JP6610187B2 - 通信端末、通信システム、通信制御方法、及びプログラム - Google Patents

通信端末、通信システム、通信制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信端末、通信システム、通信制御方法、及びプログラムに関する。
近年、当事者の移動の経費や時間を削減する要請等に伴い、インターネットや専用線等の通信ネットワークを介して通話や会議等を行う通信システムが普及している。このような通信システムでは、通信端末間で通信を開始すると、画像データ及び音データ等のコンテンツデータの送受信が行われ、当事者間のコミュニケーションを実現する。
特許文献1には、リアルタイムビデオストリーミングシステムにおいて、視聴者によって選択されたビュー、または興味のあるビューに対して、より多くの画素、より高いフレームレート、およびより良い解像度に対応できるより大きい帯域幅を割り当てることが開示されている。
しかしながら、特定のコンテンツデータの受信に対して広帯域が設定されると、通信ネットワークに負荷が掛かり、通信端末による他のコンテンツデータの受信に影響が生じるという課題が生じる。
請求項1に係る発明の制御システムは、通信端末であって、符号化されたコンテンツデータを受信する受信手段と、受信する各コンテンツデータに対して、復号化に用いられる属性に基づいて前記コンテンツデータの受信に利用される必要帯域を決定する決定手段と、受信する各コンテンツデータに対して、前記コンテンツデータの受信に利用される必要帯域の第1の設定値及び第2の設定値を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた前記第1の設定値が前記決定手段によって決定された第1の必要帯域を超える第1のコンテンツデータの帯域の設定値を前記第1の必要帯域に変更する一方で、前記受付手段によって受け付けられた前記第2の設定値が前記決定手段によって決定された第2の必要帯域に満たない第2のコンテンツデータの前記第2の設定値に、前記第1の設定値と前記第1の必要帯域との差分を加算して、前記第2のコンテンツデータの帯域の設定値とする制御手段と、を有することを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、特定のコンテンツデータに対して広帯域が設定されるときに、通信端末による他のコンテンツデータの受信に影響が生じることを軽減できるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る通信システムの概略図である。 一実施形態に係る端末のハードウェア構成図である。 一実施形態に係る管理システムのハードウェア構成図である。 一実施形態に係る端末、及び管理システムの各機能ブロック図である。 端末又は管理システムが管理する各管理テーブルを示す概念図である。 端末間の通信を開始する処理の一例を示したシーケンス図である。 端末間の通信状況の一例を示す概念図である。 受信するコンテンツデータの品質を制御する処理の一例を示したシーケンス図である。 ディスプレイの表示例である。 ディスプレイの表示例である。 ディスプレイの表示例である。 ディスプレイの表示例である。 帯域を適正化する処理を示すフロー図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
<<通信システムの概略>>
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの概略図である。図1に示されているように、通信システム1は、通信端末10、及び管理システム50によって構築されている。以下、通信端末10を単に端末10と記載する。
端末10は、他の端末10や管理システム50との間で、コンテンツデータの一例として画像データ及び音データ等の送信による通信を行う。端末10は、汎用端末であっても、専用端末であっても良い。端末10は、例えば、テレビ会議端末、電子黒板、電子看板、電話端末、タブレット、スマートフォン、カメラ、PC(personal computer)等であっても良い。
管理システム50は、端末10間の通信を管理する。例えば、管理システム50は、端末10間の通信を確立するための呼制御を行う。また、例えば、管理システム50は、一方の端末10から送られてきたコンテンツデータを他方の端末10へ送信することにより端末10間でコンテンツデータを中継する。
図1では、説明を簡単にするために、管理システム50が一つの装置である場合について説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されない。管理システム50は、例えば、呼制御の機能と、コンテンツデータの中継の機能をそれぞれ別の装置に割り当てることにより、複数の装置により構築されていても良い。また、図1では、説明を簡単にするために、通信システム1において、2つの端末10が設けられている場合について説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されない。通信システム1に設けられる端末10は、3つ以上であっても良い。また、各端末10は、すべてテレビ会議端末である場合のようにそれぞれ同種であっても、テレビ会議端末、及びPCが含まれる場合のように異種であっても良い。また、管理システム50を介さずに端末10間で直接コンテンツデータを送信してもよい。さらに、コンテンツデータの中継の機能をいずれかの端末10が備えていてもよい。
<<ハードウェア構成>>
次に、通信システム1を構成する各装置のハードウェア構成を説明する。
図2は、一実施形態に係る端末10のハードウェア構成図である。なお、端末10のハードウェア構成は図2の構成に限定されない。例えば、端末10には、図2に記載されていない構成が含まれていても、図2に記載の構成の一部が含まれていなくても良い。また、図2に記載の構成の一部は端末10に接続可能な外部装置等であっても良い。
図2に示されているように、本実施形態の端末10は、端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、端末10の各種端末用のプログラム、画像データ、及び音データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリやICカード(Integrated Circuit Card)等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアI/F107、宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン108、端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F(Interface)111を備えている。
また、端末10は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音を入力する内蔵型のマイク114、音を出力する内蔵型のスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音信号の入出力を処理する音入出力I/F116、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ120に画像データを伝送するディスプレイI/F117、各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118、端末10の各種機能の異常を知らせるアラームランプ119、及び上記各構成要素を図2に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。
ディスプレイ120は、被写体の画像や操作部等を表示する液晶や有機EL(Organic Electroluminescence)によって構成された表示部である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F118には、筐体1100の接続口1132に差し込まれたUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ電気的に接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
なお、記録メディア106は、端末10に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
図3は、一実施形態に係る管理システム50のハードウェア構成図である。管理システム50は、管理システム50全体の動作を制御するCPU501、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM502、CPU501のワークエリアとして使用されるRAM503、管理システム50用のプログラム等の各種データを記憶するHD504、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)505、フラッシュメモリ等の記録メディア506に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ507、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ508、通信ネットワーク2を利用してデータ通信するためのネットワークI/F509、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード511、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス512、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ514、及び、上記各構成要素を図3に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン510を備えている。
<<機能構成>>
次に、本実施形態の機能構成について説明する。図4は、一実施形態に係る通信システム1を構成する端末10、及び管理システム50の機能ブロック図である。図4では、端末10、及び管理システム50が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。
<端末の機能構成>
端末10の各機能部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、フラッシュメモリ104からRAM103上に展開されたプログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される。また、端末10は、図2に示されているROM102、RAM103、フラッシュメモリ104によって構築される記憶部1000を有している。
(帯域管理テーブル)
図5(A)は帯域管理テーブルを示す概念図である。記憶部1000には、帯域管理テーブルによって帯域管理DB1001が構築される。帯域管理テーブルでは、端末10間のセッションで送信されるコンテンツデータのデータIDと、コンテンツデータの送信元の端末10のIPアドレスと、解像度、フレームレート、又はサンプリング周波数等のコンテンツデータの品質を示す情報と、コンテンツデータの受信に利用される帯域の設定値と、圧縮されていない上記品質のコンテンツデータを受信するために必要な必要帯域と、が関連付けられて管理されている。また、帯域管理テーブルでは、このテーブルで管理されるすべてのコンテンツデータの受信に利用可能な通信ネットワーク2の可用帯域を管理する。なお、データID「V001,V002,V003」はそれぞれ、端末(10a,10b,10c)が送信する映像データを示す。データID「A001,A002,A003」はそれぞれ、端末(10a,10b,10c)が送信する音データを示す。データID「D002」はそれぞれ、端末10bが送信する共有画像の画像データを示す。
(端末の各機能構成)
次に、図2及び図4を用いて、端末10の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、端末10の各機能構成を説明するにあたって、図2に示されている各構成要素のうち、端末10の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部11は、CPU101からの命令、及びネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して、相手側の端末、各装置又はシステム等と各種データ(または情報)の送受信を行う。
操作入力受付部12は、CPU101からの命令、並びに操作ボタン108及び電源スイッチ109によって実現され、ユーザによる各種入力を受け付けたり、ユーザによる各種選択を受け付けたりする。
出力制御部13は、CPU101からの命令、及びディスプレイI/F117によって実現され、通話する際に相手側から送られてきた画像データ及び映像データ等のコンテンツデータをディスプレイ120に出力するための制御を行う。出力制御部13は、CPU101からの命令、及び音入出力I/F116によって実現され、通話する際に相手側から送られてきた音データをスピーカ115から出力するための制御を行う。
帯域管理部14は、CPU101からの命令によって実現され、各コンテンツデータを端末10が受信するときに利用される帯域を管理する。
復号化部15は、CPU101からの命令によって実現され、送受信部11が受信した符号化されたコンテンツデータを復号化する。
記憶・読出部19は、CPU101からの命令及びSSD105によって実現され、又はCPU101からの命令によって実現され、記憶部1000に各種データを記憶したり、記憶部1000に記憶された各種データを抽出したりする処理を行う。
<管理システムの機能構成>
管理システム50の各機能部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された管理システム50用のプログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される。また、管理システム50は、HD504により構築される記憶部5000を有している。
(セッション管理テーブル)
図5(B)はセッション管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、セッション管理テーブルによってセッション管理DB5001が構築される。セッション管理テーブルでは、端末10間でコンテンツデータを送信するためのセッションのセッションID毎、及びこのセッションに参加する参加端末のIPアドレスが関連付けられて管理されている。
(拠点別帯域管理テーブル)
図5(D)は拠点別帯域管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、拠点別帯域管理テーブルによって拠点別帯域管理DB5002が構築される。拠点別帯域管理テーブルでは、コンテンツデータのデータID、コンテンツデータの中継先の端末10のIPアドレス、コンテンツデータの送信元の端末10のIPアドレス、解像度、フレームレート、又はサンプリング周波数等のコンテンツデータの品質を示す情報、並びにコンテンツデータの送信に利用する帯域の設定値が関連付けられて管理される。
(管理システムの各機能構成)
次に、管理システム50の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、管理システム50の各機能構成を説明するにあたって、図3に示されている各構成要素のうち、管理システム50の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部51は、CPU501からの命令、及びネットワークI/F509によって実現され、通信ネットワーク2を介して各端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
品質管理部53は、CPU501からの命令によって実現され、各中継先の端末10へ送信されるコンテンツデータの品質を管理する。
記憶・読出部59は、CPU501からの命令及びHDD505によって実現され、又はCPU501からの命令によって実現され、記憶部5000に各種データを記憶したり、記憶部5000に記憶された各種データを抽出したりする処理を行う。
<<処理または動作>>
続いて、通信システム1を構成する端末10、及び管理システム50の処理または動作について説明する。まずは、図6を用いて、端末10のうち端末(10a,10b,10c)間の通信を開始する処理について説明する。図6は、端末10間の通信を開始する処理の一例を示したシーケンス図である。以下、端末10aのIPアドレスは「2.0.0.1」、端末10bのIPアドレスは「2.0.0.2」、端末10cのIPアドレスは「2.0.0.3」であるものとして説明する。
端末10aの操作入力受付部12は、ユーザによるセッションIDの入力を受け付ける(ステップS21)。なお、入力されるセッションIDは、例えば、共通のセッションに参加する各端末10のユーザへ任意の方法により予め通知されるものである。
端末10aの送受信部11は、入力されたセッションID及び開始要求元の端末10のIPアドレスを含む通信の開始要求を管理システム50へ送信する(ステップS22)。
管理システム50の送受信部51は、端末10aによる通信の開始要求を受信する。管理システム50の記憶・読出部59は、セッション管理テーブルにおいて、開始要求に含まれるセッションIDと、参加端末として開始要求元の端末10aのIPアドレスとを関連付けて記録する(ステップS23)。
管理システム50の送受信部51は、端末10aと管理システム50との間のセッションを確立して、セッションへの参加処理が正常に完了した旨の通知を開始要求元の端末10aへ送信する(ステップS24)。
端末(10b,10c)も、ステップS21乃至S24と同様の処理によりセッションに参加する。この場合、ステップS22で端末10aが管理システム50へ送信したものと同じセッションIDを、端末(10b,10c)が管理システム50へ送信することで、端末(10a,10b,10c)は共通のセッションに参加することができる。なお、管理システム50と端末(10a,10b,又は10c)との間のセッションをそれぞれ識別する必要がある場合には、管理システム50は、管理システム50及び端末(10a,10b,又は10c)の組み合わせ毎にそれぞれ異なる対応するセッションIDを割り当てても良い。
端末10aの送受信部11は、自端末のカメラ112で撮像された映像の映像データ、及び自端末のマイク114で集音された音の音データ等のコンテンツデータを、確立したセッションにより管理システム50へ送信する。管理システム50の送受信部51は、端末10aが送信した映像データ及び音データを受信する。管理システム50の送受信部51は、セッション管理テーブルを参照して、受信したコンテンツデータを、確立したセッションに参加する各端末(10a,10b,10c)へ送信する。同様に、管理システム50は、端末(10b,10c)から送られてきた映像データ及び音データを、確立したセッションに参加する各端末(10a,10b,10c)へ送信する。
続いて、図7を用いて、端末10間の通信状況について説明する。なお、図7は、端末10間の通信状況の一例を示す概念図である。
図7に示されているように、通信システム1において、端末10間では、管理システム50を介して、映像データ、画像データ、及び音データ等のコンテンツデータ、並びに、セッション制御用の制御情報等を送受信するためのセッションが確立される。
続いて、図8を用いて、端末10間のセッションが確立してから、端末10が受信するコンテンツデータの品質を制御する処理について説明する。図8は、受信するコンテンツデータの品質を制御する処理の一例を示したシーケンス図である。以下では、一例として、端末10bによって受信されるコンテンツデータの品質を制御する場合について説明する。
端末(10a,10b,10c)によって符号化された後、管理システム50へ送信された映像データ、画像データ、及び音データ等のコンテンツデータは、管理システム50によって端末10bへ中継される。これにより端末10bの送受信部11は、符号化された各コンテンツデータを受信する(ステップS40)。
符号化された各コンテンツデータのヘッダには、復号化に用いる解像度、フレームレート、サンプリング周波数等の各種パラメータが含まれている。端末10bの復号化部15は、ヘッダから各種パラメータを取得する。コンテンツデータのヘッダから取得された各種パラメータは、コンテンツデータのデータIDに関連付けられて、復号化部15によって帯域管理テーブルに記録される。復号化部15は、取得したパラメータに基づいて符号化されたコンテンツデータを復号化し、コンテンツデータの実データを得る(ステップS41)。得られた各コンテンツデータの実データは、復号化部15によって記憶部1000に上書保存される。
図9は、ディスプレイにおけるテレビ会議画面の表示例である。端末10bの出力制御部13は、ステップS41で上書き保存されたコンテンツデータのうち端末10aから送られて来た映像データを表示領域1201aに、端末10bから送られて来た映像データを表示領域1201bに、端末10cから送られて来た映像データを表示領域1201cに、それぞれ出力する。出力制御部13は、上書き保存されたコンテンツデータのうち、端末10bから送られて来た画像データを表示領域1202bに出力する。各表示領域(1201a,1201b,1201c,1202b)には、映像データの送信元の拠点を示す情報として、送信元の端末名が表示される。また、端末10bの出力制御部13は、上書き保存されたコンテンツデータのうち、端末(10a,10b,10c)から送られて来た音データをスピーカ115から出力する。
帯域管理部14は、端末10bがすべてのコンテンツデータを受信するために利用可能な通信ネットワーク2の可用帯域を取得する(ステップS42)。可用帯域の取得方法は特に限定されず、例えば、端末10bと管理システム50との間でデータを送信するときのデータ量及び遅延時間に基づいて計測する方法が挙げられる。取得された可用帯域は、帯域管理部14によって帯域管理テーブルに記録されて管理される。
端末10bの操作入力受付部12は、それぞれのコンテンツデータを受信するために割り振られる帯域の設定入力を受け付ける(ステップS43)。図10乃至図12を用いて、各種コンテンツデータの受信するために割り振られる帯域の設定入力を受け付ける方法の一例について説明する。図10乃至図12は、ディスプレイにおける帯域設定画面の表示例である。
端末10bの操作入力受付部12がユーザによるテレビ会議画面の所定の領域のクリック或いはタップ等の操作入力を受け付けると、操作入力受付部12は、帯域設定の要求を受け付ける。端末10bの出力制御部13は、帯域設定画面1210を出力する。出力制御部13は、帯域設定画面1210は、すべてのコンテンツデータの受信に利用可能な可用帯域(例えば、2000kbps)を、コンテンツデータの送信元の各端末10に割り振るためのスライダ1211を表示する。なお、すべてのコンテンツデータを受信するために利用可能な帯域は、帯域管理テーブルから、出力制御部13によって取得されるものである。
利用者がスライダ1211を操作することで、操作入力受付部12は、各端末10のコンテンツデータを受信するために利用する帯域の設定入力を受け付ける。すべてのコンテンツデータの受信に利用可能な帯域(例えば、2000kbps)は限られているので、利用者がスライダ1211を移動させると、出力制御部13は、設定される帯域の合計が、すべてのコンテンツデータの受信に利用可能な帯域を超えないように、他のスライダを自動的に移動する。例えば、利用者が、端末10bに割り振られる帯域を増加するように設定した場合、出力制御部13は、設定される帯域の合計が可用帯域を超えないように、端末(10a,10c)に割り振られる帯域の設定値を減少させる(図10(A),(B)参照)。
操作入力受付部12は、例えば、コンテンツデータの各送信元に対応付けられたチェックボックス1213により、各送信元の設定値の変更の可否の入力を受け付けても良い。例えば、端末10aのコンテンツデータの設定値の変更の不可の入力が受け付けられた場合、利用者が、端末10bに割り振られる帯域を増加するように設定すると、出力制御部13は、設定される帯域の合計が可用帯域を超えないように、端末10cのコンテンツデータに割り振られる帯域の設定値のみを減少させる(図10(A),(C)参照)。
また、送信元の端末10が複数種のコンテンツデータを送信する場合、出力制御部13は、各端末10に設定される帯域(例えば、1000kbps)を、更にコンテンツデータ毎に割り振るためのスライダ1212を表示する。利用者がスライダを操作することで、操作入力受付部12は、各コンテンツデータを受信するために利用する帯域の設定値の入力を受け付ける。
なお、図10では、帯域の数値の設定入力を受け付ける例を説明したが、本発明はこのような一実施形態に限定されない。例えば、図11(A)に示したように、操作入力受付部12は、可用帯域に対する各コンテンツデータの受信に利用する帯域の比率の設定入力を受け付けても良い。或いは、図11(B)及び図11(C)に示したように、操作入力受付部12は、帯域の設定値のテーブルへの入力を受け付けることで設定入力を受け付けても良い。また、図12(A)に示したように、操作入力受付部12は、送信元の端末10毎に帯域の設定入力を受け付けても良い。また、図12(B)に示したように、操作入力受付部12は、棒グラフにより、送信元の各端末10に割り振られる帯域の設定入力を受け付けても良い。また、図12(C)に示したように、操作入力受付部12は、棒グラフにより、所定の端末10から送られてくるコンテンツデータ毎の帯域の設定入力を受け付けても良い。なお、図12(B)及び図12(C)の棒グラフでは、各要素の境界をポインタ等で左右に操作することで、各要素に対応する設定値を変更することができる。
設定された各コンテンツデータの受信に用いられる帯域は、コンテンツデータのデータID、及び送信元の端末10のIPアドレスに関連付けられて、帯域管理部14によって、帯域管理テーブルに記録されて管理される。
続いて、帯域管理部14は、ステップS43でユーザから受け付けられた帯域の設定値を、ステップS41の復号化の際にコンテンツデータから取得された各種パラメータに基づいて適正化する(ステップS44)。図13を用いてステップS44の処理を詳細に説明する。図13は、帯域を適正化する処理を示すフロー図である。
まず、帯域管理部14は、受信するコンテンツデータ毎に、ステップS41の復号化の際にコンテンツデータのヘッダから得られる解像度、フレームレート、又はサンプリング周波数等の各種パラメータを帯域管理テーブルから取得する(ステップS44−1)。
続いて、帯域管理部14は、受信するコンテンツデータ毎に、取得された各種パラメータのコンテンツデータであって圧縮していないものを受信するために必要な帯域(必要帯域)を算出する(ステップS44−2)。例えば、帯域管理部14は、解像度1280×720、フレームレート30fpsの圧縮されていない映像データを受信するための必要帯域は1000kbpsであると算出する。また、例えば、帯域管理部14は、サンプリング周波数44kHzの音データを受信するための必要帯域は80kbpsであると算出する。算出された各必要帯域は、各コンテンツデータのデータIDに関連付けられて、帯域管理部14によって帯域管理テーブルに記録される。
続いて、帯域管理部14は、コンテンツデータの送信元の端末10毎に以下の処理を実行する。まず、帯域管理部14は、送信元の一つとして、例えば、IPアドレスが「2.0.0.1」である端末10aの各コンテンツデータの受信に利用される帯域の設定値及び必要帯域をそれぞれ帯域管理テーブルから読み出して比較する(ステップS44−3)。
帯域管理部14は、上記の比較の結果、帯域の設定値が必要帯域より大きいコンテンツデータが有るか否かを判断する(ステップS44−4)。例えば、図5(A)の帯域管理テーブルによると、データID「A001」の音データの帯域の設定値「120」は、必要帯域「80」より大きいので、ステップS44−4で有り(YES)と判断される。
ステップS44−4でYESと判断された場合、帯域管理部14は、上記の比較の結果、帯域の設定値が必要帯域より小さいコンテンツデータが有るか否かを判断する(ステップS44−5)。例えば、図5(A)の帯域管理テーブルによると、データID「V001」の映像データの帯域の設定値「880」は、必要帯域「1000」より小さいので、ステップS44−5で有り(YES)と判断される。
ステップS44−5でYESと判断された場合、帯域管理部14は、帯域の設定値を変更する(ステップS44−6)。この場合、帯域管理部14は、帯域の設定値が必要帯域より大きいと判断されたコンテンツデータにおける、帯域の設定値と必要帯域との差分を、帯域の設定値が必要帯域より小さいと判断されたコンテンツデータにおける帯域の設定値に加算して新たな設定値とする。一方で、帯域管理部14は、帯域の設定値が必要帯域より大きいと判断されたコンテンツデータの設定値を必要帯域に変更する。
例えば、図5(A)の帯域管理テーブルによると、データID「A001」の音データの帯域の設定値「120」は、必要帯域「80」より大きい。このため、帯域管理部14は、その差分「40」を、データID「V001」の映像データの帯域の設定値「880」に加算する。これにより、データID「V001」の映像データの帯域の新たな設定値は、「920」となる。一方、帯域管理部14は、データID「A001」の音データの帯域の設定値「120」を、必要帯域「80」に変更する。各コンテンツデータの帯域の変更後の設定値は、データIDに関連付けられて、帯域管理部14によって帯域管理テーブルに記録される。
ステップS44−4、又はステップS44−5でNOと判断された場合、帯域管理部14は、帯域の設定値を変更しない(ステップS44−7)。
端末10bが複数の端末10からコンテンツデータを受信している場合、ステップS44−3乃至S42−7の処理は、送信元の端末10毎に繰り返し実行される。
ステップS44の処理が完了すると、端末10bの送受信部11は、受信するコンテンツデータの品質を変更するための品質変更命令を管理システム50へ送信する(ステップS45)。品質変更命令には、帯域設定情報として、送受信部11によって帯域管理テーブルから読み出される各データID、各送信元端末のIPアドレス、解像度、フレームレート、サンプリング周波数、ステップS44で変更後の各帯域設定値の各組が含まれている。
管理システム50の送受信部51は、端末10bによって送信される品質変更命令を受信する。品質管理部53は、中継先端末としての端末10bのIPアドレス「2.0.0.2」に、品質変更命令に含まれている各データID、各送信元端末のIPアドレス、解像度、フレームレート、サンプリング周波数、変更後の各帯域設定値の各組を関連付けて拠点別帯域管理テーブルに記録することで管理する(ステップS46)。
各端末10の送受信部11は、自端末において撮像された映像の映像データを符号化して、符号化された各映像データを管理システム50へ送信する(ステップS47)。或いは、各端末10の送受信部11は、自端末において生成された共有画像の画像データを符号化して、符号化された画像データを管理システム50へ送信する(ステップS47)。また、各端末10の送受信部11は、自端末において集音された音の音データを符号化して、符号化された音データを管理システム50へ送信する(ステップS47)。
管理システム50の送受信部51は、送信元の端末10から送信される映像データ、画像データ、及び音データ等のコンテンツデータを受信する。管理システム50の品質管理部53は、拠点別帯域管理テーブルにおいて送信元及び中継先の各IPアドレス、並びにコンテンツデータのデータIDに関連付けられて管理されている帯域の設定値に基づいて、受信した各コンテンツデータを帯域の設定値を超えることなく中継先に送信できるように圧縮する(ステップS48)。これにより、管理システム50によって受信された各コンテンツデータは、中継先毎に品質が変更される。
送受信部51は品質が変更されたコンテンツデータを端末10bへ送信する(ステップS49)。これにより、端末10bの送受信部11は、各コンテンツデータを設定された帯域で受信することができる。
なお、上記では端末10bが設定された帯域でコンテンツデータを受信する方法について説明したが、端末(10a,10c)も、ステップS41乃至S49と同様の処理により設定された帯域でコンテンツデータを受信することができる。
<<本実施形態の主な効果>>
続いて、上記の実施形態の主な効果を説明する。上記実施形態の通信制御方法によると、端末10bの送受信部11(受信手段の一例)は、符号化されたコンテンツデータを受信する(受信処理の一例)。端末10bの帯域管理部14(決定手段の一例)は、受信する各コンテンツデータに対して、復号化に用いられる各種パラメータに基づいてコンテンツデータの受信に利用される帯域の閾値として、コンテンツデータを圧縮せずに送信するために必要な必要帯域を決定する(決定処理の一例)。なお、各種パラメータは、必要帯域の算出に用いられる解像度、フレームレート、サンプリング周波数等の任意の属性である。また、閾値は、必要帯域に限定されず、例えば、必要帯域の80%の値、必要帯域の120%の値のように、任意に設定可能である。端末10bの操作入力受付部12(受付手段の一例)は、端末10bが受信する各コンテンツデータに対して、コンテンツデータの受信に利用される帯域の設定を受け付ける(受付処理の一例)。端末10bの帯域管理部14(制御手段の一例)は、操作入力受付部12によって受け付けられた帯域が、決定された必要帯域を超える端末10aの音データ(第1のコンテンツデータの一例)に対して、受け付けられた帯域よりも狭帯域で端末10bへ送信されるように制御する一方で、受け付けられた帯域が、決定された必要帯域に満たない端末10aの映像データ(第2のコンテンツデータの一例)に対して、受け付けられた帯域よりも広帯域を利用して端末10bへ送信されるように制御する(制御処理の一例)。これにより、端末10aの音データに対して必要以上の帯域が割り当てられることで、映像データの受信に影響を及ぼすことを防ぐことができる。
端末10bの帯域管理部14は、端末10aの音データに対して設定された帯域、及び必要帯域の差分を、端末10aの映像データの送信に利用される帯域に割り当てる。これにより、各コンテンツデータを受信するために利用する帯域が適正化される。
端末10bの帯域管理部14は、決定された必要帯域を示す帯域設定情報を、端末10aの音データを送信する管理システム50(通信装置の一例)へ送信し、端末10aの映像データに対して受け付けられた帯域に、上記の差分を加えた帯域を示す帯域設定情報を、端末10aの映像データを送信する管理システム50(通信装置の一例)へ送信するように制御する。これにより、適正化された帯域で各コンテンツデータが送信されるように制御される。なお、管理システム50を介さず端末10間で直接コンテンツデータを送信する通信システムでは、端末10bは、上記の帯域設定情報をコンテンツデータの送信元の端末10aへ直接送信しても良い
端末10bの帯域管理部14(取得手段の一例)は、通信ネットワーク2の可用帯域を取得する。端末10bの操作入力受付部12(受付手段の一例)は、帯域管理部14によって取得された可用帯域に応じて、可用帯域を超えないように受信する各コンテンツデータに対して、コンテンツデータの受信に利用される帯域の設定を受け付ける。これにより、通信ネットワーク2に掛かる負荷が軽減される。
管理システム50の送受信部51は、各コンテンツデータを、帯域設定情報によって示される帯域で送信可能となるように圧縮して前記通信端末へ送信する。これにより端末10b側では、設定された帯域により各コンテンツデータを受信できるようになる。
<<実施形態の補足>>
端末10、及び管理システム50用の各プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルによって、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(記録メディア106等)に記録されて流通されるようにしてもよい。また、上記記録媒体の他の例として、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等が挙げられる。
また、上記実施形態の各プログラムが記憶されたCD−ROM等の記録媒体、並びに、これらプログラムが記憶されたHD504は、プログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ提供されることができる。
また、上記実施形態における端末10、及び管理システム50は、単一のコンピュータによって構築されてもよいし、各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータによって構築されていてもよい。また、管理システム50は、単一のコンピュータによって構築されていても良い。
上記実施形態における優先度管理テーブル、セッション管理テーブル、中継管理テーブルでは端末を識別する情報として端末のIPアドレスを用いて管理しているが、必ずしもIPアドレスである必要はなく通信先を識別するための通信IDであればよい。通信IDは端末の識別するための端末識別情報やユーザを識別するための識別情報であってもよい。管理システム50や端末10がIPアドレス以外の通信IDに基づいて通信を制御する場合には、端末10から管理システム50へ端末10のIPアドレスを送信する他に、通信IDも送信することで管理システム50は端末10に対応する通信IDを管理することができる。
1 通信システム
2 通信ネットワーク
10 端末
11 送受信部
12 操作入力受付部
13 出力制御部
14 帯域管理部
15 復号化部
19 記憶・読出部
50 管理システム
51 送受信部
53 品質管理部
59 記憶・読出部
1000 記憶部
1001 帯域管理DB
5000 記憶部
5001 セッション管理DB
5002 拠点別帯域管理DB
特許第5722366号公報

Claims (10)

  1. 符号化されたコンテンツデータを受信する受信手段と、
    受信する各コンテンツデータに対して、復号化に用いられる属性に基づいて前記コンテンツデータの受信に利用される必要帯域を決定する決定手段と、
    受信する各コンテンツデータに対して、前記コンテンツデータの受信に利用される必要帯域の第1の設定値及び第2の設定値を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた前記第1の設定値が前記決定手段によって決定された第1の必要帯域を超える第1のコンテンツデータの帯域の設定値を前記第1の必要帯域に変更する一方で、前記受付手段によって受け付けられた前記第2の設定値が前記決定手段によって決定された第2の必要帯域に満たない第2のコンテンツデータの前記第2の設定値に、前記第1の設定値と前記第1の必要帯域との差分を加算して、前記第2のコンテンツデータの帯域の設定値とする制御手段と、
    を有することを特徴とする通信端末。
  2. 前記決定手段は、前記コンテンツデータを圧縮せずに送信するときに利用される帯域を前記必要帯域として決定することを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記決定手段は、前記属性のコンテンツデータであって圧縮していないデータを受信するために必要な前記必要帯域を算出する、請求項1に記載の通信端末。
  4. 前記制御手段は前記第1のコンテンツデータ及び前記第2のコンテンツデータを送信する通信装置に、変更後の前記第1のコンテンツデータ及び前記第2のコンテンツデータの帯域の設定値を送信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信端末。
  5. 通信ネットワークの可用帯域を取得する取得手段を有しており、
    前記受付手段は、前記取得手段によって取得された可用帯域に応じて、受信する各コンテンツデータに対して、前記コンテンツデータの受信に利用される帯域の設定を受け付けることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の通信端末。
  6. 請求項4に記載の通信端末、及び
    前記通信装置
    を有することを特徴とする通信システム。
  7. 前記通信装置は、
    第1のコンテンツデータ及び第2のコンテンツデータを、前記通信端末から送信される前記第1のコンテンツデータ及び前記第2のコンテンツデータの帯域の設定値によって示される帯域で送信可能に圧縮して前記通信端末へ送信する
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信システム。
  8. 通信端末が、
    符号化されたコンテンツデータを受信する受信処理と、
    受信する各コンテンツデータに対して、復号化に用いられる属性に基づいて前記コンテンツデータの受信に利用される必要帯域を決定する決定処理と、
    受信する各コンテンツデータに対して、前記コンテンツデータの受信に利用される必要帯域の第1の設定値及び第2の設定値を受け付ける受付処理と、
    前記受付処理によって受け付けられた前記第1の設定値が前記決定処理によって決定された第1の必要帯域を超える第1のコンテンツデータの帯域の設定値を前記第1の必要帯域に変更する処理と、
    前記受付処理によって受け付けられた前記第2の設定値が前記決定処理によって決定された第2の必要帯域に満たない第2のコンテンツデータの前記第2の設定値に、前記第1の設定値と前記第1の必要帯域との差分を加算して、前記第2のコンテンツデータの帯域の設定値とする処理と、
    を実行することを特徴とする通信制御方法。
  9. 通信端末が
    記第1のコンテンツデータ及び前記第2のコンテンツデータを送信する通信装置に、変更後の前記第1のコンテンツデータ及び前記第2のコンテンツデータの帯域の設定値を送信する処理実行し、
    前記通信装置が、
    前記第1のコンテンツデータ及び前記第2のコンテンツデータを、前記通信端末から送信される前記第1のコンテンツデータ及び前記第2のコンテンツデータの帯域の設定値によって示される帯域で送信可能に圧縮して前記通信端末へ送信する処理
    を実行することを特徴とする請求項8に記載の通信制御方法。
  10. 通信端末に、
    符号化されたコンテンツデータを受信する受信処理と、
    受信する各コンテンツデータに対して、復号化に用いられる属性に基づいて前記コンテンツデータの受信に利用される必要帯域を決定する決定処理と、
    受信する各コンテンツデータに対して、前記コンテンツデータの受信に利用される必要帯域の第1の設定値及び第2の設定値を受け付ける受付処理と、
    前記受付処理によって受け付けられた前記第1の設定値が前記決定処理によって決定された第1の必要帯域を超える第1のコンテンツデータの帯域の設定値を前記第1の必要帯域に変更する処理と、
    前記受付処理によって受け付けられた前記第2の設定値が前記決定処理によって決定された第2の必要帯域に満たない第2のコンテンツデータの前記第2の設定値に、前記第1の設定値と前記第1の必要帯域との差分を加算して、前記第2のコンテンツデータの帯域の設定値とする処理と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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