化装置は、ペイロードに格納される送信データの符号化と変調を、予め決められている複数の組み合わせの中から伝送路の状況に応じて選択された、ヘッダに格納される格納情報に対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの第1の方式と、前記送信データに対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの第2の方式との組み合わせを表す変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第2の方式で行うペイロード処理部と、前記変調符号化情報の符号化と変調を既定の方式で行い、前記ペイロードのスクランブルに関する情報、前記ペイロードの長さを表すフレーム長、および、前記ヘッダのパリティを含む前記格納情報の符号化と変調を、前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第1の方式で行うヘッダ処理部と、前記変調符号化情報を格納する第1の領域と前記格納情報を格納する第2の領域とからなり、前記第1の領域が先頭に配置された前記ヘッダを、前記ペイロードの前に付加して構成されるフレームを送信する送信部とを備える。
本技術の他の側面の復号装置は、予め決められている複数の組み合わせの中から伝送路の状況に応じて選択された、ヘッダに格納される格納情報に対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの第1の方式と、送信データに対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの第2の方式との組み合わせを表し、規定の方式で符号化と変調が行われた変調符号化情報を格納する第1の領域と、前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第1の方式で符号化と変調が行われた前記格納情報を格納する第2の領域とからなり、前記第1の領域が先頭に配置された前記ヘッダを、前記送信データを格納するペイロードの前に付加して構成されるフレームを受信する受信部と、前記変調符号化情報の復調と、復調後の前記変調符号化情報の復号とを既定の方式で行い、前記ペイロードのスクランブルに関する情報、前記ペイロードの長さを表すフレーム長、および、前記ヘッダのパリティを含む前記格納情報の復調と、復調後の前記格納情報の復号とを、復号して取得された前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第1の方式で行うヘッダ処理部と、前記送信データの復調と復号を、復号して取得された前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第2の方式で行うペイロード処理部とを備える。
本技術の一側面においては、ペイロードに格納される送信データの符号化と変調が、予め決められている複数の組み合わせの中から伝送路の状況に応じて選択された、ヘッダに格納される格納情報に対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの第1の方式と、前記送信データに対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの第2の方式との組み合わせを表す変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第2の方式で行われ、前記変調符号化情報の符号化と変調が既定の方式で行われる。また、前記ペイロードのスクランブルに関する情報、前記ペイロードの長さを表すフレーム長、および、前記ヘッダのパリティを含む前記格納情報の符号化と変調が、前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第1の方式で行われ、前記変調符号化情報を格納する第1の領域と前記格納情報を格納する第2の領域とからなり、前記第1の領域が先頭に配置された前記ヘッダを、前記ペイロードの前に付加して構成されるフレームが送信される。
本技術の他の側面においては、予め決められている複数の組み合わせの中から伝送路の状況に応じて選択された、ヘッダに格納される格納情報に対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの第1の方式と、送信データに対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの第2の方式との組み合わせを表し、規定の方式で符号化と変調が行われた変調符号化情報を格納する第1の領域と、前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第1の方式で符号化と変調が行われた前記格納情報を格納する第2の領域とからなり、前記第1の領域が先頭に配置された前記ヘッダを、前記送信データを格納するペイロードに付加して構成されるフレームが受信され、前記変調符号化情報の復調と、復調後の前記変調符号化情報の復号とが既定の方式で行われる。また、前記ペイロードのスクランブルに関する情報、前記ペイロードの長さを表すフレーム長、および、前記ヘッダのパリティを含む前記格納情報の復調と、復調後の前記格納情報の復号とが、復号して取得された前記変調符号化情報により表される方式で行われ、前記送信データの復調と復号が、復号して取得された前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第1の方式で行われ、前記送信データの復調と復号が、復号して取得された前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第2の方式で行われる。
本技術によれば、伝送路の状況に応じたフレームの伝送を効率よく行うことができる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術の一実施形態に係る無線通信システムの構成例を示す図である。 フレームフォーマットの例を示す図である。 MCSの意味の例を示す図である。 復調・復号性能の例を示す図である。 送信装置の構成例を示すブロック図である。 図5のヘッダ符号化・変調回路の構成例を示すブロック図である。 受信装置の構成例を示すブロック図である。 図7のヘッダ復調・復号回路の構成例を示すブロック図である。 送信装置の送信処理について説明するフローチャートである。 図9のステップS2において行われるヘッダ符号化・変調処理について説明するフローチャートである。 受信装置の受信処理について説明するフローチャートである。 図11のステップS39において行われるヘッダ復調・復号処理について説明するフローチャートである。 無線通信システムの他の構成例を示す図である。 コンピュータの構成例を示すブロック図である。
以下、本技術を実施するための形態について説明する。説明は以下の順序で行う。
1.無線通信システムの構成
2.フレームフォーマットの例
3.各装置の構成
4.各装置の動作
5.変形例
<1.無線通信システムの構成>
図1は、本技術の一実施形態に係る無線通信システムの構成例を示す図である。
図1の無線通信システムは、再生装置1、送信装置2、受信装置3、および表示装置4から構成される。再生装置1と送信装置2、受信装置3と表示装置4は、それぞれ、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)ケーブルなどの所定の規格のケーブルを介して接続される。再生装置1と送信装置2、受信装置3と表示装置4がそれぞれ無線通信を介して接続されるようにしてもよい。
再生装置1は、ビデオ、オーディオなどのコンテンツのプレーヤである。再生装置1は、再生して得られたAV(Audio Visual)データを送信装置2に出力する。AVデータ以外のデータが送信対象のデータとして送信装置2に出力されるようにしてもよい。
送信装置2は、再生装置1から送信されてきたAVデータに対して符号化処理と変調処理などの処理を施す。送信装置2は、符号化装置および変調装置として機能する。
送信装置2は、各種の処理を施すことによって得られたAVデータを所定の単位に分割し、ペイロードに格納してフレームを生成する。送信装置2は、60GHz帯などの所定の周波数帯域を用いた無線通信によって各フレームを受信装置3に送信する。
受信装置3は、送信装置2から送信された信号を受信し、受信信号に対して復調処理、復号処理などの処理を施す。受信装置3は、復調装置および復号装置として機能する。
送信装置2は、各種の処理を施すことによって得られた各フレームのペイロードに格納されているデータを抽出することによってAVデータを生成し、表示装置4に出力する。
表示装置4は、LCD、有機ELディスプレイなどの表示部を有する装置である。表示装置4は、受信装置3から送信されてきたAVデータを受信し、映像をディスプレイに表示したり、音声をスピーカから出力したりする。
<2.フレームフォーマットの例>
図2は、図1の無線通信システムにおいてデータの送受信に用いられるフレームフォーマットの例を示す図である。
1つのフレームは、プリアンブル、ヘッダ(物理層ヘッダ)、およびペイロードから構成される。
プリアンブルは、フレームの検出に用いられる既知の信号系列の繰り返しにより構成される。通常、既知の信号系列には、フレーム同期に用いられるユニークな信号系列と、伝送路特性の評価に用いられる信号系列が含まれる。
ヘッダには、ペイロードの復調と復号を行うために必須の情報が格納される。ペイロードには、送信対象のユーザデータであるAVデータが格納される。
図2に示すように、ヘッダには、MCS(Modulation and Coding Scheme)、スクランブラID、フレーム長、およびHCS(Header Check Sequence)が含まれる。フレーム長とHCSの間には、適宜、ペイロードの復調と復号を行うために必須となる他のフレーム情報が含まれる。
MCSは、ヘッダの変調方式および符号化方式と、ペイロードの変調方式および符号化方式とに関する情報である。変調符号化情報であるMCSにより、ペイロードの変調方式と符号化方式だけでなく、ヘッダの変調方式と符号化方式が表される。
MCSの符号化と変調は既定の方式で行われる。受信装置3は、ヘッダの先頭を検出した後、復調と復号を既定の方式で行うことによってMCSを取得し、MCS以降の情報の復調と復号を、取得したMCSに基づいて行うことになる。
図2の双方向の矢印で示すように、スクランブラID、フレーム長、フレーム情報、およびHCSの領域は、変調方式と符号化方式がMCSに依存する領域であるMCS依存符号化領域となる。一方、MCSの領域は、変調方式と符号化方式がMCSの内容に依存しない領域であるMCS非依存符号化領域となる。MCSの具体例については後述する。
スクランブラIDは、ペイロード、またはスクランブラID以降のヘッダのスクランブルを行う際に用いられるスクランブル初期値などの情報である。スクランブルは、送信スペクトルの偏りが生じないようにするために送信装置2により行われる。固定の信号系列のパターンを用いた場合、送信スペクトルの偏りが生じることがある。受信装置3は、スクランブラIDに基づいて、ペイロードなどに施されたスクランブルを解く。
フレーム長は、ペイロードの長さの情報である。受信装置3は、フレーム長に基づいて、ペイロードの復調と復号を終了させる。
HCSは、ヘッダの誤り検出に用いられるパリティ語である。受信装置3は、ヘッダの誤り検出をHCSに基づいて行い、ペイロードの復調と復号を実行するか否かを判断する。
図3は、MCSの意味の例を示す図である。
例えば、MCSの変調方式はBPSK(Binary Phase Shift Keying)である。また、MCSの符号化方式は、拡散率が24倍の拡散符号化方式である。MCSの変調方式と符号化方式は、いずれも固定の方式であり、予め決められている。
拡散符号化の拡散率に注目すると、ヘッダのMCS非依存符号化領域は、拡散符号化の拡散率が固定の領域となる。一方、MCS依存符号化領域は、拡散符号化の拡散率が可変の領域となる。以下、適宜、MCS非依存符号化領域を固定拡散領域といい、MCS依存符号化領域を可変拡散領域という。図3の例においては、ヘッダに格納される情報の符号化方式が拡散符号化とされている。
MCSは、ペイロードの変調方式と、ペイロードの誤り訂正符号化の符号化率を表す。また、MCSは、MCSを含むヘッダ全体の変調方式と、固定拡散領域と可変拡散領域のそれぞれの拡散符号化の拡散率を表す。
MCS番号が0である場合、ペイロードは、BPSKで変調されるとともに、符号化率11/15の誤り訂正符号化が施される。また、ヘッダは、BPSKで変調されるとともに、拡散率24倍の拡散符号化が施される。
MCS番号が1である場合、ペイロードは、BPSKで変調されるとともに、符号化率14/15の誤り訂正符号化が施される。また、ヘッダは、BPSKで変調されるとともに、固定拡散領域の情報に対しては拡散率24倍、可変拡散領域の情報に対しては拡散率16倍の拡散符号化が施される。
MCS番号が2である場合、ペイロードは、QPSKで変調されるとともに、符号化率11/15の誤り訂正符号化が施される。また、ヘッダは、BPSKで変調されるとともに、固定拡散領域の情報に対しては拡散率24倍、可変拡散領域の情報に対しては拡散率16倍の拡散符号化が施される。
MCS番号が3である場合、ペイロードは、QPSKで変調されるとともに、符号化率14/15の誤り訂正符号化が施される。また、ヘッダは、BPSKで変調されるとともに、固定拡散領域の情報に対しては拡散率24倍、可変拡散領域の情報に対しては拡散率8倍の拡散符号化が施される。
MCS番号が4である場合、ペイロードは、16QAMで変調されるとともに、符号化率11/15の誤り訂正符号化が施される。また、ヘッダは、BPSKで変調されるとともに、固定拡散領域の情報に対しては拡散率24倍、可変拡散領域の情報に対しては拡散率4倍の拡散符号化が施される。
MCS番号が5である場合、ペイロードは、16QAMで変調されるとともに、符号化率14/15の誤り訂正符号化が施される。また、ヘッダは、BPSKで変調されるとともに、固定拡散領域の情報に対しては拡散率24倍、可変拡散領域の情報に対しては拡散率2倍の拡散符号化が施される。
このように、ヘッダの先頭に配置されたMCSは、ペイロードの変調方式と誤り訂正符号化の符号化率を表すとともに、ヘッダ自身の、変調方式と拡散符号化の拡散率を表す。送信装置2と受信装置3のメモリには、それぞれ、図3に示すようなMCSの意味を表す情報が予め記憶されている。
ヘッダに誤りがあると、ペイロードの復調と復号は正しく行われない。ヘッダの変調と符号化の方式には、ペイロードの変調と符号化の方式と同等の復調・復号性能を有する方式か、それ以上の復調・復号性能を有する方式が選択される。復調・復号性能は、復調と復号のトータルの性能である。
さらに、MCSに誤りがあると、ヘッダ内のMCS以降の情報の復調と復号は正しく行われない。MCSの変調と符号化の方式には、MCS以降の情報の変調と符号化に用いられる複数の方式のうち、復調・復号性能が最も高い方式が選択される。
この例においては、ヘッダの変調にBPSKが用いられるものとしているが、QPSK、16QAMなどの他の変調方式が用いられるようにしてもよい。また、ヘッダ全体が同じBPSKで変調されるものとしているが、MCSの変調とそれ以降の情報の変調とで異なる変調方式が用いられるようにしてもよい。MCSの変調には、それ以降の情報の変調と符号化に用いられる複数の方式のうち、復調と復号のトータルの性能が最も高い方式が選択される。
固定拡散領域に対する拡散符号化の拡散率を24倍の固定としているが、可変拡散領域に対する復調復号トータル性能以上の性能が得られる拡散率であれば、他の拡散率であってもよい。
MCSが表す変調方式、符号化方式の組み合わせは、図3に示すものに限られない。例えば、MCS番号が4である場合のヘッダの変調方式をQPSKとするとともに、固定拡散領域に対する拡散符号化の拡散率を12倍とし、可変拡散領域に対する拡散符号化の拡散率を2倍とすることが可能である。また、MCS番号が5である場合のヘッダの変調方式をQPSKとするとともに、固定拡散領域に対する拡散符号化の拡散率を12倍、可変拡散領域に対する拡散符号化の拡散率を1倍としてもよい。拡散符号化の拡散率が1倍であることは、符号化しないことを表す。
さらに、図3の例においては、MCSとして0乃至5の番号を用いて変調方式、符号化方式の組み合わせを表すものとしているが、6以上の番号を用い、さらに多くの組み合わせを表すようにしてもよい。
MCSがペイロードの変調方式と符号化方式の両方を表すものとしているが、いずれか一方であってもよい。例えば、MCSがペイロードの変調方式を表す場合、ペイロードの符号化方式は既定の方式となる。また、MCSがペイロードの符号化方式を表す場合、ペイロードの変調方式は既定の方式となる。別の例として、例えば、MCSがペイロードの変調方式を表す場合、ペイロードの符号化方式を表す情報は可変拡散領域に格納される。同様に、MCSがペイロードの符号化方式を表す場合、ペイロードの変調方式を表す情報は可変拡散領域に格納される。
同様に、MCSがヘッダの変調方式と符号化方式の両方を表すものとしているが、いずれか一方であってもよい。例えば、MCSがヘッダの変調方式を表す場合、ヘッダの符号化方式は既定の方式となる。また、MCSがヘッダの符号化方式を表す場合、ヘッダの変調方式は既定の方式となる。
図4は、復調・復号性能の例を示す図である。
図4の横軸は信号対雑音比(SNR)を表し、縦軸は誤り訂正後のビットエラーレートを表す。曲線L1は、MCS番号が2である場合のヘッダの復調・復号性能を示す。曲線L2は、MCS番号が3である場合のヘッダの復調・復号性能を示す。曲線L3は、MCS番号が2である場合のペイロードの復調・復号性能を示す。曲線L4は、MCS番号が3である場合のペイロードの復調・復号性能を示す。
ペイロードの誤り訂正符号は、符号長が180バイトのLDPC符号に対し、情報語長を12バイトとしたいわゆる短縮化符号である。
曲線L1と曲線L3に示すように、MCS番号が2である場合、ビットエラーレートが1E-6のときのヘッダの復調・復号性能は、ペイロードの復調・復号性能より、SNRが約2.5dBよくなる。また、曲線L2と曲線L4に示すように、MCS番号が3である場合、ビットエラーレートが1E-6のときのヘッダの復調・復号性能は、ペイロードの復調・復号性能より、SNRが約3.5dBよくなる。
MCS番号が2である場合とMCS番号が3である場合のいずれの場合においても、ヘッダの復調・復号性能が、ペイロードの復調・復号性能と同等以上であるという条件は満たす。
このように、図1の無線通信システムにおいては、ペイロードの変調方式と符号化方式だけでなく、MCS以外のヘッダの情報の変調方式と符号化方式についても、伝送路の状態に応じた方式を選択することが可能になる。
送信装置2は、伝送路の状態がよい場合には復調・復号性能がより劣る変調方式と符号化方式を選択することにより、ヘッダ全体の冗長度を減らし、伝送効率を向上させることができる。
また、ヘッダとペイロードの両方の変調方式と符号化方式を1つの情報で表すことができるため、送信装置2は、ヘッダの変調方式と符号化方式を表す情報をペイロードの変調方式と符号化方式を表す情報とは別に用意する場合に較べて、伝送効率を向上させることができる。
すなわち、送信装置2は、伝送路の状況に応じたフレームの伝送を効率よく行うことが可能になる。
図2のフレームを用いてデータの送受信を行う送信装置2と受信装置3の処理についてはフローチャートを参照して後述する。
<3.各装置の構成>
・送信装置2の構成
図5は、送信装置2の構成例を示すブロック図である。
送信装置2は、コントローラ11、送信側ベースバンドブロック12、送信側RF回路13、および送信アンテナ14から構成される。
コントローラ11は、CPU、ROM、RAMなどより構成される。コントローラ11は、所定のプログラムを実行し、送信装置2の全体の動作を制御する。
例えば、コントローラ11は、ヘッダの可変拡散領域の変調方式および符号化方式と、ペイロードの変調方式および符号化方式を伝送路の状態に応じて選択する。上述した例の場合、ヘッダの可変拡散領域の変調方式と拡散符号化の拡散率が選択される。また、ペイロードの変調方式と誤り訂正符号化の符号化率が選択される。
コントローラ11は、選択したそれらの組み合わせを表すMCSを含むヘッダ格納情報を送信側ベースバンドブロック12のヘッダ符号化・変調回路22に出力する。ヘッダ格納情報は、MCS、スクランブラID、フレーム長、およびその他のフレーム情報を含む情報である。また、コントローラ11は、ペイロードの変調方式と誤り訂正符号化の符号化率を表す情報を送信側ベースバンドブロック12のペイロード符号化・変調回路21に出力する。
送信側ベースバンドブロック12は、ペイロード符号化・変調回路21、ヘッダ符号化・変調回路22、プリアンブル生成・挿入回路23、送信フィルタ24、D/A(Digital/Analog)変換回路25、および送信側低域通過フィルタ26から構成される。送信対象のデータである送信データは、送信側ベースバンドブロック12のペイロード符号化・変調回路21に入力される。
ペイロード符号化・変調回路21は、誤り訂正に用いられるパリティを送信データに基づいて生成し、生成したパリティを送信データに付加することによって誤り訂正符号化を行う。ペイロード符号化・変調回路21による誤り訂正符号化は、コントローラ11により選択された符号化率に従って行われる。
また、ペイロード符号化・変調回路21は、誤り訂正符号化を行うことによって得られた符号化系列の変調を行う。ペイロード符号化・変調回路21による変調は、位相偏移変調、直角位相振幅変調などの、コントローラ11により選択された方式に従って行われる。ペイロード符号化・変調回路21は、変調した送信データをヘッダ符号化・変調回路22に出力する。
ヘッダ符号化・変調回路22は、コントローラ11から供給されたヘッダ格納情報を含むヘッダを生成し、生成したヘッダの拡散符号化を行う。ヘッダ符号化・変調回路22によるヘッダの拡散符号化は、コントローラ11により選択された拡散率に従って行われる。
また、ヘッダ符号化・変調回路22は、拡散符号化を行うことによって得られたヘッダの符号化系列の変調を行う。ヘッダ符号化・変調回路22によるヘッダの変調は、直角位相振幅変調などの、コントローラ11により選択された方式に従って行われる。ヘッダ符号化・変調回路22は、変調したヘッダを、ペイロード符号化・変調回路21から供給された送信データを格納するペイロードの前に付加し、出力する。
プリアンブル生成・挿入回路23は、ゴーレイ符号などを用いてプリアンブルを生成し、ヘッダ符号化・変調回路22から供給されたヘッダの前に付加する。プリアンブル生成・挿入回路23は、プリアンブル、ヘッダ、およびペイロードから構成されるフレームのデータを表す送信シンボルを送信フィルタ24に出力する。
送信フィルタ24は、プリアンブル生成・挿入回路23から供給された送信シンボルに対して帯域制限を行うためのフィルタリングを施し、フィルタリングを施して得られた送信シンボルを出力する。
D/A変換回路25は、送信フィルタ24から供給された送信シンボルに対してD/A変換を施し、アナログベースバンド信号を出力する。
送信側低域通過フィルタ26は、D/A変換回路25から供給されたアナログベースバンド信号に対して、帯域外雑音を除去したり、不要信号成分を除去したりするためのフィルタリングを施す。送信側低域通過フィルタ26は、フィルタリングを施したアナログベースバンド信号を出力する。
送信側RF回路13は、送信側低域通過フィルタ26から供給されたアナログベースバンド信号を所定の周波数のキャリアに重畳し、送信アンテナ14から送信する。
図6は、図5のヘッダ符号化・変調回路22の構成例を示すブロック図である。
ヘッダ符号化・変調回路22は、ヘッダ生成回路41、拡散率決定回路42、拡散符号化回路43、および変調回路44から構成される。ヘッダ符号化・変調回路22によるヘッダの生成は、例えば、コントローラ11から出力されたヘッダ生成開始信号が0から1に変化したタイミングで開始される。ヘッダ生成開始信号はヘッダ符号化・変調回路22の各部に入力される。コントローラ11から出力されたヘッダ格納情報は、例えばヘッダの生成を開始するのと同じタイミングでヘッダ生成回路41に入力される。ヘッダ格納情報のうち、MCSは拡散率決定回路42にも入力される。
ヘッダ生成回路41は、コントローラ11から供給されたヘッダ格納情報を図2に示す順に並び替え、並び替えた情報に基づいてHCSを生成する。ヘッダ生成回路41は、ヘッダ格納情報とHCSを拡散符号化回路43に出力する。
拡散率決定回路42は、コントローラ11から供給されたMCSに応じた可変拡散領域の拡散率を決定する。可変拡散領域の拡散率は、例えば図3に示す規則に従って決定される。拡散率決定回路42は、決定した拡散率を表す情報を拡散符号化回路43に出力する。
拡散符号化回路43は、ヘッダ生成回路41から供給されたヘッダ格納情報とHCSの拡散符号化を行う。可変拡散領域の拡散符号化は、拡散率決定回路42により決定された拡散率に従って行われる。
例えば、拡散符号化回路43は、固定拡散領域のMCSに対して拡散率が24倍の拡散符号化を行う。また、拡散符号化回路43は、可変拡散領域の情報に対して、2倍から24倍のうち、拡散率決定回路42により決定された拡散率を用いて拡散符号化を行う。拡散符号化回路43は、ヘッダ格納情報とHCSの拡散符号系列を変調回路44に出力する。
変調回路44は、拡散符号化回路43から出力された拡散符号系列の変調を行う。拡散符号系列の変調は、例えば図3に示す規則に従ってBPSK方式で行われる。変調回路44は、変調を行うことによって得られた送信シンボルをペイロードの送信シンボルの前に付加して出力する。
・受信装置3の構成
図7は、受信装置3の構成例を示すブロック図である。
受信装置3は、受信アンテナ51、受信側RF回路52、および受信側ベースバンドブロック53から構成される。受信側ベースバンドブロック53は、可変利得増幅回路61、受信側低域通過フィルタ62、A/D変換回路63、受信フィルタ64、フレーム検出回路65、シンボル同期回路66、フレーム同期回路67、ヘッダ復調・復号回路68、およびペイロード復調・復号回路69から構成される。送信装置2から送信された送信信号は受信アンテナ51において受信され、RF信号として受信側RF回路52に入力される。
受信側RF回路52は、受信アンテナ51から供給されたRF信号をアナログベースバンド信号に変換し、出力する。
受信側ベースバンドブロック53の可変利得増幅回路61は、受信側RF回路52から供給されたアナログベースバンド信号の電力を、A/D変換回路63において処理可能なダイナミックレンジに応じて増幅、または減衰させる。可変利得増幅回路61は、電力を調整したアナログベースバンド信号を出力する。
受信側低域通過フィルタ62は、可変利得増幅回路61から供給されたアナログベースバンド信号の帯域制限を行う。受信側低域通過フィルタ62による帯域制限は、A/D変換の際の折り返し信号の発生を防ぐために行われる。受信側低域通過フィルタ62は、帯域制限後のアナログベースバンド信号を出力する。
A/D変換回路63は、受信側低域通過フィルタ62から供給されたアナログベースバンド信号を、例えば、シンボル周期Tsと非同期の周期であるサンプル周期Tpでサンプリングする。A/D変換回路63は、サンプリングして得られた受信信号を出力する。
受信フィルタ64は、A/D変換回路63から供給された受信信号が目標等化チャンネルになるようにフィルタリングを施す。受信フィルタ64は、等化後の受信信号を出力する。
フレーム検出回路65は、受信フィルタ64から供給された受信信号から例えば既知のパターンのプリアンブルに基づいてフレームを検出する。フレーム検出回路65は、受信フィルタ64から供給された受信信号とともに、フレームを受信したことを表す信号を出力する。
シンボル同期回路66は、例えばFIR(Finite Impulse Response)フィルタにより構成される。シンボル同期回路66は、受信フィルタ64から供給された受信信号を元にシンボル同期を実現し、受信シンボル系列を出力する。
フレーム同期回路67は、例えば、プリアンブルを構成する既知の同期信号系列のパターンを検出することによって、ヘッダとペイロードのそれぞれの先頭位置を検出する。フレーム同期回路67は、ヘッダの受信シンボルをヘッダ復調・復号回路68に出力し、ペイロードの受信シンボルをペイロード復調・復号回路69に出力する。
ヘッダ復調・復号回路68は、フレーム同期回路67から供給されたヘッダの受信シンボルの復調と復号を行い、ヘッダ格納情報を取得する。すなわち、ヘッダ復調・復号回路68は、直角位相振幅変調などの既定の方式で変調された受信シンボルを復調し、既定の方式で復号処理を行うことによってMCSを取得する。上述したように、MCSに対しては、既定の方式で符号化と変調が行われている。
また、ヘッダ復調・復号回路68は、MCSに続くヘッダ格納情報とHCSの復調と復号を、MCSにより表される方式で行う。ヘッダ復調・復号回路68は、復調と復号を行うことによって得られたヘッダ格納情報の誤り検出をHCSに基づいて行い、誤り検出の結果を表す情報を、ヘッダ格納情報とともにペイロード復調・復号回路69に出力する。
ペイロード復調・復号回路69は、フレーム同期回路67から供給されたペイロードの受信シンボルの復調を、ヘッダ復調・復号回路68から供給されたMCSにより表される方式で行う。また、ペイロード復調・復号回路69は、復調して得られた誤り訂正符号の復号を、MCSにより表される符号化率に従って行う。ペイロード復調・復号回路69による復調と復号は、ヘッダ復調・復号回路68の誤り検出により、ヘッダ格納情報に誤りがないと判定された場合に行われる。
ペイロード復調・復号回路69は、復調と復号を行うことによって得られたペイロードのデータを受信データとして出力する。ペイロード復調・復号回路69から出力された受信データであるAVデータは表示装置4に出力される。
図8は、図7のヘッダ復調・復号回路68の構成例を示すブロック図である。
ヘッダ復調・復号回路68は、BPSK復調回路81、拡散符号復号回路82、拡散率決定回路83、およびHCSチェック回路84から構成される。ヘッダ復調・復号回路68によるヘッダの復号は、例えば、フレーム同期回路67から出力されたヘッダ先頭信号が0から1に変化したタイミングで開始される。ヘッダ先頭信号はヘッダ復調・復号回路68の各部に入力される。ヘッダの受信シンボルは、例えばヘッダの復号を開始するのと同じタイミングでBPSK復調回路81に入力される。
BPSK復調回路81は、ヘッダの受信シンボルを復調する。ヘッダ格納情報とHCSの拡散符号化系列に対しては、例えば図3に示す規則に従ってBPSK方式で変調が施されている。BPSK復調回路81は、BPSK復調を行うことによって得られた拡散符号系列を拡散符号復号回路82に出力する。
拡散符号復号回路82は、BPSK復調回路81から供給された拡散符号系列の復号を行う。はじめに、拡散符号復号回路82は、固定拡散領域の復号を24倍の拡散率で行う。固定拡散領域のMCSに対する符号化方式は既定の方式であり、図3の例では拡散率が24倍の拡散符号化である。拡散符号復号回路82は、固定拡散領域の復号を行うことによって得られたMCSを拡散率決定回路83に出力する。拡散率決定回路83においては、可変拡散領域の拡散率がMCSに基づいて決定され、拡散符号復号回路82にフィードバックされる。
拡散符号復号回路82は、拡散率決定回路83により決定された拡散率に従って可変拡散領域の復号を行い、MCSに続くヘッダ格納情報とHCSを取得する。拡散符号復号回路82は、ヘッダ格納情報とHCSをHCSチェック回路84に出力する。
拡散率決定回路83は、拡散符号復号回路82により復号されたMCSに基づいて可変拡散領域の拡散率を決定する。可変拡散領域の拡散率の決定は例えば図3に示す規則に従って行われる。拡散率決定回路83は、決定した拡散率を表す情報を拡散符号復号回路82に出力する。
HCSチェック回路84は、拡散符号復号回路82から供給されたヘッダ格納情報の誤りを、HCSを用いて検出する。HCSチェック回路84は、誤り検出の結果を表す情報をヘッダ格納情報とともに出力する。
<4.各装置の動作>
次に、以上のような構成を有する送信装置2と受信装置3の処理について説明する。
・送信装置2の動作について
はじめに、図9のフローチャートを参照して、送信装置2の送信処理について説明する。
図9の処理は、例えば、再生装置1から出力されたデータが送信装置2に入力されたときに開始される。ヘッダの可変拡散領域の変調方式と拡散符号化の拡散率、ペイロードの変調方式と誤り訂正符号化の符号化率は、コントローラ11により予め選択されている。
ステップS1において、ペイロード符号化・変調回路21は、送信データの誤り訂正符号化をコントローラ11により選択された符号化率に従って行う。また、ペイロード符号化・変調回路21は、誤り訂正符号化を行うことによって得られた符号化系列の変調をコントローラ11により選択された方式に従って行う。
ステップS2において、ヘッダ符号化・変調回路22はヘッダ符号化・変調処理を行う。ヘッダ符号化・変調処理によって生成されたヘッダは、送信データを格納するペイロードに付加され、出力される。ヘッダ符号化・変調処理については、図10のフローチャートを参照して後述する。
ステップS3において、プリアンブル生成・挿入回路23は、プリアンブルを生成し、ヘッダ符号化・変調回路22から供給されたヘッダの前に付加する。プリアンブル、ヘッダ、およびペイロードから構成されるフレームのデータを表す送信シンボルが送信フィルタ24に供給される。
ステップS4において、送信フィルタ24は、プリアンブル生成・挿入回路23から供給された送信シンボルに対してフィルタリングを施す。
ステップS5において、D/A変換回路25は、送信フィルタ24によりフィルタリングが施された送信シンボルに対してD/A変換を施し、アナログベースバンド信号を出力する。
ステップS6において、送信側低域通過フィルタ26は、D/A変換回路25から供給されたアナログベースバンド信号にフィルタリングを施し、帯域を制限する。
ステップS7において、送信側RF回路13は、送信側低域通過フィルタ26から供給されたアナログベースバンド信号を送信アンテナ14から送信する。以上の処理が、送信データの入力が行われている間、繰り返される。
次に、図10のフローチャートを参照して、図9のステップS2において行われるヘッダ符号化・変調処理について説明する。
ステップS11において、コントローラ11は、ヘッダ生成開始信号とヘッダ格納情報をヘッダ符号化・変調回路22に出力する。コントローラ11が出力するヘッダ格納情報には、ヘッダの可変拡散領域の変調方式と拡散符号化の拡散率、ペイロードの変調方式と誤り訂正符号化の符号化率の組み合わせを表すMCSが含まれる。
ステップS12において、ヘッダ生成回路41は、コントローラ11から供給されたヘッダ格納情報の並び替えを行う。
ステップS13において、ヘッダ生成回路41は、図2に示す順に並び替えたヘッダ格納情報に基づいてHCSを生成する。
ステップS14において、拡散率決定回路42は、可変拡散領域の拡散率をヘッダ格納情報に含まれるMCSに基づいて決定する。
ステップS15において、拡散符号化回路43は、ヘッダ格納情報とヘッダ生成回路41により生成されたHCSの拡散符号化を行う。拡散符号化回路43は、固定拡散領域の拡散符号化を既定の拡散率で行い、可変拡散領域の拡散符号化を拡散率決定回路42により決定された拡散率に従って行う。
ステップS16において、変調回路44は、固定拡散領域の拡散符号系列の変調を既定の方式で行い、可変拡散領域の拡散符号系列の変調をコントローラ11により選択された方式に従って行う。その後、図9のステップS2に戻り、それ以降の処理が行われる。
・受信装置3の動作について
次に、図11のフローチャートを参照して、受信装置3の受信処理について説明する。
ステップS31において、受信側RF回路52は、受信アンテナ51から供給されたRF信号を受信し、アナログベースバンド信号に変換する。
ステップS32において、受信側ベースバンドブロック53の可変利得増幅回路61は、受信側RF回路52から供給されたアナログベースバンド信号の電力を調整する。
ステップS33において、受信側低域通過フィルタ62は、可変利得増幅回路61から供給されたアナログベースバンド信号の帯域制限を行う。
ステップS34において、A/D変換回路63は、受信側低域通過フィルタ62から供給されたアナログベースバンド信号のA/D変換を行う。
ステップS35において、受信フィルタ64は、A/D変換回路63から供給された受信信号のフィルタリングを行い、等化後の受信信号を出力する。
ステップS36において、フレーム検出回路65は、等化後の受信信号から、プリアンブルに基づいてフレームを検出する。
ステップS37において、シンボル同期回路66は、シンボル同期を行い、受信シンボル系列を出力する。
ステップS38において、フレーム同期回路67は、プリアンブルを構成する既知の同期信号系列のパターンを検出することによって、ヘッダとペイロードのそれぞれの先頭位置を検出する。ヘッダの受信シンボルはヘッダ復調・復号回路68に供給され、ペイロードの受信シンボルはペイロード復調・復号回路69に供給される。
ステップS39において、ヘッダ復調・復号回路68はヘッダ復調・復号処理を行う。ヘッダ復調・復号処理により取得されたヘッダ格納情報は、ヘッダ格納情報の誤り検出の結果を表す情報とともにペイロード復調・復号回路69に出力される。ヘッダ復調・復号処理については、図12のフローチャートを参照して後述する。
ステップS40において、ペイロード復調・復号回路69は、フレーム同期回路67から供給されたペイロードの受信シンボルの復調を行う。受信シンボルの復調は、ヘッダ復調・復号処理により取得されたヘッダ格納情報に含まれるMCSにより表される方式で行われる。
また、ペイロード復調・復号回路69は、復調して得られた誤り訂正符号の復号を、MCSにより表される符号化率に従って行う。復調と復号を行うことによって得られた受信データは、表示装置4に出力される。以上の処理が、送信装置2から送信された信号の受信が行われている間、繰り返される。
次に、図12のフローチャートを参照して、図11のステップS39において行われるヘッダ復調・復号処理について説明する。
ステップS51において、BPSK復調回路81は、ヘッダの受信シンボルに対してBPSK復調を行う。BPSK復調回路81は、BPSK復調によって得られた拡散符号系列を拡散符号復号回路82に出力する。
ステップS52において、拡散符号復号回路82は、固定拡散領域の復号を既定の拡散率で行い、MCSを取得する。
ステップS53において、拡散率決定回路83は、可変拡散領域の拡散率をMCSに基づいて決定する。
ステップS54において、拡散符号復号回路82は、可変拡散領域の復号を拡散率決定回路83により決定された拡散率に従って行い、ヘッダ格納情報に含まれるMCSに続く情報とHCSを取得する。
ステップS55において、HCSチェック回路84は、拡散符号復号回路82から供給されたヘッダ格納情報の誤り検出をHCSを用いて行う。HCSチェック回路84は、誤り検出の結果を表す情報をヘッダ格納情報とともに出力する。その後、図11のステップS39に戻り、それ以降の処理が行われる。
以上の一連の処理により、伝送路の状況に応じたフレームの伝送を効率よく行うことが可能になる。
<5.変形例>
ヘッダの固定拡散領域の変調方式と可変拡散領域の変調方式が同じBPSK方式である場合について主に説明したが、それぞれ異なる方式を用いることも可能である。
この場合、図6の変調回路44は、拡散符号化回路43から出力された固定拡散領域の拡散符号系列の変調を既定の方式で行い、可変拡散領域の拡散符号系列の変調を、拡散率決定回路42により決定された方式で行う。
また、図8のBPSK復調回路81は、固定拡散領域の受信シンボルの復調を既定の方式で行う。拡散符号復号回路82は、固定拡散領域の拡散符号化系列の復号を既定の方式で行い、MCSを取得する。BPSK復調回路81は、可変拡散領域の復調方式を取得されたMCSに基づいて決定し、可変拡散領域の受信シンボルの復調を行う。可変拡散領域の復調方式をBPSK復調回路81が決定するのではなく、可変拡散領域の復調方式をMCSに基づいて決定する構成がヘッダ復調・復号回路68に設けられるようにしてもよい。
上述したように、MCSがペイロードの変調方式と符号化方式のうちの一方の方式を表す場合、ヘッダ符号化・変調回路22は、他方の方式を表す情報をヘッダ格納情報に含めて可変拡散領域に格納することが可能である。この場合、ペイロード復調・復号回路69によるペイロードの復調と復号は、MCS、およびヘッダ格納情報に格納される他方の方式を表す情報に基づいて行われることになる。すなわち、ペイロード復調・復号回路69は、MCSにより表される方式に従って復調と復号のうちの一方の処理を行い、ヘッダ格納情報に格納される情報により表される方式に従って他方の処理を行う。
・フォーマットの変形例
ヘッダを2つの領域に分割し、それぞれ異なる方式で符号化と変調を行うことができるものとしたが、さらに多くの領域に分割し、それぞれの領域の符号化と変調の方式を変えることができるようにしてもよい。
例えば、送信装置2は、ヘッダ格納情報に含まれるMCS、スクランブラID、フレーム長、およびその他のフレーム情報の符号化と変調を、それぞれ方式を変えて行う。この場合、ヘッダの先頭に配置されるMCSには、それぞれの情報に対して施された符号化と変調の方式の組み合わせを表す番号が設定される。
・無線通信システムの変形例
図13は、無線通信システムの他の構成例を示す図である。
図13の通信装置101と通信装置102は、それぞれ、図5に示す送信装置2の構成と図7に示す受信装置3の構成を有している。図5に示す送信装置2の構成と図7に示す受信装置3の構成を1つの装置内に設けることも可能である。
通信装置101と通信装置102は、それぞれ、送信データとヘッダ格納情報の符号化と変調を上述したようにして行い、図2に示すフォーマットを有するフレームを用いてデータを送信することができる。また、通信装置101と通信装置102は、それぞれ、受信信号の復調と復号を上述したようにして行い、送信データとヘッダ格納情報を取得することができる。
通信装置101を再生装置1に設け、通信装置102を表示装置4に設けるようにすることも可能である。
・コンピュータの構成例
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図14は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203は、バス204により相互に接続されている。
バス204には、さらに、入出力インタフェース205が接続されている。入出力インタフェース205には、キーボード、マウスなどよりなる入力部206、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部207が接続される。また、入出力インタフェース205には、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部208、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部209、リムーバブルメディア211を駆動するドライブ210が接続される。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU201が、例えば、記憶部208に記憶されているプログラムを入出力インタフェース205及びバス204を介してRAM203にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
CPU201が実行するプログラムは、例えばリムーバブルメディア211に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供され、記憶部208にインストールされる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本技術は、1つの機能をネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
また、通信とは、無線通信および有線通信は勿論、無線通信と有線通信とが混在した通信、即ち、ある区間では無線通信が行われ、他の区間では有線通信が行われるようなものであっても良い。さらに、ある装置から他の装置への通信が有線通信で行われ、他の装置からある装置への通信が無線通信で行われるようなものであっても良い。
本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また他の効果があってもよい。
・構成の組み合わせ例]
本技術は、以下のような構成をとることもできる。
(1)
ペイロードに格納される送信データの符号化と変調を、複数の方式の組み合わせの中から伝送路の状況に応じて選択された、ヘッダに格納される格納情報に対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの方式と、前記送信データに対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの方式とを表す変調符号化情報により表される方式で行うペイロード処理部と、
前記変調符号化情報の符号化と変調を既定の方式で行い、前記格納情報の符号化と変調を、前記変調符号化情報により表される方式で行うヘッダ処理部と、
前記変調符号化情報を格納する第1の領域と前記格納情報を格納する第2の領域とからなる前記ヘッダを前記ペイロードに付加して構成されるフレームを送信する送信部と
を備える符号化装置。
(2)
前記変調符号化情報と前記格納情報の誤り検出に用いられ、前記第2の領域に格納されるパリティを生成する生成部をさらに備え、
前記ヘッダ処理部は、前記パリティの符号化と変調を、前記変調符号化情報により表される方式で行う
前記(1)に記載の符号化装置。
(3)
前記第1の領域は、前記ヘッダの先頭に配置される
前記(1)または(2)に記載の符号化装置。
(4)
前記ヘッダ処理部は、前記変調符号化情報の符号化を、前記格納情報の符号化に用いられる複数の方式のうちの復号性能が最も高い方式で行い、符号化した前記変調符号化情報の変調を、前記格納情報の変調に用いられる複数の方式のうちの復調性能が最も高い方式で行う
前記(1)乃至(3)のいずれかに記載の符号化装置。
(5)
前記ヘッダ処理部は、前記格納情報の符号化を、前記送信データの符号化に用いられる方式と同等以上の復号性能を有する方式で行い、符号化した前記格納情報の変調を、前記送信データの変調に用いられる方式と同等以上の復調性能を有する方式で行う
前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の符号化装置。
(6)
ペイロードに格納される送信データの符号化と変調を、複数の方式の組み合わせの中から伝送路の状況に応じて選択された、ヘッダに格納される格納情報に対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの方式と、前記送信データに対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの方式とを表す変調符号化情報により表される方式で行い、
前記変調符号化情報の符号化と変調を既定の方式で行い、
前記格納情報の符号化と変調を、前記変調符号化情報により表される方式で行い、
前記変調符号化情報を格納する第1の領域と前記格納情報を格納する第2の領域とからなる前記ヘッダを前記ペイロードに付加して構成されるフレームを送信する
ステップを含む符号化方法。
(7)
ペイロードに格納される送信データの符号化と変調を、複数の方式の組み合わせの中から伝送路の状況に応じて選択された、ヘッダに格納される格納情報に対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの方式と、前記送信データに対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの方式とを表す変調符号化情報により表される方式で行い、
前記変調符号化情報の符号化と変調を既定の方式で行い、
前記格納情報の符号化と変調を、前記変調符号化情報により表される方式で行い、
前記変調符号化情報を格納する第1の領域と前記格納情報を格納する第2の領域とからなる前記ヘッダを前記ペイロードに付加して構成されるフレームを送信する
ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
(8)
複数の方式の組み合わせの中から伝送路の状況に応じて選択された、ヘッダに格納される格納情報に対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの方式と、送信データに対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの方式とを表し、規定の方式で符号化と変調が行われた変調符号化情報を格納する第1の領域と、前記変調符号化情報により表される方式で符号化と変調が行われた前記格納情報を格納する第2の領域とからなる前記ヘッダを、前記送信データを格納するペイロードに付加して構成されるフレームを受信する受信部と、
前記変調符号化情報の復調と、復調後の前記変調符号化情報の復号とを既定の方式で行い、前記格納情報の復調と、復調後の前記格納情報の復号とを、復号して取得された前記変調符号化情報により表される方式で行うヘッダ処理部と、
前記送信データの復調と復号を、復号して取得された前記変調符号化情報、または前記変調符号化情報および前記格納情報により表される方式で行うペイロード処理部と
を備える復号装置。
(9)
復号して取得された前記変調符号化情報に基づいて、前記格納情報の復調と復号の方式を決定する決定部をさらに備える
前記(8)に記載の復号装置。
(10)
前記第2の領域には、前記変調符号化情報と前記格納情報の誤り検出に用いられるパリティがさらに格納され、
前記ヘッダ処理部は、前記パリティの復調と復号を、復号して取得された前記変調符号化情報により表される方式で行う
前記(8)または(9)に記載の復号装置。
(11)
復号して取得された前記パリティに基づいて、前記変調符号化情報と前記格納情報の誤り検出を行う誤り検出部をさらに備える
前記(10)に記載の復号装置。
(12)
複数の方式の組み合わせの中から伝送路の状況に応じて選択された、ヘッダに格納される格納情報に対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの方式と、送信データに対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの方式とを表し、規定の方式で符号化と変調が行われた変調符号化情報を格納する第1の領域と、前記変調符号化情報により表される方式で符号化と変調が行われた前記格納情報を格納する第2の領域とからなる前記ヘッダを、前記送信データを格納するペイロードに付加して構成されるフレームを受信し、
前記変調符号化情報の復調と、復調後の前記変調符号化情報の復号とを既定の方式で行い、
前記格納情報の復調と、復調後の前記格納情報の復号とを、復号して取得された前記変調符号化情報により表される方式で行い、
前記送信データの復調と復号を、復号して取得された前記変調符号化情報、または前記変調符号化情報および前記格納情報により表される方式で行う
ステップを含む復号方法。
(13)
複数の方式の組み合わせの中から伝送路の状況に応じて選択された、ヘッダに格納される格納情報に対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの方式と、送信データに対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの方式とを表し、規定の方式で符号化と変調が行われた変調符号化情報を格納する第1の領域と、前記変調符号化情報により表される方式で符号化と変調が行われた前記格納情報を格納する第2の領域とからなる前記ヘッダを、前記送信データを格納するペイロードに付加して構成されるフレームを受信し、
前記変調符号化情報の復調と、復調後の前記変調符号化情報の復号とを既定の方式で行い、
前記格納情報の復調と、復調後の前記格納情報の復号とを、復号して取得された前記変調符号化情報により表される方式で行い、
前記送信データの復調と復号を、復号して取得された前記変調符号化情報、または前記変調符号化情報および前記格納情報により表される方式で行う
ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
(14)
ペイロードに格納される送信データの符号化と変調を、複数の方式の組み合わせの中から伝送路の状況に応じて選択された、ヘッダに格納される格納情報に対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの方式と、前記送信データに対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの方式とを表す変調符号化情報により表される方式で行うペイロード処理部と、
前記変調符号化情報の符号化と変調を既定の方式で行い、前記格納情報の符号化と変調を、前記変調符号化情報により表される方式で行うヘッダ処理部と、
前記変調符号化情報を格納する第1の領域と前記格納情報を格納する第2の領域とからなる前記ヘッダを前記ペイロードに付加して構成されるフレームを送信する送信部と
を備える符号化装置と、
前記フレームを受信する受信部と、
前記変調符号化情報の復調と、復調後の前記変調符号化情報の復号とを既定の方式で行い、前記格納情報の復調と、復調後の前記格納情報の復号とを、復号して取得された前記変調符号化情報により表される方式で行うヘッダ処理部と、
前記送信データの復調と復号を、復号して取得された前記変調符号化情報、または前記変調符号化情報および前記格納情報により表される方式で行うペイロード処理部と
を備える復号装置と
を有する無線通信システム。
2 送信装置, 3 受信装置, 11 コントローラ, 21 ペイロード符号化・変調回路, 22 ヘッダ符号化・変調回路, 41 ヘッダ生成回路, 42 拡散率決定回路, 43 拡散符号化回路, 44 変調回路, 68 ヘッダ復調・復号回路, 69 ペイロード復調・復号回路, 81 BPSK復調回路, 82 拡散符号復号回路, 83 拡散率決定回路, 84 HCSチェック回路

Claims (12)

  1. ペイロードに格納される送信データの符号化と変調を、予め決められている複数の組み合わせの中から伝送路の状況に応じて選択された、ヘッダに格納される格納情報に対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの第1の方式と、前記送信データに対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの第2の方式との組み合わせを表す変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第2の方式で行うペイロード処理部と、
    前記変調符号化情報の符号化と変調を既定の方式で行い、前記ペイロードのスクランブルに関する情報、前記ペイロードの長さを表すフレーム長、および、前記ヘッダのパリティを含む前記格納情報の符号化と変調を、前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第1の方式で行うヘッダ処理部と、
    前記変調符号化情報を格納する第1の領域と前記格納情報を格納する第2の領域とからなり、前記第1の領域が先頭に配置された前記ヘッダを、前記ペイロードの前に付加して構成されるフレームを送信する送信部と
    を備える符号化装置。
  2. 前記変調符号化情報と前記格納情報の誤り検出に用いられ、前記第2の領域に格納される前記パリティを生成する生成部をさらに備え、
    前記ヘッダ処理部は、前記パリティの符号化と変調を、前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第1の方式で行う
    請求項1に記載の符号化装置。
  3. 前記ヘッダ処理部は、前記変調符号化情報の符号化を、前記格納情報の符号化に用いられる複数の方式のうちの復号性能が最も高い方式で行い、符号化した前記変調符号化情報の変調を、前記格納情報の変調に用いられる複数の方式のうちの復調性能が最も高い方式で行う
    請求項1または2に記載の符号化装置。
  4. 前記ヘッダ処理部は、前記格納情報の符号化を、前記送信データの符号化に用いられる方式と同等以上の復号性能を有する方式で行い、符号化した前記格納情報の変調を、前記送信データの変調に用いられる方式と同等以上の復調性能を有する方式で行う
    請求項1乃至3のいずれかに記載の符号化装置。
  5. ペイロードに格納される送信データの符号化と変調を、予め決められている複数の組み合わせの中から伝送路の状況に応じて選択された、ヘッダに格納される格納情報に対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの第1の方式と、前記送信データに対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの第2の方式との組み合わせを表す変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第2の方式で行い、
    前記変調符号化情報の符号化と変調を既定の方式で行い、
    前記ペイロードのスクランブルに関する情報、前記ペイロードの長さを表すフレーム長、および、前記ヘッダのパリティを含む前記格納情報の符号化と変調を、前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第1の方式で行い、
    前記変調符号化情報を格納する第1の領域と前記格納情報を格納する第2の領域とからなり、前記第1の領域が先頭に配置された前記ヘッダを、前記ペイロードの前に付加して構成されるフレームを送信する
    ステップを含む符号化方法。
  6. ペイロードに格納される送信データの符号化と変調を、予め決められている複数の組み合わせの中から伝送路の状況に応じて選択された、ヘッダに格納される格納情報に対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの第1の方式と、前記送信データに対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの第2の方式との組み合わせを表す変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第2の方式で行い、
    前記変調符号化情報の符号化と変調を既定の方式で行い、
    前記ペイロードのスクランブルに関する情報、前記ペイロードの長さを表すフレーム長、および、前記ヘッダのパリティを含む前記格納情報の符号化と変調を、前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第1の方式で行い、
    前記変調符号化情報を格納する第1の領域と前記格納情報を格納する第2の領域とからなり、前記第1の領域が先頭に配置された前記ヘッダを、前記ペイロードの前に付加して構成されるフレームを送信する
    ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  7. 予め決められている複数の組み合わせの中から伝送路の状況に応じて選択された、ヘッダに格納される格納情報に対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの第1の方式と、送信データに対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの第2の方式との組み合わせを表し、規定の方式で符号化と変調が行われた変調符号化情報を格納する第1の領域と、前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第1の方式で符号化と変調が行われた前記格納情報を格納する第2の領域とからなり、前記第1の領域が先頭に配置された前記ヘッダを、前記送信データを格納するペイロードの前に付加して構成されるフレームを受信する受信部と、
    前記変調符号化情報の復調と、復調後の前記変調符号化情報の復号とを既定の方式で行い、前記ペイロードのスクランブルに関する情報、前記ペイロードの長さを表すフレーム長、および、前記ヘッダのパリティを含む前記格納情報の復調と、復調後の前記格納情報の復号とを、復号して取得された前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第1の方式で行うヘッダ処理部と、
    前記送信データの復調と復号を、復号して取得された前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第2の方式で行うペイロード処理部と
    を備える復号装置。
  8. 前記第2の領域には、前記変調符号化情報と前記格納情報の誤り検出に用いられる前記パリティがさらに格納され、
    前記ヘッダ処理部は、前記パリティの復調と復号を、復号して取得された前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第1の方式で行う
    請求項に記載の復号装置。
  9. 復号して取得された前記パリティに基づいて、前記変調符号化情報と前記格納情報の誤り検出を行う誤り検出部をさらに備える
    請求項に記載の復号装置。
  10. 予め決められている複数の組み合わせの中から伝送路の状況に応じて選択された、ヘッダに格納される格納情報に対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの第1の方式と、送信データに対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの第2の方式との組み合わせを表し、規定の方式で符号化と変調が行われた変調符号化情報を格納する第1の領域と、前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第1の方式で符号化と変調が行われた前記格納情報を格納する第2の領域とからなり、前記第1の領域が先頭に配置された前記ヘッダを、前記送信データを格納するペイロードの前に付加して構成されるフレームを受信し、
    前記変調符号化情報の復調と、復調後の前記変調符号化情報の復号とを既定の方式で行い、
    前記ペイロードのスクランブルに関する情報、前記ペイロードの長さを表すフレーム長、および、前記ヘッダのパリティを含む前記格納情報の復調と、復調後の前記格納情報の復号とを、復号して取得された前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第1の方式で行い、
    前記送信データの復調と復号を、復号して取得された前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第2の方式で行う
    ステップを含む復号方法。
  11. 予め決められている複数の組み合わせの中から伝送路の状況に応じて選択された、ヘッダに格納される格納情報に対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの第1の方式と、送信データに対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの第2の方式との組み合わせを表し、規定の方式で符号化と変調が行われた変調符号化情報を格納する第1の領域と、前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第1の方式で符号化と変調が行われた前記格納情報を格納する第2の領域とからなり、前記第1の領域が先頭に配置された前記ヘッダを、前記送信データを格納するペイロードの前に付加して構成されるフレームを受信し、
    前記変調符号化情報の復調と、復調後の前記変調符号化情報の復号とを既定の方式で行い、
    前記ペイロードのスクランブルに関する情報、前記ペイロードの長さを表すフレーム長、および、前記ヘッダのパリティを含む前記格納情報の復調と、復調後の前記格納情報の復号とを、復号して取得された前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第1の方式で行い、
    前記送信データの復調と復号を、復号して取得された前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第2の方式で行う
    ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  12. ペイロードに格納される送信データの符号化と変調を、予め決められている複数の組み合わせの中から伝送路の状況に応じて選択された、ヘッダに格納される格納情報に対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの第1の方式と、前記送信データに対する符号化と変調のうちの少なくともいずれかの第2の方式との組み合わせを表す変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第2の方式で行うペイロード処理部と、
    前記変調符号化情報の符号化と変調を既定の方式で行い、前記ペイロードのスクランブルに関する情報、前記ペイロードの長さを表すフレーム長、および、前記ヘッダのパリティを含む前記格納情報の符号化と変調を、前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第1の方式で行うヘッダ処理部と、
    前記変調符号化情報を格納する第1の領域と前記格納情報を格納する第2の領域とからなり、前記第1の領域が先頭に配置された前記ヘッダを、前記ペイロードの前に付加して構成されるフレームを送信する送信部と
    を備える符号化装置と、
    前記フレームを受信する受信部と、
    前記変調符号化情報の復調と、復調後の前記変調符号化情報の復号とを既定の方式で行い、前記格納情報の復調と、復調後の前記格納情報の復号とを、復号して取得された前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第1の方式で行うヘッダ処理部と、
    前記送信データの復調と復号を、復号して取得された前記変調符号化情報により表される前記組み合わせを構成する前記第2の方式で行うペイロード処理部と
    を備える復号装置と
    を有する無線通信システム。
JP2014254155A 2014-12-16 2014-12-16 符号化装置、符号化方法、復号装置、復号方法、プログラム、および通信システム Active JP6618252B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014254155A JP6618252B2 (ja) 2014-12-16 2014-12-16 符号化装置、符号化方法、復号装置、復号方法、プログラム、および通信システム
PCT/JP2015/083896 WO2016098592A1 (ja) 2014-12-16 2015-12-02 符号化装置、符号化方法、復号装置、復号方法、プログラム、および無線通信システム
EP15869798.7A EP3236607A4 (en) 2014-12-16 2015-12-02 Encoding device, encoding method, decoding device, decoding method, program, and wireless communication system
CN201580067230.2A CN107005356B (zh) 2014-12-16 2015-12-02 编码装置、编码方法、解码装置、解码方法、存储介质及无线通信系统
US15/531,121 US10477432B2 (en) 2014-12-16 2015-12-02 Encoding device, encoding method, decoding device, decoding method, program, and wireless communication system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014254155A JP6618252B2 (ja) 2014-12-16 2014-12-16 符号化装置、符号化方法、復号装置、復号方法、プログラム、および通信システム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016116115A JP2016116115A (ja) 2016-06-23
JP2016116115A5 JP2016116115A5 (ja) 2017-02-16
JP6618252B2 true JP6618252B2 (ja) 2019-12-11

Family

ID=56126486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014254155A Active JP6618252B2 (ja) 2014-12-16 2014-12-16 符号化装置、符号化方法、復号装置、復号方法、プログラム、および通信システム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10477432B2 (ja)
EP (1) EP3236607A4 (ja)
JP (1) JP6618252B2 (ja)
CN (1) CN107005356B (ja)
WO (1) WO2016098592A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016027728A1 (ja) * 2014-08-20 2016-02-25 ソニー株式会社 受信装置、フレーム同期方法、送信装置、送信方法、およびプログラム
WO2019076340A1 (en) * 2017-10-18 2019-04-25 Zte Corporation FRAME HEADERS FOR MULTI-LEVEL MODULATED SIGNALS IN PASSIVE OPTICAL NETWORKS
JP6907948B2 (ja) * 2018-01-04 2021-07-21 富士通株式会社 ファイル生成プログラム、ファイル生成方法及びファイル生成装置
US11297279B2 (en) * 2018-04-05 2022-04-05 Sony Semiconductor Solutions Corporation Transmission device, reception device, and communication system
JP2022507567A (ja) * 2018-11-14 2022-01-18 スカイウェイブ・ネットワークス・エルエルシー 上空波システムにおける変速

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030135797A1 (en) * 2002-01-15 2003-07-17 Sunghyun Choi Method and apparatus for enhancing the transmission of error in the IEEE 802.11e systems
JP4356702B2 (ja) * 2006-03-03 2009-11-04 ソニー株式会社 無線通信装置及び無線通信方法
JP5283067B2 (ja) * 2008-09-18 2013-09-04 独立行政法人情報通信研究機構 ヘッダ最適化フィールドを有するプリアンブルを用いた無線通信方法
CN103647920B (zh) * 2008-12-15 2017-10-24 Lg电子株式会社 发送广播信号的方法和接收广播信号的方法
US9178659B2 (en) * 2009-03-19 2015-11-03 Koninklijke Philips N.V. Techniques for encoding PLCP headers
US20100303096A1 (en) * 2009-06-02 2010-12-02 Assaf Kasher Apparatus and mehtods for increased mac header protection
US9112753B2 (en) * 2010-05-11 2015-08-18 Texas Instruments Incorporated Interleaver design and header structure for ITU G.hnem
KR101829923B1 (ko) * 2011-10-13 2018-02-22 삼성전자주식회사 데이터 통신 시스템에서 부호화 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US20170367006A1 (en) 2017-12-21
US10477432B2 (en) 2019-11-12
JP2016116115A (ja) 2016-06-23
CN107005356A (zh) 2017-08-01
WO2016098592A1 (ja) 2016-06-23
EP3236607A4 (en) 2018-10-10
EP3236607A1 (en) 2017-10-25
CN107005356B (zh) 2020-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6618252B2 (ja) 符号化装置、符号化方法、復号装置、復号方法、プログラム、および通信システム
US10581659B2 (en) System and method for communications with reduced peak to average power ratio
JP5423798B2 (ja) 符号化および復号方法およびその装置
US9686029B2 (en) Apparatus for transmitting broadcast signals, apparatus for receiving broadcast signals, method for transmitting broadcast signals and method for receiving broadcast signals
KR100719840B1 (ko) 시공간 주파수 블록 부호화 장치 및 방법
JP2003283582A (ja) マルチキャストデータの送受信装置及び方法
US9832056B2 (en) Apparatus for transmitting broadcast signals, apparatus for receiving broadcast signals, method for transmitting broadcast signals and method for receiving broadcast signals
JP2007243951A (ja) 多重入力多重出力方式を使用する通信システムの信号送受信装置及び方法
US9780910B2 (en) Systems and methods for multiple stream encoded digital video
US20210297683A1 (en) Method and apparatus for performing superposition coded modulation scheme in a broadcasting or communication system
JP2011176679A (ja) 無線通信システム、無線通信方法、送信装置、及び送信方法
EP2999231A1 (en) Apparatus for transmitting broadcast signal, apparatus for receiving broadcast signal, method for transmitting broadcast signal and method for receiving broadcast signal
JP2008245128A (ja) Ofdmを用いた無線送信装置と方法及び無線受信装置と方法
US8804681B2 (en) Method and system for improving the efficiency of packet transmission in a multi-user wireless communication system
US8744023B1 (en) Interference whitening filters for MIMO maximum likelihood receivers
JP2019047485A (ja) 送信装置、送信方法、受信装置、および受信方法
CN107277566B (zh) 基于叠加编码的信令编码调制方法及解调译码方法
EP2408161A1 (en) Data transmission device and method thereof, and data reception device and method thereof
CN109842423B (zh) 多天线接收信号的处理方法及装置
JP2009224849A (ja) 変調装置および方法、復調装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
JP6267496B2 (ja) ワイヤレスマイク用ofdm送信装置、受信装置及び送受信システム
JP6251132B2 (ja) 符号化装置、符号化方法、復号装置、復号方法、およびプログラム
JP2012138662A5 (ja)
WO2007043097A9 (ja) 送信装置、受信装置、送信方法、受信方法、情報記録媒体、および、プログラム
KR20160010799A (ko) 하다마르 변환과 알라무티 방식의 결합을 이용한 mimo 무선 통신 방법 및 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20160720

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170113

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180319

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180816

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181115

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20181122

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20190118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190920

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6618252

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150