JP6606579B1 - 再生状況調査システム、再生状況調査方法、及びプログラム - Google Patents

再生状況調査システム、再生状況調査方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】音声を含むコンテンツが、受信側で音声が聴こえる状態で再生されたかどうかを把握する手段を提供する。【解決手段】音声を含むコンテンツの再生状況を解析する再生状況調査システムであって、再生装置においてコンテンツが再生されている時の再生ソフトウェアの音量と、再生装置を特定する識別子と、を含む再生ソフトウェア音量履歴情報を取得する再生ソフトウェア音量取得部と、再生ソフトウェア音量履歴情報をコンテンツ毎に管理し、各履歴情報に含まれる再生ソフトウェア音量に基づいて、前記再生ソフトウェア音量が所定値以上かどうかを判断するコンテンツ再生状況判断部とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、動画広告などの音声を含むデジタルコンテンツの再生状況調査システム、再生状況調査方法、及びプログラムに関する。
近年、インターネット上で配信されるデジタル広告などのコンテンツは、特許文献1などに記載されているように、動画広告のように音声を含むものが主流になっている。
特開2018−22995号公報
動画広告の場合、画像と音声の両方が再生されてはじめて全ての情報が伝わるように作成されている。このため、広告の出稿者にとっては、音声が視聴者に充分聴こえる状態で動画が再生されたかどうかを把握することは重要である。
そこで、本発明は、音声を含むコンテンツが、受信側で音声が聴こえる状態で再生されたかどうかを把握する手段を提供することを目的とする。
本発明に係る再生状況調査システムは、音声を含むコンテンツの再生状況を解析する再生状況調査システムであって、
再生装置において前記コンテンツが再生されている時の再生ソフトウェアの音量と、前記再生装置を特定する識別子と、を含む再生ソフトウェア音量履歴情報を取得する再生ソフトウェア音量取得部と、
前記再生ソフトウェア音量履歴情報を前記コンテンツ毎に管理し、各履歴情報に含まれる再生ソフトウェア音量に基づいて、前記再生ソフトウェア音量が所定値以上かどうかを判断するコンテンツ再生状況判断部とを備えたものである。
本発明に係る再生状況調査方法は、音声を含むコンテンツの再生状況を解析する再生状況調査方法であって、
再生装置において前記コンテンツが再生されている時の再生ソフトウェアの音量と、前記再生装置を特定する識別子と、を含む再生ソフトウェア音量履歴情報を取得する工程と、
前記再生ソフトウェア音量履歴情報を前記コンテンツ毎に管理し、各履歴情報に含まれる再生ソフトウェア音量に基づいて、前記再生ソフトウェア音量が所定値以上かどうかを判断する工程とを備えたものである。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、
再生装置において前記コンテンツが再生されている時の再生ソフトウェアの音量と、前記再生装置を特定する識別子と、を含む再生ソフトウェア音量履歴情報を取得する再生ソフトウェア音量取得部と、
前記再生ソフトウェア音量履歴情報を前記コンテンツ毎に管理し、各履歴情報に含まれる再生ソフトウェア音量に基づいて、前記再生ソフトウェア音量が所定値以上かどうかを判断するコンテンツ再生状況判断部として機能させるものである。
本発明によれば、音声を含むコンテンツが、受信側で音声が聴こえる状態で再生されたかどうかを把握する手段を提供することができる。
本発明の実施の形態1による、再生状況調査システム1の概略を示すブロック図。 本発明の実施の形態1による、再生状況収集サーバ10の機能構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態1による、動画プレイヤーの音量のログ収集処理のシーケンス図。 本発明の実施の形態1による、動画プレイヤーの音量のログの例を示す図。 本発明の実施の形態2による、再生状況収集サーバ40の機能構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態2による、ユーザ端末300のスピーカーの音量のログ収集処理、および動画プレイヤーと端末スピーカーの音量のログの照合処理のシーケンス図。 本発明の実施の形態2による、スピーカー音量のログの例を示す図。 本発明の実施の形態2による、動画プレイヤーの音量ログと端末スピーカーの音量ログの照合処理を説明する図。
次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態による再生状況調査システム1の概略を示すブロック図である。図1に示すように、再生状況調査システム1は、再生状況収集サーバ10、コンテンツ配信サーバ20、ユーザ端末(再生装置)30を含んでいる。再生状況収集サーバ10、コンテンツ配信サーバ20、ユーザ端末30は、通信ネットワークNを介して接続されている。通信ネットワークNは、有線又は無線ネットワークであり、インターネット、LAN、専用線、電話回線、企業内ネットワーク、移動体通信網、ブルートゥース(登録商標)、WiFi(Wireless Fidelity)、その他の通信回線、それらの組み合わせ等を含む。
再生状況収集サーバ10は、コンテンツの再生状況調査を行う調査センター内に設置され、ユーザ端末30で所定の音声付き動画コンテンツが再生された際の再生状況ログを収集し、再生状況調査を行う。
再生状況収集サーバ10は、コントローラ11と記憶装置12を備えている。コントローラ11は、ハードウェアとして、CPU、ROMやRAM等のメモリ、入力インタフェース、出力インタフェース、通信インタフェース及びこれらを結ぶバス等を備えている。
コントローラ11は、CPUがROM等に格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。図2は、コントローラ11によって実現される機能モジュールを示すブロック図である。図2に示すように、コントローラ11によって実現される機能モジュールには、動画プレイヤー音量取得部111と、コンテンツ再生状況判断部112が含まれる。
記憶装置12は、ハードディスクドライブ等であり、動画プレイヤー音量履歴記憶部121を実装している。動画プレイヤー音量履歴記憶部121には、ユーザ端末30で音声付き動画が再生された時の動画プレイヤー(再生ソフトウェア)の音量を含むログデータ(動画プレイヤー音量履歴)が記録されている。
コンテンツ配信サーバ20は、ユーザ端末30に動画広告などの動画コンテンツを配信するサーバである。コンテンツ配信サーバ20は、汎用的なコンピュータによって構成され、そのコンピュータにおいて所定のサーバ用プログラムが動作することにより、サーバ機能を実現するものである。コンテンツ配信サーバ20は、コントローラ21と記憶装置22を備えている。コントローラ21は、ハードウェアとして、CPU、ROMやRAM等のメモリ、入力インタフェース、出力インタフェース、通信インタフェース及びこれらを結ぶバス等を備えている。
ユーザ端末30は、音声付き動画コンテンツを視聴する視聴者が所有する、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートPC、ウェアラブルデバイス、スマートテレビ、スマートスピーカー(AIスピーカー)、デジタルサイネージなどの端末である。ユーザ端末30は、プロセッサ31、操作ボタンやタッチパネルなどの入力装置32、液晶ディスプレイなどの表示装置33、通信インタフェース34、ディスクドライブまたは半導体メモリ(ROM、RAMなど)などの記憶装置35を備えている。
(動画プレイヤーの音量ログの収集)
次に、再生状況調査システム1による音声付き動画再生時の動画プレイヤーの音量ログの収集処理について図3のシーケンス図を用いて説明する。再生状況調査システム1は、収集したログに基づいて、調査対象となる音声付き動画広告Aが再生された際、音声が聴こえる状態で再生されていたかどうかの調査を行う。
コンテンツ配信サーバ20は、ユーザ端末30に通信ネットワークNを介して音声付き動画広告Aを配信する(ステップS101)。
音声付き動画広告Aには、ブラウザやアプリケーションプログラム(アプリ)等において音声付き動画を再生可能な動画プレイヤーが付帯されている。動画プレイヤーには、再生時の音量を計測するためのSDK(Software Development kit)が組み込まれている。
また、コンテンツ配信サーバ20は、音声付き動画広告Aと共に、測定タグ(ブラウザやアプリ上で動作するプログラム)をユーザ端末30に送信する。測定タグは、計測された再生時の音量等の情報をSDKから取得し、再生状況収集サーバ10に送信する機能を有するタグである。
ユーザ端末30において、音声付き動画広告Aが動画プレイヤーによって再生されると(ステップS102:YES)、SDKは、再生時の動画プレイヤーの音量の情報と、ユーザ端末30を特定する識別子を取得し、測定タグに供給する(ステップS103)。
動画プレイヤーの音量は、視聴者が音声付き動画広告Aの再生中に動画の下方などに表示される音量調節マークを操作することにより変更可能である。SDKは音声付き動画広告Aの再生時の音量の値として、例えば、再生開始時の音量を取得してもよいし、再生終了時や中間時点での音量を取得してもよい。また、再生中の音量の平均値や、最大値または最小値を採用するようにしてもよい。また、音量の代わりにON/OFFの状態を取得するようにしてもよい。
ユーザ端末30を特定する識別子(再生装置を特定する識別子)は、例えば、ユーザ端末30がパーソナルコンピュータで、音声付き動画広告Aがブラウザ上で再生される音声付き動画の場合には、ブラウザから取得したCookie値等のソフトウェアの識別子とすることができる。また、例えばユーザ端末30がスマートフォンで、音声付き動画広告Aがアプリで再生される音声付き動画の場合には、アプリから取得したAdID(Advertising ID)等のデバイスの識別子とすることができる。ただし、識別子はこれらに限定されない。
測定タグは、SDKから取得した再生時の音量の情報とユーザ端末30の識別子と併せて、再生された音声付き動画広告Aの識別子と履歴取得日時の情報(ログ)を再生状況収集サーバ10に送信する(ステップS104)。
再生状況収集サーバ10は、受信した情報を動画プレイヤー音量履歴記憶部121に記録する(ステップS105)。図4に示すように、動画プレイヤー音量履歴記憶部121に記録された履歴の1レコードには、音声付き動画広告AのID(動画ID)、履歴取得日時、ユーザ端末30の識別子(端末識別子)、プレイヤーの音量の情報が含まれる。なお、ここでは、音量が所定値以上(例えば、3以上)であれば、音声が聴こえる状態であると判断する。
(音声付き動画の再生状況の調査)
再生状況収集サーバ10は、動画プレイヤー音量履歴記憶部121に記録された履歴に基づいて、動画広告毎に、音声が聴こえる状態(音量が一定値以上、またはON)で再生された回数や割合を求めることができる。例えば、図4の例では、動画AD01については、音量が0でないレコード数は「3」なので、音声が聴こえる状態で再生された回数は「3」である。また、音声が聴こえる状態で再生された割合は、3(音声が聴こえる状態のレコード数)/4(全レコード数)で75%となる。同様に、動画AD02については、音声が聴こえる状態で再生された回数は「2」、音声が聴こえる状態で再生された割合は、2/2で100%となる。
以上のように、本実施形態によれば、音声付き動画広告に付帯されている動画プレイヤーに組み込まれたSDKから、動画再生時のプレイヤーの音量を取得し、再生状況収集サーバ10に提供するようにしたので、音声付き動画が、実際に音声が聴こえる状態で再生された回数や割合を把握することができる。
なお、本実施形態では、測定タグがSDKから再生時の音量の情報とユーザ端末30の識別子を取得し、再生状況収集サーバ10に送信しているが、SDKから再生状況収集サーバ10に直接これらの情報を送信するようにしてもよい。
実施の形態2.
一般に、音声付き動画広告に付帯されている動画プレイヤーの音量がONになっていても、ユーザ端末30に実装されているスピーカーがOFFになっていたり、音量が小さく設定されていたりすると、動画の再生時に音声を聴くことはできない。このため、実施の形態2では、音声付き動画広告に付帯されている動画プレイヤーの音量と共にユーザ端末30のスピーカーの音量も収集し、両方の音量に基づいて、音声付き動画が音声が聴こえる状態で再生されたかどうかを把握する。
図5は、実施の形態2による再生状況収集サーバ40の機能構成を示すブロック図である。図2に示す再生状況収集サーバ20の各構成と対応する構成には同一の符号を付している。図5に示すように、再生状況収集サーバ40のコントローラ41によって実現される機能モジュールには、再生ソフトウェア音量取得部111と、コンテンツ再生状況判断部112の他、端末スピーカー音量取得部113、履歴情報照合部114が含まれる。
また、再生状況収集サーバ40の記憶装置42は、動画プレイヤー音量履歴記憶部121と、端末スピーカー音量履歴記憶部122を実装している。端末スピーカー音量履歴記憶部122には、予めモニターを依頼した視聴者のユーザ端末30に実装されたスピーカーの音量のログデータ(端末スピーカー音量履歴)が記録されている。
再生状況収集サーバ40は、実施の形態1と同様に、音声付き動画広告に付帯されている動画プレイヤーの再生時の音量のログを収集し、動画プレイヤー音量履歴記憶部121に記録する。ログの収集処理は、図3に示す処理と同様に行う。
また、再生状況収集サーバ40は、予めモニターを依頼した視聴者のユーザ端末30から、ユーザ端末30に実装されたスピーカーの音量のログを収集し、端末スピーカー音量履歴記憶部122に記録する。さらに、再生状況収集サーバ40は、動画プレイヤー音量履歴記憶部121に記録した動画プレイヤー音量履歴と、端末スピーカー音量履歴記憶部122に記録した端末スピーカー音量履歴を照合し、動画プレイヤーと端末のスピーカーの両方の音量が十分大きな状態で動画が再生されたかどうかを調査する。
(モニター端末のスピーカーの音量ログの収集、および動画プレイヤーの音量ログとの照合)
図6は、ユーザ端末30に実装されたスピーカーの音量のログの収集と、動画プレイヤー音量履歴記憶部121と端末スピーカー音量履歴記憶部122のログの照合処理のシーケンス図である。
モニターとなる視聴者のユーザ端末30には、ソフトウェアメータ(ツール)がインストールされている。ここでは、ソフトウェアメータは、ユーザ端末30に実装されたスピーカーの音量(設定音量)を、ユーザ端末30のオペレーティングシステムが管理するAPI(Application Programming Interface)を参照して取得する。
ソフトウェアメータがインストールされたユーザ端末30は、所定の時間間隔で(例えば、1分おき)、ユーザ端末30に実装されたスピーカーの音量を取得し、再生状況収集サーバ40に送信する(ステップS201)。なお、スピーカーの音量を送信するタイミングは、特定のアクションの発生時(例えば、調査対象の音声付き動画広告が掲載されたインターネットサイトの閲覧時、調査対象の音声付き動画広告が再生されるアプリの起動時等)でもよい。また、音量の代わりにスピーカーのON/OFFの状態を取得するようにしてもよい。
再生状況収集サーバ40は、受信した情報を端末スピーカー音量履歴記憶部122に記録する(ステップS202)。図7に示すように、端末スピーカー音量履歴記憶部122に記録されたスピーカー音量履歴の1レコードには、履歴取得日時、ユーザ端末30の識別子(端末識別子)、ユーザ端末30のスピーカーの音量の情報が含まれる。ユーザ端末30の識別子は、Cookie、AdID、その他の識別子であり、事前にモニター対象のユーザ端末30から、測定タグや調査アプリ等のツールを用いて取得しておくことができる。
再生状況収集サーバ40は、動画プレイヤー音量履歴記憶部121に保持されているログレコードと端末スピーカー音量履歴記憶部122に保持されているログレコードを突き合わせ、ユーザ端末30の識別子(Cookie、AdID等)が同一のレコードをまとめる(ステップS203)。例えば、図4と図7に示す履歴をまとめると、図8に示すように、端末識別子「0012」と「0056」のレコードがまとめられる。図8において、履歴NO「1」のレコードは動画プレイヤー音量履歴記憶部121のレコードであり、履歴NO「2」のレコードは端末スピーカー音量履歴記憶部122のレコードを示している。
再生状況収集サーバ40は、ステップS203でまとめた同一端末のレコードについて、履歴取得日時が近いもの(履歴取得日時の差分が所定値以内のレコード)を照合し、動画プレイヤーの音量と端末スピーカーの音量がいずれも一定の閾値以上である場合(または、いずれもONの状態であった場合)には、その時再生されていた動画は音声が聴こえる状態で再生されていたと判断する(ステップS204)。
図8の例を用いて具体的に説明すると、端末識別子「0012」のレコードについては、レコードNO1とレコードNO3の履歴取得日時が一致しているため、照合を行う。照合の結果動画プレイヤーの音量と端末スピーカーの音量が共に「3」であるため、この時再生された動画「AD01」は音声が聴こえる状態で再生されていたと判断される。また、レコードNO2とレコードNO5の履歴取得日時も一致しているため、照合を行う。照合の結果、動画プレイヤーの音量と端末スピーカーの音量が共に「3」であるため、この時再生された動画「AD02」は音声が聴こえる状態で再生されていたと判断される。
また、端末識別子「0056」のレコードについては、レコードNO6とレコードNO7の履歴取得日時が一致しているため、照合を行う。照合の結果動画プレイヤーの音量は「3」であるが、端末スピーカーの音量は「0」であるため、この時再生された動画「AD01」は音声が聴こえない状態で再生されていたと判断される。
(音声付き動画の再生状況の調査)
再生状況収集サーバ40は、ステップS204の照合結果に基づいて、動画広告毎に、音声が聴こえる状態で再生された回数や割合を求めることができる。例えば、図8に示す例では、動画「AD01」については、音声が聴こえる状態で再生されたのは、端末「0012」における1回であるため、音声が聴こえる状態で再生された割合は、1(音声が聴こえる状態で再生された回数)/2(端末「0012」で1回、端末「0056」で1回)で50%となる。同様に、動画「AD02」についても、音声が聴こえる状態で再生されたのは、端末「0012」における1回であるため、音声が聴こえる状態で再生された割合は、1(音声が聴こえる状態で再生された回数)/1(端末「0012」で1回)で100%となる。
さらに、図4に例示する履歴では、動画「AD01」の全再生回数は4回、動画「AD02」の全再生回数は2回である。したがって、上記の割合(50%および100%)を全再生回数に適用すると、動画「AD01」は、4×0.5=2(回)、動画「AD02」は、2×1.0=2(回)となり、それぞれの動画について、音声が聴こえる状態で再生された回数を推定することができる。
以上のように、本実施形態によれば、音声付き動画広告に付帯されている動画プレイヤーの音量だけでなく、ユーザ端末30に実装されているスピーカーの音量についても、履歴を収集し、動画を再生した時の動画プレイヤーの音量と端末のスピーカーの音量の両方を考慮することにより、音声付き動画が、実際に音声が聴こえる状態で再生されたかどうかをより正確に把握することができる。
また、ユーザ端末30に実装されているスピーカーの音量は、事前にインストールされたソフトウェアメータを利用して、ユーザ端末30のオペレーティングシステムが管理するAPIを参照することで取得するようにした。これにより、簡易な方法で、ユーザ端末30に実装されているスピーカーの音量の履歴を確実に取得することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。このため、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。例えば、上述した各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更し、または並列に実行することができる。また、各処理ステップ間に他のステップを追加してもよい。また、1ステップとして記載されているステップを、複数ステップに分けて実行してもよいし、複数ステップに分けて記載されているものを、1ステップとして把握することもできる。
1…再生状況調査システム
10,40…再生状況収集サーバ
11,41…コントローラ
12,42…記憶装置
20…コンテンツ配信サーバ
21…コントローラ
22…記憶装置
30…ユーザ端末
31…プロセッサ
32…入力装置
33…表示装置
34…通信インタフェース
35…記憶装置
111…動画プレイヤー音量取得部
112…コンテンツ再生状況判断部
113…端末スピーカー音量取得部
114…履歴情報照合部
121…動画プレイヤー音量履歴記憶部
122…端末スピーカー音量履歴記憶部

Claims (6)

  1. 音声のみ又は音声を含むコンテンツの再生状況を解析する再生状況調査システムであって、
    再生装置において前記コンテンツが再生されている時の再生ソフトウェアの音量と、前記再生装置を特定する識別子と、を含む再生ソフトウェア音量履歴情報を取得する再生ソフトウェア音量取得部と、
    前記再生ソフトウェア音量履歴情報を前記コンテンツ毎に管理し、各履歴情報に含まれる再生ソフトウェア音量に基づいて、前記再生ソフトウェア音量が所定値以上かどうかを判断するコンテンツ再生状況判断部と、
    前記再生装置に実装されたスピーカーの音量を含むスピーカー音量履歴情報を取得するスピーカー音量取得部と、
    同一の再生装置において同時間帯に取得された、前記再生ソフトウェア音量履歴情報と前記スピーカー音量履歴情報を照合する履歴情報照合部と、を備え、
    前記コンテンツ再生状況判断部は、
    照合した2つの履歴情報にそれぞれ含まれる再生ソフトウェア音量とスピーカー音量に基づいて、それぞれの音量が所定値以上かどうかを判断する、再生状況調査システム。
  2. 前記再生ソフトウェア音量取得部は、
    前記コンテンツに付帯された再生ソフトウェアに組み込まれたツールを介して、再生ソフトウェアの音量と、前記再生装置を特定する識別子を取得する、請求項1に記載の再生状況調査システム。
  3. 前記スピーカー音量取得部は、
    前記再生装置にインストールされたツールを用いて、前記再生装置のオペレーティングシステムが管理するAPIを参照することにより、前記再生装置に実装されたスピーカーの音量を取得する、請求項1または2に記載の再生状況調査システム。
  4. コンピュータによって、音声を含むコンテンツの再生状況を解析する再生状況調査方法であって、
    前記コンピュータが、再生装置において前記コンテンツが再生されている時の再生ソフトウェアの音量と、前記再生装置を特定する識別子と、を含む再生ソフトウェア音量履歴情報を取得する工程と、
    前記コンピュータが、前記再生装置に実装されたスピーカーの音量を含むスピーカー音量履歴情報を取得する工程と、
    前記コンピュータが、同一の再生装置において同時間帯に取得された、前記再生ソフトウェア音量履歴情報と前記スピーカー音量履歴情報を照合する工程と、
    前記コンピュータが、前記再生ソフトウェア音量履歴情報と前記スピーカー音量履歴情報を前記コンテンツ毎に管理し、照合した2つの履歴情報にそれぞれ含まれる再生ソフトウェア音量とスピーカー音量に基づいて、それぞれの音量が所定値以上かどうかを判断する工程と、を備えた再生状況調査方法。
  5. コンピュータを
    再生装置において音声のみ又は音声を含むコンテンツが再生されている時の再生ソフトウェアの音量と、前記再生装置を特定する識別子と、を含む再生ソフトウェア音量履歴情報を取得する再生ソフトウェア音量取得部と、
    前記再生ソフトウェア音量履歴情報を前記コンテンツ毎に管理し、各履歴情報に含まれる再生ソフトウェア音量に基づいて、前記再生ソフトウェア音量が所定値以上かどうかを判断するコンテンツ再生状況判断部と、
    前記再生装置に実装されたスピーカーの音量を含むスピーカー音量履歴情報を取得するスピーカー音量取得部と、
    同一の再生装置において同時間帯に取得された、前記再生ソフトウェア音量履歴情報と前記スピーカー音量履歴情報を照合する履歴情報照合部と、して機能させ、
    前記コンテンツ再生状況判断部は、
    照合した2つの履歴情報にそれぞれ含まれる再生ソフトウェア音量とスピーカー音量に基づいて、それぞれの音量が所定値以上かどうかを判断する、プログラム。
  6. 音声のみ又は音声を含むコンテンツの再生状況を解析する再生状況調査システムであって、
    再生装置において前記コンテンツが再生されている時の再生ソフトウェアの音量と、前記再生装置を特定する識別子と、を含む再生ソフトウェア音量履歴情報を取得する再生ソフトウェア音量取得部と、
    前記再生ソフトウェア音量履歴情報を前記コンテンツ毎に管理し、各履歴情報に含まれる再生ソフトウェア音量に基づいて、前記再生ソフトウェア音量が所定値以上かどうかを判断するコンテンツ再生状況判断部と、
    前記再生ソフトウェア音量履歴情報に基づいて、コンテンツ毎に、前記再生ソフトウェア音量が所定値以上であった回数および/または全ての再生回数に対する前記再生ソフトウェア音量が所定値以上であった回数の割合を算出する可聴再生回数算出部と、を備えた再生状況調査システム。
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