JP6609319B2 - 高速のスタートアップのスタンドバイモードを有するクロック生成回路 - Google Patents

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Description

本発明は、一般的には、クロック生成回路に関し、具体的には、低電力消費と高速のスタートアップ時間を特徴とするスタンドバイモードを有するクロック生成回路に関する。
ポータブル電子機器は、現代の生活において、至るところに存在する道具である。携帯電話、スマートフォン、衛星ナビゲーション受信機、電子書籍リーダーおよびタブレットコンピュータ、ウェアラブルコンピュータ(例えば、メガネ、リストコンピューティング)、カメラ、および音楽プレーヤーは、広範な使用における多種類のポータブル電子機器のほんの一例である。ポータブル電子機器は、バッテリー(アルカリ電池のような交換可能なバッテリー、または、NiCd、NiMH、LiOn等のような再充電可能なバッテリー)により起動する。いずれのケースにおいても、ポータブル電子機器の有用寿命は、利用可能なバッテリー電力により制限され、それは、機器の使用の長さと、使用期間の電力消費のレベルに比例して減少する。
ポータブル電子機器の設計の傾向は、制限された利用可能な電力の問題をより深刻にさせている。第1に、ディスクドライブ等の、電子機器の集積度の増大と構成要素パーツの小型化により、デバイス形成ファクターは、縮小する傾向にある。これにより、バッテリーのサイズの縮小が同様に強いられ、一般的に、利用可能なエネルギー記憶容量を低減させる。第2に、電子機器は、ますます洗練され、新しいアプリケーション、より洗練されたユーザインタフェース、暗号化等の強化等を提供する。これらの特徴を実装する追加的なソフトウェアは、実行するために、増大した計算パワーを必要とし、それにより、大きく、追加的なプロセッサ、およびより多くのメモリにつながる。最終的に、ポータブル電子機器の後続の世代は、しばしば、無線接続の種々のモード等の追加的な特徴を追加し、それにより、追加的なチップセットと他の電子機器の統合を必要とし得る。かつてないほどに縮小しているバッテリーサイズと容量と相まって、より多くのプロセッサおよびチップによる電力に対する需要の高まりにより、電力の管理が、ポータブル電子機器の設計者に対する最適化の重要なエリアとなっている。
パワー管理に対するいくつかのアプローチが、当技術分野において知られている。1つのそのようなアプローチは、長時間使用されない回路(またはサブ回路)を識別することであり、たとえ機器の他の回路が完全にアクティブであっても、これらを、「スリープ」モードとも称される低アクティビティ状態とすることである。1つの例として、多くの機器の照射ディスプレイスクリーンは、(選択可能な)ユーザの双方向性がない期間の後に、停止する。デジタル回路を停止する一つの方法は、これらの回路から、クロック信号を分離することである。デジタル回路内の記憶要素はクロック信号のエッジまたはレベルに応答して状態を変えることから、回路内の電力消費の電気的アクティビティは停止する。
「スリープ」技術に対するより洗練されたアプローチは、クロック信号の周波数を、デジタル回路のアクティビティのレベルに整合させることである。例えば、大量の計算を行うプロセッサは、最大の性能を引き出すために、高い周波数においてクロックされ得る。しかしながら、プロセッサが単にバックグラウンドのタスクを行う際に、そのクロック信号の周波数は、ユーザが性能の劣化に気づくことなく、低下されてもよく、それに付随して、消費される電力が低下する。
電力の管理の別のアプローチは、回路の瞬間的な負荷に応じて、種々の回路(またはサブ回路)に供給される電力を変化させることである。このようにして、計算または他のアクティビティを行う回路には、動作するために適切な電力が供給され、より軽い負荷を経験する回路には、より低いレベルの電力が供給される。
これらの電力管理技術の全ては、デジタルブロードバンド集積回路(IC)、無線周波数IC、および電力増幅器を含み得る無線モデムに適用される際に問題となる。ユーザがデータ接続をアクティブに用い、高いダウンロードスピードと低遅延を期待する場合、モデムは、高速クロック、フルパワー、そして、全ての回路を有効にするといった、最も高い性能で構成される。データ接続の要件に余裕がある場合、クロック周波数を低くすることや、クロックをいくつかの回路にゲーティングすることや、供給電圧を下げることや、使用していない回路を停止させることにより、無線モデムの性能を低くすることにより、電力をセーブできる可能性がある。そのような無線モデムの絞りは、ユーザがあらゆるときにデータ接続の使用を再開し得る事実により制限され、無線モデムは、ユーザが知覚可能な遅延なしに、省電力モードから完全な性能に戻さないといけない。これは、無線モデムは、省電力モードから高性能モードに再開するために、数10ミリ秒有することを意味する。
無線モードが、限定した性能または省電力モードになる場合、電圧レギュレータは、出力電流容量が制限されるモードに設定され得る。別の省電力の基準は、クロックゲーティングといったデジタル制御またはクロック生成回路を完全に無効化することにより、クロック信号の分配をスイッチングモードのアナログブロック(例えば、スイッチモード電源)に限定することである。クロック生成回路を無効化することにより、最高の節電が達成できるが、それは、クロック信号を必要とする無線モデム回路がない場合のみに行うことが可能である。別の制約は、クロック生成回路が、クロック信号を受信する全てのブロックのフルパワー移行時間の要件を十分に満足するほどに速いスタートアップ時間を有さないとならないことである。
無線モデムの新しい世代の設計では、より高い周波数と低消費電力を同時に必要とする。例えば、新しい設計では、26MHzで動作するために、6.5MHz制御バスが目標となる。これらのチャレンジングな設計のゴールに到達するための1つのアプローチは、クロックを制限した、または、「スリープ」のモードに、より頻繁に入ることである。しかしながら、このことは、10μ秒の現在の設計と比較して、1.5μ秒等の、休止状態からのかなり速いスタートアップ時間が必要となる。
高速のスタートアップ時間を有しながらも動作中にほとんど電力を消費しないクロック生成回路を設計することに対する大きなチャレンジは、RCファクターが大きく、バイアス電流が小さいことである。接地(または供給電圧)からの充電を開始する中間ノードは、低速に充電するだけでなく、ノードの電圧における過渡的な摂動が落ち着くのに時間がかかる。適切な動作値においてノード電圧を設定することは、正確なクロック信号を得るために重要である。
クロック生成回路のスタートアップ時間を低減させる既知のアプローチは、バイアス電流を上げること、コンデンサを非接続とすること、目標の電圧を中間または出力ノードに直接的に転送することを含む。これらのアプローチの全ては、一度中間回路ノードが充電されると、周波数の安定性を得るために、ノード電圧を適切に落ち着かせるために時間がかかる、という欠点がある。したがって、既知のアプローチは、クロック生成回路のスタートアップ時間を必要な量低減させることにはふさわしくない。
K. Hanによる韓国特許公報、KR-20050074855、「低電力弛張発振回路」には、弛張発振器のコンデンサCのノードn1とn2に電流を注入するブースト回路について記載されている。
2012 Symposium on VLSI Circuits Digest of Technical Papersの16頁において公表されたT.Tokairinらによる論文である、「A 280nW, 100kHz, 1-Cycle Start-up Time, On-chip CMOS Relaxation Oscillator Employing a Feedforward Period Control Scheme」には、発振器のスイッチング遅延を、コンデンサ電荷として参照電圧に到達するコンパレータの前にシフトする方法が記載されている。これは、発振器の半サイクル毎の開始において充電電流を倍にすることにより達成され、筆者らはこれを「ブースト充電」と称している。
J.Shuttによる米国特許番号7,005,933には、ノーマルモードと低電力モードの両方でクロック信号を生成し、低電力モードでのクロックは精度が低い、デュアルモード弛張発振器について記載されている。
O.Schadeによる米国特許番号4,250,464には、ノーマル動作モードより低電力モードでより低い周波数クロック信号を生成するマルチモード弛張発振器について記載されている。
Intersil Corporationにより公表されたアプリケーションノートAN9334.2、「A 280nW, 100kHz, 1-Cycle Start-up Time, On-chip CMOS Relaxation Oscillator Employing a Feedforward Period Control Scheme」、2000年12月、には、節電するために、スタンドバイモードで出力バッファを停止させるように動作するイネーブルピンを有する水晶発振器について記載されている。内部の発振器は、スタンドバイモードで動作し続ける。省電力は50%に限定される。
これらの従来技術のソリューションのいずれも、約90%の電力消費を削減する低電力モードを有し、さらに、約1.5μ秒のフル動作モードにかなり短いスタートアップ時間で戻る、高周波数クロック生成回路を達成することはできない。
本書類の背景のセクションは、技術的および運用上の背景における本発明の実施形態を、当業者がそれらの範囲および実用性を理解することを助けるためのものである。明確に特定しない限り、背景のセクションにおいて単に含まれることから従来技術とする記載は許容されない。
以下には、当業者に基本的な理解を提供するために、本開示の単純化した要約を示す。この要約は、本開示の広範囲な概要ではなく、また、本発明の実施形態の主要な/重要な要素を特定すること、または、本発明の範囲を説明することは意図されない。本要約の唯一の目的は、以降に示すより詳細な説明への前触れとして、単純な形式でここに開示されるいくつかの概念を表すことである。
ここに説明し、主張する、いくつかの実施形態によれば、クロック生成回路は、スタンドバイモードだけでなく、従来のオンとオフのモードで動作する。スタンドバイモードでは、少量のバイアスの電流が、クロック生成回路における増幅器に適用され、内部ノード上のバイアス電圧はそれらの動作電圧値(すなわちオンモード)に非常に近づく。これにより、クロック生成回路はオンモードに戻るので、信号における過渡的な摂動は減少する。過渡状態が減少するにつれて、安定するのが速くなり、クロック生成回路は、非常に速いスタートアップ時間で、例えば、オフからオンへのスタートアップ時間の15%の範囲(例えば、10μ秒に比較して1.5μ秒)で、スタンドバイからオンへ移行することが可能となる。システムが外部のバスまたはインタフェース(RFモデム等)を監視し、即座に応答する必要がある場合等に、非常に速いスタートアップ時間により、クロック生成回路は、より頻繁にスタンドバイモードとなることが許容される。スタンドバイモードに適用された少量のバイアス電流は、オンモードでのクロック生成回路に適用されたバイアス電流の10%の範囲となり得る。
1つの実施形態は、集積回路上のクロック生成回路を動作させる方法に関連し、当該クロック生成回路は、発振回路を含む、1つ以上の回路からのクロック要求インジケータが監視される。少なくとも1つの回路がクロック信号を要求する場合、クロック生成回路は、第1の、フルパワーモードで動作し、ここで、クロック生成回路は、少なくとも1つのクロック信号を出力する。回路がクロック信号を必要としない場合、第2の、スリープモードを許容することが決定され、ここで、発振回路は無効化され、クロック生成回路はクロック信号を出力しない。第2の、スリープモードが許容される場合、クロック生成回路は、第2の、スリープモードで動作する。第2の、スリープモードが許容されない場合は、クロック生成回路は、第3の、スタンドバイモードで動作し、ここで、クロック生成回路における1つ以上の回路ノードが、それらの動作電圧近くにバイアスされるが、発振回路は発振せず、クロック生成回路は、クロック信号を出力しない。
別の実施形態は、クロック生成回路に関連する。クロック生成回路は、選択的に周期的な信号を生成するように動作する発振回路を有する。クロック生成回路はまた、発振回路から周期的な信号を受信し、少なくとも1つのクロック信号を選択的に出力するように動作する出力回路を有する。クロック生成回路は更に、3つのモードのうちの1つで動作するクロック生成回路を制御するように動作するバイアス回路を有する。当該1つのモードは、出力回路が少なくとも1つのクロック信号を出力する、第1の、フルパワーモード、発振回路が無効化され、出力回路がクロック信号を出力しない、第2の、スリープモード、発振回路と出力回路内のノードがそれらの動作電圧に近くなるようにバイアスされるが、発振回路は発振せず出力回路はクロック信号を出力しない、第3の、スリープモード、で構成されるグループから選択される。
本発明は、発明の実施形態が示される添付の図面を参照して、以下により詳しく説明される。しかしながら、本発明は、ここに説明する実施形態に限定されるように解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が詳細で完璧であり、当業者に発明の範囲が完全に伝達されるように、提供される。同様の番号は、至るところで同様の要素に対して参照される。
図1は、ポータブル電子機器におけるいくつかの回路の機能ブロック図である。 図2は、システム電力を与える方法のフロー図である。 図3は、クロック生成回路の1つの実施形態の機能概略図である。 図4は、システム動作状態と制御信号を表すタイミング図である。 図5は、クロック生成回路に対する、電流消費対スタートアップ時間の定性的なグラフである。 図6は、弛緩発振器の機能ブロック図である。 図7は、図6の発振器の電流生成および積分回路の機能概略図である。 図8は、過渡の不安定性のポイントを識別する、弛緩発振器の機能ブロック図である。 図9は、本発明の1つの実施形態に従う弛緩発振器の機能ブロック図である。 図10は、図9の発振器の電流生成および積分回路の機能概略図である。 図11は、図9の発振器のスケーリングおよびバッファリング回路の機能概略図である。 図12は、図9の発振器の比較回路の機能概略図である。 図13は、オフ状態における弛緩発振器の電流生成および積分回路の機能トランジスタレベルの概略図である。 図14は、オン状態における図13の電流生成および積分回路の機能トランジスタレベルの概略図である。 図15は、スタンドバイ状態における弛緩発振器の電流生成および積分回路の機能トランジスタレベルの概略図である。 図16は、オン状態における図15の電流生成および積分回路の機能トランジスタレベルの概略図である。 図17Aは、図13と図14の回路における参照電流の過渡状態とバイアス電流のグラフである。 図17Bは、図15と図16の回路における参照電流の過渡状態とバイアス電流のグラフである。 図18は、オフ状態における弛緩発振器の充電電圧生成回路の機能トランジスタレベルの概略図である。 図19は、オン状態における図18の充電電圧生成回路の機能トランジスタレベルの概略図である。 図20は、スタンドバイ状態における別の弛緩発振器の充電電圧生成回路の機能トランジスタレベルの概略図である。 図21は、オフ状態における図20の充電電圧生成回路の機能トランジスタレベルの概略図である。
簡単化と説明の目的のために、本発明は、その例示的な実施形態を主に参照することにより説明する。以下の説明では、本発明を完全に理解できるように、多数の特定の詳細が説明される。しかしながら、本発明がこれらの特定の詳細に限定されることなく実施され得ることは、当業者に直ちに明らかになるだろう。本説明では、不必要に本発明を曖昧にしないために、既知の方法と構成は詳細に説明されない。
図1は、ポータブル電子機器における代表的なシステムの一部を示す。システム10は、無線通信端末のベースバンド処理システムのように、電力管理ユニット(PMU)12と電子回路20を有する。デジタルベースバンド回路は、通信端末における無線モデムの中心であり、RF送受信器(不図示)からベースバンドデータを受信し、それからユーザデータを復号化し、また、ユーザデータを符号化してそれをエアを介して送信するためにRF送受信器に送る。
PMU12は、クロック生成回路14、スイッチモード電源(SMPS)16、制御回路18を含む。クロック生成回路14は、1つ以上のクロック信号を生成し、SMPS16における電力伝達スイッチを駆動する。それにより、電力を調整し(例えばバッテリーから)デジタルまたはアナログ電子機器および他の回路(不図示)に転送する。したがって、クロック生成回路14の動作を一時停止することにより、電子回路20に供給される電力が停止する。
電子回路20は、電力制御回路22を含む。また、電子回路20は、プロセッサ24および/またはデジタル信号プロセッサ(DSP)26、メモリ、外部バス、無線送受信器等の高速インタフェース28等の種々のデジタルまたはアナログ回路を含み得る。電力制御回路22は、I2CまたはSPMI等のシリアルインタフェースを介してPMU制御回路18と通信し得る。PMU12はそして、クロック要求とコマンドを電力制御回路22から受信し、それに応じて、バイアス電圧と電流の調整、クロックドライバの動作の有効化/無効化、SMPS16スイッチングのデューティーサイクルの調整等、PMU12上の回路の制御を行う。本発明の実施形態の考察に関連する制御信号のみを示す。当業者であれば、図示する回路は、多数の他の制御信号、クロック信号、電力信号、および同様の信号を介したやり取りを多く行うことを認識するだろう。したがって、当業者であれば、図1のブロック図は、代表的なもののみであり、本発明の実施形態のアプリケーションに関して制限するものではないことを直ちに認識するだろう。
バッテリー電力を保存するために、1つ以上の回路24、26、28は、回路24、26、28へ供給される電力を減らす、または、無くすことにより、またはデジタル回路へ供給されるクロック信号を一時停止することにより、「スリープモード」になり得る。SMPS16から電力を一時停止するための1つの直接的な方法は、SMPS15エネルギー伝達スイッチを駆動するクロック生成回路14からのクロック信号を停止することである。クロック信号は、クロック生成回路14の出力をゲートオフすることにより一時停止し得るが、内部の発振器は動いているままである。これにより、より速いスタートアップ時間が許容されるが、クロック生成回路15が電力を消費し続けることから、効率は良くない。より大きい電力をセーブするために、長いスタートアップ時間に耐えることが可能である場合に、発振器を含む全体のクロック生成回路14は停止し得る。したがって、既知のクロック生成回路は、2つの動作状態、オンとオフを有する。
ここに説明する1つ以上の実施形態によれば、クロック生成回路14は、3つの動作状態またはモード、オン、オフ、およびスタンドバイ、を有する。スタンドバイモードの間、クロック生成回路14の内部の特定の中間回路ノードは、ここではプレ−バイアスと呼ばれる、少量のバイアス電流でターゲットの電圧に充電される。プレ−バイアス電流は、例えば、クロック生成回路オンモードのバイアス電流の10%の範囲における、最小の値にスケーリングされ得る。実施形態のシミュレーションにより、オフからオンへの10μ秒のスタートアップ時間と対照的に、スタンドバイモードからオンモードへの1.5μ秒のスタートアップ時間の改善が明らかになった。クロック生成回路14は、スタンドバイモードにおいていくらかの電流を消費するが、オフからオンのより長いスタートアップ時間を有する従来のクロック生成回路と比較して、より速いスタートアップ時間により、システム10はクロック生成回路14をより頻繁に無効化することができる。
図2は、ポータブル電子機器における、デジタルベースバンドシステム等の電子回路20へ電力を供給する全体の方法100を示す。最初に、PMU12の電源をオンとする(ブロック102)。PMU12は、スタートアップシーケンスを実行し、クロック生成回路14の電源をオンし、1つ以上のクロック信号を生成するようにクロック生成回路14の出力を調整する(ブロック104)。クロック信号は、例えば、システム10において電力を他の電子機器20に供給するSMPS16に対するスイッチング信号を供給し得る。比較的長いスタートアップ期間(例えば10μ秒)の後、クロック生成回路14は、オン状態となる(ブロック106)。
回路16、24、26、28の少なくとも1つまたはシステム10におけるモジュールがクロック信号を要求する限り(ブロック108)、クロック生成回路14はオンの状態を維持する(ブロック106)。全ての関連ある電子回路16、24、26、28が電力を保存するために「スリープ」モードにおかれる事象において(ブロック108)、方法100は、クロック生成回路14を完全に無効化するかを確認する(ブロック110)。これは、例えば、ステータスレジスタにおける1つ以上のステータスビット、または、他の所定のメモリ位置を確認することを含み得る。速いスタートアップ時間が重要でなく、最大の電力セービングが望まれるユースケースでは、PMU12はクロック生成回路14をオフにする(ブロック112)。クロック生成回路14がオンとなり(ブロック106)、電力とクロックが供給される際に、回路16、24、26、28がクロック信号を要求する(ブロック114)まで、クロック生成回路14はオフを維持する。この遷移(ブロック112から106)は、著しい遅延を招く。
再度システム10をスリープモードにすると決定する(ブロック108)が、高速のスタートアップ期間が要求される場合(例えば、外部のバスにおけるアクティビティに応答するために、次の無線信号を処理するために、等)、ステータス情報(ブロック110)は、PMU12がクロック生成回路14をスタンドバイモードにさせ得ることを示す(ブロック116)。スタンドバイモードでは、クロック生成回路14は、出力を生成しないが、少量のプレ−バイアス電流により内部ノードにおいて電圧は維持される。プレ−バイアス電流により、回路24、26、28は、再度、クロック信号を要求する場合(ブロック118)、クロック生成回路14は、スタンドバイモードを終了し、完全にオンとなり(ブロック106)、非常に短いスタートアップ時間(例えば、1.5μ秒)において動作する。高速のスタートアップ時間により、スタンドバイモードのより多くの使用が可能となり、全体の電力消費が削減される。
図3は、クロック生成回路14の1つの実施形態を示す。クロック生成回路14は、RC発振器30、クロック品質アナライザ32、ANDゲート機能34、および出力ドライバ36を有する。従来において知られているように、RC発振器30におけるオペアンプは、バイアスドライバ38が発振器30のオペアンプの電源を入れて、比較的大きいバイアス電流を供給する場合、コンデンサCと抵抗Rの値に依存する周波数の周期的な出力信号を生成する。クロック品質アナライザ回路32は、発振器30の出力を監視し、クロック信号が、電圧、周波数、ジッタ、リップル、デューティーサイクル等に関する所定の品質の仕様を満たす場合に、AND機能34に向けて「1」を出力する。ANDゲート機能34により、ClockRequest(クロック要求)入力がアサートされた場合、RC発振器30の出力は、出力バッファ36を通ることが許容される。また、クロック品質アナライザ回路32は、クロック信号が仕様内であると判断する。従来のクロック生成回路では、クロック品質アナライザ回路32は、オフからオンに遷移する際に、10μ秒またはそれ以上の間、クロック信号を一時停止し得る。
本発明の実施形態によれば、発振器15がスタンドバイモードである場合に、StandBy(スタンドバイ)入力信号は、より低い、プレ−バイアス電流をRC発振器30における増幅器に供給するために、プレ−バイアスドライバ40をトリガする。プレ−バイアス電流は、増幅器を充電し続けるが、発振動作を行わせるには不十分である。ClockRequest信号がアサートされる場合、フルバイアスが確立され、RC発振器30はスタートアップし、適切な出力ポイントを即座に設定し、高い品質クロック信号を正しい周波数で生成する。クロック品質アナライザ回路32は、これを検証し、直ちにANDゲート機能34を、クロック信号が出力バッファ36を通るようにイネーブルする。
図4は、システム10とクロック生成回路14の動作状態、並びに制御信号のStandByとClockRequestを示すタイミング図である。最初に、システム10(クロック生成回路を含む)はオフである。電源が入ると、システム10はスタートアップ状態となり、その間種々の回路12、20に電源が入り、初期化される。この時間の間、比較的長いハッシュされたスタートアップ時間により示されるように、クロック生成回路14は、オフからオン状態に遷移する。一般的に、他の回路(例えばプロセッサ24、26)はより長い初期化/ブートアップシーケンスを有することから、クロック生成回路14のスタートアップ時間は、重要なシステムスタートアップパラメータではない。
一度全ての回路が初期化されると、クロック生成回路14は、少なくとも1つのクロック信号をSMPS16に供給し、SMPS16は電力を回路24、26、28に供給する。システム10はアクティブ状態となる。動作条件が、電力保存の目的のために、システム10がスリープモードに移行することを許容するならば、クロック生成回路14はスタンドバイモードにおかれる。これは、クロック要求がアサートされないことから起こり、回路16、24、26、28がクロック信号を必要としないことを示す。しかしながら、StandBy信号はアサートされたままである。これにより、プレ−バイアス電流はクロック生成回路14内のRC発振回路30に適用され、ほぼ完全に増幅器を充電し、その動作電圧に近いところで出力ノードを維持する。システム10は、再度ClockRequestをアサートすることにより、スリープモードを出る場合、クロック生成回路14をスタンドバイからオンに遷移させるために非常に短いスタートアップ時間だけが必要となる。これは、対応する短期間につながり、その期間でシステム10がスリープからアクティブモードへ遷移する。
図5は、電流消費と、クロック生成回路14の3つの動作モードのそれぞれに対するスタートアップ時間との関係を示す定性的なグラフである。クロック生成回路14がオンの場合、スタートアップ時間に問題はないが、電流消費が最大となる。クロック生成回路14がオフの場合、電流消費はゼロとなるが、スタートアップ時間は長くなる。スタンドバイモードは、妥協策をもたらす。電力消費は、フルにオンの状態の1/10のみとなり、スタートアップ時間はゼロではないが、オフの状態から遷移するのに必要な時間の1/7だけである。短いスタートアップ時間の要件により、クロック生成回路14を完全にオフにすることができないユースケースに対して、スタンドバイモードでは、スタートアップ時間の要件を満たしつつも、電力の90%をセーブする追加的な方法がもたらされる。
図3に示されるクロック生成回路14は、RC発振器30に基づく。より複雑で、より一般に装備される、クロック生成回路14の形態では、図6におけるブロック図の形態で示される、弛緩発振器を用いる。弛緩発振器は、フィードバックループを介して、反復して積分コンデンサを充電および放電することにより、動作する。
バンドギャップ参照回路40は、参照電圧Vrefを生成し、それをスケーリング/バッファリング回路42と電流生成回路44の両方に供給する。スケーリング/バッファリング回路42は、参照電圧Vrefをスケーリングし、バッファリングし、安定した閾値電圧Vthを出力する。トリミングを有する電流生成回路44は、充電電流Ichargeを生成し、積分回路46における積分コンデンサを充電する。点線の四角で示すように、電流生成回路44と積分回路46は、密に結合される。
積分回路46は、積分コンデンサが充電されるにつれて増加し、コンデンサが放電される場合にゼロに戻る、鋸歯の積分電圧Vintを出力する。比較回路50は、積分電圧Vintを、閾値電圧Vthと比較し、それらが等しい場合、リセットインパルスを生成する。リセット信号は、積分コンデンサを放電するためのトリガとして、積分回路46に与えられる。積分回路はその後、次のサイクルを生成するために充電を開始する。整形およびバッファリング回路52は、積分電圧Vintの鋸歯の波形を調整し、矩形のクロック信号Clockを出力する。クロック信号の周波数は、閾値電圧Vthと電流Ichargeの大きさにより決定され、積分コンデンサの充電時間を直接制御する。
図7は、電流生成回路44と積分回路46の従来の実装を示す。抵抗のチェーンに適用されたトリムコードは、電流生成パス44における抵抗を設定し(すなわち、ゲートが増幅器45により制御されるトランジスタM1を介して)、それにより、このパスを介して電流を制御する。マッチしたトランジスタM2とM3を有する電流ミラーは、この電流を、積分パス46における比例充電電流Ichargeにコピーし、ここで、積分コンデンサCintを充電する。積分回路46は、コンデンサCintに渡る電圧として、積分電圧Vintを出力する。比較回路50からのフィードバックにおいて受信したリセット信号により、次の充電の反復を開始するために、コンデンサが放電される。クロック生成回路14をオフ状態にするためにClockRequest=0の場合、電流ミラーのゲートは高く押し上げられ、両方のトランジスタを遮断し、充電電流の流れを止める。これらの回路44、46が再度オンになる場合、増幅器45の出力における過渡状態は、安定した充電電流Ichargeが再度確立される前に落ち着かせなければならない。それは、周波数安定クロックを生成するためには必要である。
しかしながら、電流生成回路44と積分回路48だけが、クロック生成回路14をオフからオンに遷移させる際の長いスタートアップ時間を引き起こす、スタートアップの過渡状態の源ではない。図8は、増幅器のスタートアップにより生じる閾値電圧Vthにおける過渡状態を示す。また、充電電流Ichargeは、過渡状態を経る。さらに、過渡状態は、比較回路50における比較器のバイアシングにおいて現れる。これらの過渡状態の全てを落ち着かせなければならず、関連するノードは、クロック信号が出力できる前に安定状態電圧に到達する。
図9に示すように、本発明の実施形態によれば、StandBy信号は、スケーリングおよびバッファリング回路42、電流生成回路44、積分回路46、および比較回路50に分配される。ClockRequest=0であるが、StandBy=1である場合、クロック生成回路14は、スタンドバイモードへ入り、スタートアップの過渡状態を低減し、クロック生成回路14がフルにオンになった場合のスタートアップ時間を低減するために、プレ−バイアス電流がクロック生成回路14における増幅器に供給される。
図10は、1つの実施形態における、スタンドバイモードでの電流発生回路44と積分回路46を示す。図7の従来の回路と同様に、ClockRequest=0の場合、ミラー電流のトランジスタM2、M3のゲートを高く押し上げ、M2をオフにし、積分回路46においてIcharge=0とする。増幅器45は、低いプレ−バイアス電流を受け取る。電流生成回路44におけるロジックは、ClockRequest=0かつStandBy=1の場合に、トリム抵抗を、直列のダイオード結合のトランジスタに置き換える。この構成では、増幅器45とトランジスタM1の両方は、それらの動作ポイントに非常に近くにバイアスされる。M1はそして、ClockRequest=1の場合に、非常に速く、低い過渡状態で、完全な導通に戻すことができ、安定化したクロック出力までの非常に短いスタートアップ時間を生み出す。
図11は、StandBy入力が、スタンドバイモードの間のスケーリングおよびバッファリング回路42における比較器増幅器にプレ−バイアス電流を供給することを示す。これにより、増幅器は動作ポイントの近くにバイアスされる。抵抗R1とR2の値は、より低いバイアスを有する増幅器がそれらを駆動できるように、増加される。閾値電圧Vthが常に一定であり、速く落ち着かせる必要がないため、より高い抵抗値であることは問題ではない。増幅器のバイアスは、クロック生成回路14がオンになると増加し、比較器がスイッチしている場合であっても、閾値電圧Vthはより安定する。
図12は、StandBy入力が、スタンドバイモードである間の比較回路50における比較器増幅器にプレ−バイアス電流を供給することを示す。これにより、増幅器は動作ポイントの近くにバイアスされる。増幅器のバイアスは、クロック生成回路14がオンになった場合に増加し、比較器が十分に速くスイッチできるようになる。
図13−16は、クロック生成回路14の弛緩発振器の電流生成回路44と積分回路46の種々の実施形態のトランジスタレベルの図を示す。明瞭化のために、単一の制御信号「ENABLE(有効/イネーブル)」とその反対の「DISABLE(無効/ディスエーブル)」が切り替えを制御するために示される。ENABLE/DISABLE信号は、上述したClockRequest信号(および、場合により他のシステムロジック)から生じる。
図13は、従来の回路を示し、ここでクロック生成回路14はオフである。図14は、オン状態である同じ回路を示す。電流生成パス44は、トランジスタM2、M1と、可変の(トリム)抵抗を含む。増幅器45は、M1のゲートを駆動する。バイアス電流回路47は、追加的な電流Ibiasを、オン状態における増幅器45に供給する。
図13は、オフ状態であるクロック生成回路14を示す。電流生成パス44において電流を発生するために、種々の抵抗Rを介した電流の流れなしに、トランジスタM1は分離される。したがって、コンデンサ(不図示)を充電するために、積分パス46において充電電流Ichargeは流れない。増幅器45は無効化され、その反転入力は接地される。バイアス電流回路47は無効化される。
図14は、オン状態である同じ回路を示す。トランジスタM1は、M2とレジスタRの両方に接続され、パス44において電流を生成し、それはIchargeとして、積分パス46においてミラーされる。増幅器45は有効化され、その反転入力はM1のソースに接続され、バイアス電流Ibiasは、バイアス回路47により増幅器45に適用される。Ibiasは、発振器がオンに切り替わるときに、ゼロからフルの値に変化し、増幅器45の出力における過渡状態は、安定化するために数μ秒必要とする。
図15と図16は、同様の回路を示すが、少量のバイアス電流Ibias/10が連続的に増幅器45に適用される。すなわち、図15は、スタンドバイモードにおけるクロック生成回路14を示し、図16は完全にオン状態におけるそれを表わす。
図15では、増幅器45が有効化され、その反転入力が電流生成パス44に接続され、そこで少量の電流がM1とダイオードのチェーンを介して流れる。少量のバイアス電流Ibias/10は、バイアス回路47により、連続的に増幅器45に適用される。これにより、増幅器45は、その動作ポイントに非常に近くバイアスされ続ける。
図16において、クロック生成回路14は、オンにスイッチされ、トリム抵抗Rは、電流生成パス14に切り替えられる。充電電流Ichargeは、積分パス46において確立される。増幅器45が完全に有効化され、バイアス回路47によりIbias/10が連続的に適用される。
図17Aは、クロック生成回路14がオフからオンへ切り替わっている際の、Ichargeとバイアス電流Ibias上の過渡状態のグラフである。図17Bは、クロック生成回路14がスタンドバイモードとオンモードとの間を遷移する際の同様のグラフを示す。一定のバイアス(すなわちスタンドバイモード)を有すると、増幅器45のバイアスのポイントは、全ての時間でほぼ一定となり、ゆえに、過渡状態は非常に小さくなる。それらはまた、速く落ち着かせることとなり、速いスタートアップ時間が許容される。さらに、バイアス電流は、かなり低減させることができる(例えば、フルのバイアス電流の10%の範囲)。
図18−21は、クロック生成回路14における弛緩発振器の電流発生回路44と積分回路46の他の実施形態のトランジスタレベルの図を示す。ここで、積分回路は、上述した参照電流Ichargeではなく、積分コンデンサの充電電圧Vchargeを生成する。図18と図19は、切り替えられるバイアスのケースを示し、それぞれクロック生成回路14がオフの状態とオンの状態を示す。図20と図21は、一定のバイアスを有する同じ回路を示し、それぞれクロック生成回路14がスタンドバイ状態とオン状態を示す。
図18において、電流生成パス44と増幅器45は無効化され、可変の(トリム)抵抗を介して電流は流れない。バイアス電流回路47もまた、無効化される。Vcharge=0の場合、積分コンデンサ(不図示)は、クロック信号を生成するために、充電/放電を行わない。
図19において、電流生成パス44と増幅器45は有効化され、種々の(トリム)抵抗を介した電流が充電電圧Vchargeを生成する。バイアス回路47は、有効化され、バイアス電流Ibiasを増幅器45に供給する。
図20は、クロック生成回路14がスタンドバイモードであるときに、部分的なバイアスが増幅器45に適用される実施形態を示す。電流は、可変の(トリム)抵抗を介して流れず、ゆえに、Vcharge=0である。しかしながら、増幅器45は有効化され、バイアス回路47は部分的なバイアス電流を適用する。なお、トランジスタ49は無効化され、バイアス電流は、増幅器45がその動作ポイント近くにバイアスするのに必要な電流のみに限定される。
図21は、完全にオン状態におけるクロック生成回路14を示す。種々の(トリム)抵抗器を介した電流の流れにより、充電電圧Vchargeが生成される。増幅器45が完全にオンになり、バイアス電流回路47は、両方のスタンドバイバイアス電流を供給し、追加的にトランジスタ49を有効化し、追加的なバイアス電流を供給する。動作中の当該追加的なバイアス電流により、増幅器45は過渡的な負荷に対処することができる。
上述した全ての実施形態では、クロック生成回路14は、少量の、プレ−バイアス電流が増幅器に適用されたスタンドバイモードから、より小さい過渡状態で、完全にオンへ遷移させ、安定状態に迅速に落ち着かせる。したがって、クロック生成回路14のスタートアップ時間は、クロック生成回路14をオフとオンの状態で遷移させるのみの従来の設計より、劇的に短くなる。スタンドバイモードにおけるプレ−バイアス電流の消費は、オン状態で適用されるバイアス電流の10%の範囲のように少なくなる。非常に速いスタートアップ時間により、クロック生成回路14は、従来の回路より、より頻繁にスタンドバイモードにおかれ、それにより、スタンドバイ状態では少量のプレ−バイアス電流の消費であるにも関わらず、全体の電力消費が削減される。例えば、クロック生成回路14は、外部のバスまたは無線インタフェースが休止状態の場合に、スタンドバイモードにおかれ得る。しかし、例えばバーストデータの転送の取り込みが必要なあらゆる時間に、アクティブになり得る。
ここに開示したスタンドバイのバイアス電流回路は、簡潔なものである。そのため、シリコンの変化に対してロバストであり、シリコン技術間で互換性がある。また、スタンドバイからオンへのスタートアップ時間を非常に短くできることにより、設計者は、スタートアップの性能に対する懸念なしに、オンモードの電力消費と性能を最適化し得る。
本発明は、当然ながら、当該発明の本質的な特徴を逸脱せずに、ここに詳細に説明した方法以外の方法で実施することが可能である。本実施形態は、説明的であり限定的でない全ての観点において考慮されるべきであり、添付したクレームの意味および同等の範囲内で起きる全ての変更は、それに含まれると意図される。

Claims (15)

  1. クロック生成回路あって、
    バイアス回路
    周期的な信号を選択的に生成するように動作する発振回路
    前記発振回路から前記周期的な信号を受け取り、クロック信号を出力するように動作する出力回路を有し、
    前記クロック生成回路は増幅器有し、
    前記クロック生成回路、前記クロック生成回路に対して与えられたインジケーション(ClockRequest、StandBy)に応じて、第1のフルパワーモード、第2のスリープモード、または第3のスタンドバイモードのうちの1つで動作するように構成され、
    前記第1のフルパワーモードでは、前記発振回路前記周期的な信号を出力回路供給し、前記出力回路はクロック信号を生成し、
    前記第2のスリープモードでは、前記発振回路無効にされ、
    前記第3のスタンドバイモードでは、前記増幅器はその動作電圧に近い電圧にバイアスされるが、前記発振回路前記周期的な信号を生成しない、
    クロック生成回路。
  2. 請求項1に記載のクロック生成回路あって、前記発振回路はRC発振回路あり、前記増幅器前記RC発振回路に含まれる、クロック生成回路。
  3. 請求項1に記載のクロック生成回路あって、前記発振回路は弛緩発振回路であり、前記増幅器、電流生成回路介して前記弛緩発振回路の積分回路接続されている、クロック生成回路。
  4. 請求項3に記載のクロック生成回路あって、前記第3のスタンドバイモードでは、前記電流生成回路おける第1のトランジスタ(M1)は、その動作電圧に近い電圧にバイアスされる、クロック生成回路。
  5. 請求項に記載のクロック生成回路あって、前記第1のフルパワーモードでは、前記第1のトランジスタ(M1)は、第2のトランジスタ(M2)と可変抵抗ユニット(R)との間に接続され、前記第3のスタンドバイモードでは、前記第1のトランジスタ(M1)は、前記第2のトランジスタと複数のダイオードとの間に接続され、前記第1のフルパワーモードと前記第3のスタンドバイモードの両方では、前記バイアス回路、前記増幅器低バイアス電流を供給する、クロック生成回路。
  6. 請求項5に記載のクロック生成回路あって、前記電流生成回路おける前記第2のトランジスタ(M)のゲートは、電流ミラー構成で、前記弛緩発振回路の積分回路おける第3のトランジスタ(M3)のゲートと接続され、前記第1のフルパワーモードでは、ミラーされた電流は(Icharge)は前記弛緩発振回路のコンデンサ(Cint)に供給される、クロック生成回路。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載のクロック生成回路あって、前記インジケーションは、クロック要求(ClockRequest)とスタンドバイ信号(StandBy)を含む、クロック生成回路。
  8. 請求項に記載のクロック生成回路あって、更に、前記クロック要求(ClockRequest)とスタンドバイ信号(StandBy)を制御ユニットら受信する少なくとも1つの制御入力を有する、クロック生成回路。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載のクロック生成回路と、スイッチモード電源(SMPS)回路を有する電力管理ユニットであって、前記第1のフルパワーモードでは、前記スイッチモード電源(SMPS)回路は、前記出力回路ら前記クロック信号を受信し、電子回路電力を供給する、電力管理ユニット。
  10. 請求項1から8のいずれか1項に記載のクロック生成回路を含む無線モデム。
  11. 請求項10に記載の無線モデムであって、更に、デジタルブロードバンド集積回路(IC)、無線周波数IC、および電力増幅器のうちの少なくとも1つを有する、無線モデム。
  12. 請求項9に記載の電力管理ユニット、または、請求項11に記載の無線モデムを有する無線通信端末。
  13. 前記第3のスタンドバイモードと前記第1のフルパワーモードとを切り換える、請求項1から8のいずれか1項に記載のクロック生成回路における方法であって、
    前記増幅器をその動作電圧に近い電圧にバイアスすることによって、前記第3のスタンドバイモードで前記クロック生成回路動作させること
    前記クロック生成回路前記第1のフルパワーモードで動作させるためのインジケーション(ClockRequest、StandBy)を受信すること
    前記クロック生成回路が周期的な信号を前記出力回路供給し、前記出力回路がクロック信号を生成するように、前記クロック生成回路を前記第1のフルパワーモードで動作させることを含む、方法。
  14. 請求項5に記載のクロック生成回路における請求項13に記載の方法であって、更に、
    前記第3のスタンドバイモードでは、前記複数のダイオードを前記第1のトランジスタ(M1)に接続し、
    前記第1のフルパワーモードでは、前記可変抵抗ユニット(R)を前記第1のトランジスタ(M1)に接続し、
    前記第3のスタンドバイモードと前記第1のフルパワーモードの両方では、前記バイアス回路らの低バイアス電流を前記増幅器供給すること、を含む、方法。
  15. 請求項9に記載の電力管理ユニットにおける請求項13または14に記載の方法であって、更に、
    前記スイッチモード電源(SMPS)回路おいて、前記第1のフルパワーモードでは、前記出力回路ら前記クロック信号を受信し、電力を電子回路供給すること、を含む、方法。
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