JP2019087822A - ポート推定装置、ポート推定システム、ポート推定方法及びポート推定プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】確認対象ポートの使用有無を高精度に推定できるポート推定装置等を提供する。【解決手段】ポート推定装置は、第1のテーブルと、第2のテーブルと、推定部と、生成部と、更新部とを有する。第1のテーブルは、通信先と通信接続する通信機器内のポート毎にリンク状態が変化した変化発生日時を記憶する。第2のテーブルは、通信先毎に通信機器及びポートを対応付けて記憶する。推定部は、ポートのリンク状態及び当該ポートに通信接続する通信先毎の規定時間に基づき、確認対象ポートの使用有無を推定する。生成部は、通信先毎に通信接続する通信機器及びポートに対応した変化発生日時を抽出し、この変化発生日時に基づき、通信先毎のリンクダウン時間を算出する。更新部は、算出した通信先毎のリンクダウン時間に基づき、通信先毎の規定時間を更新する。【選択図】図8
Description
本発明は、ポート推定装置、ポート推定システム、ポート推定方法及びポート推定プログラムに関する。
通信システムでは、複数の端末と、NW(Network)と、サーバと、端末とNWとの間を接続するNW機器とを有し、端末は、NW機器のポートにケーブル接続し、NW機器経由でサーバと通信接続する。また、端末には、例えば、ポートフリー端末と、ポート固定端末とがある。ポート固定端末は、NW機器内の複数のポートの内、特定のポートに固定してケーブル接続する端末である。これに対して、ポートフリー端末は、NW機器内の複数のポートの内、任意の空きポートに接続自在にケーブル接続する端末である。ポート固定端末は、利用者が通信システムの管理者に依頼してNW機器のポートにケーブル接続する端末であるのに対し、ポートフリー端末は、利用者が管理者に依頼することなく、ポート認証された場合、NW機器のポートに簡単にケーブル接続できる端末である。
通信システムでは、例えば、新たなポート固定端末を導入する場合、NW機器のポートの内、ポート固定端末がケーブル接続できる空きポートを探索すべく、NW機器の確認対象ポートのリンク状態を参照する。例えば、確認対象ポートのリンク状態がリンクダウンの場合に確認対象ポートの使用有無を空きと判定する。その結果、利用者は、NW機器の空きと判定されたポートにポート固定端末をケーブル接続できる。
ポートフリー端末には、例えば、日次サーバと接続して日次処理を実行する日次端末、週次サーバと接続して週次処理を実行する週次端末、月次サーバと接続して月次処理を実行する月次端末等がある。日次端末は、例えば、毎日、使用する端末である。週次端末は、週に1日、使用する端末である。月次端末は、月に1日、使用する使用周期の端末である。つまり、ポートフリー端末には、日次処理等のサービス種別に応じて使用周期が異なる端末が存在する。しかも、通信システムでは、NW機器に接続する端末がポート固定端末の他にポートフリー端末も混在した状態である。
しかしながら、確認対象ポートに接続する端末には、確認対象ポートのリンク状態がリンクダウン中であっても、リンクダウン開始からリンクアップ再開までの所定リンクダウン時間経過後にリンクアップする端末もある。確認対象ポートのリンク状態がリンクダウン中の場合でも、その後にリンクアップを再開するポートや、そのリンクダウン時間経過後もリンクダウンのままのポートもあり、通信先毎にまちまちである。つまり、サービス種別に応じて使用周期が異なるため、一律にリンクダウン時間を固定した場合には、確認対象ポートの使用有無を誤判定するおそれがある。その結果、通信システムの運用効率が低下する。
また、確認対象のNW機器のポートが所定リンクダウン時間経過後にリンクアップするポートであるか否かを作業者が確認する方法も考えられる。しかしながら、作業者をNW機器の設置場所に派遣する必要があるため、設置場所が遠隔地の場合、その作業負担は大である。
一つの側面では、確認対象ポートの使用有無を高精度に推定できるポート推定装置等を提供することを目的とする。
一つの態様では、ポート推定装置は、第1のテーブルと、第2のテーブルと、推定部と、生成部と、更新部とを有する。第1のテーブルは、端末と通信先との間を通信接続する通信機器内のポート毎に当該ポートのリンク状態が変化した変化発生日時を記憶する。第2のテーブルは、前記通信先毎に通信接続する前記通信機器及び前記ポートを対応付けて記憶する。推定部は、前記ポートのリンク状態及び当該ポートに通信接続する前記通信先毎の規定時間に基づき、確認対象ポートの使用有無を推定する。生成部は、前記第2のテーブル内の前記通信先毎に通信接続する前記通信機器及び前記ポートに対応した前記変化発生日時を第1のテーブルから抽出し、抽出された前記変化発生日時に基づき、前記通信先毎のリンクダウン時間を算出する。更新部は、前記生成部で算出した前記通信先毎のリンクダウン時間に基づき、前記通信先毎の前記規定時間を更新する。
一つの側面として、確認対象ポートの使用有無を高精度に推定できる。
以下、図面に基づいて、本願の開示するポート推定装置等の実施例を詳細に説明する。尚、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下に示す各実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜組み合わせても良い。
図1は、実施例1の通信システム1の一例を示すブロック図である。図1に示す通信システム1は、複数のNW機器2と、推定サーバ3と、日次サーバ4Aと、週次サーバ4Bと、月次サーバ4Cと、設計サーバ5と、複数の端末6とを有する。NW機器2は、NW7と通信接続すると共に、複数の端末6と通信接続する、例えば、中継機器等の通信機器である。複数の端末6は、例えば、日次処理を実行する第1の端末6Aと、週次処理を実行する第2の端末6Bと、月次処理を実行する第3の端末6C等とを有する。しかも、端末6の種別には、ポートフリー端末と、ポート固定端末とがある。ポートフリー端末は、NW機器2のポートの内、空きのポートに接続自在にケーブル接続する端末である。尚、接続自在とは、セキュリティ確保のため、例えば、Radius認証やMAC認証等で使用ポートが認証された場合にNW機器2内の当該ポートにケーブル接続できる状態にある。これに対して、ポート固定端末は、NW機器2のポート内、特定のポートにケーブル接続した、例えば、プリンタやATM等の端末である。NW機器2は、ポートフリー端末及びポート固定端末等の端末6を混在して接続可能とするものである。
推定サーバ3は、通信システム1全体を管理するサーバであって、特にNW機器2のポート状態を管理すると共に、各NW機器2の確認対象ポートの使用有無を推定する。日次サーバ4Aは、第1の端末6Aと接続し、日次処理を管理するサーバである。週次サーバ4Bは、第2の端末6Bと接続し、週次処理を管理するサーバである。月次サーバ4Cは、第3の端末6Cと接続し、月次処理を管理するサーバである。設計サーバ5は、通信システム1内の通信設計を管理するサーバである。
図2は、NW機器2の一例を示すブロック図である。図2に示すNW機器2は、CON(Connector)11と、PHY12と、検出部13と、SW(Switch)14と、CNT(Controller)15とを有する。CON11は、端末6からのケーブルを接続するコネクタ、すなわちポートである。PHY12は、CON11と接続し、内部の論理信号とNW7の物理信号とを変換すると共に、接続するポートのリンク状態を監視する。検出部13は、接続するポートを識別するポート番号及び、当該ポートを使用して通信する通信先のアドレス等を監視する。SW14は、ポート間のパケットを転送するスイッチである。CNT15は、NW機器2全体を制御するコントローラである。
CNT15は、第1の監視部15Aと、第2の監視部15Bと、IF(Interface)部15Cとを有する。第1の監視部15Aは、CON11と接続するポートのリンク状態の変化を監視する。第2の監視部15Bは、CON11と接続するポートを識別するポート番号、当該ポートを使用する通信先を識別する通信先アドレス及び、当該ポートを通過するパケット数等を含む通信先情報を監視する。
図3は、NW機器2の第1の監視部15Aに関わる動作の一例を示す説明図である。NW機器2のPHY12は、例えば、対応ポートに接続する端末6の電源投入を検出すると、当該ポートのリンクアップを検出する。また、PHY12は、対応ポートに接続する端末6の電源OFFを検出すると、当該ポートのリンクダウンを検出する。つまり、PHY12は、当該ポートのリンクアップ又はリンクダウン等のリンク状態の変化を検出する。PHY12は、リンク状態の変化を検出した場合、リンク状態の変化を検出部13及びIF部15C経由で第1の監視部15Aに通知する。第1の監視部15Aは、自ポートのリンク状態の変化を検知した場合、NW機器2のIPアドレス、ポートを識別するポート番号、ポートの状態を示すステータス情報、変化発生日、変化発生時刻及びポートに接続する端末6を識別するMACアドレスを検知する。第1の監視部15Aは、NW機器2のIPアドレス、ポート番号、ステータス情報、変化発生日、変化発生時刻及びMACアドレスを含む変化通知メッセージを生成し、変化通知メッセージをNW7経由で推定サーバ3に通知する。
図4は、変化通知メッセージのフォーマットの一例を示す説明図である。図4に示す変化通知メッセージ101は、ヘッダ101Aと、NW機器2のIPアドレス101Bと、ポート番号101Cと、ステータス情報101Dと、変化発生日101Eと、変化発生時刻101Fと、MACアドレス101Gとを有する。ヘッダ101Aは、変化通知メッセージを識別する情報である。NW機器2のIPアドレス101Bは、変化通知メッセージを送信するNW機器2のアドレスである。ポート番号101Cは、NW機器2内のポートを識別する情報である。ステータス情報101Dは、当該ポートのリンク状態の変化、すなわちリンクダウン又はリンクアップを示す情報である。変化発生日101Eは、当該ポートのリンク状態の変化発生の日付を示す情報である。変化発生時刻101Fは、リンク状態の変化発生の時刻を示す情報である。MACアドレス101Gは、ポートに接続する端末を識別するMACアドレスである。
図5は、NW機器2の第2の監視部15Bに関わる動作の一例を示す説明図である。検出部13は、通信先アドレス検出部13Aと、通信先アドレス通知部13Bとを有する。通信先アドレス検出部13Aは、当該ポートからSW14に転送するパケットの通信先アドレス及び当該ポートを識別するポート番号を検出する。更に、通信先アドレス検出部13Aは、当該ポートからSW4に転送する通信先へのパケット数をカウントする。通信先は、例えば、日次サーバ4A、週次サーバ4Bや月次サーバ4C等である。通信先アドレス通知部13Bは、検出したポート番号、通信先アドレス及びパケット数をIF部15C経由で第2の監視部15Bに通知する。
第2の監視部15Bは、通信先受信部21と、通信先更新部22と、通信先テーブル23と、通信先情報生成部24と、通信先IF部25とを有する。通信先受信部21は、通信先アドレス通知部15Bからのポート番号、通信先アドレス及びパケット数を受信する。通信先更新部22は、通信先テーブル23を更新制御する。
図6は、NW機器2の通信先テーブル23の一例を示す説明図である。図6に示す通信先テーブル23は、通番23Aと、ポート番号23Bと、通信先アドレス23Cと、パケット数23Dとを対応付けて管理するテーブルである。通信先テーブル23は、NW機器2単位で管理するテーブルである。ポート番号23Bは、ポートを識別する番号である。通信先アドレス23Cは、当該ポートの通信先、例えば、サーバ側の日次サーバ4A、週次サーバ4Bや月次サーバ4C等のサーバを識別するIPアドレスである。パケット数23Dは、当該ポートを通過する通信先とのパケット数である。
通信先更新部22は、通信先受信部21から通信先アドレス、ポート番号及びパケット数を受信した場合、通信先テーブル23内に当該通信先アドレス及びポート番号に該当するレコードがあるか否かを判定する。通信先更新部22は、当該レコードがある場合、レコード内のパケット数に受信したパケット数を加算する。通信先更新部22は、通信先テーブル23内に当該通信先アドレス及びポート番号が該当するレコードがない場合、通信先テーブル23内に受信した通信先アドレス、ポート番号及びパケット数を新たなレコードとして追加する。
通信先IF部25は、SW14を介して推定サーバ3との間で通信先情報の要求及び応答等の処理を実行するIF部である。通信先情報生成部24は、推定サーバ3からの通信先情報の要求に応じて、NW機器2内の通信先テーブル23内のポート番号23B毎の通信先アドレス23C及びパケット数23Dを含む通信先情報を生成する。そして、通信先IF部25は、通信先情報生成部24で生成した通信先情報を推定サーバ3の要求に応じて推定サーバ3に通知する。
図7は、推定サーバ3のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図7に示す推定サーバ3は、通信IF31と、HDD(Hard Disk Drive)32と、ROM(Read Only Memory)33と、RAM(Random Access Memory)34と、CPU(Central Processing Unit)35とを有する。通信IF31は、NW7と通信接続するIFである。HDD32は、各種情報を記憶する領域である。ROM33は、各種プログラム等を記憶する領域である。RAM34は、各種情報等のテーブルを記憶する領域である。CPU35は、推定サーバ3全体を制御する。
図8は、推定サーバ3のCPU35の機能構成の一例を示すブロック図である。図8に示すCPU35は、機能構成として、第1の制御部35Aと、第2の制御部35Bとを有する。RAM34は、リンク状態テーブル61と、通信先情報記憶部62と、送信元一覧テーブル63と、規定時間テーブル64と、推定テーブル65とを有する。
第1の制御部35Aは、各NW機器2のポート毎のリンク状態を管理する制御部であって、変化通知受信部41と、抽出部42と、選択部43と、第1の更新部44とを有する。変化通知受信部41は、各NW機器2からの変化通知メッセージを受信する。抽出部42は、受信した変化通知メッセージ内のポート番号、ステータス情報、変化発生日、変化発生時刻及びMACアドレスを抽出する。選択部43は、NW機器2毎に管理するリンク状態テーブル61を選択する。第1の更新部44は、選択部43にて選択されたNW機器2のリンク状態テーブル61を更新する。
図9は、リンク状態テーブル61の一例を示す説明図である。図9に示すリンク状態テーブル61は、通番61Aと、ポート番号61Bと、ステータス情報61Cと、変化発生日61Dと、変化発生時刻61Eと、MACアドレス61Fとを対応付けて管理する、例えば、第1のテーブルである。リンク状態テーブル61は、NW機器2単位で生成することになる。ポート番号61Bは、当該NW機器2のポートを識別する番号である。ステータス情報61Cは、リンク状態の変化が発生したポートのリンク状態、例えば、アップ(リンクアップ)やダウン(リンクダウン)等の情報である。変化発生日61Dは、ポートのリンク状態の変化発生の日付を示す情報である。変化発生時刻61Eは、ポートのリンク状態の変化発生の時刻を示す情報である。MACアドレス61Fは、リンク状態の変化が発生したポートと接続する端末6を識別するMACアドレスである。
第2の制御部35Bは、第1のIF部51と、生成部52と、第2の更新部53と、第2のIF部54と、推定部55とを有する。第1のIF部51は、NW機器2との間で通信先情報の要求及び応答を実行するIF部である。第1のIF部51は、所定周期毎に通信先情報をNW機器2に要求する。尚、所定周期は、例えば、一定時間間隔等である。生成部52は、NW機器2への通信先情報の要求に対する応答として通信先情報を取得し、通信先情報から通信先アドレス毎の送信元一覧テーブル63を生成する。
図10は、送信元一覧テーブル63の一例を示す説明図である。図10に示す送信元一覧テーブル63は、通番63Aと、NW機器IPアドレス63Bと、送信元ポート番号63Cとを対応付けて管理する、例えば、第2のテーブルである。送信元一覧テーブル63は、通信先アドレス単位で形成する。送信元一覧テーブル63は、同じ通信先アドレスのサーバに接続するポート番号の一覧である。NW機器IPアドレス63Bは、当該通信先アドレスのサーバに接続するNW機器2のIPアドレスである。送信元ポート番号63Cは、当該通信先アドレスのサーバに接続するNW機器2のポートを識別する番号である。
生成部52は、所定周期毎に、通信先アドレス毎の送信元一覧テーブル63及びリンク状態テーブル61を参照し、通信先アドレス毎のポート単位のリンクダウン時間を算出し、算出したリンクダウン時間の平均で平均リンクダウン時間を算出する。尚、リンクダウン時間は、リンクダウンの変化発生日及び変化発生時刻から直後のリンクアップの変化発生日及び変化発生時刻を減算して算出する。平均リンクダウン時間は、ポート単位で算出したリンクダウン時間の平均値で算出する。所定周期は、一定時間間隔や、同一ポートでのリンクダウン後のリンクアップ発生のタイミング等でも良く、適宜変更可能である。更に、生成部52は、通信先アドレスのポート番号毎の平均リンクダウン時間の平均値で通信先アドレスの全平均リンクダウン時間を算出する。尚、全平均リンクダウン時間は、通信先アドレスの全ポート番号の平均リンクダウン時間の平均値で算出する。生成部52は、通信先アドレス毎の全平均リンクダウン時間を通信先アドレス毎の規定時間として規定時間テーブル64内に更新する。
図11は、規定時間テーブル64の一例を示す説明図である。図11に示す規定時間テーブル64は、通番64Aと、通信先アドレス64Bと、全平均リンクダウン時間64Cとを対応付けて管理するテーブルである。通信先アドレス64Bは、通信先アドレスのサーバ等のIPアドレスである。全平均リンクダウン時間64Cは、通信先アドレス毎の所定リンクダウン時間となる。
第2のIF部54は、設計サーバ5との間で確認要求及び確認応答の処理を実行するIF部である。確認要求とは、設計サーバ5からの確認対象のNW機器2のポート番号の使用有無の推定結果を要求するメッセージである。確認応答は、確認要求に対して確認対象のNW機器2のポート番号の使用有無の推定結果を応答として通知するメッセージである。
推定部55は、推定テーブル65を参照し、確認要求の確認対象のNW機器2及び、そのNW機器2のポート番号に対する使用有無を推定する。図12は、ポートの使用有無の推定方法の一例を示す説明図、図13は、推定テーブル65の一例を示す説明図である。図12に示すパターン番号“1”の場合、確認時点で、ポートの状態がリンクダウン後からリンクアップしている状態パターンを示している。パターン番号“2”の場合、ポートの状態がリンクダウン後にリンクアップし、その後リンクダウンして所定リンクダウン時間(規定時間)を経過する前の状態パターンを示している。パターン番号“3”の場合、ポートの状態がリンクダウン後にリンクアップし、確認時点で、その後、リンクダウンして所定リンクダウン時間(規定時間)を経過した状態パターンを示している。パターン番号“4”の場合、ポートの状態がリンクアップがなく、リンクダウンの状態が継続している状態パターンを示している。図13に示す推定テーブル65は、パターン番号65Aと、最終履歴65Bと、リンクアップ履歴65Cと、最後のリンクダウンからの経過時間65Dと、推定結果65Eとを対応付けて管理する、例えば、第3のテーブルである。
推定部55は、図13に示す推定テーブル65を参照し、パターン番号“1”の場合、最終履歴65Bが“リンクアップ”であるため、ポートの使用有無として“使用中”と推定する。推定部55は、推定テーブル65を参照し、パターン番号“4”の場合、最終履歴65Bが“リンクダウン”、リンクアップ履歴65Cが“無し”のため、ポートの使用有無として“空き”と推定する。
推定部55は、推定テーブル65を参照し、パターン番号“2”の場合、最終履歴65Bが“リンクダウン”、リンクアップ履歴65Cが“有り”、最後のリンクダウンからの経過時間が規定時間内であるため、ポートの使用有無として“使用中”と推定する。推定部55は、推定テーブル65を参照し、パターン番号“3”の場合、最終履歴65Bが“リンクダウン”、リンクアップ履歴65Cが“有り”、最後のリンクダウンからの経過時間が規定時間超過であるため、ポートの使用有無として“空き”と推定する。
例えば、週次処理の第2の端末6Bや月次処理の第3の端末6Cでは毎日電源のON/OFFを繰り返す日次処理の第1の端末6Aと異なり、リンクアップ及びリンクダウンの周期が異なる。つまり、第1の端末6A、第2の端末6B及び第3の端末6Cが接続する通信先、すなわち、日次サーバ4A、週次サーバ4B及び月次サーバ4Cのサーバ種別に応じて最後のリンクダウン発生からリンクアップ発生するまでの所定リンクダウン時間が異なる。サーバ種別に応じて所定リンクダウン時間に相当する規定時間を変更することで、最後のリンクダウンからの経過時間が規定時間内であるか否かでサーバ種別毎に使用する確認対象ポートの使用有無を高精度に推定することになる。
図14は、確認要求102のフォーマットの一例を示す説明図である。図14に示す確認要求102は、ヘッダ102Aと、確認対象NW機器2のIPアドレス102Bと、確認対象NW機器2のポート番号102Cとを有する。ヘッダ102Aは、確認要求を識別するヘッダである。確認対象NW機器2のIPアドレス102Bは、確認対象のNW機器2を識別するIPアドレスである。確認対象NW機器2のポート番号102Cは、確認対象のNW機器2のポート番号である。
図15は、確認応答103のフォーマットの一例を示す説明図である。図15に示す確認応答103は、ヘッダ103Aと、確認対象NW機器2のIPアドレス103Bと、確認対象NW機器2のポート番号103Cと、推定結果103Dとを有する。ヘッダ103Bは、確認応答を識別するヘッダである。確認対象NW機器2のIPアドレス103Bは、確認対象のNW機器2を識別するIPアドレスである。確認対象NW機器2のポート番号103Cは、確認対象のNW機器2のポート番号である。推定結果103Dは、確認対象ポートの使用有無の推定結果を示す情報、例えば、“空き”や“使用中”である。
次に実施例1の通信システム1の動作について説明する。図16は、第1の状態更新処理に関わる推定サーバ3内の第1の制御部35Aの処理動作の一例を示すフローチャートである。第1の状態更新処理は、各NW機器2からの変化通知に応じて各ポートのリンク状態を管理するリンク状態テーブル61を更新する処理である。
第1の制御部35A内の変化通知受信部41は、NW機器2から変化通知メッセージを受信したか否かを判定する(ステップS11)。第1の制御部35A内の抽出部42は、変化通知メッセージを受信した場合(ステップS11肯定)、変化通知メッセージからNW機器2のIPアドレスを抽出する(ステップS12)。第1の制御部35A内の選択部43は、複数のリンク状態テーブル61から当該変化通知メッセージ内のNW機器2のIPアドレスに対応したリンク状態テーブル61を選択する(ステップS13)。第1の制御部35A内の第1の更新部44は、変化通知メッセージ内のポート番号、ステータス状態、変化発生日、変化発生時刻及びMACアドレスを選択したリンク状態テーブル61内のレコードに追加登録する(ステップS14)。そして、第1の更新部44は、図16に示す処理動作を終了する。
更に、第1の制御部35Aは、変化通知メッセージを受信しなかった場合(ステップS11否定)、図16に示す処理動作を終了する。
第1の状態更新処理を実行する推定サーバ3は、NW機器2からの変化通知メッセージに応じて変化通知メッセージ内のNW機器2のIPアドレス101B及びポート番号101Cを参照する。そして、推定サーバ3は、該当するNW機器2のリンク状態テーブル61内の情報を更新する。その結果、推定サーバ3は、リンク状態テーブル61を参照し、各NW機器2のポート毎のリンク状態を認識できる。
図17は、通信先情報生成処理に関わるNW機器2内のCNT15の処理動作の一例を示すフローチャートである。図17に示す通信先情報生成処理は、NW機器2のポート毎の通信先アドレス及びパケット数を管理する通信先情報を生成する処理である。
図17においてCNT15内の第2の監視部15Bは、IF部15Cを通じて推定サーバ3から通信先情報の要求を検出したか否かを判定する(ステップS21)。第2の監視部15B内の通信先情報生成部24は、通信先情報の要求を検出した場合(ステップS21肯定)、通信先テーブル23内のポート番号23Bを参照し、自分の複数のポート番号の内、任意のポート番号を指定する(ステップS22)。
通信先情報生成部24は、通信先テーブル23内の通信先アドレス23Cを参照し、指定された指定ポート番号に対応する複数の通信先アドレスがあるか否かを判定する(ステップS23)。通信先情報生成部24は、指定ポート番号に対応する複数の通信先アドレスがある場合(ステップS23肯定)、通信先テーブル23内のパケット数を参照する。通信先情報生成部24は、これら複数の通信先アドレスの内、最大のパケット数の通信先アドレスを当該指定ポート番号の通信先として決定する(ステップS24)。図18は、ポート番号毎の通信先アドレスを決定する際の処理動作の一例を示す説明図である。通信先情報生成部24は、図18に示す通信先テーブル23を参照し、ポート番号“1”を指定した場合、通番“1”、“4”及び“5”の内、パケット数が最大の通番“1”の通信先アドレスをポート番号“1”の通信先として決定する。また、通信先情報生成部24は、ポート番号“7”を指定した場合、通番“7”及び“9”の内、パケット数が最大の通番“7”の通信先アドレスをポート番号“7”の通信先として決定する。
更に、通信先情報生成部24は、決定された指定ポート番号の通信先アドレス及びパケット数を含む通信先情報を生成し(ステップS25)、通信先情報を記憶する(ステップS26)。通信先情報生成部24は、未指定のポート番号があるか否かを判定する(ステップS27)。通信先情報生成部24は、未指定のポート番号がある場合(ステップS27肯定)、未指定のポート番号を指定し(ステップS28)、指定ポート番号に複数の通信先アドレスがあるか否かを判定すべく、ステップS23に移行する。
また、通信先情報生成部24は、指定ポート番号に複数の通信先アドレスがない場合(ステップS23否定)、通信先アドレスを指定ポート番号の通信先として決定し(ステップS29)、指定ポート番号の通信先情報を生成すべく、ステップS25に移行する。
また、通信先IF部25は、未指定のポート番号がない場合(ステップS27否定)、全ポート番号の通信先情報を推定サーバ3に通知し(ステップS30)、図17に示す処理動作を終了する。通信先情報生成部24は、推定サーバ3からの通信先情報の要求を検出しなかった場合(ステップS21否定)、図17に示す処理動作を終了する。
図17に示す通信先情報生成処理を実行するNW機器2は、NW機器2のポート番号単位で通信先アドレス及びパケット数を管理する通信先情報を生成し、NW機器2の通信先情報を推定サーバ3に通知する。その結果、推定サーバ3は、通信先情報を参照し、全NW機器2のポート番号単位の通信先アドレス及びパケット数を認識できる。
NW機器2は、指定ポート番号に複数の通信先アドレスがある場合、複数の通信先アドレスの内、最大パケット数の通信先アドレスを指定ポート番号の通信先として決定する。その結果、最大パケット数を反映した通信先アドレスを含む通信先情報を生成できる。
図19は、通信先情報取得処理に関わる推定サーバ3内の第2の制御部35Bの処理動作の一例を示すフローチャートである。図19に示す通信先情報取得処理では、通信システム1内の各NW機器2からの通信先情報を取得する処理である。
図19において推定サーバ3内の第2の制御部35Bは、通信システム1内の全NW機器2の内、任意のNW機器2を指定する(ステップS31)。第2の制御部35B内の第1のIF部は、指定NW機器2に対して通信先情報を要求する(ステップS32)。尚、指定NW機器2は、図17に示す通信先情報生成処理で生成した自分の通信先情報を記憶している。
第1のIF部51は、指定NW機器2から通信先情報を受信したか否かを判定する(ステップS33)。第2の制御部35B内の生成部52は、通信先情報を受信した場合(ステップS33肯定)、指定NW機器2からの通信先情報を通信先情報記憶部62に記憶する(ステップS34)。
生成部52は、通信システム1内で未指定のNW機器2があるか否かを判定する(ステップS35)。生成部52は、未指定のNW機器2がある場合(ステップS35肯定)、未指定のNW機器2を指定し(ステップS36)、指定NW機器2に対して通信先情報を要求すべく、ステップS32に移行する。
生成部52は、未指定のNW機器2がない場合(ステップS35否定)、図19に示す通信先情報処理に関わる処理動作を終了する。
第1のIF部51は、指定NW機器2から通信先情報を受信していない場合(ステップS33否定)、指定NW機器2からの通信先情報の受信を監視すべく、ステップS33に移行する。
図19に示す通信先情報取得処理を実行する推定サーバ3は、各NW機器2の通信先情報を取得する。その結果、推定サーバ3は、各NW機器2の通信先情報を認識できる。
図20は、送信元一覧生成処理に関わる推定サーバ3内の第2の制御部35Bの処理動作の一例を示すフローチャート、図21は、送信元一覧テーブル生成の動作の一例を示す説明図である。図20に示す送信元一覧生成処理は、通信先アドレス単位で接続するNW機器2及びポート番号を対応付けて管理する送信元一覧テーブル63を生成する処理である。
図20において推定サーバ3内の生成部52は、各NW機器2の通信先情報から通信先アドレスを指定する(ステップS41)。生成部52は、全NW機器2の通信先情報を参照し、指定の通信先アドレスのNW機器2のIPアドレス及びポート番号を抽出する(ステップS42)。尚、全NW機器2の通信先情報は、通信先情報記憶部62に記憶されているものとする。生成部52は、指定の通信先アドレスを格納する通信先情報を特定し、特定された通信先情報のNW機器2のIPアドレス及び、特定された通信先情報の指定の通信先アドレスに対応するポート番号を抽出する。
生成部52は、抽出したNW機器2のIPアドレス及びポート番号で指定通信先アドレス対応の送信元一覧テーブル63を生成し(ステップS43)、全NW機器2の通信先情報内に未指定の通信先アドレスがあるか否かを判定する(ステップS44)。尚、生成部52は、全NW機器2の通信先情報にある通信先アドレス単位で、接続するNW機器2のIPアドレス及び、当該NW機器2が通信先に接続するポート番号を管理する送信元一覧テーブルを通信先アドレス単位で生成することになる。
生成部52は、通信先情報内に未指定の通信先アドレスがある場合(ステップS44肯定)、未指定の通信先アドレスを指定し(ステップS45)、指定の通信先アドレスのNW機器2のIPアドレス及びポート番号を抽出すべく、ステップS42に移行する。
生成部52は、全NW機器2の通信先情報内に未指定の通信先アドレスがない場合(ステップS44否定)、図20に示す処理動作を終了する。
図20に示す送信元一覧生成処理を実行する推定サーバ3は、全NW機器2の通信先情報及びリンク状態テーブル61を参照し、通信先アドレス毎に接続するNW機器2のIPアドレス及びポート番号を抽出する。推定サーバ3は、通信先アドレス毎に抽出したNW機器2のIPアドレス及びポート番号を通信先アドレス単位の送信元一覧テーブル63を生成する。その結果、推定サーバ3は、通信先アドレス単位で接続するNW機器2及びポート番号を認識できる。
図22は、規定時間更新処理に関わる推定サーバ3内の第2の制御部35Bの処理動作の一例を示すフローチャートである。図22に示す規定時間更新処理は、通信先アドレス毎の全体平均リンクダウン時間を算出し、全体平均リンクダウン時間に基づき、通信先アドレス毎の規定時間を更新する処理である。図22において推定サーバ3内の第2の制御部35B内の生成部52は、複数の送信元一覧テーブル63から任意の送信元一覧テーブル63を指定し(ステップS51)、指定の送信元一覧テーブル63から1レコードを指定する(ステップS52)。
生成部52は、指定レコードのNW機器2のIPアドレスに関わるリンク状態テーブル61を特定する。そして、生成部52は、そのリンク状態テーブル61から指定レコードのポート番号に対応するリンクアップ及びリンクダウンの変化発生日及び変化発生時刻を取得する(ステップS53)。生成部52は、該当ポート番号のリンクアップ及びリンクダウンの変化発生日及び変化発生時刻に基づき、ポート番号のリンクダウン時間を算出する(ステップS54)。尚、生成部52は、リンクダウンの変化発生日及び変化発生時刻から当該リンクダウン直前のリンクアップの変化発生日及び変化発生時刻から減算してリンクダウン時間を算出する。生成部52は、リンクダウンの変化発生日及び変化発生時刻が複数存在する場合、リンクダウン毎にリンクダウン時間を順次算出する。
生成部52は、NW機器2のポート番号のリンクダウン時間を算出した場合、ポート番号のリンクダウン時間の平均値から平均リンクダウン時間を算出する(ステップS55)。生成部52は、指定の送信元一覧テーブル63の内、未指定のレコードがあるか否かを判定する(ステップS56)。
生成部52は、未指定のレコードがある場合(ステップS56肯定)、指定の送信元一覧テーブルの内、未指定のレコードを指定する(ステップS57)。そして、生成部52は、指定レコードのNW機器2のIPアドレスに関わるリンク状態テーブル61を特定すべく、ステップS53に移行する。
また、生成部52は、指定の送信元一覧テーブル63内に未指定のレコードがない場合(ステップS56否定)、指定の送信元一覧テーブル63の通信先の全体平均リンクダウン時間を算出する(ステップS58)。尚、生成部52は、指定の送信元一覧テーブル63の通信先アドレスと通信するポート番号毎の平均リンクダウン時間の平均値で通信先の全体平均リンクダウン時間を算出する。生成部52は、算出した通信先アドレス毎の全体平均リンクダウン時間を記憶する(ステップS59)。
生成部52は、複数の送信元一覧テーブル63の内、未指定の送信元一覧テーブル63があるか否かを判定する(ステップS60)。生成部52は、未指定の送信元一覧テーブル63がある場合(ステップS60肯定)、未指定の送信元一覧テーブル63を指定し(ステップS61)、指定の送信元一覧テーブル63から1レコード指定すべく、ステップS52に移行する。
生成部52は、未指定の送信元一覧テーブル63がない場合(ステップS60否定)、通信先アドレス毎の全平均リンクダウン時間を通信先アドレスに対応する規定時間と決定する(ステップS62)。第2の更新部53は、通信先アドレス毎の全平均リンクダウン時間で規定時間テーブル64内の通信先アドレスに対応する規定時間を更新し(ステップS63)、図22に示す規定時間更新処理を終了する。
図22に示す規定時間更新処理を実行する推定サーバ3は、送信元一覧テーブル63及びリンク状態テーブル61を参照し、送信元一覧テーブル63内のNW機器2内のポート番号単位の平均リンクダウン時間を算出する。推定サーバ3は、送信元一覧テーブル63内の全NW機器2内の全ポート番号単位の平均リンクダウン時間の平均で全体平均リンクダウン時間を算出する。そして、推定サーバ3は、算出した全体平均リンクダウン時間を送信元一覧テーブル63対応の通信先アドレスの規定時間として更新する。その結果、推定サーバ3は、通信先アドレス毎の実際のリンクダウン時間を反映した通信先アドレス毎の規定時間を設定できる。
図23は、平均リンクダウン時間及び全平均リンクダウン時間を算出する際の推定サーバ3の処理動作の一例を示す説明図である。生成部52は、図23に示す指定の送信元一覧テーブル63の内、例えば、未指定の“10.10.10.10”のNW機器2のレコードを指定する。生成部52は、“10.10.10.10”のNW機器2のリンク状態テーブル61を指定する。更に、生成部52は、指定のリンク状態テーブル61の未指定のポート番号“1”を指定し、指定のポート番号“1”のリンクダウン及びリンクアップの変化発生日及び変化発生時刻をリンク状態テーブル61から抽出する。そして、生成部52は、リンクダウンの変化発生日及び変化発生時刻からリンクダウン直後のリンクアップの変化発生日及び変化発生時刻を減算してポート番号“1”のリンクダウン時間を夫々算出する。図23の例では、リンクダウン時間1「8:49:21−17:50:24=14:58:57」、リンクダウン時間2「8:49:33−7:53:20=14:56:13」である。更に、生成部52は、「(14:58:57+14:56:13)÷2=14:57:35」をポート番号“1”の平均リンクダウン時間として算出することになる。
次に、生成部52は、指定のリンク状態テーブル61の未指定のポート番号“5”を指定し、指定のポート番号“5”のリンクダウン及びリンクアップの変化発生日及び変化発生時刻をリンク状態テーブル61から抽出する。そして、生成部52は、リンクダウンの変化発生日及び変化発生時刻からリンクダウン直後のリンクアップの変化発生日及び変化発生時刻を減算してポート番号“5”のリンクダウン時間を算出する。図23の例では、ポート番号“5”のリンクダウン時間1「8:52:08−17:53:10=14:58:58」である。更に、生成部52は、「(14:58:58)÷1=14:58:58」をポート番号“5”の平均リンクダウン時間として算出することになる。
そして、生成部52は、指定のリンク状態テーブル61の未指定のポート番号がなくなるまで、ポート番号単位で平均リンクダウン時間を順次算出する。更に、生成部52は、送信元一覧テーブル63で未指定のNW機器2のIPアドレスがなくなるまで、NW機器2のリンク状態テーブル61を指定し、未指定のポート番号がなくなるまでポート番号単位で平均リンクダウン時間を順次算出する。そして、生成部52は、送信元一覧テーブル63内の全NW機器2のポート番号単位の平均リンクダウン時間を算出することになる。
生成部52は、送信元一覧テーブル63内の全NW機器2のポート番号単位の平均リンクダウン時間を算出した場合、全NW機器2のポート番号単位の平均リンクダウン時間で送信元一覧テーブル63の通信先アドレスの全体平均リンクダウン時間を算出する。
そして、生成部52は、各送信元一覧テーブル63内の全NW機器2のポート番号単位の平均リンクダウン時間に基づき、送信元一覧テーブル63に対応した通信先アドレスの全体平均リンクダウン時間を順次算出する。
図24は、推定処理に関わる推定サーバ3内の第2の制御部35Bの処理動作の一例を示すフローチャートである。図24に示す推定処理では、リンク状態テーブル61及び推定テーブル65を参照し、確認対象のNW機器2のポート番号の使用状態を推定する処理である。図24において推定サーバ3内の第2の制御部35B内の第2のIF部54は、設計サーバ5から図14に示す確認要求を検出したか否かを判定する(ステップS71)。第2のIF部54は、確認要求を検出した場合(ステップS71肯定)、確認要求から確認対象のNW機器2及びポート番号を抽出する(ステップS72)。
第2の制御部35B内の推定部55は、確認対象のNW機器2及びポート番号を抽出した場合、複数のリンク状態テーブル61の内、確認対象のNW機器2に対応するリンク状態テーブル61を選択する(ステップS73)。
推定部55は、確認対象のNW機器2に対応するリンク状態テーブル61を選択した後、選択されたリンク状態テーブル61から確認対象のポート番号に対応する最終履歴がリンクアップ中であるか否かを判定する(ステップS74)。推定部55は、確認対象のポート番号に対応する最終履歴がリンクアップ中の場合(ステップS74肯定)、推定テーブル65を参照し、確認対象のポート番号に対応する使用有無の推定結果が“使用中”と判断する(ステップS75)。そして、推定部55は、確認対象のポート番号及び推定結果を含む確認応答を生成する(ステップS76)。そして、第2のIF部54は、生成した確認応答を設計サーバ5に通知し(ステップS77)、図24に示す処理動作を終了する。
推定部55は、確認対象のポート番号に対応する最終履歴がリンクアップ中でない場合(ステップS74否定)、確認対象のNW機器2のリンク状態テーブル61から確認対象のポート番号の履歴にリンクアップがあるか否かを判定する(ステップS78)。推定部55は、確認対象のポート番号に対応する履歴にリンクアップがある場合(ステップS78肯定)、選択されたリンク状態テーブル61から確認対象ポート番号の最後のリンクダウンの変化発生日及び変化発生時刻から経過時間を算出する(ステップS79)。尚、推定部55は、確認対象のポート番号に対応する最後のリンクダウンの変化発生日及び変化発生時刻を現在時刻から減算することで最後のリンクダウン発生からの経過時間を算出する。
推定部55は、確認対象のNW機器2の通信先情報から、確認対象のポート番号のパケット数が最大の通信先アドレスを特定する(ステップS80)。推定部55は、特定された通信先アドレスの規定時間を規定時間テーブル64から選択し(ステップS81)、経過時間が規定時間内であるか否かを判定する(ステップS82)。
推定部55は、経過時間が規定時間内の場合(ステップS82肯定)、推定テーブル65を参照し、確認対象のポート番号に対応する使用有無の推定結果を “使用中”と判断する(ステップS83)。そして、推定部55は、確認対象のポート番号及び推定結果等を含む確認応答を生成すべく、ステップS76に移行する。
推定部55は、経過時間が規定時間内でない場合(ステップS82否定)、経過時間が規定時間を超えていると判断し、確認対象のポート番号に対応する使用有無の推定結果を “空き”と判断する(ステップS84)。そして、推定部55は、確認応答を生成すべく、ステップS76に移行する。
推定部55は、確認対象NW機器2のリンク状態テーブル61から確認対象ポート番号に対応する履歴にリンクアップがない場合(ステップS78否定)、確認対象のポート番号に対応する使用有無の推定結果を “空き”と判断すべく、ステップS84に移行する。
また、第2のIF部54は、設計サーバ5から確認要求を検出しなかった場合(ステップS71否定)、図24に示す処理動作を終了する。
図24に示す推定処理を実行する推定サーバ3は、確認対象のNW機器2及びポート番号の確認要求を検出した場合、確認対象のNW機器2に対応したリング状態テーブル61を選択する。更に、推定サーバ3は、確認対象NW機器2のリンク状態テーブル61を参照し、確認対象ポート番号の最終履歴がリンクアップの場合、確認対象ポート番号の使用有無を“使用中”と推定し、その推定結果を設計サーバ5に通知する。その結果、設計サーバ5は、確認対象NW機器2のポート番号の使用有無を“使用中”と認識できる。
推定サーバ3は、確認対象NW機器2のリンク状態テーブル61を参照し、確認対象ポート番号の最終履歴がリンクダウン、リンクアップ履歴が無しの場合、確認対象ポート番号の使用有無を“空き”と推定し、その推定結果を設計サーバ5に通知する。その結果、設計サーバ5は、確認対象NW機器2のポート番号の使用有無を“空き”と認識できる。
推定サーバ3は、確認対象ポート番号の最終履歴がリンクダウン、リンクアップ履歴が有り、最後のリンクダウンからの経過時間が規定時間を超過した場合に、確認対象ポート番号の使用有無を“空き”と推定し、その推定結果を設計サーバ5に通知する。その結果、設計サーバ5は、確認対象NW機器2のポート番号の使用有無を“空き”と認識できる。
推定サーバ3は、確認対象ポート番号の最終履歴がリンクダウン、リンクアップ履歴があり、最後のリンクダウンからの経過時間が規定時間内の場合に、確認対象ポート番号の使用有無を“使用中”と推定し、その推定結果を設計サーバ5に通知する。その結果、設計サーバ5は、確認対象NW機器2のポート番号の使用有無を“使用中”と認識できる。
推定サーバ3は、推定テーブル65内のポートのリンク状態及び当該ポートに通信接続する通信先毎の規定時間に基づき、確認対象ポートの使用有無を推定する。推定サーバ3は、通信先情報内の通信先毎に通信接続するNW機器2及びポートに対応した変化発生日及び変化発生時をリンク状態テーブル61から抽出する。推定サーバ3は、抽出された変化発生日及び変化発生時に基づき、通信先毎の全体平均リンクダウン時間を算出する。推定サーバ3は、算出した通信先毎の全体平均リンクダウン時間に基づき、通信先毎の規定時間を更新する。その結果、推定テーブル65内の通信先毎の規定時間を実際のリンクダウン時間で反映させたので、確認対象ポートの通信先毎の使用有無を高精度に推定できる。そして、確認対象ポートの通信先毎の使用有無を高精度に推定できるため、通信システム1の運用効率の向上が図れる。
推定サーバ3は、通信先毎に、当該通信先に接続するポートのリンクダウン開始からリンクアップ再開するまでの規定時間を記憶する推定テーブル65を有し、通信先毎の規定時間を参照し、確認対象ポートの通信先毎の使用有無を高精度に推定できる。
推定サーバ3は、通信先に通信接続するポート毎のリンクダウン開始日時及びリンクアップ再開日時から平均リンクダウン時間を算出し、通信先に通信接続する全ポートの平均リンクダウン時間の平均値で全体平均リンクダウン時間を算出する。その結果、通信先毎の実際のリンクダウン時間を反映した通信先毎の規定時間を確保できる。
推定サーバ3は、NW機器2からポート毎のリンク状態の変化に応じてリンク状態テーブル61の変化発生日及び変化発生時刻を更新する。その結果、推定サーバ3は、各NW機器のポート単位でリンク状態の変化発生に応じてリンク状態テーブル61を更新できる。
推定サーバ3は、NW機器2が通信接続するポート及び当該ポートに接続する通信先を管理する通信先情報に基づき、通信先毎に、当該通信先に接続するNW機器2及びポート番号を対応付けて送信元一覧テーブル63を更新する。その結果、推定サーバ3は、送信元一覧テーブル63を参照して通信先毎の当該通信先に接続するNW機器2及びポートを認識できる。
実施例1では、確認対象ポートの使用有無の推定精度が高くなるため、従来のようなポート使用有無の確認作業による作業者の負担を軽減しながら、通信システムの運用効率の低下を抑制できる。例えば、NW機器2が遠隔地にある場合でも、その遠隔地への作業者の派遣がなくなるため、その作業負担を大幅に軽減できる。しかも、確認対象ポートへの端末6の配備までのリードタイムを短縮化できる。
推定サーバ3は、例えば、ポートフリー端末やポート固定端末が混在するNW機器2に新規のポート固定端末を接続する場合でも、確認対象ポートのリンク状態及び通信先毎の規定時間に基づき、確認対象ポートの使用有無を高精度に推定できる。その結果、ポート固定端末を増設する空きポートを探索して、システム運用の向上を図る。
尚、上記実施例1では、NW機器2のポートの変化発生に応じてリンク状態テーブル61を更新する図16に示す第1の状態更新処理を例示したが、これに限定されるものではなく、適宜変更可能である。そこで、その実施の形態につき、実施例2として以下に説明する。尚、実施例1の通信システム1と同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。図25は、実施例2の第2の状態更新処理に関わる推定サーバ3の処理動作の一例を示すフローチャートである。
図25において推定サーバ3内の第1の制御部35A内の変化通知受信部41は、NW機器2からの変化通知メッセージを受信したか否かを判定する(ステップS91)。第1の制御部35A内の抽出部42は、変化通知メッセージを受信した場合(ステップS91肯定)、変化通知メッセージからNW機器2のIPアドレスを抽出する(ステップS92)。第1の制御部35A内の選択部43は、複数のリンク状態テーブル61の内、抽出したNW機器2のIPアドレスに対応するリンク状態テーブル61を選択する(ステップS93)。更に、抽出部42は、変化通知メッセージからポート番号を抽出し(ステップS94)、抽出したポート番号と同一のポート番号のレコードがリンク状態テーブル61内にあるか否かを判定する(ステップS95)。
抽出部42は、抽出したポート番号と同一のポート番号のレコードがリンク状態テーブル61内にある場合(ステップS95肯定)、変化通知メッセージからMACアドレスを抽出する(ステップS96)。第1の更新部44は、抽出したMACアドレスと前回レコードのMACアドレスとを比較し(ステップS97)、比較結果が一致したか否かを判定する(ステップS98)。
第1の更新部44は、比較結果が一致した場合(ステップS98肯定)、選択したリンク状態テーブル61から抽出ポート番号のレコードを全て削除する(ステップS99)。そして、第1の更新部44は、リンク状態テーブル61内のレコードに変化通知メッセージ内の各種情報を追加登録し(ステップS100)、図25に示す処理動作を終了する。尚、各種情報とは、変化通知メッセージ内のポート番号、ステータス情報、変化発生日、変化発生時刻及びMACアドレスである。
第1の更新部44は、比較結果が一致しなかった場合(ステップS98否定)、変化通知メッセージ内の情報をリンク状態テーブル61に追加登録すべく、ステップS100に移行する。抽出部42は、抽出したポート番号と同一のポート番号のレコードがリンク状態テーブル61内にない場合(ステップS95否定)、ステップS100に移行する。抽出部42は、変化通知メッセージを受信しなかった場合(ステップS91否定)、図25に示す処理動作を終了する。
図25に示す第2の状態更新処理を実行する推定サーバ3は、リンク状態テーブル61を更新する際にNW機器2の同一のポートのレコード内のMACアドレスと変化通知メッセージ内のMACアドレスとを比較する。そして、推定サーバ3は、比較結果に基づき、MACアドレスに変化があった場合に、当該同一ポートの過去のレコードの内、変化通知メッセージのMACアドレスと異なる過去のレコードをリンク状態テーブル61から削除する。その結果、推定サーバ3は、変化通知メッセージ内のMACアドレスを反映した内容でリンク状態テーブル61の内容を更新できる。
実施例2の推定サーバ3は、ポートに接続する端末6が切替えられた場合にリンク状態テーブル61から同一ポート番号の過去のレコードの内、異なるMACアドレスのレコードを削除して最新の状態のみを反映することになるため、各NW機器2の各ポートのリンク状態を認識できる。その結果、確認対象ポートの使用有無を高精度に推定できる。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
ところで、本実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムを情報処理装置で実行することで実現できる。そこで、以下では、上記実施例と同様の機能を有するプログラムを実行する情報処理装置の一例を説明する。図26は、ポート推定プログラムを実行する情報処理装置を示す説明図である。
図26に示すポート推定プログラムを実行する情報処理装置110では、通信IF120と、HDD130と、ROM140と、RAM150と、CPU160とを有する。
そして、ROM140には、上記実施例と同様の機能を発揮するポート推定プログラムが予め記憶されている。尚、ROM140ではなく、図示せぬドライブで読取可能な記録媒体に振動制御プログラムが記録されていても良い。また、記録媒体としては、例えば、CD−ROM、DVDディスク、USBメモリ、SDカード等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等でも良い。ポート推定プログラムとしては、図26に示すように、推定プログラム140A、生成プログラム140B及び更新プログラム140Cである。尚、プログラム140A、140B及び140Cについては、適宜統合又は分散しても良い。
そして、CPU160は、これらのプログラム140A、140B及び140CをROM140から読み出し、これら読み出された各プログラムを実行する。そして、CPU160は、図26に示すように、各プログラム140A、140B及び140Cを、推定プロセス160A、生成プロセス160B及び更新プロセス160Cとして機能する。RAM150は、第1のテーブル150Aと、第2のテーブル150Bとを有する。第1のテーブル150Aは、端末と通信先との間を通信接続する通信機器内のポート毎に当該ポートのリンク状態が変化した変化発生日時を記憶する。第2のテーブル150Bは、通信先毎に通信接続する通信機器及びポートを対応付けて記憶する。
CPU160は、ポートのリンク状態及び当該ポートに通信接続する通信先毎の規定時間に基づき、確認対象ポートの使用有無を推定する。CPU160は、第2のテーブル内の通信先毎に通信接続する通信機器及びポートに対応した変化発生日時を第1のテーブルから抽出し、抽出された変化発生日時に基づき、通信先毎のリンクダウン時間を算出する。CPU160は、算出した通信先毎のリンクダウン時間に基づき、通信先毎の規定時間を更新する。その結果、確認対象ポートの使用有無を高精度に推定できる。
1 通信システム
2 NW機器
3 推定サーバ
4A 日次サーバ
4B 週次サーバ
4C 月次サーバ
6 端末
44 第1の更新部
52 生成部
53 第2の更新部
55 推定部
61 リンク状態テーブル
63 送信元一覧テーブル
65 推定テーブル
2 NW機器
3 推定サーバ
4A 日次サーバ
4B 週次サーバ
4C 月次サーバ
6 端末
44 第1の更新部
52 生成部
53 第2の更新部
55 推定部
61 リンク状態テーブル
63 送信元一覧テーブル
65 推定テーブル
Claims (9)
- 端末と通信先との間を通信接続する通信機器内のポート毎に当該ポートのリンク状態が変化した変化発生日時を記憶する第1のテーブルと、
前記通信先毎に通信接続する前記通信機器及び前記ポートを対応付けて記憶する第2のテーブルと、
前記ポートのリンク状態及び当該ポートに通信接続する前記通信先毎の規定時間に基づき、確認対象ポートの使用有無を推定する推定部と、
前記第2のテーブル内の前記通信先毎に通信接続する前記通信機器及び前記ポートに対応した前記変化発生日時を第1のテーブルから抽出し、抽出された前記変化発生日時に基づき、前記通信先毎のリンクダウン時間を算出する生成部と、
前記生成部で算出した前記通信先毎のリンクダウン時間に基づき、前記通信先毎の前記規定時間を更新する更新部と
を有することを特徴とするポート推定装置。 - 前記推定部は、
前記通信先毎に、当該通信先に接続するポートのリンクダウン開始からリンクアップ再開するまでの前記規定時間を記憶する第3のテーブルを有することを特徴とする請求項1に記載のポート推定装置。 - 前記生成部は、
前記通信先に通信接続するポート毎のリンクダウン開始日時及びリンクアップ再開日時から第1の時間を算出し、前記通信先に通信接続する全ポートの前記第1の時間の平均値で前記リンクダウン時間を算出することを特徴とする請求項1に記載のポート推定装置。 - 前記通信機器から前記ポート毎のリンク状態の変化に応じて前記第1のテーブルの前記変化発生日時を更新する第1の更新部を有することを特徴とする請求項1に記載のポート推定装置。
- 当該通信機器が通信接続する前記ポート及び当該ポートに接続する前記通信先を管理する通信先情報に基づき、前記通信先毎に、当該通信先に接続する前記通信機器及び前記ポートを対応付けて前記第2のテーブルを更新する第2の更新部を有することを特徴とする請求項1に記載のポート推定装置。
- 前記推定部は、
前記確認対象ポートのリンク状態の最終履歴がリンクダウン、当該確認対象ポートのリンクアップの履歴がある場合に、最終履歴のリンクダウン開始から前記規定時間以内であるか否かを判定し、前記規定時間以内の場合に当該確認対象ポートを使用中と推定すると共に、前記規定時間以内でない場合に当該確認対象ポートを空きと推定することを特徴とする請求項1に記載のポート推定装置。 - 端末と通信先との間を通信接続する通信機器と、前記通信機器と接続するポート推定装置とを有するポート推定システムであって、
前記ポート推定装置は、
前記通信機器内のポート毎に当該ポートのリンク状態が変化した変化発生日時を記憶する第1のテーブルと、
前記通信先毎に通信接続する前記通信機器及び前記ポートを対応付けて記憶する第2のテーブルと、
前記ポートのリンク状態及び当該ポートに通信接続する前記通信先毎の規定時間に基づき、確認対象ポートの使用有無を推定する推定部と、
前記第2のテーブル内の前記通信先毎に通信接続する前記通信機器及び前記ポートに対応した前記変化発生日時を第1のテーブルから抽出し、抽出された前記変化発生日時に基づき、前記通信先毎のリンクダウン時間を算出する生成部と、
前記生成部で算出した前記通信先毎のリンクダウン時間に基づき、前記通信先毎の前記規定時間を更新する更新部と
を有することを特徴とするポート推定システム。 - 端末と通信先との間を通信接続する通信機器内のポート毎に当該ポートのリンク状態が変化した変化発生日時を第1のテーブルに記憶し、
前記通信先毎に通信接続する前記通信機器及び前記ポートを対応付けて第2のテーブルに記憶し、
前記ポートのリンク状態及び当該ポートに通信接続する前記通信先毎の規定時間に基づき、確認対象ポートの使用有無を推定し、
前記第2のテーブル内の前記通信先毎に通信接続する前記通信機器及び前記ポートに対応した前記変化発生日時を第1のテーブルから抽出し、抽出された前記変化発生日時に基づき、前記通信先毎のリンクダウン時間を算出し、
算出した前記通信先毎のリンクダウン時間に基づき、前記通信先毎の前記規定時間を更新する
処理を実行することを特徴とするポート推定方法。 - 情報処理装置のプロセッサに、
端末と通信先との間を通信接続する通信機器内のポート毎に当該ポートのリンク状態が変化した変化発生日時を第1のテーブルに記憶し、
前記通信先毎に通信接続する前記通信機器及び前記ポートを対応付けて第2のテーブルに記憶し、
前記ポートのリンク状態及び当該ポートに通信接続する前記通信先毎の規定時間に基づき、確認対象ポートの使用有無を推定し、
前記第2のテーブル内の前記通信先毎に通信接続する前記通信機器及び前記ポートに対応した前記変化発生日時を第1のテーブルから抽出し、抽出された前記変化発生日時に基づき、前記通信先毎のリンクダウン時間を算出し、
算出した前記通信先毎のリンクダウン時間に基づき、前記通信先毎の前記規定時間を更新する
処理を実行させることを特徴とするポート推定プログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017213099A JP2019087822A (ja) | 2017-11-02 | 2017-11-02 | ポート推定装置、ポート推定システム、ポート推定方法及びポート推定プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017213099A JP2019087822A (ja) | 2017-11-02 | 2017-11-02 | ポート推定装置、ポート推定システム、ポート推定方法及びポート推定プログラム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020226139A1 (ja) | 2019-05-07 | 2020-11-12 | 株式会社小糸製作所 | 灯具ユニットおよび給電アタッチメント |
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2017
- 2017-11-02 JP JP2017213099A patent/JP2019087822A/ja active Pending
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WO2020226139A1 (ja) | 2019-05-07 | 2020-11-12 | 株式会社小糸製作所 | 灯具ユニットおよび給電アタッチメント |
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