以下では、図面を参照し、本発明の具体的な実施形態について詳細に説明する。ただし、本発明の思想は、提示される実施形態に制限されるものではなく、本発明の思想を理解する当業者は、同一思想の範囲内において、他の構成要素の追加、変更、削除などを介して、退歩的な他の発明や、本発明思想の範囲内に含まれる他の実施形態を容易に提案することができるであろうが、それも、本願発明の思想範囲内に含まれるものである。
また、各実施形態の図面に示される同一思想の範囲内の機能が同一である構成要素は、同一参照符号を使用して説明する。
図1及び図2は、本発明の一実施形態による化粧容器を図示した斜視図である。
図1及び図2を参照すれば、本発明の一実施形態による化粧容器は、一側面に押し部材140が挿入される押し溝113が形成され、内部が貫通形成されて液状が保存される本体110、本体110に挿入され、液状が流出される液状流出部171が結合され、本体110内部の液状を、液状流出部171を介して、流出させるシリンダ部130、及び本体110の先端115に結合されるキャップ180を含む。
ここで、本体110の保存空間に保存された液状は、液状流出部171を介して移動されやすい粘性を有する多種の化粧品(化粧液)でもある。
液状流出部171は、キャップ180が本体110と分離されれば、外部に露出され、キャップ180が本体110と結合されれば、キャップ180内に隠匿されて外部に露出されない。キャップ180が本体110と分離された後、押し部材140に外力が印加されれば、一定量の液状が液状流出部171を介して外部に流出する。
図3は、本発明の一実施形態による化粧容器を分解した分解斜視図であり、図4は、本発明の一実施形態による化粧容器の断面図である。
図3及び図4を参照すれば、本体110は、内部が貫通形成され、内部に液状を保管することができる収容空間が形成される。本体110は、内部の化粧液状が見える透明材質または半透明材質によっても形成され、ガラスまたは合成樹脂素材のいずれも使用が可能である。本体110の一側面には、押し部材140が挿入される押し溝113が形成される。
シリンダ部130は、本体110に挿入され、内部が貫通形成され、一側端に、液状が流出される液状流出部171が結合される液状ガイド部131、及び液状ガイド部131と連結され、下側面に形成された開放ホール132aを介して、本体110に保存された液状が流入する収容空間を形成し、液状ガイド部131と連通される連通ホール132bと、押し溝113に対応する位置に貫通ホール132cとが形成される収容部132を具備する。
押し部材140は、本体110の外部に突出して外力を受ける押し部141a、押し部141aの下部に連結され、貫通ホール132cに挿入される挿入部141b、及び挿入部141bの下側面と、収容部132との間に配置されたまま、外力が印加されれば、挿入部141bによって弾性変形され、外力が解除されれば、弾性変形による復元力によって復元され、挿入部141bを位置移動させる第1弾性部143を具備する。
第1弾性部143は、一側は、挿入部141bの下側面と接触され、他側は、開閉部148に接触する。外力により、押し部141aが第1方向に位置移動されれば、押し部141aと接触した第1弾性部143は、圧縮弾性変形される。印加された外力が解除されれば、第1弾性部143は、弾性変形による復元力により、第2方向に膨脹弾性変形される。それにより、押し部141aは、第2方向に位置移動される。
また、押し部材140は、第1弾性部143と収容部132との間に配置され、押し部141aに加えられる外力の印加いかんにより、開放ホール132aを開放したり閉鎖したりする開閉部148をさらに具備する。
開閉部148は、開放ホール132aと対応する形状に形成される。
一例として、開放ホール132aの断面が円形に形成されれば、開閉部148は、図3に図示されているように、球状に形成されて開放ホール132aの閉鎖が容易になる。
そして、開閉部148は、外力によって弾性変形された第1弾性部143によって加圧され、開放ホール132aを閉鎖し、外力の解除による第1弾性部143の加圧力低下により、開放ホール132aの少なくとも一部を開放させる。
ここで、開放ホール132aの一部を開放させるということは、本体110の保存空間に収容された液状が、開放ホール132aを介して移動される微細な間隙が形成されるということを意味する。
具体的には、開閉部148は、第1弾性部143により、開放ホール132aとの接触が維持されるが、第1弾性部143に外力が印加されない場合には、開閉部148を開放ホール132aに押し出す力が低減し、開閉部148と開放ホール132aとの間に液状流出入が可能である。
また、開放ホール132aは、開閉部148の少なくとも一部分が挿入されるように、開閉部148の外面と対応する形状に形成される。開放ホール132aは、本体110の保存空間と、収容部132の収容空間とを連通する通路の役割を行うが、ここで、収容部132の収容空間との境界領域は、開閉部148の少なくとも一部分が挿入されるようにラウンドするように形成される。
第1弾性部143の一側は、挿入部141bの下側面と接触し、他側は、開閉部148に接触する。ここで、第1弾性部143は、一側から他側に行くほど、漸進的に断面の大きさが減少する形態に形成される。
具体的には、挿入部141bと接触する第1弾性部143の一側は、挿入部141bから容易に外力を伝達されるように、挿入部141bの下側面と対応する大きさに形成され、開閉部148と接触する第1弾性部143の他側は、開閉部148の外面と接触するように、開閉部148の最大断面より小さく形成される。
また、開閉部148の外面と接触する第1弾性部143の他側が、一側より小さく形成され、印加された外力が、他側に行くほど集中する効果を与え、開閉部148による開放ホール132aの閉鎖をさらに効率的に具現することができる。
一方、押し部材140は、挿入部141bに結合されたまま、第1方向から第2方向、または第2方向から第1方向への位置移動時、収容空間から外部への液状の流出を防止する第1シーリング部材145を具備する。
第1シーリング部材145は、押し溝113を介した収容空間への空気の流出入を防止する。第1シーリング部材145により、収容部132の収容空間は、気密が維持され、収容空間内の液状が、押し溝113を介して流出されることが防止される。それは、ユーザが液状使用のための押し部材140の反復的外力印加過程において、押し溝113を介した液状流出を防止し、ユーザの身体の一部に液状が付いたり、化粧容器の外面に液状が付いたりすることをあらかじめ防止する。
第1シーリング部材145は、挿入部141bに結合されたまま、押し部材140の第1方向から第2方向、または第2方向から第1方向への位置移動時、収容部132の内面に沿ってスライディングされ、収容空間に収容された液状の押し溝113を介した流出を防止する。
具体的には、第1シーリング部材145は、挿入部141bの挿入前端部141fに結合されたまま、挿入部中端部141dの外径より外側方向に突出して形成されるが、収容部132との接触によって圧着され、収容部132の内径と対応する大きさに変形される。
ここで、挿入部141bは、収容部132の内径と対応する大きさの外径に形成される挿入部中端部141d、挿入部中端部141dの外径より小さく形成される外径に形成される挿入部前端部141f、及び挿入部後端部141eから構成される。
また、押し部材140は、挿入部141bに結合されたまま、第1方向から第2方向、または第2方向から第1方向への位置移動時、収容部132の内周面に沿ってスライディングされる第2シーリング部材147をさらに具備する。
第2シーリング部材147は、挿入部後端部141eに結合されたまま、挿入部中端部141dの外径より外側方向に突出して形成されるが、収容部132との接触によって圧着され、収容部132の内径と対応する大きさに変形される。
ここで、第2シーリング部材147は、外力によっても変形される弾性力を有する材質によっても形成される。
押し部材140の押し部141aに外力が印加されれば、挿入部141bは、第1方向に沿って、第1位置から第2位置に位置移動される。挿入部141bの第1位置から第2位置への位置移動は、収容部132の収容空間内への移動を意味し、そのとき、挿入部141bは、収容空間を規定する収容部132の内壁と接触したまま、前記内壁に沿って移動する。
ここで、挿入部前端部141fに結合された第1シーリング部材145、及び挿入部後端部141eに結合された第2シーリング部材147も、収容部132の内壁と接触したまま、内壁に沿って移動し、収容部132内壁との接触によって圧縮変形された第1シーリング部材145及び第2シーリング部材147は、収容部132の内壁を圧迫し、収容部132の内壁に沿ってスライディングされる。
この場合、収容部132の収容空間のうち、第2シーリング部材147の下部に位置した空間は、第2シーリング部材147によって密閉された状態になり、収容空間から液状ガイド部131への液状流出圧力が上昇する効果が見られる。
具体的には、第2シーリング部材147は、挿入部141bと収容部132内壁との微細な間隙に移動される液状の流出を防ぎ、収容空間から液状ガイド部131への液状流出を具現するので、第2シーリング部材147がない場合と比較し、さらに強い圧力で液状流出を具現することができるのである。
また、ユーザは、第2シーリング部材147と収容部132内壁との摩擦力を克服する外力を、押し部141aに印加しなければならないので、第2シーリング部材147がない場合と比較し、さらに強い外力を押し部141aに印加しなければならない。
一方、押し部材140は、押し部141aと挿入部141bの間に形成され、外部に突出する外径減少部141cをさらに具備することができる。
押し部材140が押し溝113に挿入された後、外径減少部141cの外径と対応する大きさに形成される係止ホール161を具備する係止ハウジング160が、本体110の押し溝113が形成された領域にも結合される。その場合、係止ハウジング160は、押し溝113と係止溝161とが互いに連通するように、本体110と結合され、押し部材140に印加された外力が解除される場合、挿入部141bが係止溝161に支持され、押し部材140の外部離脱が防止される。
また、外径減少部141cの上面には、押し部141aの突起rが挿入される突起収容部hを具備し、押し部141aの突起rが、突起収容部hに収容されれば、押し部141aと挿入部141bは、互いに連結される。
ここで、押し部141aの断面積の大きさは、前記外径減少部141cの断面積の大きさより大きく形成され、ユーザの身体の一部との接触面積を広げ、さらに容易に押し部141aに外力を印加する。
シリンダ部130は、本体110内部に挿入されたまま、押し部材140の下部に位置し、本体110に保存された液状が、押し部材140によって加圧されやすい位置に位置し、押し部材140に印加された外力に同一量(体積)の液状が液状流出部171を介して外部に流出する。
シリンダ部130の収容空間は、印加された外力により、第1方向に位置移動された押し部材140により、第1体積ほど縮小され、それにより、収容空間に収容された液状のうち、第1体積に該当する量が、液状ガイド部131を介して、液状流出部171に流出される。また、印加された外力が解除されれば、押し部材140は、第1方向の反対方向である第2方向に位置移動し、シリンダ部130の収容空間の大きさが第1体積ほど拡張され、このとき、拡張された収容空間の第1体積を充填するために、本体110に保存された液状が収容空間に流入される。それに係わる動作原理は、以下、図5ないし図7を参照して詳細に説明する。
密閉部材150は、本体110下部の貫通領域を密閉する。
液状流出部171は、上部領域に形成されたまま、液状が外部に流出するホールを形成する流出ホール171a、及び下部領域に形成され、液状ガイド部131の先端部に挿入結合される結合部171cを具備する。
流出ホール171aが皮膚に良好に密着するように、流出ホール171aの断面は、楕円状にも形成される。本発明の他の実施形態によれば、流出ホールは、化粧のためのブラシ(図示せず)が結合され、流出ホールを介して流出された液状は、柔らかいブラシを介して、ユーザ皮膚にも吸収される。そのとき、ユーザは、柔らかいブラシの肌触りを感じながら、液状を皮膚の美容に利用することができる。
液状ガイド部131先端部の内径は、液状ガイド部131の中端部の内径より大きく形成され、液状流出部171の結合部171cは、液状ガイド部131の先端部に挿入結合される。
本発明の一実施形態によれば、液状流出部171の結合部171cの外周面と、液状ガイド部131の先端部の内側外周面との間には、第2弾性部173が置かれ、第2弾性部173の後端には、液状ガイド部131の中端部の内径より大きい径を有する流出調整ボール175が置かれる。
そのとき、流出調整ボール175は、押し部材140に外力が印加された場合、連通ホール132bを介して、液状ガイド部131の先端部方向に移動される液状による圧力によって第3方向に移動され、液状による圧力が弱くなる場合、第2弾性部173により、第3方向の反対方向である第4方向に移動し、液状ガイド部131の先端部と中端部との境界領域に形成された流入孔131bを閉鎖する。
参考としては、前述の第1方向または第2方向は、第3方向または第4方向と垂直した方向である。
化粧容器は、本体110の保存空間に配置され、前記保存空間を、第1保存空間及び第2保存空間に分割し、シリンダ部130との間に形成された第1保存空間に、液状が保存され、押し部材140に印加された外力が解除され、第1保存空間に保存された液状のうち、第1体積の液状と同一体積の液状が、開放ホール132aを介して、収容部132の収容空間に流入されれば、本体110の内側面に沿って位置移動し、第1保存空間の大きさを第1体積ほど縮小させる圧着部190をさらに含む。
また、第2保存空間は、圧着部190と密閉部材150との間に形成され、第1保存空間の大きさが第1体積ほど縮小される場合、第2保存空間の大きさは、第1体積ほど拡張される。
圧着部190に係わる具体的な説明は、図5ないし図8を参照して説明する、化粧容器の外力印加いかんによるメカニズムについて説明しながら詳細に扱う。
図5及び図6は、本発明の一実施形態による、化粧容器の押し部材に外力が印加された場合について説明するための概路図であり、図7は、本発明の一実施形態による、化粧容器の押し部材に印加された外力が解除された場合について説明するための概路図である。
図5及び図6に図示されているように、キャップ180が除去された後、化粧容器を利用するユーザが、身体の一部(指)を利用して、押し部141aに、第1方向に外力を印加すれば、挿入部141bは、第1方向に沿って、第1位置から第2位置に位置移動する。挿入部141bの第1位置から第2位置への移動は、収容部132の収容空間内への移動を意味するので、収容部132の収容空間の大きさは、挿入された挿入部141bによって縮小される。
そのとき、収容空間の大きさは、第1体積ほど縮小され、言い換えれば、挿入部141bの第1体積ほど収容空間内に挿入されるというような意味である。また、押し部141aの第1位置から第2位置への移動により、第1弾性部143は、圧縮弾性変形される。
挿入部141bの収容空間内への位置移動により、収容空間内に収容されていた液状は、液状ガイド部131を介して、液状流出部171に移動する。
ここで、収容空間内での液状流出経路は、液状ガイド部131を介した流出と、開放ホール132aを介した流出との経路があるが、挿入部141bの第1位置から第2位置への移動中、開放ホール132aは、開閉部148によって閉鎖されるので、収容空間内の液状は、液状ガイド部131を介した流出経路を介して移動する。それにより、ユーザは、液状流出部171を介して流出(排出)された液状を利用することができる。
開閉部148による開放ホール132aの閉鎖については、前述の通りである。
挿入部141bについて整理すれば、挿入部141bは、押し部141aに外力が印加されれば、第1位置から第2位置に位置移動し、押し部141aに印加された外力が解除されれば、第1弾性部143により、第2位置から第1位置に位置移動し、第2位置に位置した場合、開放ホール132aを閉鎖し、開放ホール132aを介した液状の位置移動を制限し、第1位置に位置した場合、開放ホール132aが開放され、開放ホール132aを介した液状の位置移動を自由にする。
また、収容部132の収容空間から、連通ホール132bを介して移動する液状による圧力により、流出調整ボール175は、本体110の外部方向である第3方向に移動する。それにより、流出調整ボール175によって外部に流出することができなかった液状ガイド部131の中端部に収容された液状は、流出調整ボール175と、流入孔131bとの間の空間を介して、液状流出部171に流入される。液状流出部171に流入された液状は、流出ホール171aを介して外部に流出する。
そして、液状ガイド部131の中端部に収容された液状が、流出調整ボール175と流入孔131bとの間の空間を介して流入されることにより、液状流出部171に加えられる圧力が弱くなり、その場合、第2弾性部173の弾性力により、流出調整ボール175は、第3方向の反対方向である第4方向に移動し、流入孔131bを閉鎖する。その場合、液状流出部171に流入された液状の量ほど、シリンダ部123内部に収容された液状が消耗する。
図7を参照すれば、押し部141aに印加された外力が解除されれば、圧縮弾性変形された第1弾性部143は、復元力によって膨脹変形され、それにより、押し部141aの第2位置から第1位置への位置移動が具現される。
そのとき、収容部132の収容空間内に挿入されていた挿入部141bも、収容空間から第2方向に位置移動する。挿入部141bの第2方向への位置移動により、収容空間は、第1体積ほどの空スペースが生じ、挿入部141bの第2方向への位置移動中に開放ホール132aが開放されるので、第1体積ほどの空スペースは、開放ホール132aを介して移動された液状によって充填される。
具体的には、押し溝113は、第1シーリング部材145によって気密が維持され、空気流出入が防止されるので、収容部132の収容空間内への空気流入がない限り、第1体積ほどの空スペースは、真空状態になる。そのとき、開放ホール132aを介した、本体110の第1保存空間S1に保存された液状が、真空状態の収容空間内に吸い込まれる現象を利用して、収容空間内に一定量の液状が維持される。
その場合、収容部132内への他の液状移動経路である液状ガイド部131は、流出調整ボール175によって、液状移動が遮断された状態であるので、収容部132の収容空間内への液状流入は、開放ホール132aを介しても具現される。
また、開放ホール132aを介した、本体110の第1保存空間S1から収容空間内への液状移動が具現されるためには、第1保存空間S1内に液状だけが存在しなければならず、第1体積ほどの液状が第1保存空間S1から流出するので、第1保存空間S1の大きさも可変的でなければならない。
そのために、本発明の化粧容器は、圧着部190を含み、圧着部190は、第1保存空間S1を規定したまま、外部からの空気流入を防止する。
圧着部190は、本体110の内側面に沿って位置移動し、位置移動は、第1保存空間S1から流出された液状の体積変化によって具現される。
具体的には、第1保存空間S1内には、液状だけが存在するので、液状が流出された場合、発生する空スペースは、空気または外部物質で充填されなければならないが、第1保存空間S1は、圧着部190によって、外部からの物質交換が防止されるので、縮小された第1保存空間S1は、自体の大きさを小さくし、液状流出を可能にする。
具体的には、第1保存空間S1内には、液状だけが存在するので、液状が流出した場合、発生する空スペースは、空気または外部物質で充填されなければならないが、第1保存空間S1は、圧着部190によって、外部からの物質交換が防止されるので、縮小された第1保存空間S1は、自体の大きさを小さくし、液状流出を可能にする。
圧着部190は、本体110の保存空間を、第1保存空間S1及び第2保存空間S2に分割し、押し部材140に印加された外力が解除され、第1保存空間S1に保存された液状のうち一部、すなわち、第1体積の液状が、開放ホール132aを介して、収容部132の収容空間に流入されれば、本体110の内側面に沿って移動し、第1保存空間S1の大きさが第1体積ほど縮小される。
また、圧着部190によって分割された第2保存空間S2は、第1保存空間S1の体積が縮小されることにより、相対的に拡張される。
ここで、密閉部材150は、第2保存空間S2と化粧容器1外部とが連通される空気循環ホール152を形成し、空気循環ホール152は、第2保存空間S2が第1体積ほど拡張される場合、第1体積と同一体積の外部空気を第2保存空間S2に流入させる通路を提供する。
一方、本体110内に保存された液状のうち、第1体積に該当する量の液状は、収容空間内に移動し、収容部132の収容空間内に収容された液状は、再びユーザの外力を待つ待機状態になる。
ユーザは、液状流出部171を介して流出された液状を利用した後、液状がさらに必要であると判断されれば、第2位置から第1位置に移動された押し部材140の押し部141aに再び外力を印加し、前述の一連の過程が反復されることになる。
前述の実施形態によれば、収容部132の構成が、本体110の上部内面に挿入されるように説明したが、収容部132の構成は、本体110の前端部に一体に形成されてもよい。
図8は、本発明の他の実施形態による化粧容器を分解した分解斜視図である。
図8を参照すれば、本発明のさらに他の実施形態による化粧容器は、リフィル提供部290を除いては、図1ないし図7を参照で説明した化粧容器と、構成及び効果が同一であるので、以下、リフィル提供部290について説明する。
リフィル提供部290は、前述の圧着部293を収容したまま、本体110にも挿入される。
具体的には、リフィル提供部290は、本体110の保存空間に挿入されたまま、リフィル保存空間を提供する本体部挿入部291、リフィル保存空間を、第3保存空間S3及び第4保存空間S4に分割し、シリンダ部130との間に形成された前記第3保存空間S3に液状が保存され、押し部材140に印加された外力が解除され、第3保存空間S3に保存された液状のうち、第1体積の液状と同一体積の液状が、開放ホール132aを介して収容空間に流入されれば、本体部挿入部291の内側面に沿って位置移動し、第3保存空間S3の大きさを第1体積ほど縮小させる圧着部293、及びリフィル保存空間を密閉すると共に、本体110の下部領域の貫通領域を密閉するリフィル密閉部295を具備する。
ここで、リフィル提供部290は、別途に製作されて本体110に挿入されるか、あるいは本体110から挿入解除され、化粧容器に液状を再び提供することができる構成要素でもある。
また、リフィル提供部290は、本体110と、ねじ山構造によって、結合されたり結合解除されたりもし、そのとき、リフィル密閉部295は、一般的なコインの一部分が挿入されて回転力が印加されるように、コイン挿入部297が形成されてもよい。
一方、本体部挿入部291が、本体部110の保存空間に挿入される場合、本体部110の内側面との結合力を向上させるための気密部291aが位置することができ、気密部291aは、弾性力を具備する一種のゴム材質によって形成され、リフィル提供部295の本体110内への挿入時、本体110内側面と接触して変形されたまま、本体部挿入部291と本体部110との気密維持及び結合力向上の部材にも利用される。
図9及び図10は、本発明のさらに他の実施形態による化粧容器について説明するための概路図である。
図9及び図10を参照すれば、本発明のさらに他の実施形態による化粧容器は、リフィル提供部390を除いては、図8を参照して説明した化粧容器と、構成及び効果が同一であるので、以下、リフィル提供部390について説明する。
また、図9及び図10は、説明の便宜のために、本体部挿入部391とリフィル密閉部395とを分離させて図示したが、本体部挿入部391とリフィル密閉部395は、一体に形成されるということをあらかじめ明らかにしておく。
リフィル提供部390は、本体110の保存空間に挿入されるが、本体110との結合のために、ねじ山結合ではない強制嵌め込み方式によっても結合される。
そのために、リフィル提供部390は、外周面に沿って突出したリフィル突出部398を具備し、本体110は、リフィル突出部398と対応する位置及び対応する形状のリフィル陥入部を具備する。
リフィル提供部390は、リフィル突出部398とリフィル陥入部との相互結合により、本体部110に固定される。
また、リフィル密閉部395は、外面から突出して形成されるが、貫通孔396aが形成されるリフィル解除部396を具備し、貫通孔396aに挿入される環状部材を介して印加された外力により、リフィル提供部395が本体110から離脱される。
具体的には、環状部材は、貫通孔396aの大きさと対応する形状の、別途に製作されたリフィル提供部390の本体110からの解除ツールでもある。
ユーザは、リフィル提供部390の本体110からの分離のために、貫通孔396aに環状部材を挿入した後、リフィル提供部390を本体110から遠くするための方向に外力を印加すれば、本体部挿入部391とリフィル密閉部395とが共に本体110から分離される。
また、リフィル密閉部395には、前述の空気循環ホール152と同一機能を遂行する空気循環ホール395aが形成されてもよい。
図11及び図12は、本発明の他の実施形態による化粧容器を図示した斜視図である。
図11及び図12を参照すれば、本発明の一実施形態による化粧容器は、一側面に押し部材1140が挿入される押し溝1113が形成され、内部が貫通形成され、液状が保存される本体1110、本体1110に挿入され、液状が流出される液状流出部1171が結合され、本体1110内部の液状を、液状流出部1171を介して流出させるシリンダ部1130、及び本体1110の先端1115に結合されるキャップ1180を含む。
ここで、本体1110の保存空間に保存された液状は、液状流出部1171を介して移動されやすい粘性を有する多種の化粧品(化粧液)でもある。
液状流出部1171は、キャップ1180が本体1110と分離されれば、外部に露出され、キャップ1180が本体1110と結合されれば、キャップ1180内に隠匿されて外部に露出されない。キャップ1180が本体1110と分離された後、押し部材1140に外力が印加されれば、一定量の液状が、液状流出部1171を介して外部に流出する。
図13は、本発明の一実施形態による化粧容器を分解した分解斜視図であり、図14は、本発明の一実施形態による化粧容器の断面図である。
図13及び図14を参照すれば、本体1110は、内部が貫通形成され、内部に液状を保管することができる収容空間が形成される。本体1110は、内部の化粧液状が見える透明材質または半透明材質によっても形成され、ガラスまたは合成樹脂素材のいずれも使用が可能である。本体1110の一側面には、押し部材1140が挿入される押し溝1113が形成される。
シリンダ部1130は、本体1110に挿入され、内部が貫通形成され、一側端に、液状が流出される液状流出部1171が結合される液状ガイド部1131、及び液状ガイド部1131と連結され、下側面に形成された開放ホール1132aを介して、本体1110に保存された液状が流入する収容空間を形成し、液状ガイド部1131と連通される連通ホール1132bと、押し溝1113に対応する位置に貫通ホール1132cと、が形成される収容部1132を具備する。
押し部材1140は、本体1110の外部に突出して外力を受ける押し部1141a、押し部1141aの下部に連結され、貫通ホール1132cに挿入される挿入部1141b、及び挿入部1141bの下側面と収容部1132との間に配置されたまま、外力が印加されれば、挿入部1141bによって弾性変形され、外力が解除されれば、弾性変形による復元力によって復元され、挿入部1141bを位置移動させる第1弾性部1143を具備する。
また、押し部材1140は、挿入部1141bに結合されたまま、第1方向から第2方向、または第2方向から第1方向への位置移動時、収容空間から外部への液状の流出を防止する第1シーリング部材1145を具備する。
第1シーリング部材1145は、押し溝1113を介した収容空間への空気流出入を防止する。第1シーリング部材1145により、収容部1132の収容空間は、気密が維持され、収容空間内の液状が押し溝1113を介して流出されることが防止される。 それは、ユーザによる、液状使用のための押し部材1140の反復的外力印加過程において、押し溝1113を介した液状流出を防止し、ユーザの身体の一部に液状が付いたり、化粧容器の外面に液状が付いたりすることをあらかじめ防止する。
第1シーリング部材1145は、挿入部1141bに結合されたまま、押し部材1140の第1方向から第2方向、または第2方向から第1方向への位置移動時、収容部1132の内面に沿ってスライディングされ、収容空間に収容された液状の押し溝1113を介した流出を防止する。
具体的には、第1シーリング部材1145は、挿入部1141bの挿入前端部1141fに結合されたまま、挿入部中端部1141dの外径より外側方向に突出して形成されるが、収容部1132との接触によって圧着され、収容部1132の内径と対応する大きさに変形される。
ここで、挿入部1141bは、収容部1132の内径と対応する大きさの外径に形成される挿入部中端部1141d、挿入部中端部1141dの外径より小さく形成される外径に形成される挿入部前端部1141f、及び挿入部後端部1141eから構成される。
また、押し部材1140は、挿入部1141bに結合されたまま、第1方向から第2方向、または第2方向から第1方向への位置移動時、収容部1132の内周面に沿ってスライディングされる第2シーリング部材1147をさらに具備する。
第2シーリング部材1147は、挿入部後端部1141eに結合されたまま、挿入部中端部1141dの外径より外側方向に突出して形成されるが、収容部1132との接触によって圧着され、収容部1132の内径と対応する大きさに変形される。
ここで、第2シーリング部材1247は、外力によっても変形される弾性力を有する材質によっても形成される。
押し部材1140の押し部1141aに外力が印加されれば、挿入部1141bは、第1方向に沿って、第1位置から第2位置に位置移動する。挿入部1141bの第1位置から第2位置への位置移動は、収容部1132の収容空間内への移動を意味し、そのとき、挿入部1141bは、収容空間を規定する収容部1132の内壁と接触したまま、前記内壁に沿って移動する。
ここで、挿入部前端部1141fに結合された第1シーリング部材1145、及び挿入部後端部1141eに結合された第2シーリング部材1147も、収容部1132の内壁と接触したまま、内壁に沿って移動し、収容部1132内壁との接触によって圧縮変形された第1シーリング部材1145及び第2シーリング部材1147は、収容部1132の内壁を圧迫し、収容部1132の内壁に沿ってスライディングされる。
その場合、収容部1132の収容空間のうち、第2シーリング部材1147の下部に位置した空間は、第2シーリング部材1147によって密閉された状態になり、収容空間から液状ガイド部1131への液状流出圧力が上昇する効果が見られる。
具体的には、第2シーリング部材1147は、挿入部1141bと収容部1132内壁との微細な間隙に移動する液状の流出を防ぎ、収容空間から液状ガイド部1131への液状流出を具現するので、第2シーリング部材1147がない場合と比較し、さらに強い圧力で液状流出を具現することができるのである。
また、ユーザは、第2シーリング部材1147と収容部1132内壁との摩擦力を克服する外力を、押し部1141aに印加しなければならないので、第2シーリング部材1147がない場合と比較し、さらに強い外力を押し部1141aに印加しなければならない。
そして、押し部材1140は、押し部1141aと挿入部1141bとの間に形成され、外部に突出する外径減少部1141cをさらに具備することができる。
押し部材1140が押し溝1113に挿入された後、外径減少部1141cの外径と対応する大きさに形成される係止ホール1161を具備する係止ハウジング1160が、本体1110の押し溝1113が形成された領域にも結合される。その場合、係止ハウジング1160は、押し溝1113と係止溝1161とが互いに連通するように、本体1110と結合され、押し部材1140に印加された外力が解除される場合、挿入部1141bが係止溝1161に支持され、押し部材1140の外部離脱が防止される。
また、外径減少部1141cの上面には、押し部1141aの突起rが挿入される突起収容部hを具備し、押し部1141aの突起rが突起収容部hに収容されれば、押し部1141aと挿入部1141bは、互いに連結される。
ここで、押し部1141aの断面積の大きさは、前記外径減少部1141cの断面積の大きさより大きく形成され、ユーザの身体の一部との接触面積を広くし、さらに容易に押し部1141aに外力を印加する。
一方、シリンダ部1130は、本体1110内部に形成されたまま、押し部材1140の下部に位置し、本体1110に保存された液状が、押し部材1140によって加圧されやすい位置に位置し、押し部材1140に印加された外力と同一量(体積)の液状が、液状流出部1171を介して外部に流出する。
具体的には、シリンダ部1130は、内部が貫通形成され、一側端に、液状が流出される液状流出部1171が結合される液状ガイド部1131、及び液状ガイド部1131から連結され、一側領域が開放された開放ホール1132aを介して、本体1110に保存された液状が流入する収容空間を形成し、液状ガイド部1131と連通される連通ホール1132bと、押し溝1113に対応する位置に貫通ホール1132cとが形成される収容部1132を具備する。
シリンダ部1130の収容空間は、印加された外力により、第1方向に位置移動された押し部材1140により、第1体積ほど縮小され、それにより、収容空間に収容された液状のうち、第1体積に該当する量が、液状ガイド部1131を介して、液状流出部1171に流出される。また、印加された外力が解除されれば、押し部材1140は、第1方向の反対方向である第2方向に位置移動し、シリンダ部1130の収容空間の大きさが、第1体積ほど拡張され、このとき、拡張された収容空間の第1体積を充填するために、本体1110に保存された液状が収容空間に流入される。それに係わる動作原理は、以下、図15ないし図18を参照して詳細に説明する。
密閉部材1150は、本体1110下部の貫通領域を密閉する。
液状流出部1171は、上部領域に形成されたまま、液状が外部に流出するホールを形成する流出ホール1171a、及び下部領域に形成されるが、液状ガイド部1131の先端部に挿入結合される結合部1171bを具備する。
ここで、流出ホール1171aが皮膚に良好に密着するように、流出ホール1171aの断面は、楕円状にも形成される。本発明の他の実施形態によれば、流出ホールは、化粧のためのブラシ(図示せず)が結合され、流出ホールを介して流出された液状は、柔らかいブラシを介して、ユーザ皮膚にも吸収される。そのとき、ユーザは、柔らかいブラシの肌触りを感じながら、液状を皮膚の美容に利用することができる。
結合部1171bが液状ガイド部1131の先端部に挿入結合される場合、結合部1171bの外面と、液状ガイド部1131の内面との間には、離隔空間Qが形成される。
結合部1171bは、第1結合部1171c、第2結合部1171d及び開閉部1173を具備する。
第1結合部1171cは、流出ホール1171aと連通される第1連通空間V1を形成し、第1連通空間V1と前記離隔空間Qとを連通する第1通孔H1を具備する。
第2結合部1171dは、連通ホール1132bと連通される第2連通空間V2を形成し、第2連通空間V2と離隔空間Qとを連通する第2通孔H2を具備する。
開閉部1173は、第2通孔H2を包囲するように配置され、第2通孔H2を介した液状の移動いかんを決定する。
具体的には、開閉部1173は、押し部材1140に外力が印加される場合、連通ホール1132bを介して、液状ガイド部1131の先端部方向に移動する液状による圧力によって弾性変形され、第2通孔H2を開放させ、圧力が弱くなる場合、弾性変形による復元力によって復元され、第2通孔H2を閉鎖する。
開閉部1173は、一種の薄いゴム膜であり、第2結合部1171dの外周面を囲むように位置し、第2通孔H2を開閉することができる。
一方、一実施形態による化粧容器は、本体1110の保存空間に配置され、前記保存空間を、第1保存空間S1及び第2保存空間S2に分割し、シリンダ部1130との間に形成された第1保存空間S1に液状が保存され、押し部材1140に印加された外力が解除され、第1保存空間S1に保存された液状のうち、第1体積の液状と同一体積の液状が、開放ホール1132aを介して、収容部1132の収容空間に流入されれば、本体1110の内側面に沿って位置移動し、第1保存空間S1の大きさを第1体積ほど縮小させる圧着部1190をさらに含む。
また、第2保存空間S2は、圧着部1190と密閉部材1150との間に形成され、第1保存空間S1の大きさが第1体積ほど縮小される場合、第2保存空間S2の大きさは、第1体積ほど拡張される。
圧着部1190に係わる具体的な説明は、図15ないし図18を参照して説明する、化粧容器の外力印加いかんによるメカニズムについて説明しながら詳細に扱う。
図15及び図16は、本発明の一実施形態による、化粧容器の押し部材に外力が印加された場合について説明するための概路図であり、図17及び図18は、本発明の一実施形態による、化粧容器の押し部材に印加された外力が解除された場合について説明するための概路図である。
図15及び図16に図示されているように、キャップ1180が除去された後、化粧容器を利用するユーザが、身体の一部(指)を利用して、押し部1141aに第1方向に外力を印加すれば、挿入部1141bは、第1方向に沿って、第1位置から第2位置に位置移動する。挿入部1141bの第1位置から第2位置への移動は、収容部1132の収容空間内への移動を意味するので、収容部1132の収容空間の大きさは、挿入された挿入部1141bによって縮小される。
そのとき、収容空間の大きさは、第1体積ほど縮小され、言い換えれば、挿入部1141bの第1体積ほどが収容空間内に挿入されるというような意味である。また、押し部1141aの第1位置から第2位置への移動により、第1弾性部1143は、圧縮弾性変形される。
挿入部1141bの収容空間内への位置移動により、収容空間内に収容されていた液状は、液状ガイド部1131を介して、液状流出部1171に移動する。
ここで、収容空間内での液状流出経路は、液状ガイド部1131を介した流出と、開放ホール1132aを介した流出との経路があるが、挿入部1141bの第1位置から第2位置への移動中、開放ホール1132aは、挿入部1141bによって閉鎖されるので、収容空間内の液状は、液状ガイド部1131を介した流出経路を介して移動する。それにより、ユーザは、液状流出部1171を介して流出(排出)された液状を利用することができる。
開放ホール1132aの閉鎖について具体的に説明すれば、挿入部1141bは、収容空間内に挿入されながら、収容部1132の内壁と面接触し、そのとき、収容部1132の内壁を貫通する開放ホール1132aと重畳されながら、開放ホール1132aを塞ぎ、それにより、開放ホール1132aを介した液状の流出入が防止される。
前述の挿入部1141bについて整理すれば、挿入部1141bは、押し部1141aに外力が印加されれば、第1位置から第2位置に位置移動し、押し部1141aに印加された外力が解除されれば、第1弾性部1143により、第2位置から第1位置に位置移動し、第2位置に位置した場合、開放ホール1132aを閉鎖し、開放ホール1132aを介した液状の位置移動を制限し、第1位置に位置した場合、開放ホール1132aを開放し、開放ホール132aを介した液状の位置移動を自由にする。
また、収容部1132の収容空間から、連通ホール1132bを介して移動する液状による圧力により、開閉部1173は、第2通孔H2を開放させる。それにより、第2通孔H2を介して外部に流出することができなかった第2連通空間V2に収容された液状は、第2通孔H2、離隔空間Q、第1通孔H1、第1連通空間V1を順次に経て、流出ホール1171aを介して外部に流出する。
そして、第2連通空間V2に収容された液状が、第2通孔H2を介して流出されることにより、開閉部1173に加えられる圧力が弱くなり、その場合、開閉部1173は、弾性変形による復元力によって復元され、第2通孔H2を閉鎖する。ここで、流出ホール1171aを介して外部に流出された液状の量ほど、シリンダ部1132内部に収容された液状が消耗する。
図17及び図18を参照すれば、押し部1141aに印加された外力が解除されれば、圧縮弾性変形された第1弾性部1143は、復元力によって膨脹変形され、それにより、押し部1141aの第2位置から第1位置への位置移動が具現される。
そのとき、収容部1132の収容空間内に挿入されていた挿入部1141bも、収容空間から第2方向に位置移動する。挿入部1141bの第2方向への位置移動により、収容空間は、第1体積ほどの空スペースが生じ、挿入部1141bの第2方向への位置移動中に、開放ホール1132aが開放されるので、第1体積ほどの空スペースは、開放ホール1132aを介して移動された液状によって充填される。
具体的には、押し溝1113は、第1シーリング部材1145によって気密が維持され、空気流出入が防止されるので、収容部1132の収容空間内への空気流入がない限り、第1体積ほどの空スペースは、真空状態になる。そのとき、開放ホール1132aを介した、本体1110の第1保存空間S1に保存された液状が、真空状態の収容空間内に吸い込まれる現象を利用して、収容空間内に一定量の液状が維持される。
その場合、収容部1132内への他の液状移動経路である第2通孔H2を閉鎖する開閉部1175により、液状移動が遮断された状態であるので、収容部1132の収容空間内への液状流入は、開放ホール1132aを介しても具現される。
また、開放ホール1132aを介した、本体1110の第1保存空間S1から収容空間内への液状移動が具現されるためには、第1保存空間S1内に液状だけが存在しなければならず、第1体積ほどの液状が、第1保存空間S1から流出するので、第1保存空間S1の大きさも可変的でなければならない。
そのために、本発明の化粧容器は、圧着部1190を含み、圧着部1190は、第1保存空間S1を規定したまま、外部からの空気流入を防止する。
圧着部1190は、本体1110の内側面に沿って位置移動し、位置移動は、第1保存空間S1から流出された液状の体積変化によって具現される。
具体的には、第1保存空間S1内には、液状だけが存在するので、液状が流出した場合に発生する空スペースは、空気または外部物質で充填されなければならないが、第1保存空間S1は、圧着部1190によって、外部からの物質交換が防止されるので、縮小された第1保存空間S1は、自体の大きさを小さくし、液状流出を可能にする。
圧着部1190は、本体1110の保存空間を、第1保存空間S1及び第2保存空間S2に分割し、押し部材1140に印加された外力が解除され、第1保存空間S1に保存された液状のうち一部、すなわち、第1体積の液状が、開放ホール1132aを介して、収容部1132の収容空間に流入されれば、本体1110の内側面に沿って移動し、第1保存空間S1の大きさが第1体積ほど縮小される。
また、圧着部1190によって分割された第2保存空間S2は、第1保存空間S1の体積が縮小されることにより、相対的に拡張される。
ここで、密閉部材1150は、第2保存空間S2と化粧容器11外部とが連通される空気循環ホール1152を形成し、空気循環ホール1152は、第2保存空間S2が第1体積ほど拡張される場合、第1体積と同一体積の外部空気を、第2保存空間S2に流入させる通路を提供する。
一方、本体1110内に保存された液状のうち、第1体積に該当する量の液状は、収容空間内に移動し、収容部1132の収容空間内に収容された液状は、再びユーザの外力を待つ待機状態になる。
ユーザは、液状流出部1171を介して流出された液状を利用した後、液状がさらに必要であると判断されれば、第2位置から第1位置に移動された押し部材1140の押し部1141aに再び外力を印加し、前述の一連の過程が反復されることになる。
前述の実施形態によれば、収容部1132の構成が本体1110の上部内面に挿入されるように説明したが、収容部1132の構成が本体1110の前端部に一体に形成されてもよい。
図19及び図20は、本発明のさらに他の実施形態による化粧容器について説明するための概路図である。
図19及び図20を参照すれば、本発明のさらに他の実施形態による化粧容器は、リフィル提供部1390を除いては、図18を参照して説明した化粧容器と、構成及び効果が同一であるので、以下、リフィル提供部1390について説明する。
また、図19及び図20は、説明の便宜のために、本体部挿入部1391とリフィル密閉部1395とを分離させて図示したが、本体部挿入部1391とリフィル密閉部1395は、一体に形成されることを前もって明らかにしておく。
リフィル提供部1390は、本体1110の保存空間に挿入されるが、本体1110との結合のために、ねじ山結合ではない強制嵌め込み方式によっても結合される。
そのために、リフィル提供部1390は、外周面に沿って突出したリフィル突出部1398を具備し、本体1110は、リフィル突出部1398と対応する位置及び対応する形状のリフィル陥入部を具備する。
リフィル提供部1390は、リフィル突出部1398とリフィル陥入部との相互結合によって、本体部1110に固定される。
また、リフィル密閉部1395は、外面から突出して形成されるが、貫通孔1396aが形成されるリフィル解除部1396を具備し、貫通孔1396aに挿入される環状部材を介して印加された外力により、リフィル提供部1395が本体1110から離脱される。
具体的には、環状部材は、貫通孔1396aの大きさと対応する形状の、別途に製作されたリフィル提供部1390の本体1110からの解除ツールでもある。
ユーザは、リフィル提供部1390の本体1110からの分離のために、貫通孔1396aに環状部材を挿入した後、リフィル提供部1390を本体1110から遠くするための方向に外力を印加すれば、本体部挿入部1391とリフィル密閉部1395とが共に本体1110から分離される。
また、リフィル密閉部1395には、前述の空気循環ホール1152と同一機能を遂行する空気循環ホール1395aが形成されてもよい。
図21Aは、本発明の一実施形態による化粧容器の斜視図であり、図21Bは、図21Aのキャップを分離させた図面である。
図21A及び図21Bを参照すれば、本発明の一実施形態による化粧容器は、上部の一側面に押し部材11140が挿入される押し溝11113が形成され、内部が貫通形成され、液状が保存される保存空間が形成される本体11110、前記本体11110内に形成され、内部が貫通形成され、一側端に、液状が流出される液状流出部11171が結合される液状ガイド部11131、及び前記液状ガイド部11131と連結され、一側に形成された開放ホール11132aを介して、前記本体11110に保存された液状が流入する収容空間を形成し、前記液状ガイド部11131と連通される連通ホール11132bと、前記押し溝11113に対応する位置に貫通ホール11132cとが形成される収容部11132を具備するシリンダ部11130、並びに前記本体11110の先端に結合されるキャップ11180を含む。
ここで、本体11110の保存空間に保存された液状は、液状流出部11171を介して移動されやすい粘性を有する多種の化粧品(化粧液)でもあり、それ以外のフロー性がある流体からもなる。
液状流出部11171は、キャップ11180が本体11110と分離されれば、外部に露出され、キャップ11180が本体11110と結合されれば、キャップ11180内に隠匿されて外部に露出されない。キャップ11180が本体11110と分離された後、押し部材11140に外力が印加されれば、前記本体11110内部に具備された液状、例えば、化粧品などが、一定量で液状流出部11171を介して外部に流出する。
キャップ11180は、液状が流出される液状流出部11171をカバーするために具備されるものであり、多様な形態にも具備され、本体11110と異なる材質からも具備される。
図22Aは、図21Aの分解斜視図であり、図22Bは、図22Aのシリンダ部を示した図面である。図23は、図21Aによる化粧容器の断面図であり、図24は、図21Bによる化粧容器の断面図である。
図22Aないし図24を参照すれば、本体11110は、内部が貫通形成され、内部に液状を保管することができる収容空間が形成される。本体11110は、内部の化粧品の液状が見える透明材質または半透明材質によっても形成され、ガラスまたは合成樹脂素材のいずれも使用が可能である。本体11110の一側面には、押し部材11140が挿入される押し溝11113が形成される。また、本体11110の内部には、シリンダ部11130が具備され、本体11110の収容空間に具備される液状の流出入を制御することができる。
シリンダ部11130は、本体11110に挿入され、内部が貫通形成され、一側面に液状が流出される液状流出部11171が結合される液状ガイド部11131、及び液状ガイド部11131と連結され、他側面に形成された開放ホール11132aを介して、本体11110に保存された液状が流入する収容空間を形成し、液状ガイド部11131と連通される連通ホール11132bと、押し溝11113に対応する位置に貫通ホール11132cとが形成される収容部11132を具備する。
例えば、シリンダ部11130は、内部に液状が保存される収容空間を具備した四角形のボックス状である収容部11132を含むが、収容部11132の一側面には、液状ガイド部11131と連結される連通ホール11132bが具備され、他側面には、連通ホール11132bと対面するように、開放ホール11132aが具備される。また、収容部11132の上部面には、押しホール11113と対面する貫通ホール11132cが具備される。従って、収容部11132の収容空間に流入された液状は、貫通ホール11132cを介して、押し部材11140によって加圧され、連通ホール11132b、ガイド部11131及び液状流出部11171を介して外部に排出される。
押し部材11140は、本体11110の外部に突出して外力を受ける押し部11141a、押し部11141aの下部に連結され、貫通ホール11132cに挿入される挿入部11141b、及び挿入部11141bの下側面と収容部11132との間に配置されたまま、外力が印加されれば、挿入部11141bによって弾性変形され、外力が解除されれば、弾性変形による復元力によって復元され、挿入部11141bを位置移動させる第1弾性部11143を具備する。
押し部材11140は、挿入部11141bに結合されたまま、第1方向から第2方向、または第2方向から第1方向、例えば、本体11110の長手方向に対して垂直方向に位置移動するとき、収容空間から外部への前記液状の流出を防止する第1シーリング部材11145を具備する。
第1シーリング部材11145は、押し溝11113を介した収容空間への空気流出入を防止する。第1シーリング部材11145は、押し溝11113を介した収容空間への空気流出入を防止する。第1シーリング部材11145により、収容部11132の収容空間は、気密が維持され、収容空間内の液状が押し溝11113を介して流出されることが防止される。それは、ユーザによる、液状使用のための押し部材11140の反復的外力印加過程において、押し溝11113を介した液状流出を防止し、ユーザの身体の一部に液状が付いたり、化粧容器の外面に液状が付いたりすることを前もって防止する。
第1シーリング部材11145は、挿入部11141bに結合されたまま、押し部材11140の第1方向から第2方向、または第2方向から第1方向への位置移動時、収容部11132の内面に沿ってスライディングされ、収容空間に収容された液状の押し溝11113を介した流出を防止する。
挿入部11141bは、前記収容部11132の内径と対応する大きさの外径に形成される挿入部中端部11141d、前記挿入部中端部11141dの外径より小さい外径に形成される挿入部前端部11141f、及び挿入部後端部11141eで構成される。
第1シーリング部材11145は、挿入部11141bの挿入部前端部11141fに結合されたまま、挿入部中端部11141dの外径より外側方向に突出して形成されるが、収容部11132との接触によって圧着され、収容部11132の内径と対応する大きさに変形される。
また、押し部材11140は、挿入部11141bに結合されたまま、第1方向から第2方向、または第2方向から第1方向への位置移動時、収容部11132の内周面に沿ってスライディングされる第2シーリング部材11147をさらに具備する。
第2シーリング部材11147は、挿入部11141bの挿入部後端部11141eに結合されたまま、挿入部中端部11141dの外径より外側方向に突出して形成されるが、収容部11132との接触によって圧着され、収容部11132の内径と対応する大きさに変形される。
ここで、第2シーリング部材11147は、外力によっても変形される弾性力を有する材質によっても形成される。
また、ユーザは、第2シーリング部材11147と収容部11132内壁との摩擦力を克服する外力を押し部11141aに印加しなければならないので、第2シーリング部材11147がない場合と比較し、さらに強い外力を押し部11141aに印加しなければならない。
そして、押し部材11140は、押し部11141aと挿入部11141bとの間に形成され、外部に突出する外径減少部11141cをさらに具備することができる。
押し部材11140が押し溝11113に挿入された後、外径減少部11141cの外径と対応する大きさに形成される係止ホール11161を具備する係止ハウジング11160が本体11110の押し溝11113が形成された領域にも結合される。その場合、係止ハウジング11160は、押し溝11113と係止溝11161とが互いに連通するように、本体11110と結合され、押し部材11140に印加された外力が解除される場合、挿入部11141bが係止溝11161に支持され、押し部材11140の外部離脱が防止される。
また、外径減少部11141cの上面には、押し部11141aの突起rが挿入される突起収容部hを具備し、押し部11141aの突起rが突起収容部hに収容されれば、押し部11141aと挿入部11141bは、互いに連結される。
ここで、押し部11141aの断面積の大きさは、前記外径減少部11141cの断面積の大きさより大きく形成され、ユーザの身体の一部との接触面積を広くし、さらに容易に押し部11141aに外力を印加する。
押し部11141aに前記外力が印加されれば、挿入部11141bは、第1位置から第2位置に位置移動し、また押し部11141aに印加された外力が解除されれば、挿入部11141bは、第1弾性部11143により、第2位置から第1位置に位置移動する。挿入部11141bの第1位置から第2位置への位置移動は、収容部11132の収容空間内への移動を意味し、そのとき、挿入部11141bは、収容空間を規定する収容部11132の内壁と接触したまま、前記内壁に沿って移動する。
押し部材11140において、挿入部前端部11141fに結合された第1シーリング部材11145、及び挿入部後端部11141eに結合された第2シーリング部材11147も、収容部11132の内壁と接触したまま、内壁に沿って移動し、収容部11132内壁との接触によって圧縮変形された第1シーリング部材11145及び第2シーリング部材11147は、収容部11132の内壁を圧迫し、収容部11132の内壁に沿ってスライディングされる。
その場合、収容部11132の収容空間のうち、第2シーリング部材11147の下部に位置した空間は、第2シーリング部材11147によって密閉された状態になり、収容空間から液状ガイド部11131への液状流出圧力が上昇する効果が見られる。
第2シーリング部材11147は、挿入部11141bと収容部11132内壁との微細な間隙に移動する液状の流出を防ぎ、収容空間から液状ガイド部11131への液状流出を具現するので、第2シーリング部材11147がない場合と比較し、さらに強い圧力で液状流出を具現することができるのである。
挿入部11141bが第2位置に位置した場合、収容空間内の液状の圧力が上昇し、ここに開放ホール11132aを介して流入される液状は、制限するが、液状流出部11171を介して液状を排出する。それと反対に、挿入部11141bが第1位置に位置した場合、収容空間内の液状の圧力が低下し、液状流出部11171への排出が遮断され、同時に開放ホール11132aを介して、液状が充填されることにより、収容空間内に具備される液状は、一定量に維持される。
開放ホール11132aの一側面は、挿入部11141bが挿入される収容空間と接し、開放ホール11132aの他側面は、本体内に具備されるシリンダ部11130と接触する。
一方、シリンダ部11130は、本体11110内部に形成されたまま、押し部材11140の下部に位置し、本体11110に保存された液状が押し部材11140によって加圧されやすい位置に位置し、押し部材11140に印加された外力と同一量(体積)の液状が液状流出部11171を介して外部に流出する。
具体的には、シリンダ部11130は、内部が貫通形成され、一側端に、液状が流出される液状流出部11171が結合される液状ガイド部11131、及び液状ガイド部11131から連結され、一側領域が開放された開放ホール11132aを介して、本体11110に保存された液状が流入する収容空間を形成し、液状ガイド部11131と連通される連通ホール11132bと、押し溝11113に対応する位置に貫通ホール11132cとが形成される収容部11132を具備する。
また、シリンダ部11130は、開放ホール11132aと段差がつくように連結されて内部が貫通形成される円筒管11330、円筒管11330内に具備される開閉部支持部11340、開閉部支持部11340の末端に具備される開閉部11350、並びに円筒管11330を覆うように具備されるが、一側及び他側が開口され、それぞれ第1開口部11361及び第2開口部11362を具備し、開閉部11350に対応する部分が円錐台型に具備されるカバー部11360をさらに含む。
円筒管11330は、開放ホール11132aを取り囲むように、前記開放ホール11132aの内径より円筒管11330の内径がさらに大きく具備され、カバー部11360は、第1開口部11361の直径が第2開口部11362の直径より大きく具備されるように、断面が円形であり、他側に行くほど断面がだんだんと小さくなるように具備される。開閉部11350は、開閉部支持部11340の末端において球形に具備され、開閉部支持部11340に加えられる外力により、可逆的にカバー部11360の第2開口部11362を開閉させることができる。
開閉部支持部11340と開閉部11350とにより、前記カバー部11360の第2開口部11362を閉鎖し、前記開放ホール11132aを介した液状の位置移動を制限し、前記第2位置に位置した場合、前記第2開口部11362を開放し、前記開放ホール11132aを介した液状の位置移動を自由にする。
例えば、開閉部支持部11340は、スプリング状に具備され、円筒管11330内に具備されるが、円筒管11330の一側から他側まで延長されるように具備され、開閉部11350は、開閉部支持部11340の末端に具備され、カバー部11360の第2開口部11362を塞ぐように具備される。円筒管11330の内径t1は、開放ホール11132aの内径より大きく具備されるように、段差がつくように連結されるので、円筒管11330内に具備される開閉部支持部11340は、開放ホール11132aに離脱せず、円筒管11330内部に位置が維持される。
収容空間内の液状の圧力が高くない場合には、開閉部支持部11340は、緩く延長され、開閉部11350は、第2開口部11362を密閉させないので、第2開口部11362を介して、液状の移動が可能である。一方、収容空間内の圧力が高い場合には、液状は、開閉部支持部11340を加圧し、それにより、開閉部11350は、第2開口部11362を密閉させることにより、空気流出入を遮断する。
円筒管11330は、内部に空スペースを具備した円筒の形態に具備され、カバー部11360は、円筒管11330が挿入されるように、円筒管11330より大きい内径に具備されるが、円筒管11330に対応する形態に具備される円筒の形態と、円筒管11330から一部露出される開閉部11350を覆い包むように具備される円錐台の行動と、が互いに連結されて具備される。円筒管11330は、カバー部11360に挿入されることにより、円筒管11330内部に具備される開閉部支持部11340と開閉部11350が流失されないように維持される。
また、円筒管11330の外面には、第1締結部11331を具備し、カバー部11360の内側には、第1締結部11331と締結する第2締結部11363を具備し、カバー部11360は、前記円筒管11330に密接して接触して固定される。円筒管11330は、カバー部11360の内側に挿入され、開放ホール11132aと、カバー部11360の第2開口部11362とが互いに流体が連通されるように具備される。
例えば、第1締結部11331と第2締結部11362は、それぞれ突起及び溝の形態に具備され、嵌め込み結合によって締結され、あるいはねじ山及びねじ溝によって、螺合によっても締結される。第1締結部11331及び第2締結部11362は、カバー部11360を、円筒管11330に密接して固定させるためのものであり、多様な構成が可能であって省略されもするが、それに制限されるものではない。
シリンダ部11130の収容空間は、印加された外力により、第1方向に位置移動された押し部材11140により、第1体積ほど縮小され、それにより、収容空間に収容された液状のうち、第1体積に該当する量が液状ガイド部11131を介して、液状流出部11171に流出される。また、印加された外力が解除されれば、押し部材11140は、第1方向の反対方向である第2方向に位置移動し、シリンダ部11130の収容空間の大きさが第1体積ほど拡張され、このとき、拡張された収容空間の第1体積を充填するために、本体11110に保存された液状がカバー部11360の第2開口ホール11362を介して収容空間に流入される。
また、外力が印加されれば、押し部材11140は、少なくとも一部分が収容空間内に挿入されるように、第1方向に位置移動し、前記収容空間に収容された液状のうち、第1体積の液状が、前記連通ホール11132bを介して、前記液状流出部11171に流出され、印加された外力が解除されれば、前記第1方向と反対方向である第2方向に位置移動し、前記液状流出部11171に流出された前記第1体積の液状と同一体積の液状が、前記開放ホール11132aを介して、前記保存空間から前記収容空間に流入される。それに係わる動作原理は、以下、図25ないし図28を参照して詳細に説明する。
密閉部材11150は、本体11110下部の貫通領域を密閉する。
液状流出部11171は、上部領域に形成されたまま、液状が外部に流出するホールを形成する流出ホール11171a、及び下部領域に形成されるが、液状ガイド部11131の先端部に挿入結合される結合部11171bを具備する。
ここで、流出ホール11171aが皮膚に良好に密着するように、流出ホール11171aの断面は、楕円状にも形成される。本発明の他の実施形態によれば、流出ホールは、化粧のためのブラシ(図示せず)が結合され、流出ホールを介して流出された液状は、柔らかいブラシを介して、ユーザ皮膚にも吸収される。そのとき、ユーザは、柔らかいブラシの肌触りを感じながら、液状を皮膚の美容に利用することができる。
結合部11171bが、液状ガイド部11131の先端部に挿入結合される場合、結合部11171bの外面と、液状ガイド部11131の内面との間には、離隔空間Qが形成される。
結合部11171bは、第1結合部11171c、第2結合部11171d及び開閉部11173を具備する。
第1結合部11171cは、流出ホール11171aと連通される第1連通空間V1を形成し、第1連通空間V1と前記離隔空間Qとを連通する第1通孔H1を具備する。
第2結合部11171dは、連通ホール11132bと連通される第2連通空間V2を形成し、第2連通空間V2と離隔空間Qとを連通する第2通孔H2を具備する。
開閉部11173は、第2通孔H2を包囲するように配置され、第2通孔H2を介した液状の移動いかんを決定する。
具体的には、開閉部11173は、押し部材11140に外力が印加される場合、連通ホール11132bを介して、液状ガイド部11131の先端部方向に移動する液状による圧力によって弾性変形され、第2通孔H2を開放させ、圧力が弱くなる場合、弾性変形による復元力によって復元され、第2通孔H2を閉鎖する。
開閉部11173は、一種の薄いゴム膜であり、第2結合部11171dの外周面を囲むように位置し、第2通孔H2を開閉することができる。
一方、一実施形態による化粧容器は、本体11110の保存空間に配置され、前記保存空間を、第1保存空間S1及び第2保存空間S2に分割し、シリンダ部11130との間に形成された第1保存空間S1に液状が保存され、押し部材11140に印加された外力が解除され、第1保存空間S1に保存された液状のうち、第1体積の液状と同一体積の液状が、開放ホール11132aを介して、収容部11132の収容空間に流入されれば、本体11110の内側面に沿って位置移動し、第1保存空間S1の大きさを第1体積ほど縮小させる圧着部11190をさらに含む。
また、第2保存空間S2は、圧着部11190と密閉部材11150との間に形成され、第1保存空間S1の大きさが第1体積ほど縮小される場合、第2保存空間S2の大きさは、第1体積ほど拡張される。
圧着部11190に係わる具体的な説明は、図25ないし図28を参照して説明する、化粧容器の外力印加いかんによるメカニズムについて説明しながら詳細に扱う。
図25及び図26は、本発明の一実施形態による、化粧容器の押し部材に外力が印加された場合について説明するための概路図であり、図27及び図28は、本発明の一実施形態による、化粧容器の押し部材に印加された外力が解除された場合について説明するための概路図である。
図25及び図26に図示されているように、キャップ11180が除去された後、化粧容器を利用するユーザが、身体の一部(指)を利用して、押し部11141aに第1方向に外力を印加すれば、挿入部11141bは、第1方向に沿って、第1位置から第2位置に位置移動する。挿入部11141bの第1位置から第2位置への移動は、収容部11132の収容空間内への移動を意味するので、収容部11132の収容空間の大きさは、挿入された挿入部11141bによって縮小される。
そのとき、収容空間の大きさは、第1体積ほど縮小され、言い換えれば、挿入部11141bの第1体積ほどが収容空間内に挿入されるというような意味である。また、押し部11141aの第1位置から第2位置への移動により、第1弾性部11143は、圧縮弾性変形される。
挿入部11141bの収容空間内への位置移動により、収容空間内に収容されていた液状は、液状ガイド部11131を介して、液状流出部11171に移動する。
ここで、収容空間内での液状流出経路は、液状ガイド部11131を介した流出と、開放ホール11132aを介した流出との経路があるが、挿入部11141bの第1位置から第2位置への移動中に、開放ホール11132aは、挿入部11141bによって閉鎖されるので、収容空間内の液状は、液状ガイド部11131を介した流出経路を介して移動する。それにより、ユーザは、液状流出部11171を介して流出(排出)された液状を利用することができる。
開放ホール11132aの閉鎖について具体的に説明すれば、挿入部11141bは、収容空間内に挿入されながら液状の圧力が上昇する。液状の圧力が上昇するので、液状は、開放ホール11132aを介して円筒管11330に流入され、開閉部支持部11340を加圧し、開閉部支持部11340の末端と連結される開閉部11350は、カバー部11360の第2開口部11362を閉鎖することにより、開放ホール11132aが閉鎖される効果を得て、開放ホール11132aを介した液状の流出入が防止される。
前述の挿入部11141bについて整理すれば、挿入部11141bは、押し部11141aに外力が印加されれば、第1位置から第2位置に位置移動し、押し部11141aに印加された外力が解除されれば、第1弾性部11143により、第2位置から第1位置に位置移動し、第2位置に位置した場合、開放ホール11132aを閉鎖し、開放ホール11132aを介した液状の位置移動を制限し、第1位置に位置した場合、開放ホール11132aを開放し、開放ホール11132aを介した液状の位置移動を自由にする。
また、収容部11132の収容空間から、連通ホール11132bを介して移動する液状による圧力により、開閉部11173は、第2通孔H2を開放させる。それにより、第2通孔H2を介して外部に流出することができなかった第2連通空間V2に収容された液状は、第2通孔H2、離隔空間Q、第1通孔H1、第1連通空間V1を順次に経て、流出ホール11171aを介して外部に流出する。
そして、第2連通空間V2に収容された液状が、第2通孔H2を介して流出されることにより、開閉部11173に加えられる圧力が弱くなり、その場合、開閉部11173は、弾性変形による復元力によって復元され、第2通孔H2を閉鎖する。ここで、流出ホール11171aを介して外部に流出された液状の量ほど、シリンダ部11132内部に収容された液状が消耗する。
図27及び図28を参照すれば、押し部11141aに印加された外力が解除されれば、圧縮弾性変形された第1弾性部11143は、復元力によって膨脹変形され、それにより、押し部11141aの第2位置から第1位置への位置移動が具現される。
そのとき、収容部11132の収容空間内に挿入されていた挿入部11141bも、収容空間から第2方向に位置移動する。挿入部11141bの第2方向への位置移動により、収容空間は、第1体積ほどの空スペースが生ずる。それにより、円筒管11330内部に具備された開閉部支持部11340により、開閉部11350の加圧が弱くなり、開閉部11350は、第2開口部11362を閉鎖する力が低下し、第2開口部11362を介して液状が流入する。該液状は、円筒管11330を介して開放ホール11132aに流入し、収容空間内に第1体積ほど空スペースが充填される。
具体的には、押し溝11113は、第1シーリング部材11145によって気密が維持され、空気流出入が防止されるので、収容部11132の収容空間内への空気流入がない限り、第1体積ほどの空スペースは、真空状態になる。そのとき、開放ホール11132aを介した、本体11110の第1保存空間S1に保存された液状が、真空状態の収容空間内に吸い込まれる現象を利用して、収容空間内に一定量の液状が維持される。
その場合、収容部11132内への他の液状移動経路である第2通孔H2を閉鎖する開閉部11175により、液状移動が遮断された状態であるので、収容部11132の収容空間内への液状流入は、開放ホール11132aを介しても具現される。
また、開放ホール11132aを介した、本体11110の第1保存空間S1から収容空間内への液状移動が具現されるためには、第1保存空間S1内に液状だけが存在しなければならず、第1体積ほどの液状が、第1保存空間S1から流出するので、第1保存空間S1の大きさも、可変的でなければならない。
そのために、本発明の化粧容器は、圧着部11190を含み、圧着部11190は、第1保存空間S1を規定したまま、外部からの空気流入を防止する。
圧着部11190は、本体11110の内側面に沿って位置移動し、位置移動は、第1保存空間S1から流出された液状の体積変化によって具現される。
具体的には、第1保存空間S1内には、液状だけが存在するので、液状が流出した場合に発生する空スペースは、空気または外部物質で充填されなければならないが、第1保存空間S1は、圧着部11190によって、外部からの物質交換が防止されるので、縮小された第1保存空間S1は、自体の大きさを小さくし、液状流出を可能にする。
圧着部11190は、本体11110の保存空間を、第1保存空間S1及び第2保存空間S2に分割し、押し部材11140に印加された外力が解除され、第1保存空間S1に保存された液状のうち一部、すなわち、第1体積の液状が、開放ホール11132aを介して、収容部11132の収容空間に流入されれば、本体11110の内側面に沿って移動し、第1保存空間S1の大きさが第1体積ほど縮小される。
また、圧着部11190によって分割された第2保存空間S2は、第1保存空間S1の体積が縮小されることにより、相対的に拡張される。
ここで、密閉部材11150は、第2保存空間S2と化粧容器の外部とが連通される空気循環ホール11152を形成し、空気循環ホール11152は、第2保存空間S2が第1体積ほど拡張される場合、第1体積と同一体積の外部空気を、第2保存空間S2に流入させる通路を提供する。
一方、本体11110内に保存された液状のうち、第1体積に該当する量の液状は、収容空間内に移動し、収容部11132の収容空間内に収容された液状は、再びユーザの外力を待つ待機状態になる。
ユーザは、液状流出部11171を介して流出された液状を利用した後、液状がさらに必要であると判断されれば、第2位置から第1位置に移動された押し部材11140の押し部11141aに再び外力を印加し、前述の一連の過程が反復されることになる。
前述の実施形態によれば、収容部11132の構成が本体11110の上部内面に挿入されるように説明したが、収容部11132の構成が本体11110の前端部に一体に形成されてもよい。
図29及び図30は、本発明のさらに他の実施形態による化粧容器について説明するための概路図である。
図29及び図30を参照すれば、本発明のさらに他の実施形態による化粧容器は、リフィル提供部11390を除いては、図28を参照して説明した化粧容器と、構成及び効果が同一であるので、以下、リフィル提供部11390について説明する。
また、図29及び図30は、説明の便宜のために、本体部挿入部11391とリフィル密閉部11395とを分離させて図示したが、本体部挿入部11391とリフィル密閉部11395は、一体に形成されることを前もって明らかにしておく。
リフィル提供部11390は、本体11110の保存空間に挿入されるが、本体11110との結合のために、ねじ山結合ではない強制嵌め込み方式によっても結合される。
そのために、リフィル提供部11390は、外周面に沿って突出したリフィル突出部11398を具備し、本体11110は、リフィル突出部11398と対応する位置及び対応する形状のリフィル陥入部を具備する。
リフィル提供部11390は、リフィル突出部11398とリフィル陥入部との相互結合によって、本体部11110に固定される。
また、リフィル密閉部11395は、外面から突出して形成されるが、貫通孔11396aが形成されるリフィル解除部11396を具備し、貫通孔11396aに挿入される環状部材を介して印加された外力により、リフィル提供部11395が本体11110から離脱される。
具体的には、環状部材は、貫通孔11396aの大きさと対応する形状の、別途に製作されたリフィル提供部11390の本体11110からの解除ツールでもある。
ユーザは、リフィル提供部11390の本体11110からの分離のために、貫通孔11396aに環状部材を挿入した後、リフィル提供部11390を本体11110から遠くするための方向に外力を印加すれば、本体部挿入部11391とリフィル密閉部11395とが共に本体11110から分離される。
また、リフィル密閉部11395には、前述の空気循環ホール11152と同一機能を遂行する空気循環ホール11395aが形成されてもよい。
図31は、本発明のさらに他の実施形態による化粧容器の断面図であり、図32及び図33は、図31による化粧容器の押し部材に外力が印加された場合について説明するための概路図である。
図31ないし図33を参照すれば、本発明のさらに他の実施形態による化粧容器は、後述する内容を除いては、図21ないし図30で説明した説明した実施形態に記載した内容と類似しているので、それに係わる詳しい内容は省略する。
図31ないし図33を参照すれば、本実施形態による化粧容器は、液状流出部11471に流出調節ボール11475が具備され、液状流出部11471を介して排出される化粧品である液状の量を制御することができる。
液状流出部11471は、上部領域に形成されたまま、液状が外部に流出するホールを形成する流出ホール11471a、及び下部領域に形成されるが、液状ガイド部11431の先端部に挿入結合される結合部11471cを具備し、流出ホール11471aは、断面が楕円状にも形成される。
液状ガイド部11431の先端部の内径は、液状ガイド部11431の中端部の内径より大きく形成され、結合部11471cは、前記液状ガイド部11431の先端部にも挿入結合される。また、結合部11471cの外周面11471cと、液状ガイド部11431の先端部の内側外周面との間に置かれる第2弾性部11473、及び第2弾性部11473の後端に置かれ、前記液状ガイド部11431の中端部の内径より大きい径を有する流出調整ボール11475をさらに含んでもよい。
流出調整ボール11475は、押し部材11440に外力が印加される場合、連通ホール11432bを介して、液状ガイド部11431の先端部方向に移動する液状による圧力により、第3方向に移動し、圧力が弱くなる場合、第2弾性部11473により、第3方向の反対方向である第4方向に移動し、液状ガイド部11431の先端部と中端部との境界領域に形成された流入孔11431bを閉鎖することができる。
例えば、本実施形態による化粧容器は、押し部材11440を基準に液状が外部に排出される部分である液状流出部11471と、本体の第1保存空間S1に保存された液状が流入する部分である円筒管11330との内には、それぞれ球形の流出調整ボール11475と開閉部11350とが具備される。
図32に図示されているように、押し部材11440が第1方向である下部側に押される場合、外力が加えられた第2弾性部11473は、第3方向である液状流出部11471の外側に向かう方向に加圧され、流出調整ボール11475によって開口されることにより、液状と空気は、液状流出部11471を介して外部に排出される。そのとき、開閉部支持部11340は、第4方向に開閉部11350を加圧し、本体において、液状流入を制限する。
また、図33に図示されているように、押し部材11440が第2方向である上部側に移動する場合、外力が除去された第2弾性部11473は、第4方向である内部に向かう方向に復元され、流出調整ボール11475は、液状流出部11471を閉鎖する。そのとき、開閉部支持部11340は、第3方向に弾性加圧され、開閉口11350をカバー部11360から離隔されることにより、本体の第1保存空間S1内に具備された液状を内部に流入させる。
図34は、本発明の他の実施形態による、本体とキャップとを図示した斜視図であり、図35は、図34の分解斜視図である。
図34及び図35を参照すれば、本実施形態による化粧容器は、液状が収容される本体21110と、前記本体21110の一側に具備され、前記液状が外部に流出する液状流出部21171と、が具備される。前記液状流出部21171は、前記本体21110の先端21115から延長される先端連結部21130にも具備され、前記本体21110とキャップ21180とが結合される場合、前記キャップ21180の内部の空スペースにも収納される。
前記キャップ21180は、前記キャップ21180の末端から、前記本体21110の押し部材21140に向けて突出する締結リブ21185をさらに含み、前記押し部材21140は、外力を印加される押し部21141と、前記押し部21141の下部で連結され、前記押し部21141を支持するが、前記押し部21141より小さい外径に具備される外径減少部21142と、を含む。
前記締結リブ21185は、前記外径減少部21142に向けて延長されるが、前記締結リブ21185の末端は、前記外径減少部21142の外面に対応するようにラウンドされるように具備され、前記本体21110の先端に結合されたキャップ21180から突出した締結リブ21185は、前記外径減少部21142の外壁に向けて突出し、前記押し部21141の下部を支持し、前記押し部21141の位置移動を防止することができる。
前記キャップ21180と前記本体21110とが互いに結合される場合、前記キャップ21180に具備された締結リブ21185は、前記押し部材21140と接触するが、具体的には、前記締結リブ21185は、前記押し部21141の下部側において、締結リブ21185の末端のラウンドされた部分が、前記外径減少部21142の外面に接触するようにも具備される。前記締結リブ21185は、前記押し部21141の下部側と、本体部21110の外面との間の空間を充填することにより、前記押し部21141が下部側に移動することを防止することができる。それにより、前記キャップ21180と前記本体21110とが互いに結合されている間には、前記押し部材21140の位置が固定されることにより、前記液状流出部21171を介して、前記本体21110内部に、液状が外力によって流出されることを防止することができる。
また、前記キャップ21180の内面と、前記本体21110において、前記キャップ21180の内面とに対応する位置には、互いに結合するように溝・突起が具備され、前記キャップ21180と前記本体21110との締結をさらに堅固にする。
図36は、本発明の一実施形態による化粧容器の斜視図である。図37は、図36において、外部キャップを分離した図面であり、図38は、図37の断面図であり、図39は、図36の分解斜視図である。図40は、図37の本体部前端部の断面図であり、図41は、図40において、外力が印加された押し部材を概略的に図示した図面である。図42は、図41において、押し部材に外力が印加された様子を概略的に示した図面である。
本発明の一実施形態による化粧容器3100は、上部の一側面に、第1方向に押しホール3113が形成され、内部が貫通形成され、液状が保存される保存空間Sが形成される本体3110と、前記押しホール3113に挿入されるが、一端は、前記押しホール3113の外側に突出し、他端には、内部に下部流入口3141aが具備される押し部材3140と、前記押しホール3113の底面に隣接するように具備され、少なくとも一部が、前記下部流入口3141aの内部に挿入される第1弾性体3147と、前記本体3110の一端に具備され、前記液状が、前記本体3110内の保存空間Sから液状流出部3171を介して外部に排出される通路を提供するシリンダ部3130と、を含み、前記本体3110の押しホール3113が具備される部分は、内側に凹状の第1ラウンド部3131を具備し、前記押し部材3140一端の最外面は、前記本体3110の最外面に対応するようにも具備される。
前記化粧容器3100は、本体3110の先端である一側端3115に結合されるように、前記押しホール3113に対応する位置に、内側に凹状の第2ラウンド部3121aを具備する内部キャップ3120と、前記液状流出部3171を収納する収納空間3181を具備し、前記内部キャップ3120と結合する外部キャップ3180と、をさらに含んでもよい。
前記本体3110には、順次に内部キャップ3120及び外部キャップ3180が結合され、前記内部キャップ3120の少なくとも一部は、前記外部キャップ3180と本体3110との最外面に対応するように具備されるが、前記第2ラウンド部3121aは、前記外部キャップ3180と本体3110との最外面に対して、内側に凹状になるようにも具備される。
ここで、前記本体3110の内部の保存空間に保存された液状は、液状流出部3171を介して移動されやすい粘性を有する多種の化粧品(化粧液)でもあり、それ以外のフロー性がある流体からもなる。
前記液状流出部3171は、外部キャップ3180が本体3110と分離されれば、外部に露出され、外部キャップ3180が本体3110と結合されれば、外部キャップ3180内に隠匿されて外部に露出されない。前記外部キャップ3180が本体3110と分離された後、押し部材3140に外力が印加されれば、前記本体3110内部に具備された液状、例えば、化粧品などが、一定量で液状流出部3171を介して外部に流出する。
前記外部キャップ3180は、液状が流出される液状流出部3171をカバーするために具備されるものであり、多様な形態にも具備され、本体3110と同一であるか、あるいは異なる材質からも具備される。
前記本体3110は、内部が貫通形成され、液状が保存される保存空間Sと、前記外部キャップ3180が具備される本体3110の一側端3115と、前記一側端3115と対面するように具備される他側端と、前記一側端3115及び他側端を連結し、内部に保存空間を具備する側面と、からなる容器形態でもある。例えば、前記本体3110は、六面体、円筒状など多様な形状にも具備される。
前記押し部材3140は、ほぼ前記押し部材3140が挿入される押しホール3113に対応する形態にも具備され、前記押し部材3140の下部である前記押しホール3113の底面には、第1弾性体3147が具備される。例えば、前記押しホール3113において、一部が外部に露出されるように具備され、露出された部分を介して外力が印加されれば、前記押し部材3140は、前記第1弾性体3147の弾性力により、前記押しホール3113内で上下移動を行う。
前記内部キャップ3120は、前記本体3110の先端に結合されるが、前記本体3110の一側端3115に対応する形状に具備され、前記リング部材3160の一側を加圧しても結合される。前記内部キャップ3120は、前記本体3110の一側端3115に対応する形状に具備されるが、前記液状流出部3171を露出させるように具備されながら、前記外部キャップ3180と締結されて固定されてもよい。
前記内部キャップ3120は、一側から他側に行くほど直径が減少されるように、互いに異なる直径を有する部材が、外側面が段差がつくようにも連結され、前記リング部材3160と隣接した部分が最も広径に具備され、前記外部キャップ3180の内部に挿入される部分が最も狭径にも具備される。
前記内部キャップ3120は、外周縁が、本体3110の外周縁に対応するように具備されるフランジ部3121、前記フランジ部3121において、前記フランジ部3121より狭径に連結されるミドル部3122、前記ミドル部3122において、前記ミドル部3122より狭径に具備されるが、前記液状流出部3171が通過するホールを具備したトップ部3123からなり、前記トップ部3123は、前記液状流出部3171が通過するホールが具備された部分がさらに狭径に具備されるように、2つの異なる直径を有する部分からもなる。
前記内部キャップ3120のフランジ部3121には、前記押し部材3140が突出するホールが形成され、前記押し部材3140が突出する部分には、内側に凹状の第2ラウンド部3121aを具備することができる。前記第2ラウンド部3121aは、周辺より凹状に具備されるので、前記押し部材3140側に外力を印加する部材は、前記押し部材3140を容易に加圧することができる。例えば、人の指などを利用して、前記押し部材3140を加圧する場合、前記第2ラウンド部3121aは、人の指に対応する形状に具備され、形状制約なしに、前記押し部材3140を容易に加圧することができる。
すなわち、本実施形態による化粧容器3100は、前記押し部材3140が具備される部分でのハウジングである本体部3110及び内部キャップ3120に、それぞれ第1ラウンド部3131及び第2ラウンド部3121aが具備されるので、前記押し部材3140を加圧するための空間を確保することができ、それにより、前記押し部材3140が、前記押しホール3113を介して露出される場合、前記本体部3110及び前記外部キャップ3180の最外面より外部に突出しないことになる。
かように、本実施形態による化粧容器3100は、外力が印加される部分である押し部材3140が具備される領域の内側に、凹状の第1ラウンド部3131及び第2ラウンド部3121aが具備される。従って、前記化粧容器3100の全体的な体積を増加させずに、不要な突出部が形成されることを防止することができるので、狭幅を有する化粧容器3100にも、前記化粧容器3100の内部に具備される化粧液を、制御された量で容易に排出させることができる。
前記外部キャップ3180は、前記液状流出部3171を収納する収納空間3181を具備し、前記内部キャップ3120と結合することができる。前記収納空間3181の側面には、前記内部キャップ3120と締結されるように、締結溝3182を具備することができる。前記外部キャップ3180は、外周縁が、前記本体3110の外周縁に対応するようにも具備される。例えば、前記本体3110が円筒状である場合、前記外部キャップ3180も円筒状でもあり、前記本体3110が六面体である場合、前記外部キャップ3180も、六面体にも具備される。
前記内部キャップ3120のミドル部3122の外面には、締結突起3124が具備され、前記外部キャップ3180の締結溝3182に挿入され、それにより、前記外部キャップ3180は、本体3110と安定的に結合するが、前記液状流出部3171を保護し、前記液状流出部3171の汚染を防止することができる。
前記内部キャップ3120のミドル部3122とトップ部3123は、前記外部キャップ3180の内部収納空間3181に挿入され、前記ミドル部3122に具備された締結突起3124は、前記外部キャップ3180の締結溝3182とも締結される。
前記本体3110の一端には、前記液状が、前記本体3110内から、液状流出部3171を介して外部に排出されることを制御するシリンダ部3130が具備される。
前記シリンダ部3130は、前記本体3110から液状が流出される方向に垂直である第1方向に、前記本体3110の一側面が開口され、前記押し部材3140の一部を収納する押しホール3113と、前記押しホール3113の一側において、前記第1方向に垂直である第2方向に連結され、液状が外部に流出する液状流出部3171と連通される第1開放ホール3112と、前記押しホール3113の他側において、前記第2方向に平行になるように連結され、前記本体3110の保存空間と連通される第2開放ホール3132aと、前記第2開放ホール3132aより広径に連結されるが、前記保存空間S内に延長され、内部が貫通形成される円筒管3330と、前記円筒管3330の末端の少なくとも一部を覆うように具備されるが、前記第2開放ホール3132aと連通される第1開口部3361、及び前記円筒管3330の末端に隣接するように具備され、前記保存空間Sと連通される第2開口部3362を具備するカバー部と、前記カバー部の内側において、前記第2開口部3362を可逆的に開閉するように具備される開閉部3350と、前記開閉部3350の移動を制御するように、前記カバー部の内側に具備される開閉部支持部3340と、を含んでもよい。
例えば、前記シリンダ部3130は、前記本体3110の一側内部において、前記液状流出部3171と、前記本体3110内の液状を保存する空間との間を連通させるように具備されるが、押し部材3140に外力を印加することにより、前記本体3110の内部の液状が、前記液状流出部3171を介して流出される液状の量を制御する。
前記シリンダ部3130は、前記本体3110の長側に垂直に、上部側面及び下部側面を貫通するように具備される押しホール3113と、前記押しホール3113の一側において、ほぼ中心部に連結され、前記液状流出部3171と連通される第1開放ホール3112と、前記第1開放ホール3112に対面するように、前記押しホール3113の他側において、ほぼ中心部に連結され、前記本体3110内部に保存される液状と連通される第2開放ホール3132aと、が連結される。前記押しホール3113と、前記第1開放ホール3112及び第2開放ホール3132aとによって形成された空間は、ほぼ+字形にも具備される。
前記シリンダ部3130の押しホール3113には、押し部材3140が、前記本体3110の上部面において挿入される。前記押し部材3140の上下位置移動により、前記押しホール3113の内部には、液状は、前記押し部材3140の下部を介して内部に流入されるか、あるいは前記第2開放ホール3132aを介して流入され、前記第1開放ホール3112を介しても排出される。
また、前記シリンダ部3130は、開放ホール3132aと段差がつくように連結されて内部が貫通形成される円筒管3330、円筒管3330内に具備される開閉部支持部3340、開閉部支持部3340の末端に具備される開閉部3350、並びに円筒管3330を覆うように具備されるが、一側及び他側が開口され、それぞれ第1開口部3361及び第2開口部3362を具備し、開閉部3350に対応する部分が円錐台型に具備されるカバー部をさらに含む。
前記円筒管3330の内周縁は、前記第2開放ホール3132aを取り囲むように、前記第2開放ホール3132aの内径よりさらに大きく具備され、前記カバー部は、前記第1開口部3361側が、前記円筒管3330の内部に挿入され、前記第2開口部3362側は、前記円筒管3330の外側に具備されるが、前記第2開口部3362の外側面がテーパになるようにも具備される。また、前記開閉部支持部3340は、前記カバー部の内側に突出される1以上のリブをを含んでもよい。
前記開閉部支持部3340は、スプリングのような弾性体、または棒型など多様な形態にも具備され、前記カバー部の内側において、リブのような形態に突出し、前記開閉部3350の位置を制限することができる。
前記開閉部3350は、前記カバー部において、前記第2開口部3362が具備される末端に隣接するように具備されるが、前記開閉部支持部3340によって区画された空間内にも具備される。例えば、前記開閉部支持部3340は、断面の円形がカバー部の内側面において、同一間隔に離隔されて3個にも具備される。
前記円筒管3330には、第1締結部3331を具備し、前記カバー部には、前記第1締結部3331と締結する第2締結部3363を具備し、前記カバー部は、前記円筒管3330に密接して接触しても固定される。前記円筒管3330の貫通されて具備される内部は、前記カバー部の第2開放ホール3132aに対応するように具備され、前記カバー部の第2開口部3362を介して、液状が連通されるようにも具備される。
前記開閉部支持部3340と開閉部3350とにより、前記カバー部の第2開口部3362を閉鎖し、前記開放ホール3132aを介した液状の位置移動を制限し、前記第2位置に位置した場合、前記第2開口部3362を開放し、前記開放ホール3132aを介した液状の位置移動を自由にする。
前記開閉部3350は、前記開閉部支持部3340の末端で球形に具備され、前記押し部材3140の上下移動を介した液状の体積変化によって発生する外力により、可逆的に、前記カバー部の第2開口部3362を開閉させることができる。前記円筒管3330の内径t1は、開放ホール3132aの内径より大きく具備されるように、段差がつくように連結されるので、円筒管3330内に具備される開閉部支持部3340は、開放ホール3132aに離脱せず、円筒管3330内部に位置が維持される。
代案として、前記開閉部支持部3340は、前記カバー部の内側に具備されるスプリングをさらに含んでもよい。前記スプリングは、前記カバー部の内側に具備され、前記スプリングの末端に球形に具備される開閉部3350が具備されることになる。前記スプリングは、前記押し部材3140の上下移動によって弾性的に左右に移動し、前記開閉部3350による前記第2開口部3362の開閉を制御することができる。
前記円筒管3330の外面には、第1締結部3331を具備し、前記カバー部の内側には、前記第1締結部3331と締結する第2締結部3363を具備し、前記カバー部は、前記円筒管3330に密接して接触しても固定される。前記円筒管3330は、前記カバー部の内側に挿入され、前記第2開放ホール3132aと、前記カバー部の第2開口部3362との間に液状が連通されるようにも具備される。
例えば、前記第1締結部3331と第2締結部3362は、それぞれ突起及び溝の形態に具備され、嵌め込み結合によって締結され、あるいはねじ山及びねじ溝によって、螺合によっても締結される。前記第1締結部3331及び第2締結部3362は、カバー部を円筒管3330に密接して固定させるためのものであり、多様な構成が可能であり、省略されもするが、それに制限されるものではない。
前記押し部材3140に印加された外力が解除されれば、前記第1保存空間S1に保存された液状のうち、前記第1体積の液状と同一体積の液状が、前記円筒管3330と第2開放ホール3132aとを介して、前記押しホール3113に流入され、前記第1体積ほど前記第1保存空間S1の体積が縮小され、前記第2保存空間S2は、前記第1体積ほど体積が増大される。
前記本体3110の内部に挿入され、前記本体3110の下部領域の貫通領域を密閉し、内部には、前記圧着部3190を具備するが、前記圧着部3190により、第1保存空間S1及び第2保存空間S2に分割されるが、前記第1保存空間S1に液状を具備する液状提供部3150をさらに含んでもよい。
前記液状提供部3150は、前記本体3110の内部に挿入される部分である一面が開口され、順次に第1保存空間S1及び第2保存空間S2を具備する円筒状に具備されるが、前記一面が対面する他面は、前記本体3110の後端部を覆うが、外部と連通される空気循環ホール3152を具備することができる。
前記第2保存空間S2は、前記圧着部3190と前記空気循環ホール3152toの間に形成され、前記第1保存空間S1の大きさが、前記第1体積ほど縮小される場合、前記空気循環ホール3152を介して、第1体積ほど外部空気が流入されて圧着部3190を加圧し、前記第2保存空間S2の大きさを、前記第1体積ほどさらに拡張させることができる。
前記圧着部3190は、前記液状提供部3150の内側面と密接に接するように具備され,一面及び他面が開口された円筒状の圧着側部3191と、前記圧着側部3191内部で断面が円形に具備され、前記圧着側部3191を閉鎖する圧着面部3192と、からもなる。前記圧着面部3192は、前記圧着側部3191に対して垂直に連結されるが、中心部が、前記空気循環ホール3152に向かうように段差がつくように具備され、前記円筒部3330を収納する円筒部収納部3330を含んでもよい。
前記圧着部3190は、前記液状提供部3150において、前記液状提供部3150内の液状が外部に流出するほど、だんだんと前記本体3110に隣接するように接近することができる。そのとき、前記圧着部3190に、前記円筒収納部3330を具備することにより、前記圧着部3160は、形状制約なしに、前記本体3110のシリンダ3130側まで隣接するようにも具備され、それにより、前記第1保存空間S1中に含まれた液状は、前記本体3110内部に残存せず、ほとんどが外部に流出する。
前記液状提供部3150は、前記一面に隣接した外面に、Oリング3154を具備し、前記本体3110の内部において、前記Oリング3154が載置される部分は、段差がつくように具備され、前記液状提供部3150と前記本体3110との間を密接に結合させることができる。前記液状提供部3150を前記本体3110の内部に挿入する場合、前記Oリング3153は、前記本体3110の内部において、前記Oリング3153が載置される部分3119に嵌め込み結合して堅固に固定される。
前記液状提供部3150の他面に隣接した外面は、前記本体3110の内部に挿入されて締結され、前記液状提供部3150の他面は、前記本体3110の側面の末端に対応しても具備される。例えば、前記液状提供部3150の他面に隣接した末端部には、段差がつくように具備され、前記本体3110に挿入固定され、前記本体3110内に具備された液状提供部3150は、突出せず、本体3110に一体型のようにも具備される。
前記液状流出部3171は、前記内部キャップ3120の外側に突出し、前記液状が外部に流出する流出ホール3171aと、前記内部キャップ3120の内側に具備され、前記第1開放ホール3112の先端部の内側に挿入結合される結合部3171bと、からもなる。
前記結合部3171bが、前記第1開放ホール3112の先端部に挿入結合される場合、前記結合部3171bの外面と、前記第1開放ホール3112の内面との間には、離隔空間Qが形成され、前記結合部3171bは、前記流出ホール3171aと連通される第1連通空間V1を形成することができる。
前記第1連通空間V1と前記離隔空間Qとを連通する第1通孔H1を具備する第1結合部3171cと、前記押しホール3113と連通される第2連通空間V2を形成し、前記第2連通空間V2と前記離隔空間Qとを連通する第2通孔H2を具備する第2結合部3171dと、前記第2通孔H2を包囲するように配置され、前記第2通孔H2を介した前記液状の移動いかんを決定する開閉部3173と、を具備することができる。
前記開閉部3173は、前記押し部材3140に前記外力が印加される場合、前記収容空間において、前記第1開放ホール3112の先端部方向に移動する液状による圧力によって弾性変形され、前記第2通孔H2を開放させ、前記圧力が弱くなる場合、前記弾性変形による復元力によって復元され、前記第2通孔H2を閉鎖することができる。
図43は、図42の押し部材及び第1弾性体の斜視図である。図44は、本発明の他の実施形態による、押し部材及び第1弾性体の斜視図である。
図43を参照すれば、前記押し部材3140は、前記押しホール3113の内側に挿入されるように、断面が円形である円筒状に具備され、前記押し部材3140の底面において、前記押し部材3140の長手方向に、内側に凹状の下部流入口3141aが具備されるフランジ部3141と、前記フランジ部3141の上部に延長されるが、前記フランジ部3141より狭径の円筒状に具備され、上部側には、内側に凹状の貫通ホール3142aを具備したヘッド支持部3142と、前記押しホール3113の外部に露出され、外力が印加される押し部3145、及び前記押し部3145の下部に延長され、前記貫通ホール3142aに挿入される挿入部3146で成り立つヘッド部と、前記フランジ部3141の外面において、互いに離隔されて具備される1対の第1シーリング部材3148及び第2シーリング部材3149と、を含んでもよい。
前記フランジ部3141は、前記フランジ部3141の一側及び他側を貫通するように、前記第1方向に垂直である第2方向に延長されて具備されるが、前記下部流入口3141aと連通される液状伝達通路3144がさらに具備される。
前記第1シーリング部材3148は、前記フランジ部3141の下部に隣接するように具備され、前記第2シーリング部材3149は、前記フランジ部3141の上部に隣接するように具備され、前記液状伝達通路3144は、前記第1シーリング部材3148及び第2シーリング部材3149の間に具備され、前記下部流入部3141aを横方向に貫通するようにも具備される。
前記押しホール3113の一側には、前記第1方向に垂直である第2方向に連結され、液状が外部に流出する液状流出部3171と連通される第1開放ホール3112が具備され、前記押しホール3113の他側には、前記第2方向に平行になるように連結され、前記本体3110の保存空間と連通される第2開放ホール3132aが具備される。
前記押し部材3140に外力が印加されれば、前記第1弾性体3147が圧縮され、前記押し部3145の少なくとも一部が、前記押しホール3113の内部に挿入され、前記押し部3145内部に具備される液状は、前記液状伝達通路3144を介して、前記第1開放ホール3112に流出されるが、前記第1開放ホール3113と前記第2開放ホール3132aは、前記第1シーリング部材3148及び第2シーリング部材3149の間に位置し、前記押し部材3140に印加された外力が解除されれば、前記第1弾性体3147が復元され、前記押し部3145が、前記押しホール3113の外側に突出し、前記押し部3145内部には、前記第2開放ホール3132aを介して液状が流入する。
前記押し部材3140は、前記押しホール3113に挿入され、前記押しホール3113に挿入される方向である第1方向に移動するか、あるいは前記第1方向の反対方向に排出されるように位置移動するとき、前記押しホール3113の内周面に沿ってスライディングされる第1シーリング部材3148と、前記押しホール3113に挿入され、前記押しホール3113に挿入される方向である第1方向に移動するか、あるいは前記第1方向の反対方向に排出されるように位置移動するとき、前記押しホール3113の内部に具備される液状が、前記押しホール3113の外部に流出することを防止する第2シーリング部材3149をと、具備し、前記第1シーリング部材3148及び第2シーリング部材3149は、互いに離隔されて具備され、前記押しホール3113内への空気流出入を防止することができる。
前記押し部材3140は、前記押しホール3113に挿入され、前記押しホール3113から流出される方向である第1方向から、前記第1方向の反対方向である第2方向に移動するか、あるいは前記第2方向から前記第1方向に位置移動するとき、前記1対の押し部材3140の底面間に収容空間に具備される液状が、前記押しホール3113の外部に流出することを防止する第1シーリング部材3148と、前記押しホール3113に挿入され、前記第1方向から前記第2方向、または前記第2方向から前記第1方向への位置移動時、前記押しホール3113の内周面に沿ってスライディングされる第2シーリング部材3149と、をさらに具備することができる。
前記第1シーリング部材3148は、前記押し部材3140の上部側に隣接するように具備され、前記第2シーリング部材3149は、前記押し部材3140の底面に隣接するようにも具備される。前記押し部材3140において、前記第1シーリング部材3148及び第2シーリング部材3149が具備される部分は、前記第1シーリング部材3148及び第2シーリング部材3149が挿入固定されるように、前記第1シーリング部材3148及び第2シーリング部材3149に対応する形態で、内側に凹状にも具備される。
前記第1シーリング部材3148及び第2シーリング部材3149は、押しホール3113の内壁と接触したまま、前記押しホール3113の内壁に沿って移動することができる。前記第1シーリング部材3148及び第2シーリング部材3149は、例えば、弾性を具備したOリングまたはゴムパッキング(rubber packing)部材でもあるが、前記第1シーリング部材3148及び第2シーリング部材3149は、前記押しホール3113の内壁を加圧しながら圧縮変形され、前記押しホール3113の内壁に沿ってもスライディングされる。
その場合、押しホール3113の内部において、押し部材3140の第2シーリング部材3149の下部に位置した空間は、第2シーリング部材3149によって密閉された状態になり、収容空間から第1開放ホール3112を介した液状流出圧力が上昇する効果が見られる。
前記第2シーリング部材3149は、押しホール3113の内壁の微細な間隙に移動する液状の流出を防ぎ、収容空間から第1開放ホール3112への液状流出を具現するので、第2シーリング部材3147がない場合と比較し、さらに強い圧力で液状流出を具現することができるのである。
前記押し部材3140に外力に加えられる場合、前記収容空間内の液状の圧力が上昇し、それにより、第2開放ホール3132aを介して流入される液状は、制限するが、第1開放ホール3112を介して液状を排出する。それと反対に、前記押し部材3140に加えられた外力が解除される場合、収容空間内の液状の圧力が低下し、第1開放ホール3112への排出が遮断され、同時に第2開放ホール3132aを介して、液状が充填されることにより、収容空間内に具備される液状は、一定量に維持される。
前記第1弾性体3147は、前記下部流入口3141aの直径より小さく具備され、前記第1弾性体3147の少なくとも一部は、前記下部流入口3141aに挿入されるが、残りの一部は、前記押し部材3140の下部側において、前記押し部材3140に弾性力を提供することができる。前記押し部材3140は、前記第1シーリング部材3148及び第2シーリング部材3149により、前記押しホールの外壁から離隔されて具備される。
代案として、図44を参照すれば、前記押し部材において、前記第1シーリング部材3148及び第2シーリング部材3149の間は、内側に凹状になるようにも連結される。本実施形態による押し部材は、前記第1シーリング部材3148及び第2シーリング部材3149の間の側面3141’が内側に凹状に具備されるので、前記押し部材において、第1シーリング部材3148及び第2シーリング部材3149の間と、前記押しホールの外壁との空間が拡張されて具備される。従って、前記第1シーリング部材3148及び第2シーリング部材3149の間を介して流入される液状は、前記液状の粘度に対する制約なしに、前記液状伝達通路3144を介して、前記第2開放ホール3132aから第1開放ホール3113に容易に伝達される。
図45は、本発明のさらに他の実施形態による、外力が印加された押し部材を概略的に図示した図面であり、図46は、図45において、押し部材に外力が印加された様子を概略的に示した図面であり、図47は、図46の押し部材及び第1弾性体の斜視図である。図48は、本発明のその他実施形態による、押し部材及び第1弾性体の斜視図である。
前記押し部材3140は、前記第1弾性体3147の弾性変形により、前記押し部材3140の位置移動が可逆的にも制御される。前記押し部材3140に外力が加えられれば、前記押しホール3113内に収容された液状のうち、第1体積の液状が、前記第1開放ホール3112を介して、前記液状流出部3170に流出され、前記押し部材3140に印加された外力が解除されれば、前記液状流出部3171に流出された前記第1体積の液状に対応する体積の液状が、前記第2開放ホール3132aを介して、前記保存空間から前記押しホール3113にも流入される。
前記押し部材3140に外力が印加されれば、押しホール3113に挿入され、前記押しホール3113に収容された液状のうち、第1体積の液状が、前記第1開放ホール3112を介して、前記液状流出部3170を介して外部に流出することになる。また、前記押し部材3140に印加された外力が解除されれば、前記押し部材3140の第1弾性体3147の復元力により、前記押し部材3140は、前記押しホール3113の底面から離隔され、前記押しホール3113内で液状が具備される空間である収容空間が増大することができる。前記押しホール3113内の収容空間は、前記押しホール3113からの押し部材3140移動により、可逆的に変化する液状が具備される空間であり、例えば、前記押し部材3140内に具備される下部流入口3141aと、液状伝達通路3144とを共に含んでもよい。
前記液状流出部3171に流出された前記第1体積の液状と同一体積の液状が、前記第2開放ホール3132aを介して、前記本体3110の保存空間Sから、前記押しホール3113の収容空間に流入されることになる。
前記シリンダ部3130の収容空間は、前記押し部材3140に印加された外力により、前記押しホール3113の内部側に位置移動した押し部材3140により、第1体積ほど縮小され、それにより、収容空間に収容された液状のうち、第1体積に該当する量が、第1開放ホール3112を介して、液状流出部3171に流出される。また、前記押し部材3140に印加された外力が解除されれば、前記押し部材3140は、前記押しホール3113の外部側に向かうように位置移動し、シリンダ部3130の収容空間の大きさが第1体積ほど拡張され、このとき、拡張された収容空間の第1体積を充填するために、前記本体3110に保存された液状が、カバー部の第2開口ホール3362を介して収容空間に流入される。
前記液状流出部3171は、前記内部キャップ3120の外側に突出し、前記液状が外部に流出する流出ホール3171aと、前記内部キャップ3120の内側に具備され、前記第1開放ホール3112の先端部の内側に挿入結合される結合部3171bと、からもなる。
ここで、前記流出ホール3171aが皮膚に良好に密着するように、流出ホール3171aの断面は、楕円状にも形成される。本発明の他の実施形態によれば、流出ホールは、化粧のためのブラシ(図示せず)が結合され、流出ホールを介して流出された液状は、柔らかいブラシを介して、ユーザ皮膚にも吸収される。そのとき、ユーザは、柔らかいブラシの肌触りを感じながら、液状を皮膚の美容に利用することができる。
前記結合部3171bが、前記第1開放ホール3112の先端部に挿入結合される場合、前記結合部3171bの外面と、前記第1開放ホール3112の内面との間には、離隔空間Qが形成されてもよい。
前記結合部3171bは、前記流出ホール3171aと連通される第1連通空間V1を形成し、前記第1連通空間V1と前記離隔空間Qとを連通する第1通孔H1を具備する第1結合部3171cと、前記押しホール3113と連通される第2連通空間V2を形成し、前記第2連通空間V2と前記離隔空間Qとを連通する第2通孔H2を具備する第2結合部3171dと、前記第2通孔H2を包囲するように配置され、前記第2通孔H2を介した前記液状の移動いかんを決定する開閉部3173と、を具備することができる。
前記開閉部3173は、前記押し部材3140に前記外力が印加される場合、前記収容空間において、前記第1開放ホール3112の先端部方向に移動する液状による圧力によって弾性変形され、前記第2通孔H2を開放させ、前記圧力が弱くなる場合、前記弾性変形による復元力によって復元され、前記第2通孔H2を閉鎖することができる。
前記開閉部3173は、一種の薄いゴム膜であり、第2結合部3171dの外周面を囲むように位置し、第2通孔H2を開閉することができる。
前記本体3110の保存空間は、可逆的に体積が変わる第1保存空間S1と第2保存空間S2とを含み、前記第1保存空間S1は、前記押しホール3113に伝達される液状が収容され、前記第2保存空間S2は、外部から流入される空気が具備される。
図48を参照すれば、本実施形態による押し部材は、前記第2開放ホール3132aと連結される第1シーリング部材3148及び第2シーリング部材3149の間の側面が内側に凹状に具備されるので、前記本体3110の保存空間Sに具備された前記液状が、第2開放ホール3132aを介して、前記液状伝達通路3144に容易に流入されるように空間を提供することができる。前記第1開放ホール3112と連結される第1シーリング部材3148及び第2シーリング部材3149の間の側面も、内側に凹状に具備されるので、前記液状伝達通路3144から前記第1開放ホール3112に液状が容易に流出されることになる。
以下、図49ないし図52を参照し、本発明の他の実施形態について説明する。後述する内容を除いては、図36ないし図48で説明した実施形態に記載された内容と類似しているので、それに係わる詳しい内容は省略する。
図49は、本発明のその他実施形態による本体部前端部の断面図であり、図50は、図49において、押し部材に外力が印加された様子を概略的に示した図面である。図51は、本発明のその他実施形態による本体部前端部の断面図であり、図52は、図51において、押し部材に外力が印加された様子を概略的に示した図面である。
図49ないし図52を参考すれば、本実施形態による化粧容器は、液状流出部3471に流出調節ボール3475が具備され、第1開放ホール3112を介して排出される化粧品である液状の量を制御することができる。
前記液状流出部3171は、前記内部キャップ3120の外側に突出し、前記液状が外部に流出する流出ホール3171aと、前記内部キャップ3120の内側に具備され、前記第1開放ホール3112の先端部の内側に挿入結合される結合部と、からなり、前記第1開放ホール3112の先端部の内径は、前記押し部材3140の側面と対面する前記第1開放ホール3112の後端部の内径より大きく形成されてもよい。
前記結合部3171bの末端と、前記第1開放ホール3112の先端部の内側外周面との間に置かれる第2弾性部3473、及び前記第2弾性部3473の後端に置かれ、前記第1開放ホール3112の後端部の内径より大きい径を有する流出調整ボール3475をさらに含んでもよい。
前記流出調整ボール3475は、前記押し部材3140に前記外力が印加される場合、前記保存空間に具備された液状は、前記第1開放ホール3112を介して移動し、前記流出調整ボール3475を加圧し、前記第2弾性部3473を圧縮させることにより、前記液状が、前記第1開放ホール3112の先端部を介して、前記液状流出部3171を介して排出され、前記液状が、前記流出調整ボール3475の加圧する圧力が低下する場合、前記第2弾性部3473の復元力により、前記流出調整ボール3475は、前記第1開放ホール3112の後端を閉鎖することができる。
本実施形態による化粧容器は、液状流出部3471に、流出調節ボール3475が具備され、第1開放ホール3112を介して排出される化粧品である液状の量を制御することができる。
前記流出調整ボール3475は、前記押し部材3140に外力が印加される場合、第1開放ホール3112の先端部方向に移動する液状による圧力により、第3方向である液状流出部3171側に移動し、圧力が弱くなる場合、第2弾性部3473により、第3方向の反対方向である第4方向に移動し、第1開放ホール3112の先端部と末端部との境界領域に形成された流入孔3431bを閉鎖することができる。
例えば、本実施形態による化粧容器は、押し部材3140を基準に、液状が外部に排出される部分である液状流出部3171と、本体の第1保存空間S1に保存された液状が流入する部分である円筒管3330との内には、それぞれ球形の流出調整ボール3475と開閉部3350とが具備される。
前記押し部材3140の下部には、第1弾性体3147,3147aが具備される。前記第1弾性体3147,3147aは、前記押し部材3140の底面から延長されて具備される下部流入口3141aより狭径に具備されるか(図49及び図50参照)、あるいはそれよりも広径にも具備される(図51及び図52参照)。
図49及び図50のように、第1弾性体3147の直径が小さい場合には、前記第1弾性体3147の少なくとも一部が、前記押し部材3140の下部流入口に挿入され、図51及び図52のように、前記第1弾性体3147aの直径が大きい場合には、前記第1弾性体3147aは、前記押し部材3140の底面に接触するようにも具備される。
図49及び図51に図示されているように、外力が解除され、押し部材3140が押し部3113の外部側に移動する場合、外力が除去された第2弾性部3473は、第4方向である内部に向かう方向に復元され、流出調整ボール3475は、液状流出部3171を閉鎖する。そのとき、開閉部支持部3340は、第3方向に弾性加圧され、開閉口3350をカバー部から離隔されることにより、本体の第1保存空間S1内に具備された液状を内部に流入させることができる。
図50及び図52に図示されているように、外力が印加され、押し部材3140が押し部3113の内部に押される場合、外力が加えられた第2弾性部3473は、第3方向である液状流出部3171の外側に向かう方向に加圧され、流出調整ボール3475によって開口されることにより、液状と空気は、液状流出部3471を介して外部に排出される。そのとき、開閉部支持部3340は、第4方向に開閉部3350を加圧し、本体において、液状流入を制限する。
図53は、本発明の一実施形態による化粧容器の斜視図である。図54は、図53において、外部キャップを分離した図面であり、図55は、図54の断面図である。図56は、図53の分解斜視図である。図57は、図55の本体部前端部の断面図であり、図58は、図57において、外力が印加された押し部材を概略的に図示した図面である。
本発明の一実施形態による化粧容器4100は、上部の一側面に、第1方向に押しホール4113が形成され、内部が貫通形成され、液状が保存される保存空間Sが形成される本体4110と、前記押しホール4113に挿入されるが、一端は、前記押しホール4113の外側に突出し、他端には、内部に下部流入口4141aが具備される押し部材4140と、前記押しホール4113の上部側に隣接するように、前記押し部材4140に挿入され、前記押し部材4140の上下移動を制御する第1弾性体4147と、前記本体4110の一端に具備され、前記液状が、前記本体4110内の保存空間Sから液状流出部4171を介して外部に排出される通路を提供するシリンダ部4130と、を含む。
また、前記化粧容器4100において、前記本体4110の押しホール4113が具備される部分は、内側に凹状の第1ラウンド部4131を具備し、前記押し部材4140一端の最外面は、前記本体4110の最外面に対応するように具備され、前記押し部材4140は、前記押しホール4113の外側に突出し、外力が印加される押しキャップ4145と、前記押しキャップ4145の下部面に連結されるが、前記押しキャップ4145より狭径に延長され、前記押しホール4113の内側に挿入されるキャップ支持部4142と、を含み、前記第1弾性体4147は、前記キャップ支持部4142に挿入されるが、一端が、前記押しキャップ4145の下部面と接触することができる。
本実施形態による化粧容器4100において、本体4110の内部に具備される化粧溶液の一種である液状は、前記押し部材4140に外力が印加されることにより、本体4110内の保存空間Sから液状流出部4171を介して外部に排出され、前記押し部材4140に印加された外力が解除されれば、前記液状の排出が止められる。そのとき、前記押し部材4140は、前記押しホール4113を介して外力に対して可逆的に上下移動を行うようになるが、前記押し部材4140の上下移動は、前記押し部材4140と前記押しホール4113との間に介在される第1弾性体4147によっても遂行される。
ここで、前記本体4110の内部の保存空間に保存された液状は、液状流出部4171を介して移動されやすい粘性を有する多種の化粧品(化粧液)でもあり、それ以外のフロー性がある流体からもなる。
前記本体4110は、内部が貫通形成され、液状が保存される保存空間Sと、前記外部キャップ4180が具備される本体4110の一側端4115と、前記一側端4115と対面するように具備される他側端と、前記一側端4115及び他側端を連結し、内部に保存空間を具備する側面と、からなる容器形態でもある。例えば、前記本体4110は、六面体、円筒状など多様な形状にも具備される。
前記押し部材4140は、前記押しホール4113の外部に露出される押しキャップ4145と、前記押しホール4113の内部に挿入されるキャップ支持部4142と、からもなる。前記押しキャップ4145は、指のような外力の印加が容易なように、前記押しホール4113より広い面積の断面に具備され、前記キャップ支持部4142は、前記押しホール4113より小さい面積の断面に具備され、前記押しホール4113の内部に容易に挿入され、上下移動が容易になされる。前記押しキャップ4145とキャップ支持部4142は、一体型にも具備されるが、本実施形態においては、別途に具備される押しキャップ4145と、キャップ支持部4142とについて説明する。
前記押しキャップ4145は、断面が円形であり、下部面に空間を具備するキャップ状であるキャップ部4145aと、前記キャップ部4145aの開口面を形成する末端の枠に沿って外面に突出し、前記押しホール4113の内面に固定される押しキャップ固定部4145bと、前記キャップ部4145aの内側中心部から下部側に突出する挿入リブ4146aと、前記挿入リブ4146aの外面に突出される第1締結突起4146bと、からもなる。前記キャップ支持部4142の上部面には、前記挿入リブ4146aが挿入される挿入収納部4142aと、前記挿入収納部4142aの外面に凹状に具備され、前記第1締結突起4146bと締結する第1締結溝部4142と、を含み、前記キャップ支持部4142の下部面には、前記キャップ支持部4142の長手方向に、内側に凹状の下部流入口4141aが具備される。
前記押し部材4140において、それぞれ別途に具備される押しキャップ4145とキャップ支持部4142は、前記押しキャップ4145に具備される挿入リブ4146aが、前記挿入収納部4142aに収納されて連結され、また前記挿入リブ4146aが、前記挿入収納部4142aに挿入されながら、前記挿入リブ4146aに具備された第1締結突起4146bが、前記挿入収納部4142aの外面に具備された第1締結溝部4142とも締結される。
前記第1締結突起4146aと前記第1締結溝部4142は、前記挿入リブ4146aが、前記挿入収納部4142a内に挿入される方向に対して垂直方向に具備されて締結されることにより、前記押しキャップ4145とキャップ支持部4142との締結をさらに堅固にする。
また、押しキャップ固定部4145bは、前記キャップ部4145aで開口部が形成される末端の枠に沿って外面に突出することができ、前記押しホール4113の内面に固定されることにより、前記押しキャップ4145が外部に分離しないように固定させることができる。
前記キャップ支持部4142の外面において、下部面に隣接するように具備される第1シーリング部材4148と、前記第1シーリング部材4148から、一定間隔上部側に離隔されて具備される第2シーリング部材4149と、を含み、前記第1シーリング部材4148及び第2シーリング部材4149間の外面4141には、前記キャップ支持部4142を横方向に貫通する液状伝達通路4144が具備され、前記液状伝達通路4144は、前記下部流入口4141aと連通されるようにも具備される。
前記キャップ支持部4142は、前記押しホール4113の下部側には、前記本体4110の保存部Sに伝達される液状が具備される。前記押しホール4113の下部側に具備される液状は、前記押し部材4140が、前記押しホール4113の下部側に移動すれば、前記キャップ支持部4142の下部流入口4141aを介して上部側に移動する。前記液状は、下部流入口4141aに連結される液状伝達通路4144に伝達され、前記キャップ支持部4142で前記液状は、左右移動が具現される。
前記押しホール4113の一側には、前記第1方向に垂直である第2方向に連結され、液状が外部に流出する液状流出部4171と連通される第1開放ホール4112が具備され、前記押しホール4113の他側には、前記第2方向に平行になるように連結され、前記本体4110の保存空間と連通される第2開放ホール4132aが具備される。
前記押し部材4140に外力が印加されれば、前記第1弾性体4147が圧縮され、前記押し部材4140の少なくとも一部が、前記押しホール4113の内部に挿入され、前記液状は、前記液状伝達通路4144を介して、前記第1開放ホール4112に流出されるが、前記第1開放ホール4113と前記第2開放ホール4132aは、前記第1シーリング部材4148及び第2シーリング部材4149の間に位置することができる。
前記押し部材4140に印加された外力が解除されれば、前記第1弾性体4147が復元され、前記押し部材4140が、前記押しホール4113から上部方向に移動し、前記押しホール4113の内部には、前記第2開放ホール4132aを介して液状が流入する。
前記押し部材4140は、前記押しホール4113に挿入され、前記押しホール4113に挿入される方向である第1方向に移動するか、あるいは前記第1方向の反対方向に排出されるように位置移動するとき、前記押しホール4113の内周面に沿ってスライディングされる第1シーリング部材4148と、前記押しホール4113に挿入され、前記押しホール4113に挿入される方向である第1方向に移動するか、あるいは前記第1方向の反対方向に排出されるように位置移動するとき、前記押しホール4113の内部に具備される液状が、前記押しホール4113の外部に流出することを防止する第2シーリング部材4149と、を具備することができる。前記第1シーリング部材4148及び第2シーリング部材4149は、互いに離隔されて具備され、前記押しホール4113内への空気流出入を防止することができる。
前記本体4110の一端には、前記液状が、前記本体4110内から、液状流出部4171を介して外部に排出されることを制御するシリンダ部4130が具備される。
前記シリンダ部4130は、前記本体4110から液状が流出される方向に垂直である第1方向に、前記本体4110の一側面が開口され、前記押し部材4140の一部を収納する押しホール4113と、前記押しホール4113の一側において、前記第1方向に垂直である第2方向に連結され、液状が外部に流出する液状流出部4171と連通される第1開放ホール4112と、前記押しホール4113の他側において、前記第2方向に平行になるように連結され、前記本体4110の保存空間と連通される第2開放ホール4132aと、前記第2開放ホール4132aより広径に連結されるが、前記保存空間S内に延長され、内部が貫通形成される円筒管4330と、前記円筒管4330の末端の少なくとも一部を覆うように具備されるが、前記第2開放ホール4132aと連通される第1開口部4361、及び前記円筒管4330の末端に隣接するように具備され、前記保存空間Sと連通される第2開口部4362を具備するカバー部4360と、前記カバー部4360の内側において、前記第2開口部4362を可逆的に開閉するように具備される開閉部4350と、前記開閉部4350を移動を制御するように、前記カバー部4360の内側に具備される開閉部支持部4340と、を含んでもよい。
例えば、前記シリンダ部4130は、前記本体4110の一側内部において、前記液状流出部4171と、前記本体4110内の液状を保存する空間との間を連通させるように具備されるが、押し部材4140に外力を印加することにより、前記本体4110の内部の液状が、前記液状流出部4171を介して流出される液状の量を制御する。
前記シリンダ部4130は、前記本体4110の長側である長手方向に垂直に、上部側面及び下部側面を貫通するように具備される押しホール4113と、前記押しホール4113の一側において、ほぼ中心部に連結され、前記液状流出部4171と連通される第1開放ホール4112と、前記第1開放ホール4112に対面するように、前記押しホール4113の他側において、ほぼ中心部に連結され、前記本体4110内部に保存される液状と連通される第2開放ホール4132aと、が連結される。前記第1開放ホール4112及び第2開放ホール4132aは、前記本体4110の長手方向に平行に具備され、前記押しホール4113は、前記本体4110の長手方向に垂直に具備されるので、前記押しホール4113、前記第1開放ホール4112及び第2開放ホール4132aによって形成された空間は、ほぼ+字形にも具備される。
前記シリンダ部4130の押しホール4113には、押し部材4140が、前記本体4110の上部面において挿入される。前記押し部材4140の上下位置移動により、前記押しホール4113の内部には、液状は、前記押し部材4140の下部を介して内部に流入されるか、あるいは前記第2開放ホール4132aを介して流入され、前記第1開放ホール4112を介しても排出される。
前記押しホール4113の内部に具備される液状は、前記押し部材4140の下部流入口4141aに連結される液状伝達通路4144に伝達され、前記液状伝達通路4144は、前記第1開放ホール4112及び第2開放ホール4132aと平行に連結されて具備される。例えば、液状は、前記第2開放ホール4132aを介して、押しホール4113の内部に流入され、前記液状伝達通路4144を介して、前記第1開放ホール4112にも排出される。
前記押しホール4113の内部は、前記キャップ支持部4142より広い面積に具備されるが、前記押しホール4113の内部面に離隔されて具備される側壁部4113aをさらに含んでもよい。前記キャップ支持部4142は、前記側壁部4113a内部に挿入され、前記第1シーリング部材4147及び第2シーリング部材4148は、前記側壁部4113aの内面と接触し、前記第1弾性体4147は、前記側壁部4113aの外面と、前記押しホール4113の外面との間にも具備される。
前記側壁部4113aは、前記第1開放ホール4112の入口側と、前記第1開放ホール4112の入口側と対面する前記第2開放ホール4132aの出口側と、から上部側に垂直に延長されて形成され、前記液状は、前記保存空間Sから、前記第2開放ホール4132aの出口側を介して、前記側壁部4113aと前記キャップ支持部4142との間に流入され、前記液状は、入口側を側壁部4113aと前記キャップ支持部4142との間において、前記第1開放ホール4112の入口側を介しても排出される。
前記側壁部4113aは、詐欺キャップ支持部4142より広い面積に具備される押しホール4113の内部に具備され、前記押しホール4113の内面と離隔され、前記押しホール4113の内面に平行にも具備される。前記側壁部4113aは、前記キャップ支持部4142の断面に対応する面積に具備されるので、前記キャップ支持部4142に具備される第1シーリング部材4148及び第2シーリング部材4149は、前記側壁部4113aの内面と接触することができる。
前記シリンダ部4130は、開放ホール4132aと段差がつくように連結され、内部が貫通形成される円筒管4330、円筒管4330内に具備される開閉部支持部4340、開閉部支持部4340の末端に具備される開閉部4350、並びに円筒管4330を覆うように具備されるが、一側及び他側が開口され、それぞれ第1開口部4361及び第2開口部4361を具備し、開閉部4350に対応する部分が円錐台型に具備されるカバー部4360をさらに含む。
前記第2開放ホール4132aは、円筒管4330を介して、本体4110の保存空間Sと連通することができる。前記円筒管4330の内周縁は、前記第2開放ホール4132aを取り囲むように、前記第2開放ホール4132aの内径よりさらに大きく具備され、前記カバー部4360は、前記第1開口部4361側が、前記円筒管4330の内部に挿入され、前記第2開口部4362側は、前記円筒管4330の外側に具備されるが、前記第2開口部4362の外側面がテーパになるようにも具備される。例えば、前記開閉部支持部4340は、前記カバー部4360の内側に突出される1以上のリブ4340を含んでもよい。
前記開閉部支持部4340は、スプリングのような弾性体、または棒型など多様な形態にも具備され、前記カバー部4360の内側からリブのような形態に突出し、前記開閉部4350の位置を制限することができる。
前記開閉部4350は、前記カバー部4360において、前記第2開口部4362が具備される末端に隣接するように具備されるが、前記開閉部支持部4340によって区画された空間内にも具備される。例えば、前記開閉部支持部4340は、断面が円形であるカバー部4360の内側面において、同一間隔で離隔されて3個にも具備される。
前記円筒管4330においては、第1締結部4331を具備し、前記カバー部4360においては、前記第1締結部4331と締結する第2締結部4363を具備し、前記カバー部4360は、前記円筒管4330に密接して接触して固定され、前記円筒管4330の貫通されて具備される内部は、前記カバー部4360の第2開放ホール4132aに対応するように具備され、前記カバー部4360の第2開口部4362を介して、液状が連通されるようにも具備される。
前記開閉部支持部4340と開閉部4350により、前記カバー部4360の第2開口部4362を閉鎖し、前記開放ホール4132aを介した液状の位置移動を制限し、前記第2位置に位置した場合、前記第2開口部4362を開放し、前記開放ホール4132aを介した液状の位置移動を自由にする。
前記開閉部4350は、前記開閉部支持部4340の末端で球形に具備され、前記押し部材4140の上下移動を介した液状の体積変化によって発生する外力により、可逆的に、前記カバー部4360の第2開口部4362を開閉させることができる。前記円筒管4330の内径t1は、開放ホール4132aの内径より大きく具備されるように、段差がつくように連結されるので、円筒管4330内に具備される開閉部支持部4340は、開放ホール4132aに離脱せず、円筒管4330内部に位置が維持される。
前記円筒管4330の外面には、第1締結部4331を具備し、前記カバー部4360の内側には、前記第1締結部4331と締結する第2締結部4363を具備し、前記カバー部4360は、前記円筒管4330に密接して接触しても固定される。前記円筒管4330は、前記カバー部4360の内側に挿入され、前記第2開放ホール4132aと前記カバー部4360の第2開口部4362の間に液状が連通されるようにも具備される。
例えば、前記第1締結部4331と第2締結部4362は、それぞれ突起及び溝の形態に具備され、嵌め込み結合によって締結され、あるいはねじ山及びねじ溝によって、螺合によっても締結される。前記第1締結部4331及び第2締結部4362は、カバー部4360を円筒管4330に密接して固定させるためのものであり、多様な構成が可能であって省略されもするが、それに制限されるものではない。
本発明に一実施形態において、前記化粧容器4100は、前記本体4110の先端に結合されるように、前記押しホール4113に対応する位置に、内側に凹状の第2ラウンド部4121aを具備する内部キャップ4120と、前記液状流出部4171を収納する収納空間4181を具備し、前記内部キャップ4120と結合する外部キャップ4180と、をさらに含む。
前記本体4110には、順次に内部キャップ4120及び外部キャップ4180が結合され、前記内部キャップ4120の少なくとも一部は、前記外部キャップ4180と本体4110の最外面とに対応するように具備されるが、前記第2ラウンド部4121aは、前記外部キャップ4180と本体4110の最外面とに対して、内側に凹状になるようにも具備される。
前記液状流出部4171は、外部キャップ4180が本体4110と分離されれば、外部に露出され、外部キャップ4180が本体4110と結合されれば、外部キャップ4180内に隠匿されて外部に露出されない。前記外部キャップ4180が本体4110と分離された後、押し部材4140に外力が印加されれば、前記本体4110内部に具備された液状、例えば、化粧品などが、一定量で液状流出部4171を介して外部に流出する。
前記外部キャップ4180は、液状が流出される液状流出部4171をカバーするために具備されるものであり、多様な形態にも具備され、本体4110と同一であるか、あるいは異なる材質からも具備される。
前記内部キャップ4120は、一側から他側に行くほど直径が減少されるように互いに異なる直径を有する部材が、外側面が段差がつくようにも連結され、前記リング部材4160と隣接した部分が最も広径に具備され、前記外部キャップ4180の内部に挿入される部分が最も狭径にも具備される。
前記内部キャップ4120は、外周縁が、本体4110の外周縁に対応するように具備されるフランジ部4121、前記フランジ部4121において、前記フランジ部4121より狭径に連結されるミドル部4122、前記ミドル部4122において、前記ミドル部4122より狭径に具備されるが、前記液状流出部4171が通過するホールを具備したトップ部4123からなり、前記トップ部4123は、前記液状流出部4171が通過するホールが具備された部分がさらに狭径に具備されるように、2つの異なる直径を有する部分からもなる。
前記内部キャップ4120のフランジ部4121には、前記押し部材4140が突出するホールが形成され、前記押し部材4140が突出する部分には、内側に凹状の第2ラウンド部4121aを具備することができる。前記第2ラウンド部4121aは、周辺より凹状に具備されるので、前記押し部材4140側に外力を印加する部材は、前記押し部材4140を容易に加圧することができる。例えば、人の指などを利用して、前記押し部材4140を加圧する場合、前記第2ラウンド部4121aは、人の指に対応する形状に具備され、形状制約なしに、前記押し部材4140を容易に加圧することができる。
すなわち、本実施形態による化粧容器4100は、前記押し部材4140が具備される部分でのハウジングである本体部4110、及び内部キャップ4120に、それぞれ第1ラウンド部4131及び第2ラウンド部4121aが具備されるので、前記押し部材4140を加圧するための空間を確保することができ、それにより、前記押し部材4140が、前記押しホール4113を介して露出される場合、前記本体部4110及び前記外部キャップ4180の最外面より外部に突出しないことになる。
かように、本実施形態による化粧容器4100は、外力が印加される部分である押し部材4140が具備される領域に、内側に凹状の第1ラウンド部4131及び第2ラウンド部4121aが具備される。従って、前記化粧容器4100の全体的な体積を増加させずに、不要な突出部が形成されることを防止することができるので、狭幅を有する化粧容器4100にも、前記化粧容器4100の内部に具備される化粧液を制御された量で容易に排出させることができる。
前記外部キャップ4180は、前記液状流出部4171を収納する収納空間4181を具備し、前記内部キャップ4120と結合することができる。前記収納空間4181の側面には、前記内部キャップ4120と締結されるように、締結溝4182を具備することができる。前記外部キャップ4180は、外周縁が、前記本体4110の外周縁に対応するようにも具備される。例えば、前記本体4110が円筒状である場合、前記外部キャップ4180も円筒状でもあり、前記本体4110が六面体である場合、前記外部キャップ4180も六面体にも具備される。
前記内部キャップ4120のミドル部4122の外面には、締結突起4124が具備され、前記外部キャップ4180の締結溝4182に挿入され、それにより、前記外部キャップ4180は、本体4110と安定的に結合するが、前記液状流出部4171を保護し、前記液状流出部4171の汚染を防止することができる。
前記内部キャップ4120のミドル部4122とトップ部4123は、前記外部キャップ4180の内部収納空間4181に挿入され、前記ミドル部4122に具備された締結突起4124は、前記外部キャップ4180の締結溝4182とも締結される。
前記押し部材4140は、前記第1弾性体4147の弾性変形により、前記押し部材4140の位置移動が可逆的にも制御される。前記押し部材4140に外力が加えられれば、前記押しホール4113に収容された液状のうち、第1体積の液状が、前記第1開放ホール4112を介して、前記液状流出部4170に流出され、前記押し部材4140に印加された外力が解除されれば、前記液状流出部4171に流出された前記第1体積の液状に対応する体積の液状が、前記第2開放ホール4132aを介して、前記保存空間から前記押しホール4113にも流入される。
前記本体4110の保存空間は、可逆的に体積が変わる第1保存空間S1及び第2保存空間S2を含み、前記第1保存空間S1は、前記押しホール4113に伝達される液状が収容され、前記第2保存空間S2は、外部から流入される空気が具備される。
前記押し部材4140に印加された外力が解除されれば、前記第1保存空間S1に保存された液状のうち、前記第1体積の液状と同一体積の液状が、前記円筒管4330と第2開放ホール4132aとを介して、前記押しホール4113に流入され、前記第1体積ほど前記第1保存空間S1の体積が縮小され、前記第2保存空間S2は、前記第1体積ほど体積が増大される。
前記本体4110の内部に挿入され、前記本体4110の下部領域の貫通領域を密閉し、内部には、前記圧着部4190を具備するが、前記圧着部4190により、第1保存空間S1及び第2保存空間S2に分割されるが、前記第1保存空間に液状を具備する液状提供部4150をさらに含んでもよい。
前記液状提供部4150は、前記本体4110の内部に挿入される部分である一面が開口され、順次に第1保存空間S1及び第2保存空間S2を具備する円筒状に具備されるが、前記一面が対面する他面は、前記本体4110の後端部を覆うが、外部と連通される空気循環ホール4152を具備することができる。
前記第2保存空間S2は、前記圧着部4190と前記空気循環ホール4152との間に形成され、前記第1保存空間S1の大きさが、前記第1体積ほど縮小される場合、前記空気循環ホール4152を介して、第1体積ほど外部空気が流入されて圧着部4190を加圧し、前記第2保存空間S2の大きさを、前記第1体積ほどさらに拡張させることができる。
前記圧着部4190は、前記液状提供部4150の内側面と密接に接するように具備され、一面及び他面が開口された円筒状の圧着側部4191と、前記圧着側部4191内部で断面が円形に具備され、前記圧着側部4191が閉鎖される圧着面部4192と、からもなる。前記圧着面部4192は、前記圧着側部4191に対して垂直に連結されるが、中心部が、前記空気循環ホール4152に向かうように段差がつくように具備され、前記円筒部4330を収納する円筒部収納部4330を含んでもよい。
前記圧着部4190は、前記液状提供部4150から、前記液状提供部4150内の液状が外部に流出するほど、徐々に前記本体4110に隣接するように接近することができる。そのとき、前記圧着部4190に、前記円筒収納部4330を具備することにより、前記圧着部4160は、形状制約なしに、前記本体4110のシリンダ4130側まで隣接するようにも具備され、それにより、前記第1保存空間S1中に含まれた液状は、前記本体4110内部に残存せず、ほとんどが外部に流出する。
前記液状提供部4150は、前記一面に隣接した外面にOリング4154を具備し、前記本体4110の内部において、前記Oリング4154が載置される部分は、段差がつくように具備され、前記液状提供部4150と前記本体4110とを密接に結合させることができる。
前記液状提供部4150の他面に隣接した外面は、前記本体4110の内部に挿入されて締結され、前記液状提供部4150の他面は、前記本体4110の側面の末端に対応しても具備される。例えば、前記液状提供部4150の他面に隣接した末端部には、段差がつくように具備され、前記本体4110に挿入固定され、前記本体4110内に具備された液状提供部4150は、突出せずに本体4110に一体型のようにも具備される。
前記液状流出部4171は、前記内部キャップ4120の外側に突出し、前記液状が外部に流出する流出ホール4171aと、前記内部キャップ4120の内側に具備され、前記第1開放ホール4112の先端部の内側に挿入結合される結合部4171bと、からもなる。
前記結合部4171bが、前記第1開放ホール4112の先端部に挿入結合される場合、前記結合部4171bの外面と、前記第1開放ホール4112の内面との間には、離隔空間Qが形成され、前記結合部4171bは、前記流出ホール4171aと連通される第1連通空間V1を形成することができる。
前記第1連通空間V1と前記離隔空間Qとを連通する第1通孔H1を具備する第1結合部4171cと、前記押しホール4113と連通される第2連通空間V2を形成し、前記第2連通空間V2と前記離隔空間Qとを連通する第2通孔H2を具備する第2結合部4171dと、前記第2通孔H2を包囲するように配置され、前記第2通孔H2を介した前記液状の移動いかんを決定する開閉部4173と、を具備することができる。
前記開閉部4173は、前記押し部材4140に前記外力が印加される場合、前記収容空間において、前記第1開放ホール4112の先端部方向に移動する液状による圧力によって弾性変形され、前記第2通孔H2を開放させ、前記圧力が弱くなる場合、前記弾性変形による復元力によって復元され、前記第2通孔H2を閉鎖することができる。
図59は、図56の押し部材及び第1弾性体の斜視図であり、図60は、本発明の他の実施形態による、押し部材及び第1弾性体の斜視図である。
図59を参照すれば、本実施形態による押し部材4140及び第1弾性体4147において前記第1弾性体4147は、前記押し部材4140のキャップ支持部4142に挿入され、前記第1弾性体4147の上部面は、前記押しキャップ4145において、キャップ部4145aの下部面と接触して固定され、前記第1弾性体4147の下部面は、前記押しホール4113の内部において、前記第1開放ホール4112及び第2開放ホール4132aを形成する外壁と、前記押しホール4113の内部に具備される側壁部4113aと、前記押しホール4113の内部面と、によっても固定される。
前記押し部材4140においてキャップ支持部4142には、第1シーリング部材4148及び第2シーリング部材4149が具備され、前記第1シーリング部材4148及び第2シーリング部材4149には、前記キャップ支持部4142を横方向に貫通するように、前記キャップ支持部4142の延長方向である第1方向に垂直である第2方向に延長されて具備されるが、前記下部流入口4141aと連通される液状伝達通路4144がさらに具備される。
前記第1シーリング部材4148は、前記キャップ支持部4142の下部に隣接するように具備され、前記第2シーリング部材4149は、前記第1シーリング部材4148から上部側に離隔されて具備され、前記液状伝達通路4144は、前記第1シーリング部材4148及び第2シーリング部材4149の間に具備され、前記下部流入部4141aを横方向に貫通するようにも具備される。
前記押しホール4113の一側には、前記第1方向に垂直である第2方向に連結され、液状が外部に流出する液状流出部4171と連通される第1開放ホール4112が具備され、前記押しホール4113の他側には、前記第2方向に平行になるように連結され、前記本体4110の保存空間と連通される第2開放ホール4132aが具備される。
前記押し部材4140に外力が印加されれば、前記第1弾性体4147が圧縮され、前記キャップ支持部4142の少なくとも一部が、前記押しホール4113の内部に挿入され、前記押しホール4113内部に具備される液状は、前記下部流入部4141aと前記液状伝達通路4144とを介して、前記第1開放ホール4112にも流出される。前記第1開放ホール4113と前記第2開放ホール4132aは、前記第1シーリング部材4148及び第2シーリング部材4149の間に位置し、前記押し部材4140に印加された外力が解除されれば、前記第1弾性体4147が復元され、前記キャップ支持部4142が、前記押しホール4113の外側に突出し、前記押しホール4113内部には、前記第2開放ホール4132aを介して液状が流入する。
前記押し部材4140は、前記押しホール4113に挿入され、前記押しホール4113に挿入される方向である第1方向に移動するか、あるいは前記第1方向の反対方向に排出されるように位置移動するとき、前記押しホール4113の内周面に沿ってスライディングされる第1シーリング部材4148と、前記押しホール4113に挿入され、前記押しホール4113に挿入される方向である第1方向に移動するか、あるいは前記第1方向の反対方向に排出されるように位置移動するとき、前記押しホール4113の内部に具備される液状が、前記押しホール4113の外部に流出することを防止する第2シーリング部材4149と、を具備し、前記第1シーリング部材4148及び第2シーリング部材4149は、互いに離隔されて具備され、前記押しホール4113内への空気流出入を防止することができる。
前記第1シーリング部材4148及び第2シーリング部材4149は、前記押しホール4113の内周面に沿ってスライディングされ、前記押しホール4113内部の液状が外部に流出することを防止することができる。前記押し部材4140において、前記第1シーリング部材4148及び第2シーリング部材4149が具備される部分は、前記第1シーリング部材4148及び第2シーリング部材4149が挿入固定されるように、前記第1シーリング部材4148及び第2シーリング部材4149に対応する形態に内側に凹状にも具備される。
前記第1シーリング部材4148及び第2シーリング部材4149は、押しホール4113の内側面に接触されたまま、前記押しホール4113の内側面に沿って移動することができる。前記第1シーリング部材4148及び第2シーリング部材4149は、例えば、弾性を具備したOリングまたはゴムパッキング部材でもあるが、前記第1シーリング部材4148及び第2シーリング部材4149は、前記押しホール4113の内側面を加圧しながら圧縮変形され、前記押しホール4113の内側面に沿ってもスライディングされる。
前記第2シーリング部材4149は、押しホール4113の内壁の微細な間隙に移動する液状の流出を防ぎ、収容空間から第1開放ホール4112への液状流出を具現するので、第2シーリング部材4148がない場合と比較し、さらに強い圧力で液状流出を具現することができるのである。
前記押し部材4140に外力に加えられる場合、前記押しホール4113の内部において液状が具備される空間である収容空間内の液状の圧力が上昇し、それにより、第2開放ホール4132aを介して流入される液状は、制限するが、第1開放ホール4112を介して液状を排出する。それと反対に、前記押し部材4140に加えられた外力が解除される場合、収容空間内の液状の圧力が低下し、第1開放ホール4112への排出が遮断され、同時に第2開放ホール4132aを介して、液状が充填されることにより、収容空間内に具備される液状は、一定量に維持される。
前記第1弾性体4147は、前記キャップ支持部4142より広径に具備されるが、前記押しキャップ4145より狭径にも具備される。
代案として、図60を参照すれば、前記押し部材4140aにおいて、前記第1シーリング部材4148及び第2シーリング部材4149間の外面4141’は、内側に凹状になるようにも連結される。本実施形態による押し部材4140aは、前記第1シーリング部材4148及び第2シーリング部材4149間の外面4141’が内側に凹状に具備されるので、前記第1シーリング部材4148及び第2シーリング部材4149と、前記第1開放ホール4113及び第2開放ホール4132aとの間の空間が拡張されて具備される。従って、前記第1シーリング部材4148及び第2シーリング部材4149の間を介して流入される液状は、前記液状の粘度に対する制約なしに、前記液状伝達通路4144を介して、前記第2開放ホール4132aから第1開放ホール4113に容易に伝達される。
以下、図61及び図62を参照して、本発明の他の実施形態について説明する。後述する内容を除いては、図53ないし図60で説明した実施形態に記載した内容と類似しているので、それに係わる詳しい内容は省略する。
図61は、本発明のさらに他の実施形態による本体部前端部の断面図であり、図62は、図61において、押し部材に外力が印加された様子を概略的に示した図面である。
図61及び図62を参照すれば、本実施形態による化粧容器は、液状流出部4171に流出調節ボール4475が具備され、第1開放ホール4112を介して排出される化粧品である液状の量を制御することができる。
前記液状流出部4171は、前記内部キャップ4120の外側に突出し、前記液状が外部に流出する流出ホール4171aと、前記内部キャップ4120の内側に具備され、前記第1開放ホール4112の先端部の内側に挿入結合される結合部と、からなり、前記第1開放ホール4112の先端部の内径は、前記押し部材4140の側面と対面する前記第1開放ホール4112の後端部の内径より大きく形成されてもよい。
前記結合部4171bの末端と、前記第1開放ホール4112の先端部の内側外周面との間に置かれる第2弾性部4473、及び前記第2弾性部4473の後端に置かれ、前記第1開放ホール4112の後端部の内径より大きい径を有する流出調整ボール4475を含んでもよい。
前記流出調整ボール4475は、前記押し部材4140に、前記外力が印加される場合、前記保存空間に具備された液状は、前記第1開放ホール4112を介して移動し、前記流出調整ボール4475を加圧し、前記第2弾性部4473を圧縮させることにより、前記液状が、前記第1開放ホール4112の先端部を介して、前記液状流出部4171を介して排出され、前記液状が、前記流出調整ボール4475の加圧する圧力が低下する場合、前記第2弾性部4473の復元力により、前記流出調整ボール4475は、前記第1開放ホール4112の後端を閉鎖することができる。
本実施形態による化粧容器は、液状流出部4471に流出調節ボール4475が具備され、第1開放ホール4112を介して排出される化粧品である液状の量を制御することができる。
前記流出調整ボール4475は、前記押し部材4140に外力が印加される場合、第1開放ホール4112の先端部方向に移動する液状による圧力により、第3方向である液状流出部4171側に移動し、圧力が弱くなる場合、第2弾性部4473により、第3方向の反対方向である第4方向に移動し、第1開放ホール4112の先端部と、末端部の境界領域に形成された流入孔4431bと、を閉鎖することができる。
例えば、本実施形態による化粧容器は、押し部材4140を基準に、液状が外部に排出される部分である液状流出部4171と、本体の第1保存空間S1に保存された液状が流入する部分である円筒管4330との内には、それぞれ球形の流出調整ボール4475と開閉部4350とが具備される。
図63は、本発明のその他実施形態による本体部前端部の断面図であり、図64は、図63において、押し部材に外力が印加された様子を概略的に示した図面である。図65は、図63において、本体部の後端部に具備される液状流入を制御する部分の拡大図であり、図66は、図65の分解斜視図である。
図63ないし図66を参照すれば、本実施形態による化粧容器において、第2開放ホール4132aと、本体4110の保存空間とを連結する部分には、円筒管41330とカバー部41360とが具備される。
前記円筒管41330は、前記開放ホール4132aを取り囲むように、前記開放ホール4132aの内径より前記円筒管41330の内径がさらに大きく具備され、前記カバー部41360は、第1開口部41361の直径が第2開口部41362の直径より大きく具備されるように、断面が円形であり、他側に行くほど断面がだんだんと小さくなるようにも具備される。
前記開閉部支持部41340は、スプリング状に具備され、前記円筒管41330内に具備され、前記開閉部41350は、前記開閉部支持部41340の末端において球形に具備され、前記開閉部支持部41340に加えられる外力により、可逆的に、前記カバー部41360の第2開口部41362を開閉させることができる。
前記円筒管41330は、開放ホール4132aを取り囲むように、前記開放ホール4132aの内径より円筒管41330の内径がさらに大きく具備され、カバー部41360は、第1開口部41361の直径が、第2開口部41362の直径より大きく具備されるように、断面が円形であり、他側に行くほど断面がだんだんと小さくなるように具備される。開閉部41350は、開閉部支持部41340の末端において球形に具備され、開閉部支持部41340に加えられる外力により、可逆的に、カバー部41360の第2開口部41362を開閉させることができる。
前記開閉部支持部41340と開閉部41350とにより、前記カバー部41360の第2開口部41362を閉鎖し、前記開放ホール4132aを介した液状の位置移動を制限し、前記第2位置に位置した場合、前記第2開口部41362を開放し、前記前記開放ホール4132aを介した液状の位置移動を自由にする。
例えば、開閉部支持部41340は、スプリング状に具備され、円筒管41330内に具備されるが、円筒管41330の一側から他側まで延長されるように具備され、開閉部41350は、開閉部支持部41340の末端に具備され、カバー部41360の第2開口部41362を塞ぐように具備される。円筒管41330の内径t1は、開放ホール4132aの内径より大きく具備されるように、段差がつくように連結されるので、円筒管41330内に具備される開閉部支持部41340は、開放ホール4132aに離脱せず、円筒管41330内部に位置が維持される。
前記押し部材4140に外力が印加されない場合、開閉部支持部41340は、緩く延長され、開閉部41350は、第2開口部41362を密閉しないので、第2開口部41362を介して、液状の移動が可能である。一方、収容空間内の圧力が高い場合には、液状は、開閉部支持部41340を加圧し、それにより、開閉部41350は、第2開口部41362を密閉させることにより、空気流出入を遮断する。
前記円筒管41330は、内部に空スペースを具備した円筒の形態に具備され、カバー部41360は、円筒管41330が挿入されるように、円筒管41330より大きい内径に具備されるが、円筒管41330に対応する形態に具備される円筒の形態と、円筒管41330から一部露出される開閉部41350を覆い包むように具備される円錐台の行動とが互いに連結されて具備される。円筒管41330は、カバー部41360に挿入されることにより、円筒管41330内部に具備される開閉部支持部41340と開閉部41350とが流失されないように維持される。
また、円筒管41330の外面には、第1締結部41331を具備し、カバー部41360の内側には、第1締結部41331と締結する第2締結部41363を具備し、カバー部41360は、前記円筒管41330に密接して接触して固定される。円筒管41330は、カバー部41360の内側に挿入され、開放ホール4132aと、カバー部41360の第2開口部41362と、が互いに流体が連通されるように具備される。
例えば、第1締結部41331と第2締結部41362は、それぞれ突起及び溝の形態に具備され、嵌め込み結合によって締結され、あるいはねじ山及びねじ溝によって、螺合によっても締結される。第1締結部41331及び第2締結部41362は、カバー部41360を円筒管41330に密接して固定させるためのものであり、多様な構成が可能であって省略されもするが、それに制限されるものではない。
従来の一般的な化粧容器は、栓を回して化粧液が保存された化粧容器を開いた後、化粧液が染みているブラシを使用して化粧を行った。
しかし、本発明によれば、押し部材を押し、常時一定量の化粧液のみを円滑に流出させることができることにより、化粧が容易に行える。
また、本発明の化粧容器は、従来のように、化粧液をつけるために栓を回して化粧容器を開く方式と異なり、常時密閉されているので、化粧液の変質を防止することができ、衛生的なだけではなく、化粧液が消尽される直前までも、化粧液が固くならない状態で使用することができる。
前記では、本発明による実施形態を基準に、本発明の構成及び特徴について説明したが、本発明は、それらに限定されるものではなく、本発明の思想内及び範囲内で、多様に変更されたり変形されたりするということは、本発明が属する技術分野の当業者に明白であり、従ってかような変更または変形は、特許請求の範囲に属するものであるということを明らかにしておく。