JP6599926B2 - 管理装置、管理方法及び管理プログラム - Google Patents

管理装置、管理方法及び管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6599926B2
JP6599926B2 JP2017100750A JP2017100750A JP6599926B2 JP 6599926 B2 JP6599926 B2 JP 6599926B2 JP 2017100750 A JP2017100750 A JP 2017100750A JP 2017100750 A JP2017100750 A JP 2017100750A JP 6599926 B2 JP6599926 B2 JP 6599926B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resource
amount
crisis
unit
type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017100750A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018195242A (ja
Inventor
知宏 爰川
英史 小林
尚子 小阪
晃司 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2017100750A priority Critical patent/JP6599926B2/ja
Publication of JP2018195242A publication Critical patent/JP2018195242A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6599926B2 publication Critical patent/JP6599926B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、管理装置、管理方法及び管理プログラムに関する。
大規模な災害や危機が発生すると、自治体等の組織において、その対応のために被害状況の調査、復旧作業、避難所の運営、がれきの処理、罹災証明書の発行、といった膨大な対応業務が発生する。これらの業務を行うにあたり、作業人員、車両、物品、作業場所等の資源が多量に必要となるが、組織が前もって準備できる資源の量は限られ、対応業務を行う上では不足することが想定される。
そのため、こうした希少な資源は近隣の企業や自治体、県や国といった外部の組織からの調達が必要である。また、これらの資源は消耗品を除き、対応業務が一段落すれば元の組織への返却が必要である。このような背景から、資源の調達及び管理を行うための様式が提案されている(例えば、非特許文献1を参照)。
ICS 219 Resource Status Card (T-Card)、[online]、[平成29年5月9日検索]、インターネット(https://www.fema.gov/media-library-data/20130726-1922-25045-2119/ics_forms_219s.pdf)
しかしながら、従来の技術には、危機対応の際に効率的な資源の調達を行うことができない場合があるという問題がある。例えば、上記の従来技術では、外部組織から調達した資源の管理方法は規定されているが、資源の調達や返却に係る手続きについては組織間の個別の調整にゆだねられている。そのため、事前の協定等であらかじめ明文化されていない限り、問合せ窓口の確認、依頼様式、数量、期間の合意方法、承認手続きといった外部組織との一連の調整に時間的及び人的稼働がかかり、迅速な資源調達が困難になる場合がある。
一方、例えば、外部組織からのボランティアや支援物資等による能動的な資源の提供も行われているが、提供される資源が受入側のニーズと合うとは限らず、ニーズを持つ対応者の調整や受入場所の確保にも時間的及び人的稼働がかかり、その資源を本当に必要とする業務へタイムリーに提供することが困難になる場合がある。
本発明の管理装置は、危機が発生してからの経過時間ごとの業務に関する情報、及び前記業務に必要な資源に関する情報を記憶する第1の記憶部と、資源の種類ごとの現在の保有量を記憶する第2の記憶部と、資源の種類ごとの調達方法及び調達可能な量を記憶する第3の記憶部と、前記第1の記憶部を参照し、危機による被害状況及び前記危機が発生してからの経過時間に基づいて、前記危機に対して行われる業務、及び当該業務に必要な資源の種類及び必要量を推定する推定部と、前記第2の記憶部を参照し、前記推定部によって推定された資源の種類ごとの、前記必要量に対する前記保有量の不足分を算出する算出部と、前記第3の記憶部を参照し、前記算出部によって算出された不足分が存在する資源の種類及び前記不足分に対応する調達方法を選択する選択部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、危機対応の際に効率的な資源の調達を行うことができる。
図1は、第1の実施形態に係る管理装置の構成の一例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る資源管理DBのデータ構成の一例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係る資源の状態の遷移について説明するための図である。 図4は、第1の実施形態に係る業務マニュアルDBのデータ構成の一例を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係る被害状況DBのデータ構成の一例を示す図である。 図6は、第1の実施形態に係る調達方法DBのデータ構成の一例を示す図である。 図7は、第1の実施形態に係る管理装置の全体の処理の流れを示すフローチャートである。 図8は、第1の実施形態に係る管理装置の不足資源の予測に関する処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、第1の実施形態に係る管理装置の資源の要求に関する処理の流れを示すフローチャートである。 図10は、管理プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下に、本願に係る管理装置、管理方法及び管理プログラムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態により限定されるものではない。
[第1の実施形態の構成]
まず、図1を用いて、第1の実施形態に係る管理装置の構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係る管理装置の構成の一例を示す図である。図1に示すように、管理装置10は、資源管理DB11、資源受入部12、資源管理部13、被害状況DB14、不足資源予測部15、業務マニュアルDB16、資源要求部17、及び調達方法DB18を有する。
図2に示すように、資源管理DB11は、保有している資源の状態等を記憶する。図2は、第1の実施形態に係る資源管理DBのデータ構成の一例を示す図である。図2に示すように、資源管理DB11は、資源ごとの資源ID、調達元、状態、チェックイン日時、チェックアウト日時、貸出日時及び返却日時等を記憶する。調達元は、資源を提供した外部組織40等を示している。また、状態は、資源の現在の状態を示している。チェックイン日時及びチェックアウト日時は、それぞれ外部組織40から資源を受け入れた日時及び外部組織40へ資源を返却した日時を示している。また、貸出日時及び返却日時は、資源要求者20へ資源を貸し出した日時及び資源要求者20から資源が返却された日時を示している。
例えば、図2の1行目は、給水車は、資源IDが「xxxxxxx」であり、外部組織40である「xx協会」から「2017/5/1 12:00」に受け入れたものであり、「2017/5/1 15:00」に資源要求者20に貸し出され、「2017/5/2 18:00」に資源要求者20から返却され、「2017/5/3 11:00」に「xx協会」へ返却されたことを示している。
ここで、図3に示すように、資源の状態には、例えば、「利用可」、「利用中」、「利用不可」、「返却済」がある。図3は、第1の実施形態に係る資源の状態の遷移について説明するための図である。図3に示すように、外部組織40から受け入れた資源の状態は、まず「利用可」となる。そして、資源要求者20に貸し出された資源の状態は「利用中」となる。また、資源要求者20から資源が返却されると、状態は「利用可」となる。また、故障した資源の状態は「利用不可」となり、故障した資源が復旧した場合は「利用可」となる。また、外部組織40へ返却された資源の状態は「返却済」となる。
また、資源受入部12は、外部組織40から受け入れた資源に関する情報を資源管理DB11に登録する。また、資源管理部13は、資源の状態が変化した場合に、資源管理DB11を更新する。
ここで、連絡調整手段21及び連絡調整手段31を介した連絡及び調整には、多くの稼働がかかる。そこで、不足資源予測部15及び資源要求部17は、連絡調整手段21及び連絡調整手段31を介して行われていた連絡及び調整を自動化することで、迅速な資源調達を可能にする。なお、連絡調整手段21及び連絡調整手段31は、例えば電話、FAX、メール、対面等である。
以降、不足資源予測部15及び資源要求部17について説明する。図1に示すように、不足資源予測部15は、推定部151及び算出部152を有する。推定部151は、業務マニュアルDB16を参照し、危機による被害状況及び危機が発生してからの経過時間に基づいて、危機に対して行われる業務、及び当該業務に必要な資源の種類及び必要量を推定する。
不足資源予測部15は、被害状況DB14が更新されたか否かを定期的に確認し、更新されたことが確認されたタイミングで処理を開始することができる。また、資源要求者20が被害状況DB14に対して入力を行うと同時に、不足資源予測部15に対し処理の開始を命令する操作を行うようにしてもよい。また、被害状況DB14の被害状況が更新された場合、不足資源予測部15は、更新後の被害状況に基づいて推定を行ってもよいし、更新前後の被害状況の差分のみに基づいて推定を行ってもよい。
ここで、業務マニュアルDB16は、危機が発生してからの経過時間ごとの業務に関する情報、及び業務に必要な資源に関する情報を記憶する。また、業務マニュアルDB16は、資源の種類ごとの現在の保有量を記憶する。業務マニュアルDB16は、第1の記憶部の一例である。また、業務マニュアルDB16は、第2の記憶部の一例である。
図4は、第1の実施形態に係る業務マニュアルDBのデータ構成の一例を示す図である。図4に示すように、業務マニュアルDB16は、業務名、業務概要、経過時間、使用資源、保有資源量、及び処理能力を記憶する。経過時間は、危機が発生してから、対応する業務が実行されるまでの経過時間を示している。また、使用資源は、業務に必要な資源の種類を示している。また、保有資源量は、使用資源の現在の保有量を示している。また、処理能力は、資源の種類ごとの単位量当たりの業務の処理能力を示している。
例えば、図4は、業務「がれき処理」の業務概要は「がれきを処理場へ運搬する」であることを示している。また、図4は、業務「がれき処理」は、危機が発生してから「24時間〜11日」の間に実行されることを示している。また、図4は、業務「がれき処理」には、「4tトラック」が資源として使用されることを示している。また、図4は、業務「がれき処理」に使用される4tトラックの現在の保有量は「2台」であり、4tトラック1台当たり1日に40tのがれきを運搬できることを示している。
また、推定部151は、危機による被害状況を被害状況DB14から取得する。被害状況DB14は、例えば資源要求者20によって入力される。図5に示すように、被害状況DB14は、「死者」、「負傷者」、「全壊家屋」、「半壊家屋」及び「一部損壊家屋」等の項目ごとの被害量を記憶する。図5は、第1の実施形態に係る被害状況DBのデータ構成の一例を示す図である。
ここで、危機が発生した日時を「2017/5/1 11:00」とし、被害状況DB14に図5に示す被害状況が入力された日時を「2017/5/2 11:00」する。つまり、危機が発生してから24時間が経過した時に被害状況DB14への被害状況の入力が行われたこととする。
このとき、推定部151は、業務マニュアルDB16を参照し、危機が発生してから24時間が経過していることから、危機に対して行われる業務が「がれき処理」であること、及び必要な資源の種類が「4tトラック」であることを推定する。
ここで、推定部151は、被害状況DB14に入力された被害量からがれきの量を計算する。例えば、推定部151は、被害状況DB14に入力された「全壊家屋」の被害量×10t、すなわち、120棟×10t=1200tをがれきの量として計算する。また、図4に示すように、業務「がれき処理」は、「24時間〜11日」の間、すなわち10日間で実行される業務であるため、推定部151は、目標処理時間を10日とする。そして、推定部151は、1日当たりのがれきの運搬量を、1200t/10日=120tと計算する。そして、図4に示すように、4tトラックは1台当たり1日に40tのがれきを運搬するので、推定部151は、必要量を120t/40t=3台と計算する。つまり、この場合、推定部151は、危機に対して行われる業務を「がれき処理」、当該業務に必要な資源の種類を「4tトラック」、必要量を3台と推定する。
また、推定部151は、危機に対して所定の順序で行われる複数の業務、及び当該複数の業務に必要な資源の種類及び必要量を推定してもよい。例えば、危機が発生してから24時間が経過している場合、推定部151は、業務マニュアルDB16を参照し、24時間以降に行われる一連の業務プロセス、すなわち「がれき処理」及び「がれき保管」に必要な資源の種類及び必要量を推定する。
算出部152は、業務マニュアルDB16を参照し、推定部151によって推定された資源の種類ごとの、必要量に対する保有量の不足分を算出する。ここで、図4に示すように、4tトラックの保有資源量は2台であるため、算出部152は、不足分を3台−2台=1台と計算する。つまり、算出部152は、4tトラックの、必要量に対する保有量の不足分を1台と算出する。
選択部171は、調達方法DB18を参照し、算出部152によって算出された不足分が存在する資源の種類及び不足分に対応する調達方法を選択する。ここで、調達方法DB18は、資源の種類ごとの調達方法及び調達可能な量を記憶する。調達方法DB18は、第3の記憶部の一例である。
図6は、第1の実施形態に係る調達方法DBのデータ構成の一例を示す図である。図6に示すように、調達方法DB18は、資源、最大量、調達先、調達方法及び推定所要時間を記憶する。例えば、図6は、資源「ヘリコプター」は、「yy県」から最大2台調達することができ、調達方法が「部長決裁により、市長名で知事へ要請する。」及び「様式:○○.xls」であり、推定所要時間は1日であることを示している。
調達方法には、例えば、窓口の連絡先(電話番号、FAX番号、メールアドレス等)、依頼発出に必要な意思決定フロー(上長説明、会議体等)、外部組織側との間での事務処理フロー、依頼様式(宛先、資源名、数量、期間等)が含まれる。
ここで、算出部152は、4tトラックの不足分を1台と算出したので、選択部171は、調達方法DB18から、4tトラックを1台調達可能な調達方法を選択する。図6の例では、選択部171は、「zz社」から4tトラックを調達する調達方法、又は「zz運送」から4tトラックを調達する調達方法を選択する。
ここで、選択部171は、不足分が存在する資源の種類及び不足分に対応する調達方法のうち、所要時間が最も短い調達方法を選択することができる。この場合、例えば、調達先が「zz社」及び「zz運送」のいずれであっても、最大量は1台以上であるため、選択部171は、推定所要時間がより短い「zz運送」から4tトラックを調達する調達方法を選択する。
送信部172は、選択部171によって選択された調達方法及び対応する調達先を資源管理者30に送信する。そして、資源管理者30は、調達方法に従って、連絡調整手段31を介して外部組織40に資源を要求する。
送信部172は、選択部171によって選択された調達方法ごとにあらかじめ定められた通信先に対し、当該調達方法に係る資源の供給を依頼するメッセージを送信する。つまり、管理装置10は、資源管理者30を介さずに、直接外部組織40に資源の要求を行うことができる。
また、送信部172は、資源管理者30に調達方法を送信する際に、調達先である外部組織40に資源の要求を行ってもよい。また、外部組織40が能動的な資源提供が可能な場合は、外部組織40はネットワーク2を介して調達方法DB18に資源の調達方法を登録してもよい。
[第1の実施形態の処理]
図7〜9を用いて、管理装置10の処理の流れについて説明する。図7は、第1の実施形態に係る管理装置の全体の処理の流れを示すフローチャートである。また、図8は、第1の実施形態に係る管理装置の不足資源の予測に関する処理の流れを示すフローチャートである。また、図9は、第1の実施形態に係る管理装置の資源の要求に関する処理の流れを示すフローチャートである。
図7に示すように、不足資源予測部15は、不足資源を予測する(ステップS10)。ここで、図8を用いて、不足資源予測部15による不足資源の予測について詳細に説明する。図8に示すように、推定部151は、被害状況DB14及び業務マニュアルDB16を参照し、現在の業務プロセスを推定し(ステップS101)、当該業務で必要な資源を特定する(ステップS102)。そして、算出部152は、必要な資源量を算出し(ステップS103)、必要な資源量と現有資源量との差から不足する資源量を算出する(ステップS104)。
次に、図7に示すように、資源要求部17は、資源の要求を行う(ステップS20)。ここで、図9を用いて、資源要求部17による資源の要求について詳細に説明する。図9に示すように、選択部171は、不足資源予測部15から不足資源量を受信すると(ステップS201)、調達方法DB18を照会し(ステップS202)、不足している資源を最短時間で調達可能な調達方法を選択する(ステップS203)。そして、送信部172は、選択部171によって選択された調達方法を資源管理者30に送信する(ステップS204)。
[第1の実施形態の効果]
業務マニュアルDB16は、危機が発生してからの経過時間ごとの業務に関する情報、及び業務に必要な資源に関する情報を記憶する。また、業務マニュアルDB16は、資源の種類ごとの現在の保有量を記憶する。調達方法DB18は、資源の種類ごとの調達方法及び調達可能な量を記憶する。推定部151は、業務マニュアルDB16を参照し、危機による被害状況及び危機が発生してからの経過時間に基づいて、危機に対して行われる業務、及び当該業務に必要な資源の種類及び必要量を推定する。算出部152は、業務マニュアルDB16を参照し、推定部151によって推定された資源の種類ごとの、必要量に対する保有量の不足分を算出する。選択部171は、調達方法DB18を参照し、算出部152によって算出された不足分が存在する資源の種類及び不足分に対応する調達方法を選択する。このように、本実施形態の管理装置10は、入力された被害状況を基に、不足している資源の調達方法を自動的に選択する。このため、資源要求者20と資源管理者30との間、及び資源管理者30と外部組織40との間における連絡や調整にかかる稼働を削減し、危機対応の際に効率的な資源の調達を行うことができる。
推定部151は、危機に対して所定の順序で行われる複数の業務、及び当該複数の業務に必要な資源の種類及び必要量を推定することができる。例えば、推定部151は、被害状況が入力された日時以降に行われる一連の業務プロセスを対象として推定を行うことができる。これにより、現在の業務より後に行われる業務の資源について、調達方法の選択及び資源の要求をあらかじめ行っておくことができる。
調達方法DB18は、調達方法ごとの所要時間をさらに記憶してもよい。このとき、選択部171は、不足分が存在する資源の種類及び不足分に対応する調達方法のうち、所要時間が最も短い調達方法を選択する。これにより、1つの資源に対して複数の調達方法が存在する場合であっても、最短時間で資源を調達可能な調達方法を選択することができる。
送信部172は、選択部171によって選択された調達方法ごとにあらかじめ定められた通信先に対し、当該調達方法に係る資源の供給を依頼するメッセージを送信する。これにより、資源管理者30を介さずに資源の要求ができるため、資源の調達にかかる稼働をさらに削減することができる。
[システム構成等]
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部又は任意の一部が、CPU(Central Processing Unit)及び当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
[プログラム]
一実施形態として、管理装置10は、パッケージソフトウェアやオンラインソフトウェアとして上記の資源の管理を実行する管理プログラムを所望のコンピュータにインストールさせることによって実装できる。例えば、上記の管理プログラムを情報処理装置に実行させることにより、情報処理装置を管理装置10として機能させることができる。ここで言う情報処理装置には、デスクトップ型又はノート型のパーソナルコンピュータが含まれる。また、その他にも、情報処理装置にはスマートフォン、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)等の移動体通信端末、さらには、PDA(Personal Digital Assistant)等のスレート端末等がその範疇に含まれる。
また、管理装置10は、ユーザが使用する端末装置をクライアントとし、当該クライアントに上記の資源の管理に関するサービスを提供する管理サーバ装置として実装することもできる。例えば、管理サーバ装置は、被害状況を入力とし、資源の調達方法を出力とする管理サービスを提供するサーバ装置として実装される。この場合、管理サーバ装置は、Webサーバとして実装することとしてもよいし、アウトソーシングによって上記の資源の管理に関するサービスを提供するクラウドとして実装することとしてもかまわない。
図10は、管理プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010、CPU1020を有する。また、コンピュータ1000は、ハードディスクドライブインタフェース1030、ディスクドライブインタフェース1040、シリアルポートインタフェース1050、ビデオアダプタ1060、ネットワークインタフェース1070を有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
メモリ1010は、ROM(Read Only Memory)1011及びRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1100に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ1100に挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、例えばマウス1110、キーボード1120に接続される。ビデオアダプタ1060は、例えばディスプレイ1130に接続される。
ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、管理装置10の各処理を規定するプログラムは、コンピュータにより実行可能なコードが記述されたプログラムモジュール1093として実装される。プログラムモジュール1093は、例えばハードディスクドライブ1090に記憶される。例えば、管理装置10における機能構成と同様の処理を実行するためのプログラムモジュール1093が、ハードディスクドライブ1090に記憶される。なお、ハードディスクドライブ1090は、SSDにより代替されてもよい。
また、上述した実施形態の処理で用いられる設定データは、プログラムデータ1094として、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶される。そして、CPU1020が、メモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出して実行する。
なお、プログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限らず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ1100等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、プログラムモジュール1093及びプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶されてもよい。そして、プログラムモジュール1093及びプログラムデータ1094は、他のコンピュータから、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
2 ネットワーク
10 管理装置
11 資源管理DB
12 資源受入部
13 資源管理部
14 被害状況DB
15 不足資源予測部
16 業務マニュアルDB
17 資源要求部
18 調達方法DB
20 資源要求者
21、31 連絡調整手段
30 資源管理者
40 外部組織
151 推定部
152 算出部
171 選択部
172 送信部

Claims (6)

  1. 危機が発生してからの経過時間ごとの業務に関する情報、及び前記業務に必要な資源に関する情報を記憶する第1の記憶部と、
    資源の種類ごとの現在の保有量を記憶する第2の記憶部と、
    資源の種類ごとの調達方法及び調達可能な量を記憶する第3の記憶部と、
    前記第1の記憶部を参照し、危機による被害状況及び前記危機が発生してからの経過時間に基づいて、前記危機に対して行われる業務、及び当該業務に必要な資源の種類及び必要量を推定する推定部と、
    前記第2の記憶部を参照し、前記推定部によって推定された資源の種類ごとの、前記必要量に対する前記保有量の不足分を算出する算出部と、
    前記第3の記憶部を参照し、前記算出部によって算出された不足分が存在する資源の種類及び前記不足分に対応する調達方法を選択する選択部と、
    を有することを特徴とする管理装置。
  2. 前記推定部は、前記危機に対して所定の順序で行われる複数の業務、及び当該複数の業務に必要な資源の種類及び必要量を推定することを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記第3の記憶部は、調達方法ごとの所要時間をさらに記憶し、
    前記選択部は、前記不足分が存在する資源の種類及び前記不足分に対応する調達方法のうち、前記所要時間が最も短い調達方法を選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の管理装置。
  4. 前記選択部によって選択された調達方法ごとにあらかじめ定められた通信先に対し、当該調達方法に係る資源の供給を依頼するメッセージを送信する送信部をさらに有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の管理装置。
  5. 管理装置で実行される管理方法であって、
    危機が発生してからの経過時間ごとの業務に関する情報、及び前記業務に必要な資源に関する情報を記憶する第1の記憶部を参照し、危機による被害状況及び前記危機が発生してからの経過時間に基づいて、前記危機に対して行われる業務、及び当該業務に必要な資源の種類及び必要量を推定する推定工程と、
    資源の種類ごとの現在の保有量を記憶する第2の記憶部を参照し、前記推定工程によって推定された資源の種類ごとの、前記必要量に対する前記保有量の不足分を算出する算出工程と、
    資源の種類ごとの調達方法及び調達可能な量を記憶する第3の記憶部を参照し、前記算出工程によって算出された不足分が存在する資源の種類及び前記不足分に対応する調達方法を選択する選択工程と、
    を含んだことを特徴とする管理方法。
  6. コンピュータを、請求項1から4のいずれか1項に記載の管理装置として機能させるための管理プログラム。
JP2017100750A 2017-05-22 2017-05-22 管理装置、管理方法及び管理プログラム Active JP6599926B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017100750A JP6599926B2 (ja) 2017-05-22 2017-05-22 管理装置、管理方法及び管理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017100750A JP6599926B2 (ja) 2017-05-22 2017-05-22 管理装置、管理方法及び管理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018195242A JP2018195242A (ja) 2018-12-06
JP6599926B2 true JP6599926B2 (ja) 2019-10-30

Family

ID=64570377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017100750A Active JP6599926B2 (ja) 2017-05-22 2017-05-22 管理装置、管理方法及び管理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6599926B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7249181B2 (ja) * 2019-03-22 2023-03-30 株式会社日立国際電気 災害復旧情報管理システム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3701772B2 (ja) * 1997-06-04 2005-10-05 株式会社日立製作所 避難所管理システム
JP2003281324A (ja) * 2002-03-22 2003-10-03 Ntt Data Corp 災害対応支援装置
JP2014191793A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Hitachi Ltd 備蓄調達管理装置、備蓄調達管理方法及び備蓄調達管理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018195242A (ja) 2018-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190102841A1 (en) Mapping engine configurations with task managed workflows and grid user interfaces
US10242122B2 (en) Automated workflow management system for application and data retirement
Benyoucef et al. Supply chain network design with unreliable suppliers: a Lagrangian relaxation-based approach
Sultan et al. Organisational culture and cloud computing: coping with a disruptive innovation
US20130090963A1 (en) Method and system for optimizing dispatch workflow information
US10338796B2 (en) Event services modeling framework for computer systems
US20140310133A1 (en) Dynamic review and approval process
JP7219325B2 (ja) 対象システムおよびアプリケーションに対するアクセス権を制御するシステム
US11481711B2 (en) System and method for modifying capacity for new facilities
Liu et al. A probabilistic strategy for temporal constraint management in scientific workflow systems
US20190102746A1 (en) Systems and method for dynamic scheduling of service appointments
US20200322345A1 (en) System for controlling access to target systems and applications
JP2011191964A (ja) ワークフロー管理方法、プログラムおよびワークフロー管理装置
US20200364646A1 (en) Automated Assignment of Tasks Based on User Profile Data for Improved Efficiency
Keung et al. Cloud deployment model selection assessment for smes: Renting or buying a cloud
Shin et al. Decomposition without aggregation for performance approximation in queueing network models of semiconductor manufacturing
JP6599926B2 (ja) 管理装置、管理方法及び管理プログラム
CN111340340A (zh) 一种事件处理方法及装置
CN111044062B (zh) 路径规划、推荐方法和装置
US20180089633A1 (en) Cost based auto-negotiation of suitable meeting times
US20150095087A1 (en) Calendar Integration In A Collaborative Environment
CN110782223A (zh) Oa系统的通用工作流装置及通用工作流实现方法
KR102358510B1 (ko) 건설 관련 서비스 중개 제공 장치 및 방법
KR102146545B1 (ko) 이동통신단말 기반 전문건설업체에서의 현장 정보 관리 시스템
US11947638B2 (en) Methods and apparatus for automatic permission assignment

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181016

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191003

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6599926

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150