JP6607412B2 - 情報処理装置、連携システム、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、連携システム、及びプログラム Download PDF

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本発明は、複数の装置を連携して動作させるプログラムに関する。
従来より、ネットワークに接続された複数の機器から選択された1以上の入力装置及び1以上の出力装置を連携して動作(以下、「連携動作」と表記する。)させる情報処理装置が知られている。上記構成の情報処理装置は、例えば、入力装置の一例であるストレージサーバから対象データをダウンロードし、出力装置の一例であるプリンタに当該対象データで示される画像を記録用紙に対して記録させる(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−187573号公報
多数の装置が関わる連携動作において、必要な動作が選択されないまま当該連携動作が開始される場合がある。このような場合に、実行中の連携動作を中止して必要な動作を選択し、当該連携動作を再び最初から実行するとなると、連携動作のスループットが大幅に低下する可能性がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、1以上の第1装置及び1以上の第2装置の連携動作中において、必要な動作を容易に追加可能なユーザインタフェースを実現するプログラムを提供することにある。
本明細書に記載のプログラムは、表示部、ユーザ操作を受け付ける操作部、及び複数の装置と通信する通信部を備えており、複数の前記装置から選択された第1装置及び第2装置に実行させる連携動作を制御する情報処理装置によって実行可能である。前記連携動作は、前記情報処理装置への対象データの送信を含む第1動作を前記第1装置に実行させ、且つ前記情報処理装置からの前記対象データの受信を含む第2動作を前記第1動作の後に前記第2装置に実行させるものである。該プログラムは、前記連携動作を開始させる開始指示を入力するユーザ操作を前記操作部に受け付けさせる受付処理と、選択された前記装置と当該装置に実行させる動作の動作内容とを示す複数の動作情報を含み、且つ各動作情報で示される動作の実行順序を示す連携動作情報を取得する取得処理と、前記操作部が前記開始指示を受け付けたことに応じて、前記動作情報で示される前記装置それぞれに対して、対応する動作を実行させるための動作指示情報を、前記連携動作情報で示される実行順序で前記通信部を通じて送信する動作指示処理と、前記第1装置及び前記第2装置が実行する動作の進捗状況を示すステータス画像、及び前記連携動作への新たな動作の追加を受け付けるための追加指示オブジェクトを含むステータス画面を前記表示部に表示させる表示制御処理と、前記追加指示オブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、追加装置と当該追加装置に実行させる追加動作の動作内容とを示す追加動作情報を前記連携動作情報に追加する動作追加処理とを前記情報処理装置に実行させる。そして、該プログラムは、前記動作追加処理において、前記追加動作情報を、前記追加動作が前記第1動作であることに応じて、実行中の前記第1動作より後で且つ前記第2動作より前に当該追加動作が実行されるように、前記連携動作情報に追加し、前記追加動作が前記第2動作であることに応じて、前記第1動作より後で且つ実行中の前記第2動作
より後に当該追加動作が実行されるように、前記連携動作情報に追加する。また、該プログラムは、前記動作指示処理において、前記追加動作情報が追加された前記連携動作情報で示される実行順序に従って、前記追加動作を実行させるための動作指示情報を前記追加装置に前記通信部を通じてさらに送信する。さらに、該プログラムは、前記表示制御処理において、少なくとも前記第1装置から前記対象データを受信完了するまで、前記操作部を通じて選択可能な前記追加指示オブジェクトを前記ステータス画面に含める。
本明細書に記載の情報処理装置は、複数の装置から選択された第1装置及び第2装置に実行させる連携動作を制御する。前記連携動作は、前記情報処理装置への対象データの送信を含む第1動作を前記第1装置に実行させ、且つ前記情報処理装置からの前記対象データの受信を含む第2動作を前記第1動作の後に前記第2装置に実行させるものである。該情報処理装置は、表示部と、ユーザ操作を受け付ける操作部と、複数の装置と通信する通信部と、制御部とを備える。前記制御部は、前記連携動作を開始させる開始指示を入力するユーザ操作を前記操作部に受け付けさせる受付処理と、選択された前記装置と当該装置に実行させる動作の動作内容とを示す複数の動作情報を含み、且つ各動作情報で示される動作の実行順序を示す連携動作情報を取得する取得処理と、前記操作部が前記開始指示を受け付けたことに応じて、前記動作情報で示される前記装置それぞれに対して、対応する動作を実行させるための動作指示情報を、前記連携動作情報で示される実行順序で前記通信部を通じて送信する動作指示処理と、前記第1装置及び前記第2装置が実行する動作の進捗状況を示すステータス画像、及び前記連携動作への新たな動作の追加を受け付けるための追加指示オブジェクトを含むステータス画面を前記表示部に表示させる表示制御処理と、前記追加指示オブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、追加装置と当該追加装置に実行させる追加動作の動作内容とを示す追加動作情報を前記連携動作情報に追加する動作追加処理とを実行する。そして、前記制御部は、前記動作追加処理において、前記追加動作情報を、前記追加動作が前記第1動作であることに応じて、実行中の前記第1動作より後で且つ前記第2動作より前に当該追加動作が実行されるように、前記連携動作情報に追加し、前記追加動作が前記第2動作であることに応じて、前記第1動作より後で且つ実行中の前記第2動作より後に当該追加動作が実行されるように、前記連携動作情報に追加する。また、前記制御部は、前記動作指示処理において、前記追加動作情報が追加された前記連携動作情報で示される実行順序に従って、前記追加動作を実行させるための動作指示情報を前記追加装置に前記通信部を通じてさらに送信する。さらに、前記制御部は、前記表示制御処理において、少なくとも前記第1装置から前記対象データを受信完了するまで、前記操作部を通じて選択可能な前記追加指示オブジェクトを前記ステータス画面に含める。
本明細書に記載の連携システムは、複数の装置から選択された第1装置と、複数の装置から選択された第2装置と、前記第1装置及び前記第2装置に実行させる連携動作を制御する情報処理装置とを備える。前記連携動作は、前記情報処理装置への対象データの送信を含む第1動作を前記第1装置に実行させ、且つ前記情報処理装置からの前記対象データの受信を含む第2動作を前記第1動作の後に前記第2装置に実行させるものである。該情報処理装置は、表示部と、ユーザ操作を受け付ける操作部と、複数の装置と通信する通信部と、制御部とを備える。前記制御部は、前記連携動作を開始させる開始指示を入力するユーザ操作を前記操作部に受け付けさせる受付処理と、選択された前記装置と当該装置に実行させる動作の動作内容とを示す複数の動作情報を含み、且つ各動作情報で示される動作の実行順序を示す連携動作情報を取得する取得処理と、前記操作部が前記開始指示を受け付けたことに応じて、前記動作情報で示される前記装置それぞれに対して、対応する動作を実行させるための動作指示情報を、前記連携動作情報で示される実行順序で前記通信部を通じて送信する動作指示処理と、前記第1装置及び前記第2装置が実行する動作の進捗状況を示すステータス画像、及び前記連携動作への新たな動作の追加を受け付けるための追加指示オブジェクトを含むステータス画面を前記表示部に表示させる表示制御処理と
、前記追加指示オブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、追加装置と当該追加装置に実行させる追加動作の動作内容とを示す追加動作情報を前記連携動作情報に追加する動作追加処理とを実行する。そして、前記制御部は、前記動作追加処理において、前記追加動作情報を、前記追加動作が前記第1動作であることに応じて、実行中の前記第1動作より後で且つ前記第2動作より前に当該追加動作が実行されるように、前記連携動作情報に追加し、前記追加動作が前記第2動作であることに応じて、前記第1動作より後で且つ実行中の前記第2動作より後に当該追加動作が実行されるように、前記連携動作情報に追加する。また、前記制御部は、前記動作指示処理において、前記追加動作情報が追加された前記連携動作情報で示される実行順序に従って、前記追加動作を実行させるための動作指示情報を前記追加装置に前記通信部を通じてさらに送信する。さらに、前記制御部は、前記表示制御処理において、少なくとも前記第1装置から前記対象データを受信完了するまで、前記操作部を通じて選択可能な前記追加指示オブジェクトを前記ステータス画面に含める。
本明細書に記載のプログラムによれば、少なくとも全ての第1装置から対象データを受信完了するまでの間、当該連携動作に必要な動作を追加することができるので、必要な動作を容易に追加可能なユーザインタフェースを実現することができる。
図1は、実施形態における連携システム100の概略図である。 図2は、(A)が複合機10のブロック図であり、(B)が携帯端末50のブロック図である。 図3は、携帯端末50の制御プログラム65によって実行される連携動作制御処理のフローチャートである。 図4は、携帯端末50の制御プログラム65によって実行される動作追加処理のフローチャートである。 図5は、表示部53の表示例であって、(A)は連携動作選択画面を、(B)は連携動作画面を示す。 図6は、表示部53の表示例であって、(A)は追加先選択画面を、(B)は第1装置選択画面を示す。 図7は、表示部53の表示例であって、(A)は第1動作が追加された後の連携動作画面を、(B)は[+第1動作]が非表示になった追加先選択画面を示す。 図8は、連携動作リストの例であって、(A)は図5(B)に対応し、(B)は図7(A)に対応する。 図9は、登録動作情報の例であって、(A)は第1装置となり得る装置の装置ID及び動作情報を、(B)は第2装置となり得る装置の装置ID及び動作情報を示す。 図10は、変形例1に係る表示部53の表示例であって、(A)は全ての第1装置から対象データを受信完了する前の連携動作画面を、(B)は全ての第1装置から対象データを受信完了した後の連携動作画面を示す。 図11は、変形例2に係る表示部53の表示例であって、(A)は動作が追加される前の連携動作画面を、(B)は動作を追加する処理を実行中の連携動作画面を、(C)は動作が追加された後の連携動作画面を示す。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
図1は、本実施形態における連携システム100の概略図である。図1に示される連携システム100は、1以上の複合機10A、10B、10C(以下、これらを総称して、「複合機10」と表記することがある。)と、携帯端末50と、1以上のサーバ装置70とで構成されている。複合機10A、10B、10C、携帯端末50、及びサーバ装置70は、通信ネットワークを介して相互に通信可能とされている。通信ネットワークの具体例は特に限定されないが、本実施形態に係る通信ネットワークは、インターネット101と、インターネット101に接続されたLAN(Local Area Networkの略)102とで構成される。
図1の例において、LAN102は、ルータ102A等を通じてインターネット101に接続されている。また、複合機10及び携帯端末50はLAN102に属し、サーバ装置70はインターネット101に接続されている。なお、「LAN102に属する」とは、例えば、LAN102に属するための設定がされており、LAN102に属する他の装置と通信可能であること、より詳細には、LAN102に割り当てられたネットワークアドレスが付与されていることを指す。
複合機10A、10B、10C及びサーバ装置70には、各装置を一意に識別する装置IDが割り当てられている。本実施形態において、複合機10Aの装置IDは”MFC−A”であり、複合機10Bの装置IDは”MFC−B”であり、複合機10Cの装置IDは”MFC−C”であり、サーバ装置70の装置IDは”サーバA”である。複合機10A、10B、10C及びサーバ装置70は、複数の装置の一例である。装置IDは、装置識別情報の一例である。
但し、連携システム100に含まれる装置は、複合機10及びサーバ装置70に限定されず、例えば、FAX装置、プリンタ、3Dプリンタ、ラベルプリンタ、ミシン、工作機械、スキャナ、カメラ等の専用機であってもよい。なお、前述の装置の具体例のうち、例えば複合機10及びサーバ装置70は、後述する第1装置及び第2装置の両方になり得る装置の一例である。また、FAX装置、スキャナ、及びカメラは、第1装置にのみなり得る装置の一例である。さらに、プリンタ、3Dプリンタ、ラベルプリンタ、ミシン、及び工作機械は、第2装置にのみなり得る装置の一例である。
[複合機10]
複合機10は、図2(A)に示されるように、プリンタ部11と、スキャナ部12と、表示部23と、操作部24と、通信部25と、CPU(Central Processing Unitの略)31と、記憶部32と、通信バス33とを主に備える。複合機10を構成する各構成要素は、通信バス33を介して相互に接続されている。複合機10A、10B、10Cの構成は、共通であってもよいし、一部が相違していてもよい。
[プリンタ部11、スキャナ部12]
プリンタ部11は、画像データで示される画像を記録用紙に記録する記録処理を実行する。プリンタ部11の記録方式は特に限定されないが、例えば、インクジェット方式や電子写真方式などの公知の方式を採用することができる。スキャナ部12は、記録用紙に記録されている画像を読み取って画像データを生成するスキャン処理を実行する。複合機10は、FAXの送受信を行うFAX機能、記録用紙に記録された画像を読み取って他の記録用紙に記録するコピー機能等をさらに有してもよい。
[表示部23]
表示部23は、各種情報を表示する表示画面を備える。表示部23の具体的な構成は特に限定されないが、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Displayの略)、有機ELディスプレイ(Organic Electro−Lumin
escence Displayの略)等を採用することができる。
[操作部24]
操作部24は、表示部23の表示画面に表示されたオブジェクトを選択するユーザの操作を受け付ける。具体的には、操作部24は、例えば押ボタンを有しており、押下された押ボタンに対応づけられた各種の操作信号をCPU31へ出力する。さらに、操作部24は、表示部23の表示画面に重畳された膜状のタッチセンサを有していてもよい。すなわち、表示部23がタッチパネルディスプレイとして構成されてもよい。タッチセンサには、静電容量方式、抵抗膜方式等の周知の方式を採用することができる。
なお、「オブジェクト」とは、ユーザが操作部24を操作することによって選択可能な画像を指す。一例として、オブジェクトは表示部23に表示された文字列であって、操作部24の方向キーを押下することによってオブジェクトの1つがハイライト表示され、操作部24の決定ボタンを押下することによってハイライト表示されたオブジェクトが選択されてもよい。他の例として、操作部24がタッチパネルである場合のオブジェクトは表示部23に表示されたアイコン、ボタン、リンク等であって、タップ位置に表示されたオブジェクトが選択されてもよい。
[通信部25]
通信部25は、通信ネットワークを通じて外部装置と通信を行うためのインタフェースである。本実施形態に係る通信部25は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocolの略)プロトコルに準拠した方式で外部装置と通信する。すなわち、複合機10は、通信部25を通じて携帯端末50に各種情報を送信し、通信部25を通じて携帯端末50から各種データ又は各種情報を受信する。
[CPU31]
CPU31は、複合機10の全体動作を制御するものである。CPU31は、操作部24から出力される各種情報、及び通信部25を通じて外部装置から取得した各種情報等に基づいて、後述する各種プログラムを記憶部32から取得して実行する。すなわち、CPU31及び記憶部32は、制御部の一例を構成する。
[記憶部32]
記憶部32は、プログラム記憶領域32Aと、データ記憶領域32Bとを有する。プログラム記憶領域32Aには、OS(Operating Systemの略)34と、制御プログラム35とが格納される。なお、制御プログラム35は、単一のプログラムであってもよいし、複数のプログラムの集合体であってもよい。データ記憶領域32Bには、制御プログラム35の実行に必要なデータ或いは情報が記憶される。
なお、本明細書中の「データ」と「情報」とは、コンピュータによって取り扱い可能なビット或いはビット列である点において共通する。「データ」とは、各ビットが示す意味内容をコンピュータが考慮することなく取り扱えるものを指す。これに対して、「情報」とは、各ビットが示す意味内容によってコンピュータの動作が分岐するものを指す。さらに、「指示」は、送信先の装置に対して次の動作を促すための制御信号であって、情報を含んでいることもあるし、それ自体が情報としての性質を有していることもある。
また、「データ」及び「情報」は、形式(例えば、テキスト形式、バイナリ形式、フラグ形式等)がコンピュータ毎に変更されたとしても、同一の意味内容と認識される限り、同一のデータ及び情報として取り扱われる。例えば、「2つ」であることを示す情報が、あるコンピュータではASCIIコードで”0x32”というテキスト形式の情報として
保持され、別のコンピュータでは二進数表記で”10”というバイナリ形式の情報として保持されてもよい。
また、本明細書では、所定の演算が加えられる前後の「データ」及び「情報」を、同一のデータ及び情報として取り扱うことがある。例えば、暗号化されていないキー情報が記憶部に記憶されており、暗号化されたキー情報(以下、「暗号化キー情報」と表記する。)が通信部25を通じて受信されたとする。この場合において、記憶部に記憶されたキー情報と、暗号化キー情報を復号して得られる復号済キー情報とが一致するのであれば、キー情報、暗号化キー情報、及び復号済キー情報は、いずれも同一の「キー情報」として取り扱うことがある。なお、「所定の演算」は暗復号に限定されず、ハッシュ関数による演算等であってもよい。
但し、上記の「データ」及び「情報」の区別は厳密なものではなく、例外的な取り扱いも許容される。例えば、データが一時的に情報として扱われてもよいし、情報が一時的にデータとして扱われてもよい。また、ある装置ではデータとして扱われるものが、他の装置では情報として扱われてもよい。さらには、データの中から情報が取り出されてもよいし、情報の中からデータが取り出されてもよい。
記憶部32は、例えば、RAM(Random Access Memoryの略)、ROM(Read Only Memoryの略)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memoryの略)、HDD(Hard Disk Driveの略)、CPU31が備えるバッファ等、或いはそれらの組み合わせによって構成される。
なお、記憶部32は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。また、non−transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non−transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
プログラム記憶領域32Aに記憶されているプログラムは、CPU31によって実行される。しかしながら、本明細書では、CPU31を省略して各プログラムの動作を説明することがある。すなわち、以下の説明において、「プログラムAが処理Aを実行する」という趣旨の記述は、「CPU31がプログラムAに記述された処理Aを実行する」ことを指してもよい。後述する携帯端末50及びサーバ装置70についても同様である。
OS34は、複合機10を構成するハードウェアであるプリンタ部11、スキャナ部12、表示部23、操作部24、及び通信部25等を制御するためのAPI(Application Programming Interfaceの略)を提供する基本プログラムである。すなわち、上記の各プログラムは、OS34が提供するAPIを呼び出すことによって、各ハードウェアを制御する。しかしながら、本明細書では、OS34を省略して各プログラムの動作を説明する。すなわち、以下の説明において、「プログラムBがハードウェアCを制御する」という趣旨の記述は、「プログラムBがOS34のAPIを通じてハードウェアCを制御する」ことを指してもよい。後述する携帯端末50及びサーバ装置70についても同様である。
[携帯端末50]
携帯端末50は、図2(B)に示されるように、表示部53と、操作部54と、通信部55と、CPU61と、記憶部62と、通信バス63とを主に備える。携帯端末50に含まれる表示部53、操作部54、通信部55、CPU61、記憶部62、及び通信バス63は、複合機10に含まれる表示部23、操作部24、通信部25、CPU31、記憶部32、及び通信バス33と共通するので、再度の説明は省略する。CPU61及び記憶部62は制御部の一例を構成する。携帯端末50は、情報処理装置の一例である。但し、情報処理装置の具体例は、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末等の携帯端末50に限定されず、PC(Personal Computerの略)等であってもよい。
通信部55は、LAN102に属する複合機10A、10B、10Cと通信すると共に、ルータ102Aを経由してインターネット101に接続されたサーバ装置70と通信する。すなわち、携帯端末50は、通信部55を通じて複合機10又はサーバ装置70に各種データ又は各種情報を送信し、通信部55を通じて複合機10又はサーバ装置70から各種データ又は各種情報を受信する。
記憶部62のデータ記憶領域62Bは、連携動作リストを記憶可能である。連携動作リストは、第1装置に第1動作を実行させ、且つ第1動作の後に第2装置に第2動作を実行させる連携動作を定義するリストである。連携動作リストには、例えば図8に示されるように、複数の装置のうちから選択された第1装置及び第2装置それぞれについて、当該装置に実行させる動作の実行順序と、当該装置を識別する装置IDと、当該装置に実行させる動作内容と、当該装置によって実行される動作の進捗状況とが対応づけられている。連携動作リストは、連携動作情報の一例である。また、対応する装置ID及び動作内容は、動作情報の一例である。
なお、図8に示される連携動作リストには、複数の第1動作と、1つの第2動作とを含む連携動作が定義されている。しかしながら、連携動作に含まれる第1動作及び第2動作の数は図8の例に限定されない。すなわち、連携動作に含まれる第1動作及び第2動作は、1つであってもよいし、複数であってもよい。換言すれば、連携動作は、1以上の第1動作及び1以上の第2動作を含むことができる。
図8に示される連携動作リストにおいて、装置ID”サーバA”で識別されるサーバ装置70、装置ID”MFC−A”で識別される複合機10A、及び装置ID”MFC−B”で識別される複合機10Bは、第1動作を実行する第1装置の一例である。また、装置ID”MFC−C”で識別される複合機10Cは、第2動作を実行する第2装置の一例である。第1動作は、携帯端末50への対象データの送信を含む動作である。第2動作は、携帯端末50からの対象データの受信を含む動作である。
例えば、サーバ装置70に対応づけられた動作内容”DL”は、当該サーバ装置70に記憶された対象データ1を携帯端末50に送信する第1動作を示す。複合機10A、10Bに対応づけられた動作内容”SCAN”は、スキャナ部12にスキャン処理を実行させ、且つ当該スキャン処理で生成された対象データ2、3を携帯端末50へ送信する第2動作を示す。複合機10Cに対応づけられた動作内容”PRINT”は、対象データ1〜3を携帯端末50から受信し、当該対象データ1〜3に対する記録処理をプリンタ部11に実行させる第2動作を示す。
なお、図示は省略するが、連携動作リストに含まれる動作内容には、さらに詳細な内容(以下、「設定情報」と表記する。)が含まれてもよい。例えば、”DL”には、ダウンロードの対象となる対象データのデータID等が付加されていてもよい。また、”SCAN”には、原稿の大きさを示す原稿サイズ、カラースキャン又はモノクロスキャンを示す情報、及び両面スキャン又は片面スキャンを示す情報等が付加されていてもよい。さらに
、”PRINT”には、記録用紙のサイズを示す情報、部数を示す情報、1枚の記録用紙に含める画像の数を示す情報、及び両面プリント又は片面プリントを示す情報等が付加されていてもよい。
進捗状況には、対応する動作が未だ開始されていないことを示す”動作待ち”、対応する動作が実行中であることを示す”動作中”、対応する動作のうちの携帯端末50との通信が既に完了していることを示す”動作済”のいずれかが設定される。進捗状況に設定され得る値の詳細は、後述する。
連携動作リストは、携帯端末50のユーザによって任意に作成及び編集が可能である。携帯端末50は、例えば、ユーザによる連携動作リストの新規登録及び編集を、表示部53及び操作部54を通じて受け付けてもよい。連携動作リストの新規登録及び編集の具体的な操作方法の説明は省略する。また、データ記憶領域62Bには、複数の連携動作リストが記憶可能である。そのため、データ記憶領域62Bに記憶された連携動作リストには、当該連携動作リストを識別する連携動作IDが割り当てられる。
また、データ記憶領域62Bは、登録動作情報を記憶可能である。登録動作情報には、例えば、図9に示されるように、装置IDと、当該装置IDで識別される装置に実行させる動作の動作内容とが対応づけられている。なお、図9(A)に示される登録動作情報は、第1装置となり得る装置の装置IDと、第1動作の動作内容とを含む。また、図9(B)に示される登録動作情報は、第2装置となり得る装置の装置IDと、第2動作の動作内容とを含む。なお、登録動作情報は、連携動作リストと同様に、携帯端末50のユーザによって任意に作成及び編集が可能である。
[サーバ装置70]
サーバ装置70は、例えば、データを記憶可能なストレージサーバである。サーバ装置70の具体例は特に限定されないが、例えば、「Dropbox(登録商標)」、「Google Docs(登録商標)」、「Evernote(登録商標)」等のサービスを提供する装置である。また、サーバ装置70はインターネット101に接続されていることに限定されず、LAN102に属するローカルストレージサーバであってもよい。
[連携システム100の動作]
図3〜図9を参照して、連携システム100の動作を説明する。まず、図3を参照して、携帯端末50によって制御される連携動作の基本的な流れを説明する。携帯端末50の制御プログラム65は、連携動作選択画面を表示部53に表示させる(S11)。図5(A)は、連携動作選択画面の一例である。図5(A)に示される連携動作選択画面は、1以上の連携動作アイコンを含む。連携動作アイコンには、データ記憶領域62Bに記憶された連携動作リストを識別する連携動作IDが表記されている。
次に、制御プログラム65は、連携動作アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて(S12:Yes)、当該連携動作アイコンに表記された連携動作IDで識別される連携動作リストを、データ記憶領域62Bから読み出す(S13)。ステップS12の処理は、連携動作を開始させる開始指示を受け付ける受付処理の一例である。また、ステップS12の処理は、連携動作識別情報を選択する選択指示及び前述の開始指示を受け付ける受付処理の一例である。さらに、ステップS13の処理は、取得処理の一例である。
また、制御プログラム65は、連携動作画面を表示部53に表示させる(S14)。図5(B)及び図7(A)は、本実施形態に係る連携動作画面の一例である。図5(B)及び図7(A)に示される連携動作画面は、ステップS13において取得した連携動作リス
トに含まれる第1装置及び第2装置それぞれに対応するステータス画像91、92、93、94と、当該連携動作に新たな動作を追加するための[ADD]アイコンとを含む。ステップS14の処理は、表示制御処理の一例である。連携動作画面は、ステータス画面の一例である。[ADD]アイコンは、連携動作への新たな動作の追加を受け付けるための追加指示オブジェクトの一例である。
ステータス画像91〜94には、連携動作リストに含まれる装置IDと、当該装置IDに対応づけられた進捗状況とが表記されている。すなわち、ステータス画像91〜94に表記される情報は、連携動作の進捗に応じて変化する。より具体的には、図5(B)及び図7(A)に示されるステータス画像91〜94に表記される進捗状況は、図9に示される連携動作リストに含まれる進捗状況に対応する。また、ステータス画像91〜94は、連携動作リストの実行順序に従って配列されている。
図5(B)及び図7(A)に示される連携動作画面において、ステータス画像91は、装置ID”サーバA”で識別されるサーバ装置70に実行させる第1動作の進捗状況を示す。ステータス画像92は、装置ID”MFC−A”で識別される複合機10Aに実行させる第1動作の進捗状況を示す。ステータス画像93は、装置ID”MFC−B”で識別される複合機10Bに実行させる第1動作の進捗状況を示す。ステータス画像94は、装置ID”MFC−C”で識別される複合機10Cに実行させる第2動作の進捗状況を示す。
次に、制御プログラム65は、連携動作リストに示される実行順序で各第1装置に第1動作を実行させる(S15〜S21)。具体的には、制御プログラム65は、変数mを初期化する(S15)。そして、制御プログラム65は、連携動作リストで示される実行順序が第m番目の第1装置に通信部55を通じて動作指示情報を送信する(S16)。また、制御プログラム65は、連携動作リスト及びステータス画像において、第m番目の第1装置の進捗状況を”動作待ち”から”動作中”に変更する(S17)。動作指示情報は、送信先の装置に対応する動作を実行させるための情報である。ステップS16及び後述するステップS24の処理は、動作指示処理の一例である。
そして、制御プログラム65は、第m番目の第1装置から通信部55を通じて送信完了情報を受信するまで(S18:No)、以降の処理の実行を待機する。また、制御プログラム65は、当該第1装置から送信完了情報を受信するまでの間(S18:No)、複数に分割された対象データを当該第1装置から通信部55を通じて順番に受信し、データ記憶領域62Bに記憶させる。
送信完了情報は、第1装置に実行させる第1動作のうち、携帯端末50へ対象データを送信完了したことを示す情報である。すなわち、制御プログラム65は、通信部55を通じて送信完了情報を第1装置から受信したことに応じて、当該第1装置から対象データを受信完了したと判断する。送信完了情報の具体例は特に限定されないが、例えば、TCP(Transimission Control Protocolの略)ヘッダのFINフラグに”ON”が設定されたパケットであってもよい。
次に、制御プログラム65は、第m番目の第1装置から通信部55を通じて送信完了情報を受信したことに応じて(S18:Yes)、連携動作リスト及びステータス画像において、当該第1装置の進捗状況を”動作中”から”動作済”に変更する(S19)。次に、制御プログラム65は、未だ実行していない第1動作が連携動作リストに登録されていることに応じて(S20:Yes)、変数mを1だけインクリメント(S21)し、ステップS16〜S19の処理を再び実行する。
そして、制御プログラム65は、連携動作リストに登録された全ての第1動作が実行されたことに応じて(S20:No)、後述する第1動作追加アイコンを非表示にする(S22)。次に、制御プログラム65は、連携動作リストに示される実行順序で各第2装置に第2動作を実行させる(S23〜S29)。ステップS23〜S29の処理は、ステップS15〜S21の処理と概ね共通するので、共通点の詳しい説明は省略し、相違点を中心に説明するものとする。
制御プログラム65は、ステップS26において、連携動作リストで示される実行順序が第n番目の第2装置から通信部55を通じて受信完了情報を受信するまでの間、複数に分割した対象データを通信部55を通じて当該第2装置に順番に送信する。受信完了情報は、第2動作のうちの携帯端末50から対象データを受信完了したことを示す情報である。すなわち、制御プログラム65は、通信部55を通じて受信完了情報を第2装置から受信したことに応じて、当該第2装置へ対象データを送信完了したと判断する。受信完了情報の具体例は特に限定されないが、例えば、TCPヘッダのFINフラグ及びACKフラグに”ON”が設定されたパケットであってもよい。
また、制御プログラム65は、例えば、繰り返し実行されるステップS16〜S21において受信した複数の対象データを結合し、結合された対象データを繰り返し実行されるステップS24〜S29において送信する。すなわち、連携動作に複数の第2動作が含まれている場合において、本実施形態に係る制御プログラム65は、例えば、各第2装置に同一の対象データを送信する。但し、第1装置から受信する対象データと、第2装置へ送信する対象データとの関係は、上記の例に限定されない。
本実施形態に係る携帯端末50は、図3を参照して説明した連携動作の実行中において、[ADD]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて、当該連携動作に新たな動作を追加する動作追加処理を実行する。図4を参照して、動作追加処理の詳細を説明する。以下、図5(B)に示される連携動作画面が表示部53に表示され、図8(A)に示される連携動作リストがデータ記憶領域62Bに記憶された状態において、[ADD]アイコンの位置がタップされた場合の処理を説明する。
なお、図8(A)に示される連携動作リストには、第1装置”サーバA”に実行させる第1動作”DL”と、第1装置”MFC−1”に実行させる第1動作”SCAN”と、第2装置”MFC−C”に実行させる第2動作”PRINT”とを含む連携動作が定義されている。また、図5(B)に示される連携動作画面及び図8(A)に示される連携動作リストは、第1装置”サーバA”が第1動作”DL”を実行中であることを示している。
まず、制御プログラム65は、図5(B)に示される連携動作画面の[ADD]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて、連携動作画面に代えて追加先選択画面を表示部53に表示させる(S31)。図6(A)は、追加先選択画面の一例である。図6(A)に示される追加先選択画面は、[+第1動作]アイコンと、[+第2動作]アイコンとを含む。[+第1動作]アイコンは、第1動作の追加を受け付けるための第1動作追加指示オブジェクトの一例である。[+第2動作]アイコンは、第2動作の追加を受け付けるための第2動作追加指示オブジェクトの一例である。
次に、制御プログラム65は、[+第1動作]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて(S32:第1動作)、追加先選択画面に代えて第1動作選択画面を表示部53に表示させる(S33)。図6(B)は、第1動作を実行可能な装置を識別する装置IDの一覧を含む第1動作選択画面の一例である。図6(B)に示される第1動作選択画面は、1以上の装置アイコンを含む。図6(B)に示される[サーバA]アイコン、[MFC−A]アイコン、[MFC−B]アイコン、及び[MFC
−C]アイコンは、装置アイコンの一例である。本実施形態に係る制御プログラム65は、図9(A)に示される登録動作情報に含まれる装置IDが表記された装置アイコンを、第1動作選択画面に含める。
一方、本実施形態に係る制御プログラム65は、[+第2動作]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて(S32:第2動作)、追加先選択画面に代えて第2動作選択画面を表示部53に表示させる(S35)。第2動作選択画面は、第1動作を実行可能な装置を識別する装置IDの一覧を含む第1動作選択画面の一例である。本実施形態に係る制御プログラム65は、図9(B)に示される登録動作情報に含まれる装置IDが表記された装置アイコンを、第2動作選択画面に含める。第2動作選択画面のレイアウトは第1動作選択画面と共通するので、図示は省略する。本明細書において、第1動作選択画面及び第2動作選択画面を総称して、「動作選択画面」と表記することがある。
次に、制御プログラム65は、装置アイコンのうちの1つの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて(S35:Yes)、当該装置アイコンに表記された装置IDを含む登録動作情報を連携動作リストに追加する(S36)。本実施形態に係る制御プログラム65は、図8(B)に示されるように、装置ID”MFC−B”及び動作内容”SCAN”を含む登録動作情報を、連携動作リストの所定の位置に追加する。連携動作リストに追加される登録動作情報は、追加動作情報の一例である。
本実施形態における制御プログラム65は、図8(B)に示されるように、ユーザによって選択された第1装置”MFC−B”の第1動作”SCAN”が、全ての第1動作の後で且つ第2動作の前に実行されるように、登録動作情報を連携動作リストに追加する。図8(B)の例において、装置ID”MFC−B”で識別される複合機10Bは追加装置の一例であり、動作内容”SCAN”で示される動作は追加動作の一例である。また、制御プログラム65は、図7(A)に示されるように、ステータス画像93が新たに含められた連携動作画面を、第1動作選択画面に代えて表示部53に表示させる。
一方、制御プログラム65は、全ての第1装置から送信完了情報を受信した後の連携動作画面において、[ADD]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて、図7(B)に示される追加先選択画面を表示部53に表示させる。図7(B)に示される追加先選択画面は、[+第1動作]アイコンが省略されている点において、図6(A)に示される追加先選択画面と相違する。
すなわち、本実施形態における[+第1動作]アイコンは、全ての第1装置から送信完了情報を受信するまで、換言すれば全ての第1装置から対象データを受信完了するまで選択可能となる。一方、本実施形態における[+第2動作]アイコンは、全ての第2装置から受信完了情報を受信するまで、換言すれば全ての第2装置へ対象データを送信完了するまで、さらに換言すれば連携動作制御処理が完了するまで選択可能となる。
[実施形態の作用効果]
上記の実施形態によれば、連携動作が開始されてから、全ての第1装置から対象データを受信完了するまでの間は第1動作を追加可能となり、全ての第2装置に対象データを送信完了するまでの間は第2動作を追加可能となる。その結果、当該連携動作に必要な動作を容易に追加することができる。ここで、第2動作が開始された後に第1装置が追加されると、追加された第1装置から受信した対象データを第2動作において受信できない第2装置と、当該対象データを第2動作において受信できる第2装置とが混在する可能性がある。そこで、上記構成のように、第1動作の追加を全ての第1動作が終了するまでに限定するのが望ましい。換言すれば、全ての第1装置から対象データを受信完了したことに応
じて、[+第1動作]アイコンを選択可能な状態から選択不能な状態に切り替えるのが望ましい。
なお、上記の実施形態では、図8(B)に示されるように、動作追加処理によって選択された第1動作(以下、「追加第1動作」と表記する。)を、全ての第1動作の後で且つ全ての第2動作の前に追加する例を説明した。しかしながら、追加第1動作の実行順序は、動作追加処理の実行時点において実行中の第1動作より後で、且つ全ての第2動作の前であれば、上記の例に限定されない。一例として、動作追加処理の実行時点において実行中の第1動作の次に追加第1動作を追加してもよい。他の例として、動作追加処理において追加第1動作の実行順序をユーザに指定させてもよい。
同様に、動作追加処理によって選択された第2動作(以下、「追加第2動作」と表記する。)の実行順序は、全ての第1動作の後で、且つ既に第2動作が実行中である場合は当該第2動作より後であればよい。一例として、全ての第2動作の後に追加第2動作を追加してもよい。他の例として、動作追加処理の実行時点において実行中の第2動作の次に追加第2動作を追加してもよい。さらに他の例として、動作追加処理において追加第2動作の実行順序をユーザに指定させてもよい。
また、連携動作制御処理は、動作追加処理の実行中にも並行して実行される。すなわち、制御プログラム65は、追加先選択画面、第1動作選択画面、或いは第2動作選択画面が表示部53に表示されている間も、第1装置からの対象データを受信し、或いは第2装置へ対象データを送信している。但し、少なくとも第1装置選択画面が表示部53に表示されている状態において全ての第1装置から対象データを受信完了した場合、制御プログラム65は、後続の処理を待機する。そして、制御プログラム65は、当該第1動作選択画面を通じて第1動作の追加を受け付けたことに応じて、当該第1動作を対応する第1装置に実行させればよい。一方、制御プログラム65は、当該第1動作選択画面を通じた第1動作の追加がキャンセルされたことに応じて、最初の第2動作を対応する第2装置に実行させればよい。
また、上記の実施形態における[+第1動作]アイコンは、全ての第1装置から対象データを受信完了する前に[ADD]アイコンの位置がタップされた場合の追加先選択画面に表示され、全ての第1装置から対象データを受信完了した後に[ADD]アイコンの位置がタップされた場合に追加先選択画面に表示されない。換言すれば、[+第1動作]アイコンは、全ての第1装置から対象データを受信完了する前に選択可能となり、全ての第1装置から対象データを受信完了した後は選択不能となる。
すなわち、上記の実施形態における[+第1動作]アイコンは、非表示となることによって選択不能となる。しかしながら、[+第1動作]アイコンを選択不能とする方法はこれに限定されず、グレーアウト等の選択不能な態様で追加先選択画面に表示させてもよい。なお、「アイコンが選択可能な状態」とは、例えば、タップ操作等によって当該アイコンに対応づけられた処理が実行されることを指す。一方、「アイコンが選択不能な状態」とは、例えばタップ操作等によって当該アイコンに対応づけられた処理が実行されないことを指す。
また、上記の実施形態によれば、予めデータ記憶領域62Bに登録された登録動作情報から連携動作に追加する動作を選択させるので、動作追加処理の実行に起因する連携動作のスループットの低下を抑制することができる。但し、動作追加処理によって追加可能な動作の選択方法は、上記の例に限定されない。
例えば、制御プログラム65は、通信ネットワークに接続された装置を検索する検索処
理を実行してもよい。制御プログラム65は、例えば検索処理において、発見された装置の装置IDと、当該装置が実行可能な動作を示す動作内容とを示す動作情報を取得する。そして、制御プログラム65は、検索処理で発見された装置のうちの第1動作を実行可能な装置の装置IDが表記された装置アイコンを、第1動作選択画面に含めてもよい。同様に、制御プログラム65は、検索処理で発見された装置のうちの第2動作を実行可能な装置の装置IDが表記された装置アイコンを、第2動作選択画面に含めてもよい。
これにより、より多くの選択肢の中から所望の動作を選択することができる。また、制御プログラム65は、検索処理で発見された装置ID及び動作内容、或いは動作選択画面を通じて選択された装置ID及び動作内容を、登録動作情報として図9に示されるデータ記憶領域62Bに記憶させてもよい。さらに、データ記憶領域62Bに記憶された登録動作情報のうちから所望の動作情報を選択させる処理と、検索処理によって取得された動作情報のうちから所望の動作情報を選択させる処理とは、互いに独立して実現することもできるし、組み合わせることもできる。
また、上記の実施形態では、予め登録された連携動作リストのうちの1つを、連携動作選択画面を通じて選択することによって、連携動作が開始される例を説明した。これにより、連携動作リストの登録時に想定していなかった動作を、連携動作の開始後に当該連携動作に追加することができる。但し、開始指示の入力方法及び連携動作リストの取得方法は、上記の例に限定されない。
一例として、制御プログラム65は、ステップS12において連携動作アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けた後に、不図示の連携動作の開始指示アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54受け付けたことに応じて、連携動作を開始してもよい。この場合、2度のタップを受付けて連携動作を開始する処理は、前述の選択指示及び開始指示を受け付ける受付処理の他の例である。
他の例として、第1装置及び第2装置の選択、各装置に実行させる動作の選択、各動作の実行順序の指定、及び開始指示の入力等を1画面で行えるようにしてもよい。すなわち、図3のステップS13における「連携動作リストを取得する」とは、予め登録された連携動作リストをデータ記憶領域62Bから読み出すこと、或いは操作部54を通じてユーザから取得すること等を含む。
[変形例1]
図10を参照して、変形例1に係る動作追加処理を説明する。なお、上記の実施形態との共通点には同一の参照符号を付して詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明する。変形例1は、[ADD]アイコンに代えて[+]アイコン95、96が連携動作画面に含められている点において、上記の実施形態と相違する。
図10(A)に示される連携動作画面において、[+]アイコン95は、第1動作の追加を受け付けるための第1動作追加指示オブジェクトの一例である。また、[+]アイコン96は、第2動作の追加を受け付けるための第2動作追加指示オブジェクトの一例である。本実施形態において、[+]アイコン95は、第1装置に対応するステータス画像91、92の直下に配置されている。また、[+]アイコン96は、第2装置に対応するステータス画像94の直下に配置されている。
制御プログラム65は、[+]アイコン95の位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて、図6(B)に示される第1動作選択画面を連携動作画面に代えて表示部53に表示させる。また、制御プログラム65は、[+]アイコン96の位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて、不図示の第2動作選
択画面を連携動作画面に代えて表示部53に表示させる。さらに、制御プログラム65は、全ての第1装置から対象データを受信完了したことに応じて、図10(B)に示されるように、[+]アイコン95を非表示にする。
変形例1によれば、追加先選択画面を省略して連携動作画面から動作選択画面に直接遷移することができるので、連携動作に追加する動作の選択操作を簡素化することができる。その結果、動作追加処理の実行に起因する連携動作のスループットの低下を抑制しつつ、必要な動作を容易に追加可能なユーザインタフェースを実現することができる。
[変形例2]
図11を参照して、変形例2に係る動作追加処理を説明する。なお、上記の実施形態との共通点には同一の参照符号を付して詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明する。変形例2は、[ADD]アイコンに代えて[+サーバA]アイコン及び[+MFC−A]アイコンが連携動作画面に含められている点において、上記の実施形態と相違する。
[+サーバA]アイコンは、装置ID”サーバA”で識別されるサーバ装置70及びサーバ70に実行させる動作を示す動作情報の連携動作リストへの追加を受け付けるための特定動作追加指示オブジェクトの一例である。また、[+MFC−A]アイコンは、装置ID”MFC−A”で識別される複合機10A及び複合機10Aに実行させる動作を示す動作情報の連携動作リストへの追加を受け付けるための特定動作追加指示オブジェクトの他の例である。[+サーバA]アイコン或いは[+MFC−A]アイコンを選択することによって連携動作に追加される動作は、特定動作の一例である。[+サーバA]アイコン或いは[+MFC−A]アイコンを選択することによって追加される特定動作は、例えば、図9に示される登録動作情報によって特定される。変形例2における連携動作画面に含められる特定動作追加指示オブジェクトは、例えば、登録動作情報のうちからユーザによって指定される。
制御プログラム65は、例えば図11(B)に示されるように、[+MFC−A]アイコンの位置からステータス画像91、93の間の位置までをドラッグするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて、ステータス画像91、93に対応する”DL”及び”SCAN”の間に[+MFC−A]アイコンに対応する動作が実行されるように、当該動作情報を連携動作リストに追加する。また、制御プログラム65は、図11(C)に示されるように、追加された動作に対応するステータス画像92をステータス画像91、93の間に含める。変形例2において、ステータス画像91は第1ステータス画像の一例であり、ステータス画像93は第2ステータス画像の一例である。
変形例2によれば、追加先選択画面及び動作選択画面を省略して、連携動作画面内において追加したい動作を選択することができる。また、選択した動作の実行順序を直感的な操作で指定することができる。その結果、動作追加処理の実行に起因する連携動作のスループットの低下を抑制しつつ、必要な動作を容易に追加可能なユーザインタフェースを実現することができる。
なお、「ドラッグ」とは、[+MFC−A]アイコンの位置を入力媒体でタッチし、タッチした入力媒体をスライドさせ、ステータス画像91、93の間で入力媒体を表示部53の表示画面から離間させる操作である。但し、変形例2における操作方法は上記の例に限定されない。例えば、[+MFC−A]アイコンの位置をタップするユーザ操作と、[+MFC−A]アイコンに対応する動作を追加する位置、すなわち、ステータス画像91、93の間の位置をタップするユーザ操作との組み合わせによって、変形例2に係る処理を実現してもよい。
なお、各実施形態の複合機10或いは携帯端末50において、記憶部32、62のプログラム記憶領域32A、62Aに記憶された各種プログラムがCPU31、61によって実行されることによって、本発明の制御部が実行する各処理が実現される例を説明した。しかしながら、制御部の構成はこれに限定されず、その一部又は全部を集積回路(IC(Integrated Circuitの略)とも言う。)等のハードウェアで実現してもよい。
さらに、本発明は、複合機10或いは携帯端末50として実現できるだけでなく、複合機10或いは携帯端末50に処理を実行させるプログラムとして実現してもよい。そして、当該プログラムは、non−transitoryな記録媒体に記録されて提供されてもよい。non−transitoryな記録媒体は、CD−ROM、DVD−ROM等の他、通信ネットワークを介して複合機10或いは携帯端末50に接続可能なサーバ装置に搭載された記憶部を含んでもよい。そして、サーバ装置の記憶部に記憶されたプログラムは、当該プログラムを示す情報或いは信号として、インターネット等の通信ネットワークを介して配信されてもよい。
10・・・複合機
50・・・携帯端末
53・・・表示部
54・・・操作部
55・・・通信部
61・・・CPU
62・・・記憶部
65・・・制御プログラム
70・・・サーバ装置
91,92,93,94・・・ステータス画像
100・・・連携システム

Claims (11)

  1. 表示部、操作部、通信部を備える情報処理装置によって実行可能なプログラムであって、
    該プログラムは、
    前記操作部を介して、連携動作の開始を指示する開始指示操作を受け付ける受付処理を前記情報処理装置に実行させ、前記連携動作は、前記情報処理装置から指示する動作であり、前記通信部を介して前記情報処理装置と通信可能な複数の装置から選択された第1装置及び第2装置が実行する動作であり、対象データの送信を含む第1動作を前記第1装置が実行し、且つ前記対象データの受信を含む第2動作を前記第1動作の後に前記第2装置が実行する動作であり、
    該プログラムは、
    選択された前記第1装置及び選択された前記第2装置それぞれと、選択された前記第1装置及び選択された前記第2装置それぞれに実行させる動作の動作内容と、を示す複数の動作情報を含む情報であって、且つ各動作情報で示される動作の実行順序を示す情報である連携動作情報を取得する取得処理と、
    前記受付処理において前記開始指示操作を受け付けたことに応じて、前記通信部を通じて、前記取得処理において取得した連係動作情報に含まれる複数の動作情報それぞれで示される、それぞれの前記第1装置及び前記第2装置に対して、それぞれの前記第1装置及び前記第2装置に対応するそれぞれの複数の動作情報で示される動作を前記連携動作情報で示される実行順序で実行させるための動作指示情報を送信する動作指示処理と、
    前記連携動作情報に含まれる複数の前記動作情報で示される前記第1装置及び前記第2装置が実行する動作の進捗状況を示すステータス画像、及び前記連携動作への新たな動作の追加を受け付けるための追加指示オブジェクトを含むステータス画面を前記表示部に表示させ、少なくとも前記第1装置による前記対象データの送信を確認するまで、前記操作部を通じて選択可能な前記追加指示オブジェクトを前記ステータス画面に含めて表示する表示制御処理と、
    前記追加指示オブジェクトを含む前記ステータス画面が前記表示部に表示された状態で、前記操作部を介して、前記追加指示オブジェクトを選択する追加指示操作を受け付けたことに応じて、追加装置と当該追加装置に実行させる追加動作の動作内容とを示す追加動作情報を前記連携動作情報に追加する動作追加処理と、を前記情報処理装置に実行させ、
    前記動作追加処理において、前記追加動作情報を、
    前記追加動作が前記第1動作であることに応じて、実行中の前記第1動作より後で且つ前記第2動作より前に当該追加動作が実行されるように、前記連携動作情報に追加し、
    前記追加動作が前記第2動作であることに応じて、前記第1動作より後で且つ実行中の前記第2動作より後に当該追加動作が実行されるように、前記連携動作情報に追加し、
    前記動作指示処理において、前記追加動作情報が追加された前記連携動作情報で示される実行順序に従って、前記追加動作を実行させるための動作指示情報を前記追加装置に前記通信部を通じてさらに送信するプログラム。
  2. 該プログラムは、前記表示制御処理において、
    前記追加指示オブジェクトを含む前記ステータス画面が前記表示部に表示された状態で、前記操作部を介して、前記追加指示オブジェクトを選択する追加指示操作を受け付けたことに応じて、前記第1動作の追加を受け付けるための第1動作追加指示オブジェクトと、前記第2動作の追加を受け付けるための第2動作追加指示オブジェクトとを含む追加先選択画面を、前記ステータス画面に代えて前記表示部に表示させ、
    前記追加先選択画面が前記表示部に表示された状態で、前記操作部を介して、前記第1動作追加指示オブジェクトを選択する第1動作追加指示操作を受け付けたことに応じて、前記第1動作を実行可能な前記装置を識別する装置識別情報の一覧を含む第1動作装置選択画面を、前記追加先選択画面に代えて前記表示部に表示させ、
    前記追加先選択画面が前記表示部に表示された状態で、前記操作部を介して、前記第2動作追加指示オブジェクトを選択する第2動作追加指示操作を受け付けたことに応じて、前記第2動作を実行可能な前記装置を識別する装置識別情報の一覧を含む第2動作装置選択画面を、前記追加先選択画面に代えて前記表示部に表示させ、
    前記第1動作装置選択画面が前記表示部に表示された状態で、または、前記第2動作装置選択画面が前記表示部に表示された状態で、前記操作部を介して、前記装置識別情報を選択する装置選択指示操作を受け付けたことに応じて実行される前記動作追加処理において、前記装置選択指示操作によって選択された装置識別情報で示される装置である前記追加装置及び当該追加装置に実行させる動作であって第1動作追加指示操作または第2動作追加指示操作によって選択された動作である前記追加動作を示す前記追加動作情報を前記連携動作情報に追加する請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記追加指示オブジェクトは、
    前記第1動作の追加を受け付けるための第1動作追加指示オブジェクトと、
    前記第2動作の追加を受け付けるための第2動作追加指示オブジェクトと、を含み、
    該プログラムは、前記表示制御処理において、
    前記第1動作追加指示オブジェクトと、前記第2動作追加指示オブジェクトと、を含む前記ステータス画面が前記表示部に表示された状態で、前記操作部を介して、前記第1動作追加指示オブジェクトを選択する追加指示操作を受け付けたことに応じて、前記第1動作を実行可能な前記装置を示す装置識別情報の一覧を含む第1動作装置選択画面を、前記ステータス画面に代えて前記表示部に表示させ、
    前記追加指示オブジェクトを含む前記ステータス画面が前記表示部に表示された状態で、前記操作部を介して、前記第2動作追加指示オブジェクトを選択する追加指示操作を受け付けたことに応じて、前記第2動作を実行可能な前記装置を示す装置識別情報の一覧を含む第2動作装置選択画面を、前記ステータス画面に代えて前記表示部に表示させ、
    前記第1動作装置選択画面が前記表示部に表示された状態で、または、前記第2動作装置選択画面が前記表示部に表示された状態で、前記操作部を介して、前記装置識別情報を選択する装置選択指示操作を受け付けたことに応じて実行される前記動作追加処理において、前記装置選択指示操作によって選択された装置識別情報で示される装置である前記追加装置及び当該追加装置に実行させる動作であって第1動作追加指示操作または第2動作追加指示操作によって選択された動作である前記追加動作を示す前記追加動作情報を前記連携動作情報に追加する請求項1に記載のプログラム。
  4. 該プログラムは、前記表示制御処理において、全ての前記第1装置から前記対象データを受信完了したことに応じて、前記第1動作追加指示オブジェクトを選択可能な状態から選択不能な状態に切り替える請求項2又は3に記載のプログラム。
  5. 前記情報処理装置は、前記装置及び当該装置に実行させる動作を示す登録動作情報を記憶する記憶部を備えており、
    該プログラムは、
    前記表示制御処理において、前記記憶部に記憶された前記登録動作情報のうち、
    前記第1動作を実行可能な前記装置の装置識別情報を前記第1動作装置選択画面に含め、
    前記第2動作を実行可能な前記装置の装置識別情報を前記第2動作装置選択画面に含め、
    前記動作追加処理において、前記操作部を通じて選択された前記装置識別情報で識別される前記装置を含む前記登録動作情報を、前記追加動作情報として前記連携動作情報に追加する請求項2から4のいずれかに記載のプログラム。
  6. 前記情報処理装置は、通信ネットワークに接続されており、
    該プログラムは、
    前記通信ネットワークに接続された前記装置を検索する検索処理を、前記情報処理装置に実行させることができ、
    前記表示制御処理において、
    前記第1動作追加指示オブジェクトと、前記第2動作追加指示オブジェクトと、を含む前記ステータス画面が前記表示部に表示された状態で、前記操作部を介して、前記第1動作追加指示オブジェクトを選択する追加指示操作を受け付けたことに応じて、前記検索処理で発見された前記装置のうちの前記第1動作を実行可能な前記装置の前記装置識別情報を前記第1動作装置選択画面に含め、
    前記第1動作追加指示オブジェクトと、前記第2動作追加指示オブジェクトと、を含む前記ステータス画面が前記表示部に表示された状態で、前記操作部を介して、前記第2動作追加指示オブジェクトを選択する追加指示操作を受け付けたことに応じて、前記検索処理で発見された前記装置のうちの前記第2動作を実行可能な前記装置の前記装置識別情報を前記第2動作装置選択画面に含める請求項2から5のいずれかに記載のプログラム。
  7. 前記操作部は、前記表示部の表示画面をタッチする操作を受け付けるタッチセンサを有しており、
    前記追加指示オブジェクトは、特定装置及び当該特定装置に実行させる特定動作を示す前記追加動作情報の前記連携動作情報への追加を受け付けるための特定動作追加指示オブジェクトを含み、
    該プログラムは、
    前記表示制御処理において、前記連携動作情報で示される実行順序に従って配列された複数の前記ステータス画像と、前記特定動作追加指示オブジェクトとを含む前記ステータス画面を前記表示部に表示させ、
    前記連携動作情報で示される実行順序に従って配列された複数の前記ステータス画像と、前記特定動作追加指示オブジェクトとを含む前記ステータス画面が前記表示部に表示された状態で、前記操作部を介して、前記特定動作追加指示オブジェクトの位置をタッチし且つ隣接する第1ステータス画像及び第2ステータス画像の間の位置までスライドする操作を含む装置選択指示操作を受け付けたことに応じて実行される前記動作追加処理において、前記第1ステータス画像及び前記第2ステータス画像で示される動作の間の位置に前記特定動作が実行されるように、前記追加動作情報を前記連携動作情報に追加する請求項1に記載のプログラム。
  8. 前記情報処理装置は、前記操作部を介して入力された複数の前記連携動作情報それぞれを、当該連携動作情報を識別する連携動作識別情報と対応づけて記憶する記憶部を備えており、
    該プログラムは、
    前記受付処理において、前記連携動作識別情報を選択する選択指示及び前記開始指示の入力を受け付け、
    前記取得処理において、前記選択指示によって選択された前記連携動作識別情報に対応する前記連携動作情報を前記記憶部から取得する請求項1から7のいずれかに記載のプログラム。
  9. 該プログラムは、
    前記取得処理において、複数の前記第1装置、複数の前記第2装置、及び各装置に実行させる動作の動作内容を示す複数の動作情報を含み、且つ各動作の実行順序を示す前記連携動作情報を取得し、
    前記動作指示処理において、
    前記通信部を通じて、複数の前記第1装置それぞれに前記動作指示情報を送信し、
    前記動作指示情報の送信先である全ての前記第1装置が、前記対象データ送信したことを確認した後に複数の前記第2装置それぞれに前記通信部を通じて前記動作指示情報を送信する請求項1から8のいずれかに記載のプログラム。
  10. 情報処理装置であって、
    表示部と、
    操作部と、
    通信部と、
    制御部と、を備えており、
    前記制御部は、
    前記操作部を介して、連携動作の開始を指示する開始指示操作を受け付ける受付処理を実行し、前記連携動作は、前記情報処理装置から指示する動作であり、前記通信部を介して前記情報処理装置と通信可能な複数の装置から選択された第1装置及び第2装置が実行する動作であり、対象データの送信を含む第1動作を前記第1装置が実行し、且つ前記対象データの受信を含む第2動作を前記第1動作の後に前記第2装置が実行する動作であり、
    前記制御部は、
    選択された前記第1装置及び選択された前記第2装置それぞれと、選択された前記第1装置及び選択された前記第2装置それぞれに実行させる動作の動作内容と、を示す複数の動作情報を含む情報であって、且つ各動作情報で示される動作の実行順序を示す情報である連携動作情報を取得する取得処理と、
    前記受付処理において前記開始指示操作を受け付けたことに応じて、前記通信部を通じて、前記取得処理において取得した連係動作情報に含まれる複数の動作情報それぞれで示される、それぞれの前記第1装置及び前記第2装置に対して、それぞれの前記第1装置及び前記第2装置に対応するそれぞれの複数の動作情報で示される動作を前記連携動作情報で示される実行順序で実行させるための動作指示情報を送信する動作指示処理と、
    前記連携動作情報に含まれる複数の前記動作情報で示される前記第1装置及び前記第2装置が実行する動作の進捗状況を示すステータス画像、及び前記連携動作への新たな動作の追加を受け付けるための追加指示オブジェクトを含むステータス画面を前記表示部に表示させ、少なくとも前記第1装置による前記対象データの送信を確認するまで、前記操作部を通じて選択可能な前記追加指示オブジェクトを前記ステータス画面に含めて表示する表示制御処理と、
    前記追加指示オブジェクトを含む前記ステータス画面が前記表示部に表示された状態で、前記操作部を介して、前記追加指示オブジェクトを選択する追加指示操作を受け付けたことに応じて、追加装置と当該追加装置に実行させる追加動作の動作内容とを示す追加動作情報を前記連携動作情報に追加する動作追加処理と、を実行し、
    前記動作追加処理において、前記追加動作情報を、
    前記追加動作が前記第1動作であることに応じて、実行中の前記第1動作より後で且つ前記第2動作より前に当該追加動作が実行されるように、前記連携動作情報に追加し、
    前記追加動作が前記第2動作であることに応じて、前記第1動作より後で且つ実行中の前記第2動作より後に当該追加動作が実行されるように、前記連携動作情報に追加し、
    前記動作指示処理において、前記追加動作情報が追加された前記連携動作情報で示される実行順序に従って、前記追加動作を実行させるための動作指示情報を前記追加装置に前記通信部を通じてさらに送信する情報処理装置。
  11. 複数の装置と、
    情報処理装置と、を備えており、
    該情報処理装置は、
    表示部と、
    操作部と、
    通信部と、
    制御部と、を備えており、
    前記制御部は、
    前記操作部を介して、連携動作の開始を指示する開始指示操作を受け付ける受付処理を実行し、前記連携動作は、前記情報処理装置から指示する動作であり、前記通信部を介して前記情報処理装置と通信可能な前記複数の装置から選択された第1装置及び第2装置が実行する動作であり、対象データの送信を含む第1動作を前記第1装置が実行し、且つ前記対象データの受信を含む第2動作を前記第1動作の後に前記第2装置が実行する動作であり、
    前記制御部は、
    選択された前記第1装置及び選択された前記第2装置それぞれと、選択された前記第1装置及び選択された前記第2装置それぞれに実行させる動作の動作内容と、を示す複数の動作情報を含む情報であって、且つ各動作情報で示される動作の実行順序を示す情報である、連携動作情報を取得する取得処理と、
    前記受付処理において前記開始指示操作を受け付けたことに応じて、前記通信部を通じて、前記取得処理において取得した連係動作情報に含まれる複数の動作情報それぞれで示される、それぞれの前記第1装置及び前記第2装置に対して、それぞれの前記第1装置及び前記第2装置に対応するそれぞれの複数の動作情報で示される動作を前記連携動作情報で示される実行順序で実行させるための動作指示情報を送信する動作指示処理と、
    前記連携動作情報に含まれる複数の前記動作情報で示される前記第1装置及び前記第2装置が実行する動作の進捗状況を示すステータス画像、及び前記連携動作への新たな動作の追加を受け付けるための追加指示オブジェクトを含むステータス画面を前記表示部に表示させ、少なくとも前記第1装置による前記対象データの送信を確認するまで、前記操作部を通じて選択可能な前記追加指示オブジェクトを前記ステータス画面に含めて表示する表示制御処理と、
    前記追加指示オブジェクトを含む前記ステータス画面が前記表示部に表示された状態で、前記操作部を介して、前記追加指示オブジェクトを選択する追加指示操作を受け付けたことに応じて、追加装置と当該追加装置に実行させる追加動作の動作内容とを示す追加動作情報を前記連携動作情報に追加する動作追加処理と、を実行し、
    前記動作追加処理において、前記追加動作情報を、
    前記追加動作が前記第1動作であることに応じて、実行中の前記第1動作より後で且つ前記第2動作より前に当該追加動作が実行されるように、前記連携動作情報に追加し、
    前記追加動作が前記第2動作であることに応じて、前記第1動作より後で且つ実行中の前記第2動作より後に当該追加動作が実行されるように、前記連携動作情報に追加し、
    前記動作指示処理において、前記追加動作情報が追加された前記連携動作情報で示される実行順序に従って、前記追加動作を実行させるための動作指示情報を前記追加装置に前記通信部を通じてさらに送信する連携システム。
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