JP6594041B2 - 危険体感システム - Google Patents

危険体感システム Download PDF

Info

Publication number
JP6594041B2
JP6594041B2 JP2015104791A JP2015104791A JP6594041B2 JP 6594041 B2 JP6594041 B2 JP 6594041B2 JP 2015104791 A JP2015104791 A JP 2015104791A JP 2015104791 A JP2015104791 A JP 2015104791A JP 6594041 B2 JP6594041 B2 JP 6594041B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
experience
sensation
danger
person
floor surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015104791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016218323A (ja
Inventor
雅之 北原
亨 田邉
伊知郎 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP2015104791A priority Critical patent/JP6594041B2/ja
Publication of JP2016218323A publication Critical patent/JP2016218323A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6594041B2 publication Critical patent/JP6594041B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、体感者に災害となる危険を体感させるための危険体感システムに関する。
高所作業等の危険を伴った作業に関する安全教育としては、高所作業場を模擬した実物の訓練用やぐらを用い、高所作業時の注意事項や墜落や転落時等に被る衝撃を教育することが一般的である。しかし、受講者が、墜落や転落等の危険を実際に体験・体感できるものではない。
また、特許文献1に記載されているように、コンピュータと映像出力と電気刺激とを組み合わせてバーチャル環境を体感させるバーチャルリアリティ体感装置が知られている。しかし、特許文献1の技術は、臨場感に力点を置いたものであり、安全教育の一環として墜落や転落等の危険性を、バーチャル空間中で安全に体感させ、危険感受性の向上を図ることを目的としたものではない。
特開2006−288621号公報
高所作業時の注意事項や墜落や転落時等に被る衝撃を教育することで、危険源に対する理解を深めることは可能である。しかしながら、受講者を、実際に被災させるわけにはいかないため、実体験としての臨場感は薄い。
反対に、臨場感を高めようとすると、受講者が本当に被災してしまう危険性もある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、体感者に、バーチャル空間中で災害となる危険を安全に体感させることが可能な危険体感システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、以下の(1)〜(9)を提供する。
(1) 体感者に、危険を体感させる危険体感システムであって、
前記体感者が歩行することが可能な体験ステージと、
前記体験ステージ上の前記体感者に対し、危険発生を想定した想定場所のバーチャル映像を表示するバーチャル映像表示機構と、
前記体験ステージに設定され、前記体感者に危険を体感させる危険体感部と、
前記危険体感部に設けられ、前記体感ステージの床面を落下させる床面落下機構を有する危険体験補助デバイスと、
前記体験ステージ上において、前記体感者が前記危険体感部の位置に到達したことを検出するセンサと、
前記危険体感システムを制御する制御装置と
を備え、
前記制御装置は、前記センサによる検出結果に基づいて、前記バーチャル映像表示機構が表示する前記バーチャル映像を危険発生前の映像から危険発生時の映像へと切り換わるように制御することを特徴とする危険体感システム。
(2) 前記制御装置は、前記センサによる検出結果に基づいて、前記危険体感部における前記体験ステージの床面を落下させるように、前記床面落下機構を制御することを特徴とする(1)に記載の危険体感システム。
(3) 前記床面落下機構は、前記危険体感部における前記体験ステージの床面を平坦な初期位置に保持する保持状態と、前記保持状態を解除する保持解除状態とを取り得る励磁アクチュエータを備え、
前記床面落下機構が前記体験ステージの床面を落下させるとき、
前記励磁アクチュエータの状態を保持解除状態として、前記床面を落下させることを特徴とする
(2)に記載の危険体感システム。
(4) 前記床面の落下距離は100mm以下であることを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載の危険体感システム。
(5) 前記危険発生時のバーチャル映像は、落下速度が実際の落下速度よりも遅くなるように表示されることを特徴とする(1)から(4)のいずれかに記載の危険体感システム。
(6) 前記危険発生時のバーチャル映像は、前記体感者の姿勢が水平方向から45°までの範囲内で傾いたときに、前記体感者が視認し得る映像とすることを特徴とする(1)から(5)のいずれかに記載の危険体感システム。
(7) 前記危険発生時の映像には、前記体感者の向きに応じた複数の映像が用意されていることを特徴とする(6)に記載の危険体感システム。
(8) 前記バーチャル映像表示機構は、前記体感者の下方映像および前方映像を投影するプロジェクタを含み、
前記前方映像は、前記体感者の進行方向の前方に設けられた壁面に投影され、
前記下方映像は、前記体験ステージの床面に投影されることを特徴とする(1)から(7)のいずれかに記載の危険体感システム。
(9) 前記バーチャル映像表示機構は、前記体感者に装着され、前記体感者の視覚領域に前記バーチャル映像を表示するヘッドマウントディスプレイを含むことを特徴とする(1)から(8)のいずれかに記載の危険体感システム。
本発明によれば、体感者に、バーチャル空間中で危険を安全に体感させることが可能な危険体感システムを提供できる。
図1はこの発明の一実施形態に係る危険体感システムの一システム構成例を示す構成図である。 図2Aはこの発明の一実施形態に係る危険体感システムの正面図である。 図2Bはこの発明の一実施形態に係る危険体感システムの側面図である。 図3は危険体感補助デバイスの一例を示す平面図である。 図4Aは図3中の4−4線に沿う断面図である。 図4Bは図3中の4−4線に沿う断面図である。 図5は床面落下機構の一例を示す平面図である。 図6Aは図5中の6−6線に沿う断面図である。 図6Bは図5中の6−6線に沿う断面図である。 図7Aは図5中の7−7線に沿う断面図である。 図7Bは図5中の7−7線に沿う断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
<危険体感システム>
図1はこの発明の一実施形態に係る危険体感システムの一システム構成例を示す構成図、図2Aおよび図2Bはそれぞれこの発明の一実施形態に係る危険体感システムの正面図および側面図である。
一実施形態に係る危険体感システム100は、例えば、高所作業等を行う作業者に対する安全教育の一環として、高所作業場からの墜落や転落等の危険を、受講する者に対してバーチャル空間中で安全に体感させるシステムである。
図1、図2Aおよび図2Bに示すように、危険体感システム100は、例えば、安全教育を受講する者(以下体感者12という)が歩行することが可能な体験ステージ10と、体験ステージ10上の体感者12に対し、危険発生を想定した想定場所、例えば、高所作業場等のバーチャル映像を表示するバーチャル映像表示機構14と、危険体感システム100を制御する制御装置16とを有する。
体験ステージ10には、体感者12に危険を体感させる危険体感部18が設定されている。危険体感部18は、体感者12に対して、災害となる危険、例えば、墜落や転落等を体感させる場所である。危険体感部18の、体感者12が歩行する歩行方向の両側には、例えば、手すり20が設けられ、体感者12の安全が確保されている。
バーチャル映像表示機構14は、本例においては、体感者12が下方に視認する下方映像を投影する床面用プロジェクタ14aと、体感者12が前方に視認する前方映像を投影する壁面用プロジェクタ14bと、体感者12が装着する3Dめがね14cとを含んで構成されている。床面用プロジェクタ14aは制御装置16から送信されてきた下方映像を、体験ステージ10の床面に投影する。また、壁面用プロジェクタ14bは同じく制御装置16から送信されてきた前方映像を、体感者12の進行方向の前方に設けられた壁面22に投影する。体感者12は、床面映像および前方映像を3Dめがねを通して視ることで、体感者12の周囲に、立体的なバーチャル空間が提供される。なお、立体映像の方式は、特に制限されるものではなく、アクティブシャッタ方式やアナグリフ方式など、いかなる方式でも採用することができる。また、高所作業場など、周囲に手すりがある環境を想定した場合には、バーチャル映像中に映し出される手すりと体験ステージ10に設けられた手すり20とを合致させるようにすると、体感者12が手すり20をつかむことによって、体感者12に対し、あたかも高所作業場に、実際にいるかのごとき臨場感を与えることも可能である。
体験ステージ10上には、体験ステージ10上において、体感者が危険体感部18の位置に到達したことを検出するセンサ、例えば、赤外線センサ24が設けられている。
制御装置16は、赤外線センサ24による検出結果、即ち体感者12が危険体感部18に進んできたか否かの情報に基づいて、バーチャル映像表示機構14が表示するバーチャル映像を、危険発生前の映像から危険発生時の映像へと切り換わるように制御する。これにより、体感者12は、危険体感部18において、発生した危険を体感することができる。
体感者12は、体験ステージ10の上に、例えば、ヘルメット26を装着して上がる。ヘルメット26の、例えば、頂部には第1のモーションセンサ28が取り付けられている。第1のモーションセンサ28は位置センサであり、体感者12の、体験ステージ10上における位置を検出する。
制御装置16は、第1のモーションセンサ28による検出結果、即ち体感者12が前進しているか否かの情報に基づいて、バーチャル映像表示機構14が表示するバーチャル映像を、体感者12の進行方向に応じて進むように制御する。このように体感者12の進行方向に応じてバーチャル映像を進ませることで、体感者12は、よりリアルな映像を体感できる。
さらに、危険体感システム100には、第2のモーションセンサ30が設けられている。第2のモーションセンサ30はカメラ式センサであり、例えば、体感者12をモニタし、体感者12の顔の向き、又は視線の方向を検出する。
制御装置16は、第2のモーションセンサ30による検出結果、即ち体感者12の向き、あるいは視線がどこを向いているのかに関する情報に基づいて、バーチャル映像表示機構14が表示するバーチャル映像の向きを、体感者12の向きや視線の方向に応じて変わるように制御する。このように体感者12の向きや視線の方向に応じて、例えば、体感者12が左方向を見たらバーチャル映像も左の方向に回転させたり、また、体感者12が右方向を見たらバーチャル映像も右の方向に回転させたりする。このような映像の工夫を、さらに組み合わせると、リアリティがより向上する。
また、危険体感システム100は、スピーカー32を、さらに備えている。スピーカー32をさらに備えることによって、危険発生を想定した想定場所の環境音を発生させたり、あるいは危険発生時に効果音を発生させたりできる。危険発生時に効果音を発生させる制御は、制御装置16によって制御することも可能であるし、映像情報中に音声情報として格納しておき、危険発生前の映像から危険発生時の映像へと切り換わる際に、効果音が発生されるようにしてもよい。
そして、一実施形態に係る危険体感システム100は、危険体感部18に設けられた、体感者12に災害となる危険を疑似体験させる危険体験補助デバイス50をさらに有している。以下、危険体験補助デバイス50について詳細に説明する。
<危険体験補助デバイス>
図3は危険体感補助デバイスの一例を示す平面図、図4Aおよび図4Bはそれぞれ図3中の4−4線に沿う断面図である。
図3、図4Aおよび図4Bに示すように、本例の危険体験補助デバイス50は、初期位置においては、体験ステージ10の床面10aと、ほぼ面一となる床面52aを有した床板52を備えている。初期位置においては、図4Aに示すように、床面10aと床面52aとは平坦である。
危険体験補助デバイス50は、危険疑似体験として、体感者12に墜落もしくは転落を疑似体験させものであり、危険体感部18における体験ステージ10の床面10aを落下させる。落下の制御は、例えば、制御装置16が行う。制御装置16は、赤外線センサ24による検出結果、即ち体感者12が、危険体感部18に設けられた危険体験補助デバイス50の箇所に進んできたか否かの情報に基づいて、危険体感部18における体験ステージ10の床面10aを、図4Bに示すように落下させる。具体的には、危険体験補助デバイス50は、体験ステージ10の床面10aの落下を、床面10aと面一となる床面52aを有した床板52を落下させることで実現する。床面52a落下距離Dとしては、体感者12の安全を考慮して100mm以下がよい。さらに安全を考慮すると落下距離Dは50mm以下、さらには20mm以下であることが好ましい。
危険体験補助デバイス50の床板52の下には、床面52aを落下させる床面落下機構54が設けられている。本例では、図3に示すように、床面落下機構54は、床板52の四隅に対応して4つ設けられている。
図5は床面落下機構54の一例を示す平面図、図6Aおよび図6Bはそれぞれ、図5中の6−6線に沿う断面図、図7Aおよび図7Bはそれぞれ図5中の7−7線に沿う断面図である。
図5、図6Aおよび図6Bに示すように、床面落下機構54は、ベース体56の上に設けられた励磁アクチュエータ、例えば、ソレノイド58を有している。ソレノイド58の可動鉄芯であるプランジャ60の先端にはカムフォロア支持部材62が取り付けられている。支持部材62は、ベース体56の上に設けられたLMガイド64上を滑走する。
床板52の裏面には、床板52を支える床板支持部材66が取り付けられている。床板支持部材66の先端部分には、カムフォロワ68が回動可能に取り付けられている。床板52が初期位置にあるとき、カムフォロワ68はカムフォロワ支持部材62の上に乗っている。これにより、危険体感部18における体験ステージ10の床面10a、本例では床板52の床面52aは、平坦な初期位置に保持される(図6A参照)。
図6Aに示すように、床板52が初期位置にあるとき、カムフォロワ68は、カムフォロワ支持部材62により支持されている。このため、体感者12が床板52の上に乗っても、床板52は落下することはない。
このような床板52を初期位置に保持する保持状態において、ソレノイド58の励磁用コイル70に通電すると、プランジャ60は固定鉄芯72に向かって吸引される。プランジャ60が吸引されることによって、カムフォロワ支持部材62はLMガイド64上を滑走する。カムフォロワ支持部材62の滑走に合わせてカムフォロワ68は回動し、やがてカムフォロワ支持部材62が、カムフォロワ68から外れると、床板52は、体感者12の重みとともに自由落下する(図6B参照)。このようにソレノイド58を作動させることによって、床面落下機構54は、初期位置を保持する保持状態から、保持状態を解除する保持解除状態となる。このようにして、床面落下機構54は床板52を落下させる。
さらに、床面落下機構54は、床板52を初期位置に復帰させる復帰用弾性体、例えば、復帰用バネ74と、床面落下機構54の落下方向を、例えば、ベース体56に対して垂直な方向に規定するリニアブッシュ76とを備えている。復帰用バネ74およびリニアブッシュ76はそれぞれ、ベース体56と床板52の裏面との間に取り付けられている。
図7Aに示す床板52が落下した状態で、例えば、体感者12が床板52の床面52aから離れたとする。すると、床板52にかかる荷重がなくなり、代わりに復帰用バネ74の押圧力が床板52にかかる。これにより、図7Bに示すように、床板52が持ち上がり、床板52の床面52aを平坦な初期位置に復帰させる。
さらに、ソレノイド58への通電を止める。通電を止めると、ソレノイド58には、プランジャ60を吸引する吸引力がなくなる。吸引力を失ったプランジャ60は、プランジャ60に取り付けられた戻し用バネ78がより引っ張られる。これにより、カムフォロワ支持部材52は、図6Aに示した初期位置の状態に戻される。
このような床面落下機構54によれば、カムフォロワ68からカムフォロワ支持部材62を外すことで、床板52を、体感者12の重みとともに自由落下させる。このように床板52の床面52aの落下を自由落下とすることで、例えば、床板52を上下に機械的に上昇および下降させる場合に比較して、体感者12に、よりリアルな墜落もしくは転落を疑似体験させることが可能となる。
また、カムフォロワ68からカムフォロワ支持部材62を外すための機構として、ソレノイド58の代りに油圧シリンダやモーターを用いることも可能である。しかし、励磁アクチュエータ、例えば、ソレノイド58を用いるようにすると、油圧シリンダやモーター等を用いる場合に比較して、上記機構の構成をより簡易な構成にでき、また、メンテナンスも容易になる、という利点も得ることができる。
<変形例>
(バーチャル映像)
バーチャル映像としては、いかなる方式の立体映像を用いてもよいことは、上述した通りである。しかし、体感者に墜落もしくは転落、即ち落下を体感させるときには、危険発生時のバーチャル映像中の落下速度が実際の落下速度よりも遅くなるように表示するようにしてもよい。
例えば、体感者がアニメーション効果で落下を体感する際、落下時間を自由落下時間の1.5〜2.5倍、好ましくは1.8〜2.3倍に設定すると、より効果的かつ印象的な落下、例えば“踏み抜き事象”を体感することができる。これは、落下速度が速すぎると落下の実感がわかず、反対に遅すぎると浮遊感が増し、落下を効果的に体感することが難しくなることによる。なお、想定落下高さの一例は、例えば10mである。
また、危険発生時の映像は、体感者12の姿勢が水平方向から45°までの範囲内で傾いたときに、体感者が視認し得る映像とするようにしてもよい。これにより、体感者12は、実際に落下している状況を視認することができ、より臨場感が増す、という利点を得ることができる。
また、危険体感システム100が、体感者12をモニタする第2のモーションセンサ30を有している場合には、バーチャル映像を体感者12の向きや視線の方向に応じて変わるように制御することができる。このため、危険発生時の映像には、体感者12の向きに応じて複数の映像を用意するようにしてもよい。
以上、本発明を一実施形態に従って説明したが、本発明は上記一実施形態に限定されることなく種々変形が可能である。また、上記一実施形態が唯一の実施形態でもない。
例えば、上記一実施形態では、バーチャル映像表示機構として、バーチャル映像を体験ステージ10の床面と壁面22とに投影する例を示した。しかし、バーチャル映像表示機構としては、これに限られるものではなく、体感者12に装着され、体感者12の視覚領域にバーチャル映像を表示するヘッドマウントディスプレイとしてもよい。
その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々に変形することが可能である。
10 体験ステージ
10a 体験ステージの床面
12 体感者
14 バーチャル映像表示機構
14a 床面用プロジェクタ
14b 壁面用プロジェクタ
14c 3Dめがね
16 制御装置
18 危険体感部
20 手すり
22 壁面
24 赤外線センサ
26 ヘルメット
28 第1のモーションセンサ(位置センサ)
30 第2のモーションセンサ(カメラ式センサ)
32 スピーカー
50 危険体験補助デバイス
52 床板
52a 床板52の床面
54 床面落下機構
56 ベース体
58 ソレノイド
60 プランジャ
62 カムフォロワ支持部材
64 LMガイド
66 床板支持部材
68 カムフォロワ
70 励磁用コイル
72 固定鉄芯
74 復帰用バネ
76 リニアブッシュ
78 戻し用バネ
100 危険体感システム

Claims (6)

  1. 体感者に高所作業場からの墜落または転落の危険を体感させる危険体感システムであって、
    前記体感者が歩行することが可能な体験ステージと、
    前記体験ステージ上の前記体感者に対し前記高所作業場のバーチャル映像および前記高所作業場から墜落落下または転落する際のバーチャル映像を表示するバーチャル映像表示機構と、
    前記体験ステージに設定され、前記体感者に前記高所作業場からの墜落または転落の危険を体感させる危険体感部と、
    前記危険体感部に設けられ、前記体験ステージの床面とほぼ面一となる床面、および当該床面を落下させる床面落下機構を有する危険体験補助デバイスと、
    前記体験ステージ上において、前記体感者が前記危険体感部に設けられた前記危険体験補助デバイスの位置に到達したことを検出するセンサと、
    前記危険体感システムを制御する制御装置と
    を備え、
    前記床面落下機構は、前記危険体感補助デバイスの前記床面を落下させる際に、前記床面を前記体感者の重みとともに自由落下するように構成され、
    前記制御装置は、前記センサが、前記体感者が前記危険体感部に設けられた前記危険体験補助デバイスの位置に到達したことを検出した際に、前記バーチャル映像表示機構が表示するバーチャル映像が、危険発生前の前記高所作業場の映像から、前記高所作業場から墜落または転落する際の映像へと切り換わるように制御し、かつ、前記危険体感部における前記体感ステージの床面を落下させるように前記床面落下機構を制御し、
    前記体感者が前記危険体感部に設けられた前記危険体験補助デバイスの位置に到達したときに、前記高所作業場から墜落または転落する際のバーチャル映像を表示させつつ、前記体感者が乗った前記体験ステージの前記床面を100mm以下の落下距離で前記体感者の重みとともに自由落下させることにより、前記体感者に墜落または転落を疑似体験させることを特徴とする危険体感システム。
  2. 前記床面落下機構は、前記危険体感部における前記危険体験補助デバイスの前記床面を平坦な初期位置に保持する保持状態と、前記保持状態を解除する保持解除状態とを取り得る励磁アクチュエータを備え、
    前記床面落下機構が前記体験ステージの床面を落下させるとき、
    前記励磁アクチュエータの状態を保持解除状態として、前記床面を落下させることを特徴とする請求項1に記載の危険体感システム。
  3. 前記高所作業場から墜落または転落する際のバーチャル映像は、前記バーチャル映像により形成されるバーチャル空間で現実世界の物理法則を適用して計算した高所作業場からの墜落または転落の速度よりも遅くなるように表示されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の危険体感システム。
  4. 前記高所作業場から墜落または転落する際のバーチャル映像には、前記体感者の向きに応じた複数の映像が用意されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の危険体感システム。
  5. 前記バーチャル映像表示機構は、前記体感者の下方映像および前方映像を投影するプロジェクタを含み、
    前記前方映像は、前記体感者の進行方向の前方に設けられた壁面に投影され、
    前記下方映像は、前記体験ステージの床面に投影されることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の危険体感システム。
  6. 前記バーチャル映像表示機構は、前記体感者に装着され、前記体感者の視覚領域に前記バーチャル映像を表示するヘッドマウントディスプレイを含むことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の危険体感システム。
JP2015104791A 2015-05-22 2015-05-22 危険体感システム Active JP6594041B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015104791A JP6594041B2 (ja) 2015-05-22 2015-05-22 危険体感システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015104791A JP6594041B2 (ja) 2015-05-22 2015-05-22 危険体感システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016218323A JP2016218323A (ja) 2016-12-22
JP6594041B2 true JP6594041B2 (ja) 2019-10-23

Family

ID=57581001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015104791A Active JP6594041B2 (ja) 2015-05-22 2015-05-22 危険体感システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6594041B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6709633B2 (ja) * 2016-02-17 2020-06-17 株式会社バンダイナムコエンターテインメント シミュレーションシステム及びゲームシステム
KR101970055B1 (ko) * 2017-02-21 2019-04-17 양승호 지진체험 시뮬레이션 장치
JP6899508B2 (ja) * 2019-09-26 2021-07-07 東芝プラントシステム株式会社 床落下装置及び床落下方法
JP7265575B2 (ja) * 2021-03-31 2023-04-26 東芝プラントシステム株式会社 Vr足挟まれ危険体感装置及びvr足挟まれ危険体感システム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08339159A (ja) * 1995-06-13 1996-12-24 Shimadzu Corp 擬似体験装置
JP3842211B2 (ja) * 2002-12-26 2006-11-08 三菱電機株式会社 鉄道車両の運転教習用シミュレータ
WO2008132851A1 (ja) * 2007-04-25 2008-11-06 Ssd Company Limited エンターテインメント装置、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2009183399A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Aruze Corp ゲーム装置
WO2010105499A1 (en) * 2009-03-14 2010-09-23 Quan Xiao Methods and apparatus for providing user somatosensory experience for thrill seeking jumping like activities
JP5514640B2 (ja) * 2010-06-15 2014-06-04 国立大学法人秋田大学 歩行環境シミュレータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016218323A (ja) 2016-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20170150108A1 (en) Autostereoscopic Virtual Reality Platform
Cheng et al. Turkdeck: Physical virtual reality based on people
JP6594041B2 (ja) 危険体感システム
EP3425481B1 (en) Control device
KR102118749B1 (ko) 가상 현실 디스플레이 시스템
TWI648655B (zh) 虛擬實境系統中顯示使用者移動的方法及相關裝置
US9677840B2 (en) Augmented reality simulator
KR101669239B1 (ko) 가상현실 시뮬레이터
KR101797453B1 (ko) 가상현실 기반 경사도 및 추락 체험 시뮬레이터
JP6712423B2 (ja) シミュレーションシステム
WO2018230443A1 (ja) シミュレーションシステム、画像処理方法及び情報記憶媒体
Matsumoto et al. Detection thresholds for vertical gains in vr and drone-based telepresence systems
CN113853159A (zh) 复健支援装置、其方法以及程序
JP6360851B2 (ja) 仮想空間表示システム、ゲームシステム、仮想空間表示プログラムおよびゲームプログラム
JP2017196293A (ja) ゲームシステム
CN209821674U (zh) 多自由度虚拟现实运动装置
US20190310711A1 (en) Method and system for sensory simulation in virtual reality to enhance immersion
KR102396483B1 (ko) 충격 안전사고 시뮬레이션 체험 시스템 및 방법
TWI639148B (zh) 可提供加速感的模擬裝置
WO2015196877A1 (en) Autostereoscopic virtual reality platform
KR20190075357A (ko) 체험장치
CN109166369A (zh) 一种透明屏幕式增强现实视-触-听横屏训练系统及方法
JP7139489B1 (ja) Vr手挟まれ危険体感装置及びvr手挟まれ危険体感システム
KR102228283B1 (ko) 지진 상황을 체험하기 위한 부스형 지진 체험 장치
JP2006031229A (ja) 移動体シミュレーション装置及び移動体シミュレーションプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20150617

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171117

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180720

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180731

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20180817

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20181019

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190717

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190924

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6594041

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250