JP6612475B2 - ゲートウェイ装置 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1に記載された通信システムは、一方のゲートウェイ装置を現用系として運用し、他方を待機系とするActive−Standby方式で構成することで携帯網のゲートウェイ装置のコストを抑えつつ、障害発生時のダウンタイムを縮小している。
また、特許文献2に記載された伝送装置は、冷却装置の故障による発熱を検知して現用系から待機系に切り替える。
一方、特許文献3に記載された通信システムでは、セキュリティの観点として、固定IP(Internet Protocol)アドレスを設定したサーバーに対するDoS(Denial of Service)攻撃に対する対策としてDNS(Domain Name System)サーバーとセキュリティゲートウェイとが協調する。
図1は、実施形態1に係るゲートウェイ装置を含む通信システム100の構成を概略的に示すブロック図である。
通信システム100は、2つのゲートウェイ装置110A、110Bを備える。
なお、2つのゲートウェイ装置110A、110Bの各々を特に区別する必要がない場合には、ゲートウェイ装置110という。
ローカル端末101A、101B、101Cの各々を特に区別する必要がない場合には、ローカル端末101という。
2つのゲートウェイ装置110A、110Bは、冗長化されている。例えば、ゲートウェイ装置110Aは現用系、ゲートウェイ装置110Bは待機系として運用されている。2つのゲートウェイ装置110A、110Bの間は、有線又は無線で接続されており、これらは、情報の送受信を行うことができる。
ローカル端末101は、ゲートウェイ装置110とUSB(Universal Serial Bus)及びLAN(Local Area Network)等の有線又は無線で接続されており、ローカル端末101及びゲートウェイ装置110の間で通信を行うことができる。
ネットワーク103は、LTE(Long Term Evolution)及び光回線等を用いた通信ネットワークである。
ゲートウェイ装置110は、データ転送部120と、情報取得部130と、装置状態監視部140と、装置情報伝達部141と、装置制御部142と、通信部143とを備える。
また、複数のI/F121A〜121Dの各々は、各々の温度を検出するための温度検出部としての温度センサ122A〜122Dを備えている。
ここで、複数のI/F121A〜121Dの各々を特に区別する必要がない場合には、I/F121といい、複数の温度センサ122A〜122Dの各々を特に区別する必要がない場合には、温度センサ122という。
例えば、情報取得部130は、自装置における異常の判定に必要な異常判定情報を取得する。
情報取得部130は、温度情報取得部131と、CPU情報取得部132と、メモリ情報取得部133と、通信情報取得部134とを備える。
CPU情報取得部132は、ゲートウェイ装置110に備えられている後述するCPUのリソースの状態を示すCPUリソース情報、並びに、ゲートウェイ装置110の稼働状況及び再起動要因を取得する。ゲートウェイ装置110の再起動要因は、例えば、ゲートウェイ装置110に備えられているCPUが実行するソフトウェアからの再起動コマンドの受け取り及びソフトウェアの動作の停止等の要因である。
メモリ情報取得部133は、ゲートウェイ装置110に備えられている後述するメモリのリソースの状態を示すメモリリソース情報を取得する。
通信情報取得部134は、データ転送部120のトラフィックの状態を示すトラフィック情報を取得する。
例えば、装置情報伝達部141は、自装置が現用系として機能している場合には、自装置で有効にされている耐性強化項目を示す設定情報、自装置の処理を引き継ぐための引継情報、及び、自装置における異常の有無の判定に必要な異常判定情報を含む装置情報を、通信部143に、待機系として機能しているゲートウェイ装置110へ送信させる。
実施の形態1においては、装置情報伝達部141は、装置状態監視部140が再起動の必要があると判断した場合に、装置情報を通信部143に送信させる。
例えば、装置制御部142は、自装置が待機系として機能している場合には、通信部143を介して、現用系として機能しているゲートウェイ装置110から、そのゲートウェイ装置110で有効にされている耐性強化項目を示す設定情報、そのゲートウェイ装置110の処理を引き継ぐための引継情報、及び、そのゲートウェイ装置110における異常の有無の判定に必要な異常判定情報を含む装置情報を受信する。そして、装置制御部142は、その装置情報に基づいて、現用系のゲートウェイ装置110で有効にされている耐性強化項目、及び、そのゲートウェイ装置110で無効にされている耐性強化項目を自装置において有効にする。
実施の形態1では、現用系として機能しているゲートウェイ装置110は、再起動を行う際に装置情報を送信するようになっているため、装置制御部142は、通信部143が装置情報を受信した際に、現用系の処理を引き継ぐとともに、上述のように耐性強化項目を有効にする。
ここで、通信部143が受信する装置情報を第1の装置情報ともいい、第1の装置情報に含まれている設定情報、引継情報及び異常判定情報をそれぞれ、第1の設定情報、第1の引継情報及び第1の異常判定情報ともいう。
さらに、通信部143から送信する装置情報を第2の装置情報ともいい、第2の装置情報に含まれている設定情報、引継情報及び異常判定情報をそれぞれ、第2の設定情報、第2の引継情報及び第2の異常判定情報ともいう。
情報取得部130に含まれている各部は、装置状態監視部140に対し、定期的又は不定期的に、予め決められた固定信号を送付している。固定信号は、情報取得部130に含まれている各部が取得した情報を示す。装置状態監視部140は、CPU情報取得部132から送られてくる情報に基づいて再起動要因を監視する(S10)。
そして、装置状態監視部140は、ゲートウェイ装置110に再起動の要求があったか否かを検知する(S11)。例えば、装置状態監視部140は、CPU情報取得部132から送られてくる情報が、ソフトウェアの再起動コマンド又はソフトウェアの動作停止を示す場合に、再起動の要求があったことを検知する。再起動の要求があった場合には(S11でYes)、処理はステップS12に進む。
待機状態の装置制御部142は、現用系のゲートウェイ装置110の装置情報伝達部141から送付された装置情報を通信部143が受信するまで待機する(S20)。そして、装置情報が届いた場合には(S21でYes)、処理はステップS22に進む。
次に、装置制御部142は、予め定めておいた複数の耐性強化項目の中から、ステップS22での判定結果に対応したものを選択する(S23)。ここで、耐性強化項目は、例えば、ゲートウェイ装置110で動作しているMACアドレスフィルタリング及びパケットフィルタリング等の条件変更、アプリケーションの停止、アンインストール及び再インストール、データ転送部120の通信速度制限又は通信停止、並びに、データ転送部120そのものの電源供給停止又は縮退運転等である。
具体的には、異常箇所が特定できない場合には、「予め異常が起こりやすいI/F121を、異常が起こりやすい順番が分かるようにリストに記載しておき、リストに記載された順番で、I/F121を無効にする」、又は、「CPU負荷の高いアプリケーションを停止する」といった優先順位が設けられている。
また、異常箇所は特定できたが異常内容が特定できない場合には、特定できた異常箇所に応じて、優先順位が設けられている。
優先順位1:特定のI/F121の通信速度制限を行う。優先順位2:特定のI/F121の通信を停止する。優先順位3:特定のI/F121そのものを停止する。優先順位4:特定のI/F121の周辺のI/F121にも通信速度制限を行う。
なお、装置制御部142は、自装置で選択した耐性強化項目の履歴を保持しておき、この履歴に基づいて、選択すべき優先順位を特定し、ステップS23での選択を行えばよい。
次に、ゲートウェイ装置110Bの装置状態監視部140#2が再起動要求を検知すると(S42)、装置情報伝達部141#2は、装置情報を待機状態であるゲートウェイ装置110Aへ送付し、ゲートウェイ装置110Bは、待機状態へ移行する(S43)。
次に、ゲートウェイ装置110Aの装置状態監視部140#1が再起動要求を検知すると(S34)、装置情報伝達部141#1は、装置情報を待機状態であるゲートウェイ装置110Bへ送付し、ゲートウェイ装置110Aは、待機状態へ移行する(S35)。
図1に示されているように、実施の形態2における通信システム200は、2つのゲートウェイ装置210A、210Bを備える。
なお、2つのゲートウェイ装置210A、210Bの各々を特に区別する必要がない場合には、ゲートウェイ装置210という。
実施の形態2に係るゲートウェイ装置210は、装置状態監視部240及び装置制御部242を除いて、実施の形態1に係るゲートウェイ装置110と同様に構成されている。
具体的には、装置制御部242は、ゲートウェイ装置210の再起動の検知を待つことなく、装置状態監視部240が異常の判定をすると、耐性強化項目を追加及び有効化して、異常への対処を試みる。そして、装置制御部242は、攻撃を受け続けて再起動を検知した場合は、耐性を強化した待機系として機能しているゲートウェイ装置210に処理を移行する。言い換えると、実施の形態2は、再起動を契機に耐性強化項目を追加及び有効化するのではなく、異常を検知した段階で耐性強化項目を追加及び有効化する点が実施の形態1と異なっている。
装置状態監視部240は、定期的に情報取得部130から情報を収集する(S50)。
そして、装置状態監視部240は、予め記憶されている異常リストを参照することで、情報取得部130に含まれている各部が取得した情報が異常と定められた条件に合致するか否かを判定する。その結果、装置状態監視部240が、装置に異常が発生したと判定した場合には(S52でYes)、処理はステップS53に進む。
その後、装置制御部242は、ゲートウェイ装置210の動作を停止し、待機状態となる(S55)。
次に、装置制御部242は、予め定めておいた複数の耐性強化項目の中から、ステップS56での判定結果に対応したものを選択する(S57)。ここで、耐性強化項目は、上述のように、ステップS56での判定結果に対して優先順位が設けられており、装置制御部242は、優先順位に基づいて、耐性強化項目を選択する。但し、ここで選択される耐性強化項目は、再起動を必要とせずに有効にできるものに限る。
一方、ステップS60では、装置制御部242は、予め定められた順番に従って、耐性強化項目を選択し、その耐性強化項目を有効にする。言い換えると、耐性強化項目には予め順番が定められており、装置制御部242は、未だ有効にされていない耐性強化項目の内、最も順番の早いものを有効にする。但し、ここで有効にされる耐性強化項目は、再起動を必要とせずに有効にできるものに限る。
図1に示されているように、実施の形態3における通信システム300は、2つのゲートウェイ装置310A、310Bを備える。
なお、2つのゲートウェイ装置310A、310Bの各々を特に区別する必要がない場合には、ゲートウェイ装置310という。
実施の形態3に係るゲートウェイ装置310は、装置状態監視部340及び装置制御部342を除いて、実施の形態1に係るゲートウェイ装置110と同様に構成されている。
図8及び図9に示されているステップS70〜S78までの処理は、図7に示されているステップS50〜S58までの処理と同様である。但し、図9のステップS78において、選択された耐性強化項目が有効にされていない場合、言い換えると、選択された耐性強化項目が無効にされている場合には(S78でNo)、処理はステップS79に進み、選択された耐性強化項目が有効にされている場合には(S78でYes)、処理はステップS81に進む。
ステップS80では、装置制御部342は、ステップS77で選択された耐性強化項目を有効にする。そして、処理は図8のステップS70に戻る。
ステップS81では、装置制御部342は、予め定められた順番に従って、耐性強化項目を選択し、選択された耐性強化項目が再起動を必要とするものであるか否かを判定する。再起動が不要である場合には(S81でNo)、処理はステップS82に進み、再起動が必要である場合には(S81でYes)、処理はステップS83に進む。
ステップS86では、装置制御部342は、ゲートウェイ装置310の動作を停止し、待機状態となる。
図1に示されているように、実施の形態4における通信システム400は、2つのゲートウェイ装置410A、410Bを備える。
なお、2つのゲートウェイ装置410A、410Bの各々を特に区別する必要がない場合には、ゲートウェイ装置410という。
実施の形態4に係るゲートウェイ装置410は、装置状態監視部440、装置情報伝達部441及び装置制御部442を除いて、実施の形態1に係るゲートウェイ装置110と同様に構成されている。
待機状態の装置制御部442は、現用系のゲートウェイ装置410の装置情報伝達部441から送付された装置情報を通信部143が受信すると(S90)、受信された装置情報に基づいて、現用系のゲートウェイ装置410に異常が起きているか否かを判定する(S91)。なお、ここでの異常には、実施の形態1における異常のほかに、現用系のゲートウェイ装置410からの装置情報が途絶えた場合も含まれる。例えば、装置制御部442は、現用系のゲートウェイ装置410からの装置情報が、予め定められた期間受信されない場合も、異常が起きていると判定する。異常が起きている場合には(S91でYes)、処理はステップS92に進む。
一方、ステップS96では、装置制御部442は、予め定められた順番に従って、耐性強化項目を選択し、その耐性強化項目を有効にする。さらに、装置制御部442は、ステップS90で取得された装置情報を送ってきたゲートウェイ装置310で有効にされている耐性強化項目を自装置においても有効にする。なお、装置情報が途絶えたという異常が検知された場合には、装置制御部442は、直前に受信された装置情報から、有効にする耐性強化項目を特定すればよい。
図1に示されているように、実施の形態5における通信システム500は、2つのゲートウェイ装置510A、510Bを備える。
なお、2つのゲートウェイ装置510A、510Bの各々を特に区別する必要がない場合には、ゲートウェイ装置510という。
実施の形態5に係るゲートウェイ装置510は、装置状態監視部540、装置情報伝達部541及び装置制御部542を除いて、実施の形態1に係るゲートウェイ装置110と同様に構成されている。
実施の形態1では、系切り替え時に、現用系として機能しているゲートウェイ装置110から装置情報が送られてきているが、実施の形態5では、系切り替え時ばかりでなく新たに耐性強化項目が有効にされる毎に、装置情報が送られてくる。実施の形態5における装置制御部542は、実施の形態4と同様に、送られてくる装置情報に基づいて、耐性強化項目を有効にするか、起動を行うかを判断する。
図11に示されているステップS100〜S110までの処理は、図7に示されているステップS50〜S60までの処理と同様である。但し、図11のステップS109及びS110の処理の後は、処理はステップS111に進む。
図1に示されているように、実施の形態6における通信システム600は、2つのゲートウェイ装置610A、610Bを備える。
なお、2つのゲートウェイ装置610A、610Bの各々を特に区別する必要がない場合には、ゲートウェイ装置610という。
実施の形態6に係るゲートウェイ装置610は、装置状態監視部640、装置情報伝達部641及び装置制御部642を除いて、実施の形態1に係るゲートウェイ装置110と同様に構成されている。
図12及び図13に示されているステップS120〜S136までの処理は、図8及び図9に示されているステップS70〜S86までの処理と同様である。但し、図13のステップS130の処理の後は、処理はステップS137に進み、図13のステップS138の処理の後は、処理はステップS138に進む。
Claims (15)
- 現用系及び待機系を備え、冗長化された通信システムにおいて、当該現用系及び当該待機系として機能する他のゲートウェイ装置とともに使用され、当該現用系及び当該待機系として機能するとともに、セキュリティに関して有効又は無効にすることのできる複数の耐性強化項目を備えるゲートウェイ装置であって、
自装置が前記待機系として機能している場合に、前記現用系として機能している前記他のゲートウェイ装置から、前記複数の耐性強化項目の内、前記他のゲートウェイ装置で有効にされている耐性強化項目を示す第1の設定情報を含む第1の装置情報を受信する通信部と、
自装置が前記待機系として機能している場合に、前記第1の設定情報に基づいて、前記他のゲートウェイ装置で有効にされている耐性強化項目、及び、前記複数の耐性強化項目の内、前記他のゲートウェイ装置で無効にされている耐性強化項目を有効にする装置制御部と、を備えること
を特徴とするゲートウェイ装置。 - 前記第1の装置情報には、前記現用系として機能している前記他のゲートウェイ装置の処理を引き継ぐための第1の引継情報が含まれており、
前記装置制御部は、前記第1の引継情報に基づいて、前記他のゲートウェイ装置の処理を引き継ぐ際に、前記他のゲートウェイ装置で有効にされている耐性強化項目、及び、前記複数の耐性強化項目の内、前記他のゲートウェイ装置で無効にされている耐性強化項目を有効にすること
を特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。 - 前記他のゲートウェイ装置は、再起動を行う際に、前記第1の装置情報を送信し、
前記装置制御部は、前記通信部が前記第1の装置情報を受信した際に、前記第1の引継情報に基づいて、前記他のゲートウェイ装置の処理を引き継ぐこと
を特徴とする請求項2に記載のゲートウェイ装置。 - 前記第1の装置情報には、前記他のゲートウェイ装置における異常の有無の判定に必要な第1の異常判定情報が含まれており、
前記装置制御部は、前記第1の異常判定情報に基づいて、前記他のゲートウェイ装置における異常に対応して予め定められた優先順位に基づいて、前記複数の耐性強化項目から1つの耐性強化項目を選択し、当該選択された耐性強化項目が前記他のゲートウェイ装置で無効にされている場合には、当該選択された耐性強化項目を有効にし、当該選択された耐性強化項目が前記他のゲートウェイ装置で有効にされている場合には、予め定められた順番に基づいて、前記他のゲートウェイ装置で無効にされている1つの耐性強化項目を有効にすること
を特徴とする請求項2又は3に記載のゲートウェイ装置。 - 前記第1の装置情報には、前記他のゲートウェイ装置における異常の有無の判定に必要な第1の異常判定情報が含まれており、
前記他のゲートウェイ装置は、順次、前記第1の装置情報を送信し、
前記装置制御部は、前記第1の異常判定情報に基づいて、前記他のゲートウェイ装置に異常があると判定した場合には、前記第1の設定情報に基づいて、前記他のゲートウェイ装置で有効にされている耐性強化項目、及び、前記複数の耐性強化項目の内、前記他のゲートウェイ装置で無効にされている耐性強化項目を有効にすること
を特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。 - 前記第1の装置情報には、前記現用系として機能している前記他のゲートウェイ装置の処理を引き継ぐための第1の引継情報が含まれており、
前記装置制御部は、前記他のゲートウェイ装置における異常により、前記他のゲートウェイ装置に再起動が必要であると判定した場合には、前記第1の引継情報に基づいて、前記他のゲートウェイ装置の処理を引き継ぐこと
を特徴とする請求項5に記載のゲートウェイ装置。 - 前記装置制御部は、前記他のゲートウェイ装置における異常に対応して予め定められた優先順位に基づいて、前記複数の耐性強化項目から1つの耐性強化項目を選択し、当該選択された耐性強化項目が前記他のゲートウェイ装置で無効にされている場合には、当該選択された耐性強化項目を有効にし、当該選択された耐性強化項目が前記他のゲートウェイ装置で有効にされている場合には、予め定められた順番に基づいて、前記他のゲートウェイ装置で無効にされている1つの耐性強化項目を有効にすること
を特徴とする請求項5又は6に記載のゲートウェイ装置。 - 自装置が前記現用系として機能している場合に、前記通信部に、前記複数の耐性強化項目の内、自装置で有効にされている耐性強化項目を示す第2の設定情報を含む第2の装置情報を前記待機系として機能している前記他のゲートウェイ装置に送信させる装置情報伝達部をさらに備えること、
を特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。 - 前記第2の装置情報には、自装置の処理を引き継ぐための第2の引継情報が含まれていること
を特徴とする請求項8に記載のゲートウェイ装置。 - 自装置が前記現用系として機能している場合に、自装置における異常の判定に必要な第2の異常判定情報を取得する情報取得部をさらに備え、
前記第2の装置情報には、前記第2の異常判定情報が含まれること
を特徴とする請求項8又は9に記載のゲートウェイ装置。 - 前記第2の異常判定情報に基づいて、自装置の状態を監視する装置状態監視部をさらに備え、
前記装置情報伝達部は、前記装置状態監視部が、前記第2の異常判定情報に基づいて、自装置を再起動する必要があると判定した場合に、前記通信部に、前記第2の装置情報を前記待機系として機能している前記他のゲートウェイ装置に送信させること
を特徴とする請求項10に記載のゲートウェイ装置。 - 自装置が前記現用系として機能している場合に、前記装置制御部は、前記装置状態監視部が、前記第2の異常判定情報に基づいて、自装置に異常があると判定したときに、前記複数の耐性強化項目の内、自装置で無効にされている耐性強化項目を有効にすること
を特徴とする請求項11に記載のゲートウェイ装置。 - 前記装置情報伝達部は、前記装置制御部が前記耐性強化項目を有効にした場合に、前記通信部に、前記第2の装置情報を前記待機系として機能している前記他のゲートウェイ装置に送信させること、
を特徴とする請求項12に記載のゲートウェイ装置。 - 前記装置制御部は、自装置における異常に対応して予め定められた優先順位に基づいて、前記複数の耐性強化項目から1つの耐性強化項目を選択し、当該選択された耐性強化項目が自装置で無効にされている場合には、当該選択された耐性強化項目を有効にし、当該選択された耐性強化項目が自装置で有効にされている場合には、予め定められた順番に基づいて、自装置で無効にされている1つの耐性強化項目を有効にすること
を特徴とする請求項12又は13に記載のゲートウェイ装置。 - 前記装置制御部は、前記選択された耐性強化項目又は前記1つの耐性強化項目を有効にするのに、自装置の再起動が必要な場合には、前記装置情報伝達部を介して、前記通信部に、前記第2の装置情報を前記待機系として機能している前記他のゲートウェイ装置に送信させ、前記現用系としての処理を、前記待機系として機能している前記他のゲートウェイ装置に引き継いでから、前記選択された耐性強化項目又は前記1つの耐性強化項目を有効にすること
を特徴とする請求項14に記載のゲートウェイ装置。
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