JP6598899B2 - エレベータの押ボタン装置 - Google Patents
エレベータの押ボタン装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6598899B2 JP6598899B2 JP2018035439A JP2018035439A JP6598899B2 JP 6598899 B2 JP6598899 B2 JP 6598899B2 JP 2018035439 A JP2018035439 A JP 2018035439A JP 2018035439 A JP2018035439 A JP 2018035439A JP 6598899 B2 JP6598899 B2 JP 6598899B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- button
- elevator
- switch
- button frame
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Switches With Compound Operations (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Description
カードキーの他、特許文献1には、暗号入力用のテンキーを乗場に設け、暗号を入力することが不停止階制御を解除することが開示されている。
また、不停止階制御を許可した人全員に行き渡るように、キーやカードキーを用意する必要があるが、利用人数が想定を超えると、全員に配布できなくなる場合があった。さらには、キーやカードキーは、利用者に渡した後には、利用の終わったカードキーを回収して厳正に管理する必要があるが、利用者は受け取ったカードキーを紛失してしまうことがあり、カードキーの管理上問題となっている。
図1は、本実施形態による押ボタン装置の側面を示す図である。図1では、押ボタン装置10は、かご操作盤のフェースプレート11に取り付けられている。この実施形態では、押ボタン装置10は、行き先階登録用の押しボタンとして用いられている。フェースプレート11の裏面には、スタッド9が形成されており、このスタッド9にねじを用いて押しボタンケース18が固定されるようになっている。
押しボタンケース18の裏面には、ボタン基板15が取り付けられている。このボタン基板15には、登録用の主スイッチ16や、LED25、26、27、配線用のコネクタ14が実装されている。主スイッチ16には、スイッチカバー17が被せられている。押しボタンケース18の内部には、下から順に、導光板19と、反射板22と、上蓋24と、を重ね合わせるようにして収納されている。反射板22は、導光板19を通った光を増幅させるとともに均一に分散させるための光学部品である。図2に示されるように、反射板22の上には、ボタントップ12がプレート13を介して載るようになっている。ボタントップ12は、透光性を有する樹脂材料からなる円板状の形状を有する。ボタントップ12の表面には、階床などを表す絵文字がシルク印刷や触板などで描かれている。ボタントップ12は、ボタン枠30を介してフェースプレート11の表面に露出するように配置されている。図2において、20は、ボタントップ12のストローク復帰用のバネを示している。
フェースプレート11には、丸穴29が形成されており(図1参照)、この丸穴29に嵌め込まれるリング状のボタン枠30を介してボタントップ12は保持されている。この種のボタン枠30は、従来、フェースプレート11に固定されていたが、本実施形態では、円周方向にスライドしながらボタントップ12とは独立に回転可能なように取り付けられている。ボタン枠30の内周面には、突起28が形成されており、ボタントップ12を押し込む際のガイドになっている。
本実施形態の押ボタン装置10では、主スイッチ16とは別に、ボタン枠30を利用して操作可能な追加スイッチが以下のようにボタン基板15に設けられている。この追加スイッチは、エレベータの不停止階制御の解除に利用される。
フェースプレート11には、ロック溝29が形成され、第1延長部31には、貫通穴33が形成されている。接点棒42の上端部が貫通穴33から突き出てロック溝29に係合している状態では、ボタン枠30は回らないようにロックされている。この実施形態では、フェースプレート11は樹脂を材質として撓ませることができるようになっており、フェースプレート11を撓ませて接点棒42を押し下げることで、ロック状態の解除が可能になる。
不停止階制御が継続している間は、不停止階に設定された階を表示している押ボタン装置10のボタントップ12を押しても、行き先階登録を行うことはできない。図2に示すような押ボタン装置10であれば、4階が不停止階ならば、利用者がボタントップ12を押しても、押ボタン装置10は何も反応しない。このような不停止階制御は、次のようなボタン枠30の回転操作を行うことにより、解除することができる。
なお、不停止階制御を解除する必要がなくなったら、元のロック位置にボタン枠30を回して戻しておけばよい。その場合、ボタン枠30から手を離すと、ボタン枠30が元の位置に戻るスプリングバック機能を追加するようにしてもよい。
また、部外者にとっては、ボタン枠を回して停止階制御を解除するというのは、およそ予想のつくことではなく、その意味でいたずら等の防止上の利点もある。
また、実施形態は、不停止階制御に解除に適用した例であるが、必ずしもこれに限定されるものではなく、制御盤に種々の信号を送るために、押ボタン装置10に追加接点を付け加えるものとして広く適用可能である。
Claims (6)
- エレベータの操作盤に設けられ、エレベータ利用に必要な操作を行うための押ボタン装置において、
ボタントップと、
前記ボタントップへの押動操作により作動する主スイッチと、
前記主スイッチ、発光素子が実装されるボタン基板と、
前記ボタントップを前記操作盤のフェースプレートに保持し、前記ボタントップとは独立に円周方向に回転可能なリング状のボタン枠と、
前記ボタン基板に実装され、前記ボタン枠のみの回転操作により前記主スイッチとは別の接点を形成する追加スイッチと、を備えたことを特徴とするエレベータの押ボタン装置。
- 前記ボタン枠は、半径方向外方に突き出る、追加スイッチ操作用の延長部を有し、前記ボタン枠の回転により前記延長部が前記追加スイッチの接触子を押動させることにより、前記追加スイッチを作動させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの押ボタン装置。
- 前記追加スイッチ操作用の延長部の下面には、押し下げられた前記接触子の上端部が当接し、前記接触子の位置を保持する凹部を有することを特徴とする請求項2に記載のエレベータの押ボタン装置。
- 前記ボタン枠は、前記接触子の上端部が前記フェースプレート側に突き抜け可能な貫通孔を有するボタン枠ロック用の延長部をさらに有し、前記接触子の上端部が前記フェースプレートの裏面にある溝に係合することにより、前記ボタン枠が回らないようにロックするようにし、前記フェースプレートを撓ませて前記接触子を押し下げることによりロックを解除するようにしたことを特徴とする請求項2に記載のエレベータの押ボタン装置。
- 前記追加スイッチは、前記ボタントップの押動操作により行き先階登録またはかご呼び登録を可能にするため、エレベータの不停止階制御の解除信号を発生するスイッチであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のエレベータの押ボタン装置。
- 前記請求項1乃至4のいずれかに記載した押ボタン装置を操作盤に設け、
前記ボタン枠を回して前記追加スイッチを作動させることにより、エレベータの不停止階制御の解除信号を制御盤に送り、当該押ボタン装置のボタントップの押動操作による行き先階登録またはかご呼び登録を可能にすることを特徴とするエレベータの不停止階制御の解除方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018035439A JP6598899B2 (ja) | 2018-02-28 | 2018-02-28 | エレベータの押ボタン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018035439A JP6598899B2 (ja) | 2018-02-28 | 2018-02-28 | エレベータの押ボタン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019151419A JP2019151419A (ja) | 2019-09-12 |
JP6598899B2 true JP6598899B2 (ja) | 2019-10-30 |
Family
ID=67948079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018035439A Active JP6598899B2 (ja) | 2018-02-28 | 2018-02-28 | エレベータの押ボタン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6598899B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6809629B1 (ja) * | 2020-06-12 | 2021-01-06 | フジテック株式会社 | エレベータ用操作盤 |
-
2018
- 2018-02-28 JP JP2018035439A patent/JP6598899B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019151419A (ja) | 2019-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4225766A (en) | Touch contact | |
TWI479528B (zh) | Small switch | |
US20160251880A1 (en) | Control for vehicle closures | |
JP4487790B2 (ja) | 電源スイッチの誤操作防止装置 | |
JP6598899B2 (ja) | エレベータの押ボタン装置 | |
EP3088641A1 (en) | Control for vehicle closures | |
US6548776B1 (en) | Safety device for on/off switch of an electric tool | |
JP5359077B2 (ja) | 押釦錠の暗証番号設定機構 | |
US7965204B2 (en) | Portable radio remote control transmitter | |
WO2010089975A1 (ja) | マイクロフォン装置 | |
CN104658793B (zh) | 输入设备,按键钮、开关和框,电路板和减少行程的方法 | |
US20220139140A1 (en) | Exit device with indicator | |
KR101502942B1 (ko) | 차량의 포브 키 | |
JP2014162643A (ja) | 呼びボタン押下制限装置 | |
JP5048549B2 (ja) | 電子機器 | |
JP2020033736A (ja) | 扉用ハンドル | |
JP5818562B2 (ja) | 停止スイッチ装置 | |
WO2023100456A1 (ja) | 電子キー操作装置 | |
KR100609214B1 (ko) | 키눌림 방지구조를 갖는 이동통신단말기의 키패드장치 | |
JP5942890B2 (ja) | ボタンスイッチ装置及びこれを具えたエレベータ | |
WO2022080071A1 (ja) | 押しボタンスイッチ | |
AU2010100382A4 (en) | Dual Press Panic Buttons | |
JP2006054062A (ja) | 手元切換手段 | |
JPH0448584Y2 (ja) | ||
JP2008226604A (ja) | 押しボタンスイッチ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190108 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190307 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190903 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191001 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6598899 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |