JP6593220B2 - 血液浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、血液浄化装置に関する。
血液浄化装置の構成を開示した先行文献として、特開2001−541号公報(特許文献1)がある。特許文献1に記載された血液浄化装置は、重量測定手段と制御装置とを備える。重量測定手段は、透析液容器と濾液容器との総重量を測定する。制御装置は、重量測定手段で測定された透析液容器と濾液容器との総重量の測定値から血液処理開始時に測定された初期総重量測定値を減じた数値と、設定された除水量に従い処理時間と共に増大する除水目標値とを、比較しながら両者の差が零となるまで濾液ポンプの回転を増減させる。重量測定手段として、透析液容器および補液容器の重量を測定する重量計と、濾液容器の重量を測定する重量計との、2つの重量計を用いている。
特開2001−541号公報
特許文献1に記載された血液浄化装置においては、2つの重量計を用いているため、2つの重量計の測定精度の相違により、除水量を正確に測定することができない。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされてものであって、除水量を正確に測定できる血液浄化装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の局面に基づく血液浄化装置は、血液回路に組み込まれた血液浄化器と、血液回路に組み込まれ、血液浄化器内に透析液を供給する透析液貯液部、および、血液回路に組み込まれ、血液浄化器より血液回路の上流側または下流側に補液を供給する補液貯液部、の少なくとも一方と、血液回路に組み込まれ、血液浄化器から排出された排液を貯える排液貯液部と、透析液貯液部および補液貯液部の少なくとも一方を支持する第1支持部材と、排液貯液部を支持する第2支持部材と、第1支持部材および第2支持部材の荷重を測定する秤と、一端部から他端部まで延在して第1支持部材と秤とを接続し、第1カムフォロアが設けられている第1リンク部と、一端部から他端部まで延在して第2支持部材と秤とを接続し、第2カムフォロアが設けられている第2リンク部と、第1カムフォロアと接する第1カムと、第2カムフォロアと接する第2カムと、第1カムおよび第2カムを駆動するカム駆動部とを備える。第1リンク部には、回動可能に支持される支点部と、第1支持部材に押圧される一端部と、秤を押圧する他端部とが設けられている。第2リンク部には、回動可能に支持される支点部と、第2支持部材に押圧される一端部と、秤を押圧する他端部とが設けられている。第1カムフォロアと第1カムとが接していないとき、秤が第1リンク部の他端部から押圧されて第1支持部材の荷重を測定し、第1カムフォロアと第1カムとが接しているとき、秤は第1リンク部の他端部から押圧されていない。第2カムフォロアと第2カムとが接していないとき、秤が第2リンク部の他端部から押圧されて第2支持部材の荷重を測定し、第2カムフォロアと第2カムとが接しているとき、秤は第2リンク部の他端部から押圧されていない。
本発明の一形態においては、カム駆動部が第1カムおよび第2カムを駆動することにより、第1カムフォロアと第1カムとが接しており、かつ、第2カムフォロアと第2カムとが接している第1状態と、第1カムフォロアと第1カムとが接しておらず、かつ、第2カムフォロアと第2カムとが接している第2状態と、第1カムフォロアと第1カムとが接しておらず、かつ、第2カムフォロアと第2カムとが接していない第3状態と、第1カムフォロアと第1カムとが接しており、かつ、第2カムフォロアと第2カムとが接していない第4状態とが現れる。
本発明の第2の局面に基づく血液浄化装置は、血液回路に組み込まれた血液浄化器と、血液回路に組み込まれ、血液浄化器内に透析液を供給する透析液貯液部と、血液回路に組み込まれ、血液浄化器より血液回路の上流側または下流側に補液を供給する補液貯液部と、血液回路に組み込まれ、血液浄化器から排出された排液を貯える排液貯液部と、透析液貯液部を支持する第1支持部材と、排液貯液部を支持する第2支持部材と、補液貯液部を支持する第3支持部材と、第1支持部材、第2支持部材および第3支持部材の荷重を測定する秤と、一端部から他端部まで延在して第1支持部材と秤とを接続し、第1カムフォロアが設けられている第1リンク部と、一端部から他端部まで延在して第2支持部材と秤とを接続し、第2カムフォロアが設けられている第2リンク部と、一端部から他端部まで延在して第3支持部材と秤とを接続し、第3カムフォロアが設けられている第3リンク部と、第1カムフォロアと接する第1カムと、第2カムフォロアと接する第2カムと、第3カムフォロアと接する第3カムと、第1カム、第2カムおよび第3カムを駆動するカム駆動部とを備える。第1リンク部には、回動可能に支持される支点部と、第1支持部材に押圧される一端部と、秤を押圧する他端部とが設けられている。第2リンク部には、回動可能に支持される支点部と、第2支持部材に押圧される一端部と、秤を押圧する他端部とが設けられている。第3リンク部には、回動可能に支持される支点部と、第3支持部材に押圧される一端部と、秤を押圧する他端部とが設けられている。第1カムフォロアと第1カムとが接していないとき、秤が第1リンク部の他端部から押圧されて第1支持部材の荷重を測定し、第1カムフォロアと第1カムとが接しているとき、秤は第1リンク部の他端部から押圧されていない。第2カムフォロアと第2カムとが接していないとき、秤が第2リンク部の他端部から押圧されて第2支持部材の荷重を測定し、第2カムフォロアと第2カムとが接しているとき、秤は第2リンク部の他端部から押圧されていない。第3カムフォロアと第3カムとが接していないとき、秤が第3リンク部の他端部から押圧されて第3支持部材の荷重を測定し、第3カムフォロアと第3カムとが接しているとき、秤は第3リンク部の他端部から押圧されていない。
本発明の一形態においては、カム駆動部が第1カム、第2カムおよび第3カムを駆動することにより、第1カムフォロアと第1カムとが接しており、かつ、第2カムフォロアと第2カムとが接しており、かつ、第3カムフォロアと第3カムとが接している第1状態と、第1カムフォロアと第1カムとが接しておらず、かつ、第2カムフォロアと第2カムとが接しており、かつ、第3カムフォロアと第3カムとが接している第2状態と、第1カムフォロアと第1カムとが接しており、かつ、第2カムフォロアと第2カムとが接しており、かつ、第3カムフォロアと第3カムとが接していない第3状態と、第1カムフォロアと第1カムとが接しておらず、かつ、第2カムフォロアと第2カムとが接しておらず、かつ、第3カムフォロアと第3カムとが接していない第4状態と、第1カムフォロアと第1カムとが接しており、かつ、第2カムフォロアと第2カムとが接しておらず、かつ、第3カムフォロアと第3カムとが接している第5状態とが現れる。
本発明の一形態においては、第1状態において、秤が0点調整される。
本発明の一形態においては、秤がロードセルである。
本発明の一形態においては、第1リンク部において、第1リンク部の一端部と他端部とを最短で繋ぐ方向に直交する方向から見て、支点部と一端部との距離が、支点部と他端部との距離より長い。
本発明の一形態においては、第2リンク部において、第2リンク部の一端部と他端部とを最短で繋ぐ方向に直交する方向から見て、支点部と他端部との距離が、支点部と一端部との距離より長い。
本発明の一形態においては、第3リンク部において、第3リンク部の一端部と他端部とを最短で繋ぐ方向に直交する方向から見て、支点部と一端部との距離が、支点部と他端部との距離より長い。
本発明の一形態においては、第1リンク部は、第1リンク部と直交する第1リンク部の厚さ方向に突出し、第1カムフォロアを支持するアーム部を含む。第2リンク部は、第2リンク部と直交する第2リンク部の厚さ方向に突出し、第2カムフォロアを支持するアーム部を含む。第1リンク部において、第1リンク部の一端部と他端部とを最短で繋ぐ方向に直交する方向から見て、支点部とアーム部との距離が、支点部と一端部との距離より長い。第2リンク部において、第2リンク部の一端部と他端部とを最短で繋ぐ方向に直交する方向から見て、支点部とアーム部との距離が、支点部と一端部との距離より長い。
本発明の一形態においては、第1リンク部は、第1リンク部と直交する第1リンク部の厚さ方向に突出し、第1カムフォロアを支持するアーム部を含む。第2リンク部は、第2リンク部と直交する第2リンク部の厚さ方向に突出し、第2カムフォロアを支持するアーム部を含む。第3リンク部は、第3リンク部と直交する第3リンク部の厚さ方向に突出し、第3カムフォロアを支持するアーム部を含む。第1リンク部において、第1リンク部の一端部と他端部とを最短で繋ぐ方向に直交する方向から見て、支点部とアーム部との距離が、支点部と一端部との距離より長い。第2リンク部において、第2リンク部の一端部と他端部とを最短で繋ぐ方向に直交する方向から見て、支点部とアーム部との距離が、支点部と一端部との距離より長い。第3リンク部において、第3リンク部の一端部と他端部とを最短で繋ぐ方向に直交する方向から見て、支点部とアーム部との距離が、支点部と一端部との距離より長い。
本発明の一形態においては、血液浄化装置は、第1リンク部の他端部と秤との間、および、第2リンク部の他端部と秤との間に位置し、秤に対して接離可能に設けられている板状部材をさらに備える。第1リンク部の他端部は、板状部材を間に挟んで秤を押圧する。第2リンク部の他端部は、板状部材を間に挟んで秤を押圧する。
本発明の一形態においては、血液浄化装置は、第1リンク部の他端部と秤との間、第2リンク部の他端部と秤との間、および、第3リンク部の他端部と秤との間に位置し、秤に対して接離可能に設けられている板状部材をさらに備える。第1リンク部の他端部は、板状部材を間に挟んで秤を押圧する。第2リンク部の他端部は、板状部材を間に挟んで秤を押圧する。第3リンク部の他端部は、板状部材を間に挟んで秤を押圧する。
本発明の一形態においては、板状部材は、一方の主面に1つの凸部を有する。凸部は、秤と接触する。
本発明の一形態においては、板状部材は、凸部を間に挟む2つの貫通孔を有し、かつ、2つの貫通孔に挿通された軸に沿って移動することにより、秤に対して接離する。
本発明の一形態においては、凸部が、ドーム状である。
本発明によれば、除水量を正確に測定できる。
本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の一部の構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の第1支持部材、第2支持部材および第3支持部材の周辺の構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の第1支持部材、第2支持部材および第3支持部材の周辺の構成を、図3とは異なる角度から見て示す斜視図である。 本発明の実施形態1に係る血液浄化装置のカム駆動部の構成を示す斜視図である。 図3に示す第1支持部材、第2支持部材および第3支持部材を矢印VI方向から見た図である。 本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の板状部材の構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の第2状態を示す回路図である。 本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の第3状態を示す回路図である。 本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の第4状態を示す回路図である。 本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の第5状態を示す回路図である。 本発明の実施形態2に係る血液浄化装置の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態2に係る血液浄化装置の第2状態を示す回路図である。 本発明の実施形態2に係る血液浄化装置の第3状態を示す回路図である。 本発明の実施形態2に係る血液浄化装置の第4状態を示す回路図である。
以下、本発明の各実施形態に係る血液浄化装置について図面を参照して説明する。以下の実施形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
以下の実施形態の説明においては、血液浄化装置として、持続緩徐式血液浄化療法(Continuous Renal Replacement Therapy:CRRT)に用いられる血液浄化装置について説明する。ただし、血液浄化装置は、持続的血液濾過透析法(continuous hemodiafiltration:CHDF)、持続的血液ろ過法(continuous hemofiltration:CHF)、および、持続的血液透析法(continuous hemodialysis:CHD)のいずれかに用いられる血液浄化装置であってもよい。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の構成を示す回路図である。図2は、本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の一部の構成を示す斜視図である。図3は、本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の第1支持部材、第2支持部材および第3支持部材の周辺の構成を示す斜視図である。図4は、本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の第1支持部材、第2支持部材および第3支持部材の周辺の構成を、図3とは異なる角度から見て示す斜視図である。図5は、本発明の実施形態1に係る血液浄化装置のカム駆動部の構成を示す斜視図である。図6は、図3に示す第1支持部材、第2支持部材および第3支持部材を矢印VI方向から見た図である。図7は、本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の板状部材の構成を示す斜視図である。
図1〜図7に示すように、本発明の実施形態1に係る血液浄化装置100は、血液浄化器120と、透析液貯液部140と、補液貯液部150と、排液貯液部137と、透析液管路142と、補液管路152と、排液管路130と、第1ポンプ160と、第2ポンプ161と、第3ポンプ162と、第1支持部材180と、第2支持部材191と、第3支持部材185と、第1リンク部10と、第2リンク部20と、第3リンク部30と、第1カム172と、第2カム173と、第3カム175と、カム駆動部と、秤139とを備える。
血液浄化器120は、たとえば中空糸膜からなる半透膜を内部に含んでいる。血液浄化器120は、血液入口121および血液出口122を有している。血液入口121には、上流側血液管路110が接続されている。血液出口122には、下流側血液管路116が接続されている。
上流側血液管路110には、血液を送り出す血液ポンプ111が設けられている。上流側血液管路110の途中には、動脈側ドリップチャンバ112が設けられている。動脈側ドリップチャンバ112には、血液の圧力を測定する上流側圧力測定装置113が設けられている。患者の動脈から採取された血液は、上流側血液管路110を流れる途中で動脈側ドリップチャンバ112を通過する際に圧力を測定された後、血液入口121から血液浄化器120内に流入する。
下流側血液管路116の途中には、静脈側ドリップチャンバ114が設けられている。静脈側ドリップチャンバ114には、血液の圧力を測定する下流側圧力測定装置115が設けられている。血液浄化器120によって浄化された血液は、下流側血液管路116を流れる途中で静脈側ドリップチャンバ114を通過する際に圧力を測定された後、患者の静脈に返される。このように、血液浄化器120は、血液回路に組み込まれている。静脈側ドリップチャンバ114は、補液管路152と接続されている。なお、補液管路152が、静脈側ドリップチャンバ114の代わりに動脈側ドリップチャンバ112に接続されていてもよい。
血液浄化器120は、透析液入口124および排液出口123をさらに有している。透析液入口124には、透析液管路142が接続されている。排液出口123には、排液管路130が接続されている。
透析液管路142の上流端は、透析液141を供給する透析液貯液部140と接続されている。透析液管路142には、透析液141を設定流量Qdで送り出す第1ポンプ160が接続されている。第1ポンプ160は、ローラ式ポンプである。透析液管路142を流れた透析液141は、血液浄化器120内に供給される。このように、透析液貯液部140は、血液回路に組み込まれている。
補液管路152の上流端は、補液151を供給する補液貯液部150と接続されている。補液管路152には、補液151を設定流量Qsで送り出す第2ポンプ161が接続されている。第2ポンプ161は、ローラ式ポンプである。
補液管路152を流れた補液151は、静脈側ドリップチャンバ114内に供給される。すなわち、補液管路152は、血液浄化器120より血液回路の下流側に補液151を供給する。補液管路152が動脈側ドリップチャンバ112に接続されている場合には、補液管路152は、血液浄化器120より血液回路の上流側に補液151を供給する。このように、補液貯液部150は、血液回路に組み込まれている。
排液管路130の下流端は、血液浄化器120から排出された排液138を貯える排液貯液部137と接続されている。排液管路130には、排液管路130を流れる排液138を設定流量Quで送り出す第3ポンプ162が接続されている。第3ポンプ162は、ローラ式ポンプである。このように、排液貯液部137は、血液回路に組み込まれている。
第1支持部材180は、透析液貯液部140を支持している。具体的には、第1支持部材180は、垂直方向に延在している。第1支持部材180の上部に、水平方向に延在する第1懸架部181が設けられている。第1懸架部181には、透析液貯液部140が吊るされる第1フック182が設けられている。第1支持部材180の下端は、第1リンク部10の一端部13上に載置されている。
上記のように、第1支持部材180は、第1懸架部181および第1フック182を含んでいる。第1支持部材180は、図示しない転倒防止機構によって、転倒しないように支えられている。
第2支持部材191は、排液貯液部137を支持している。具体的には、第2支持部材191は、水平方向に延在する部分と、垂直方向に延在する部分と、底板とを含んでいる。第2支持部材191の水平方向に延在する部分が、第2リンク部20の一端部23上に載置されている。第2支持部材191の垂直方向に延在する部分は、第2支持部材191の水平方向に延在する部分の両端の各々から下方に向けて延在している。第2支持部材191の垂直方向に延在する部分の下端同士は、底板によって繋がれている。底板上に、排液貯液部137が載置されている。第2支持部材191は、図示しない転倒防止機構によって、転倒しないように支えられている。
第3支持部材185は、補液貯液部150を支持している。具体的には、第3支持部材185は、垂直方向に延在している。第3支持部材185の上部に、水平方向に延在する第2懸架部186が設けられている。第2懸架部186には、補液貯液部150が吊るされる第2フック183が設けられている。第3支持部材185の下端は、第3リンク部30の一端部33上に載置されている。
上記のように、第3支持部材185は、第2懸架部186および第2フック183を含んでいる。第3支持部材185は、図示しない転倒防止機構によって、転倒しないように支えられている。
第1リンク部10は、互いに重ね合わされた2枚のリンク11を含む。第1リンク部10は、一端部13から他端部14まで延在し、一端部13と他端部14との間に回動可能に支持される支点部12が設けられている。一端部13、他端部14および支点部12の各々には、ベアリングが取り付けられている。第1リンク部10には、ベアリングからなる第1カムフォロア184が設けられている。第1リンク部10は、第1リンク部10と直交する第1リンク部10の厚さ方向に突出し、第1カムフォロア184を支持するアーム部15を含む。アーム部15は、第1カムフォロア184の回転軸となるピンを含む。
本実施形態においては、図6に示すように、第1リンク部10において、第1リンク部10の一端部13と他端部14とを最短で繋ぐ方向に直交する方向から見て、支点部12と一端部13との距離L11は、支点部12と他端部14との距離L12と等しい。なお、距離L11は、一端部13に設けられているベアリングの中心軸と、支点部12に設けられているベアリングの中心軸との間の距離である。距離L12は、他端部14に設けられているベアリングの中心軸と、支点部12に設けられているベアリングの中心軸との間の距離である。
また、第1リンク部10において、第1リンク部10の一端部13と他端部14とを最短で繋ぐ方向に直交する方向から見て、支点部12とアーム部15との距離L13は、支点部12と一端部13との距離L11より短い。なお、距離L13は、アーム部15のピンの中心軸と、支点部12に設けられているベアリングの中心軸との間の距離である。
第1リンク部10は、支点部12が回動可能に支持されていることにより、図4の矢印19で示すように上下方向に揺動可能とされている。図3に示すように、第1リンク部10は、第1支持部材180と秤139とを接続している。第1リンク部10の一端部13は、第1支持部材180に押圧されている。これにより、第1リンク部10の他端部14は、秤139を押圧している。すなわち、第1リンク部10は、てこの原理により、第1支持部材180の荷重を秤139に伝達している。
第2リンク部20は、互いに重ね合わされた2枚のリンク21を含む。第2リンク部20は、一端部23から他端部24まで延在し、一端部23と他端部24との間に回動可能に支持される支点部22が設けられている。一端部23、他端部24および支点部22の各々には、ベアリングが取り付けられている。第2リンク部20には、ベアリングからなる第2カムフォロア192が設けられている。第2リンク部20は、第2リンク部20と直交する第2リンク部20の厚さ方向に突出し、第2カムフォロア192を支持するアーム部25を含む。アーム部25は、互いに間隔をあけて対向している2枚のリンク、および、2枚のリンクを連結するとともに第2カムフォロア192の回転軸となるピンを含む。
本実施形態においては、図6に示すように、第2リンク部20において、第2リンク部20の一端部23と他端部24とを最短で繋ぐ方向に直交する方向から見て、支点部22と一端部23との距離L21は、支点部22と他端部24との距離L22と等しい。なお、距離L21は、一端部23に設けられているベアリングの中心軸と、支点部22に設けられているベアリングの中心軸との間の距離である。距離L22は、他端部24に設けられているベアリングの中心軸と、支点部22に設けられているベアリングの中心軸との間の距離である。
また、第2リンク部20において、第2リンク部20の一端部23と他端部24とを最短で繋ぐ方向に直交する方向から見て、支点部22とアーム部25との距離L23は、支点部22と一端部23との距離L21より短い。なお、距離L23は、アーム部25を構成する2枚のリンクの中間位置と、支点部22に設けられているベアリングの中心軸との間の距離である。
第2リンク部20は、支点部22が回動可能に支持されていることにより、図4の矢印29で示すように上下方向に揺動可能とされている。図2〜4に示すように、第2リンク部20は、第2支持部材191と秤139とを接続している。第2リンク部20の一端部23は、第2支持部材191に押圧されている。これにより、第2リンク部20の他端部24は、秤139を押圧している。すなわち、第2リンク部20は、てこの原理により、第2支持部材191の荷重を秤139に伝達している。
第3リンク部30は、互いに重ね合わされた2枚のリンク31を含む。第3リンク部30は、一端部33から他端部34まで延在し、一端部33と他端部34との間に回動可能に支持される支点部32が設けられている。一端部33、他端部34および支点部32の各々には、ベアリングが取り付けられている。第3リンク部30には、ベアリングからなる第3カムフォロア187が設けられている。第3リンク部30は、第3リンク部30と直交する第3リンク部30の厚さ方向に突出し、第3カムフォロア187を支持するアーム部35を含む。アーム部35は、第3カムフォロア187の回転軸となるピンを含む。
本実施形態においては、図6に示すように、第3リンク部30において、第3リンク部30の一端部33と他端部34とを最短で繋ぐ方向に直交する方向から見て、支点部32と一端部33との距離L31は、支点部32と他端部34との距離L32と等しい。なお、距離L31は、一端部33に設けられているベアリングの中心軸と、支点部32に設けられているベアリングの中心軸との間の距離である。距離L32は、他端部34に設けられているベアリングの中心軸と、支点部32に設けられているベアリングの中心軸との間の距離である。
また、第3リンク部30において、第3リンク部30の一端部33と他端部34とを最短で繋ぐ方向に直交する方向から見て、支点部32とアーム部35との距離L33は、支点部32と一端部33との距離L31より短い。なお、距離L33は、アーム部35のピンの中心軸と、支点部32に設けられているベアリングの中心軸との間の距離である。
第3リンク部30は、支点部32が回動可能に支持されていることにより、図4の矢印39で示すように上下方向に揺動可能とされている。図3に示すように、第3リンク部30は、第3支持部材185と秤139とを接続している。第3リンク部30の一端部33は、第3支持部材185に押圧されている。これにより、第3リンク部30の他端部34は、秤139を押圧している。すなわち、第3リンク部30は、てこの原理により、第3支持部材185の荷重を秤139に伝達している。
図5に示すように、第1カム172は、第1カムフォロア184と接する。第1カム172は、回転軸となる第1カムシャフト176と接続されている。第1カムシャフト176の外周には、プーリが取り付けられている。
第2カム173は、第2カムフォロア192と接する。第2カム173は、回転軸となる第2カムシャフト177と接続されている。第2カムシャフト177の外周には、プーリが取り付けられている。
第3カム175は、第3カムフォロア187と接する。第3カム175は、回転軸となる第3カムシャフト178と接続されている。第3カムシャフト178の外周には、プーリが取り付けられている。
カム駆動部は、モータ170とベルト179とを含む。ベルト179は、モータ170のモータシャフト171と第1カムシャフト176と第2カムシャフト177と第3カムシャフト178とに、巻き掛けられている。モータ170が駆動してモータシャフト171が回転することにより、ベルト179で連結されている第1カムシャフト176と第2カムシャフト177と第3カムシャフト178とが連動して回転する。このようにして、カム駆動部は、第1カム172、第2カム173および第3カム175を駆動する。図1に示すように、モータシャフト171には、ポジションセンサ174が設けられている。
秤139は、第1支持部材180、第2支持部材191および第3支持部材185の荷重を測定する。本実施形態においては、秤139はロードセルである。ただし、秤139は、ロードセルに限られず、ばねばかりなどであってもよい。
本実施形態に係る血液浄化装置100は、図3,4,5,7に示すように、板状部材40をさらに備える。板状部材40は、第1リンク部10の他端部14と秤139との間、第2リンク部20の他端部24と秤139との間、および、第3リンク部30の他端部34と秤139との間に位置している。板状部材40は、秤139に対して接離可能に設けられている。
第1リンク部10の他端部14は、板状部材40を間に挟んで秤139を押圧する。第2リンク部20の他端部24は、板状部材40を間に挟んで秤139を押圧する。第3リンク部30の他端部34は、板状部材40を間に挟んで秤139を押圧する。
図4,7に示すように、板状部材40は、一方の主面に1つの凸部41を有する。凸部41は、ドーム状である。ただし、凸部41の形状は、ドーム状に限られず、直方体状などであってもよい。
板状部材40は、凸部41を間に挟む2つの貫通孔を有する。本実施形態においては、2つの貫通孔の各々に、ベアリング42が嵌入されている。図3〜5に示すように、2つのベアリング42の各々には、軸50が挿入されている。軸50は、垂直方向に延在している。板状部材40は、軸50に沿って上下に移動する。板状部材40は、上下に移動することにより、秤139に対して接離する。板状部材40の凸部41が、秤139と接触する。
第1カムフォロア184と第1カム172とが接していないとき、秤139が第1リンク部10の他端部14から押圧されて第1支持部材180の荷重を測定し、第1カムフォロア184と第1カム172とが接しているとき、秤139は第1リンク部10の他端部14から押圧されていない。
第2カムフォロア192と第2カム173とが接していないとき、秤139が第2リンク部20の他端部24から押圧されて第2支持部材191の荷重を測定し、第2カムフォロア192と第2カム173とが接しているとき、秤139は第2リンク部20の他端部24から押圧されていない。
第3カムフォロア187と第3カム175とが接していないとき、秤139が第3リンク部30の他端部34から押圧されて第3支持部材185の荷重を測定し、第3カムフォロア187と第3カム175とが接しているとき、秤139は第3リンク部30の他端部34から押圧されていない。
以下、本実施形態に係る血液浄化装置100において、除水量を測定するための動作について説明する。
まず、血液ポンプ111、第1ポンプ160、第2ポンプ161および第3ポンプ162を稼働させることにより、透析液貯液部140から設定流量Qdで透析液141を供給し、補液貯液部150から設定流量Qsで補液151を供給し、排液貯液部137に設定流量Quで排液を流入させる。
モータ170を稼働させて、モータシャフト171を回転させることにより、図1に示すように、第1カムフォロア184と第1カム172とが接しており、かつ、第2カムフォロア192と第2カム173とが接しており、かつ、第3カムフォロア187と第3カム175とが接している第1状態となる。
第1状態においては、秤139は、第1リンク部10の他端部14、第2リンク部20の他端部24、および、第3リンク部30の他端部34、の各々から押圧されていない。よって、秤139には荷重が負荷されていない。本実施形態においては、第1状態において、秤139が0点調整される。すなわち、第1状態において、秤139の測定値が0からずれている場合には、秤139の測定値を0にする。
図8は、本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の第2状態を示す回路図である。図8に示すように、モータシャフト171が回転して、第1カムフォロア184と第1カム172とが接しておらず、かつ、第2カムフォロア192と第2カム173とが接しており、かつ、第3カムフォロア187と第3カム175とが接している第2状態となる。
第2状態においては、秤139は、第1リンク部10の他端部14から押圧されて、第1支持部材180の荷重を測定している。第2状態である間に、秤139によって、透析液貯液部140の重量変化を測定することにより、Qdを実測することができる。
実際の流量Qdと設定流量Qdとの間に差がある場合には、第1ポンプ160の出力を調整する。具体的には、実際の流量Qdが設定流量Qdより大きい場合には、第1ポンプ160の出力を低くする。実際の流量Qdが設定流量Qdより小さい場合には、第1ポンプ160の出力を高くする。このように実際の流量Qdの測定値に基づいて第1ポンプ160の出力を自動で調整する制御部を、血液浄化装置100が備えていることが好ましい。
図9は、本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の第3状態を示す回路図である。図9に示すように、モータシャフト171が回転して、第1カムフォロア184と第1カム172とが接しており、かつ、第2カムフォロア192と第2カム173とが接しており、かつ、第3カムフォロア187と第3カム175とが接していない第3状態となる。
第3状態においては、秤139は、第3リンク部30の他端部34から押圧されて、第3支持部材185の荷重を測定している。第3状態である間に、秤139によって、補液貯液部150の重量変化を測定することにより、Qsを実測することができる。
実際の流量Qsと設定流量Qsとの間に差がある場合には、第2ポンプ161の出力を調整する。具体的には、実際の流量Qsが設定流量Qsより大きい場合には、第2ポンプ161の出力を低くする。実際の流量Qsが設定流量Qsより小さい場合には、第2ポンプ161の出力を高くする。このように実際の流量Qsの測定値に基づいて第2ポンプ161の出力を自動で調整する制御部を、血液浄化装置100が備えていることが好ましい。
図10は、本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の第4状態を示す回路図である。図10に示すように、モータシャフト171が回転して、第1カムフォロア184と第1カム172とが接しておらず、かつ、第2カムフォロア192と第2カム173とが接しておらず、第3カムフォロア187と第3カム175とが接していない第4状態となる。
第4状態においては、秤139は、第1リンク部10の他端部14、第2リンク部20の他端部24、および、第3リンク部30の他端部34、の各々から押圧されて、第1支持部材180、第2支持部材191および第3支持部材185の荷重を測定している。第4状態である間に、秤139によって、透析液貯液部140、補液貯液部150および排液貯液部137の重量変化を測定することにより、除水流量である、Qu−(Qd+Qs)を実測することができる。
図11は、本発明の実施形態1に係る血液浄化装置の第5状態を示す回路図である。図11に示すように、モータシャフト171が回転して、第1カムフォロア184と第1カム172とが接しており、かつ、第2カムフォロア192と第2カム173とが接しておらず、かつ、第3カムフォロア187と第3カム175とが接している第5状態となる。
第5状態においては、秤139は、第2リンク部20の他端部24から押圧されて、第2支持部材191の荷重を測定している。第5状態である間に、秤139によって、排液貯液部137の重量変化を測定することにより、Quを実測することができる。
実際の流量Quと設定流量Quとの間に差がある場合には、第3ポンプ162の出力を調整する。具体的には、実際の流量Quが設定流量Quより大きい場合には、第3ポンプ162の出力を低くする。実際の流量Quが設定流量Quより小さい場合には、第3ポンプ162の出力を高くする。このように実際の流量Quの測定値に基づいて第3ポンプ162の出力を自動で調整する制御部を、血液浄化装置100が備えていることが好ましい。
モータシャフト171がさらに回転することにより、図8に示す血液浄化装置の第1状態に戻る。第2状態でのQdの実測値と第3状態でのQsの実測値との加算値と、第5状態でのQuの実測値とを、減算することにより実際の除水流量を算出することができる。
すなわち、本実施形態に係る血液浄化装置100においては、第1状態において秤139が0点調整され、第2状態、第3状態、第4状態および第5状態における秤139の測定値の変化量から、除水流量を算出することができる。また、本実施形態に係る血液浄化装置100においては、実際の流量Qd、実際の流量Qs、および、実際の流量Quの全てを測定することができる。
本実施形態に係る血液浄化装置100は、1つの秤139で荷重を測定するため、除水流量を正確に測定できる。秤139の0点調整を一定間隔毎行なうことにより、除水流量を正確に測定できる。モータシャフト171を回転させることによって、第1状態から第5状態まで切り替えているため、各状態の切り替え間隔を正確に維持することができる。血液浄化装置100の稼働時間と実際の除水流量との積から除水量を正確に測定できる。上記の第1状態から第5状態まで切り替える一連の動作を一定間隔毎に繰り返し行なって、第1ポンプ160、第2ポンプ161および第3ポンプ162の出力を調整することにより、除水量を正確に維持することができる。
本実施形態に係る血液浄化装置100は、平面視にて、秤139が装置の中心側に配置され、第1支持部材180、第2支持部材191および第3支持部材185の各々が略同一円周上に配置されていることにより、小型化が図られている。
本実施形態においては、距離L11=距離L12、距離L21=距離L22、距離L31=距離L32であったが、各距離の関係はこれに限られない。たとえば、距離L11>距離L12であってもよい。この場合、第1支持部材180の荷重が、秤139に増幅されて伝達される。その結果、透析液貯液部140の重量変化の測定感度を上げることができる。これにより、実際の流量Qdを高精度に測定することができる。
距離L21<距離L22であってもよい。この場合、第2支持部材191の荷重が、秤139に低減されて伝達される。その結果、透析液貯液部140の重量変化の測定感度を下げることができる。これにより、秤139として、最大測定荷重の小さい秤を用いることが可能となる。
距離L31>距離L32であってもよい。この場合、第3支持部材185の荷重が、秤139に増幅されて伝達される。その結果、補液貯液部150の重量変化の測定感度を上げることができる。これにより、実際の流量Qsを高精度に測定することができる。
なお、上記のように各距離の関係を変更した場合には、秤139の実際の測定荷重に対して補正して重量表示を行なうアルゴリズムが適用される。
本実施形態においては、距離L11>距離L13、距離L21>距離L23、距離L31>距離L33であったが、各距離の関係はこれに限られない。たとえば、距離L11<距離L13であってもよい。この場合、第1カムフォロア184から第1カム172に伝達される荷重を低減することができる。その結果、第1カム172、第1カムフォロア184およびアーム部15の各々の必要強度を低減することができる。これにより、第1カム172、第1カムフォロア184およびアーム部15の各々を小型化することができる。
距離L21<距離L23であってもよい。この場合、第2カムフォロア192から第2カム173に伝達される荷重を低減することができる。その結果、第2カム173、第2カムフォロア192およびアーム部25の各々の必要強度を低減することができる。これにより、第2カム173、第2カムフォロア192およびアーム部25の各々を小型化することができる。
距離L31<距離L33であってもよい。この場合、第3カムフォロア187から第3カム175に伝達される荷重を低減することができる。その結果、第3カム175、第3カムフォロア187およびアーム部35の各々の必要強度を低減することができる。これにより、第3カム175、第3カムフォロア187およびアーム部35の各々を小型化することができる。
本実施形態においては、第1支持部材180の荷重、第2支持部材191の荷重および第3支持部材185の荷重の各々を板状部材40に伝達し、荷重を受けた板状部材40が軸50に沿って移動して凸部41と秤139とが接触することにより、秤139が荷重を測定している。このように、秤139に作用する荷重の負荷方向、および、秤139に荷重が作用する位置を、一定にすることにより、バラツキの少ない測定をすることができる。
(実施形態2)
以下、本発明の実施形態2に係る血液浄化装置について説明する。なお、本発明の実施形態2に係る血液浄化装置200は、透析液貯液部および補液貯液部が第1支持部材に支持され、第3支持部材、第3リンク部および第3カムが設けられていない点が主に、実施形態1に係る血液浄化装置100と異なるため、実施形態1に係る血液浄化装置100と同様である構成については同一の参照符号を付してその説明を繰り返さない。
なお、血液浄化装置200がCHDに用いられる場合、血液浄化装置200は、補液貯液部150、補液管路152および第2ポンプ161を含まない。血液浄化装置200がCHFに用いられる場合、血液浄化装置200は、透析液貯液部140、透析液管路142および第1ポンプ160を含まない。
図12は、本発明の実施形態2に係る血液浄化装置の構成を示す回路図である。図12に示すように、本発明の実施形態2に係る血液浄化装置200においては、第1支持部材180は、透析液貯液部140および補液貯液部150を支持している。
具体的には、第1支持部材180は、垂直方向に延在している。第1支持部材180の上部に、水平方向に延在する第1懸架部181および第2懸架部186が設けられている。第1懸架部181には、透析液貯液部140が吊るされる第1フック182が設けられている。第2懸架部186には、補液貯液部150が吊るされる第2フック183が設けられている。
以下、本実施形態に係る血液浄化装置200において、除水量を測定するための動作について説明する。
まず、血液ポンプ111、第1ポンプ160、第2ポンプ161および第3ポンプ162を稼働させることにより、透析液貯液部140から設定流量Qdで透析液141を供給し、補液貯液部150から設定流量Qsで補液151を供給し、排液貯液部137に設定流量Quで排液を流入させる。
モータ170を稼働させて、モータシャフト171を回転させることにより、図12に示すように、第1カムフォロア184と第1カム172とが接しており、かつ、第2カムフォロア192と第2カム173とが接している第1状態となる。
第1状態においては、秤139は、第1リンク部10の他端部14および第2リンク部20の他端部24の各々から押圧されていない。よって、秤139には荷重が負荷されていない。本実施形態においては、第1状態において、秤139が0点調整される。
図13は、本発明の実施形態2に係る血液浄化装置の第2状態を示す回路図である。図13に示すように、モータシャフト171が回転して、第1カムフォロア184と第1カム172とが接しておらず、かつ、第2カムフォロア192と第2カム173とが接している第2状態となる。
第2状態においては、秤139は、第1リンク部10の他端部14から押圧されて、第1支持部材180の荷重を測定している。第2状態である間に、秤139によって、透析液貯液部140および補液貯液部150の重量変化を測定することにより、(Qd+Qs)を実測することができる。なお、血液浄化装置200がCHDに用いられる場合は、Qdを実測することができる。血液浄化装置200がCHFに用いられる場合は、Qsを実測することができる。
図14は、本発明の実施形態2に係る血液浄化装置の第3状態を示す回路図である。図14に示すように、モータシャフト171が回転して、第1カムフォロア184と第1カム172とが接しておらず、かつ、第2カムフォロア192と第2カム173とが接していない第3状態となる。
第3状態においては、秤139は、第1リンク部10の他端部14および第2リンク部20の他端部24の各々から押圧されて、第1支持部材180および第2支持部材191の荷重を測定している。第3状態である間に、秤139によって、透析液貯液部140、補液貯液部150および排液貯液部137の重量変化を測定することにより、除水流量である、Qu−(Qd+Qs)を実測することができる。なお、血液浄化装置200がCHDに用いられる場合は、Qu−Qdを実測することができる。血液浄化装置200がCHFに用いられる場合は、Qu−Qsを実測することができる。
図15は、本発明の実施形態2に係る血液浄化装置の第4状態を示す回路図である。図15に示すように、モータシャフト171が回転して、第1カムフォロア184と第1カム172とが接しており、かつ、第2カムフォロア192と第2カム173とが接していない第4状態となる。
第4状態においては、秤139は、第2リンク部20の他端部24から押圧されて、第2支持部材191の荷重を測定している。第4状態である間に、秤139によって、排液貯液部137の重量変化を測定することにより、Quを実測することができる。
実際の流量Quと設定流量Quとの間に差がある場合には、第3ポンプ162の出力を調整する。具体的には、実際の流量Quが設定流量Quより大きい場合には、第3ポンプ162の出力を低くする。実際の流量Quが設定流量Quより小さい場合には、第3ポンプ162の出力を高くする。このように実際の流量Quの測定値に基づいて第3ポンプ162の出力を自動で調整する制御部を、血液浄化装置200が備えていることが好ましい。
モータシャフト171がさらに回転することにより、図12に示す血液浄化装置の第1状態に戻る。第4状態でのQuの実測値と、第2状態での(Qd+Qs)の実測値とを減算することにより実際の除水流量を算出することができる。なお、血液浄化装置200がCHDに用いられる場合は、第4状態でのQuの実測値と、第2状態でのQdの実測値とを減算することにより実際の除水流量を算出することができる。血液浄化装置200がCHFに用いられる場合は、第4状態でのQuの実測値と、第2状態でのQsの実測値とを減算することにより実際の除水流量を算出することができる。
すなわち、本実施形態に係る血液浄化装置200においては、第1状態において秤139が0点調整され、第2状態、第3状態および第4状態における秤139の測定値の変化量から、除水流量を算出することができる。
本実施形態に係る血液浄化装置200は、1つの秤139で荷重を測定するため、除水流量を正確に測定できる。秤139の0点調整を一定間隔毎行なうことにより、除水流量を正確に測定できる。1本のモータシャフト171を回転させることによって、第1状態から第4状態まで切り替えているため、各状態の切り替え間隔を正確に維持することができる。血液浄化装置200の稼働時間と実際の除水流量との積から除水量を正確に測定できる。
上述した実施形態の説明において、組み合わせ可能な構成を相互に組み合わせてもよい。
なお、今回開示した上記実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
10 第1リンク部、11,21,31 リンク、12,22,32 支点部、13,23,33 一端部、14,24,34 他端部、15,25,35 アーム部、20 第2リンク部、30 第3リンク部、40 板状部材、41 凸部、42 ベアリング、50 軸、100,200 血液浄化装置、110 上流側血液管路、111 血液ポンプ、112 動脈側ドリップチャンバ、113 上流側圧力測定装置、114 静脈側ドリップチャンバ、115 下流側圧力測定装置、116 下流側血液管路、120 血液浄化器、121 血液入口、122 血液出口、123 排液出口、124 透析液入口、130 排液管路、137 排液貯液部、138 排液、139 秤、140 透析液貯液部、141 透析液、142 透析液管路、150 補液貯液部、151 補液、152 補液管路、160 第1ポンプ、161 第2ポンプ、162 第3ポンプ、170 モータ、171 モータシャフト、172 第1カム、173 第2カム、174 ポジションセンサ、175 第3カム、176 第1カムシャフト、177 第2カムシャフト、178 第3カムシャフト、179 ベルト、180 第1支持部材、181 第1懸架部、182 第1フック、183 第2フック、184 第1カムフォロア、185 第3支持部材、186 第2懸架部、187 第3カムフォロア、191 第2支持部材、192 第2カムフォロア。

Claims (16)

  1. 血液回路に組み込まれた血液浄化器と、
    前記血液回路に組み込まれ、前記血液浄化器内に透析液を供給する透析液貯液部、および、前記血液回路に組み込まれ、前記血液浄化器より前記血液回路の上流側または下流側に補液を供給する補液貯液部、の少なくとも一方と、
    前記血液回路に組み込まれ、前記血液浄化器から排出された排液を貯える排液貯液部と、
    前記透析液貯液部および前記補液貯液部の少なくとも一方を支持する第1支持部材と、
    前記排液貯液部を支持する第2支持部材と、
    前記第1支持部材および前記第2支持部材の荷重を測定する秤と、
    一端部から他端部まで延在して前記第1支持部材と前記秤とを接続し、第1カムフォロアが設けられている第1リンク部と、
    一端部から他端部まで延在して前記第2支持部材と前記秤とを接続し、第2カムフォロアが設けられている第2リンク部と、
    前記第1カムフォロアと接する第1カムと、
    前記第2カムフォロアと接する第2カムと、
    前記第1カムおよび前記第2カムを駆動するカム駆動部とを備え、
    前記第1リンク部には、回動可能に支持される支点部と、前記第1支持部材に押圧される前記一端部と、前記秤を押圧する前記他端部とが設けられており、
    前記第2リンク部には、回動可能に支持される支点部と、前記第2支持部材に押圧される前記一端部と、前記秤を押圧する前記他端部とが設けられており、
    前記第1カムフォロアと前記第1カムとが接していないとき、前記秤が前記第1リンク部の前記他端部から押圧されて前記第1支持部材の荷重を測定し、前記第1カムフォロアと前記第1カムとが接しているとき、前記秤は前記第1リンク部の前記他端部から押圧されておらず、
    前記第2カムフォロアと前記第2カムとが接していないとき、前記秤が前記第2リンク部の前記他端部から押圧されて前記第2支持部材の荷重を測定し、前記第2カムフォロアと前記第2カムとが接しているとき、前記秤は前記第2リンク部の前記他端部から押圧されていない、血液浄化装置。
  2. 前記カム駆動部が前記第1カムおよび前記第2カムを駆動することにより、前記第1カムフォロアと前記第1カムとが接しており、かつ、前記第2カムフォロアと前記第2カムとが接している第1状態と、前記第1カムフォロアと前記第1カムとが接しておらず、かつ、前記第2カムフォロアと前記第2カムとが接している第2状態と、前記第1カムフォロアと前記第1カムとが接しておらず、かつ、前記第2カムフォロアと前記第2カムとが接していない第3状態と、前記第1カムフォロアと前記第1カムとが接しており、かつ、前記第2カムフォロアと前記第2カムとが接していない第4状態とが現れる、請求項1に記載の血液浄化装置。
  3. 血液回路に組み込まれた血液浄化器と、
    前記血液回路に組み込まれ、前記血液浄化器内に透析液を供給する透析液貯液部と、
    前記血液回路に組み込まれ、前記血液浄化器より前記血液回路の上流側または下流側に補液を供給する補液貯液部と、
    前記血液回路に組み込まれ、前記血液浄化器から排出された排液を貯える排液貯液部と、
    前記透析液貯液部を支持する第1支持部材と、
    前記排液貯液部を支持する第2支持部材と、
    前記補液貯液部を支持する第3支持部材と、
    前記第1支持部材、前記第2支持部材および前記第3支持部材の荷重を測定する秤と、
    一端部から他端部まで延在して前記第1支持部材と前記秤とを接続し、第1カムフォロアが設けられている第1リンク部と、
    一端部から他端部まで延在して前記第2支持部材と前記秤とを接続し、第2カムフォロアが設けられている第2リンク部と、
    一端部から他端部まで延在して前記第3支持部材と前記秤とを接続し、第3カムフォロアが設けられている第3リンク部と、
    前記第1カムフォロアと接する第1カムと、
    前記第2カムフォロアと接する第2カムと、
    前記第3カムフォロアと接する第3カムと、
    前記第1カム、前記第2カムおよび前記第3カムを駆動するカム駆動部とを備え、
    前記第1リンク部には、回動可能に支持される支点部と、前記第1支持部材に押圧される前記一端部と、前記秤を押圧する前記他端部とが設けられており、
    前記第2リンク部には、回動可能に支持される支点部と、前記第2支持部材に押圧される前記一端部と、前記秤を押圧する前記他端部とが設けられており、
    前記第3リンク部には、回動可能に支持される支点部と、前記第3支持部材に押圧される前記一端部と、前記秤を押圧する前記他端部とが設けられており、
    前記第1カムフォロアと前記第1カムとが接していないとき、前記秤が前記第1リンク部の前記他端部から押圧されて前記第1支持部材の荷重を測定し、前記第1カムフォロアと前記第1カムとが接しているとき、前記秤は前記第1リンク部の前記他端部から押圧されておらず、
    前記第2カムフォロアと前記第2カムとが接していないとき、前記秤が前記第2リンク部の前記他端部から押圧されて前記第2支持部材の荷重を測定し、前記第2カムフォロアと前記第2カムとが接しているとき、前記秤は前記第2リンク部の前記他端部から押圧されておらず、
    前記第3カムフォロアと前記第3カムとが接していないとき、前記秤が前記第3リンク部の前記他端部から押圧されて前記第3支持部材の荷重を測定し、前記第3カムフォロアと前記第3カムとが接しているとき、前記秤は前記第3リンク部の前記他端部から押圧されていない、血液浄化装置。
  4. 前記カム駆動部が前記第1カム、前記第2カムおよび前記第3カムを駆動することにより、前記第1カムフォロアと前記第1カムとが接しており、かつ、前記第2カムフォロアと前記第2カムとが接しており、かつ、前記第3カムフォロアと前記第3カムとが接している第1状態と、前記第1カムフォロアと前記第1カムとが接しておらず、かつ、前記第2カムフォロアと前記第2カムとが接しており、かつ、前記第3カムフォロアと前記第3カムとが接している第2状態と、前記第1カムフォロアと前記第1カムとが接しており、かつ、前記第2カムフォロアと前記第2カムとが接しており、かつ、前記第3カムフォロアと前記第3カムとが接していない第3状態と、前記第1カムフォロアと前記第1カムとが接しておらず、かつ、前記第2カムフォロアと前記第2カムとが接しておらず、かつ、前記第3カムフォロアと前記第3カムとが接していない第4状態と、前記第1カムフォロアと前記第1カムとが接しており、かつ、前記第2カムフォロアと前記第2カムとが接しておらず、かつ、前記第3カムフォロアと前記第3カムとが接している第5状態とが現れる、請求項3に記載の血液浄化装置。
  5. 前記第1状態において、前記秤が0点調整される、請求項2または請求項4に記載の血液浄化装置。
  6. 前記秤がロードセルである、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の血液浄化装置。
  7. 前記第1リンク部において、前記第1リンク部の前記一端部と前記他端部とを最短で繋ぐ方向に直交する方向から見て、前記支点部と前記一端部との距離が、前記支点部と前記他端部との距離より長い、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の血液浄化装置。
  8. 前記第2リンク部において、前記第2リンク部の前記一端部と前記他端部とを最短で繋ぐ方向に直交する方向から見て、前記支点部と前記他端部との距離が、前記支点部と前記一端部との距離より長い、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の血液浄化装置。
  9. 前記第3リンク部において、前記第3リンク部の前記一端部と前記他端部とを最短で繋ぐ方向に直交する方向から見て、前記支点部と前記一端部との距離が、前記支点部と前記他端部との距離より長い、請求項3または請求項4に記載の血液浄化装置。
  10. 前記第1リンク部は、前記第1リンク部と直交する前記第1リンク部の厚さ方向に突出し、前記第1カムフォロアを支持するアーム部を含み、
    前記第2リンク部は、前記第2リンク部と直交する前記第2リンク部の厚さ方向に突出し、前記第2カムフォロアを支持するアーム部を含み、
    前記第1リンク部において、前記第1リンク部の前記一端部と前記他端部とを最短で繋ぐ方向に直交する方向から見て、前記支点部と前記アーム部との距離が、前記支点部と前記一端部との距離より長く、
    前記第2リンク部において、前記第2リンク部の前記一端部と前記他端部とを最短で繋ぐ方向に直交する方向から見て、前記支点部と前記アーム部との距離が、前記支点部と前記一端部との距離より長い、請求項1または請求項2に記載の血液浄化装置。
  11. 前記第1リンク部は、前記第1リンク部と直交する前記第1リンク部の厚さ方向に突出し、前記第1カムフォロアを支持するアーム部を含み、
    前記第2リンク部は、前記第2リンク部と直交する前記第2リンク部の厚さ方向に突出し、前記第2カムフォロアを支持するアーム部を含み、
    前記第3リンク部は、前記第3リンク部と直交する前記第3リンク部の厚さ方向に突出し、前記第3カムフォロアを支持するアーム部を含み、
    前記第1リンク部において、前記第1リンク部の前記一端部と前記他端部とを最短で繋ぐ方向に直交する方向から見て、前記支点部と前記アーム部との距離が、前記支点部と前記一端部との距離より長く、
    前記第2リンク部において、前記第2リンク部の前記一端部と前記他端部とを最短で繋ぐ方向に直交する方向から見て、前記支点部と前記アーム部との距離が、前記支点部と前記一端部との距離より長く、
    前記第3リンク部において、前記第3リンク部の前記一端部と前記他端部とを最短で繋ぐ方向に直交する方向から見て、前記支点部と前記アーム部との距離が、前記支点部と前記一端部との距離より長い、請求項3または請求項4に記載の血液浄化装置。
  12. 前記第1リンク部の前記他端部と前記秤との間、および、前記第2リンク部の前記他端部と前記秤との間に位置し、前記秤に対して接離可能に設けられている板状部材をさらに備え、
    前記第1リンク部の前記他端部は、前記板状部材を間に挟んで前記秤を押圧し、
    前記第2リンク部の前記他端部は、前記板状部材を間に挟んで前記秤を押圧する、請求項1または請求項2に記載の血液浄化装置。
  13. 前記第1リンク部の前記他端部と前記秤との間、前記第2リンク部の前記他端部と前記秤との間、および、前記第3リンク部の前記他端部と前記秤との間に位置し、前記秤に対して接離可能に設けられている板状部材をさらに備え、
    前記第1リンク部の前記他端部は、前記板状部材を間に挟んで前記秤を押圧し、
    前記第2リンク部の前記他端部は、前記板状部材を間に挟んで前記秤を押圧し、
    前記第3リンク部の前記他端部は、前記板状部材を間に挟んで前記秤を押圧する、請求項3または請求項4に記載の血液浄化装置。
  14. 前記板状部材は、一方の主面に1つの凸部を有し、
    前記凸部が、前記秤と接触する、請求項12または請求項13に記載の血液浄化装置。
  15. 前記板状部材は、前記凸部を間に挟む2つの貫通孔を有し、かつ、該2つの貫通孔に挿通された軸に沿って移動することにより、前記秤に対して接離する、請求項14に記載の血液浄化装置。
  16. 前記凸部が、ドーム状である、請求項14または請求項15に記載の血液浄化装置。
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