JP6611128B2 - 搬送台車 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送台車に関する。
特許文献1に、複数の車輪(一対の前車輪および一対の後車輪)の各々に、ギヤモータを連結した4輪駆動の搬送台車が開示されている。
ギヤモータは、モータと減速機構とを連結したものである。この特許文献1で開示されている搬送台車のギヤモータでは、モータに対し、入力軸および出力軸が同軸に配置されたインライン減速機構を2段、直列に連結している。
特開2011−178374号公報(図1、図3)
上記特許文献1において開示されている搬送台車は、荷台の寸法が比較的大きく、そのため、各車輪に設けられたギヤモータ同士は、特に干渉することなく組み込まれていた。しかし、荷台をよりコンパクト化しようとすると、一対の前車輪のギヤモータ同士、一対の後車輪のギヤモータ同士、車体左側の前車輪および後車輪のギヤモータ同士、あるいは車体右側の前車輪および後車輪のギヤモータ同士において、寸法上の干渉が発生することがあるという問題があった。
本発明は、このような従来の問題を解消するためになされたものであって、各車輪のギヤモータ同士の干渉を回避しつつ、搬送台車をよりコンパクト化することをその課題としている。
本発明は、一対の前車輪と、一対の後車輪と、前記前車輪の各々および前記後車輪の各々に連結されたギヤモータと、を備えた搬送台車であって、前記ギヤモータは、モータの出力軸に連結される直交軸減速機構と、該直交軸減速機構の後段に設けられた平行軸減速機構と、を備え、前記平行軸減速機構の出力軸が、前記車輪に連結され、前記直交軸減速機構と前記平行軸減速機構が、車軸方向から見たときに重なり、前記車輪の径方向外側を覆うカバー部材を備え、前記モータが、前記車輪の車軸から該モータの出力軸の軸方向に見て前記カバー部材、前記モータの順で前記カバー部材と重なる構成とすることにより、上記課題を解決したものである。
本発明においては、モータの出力軸は、直交軸減速機構が直結される。そして、該直交軸減速機構の後段に平行軸減速機構が設けられる。各車輪には、平行軸減速機構の出力軸が連結される。そして、この直交軸減速機構と平行軸減速機構とが車軸方向から見たときに重なるような配置とする。
これにより、車軸方向および車軸と直交する方向(搬送台車の前後方向)の両方においてギヤモータ同士の干渉を有効に回避することができる。
本発明によれば、各車輪のギヤモータ同士の干渉を回避しつつ、搬送台車をよりコンパクト化することができる。
本発明の実施形態の一例に係る搬送台車の全体概略平面図 図1の搬送台車において、各車輪に組み込まれたギヤモータの平断面図 図2の矢視III−III線に沿う断面図 本発明の実施形態の一例に係る搬送台車におけるギヤモータの図2相当の平断面図
以下、図面に基づいて本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例に係る搬送台車の全体概略平面図、図2は、当該搬送台車において、右後車輪に組み込まれたギヤモータの平断面図、図3は、図2の矢視III−III線に沿う断面図である。
概略を説明すると、この搬送台車10は、4つの車輪12(一対の前車輪12A、12Bおよび一対の後車輪12C、12D)と、各車輪12に連結されたギヤモータ14と、を備える。すなわち、搬送台車10は、4つの車輪12の全てが駆動される4輪駆動の搬送台車である。
各ギヤモータ14は、同一の構造で構成されている。ギヤモータ14は、モータ16と、該モータ16のモータ軸(モータの出力軸:図2参照)17に連結される直交軸減速機構20と、該直交軸減速機構20の後段に設けられた平行軸減速機構30と、を備える。
そして、本搬送台車10は、各平行軸減速機構30の出力軸(後述する第2平行出力軸68)が、それぞれ車輪12に連結されており、かつ、直交軸減速機構20と平行軸減速機構30は、車軸方向X12から見たときに、(少なくとも一部が)重なっている。
以下、詳述する。
搬送台車10のギヤモータ14は、車輪12の駆動源となるモータ16を備える。モータ16のモータケーシング18は、ほぼ円筒状の本体ケース部18Aと、該本体ケース部18Aの出力側に、該本体ケース部18Aから連続して同軸に形成された小径ケース部18Bとを有している。モータ16のモータ軸17は、小径ケース部18Bの径方向中央から突出している。
小径ケース部18Bの外径d18Bは、本体ケース部18Aの外径d18Aよりも小さく、小径ケース部18Bの径方向外側には、モータ軸17の軸方向から見て本体ケース部18Aと重なる外側空間S18Bがある。
搬送台車10のギヤモータ14は、モータ16のモータ軸17に連結される直交軸減速機構20を備える。モータ軸17は、直交軸減速機構20の入力軸(直交入力軸22)を兼ねている(モータ軸17=直交入力軸22)。
ギヤモータ14の直交軸減速機構20は、ベベルピニオン24および該ベベルピニオン24と噛合するベベルギヤ26を備える。
直交軸減速機構20のベベルピニオン24は、直交軸減速機構20の入力軸である直交入力軸22(=モータ軸17)に第1キー25を介して連結されている。なお、ベベルピニオン24は、直交入力軸22に直接形成されていてもよい。
直交軸減速機構20のベベルギヤ26は、直交軸減速機構20の出力軸である直交出力軸28に第2キー27を介して連結されている。
なお、ここで、「直交軸減速機構」とは、「入力軸の軸心と出力軸の軸心とが互いに直角の方向に延在されている減速機構」を意味している。このような減速機構の中には、入力軸の軸心と出力軸の軸心が、共通の平面上で交わる減速機構と、共通の平面上で交わらない減速機構とがある。
入力軸の軸心と出力軸の軸心が、共通の平面上で交わる減速機構としては、例えば、(この図1〜図3の構成例で採用されている)ベベルピニオンおよびベベルギヤによる減速機構がある。入力軸の軸心と出力軸の軸心が、共通の平面上で交わらない減速機構としては、例えば、ハイポイドピニオンおよびハイポイドギヤによる減速機構、あるいはウォームおよびウォームギヤによる減速機構がある。本発明における直交軸減速機構は、その両方の概念の減速機構を含む。
このギヤモータ14の直交軸減速機構20は、ベベルピニオン24およびベベルギヤ26を備えた構成とされているため、直交軸減速機構20の直交入力軸22の軸心C22と直交出力軸28の軸心C28は、互いに直角の方向に延在されており、かつ共通の平面上(図2の紙面に相当する平面上)で交わっている。
搬送台車10のギヤモータ14は、直交軸減速機構20の後段に平行軸減速機構30を備える。
ここで、「平行軸減速機構」とは、「入力軸の軸心と出力軸の軸心が平行に延在されている減速機構」を指している。なお、ここでの「平行」の概念には、同軸の概念が含まれる。
より具体的には、本発明における「平行軸減速機構」は、必ずしも1段の減速段で構成されている必要はなく、2段以上の複数の減速段で構成されていてもよい。また、複数の減速段を備える場合、それぞれの減速段は、必ずしも同一種類の歯車列で構成されている必要はない。例えば、スパーピニオンおよびスパーギヤによる減速段、単純遊星歯車機構による減速段、あるいは偏心揺動型の遊星歯車機構による減速段等の異なる種類の歯車列の減速段が混在する構成とされていてもよい。
本搬送台車10のギヤモータ14の平行軸減速機構30は、ヘリカルピニオン34およびヘリカルギヤ36の歯車列を有する第1減速段31と、偏心揺動型の遊星歯車機構の歯車列を有する第2減速段32とを備えている。直交軸減速機構20の直交出力軸28は、平行軸減速機構30の第1減速段31の入力軸である第1平行入力軸38を兼ねている(直交出力軸28=第1平行入力軸38)。
平行軸減速機構30は、当該平行軸減速機構30の入力軸に相当する第1平行入力軸38の軸心C38と、当該平行軸減速機構30の出力軸に相当する第2平行出力軸(後述する内歯歯車66の本体)68の軸心C68が平行に延在されている。平行軸減速機構30は、第1平行入力軸38と、第2平行出力軸68との間に、当該第1平行入力軸38および第2平行出力軸68と平行でない回転軸を有さない。
平行軸減速機構30の第1減速段31は、ヘリカルピニオン34およびヘリカルギヤ36を備える。
第1減速段31のヘリカルピニオン34は、第1平行入力軸38に直切り形成されている。なお、ヘリカルピニオン34は、第1平行入力軸38に直切り形成されるのではなく、キー等によって第1平行入力軸38に連結された構成であってもよい。
第1減速段31のヘリカルギヤ36は、該第1減速段31の出力軸である第1平行出力軸40に、第3キー42を介して連結されている。第1平行出力軸40は、第1中空部40Aを有するホロー軸で構成されている。
平行軸減速機構30の第1減速段31と第2減速段32は、連結機構44を介して連結されている。連結機構44は、中実軸46と連結継手48を備える。
具体的には、中実軸46は、第1減速段31の第1平行出力軸40の第1中空部40Aに挿入され、第4キー50を介して該第1平行出力軸40と連結されている。中実軸46は、第1平行出力軸40から突出している小径部46Aを有している。連結継手48は、当該中実軸46の小径部46Aおよび第2減速段32の入力軸である第2平行入力軸52の両方に外嵌され、それぞれ第5キー54および第6キー56を介して、該小径部46Aと第2平行入力軸52とを連結している。
平行軸減速機構30の第2減速段32は、偏心揺動型減速機構で構成されている。第2減速段32は、第2平行入力軸52と第2平行出力軸(後述する内歯歯車66の本体)68とを備える。前述したように、第2平行出力軸68は、平行軸減速機構30の出力軸に相当している。第2平行出力軸68に車輪12が連結されている。
具体的には、第2減速段32の第2平行入力軸52には、第7キー58を介して偏心体60が連結されている。偏心体60は、外周に第2平行入力軸52の軸心に対して偏心している2つの偏心部60A、60Bを有している。2つの偏心部60A、60Bの偏心位相は180度である(互いに離反する方向に偏心している)。
各偏心部60A、60Bには、ころ軸受62A、62Bを介してそれぞれ外歯歯車64A、64Bが揺動自在に組み込まれている。外歯歯車64A、64Bは、内歯歯車66に内接噛合している。
内歯歯車66は、内歯歯車66の本体を構成している第2平行出力軸68と、該第2平行出力軸68に支持された支持ピン70と、該支持ピン70に回転自在に組み込まれ、内歯歯車66の内歯を構成する内歯ローラ72を備えている。
内歯歯車66の内歯の数(内歯ローラ72の本数)は、外歯歯車64A、64Bの外歯の数よりも僅かだけ(この例では1だけ)多い。第2平行出力軸68は、車輪12、および該車輪12と一体的に回転する車輪プレート74に、車輪ボルト76を介して連結されている。
一方、外歯歯車64A、64Bには、軸心からオフセットした位置に貫通孔64A1、64B1が形成されており、該貫通孔64A1、64B1をピン部材78が貫通している。
ピン部材78の外周には、摺動促進部材79が外嵌されている。摺動促進部材79と貫通孔64A1、64B1との間には、偏心部60A、60Bの偏心量の2倍に相当する隙間が確保されている。ピン部材78は、外歯歯車64A、64Bの軸方向反負荷側(車軸方向X12の車体内側:図2の左側)に配置されたキャリヤ80に圧入されている。キャリヤ80は、キャリヤボルト82を介して車輪カバー部材84と連結されている。
車輪カバー部材84は、カバー本体86と、該カバー本体86と連結される閉塞プレート88とを備え、車輪12の径方向外側を含んで、該車輪12のほぼ全周囲を覆っている。
より具体的には、車輪カバー部材84のカバー本体86は、中央支持部86A、内側カバー部86B、および径方向カバー部86Cを有する。
カバー本体86の中央支持部86Aは、キャリヤ80とキャリヤボルト82を介して連結されると共に、連結継手48の径方向外側かつ車輪12の径方向内側であって、該車輪12の車軸方向X12の車体内側半分に相当する位置に配置されている。
カバー本体86の内側カバー部86Bは、中央支持部86Aの車軸方向X12の車体内側端部から連続して径方向外側に延在され、車輪12の車体内側端面12Gを覆っている。
カバー本体86の径方向カバー部86Cは、内側カバー部86Bの径方向外側端部から車軸方向X12に延在され、車輪12の径方向外側を覆っている。
車輪カバー部材84の閉塞プレート88は、カバー本体86とは別部材で構成されている。閉塞プレート88は、カバー本体86の径方向カバー部86Cの車体外側端部の開口86C1を閉塞し、車輪プレート74を含め、車輪12の車体外側端面12Fを覆っている。閉塞プレート88には、径方向中央にリング状の突起部88Aが形成されている。
車輪カバー部材84のカバー本体86および閉塞プレート88は、車輪12が地面G(図3参照)に接地できるように、車輪12の接地部G12の近傍に、周方向の一部を切り欠いた切欠部86S、88Sを有している。車輪12は、該切欠部86S、88Sから露出した接地部G12の部分で地面Gに接地している。
車輪カバー部材84は、このような構成のカバー本体86と閉塞プレート88を有し、車輪12の接地部G12の近傍の切欠部86S、88Sを除いて、該車輪12のほぼ全周囲を覆っている。車輪カバー部材84は、カバー本体86の径方向カバー部86Cの部分において搬送台車10の荷台11の下部に、車輪12の車軸方向X12中央を通る鉛直線V12を回動中心として(図示せぬモータによって)水平回動可能に据え付けられている。したがって、車輪12は、車輪カバー部材84と一体化されているモータ16を含めて、前記鉛直線V12を回動中心として回動可能(操舵可能)である。
なお、車輪カバー部材84のカバー本体86の内側カバー部86Bには、リング状の連結プレート90がカバーボルト93を介して連結されている。このリング状の連結プレート90に、直交軸減速機構20および平行軸減速機構30の第1減速段31を収容する中間ケーシング89が固定され、さらに、該中間ケーシング89にモータ16のモータケーシング18が連結されている。
既に述べたように、本搬送台車10においては、平行軸減速機構30の第2減速段32のキャリヤ80は、キャリヤボルト82によって車輪カバー部材84と一体化されている。車輪12は、車輪ボルト76によって車輪プレート74と共に平行軸減速機構30の第2減速段32の第2平行出力軸(内歯歯車66の本体)68と一体化されている。一体化された車輪12、第2平行出力軸68、および車輪プレート74は、内側車輪軸受91および外側車輪軸受92を介してキャリヤ80と一体化された車輪カバー部材84に対して相対回転する。
より具体的には、車輪12は、車軸方向X12に連続的に貫通する車輪外側中空部12Qおよび車輪内側中空部12Pを有している。車輪外側中空部12Qに平行軸減速機構30の第2減速段32の第2平行出力軸(内歯歯車66の本体)68が収容されている。
また、車輪内側中空部12Pに第2減速段32のキャリヤ80、および該キャリヤ80と一体化された車輪カバー部材84の中央支持部86Aが収容されている。車輪カバー部材84の中央支持部86Aの外周と車輪内側中空部12Pとの間に、前記内側車輪軸受91が配置されている。
なお、車輪内側中空部12Pとキャリヤ80の外周との間に、オイルシール81が配置されている。
一方、車輪プレート74は、径方向中央部に車体外側に突出する凸部74Aを有する円板状の部材で構成されている。そして、車輪カバー部材84の閉塞プレート88の突起部88Aの内周と当該車輪プレート74の凸部74Aの外周との間に、前記外側車輪軸受92が配置されている。
なお、この車輪プレート74の凸部74Aの内周と第2減速段32の第2平行入力軸52の外周との間に、入力軸外側軸受94が配置されている。また、キャリヤ80の内周と第2平行入力軸52の外周との間に入力軸内側軸受95が配置されている。第2減速段32の第2平行入力軸52は、当該入力軸外側軸受94および入力軸内側軸受95によって回転自在に支持されている。
ここで、本搬送台車10のギヤモータ14においては、その直交軸減速機構20と平行軸減速機構30は、車軸方向X12から見たときに重なっている。
「直交軸減速機構と平行軸減速機構は、車軸方向から見たときに重なっている」とは、「直交軸減速機構の出力軸に組み込まれた出力歯車と、平行軸減速機構の最終段の出力軸に組み込まれている出力歯車の少なくとも一部が、車軸方向から見たときに重なっている」ことを意味している。
具体的には、この搬送台車10においては、直交軸減速機構20の直交出力軸28に組み込まれている(出力歯車である)ベベルギヤ26は、平行軸減速機構30の(最終段である)第2減速段32の第2平行出力軸(内歯歯車66の本体)68に組み込まれている内歯歯車(出力歯車)66と、車軸方向X12から見たときに、S(26−66)だけ重なっている。
前述したように、この搬送台車10では、平行軸減速機構30の第2減速段32の内歯歯車66は、車輪12の径方向内側に収容されている。換言するならば、この搬送台車10は、平行軸減速機構30の少なくとも一部が、車輪12の径方向内側に配置されている、と捉えることができる。
また、本搬送台車10のモータケーシング18は、小径ケース部18Bの径方向外側に、モータ軸17の軸方向から見たときに本体ケース部18Aと重なる外側空間S18Bを有している。本搬送台車10では、平行軸減速機構30にヘリカルピニオン34およびヘリカルギヤ36による第1減速段31を組み込み、この外側空間S18Bに車輪カバー部材84の一部を重ねている。つまり、モータ16を、該モータ16の軸方向から見て(車輪12の径方向外側を覆っている)車輪カバー部材84とS(18−84)だけ重ねるように構成している。
本搬送台車10では、モータケーシング18は、さらに、モータ16のモータ軸17の軸方向から見て車輪12ともS(18−12)だけ重なっている。
次に、この搬送台車10の作用を説明する。先ず、該搬送台車10のギヤモータ14の動力伝達に関する作用から説明する。
モータ16のモータ軸17が回転すると、該モータ軸17に第1キー25を介して連結されている直交軸減速機構20のベベルピニオン24が回転する。これにより、該ベベルピニオン24と噛合しているベベルギヤ26が回転する。
ベベルギヤ26の回転は、該ベベルギヤ26が固定されている直交出力軸28(平行軸減速機構30の第1平行入力軸38)の回転を介して、該直交軸減速機構20の後段に設けられた平行軸減速機構30の第1減速段31のヘリカルピニオン34に伝達される。ヘリカルピニオン34が回転すると、該ヘリカルピニオン34と噛合しているヘリカルギヤ36が回転する。これにより、ヘリカルギヤ36が固定されている第1平行出力軸40が回転し、さらに、中実軸46および連結継手48を介して平行軸減速機構30の第2減速段32の第2平行入力軸52が回転する。
第2平行入力軸52が回転すると、偏心体60の偏心部60A、60Bの偏心回転によりころ軸受62A、62Bを介して外歯歯車64A、64Bが揺動する。外歯歯車64A、64Bは、内歯歯車66に内接噛合しており、かつ、外歯歯車64A、64Bの自転は、キャリヤ80に固定されたピン部材78によって拘束されている。
このため、内歯歯車66の本体で構成されている第2平行出力軸68が外歯歯車64A、64Bとの歯数差分(1歯分)回転する現象が発生する。第2平行出力軸68が回転することによって、該第2平行出力軸68と車輪ボルト76を介して一体化されている車輪12が回転し、搬送台車10を走行させることができる。
車輪12は、車輪プレート74と共に内側車輪軸受91および外側車輪軸受92によってキャリヤ80と一体化された車輪カバー部材84に支持されている。車輪カバー部材84は、車輪12の車軸方向X12の中央を通る鉛直線V12を回動中心として搬送台車10の荷台11の下部に回動自在に据え付けられている。そのため、車輪カバー部材84を鉛直線V12の周りで回動させることにより、(車輪カバー部材84と一体化されているモータ16を含めて)車輪12を回動(操舵)することができる。
ここで、例えば、特許文献1に記載されているギヤモータのように、同軸型の平行軸減速機構のみで構築した場合、一対の前車輪のギヤモータ同士および一対の後車輪のギヤモータ同士がモータ軸を車軸方向に向けて並ぶことになるため、搬送台車の車軸方向長さのコンパクト化が阻害される要因となる。この事情は、ギヤモータを非同軸型の平行軸減速機構で構築した場合も同様である。
一方、ギヤモータに直交軸減速機構を組み込むようにすると、ギヤモータ同士をモータ軸を車軸方向と直角の方向(搬送台車の前後方向)に向けて並べることができるようになるため、車軸方向におけるギヤモータ同士の干渉の問題は、解消され得る。
しかし、この場合においても、例えば、モータのモータ軸に、先ず平行軸減速機構を連結し、その後段に直交軸減速機構を組み込むようにすると、直交軸減速機構および平行軸減速機構の両方の減速機構の大半を車輪の軸方向外側に配置せざるを得なくなり、結果として、今度は、搬送台車の前後方向長さのコンパクト化が阻害される要因となってしまう。
これに対し、本搬送台車10では、以下のような作用により、搬送台車10のコンパクト化が図れる。
先ず、モータ16のモータ軸17に、直交軸減速機構20が連結されている。このため、(モータ軸17の軸方向に大きな長さを有する)モータ16を、モータ軸17を搬送台車10の前後方向に向けて配置することが可能となる。これにより、搬送台車10の車輪12間の車軸方向長さをコンパクト化することができる。
さらに、本搬送台車10においては、直交軸減速機構20の後段に平行軸減速機構30が連結され、平行軸減速機構30の出力軸(第2平行出力軸68)がそれぞれ車輪12に連結されている。平行軸減速機構30は、構造上、その一部または全部を車輪12の径方向内側に収容することが比較的容易であり、その分、搬送台車10の具体的な車軸方向長さ、および前後方向長さに応じてより柔軟な設計で搬送台車10をコンパクト化することができる。
具体的には、本搬送台車10においては、直交軸減速機構20の直交出力軸28に組み込まれているベベルギヤ26は、平行軸減速機構30の第2減速段32の第2平行出力軸(内歯歯車66の本体)68に組み込まれている内歯歯車66(出力歯車)と、車軸方向X12から見たときに、S(26−66)だけ重なっている。つまり、直交軸減速機構20と平行軸減速機構30は、車軸方向X12から見たときに重なっている。このため、重なっている分、搬送台車10の前後方向長さをよりコンパクト化することができる。
また、本搬送台車10においては、平行軸減速機構30の第2減速段32の内歯歯車66は、その全体が車輪12の径方向内側に収容されている。つまり、平行軸減速機構30の少なくとも一部が、車輪12の径方向内側に配置されている。この構造は、搬送台車10の車軸方向長さのコンパクト化に寄与している。
また、本搬送台車10のモータケーシング18は、小径ケース部18Bの径方向外側に、モータ軸17の軸方向から見たときに本体ケース部18Aと重なる外側空間S18Bを有している。本搬送台車10では、平行軸減速機構30にヘリカルピニオン34およびヘリカルギヤ36による第1減速段31を組み込み、本体ケース部18Aが(車輪12の径方向外側を覆っている)車輪カバー部材84と干渉するのを回避し、この外側空間S18Bの部分に該車輪カバー部材84の一部を配置している。つまり、該モータ16の軸方向から見て、モータ16を車輪カバー部材84とS(18−84)だけ重ねるように構成している。
さらには、モータ16が、モータ16の軸方向から見て、車輪12ともS(18−12)だけ重なるように配置している。これにより、この重なった分、搬送台車10の車軸方向X12において、モータ16をより車輪12に近づけた位置に配置することができ、搬送台車10の車軸方向長さのコンパクト化をより高度に実現することができる。
図4に、本発明の他の実施形態の一例に係る搬送台車110を示す。
この搬送台車110は、ギヤモータ114の減速機構を、直交軸減速機構120と、1段のみの平行軸減速機構130とで構成している。つまり、平行軸減速機構130は、先の実施形態における第1減速段31を有していない。
この搬送台車110では、直交軸減速機構120の出力軸である直交出力軸140と平行軸減速機構130の出力軸である平行出力軸168とが同軸に配置されている。
さらに、この搬送台車110では、直交軸減速機構120の全体(ベベルピニオン124およびベベルギヤ126の全体)が、車軸方向X12から見たときに、車輪12の範囲内に収められている。
これにより、特に搬送台車110の前後方向長さのコンパクト化が実現できる。
また、この搬送台車110においては、平行軸減速機構130は、該平行軸減速機構130の入力軸である平行入力軸(=直交出力軸)140と出力軸である平行出力軸168が同軸に配置されるインライン減速機構とされている。
これにより、平行軸減速機構130の一部または全部を車輪12の径方向内側に配置するのが容易となり、搬送台車110の車軸方向長さのコンパクト化が可能である。この図4の構成例に係る搬送台車110は、特に、前後方向長さをコンパクト化したい場合に有効である。
その他の構成については、先の実施形態とほぼ同様であるため、図中で同一または類似する機能を有する部材に同一の符号を付すに止め、重複説明を省略する。
なお、上記実施形態では、直交軸減速機構の直交入力軸は、モータ軸と兼用とされていたが、直交軸減速機構の入力軸は、モータ軸とは別の部材によって構成されていてもよい(例えば、モータ軸と継手等によって連結される構成であってもよい)。
また、上記実施形態では、直交軸減速機構として、出力軸の軸心が入力軸の軸心と共通の平面上で交わるベベルピニオンおよびべべルギヤによる減速機構が採用されていた。しかし、前述したように本発明の直交軸減速機構には、出力軸の軸心が入力軸の軸心と共通の平面上では交わらない(軸心がずれている)減速機構が含まれる。このような軸心がずれている直交軸減速機構は、例えば、モータの軸心を地面と平行に維持しつつ、モータの地上高を調整したい場合に、有効な手段となり得る。
10…搬送台車
12…車輪
12A、12B…一対の前車輪
12C、12D…一対の後車輪
14…ギヤモータ
16…モータ
17…モータ軸(モータの出力軸)
20…直交軸減速機構
30…平行軸減速機構
68…第2平行出力軸(平行軸減速機構の出力軸)
X12…車軸方向

Claims (6)

  1. 一対の前車輪と、一対の後車輪と、前記前車輪の各々および前記後車輪の各々に連結されたギヤモータと、を備えた搬送台車であって、
    前記ギヤモータは、モータの出力軸に連結される直交軸減速機構と、該直交軸減速機構の後段に設けられた平行軸減速機構と、を備え、
    前記平行軸減速機構の出力軸が、前記車輪に連結され、
    前記直交軸減速機構と前記平行軸減速機構が、車軸方向から見たときに重なり、
    前記車輪の径方向外側を覆うカバー部材を備え、
    前記モータが、前記車輪の車軸から該モータの出力軸の軸方向に見て前記カバー部材、前記モータの順で前記カバー部材と重なる
    ことを特徴とする搬送台車。
  2. 請求項1において、
    前記平行軸減速機構の少なくとも一部が、前記車輪の径方向内側に配置される
    ことを特徴とする搬送台車。
  3. 請求項1または2において、
    前記直交軸減速機構の出力軸と前記平行軸減速機構の出力軸とが同軸に配置される
    ことを特徴とする搬送台車。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記直交軸減速機構の全体が、車軸方向から見たときに、前記車輪の範囲内に収まっている
    ことを特徴とする搬送台車。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記車輪と前記モータが、該モータの出力軸の軸方向から見て重なる
    ことを特徴とする搬送台車。
  6. 請求項1〜のいずれかにおいて、
    前記平行軸減速機構は、該平行軸減速機構の入力軸と出力軸が同軸に配置されるインライン減速機構である
    ことを特徴とする搬送台車。
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