JP6615462B2 - 両軸受リール - Google Patents
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装着部とをまとめて抜け止めできる抜け止め部材を容易に実現できる。
<両軸受リールの全体構成>
図1及び図2において、本発明の一実施形態による両軸受リール10は、ロープロフィール型のリールである。両軸受リール10は、側部にハンドル12を支持するリール本体14と、軸受装着部16と、第1軸受18aと、スプール軸20と、スプール22と、抜け止め部材24と、を備える。
リール本体14は、図1及び図2に示すように、フレーム26と、フレーム26の両側方に装着されフレーム26の両側方を覆う第1側カバー28及び第2側カバー30と、フレーム26の第1側カバー28側に着脱自在に装着された軸受支持部32と、を有する。第1側カバー28はハンドル12と逆側に配置され、第2側カバー30はハンドル12の
装着側に配置される。
軸受装着部16は、図3及び図4に示すように、収納部32aに装着可能な円筒状の部材である。軸受装着部16は、収納部32aの筒状部32dの装着空間32fに、例えばすきま嵌めで係合する。軸受装着部16は、収納部32aの筒状部32dの装着空間32fに開口32eと反対側への軸方向の移動が規制されて装着され、かつ、第1軸受18aを開口32eと反対側への軸方向の移動を規制して装着する。軸受装着部16は、収納部32aに着脱可能に収納される。しかし、着脱が不要の場合には、軸受装着部16は、収納部32aに接着固定されてもよい。軸受装着部16は、外周面に環状凹部16aを有す
る。環状凹部16aは、軸受装着部16を接着固定する場合に、接着剤を貯めて接着剤が外部にはみ出さないようにするために設けられる。軸受装着部16は、内周面に、第1軸受18aを装着するための装着面16bと、第1軸受18aの開口32eと反対側の移動を規制するための装着面16bよりも小径の規制面16cと、を有する。規制面16cの内周側に第1プレート50aが配置される。第1軸受18aは、例えば、外輪18cを有する転がり軸受であり、本実施形態では玉軸受である。
スプール軸20は、第2側板26bを貫通して第2側カバー30に延びる。スプール軸20は、リール本体14に回転自在に支持される。スプール22の両側で、スプール軸18は、第1軸受18a及び第2軸受18bを介して、リール本体1に回転自在に支持される。第2軸受18bは、第2側板26bに装着される。
スプール22は、図2に示すように、釣り糸が巻き付けられる糸巻き胴部22aと、糸巻き胴部の両側に一体形成された一対のフランジ部22bとを有する。スプール22は、糸巻き胴部22aを貫通するスプール軸20に、例えばセレーション結合によって、一体回転可能に連結される。この固定方法はセレーション結合に限定されず、キー結合やスプライン結合等の種々の結合方法を用いることができる。
抜け止め部材24は、図5に示すように抜け止め部32bに係合する複数の係合部24aを有する。抜け止め部材24は、第1軸受18aと軸受装着部16とを、収納部32aの筒状部32dに対してまとめて抜け止めする。係合部24aは、環状溝32iに係合する複数の角部24bを有する。抜け止め部材24は、複数の角部24bと、複数の角部24bを連結する複数の連結部24cと、を有する。複数の連結部24cは、軸受装着部16及び第1軸受18a(より詳しくは、第1軸受18aの外輪18c)の開口32e側の端面に接触可能である。この実施形態では、抜け止め部材24は、4つの角部24bと、3つの連結部24cと、を有する。
<特徴>
上記実施形態は、下記のように表現可能である。
向に沿って形成された抜け止め部32bと、を含む軸受支持部32を有する。軸受装着部16は、収納部32aに装着可能である。第1軸受18aは、軸受装着部16に装着される。スプール軸20は、第1軸受18aを介して、リール本体14に回転自在に支持される。スプール22は、スプール軸20と一体回転可能に連結される。抜け止め部材24は、抜け止め部32bに係合する複数の係合部24aを有し、第1軸受18aと軸受装着部16とを、収納部32aに対してまとめて抜け止めする。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組合せ可能である。なお、以降の図面を用いた説明では、上記実施形態と同じ構成については、図面に同じ符号を付けてその説明を省略する。また、第1実施形態と構成が異なるが対応する部材については、下二桁の符号が同じ三桁の符号を付ける。
軸受装着部を有底筒状に形成し、軸受を軸受装着部自体で抜け止めし、軸受装着部を収納部に対して抜け止めしてもよい。この場合、軸受を取り出すためには軸受装着部を取り外
す必要があるので、収納部に軸受装着部を接着しないことが望ましい。
16 軸受装着部
16a,216a,316a 環状凹部
18a,318a 第1軸受
20、220 スプール軸
22 スプール
24、124 抜け止め部材
24a,124a 係合部
24b 角部
24c、124c 連結部
32,232,332 軸受支持部
32a,232a,332a 収納部
32e,332e 開口
32b、332b 抜け止め部
32i 環状溝
218b 第2軸受
Claims (3)
- 釣り糸を前方に繰り出し可能な両軸受リールであって、
軸方向の一端に開口を有する円形の収納部と、前記収納部の開口側に周方向に沿って形成された抜け止め部と、を含む軸受支持部を有するリール本体と、
前記収納部に前記開口と反対側への前記軸方向の移動が規制されて装着される円筒状の軸受装着部と、
前記軸受装着部に前記開口と反対側への前記軸方向の移動が規制されて装着される軸受と、
前記軸受を介して、一端が前記リール本体に回転自在に支持されるスプール軸と、
前記スプール軸と一体回転可能に連結されるスプールと、
前記抜け止め部に係合する係合部を有し、金属製のバネ線材を折り曲げて形成され、前記軸受と前記軸受装着部とを、前記収納部に対してまとめて抜け止めする抜け止め部材と、
を備え、
前記抜け止め部は、前記収納部の前記開口側の内周面に形成された環状溝を有し、
複数の前記係合部は、前記環状溝に沿って係合する円弧部をそれぞれ有し、
前記抜け止め部材は、複数の前記円弧部と、複数の前記円弧部を連結し、かつ前記軸受装着部及び前記軸受の外輪の前記開口側の端面に接触可能な複数の連結部と、を有し、
前記軸受装着部は、前記収納部に着脱可能に収納される、両軸受リール。 - 釣り糸を前方に繰り出し可能な両軸受リールであって、
軸方向の一端に開口を有する円形の収納部と、前記収納部の開口側に周方向に沿って形成された抜け止め部と、を含む軸受支持部を有するリール本体と、
前記収納部に前記開口と反対側への前記軸方向の移動が規制されて着脱可能に収納される円筒状の軸受装着部と、
前記軸受装着部に前記開口と反対側への前記軸方向の移動が規制されて装着される軸受と、
前記軸受を介して、一端が前記リール本体に回転自在に支持されるスプール軸と、
前記スプール軸と一体回転可能に連結されるスプールと、
前記抜け止め部に係合する係合部を有し、金属製のバネ線材を折り曲げて形成され、前記軸受と前記軸受装着部とを、前記収納部に対してまとめて抜け止めする抜け止め部材と、
を備え、
前記抜け止め部は、前記収納部の前記開口側の内周面に形成された環状溝を有し、
複数の前記係合部は、前記環状溝に係合する角部をそれぞれ有し、
前記抜け止め部材は、複数の前記角部と、複数の前記角部を連結し、かつ前記軸受装着部及び前記軸受の外輪の前記開口側の端面に接触可能な複数の連結部と、を有する、両軸受リール。 - 前記抜け止め部材の端部は、前記環状溝に沿って係合する、
請求項2に記載の両軸受リール。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2015025532A JP6615462B2 (ja) | 2015-02-12 | 2015-02-12 | 両軸受リール |
Publications (2)
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JP2016146782A JP2016146782A (ja) | 2016-08-18 |
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Family Applications (1)
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JP2015025532A Active JP6615462B2 (ja) | 2015-02-12 | 2015-02-12 | 両軸受リール |
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- 2015-02-12 JP JP2015025532A patent/JP6615462B2/ja active Active
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