JP6611935B2 - ターボアクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、ターボアクチュエータに関する。
従来、自動車用エンジンのターボチャージャに設けられたウェイストゲートバルブの開度を制御するリニアアクチュエータ、いわゆる「ターボアクチュエータ」が開発されている。例えば、特許文献1のターボチャージャは、アクチュエータ(空気アクチュエータ21)により直動自在なロッド(アクチュエータロッド22)を有している。ロッドの先端部には、ウェイストゲートバルブ(排気ゲートバルブ13)開閉用のレバー(作動レバー23)が取り付けられている。
特許文献1のターボチャージャは、ロッドの先端部にレバーを直接取り付けている。この場合、ロッドの根元部は、例えばアクチュエータ内部にて潰された状態で他部品に接合されるため、潰すことができる程度に低い硬度が求められる。これに対して、ロッドの先端部はレバーを取り付けるため、根元部よりも高い硬度が求められる。したがって、ロッドの製造工程において、ロッドのうちの一部(先端部)のみを硬化する硬化処理が必要となり、製造が難しい問題があった。
この問題に対して、ロッドの先端部に当該ロッドと別部材のジョイントを設けて、このジョイントにレバーを取り付ける構造が開発されている。これにより、ロッドの硬化処理は不要であり、またジョイントの硬化処理は単に全体を硬化するものであれば良く、製造を容易にすることができる。また、ロッドと別部材に設けられたジョイントは、ロッドの先端部に一体成形されたジョイントに対して成形の自由度が高く、レバー及びウェイストゲートバルブなどの仕様に対応する形状を容易に実現することができる。
特開2003−41941号公報
ロッドと別部材のジョイントを設けたターボアクチュエータは、ロッドに対する直動方向のジョイントの位置(以下、単に「ジョイント位置」という。)に応じて、ロッドの直動位置に対するウェイストゲートバルブの開度が変化する。この結果、エンジンの出力が変化するとともに、排出ガスの量も変化する。このため、ジョイント位置は、ターボチャージャ又は自動車の製造工程において、いわゆる「自動車排出ガス規制」などに基づき適切な位置に調整されている。また、ロッドに通した六角ナットなどを用いて、当該調整後の位置にてジョイントを位置決めしている。
近年、米国及び欧州などの世界各地において、自動車排出ガス規制が強化されている。これにより、ターボチャージャを搭載した自動車が出荷された後、ジョイント位置を再調整することが困難な構造が求められている。また、仮にジョイント位置の再調整がなされた場合であっても、再調整の痕跡が明確に残る構造が求められている。
ここで、ロッドと別部材のジョイントを設けた従来のターボアクチュエータは、ロッドとジョイント間の接合部に金属製のスリーブを被せて、いわゆる「かしめ」によりロッドとジョイント間を固定していた。このスリーブはニッパ等の汎用工具を用いて容易に取り外すことができるため、ジョイント位置を容易に再調整することができる問題があった。また、ターボアクチュエータの要部、すなわちロッド又はジョイントなどの部品に再調整の痕跡が残らない問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ロッドと別部材のジョイントを設けたターボアクチュエータにおいて、ジョイント位置の再調整が困難な構造を提供することを目的とする。
本発明のターボアクチュエータは、アクチュエータ本体により軸方向に沿って直動自在なロッドと、ロッドの先端部が挿通された有底筒状のロッド挿通部と、ロッド挿通部の底部に設けられたレバー取付部とを有するジョイントと、ロッド挿通部の側壁部に設けられた孔部に挿入されており、かつ、先端部の外周部に圧接している固定部材とを備え、先端部の外周部に設けられた雄螺子部とロッド挿通部の内周部に設けられた雌螺子部とが螺合し、固定部材は雄螺子部に圧接しており、雄螺子部は、固定部材が圧接した部位の螺子山が潰れているものである。
本発明によれば、ロッドと別部材のジョイントを設けたターボアクチュエータにおいて、ジョイント位置の再調整が困難な構造を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係るターボアクチュエータの側面図である。 本発明の実施の形態1に係るターボアクチュエータの要部を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る固定部材を孔部に圧入する前の状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る固定部材を孔部に圧入している途中の状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る固定部材を孔部に圧入した後の状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係るターボアクチュエータの側面図である。 本発明の実施の形態2に係るターボアクチュエータの要部を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態3に係るターボアクチュエータの側面図である。 本発明の実施の形態3に係るターボアクチュエータの要部を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る固定部材を孔部に圧入する前の状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態3に係る固定部材を孔部に圧入している途中の状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態3に係る固定部材を孔部に圧入した後の状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態4に係るターボアクチュエータの側面図である。 本発明の実施の形態4に係るターボアクチュエータの要部を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る固定部材を折り曲げる前の状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態4に係る固定部材を折り曲げている途中の状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態4に係る固定部材の折り曲げが完了した状態を示す説明図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るターボアクチュエータの側面図である。図2は、本発明の実施の形態1に係るターボアクチュエータの要部を示す分解斜視図である。図1及び図2を参照して、実施の形態1のターボアクチュエータ100について説明する。
図中、1はアクチュエータ本体である。アクチュエータ本体1は、例えば、空圧式のリニアアクチュエータにより構成されている。すなわち、アクチュエータ本体1は、アクチュエータ本体1から突出した略棒状のロッド2を、ロッド2の軸方向に沿って直動させるものである。
ロッド2の一端部(以下「根元部」という。)は、アクチュエータ本体1内にて潰された状態で他部品に接合されている。ロッド2の他端部(以下「先端部」という。)は、アクチュエータ本体1から突出しており、外周部に雄螺子部21が形成されている。ロッド2の先端部は、ジョイント3のロッド挿通部31に挿通されている。
ジョイント3は、略有底筒状のロッド挿通部31と、ロッド挿通部31の底部に設けられた略板状のレバー取付部32とを有している。ロッド挿通部31の内周部には雌螺子部33が設けられており、ロッド2の雄螺子部21と螺合している。レバー取付部32には貫通孔34が穿たれている。この貫通孔34に通されたピン4により、レバー5が回動自在に取り付けられている。ターボアクチュエータ100は、アクチュエータ本体1がロッド2を直動させることにより、レバー5を介してウェイストゲートバルブ(不図示)の開度を制御するものである。
ロッド挿通部31の側壁部には、孔部35が穿たれている。実施の形態1における孔部35は、ロッド2の軸方向に対して略垂直に設けられた略円柱状の孔部であり、当該円柱の一端部が開口している。また、当該円柱の他端部はロッド挿通部31の中空部30と連通しており、当該連通部にてロッド2の雄螺子部21が孔部35内に露出している。
孔部35内には、略円盤状の固定部材6が挿入されている。具体的には、固定部材6の直径は孔部35の直径と略同等であり、固定部材6が孔部35内に圧入された状態である。また、固定部材6は、その片面部がロッド2の雄螺子部21に圧接している。固定部材6の圧接により、ジョイント3に対してロッド2が固定されている。
ここで、ジョイント3及び固定部材6は、ロッド2よりも硬い材料により構成されている。具体的には、例えば、ロッド2は炭素鋼により構成されている。ジョイント3は、ロッド2と同様の炭素鋼に対して、いわゆる「イソナイト処理」、「窒化処理」又は「焼入れ」などの硬化処理を施したものである。固定部材6は、ロッド2と同様の炭素鋼を用いて、いわゆる「転造加工」により成形されたものである。
固定部材6がロッド2よりも硬いため、ロッド2の雄螺子部21は、固定部材6が圧接した部位の螺子山が潰れている。このようにして、ターボアクチュエータ100の要部が構成されている。
次に、図3〜図5を参照して、ターボアクチュエータ100の要部の組立方法について、固定部材6の圧入方法を中心に説明する。
図3は、孔部35内に固定部材6を圧入する前の状態を示している。図3に示す如く、ロッド挿通部31にロッド2の先端部が挿通されており、雄螺子部21と雌螺子部33とが螺合している。図3に示す状態において、ジョイント位置は、ターボアクチュエータ100が搭載される自動車の仕向地における自動車排出ガス規制に応じた位置に調整されている。固定部材6の圧入には、例えば専用工具Aが用いられる。
図4は、孔部35内に固定部材6を圧入している途中の状態を示している。図4に示す如く、専用工具Aが固定部材6を押圧することにより、固定部材6が孔部35内に圧入される。
図5は、固定部材6の圧入が完了した状態を示している。図5に示す状態にて、固定部材6の片面部は雄螺子部21に圧接している。雄螺子部21は、固定部材6が圧接した部位の螺子山が潰れている。
このようにして、固定部材6の圧入が完了する。なお、固定部材6の圧入には、専用工具Aに代えて図示しないプレス機械を用いるものであっても良い。
実施の形態1のターボアクチュエータ100は、固定部材6が孔部35内に圧入されているため、固定部材6を取り外すことが困難である。したがって、ジョイント位置の再調整が困難なターボアクチュエータ100を得ることができる。また、仮に固定部材6を取り外すことなくジョイント位置を無理矢理に再調整した場合、雄螺子部21のうちの孔部35内に露出した部位と異なる部位の螺子山が潰れた状態となる。したがって、再調整の痕跡がロッド2に明確に残るターボアクチュエータ100を得ることができる。
なお、アクチュエータ本体1は、ウェイストゲートバルブを開閉自在なリニアアクチュエータであれば良く、空圧式のアクチュエータに限定されるものではない。アクチュエータ本体1は、例えば、ソレノイドを用いた電動式のアクチュエータにより構成されたものであっても良い。
また、図1及び図2では、略板状のレバー取付部32をロッド2の軸方向に沿って設けた例を示したが、レバー取付部32はロッド2の軸方向に対して略垂直に設けられたものであっても良い。すなわち、ロッド挿通部31に対するレバー取付部32の設置角度は、レバー5及びウェイストゲートバルブなどの仕様に対応するものであれば良く、如何なる角度に設けられたものであっても良い。また、レバー取付部32の形状は、レバー5及びウェイストゲートバルブなどの仕様に対応する形状であれば良く、略板状に限定されるものではない。
また、ロッド2の材料は、根元部を潰すことができる程度に硬度が低く、かつ、直動によるウェイストゲートバルブの開閉に耐えることができる程度に強度が高いものであれば良く、炭素鋼に限定されるものではない。ロッド2は、例えば、ステンレス鋼により構成されたものであっても良い。
また、ジョイント3の材料は、ロッド2よりも硬度の高いものであれば良く、硬化処理を施した炭素鋼に限定されるものではない。ジョイント3は、例えば、硬化処理を施したステンレス鋼により構成されたものであっても良い。
また、固定部材6の材料は、ロッド2よりも硬度の高いものであれば良く、転造加工により成形された炭素鋼に限定されるものではない。固定部材6は、例えば、転造加工により成形されたステンレス鋼により構成されたものであっても良い。または、固定部材6は、ジョイント3と同様の硬化処理を施した炭素鋼又はステンレス鋼により構成されたものであっても良い。
ただし、固定部材6の材料は、ジョイント3と同材を用いるのが好適である。具体的には、例えば、ジョイント3に炭素鋼を用いた場合は固定部材6も炭素鋼を用いるのが好適であり、ジョイント3にステンレス鋼を用いた場合は固定部材6もステンレス鋼を用いるのが好適である。固定部材6にジョイント3と同材を用いることで、両部品の熱膨張率を同等の値にすることができる。これにより、温度変化により孔部35と固定部材6間に間隙が生じるのを防いで、孔部35から固定部材6が脱落するのを防ぐことができる。
また、ロッド挿通部31の側壁部に複数個の孔部35を設けて、各々の孔部35に固定部材6が挿入されたものであっても良い。固定部材6の個数を増やすことで、ジョイント3に対するロッド2の固定を強固にするとともに、ロッド2における再調整の痕跡をより明確に残すことができる。
また、孔部35の形状は略円柱状に限定されるものではなく、固定部材6の形状は略円盤状に限定されるものではない。ただし、孔部35と固定部材6間の接触面積を増やして固定部材6の脱落を抑制する観点から、孔部35と固定部材6とは互いに対応する形状にするのが好適である。具体的には、例えば、略四角柱状の孔部35内に略四角板状の固定部材6が圧入された構造、又は略六角柱状の孔部35に略六角板状の固定部材6が圧入された構造などが好適である。なお、略円柱状の孔部35に略円盤状の固定部材6が圧入された構造は、圧入時に固定部材6の回転方向の向きを判別する工程を不要とすることができるため、更に好適である。
また、ジョイント3のロッド挿通部31は、図1及び図2に示す如く略有底筒状であれば良く、厳密な有底筒状でなくとも良い。本願の請求の範囲に記載された「有底筒状」の用語の意義は、厳密な有底筒状に限定されるものではなく、略有底筒状をも包含するものである。
また、固定部材6は、図1及び図2に示す如く略円盤状であれば良く、厳密な円盤状でなくとも良い。本願の請求の範囲に記載された「円盤状」の用語の意義は、厳密な円盤状に限定されるものではなく、略円盤状をも包含するものである。
以上のように、実施の形態1のターボアクチュエータ100は、アクチュエータ本体1により軸方向に沿って直動自在なロッド2と、ロッド2の先端部が挿通された有底筒状のロッド挿通部31と、ロッド挿通部31の底部に設けられたレバー取付部32とを有するジョイント3と、ロッド挿通部31の側壁部に設けられた孔部35に挿入されており、かつ、先端部の外周部に圧接している固定部材6とを備え、先端部の外周部に設けられた雄螺子部21とロッド挿通部31の内周部に設けられた雌螺子部33とが螺合しており、固定部材6は雄螺子部21に圧接している。これにより、ジョイント位置の再調整を困難にすることができる。
また、雄螺子部21は、固定部材6が圧接した部位の螺子山が潰れている。これにより、仮にジョイント位置が再調整された場合であっても、再調整の痕跡をロッド2に明確に残すことができる。
また、固定部材6は円盤状であり、固定部材6の片面部が雄螺子部21に圧接している。これにより、固定部材6を孔部35内に圧入するとき、固定部材6の回転方向の向きを判別する工程を不要とすることができる。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2に係るターボアクチュエータの側面図である。図7は、本発明の実施の形態2に係るターボアクチュエータの要部を示す分解斜視図である。図6及び図7を参照して、実施の形態2のターボアクチュエータ101について説明する。なお、図1及び図2に示すターボアクチュエータ100と同様の構成部材には同一符号を付して説明を省略する。
ジョイント3の孔部35内には、略円盤状の固定部材7が挿入されている。具体的には、固定部材7の直径は孔部35の直径と略同等であり、固定部材7が孔部35内に圧入された状態である。固定部材7は、その片面部がロッド2の雄螺子部21に圧接している。固定部材7の圧接により、ジョイント3に対してロッド2が固定されている。
ここで、固定部材7は、少なくとも片面部に凹凸面部が形成されている。図6及び図7の例では、固定部材7の両面部にそれぞれ凹凸面部が形成されている。また、各凹凸面部における凹凸は、略四角錐状の凸部を互いに直交する2方向に沿って配列したもの、すなわち格子状に配列したものである。固定部材7のうちのいずれか片面部に設けられた凹凸面部が雄螺子部21に圧接しており、当該凹凸面部の凸部が雄螺子部21の螺子山と咬合している。
固定部材7の材料は、実施の形態1の固定部材6と同様であるため説明を省略する。このようにして、ターボアクチュエータ101が構成されている。
ターボアクチュエータ101の要部の組立方法は、実施の形態1にて図3〜図5を参照して説明したものと同様であるため、図示及び説明を省略する。なお、図5に対応する状態、すなわち固定部材7の圧入が完了した状態にて、ロッド2の雄螺子部21は、固定部材7が圧接した部位の螺子山が凹凸面部の凸部と咬合している。
実施の形態2のターボアクチュエータ101は、固定部材7が孔部35内に圧入されているため、固定部材6を取り外すのが困難である。したがって、ジョイント位置の再調整が困難なターボアクチュエータ101を得ることができる。また、仮に固定部材7を取り外すことなくジョイント位置を無理矢理に再調整した場合、雄螺子部21のうちの凹凸面部と咬合していた部位の螺子山が損傷する。したがって、再調整の痕跡がロッド2に明確に残るターボアクチュエータ101を得ることができる。
なお、固定部材7は、いずれか片面部のみに凹凸面部が形成されており、当該凹凸面部が雄螺子部21に圧接したものであっても良い。ただし、固定部材7の両面部にそれぞれ凹凸面部を設けることにより、孔部35内に固定部材7を圧入するとき固定部材7の表裏を判別する工程を不要とすることができるため、より好適である。
また、固定部材7の凹凸面部における凹凸は、互いに非平行な複数方向に沿って配列されたものであれば良く、互いに直交した2方向に沿って配列された凹凸に限定されるものではない。すなわち、仮に凹凸が1方向のみに沿って配列されている場合、凹凸面部が雄螺子部21に圧接した状態にて、凹凸の配列方向が雄螺子部21の螺子山に沿う向きとなる可能性がある。この場合、ジョイント3に対してロッド2を回転させることが可能となり、ジョイント位置の再調整が容易となる。凹凸面部の凹凸を互いに非平行な複数方向に沿って配列することで、このような事態が生じるのを防ぐことができる。
また、固定部材7の凹凸面部における個々の凸部の形状は、略四角錐状に限定されるものではない。当該凸部は、略半球状、略円錐状、略円柱状、略多角錐状、略多角柱状等の如何なる形状であっても良い。また、互いに形状の異なる複数種類の凸部を組み合わせて設けたものであっても良い。
また、本願の請求の範囲に記載された「円盤状」の用語の意義は、厳密な円盤状に限定されるものではなく、図6又は図7に示す固定部材7のような略円盤状をも包含するものである。本願の請求の範囲に記載された「四角錐状」の用語の意義は、厳密な四角錐状に限定されるものではなく、図6又は図7に示す凹凸面部のような略四角錐状をも包含するものである。
そのほか、実施の形態2のターボアクチュエータ101は、実施の形態1にて説明したものと同様の種々の変形例を採用することができる。
以上のように、実施の形態2のターボアクチュエータ101は、アクチュエータ本体1により軸方向に沿って直動自在なロッド2と、ロッド2の先端部が挿通された有底筒状のロッド挿通部31と、ロッド挿通部31の底部に設けられたレバー取付部32とを有するジョイント3と、ロッド挿通部31の側壁部に設けられた孔部35に挿入されており、かつ、先端部の外周部に圧接している固定部材7とを備え、先端部の外周部に設けられた雄螺子部21とロッド挿通部31の内周部に設けられた雌螺子部33とが螺合しており、固定部材7は雄螺子部21に圧接している。これにより、ジョイント位置の再調整を困難にすることができる。
また、固定部材7は凹凸面部を有し、凹凸面部の凹凸と雄螺子部21の螺子山とが咬合している。これにより、仮にジョイント位置が再調整された場合であっても、再調整の痕跡をロッド2に明確に残すことができる。
また、凹凸面部における凹凸は、互いに非平行な複数方向に沿って配列されている。これにより、凹凸の配列方向が雄螺子部21の螺子山に沿う状態となるのを防いで、ジョイント位置の再調整が容易になるのを防ぐことができる。
また、固定部材7は円盤状であり、固定部材7の両面部に凹凸面部が形成されている。これにより、孔部35内に固定部材7を圧入するとき、固定部材7の回転方向の向きを判別する工程を不要とすることができる。また、固定部材7の表裏を判別する工程を不要とすることができる。
実施の形態3.
図8は、本発明の実施の形態3に係るターボアクチュエータの側面図である。図9は、本発明の実施の形態3に係るターボアクチュエータの要部を示す分解斜視図である。図8及び図9を参照して、実施の形態3のターボアクチュエータ102について説明する。なお、図1及び図2に示すターボアクチュエータ100と同様の構成部材には同一符号を付して説明を省略する。
ロッド挿通部31の側壁部には、第1孔部36及び第2孔部37が穿たれている。第1孔部36は、ロッド2の軸方向に対して略垂直に設けられた略円柱状の孔部であり、当該円柱の一端部が開口している。また、当該円柱の側周部の一部がロッド挿通部31の中空部30と連通しており、当該連通部にてロッド2の雄螺子部21が第1孔部36内に露出している。第2孔部37は、第1孔部36と同様の形状を有しており、ロッド2の軸心に対して略線対称に配置されている。以下、実施の形態3において、第1孔部36及び第2孔部37を総称して単に「孔部」ということがある。
実施の形態3における固定部材8は略U字状である。すなわち、固定部材8は、略棒状の第1脚部81と、第1脚部81に対して略平行に配置された略棒状の第2脚部82と、第1脚部81の一端部と第2脚部82の一端部とを接続した接続部83とを有している。以下、実施の形態3において、第1脚部81及び第2脚部82を総称して単に「脚部」ということがある。
第1脚部81は第1孔部36内に挿入されており、第2脚部82は第2孔部37内に挿入されている。具体的には、第1脚部81の直径は第1孔部36の直径と略同等であり、第1脚部81が第1孔部36内に圧入された状態である。また、第2脚部82の直径は第2孔部37の直径と略同等であり、第2脚部82が第2孔部37内に圧入された状態である。固定部材8の接続部83は、ロッド挿通部31の外部に配置されている。
ここで、第1脚部81は、雄螺子部21のうちの第1孔部36内に露出した部位に圧接している。第2脚部82は、雄螺子部21のうちの第2孔部37内に露出した部位に圧接している。すなわち、固定部材8が有する2本の脚部81,82のうち、互いに対向する面部の各々が雄螺子部21に圧接している。脚部81,82の圧接により、ジョイント3に対してロッド2が固定されている。
固定部材8は、実施の形態1の固定部材6と同様の材料、すなわちロッド2よりも硬い材料により構成されている。このため、雄螺子部21は、脚部81,82が圧接した部位の螺子山が潰れている。このようにして、ターボアクチュエータ102の要部が構成されている。
次に、図10〜図12を参照して、ターボアクチュエータ102の要部の組立方法について、固定部材8の圧入方法を中心に説明する。
図10は、孔部36,37内に脚部81,82を圧入する前の状態を示している。図10に示す如く、ロッド挿通部31にロッド2の先端部が挿通されており、雄螺子部21と雌螺子部33とが螺合している。図10に示す状態において、ジョイント位置は、ターボアクチュエータ102が搭載される自動車の仕向地における自動車排出ガス規制に応じた位置に調整されている。脚部81,82の圧入には、例えば専用工具Bが用いられる。
図11は、孔部36,37内に脚部81,82を圧入している途中の状態を示している。図11に示す如く、専用工具Bが固定部材8の接続部83を押圧することにより、脚部81,82が孔部36,37内に圧入される。
図12は、脚部81,82の圧入が完了した状態を示している。図12に示す状態にて、脚部81,82のうちの互いに対向する面部の各々が雄螺子部21に圧接している。雄螺子部21は、脚部81,82が圧接した部位の螺子山が潰れている。
このようにして、固定部材8の圧入が完了する。なお、固定部材8の圧入には、専用工具Bに代えて図示しないプレス機械を用いるものであっても良い。
実施の形態3のターボアクチュエータ102は、脚部81,82が孔部36,37内に圧入されているため、固定部材8を取り外すのが困難である。したがって、ジョイント位置の再調整が困難なターボアクチュエータ102を得ることができる。また、仮に固定部材8を取り外すことなくジョイント位置を無理矢理に再調整した場合、雄螺子部21のうちの孔部36,37内に露出した部位と異なる部位の螺子山が潰れた状態となる。したがって、再調整の痕跡がロッド2に明確に残るターボアクチュエータ102を得ることができる。
なお、固定部材8は、脚部81,82のうちの互いに対向する面部の各々に凹凸面部を形成したものであっても良い。この場合、脚部81,82が雄螺子部21に圧接した状態にて、凹凸面部の凹凸が雄螺子部21の螺子山と咬合した状態となる。この結果、実施の形態2のターボアクチュエータ101と同様の原理により、再調整の痕跡がロッド2に明確に残る構造を得ることができる。
また、固定部材8の形状は、図8及び図9に示す如く略U字状であれば良く、厳密なU字状に限定されるものではない。本願の請求の範囲に記載された「U字状」の用語の意義は、厳密なU字状に限定されるものではなく、略U字状をも包含するものである。
また、固定部材8は、図8及び図9に示す接続部83を除去して、第1脚部81と第2脚部82との2部品により構成されたものであっても良い。この場合、脚部81,82を孔部36,37に圧入するとき、一対の専用工具Bが第1脚部81と第2脚部82とをそれぞれ押圧するものであっても良い。このとき、ジョイント3に対してロッド2が回転したり、ロッド挿通部31内にてロッド2の位置がずれたりするのを防ぐ観点から、2本の脚部81,82の略同時に、同程度の力にて圧入するのが好適である。これに対して、略U字状の固定部材8を用いた場合、単に専用工具Bが接続部83を押圧することにより、脚部81,82の押圧タイミング及び押圧力を揃えることができるため、圧入をより容易にすることができる。
そのほか、実施の形態3のターボアクチュエータ102は、実施の形態1にて説明したものと同様の種々の変形例を採用することができる。
以上のように、実施の形態3のターボアクチュエータ102は、アクチュエータ本体1により軸方向に沿って直動自在なロッド2と、ロッド2の先端部が挿通された有底筒状のロッド挿通部31と、ロッド挿通部31の底部に設けられたレバー取付部32とを有するジョイント3と、ロッド挿通部31の側壁部に設けられた孔部36,37に挿入されており、かつ、先端部の外周部に圧接している固定部材8とを備え、先端部の外周部に設けられた雄螺子部21とロッド挿通部31の内周部に設けられた雌螺子部33とが螺合しており、固定部材8は雄螺子部21に圧接している。これにより、ジョイント位置の再調整を困難にすることができる。
また、固定部材8はU字状であり、固定部材8における2本の脚部81,82のうちの互いに対向する面部の各々が雄螺子部21に圧接している。これにより、仮にジョイント位置が再調整された場合であっても、再調整の痕跡をロッド2に明確に残すことができる。
実施の形態4.
図13は、本発明の実施の形態4に係るターボアクチュエータの側面図である。図14は、本発明の実施の形態4に係るターボアクチュエータの要部を示す分解斜視図である。図13及び図14を参照して、実施の形態4のターボアクチュエータ103について説明する。なお、図1及び図2に示すターボアクチュエータ100と同様の構成部材には同一符号を付して説明を省略する。
ロッド挿通部31の側壁部には、ロッド2の軸方向に沿うスロット状の第1孔部38が穿たれている。また、第1孔部38と連通してロッド挿通部31の側壁部を貫通した略円柱状の第2孔部39が穿たれている。すなわち、当該円柱の一端部は開口しており、当該円柱の他端部はロッド挿通部31の中空部30と連通している。当該連通部にて、ロッド2の雄螺子部21が第2孔部39内に露出している。以下、実施の形態4において、第1孔部38及び第2孔部39を総称して単に「孔部」ということがある。
スロット状の第1孔部38内に、略板状の固定部材9が挿入されている。すなわち、固定部材9の略全体が第1孔部38内に収容されている。また、固定部材9は、少なくともいずれか片面部に脱落防止用の凸部91を有している。図13及び図14の例では、固定部材9の一部を波状に折り曲げることにより、片面部に凸部91が形成されている。
固定部材9は、第2孔部39内に配置された部位が残余の部位よりもロッド2に近づくように折り曲げられている。固定部材9は、少なくとも、第2孔部39内に配置される部位のうちのロッド2と対向する面部に凹凸面部92が形成されている。図13及び図14の例では、凹凸面部92における凹凸の形状は略三角波状である。
固定部材9のうちの第2孔部39内に配置された部位が残余の部位よりもロッド2に近づくように折り曲げられたことにより、当該残余の部位のうちの凹凸面部92を設けた面部に対する裏面部が第1孔部38の内壁部を押圧する状態となっている。当該押圧に対する反作用により、凹凸面部92が雄螺子部21に圧接しており、凹凸面部92の凹凸と雄螺子部21の螺子山とが咬合している。このようにして、ターボアクチュエータ103の要部が構成されている。
次に、図15〜図17を参照して、ターボアクチュエータ103の要部の組立方法について、固定部材9の折り曲げ方法を中心に説明する。
図15は、固定部材9を折り曲げる前の状態を示している。図15に示す如く、ロッド挿通部31にロッド2の先端部が挿通されており、雄螺子部21と雌螺子部33とが螺合している。図15に示す状態において、ジョイント位置は、ターボアクチュエータ103が搭載される自動車の仕向地における自動車排出ガス規制に応じた位置に調整されている。
また、図15に示す如く、第1孔部38内に固定部材9が挿入されている。このとき、固定部材9の略全体が第1孔部38内に収容されている。また、固定部材9に設けられた凸部91が第1孔部38の内壁部に当接することにより、固定部材9が第1孔部38から脱落するのを防いでいる。固定部材9の折り曲げには、例えば専用工具Cが用いられる。
図16は、固定部材9を折り曲げている途中の状態を示している。図16に示す如く、専用工具Cを第2孔部39に通して、固定部材9をロッド2に向けて押圧する。なお、固定部材9は、専用工具Cを用いた押圧により塑性変形する程度に柔らかい材料を用いるのが好適である。
図17は、固定部材9の折り曲げが完了した状態を示している。専用工具Cによる押圧の結果、固定部材9は、図17に示す如く、第2孔部39内に配置された部位が残余の部位よりもロッド2に近づくように折り曲げられた状態となる。この状態において、凹凸面部92の凹凸は雄螺子部21の螺子山と咬合している。
このようにして、固定部材9の折り曲げが完了する。なお、固定部材9の押圧には、専用工具Cに代えて図示しないプレス機械を用いるものであっても良い。
実施の形態4のターボアクチュエータ103は、固定部材9の略全体が第1孔部38内に収容されており、また固定部材9のうちの第2孔部39内に配置された部位が残余の部位よりもロッド2に近づくように折り曲げられているため、固定部材9を取り外すのが困難である。したがって、ジョイント位置の再調整が困難なターボアクチュエータ103を得ることができる。また、仮に固定部材9を取り外すことなくジョイント位置を無理矢理に再調整した場合、雄螺子部21の螺子山又は凹凸面部92の凹凸のうちの少なくとも一方が損傷する。したがって、再調整の痕跡をロッド2又は固定部材9に明確に残すことができる。
なお、凹凸面部92における凹凸の形状は、雄螺子部21の螺子山と咬合するものであれば良く、略三角波状に限定されるものではない。当該凹凸の形状は、例えば略鋸刃状であっても良い。または、当該凹凸の形状は、実施の形態2の固定部材7における凹凸と同様の形状であっても良い。
また、固定部材9の形状は、図13及び図14に示す如く略板状であれば良く、厳密な板状に限定されるものではない。本願の請求の範囲に記載された「板状」の用語の意義は、厳密な板状に限定されるものではなく、略板状をも包含するものである。同様に、本願の請求の範囲に記載された「三角波状」の用語の意義は、厳密な三角波状に限定されるものではなく、略三角波状をも包含するものである。
そのほか、実施の形態4のターボアクチュエータ103は、実施の形態1にて説明したものと同様の種々の変形例を採用することができる。
以上のように、実施の形態4のターボアクチュエータ103は、アクチュエータ本体1により軸方向に沿って直動自在なロッド2と、ロッド2の先端部が挿通された有底筒状のロッド挿通部31と、ロッド挿通部31の底部に設けられたレバー取付部32とを有するジョイント3と、ロッド挿通部31の側壁部に設けられた孔部38に挿入されており、かつ、先端部の外周部に圧接している固定部材9とを備え、先端部の外周部に設けられた雄螺子部21とロッド挿通部31の内周部に設けられた雌螺子部33とが螺合しており、固定部材9は雄螺子部21に圧接している。これにより、ジョイント位置の再調整を困難にすることができる。
また、孔部38,39は、ロッド2の軸方向に沿うスロット状の第1孔部38と、第1孔部38と連通してロッド挿通部31の側壁部を貫通した第2孔部39とを有し、第1孔部38に挿入された板状の固定部材9のうち、第2孔部39内に配置された部位が雄螺子部21に圧接している。これにより、図13及び図14に例示する構造のターボアクチュエータ103を得ることができる。
また、固定部材9は、第2孔部39内に配置された部位に凹凸面部92を有し、凹凸面部92の凹凸と雄螺子部21の螺子山とが咬合している。これにより、仮にジョイント位置が再調整された場合であっても、再調整の痕跡をロッド2又は固定部材9に明確に残すことができる。
また、固定部材9は、第1孔部38からの脱落防止用の凸部91を有する。これにより、第1孔部38内に固定部材9を挿入した後、専用工具C又はプレス機械などにより固定部材9を折り曲げる前の作業工程において、固定部材9が第1孔部38から脱落するのを防ぐことができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
本発明のターボアクチュエータは、ウェイストゲートバルブの開度制御に用いることができる。
1 アクチュエータ本体、2 ロッド、3 ジョイント、4 ピン、5 レバー、6 固定部材、7 固定部材、8 固定部材、9 固定部材、21 雄螺子部、30 中空部、31 ロッド挿通部、32 レバー取付部、33 雌螺子部、34 貫通孔、35 孔部、36 第1孔部、37 第2孔部、38 第1孔部、39 第2孔部、81 第1脚部、82 第2脚部、83 接続部、91 凸部、92 凹凸面部、100 ターボアクチュエータ、101 ターボアクチュエータ、102 ターボアクチュエータ、103 ターボアクチュエータ。

Claims (8)

  1. アクチュエータ本体により軸方向に沿って直動自在なロッドと、
    前記ロッドの先端部が挿通された有底筒状のロッド挿通部と、前記ロッド挿通部の底部に設けられたレバー取付部とを有するジョイントと、
    前記ロッド挿通部の側壁部に設けられた孔部に挿入されており、かつ、前記先端部の外周部に圧接している固定部材と、を備え、
    前記先端部の外周部に設けられた雄螺子部と前記ロッド挿通部の内周部に設けられた雌螺子部とが螺合し、前記固定部材は前記雄螺子部に圧接しており、前記雄螺子部は、前記固定部材が圧接した部位の螺子山が潰れていることを特徴とするターボアクチュエータ。
  2. 前記固定部材は円盤状であり、前記固定部材の片面部が前記雄螺子部に圧接していることを特徴とする請求項記載のターボアクチュエータ。
  3. アクチュエータ本体により軸方向に沿って直動自在なロッドと、
    前記ロッドの先端部が挿通された有底筒状のロッド挿通部と、前記ロッド挿通部の底部に設けられたレバー取付部とを有するジョイントと、
    前記ロッド挿通部の側壁部に設けられた孔部に挿入されており、かつ、前記先端部の外周部に圧接している固定部材と、を備え、
    前記先端部の外周部に設けられた雄螺子部と前記ロッド挿通部の内周部に設けられた雌螺子部とが螺合し、前記固定部材は前記雄螺子部に圧接しており、
    前記固定部材は凹凸面部を有し、前記凹凸面部の凹凸と前記雄螺子部の螺子山とが咬合しており、
    前記固定部材は円盤状であり、前記固定部材の両面部に前記凹凸面部が形成されていることを特徴とするターボアクチュエータ。
  4. アクチュエータ本体により軸方向に沿って直動自在なロッドと、
    前記ロッドの先端部が挿通された有底筒状のロッド挿通部と、前記ロッド挿通部の底部に設けられたレバー取付部とを有するジョイントと、
    前記ロッド挿通部の側壁部に設けられた孔部に挿入されており、かつ、前記先端部の外周部に圧接している固定部材と、を備え、
    前記先端部の外周部に設けられた雄螺子部と前記ロッド挿通部の内周部に設けられた雌螺子部とが螺合し、前記固定部材は前記雄螺子部に圧接しており、
    前記固定部材はU字状であり、前記固定部材における2本の脚部のうちの互いに対向する面部の各々が前記雄螺子部に圧接していることを特徴とするターボアクチュエータ。
  5. アクチュエータ本体により軸方向に沿って直動自在なロッドと、
    前記ロッドの先端部が挿通された有底筒状のロッド挿通部と、前記ロッド挿通部の底部に設けられたレバー取付部とを有するジョイントと、
    前記ロッド挿通部の側壁部に設けられた孔部に挿入されており、かつ、前記先端部の外周部に圧接している固定部材と、を備え、
    前記先端部の外周部に設けられた雄螺子部と前記ロッド挿通部の内周部に設けられた雌螺子部とが螺合し、前記固定部材は前記雄螺子部に圧接しており、
    前記孔部は、前記ロッドの軸方向に沿うスロット状の第1孔部と、前記第1孔部と連通して前記ロッド挿通部の側壁部を貫通した第2孔部とを有し、
    前記第1孔部に挿入された板状の前記固定部材のうち、前記第2孔部内に配置された部位が前記雄螺子部に圧接していることを特徴とするターボアクチュエータ。
  6. 前記固定部材は、前記第2孔部内に配置された部位に凹凸面部を有し、前記凹凸面部の凹凸と前記雄螺子部の螺子山とが咬合していることを特徴とする請求項記載のターボアクチュエータ。
  7. 前記凹凸面部における前記凹凸は三角波状であることを特徴とする請求項記載のターボアクチュエータ。
  8. 前記固定部材は、前記第1孔部からの脱落防止用の凸部を有することを特徴とする請求項記載のターボアクチュエータ。
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