JP6600853B2 - 樹脂部材の製造方法、筐体部材の製造方法及び基板収納容器の製造方法 - Google Patents
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Description
図6に示されるように、開口側を下向きに容器本体部材20を、図示されない保持手段により保持する。第2のリブ30A及び第2の溝30Bが形成された面を上向きにカバー部材30を、図示されない保持手段により保持する。
図7に示されるように、加熱板40の上面側に、容器本体部材20を、加熱板40の下面側に、カバー部材30をそれぞれ配置する。
加熱板40を所定の温度に加熱する。加熱板40の上下の各表面の加熱温度を、容器本体部材20及びカバー部材30の各樹脂材料の溶融温度付近に設定する。図8に示されるように、加熱された加熱板40の上下の各表面に、容器本体部材20の第1のリブ20Aの先端部及びカバー部材30の第2のリブ30Aの先端部をそれぞれ接触させるか、接近させて加熱する。
図9に示されるように、加熱板40を移動させ、あるいは、容器本体部材20及びカバー部材30を別の場所に移動させ、容器本体部材20及びカバー部材30の位置合わせを行う。位置合わせは、図示されない保持手段により行う。なお、この位置合わせ工程は、加熱工程の前の加熱準備工程と同時に行ってもよい。
図10示されるように、容器本体部材20の第1のリブ20Aの先端部をカバー部材30の第2の溝30Bの底部に、カバー部材30の第2のリブ30Aの先端部を容器本体部材20の第1の溝20Bの底部に、それぞれ突き合わせる。突合わせは、図示されない保持手段により行う。
図11に示されるように、容器本体部材20及びカバー部材30を、突合わせ状態から互いに押し込む方向にさらに加圧する。容器本体部材20の第1のリブ20A及びカバー部材30の第2のリブ30Aは、溶融温度付近に加熱されていることにより、容易に変形するため、容器本体部材20の第1のリブ20Aの先端部は、カバー部材30の第2の溝30B内で押し広げられ、カバー部材30の第2のリブ30Aの先端部は、容器本体部材20の第1の溝20B内で押し広げられる。
容器本体部材20とカバー部材30とが係合された筐体部材10は、自然冷却や送風などによる強制冷却により、除熱又は冷却され、係合部分が固化される。
上記実施形態では、筐体部材は、円筒状のものであったが、円錐台状のものでも、直方体状のものでもよい。また、筐体部材は、容器本体部材とカバー部材とで構成されるものであったが、天板と、中空部材と、底板(カバー部材)とで構成されるものでもよい。この場合は、天板と中空部材との係合にも、実施形態の樹脂部材の製造方法と同様の構成を採用すればよい。
20 容器本体部材(第1の樹脂部材)
20A 第1のリブ
20B 第1の溝
21 フランジ
22 噴出孔
23 フィルタ部材
30 カバー部材(第2の樹脂部材)
30A 第2のリブ
30B 第2の溝
31 給気孔
40 加熱板
100 基板収納容器
110 給気ユニット部材
111 噴出孔
112 給気孔
120 容器本体部材(第1の樹脂部材)
130 カバー部材(第2の樹脂部材)
W 基板
Claims (7)
- 第1樹脂部材と、前記第1樹脂部材と相対向する第2樹脂部材とを加熱して一体化する樹脂部材の製造方法であって、
前記第1樹脂部材が、開口を有し、内部に空間を有する容器本体部材であり、
前記第2樹脂部材が、前記開口を閉鎖するカバー部材であり、
前記容器本体部材の前記開口の側には、第1のリブ及び第1の溝が形成されていて、
前記カバー部材には、第2のリブ及び第2の溝が形成されていて、
前記第1のリブの先端部と、前記第2のリブの先端部とを加熱板により加熱する工程と、
加熱された前記第1のリブと、前記第2の溝とを、また、加熱された前記第2のリブと、前記第1の溝とを、それぞれ突き合わせた後に加圧して、前記第1のリブ及び前記第2のリブのそれぞれの前記先端部を押し広げる工程と、を有し、
押し広げられた前記第1のリブの前記先端部と、押し広げられた前記第2のリブの前記先端部とが係合している
ことを特徴とする樹脂部材の製造方法。 - 一方に開口を有し、内部に空間を有する容器本体部材と、前記開口を閉鎖するカバー部材とを加熱して一体化する筐体部材の製造方法であって、
前記容器本体部材の前記開口の側には、第1のリブ及び第1の溝が形成されていて、
前記カバー部材には、第2のリブ及び第2の溝が形成されていて、
前記筐体部材は、前記容器本体部材又は前記カバー部材の一方に、気体を供給可能な給気孔を有し、他方に、気体を噴出する噴出孔を有する、気体パージ用の筐体部材であり、
前記第1のリブの先端部と、前記第2のリブの先端部とを加熱板により加熱する工程と、
加熱された前記第1のリブと、前記第2の溝とを、また、加熱された前記第2のリブと、前記第1の溝とを、それぞれ突き合わせた後に加圧して、前記第1のリブ及び前記第2のリブのそれぞれの前記先端部を押し広げる工程と、を有し、
押し広げられた前記第1のリブの前記先端部と、押し広げられた前記第2のリブの前記先端部とが係合している
ことを特徴とする筐体部材の製造方法。 - 前記第1のリブ又は前記第2のリブの一方が、複数本のリブを有し、他方が、少なくとも1本のリブを有し、
前記一方のリブ同士の間に、前記他方のリブが配置されている
ことを特徴とする請求項2に記載の筐体部材の製造方法。 - 前記噴出孔の周縁には、フィルタ部材が溶着されている
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の筐体部材の製造方法。 - 請求項2から4までのいずれか1項に記載の筐体部材の製造方法により製造された前記気体パージ用の筐体部材を、基板を収納する基板収納容器に配置される給気ユニット部材に連結可能に取り付ける工程を有する
ことを特徴とする基板収納容器の製造方法。 - 請求項1に記載の樹脂部材の製造方法を用いた基板収納容器の製造方法であって、
基板を収納する樹脂製の基板収納容器に樹脂部材を連結可能に取り付ける
ことを特徴とする基板収納容器の製造方法。 - 一方に開口を有し、内部に空間を有する容器本体部材と、前記開口を閉鎖するカバー部材とを加熱して一体化する給気ユニット部材の製造方法であって、
前記容器本体部材の前記開口の側には、第1のリブ及び第1の溝が形成されていて、
前記カバー部材には、第2のリブ及び第2の溝が形成されていて、
前記給気ユニット部材は、基板を収納する基板収納容器内に気体を供給する細長い筒状の給気ユニット部材であり、長手方向の一端側に、気体を供給可能な給気孔を有し、前記細長い筒状を形成する側壁に、気体を噴出する噴出孔を有し、
前記容器本体部材と前記カバー部材とが、前記細長い筒状を長手方向に二分割にした一方の形状と他方の形状とをそれぞれ有し、前記容器本体部材は、断面において開放された側に前記開口を形成し、
前記第1のリブの先端部と、前記第2のリブの先端部とを加熱板により加熱する工程と、
加熱された前記第1のリブと、前記第2の溝とを、また、加熱された前記第2のリブと、前記第1の溝とを、それぞれ突き合わせた後に加圧して、前記第1のリブ及び前記第2のリブのそれぞれの前記先端部を押し広げる工程と、を有し、
押し広げられた前記第1のリブの前記先端部と、押し広げられた前記第2のリブの前記先端部とが係合している
ことを特徴とする給気ユニット部材の製造方法。
Priority Applications (1)
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JP2016006306A JP6600853B2 (ja) | 2016-01-15 | 2016-01-15 | 樹脂部材の製造方法、筐体部材の製造方法及び基板収納容器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016006306A JP6600853B2 (ja) | 2016-01-15 | 2016-01-15 | 樹脂部材の製造方法、筐体部材の製造方法及び基板収納容器の製造方法 |
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JP2017124579A JP2017124579A (ja) | 2017-07-20 |
JP6600853B2 true JP6600853B2 (ja) | 2019-11-06 |
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ID=59363718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016006306A Active JP6600853B2 (ja) | 2016-01-15 | 2016-01-15 | 樹脂部材の製造方法、筐体部材の製造方法及び基板収納容器の製造方法 |
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2016
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