JP6603783B1 - ガードレール用の基礎ブロック及びガードレール用の基礎ブロックを隣接した基礎ブロックに対して延長方向に連結してガードレールを形成する方法 - Google Patents

ガードレール用の基礎ブロック及びガードレール用の基礎ブロックを隣接した基礎ブロックに対して延長方向に連結してガードレールを形成する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基礎ブロックを隣接する基礎ブロックに対して所定の曲がり配置位置に配置することを容易にし、隣接する基礎ブロック間を、原価を安価にした連結手段で、モルタルあるいはコンクリート等の詰め物を充填することなく連結し、隣接する基礎ブロック間を固定して延長したガードレールを形成する。【解決手段】隣接した基礎ブロック同士を、一方の凸R形状面もしくは凹R形状面と他方の凹R形状面もしくは凸R形状とを接触係合させながら配置位置調整して所定の曲がり配置位置に配置し、側壁の間の空間部に充填剤が挿入されない状態で、隣接した基礎ブロックの側壁同士を2組の締結手段組で締結されて連結し、所定の曲がり配置位置に配置に、隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を固定する。【選択図】図1

Description

本発明は、ガードレール用の基礎ブロック及びガードレール用の基礎ブロックを隣接した基礎ブロックに対して延長方向に連結してガードレールを形成する方法に関する。
ガードレール用の基礎ブロックを隣接した基礎ブロックに対して延長方向に連結することでガードレールが形成される。
特許文献1には、このような基礎ブロックが底板と、この底板の前端に立設した前壁と、この前壁の一部を厚くして支柱建て込み用の穴を設けた補強ブロックと、底板に設けた側壁とを一体成形し、連結空間を設け、隣接するブロック相互を連結手段で連結され、当該連結空間内にモルタルあるいはコンクリートが充填される構造を備えることが記載される。コンクリートを充填すること及び連結手段で、隣接した基礎ブロックの接続を行っている。
特許文献2には、擁壁ブロックの対抗するフランジに2本の連結ボルトを挿通させ、ナットを掛けることでブロック相互を転結し、ブロック間にセメントを詰めない構造が記載される。
特許文献3には、コンクリートブロックの前面部に凹部又は凸部を設け、相手側コンクリートブロックの前面部に凸部又は凹部を設けて双方を嵌合させ、連結部材で双方のコンクリートブロックを固定する構造を記載する。
特許第3774892号公報 特許第4170800号公報 特許第2963378号公報
基礎ブロックを延長方向に連結されて構成されるガードレールは配置上の関係で、延長直線方向に対して曲げられた状態で配置されることが求められる。
基礎ブロックは、隣接する基礎ブロックとの曲げ状態を簡便に形成でき、しかも曲げ角度を大きく設定することができて、ガードレールを前面から見たときに、任意の曲げ状態にあるガードレール外面が連続した面一形状をなして安全性が確保されたものであること、及び双方の基礎ブロックを固定する連結部材については、ブロック間にモルタルあるいはコンクリート等の詰め物を充填することを要さずに双方の基礎ブロックを強固に固定し、原価が安価で、基礎ブロックに容易に装着されものであることが求められる。
特許文献に記載されたこれらの基礎ブロックでは、上述したニーズを満足させることができない。
本発明は、かかる点に鑑み上述したニーズを満足させることのできる構造を持った基礎ブロックが用いられ、基礎ブロック間にモルタルあるいはコンクリート等の詰め物を充填することを要さずに双方の基礎ブロックを強固に締結し、原価が安価で、基礎ブロックに容易に装着され得るようにすることを課題とする。
本発明は、隣接した基礎ブロック同士を、一方の凸R形状面もしくは凹R形状面と他方の凹R形状面もしくは凸R形状とを接触係合させながら配置位置調整して所定の曲がり配置位置に配置し、側壁の間の空間部に充填剤が挿入されない状態で、隣接した基礎ブロックの側壁同士を2組の連結手段で連結し、隣接した基礎ブロック同士を、配置位置調整して所定の曲がり配置位置に配置した。
本発明は、隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を相互に連結する、ボルトとナットを有した締結手段組を2組有して、一方の側壁が底のある孔を有し、他方の側壁が貫通孔を有して、ボルトが貫通孔を貫通して一方の孔の底に押し当てられて、ナット締めによって他方の側壁に固着されることで隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を締結することで隣接した基礎ブロックを締結する締結手段を用いた。
本発明は、基礎ブロック同士を、前記側壁の間の空間部に充填剤が挿入されない状態で、2組の締結手段組で締結されて連結し、所定の接触係合配置角度で締結することで固定した。
本発明は、具体的には、前端が後端に比べて狭められた底板と、当該底板の後端部に立設した平板上の前壁と、当該前壁の一部に、前端側に厚くして設けられ、支柱建込用の穴を有する補強ブロックと、底板の両端より内側の位置に前記前壁に接続して設けられた側壁と、を一体成形してなる、隣接した基礎ブロックに延長方向に連結して用いられるガードレール用の基礎ブロックにおいて、
隣接した基礎ブロックの前記側壁同士間に形成された空間部を有し、
前記前壁が、両端面に、底板方向に凸R形状面もしくは凹R形状面を有して、当該凸R形状面もしくは凹R形状面が、隣接した基礎ブロックの前壁の両端面に設けられた凹R形状面もしくは凸R形状面に沿って嵌合することなく接触係合し、隣接した基礎ブロック同士が、直線状の配置から底板のある内方及び反対方向の外方のいずれかの方向へ回転動作されて曲がり配置され得て、前記基礎ブロックが隣接した基礎ブロックに配置角度に対して所定の接触係合配置角度を有し、
隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を相互に連結する、ボルトとナットを有した締結手段組を2組有して、一方の側壁が底のある孔を有し、他方の側壁が貫通孔を有して、ボルトが貫通孔を貫通して一方の孔の底に押し当てられて、ナット締めによって他方の側壁に固着されることで隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を締結することで隣接した基礎ブロックを締結する締結手段を備え、
所定の接触角度で曲がり配置に設定された隣接した基礎ブロック同士が、前記側壁の間の空間部に充填剤が挿入されない状態で、前記基礎ブロックが隣接した基礎ブロックに配置角度に対して所定の接触係合配置角度で、前記側壁に設けた2組の締結手段で締結されたこと
を特徴とするガードレール用の基礎ブロックを提供する。
発明は、端が後端に比べて狭められた底板と、当該底板の後端部に立設した平板上の前壁と、当該前壁の一部に、前端側に厚くして設けられ、支柱建込用の穴を有する補強ブロックと、底板の両端より内側の位置に前記前壁に接続して設けられた側壁と、を一体成形してなる、隣接した基礎ブロックに延長方向に連結して用いられるガードレール用の基礎ブロックにおいて、
隣接した基礎ブロックの前記側壁同士間に形成された空間部を有し、
前記前壁が、両端面に、底板方向に凸R形状面もしくは凹R形状面を有して、当該凸R形状面もしくは凹R形状面が、隣接した基礎ブロックの前壁の両端面に設けられた凹R形状面もしくは凸R形状面に沿って嵌合することなく接触係合し、隣接した基礎ブロック同士が、直線状の配置から底板のある内方及び反対方向の外方のいずれかの方向へ回転動作されて曲がり配置され得て、前記基礎ブロックが隣接した基礎ブロックに配置角度に対して所定の接触係合配置角度を有し、
隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を相互に締結することで隣接した基礎ブロックを締結する締結手段を備え、
所定の接触角度で曲がり配置に設定された隣接した基礎ブロック同士が、前記側壁の間の空間部に充填剤が挿入されない状態で、前記基礎ブロックが隣接した基礎ブロックに配置角度に対して所定の接触係合配置角度で、前記側壁に設けた2組の締結手段で締結されたこと
を特徴とするガードレール用の基礎ブロックを提供する。
本発明は、前端が後端に比べて狭められた底板と、当該底板の後端部に立設した平板上の壁と、当該壁の一部に、当該部分を前端側に厚くして設けられ、支柱建込用の穴を有する補強ブロックと、底板の両端より内側の位置に前壁に接続して設けられた側壁と、を有し、
隣接した基礎ブロックの前記側壁同士間に形成された空間部を有し、
前記前壁が、両端面に、底板方向に凸R形状面もしくは凹R形状面を有して、当該凸R形状面もしくは凹R形状面が、隣接した基礎ブロックの前壁の両端面に設けられた凹R形状面もしくは凸R形状面に沿って嵌合することなく接触係合して、隣接した基礎ブロック同士を、直線状の配置から底板のある内方及び反対方向の外方のいずれかの方向への曲がり配置されることが可能とされ、
隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を相互に連結する、ボルトとナットを有した締結手段組を2組有して、隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を締結することで隣接した基礎ブロックを連結する連結手段を備えたガードレール用の基礎ブロックを隣接した基礎ブロックに対して延長方向に連結してガードレールを形成する方法において、
隣接した基礎ブロック同士を、回動動作させて、一方の凸R形状面もしくは凹R形状面と他方の凹R形状面もしくは凸R形状とを接触係合させながら配置位置調整して、

前記基礎ブロックが隣接した基礎ブロックに配置角度に対して所定の接触係合配置角度で配置し、
前記側壁の間の空間部に充填剤が挿入されない状態で、かつ前記基礎ブロックが隣接した基礎ブロックに配置角度に対して所定の接触係合配置角度で隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を2組の締結手段で締結して連結し、固定して、延長したガードレールを形成すること
を特徴とするガードレール用の基礎ブロックを隣接した基礎ブロックに対して延長方向に連結してガードレールを形成する方法を提供する。
本発明によれば、一方の凸R形状面もしくは凹R形状面と他方の凹R形状面もしくは凸R形状とを接触係合させながら配置位置調整して所定の曲がり配置位置に配置し、上述したニーズを満足させることのできる構造を持った基礎ブロックが用いられ、基礎ブロック間にモルタルあるいはコンクリート等の詰め物を充填することを要さずに双方の基礎ブロックを強固に固定し、原価が安価で、基礎ブロックに容易に装着され得る。
本発明の実施例である基礎ブロックが連結されることで構成されたガードレールの外観を示す図 本発明の実施例である基礎ブロックの構成を示す斜視図 本実施例で採用可能な一対のボルト及びナットを示す図 本発明の実施例である基礎ブロック連結の3つの形態を示す図 本発明の実施例である基礎ブロック連結の3つの形態を示す図 本発明の実施例である基礎ブロック連結の3つの形態を示す図 ガードレールを構成するに際して、基礎ブロック間の連結角度を順次調整する状態を説明する図 図5の詳細図
以下、本発明にかかる実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例である基礎ブロックが連結されることで構成されたガードレールの外観を示す図である。
図1において、本発明の実施例を示す基礎ブロックが延長直線方向に対して外方あるいは内方方向に曲げられた状態で配置調整されて構成されたガードレール100が示される。
基礎ブロック1が、4つの基礎ブロック1A、1B、1C、1Dから構成された例が示される。基礎ブロック1A、1B、1C、1Dは同一の形状をなす。連結数は、4つの基礎ブロック1A、1B、1C、1Dの連結に限定されない。
図2は、一つの基礎ブロック1を示す斜視図である。
図2において、基礎ブロック1は、平面形状が前端縁長さに対して後端縁長さをわずかに短くして、両側をテーパ状にした略四角形状にした底板2と、この底板2の前端縁に所定高さに立設した前壁3と、この前壁3の幅方向中間部に、前壁3より厚くして形成された補強ブロック4と、底板2の両側部に立設した左右の側壁5、6とをコンクリートにて一体成形した構成になっている。前壁3が図面上で二重の線が描かれているが、これは端部が面取りされ微小なR形状をなすことによる。側壁5、6についても同様である。
補強ブロック4には、その中央部に垂直方向に支柱を建て込むための孔7が設けてある。
左右の側壁5、6は、断面矩形状で直方体をなし、前端が前壁3の背面に接続され、後端(図面で手前端)は開放端になっている。側壁5、6には、底板2の上面に並行になるようにして2つの孔11A、112A及び孔12、12Aが設けてある。孔11、11Aは有底で、同一の形状をなす。孔12、12Aは貫通項で、同一の形状をなす。
孔11、11Aは、側壁6のその外側から空けられ、有底形状をなし、孔12、12Aは、側壁5に、側壁5を貫通して設けられる。設けられた孔12、12Aには、後述するボルト21、21Aが貫通し、孔12、12Aは、ボルト21、21Aの孔径に対して所定の大きさの孔径を持つ。総称するときには、11、12と称する。それぞれの孔の入口部には深みの浅いくぼみ8が形成される。このくぼみの内径は、70mm〜70+10mm程度とされた。後述するワッシャーは、このくぼみ内に配置される。
前壁3は、全体的に平板状で、前面が平面状をなし、左右の両端面13、14には、隣接する基礎ブロックに向けて凸R形状面もしくは凹R形状面が形成される。図2では、左端面13に凸R形状面が形成され、右端面14に凹R形状面が形成されている。以下、この形状を例にとって説明する。
凸R形状面及び凹R形状面は実質同一の半径形状であり、半周以下、例えば30°以内で凸R形状面及び凹R形状面が形成される。したがって、凸R形状面を隣接する凹R形状面に半周以下の範囲で接触させることができる。接触させると、左右の両端面13、14は、隣接する左右の両端面13、14に全面接触による接触係合関係が形成される。この接触係合関係によって基礎ブロック1Aは、隣接する基礎ブロック1Aに対して回動しての所定の位置配置での配置が容易になされる。外方からは、連結部における連結状態が、回転動作がなされなかったかのように、面一状を呈する。
このように、曲り配置の状態で隣接した基礎ブロックの前記側壁同士間に形成された空間部が形成された状態で、前壁が、両端面に、底板方向に凸R形状面もしくは凹R形状面を有して、当該凸R形状面もしくは凹R形状面が、隣接した基礎ブロックの前壁の両端面に設けられた凹R形状面もしくは凸R形状面に沿って接触係合し、隣接した基礎ブロック同士が、直線状の配置から底板のある内方及び反対方向の外方のいずれかの方向へ回転動作されて曲がり配置されることが可能とされる。これによって、基礎ブロックが隣接した基礎ブロックに配置角度に対して所定の接触係合配置角度を有する形態が形成される。
図3は、本実施例で採用可能な一対のボルト及びナットを示す図である。1組のボルト及びナット20は、一つのボルト21とこのボルト上に離間して配置される2つのナット22、23からなる。ボルト21には2方向からネジが設けられ、2つのナット22、23はそれぞれのネジに螺合される。
2つのナット22、23には、それぞれワッシャー24、25がナット22、23に接触可能にしてボルト21に装着される。ワッシャー24、25の外径は、前述の孔12の孔径よりも大きい。この例では、ナット22及びワッシャー24とナット23及びワッシャー25との配置関係は、逆配置とされた。
他方の組みのボルト及びナット20Aについても、構造、作用は同様であり、各部品に「A」を付けた。
この例では、ボルト21,21Aの全長が300mmのものが採用された。短長のボルトが採用された。
この例では、孔11、11Aが有底構造とされ、孔12,12Aが貫通孔とされたが、孔11、12Aを有底構造とし、孔11A、12を貫通孔とすることができる。作業のやり易さからこの例の構造が推奨される。
このように、隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を相互に連結する、ボルトとナットを有した締結手段組を2組有して、隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を締結することで隣接した基礎ブロックを締結する締結手段を備えた。
図4は、本発明の実施例である基礎ブロック連結の3つの形態でガードレール100を形成した示す図である。
基礎ブロック連結の3つの形態が、図4(1)、図4(2)、図4(3)のように枠内に示される。図4(1)は、ガードレール100が前側に曲げられて形成された形態を示し(曲げ曲率半径10000mm)、図4(2)は、ガードレール100が直線方向に連結されて形成された形態を示し、図4(3)は、ガードレール100が後側に曲げられて形成(反対方向に、曲げ曲率半径10000mm)された形態を示す。
図4(1)において、基礎ブロック1Aと基礎ブロック1Bとは、前面からみて、R10000mmの曲率で配置位置の調整がなされた。
このような調整に先立って、孔11、11Aに1組のボルト及びナット20が側壁6、5に装着され、孔12、12Aに他組のボルト及びナット20Aが装着された。ナット22、25は、側壁5の両側に、調整前位置に装着される。
隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を相互に連結する、ボルトとナットを有した締結手段組を2組有して、一方の側壁が底のある孔を有し、他方の側壁が貫通孔を有して、ボルトが貫通孔を貫通して一方の孔の底に押し当てられて、ナット締めによって他方の側壁に固着されることで隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を締結する。
孔11,11を有底とすることで、空間部39に配置されるナット22、ワッシャー24は、一組のみとなってナット22、ワッシャー24は極小の数とし、側壁の間に形成された空間部30にモルタルあるいはコンクリートなどの充填剤の挿入を不要とする。
この状態で、基礎ブロック1Aの右端面14の凹R形状面が基礎ブロック1Bの左端面13の凸R形状面に全面接触による接触係合が形成される。基礎ブロック1Aと基礎ブロック1Bとは、右端面14と左端面13とは嵌合することなく接触係合状態にあり、見た目に面一できれいな連続した面の接合となる。
側壁6、5は、後端側で、角度αで大きく開いた空間部30が形成される。1組のボルト及びナット20のボルト21の左端が孔1の有する底まで到達するようにして、挿入された。他組のボルト及びナット20Aについても同様である。
この時、隣接する基礎ブロック5、6の配置角度αである。
側壁同士を配置調整された回転角度で、ナット22、ワッシャー24が左側から、そしてナット23、ワッシャー25が右側から側壁5を挟み込み、ナット22A、ワッシャー24Aが左側から、そしてナット23A、ワッシャー25Aが右側から側壁5を挟み込む。この時に、側壁の間の空間部30は、充填剤が挿入されない状態にある。
このようにして装着される1組のボルト及びナット20のボルト21及び他組のボルト及びナット20Aのボルト21Aは、2組のペア構成であるので固定強度が確保され、その長さが短いものが採用可能とされ、径の小さいものが採用可能とされ、原価低減が図られる。
何らかの物体、例えば車両が基礎ブロックの前面に衝突した場合を想定すると、衝突を受けた基礎ブロックは隣接する基礎ブロック方向に滑動しようとする。
基礎ブロック1Bの前面に衝突した場合を想定すると、基礎ブロック1Bは、接触係合面を中心にして時計針回転方向に回転しようとする。
ボルトとナットとからなる一方の組20及びボルトとナットとからなる他方の組20Aが、側壁6.5同士を設定された時計針回転角度で固定して時計針方向回転を不可とする。
基礎ブロック1Aの前面に衝突した場合を想定すると、基礎ブロック1Aは、接触係合面を中心にして時計針逆回転方向に回転しようとする。
ボルトとナットとからなる一方の組20及びボルトとナットとからなる他方の組20Aが、側壁6.5同士を設定された時計針逆回転角度で固定して時計針方向逆回転を不可とする。
何らかの物体がいずれかの基礎ブロック1B、1Aの前面に衝突した場合にあっても、側壁6、5同士は、時計針回転方向、時計針逆回転方向の運動が不可とされる。
この構成によれば、基礎ブロックが隣接した基礎ブロックに配置角度に対して所定の接触係合配置角度で配置し、側壁の間に形成された空間部30にモルタルあるいはコンクリートなどの充填剤が挿入されなくても隣接する基礎ブロック1A、1Bを所定の接触係合配置角度で締結して固定することができる。
図4(2)において、基礎ブロック1Bと基礎ブロック1Cとは、前面からみて、直線状に配置調整された。
この状態で、基礎ブロック1Bの右端面14の凹R形状面が基礎ブロック1Cの右端面14の凸R形状面に全面接触による接触係合が形成された。
側壁6、5は、後端側で、角度αで大きく開いた空間部30が形成される。1組のボルト及びナット20のボルト21の左端が孔1の有する底まで到達するようにして、挿入された。他組のボルト及びナット20Aについても同様である。
この時、隣接する基礎ブロック5、6の配置角度βである。
側壁同士を配置調整された回転角度で、ナット22、ワッシャー24が左側から、そしてナット23、ワッシャー25が右側から側壁5を挟み込み、ナット22A、ワッシャー24Aが左側から、そしてナット23A、ワッシャー25Aが右側から側壁5を挟み込む。この時に、側壁の間の空間部30は、充填剤が挿入されない状態にある。
隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を相互に連結する、ボルトとナットを有した締結手段組を2組有して、一方の側壁が底のある孔を有し、他方の側壁が貫通孔を有して、ボルトが貫通孔を貫通して一方の孔の底に押し当てられて、ナット締めによって他方の側壁に固着されることで隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を締結する。
このようにして装着される1組のボルト及びナット20のボルト21及び他組のボルト及びナット20Aのボルト21Aは、2組のペア構成であるので固定強度が確保され、その長さが短いものが採用可能とされ、径の小さいものが採用可能とされ、原価低減が図られる。
何らかの物体、例えば車両が基礎ブロックの前面に衝突した場合を想定すると、衝突を受けた基礎ブロックは隣接する基礎ブロック方向に滑動しようとする。
基礎ブロック1Cの前面に衝突した場合を想定すると、基礎ブロック1Cは、接触係合面を中心にして時計針回転方向に回転しようとする。
ボルトとナットとからなる一方の組20及びボルトとナットとからなる他方の組20Aが、側壁6.5同士を設定された時計針回転角度で固定して時計針方向回転を不可とする。
基礎ブロック1Bの前面に衝突した場合を想定すると、基礎ブロック1Bは、接触係合面を中心にして時計針逆回転方向に回転しようとする。
ボルトとナットとからなる一方の組20及びボルトとナットとからなる他方の組20Aが、側壁6.5同士を設定された時計針逆回転角度で固定して時計針方向逆回転を不可とする。
何らかの物体がいずれかの基礎ブロック1B、1Cの前面に衝突した場合にあっても、側壁6、5同士は、時計針回転方向、時計針逆回転方向の運動が不可とされる。
この構成によれば、基礎ブロックが隣接した基礎ブロックに配置角度に対して所定の接触係合配置角度で配置し、側壁の間に形成された空間部30にモルタルあるいはコンクリートなどの充填剤が挿入されなくても隣接する基礎ブロック1A、1Bを所定の接触係合配置角度で締結して固定することができる。
図4(3)において、基礎ブロック1Cと基礎ブロック1Dとは、後面からみて、R10000mmの曲率で配置調整された。
このような状態で、孔11Aに1組のボルト及びナット20が装着され、孔11Bに他組のボルト及びナット20Aが装着された。
この状態で、基礎ブロック1Eの右端面14の凹R形状面が基礎ブロック1Fの右端面14の凸R形状面に全面接触による接触係合が形成された。
側壁6、5は、後端側で、角度γの2つのナットが配置される程度の狭い角度γで空間部30が形成される。側壁6、5は、後端側で、角度γ(0.82°)でた空間部30(間隔長:17.2mm)が形成される。1組のボルト及びナット20のボルト21の左端が孔1の有底まで到達するようにして、挿入された。他組のボルト及びナット20Aについても同様である。
側壁同士を配置調整された回転角度で、ナット22、ワッシャー24が左側から、そしてナット23、ワッシャー25が右側から側壁5を挟み込み、ナット22A、ワッシャー24Aが左側から、そしてナット23A、ワッシャー25Aが右側から側壁5を挟み込む。この時に、側壁の間の空間部30は、充填剤が挿入されない状態にある。
隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を相互に連結する、ボルトとナットを有した締結手段組を2組有して、一方の側壁が底のある孔を有し、他方の側壁が貫通孔を有して、ボルトが貫通孔を貫通して一方の孔の底に押し当てられて、ナット締めによって他方の側壁に固着されることで隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を締結する。
図4(3)の場合、孔11,11を有底とすることで、空間部39に配置されるナット22、ワッシャー24は、一組のみとなって配置角度γを小さくすることができる。
このようにして装着される1組のボルト及びナット20のボルト21及び他組のボルト及びナット20Aのボルト21Aは、2組のペア構成であるので固定強度が確保され、その長さが短いものが採用可能とされ、径の小さいものが採用可能とされ、原価低減が図られる。
何らかの物体、例えば車両が基礎ブロックの前面に衝突した場合を想定すると、衝突を受けた基礎ブロックは隣接する基礎ブロック方向に滑動しようとする。
基礎ブロック1Dの前面に衝突した場合を想定すると、基礎ブロック1Dは、接触係合面を中心にして時計針回転方向に回転しようとする。
ボルトとナットとからなる一方の組20及びボルトとナットとからなる他方の組20Aが、側壁6.5同士を設定された時計針回転角度で固定して時計針方向回転を不可とする。
基礎ブロック1Cの前面に衝突した場合を想定すると、基礎ブロック1Cは、接触係合面を中心にして時計針逆回転方向に回転しようとする。
ボルトとナットとからなる一方の組20及びボルトとナットとからなる他方の組20Aが、側壁6.5同士を設定された時計針逆回転角度で固定して時計針方向逆回転を不可とする。
何らかの物体がいずれかの基礎ブロック1D、1Cの前面に衝突した場合にあっても、側壁6、5同士は、時計針回転方向、時計針逆回転方向の運動が不可とされる。
この構成によれば、側壁の間に形成された空間部30にモルタルあるいはコンクリートなどの充填剤が挿入されなくても隣接する基礎ブロック1C、1Dを所定の配置位置に即固定することができる。
このように、隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を相互に連結する、ボルトとナットを有した締結手段組を2組有して、一方の側壁が底のある孔を有し、他方の側壁が貫通孔を有して、ボルトが貫通孔を貫通して一方の孔の底に押し当てられて、ナット締めによって他方の側壁に固着されることで隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を締結することで隣接した基礎ブロックを連結する連結手段を備え隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を相互に連結する、ボルトとナットを有した締結手段組を2組有して、隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を締結することで隣接した基礎ブロックを連結する連結手段を備える。
所定の接触角度で曲がり配置に設定された隣接した基礎ブロック同士が、前記側壁の間の空間部に充填剤が挿入されない状態で、隣接した基礎ブロックの前記側壁同士が2組の締結手段組で締結されて連結され、所定の接触係合配置角度で締結して固定される構造が構成される。
本実施例では、隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を相互に連結する、ボルトとナットを有した締結手段組を2組有して、一方の側壁が底のある孔を有し、他方の側壁が貫通孔を有して、ボルトが貫通孔を貫通して一方の孔の底に押し当てられて、ナット締めによって他方の側壁に固着されることで隣接した基礎ブロックの側壁同士を締結することで隣接した基礎ブロックを締結する締結手段が採用された。
このような締結手段は、ボルトをインサート材として使用し、隣接する基礎ブロックの開閉角度を所定の接触係合配置角度にすることが容易に、かつ安価にできる利点があり、採用が推奨されるが、本発明の構成にあったては、この締結手段に限定されない。例えば、公知のW羽根板ボルトによって、公知のホールダウンUを用いることで、隣接する基礎ブロックの開閉角度を所定の接触係合配置角度にすることができ、ボルトを一方の孔の底に押し当てて配置することに代えて、貫通するボルト孔を設けて長ボルトを貫通させ、ナットで締結し、さらには楔を打ち込むなどして隣接する基礎ブロックの開閉角度を所定の接触係合配置角度にすることができる。側壁にインサート材を埋め込み、ボルト・ナットで締結することで、隣接する基礎ブロックの開閉角度を所定の接触係合配置角度にするようにしてもよい。
隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を相互に締結することで隣接した基礎ブロックを締結する締結手段を備え、 所定の接触角度で曲がり配置に設定された隣接した基礎ブロック同士が、前記側壁の間の空間部に充填剤が挿入されない状態で、前記基礎ブロックが隣接した基礎ブロックに配置角度に対して所定の接触係合配置角度で、前記側壁に設けた2組の締結手段で締結されたガードレール用の基礎ブロックが提案される。
図5は、ガードレールを構成するに際して、基礎ブロック間の連結角度を順次調整する状態を説明する図である。
図6は、図5の詳細図である。
上述したように、いずれかの基礎ブロックあるいは双方の基礎ブロックを回動動作させ、凸R形状面もしくは凹R形状面が、隣接した基礎ブロックの前壁の両端面に設けられた凹R形状面もしくは凸R形状面に沿って接触係合して、隣接した基礎ブロック同士を、直線状の配置から底板のある内方及び反対方向の外方のいずれかの方向へ曲がり配置する。
図5及び図6に示される例の場合、この曲り調整は、5.00°づつ22.15°までの範囲でなされた。図4と対応したときに、図4(1)におけるα角は、22.15°で、底板先端部における空間部間隔は、390mmである。図4(2)におけるβ角は、10.67°で、底板先端部における空間部間隔は、200mmである。図4(3)におけるδは、0.82°で、底板先端部における空間部間隔は、7.8mmである。空間部間隔を390mm、200mm、7.8mmのように極力小さくすることで、施工性、安全性が高められる。この曲り調整は、0〜30°の範囲で行うことが推奨される。
このように、隣接した基礎ブロック同士を、回動動作させて、一方の凸R形状面もしくは凹R形状面と他方の凹R形状面もしくは凸R形状とを接触係合させながら配置位置調整して所定の曲がり配置位置に配置し、
前記側壁の間の空間部に充填剤が挿入されない状態で、隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を2組の締結手段組で締結されて連結し、定の曲がり配置位置に配置に、隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を固定して、延長したガードレールを形成することからなるガードレール用の基礎ブロックを隣接した基礎ブロックに対して延長方向に連結してガードレールを形成する方法が構成される。
本実施例によれば、基礎ブロックは、隣接する基礎ブロックとの曲げ状態を簡便に形成でき、しかも曲げ角度を大きく設定することができて、ガードレールを前面から見たときに、任意の曲げ状態にあるガードレール外面が連続した面一形状をなして安全性が確保されたものであること、及び双方の基礎ブロックを固定する連結部材については、ブロック間にモルタルあるいはコンクリート等の詰め物を充填することを要さずに双方の基礎ブロックを強固に固定し、原価が安価で、基礎ブロックに容易に装着することができる。
隣接した基礎ブロック同士が所定の曲がり配置に設定され、2組のボルトとナットが、前記側壁同士が前記接触係合面を中心に互いに近づこうとする回動動作を規制して、前記側壁の間の空間部に充填剤が挿入されない状態で、隣接した基礎ブロック同士を固定することができる。
これによって、上述したニーズを満足させることのできる構造を持った基礎ブロックを有し、基礎ブロック間にモルタルあるいはコンクリート等の詰め物を充填しないことで原価を安価にした連結手段を基礎ブロックに装着した構造を提供できる。コンクリート等の詰め物を充填しないことで施工手間を省力することができる。
100…ガードレール、1A、1B、1C、1D、1…基礎ブロック、2…底板、3…前壁、4…補強ブロック、5、6側壁、7…支柱を建て込むために補強ブロックに設けられた孔、8…浅いくぼみ、11、11A…有底孔、12、12A…貫通孔、13…凸R形状面を有する右端面、14…凹R形状面を有する左端面、20…1組のボルト及びナット、20A…他組のボルト及びナット、21、21A…ボルト、22、23及び22A、23A…ナット、24、25及び24A、25A…ワッシャー。

Claims (3)

  1. 前端が後端に比べて狭められた底板と、当該底板の後端部に立設した平板上の前壁と、当該前壁の一部に、前端側に厚くして設けられ、支柱建込用の穴を有する補強ブロックと、底板の両端より内側の位置に前記前壁に接続して設けられた側壁と、を一体成形してなる、隣接した基礎ブロックに延長方向に連結して用いられるガードレール用の基礎ブロックにおいて、
    隣接した基礎ブロックの前記側壁同士間に形成された空間部を有し、
    前記前壁が、両端面に、底板方向に凸R形状面もしくは凹R形状面を有して、当該凸R形状面もしくは凹R形状面が、隣接した基礎ブロックの前壁の両端面に設けられた凹R形状面もしくは凸R形状面に沿って嵌合することなく接触係合し、隣接した基礎ブロック同士が、直線状の配置から底板のある内方及び反対方向の外方のいずれかの方向へ回転動作されて曲がり配置され得て、前記基礎ブロックが隣接した基礎ブロックに配置角度に対して所定の接触係合配置角度を有し、
    隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を相互に連結する、ボルトとナットを有した締結手段組を2組有して、一方の側壁が底のある孔を有し、他方の側壁が貫通孔を有して、ボルトが貫通孔を貫通して一方の孔の底に押し当てられて、ナット締めによって他方の側壁に固着されることで隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を締結することで隣接した基礎ブロックを締結する締結手段を備え、
    所定の接触角度で曲がり配置に設定された隣接した基礎ブロック同士が、前記側壁の間の空間部に充填剤が挿入されない状態で、前記基礎ブロックが隣接した基礎ブロックに配置角度に対して所定の接触係合配置角度で、前記側壁に設けた2組の締結手段で締結されたこと
    を特徴とするガードレール用の基礎ブロック。
  2. 前端が後端に比べて狭められた底板と、当該底板の後端部に立設した平板上の前壁と、当該前壁の一部に、前端側に厚くして設けられ、支柱建込用の穴を有する補強ブロックと、底板の両端より内側の位置に前記前壁に接続して設けられた側壁と、を一体成形してなる、隣接した基礎ブロックに延長方向に連結して用いられるガードレール用の基礎ブロックにおいて、
    隣接した基礎ブロックの前記側壁同士間に形成された空間部を有し、
    前記前壁が、両端面に、底板方向に凸R形状面もしくは凹R形状面を有して、当該凸R形状面もしくは凹R形状面が、隣接した基礎ブロックの前壁の両端面に設けられた凹R形状面もしくは凸R形状面に沿って嵌合することなく接触係合し、隣接した基礎ブロック同士が、直線状の配置から底板のある内方及び反対方向の外方のいずれかの方向へ回転動作されて曲がり配置され得て、前記基礎ブロックが隣接した基礎ブロックに配置角度に対して所定の接触係合配置角度を有し、
    隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を相互に締結することで隣接した基礎ブロックを締結する締結手段を備え、
    所定の接触角度で曲がり配置に設定された隣接した基礎ブロック同士が、前記側壁の間の空間部に充填剤が挿入されない状態で、前記基礎ブロックが隣接した基礎ブロックに配置角度に対して所定の接触係合配置角度で、前記側壁に設けた2組の締結手段で締結されたこと
    を特徴とするガードレール用の基礎ブロック。
  3. 前端が後端に比べて狭められた底板と、当該底板の後端部に立設した平板上の壁と、当該壁の一部に、当該部分を前端側に厚くして設けられ、支柱建込用の穴を有する補強ブロックと、底板の両端より内側の位置に前壁に接続して設けられた側壁と、を有し、
    隣接した基礎ブロックの前記側壁同士間に形成された空間部を有し、
    前記前壁が、両端面に、底板方向に凸R形状面もしくは凹R形状面を有して、当該凸R形状面もしくは凹R形状面が、隣接した基礎ブロックの前壁の両端面に設けられた凹R形状面もしくは凸R形状面に沿って嵌合することなく接触係合して、隣接した基礎ブロック同士を、直線状の配置から底板のある内方及び反対方向の外方のいずれかの方向への曲がり配置されることが可能とされ、
    隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を相互に連結する、ボルトとナットを有した締結手段組を2組有して、隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を締結することで隣接した基礎ブロックを連結する連結手段を備えたガードレール用の基礎ブロックを隣接した基礎ブロックに対して延長方向に連結してガードレールを形成する方法において、
    隣接した基礎ブロック同士を、回動動作させて、一方の凸R形状面もしくは凹R形状面と他方の凹R形状面もしくは凸R形状とを接触係合させながら配置位置調整して、

    前記基礎ブロックが隣接した基礎ブロックに配置角度に対して所定の接触係合配置角度で配置し、
    前記側壁の間の空間部に充填剤が挿入されない状態で、かつ前記基礎ブロックが隣接した基礎ブロックに配置角度に対して所定の接触係合配置角度で隣接した基礎ブロックの前記側壁同士を2組の締結手段で締結して連結し、固定して、延長したガードレールを形成すること
    を特徴とするガードレール用の基礎ブロックを隣接した基礎ブロックに対して延長方向に連結してガードレールを形成する方法。
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