JP6609499B2 - Bumper cap and cylinder device - Google Patents
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Description
本発明は、バンパキャップおよびシリンダ装置に関する。 The present invention relates to a bumper cap and a cylinder device.
バンプラバーに当接する当接部に、放射状に延びる複数の筋状の突起と、ピストンロッドを通す開口部を覆う環状突起部とを形成したカバー部材がある(例えば、特許文献1参照)。 There is a cover member in which a plurality of radially extending protrusions and an annular protrusion covering an opening through which a piston rod passes are formed in the contact portion that contacts the bump rubber (see, for example, Patent Document 1).
バンプラバーがバンパキャップとロッドとの隙間に入り込んでしまう可能性がある。 Bump rubber may enter the gap between the bumper cap and the rod.
したがって、本発明は、バンプラバーがロッドとの隙間に入り込む可能性を低く抑えることができるバンパキャップおよびシリンダ装置の提供を目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a bumper cap and a cylinder device that can suppress the possibility that the bump rubber enters the gap with the rod.
上記目的を達成するために、本発明のバンパキャップは、カバー部のバンプラバー側に、挿通孔側の周縁部で周方向に延びる周方向リブと、該周方向リブから径方向外方に延出する複数の径方向リブとが形成され、前記周方向リブが、シリンダとは反対側まで全ての前記径方向リブよりも突出している。 In order to achieve the above object, the bumper cap of the present invention has a circumferential rib extending in the circumferential direction at the peripheral portion on the insertion hole side on the bump rubber side of the cover portion, and extends radially outward from the circumferential rib. A plurality of radial ribs are formed, and the circumferential rib protrudes from all the radial ribs to the side opposite to the cylinder.
また、本発明のシリンダ装置は、バンパキャップのカバー部のバンプラバー側に、挿通孔側の周縁部で周方向に延びる周方向リブと、該周方向リブから径方向外方に延出する複数の径方向リブとが形成され、前記周方向リブが、シリンダとは反対側まで全ての前記径方向リブよりも突出している。 Further, the cylinder device of the present invention includes a circumferential rib extending in the circumferential direction at the peripheral edge on the insertion hole side on the bump rubber side of the cover portion of the bumper cap, and a plurality of radially extending ribs extending from the circumferential rib. Radial ribs are formed, and the circumferential ribs protrude beyond all the radial ribs up to the opposite side of the cylinder.
本発明によれば、バンパキャップにおいて、バンプラバーがロッドとの隙間に入り込む可能性を低く抑えることができる。 According to the present invention, in the bumper cap, the possibility that the bump rubber enters the gap with the rod can be kept low.
本発明の一実施形態を図面を参照して以下に説明する。図1に示す本実施形態のシリンダ装置1は、自動車や鉄道車両等の車両のサスペンション装置に用いられる緩衝器である。シリンダ装置1は、シリンダ装置本体2とバンパキャップ3とバンプラバー4とを有している。シリンダ装置本体2は、作動液体が封入される円筒状の金属製の内筒12と、内筒12よりも大径で内筒12の外周側に設けられ内筒12との間に作動液体および作動気体が封入されるリザーバ室13を形成する有底筒状の金属製の外筒14とを有している。つまり、シリンダ装置1は、外筒14および内筒12がシリンダ15を構成する複筒式の緩衝器である。
An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. A cylinder device 1 according to this embodiment shown in FIG. 1 is a shock absorber used for a suspension device of a vehicle such as an automobile or a railway vehicle. The cylinder device 1 includes a
外筒14は、円筒状の側壁部17と、側壁部17の軸方向の一端側を閉塞する底部18とからなっている。内筒12は円筒状をなしている。内筒12は、その軸方向の一端部に取り付けられた円環状のベースバルブ20を介して外筒14の底部18に係合されている。また、内筒12は、その軸方向の他端部に取り付けられた円環状の金属製のロッドガイド21を介して外筒14の側壁部17の底部18とは反対の開口部19側に係合されている。
The
ベースバルブ20は、内筒12に嵌合し固定された状態で外筒14の底部18に載置されており、その際に、径方向に位置決めされる。これにより、ベースバルブ20は、外筒14と同軸状に配置されることになる。ロッドガイド21は、内筒12と外筒14の側壁部17とに嵌合することで、内筒12の軸方向の他端部を外筒14と同軸状に配置する。このロッドガイド21に対して底部18とは反対側には、円環状のシール部材23が配置されており、このシール部材23も側壁部17の開口部19側の内周部に嵌合されている。外筒14の開口部19は、内筒12よりも軸方向の外側にあることからシリンダ15の開口部にもなっている。外筒14の底部18とは反対側には、径方向内方に折り曲げられることによって係止部24が形成されており、シール部材23は、その軸方向の外側がこの係止部24で係止されることで、シリンダ15の一端側に支持されている。
The
内筒12内には、ピストン25が摺動可能に嵌装されている。このピストン25は、内筒12内に第1室28と第2室29とを画成している。第1室28は、内筒12内のピストン25とロッドガイド21との間に設けられ、第2室29は、内筒12内のピストン25とベースバルブ20との間に設けられている。内筒12内の第2室29は、内筒12の一端側に設けられたベースバルブ20によって、リザーバ室13と画成されている。
A piston 25 is slidably fitted in the
ピストン25には金属製のロッド31がナット32によって連結されている。ロッド31は、一定外径の円柱状の主軸部33を有しており、ロッドガイド21およびシール部材23を通って内筒12および外筒14つまりシリンダ15の一端側から外部へと延出している。ロッド31は、その主軸部33において、ロッドガイド21およびシール部材23のそれぞれの内側に摺動可能に挿通されている。ロッド31は、一端側が外筒14および内筒12内に配置され他端側が外筒14および内筒12の外部に配置されている。ロッド31は、ピストン25と一体に軸方向に移動する。ロッド31の主軸部33を挿通させるシール部材23は、外筒14とロッド31との間を閉塞して、内筒12内の作動液体と、リザーバ室13内の作動気体および作動液体とが外部に漏出するのを規制する。
A
ピストン25には、軸方向に貫通する通路34および通路35が形成されている。通路34,35は、第1室28と第2室29とを連通可能となっている。ピストン25には、ピストン25に当接することで通路34を閉塞可能な円環状のディスクバルブ36が軸方向の底部18とは反対側に設けられている。また、ピストン25には、ピストン25に当接することで通路35を閉塞可能な円環状のディスクバルブ37が軸方向の底部18側に設けられている。
A
ディスクバルブ36は、ロッド31が内筒12および外筒14内への進入量を増やす縮み側に移動しピストン25が第2室29を狭める方向に移動して第2室29の圧力が第1室28の圧力よりも所定値以上高くなると通路34を開くことになり、その際に減衰力を発生させる。ディスクバルブ37は、ロッド31が内筒12および外筒14からの突出量を増やす伸び側に移動しピストン25が第1室28を狭める方向に移動して第1室28の圧力が第2室29の圧力よりも所定値以上高くなると通路35を開くことになり、その際に減衰力を発生させる。
In the
ベースバルブ20には、軸方向に貫通する通路41および通路42が形成されている。通路41,42は第2室29とリザーバ室13とを連通可能となっている。ベースバルブ20には、その軸方向の底部18側に、ベースバルブ20に当接することで通路41を閉塞可能な円環状のディスクバルブ43が配置され、その軸方向の底部18とは反対側に、ベースバルブ20に当接することで通路42を閉塞可能な円環状のディスクバルブ44が配置されている。
A
ディスクバルブ43は、通路41を介する第2室29からリザーバ室13側への作動液体の流れを許容し、これとは逆方向の通路41を介する作動液体の流れを規制するチェックバルブである。ディスクバルブ43は、ロッド31が縮み側に移動して第2室29の圧力がリザーバ室13の圧力よりも所定値以上高くなると通路41を開くことになり、その際に減衰力を発生させる減衰バルブとなっている。
The
ディスクバルブ44は、通路42を介するリザーバ室13から第2室29側への作動液体の流れを許容し、これとは逆方向の通路42を介する作動液体の流れを規制するチェックバルブである。ディスクバルブ44は、ロッド31が伸び側に移動しピストン25が第1室28側に移動して第2室29の圧力がリザーバ室13の圧力より下降すると通路42を開くことになるが、その際にリザーバ室13から第2室29内に実質的に減衰力を発生させずに作動液体を流すサクションバルブである。
The
外筒14の底部18の外側には、筒状の取付アイ46が固定されている。シリンダ装置本体2は、ロッド31のシール部材23よりも外側の部分と取付アイ46とが取り付け対象の相対移動部分に取り付けられる。シリンダ装置本体2は、取り付け対象部分の相対移動によってロッド31と一体にピストン25がシリンダ15の内筒12内を軸方向に摺動して第1室28および第2室29の容積を変化させ、その際にピストン25およびベースバルブ20に生じる油液の流通抵抗で減衰力を発生させる。シリンダ装置本体2は、例えばロッド31が車両の車体側に連結され、取付アイ46が車両の車輪側に連結されて、車輪の車体に対する移動に対して減衰力を発生させる。
A
図2に示すように、ロッドガイド21は、略段付き円環状をなしており、軸方向一側に外周面が円筒面からなる大径部51が形成され、軸方向他側に外周面が大径部51の外周面よりも小径の円筒面からなる小径部52が形成されている。大径部51および小径部52は同軸状に形成されており、ロッドガイド21は、大径部51において外筒14の内周面に嵌合し、小径部52において内筒12の内周面に嵌合する。
As shown in FIG. 2, the
ロッドガイド21の軸方向の大径部51側の端部には、軸方向に突出する円環状の環状凸部55が形成されている。環状凸部55には、その径方向内側位置に、ロッドガイド21を軸方向に沿って貫通する連通穴56が形成されている。連通穴56は、ロッドガイド21の軸方向における環状凸部55とは反対側が外筒14と内筒12との間のリザーバ室13に開口している。
An annular projecting
シール部材23は、合成ゴム製のシール材61に金属製の環状部材62が埋め込まれた一体成形品のシール部材本体63と、金属製の環状のスプリング64と、金属製の環状のスプリング65とを有している。環状部材62は、シール材61の形状を維持するためのものであり、対象部位に固定するための強度をシール部材本体63に生じさせるものである。シール部材本体63は、径方向の環状部材62の位置がロッドガイド21の環状凸部55と外筒14の係止部24とに挟持されてシリンダ15の一端側に支持されている。
The
シール材61は、ダストリップ部71、オイルリップ部72、シールリング部73およびチェックリップ部74を有している。
The sealing
ダストリップ部71は、環状部材62の内周面側から軸方向の一側に筒状をなして延出している。オイルリップ部72は、環状部材62の内周面側から軸方向の他側に筒状をなして延出している。シール部材本体63は、これらオイルリップ部72およびダストリップ部71の内側にロッド31の主軸部33を摺接可能に挿通させており、これらダストリップ部71およびオイルリップ部72がロッド31の主軸部33との隙間をシールする。
The
シールリング部73は、環状部材62の外周面側から軸方向のオイルリップ部72と同側に円環状をなして突出している。シールリング部73は、ロッドガイド21の環状凸部55と外筒14とに同時に接触して外筒14とロッドガイド21との隙間をシールする。
The
チェックリップ部74は、環状部材62の径方向の中間位置から軸方向のオイルリップ部72と同側に円環筒状をなして突出している。チェックリップ部74は、ロッドガイド21の環状凸部55よりも径方向内側に当接しており、ロッドガイド21とロッド31の主軸部33との隙間から漏れ出た作動流体を連通穴56を介してリザーバ室13に流す一方、逆方向の作動流体の流れを規制する逆止弁として機能する。
The
スプリング64は、シール部材本体63のダストリップ部71の外周部に装着されている。スプリング65は、オイルリップ部72の外周部に装着されている。弾性のスプリング64の内側に弾性のダストリップ部71が嵌合され、ダストリップ部71の内側にこれらよりも剛性が高いロッド31の円柱状の主軸部33が嵌合されていることから、この状態で、スプリング64およびダストリップ部71はロッド31の主軸部33の外周形状に倣って円環状をなす。同様に、弾性のスプリング65の内側に弾性のオイルリップ部72が嵌合され、オイルリップ部72の内側にこれらよりも剛性が高いロッド31の円柱状の主軸部33が嵌合されていることから、この状態で、スプリング65およびオイルリップ部72はロッド31の主軸部33の外周形状に倣って円環状をなす。
The
シール部材本体63およびスプリング64,65からなるシール部材23は、そのダストリップ部71およびスプリング64が、外筒14の係止部24の径方向内側の開口部19を通って外筒14から外側つまりシリンダ15から外側に突出する突出部77となっている。この突出部77もロッド31の主軸部33の外周形状に倣って円環状をなす。
The
バンパキャップ3は、シリンダ15にその開口部19側を覆って取り付けられてシリンダ装置本体2を保護するものである。バンパキャップ3は、合成樹脂の一体成形品であり、シリンダ15の外筒14の側壁部17にその外周面を覆うように取り付けられる円筒状の固定部81と、固定部81の軸方向一端側を閉塞するように設けられてシリンダ15のロッド31が突出する側の端部を覆う円板状のカバー部82とを有している。シリンダ15のロッド31が突出する側の端部には、外筒14の係止部24に加えてシール部材23が設けられており、よって、カバー部82は、シール部材23を、その軸方向の外側つまりバンパキャップ3側に突出する突出部77を含んで覆う。
The
固定部81は、円筒部85と、円筒部85の内周面から径方向内方に突出する複数の嵌合リブ86とを有している。複数の嵌合リブ86は、円筒部85の軸方向に延びる形状であり、円筒部85の周方向つまり固定部81の周方向に間隔をあけて複数形成されている。固定部81の径方向におけるこれら嵌合リブ86の内側に外筒14の側壁部17の開口部19側が嵌合される。複数の嵌合リブ86の内接円の径は、側壁部17の開口部19側の外径よりも締め代分小さくされている。これにより、バンパキャップ3は、シリンダ装置本体2に嵌合することで固定される。この状態で、バンパキャップ3は、シリンダ装置本体2のシリンダ15の開口部19側の部分、シール部材23およびロッド31の主軸部33に対して同軸状に配置される。
The fixed
カバー部82は、径方向の中央に、シリンダ装置本体2のロッド31の主軸部33を挿通させる挿通孔90が軸方向に貫通して形成された有孔円板状をなしている。カバー部82は、軸方向の固定部81側にあって固定部81に繋がる有孔円板状の本体部91と、本体部91の軸方向の固定部81とは反対側にあって挿通孔90側の周縁部で挿通孔90の周方向に延びる周方向リブ92と、本体部91の軸方向の固定部81とは反対側にあって周方向リブ92から周方向リブ92の径方向における外方に延出する複数具体的には図3に示すように六カ所の径方向リブ93とを有している。つまり、図2に示すように、カバー部82には、シール部材23とは反対側に周方向リブ92および複数の径方向リブ93が形成されている。
The
本体部91の軸方向の固定部81側には、固定部81の内周面から径方向内方に、固定部81の中心軸線に直交して広がる平坦な当接面101と、当接面101の内周縁部から径方向内方に内側ほど固定部81から軸方向に離れるように傾斜して延出するテーパ面102と、テーパ面102の内周縁部から径方向内方に内側ほど固定部81から軸方向に離れるように傾斜して延出するテーパ面103とが形成されている。テーパ面103の内周縁部からは固定部81から軸方向に離れるように延出する円筒面104が形成されている。本体部91の軸方向の固定部81側には、当接面101よりも本体部91の軸方向に凹む溝105が形成されている。溝105は本体部91の径方向に延びている。
On the fixed
バンパキャップ3が固定部81の内側に外筒14を嵌合させて外筒14に固定される際に、本体部91は、当接面101においてシリンダ15のロッド31が突出する一端側にある外筒14の係止部24に当接する。よって、バンパキャップ3がシリンダ装置本体2に取り付けられた状態では、本体部91を含むカバー部82がシリンダ15のロッド31が突出する一端側に当接する。この状態で、本体部91は、シリンダ装置本体2のシリンダ15のロッド31が突出する側およびシール部材23を覆うことになるが、テーパ面102,103および円筒面104が、シリンダ15から軸方向外方に突出するシール部材23のダストリップ部71およびスプリング64、つまり突出部77との干渉を避けるように逃げている。
When the
本体部91の軸方向の固定部81とは反対側は、軸方向位置が一定の平坦なベース面111となっている。つまり、ベース面111は、バンパキャップ3の中心軸線に対して直交して広がっている。ベース面111は、図3に示すように複数の径方向リブ93で分断されており、バンパキャップ3の円周方向に断続する円環状となっている。
On the opposite side of the
周方向リブ92は、本体部91のベース面111から軸方向の固定部81とは反対側に突出しており、挿通孔90と同軸の円環状をなしている。周方向リブ92は、本体部91の円筒面104に対し同一円筒面をなして連続する内周側の円筒面112と、円筒面112の軸方向の外端縁部から径方向外方に本体部91のベース面111と平行をなして広がる平坦な頂面113と、頂面113の径方向外方の外周縁部から本体部91の軸方向におけるベース面111側に、ベース面111側ほど大径となるように傾斜して延出してベース面111に繋がるテーパ面114とを有している。
The
図2に示す本体部91のテーパ面102,103および円筒面104と、この円筒面104に連続する周方向リブ92の円筒面112とが、挿通孔90を形成している。ここで、挿通孔90の最小内径である円筒面104および円筒面112の内径は、ロッド31の主軸部33が挿通されたダストリップ部71の最大外径よりも大径であり、ロッド31の主軸部33が挿通されたダストリップ部71に嵌合するスプリング64の最大外径よりも大径である。よって、バンパキャップ3は、その挿通孔90の内径が、シール部材23のバンパキャップ3側に突出する突出部77の外径よりも大径となっている。
The tapered surfaces 102 and 103 and the
複数の径方向リブ93は、いずれも同形状をなしている。複数の径方向リブ93は、図3に示すようにバンパキャップ3の周方向に等ピッチで配置されており、挿通孔90を中心とする放射状をなしている。複数の径方向リブ93は、図2に示すように本体部91のベース面111から軸方向の固定部81とは反対側に周方向リブ92よりも低い高さで突出しており、バンパキャップ3の径方向における位置を周方向リブ92と一部重ね合わせている。
The plurality of
径方向リブ93は、固定部81とは反対側の外表面が、バンパキャップ3の径方向における中間の中間面部122と、バンパキャップ3の径方向における中心軸線とは反対側つまり外径側の外方面部123と、バンパキャップ3の径方向における中心軸線側つまり内径側の内方面部124とからなっている。
The
図3に示すように、中間面部122は、バンパキャップ3の径方向に中心軸線を配した円筒面状をなしており、バンパキャップ3の径方向における全長にわたってベース面111からの最大高さが一定となっている。中間面部122は、ベース面111からの高さが高くなるほど、バンパキャップ3の周方向における幅が狭くなる。
As shown in FIG. 3, the
外方面部123は、中間面部122に連続して形成されており、球面状をなしている。外方面部123は、バンパキャップ3の周方向の一定位置では、バンパキャップ3の径方向における外側ほど、ベース面111からの高さが低くなる。また、外方面部123は、バンパキャップ3の径方向における外側ほど、バンパキャップ3の周方向における幅が狭くなり、バンパキャップ3の径方向の一定位置では、バンパキャップ3の周方向における外側ほど、ベース面111からの高さが低くなる。
The
内方面部124は、中間面部122に連続して形成されており、球面状をなして周方向リブ92のテーパ面114に繋がっている。内方面部124は、バンパキャップ3の周方向の一定位置では、バンパキャップ3の径方向における中心軸線側ほど、ベース面111からの高さが低くなる。また、内方面部124は、バンパキャップ3の径方向における中心軸線側ほど、バンパキャップ3の周方向における幅が狭くなり、バンパキャップ3の径方向の一定位置では、バンパキャップ3の周方向における外側ほど、ベース面111からの高さが低くなる。内方面部124は、周方向リブ92のテーパ面114の頂面113よりもベース面111側につながっている。バンパキャップ3の周方向における内方面部124の中央位置とテーパ面114とは、図2に示すようにバンパキャップ3の軸方向においてベース面111側に若干凹む凹部125となっている。
The
全ての径方向リブ93は、同形状をなしており、ベース面111からの突出方向の高さが同じとなっている。ベース面111がバンパキャップ3の中心軸線に対し直交する平坦面となっているため、全ての径方向リブ93は、バンパキャップ3の軸方向における突出側の先端部の位置が、バンパキャップ3の軸方向において同位置となっている。
All the
そして、全ての径方向リブ93よりも、周方向リブ92の方が、ベース面111からの突出方向の高さが高くなっている。つまり、周方向リブ92は、全ての径方向リブ93よりも突出高さが高くなっている。ベース面111がバンパキャップ3の中心軸線に対し直交する平坦面となっているため、バンパキャップ3の軸方向において、周方向リブ92は、シリンダ15とは反対側まで全ての径方向リブ93よりも突出している。円環状の頂面113がベース面111と平行な平坦面であるため、周方向リブ92は全周にわたって、シリンダ15とは反対側まで全ての径方向リブ93よりも突出している。言い換えれば、周方向リブ92は、バンパキャップ3の軸方向における突出側の先端部の位置つまり頂面113の位置が、全ての径方向リブ93の突出側の先端部の位置よりも、バンパキャップ3の軸方向において固定部81とは反対側に位置している。周方向リブ92の頂面113は、バンパキャップ3の中で最もバンパキャップ3の軸方向における固定部81とは反対側に位置する端面となっており、よって、周方向リブ92の頂面113は、バンパキャップ3の中で最も軸方向におけるシリンダ15とは反対側となる端部を構成している。
The
バンパキャップ3が取り付けられた状態のシリンダ装置本体2は、例えば、ロッド31が車体側に連結され、シリンダ15に固定された図1に示す取付アイ46が車輪側に連結される。そして、シリンダ装置本体2に取り付けられたバンパキャップ3と車体側との間には、弾性樹脂材料からなるバンプラバー4が配置される。バンプラバー4は、筒状をなしており、内側にロッド31の主軸部33を挿通させた状態で車体側に支持されている。この状態で、バンパキャップ3のカバー部82には、軸方向のバンプラバー4側に、周方向リブ92と複数の径方向リブ93とが形成されている。
In the
バンプラバー4は、ロッド31の主軸部33を嵌合させる筒状の嵌合部132が軸方向の中間部に形成されており、嵌合部132のバンパキャップ3とは反対側には、バンプラバー4が軸方向に外力を受けない状態でロッド31の主軸部33との間に径方向の隙間を有する環状部133が形成されている。また、嵌合部132のバンパキャップ3側にも、バンプラバー4が軸方向に外力を受けない状態でロッド31の主軸部33との間に径方向の隙間を有する環状部134が形成されている。
In the bump rubber 4, a cylindrical
図2に示すように、環状部134は、嵌合部132側に拡開部141が、嵌合部132とは反対側に縮閉部142が形成されている。拡開部141は、嵌合部132から軸方向のバンパキャップ3側に、バンパキャップ3側ほど広がるように拡開しつつ延出している。縮閉部142は、拡開部141から軸方向のバンパキャップ3側に、バンパキャップ3側ほど窄まるように延出している。縮閉部142の最小内径は、ロッド31の主軸部33の外径よりも大径であり、バンパキャップ3の挿通孔90の最小径つまり円筒面104,112の内径よりも小径となっている。縮閉部142のバンパキャップ3側の先端部の内径は、円筒面112の内径つまり頂面113の内径よりも大径となっている。
As shown in FIG. 2, the
シリンダ装置1は、そのシリンダ装置本体2のロッド31がシリンダ15に対しストロークすることで、車輪の車体に対する移動に対して減衰力を発生させる。バンプラバー4は、ロッド31がシリンダ15内に進入する縮み方向の移動限界側までストロークしたときに、バンパキャップ3のカバー部82に当接し、車体側との間で弾性変形してシリンダ15の速度を低下させて異音の発生を抑制する。このとき、バンパキャップ3は、まず、カバー部82のシリンダ15とは反対側に最も突出する周方向リブ92が先にバンプラバー4の環状部134の縮閉部142に当接し、周方向リブ92がテーパ面114のテーパ形状で縮閉部142を径方向外側に広げるように弾性変形させながら、複数の径方向リブ93がバンプラバー4に当接してバンプラバー4を軸方向に圧縮変形させる。
The cylinder device 1 generates a damping force with respect to the movement of the wheel with respect to the vehicle body by the
上記した特許文献1に記載のシリンダ装置は、バンプラバーに当接する当接部に、放射状に延びる複数の筋状の突起と、ピストンロッドを通す開口部を覆う環状突起部とを形成したカバー部材を有している。環状突起部は、筋状の突起の1つの突出高さと同じ高さになっているため、バンパキャップに当接したバンプラバーがバンパキャップとロッドとの隙間に入り込んでしまう可能性がある。 The cylinder device described in Patent Document 1 described above is a cover member in which a plurality of radially extending protrusions and an annular protrusion covering the opening through which the piston rod passes are formed in the contact portion that contacts the bump rubber. have. Since the annular protrusion has the same height as one protruding height of the line-like protrusion, there is a possibility that the bump rubber contacting the bumper cap enters the gap between the bumper cap and the rod.
これに対して、本実施形態のバンパキャップ3は、周方向リブ92が全周にわたってシリンダ15とは反対側まで全ての径方向リブ93よりも突出しているため、バンパキャップ3に当接したバンプラバー4は、全周にわたって周方向リブ92から径方向リブ93に当接するように変形が促進され、バンパキャップ3とロッド31との隙間に入り込む可能性を低く抑えることができる。これにより、バンプラバー4がシール部材23に当接する可能性を低く抑えることができる。したがって、バンプラバー4がシール部材23に影響を及ぼす可能性を低く抑えることができる。周方向リブ92を、全ての径方向リブ93よりもシリンダ15とは反対側まで突出させる構造のため、多様なバンプラバーに対応して効果を発揮し、バンプラバーの形状自由度を高くすることが可能となる。
On the other hand, the
バンパキャップ3は、挿通孔90の内径が、シール部材23の突出部77の外径よりも大径であることから、バンプラバー4がバンパキャップ3とロッド31との隙間に入り込むと、バンプラバー4がシール部材23の突出部77に当接する可能性が高いが、上記のようにバンプラバー4がバンパキャップ3とロッド31との隙間に入り込む可能性を低く抑えることができるため、バンプラバー4がシール部材23に当接する可能性を低く抑える効果が高い。
In the
以上の実施形態においては、径方向リブ93のバンパキャップ3の径方向における中心軸線側に球面状の内方面部124を形成したが、これをなくして、円筒状の中間面部122をそのまま周方向リブ92のテーパ面114まで延ばしてテーパ面114に繋げても良い。
In the above embodiment, the spherical
なお、本実施形態では、バンパキャップ3の材料として、合成樹脂を用いた例を示したが、スチールや鉄で形成してもよい。ただし、合成樹脂を用いたほうが、周方向リブや径方向リブを型で一体形成することができ、生産性に優れる。
In the present embodiment, the example in which the synthetic resin is used as the material of the
以上に述べた実施形態は、シリンダと該シリンダの一端側から延出するロッドとを有するシリンダ装置本体の前記ロッドを挿通させる挿通孔が形成されて前記シリンダの一端側に当接するカバー部を備え、該カバー部の前記シリンダとは反対側がバンプラバーに当接するバンパキャップが、前記カバー部には、前記バンプラバー側に、前記挿通孔側の周縁部で周方向に延びる周方向リブと、該周方向リブから径方向外方に延出する複数の径方向リブとが形成され、前記周方向リブは、前記シリンダとは反対側まで全ての前記径方向リブよりも突出している。これにより、バンパキャップに当接したバンプラバーがロッドとの隙間に入り込む可能性を低く抑えることができる。 The embodiment described above includes a cover portion that is formed with an insertion hole through which the rod of a cylinder device body having a cylinder and a rod extending from one end side of the cylinder is inserted, and is in contact with one end side of the cylinder. A bumper cap that is in contact with the bump rubber on the opposite side of the cover portion from the cylinder, the cover portion on the bump rubber side, a circumferential rib extending in the circumferential direction at a peripheral edge portion on the insertion hole side, A plurality of radial ribs extending radially outward from the circumferential rib are formed, and the circumferential rib protrudes from all the radial ribs to the side opposite to the cylinder. Thereby, the possibility that the bump rubber contacting the bumper cap enters the gap with the rod can be kept low.
また、シリンダ装置本体は、前記シリンダの一端側に支持されて前記ロッドを挿通させるシール部材を有し、前記シール部材は、前記バンパキャップ側に突出する突出部を有し、前記バンパキャップは、前記挿通孔の内径が、前記突出部の外径よりも大径である。バンプラバーがシール部材に影響を及ぼす可能性を低く抑えることができる。 The cylinder device body includes a seal member that is supported on one end of the cylinder and allows the rod to pass therethrough, the seal member includes a protruding portion that protrudes toward the bumper cap, and the bumper cap includes: The inner diameter of the insertion hole is larger than the outer diameter of the protrusion. The possibility that the bump rubber will affect the seal member can be kept low.
1 シリンダ装置
2 シリンダ装置本体
3 バンパキャップ
4 バンプラバー
23 シール部材
31 ロッド
77 突出部
82 カバー部
90 挿通孔
92 周方向リブ
93 径方向リブ
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (3)
前記カバー部には、前記バンプラバー側にベース面から突出して、前記挿通孔の周縁部の径方向外方で周方向に延びる周方向リブと、該周方向リブから径方向外方に延出する複数の径方向リブとが形成され、
前記周方向リブは、全ての前記径方向リブよりも前記バンプラバー側に突出し、
前記周方向リブの外周側に、前記ベース面に向かうほど大径となるように傾斜するテーパ面を備えていることを特徴とするバンパキャップ。 The cylinder device main body having a cylinder and a rod extending from one end of the cylinder is provided with a cover portion that is inserted into the rod of the cylinder device main body and is in contact with the one end side of the cylinder. Is a bumper cap whose opposite side abuts against the bump rubber,
The cover portion protrudes from the base surface toward the bump rubber side, extends in the circumferential direction radially outward of the peripheral portion of the insertion hole, and extends radially outward from the circumferential rib. A plurality of radial ribs are formed,
The circumferential rib, than all of the radial ribs projecting into the bump rubber side,
A bumper cap comprising a taper surface that is inclined so as to increase in diameter toward the base surface on an outer peripheral side of the circumferential rib .
前記ロッドを挿通させる挿通孔が形成されて前記シリンダの一端側に当接するカバー部を備え該カバー部の前記シリンダとは反対側がバンプラバーに当接するバンパキャップと、
を有するシリンダ装置であって、
前記バンパキャップの前記カバー部には、
前記バンプラバー側にベース面から突出して、前記挿通孔の周縁部の径方向外方で周方向に延びる周方向リブと、
該周方向リブから径方向外方に延出する複数の径方向リブとが形成され、
前記周方向リブは、全ての前記径方向リブよりも前記バンプラバー側に突出し、
前記周方向リブの外周側に、前記ベース面に向かうほど大径となるように傾斜するテーパ面を備えていることを特徴とするシリンダ装置。 A cylinder device body having a cylinder and a rod extending from one end of the cylinder;
A bumper cap in which an insertion hole through which the rod is inserted is formed and a cover portion that comes into contact with one end side of the cylinder is provided, and a side of the cover portion opposite to the cylinder comes into contact with a bump rubber;
A cylinder device comprising:
In the cover part of the bumper cap,
A circumferential rib projecting from the base surface to the bump rubber side and extending in the circumferential direction radially outward of the peripheral edge of the insertion hole ;
A plurality of radial ribs extending radially outward from the circumferential ribs are formed;
The circumferential rib, than all of the radial ribs projecting into the bump rubber side,
A cylinder device comprising a tapered surface that is inclined so as to increase in diameter toward the base surface on an outer peripheral side of the circumferential rib .
前記シール部材は、
前記バンパキャップ側に突出する突出部を有し、
前記バンパキャップは、
前記挿通孔の内径が、前記突出部の外径よりも大径であることを特徴とする請求項2記載のシリンダ装置。 The cylinder device body has a seal member that is supported on one end side of the cylinder and allows the rod to pass through.
The sealing member is
Having a protrusion protruding toward the bumper cap,
The bumper cap is
The cylinder device according to claim 2, wherein an inner diameter of the insertion hole is larger than an outer diameter of the protruding portion.
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