JP6603095B2 - 成形品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は成形品本体に部品が設けられている成形品の製造方法に関する。
成形品本体に部品が設けられている成形品としては、例えば、自動車のドアウェザーストリップがある。このウェザーストリップはドアフレームのリテーナーに保持されるところ、ウェザーストリップとリテーナーの間に隙間を生ずることがある。そこで、シール性ないしは遮音性の向上のために、ウェザーストリップ本体を成形した後、上記隙間を埋めるべく、その本体に部品としてのスポンジゴム等よりなる軟質シール材を手作業で貼り付けることが行なわれている。
一方、そのような所謂手貼りでは、軟質シール材を貼り付けるときに予定の位置からずれることがある。あるいは接着不良によって、軟質シール材の位置ずれや剥離を招く懸念がある。また、手貼りでは、軟質シール材をグラスランの内側のような入り組んだ場所に設けることが難しい。
そこで、手貼りによらず、周知の二色成形法によって軟質シール材を本体と一体に設けることが考えられる。すなわち、一次成形で本体を形成した後、その一次成形時の金型の一部を共用して二次成形で軟質シール材を形成する方法である。しかし、この工法では、二色成形機が必要になるとともに、金型構造上の制約から、例えば、上記グラスランの内側のような入り組んだ箇所に軟質シール材を設けることは難しい。
また、予め成形した軟質シール材を本体成形用の金型に組み込んで本体を成形するインサート成形法の採用も考えられる。しかし、軟質シール材の場合は、金型への固定が難しく、また、本体成形時の樹脂材料の射出圧で軟質シール材が変形したり、その樹脂材料が軟質シール材に含浸される問題がある。
これに対して、特許文献1には、インサート成形において、紐状の軟質シール材をその両側面にソリッド材を貼り合わせた状態でインサートとして金型に位置決めすることが記載されている。つまり、金型のキャビティには軟質シール材を露出させず、その両側のソリッド材がキャビティに露出するようにし、本体がソリッド材を介して軟質シール材と一体になるように成形する方法である。この方法によれば、射出圧で軟質シール材が変形する等の問題はなくなる。
また、特許文献2には、ウェザーストリップ本体を成形する金型の一部をスライド型とし、本体を成形した後に、スライド型を後退させて軟質シール材成形用のキャビティを形成し、そのキャビティに樹脂材料を注入することにより、本体と一体になった軟質シール材を成形することが記載されている。この方法によれば、射出圧で軟質シール材が変形する等の問題はなくなる。
特許5693087号公報 特開2009−227241号公報
ところで、部品を成形品本体に設ける場合、一般には部品を接着剤によって成形品本体に貼り付ける方法が採用される。しかし、その成形品本体の表面(貼付け面)に凹凸がある場合、成形品本体に対する接着剤のなじみが悪くなり、接着不良によって部品が剥脱しやすくなる。すなわち、品質安定性を有する成形品を得ることが難しい。
次に、成形品の製造方法について検討すると、特許文献1,2に記載された工法によれば、射出圧で部品が変形する等の問題は生じない。
しかし、特許文献1のような紐状部品の両側面にソリッド材を貼り合わせてインサートとする方法の場合、そのインサートを形成すること自体が煩雑な手作業となる。或いは、そのようなインサートを押出し成形等によって形成することも考えられるが、そのための成形機が別に必要になる。
しかも、そのインサートを本体成形用の金型に位置決めするためには、そのインサートを相対する2つの型で挟持する必要があり、型構造が複雑になる。また、複数の型を組み合わせて本体成形用のキャビティを形成する場合、そのインサートをいずれかの型に保持する必要があるところ、単にその型に設けた凹部にインサートを嵌めただけでは、そのインサートが型から脱落する可能性がある。従って、インサートの仮止め手段が別途必要になる。
さらに、得られる成形品は、成形品本体の一部に部品が両側のソリッド材を介して挟み込まれた状態になる、換言すれば、成形品本体の一部が部品によって分断された状態になるため、成形品本体の強度の確保が難しくなる。
一方、特許文献2のようなスライド型を後退させて部品を成形するキャビティを形成する方法の場合、特許文献1のような問題はないが、部品を設ける場所が限定される。例えば、上述のグラスランの内側に軟質シール材を設けることができない。
そこで、本発明は、成形品本体に部品を簡単に且つ強固に接着できるようにすることを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために、成形品本体に樹脂フィルムを介して部品を接着させるようにした。
こに開示する製造方法は、成形品本体に部品が樹脂フィルムを介して貼り付けられた成形品の製造方法であって、
上記成形品本体を射出成形する金型に、上記部品を嵌めるための該金型のキャビティに開口した凹部を設けておき、
上記部品が上記金型の上記凹部に嵌まり、上記樹脂フィルムが上記部品及び上記金型の上記凹部まわりの成形面に接着剤によって接着して、上記部品が上記樹脂フィルムで覆われた状態にし、
上記状態で上記キャビティに溶融した成形材料を射出して上記成形品本体を成形するとともに、上記溶融した成形材料の熱によって上記樹脂フィルムと当該成形品本体を相互に溶着させることを特徴とする。
上記製法の好ましい実施形態では、上記成形品本体を樹脂材料によって形成し、上記部品を上記成形品本体とは別の樹脂材料によって形成することを特徴とする。
上記製法の好ましい実施形態では、上記部品が上記成形品本体よりも軟質である軟質部品であることを特徴とする。
上記製法の好ましい実施形態では、上記樹脂フィルムに接着剤を塗布して上記部品を貼り付け、その状態で上記部品を上記金型の凹部に嵌め入れるとともに、上記樹脂フィルムの周辺部を上記金型の上記凹部まわりの成形面に接着させることにより、上記部品が上記樹脂フィルムで覆われた状態にすることを特徴とする。
上記製法の好ましい実施形態では、上記部品を上記樹脂フィルムに弾性接着剤によって接着させ、該弾性接着剤が反応硬化する前に上記成形品本体の射出成形及び離型をすることを特徴とする。
上記製法の好ましい実施形態では、上記部品は圧縮性を有し、上記凹部を上記部品の非圧縮状態での高さよりも浅くし、上記部品を上記樹脂フィルムによって上記凹部に圧縮状態で保持することを特徴とする。
上記製法の好ましい実施形態では、上記接着剤を上記樹脂フィルムに塗布するとき、該樹脂フィルムに上記部品を接着させる部分と、該樹脂フィルムを上記金型に接着させる部分とに分離して塗布し、
上記接着剤が反応硬化する前に、上記成形品本体の射出成形及び離型を行ない、上記樹脂フィルムの上記金型に接着させる部分に塗布した上記接着剤を剥離して除去することを特徴とする。
ここに、「成形品」は樹脂やゴムなどの弾性体によって形成された物を指し、「樹脂」は合成高分子を指し、「エラストマー」はゴム状弾性を示す高分子を指す。また、「フィルム」は、メッシュ状であっても、孔が開いていない非透過性のものであってもよく、その厚さは特に問わない。例えば、一般にはシートと概念されるような厚地のものであってもよい。
発明に係る成形品の製造方法によれば、部品が金型の凹部に嵌まり、樹脂フィルムが部品及び金型の凹部まわりの成形面に接着して、部品が樹脂フィルムで覆われた状態にするから、部品が凹部に嵌って金型に位置決めされるだけでなく、樹脂フィルムが部品を押さえて金型に保持する形になり、樹脂フィルムによって部品の位置ずれや脱落が防止される。
また、樹脂フィルムによって部品を覆った状態でキャビティに溶融樹脂材料を射出するから、樹脂材料が凹部に流入して部品に付着したり、あるいは部品に含浸することが樹脂フィルムによって遮られ、特に非透過性の樹脂フィルムを採用すれば、そのような付着や含浸がなくなる。
そうして、溶融した樹脂の熱によって樹脂フィルムの表面が溶融することにより、樹脂フィルムと成形品本体が相互に溶着した状態になる。すなわち、成形品本体と部品の間に介在する樹脂フィルムが成形品本体と相互に溶着して一体になっており、この樹脂フィルムに部品が接着剤によって接着してなる成形品が得られる。
上記製法において、上記部品が上記成形品本体よりも軟質である軟質部品であるケースでは、射出圧が樹脂フィルムで受けられるから、軟質部品が射出圧で変形した状態になることが抑えられる。従って、成形品本体が局部的に凹部側に出張った状態に成形されることが避けられ、ひいては、軟質部品が変形した状態になることが避けられる。
上記製法において、先に樹脂フィルムに接着剤を塗布して部品を貼り付け、その状態で部品を金型の凹部に嵌めて樹脂フィルムの周辺部を金型の凹部まわりの成形面に接着させるようにすれば、部品を凹部に嵌めたときに同時に樹脂フィルムを金型に接着させることができ、作業性がよくなる。
上記製法において、上記部品を樹脂フィルムに弾性接着剤によって接着させ、該弾性接着剤が反応硬化する前に成形品本体の射出成形及び離型をするようにすれば、樹脂フィルムを金型から簡単に剥がすことができ、作業効率が高くなる。
上記製法において、上記部品が圧縮性を有する場合、上記凹部を部品の非圧縮状態での高さよりも浅くし、該部品を樹脂フィルムによって凹部に圧縮状態で保持するようにすれば、部品が射出圧で変形した状態になることをより確実に防止することができる。
上記製法において、接着剤を上記樹脂フィルムに塗布するとき、該樹脂フィルムに上記部品を接着させる部分と、該樹脂フィルムを上記金型に接着させる部分とに分離して塗布し、接着剤が反応硬化する前に、成形品本体の射出成形及び離型を行なうようにすれば、樹脂フィルムの金型に接着させる部分に塗布した接着剤を簡単に剥離して除去することができる。
本発明に係る成形品の斜視図。 樹脂フィルムに部品を貼り付けた前処理品の側面図。 前処理品の下面図。 前処理品を金型に装着する工程を示す断面図。 前処理品を金型に装着した状態を示す斜視図。 実施例1に係るグラスランの斜視図。 同例のグラスランの断面図。 同例に係る金型組み合わせ構造を示す断面図。 同例に係る前処理品を一部の金型に装着する工程を示す断面図。 同例に係る前処理品を一部の金型に装着した状態を示す断面図。 実施例2に係るグラスランの断面図。 同例に係る前処理品を一部の金型に装着する工程を示す断面図。 同例に係る前処理品を一部の金型に装着した状態を示す断面図。 同例に係る金型組み合わせ構造を示す断面図。 実施例3に係るグラスランの断面図。 実施例4に係るウェザーストリップの斜視図。 同ウェザーストリップの断面図。 実施例5に係る前処理品の断面図。 同例の前処理品を金型に装着した状態を示す断面図。 同例の金型から離型したウェザーストリップの断面図。 同例の弾性接着剤を除去したウェザーストリップの断面図。 実施例6に係るガーニッシュとドアトリムの関係を示す断面図。 同例の前処理品を第1金型に装着する工程を示す断面図。 同例の第1金型と第2金型を合わせた状態を示す断面図。 同例のガーニッシュを金型から離型した状態を示す断面図。 接着強さ測定結果を示すグラフ図。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1に示す成形品1において、2は成形品本体、3は部品である。成形品本体2と部品3の間に部品3よりも大径の樹脂フィルム4が介在している。成形品本体2と樹脂フィルム4は相互に溶着して一体になっている。この樹脂フィルム4に部品3が接着剤5によって接着している。
成形品本体2と樹脂フィルム4は相互に溶着して一体になっていることにより、成形品本体2の表面の凹凸が樹脂フィルム4によって吸収される。そして、成形品本体2と一体になった樹脂フィルム4の平滑な表面が部品3の接着面となるから、当該接着面に対する接着剤5のなじみが良い。よって、成形品本体2の表面性状のいかんにかかわらず、所期の取付強度で部品3を成形品本体2に設けることができる。
成形品1の製造にあたっては、図2及び図3に示すように、樹脂フィルム4に接着剤5を塗布し、その接着剤5によって部品3を樹脂フィルム4に貼り付ける。このとき、樹脂フィルム4の接着剤5が塗布された周辺部が部品3からそのまわりに全周にわたって張り出した状態にする。
図4に示すように、成形品本体2を射出成形する金型6の成形面7の所定部位に部品3を嵌める凹部8を形成しておく。この凹部8は金型6のキャビティ9に開口している。本例は、部品3が成形品本体2よりも軟質の圧縮性を有するケースであり、凹部8の深さdが部品3の非圧縮状態での高さhよりも浅くなっている。深さdは高さhの50%以上70%以下にすることが好ましい。
樹脂フィルム4に貼り付けた部品3を金型6の凹部8に嵌め入れる。そして、部品3から周囲にはみ出した樹脂フィルム4の周辺部を金型6の凹部8まわりの成形面7に接着剤5によって接着させ、部品3が樹脂フィルム4で覆われた状態にする(図5参照)。従って、部品3及び凹部8は樹脂フィルム4によってキャビティ9から遮断された形になる。また、深さdが高さhよりも小さいから、部品3が軟質で圧縮性を有するケースでは、部品3は樹脂フィルム4によって圧縮された状態で金型6に保持される。
このように部品3は金型6の凹部8によって位置決めされ、且つ樹脂フィルム4によって金型6に保持された状態になるから、部品3の位置ずれや脱落が防止される。
成形品本体2を樹脂材料によって形成するケースでは、上述の如く、部品3を樹脂フィルム4によって金型6に保持した状態で、金型6のキャビティ9に溶融した樹脂材料を注入し、成形品本体2を成形する。このとき、樹脂フィルム4は溶融した樹脂材料の熱によってキャビティ9に露出した面が溶融するため、成形品本体2と樹脂フィルム4は相互に溶着した状態になる。
また、樹脂フィルム4が非透過性のものであれば、この樹脂フィルム4が部品3及び凹部8をキャビティ9から遮断した状態になるから、樹脂材料が凹部8に流入して部品3に付着したり、あるいは軟質部品3に含浸することがない。また、射出圧が樹脂フィルム4で受けられるから、部品3が軟質で圧縮性を有するケースにおいて、部品3が射出圧で変形することが抑えられる。特に、このケースでは、部品3が凹部8に圧縮された状態で保持されているから、部品3の変形が確実に防止される。従って、成形品本体2が局部的に凹部側に出張った状態に成形されることが避けられ、ひいては、部品3が変形した状態になることが避けらる。
<実施例1(グラスランへの本発明の適用例1)>
図6及び図7に樹脂成形品としての自動車のドアサッシュ11のコーナー部に設けられるグラスラン12を示す。このグラスラン12は、TPO(オレフィン系熱可塑性エラストマー)よりなるグラスラン本体13に軟質部品としての低比重スポンジゴムよりなる軟質シール材14が設けられたものである。グラスラン本体13は、別に押出し成形されたグラスラン(図示省略)と接続されるように金型によって射出成形される。
軟質シール材14は、ドアガラス16を上昇させてドアウィンドウを閉じたときの底突き音を抑えるべく、グラスラン本体13の底壁15の背面に設けられ、グラスラン本体13の長手方向に延びている。なお、底突き音は、ドアガラス16がグラスラン本体13の底壁15を突き上げてドアサッシュ11と干渉することによって発生する。
グラスラン本体13と軟質シール材14の間には軟質シール材14よりも大径のPP(ポリプロピレン)よりなる非透過性の樹脂フィルム4が介在する。グラスラン本体13と樹脂フィルム4は相互に溶着して一体になっている。すなわち、グラスラン本体13を形成するTPOと樹脂フィルム4を形成するPPとは相溶性を有するから、この両者は相溶状態で一体になっている。そして、樹脂フィルム4に軟質シール材14が一液湿気硬化型の弾性接着剤5によって接着している。
本例のグラスラン12では、グラスラン本体13と相互に溶着して一体になった樹脂フィルム4に軟質シール材14が接着しているから、グラスラン本体13に対する軟質シール材14の取付強度が高くなる。加えて、軟質シール材14が樹脂フィルム4に弾性接着剤5によって接着しているから、外的な振動、衝撃などの応力が弾性接着剤5によって吸収される。よって、接着界面に応力が集中しにくくなるため、軟質シール材14の取付安定性がさらに高くなり、よって、長期間にわたって、ドアガラス16の昇降に伴う異音の発生を抑える上で有利になる
図8にグラスラン12を製造するための金型6を示す。本例の金型6は、グラスラン本体13の背面を成形する第1金型6A、グラスラン本体13の両側の側面を成形する第2金型6B及び第3金型6C、グラスラン本体13のリップが設けられた前面を成形する第4金型6D、グラスラン本体13の片側の側面と前面の角部を成形する第5金型6E及び中子6Fよりなる。これら金型6A〜6E及び中子6Fによってグラスラン本体13を成形するためのキャビティ9が形成されている。
図9に示すように、グラスラン本体13の背面を成形する第1金型6Aの成形面7には、軟質シール材14を嵌める溝状の凹部8が形成されている。この凹部8の深さは軟質シール材14の非圧縮状態での高さの50%以上70%以下である。
グラスラン12の製造にあたっては、樹脂フィルム4の片面に弾性接着剤5を塗布し、軟質シール材14を弾性接着剤5によって樹脂フィルム4に貼り付ける(図2及び図3参照)。図9及び図10に示すように、軟質シール材14を第1金型6Aの凹部8に嵌め入れる。そして、軟質シール材14を圧縮しながら、この軟質シール材14から周囲にはみ出した樹脂フィルム4の周辺部を第1金型6Aの凹部8まわりの成形面7に弾性接着剤5によって接着させる。すなわち、樹脂フィルム4によって軟質シール材14を凹部8に圧縮状態で保持し、軟質シール材14が樹脂フィルム4で覆われた状態にする。
そうして、図8に示すように金型6A〜6E及び中子6Fを組み合わせてキャビティ9を形成する。金型温度は50〜70℃に設定する。このキャビティ9に200〜250℃の溶融した樹脂材料を注入し、30〜50秒間保持して、グラスラン本体13を成形する(射出成形)。そして、弾性接着剤5が反応硬化する前に離型してグラスラン12を得る。
樹脂成形品1の場合と同じく、軟質シール材14は、金型6の凹部8に位置決めされ、樹脂フィルム4によって金型6に保持された状態になるから、その位置ずれや脱落が防止される。樹脂フィルム4は溶融した樹脂材料の熱によってグラスラン本体13と相互に溶着した状態になる。溶融した樹脂材料は樹脂フィルム4に遮られ、凹部8に流入して軟質シール材14に付着したり、あるいは軟質シール材14に含浸することがなく、さらに、軟質シール材14が射出圧で変形することも防止される。また、弾性接着剤5が反応硬化する前にグラスラン本体13の射出成形及び離型をするから、樹脂フィルム4を金型6Aから簡単に剥がすことができ、作業効率が高くなる。弾性接着剤としては、例えば、スリーボンド社の1533Fを好ましく使用することができる。
<実施例2(グラスランへの本発明の適用例2)>
図11に示すように、本例のグラスラン12では、上述の底突き音を抑えるために、グラスラン本体13の内側の底に軟質シール材14が設けられている。適用例1と同じく、グラスラン本体13の底壁15に対して樹脂フィルム4が相互に溶着して一体になっている。この樹脂フィルム4に軟質シール材14が弾性接着剤5によって接着している。軟質シール材14はグラスラン12の長手方向に延びている。
グラスラン12の製造にあたっては、適用例1と同じく、樹脂フィルム4の片面に弾性接着剤5を塗布し、軟質シール材14を弾性接着剤5によって樹脂フィルム4に貼り付ける。本例の場合は、グラスラン本体13の内側の底に軟質シール材14を設けるべく、図12に示すように、中子6Fの成形面7に溝状の凹部8を設ける。凹部8の深さは軟質シール材14の非圧縮状態での高さの50%以上70%以下にする。
図13に示すように、軟質シール材14を中子6Fの凹部8に嵌め入れる。適用例1と同じく、樹脂フィルム4の周辺部を中子6Fの凹部8まわりの成形面7に弾性接着剤5によって接着させることにより、樹脂フィルム4によって軟質シール材14を凹部8に圧縮状態で保持し、軟質シール材14が樹脂フィルム4で覆われた状態にする。そうして、図14に示すように金型6A〜6E及び中子6Fを組み合わせてキャビティ9を形成する。このキャビティ9に溶融した樹脂材料を注入してグラスラン本体13を成形する(射出成形)。そして、弾性接着剤5が反応硬化する前に離型してグラスラン12を得る。
他の構成は適用例1と同じであり、本例においても、適用例1と同様の作用効果が得られる。
<実施例3(グラスランへの本発明の適用例3)>
図15に示すように、本例は、低比重スポンジゴムよりなる軟質シール材に代えて、植毛されたテープ(以下、「植毛テープ」という。)17がグラスラン本体13のドアガラスが摺接する底面に設けられている例である。すなわち、適用例1と同じく、グラスラン本体13の底壁15に対して樹脂フィルム4が相互に溶着して一体になっており、この樹脂フィルム4に上記植毛テープ17が弾性接着剤5によって接着している。植毛テープ17はグラスラン12の長手方向に延びている。
グラスラン12の製造にあたっては、適用例1と同じく、樹脂フィルム4の片面に弾性接着剤5を塗布し、植毛テープ17を樹脂フィルム4に貼り付ける。本例の場合は、グラスラン本体13の内側の底に植毛テープ17を設けるべく、図12に示す中子6Fの成形面に溝状の凹部を設ける。凹部の深さは植毛テープ17の非圧縮状態での高さの50%以上70%以下にする。
次に、適用例2と同じく、植毛テープ17を中子の凹部に嵌め入れ、樹脂フィルム4の周辺部を中子の凹部まわりの成形面に弾性接着剤5によって接着させることにより、樹脂フィルム4によって軟質シール材14を凹部に圧縮状態で保持し、軟質シール材14が樹脂フィルム4で覆われた状態にする。複数の金型及び中子を組み合わせてキャビティを形成し、このキャビティに溶融した樹脂材料を注入してグラスラン本体13を成形する(射出成形)。その後、弾性接着剤5が反応硬化する前に離型してグラスラン12を得る。
他の構成は適用例1と同じであり、本例においても、適用例1と同様の作用効果が得られる。
<実施例4(ドアウェザーストリップへの本発明の適用例1)>
図16に樹脂成形品としての自動車のドアパネルのコーナー部に設けられ、車体のドア開口部周縁に当接して車室をシールするウェザーストリップ21を示す。このウェザーストリップ21は、TPOよりなるウェザーストリップ本体23に軟質部品としての低比重スポンジゴムよりなる軟質シール材14が設けられたものである。ウェザーストリップ本体23は、別に押出し成形されたウェザーストリップ22と接続されるように金型によって射出成形される。
図17に示すように、ウェザーストリップ本体23は中空状になっていて、その基部には、当該本体23を中空状に成形するための当該本体23の成形後に中子を抜き取るためのスリット24が形成されている。
軟質シール材14は、ウェザーストリップ本体23とドアフレームの隙間をシールすべく、ウェザーストリップ本体23の基部の背面に設けられ、ウェザーストリップ本体23の長手方向に延びている。ウェザーストリップ本体23と軟質シール材14の間には軟質シール材14よりも大径のPPよりなる樹脂フィルム4が介在する。ウェザーストリップ本体23と樹脂フィルム4は相互に溶着して一体になっている。樹脂フィルム4に軟質シール材14が一液湿気硬化型の弾性接着剤5によって接着している。
本例のウェザーストリップ21では、軟質シール材14がウェザーストリップ本体23と相互に溶着して一体になった樹脂フィルム4に接着しているから、ウェザーストリップ本体23に対する軟質シール材14の取付強度が高くなる。加えて、軟質シール材14が樹脂フィルム4に弾性接着剤5によって接着しているから、外的な振動、衝撃などの応力が弾性接着剤5によって吸収される。よって、接着界面に応力が集中しにくくなり、軟質シール材14の取付安定性がさらに高くなり、長期間にわたって、高いシール性を得ることができる。
ウェザーストリップ21は先に説明したグラスラン12と同様にして製造することができる。すなわち、樹脂フィルム4の片面に弾性接着剤5を塗布し、軟質シール材14を弾性接着剤5によって樹脂フィルム4に貼り付ける。一方、ウェザーストリップ本体23の基部を成形するための金型の成形面に溝状の凹部を設けておく。凹部の深さは軟質シール材14の非圧縮状態での高さの50%以上70%以下にする。
そうして、軟質シール材14を金型の凹部に嵌め入れ、樹脂フィルム4の周辺部を金型の凹部まわりの成形面に弾性接着剤5によって接着させることにより、樹脂フィルム4によって軟質シール材14を凹部に圧縮状態で保持し、軟質シール材14が樹脂フィルム4で覆われた状態にする。複数の金型及び中子を組み合わせてキャビティを形成し、このキャビティに溶融した樹脂材料を注入してウェザーストリップ本体23を成形する(射出成形)。弾性接着剤5が反応硬化する前に離型してウェザーストリップ21を得る。
本例の製造方法においても、グラスラン12の場合と同様の作用効果が得られる。
<実施例5(ドアウェザーストリップへの本発明の適用例2)>
本例のウェザーストリップ21の製造方法を図18乃至図20に示す。
図18に示すように、樹脂フィルム4の片面に弾性接着剤5を塗布するとき、軟質シール材14を接着させる中央部と、該樹脂フィルム4を金型に接着させる周辺部とに分離して塗布する。つまり、樹脂フィルム4の中央部の弾性接着剤5と周辺部の弾性接着剤5の間に弾性着材が塗布されていない隙間18を設ける。そうして、樹脂フィルム4の中央部の弾性接着剤5に軟質シール材14を接着する。
図19に示すように、軟質シール材14を金型6の凹部8に嵌め入れ、樹脂フィルム4の周辺部を金型6の凹部8まわりの成形面7に弾性接着剤5によって接着させることにより、樹脂フィルム4によって軟質シール材14を凹部8に圧縮状態で保持し、軟質シール材14が樹脂フィルム4で覆われた状態にする。そうして、複数の金型及び中子を組み合わせてキャビティを形成し、このキャビティに溶融した樹脂材料を注入してウェザーストリップ本体23を成形する(射出成形)。弾性接着剤5が反応硬化する前に離型して、図20に示す樹脂フィルム4の周辺部に弾性接着剤5が付着したウェザーストリップ21を得る。次いで、樹脂フィルム4の周辺部に付着した弾性接着剤5をこれが反応硬化する前に剥がして除去し、図21に示すウェザーストリップ21を得る。
弾性接着剤5を樹脂フィルム4に対して中央部と周辺部に分離して塗布するから、離型後に、軟質シール材14のずれ等を招くことなく、樹脂フィルム4の周辺部に付着した弾性接着剤5を剥がすことができる。また、弾性接着剤5を硬化する前に剥がすから、その剥離作業が容易になる。そうして、得られたウェザーストリップ21は、軟質シール材14のまわりに弾性接着剤が残っていないから、その運搬の際や保管時等において周辺のものに付着することがなく、また、ゴミや埃がウェザーストリップ21に付着することが避けられる。
<実施例6(樹脂成形品本体が硬質であるケースへの本発明の適用>
本例を図22乃至図25に示す。図22において、31は樹脂成形品としての自動車のドアサッシュの下部に固定されるガーニッシュ、32はドアトリムである。ガーニッシュ31は、硬質樹脂成形品本体としてのガーニッシュ本体33の下端部に軟質部品としてのクッション材34が設けられてなる。クッション材34はドアトリム32の上端部に車内側から当接している。
ガーニッシュ本体33とクッション材34の間にはクッション材34よりも大径の樹脂フィルム4が介在する。ガーニッシュ本体33と樹脂フィルム4は相互に溶着して一体になっている。そして、樹脂フィルム4にクッション材34が接着剤5によって接着している。従って、本例の場合も、先のグラスランやウェザーストリップの例と同じく、ガーニッシュ本体33に対するクッション材34の取付強度が高くなる。
次にガーニッシュ31の製造方法を説明する。図23乃至図25にガーニッシュ成形用金型を示す。同図において、35は第1金型、36は第2金型であり、両金型35,36を合わせることによって、ガーニッシュ本体成形用のキャビティ9が形成される。第1金型35の成形面7にはクッション材34を嵌める溝状の凹部8が形成されている。凹部8の深さはクッション材34の非圧縮状態での高さの50%以上70%以下である。
ガーニッシュ31の製造にあたっては、樹脂フィルム4の片面に接着剤5を塗布し、クッション材34を接着剤5によって樹脂フィルム4に貼り付ける(図2及び図3参照)。図23に示すように、クッション材34を第1金型35の凹部8に嵌め入れる。そして、クッション材34を圧縮しながら、このクッション材34から周囲にはみ出した樹脂フィルム4の周辺部を第1金型35の凹部8まわりの成形面7に接着剤5によって接着させる。すなわち、樹脂フィルム4によってクッション材34を凹部8に圧縮状態で保持し、クッション材34が樹脂フィルム4で覆われた状態にする。
そうして、図24に示すように金型35,36を合わせてキャビティ9を形成する。このキャビティ9に溶融した樹脂材料を注入してガーニッシュ本体33を成形し(射出成形)、図25に示すように離型してガーニッシュ31を得る。
本例の製造方法においても、グラスラン12の場合と同様の作用効果が得られる。
<接着強さの測定>
図16に示す本発明方法で製造したウェザーストリップ21(以下、「本発明例」という。)と比較例の接着強さを測定した。本発明例では、ウェザーストリップ本体23と相互に溶着して一体になった樹脂フィルム4に軟質シール材14が弾性接着剤5によって貼り付けられている。比較例は、ウェザーストリップ本体23を成形した後に軟質シール材14を弾性接着剤5によってウェザーストリップ本体23に直接貼り付けたものであり、ウェザーストリップ本体と一体になった樹脂フィルムを有しない。接着強さの測定には万能引張試験機を用いた。
結果を図26に示す。本発明例では、比較例よりも接着強さが大きくなっており、ウェザーストリップ本体23と相互に溶着して一体になった樹脂フィルム4の存在により、軟質シール材14のウェザーストリップ本体23に対する取付強度が高くなることがわかる。この樹脂フィルムによる接着強さの向上効果が先に説明した他の適用例においても得られることは当業者に自明であろう。
<その他>
以上の適用例は自動車部品に本発明を適用した例であるが、本発明が自動車部品に限らず一般の樹脂成形品に適用できることはもちろんであり、樹脂成形品本体がゴム様弾性体であるか、実質的にゴム様弾性を有しない硬質体であるかを問わず、本発明は適用することができる。
また、成形品本体が部品よりも硬度が低い場合にも本発明は適用が可能である。
実施例4においては、成形品の材料として、TPOを用いたが、EPDMなどその他のエラストマーでもなんら問題はない。
さらに樹脂フィルムとしては、ポリプロピレン製の他、ポリエチレン製、ポリアミド製など他の樹脂材料によって形成されたものであってもよい。
1 樹脂成形品
2 成形品本体
3 軟質部品
4 樹脂フィルム
5 接着剤
6 金型
6A〜6F 金型
7 成形面
8 凹部
9 キャビティ
12 グラスラン(樹脂成形品)
13 グラスラン本体(成形品本体)
14 軟質シール材(軟質部品)
17 植毛テープ(軟質部品)
21 ウェザーストリップ(樹脂成形品)
23 ウェザーストリップ本体(成形品本体)
31 ガーニッシュ(樹脂成形品)
33 ガーニッシュ本体(成形品本体)
34 クッション材(軟質部品)
35,36 金型

Claims (7)

  1. 成形品本体に部品が樹脂フィルムを介して貼り付けられた成形品の製造方法であって、
    上記成形品本体を射出成形する金型に、上記部品を嵌めるための該金型のキャビティに開口した凹部を設けておき、
    上記部品が上記金型の上記凹部に嵌まり、上記樹脂フィルムが上記部品及び上記金型の上記凹部まわりの成形面に接着剤によって接着して、上記部品が上記樹脂フィルムで覆われた状態にし、
    上記状態で上記キャビティに溶融した成形材料を射出して上記成形品本体を成形するとともに、上記溶融した成形材料の熱によって上記樹脂フィルムと当該成形品本体を相互に溶着させることを特徴とする成形品の製造方法。
  2. 請求項1において、
    上記成形品本体を樹脂材料によって形成し、上記部品を上記成形品本体とは別の樹脂材料によって形成することを特徴とする成形品の製造方法。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    上記部品が上記成形品本体よりも軟質である軟質部品であることを特徴とする成形品の製造方法。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一において、
    上記樹脂フィルムに接着剤を塗布して上記部品を貼り付け、その状態で上記部品を上記金型の凹部に嵌め入れるとともに、上記樹脂フィルムの周辺部を上記金型の上記凹部まわりの成形面に接着させることにより、上記部品が上記樹脂フィルムで覆われた状態にすることを特徴とする成形品の製造方法。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一において、
    上記部品を上記樹脂フィルムに弾性接着剤によって接着させ、該弾性接着剤が反応硬化する前に上記成形品本体の射出成形及び離型をすることを特徴とする成形品の製造方法。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一において、
    上記部品は圧縮性を有し、上記凹部を上記部品の非圧縮状態での高さよりも浅くし、上記部品を上記樹脂フィルムによって上記凹部に圧縮状態で保持することを特徴とする成形品の製造方法。
  7. 請求項4、請求項4を引用する請求項5、又は請求項4を引用する請求項6において、
    上記接着剤を上記樹脂フィルムに塗布するとき、該樹脂フィルムに上記部品を接着させる部分と、該樹脂フィルムを上記金型に接着させる部分とに分離して塗布し、
    上記接着剤が反応硬化する前に、上記成形品本体の射出成形及び離型を行ない、上記樹脂フィルムの上記金型に接着させる部分に塗布した上記接着剤を剥離して除去することを特徴とする成形品の製造方法。
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