JP6617838B2 - 伝送損失率を低減するための方法および装置 - Google Patents

伝送損失率を低減するための方法および装置 Download PDF

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Description

この出願は、2016年4月6日に中国特許庁に出願された、発明の名称を「伝送損失率を低減するための方法および装置」とする中国特許出願第201610210746.4号の優先権を主張し、その全体が参照によりここに組み込まれる。
この出願は、通信技術の分野、詳細には、伝送損失率を低減するための方法および装置に関する。
現代の通信システムでは、パケット伝送が現在最も重要かつ最も広い伝送モードである。共有伝送モードとして、パケット伝送はより高い伝送リソース利用を有する。パケット伝送は、音声サービスやビデオサービス等の既存の通信サービスの主要なベアラ方式である。パケット伝送は、特定の情報が独立したデータパケットを使用して搬送されることを特徴とする。データパケット伝送を正しく保証することは非常に重要である。損失率(英語完全名称:Loss Ratio、略してLR)は、パケット交換(英語完全名称:Packet Switching、略してPS)伝送品質を測定するための重要な指標である。より高い損失率は、より貧弱なPS伝送品質、サービスへのより深刻な損害を示し、またはサービスの利用不可能に導きさえする。既存のネットワーク品質で、どのように伝送損失率を低減し、伝送品質を改善するかは、業界で最も重要な研究課題である。
この出願の実施形態は、伝送損失率を低減し、伝送品質を改善するために、伝送損失率を低減するための方法および装置を提供する。
この出願の第1の態様は、冗長伝送モードにおける損失率を低減するために、伝送損失率を低減するための方法を提供する。この方法は、パケット伝送技術が使用される通信システムで使用されてもよく、この方法は、2つのパラメータ、すなわち冗長度および冗長係数を使用して冗長伝送を制御する。冗長係数は、伝送される必要があるすべてのデータに冗長伝送が要求されるデータの割合を示し、冗長度は、冗長伝送モードでデータパケットが伝送されるときに繰り返し伝送されるコピー数を示す。この方法は、データを送信するソース端によって実行される。冗長係数および冗長度を決定した後、ソース端は、冗長係数に基づいて、冗長伝送が要求されるデータパケットを決定し、冗長度によって示されるコピー数に基づいて、データパケットを宛先端に繰り返し送信する。従来の冗長伝送モードと比較して、この方法では、冗長伝送は、全てのデータについてではなく、冗長係数によって示される、データの一部のみについて実行される。このように、一方で、重要なデータのみが冗長伝送モードで伝送されることが可能であり、これにより、重要なデータの損失率を低減し、重要なデータの伝送品質を改善する。他方で、冗長伝送モードは他のデータについて使用されず、これにより、伝送されるデータパケット数を低減し、伝送帯域幅の消費を低減する。
この出願の第2の態様は、冗長伝送モードにおける損失率を低減するために、伝送損失率を低減するための装置を提供する。この装置は、パケット伝送技術が使用される通信システムで使用されてもよく、この装置は、2つのパラメータ、すなわち冗長度および冗長係数を使用して冗長伝送を制御する。冗長係数は、伝送される必要があるすべてのデータに冗長伝送が要求されるデータの割合を示し、冗長度は、冗長伝送モードでデータパケットが伝送されるときに繰り返し伝送されるコピー数を示す。この装置は、データを送信するソース端に配置されてもよい。したがって、冗長係数および冗長度を決定した後、ソース端は、冗長係数に基づいて、冗長伝送が要求されるデータパケットを決定し、冗長度によって示されるコピー数に基づいて、データパケットを宛先端に繰り返し送信する。従来の冗長伝送モードと比較して、この装置は、全てのデータについてではなく、冗長係数によって示される、データの一部のみについて冗長伝送を行う。このように、一方で、重要なデータのみが冗長伝送モードで伝送されることが可能であり、これにより、重要なデータの損失率を低減し、重要なデータの伝送品質を改善する。他方で、冗長伝送モードは他のデータについて使用されず、これにより、伝送されるデータパケット数を低減し、伝送帯域幅の消費を低減する。
前述の2つの態様による方法および装置を参照して、
任意選択で、受信データパケットについて冗長伝送モードが使用されているか否かを宛先端が識別するのを助けるために、ソース端は、冗長伝送が要求されるデータパケットに特定の識別子を付加してもよい。
任意選択で、ソース端は、宛先端から、伝送されたデータの損失率を取得し、冗長度は損失率と正の相関関係にあるという原理に基づき、損失率に基づいて冗長度を決定してもよい。
任意選択で、ソース端は、宛先端から、伝送帯域幅の伝送輻輳レベルを取得し、冗長係数は伝送輻輳レベルと負の相関関係にあるという原理に基づき、伝送輻輳レベルに基づいて冗長係数を決定してもよい。
任意選択で、宛先端から損失率および伝送輻輳レベルを取得した後、ソース端は、損失率および伝送輻輳レベルに基づいて冗長度を決定し、損失率および伝送輻輳レベルに基づいて冗長係数を決定してもよく、冗長度は損失率と正の相関関係にあり、伝送輻輳レベルと負の相関関係にあり、冗長係数は損失率と正の相関関係にあり、伝送輻輳レベルと負の相関関係にある。
任意選択で、ソース端および宛先端は、通信ネットワーク内の異なるデバイスであってもよく、または同じデバイス内の異なるモジュールであってもよい。
前述の説明から、この出願のいくつかの実現可能な実装では、データは冗長伝送モードで伝送され、冗長伝送モードは2つのパラメータ、すなわち冗長係数および冗長度を使用して制御されることが理解できる。2つのパラメータに基づいて、冗長伝送が、全てのデータについてではなく、データの一部のみについて実行される。このように、重要なデータについて冗長伝送モードが使用されることが可能であり、それにより、重要なデータの損失率を低減し、重要なデータの伝送品質を改善する。冗長伝送モードは、他のデータについては使用されなくてもよく、それにより、伝送されるデータパケット数を低減し、伝送帯域幅の消費を低減する。
この出願の一実施形態が適用されるネットワーク・アーキテクチャの概略図である。 この出願の一実施形態による、伝送損失率を低減するための方法の概略フローチャートである。 この出願の一実施形態による、ソース端によってデータを宛先端に送信する概略的な伝送図である。 この出願の一実施形態による、冗長伝送を行うために損失率に基づいて冗長度を決定する概略図である。 この出願の一実施形態による、冗長伝送を行うために伝送輻輳レベルに基づいて冗長係数を決定する概略図である。 この出願の一実施形態による、冗長伝送を行うために冗長度および伝送輻輳レベルに基づいて冗長度および冗長係数を決定する概略図である。 この出願の一実施形態による、いくつかの解決策の間の関係の概略図である。 この出願の一実施形態による、伝送損失率を低減するための装置の概略構造図である。 この出願の一実施形態によるコンピューティング・デバイスの概略構造図である。
この技術分野の当業者にこの出願における技術的解決策をより良く理解させるために、下記は、この出願の実施形態における添付図面を参照して、この出願の実施形態における技術的解決策を明確かつ完全に説明する。明らかに、説明される実施形態は、この出願の実施形態のほんのいくつかであり、全てではない。
この出願の明細書、特許請求の範囲および添付図面において、用語「第1」、「第2」、「第3」等は異なる対象の間で区別することが意図されるが、特定の順序を示さない。さらに、用語「含む(including)」、「備える(comprising)」、およびそれらの他の任意の変形は、非排他的に含むことを包含するように意図される。例えば、一連のステップまたはユニットを含むプロセス、方法、システム、製品、またはデバイスは、列挙されたステップまたはユニットに限定されず、任意選択で、列挙されていないステップまたはユニットをさらに含み、または、任意選択で、そのプロセス、方法、製品、またはデバイスの、他の固有のステップまたはユニットをさらに含む。
背景技術で説明したように、既存のネットワーク品質で、どのように伝送損失率を低減し、伝送品質を改善するかは、業界で最も重要な研究課題である。現在、下記の2つの方式が伝送損失率を低減するために頻繁に使用されている。
方式1は、直接冗長伝送である。すなわち、ソース端、すなわち伝送側は、データパケットの複数のコピーを直接送信し、宛先端、すなわち受信側は、データのコピーのうちの1つのみを受信する必要がある。例えば、伝送側は、各データパケットを2回繰り返し送信してもよく、受信側は、いつでも送信された1つのデータパケットのみを受信する必要がある。
方式2は、前方誤り訂正(英語完全名称:Forward Error Correction、略してFEC)技術の使用である。伝送側は前方誤り訂正技術を使用する。伝送プロセスで、いくつかのデータパケットが損失しても、受信側は、損失したデータパケットに関する情報を既存のデータパケットから依然として復元することができ、すなわち、各データパケットは他のデータパケットに関する情報と冗長である。
実際には、方式1のネットワーク帯域幅消費が大きく、データパケットの、さらに1つのコピーが伝送される毎に、2倍のネットワーク帯域幅が消費される必要があることが分かる。方式2のアルゴリズムは複雑であり、多量のプロセッサ・リソースが要求され、前方誤り訂正能力が制限され、過度に頻繁なパケット損失について、正しい誤り訂正が実行されることができない。
前述の問題について、この出願の目的は、損失率を低減するという要件を満たすだけでなく、方式1に比べて伝送帯域幅の消費を低減し、重要なデータについて保証を改善し得る解決策を提供することである。
この目的のために、この出願の実施形態は、伝送損失率を低減するための方法および対応する装置を提供する。
下記は、特定の実施形態を使用して別々に詳細な説明を提供する。
図1を参照すると、図1は、この出願の実施形態が適用されるネットワーク・アーキテクチャの概略図である。ネットワーク・アーキテクチャは、ソース端、宛先端、およびソース端と宛先端を接続する伝送システムを含む。
伝送システムは、伝送ネットワークとも呼ばれてもよく、伝送ネットワークは、例えば、有線ネットワーク、無線ネットワーク、TDM(time-division multiplexing、時分割多重化)ネットワーク、またはパケット伝送ネットワークを含む、任意のネットワークであってもよい。
ソース端および宛先端は、通信システム内の異なるデバイスであってもよい。この場合、ソース端および宛先端は、それぞれソース・デバイスおよび宛先デバイスと呼ばれてもよい。その代わりに、ソース端と宛先端とは、同じデバイス内の異なるモジュールであってもよい。この場合、ソース端および宛先端は、それぞれ、ソース・モジュールおよび宛先モジュールと呼ばれてもよい。例えば、ソース・デバイスおよび宛先デバイスはそれぞれ、基地局、端末、またはゲートウェイ等のデバイスであってもよい。例えば、無線ネットワークのアップリンク伝送方向について、ソース・デバイスは基地局であってもよく、宛先デバイスはゲートウェイであってもよい。
この出願は、有線ネットワークまたは無線ネットワークに適用されてもよく、IP(Internet Protocol、インターネットプロトコル)層またはMAC(Media Access Control、媒体アクセス制御)層等の伝送プロトコルの任意の層に適用されてもよい。
この出願の実施形態の技術的解決策は、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(英語完全名称:Universal Mobile Telecommunications System、略してUMTS)、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーション(英語完全名称:Global System for Mobile Communication、略してGSM(登録商標))、符号分割多元接続(英語完全名称:Code Division Multiple Access、略してCDMA)、無線ローカルエリアネットワーク(英語完全名称:Wireless Local Area Networks、略してWLAN)、ワイヤレス・フィディリティ(英語完全名称:Wireless Fidelity、略してWiFi)、ロング・ターム・エボリューション(英語完全名称:Long Term Evolution、略してLTE)、および5G(5-Generation、第5世代移動体通信技術)等の次世代ネットワーク等の任意の有線または無線の通信システムに適用されてもよいことが留意されるべきである。
図2を参照すると、この出願の実施形態は、伝送損失率を低減するための方法を提供する。この方法は、下記のステップを含んでもよい。
201.ソース端は、冗長係数および冗長度を決定し、冗長係数は、冗長伝送が要求されるデータによって占められる割合を示し、冗長度は、冗長伝送中に繰り返し伝送されるコピー数を示す。
202.冗長係数に基づいて、冗長伝送が要求されるデータパケットを決定する。
203.冗長度によって示されるコピー数に基づいて、データパケットを宛先端に繰り返し送信する。
この出願のこの実施形態について、データパケットの伝送成功率を向上させ、伝送損失率を低減し、伝送品質を改善するために、冗長伝送モードが使用される。冗長伝送モードは、2つのパラメータ、すなわち冗長係数と冗長度を使用して制御される。
冗長度は、冗長伝送中に繰り返し伝送されるコピー数を示す。パラメータの値は、伝送側によって送信される同じデータパケットのいくつかのコピーの数を示す。冗長度が1であるとき、それは1つのコピーのみが伝送されていることを示し、これは通常の伝送モードである。冗長度が2であるとき、それは同じデータパケットの2つのコピーが送信されることを示し、その他は類推によって推測され得る。冗長度は正の整数であり、冗長度はここでkを使用して示され、kは正の整数である。
冗長係数は、冗長伝送が要求されるデータによって占められる割合を示す。このパラメータは、冗長伝送が要求されるデータパケットの割合を示す。例えば、冗長度が2であり、冗長係数が60%であるとき、それは、データパケットの60%の2つのコピーが送信され、データパケットの40%の1つのコピーのみが送信されることを示す。冗長度が1であるとき、冗長係数が何であるかに関わらず、データパケットの1つのコピーのみが送信される。冗長係数はここではpを使用して示され、pの値の範囲は[0,1]である。
伝送されるべきデータについて、ソース端は、まず、冗長度および冗長係数を決定し、次に、冗長係数に基づいて、冗長伝送が要求されるデータパケットを決定する。冗長伝送が要求されるデータパケットは、重要度に基づいて決定されてもよい。例えば、冗長係数が60%であるとき、重要度に基づいてすべてのデータパケットがソートされてもよく、上位60%にソートされたデータパケットが、冗長伝送が要求されるデータパケットであると決定される。最終的にデータが伝送されるとき、冗長度によって示されるコピー数に基づいて、冗長伝送が要求されるデータパケットであると決定されたデータパケットの複数のコピーが送信され、他のデータパケットの1つのコピーのみが通常の伝送モードで送信される。
いくつかの実施形態では、冗長係数は輻輳レベルに基づいて決定されてもよく、より大きい輻輳レベルはより小さい冗長係数を示す。例えば、輻輳がないとき、冗長係数は100%に設定されてもよい。さらに、冗長係数は、また、伝送方向の伝送遅延に基づいて決定されてもよく、より大きい遅延はより小さい冗長係数を示す。損失率に基づいて冗長度が決定されてもよく、より大きい損失率はより大きい冗長度を示す。
図3を参照すると、図3は、この出願の一実施形態による、ソース端によってデータを宛先端に送信する概略的な伝送図である。ソース端は、冗長度と冗長係数に基づいて、データパケットの冗長伝送が行われるデータパケットの割合を決定し、同時に送信され、冗長伝送が行われるデータパケットと同じである、データパケットのコピー数も決定する。図3に表わされたように、データパケット1、3および4は、通常の伝送モードで1回だけ送信され、データパケット2は、図中のデータパケット2.0および2.1で表わされたように、冗長伝送モードで2回別々に送信され、データパケット5も、図中のデータパケット5.0および5.1で表わされたように、冗長伝送モードで2回別々に送信される。宛先端がデータパケットの第1コピーを正しく受信する前に、他のバックアップデータは受信された後に直接に破棄される。例えば、宛先端がデータパケット2.0を正しく受信したならば、データパケット2.1は直接に破棄されてもよく、逆に、データパケット2.0が正しく受信されないならば、受信されたデータパケット2.1は留保される。
任意選択で、受信データパケットについて冗長伝送モードが使用されているか否かを宛先端が識別するのを助けるために、ソース端は、冗長伝送が要求されるデータパケットに特定の識別子を付加してもよい。例えば、特定の識別子がヘッダのフィールドまたはドメインに付加され、識別子がいくつかのビットを占有してもよい。データパケット内の特定の識別子の位置は、両者、すなわちソース・デバイスと宛先デバイスが合意する前提で、特に指定される必要はない。換言すれば、特定の識別子を搬送するフィールドは、完全に独立に定義されてもよいし、既存のフィールドが特定の識別子を搬送するフィールドとして使用される。これはここで特に限定されない。
この出願のこの実施形態において提供される、伝送損失率を低減するための方法が上記で簡単に説明された。この方法では、冗長伝送モードでデータが伝送され、冗長伝送モードは、2つのパラメータ、すなわち冗長係数と冗長度を使用して制御される。2つのパラメータに基づいて、冗長伝送が、全てのデータについてではなく、データの一部のみについて実行される。このように、重要なデータについて冗長伝送モードが使用されてもよく、それにより、重要なデータの損失率を低減し、重要なデータについての伝送品質を改善する。冗長伝送モードは、他のデータについて使用されなくてもよく、それにより、伝送されるデータパケット数を低減し、伝送帯域幅の消費を低減する。
この出願のこの実施形態の方法は、以下で詳細にさらに説明され、その説明は、冗長伝送を制御するための2つのパラメータ、すなわち冗長度および冗長係数をどのように決定するかを含む。
図4を参照すると、この出願のいくつかの実施形態では、冗長度は、ソース端から宛先端への損失率に基づいて生成され、または決定されてもよい。この実施形態では、ソース端は、宛先端から損失率を取得し、損失率に基づいて冗長度を決定してもよく、冗長度は損失率と正の相関関係にある。
正の相関関係は、より大きい損失率がより大きい冗長度を示すことを意味する。換言すれば、冗長度は、損失率の、厳密でない増加関数である。冗長度は1以上である必要がある、すなわち、各データパケットの少なくとも1つのコピーが送信される必要があり、冗長度は閾値Mを超えることはできず、閾値Mは正の整数であり、実際の状況に基づいて構成されてもよい。さらに、冗長度は正の整数である。例えば、閾値Mが3に等しいとき、冗長度kは1、2または3に等しい。
例えば、下記の直線式を使用して冗長度が計算されてもよい。
k=int(K*d+B)
ここでkは冗長度であり、dは損失率であり、KおよびBは定数パラメータであり、Kは正のパラメータであり、intは切り捨てを示す。KおよびBは経験値であってもよいことが留意されるべきである。
図5を参照すると、この出願のいくつかの実施形態では、冗長係数は、ソース端から宛先端への伝送輻輳レベルに基づいて生成され、または決定されてもよい。この実施形態では、ソース端は、宛先端から伝送輻輳レベルを取得し、伝送輻輳レベルに基づいて冗長係数を決定してもよく、冗長係数は伝送輻輳レベルと負の相関関係にある。
負の相関関係は、より大きい伝送輻輳レベルがより小さい冗長度を示すことを意味する。換言すれば、冗長度は、伝送輻輳レベルの厳密でない減少関数である。伝送輻輳レベルは、「0」以上の値yを使用して示されてもよい。伝送輻輳レベルyが1より小さいとき、それは輻輳がないことを示し、より小さい値yはよい多くの空き伝送帯域を示し、伝送輻輳レベルyが1に等しいとき、それは伝送サービス速度が伝送帯域幅と正確に等しいことを示し、伝送輻輳レベルyが1より大きいとき、それは輻輳があることを示し、より大きい値yはより深刻な伝送輻輳を示す。例えば、伝送輻輳があるとき、すなわち値yが1以上であるとき、冗長係数は、複数のコピーが送信されないことを示す0であってもよい。例えば、伝送輻輳レベルyが1より小さいとき、冗長係数p=1−yである。
図6を参照すると、この出願のいくつかの実施形態では、冗長係数は、ソース端から宛先端への損失率および伝送輻輳レベルに基づいて生成され、または決定されてもよく、冗長度は、損失率および伝送輻輳レベルに基づいて生成され、または決定されてもよい。この実施形態では、ソース端は、宛先端から損失率および伝送輻輳レベルを取得し、損失率および伝送輻輳レベルに基づいて冗長度を決定してもよく、冗長度は損失率と正の相関関係にあり、伝送輻輳レベルと負の相関関係にあり、ソース端は、損失率および伝送輻輳レベルに基づいて冗長係数を決定してもよく、冗長係数は損失率と正の相関関係にあり、伝送輻輳レベルと負の相関関係にある。
この実施形態では、ベクトル(冗長度、冗長係数)は、ベクトル(損失率、伝送輻輳レベル)の関数である。損失率が増加するに連れて、冗長度は厳密でなく増加し、伝送輻輳レベルが増加するに連れて、冗長度は厳密でなく減少する。損失率が増加するに連れて、冗長係数は厳密でなく増加し、伝送輻輳レベルが増加するに連れて、冗長係数は厳密でなく減少する。
例えば、次の式
冗長係数=K1*損失率+K2*伝送輻輳レベル+C
を使用して冗長係数が計算されてもよく、ここでK1、K2、およびCは定数パラメータであり、経験値であってもよく、K1は正の数であり、K2は負の数である。
冗長度は、同様の式を使用して計算されてもよい。
上記で列挙された式はほんの一例であり、この出願を限定することは意図されないことが留意されべきである。その代わりに、特定の応用の間、他の式が使用されてもよい。
図7を参照すると、前述の3つの実施形態の間の関係が表されている。図4の実施形態では、冗長度は損失率を使用して制御される。図5の実施形態では、冗長係数は伝送輻輳レベルを使用して制御される。図6の実施形態では、冗長度と冗長係数の両方は損失率および伝送輻輳レベルを使用して制御される。図4および図5に表わされた実施形態は、図6に表わされた実施形態の特別な例であることが容易に理解される。
この出願の実施形態の前述の解決策は、例えば、具体的には、様々な伝送ネットワークにおける様々なネットワーク・デバイス上に実現されてもよいことが理解され得る。
この出願の実施形態の前述の解決策では、冗長度および冗長係数は伝送輻輳レベルおよび損失率に基づいて決定されてもよく、冗長伝送制御は、伝送損失率を低減するために、2つのパラメータ、すなわち冗長度および冗長係数を使用して行われる。
この出願の実施形態の前述の解決策では、冗長伝送は、全てのデータについてではなく、データの一部のみについて実行される。このように、重要なデータについて冗長伝送モードが使用されてもよく、それにより、重要なデータの損失率を低減し、重要なデータについての伝送品質を改善する。冗長伝送モードは、他のデータについて使用されなくてもよく、それにより、伝送されるデータパケット数を低減し、伝送帯域幅の消費を低減する。
この出願の実施形態の前述の解決策は、伝送ネットワークの帯域幅の現在の状況に自動的に適応し、伝送損失率を低減することが可能であり、ビデオサービスの速度等のサービスのQoE(Quality of Experience、体感品質)を改善することが可能であり、伝送ネットワークを再構築し、更新するコストを低減し、伝送ネットワークの品質を改善する必要なく高品質のサービスを提供することが可能である。
(実施形態2)この出願の実施形態の前述の解決策をより良く実現するために、前述の解決策を協働して実現するための関連する装置が以下でさらに提供される。
図8を参照すると、この出願の実施形態は、伝送損失率を低減するための装置800を提供する。装置800は、
冗長係数および冗長度を決定し、冗長係数に基づいて、冗長伝送が要求されるデータパケットを決定するように構成された決定モジュール801であって、冗長係数が、冗長伝送が要求されるデータによって占められる割合を示し、冗長度が、冗長伝送中に繰り返し伝送されるコピー数を示す、決定モジュール801と、
冗長度によって示されるコピー数に基づいて宛先端にデータパケットを繰り返し送信するように構成された送信モジュール802と
を含んでもよい。
この出願のいくつかの実施形態では、装置800は、
冗長伝送が要求されるデータパケットに特定の識別子を付加するように構成された識別子処理モジュール803
をさらに含む。
この出願のいくつかの実施形態では、決定モジュール801は、
取得ユニット8011と、決定ユニット8012と
を含む。
いくつかの実施形態では、取得ユニット8011は、損失率を取得するように構成され、決定ユニット8012は、損失率に基づいて冗長度を決定するように構成され、冗長度が損失率と正の相関関係にある。
いくつかの実施形態では、取得ユニット8011は、伝送輻輳レベルを取得するように構成され、決定ユニット8012は、伝送輻輳レベルに基づいて冗長係数を決定するように構成され、冗長係数は伝送輻輳レベルと負の相関関係にある。
いくつかの実施形態では、取得ユニット8011は、損失率および伝送輻輳レベルを取得するように構成され、決定ユニット8012は、損失率および伝送輻輳レベルに基づいて冗長度を決定するように構成され、冗長度が損失率と正の相関関係にあり、伝送輻輳レベルと負の相関関係にあり、決定ユニット8012は、損失率および伝送輻輳レベルに基づいて冗長係数を決定するようにさらに構成され、冗長係数が損失率と正の相関関係にあり、伝送輻輳レベルと負の相関関係にある。
この出願のこの実施形態の、伝送損失率を低減するための装置800は、例えば、基地局、ゲートウェイ、端末等のネットワーク・デバイスであってもよく、またはネットワーク・デバイス内のモジュールであってもよい。
この出願のこの実施形態の、伝送損失率を低減するための装置800の各機能モジュールの機能は、前述の方法の実施形態における方法に基づいて具体的に実現され得ることが理解され得る。特定の実装プロセスについては、前述の方法の実施形態における関連する説明への参照が行われることが可能であり、詳細はここで再度説明されない。
前述の説明から、この出願のいくつかの実現可能な実装では、データは冗長伝送モードで伝送され、冗長伝送モードは2つのパラメータ、すなわち冗長係数および冗長度を使用して制御されることが理解できる。2つのパラメータに基づいて、冗長伝送が、全てのデータについてではなく、データの一部のみについて実行される。このように、重要なデータについて冗長伝送モードが使用されてもよく、それにより、重要なデータの損失率を低減し、重要なデータについての伝送品質を改善する。冗長伝送モードは、他のデータについて使用されなくてもよく、それにより、伝送されるデータパケット数を低減し、伝送帯域幅の消費を低減する。
図9を参照すると、この出願の実施形態は、さらに、コンピューティング・デバイス900を提供する。コンピューティング・デバイス900は、
プロセッサ901と、メモリ902と、通信インタフェース903と、バス904と
を含んでもよい。
メモリ902はプログラム905を記憶するように構成され、プロセッサ901はバス904を使用してメモリ902に接続される。コンピューティング・デバイス900が動作するとき、プロセッサ901が、メモリ902に記憶されたプログラム905を実行し、それによって、コンピューティング・デバイス900は、前述の方法の実施形態による、伝送損失率を低減するための方法を実行する。
バス904は、業界標準アーキテクチャ(Industry Standard Architecture、略してISA)バス、周辺機器相互接続(Peripheral Component Interconnect、略してPCI)バス、拡張業界標準アーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture、略してEISA)バス等であってもよい。バスは、アドレスバス、データバス、および制御バスのうちの1つ以上に分類され得る。表示の容易さのために、図面では、バスは1つのみの太線を使用して示される。しかし、それは1つのみのバス、または1つのタイプのみのバスがあることを示さない。
メモリ902は、高速RAM(Random Access Memory)メモリを含んでもよい。任意選択で、メモリ902は、不揮発性メモリ(non-volatile memory)をさらに含んでもよい。例えば、メモリ902は、磁気ディスクメモリを含んでもよい。
プロセッサ901は、中央処理ユニット(Central Processing Unit、略してCPU)であってもよく、プロセッサ901は特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、略してASIC)であってもよく、またはプロセッサ901は、この出願のこの実施形態を実現するように構成された1つ以上の集積回路であってもよい。
プロセッサ901は、次にステップ、すなわち、冗長係数および冗長度を決定するステップであって、冗長係数は、冗長伝送が要求されるデータによって占められる割合を示し、冗長度は、冗長伝送中に繰り返し伝送されるコピー数を示す、ステップと、冗長係数に基づいて、冗長伝送が要求されるデータパケットを決定するステップとを行うように構成される。
通信インタフェース902は、次のステップ、すなわち、冗長度によって示されるコピー数に基づいて宛先端にデータパケットを繰り返し送信するステップを実行するように構成される。
この出願のこの実施形態におけるコンピューティング・デバイスの機能は、前述の方法の実施形態における方法に従って具体的に実現され得ることが理解され得る。特定の実装プロセスについては、前述の方法の実施形態における関連する説明への参照が行われることが可能であり、詳細はここで再度説明されない。
この出願のこの実施形態におけるコンピューティング・デバイスは、前述の方法の実施形態において説明された方法を実行し、この方法の実施形態によって得ることができる技術的効果を得ることが可能である。
この出願の実施形態は、1つ以上のプログラムを記憶するコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、1つ以上のプログラムは命令を含む。この命令が1つ以上のプロセッサを含むコンピューティング・デバイスによって実行されるとき、コンピューティング・デバイスは、前述の方法の実施形態による、伝送損失率を低減するための方法を実行することが引き起される。
前述の実施形態では、実施形態の説明は、それぞれの重点を有する。一実施形態において詳細に説明されていない部分については、他の実施形態における関連する説明への参照が行われることが可能である。
説明を簡潔にするために、前述の方法の実施形態が、一連の動作として表現されていることが留意されるべきである。しかし、この出願によれば、いくつかのステップが他の順序で実行されてもよく、または同時に実行されてもよいので、この技術分野の当業者には、この出願は説明された動作順序に限定されないことを理解すべきである。さらに、この技術分野の当業者には、明細書で説明されたすべての実施形態は任意選択の実施形態であり、関連する動作およびモジュールは必ずしもこの出願に必須ではないことも理解すべきである。
簡便かつ簡潔な説明の目的のために、前述のシステム、装置、およびユニットの特定の動作プロセスについて、前述の方法の実施形態の対応するプロセスへの参照が行われることが可能であり、詳細はここで説明されないことが、この技術分野の当業者によって明確に理解され得る。
この出願で提供されるいくつかの実施形態において、開示されたシステム、装置、および方法は、他の方式で実現され得ることが理解されるべきである。例えば、上記で説明された装置の実施形態はほんの一例である。例えば、ユニットの区分は、単に論理的な機能区分であり、実際の実装では他の区分であってもよい。例えば、複数のユニットまたは構成要素が組み合わされ、または他のシステムに統合されてもよく、またはいくつかの特徴が無視され、または実行されなくてもよい。さらに、表示された、または論述された相互結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインタフェースを使用して実現されてもよい。装置またはユニットの間の間接結合または通信接続は、電子的、機械的または他の形式で実現されてもよい。
別個の部分として説明されたユニットは、物理的に分離していても、していなくてもよく、ユニットとして表示された部分は、物理的なユニットであってもなくてもよく、1つの位置に配置されてもよく、または複数のネットワークユニットに分散されてもよい。ユニットのいくつかまたは全ては、実施形態の解決策の目的を達成するために実際の必要に従って選択されてもよい。
また、この出願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されていてもよく、またはユニットの各々は、物理的に単独で存在してもよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形式で実現されてもよく、またはソフトウェア機能ユニットの形式で実現されてもよい。
統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形式で実現され、独立した製品として販売または使用されるとき、統合されたユニットはコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。そのような理解に基づいて、本質的にこの出願の技術的解決策、または先行技術に寄与する部分、または技術的解決策の全てまたは一部は、ソフトウェア製品の形式で実現されてもよい。ソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワーク・デバイス等であり得る)コンピューティング・デバイスに命令して、この出願の実施形態において説明された方法のステップの全てまたはいくつかを実行するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブル・ハード・ディスク、リード・オンリー・メモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスク等の、プログラムコードを記憶できる任意の媒体を含む。
この出願の実施形態において提供される、伝送損失率を低減するための方法および装置は、上記で詳細に説明されている。この明細書では、特定の例が使用されてこの出願の原理および実装を説明し、実施形態の説明は、この出願の方法および根本概念の理解を助けることが意図されるのみである。一方、この技術分野の当業者は、この出願の思想に基づいて、特定の実装およびこの出願の範囲に関して、修正を行い得る。したがって、この明細書の内容は、この出願への限定として解釈されないものである。
1 データパケット
2 データパケット
5 データパケット
800 装置
801 決定モジュール
802 送信モジュール
803 識別子処理モジュール
900 コンピューティング・デバイス
901 プロセッサ
902 メモリ
903 通信インタフェース
904 バス
905 プログラム
1608 バス
8011 取得ユニット
8012 決定ユニット

Claims (10)

  1. 伝送損失率を低減するための方法であって、
    ソース端により、冗長係数および冗長度を決定するステップであって、前記冗長係数が、冗長伝送が要求されるデータによって占められる割合を示し、前記冗長度が、前記冗長伝送中に繰り返し伝送されるコピー数を示す、ステップと、
    前記冗長係数に基づいて、前記冗長伝送が要求されるデータパケットを決定するステップと、
    前記冗長度によって示されるコピー数に基づいて、宛先端に前記データパケットを繰り返し送信するステップと
    を含む方法。
  2. 前記冗長度によって示されるコピー数に基づいて、宛先端に前記データパケットを繰り返し送信する前記ステップの前に、
    前記冗長伝送が要求される前記データパケットに特定の識別子を付加するステップ
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. ソース端により、冗長係数および冗長度を決定する前記ステップが、
    前記ソース端により、損失率を取得し、前記損失率に基づいて前記冗長度を決定するステップであって、前記冗長度が前記損失率と正の相関関係にある、ステップを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. ソース端により、冗長係数および冗長度を決定する前記ステップが、
    前記ソース端により、伝送輻輳レベルを取得し、前記伝送輻輳レベルに基づいて前記冗長係数を決定するステップであって、前記冗長係数が前記伝送輻輳レベルと負の相関関係にある、ステップ
    を含む、請求項1または2に記載の方法。
  5. ソース端により、冗長係数および冗長度を決定する前記ステップが、
    前記ソース端により、損失率および伝送輻輳レベルを取得するステップと、
    前記損失率および前記伝送輻輳レベルに基づいて前記冗長度を決定するステップであって、前記冗長度が、前記損失率と正の相関関係にあり、前記伝送輻輳レベルと負の相関関係にある、ステップと、
    前記損失率および前記伝送輻輳レベルに基づいて前記冗長係数を決定するステップであって、前記冗長係数が、前記損失率と正の相関関係にあり、前記伝送輻輳レベルと負の相関関係にある、ステップと
    を含む、請求項1または2に記載の方法。
  6. 冗長係数および冗長度を決定し、前記冗長係数に基づいて、冗長伝送が要求されるデータパケットを決定するように構成された決定モジュールであって、前記冗長係数が、前記冗長伝送が要求されるデータによって占められる割合を示し、前記冗長度が、前記冗長伝送中に繰り返し伝送されるコピー数を示す、決定モジュールと、
    前記冗長度によって示される前記コピー数に基づいて宛先端に前記データパケットを繰り返し送信するように構成された送信モジュールと
    を備える、伝送損失率を低減するための装置。
  7. 前記冗長伝送が要求される前記データパケットに特定の識別子を付加するように構成された識別子処理モジュール
    をさらに備える請求項6に記載の装置。
  8. 前記決定モジュールが、
    損失率を取得するように構成された取得ユニットと、
    前記損失率に基づいて前記冗長度を決定するように構成された決定ユニットであって、前記冗長度が前記損失率と正の相関関係にある、決定ユニットと
    備える、請求項6または7に記載の装置。
  9. 前記決定モジュールが、
    伝送輻輳レベルを取得するように構成された取得ユニットと、
    前記伝送輻輳レベルに基づいて前記冗長係数を決定するように構成された決定ユニットであって、前記冗長係数が前記伝送輻輳レベルと負の相関関係にある、決定ユニットと
    を備える、請求項6または7に記載の装置。
  10. 前記決定モジュールが、
    損失率および伝送輻輳レベルを取得するように構成された取得ユニットと、
    前記損失率および前記伝送輻輳レベルに基づいて前記冗長度を決定するように構成された決定ユニットであって、前記冗長度が、前記損失率と正の相関関係にあり、前記伝送輻輳レベルと負の相関関係にある、決定ユニットと
    を備え、
    前記決定ユニットが、前記損失率および前記伝送輻輳レベルに基づいて前記冗長係数を決定するようにさらに構成され、前記冗長係数が、前記損失率と正の相関関係にあり、前記伝送輻輳レベルと負の相関関係にある、請求項6または7に記載の装置。
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