JP6615674B2 - ポンプ - Google Patents

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

本発明は、液体を昇圧して移送するポンプに関し、特に、防錆剤が塗布されたポンプに関するものである。
ポンプ(より具体的には、遠心ポンプ)は、ケーシング内に配置された羽根車が回転することによって液体を圧送する回転機械である。昇圧された液体がケーシングの吸込側に逆流することを防止するために、羽根車の液体入口を囲むようにケーシングにライナーリングが設けられる。ライナーリングは、羽根車に固定されたウェアリングと微小な隙間を介して配置され、液体が高圧側から低圧側に逆流することを防止する非接触シールとして機能する。
ところで、ポンプを構成する金属部品の錆に起因して赤水が発生することがある。この赤水を防止するために、ケーシング、より具体的には、ケーシングの液体に接する面に防錆剤が塗布されることがある。防錆剤は、一般的に、ライナーリングをケーシングに圧入した状態で、ライナーリングおよびケーシングの露出面に塗布される。
ライナーリングおよびケーシングを防錆剤で覆うコーティング処理は、一般に、高温下で行われる。このため、ライナーリングをケーシングに圧入した状態でコーティング処理を行うと、ライナーリングとケーシングとの熱膨張率の差によってライナーリングとケーシングとの間に微小な隙間が形成され、冷却後もライナーリングに緩みが残る。結果として、ライナーリングがケーシングに対して回転してしまい、ライナーリングはその機能を十分に発揮することができない。
そこで、従来では、ライナーリングの回転を防止するために、ライナーリングにねじを取り付け、このねじをケーシングに設けられた穴に係合させる回り止め加工が行われ、その後、コーティング処理が行われる。
特開2002−257082号公報
しかしながら、ライナーリングの回り止め加工は、製造時間および製造コストの増加につながる。さらに、消耗部品であるライナーリングの交換時には次のような問題が生じる。つまり、ライナーリングとケーシングは、防錆剤で覆われているため、ライナーリングを取り外したときに、防錆剤の一部がライナーリングとともに除去される。このため、新たなライナーリングをケーシングに取り付けても、その新たなライナーリングとケーシングとの間の隙間に液体が浸入し、防錆剤で覆われていないケーシングの表面に液体が接触してしまう。このような理由から、本来、交換する必要がないケーシングもライナーリングとともに交換しなければならず、無駄が生じ、コストが増大してしまう。
特許文献1には、軟質合成樹脂から構成されたライナーリングをOリングなどの弾性部材で可動的に吸込ケーシングに支持させる構成が開示されている。しかしながら、この構成は、ライナーリングが羽根車に接触、摩耗することを前提としているため、長期的な寸法管理が難しい。しかも、ライナーリングは単一の弾性部材で吸込ケーシングへ可動的に支持されているため、使用環境や経年劣化によって、弾性部材の柔軟性が失われ、ライナーリングが適切な位置からずれることがある。
本発明は、上述した従来の問題点に鑑みてなされたもので、ライナーリングをケーシングに取り付ける工程を簡略化することができ、しかもライナーリングを交換するときのコストを低減することができるポンプを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の一態様は、羽根車と、前記羽根車を収容するケーシングと、前記羽根車の液体入口を囲み、前記ケーシングに取り付けられたライナーリングとを備え、前記ケーシングは、前記ライナーリングの外周面が嵌合される嵌合面と、前記嵌合面の両側に形成された第1環状段部および第2環状段部を有し、前記ケーシングの接液面、前記第1環状段部、および前記第2環状段部には防錆剤が塗布されており、前記第1環状段部および前記第2環状段部には、環状の第1シール部材および環状の第2シール部材がそれぞれ配置されていることを特徴とするポンプである。
本発明の好ましい態様は、前記第1シール部材および前記第2シール部材は、それぞれOリングであることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記ライナーリングは、前記嵌合面のみにおいて前記ケーシングに接触していることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記ケーシングの前記接液面は、前記第2環状段部から外側に延びる領域を含み、前記領域に塗布された前記防錆剤と前記ライナーリングとの間には隙間が形成されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記防錆剤は、前記嵌合面には塗布されていないことを特徴とする。
本発明によれば、ライナーリングに接する嵌合面の両側には、第1シール部材および第2シール部材が配置されているため、液体の嵌合面への浸入を防ぐためにライナーリングを防錆剤で覆う必要がない。よって、ライナーリングがケーシングに取り付けられていない状態でコーティング処理を行うことができる。結果として、ライナーリングの回り止め加工を不要とすることができ、ライナーリングをケーシングに取り付ける工程を簡略化することができる。
さらに、本発明によれば、嵌合面の両側には、第1シール部材および第2シール部材が配置されているため、嵌合面は防錆剤で覆う必要がない。つまり、交換のためにライナーリングを取り外した時に、新たに防錆剤で覆うべき箇所はない。したがって、ライナーリングのみを交換し、ケーシングはそのまま使用することができるので、ライナーリングの交換時にかかるコストを低減することができる。
ポンプの構成を示す模式図である。 一実施形態に係るライナーリングおよびケーシングの拡大図である。 ライナーリングをケーシングに取り付ける工程を説明するための図である。 ライナーリングをケーシングに取り付ける工程を説明するための図である。 ライナーリングおよびケーシングの他の実施形態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1はポンプの構成を示す模式図である。一実施形態では、ポンプは遠心ポンプである。ポンプは、羽根車1と、羽根車1が固定される回転軸2と、羽根車1および回転軸2の一部を収容するケーシング4と、羽根車1の液体入口1aを囲み、ケーシング4に取り付けられたライナーリング3とを備えている。羽根車1は回転軸2を介してモータなどの駆動源(図示しない)により回転され、液体は羽根車1の回転に伴って羽根車1内を流れる。
ライナーリング3は環状であり、ライナーリング3の断面はL字形状を有している。ライナーリング3は防錆性を有する材料(例えば、砲金、ステンレス等の防錆性の高い金属や、樹脂、セラミックス)から構成されており、ライナーリング3には錆が発生しないようになっている。
ライナーリング3の内周面3aに近接して、環状のウェアリング5が配置されている。ウェアリング5は、羽根車1の外周面に固定され、液体入口1aの外側に配置されている。ウェアリング5は、羽根車1と一体に、すなわち羽根車1自体から構成されることもある。ウェアリング5の外周面とライナーリング3の内周面3aとの間には僅かな隙間が形成されている。ライナーリング3およびウェアリング5は、回転する羽根車1によって昇圧された液体が高圧側から低圧側に流れることを防止する非接触のシールとして機能する。
図2は一実施形態に係るライナーリング3およびケーシング4の拡大図である。図2では、羽根車1、回転軸2、およびウェアリング5の図示は省略されており、ライナーリング3およびケーシング4が図示されている。図2に示すように、ケーシング4は、ライナーリング3の外周面3bが嵌合される嵌合面10と、嵌合面10の両側に形成された第1環状段部4bおよび第2環状段部4cとを有している。これら嵌合面10、第1環状段部4b、および第2環状段部4cは、ケーシング4の内面4aに形成されている。本実施形態では、第2環状段部4cは環状溝から構成されている。
ケーシング4の第1環状段部4bおよび第2環状段部4cには環状の第1シール部材12および環状の第2シール部材13がそれぞれ配置されている。本実施形態において、第1シール部材12および第2シール部材13は、それぞれOリングである。しかしながら、シール部材12,13はOリングに限定されず、種々のシール部材を採用することができる。例えば、シール部材12,13は、環状のリップパッキンまたは環状のガスケットであってもよい。
ケーシング4の液体に接する面(以下、接液面という)は、吸込側領域19と、吐出側領域20と、第1環状段部4bから外側に延びる第1の領域30と、第2環状段部4cから外側に延びる第2の領域31とを含んでいる。第1の領域30は第1環状段部4bおよび吐出側領域20に接続され、第1環状段部4bと吐出側領域20との間に位置している。第2の領域31は第2環状段部4cおよび吸込側領域19に接続され、第2環状段部4cと吸込側領域19との間に位置している。
ケーシング4の内面4aでの錆の発生を防止するために、ケーシング4の接液面、第1環状段部4b、および第2環状段部4cには防錆剤26が塗布されている。防錆剤26として、例えば、ナイロン樹脂などの高い防錆性を有する樹脂が使用される。図2に示す例では、防錆剤26からなる防錆剤膜(第1防錆剤膜)26aがケーシング4の接液面を構成する吸込側領域19、吐出側領域20に形成されており、防錆剤26からなる防錆剤膜(第2防錆剤膜)26bが第1の領域30、および第2の領域31、さらに環状段部4b,4cに形成されている。なお、防錆剤26はケーシング4の接液面以外の面に塗布されてもよい。例えば、ケーシング4の全表面が防錆剤26で覆われてもよい。
第1の領域30に形成された防錆剤膜26bと、ライナーリング3との間には隙間T1が存在し、第2の領域31に形成された防錆剤膜26bと、ライナーリング3との間には隙間T2が存在する。したがって、ライナーリング3は、領域30,31上の防錆剤26とは非接触である。なお、隙間T1が存在せず、領域30上の防錆剤膜26bとライナーリング3が接触していてもよい。
本実施形態では、防錆剤膜26aは、高温下で行われるコーティング処理(流動浸漬法)によって吸込側領域19および吐出側領域20に形成されるのに対し、環状段部4b,4cおよび領域30,31には高温下で行われるコーティング処理と比較して寸法(膜厚)管理できる方法、例えば静電塗装によって防錆剤膜26bが形成されている。したがって、シール部材12,13を適切に環状段部4b,4cにそれぞれ装着させることができる。さらに、領域30,31に形成された防錆剤膜26bと、ライナーリング3とを非接触とすることができ、防錆剤26の剥がれを防ぐことができる。吸込側領域19および吐出側領域20においても静電塗装を用いて防錆剤26を塗布してもよい。
第1シール部材12は、第1の段部4bに形成された防錆剤膜26bと、ライナーリング3とに接触しており、嵌合面10への液体の浸入を防止している。同様に、第2シール部材13は、第2の段部4cに形成された防錆剤膜26bと、ライナーリング3とに接触しており、嵌合面10への液体の浸入を防止している。
防錆剤26はケーシング4の嵌合面10には塗布されていない。嵌合面10の両側にはシール部材12,13が配置されているため、ポンプ内を流れる液体は嵌合面10に接触しない。嵌合面10以外のケーシング4の内面4a(すなわち、ケーシング4の接液面および環状段部4b,4c)には防錆剤26が塗布されているので、ケーシング4での錆の発生を防止することができる。ライナーリング3は防錆性を有する材料(例えば、砲金、ステンレス等の防錆性の高い金属や樹脂、セラミック)から構成されているため、ライナーリング3で錆は発生しない。
次に、ライナーリング3をケーシング4に取り付ける工程について図3および図4を参照して説明する。図3に示すように、まず、環状段部4b,4cが形成されたケーシング4を用意する。次に、環状段部4b,4c、嵌合面10、および領域30,31をマスキング材(図示しない)で覆う。マスキング材で覆われていないケーシング4の接液面、すなわち、ケーシング4の吸込側領域19および吐出側領域20に防錆剤26を塗布して、防錆剤膜26aを形成する(ステップ1)。なお、吸込側領域19および吐出側領域20に防錆剤26を塗布する方法は、特に限定されず、静電塗装によって吸込側領域19および吐出側領域20に防錆剤26を塗布してもよい。
防錆剤膜26aを形成した後、環状段部4b,4cおよび領域30,31からマスキング材を剥離し、環状段部4b,4cおよび領域30,31を露出させる。嵌合面10のみをマスキング材で覆った状態で、静電塗装によって防錆剤26を環状段部4b,4cおよび領域30,31に塗布して、防錆剤膜26bを形成する(ステップ2)。その後、嵌合面10を覆うマスキング材を剥離する。
図4に示すように、シール部材12,13を環状段部4b,4cにそれぞれ装着し(ステップ3)、ライナーリング3をケーシング4に圧入して、ライナーリング3をケーシング4に取り付ける(ステップ4)。より具体的には、ライナーリング3の外周面3bをケーシング4の嵌合面10に圧入する。このようにして、環状段部4b,4cにシール部材12,13がそれぞれ配置され、かつ嵌合面10以外のケーシング4の内面に防錆剤26が塗布された状態で、ライナーリング3がケーシング4に取り付けられる。
ライナーリング3は嵌合面10のみにおいてケーシング4に接触し、領域30,31上の防錆剤膜26bとライナーリング3との間には隙間T1,T2がそれぞれ形成されている。したがって、ライナーリング3は、ケーシング4の接液面上に塗布された防錆剤26に接触せず、防錆剤26をケーシング4から引き剥がすことがない。なお、隙間T1が存在せず、領域30上の防錆剤膜26bとライナーリング3が接触していてもよい。
本実施形態によれば、ライナーリング3に接する嵌合面10の両側には、第1シール部材12および第2シール部材13が配置されているため、液体の嵌合面10への浸入を防ぐためにライナーリング3を防錆剤26で覆う必要がない。よって、ライナーリング3がケーシング4に取り付けられていない状態でコーティング処理を行うことができる。結果として、ライナーリング3の回り止め加工を不要とすることができ、ライナーリング3をケーシング4に取り付ける工程を簡略化することができる。
さらに、嵌合面10の両側には、第1シール部材12および第2シール部材13が配置されているため、嵌合面10は防錆剤26で覆う必要がない。つまり、交換のためにライナーリング3を取り外した時に、新たに防錆剤26で覆うべき箇所はない。したがって、ライナーリング3のみを交換し、ケーシング4はそのまま使用することができるので、ライナーリング3の交換時にかかるコストを低減することができる。
図5はライナーリング3およびケーシング4の他の実施形態を示す図である。特に説明しない図5の実施形態の構成は、図1乃至図4に示す実施形態と同じであるので、その重複した説明を省略する。図5に示す実施形態では、第2の段部4cは嵌合面10から半径方向内側に延びるテーパー面から構成されている。ライナーリング3の吸込側端部には、環状段部35が形成されており、第2シール部材13は、環状段部35と第2の段部4cとの間に挟まれている。
本実施形態によれば、第2シール部材13の直径は、嵌合面10の直径よりも小さくできるので、第2シール部材13を第2の段部4cに容易に装着することができる。なお、本実施形態では、シール部材12,13の断面の直径は異なっているが、ライナーリング3の形状およびケーシング4の形状によっては、シール部材12,13の断面の直径は同じでもよい。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうる。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
1 羽根車
1a 液体入口
2 回転軸
3 ライナーリング
3a 内周面
3b 外周面
4 ケーシング
4a 内面
4b 第1環状段部
4c 第2環状段部
5 ウェアリング
10 嵌合面
12 第1シール部材
13 第2シール部材
19 吸込側領域
20 吐出側領域
26 防錆剤
26a 防錆剤膜
26b 防錆剤膜
30 第1の領域
31 第2の領域
35 環状段部

Claims (4)

  1. 羽根車と、
    前記羽根車を収容するケーシングと、
    前記羽根車の液体入口を囲み、前記ケーシングに取り付けられたライナーリングとを備え、
    前記ケーシングは、前記ライナーリングの外周面が嵌合される嵌合面と、前記嵌合面の両側に形成された第1環状段部および第2環状段部を有し、
    前記ケーシングの接液面、前記第1環状段部、および前記第2環状段部には防錆剤が塗布されており、
    前記第1環状段部および前記第2環状段部には、環状の第1シール部材および環状の第2シール部材がそれぞれ配置されており、
    前記ケーシングの前記接液面は、前記第2環状段部から外側に延びる領域を含み、
    前記領域に塗布された前記防錆剤と前記ライナーリングとの間には隙間が形成されていることを特徴とするポンプ。
  2. 前記第1シール部材および前記第2シール部材は、それぞれOリングであることを特徴とする請求項1に記載のポンプ。
  3. 前記ライナーリングは、前記嵌合面のみにおいて前記ケーシングに接触していることを特徴とする請求項1または2に記載のポンプ。
  4. 前記防錆剤は、前記嵌合面には塗布されていないことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のポンプ。
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