JP6591930B2 - Guidance server, guidance method, and guidance program - Google Patents
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Description
本発明は、誘導サーバ、誘導方法および誘導プログラムに関する。 The present invention relates to a guidance server, a guidance method, and a guidance program.
金融機関の現金取引において、少額の取引を行う顧客向けに、現金容量の少ないタイプの小型現金機を複数台設置し、行員のアシストにより顧客の取引をサポートする運用方式がある。例えば、行員は、顧客による取引予定の金額を確認し、現金機を指定することで、顧客に対し入金や出金を行わせる。 In cash transactions at financial institutions, there is an operation method that supports customers' transactions with the assistance of bank employees by installing multiple small cash machines with small cash capacity for customers who make small transactions. For example, a bank clerk confirms the amount of a transaction planned by the customer and designates a cash machine to cause the customer to deposit or withdraw money.
ここで、引用文献1には、貨幣の入出金処理を行う取引装置内の貨幣数量に応じて、貨幣数量を増減させるための複数の誘導方法から1つ以上の誘導方法を選択し、選択した誘導方法で誘導を行う技術が開示されている。
Here, in
また、引用文献2には、予め定めた量を越える紙幣や硬貨の支払い金種がある場合に、予め定めた量を越える金種の紙幣や硬貨の支払いを現金ボックスから手払いで出金するか否かのガイダンスを表示し、手払いを承認する情報が入力されると、手払い以外の金種の紙幣や硬貨の支払いがある場合、その紙幣や硬貨の小束や棒金を現金処理機により出金する技術が開示されている。
Also, in
しかしながら、上記の従来技術では、現金取引を効率良く行わせることができるとは限らない。例えば、現金容量の少ない小型現金機では、入金された紙幣等により現金容量が満杯になりやすい、あるいは、格納されている現金がなくなりやすいといった傾向がある。そして、現金容量が満杯になったり、格納されている現金がなくなった現金機について、行員が現金の補充や回収作業を行う必要があり、作業中、顧客を待たせることになる。 However, the above-described conventional technology does not always allow cash transactions to be performed efficiently. For example, in a small cash machine with a small cash capacity, the cash capacity tends to be full due to deposited banknotes or the stored cash tends to be exhausted. Then, for a cash machine with a full cash capacity or no stored cash, the bank clerk needs to replenish and collect cash, and the customer is kept waiting during the work.
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、現金取引を効率良く行わせることができる誘導サーバ、誘導方法および誘導プログラムを提供することを目的とする。 The present application has been made in view of the above, and an object thereof is to provide a guidance server, a guidance method, and a guidance program capable of efficiently performing a cash transaction.
本願にかかる誘導サーバは、現金自動預け払い機を用いて現金の入出金が行われる予定の金額である入出予定金額を取得する取得部と、前記入出予定金額と、複数の前記現金自動預け払い機の各々の現在における現金の収納容量とに基づいて、前記複数の現金自動預け払い機の中から入出金可能な現金自動預け払い機を判定する判定部と、前記判定部により入出金可能と判定された現金自動預け払い機への誘導を行う誘導部とを有することを特徴とする。 The guidance server according to the present application includes an acquisition unit that acquires a deposit / withdrawal amount that is an amount of cash that is scheduled to be deposited / withdrawn using an automatic teller machine, the deposit / withdrawal amount, and a plurality of the automated teller machines. Based on the current cash storage capacity of each of the payment machines, a determination unit that determines an automatic teller machine that can deposit and withdraw from the plurality of automatic teller machines, and deposit and withdrawal are possible by the determination unit And a guiding unit that performs guidance to the automated teller machine.
実施形態の一態様によれば、現金取引を効率良く行わせることができるといった効果を奏する。 According to one aspect of the embodiment, there is an effect that cash transactions can be performed efficiently.
以下に、本願にかかる誘導サーバ、誘導方法および誘導プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願にかかる誘導サーバ、誘導方法および誘導プログラムが限定されるものではない。 Hereinafter, modes for implementing a guidance server, a guidance method, and a guidance program according to the present application (hereinafter referred to as “embodiments”) will be described in detail with reference to the drawings. Note that the guidance server, the guidance method, and the guidance program according to the present application are not limited by this embodiment.
〔1.誘導システム〕
まず、図1を用いて、実施形態にかかる誘導システムについて説明する。図1は、誘導システム全体の概略構成の一例を示す図である。誘導システム1は、現金取引(例えば、現金の入出金)を行うために順番待ちする顧客の順番を最適化し、最適化した順番で並ぶよう顧客を誘導する。図1の例では、誘導システム1は、現金自動預け払い機の一例である現金機として現金機10A〜10Cと、誘導サーバ100とを有する。そして、現金機10A〜10Cと、誘導サーバ100とは、ネットワークNを介して有線または無線により通信可能に接続される。
[1. Guidance system)
First, the guidance system according to the embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 1 is a diagram illustrating an example of a schematic configuration of the entire guidance system. The
なお、図1に示す誘導システム1には、現金機10A〜10Cといった3台の装置が含まれるが、この数に限定されるものではない。また、誘導システム1には、複数台の誘導サーバ100が含まれてもよい。また、現金機10A〜10Cの各装置を区別なく総称する場合には、「現金機10」と記載する場合がある。
The
現金機10は、現金の入出金等のサービスを利用者(例えば、顧客)に提供する装置である。具体的には、現金機10は、現金(例えば、紙幣や硬貨といった貨幣)、通帳、磁気カード等の受入口及び支払口や、取引に関する取引操作を利用者から受け付ける受付部、誘導サーバ100と通信を行う通信部等を有する。例えば、現金機10は、受付部によって所定の取引操作を利用者から受け付けた場合に、通信部を介して金融機関や貸金業者などの提供するサービスの取引を実行する。
The
ここで、実施形態にかかる現金機10は、紙幣や硬貨の種類(例えば、1万円、500円硬貨)毎に、収納可能な最大容量が決められている。また、かかる現金機10は、比較的小型の装置であり、一般的な大型の現金機と比較して、現金の最大容量は少なめに設定されている。このため、顧客が現金機10に入金しようとした場合、収納容量が満杯(フル)になってしまい全ての現金を入金することができないといった状況が起こりやすい。また、顧客が現金機10から出金しようとした場合、収納されている現金がなくなって(エンド)しまい全ての現金を出金することができないといった状況が起こりやすい。
Here, as for the
そして、このようなフルエンドが起こった場合、例えば、金融機関の行員は、対象の現金機10から現金を回収したり、現金を補充することになるが、回収補充作業中は顧客の取引を中断させることになるため、入出金の効率が悪くなりやすい。また、対象の現金機10に対して順番待ちしている顧客を、より長く待たせることにもなるため、例えば、金融機関への印象も悪化する可能性がある。
When such a full end occurs, for example, a bank employee of a financial institution collects cash from the
一方、大型の現金機であれば、最大容量が多いため、例えば、フルエンドは起こりにくいが、1台毎の運用コストが高いため、金融機関によっては、このような大型の現金機を複数台設置することができない場合がある。このため、金融機関によっては、小型の現金機10を複数台設置する場合がある。しかし、小型の現金機10を複数台設置したとしても、利用者が多い時間帯等によってはフルエンドが起こりやすい。
On the other hand, a large cash machine has a large maximum capacity, so for example, it is difficult for a full end to occur. However, since the operating cost of each machine is high, depending on the financial institution, multiple such large cash machines are installed. You may not be able to. For this reason, some
誘導サーバ100は、現金取引(例えば、現金の入出金)を行うために、現金機10に順番待ちする顧客の順番を最適化するための各種制御を行うサーバ装置である。また、誘導サーバ100は、最適化した順番で並ぶよう顧客を誘導するための処理を行う。上述したように、現金機10は、フルエンドしやすい傾向がある。例えば、1台の現金機10に対して4人の顧客が並んでおり3人目の出金により、かかる現金機10がエンドしてしまう可能性があるとする。ここで、4番目の顧客が入金予定の場合、この4番目の顧客を所定の順番まで繰り上げることで、現金機10がエンドすることを回避できる場合がある。したがって、誘導サーバ100は、順番の最適化処理として、かかる例のように顧客の順番を変更することで、現金機10がフルエンドしてしまう状況をより少なくする。
The
〔2.誘導サーバの構成〕
次に、図2を用いて、実施形態にかかる誘導サーバ100の構成について説明する。図2は、実施形態にかかる誘導サーバ100の構成例を示す図である。図2に示すように、誘導サーバ100は、通信部110と、データベース120と、制御部130とを有する。
[2. Guide server configuration)
Next, the configuration of the
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、例えば、現金機10との間で情報の送受信を行う。
(About the communication unit 110)
The
(データベース120について)
データベース120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子またはハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。データベース120は、人的管理DB121と、収納容量管理DB122とを有する。
(About database 120)
The
(人的管理DB121について)
人的管理DB121は、現金機10に対して、顧客が現金の入出金を行う予定の金額に関する各種情報を記憶する。また、人的管理DB121は、顧客による現金機の使用に関する各種情報を記憶する。ここで、図3は、人的管理DB121の一例を示す図である。図3の例では、人的管理DB121は、「順番」、「元順番」、「顧客ID」、「指定金」、「使用装置ID」、「占有状態」、「進捗状況」といった項目を有する。なお、以下では、入出金を行う予定の金額を「入出金金額」と表記する場合がある。
(About human management DB 121)
The
上述したように、本実施形態では、顧客は、現金機10を用いて現金の入出金を行うにあたって、事前に行員に対し、入出金金額を指定する。このため、「順番」は、顧客が行員とのやり取りの中で、入出金を行う予定の金額を指定した順番を示す。例えば、現金機10を用いた入出金を希望する顧客が複数名存在する場合には、入出金金額を指定した順に顧客毎の「順番」が更新されてゆく。また、「順番」に対応付けられる顧客(顧客ID)は、後述する変更部134による順番変更処理により変更される場合がある。このため、元々、どの顧客IDにどの順番が対応付けられていたかを把握できるように「元順番」が設けられる。
As described above, in the present embodiment, the customer designates the deposit / withdrawal amount to the bank employee in advance when depositing / withdrawing cash using the
「顧客ID」は、顧客を識別するための識別情報を示す。「指定金」は、顧客により指定された入出金金額のうち、どの紙幣が何枚含まれるか、どの硬貨が何枚含まれるかといった、紙幣や硬貨の種類(金種)毎の枚数を示す。すなわち、「指定金」は、顧客により指定された入出金金額の内訳ともいえる。また、このようなことから本実施形態では、顧客は、行員に対し入出金金額を指定する際に、金種毎の枚数も指定する。 “Customer ID” indicates identification information for identifying a customer. “Specified money” indicates the number of banknotes and coin types (denominations) such as which banknotes are included and how many coins are included among the deposit and withdrawal amounts specified by the customer. . In other words, the “designated money” can be said to be a breakdown of the deposit / withdrawal money designated by the customer. In addition, in this embodiment, the customer also specifies the number of denominations when specifying the deposit / withdrawal amount for the bank employee.
図3の例では、かかる金種として、「万」、「五千」、「千」、「500硬貨」、「100硬貨」、「50硬貨」、「10硬貨」、「5硬貨」、「1硬貨」が「指定金」に対応付けられる。例えば、「万」は、1万円札を示す。また、「500硬貨」は、500円硬貨を示す。 In the example of FIG. 3, as such denominations, “ten thousand”, “five thousand”, “thousand”, “500 coins”, “100 coins”, “50 coins”, “10 coins”, “5 coins”, “ “1 coin” is associated with “designated money”. For example, “10,000” indicates a 10,000 yen bill. “500 coins” indicates 500 yen coins.
「使用装置ID」は、入出金するうえで使用される現金機10を識別するための識別情報を示す。「占有状態」は、「使用装置」(現金機20)を占有している顧客が存在するか否かを示す。「進捗状態」は、現金機10を用いた入出金が完了しているか否かを示す。
“Usage device ID” indicates identification information for identifying the
すなわち、図3の例では、顧客ID「H1」によって識別される顧客H1が、順番「1」および元順番「1」を割り当てられた例を示す。また、顧客H1が、入出金金額「10万円」を指定するとともに、かかる「10万円」を「1万円×10枚」で入金予定であることを指定した例を示す。 That is, the example of FIG. 3 shows an example in which the customer H1 identified by the customer ID “H1” is assigned the order “1” and the original order “1”. Further, an example is shown in which the customer H1 designates the deposit / withdrawal amount “100,000 yen” and designates such “100,000 yen” to be deposited with “10,000 yen × 10 sheets”.
また、図3の例では、顧客H1は、まだいずれの現金機10も使用しておらず「未使用」であるために、顧客H1に占有されている現金機10は「無」であり、顧客H1による入出金が完了していない「未完了」である例を示す。
Further, in the example of FIG. 3, since the customer H1 has not yet used any
(収納容量管理DB122について)
収納容量管理DB122は、各現金機による金種毎の収納容量に関する情報を記憶する。ここで、図6は、収納容量管理DB122の一例を示す図である。図6の例では、収納容量管理DB122は、「装置ID」、「待ち人数」、「収納容量状態」、「金種」、「使用許可」といった項目を有する。
(About the storage capacity management DB 122)
The storage
「装置ID」は、現金機を識別する識別情報を示す。「待ち人数」は、対応する「装置ID」によって識別される現金機を使用するために、順番待ちしている顧客の人数を示す。図6の例では、装置ID「10A」によって識別される現金機10Aには、顧客が順番待ちしていない例を示す。
“Device ID” indicates identification information for identifying a cash machine. “Waiting number” indicates the number of customers waiting in order to use the cash machine identified by the corresponding “device ID”. In the example of FIG. 6, the
「収納容量状態」は、「現在収納容量」、「想定収納容量」、「最大容量」といった現金容量に関する3つの状態を含む。「現在収納容量」は、対応する現金機10が現在収納している現金の量(枚数)を示す。「想定収納容量」は、対応する現金機10が将来的に収納すると想定される現金の量(枚数)を示す。後述するが、「想定収納容量」は、「現在収納容量」と入出金金額とに基づき算出される。ここで、入出金金額は、顧客が入出金を行う予定の金額であるため、このような予定の金額を用いて算出される現金の量は、将来的に収納すると想定される現金の量、すなわち「想定収納容量」となる。「最大容量」は、対応する現金機10が収納可能な現金の最大容量を示す。なお、収納容量管理DB122は、「収納容量状態」として、さらに「最低容量」を有してもよい。ただし、一般的に「最低容量」はゼロであるため、本実施形態では図示していない。
The “storage capacity state” includes three states relating to cash capacity such as “current storage capacity”, “assumed storage capacity”, and “maximum capacity”. “Current storage capacity” indicates the amount (number of sheets) of cash currently stored in the
「金種」は、紙幣や硬貨の種類を示す。図6の例では、かかる金種として、「万」、「五千」、「千」、「500硬貨」、「100硬貨」、「50硬貨」、「10硬貨」、「5硬貨」、「1硬貨」が「指定金」に対応付けられる。 “Denomination” indicates the type of banknote or coin. In the example of FIG. 6, as such denominations, “ten thousand”, “five thousand”, “thousand”, “500 coins”, “100 coins”, “50 coins”, “10 coins”, “5 coins”, “ “1 coin” is associated with “designated money”.
すなわち、図6の例では、現金機10Aにおいて、「現在収納容量」に万「45」が対応付けられていることから、現金機10Aは、現在、「1万円」を「45枚」収納している例を示す。また、現金機10Aにおいて、「想定収納容量」に万「null」が対応付けられていることから、現金機10Aは、現時点では将来的に「1万円」が入金される予定がないことを示す。また、現金機10Aにおいて、「最大容量」に万「100」が対応付けられていることから、現金機10Aは、「1万円」を最大「100枚」収納可能であることを示す。
That is, in the example of FIG. 6, since “45” is associated with “current storage capacity” in the
「使用許可」は、対応する現金機を使用可能であるか否かの情報を示す。図6の例では、現金機10Aに使用許可「OK」が対応付けられていることから、現金機10Aの使用が許可されていることを示す。これに対し、例えば、現金の補充や回収作業により、現金機10Aを使用することができない場合には、使用許可「NG」が対応付けられる。
“Usage permission” indicates information indicating whether or not the corresponding cash machine can be used. In the example of FIG. 6, the use permission “OK” is associated with the
(制御部130について)
制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、誘導サーバ100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(誘導プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
(About the control unit 130)
The
制御部130は、図2に示すように、取得部131と、判定部132と、誘導部133と、変更部134とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する運用処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図2に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
As shown in FIG. 2, the
(取得部131について)
取得部131は、顧客により現金機10を用いて現金の入出金を行われる予定の金額である入出金金額を取得する。例えば、顧客は、現金機10を使用する前に行員に対して入出金金額を指定する。一例として、顧客は、入出金金額として、貨幣の種類(金種)毎の枚数を指定する。そして、行員は、顧客から指定された入出金金額を所定の端末装置を用いて、誘導サーバ100に送信する。これにより、取得部131は、入出金金額を取得する。
(About the acquisition unit 131)
The
また、取得部131は、入出金金額を取得すると、「順番」、「元順番」、「顧客ID」を割り出し、これらに対応付けて、取得した入出金金額を人的管理DB121に格納する。例えば、取得部131は、入出金金額として、金種毎の枚数を取得した場合には、人的管理DB121において、「指定金」に属する各金種に対応付けて枚数を格納する。
Further, when acquiring the deposit / withdrawal amount, the acquiring
(判定部132について)
判定部132は、取得部131により取得された入出金金額と、現金機10が現在収納している現金の容量である現在収納容量とに基づき予測される現金の容量であって、当該現金機10が将来的に収納すると予測される現金の容量である想定収納容量に基づいて、顧客が入出金可能な現金機10を判定する。
(About determination unit 132)
The determination unit 132 is a cash capacity predicted based on the deposit / withdrawal amount acquired by the
顧客が入出金可能な現金機10であるか否かを判定する判定処理の一例について説明する。例えば、判定部132は、判定処理の対象となる顧客を1人選定する。また、判定部132は、現在使用可能となっている現金機10(補充または回収作業等により使用不可能となっていない現金機10)を1台選定する。ここでは、説明を簡単にするために、選定された顧客を「顧客K1」とする。また、選定された現金機10を「現金機M1」とする。
An example of determination processing for determining whether or not the customer is a
そして、判定部132は、現金機M1の現在収納容量に対して、顧客K1の入出金金額を反映させることにより、現金機M1の想定収納容量を算出する。そして、判定部132は、算出した想定収納容量と、現金機10が収納可能な現金の最大容量および現金機M1の最低容量(一般的には「0」)とに基づいて、現金機M1は顧客K1が使用可能な装置であるか否かを判定する。
Then, the determination unit 132 calculates the assumed storage capacity of the cash machine M1 by reflecting the deposit / withdrawal amount of the customer K1 with respect to the current storage capacity of the cash machine M1. Then, the determination unit 132 determines whether the cash machine M1 is based on the calculated assumed storage capacity, the maximum capacity of cash that can be stored in the
具体的には、判定部132は、算出した想定収納容量が、最大容量より少なく、かつ、最低容量より多い場合には、現金機M1は顧客K1が使用可能な装置であると判定する。一方、判定部132は、算出した想定収納容量が最大容量より多い場合や、最低容量より少ない場合(マイナス)には、現金機M1は顧客K1が使用不可能な装置であると判定する。 Specifically, the determination unit 132 determines that the cash machine M1 is a device that the customer K1 can use when the calculated assumed storage capacity is less than the maximum capacity and greater than the minimum capacity. On the other hand, the determination unit 132 determines that the cash machine M1 is an apparatus that the customer K1 cannot use when the calculated assumed storage capacity is greater than the maximum capacity or less than the minimum capacity (minus).
また、判定部132は、使用可能な現金機10が複数台存在する場合には、各現金機10について、上記のような判定処理を行う。なお、以下では、顧客が入出金可能な現金機10であるか否かを判定する判定処理を、「フルエンドチェック」と表記する場合がある。
Moreover, the determination part 132 performs the above determination processes about each
(誘導部133について)
誘導部133は、判定部132により入出金可能と判定された現金機10への誘導を行う。例えば、誘導部133は、判定部132により入出金可能と判定された現金機10のうち、順番待ちしている顧客がより少ない現金機10へ優先的に顧客を誘導する。
(About the guide part 133)
The guiding
例えば、誘導部133は、判定部132により入出金可能と判定された現金機10それぞれについて、顧客が順番待ちしているか否かを判定する。そして、誘導部133は、順番待ちしている顧客がいない現金機10があれば、かかる現金機10へ顧客K1を誘導する。また、誘導部133は、順番待ちしている顧客がいない現金機10が存在しない場合には、順番待ちしている顧客がより少ない現金機10へ順番待ちするよう顧客を誘導する。
For example, the guiding
(変更部134について)
変更部134は、判定部132により選定された顧客が入出金可能な現金機10がないと判定された場合に、かかる顧客が入出金可能となるような順番へと、かかる顧客の現在の順番を変更する。
(About change unit 134)
When the changing unit 134 determines that the customer selected by the determination unit 132 does not have the
変更部134による順位変更処理の一例について説明する。例えば、判定部132が、選定した顧客K1について、入出金可能な現金機10がないと判定したとする。かかる場合、変更部134は、顧客K1と、他の入出金予定の顧客とを含む顧客集合において、所定の順番に対応付けた顧客の組合せを抽出する。そして、変更部134は、各顧客の入出金金額に基づいて、抽出した各組合せのうち入出金可能な現金機10がなくならないような組合せを選定する。そして、変更部134は、選定した組合せに基づいて、顧客集合に含まれる各顧客の順位を変更する。
An example of the order changing process by the changing unit 134 will be described. For example, it is assumed that the determination unit 132 determines that there is no
〔3.処理手順〕
[3−1.誘導処理(パターン1)について]
まず、実施形態にかかる誘導サーバ100による誘導処理のうち、入出金において現金機10がフルエンド状態にならない場合での誘導処理(パターン1とする)について説明する。ここで、図9は、誘導サーバ100による誘導処理手順の一例を示す第1フローチャートである。
[3. Processing procedure)
[3-1. About guidance processing (Pattern 1)]
First, among the guidance processes performed by the
まず、実施形態にかかる誘導サーバ100は、人的管理DB121に記憶される情報が更新された場合を誘導処理のスタートとする。人的管理DB121が更新されるということは、例えば、入出金しようとする顧客が現れたことを示し、これにより現金機10に対する現在の顧客の順番を変更した方が現金取引の効率が高まる可能性がある。このため、誘導サーバ100は、人的管理DB121の更新を誘導処理のスタートとする。
First, the
例えば、誘導サーバ100の取得部131は、入出金金額の指定を受け付けた行員から、顧客の順番および入出金金額の内訳(金種毎の枚数)を受け付けると、受け付けた情報に基づき人的管理DB121における「順番」、「元順番」、「顧客ID」、「指定金」を更新する。図3に示す人的管理DB121を、取得部131により更新が行われたものとすると、図3の例では、顧客H1が1万円×10枚(10万円)の入金を指定し、顧客H2が1万円×30枚(30万円)の出金を指定したことを示す。以下では、このような入出金情報を用いた誘導処理手順を示す。
For example, when the
判定部132は、取得部131による人的管理DB121の更新を監視し、人的管理DB121が更新されたことを確認すると(ステップS101)、収納容量管理DB122における想定収納容量を初期化した状態で保持する(ステップS102)。また、判定部132は、現在入出金しようとしている顧客の情報を確認するために、人的管理DB121を呼び出す(ステップS103)。
When the determination unit 132 monitors the update of the
次に、判定部132は、呼び出した人的管理DB121を参照し、誘導処理対象(順位を変更する候補)の顧客を選定する(ステップS104)。具体的には、判定部132は、人的管理DB121に登録されている顧客から、現金機10を占有している顧客(占有状態「有」が対応付けられる顧客)および入出金が完了している顧客(進捗状態「完了」が対応付けられる顧客)を除いた顧客の集合(「W集合」とする)に含まれる顧客を誘導処理対象として選定する。図3の例では、判定部132は、人的管理DB121に登録されている顧客H1およびH2ともに、現金機10を占有しておらず、また、入出金が未完了であることから、顧客H1およびH2を誘導処理対象として選定する。すなわち、図3の例では、W集合には、顧客H1およびH2が含まれることを意味する。
Next, the determination unit 132 refers to the called
このように、現金機10を占有している顧客および入出金が完了している顧客を除いた顧客を誘導処理対象とすることで、判定部132は、現金機10を占有している顧客や順番の変更が確定された顧客に対し再び順番を割り当ててしまうといった状況を防止することができる。
In this manner, by determining customers other than customers who occupy the
次に、判定部132は、W集合から顧客を一人指定する(ステップS105)。上記のように、W集合には、顧客H1およびH2が含まれるため、例えば、判定部132は、W集合から顧客H1を指定する。これにより、W集合の指定要素は「顧客H1」となる。これは、まず顧客H1について、入出金可能な現金機10が存在するか否かを判定する処理を実行するよう指定されたことを示す。なお、以下では、W集合の指定要素を「W要素」と略して表記する。
Next, the determination unit 132 designates one customer from the W set (step S105). As described above, since the customers H1 and H2 are included in the W set, for example, the determination unit 132 specifies the customer H1 from the W set. As a result, the designated element of the W set is “customer H1”. This indicates that the customer H1 is designated to execute a process for determining whether or not there is a
そして、判定部132は、人的管理DB121を参照し、W要素の顧客H1の入出金金額を特定する(ステップS106)。図3の例では、判定部132は、顧客H1が1万円×10枚(10万円)を入金予定であることを特定する。
Then, the determination unit 132 refers to the
ここで、判定部132は、収納容量管理DB122を呼び出す(ステップS107)。そして、判定部132は、収納容量管理DB122を参照し、現状の装置結果として、フルエンドチェックを行う対象の現金機10を特定する(ステップS108)。図6の例では、判定部132は、現状の装置結果として、フルエンドチェックを行う対象が現金機10A、10Bおよび10Cであることを特定する。つまり、判定部132は、使用許可「OK」が対応付けられる現金機10を特定する。そして、判定部132は、特定した現金機10を含む集合を「Y集合」とする(ステップS109)。かかる例では、判定部132は、現金機10A、10Bおよび10Cを含む集合を「Y集合」とする(ステップS109)。
Here, the determination unit 132 calls the storage capacity management DB 122 (step S107). Then, the determination unit 132 refers to the storage
続いて、判定部132は、「B」以降の処理を行う。「B」以降の処理について、図10を用いて説明する。図10は、誘導サーバ100による誘導処理手順の一例を示す第2フローチャートである。
Subsequently, the determination unit 132 performs processing subsequent to “B”. The processing after “B” will be described with reference to FIG. FIG. 10 is a second flowchart illustrating an example of a guidance processing procedure by the
判定部132は、W要素である顧客H1が入出金可能な現金機10が存在するか否かを示すフラグであるフラグKの情報を初期化する(ステップS110)。例えば、判定部132は、フラグK=0とする。そして、判定部132は、Y集合に含まれる現金機10から一台指定する(ステップS111)。Y集合には、現金機10A〜10Cが含まれるため、ここでは、判定部132は、現金機10Aを指定したものとする。これにより、Y集合の指定要素は「現金機10A」となる。これは、判定部132は、まず、現金機10Aについて、顧客H1の入出金金額に関する情報を用いたフルエンドチェックを行うものとして決定したことを示す。なお、以下では、Y集合の指定要素を「Y要素」と略して表記する。
The determination unit 132 initializes information of a flag K that is a flag indicating whether or not there is a
続いて、判定部132は、フルエンドチェックにかかる一連の処理を実行する。まず、判定部132は、収納容量管理DB122を参照し、Y要素である現金機10Aに対して想定収納容量=nullであるか否か、すなわち想定収納容量が記憶されているか否かを判定する(ステップS112)。図6の例では、現金機10Aに対して想定収納容量が記憶されていない。したがって、判定部132は、現金機10Aに対して想定収納容量が記憶されていないと判定すると(ステップS112;Yes)、現金機10Aの現在収納容量と顧客H1の入出金金額とに基づいて、現金機10Aに対するフルエンドチェックを行う(ステップ113a)。
Subsequently, the determination unit 132 executes a series of processes related to the full end check. First, the determination unit 132 refers to the storage
なお、想定収納容量が記憶されていないことは、現時点において現金機10Aに対して順番待ちしている顧客が存在していないことを示す。また、判定部132が、Y要素となっている現金機10(ここでは、現金機10A)について、想定収納容量が記憶されていると判定した場合(ステップS112;No)の処理については後述する。
Note that the fact that the assumed storage capacity is not stored indicates that there is no customer waiting in turn for the
例えば、判定部132は、現金機10Aに対するフルエンドチェックとして、現金機10Aの現在収納容量に顧客H1の入出金額を反映させた現在収納容量を算出し、算出結果に基づいて、顧客H1による入出金により現金機10Aがフルエンドする可能性があるか否かを判定する。上記のように、顧客H1が「1万円×10枚」を入金予定であること、また、図6の例では、現金機10Aの現在収納容量「1万円×45枚」であることから、判定部132は、1万円が10枚入金された場合、現在収納容量が「1万円×55枚」となることを算出する。
For example, as a full-end check for the
そして、判定部132は、かかる算出結果に基づいて、Y要素である現金機10Aがフルエンドする可能性があるか否かを判定する(ステップS114)。ここで、図6の例では、現金機10Aの最大容量「1万円×100枚」である。このことから、判定部132は、最大容量「1万円×100枚」>現在収納容量「1万円×55枚」>最低収納容量「0」が成立することを特定する。これにより、判定部132は、顧客H1が「1万円×10枚」を入金したとしても、現金機10Aはフルエンドしないと判定する。つまり、判定部132は、現金機10Aは顧客H1が入出金可能な装置であると判定する。
Then, the determination unit 132 determines whether or not the
そして、判定部132は、Y要素である現金機10Aがフルエンドする可能性が無いと判定すると(ステップS114;Yes)、現金機10Aは顧客H1が入出金可能な装置(有効装置)であるといったフルエンドチェック結果を保持する(ステップS115)。また、判定部132は、上記のフルエンドチェック結果から、W要素である顧客H1が入出金可能な現金機10が存在することを示すフラグを立てる(ステップS116)。例えば、判定部132は、フラグK=1とする。
And if the determination part 132 determines that there is no possibility that the
ここで、判定部132は、ステップS109で特定したY集合から、フルエンドチェックを行った現金機10を除いた集合を「Y集合」として更新する(ステップS117)。ステップS109で特定したY集合には現金機10A〜10Cが含まれるが、現金機10Aについてフルエンドチェックを行ったことにより、判定部132は、Y集合から現金機10Aを除外した集合を「Y集合」として更新する。したがって、この時点では、Y集合には、現金機10Bおよび10Cが含まれる。
Here, the determination unit 132 updates a set excluding the
ここで、説明をステップ114に戻す。例えば、判定部132は、Y要素となっている現金機10(ここでは、現金機10A)がフルエンドする可能性があると判定した場合には(ステップS114;No)、ステップS117以降の処理に移る。
Here, the description returns to step 114. For example, if the determination unit 132 determines that there is a possibility that the cash machine 10 (here, the
説明を戻し、判定部132は、ステップ117で更新したY集合=0であるか否か、すなわちステップ117で更新したY集合にフルエンドチェック対象の現金機10が含まれるか否かを判定する(ステップS118)。言い換えれば、判定部132は、Y集合に含まれる全ての現金機10について、フルエンドチェックしたかを確認する。つまり、判定部132は、Y集合にフルエンドチェック対象の現金機10が含まれる(Y集合≠0)と判定した場合には(ステップS118;No)、フルエンドチェック対象の現金機10それぞれについて、ステップS110からの処理を繰り返す。この時点で、上記のようにY集合には、現金機10Bおよび10Cが含まれるため、判定部132は、現金機10Bおよび10Cそれぞれについて、ステップS110からの処理を繰り返す。
Returning to the description, the determination unit 132 determines whether or not the Y set updated in step 117 is 0, that is, whether or not the cash set 10 subject to the full end check is included in the Y set updated in step 117. (Step S118). In other words, the determination unit 132 confirms whether or not a full end check has been performed for all the
Y要素が現金機10Bの場合、およびY要素が現金機10Cの場合についても簡単に説明する。まず、現金機10Bについて説明する。顧客H1が「1万円×10枚」を入金予定であること、また、図6の例において現金機10Bの現在収納容量「1万円×30枚」であることから、判定部132は、1万円が10枚入金された場合、現在収納容量が「1万円×40枚」となることを算出する。
The case where the Y element is the
また、図6の例では、現金機10Bの最大容量「1万円×50枚」である。このことから、判定部132は、最大容量「1万円×50枚」>現在収納容量「1万円×40枚」>最低収納容量「0枚」が成立することを特定する。これにより、判定部132は、顧客H1が「1万円×10枚」を入金したとしても、現金機10Bはフルエンドしないと判定する。つまり、判定部132は、現金機10Bは顧客H1が入出金可能な装置であると判定する。
In the example of FIG. 6, the maximum capacity of the
現金機10Cについて、顧客H1が「1万円×10枚」を入金予定であること、また、図6の例において現金機10Cの現在収納容量「1万円×20枚」であることから、判定部132は、1万円が10枚入金された場合、現在収納容量が「1万円×30枚」となることを算出する。
Regarding the
また、図6の例では、現金機10Cの最大容量「1万円×100枚」である。このことから、判定部132は、最大容量「1万円×100枚」>現在収納容量「1万円×30枚」>最低収納容量「0枚」が成立することを特定する。これにより、判定部132は、顧客H1が「1万円×10枚」を入金したとしても、現金機10Cはフルエンドしないと判定する。つまり、判定部132は、現金機10Cは顧客H1が入出金可能な装置であると判定する。
In the example of FIG. 6, the maximum capacity of the
このように、判定部132は、Y集合に含まれる各現金機10についてフルエンドチェックを繰り返すことで、Y集合にフルエンドチェック対象の現金機10が含まれない(Y集合=0)、つまりフルエンドチェック対象の現金機10全てについてフルエンドチェックが完了したと判定した場合には(ステップS118;Yes)、W要素である顧客H1が入出金可能な現金機10が存在するか否かを確認する(ステップS119)。
In this way, the determination unit 132 repeats the full end check for each
判定部132は、Y集合のうち現金機10A〜10Cが、W要素の顧客H1が入出金可能な装置であると判定したことにより、顧客H1が入出金可能な現金機10が存在する(K=1となっている)ことを確認すると(ステップS119;Yes)、「C」以降の処理へ移行する。「C」以降の処理について、図11を用いて説明する。図11は、誘導サーバ100による誘導処理手順の一例を示す第3フローチャートである。なお、判定部132は、W要素である顧客H1が入出金可能な現金機10が存在しない(K=1でない)ことを確認すると(ステップS119;No)、「D」以降の処理へ移行する。「D」以降の処理については後述する。
The determination unit 132 determines that the
ステップS119において、判定部132により、W要素が入出金可能な現金機10が存在することが確認された場合、誘導部133は、かかるW要素が使用する現金機10が定まっているか否かを判定する(ステップS120)。ここで、上記例に従って、W要素は顧客H1であるが、現時点では顧客H1にどの現金機10を使用させるかが定められてない。このため、誘導部133は、顧客H1が使用する現金機10が定まっていないと判定するとともに(ステップS120;Yes)、フルエンドチェック結果に基づき、顧客H1が入出金可能な現金機10が現金機10A〜10Cであることを確認する(ステップS121)。
In step S119, when it is confirmed by the determination unit 132 that there is a
ここで、誘導部133は、W要素である顧客H1が入出金可能な現金機10、つまり現金機10A〜10Cのうち、いずれの現金機10を使用させれば顧客H1による入出金が最も効率よく行われるかを判定するための一連の処理を実行する。具体的には、誘導部133は、W要素である顧客H1が入出金可能な現金機10の集合を「X集合」とする(ステップS122)。つまり、誘導部133は、顧客H1が入出金可能な現金機10A〜10Cの集合を「X集合」とする。そして、誘導部133は、X集合に含まれる現金機10A〜10Cから一台指定する(ステップS123)。X集合には、現金機10A〜10Cが含まれるため、ここでは、誘導部133は、X集合から現金機10Aを指定したものとする。これにより、X集合の指定要素は「現金機10A」となる。なお、以下では、X集合の指定要素を「X要素」と略して表記する。
Here, the
次に、誘導部133は、X集合に含まれる現金機10A〜10Cについて、順番待ちしている顧客の有無を確認する処理を行ったか否か判定する(ステップS124)。誘導部133は、ステップS123で現金機10Aを指定したことから、現金機10Aについて順番待ちしている顧客の有無を確認していないと判定する(ステップS124;Yes)。これにより、誘導部123は、X要素である現金機10Aに対して想定収納容量=nullであるか否か、すなわち想定収納容量が記憶されているか否かを判定する(ステップS125)。なお、想定収納容量が記憶されているか否かを判定することは、対応する現金機10に対して順番待ちしている顧客が存在するか否かを判定することに相当する。
Next, the guiding
図6の例では、現金機10Aに対して想定収納容量が記憶されていない。したがって、誘導部133は、現時点において現金機10Aに対して順番待ちしている顧客が存在していないと判定する(ステップS125;Yes)。誘導部133が、X要素となっている現金機10(ここでは、現金機10A)について、想定収納容量が記憶されていると判定した場合(ステップS125;No)の処理については後述する。
In the example of FIG. 6, the assumed storage capacity is not stored for the
誘導部133は、ステップS125でX要素である現金機10Aに対して順番待ちしている顧客が存在しないと判定したことにより、収納容量管理DB122において現金機10Aに対する想定収納容量を更新する(ステップS126)。
The guiding
ここで、図7は、パターン1に対応する誘導処理(ステップS126)により更新された収納容量管理DB122の一例を示す第1の図である。図7に示すように、誘導部133は、現金機10Aに対する「想定収納容量」を更新する。図6では、現金機10Aに対する金種毎の想定収納容量が「null」である。ここで、誘導部133は、順番待ちのない現金機10Aに顧客H1を誘導するにあたって、現在収納容量「1万円×45枚」に対し、顧客H1による入金予定金額「1万円×10枚」を加算した金額「1万円×55枚」を想定収納容量として更新する。
Here, FIG. 7 is a first diagram illustrating an example of the storage
また、誘導部133は、ステップS125でX要素である現金機10Aに対して順番待ちしている顧客が存在しないと判定したことにより、収納容量管理DB122において現金機10Aに対する待ち人数を更新する(ステップS127)。図7に示すように、誘導部133は、現金機10Aに対する待ち人数を更新する。図6では、現金機10Aに対する待ち人数は「0」である。ここで、誘導部133は、これからX要素の現金機10AをW要素の顧客H1が使用することになるため、図7に示すように、現金機10Aに対する待ち人数を「1」へと更新する。
Moreover, the
また、誘導部133は、ステップS125でX要素である現金機10Aに対して順番待ちしている顧客が存在しないと判定したことにより、人的管理DB121において、W要素である顧客H1の状態を更新する(ステップS128)。
In addition, when the
ここで、図4は、パターン1に対応する誘導処理(ステップS128)により更新された人的管理DB121の一例を示す第1の図である。図4に示すように、誘導部133は、顧客H1に対する「使用装置ID」および「占有状態」を更新する。図3では、顧客H1に対する状態は、使用装置ID「未使用」、占有状態「無」である。これに対し、誘導部133は、これからX要素の現金機10AをW要素の顧客H2が使用することになるため、図4に示すように、顧客H1に対する状態として、使用装置ID「10A」、占有状態「有」へと更新する。
Here, FIG. 4 is a first diagram illustrating an example of the
続いて、誘導部133は、W要素である顧客H1に対し、X要素である現金機10Aを使用するように誘導する(ステップS129)。なお、誘導方法は任意であってよい。一例を示すと、誘導部133は、予め割り当てられた顧客H1の番号を所定の表示装置に表示させることで、顧客H1に対し現金機10Aを使用するよう誘導してもよい。また、誘導部133は、予め割り当てられた顧客H1の番号を所定の音声発生装置を介して呼び出すことで、顧客H1に対し現金機10Aを使用するよう誘導してもよい。
Subsequently, the guiding
さて、これまで説明してきた処理により、W要素である顧客H1の誘導が完了した。ここで、誘導部133は、W集合に含まれる顧客H1およびH2から、誘導の完了した顧客H1を除いた集合を「W集合」として更新する(ステップS130)。ステップS104の時点でのW集合には顧客H1およびH2が含まれるが、顧客H1の誘導が完了したことにより、誘導部133は、W集合から顧客H1を除外した集合を「W集合」として更新する。従って、この時点では、W集合には、顧客H2が含まれる。
Now, the guidance of the customer H1, which is the W element, has been completed by the processing described so far. Here, the guiding
そして、誘導部133は、ステップS130で更新したW集合=0であるか否か、すなわちステップS130で更新したW集合に誘導対象の顧客が含まれるか否かを判定する(ステップS131)。言い換えれば、誘導部133は、ステップS104でのW集合に含まれる全ての顧客について、誘導処理したかを確認する。したがって、誘導部133は、誘導処理していない顧客が存在する(W集合≠0)と判定した場合には(ステップS131;No)、誘導処理していない顧客についてステップS105からの処理を繰り返させる。この時点で、上記のようにW集合には、顧客H2が含まれるため、誘導部133は、顧客H2についてステップS105からの処理を繰り返させる。一方、誘導部133は、誘導処理していない顧客が存在しない(W集合=0)と判定した場合には(ステップS131;Yes)、誘導処理を終了する。
Then, the guiding
次に、ステップS131において、誘導処理されていないことが判明した顧客H2の誘導処理について説明する。なお、処理対象の顧客が変わるだけで、基本的な処理は、これまで顧客H1を例に説明してきたものと同様である。したがって、重複する処理については詳細な説明を省略する。 Next, the guidance process for the customer H2 who has been found not to have been guided in step S131 will be described. Note that the basic processing is the same as that described so far with the customer H1 as an example, only by changing the customer to be processed. Therefore, detailed description of overlapping processes is omitted.
上記のように、現時点では、W集合には顧客H2が含まれる。したがって、図9において、判定部132は、顧客H2を指定する(ステップS105)。これにより、W要素は「顧客H2」となる。また、判定部132は、図7の例では、現状の装置結果として、フルエンドチェックを行う対象が現金機10A〜10Cであることを特定する。そして、判定部132は、特定した現金機10を含む集合を「Y集合」とする(ステップS109)。図10に移り、判定部132は、Y集合に含まれる現金機10から一台指定する(ステップS111)。Y集合には、現金機10A〜10Cが含まれるため、ここでは、判定部132は、現金機10Aを指定したものとする。これにより、Y要素は「現金機10A」である。
As described above, at the present time, the customer H2 is included in the W set. Therefore, in FIG. 9, the determination part 132 designates the customer H2 (step S105). As a result, the W element becomes “customer H2”. Moreover, the determination part 132 specifies that the object which performs a full end check is the
そして、判定部132は、収納容量管理DB122を参照し、Y要素である現金機10Aに対して想定収納容量=nullであるか否か、すなわち想定収納容量が記憶されているか否かを判定する(ステップS112)。ここで、収納容量管理DB122は、ステップS126で更新されている。このため図7の例では、現金機10Aに対して想定収納容量が記憶されている。したがって、判定部132は、現金機10Aに対して想定収納容量が記憶されていると判定すると(ステップS112;No)、現金機10Aの想定収納容量と顧客H2の入出金金額とに基づいて、現金機10Aに対するフルエンドチェックを行う(ステップ113b)。
Then, the determination unit 132 refers to the storage
例えば、判定部132は、現金機10Aに対するフルエンドチェックとして、現金機10Aの想定収納容量に顧客H2の入出金金額を反映させた想定収納容量を算出し、算出結果に基づいて、顧客H2による入出金により現金機10Aがフルエンドする可能性があるか否かを判定する。図3に示すように、顧客H2が「1万円×30枚」を出金予定(マイナスは出金を意味する)であること、また、図7の例において現金機10Aの想定収納容量「1万円×55枚」であることから、判定部132は、1万円が30枚出金された場合、想定収納容量が「1万円×25枚」となることを算出する。
For example, as a full-end check for the
そして、判定部132は、かかる算出結果に基づいて、Y要素である現金機10Aがフルエンドする可能性があるか否かを判定する(ステップS114)。ここで、図7の例では、現金機10Aの最大容量「1万円×100枚」である。このことから、判定部132は、最大容量「1万円×100枚」>想定収納容量「1万円×25枚」>最低収納容量「0」が成立することを特定する。これにより、判定部132は、顧客H2が「1万円×30枚」を出金したとしても、現金機10Aはフルエンドしないと判定する。つまり、判定部132は、現金機10Aは顧客H2が入出金可能な装置であると判定する。
Then, the determination unit 132 determines whether or not the
そして、判定部132は、Y要素である現金機10Aがフルエンドする可能性が無いと判定すると(ステップS114;Yes)、現金機10Aは顧客H2が入出金可能な装置(有効装置)であるといったフルエンドチェック結果を保持する(ステップS115)。また、判定部132は、上記のフルエンドチェック結果から、W要素である顧客H2が入出金可能な現金機10が存在することを示すフラグを立てる(ステップS116)。例えば、判定部132は、フラグK=1とする。
And if the determination part 132 determines that there is no possibility that the
ここで、判定部132は、ステップS109で特定したY集合から、フルエンドチェックを行った現金機10を除いた集合を「Y集合」として更新する(ステップS117)。ステップS109で特定したY集合には現金機10A〜10Cが含まれるが、現金機10Aについてフルエンドチェックを行ったことにより、判定部132は、Y集合から現金機10Aを除外した集合を「Y集合」として更新する。したがって、この時点では、Y集合には、現金機10Bおよび10Cが含まれる。
Here, the determination unit 132 updates a set excluding the
次に、判定部132は、ステップ117で更新したY集合=0であるか否か、すなわちステップ117で更新したY集合にフルエンドチェック対象の現金機10が含まれるか否かを判定する(ステップS118)。この時点で、上記のようにY集合には、現金機10Bおよび10Cが含まれるため、判定部132は、現金機10Bおよび10Cそれぞれについて、ステップS110からの処理を繰り返す。
Next, the determination unit 132 determines whether or not the Y set updated in Step 117 is 0, that is, whether or not the Y set updated in Step 117 includes the
Y要素が現金機10Bの場合、およびY要素が現金機10Cの場合についても簡単に説明する。まず、現金機10Bについて説明する。判定部132は、ステップS112において、収納容量管理DB122を参照し、Y要素である現金機10Bに対して想定収納容量が記憶されていることにより(ステップS112;Yes)、ステップS113aを行う。具体的には、顧客H2が「1万円×30枚」を出金予定であること、また、図7の例において現金機10Bの現在収納容量「1万円×30枚」であることから、判定部132は、1万円が30枚出金された場合、現在収納容量が「1万円×0枚」となることを算出する。
The case where the Y element is the
また、図7の例では、現金機10Bの最大容量「1万円×50枚」である。このことから、判定部132は、最大容量「1万円×50枚」>現在収納容量「1万円×0枚」>最低収納容量「0枚」が成立することを特定する。これにより、判定部132は、顧客H2が「1万円×30枚」を出金したとしても、現金機10Bはフルエンドしないと判定する。つまり、判定部132は、現金機10Bは顧客H2が入出金可能な装置であると判定する。
In the example of FIG. 7, the maximum capacity of the
次に、現金機10Cについて説明する。判定部132は、ステップS112において、収納容量管理DB122を参照し、Y要素である現金機10Cに対して想定収納容量が記憶されていることにより(ステップS112;Yes)、ステップS113aを行う。具体的には、顧客H2が「1万円×30枚」を出金予定であること、また、図7の例において現金機10Cの現在収納容量「1万円×20枚」であることから、判定部132は、ここから1万円×30枚を出金不可能であると判定する。
Next, the
判定部132は、Y集合のうち現金機10Aおよび10Bが、W要素の顧客H2が入出金可能な装置であると判定したことにより、顧客H2が入出金可能な現金機10が存在する(K=1となっている)ことを確認すると(ステップS119;Yes)、「C」以降の処理へ移行する。
The determination unit 132 determines that the
そして、さらに処理を進め、図11に移り、誘導部133は、W要素である顧客H2が入出金可能な現金機10の集合を「X集合」とする(ステップS122)。つまり、誘導部133は、顧客H2が入出金可能な現金機10Aおよび10Bの集合を「X集合」とする(ステップS122)。そして、誘導部133は、X集合に含まれる現金機10Aおよび10Bから一台指定する(ステップS123)。ここでは、誘導部133は、X集合から現金機10Aを指定したものとする。これにより、X要素は「現金機10A」となる。
Then, the processing is further advanced to move to FIG. 11, and the guiding
そして、誘導部133は、X集合に含まれる現金機10Aおよび10Bについて、順番待ちしている顧客の有無を確認する処理を行っていないため(ステップS124;Yes)、X要素である現金機10Aに対して想定収納容量=nullであるか否か、すなわち想定収納容量が記憶されているか否かを判定する(ステップS125)。
And since
図7の例では、現金機10Aに対して想定収納容量が記憶されている。したがって、誘導部133は、現金機10Aに対して想定収納容量が記憶されていることにより、現時点において現金機10Aに対して順番待ちしている顧客が存在していると判定する(ステップS125;No)。具体的には、現金機10Aには顧客H1が順番待ちしている。
In the example of FIG. 7, an assumed storage capacity is stored for the
誘導部133は、ステップS125でX要素である現金機10Aに対して順番待ちしている顧客が存在すると判定したことにより、ステップS122で特定したX集合から、X要素である現金機10Aを除いた集合を「X集合」として更新する(ステップS133)。ステップS122で特定したX集合には現金機10Aおよび10Bが含まれるが、X要素である現金機10Aには、順番待ちしている顧客が存在しているため、誘導部133は、X集合から現金機10Aを除外した集合を「X集合」として更新する。したがって、この時点では、X集合には、現金機10Bが含まれる。
The guiding
このように、誘導部133は、順番待ちする顧客が存在する現金機10を処理対象から除外することにより、順番待ちする顧客が存在しない現金機10に対して優先的に顧客を誘導することができるため、顧客による入出金の効率を高めることができる。
In this way, the guiding
また、誘導部133は、再びステップS123に戻り、更新後のX集合から現金機10を一台指定する。具体的には、誘導部133は、ステップS133でX集合には、現金機10Bが含まれることを特定したことにより、X要素「現金機10B」と指定する。
The guiding
そして、誘導部133は、X集合に含まれる現金機10Bについて、順番待ちしている顧客の有無を確認する処理を行っていないため(ステップS124;Yes)、X要素である現金機10Bに対して想定収納容量=nullであるか否か、すなわち想定収納容量が記憶されているか否かを判定する(ステップS125)。
And since
図7の例では、現金機10Bに対して想定収納容量が記憶されていない。したがって、誘導部133は、現金機10Bに対して想定収納容量が記憶されていないことにより、現時点において現金機10Bに対して順番待ちしている顧客が存在していないと判定する(ステップS125;Yes)。
In the example of FIG. 7, the assumed storage capacity is not stored for the
誘導部133は、ステップS125でX要素である現金機10Bに対して順番待ちしている顧客が存在しないと判定したことにより、収納容量管理DB122において現金機10Bに対する想定収納容量を更新する(ステップS126)。
The
ここで、図8は、パターン1に対応する誘導処理(ステップS126)により更新された収納容量管理DB122の一例を示す第2の図である。図8に示すように、誘導部133は、現金機10Bに対する「想定収納容量」を更新する。図7の例では、現金機10Bに対する金種毎の想定収納容量が「null」である。これに対し、誘導部133は、順番待ちのない現金機10Bに顧客H2を誘導するにあたって、現在収納容量「1万円×30枚」に対し、顧客H2による出金予定金額「1万円×30枚」を減算した金額「1万円×0枚」を想定収納容量として更新する。
Here, FIG. 8 is a second diagram illustrating an example of the storage
また、誘導部133は、ステップS125でX要素である現金機10Bに対して順番待ちしている顧客が存在しないと判定したことにより、収納容量管理DB122において現金機10Bに対する待ち人数を更新する(ステップS127)。図8に示すように、誘導部133は、現金機10Bに対する待ち人数を更新する。図7では、現金機10Bに対する待ち人数は「0」である。これに対し、誘導部133は、これからX要素の現金機10BをW要素の顧客H2が使用することになるため、図8に示すように、現金機10Bに対する待ち人数を「1」へと更新する。
Moreover, the
また、誘導部133は、ステップS125でX要素である現金機10Bに対して順番待ちしている顧客が存在しないと判定したことにより、人的管理DB121において、W要素である顧客H2の状態を更新する(ステップS128)。
In addition, when the
ここで、図5は、パターン1に対応する誘導処理(ステップS128)により更新された人的管理DB121の一例を示す第2の図である。図5に示すように、誘導部133は、顧客H2に対する「使用装置」および「占有状態」を更新する。図5では、顧客H2に対する状態は、使用装置「未使用」、占有状態「無」である。これに対し、誘導部133は、これからX要素の現金機10BをW要素の顧客H2が使用することになるため、図5に示すように、顧客H2に対する状態として、使用装置「10B」、占有状態「有」へと更新する。
Here, FIG. 5 is a second diagram illustrating an example of the
続いて、誘導部133は、W要素である顧客H2に対し、X要素である現金機10Bを使用するように誘導する。
Subsequently, the guiding
さて、これまで説明してきた処理により、W集合に含まれる顧客H1およびH2の誘導が完了した。ここで、誘導部133は、W集合に含まれる顧客H1およびH2から、誘導の完了した顧客H1およびH2を除いた集合を「W集合」として更新する(ステップS130)。したがって、この時点では、W集合には、顧客が含まれないことになる。
Now, the guidance of the customers H1 and H2 included in the W set has been completed by the processing described so far. Here, the guiding
そして、誘導部133は、ステップS130で更新したW集合=0であるか否か、すなわちステップS130で更新したW集合に誘導対象の顧客が含まれるか否かを判定する(ステップS131)。言い換えれば、誘導部133は、W集合に含まれる全ての顧客について、誘導処理したかを確認する。上記のようにW集合には、顧客が含まれないため(ステップS131;Yes)、誘導部133は、誘導処理を終了する。
Then, the guiding
[3−2.誘導処理(パターン2)について]
次に、実施形態にかかる誘導サーバ100による誘導処理のうち、入出金に応じて顧客の順番を変更することで現金機10がフルエンドしなくなる場合での誘導処理(パターン2とする)について説明する。ここで、図12は、パターン2に対応する人的管理DB121の一例を示す図である。図12は、図5に示す更新後の人的管理DB121に対して、さらに顧客情報が追加されたものである。具体的には、図12に示す人的管理DB121には、顧客H3〜H5に関する顧客情報が追加されている。
[3-2. About guidance processing (Pattern 2)]
Next, of the guidance processing by the
これは、例えば、人的管理DB121が図5に示す状態にあるとき、誘導サーバ100の取得部131が、顧客の順番および入出金金額の内訳(金種毎の枚数)を行員から取得することにより人的管理DB121における「順番」、「元順番」、「顧客ID」、「指定金」を更新したものに相当する。つまり、図12の例では、顧客H3が千円×20枚(2万円)の出金を指定し、顧客H4が千円×10枚(1万円)の出金を指定し、顧客H5が千円×10枚(1万円)の入金を指定したことを示す。
This is because, for example, when the
また、図14は、パターン2に対応する収納容量管理DB122の一例を示す図である。図14は、上記のように、取得部131により顧客H3〜H5に関する顧客情報が取得されたことにより、人的管理DB121が更新された時点での収納容量管理DB122である。以下では、入出金に応じて顧客の順番を変更することで現金機10がフルエンドしなくなる場合での誘導処理手順について説明する。なお、処理対象の顧客が変わるだけで、一部の処理を除き基本的な処理は、パターン1において顧客H1を例に説明してきたものと同様である。したがって、重複する詳細な説明は省略する。
FIG. 14 is a diagram illustrating an example of the storage
まず、図9に示すように、判定部132は、取得部131による人的管理DB121の更新を監視し、人的管理DB121が更新されたことを起点に誘導処理を開始し、呼び出した人的管理DB121を参照し、誘導処理対象(順位を変更する候補)の顧客を選定する(ステップS104)。具体的には、判定部132は、人的管理DB121に登録されている顧客から、現金機10を占有している顧客(占有状態「有」が対応付けられる顧客)および入出金が完了している顧客(進捗状態「完了」が対応付けられる顧客)を除いた顧客の集合(「W集合」とする)に含まれる顧客を誘導処理対象として選定する。図12の例では、判定部132は、人的管理DB121に登録されている顧客H3〜H5が現金機10を占有しておらず、また、入出金が未完了であることから、顧客H3〜H5を誘導処理対象として選定する。すなわち、図12の例では、W集合には、顧客H3〜H5が含まれる。
First, as illustrated in FIG. 9, the determination unit 132 monitors the update of the
次に、判定部132は、W集合から顧客を一人指定する(ステップS105)。上記のように、W集合には、顧客H3〜H5が含まれるため、例えば、判定部132は、W集合から顧客H3を指定する。これにより、W集合の指定要素は「顧客H3」となる。また、判定部132は、図12の例では、現状の装置結果として、フルエンドチェックを行う対象が現金機10A〜10Cであることを特定する。そして、判定部132は、特定した現金機10を含む集合を「Y集合」とする(ステップS109)。また、図10に移り、判定部132は、Y集合に含まれる現金機10から一台指定する(ステップS111)。Y集合には、現金機10A〜10Cが含まれるため、ここでは、判定部132は、現金機10Aを指定したものとする。これにより、Y要素は「現金機10A」となる。
Next, the determination unit 132 designates one customer from the W set (step S105). As described above, since the customers W3 to H5 are included in the W set, for example, the determination unit 132 specifies the customer H3 from the W set. Thus, the designated element of the W set is “customer H3”. Moreover, the determination part 132 specifies that the object which performs a full end check is the
そして、判定部132は、収納容量管理DB122を参照し、Y要素である現金機10Aに対して想定収納容量=nullであるか否か、すなわち想定収納容量が記憶されているか否かを判定する(ステップS112)。図14の例では、現金機10Aに対して想定収納容量が記憶されている。したがって、判定部132は、現金機10Aに対して想定収納容量が記憶されていると判定すると(ステップS112;No)、現金機10Aの想定収納容量と顧客H3の入出金金額とに基づいて、現金機10Aに対するフルエンドチェックを行う(ステップ113b)。
Then, the determination unit 132 refers to the storage
図12に示すように、顧客H3が「千円×20枚」を出金予定であること、また、図14の例において現金機10Aの想定収納容量「千円×10枚」であることから、判定部132は、ここから千円×20枚を出金不可能であると判定する。
As shown in FIG. 12, the customer H3 is planning to withdraw “1000 yen × 20 sheets”, and in the example of FIG. 14, the assumed storage capacity of the
つまり、判定部132は、Y要素である現金機10Aがエンドする可能性が有ると判定すると(ステップS114;No)、Y集合から、フルエンドチェックを行った現金機10を除いた集合を「Y集合」として更新する(ステップS117)。つまり、判定部132は、現金機10Aについてフルエンドチェックを行ったことにより、Y集合から現金機10Aを除外した集合を「Y集合」として更新する。したがって、この時点では、Y集合には、現金機10Bおよび10Cが含まれる。
That is, if the determination unit 132 determines that the
次に、判定部132は、ステップ117で更新したY集合=0であるか否か、すなわちステップ117で更新したY集合にフルエンドチェック対象の現金機10が含まれるか否かを判定する(ステップS118)。この時点で、上記のようにY集合には、現金機10Bおよび10Cが含まれるため、判定部132は、現金機10Bおよび10Cそれぞれについて、ステップS110からの処理を繰り返す。
Next, the determination unit 132 determines whether or not the Y set updated in Step 117 is 0, that is, whether or not the Y set updated in Step 117 includes the
Y要素が現金機10Bの場合、およびY要素が現金機10Cの場合についても簡単に説明する。まず、現金機10Bについて説明する。判定部132は、ステップS112において、収納容量管理DB122を参照し、Y要素である現金機10Bに対して想定収納容量が記憶されていることにより(ステップS112;No)、ステップS113bを行う。具体的には、顧客H3が「千円×20枚」を出金予定であること、また、図14の例において現金機10Bの想定収納容量「千円×10枚」であることから、判定部132は、ここから「千円×20枚」を出金不可能であると判定する。
The case where the Y element is the
次に、現金機10Cについて説明する。判定部132は、ステップS112において、収納容量管理DB122を参照し、Y要素である現金機10Cに対して想定収納容量が記憶されていることにより(ステップS112;No)、ステップS113bを行う。具体的には、顧客H3が「千円×20枚」を出金予定であること、また、図14の例において現金機10Cの想定収納容量「千円×10枚」であることから、判定部132は、ここから「千円×20枚」を出金不可能であると判定する。
Next, the
以上により、判定部132は、Y集合に含まれる現金機10のうち、W要素の顧客H3が入出金可能な現金機10が存在しない(K=0のまま)ことを確認すると(ステップS119;No)、「D」以降の処理へ移行する。「D」に続く処理は、W要素が入出金可能な現金機10が存在しないことにより、W要素の順位を変更するための順位変更処理である。かかる順位変更処理について、図18を用いて説明する。図18は、誘導サーバ100による順位変更処理手順の一例を示すフローチャートである。
As described above, the determination unit 132 confirms that, among the
図18に示すように、誘導サーバ100の変更部134は、まず、収納容量管理DB122を初期状態に更新する(ステップS201)。ステップS104で示したように、かかる例では、誘導処理対象が顧客H3〜H5となっている。そして、始めに指定したW要素である顧客H3において、入出金可能な現金機10が存在しないことが判明した例を示した。しかし、顧客H3が入出金可能な現金機10は存在し、2番目にW要素となる顧客H4において、入出金可能な現金機10が存在しないといったことも考えられる。このような場合、W要素を顧客H3として誘導処理していく中で、収納容量管理DB122の想定収納容量が誘導部133により更新されることになる。このように、想定収納容量が更新されていることを想定して、変更部134は、それを元に戻すために収納容量管理DB122を初期状態に更新する。なお、かかる例では、最初にW要素となった顧客H3において、入出金可能な現金機10が存在しないことが判明したため、更新前後で収納容量管理DB122に変化はない。
As shown in FIG. 18, the changing unit 134 of the
次に、変更部134は、W集合に含まれる顧客において、順番変更の組合せを抽出する(ステップS202)。W集合には、顧客H3〜H5が含まれる。そして、現時点では、図12の例では、これら顧客の順番は、顧客H3「3番」、顧客H4「4番」、顧客H5「5番」となっている。しかし、この通りに顧客が誘導された場合、顧客H3が入出金可能な現金機10が存在しないため、結果的に、顧客H3〜H5をより長く待たせることになり、入出金の効率が悪くなることが考えられる。つまり、顧客H3〜H5の順番を変更した方が、効率が良くなる可能性がある。
Next, the changing unit 134 extracts a combination of order changes for the customers included in the W set (step S202). The W set includes customers H3 to H5. At the present time, in the example of FIG. 12, the order of these customers is customer H3 “No. 3”, customer H4 “No. 4”, and customer H5 “No. 5”. However, when the customer is guided in this way, there is no
このため、変更部134は、ステップS202で、顧客H3〜H5について、どのように順番を変更すればよいかといった候補となる順番の組合せを抽出する。例えば、変更部134は、順番変更の組み合わせとして、左から順に3番目、4番目、5番目を当てはめるように、(H3,H4,H5)、(H3,H5,H4)、(H4,H3,H5)、(H4,H5,H3)、(H5,H4,H3)、(H5,H3,H4)といった6つの組合せを抽出する。 For this reason, the change part 134 extracts the combination of the order used as the candidate of how to change an order about customer H3-H5 by step S202. For example, the changing unit 134 applies (H3, H4, H5), (H3, H5, H4), (H4, H3), and (H3, H4, H5), so as to apply the third, fourth, and fifth from the left as the combination of order changes. Six combinations such as (H5), (H4, H5, H3), (H5, H4, H3), and (H5, H3, H4) are extracted.
次に、変更部134は、抽出した組合せの中から、フルエンドの可能性がある組合せを削除する(ステップS203)。例えば、3番目を顧客H3とすると、エンドする可能性があることがステップS112からの処理で判明しているため、変更部134は、3番目を顧客H3とする組み合わせである(H3,H4,H5)および(H3,H5,H4)を除外した、(H4,H3,H5)、(H4,H5,H3)、(H5,H4,H3)、(H5,H3,H4)といった4つの組合せを特定する。 Next, the changing unit 134 deletes combinations that may be full-ended from the extracted combinations (step S203). For example, if the third is the customer H3, it is found from the processing from step S112 that there is a possibility of end, so the changing unit 134 is a combination of the third as the customer H3 (H3, H4, Four combinations of (H4, H3, H5), (H4, H5, H3), (H5, H4, H3), (H5, H3, H4), excluding (H5) and (H3, H5, H4) Identify.
次に、変更部134は、ステップS203で特定した組合せから、繰越数より多く順番を後退される顧客を含む組合せを削除する(ステップS204)。具体的には、図12に示すように、現在の順番は、顧客H3「3番」、顧客H4「4番」、顧客H5「5番」となっている。変更部134は、この順番を基準に、繰越数より多く順番を後退される顧客を含む組合せを特定し、特定した組合せを削除する。また、変更部134は、既に順番変更されていることも考慮するために、「順番−元順番」により算出される値も、繰越数より多く順番を後退される顧客を含む組合せの特定に用いる。 Next, the changing unit 134 deletes a combination including a customer whose order is set back more than the number carried forward from the combination specified in step S203 (step S204). Specifically, as shown in FIG. 12, the current order is customer H3 “No. 3”, customer H4 “No. 4”, and customer H5 “No. 5”. Based on this order, the changing unit 134 specifies a combination including a customer whose order is set back more than the number carried forward, and deletes the specified combination. Further, the change unit 134 also uses the value calculated by “order-original order” to specify a combination including a customer whose order is set back more than the number carried forward in order to consider that the order has already been changed. .
ここで、繰越数とは、誘導サーバ100に対して予め設定されているものであり、各顧客に対して順番を後退させることが可能な回数を示す。パターン2の説明では、繰越数は「3」であるものとする。これは、繰越数「3」より多く順番を後退させないことを示す。また、このように、繰越数を設定することで、例えば、後退させすぎてしまい顧客から反感を受けてしまうことを防止することができる。
Here, the carry-over number is preset for the
以下では、ステップS204での処理について、一例を用いて詳細に説明する。基準組合せ(H3,H4,H5)を、(H4,H3,H5)とする場合について、「順番を1つ進める」、順番「4」、元順番「4」といった顧客H4に対する要素から、変更部134は、(−1)+(4−4)により「−1」を算出する。これは、変更部134は、基準組合せ(H3,H4,H5)を、(H4,H3,H5)とするにあたって、顧客H4について、「順番を1つ進める」(−1に相当)、および、「順番−元順番」の考慮に基づき、順番を1つ早めるといった結果を算出したことを示す。 Hereinafter, the process in step S204 will be described in detail using an example. In the case where the reference combination (H3, H4, H5) is (H4, H3, H5), the change unit is changed from the elements for the customer H4 such as “advance the order one”, the order “4”, and the original order “4”. 134 calculates “−1” by (−1) + (4-4). This is because the changing unit 134 sets the reference combination (H3, H4, H5) to (H4, H3, H5), and “descends the order by one” (corresponding to −1) for the customer H4. Based on the consideration of “order-original order”, it indicates that a result of advancing the order by one is calculated.
また、「順番を1つ後退させる」、順番「3」、元順番「3」といった顧客H3に対する要素から、変更部134は、(+1)+(3−3)により「+1」を算出する。つまり、変更部134は、顧客H3について、順番を1つ後退させる(順番変更を1回行うことに相当)といった結果を算出する。 Further, the changing unit 134 calculates “+1” by (+1) + (3-3) from the elements for the customer H3 such as “reverse the order by one”, the order “3”, and the original order “3”. That is, the changing unit 134 calculates a result of retreating the order by one for the customer H3 (equivalent to performing the order change once).
また、「順番変更しない」、順番「5」、元順番「5」といった顧客H5に対する要素から、変更部134は、(0)+(5−5)により「0」を算出する。つまり、変更部134は、顧客H5について、順番変更しないといった結果を算出する。 Further, the changing unit 134 calculates “0” by (0) + (5-5) from the elements for the customer H5 such as “do not change the order”, the order “5”, and the original order “5”. That is, the changing unit 134 calculates a result that the order is not changed for the customer H5.
ここまで、基準組合せ(H3,H4,H5)を、(H4,H3,H5)とするにあたって、各顧客をどのように順番変更する必要があるかを算出する例について説明した。残り3つの組合せである(H4,H5,H3)、(H5,H4,H3)、(H5,H3,H4)については、説明を簡略化する。 So far, an example has been described in which it is necessary to change the order of each customer when the reference combination (H3, H4, H5) is (H4, H3, H5). The description of the remaining three combinations (H4, H5, H3), (H5, H4, H3), and (H5, H3, H4) will be simplified.
基準組合せ(H3,H4,H5)を、(H4,H5,H3)とする場合について、「順番を1つ進める」、順番「4」、元順番「4」といった顧客H4に対する要素から、変更部134は、(−1)+(4−4)により「−1」を算出する。 In the case where the reference combination (H3, H4, H5) is (H4, H5, H3), the change unit is changed from the elements for the customer H4 such as “advance the order one”, the order “4”, and the original order “4”. 134 calculates “−1” by (−1) + (4-4).
「順番を1つ進める」、順番「5」、元順番「5」といった顧客H5に対する要素から、変更部134は、(−1)+(5−5)により「−1」を算出する。 The changing unit 134 calculates “−1” by (−1) + (5-5) from the elements for the customer H5 such as “advance the order by one”, the order “5”, and the original order “5”.
「順番を2つ後退させる」、順番「3」、元順番「3」といった顧客H3に対する要素から、変更部134は、(+2)+(3−3)により「+2」を算出する。 The changing unit 134 calculates “+2” by (+2) + (3-3) based on the elements for the customer H3 such as “reverse the order by two”, the order “3”, and the original order “3”.
基準組合せ(H3,H4,H5)を、(H5,H4,H3)とする場合について、「順番を2つ進める」、順番「5」、元順番「5」といった顧客H5に対する要素から、変更部134は、(−2)+(5−5)により「−2」を算出する。 In the case where the reference combination (H3, H4, H5) is (H5, H4, H3), the change unit is changed from the elements for the customer H5 such as “advance the order two”, the order “5”, and the original order “5”. 134 calculates “−2” by (−2) + (5-5).
「順番変更しない」、順番「4」、元順番「4」といった顧客H4に対する要素から、変更部134は、(0)+(4−4)により「0」を算出する。 The changing unit 134 calculates “0” by (0) + (4-4) from elements for the customer H4 such as “do not change order”, order “4”, and original order “4”.
「順番を2つ後退させる」、順番「3」、元順番「3」といった顧客H3に対する要素から、変更部134は、(+2)+(3−3)により「+2」を算出する。 The changing unit 134 calculates “+2” by (+2) + (3-3) based on the elements for the customer H3 such as “reverse the order by two”, the order “3”, and the original order “3”.
基準組合せ(H3,H4,H5)を、(H5,H3,H4)とする場合について、「順番を2つ進める」、順番「5」、元順番「5」といった顧客H5に対する要素から、変更部134は、(−2)+(5−5)により「−2」を算出する。 In the case where the reference combination (H3, H4, H5) is (H5, H3, H4), the change unit is changed from the elements for the customer H5 such as “advance the order two”, the order “5”, and the original order “5”. 134 calculates “−2” by (−2) + (5-5).
「順番を1つ後退させる」、順番「3」、元順番「3」といった顧客H3に対する要素から、変更部134は、(+1)+(3−3)により「+1」を算出する。 The changing unit 134 calculates “+1” by (+1) + (3-3) from the elements for the customer H3 such as “reverse the order by one”, the order “3”, and the original order “3”.
「順番を1つ後退させる」、順番「4」、元順番「4」といった顧客H4に対する要素から、変更部134は、(+1)+(4−4)により「+1」を算出する。 The changing unit 134 calculates “+1” by (+1) + (4-4) from the elements for the customer H4 such as “reverse the order by one”, the order “4”, and the original order “4”.
以上の結果から、順番を「3」より多く後退させる顧客(繰越数「3」より多い顧客)を含む組合せがないことがわかる。このため、変更部134は、ステップS204では組合せの削除を行わず、(H4,H3,H5)、(H4,H5,H3)、(H5,H4,H3)、(H5,H3,H4)といった4つの組合せのままとする。 From the above results, it can be seen that there is no combination including a customer whose order is retreated more than “3” (a customer more than the carry-over number “3”). For this reason, the changing unit 134 does not delete the combination in step S204, and (H4, H3, H5), (H4, H5, H3), (H5, H4, H3), (H5, H3, H4), etc. Keep the four combinations.
次に、変更部134は、ステップS204で残った顧客の組合せにおいて、各顧客が使用可能な現金機10がなくならないような現金機10の組合せを選定する(ステップS205)。例えば、(H4,H3,H5)、(H4,H5,H3)、(H5,H4,H3)、(H5,H3,H4)といった4つ顧客の組合せそれぞれについて、顧客H3が現金機10A〜10Cを使用する可能性、顧客H4が現金機10A〜10Cを使用する可能性、H5が現金機10A〜10Cを使用する可能性がある。
Next, the changing unit 134 selects a combination of
ここで、図19に上記4つの顧客組合せに含まれる各顧客に対して、現金機10を割り当てた場合の現金機10の組合せを示す。図19は、パターン2において顧客に対して、現金機10を割り当てた場合の現金機の組合せを示す図である。図19に示すように、顧客組合せ毎に、3×3×3=27通りの現金機10の組合せが存在する。そして、4つの顧客組合があることから、全体的には、4×27=108通りの現金機10の組合せが存在する。したがって、変更部134は、108通りの現金機10の組合せの中から、顧客H3〜H5それぞれが使用可能な現金機10がなくならないような現金機10の組合せ(「現金機組合せ」と表記する)を選定する。
Here, FIG. 19 shows combinations of
現金機10の組合せを選定について、一例を用いて説明する。例えば、変更部134は、顧客組合せに対応する現金機組合せについて、かかる顧客組合せに含まれる顧客が、対応する現金機10を使用可能であるか否かを確認してゆく。この点について、図19に示す現金機組合せC1を用いて説明する。
Selection of the combination of the
まず、変更部134は、現時点で順番の最も早い顧客H4に対応する現金機10Aについて、顧客H4が使用可能であるか否かを判定する(フルエンドチェックする)。ここで、顧客H4は、図12に示すように、「千円×10枚」を出金予定である。また、現金機10Aは、図14に示すように、想定収納容量「千円×10枚」である。したがって、変更部134は、顧客H4が「千円×10枚」を出金した場合、想定収納容量「千円×0枚」となることから、現金機10Aはフルエンドしないと判定する。つまり、変更部134は、現金機10Aは顧客H4が入出金可能な装置であると判定する。
First, the changing unit 134 determines whether or not the customer H4 can be used for the
また、変更部134は、次の順番の顧客H3に対応する現金機10Aについて、顧客H3が使用可能であるか否かを判定する。ここで、顧客H3は、図12に示すように、「千円×20枚」を出金予定である。また、現金機10Aは、顧客H4による「千円×10枚」の出金にともない想定収納容量「千円×0枚」となっている。したがって、変更部134は、顧客H3が「千円×20枚」を出金した場合、想定収納容量「千円×−10枚」となることから、現金機10Aはエンドすると判定する。つまり、変更部134は、現金機10Aは顧客H3が入出金不可能な装置であると判定する。
Moreover, the change part 134 determines whether the customer H3 is usable about the
以上のことから、変更部134は、「顧客H4に対し現金機10A、次に顧客H3に対し現金機10A、次に顧客H5に対し現金機10A」といった現金機組合せC1を選定から除外する。
From the above, the changing unit 134 excludes the cash machine combination C1 such as “the
次に、図19に示す現金機組合せC2を用いて説明する。変更部134は、現時点で順番の最も早い顧客H5に対応する現金機10Aについて、顧客H5が使用可能であるか否かを判定する。ここで、顧客H5は、図12に示すように、「千円×10枚」を入金予定である。また、現金機10Aは、図14に示すように、想定収納容量「千円×10枚」である。したがって、変更部134は、顧客H5が「千円×10枚」を入金した場合、想定収納容量「千円×20枚」となる。これにより、最大容量「千円×100枚」>想定収納容量「千円×20枚」>最低収納容量「0枚」が成立するため、変更部134は、現金機10Aは顧客H5が入出金可能な装置であると判定する。
Next, the cash machine combination C2 shown in FIG. 19 will be described. The changing unit 134 determines whether or not the customer H5 can use the
また、変更部134は、次の順番の顧客H3に対応する現金機10Aについて、顧客H3が使用可能であるか否かを判定する。ここで、顧客H3は、図12に示すように、「千円×20枚」を出金予定である。また、現金機10Aは、顧客H5による「千円×10枚」の入金にともない想定収納容量「千円×20枚」となっている。したがって、変更部134は、顧客H3が「千円×20枚」を出金した場合、想定収納容量「千円×0枚」となることから、現金機10Aは顧客H3が入出金可能な装置であると判定する。
Moreover, the change part 134 determines whether the customer H3 is usable about the
また、変更部134は、さらに次の順番の顧客H4に対応する現金機10Bについて、顧客H4が使用可能であるか否かを判定する。ここで、顧客H4は、図12に示すように、「千円×10枚」を出金予定である。現金機10Bは、図14に示すように、想定収納容量「千円×10枚」である。したがって、変更部134は、顧客H4が「千円×10枚」を出金した場合、想定収納容量「千円×0枚」となることから、現金機10Bは顧客H4が入出金可能な装置であると判定する。
Moreover, the change part 134 determines whether the customer H4 is usable about the
以上のことから、「顧客H5に対し現金機10A、次に顧客H3に対し現金機10A、次に顧客H4に対し現金機10B」といった現金機組合せC2であれば、各顧客が入出金可能である。したがって、変更部134は、かかる組合せを選定する。
From the above, each customer can deposit and withdraw cash machine combination C2 such as “
また、変更部134は、現金機組合せの選定できたか否かを起点として(ステップS206)、現金機組合せを選定できた場合には(ステップS206;Yes)、人的管理DB121を更新する(ステップS207)。変更部134は、「顧客H5に対し現金機10A、次に顧客H3に対し現金機10A、次に顧客H4に対し現金機10B」といった現金機組合せC2を選定したことにより、かかる選定結果に基づき人的管理DB121を更新する。なお、現金機組合せを選定できなかった場合(ステップS206;No)の処理については、後述する。
Further, the change unit 134 starts from whether or not a cash machine combination can be selected (step S206), and when the cash machine combination can be selected (step S206; Yes), updates the human management DB 121 (step S206). S207). The change unit 134 selects the cash machine combination C2 such as “the
ここで、図13は、パターン2に対応する順位変更処理(ステップS207)により更新された人的管理DB121の一例を示す図である。図13に示すように、変更部134は、「順番」に対応する「顧客ID」、「元順番」、「使用装置ID」を更新する。具体的には、「顧客H5に対し現金機10A、次に顧客H3に対し現金機10A、次に顧客H3に対し現金機10B」といった図19に示す現金機組合せC2であれば、各顧客が入出金可能であることにより、変更部134は、「順番」に対応する顧客IDを「3番:H5、4番:H3、5番:H4」と更新する。また、変更部134は、かかる更新に応じて、「元順番」および「使用装置ID」も更新する。
Here, FIG. 13 is a diagram illustrating an example of the
このように、人的管理DB121が更新されたことにより、収納容量管理DB122の想定収納容量を更新するため、変更部134は、再び図9に示すステップS101からの処理を実行させる。
As described above, the update unit 134 causes the change unit 134 to execute the processing from step S101 shown in FIG. 9 again in order to update the assumed storage capacity of the storage
つまり、判定部132は、人的管理DB121の更新を監視することで、人的管理DB121が更新されたことを起点に誘導処理を開始する(ステップS101)。以降の処理では、W集合には、顧客H5、H3およびH4が含まれる。また、Y集合には、これまでと同様に現金機10A〜10Cが含まれる。処理を進め、誘導部133は、図11に示すように、W要素が使用する現金機10が定まっているか否かを判定する(ステップS120)。ここで、図13に示すように、この時点で、W要素である顧客H5に対して使用装置ID「10A」が対応付けられている。したがって、誘導部133は、W要素が使用する現金機10が定まっていると判定し(ステップS120;No)、収納容量管理DB122において現金機10Aに対する待ち人数を更新する(ステップS120−1)。
In other words, the determination unit 132 monitors the update of the
ここで、図15は、パターン2に対応する誘導処理(ステップS120−1)により更新された収納容量管理DB122の一例を示す第1の図である。図15に示すように、誘導部133は、現金機10Aに対する待ち人数を更新する。図14では、現金機10Aに対する待ち人数は「1」である。これに対し、誘導部133は、これからY要素の現金機10Aに対しW要素の顧客H5が順番待ちすることになるため、図15に示すように、現金機10Aに対する待ち人数を「2」へと更新する。
Here, FIG. 15 is a first diagram illustrating an example of the storage
また、誘導部133は、収納容量管理DB122において現金機10Aに対する想定収納容量を更新する(ステップS120−2)。
Moreover, the guidance |
図15に示すように、誘導部133は、現金機10Aに対する「想定収納容量」を更新する。つまり、誘導部133は、現金機10Aに顧客H5を誘導するにあたって、図14に示す想定収納容量「千円×10枚」に対し、顧客H5による入金予定金額「千円×10枚」を加算した金額「千円×20枚」を想定収納容量として更新する。
As shown in FIG. 15, the guiding
そして、誘導部133は、W要素である顧客H5に対し、現金機10Aに順番待ちするよう誘導する(ステップS129)。また、W要素である顧客H5の誘導が完了したことにより、誘導部133は、顧客H5を除き、顧客H3およびH4を含む集合をW集合として更新する(ステップS130)。したがって、W集合=0ではないため(ステップS131;No)、ステップS105に戻る。そして、誘導サーバ100は、W要素を顧客H3として、これまで顧客H5について説明してきた処理をW要素である顧客H3についても行う。
And
W要素が顧客H3である場合、誘導部133は、ステップS120−1およびステップS120−2での処理により、図15に示す収納容量管理DB122から、図16に示す収納容量管理DB122へと更新する。図16は、パターン2に対応する誘導処理により更新された収納容量管理DB122の一例を示す第2の図である。図16に示すように、誘導部133は、これからY要素の現金機10Aに対しW要素の顧客H3が順番待ちすることになるため、現金機10Aに対する待ち人数を「3」へと更新する。また、図16に示すように、誘導部133は、現金機10Aに顧客H3を誘導するにあたって、図15に示す想定収納容量「千円×20枚」に対し、顧客H3による出金予定金額「千円×20枚」を減算した金額「千円×0枚」を想定収納容量として更新する。
When the W element is the customer H3, the guiding
そして、誘導部133は、W要素である顧客H3に対し、現金機10Aに順番待ちするよう誘導する(ステップS129)。また、W要素である顧客H5およびH3の誘導が完了したことにより、誘導部133は、顧客H4を含む集合をW集合として更新する(ステップS130)。したがって、W集合=0ではないため(ステップS131)、ステップS105に戻る。そして、誘導サーバ100は、W要素を顧客H4として、これまでと同様の処理を行う。
And
W要素が顧客H4である場合、誘導部133は、ステップS120−1およびステップS120−2での処理により、図16に示す収納容量管理DB122から、図17に示す収納容量管理DB122へと更新する。図17は、パターン2に対応する誘導処理により更新された収納容量管理DB122の一例を示す第3の図である。図17に示すように、誘導部133は、これからY要素の現金機10Bに対しW要素の顧客H4が順番待ちすることになるため、現金機10Bに対する待ち人数を「2」へと更新する。また、図17に示すように、誘導部133は、現金機10Bに顧客H4を誘導するにあたって、図16に示す想定収納容量「千円×10枚」に対し、顧客H4による出金予定金額「千円×10枚」を減算した金額「千円×0枚」を想定収納容量として更新する。
When the W element is the customer H4, the guiding
そして、誘導部133は、W要素である顧客H4に対し、現金機10Bに順番待ちするよう誘導する(ステップS129)。また、誘導部133は、ステップS131でW=0と判定することから、誘導処理を終了する。
And
[3−3.誘導処理に対応する現金機の動作(正常)]
次に、これまで説明してきた誘導サーバ100による誘導処理に対応する現金機10の動作について説明する。図20は、現金機10による処理手順の一例を示すフローチャートである。まず、図12を用いて、誘導サーバ100による誘導処理(パターン2)に対応する現金機10の処理手順として、顧客により正常な入出金が行われた場合の処理手順について説明する。
[3-3. Cash machine operation for guidance processing (normal)]
Next, operation | movement of the
ここでは、誘導サーバ100によって、上記パターン1および2での誘導処理が行われた状態において、顧客に使用される現金機10の処理手順について説明する。具体的には、順番「1」が割り当てられた顧客H1によって使用される現金機10Aの処理手順を示す。
Here, the processing procedure of the
まず、現金機10Aは、補充回収処理を行うタイミングであるか否かを判定する(ステップS301)。現金機10Aは、補充回収処理を行うタイミングではない場合には(ステップS301;Yes)、顧客H1による入出金を受け付ける、または、顧客H1による入出金のキャンセルを受け付ける(ステップS302)。ここでは、現金機10Aは、顧客H1から「1万円×10枚」の入金を受け付けたものとする。なお、補充回収処理を行うタイミングであると判定した場合(ステップS301;No)における現金機10Aによる処理については後述する。
First, the
次に、現金機10Aは、人的管理DB121を呼び出す(ステップS303)。ここで、図21は、現金機10Aにより呼び出された人的管理DB121の一例を示す図である。図21は、図13に示す人的管理DB121と同様である。これは、ここでの現金機10Aによる処理は、誘導サーバ100によって、パターン2での誘導処理が行われた場合における処理を想定しているからである。
Next, the
また、現金機10Aは、収納容量管理DB122を呼び出す(ステップS304)。ここで、図24は、現金機10Aにより呼び出された収納容量管理DB122の一例を示す図である。図24は、図17に示す収納容量管理DB122と同様である。
Further, the
次に、現金機10Aは、人的管理DB121を更新する(ステップS305)。具体的には、現金機10Aは、図21に示す人的管理DB121において、「占有状態」および「進捗状態」を更新する。ここで、図22は、現金機10Aにより更新された人的管理DB121を示す第1の図である。現金機10Aは、ステップS302で顧客H1による「1万円×10枚」の入金を受け付けたことにより、図22に示すように、占有状態「無」、進捗状態「完了」と更新する。
Next, the
次に、現金機10Aは、収納容量管理DB122を更新する(ステップS306)。具体的には、現金機10Aは、図24に示す収納容量管理DB122において、「現在収納容量」、「想定収納容量」、「待ち人数」を更新する。ここで、図25は、現金機10Aにより更新された収納容量管理DB122を示す第1の図である。現金機10Aは、ステップS302で顧客H1による「1万円×10枚」の入金を受け付けたことにより、図25に示すように、現在収納容量「1万円×55枚」へと更新する。また、現金機10Aは、顧客H1が入金完了により現金機10Aを使用しなくなるため、待ち人数「2」へと減らす。
Next, the
そして、現金機10Aは、特定人物(ここでは、顧客H1)の入出金金額と、計数金額とが一致するか否かを判定する(ステップS307)。ここで、計数金額は、現金機10Aが実際に受け付けた金額である。かかる例では、現金機10Aは、顧客H1から受け付けた金額を計数して、「1万円×10枚(10万円)」を算出している。そして、現金機10Aは、計数金額「1万円×10枚(10万円)」と、顧客H1により指定された入金額「1万円×10枚(10万円)」とが一致することにより(ステップS307;Yes)、次の特定の人物を呼び出す(ステップS308)。具体的には、現金機10Aは、図22に示す人的管理DB121を参照し、次に自装置を使用する顧客H2に関する情報を呼び出し、処理を終了する。
Then, the
[3−4.誘導処理に対応する現金機の動作(正常でない)]
次に、図20を用いて、誘導サーバ100による誘導処理(パターン2)に対応する現金機10の処理手順として、顧客により正常な入出金が行われなかった場合の処理手順について説明する。また、同様に、パターン1および2での誘導処理が行われた状態における、顧客H1に使用される現金機10Aの処理手順について説明する。
[3-4. Cash machine operation corresponding to guidance processing (not normal)]
Next, with reference to FIG. 20, as a processing procedure of the
現金機10Aは、補充回収処理を行うタイミングではないため(ステップS301;Yes)、顧客H1による入出金を受け付ける、または、顧客H1による入出金のキャンセを受け付ける(ステップS302)。ここでは、現金機10Aは、顧客H1から入出金のキャンセルを受け付けたものとする。
Since the
現金機10Aは、人的管理DB121を呼び出し(ステップS303)、また、収納容量管理DB122を呼び出す(ステップS304)。現金機10Aは、図21に示す人的管理DB121、および、図24に示す収納容量管理DB122を呼び出す。
The
次に、現金機10Aは、図21に示す人的管理DB121において、「占有状態」および「進捗状態」を更新する(ステップS305)。現金機10Aは、ステップS302で顧客H1による入金のキャンセルを受け付けたことにより、図22に示すように、占有状態「無」、進捗状態「完了」と更新する。
Next, the
次に、現金機10Aは、図24に示す収納容量管理DB122において、「現在収納容量」、「想定収納容量」、「待ち人数」を更新する(ステップS305)。ここで、図26は、現金機10Aにより更新された収納容量管理DB122を示す第2の図である。現金機10Aは、ステップS302で顧客H1による入金のキャンセルを受け付けたことにより、図26に示すように、現在収納容量をそのままとし、想定収納容量を「null」へと更新する。また、現金機10Aは、顧客H1が入金キャンセルにより現金機10Aを離れるため、待ち人数「2」へと減らす。
Next, the
そして、現金機10Aは、特定人物(ここでは、顧客H1)の入出金金額と、計数金額とが一致するか否かを判定する(ステップS307)。かかる例では、現金機10Aは、顧客H1から受け付けた金額を計数して、「0」を算出している。そして、現金機10Aは、計数金額「0」と、顧客H1により指定された入金額「1万円×10枚(10万円)」とが一致しないことにより(ステップS307;No)、人的管理DB121において、「指定金」を更新する(ステップS309)。ここで、図23は、現金機10Aにより更新された人的管理DB121を示す第2の図である。現金機10Aは、キャンセルにより入金されなかったため、図23に示すように、指定金「0」へと更新する。
Then, the
[3−5.誘導処理(パターン3)について]
次に、実施形態にかかる誘導サーバ100による誘導処理のうち、入出金に応じて顧客の順番を変更しても現金機10がフルエンドしてしまう場合での誘導処理(パターン3とする)について説明する。ここで、図27は、パターン3に対応する人的管理DB121の一例を示す図である。図27は、図5に示す更新後の人的管理DB121に対して、さらに顧客情報が追加されたものである。具体的には、図27に示す人的管理DB121には、顧客H3〜H5に関する顧客情報が追加されている。
[3-5. About guidance processing (Pattern 3)]
Next, of the guidance processing by the
これは、例えば、人的管理DB121が図5に示す状態にあるとき、誘導サーバ100の取得部131が、顧客の順番および入出金金額の内訳(金種毎の枚数)を行員から取得することにより人的管理DB121における「順番」、「顧客ID」、「指定金」を更新したものに相当する。つまり、図27の例では、顧客H3が千円×40枚(8万円)の出金を指定し、顧客H4が千円×10枚(1万円)の入金を指定し、顧客H5が千円×20枚(2万円)の入金を指定したことを示す。
This is because, for example, when the
また、図29は、パターン3に対応する収納容量管理DB122の一例を示す図である。図29は、上記のように、取得部131により顧客H3〜H5に関する顧客情報が取得されたことにより、人的管理DB121が更新された時点での収納容量管理DB122である。以下では、入出金に応じて顧客の順番を変更しても現金機10がフルエンドしてしまう場合での誘導処理手順について説明する。なお、処理対象の顧客が変わるだけで、一部の処理を除き基本的な処理は、パターン2において顧客H3〜H5を例に説明してきたものと同様である。したがって、重複する詳細な説明は省略する。
FIG. 29 is a diagram illustrating an example of the storage
図9に示すように、判定部132は、取得部131による人的管理DB121の更新を監視し、人的管理DB121が更新されたことを起点に誘導処理を開始し、呼び出した人的管理DB121を参照し、誘導処理対象(順位を変更する候補)の顧客を選定する(ステップS101〜S104)。図27の例では、判定部132は、人的管理DB121に登録されている顧客H3〜H5が現金機10を占有しておらず、また、入出金が未完了であることから、顧客H3〜H5を誘導処理対象として選定する。すなわち、図27の例では、W集合には、顧客H3〜H5が含まれる。
As illustrated in FIG. 9, the determination unit 132 monitors the update of the
次に、判定部132は、W集合から顧客を一人指定する(ステップS105)。上記のように、W集合には、顧客H3〜H5が含まれるため、例えば、判定部132は、W集合から顧客H3を指定する。これにより、W要素は「顧客H3」となる。また、判定部132は、図29の例では、現状の装置結果として、フルエンドチェックを行う対象が現金機10A〜10Cであることを特定する。そして、判定部132は、特定した現金機10を含む集合を「Y集合」とする(ステップS109)。図10に移り、判定部132は、Y集合に含まれる現金機10から一台指定する(ステップS111)。Y集合には、現金機10A〜10Cが含まれるため、ここでは、判定部132は、現金機10Aを指定したものとする。これにより、Y要素は「現金機10A」となる。
Next, the determination unit 132 designates one customer from the W set (step S105). As described above, since the customers W3 to H5 are included in the W set, for example, the determination unit 132 specifies the customer H3 from the W set. As a result, the W element becomes “customer H3”. Moreover, the determination part 132 specifies that the object which performs a full end check is
そして、判定部132は、収納容量管理DB122を参照し、Y要素である現金機10Aに対して想定収納容量=nullであるか否か、すなわち想定収納容量が記憶されているか否かを判定する(ステップS112)。図29の例では、現金機10Aに対して想定収納容量が記憶されている。したがって、判定部132は、現金機10Aに対して想定収納容量が記憶されていると判定すると(ステップS112;No)、現金機10Aの想定収納容量と顧客H3の入出金金額とに基づいて、現金機10Aに対するフルエンドチェックを行う(ステップ113b)。
Then, the determination unit 132 refers to the storage
図27に示すように、顧客H3は「千円×40枚」を出金予定であり、また、図29の例において現金機10Aの想定収納容量「千円×10枚」である。このため、最大容量「100」>想定収納容量「千円×10枚」−「千円×40枚」=「千円×−30」>最低収納容量「0」は成立しないことから、判定部132は、「千円×40枚」を出金不可能(エンドの可能性あり)であると判定する。
As shown in FIG. 27, the customer H3 plans to withdraw “1000 yen × 40 sheets”, and in the example of FIG. 29, the assumed storage capacity of the
つまり、判定部132は、Y要素である現金機10Aがエンドする可能性が有ると判定すると(ステップS114;No)、Y集合から、フルエンドチェックを行った現金機10を除いた集合を「Y集合」として更新する(ステップS117)。つまり、判定部132は、現金機10Aについてフルエンドチェックを行ったことにより、Y集合から現金機10Aを除外した集合を「Y集合」として更新する。したがって、この時点では、Y集合には、現金機10Bおよび10Cが含まれる。
That is, if the determination unit 132 determines that the
次に、判定部132は、ステップ117で更新したY集合=0であるか否か、すなわちステップ117で更新したY集合にフルエンドチェック対象の現金機10が含まれるか否かを判定する(ステップS118)。この時点で、上記のようにY集合には、現金機10Bおよび10Cが含まれるため(ステップS118;No)、判定部132は、現金機10Bおよび10Cそれぞれについて、ステップS110からの処理を繰り返す。
Next, the determination unit 132 determines whether or not the Y set updated in Step 117 is 0, that is, whether or not the Y set updated in Step 117 includes the
現金機10Bに対するフルエンドチェックについて説明する。判定部132は、ステップS112において、収納容量管理DB122を参照し、Y要素である現金機10Bに対して想定収納容量が記憶されていることにより(ステップS112;No)、ステップS113bを行う。顧客H3は「千円×40枚」を出金予定であり、また、図29の例において現金機10Bの想定収納容量「千円×10枚」である。このため、最大容量「100」>想定収納容量「千円×10枚」−「千円×40枚」=「千円×−30」>最低収納容量「0」は成立しないことから、判定部132は、「千円×40枚」を出金不可能であると判定する。
A full end check for the
次に、現金機10Cに対するフルエンドチェックについて説明する。判定部132は、ステップS112において、収納容量管理DB122を参照し、Y要素である現金機10Cに対して想定収納容量が記憶されていることにより(ステップS112;No)、ステップS113bを行う。顧客H3は「千円×40枚」を出金予定であり、また、図29の例において現金機10Cの想定収納容量「千円×10枚」である。このため、最大容量「100」>想定収納容量「千円×10枚」−「千円×40枚」=「千円×−30」>最低収納容量「0」は成立しないことから、判定部132は、「千円×40枚」を出金不可能であると判定する。
Next, a full end check for the
以上により、判定部132は、Y集合に含まれる現金機10のうち、W要素の顧客H3が入出金可能な現金機10が存在しない(K=0のまま)ことを確認すると(ステップS119;No)、「D」以降の処理へ移行する。「D」に続く処理は、W要素が入出金可能な現金機10が存在しないことにより、W要素の順位を変更するための順位変更処理である。かかる順位変更処理について、これまでと同様に図18を用いて説明する。
As described above, the determination unit 132 confirms that, among the
誘導サーバ100の変更部134は、まず、収納容量管理DB122を初期状態に更新する(ステップS201)。ここでの更新については、パターン2で詳述したため説明を省略するが、更新前後で収納容量管理DB122に変化はない。
First, the changing unit 134 of the
次に、変更部134は、W集合に含まれる顧客において、順番変更の組合せを抽出する(ステップS202)。W集合には、顧客H3〜H5が含まれる。そして、現時点では、図27の例では、これら顧客の順番は、顧客H3「3番」、顧客H4「4番」、顧客H5「5番」となっている。しかし、この通りに顧客が誘導された場合、顧客H3が入出金可能な現金機10が存在しないため、結果的に、顧客H3〜H5をより長く待たせることになり、入出金の効率が悪くなることが考えられる。つまり、顧客H3〜H5の順番を変更した方が、効率が良くなる可能性がある。
Next, the changing unit 134 extracts a combination of order changes for the customers included in the W set (step S202). The W set includes customers H3 to H5. At the present time, in the example of FIG. 27, the order of these customers is customer H3 “No. 3”, customer H4 “No. 4”, and customer H5 “No. 5”. However, when the customer is guided in this way, there is no
このため、変更部134は、ステップS202で、顧客H3〜H5について、どのように順番を変更すればよいかといった候補となる順番の組合せを抽出する。例えば、変更部134は、順番変更の組み合わせとして、例えば、左から順に3番目、4番目、5番目を当てはめるように、(H3,H4,H5)、(H3,H5,H4)、(H4,H3,H5)、(H4,H5,H3)、(H5,H4,H3)、(H5,H3,H4)といった6つの組合せを抽出する。 For this reason, the change part 134 extracts the combination of the order used as the candidate of how to change an order about customer H3-H5 by step S202. For example, the changing unit 134 may, for example, apply (H3, H4, H5), (H3, H5, H4), (H4, H4) so as to apply the third, fourth, and fifth in order from the left as combinations of order changes. Six combinations such as (H3, H5), (H4, H5, H3), (H5, H4, H3), and (H5, H3, H4) are extracted.
次に、変更部134は、抽出した組合せの中から、フルエンドの可能性がある組合せを削除する(ステップS203)。例えば、3番目を顧客H3とすると、エンドする可能性があることがステップS112からの処理で判明しているため、変更部134は、3番目を顧客H3とする組み合わせである(H3,H4,H5)および(H3,H5,H4)を除外した、(H4,H3,H5)、(H4,H5,H3)、(H5,H4,H3)、(H5,H3,H4)といった4つの組合せを特定する。 Next, the changing unit 134 deletes combinations that may be full-ended from the extracted combinations (step S203). For example, if the third is the customer H3, it is found from the processing from step S112 that there is a possibility of end, so the changing unit 134 is a combination of the third as the customer H3 (H3, H4, Four combinations of (H4, H3, H5), (H4, H5, H3), (H5, H4, H3), (H5, H3, H4), excluding (H5) and (H3, H5, H4) Identify.
次に、変更部134は、ステップS203で特定した組合せから、繰越数より多く順番を後退される顧客を含む組合せを削除する(ステップS204)。具体的には、図27に示すように、現在の順番は、顧客H3「3番」、顧客H4「4番」、顧客H5「5番」となっている。変更部134は、この順番を基準に、繰越数より多く順番を後退される顧客を含む組合せを特定し、特定した組合せを削除する。また、変更部134は、既に順番変更されていることも考慮するために、「順番−元順番」により算出される値も、繰越数より多く順番を後退される顧客を含む組合せの特定に用いる。上記の通り、繰り越し数は、各顧客に対して順番を後退させることが可能な回数を示し、本パターン3では、繰越数は「2」であるものとする。
Next, the changing unit 134 deletes a combination including a customer whose order is set back more than the number carried forward from the combination specified in step S203 (step S204). Specifically, as shown in FIG. 27, the current order is customer H3 “No. 3”, customer H4 “No. 4”, and customer H5 “No. 5”. Based on this order, the changing unit 134 specifies a combination including a customer whose order is set back more than the number carried forward, and deletes the specified combination. Further, the change unit 134 also uses the value calculated by “order-original order” to specify a combination including a customer whose order is set back more than the number carried forward in order to consider that the order has already been changed. . As described above, the carry-over number indicates the number of times that the order can be reversed for each customer. In this
以下では、ステップS204での処理について、一例を用いて詳細に説明する。基準組合せ(H3,H4,H5)を、(H4,H3,H5)とする場合について、「順番を1つ進める」、順番「4」、元順番「4」といった顧客H4に対する要素から、変更部134は、(−1)+(4−4)により「−1」を算出する。これは、変更部134は、基準組合せ(H3,H4,H5)を、(H4,H3,H5)とするにあたって、顧客H4について、「順番を1つ進める」(−1に相当)、および、「順番−元順番」の考慮に基づき、順番を1つ早める(順番変更を1回行うことに相当)といった結果を算出したことを示す。 Hereinafter, the process in step S204 will be described in detail using an example. In the case where the reference combination (H3, H4, H5) is (H4, H3, H5), the change unit is changed from the elements for the customer H4 such as “advance the order one”, the order “4”, and the original order “4”. 134 calculates “−1” by (−1) + (4-4). This is because the changing unit 134 sets the reference combination (H3, H4, H5) to (H4, H3, H5), and “descends the order by one” (corresponding to −1) for the customer H4. Based on the consideration of “order-original order”, this indicates that a result of advancing the order by one (equivalent to changing the order once) is calculated.
また、「順番を1つ後退させる」、順番「3」、元順番「3」といった顧客H3に対する要素から、変更部134は、(+1)+(3−3)により「+1」を算出する。つまり、変更部134は、顧客H3について、順番を1つ後退させるといった結果を算出する。 Further, the changing unit 134 calculates “+1” by (+1) + (3-3) from the elements for the customer H3 such as “reverse the order by one”, the order “3”, and the original order “3”. That is, the changing unit 134 calculates a result of reversing the order by one for the customer H3.
また、「順番変更しない」、順番「5」、元順番「5」といった顧客H5に対する要素から、変更部134は、(0)+(5−5)により「0」を算出する。つまり、変更部134は、顧客H5について、順番変更しないといった結果を算出する。 Further, the changing unit 134 calculates “0” by (0) + (5-5) from the elements for the customer H5 such as “do not change the order”, the order “5”, and the original order “5”. That is, the changing unit 134 calculates a result that the order is not changed for the customer H5.
ここまで、基準組合せ(H3,H4,H5)を、(H4,H3,H5)とするにあたって、各顧客に対し何回順番変更する必要があるかを算出する例について説明した。残りの3パターンである(H4,H5,H3)、(H5,H4,H3)、(H5,H3,H4)については、説明を簡略化する。 Up to this point, an example has been described in which the number of times the order needs to be changed for each customer when the reference combination (H3, H4, H5) is set to (H4, H3, H5) has been described. The remaining three patterns (H4, H5, H3), (H5, H4, H3), and (H5, H3, H4) will be described briefly.
基準組合せ(H3,H4,H5)を、(H4,H5,H3)とする場合について、「順番を1つ進める」、順番「4」、元順番「4」といった顧客H4に対する要素から、変更部134は、(−1)+(4−4)により「−1」を算出する。 In the case where the reference combination (H3, H4, H5) is (H4, H5, H3), the change unit is changed from the elements for the customer H4 such as “advance the order one”, the order “4”, and the original order “4”. 134 calculates “−1” by (−1) + (4-4).
「順番を1つ進める」、順番「5」、元順番「5」といった顧客H5に対する要素から、変更部134は、(−1)+(5−5)により「−1」を算出する。 The changing unit 134 calculates “−1” by (−1) + (5-5) from the elements for the customer H5 such as “advance the order by one”, the order “5”, and the original order “5”.
「順番を2つ後退させる」、順番「3」、元順番「3」といった顧客H3に対する要素から、変更部134は、(+2)+(3−3)により「+2」を算出する。 The changing unit 134 calculates “+2” by (+2) + (3-3) based on the elements for the customer H3 such as “reverse the order by two”, the order “3”, and the original order “3”.
基準組合せ(H3,H4,H5)を、(H5,H4,H3)とする場合について、「順番を2つ進める」、順番「5」、元順番「5」といった顧客H5に対する要素から、変更部134は、(−2)+(5−5)により「−2」を算出する。 In the case where the reference combination (H3, H4, H5) is (H5, H4, H3), the change unit is changed from the elements for the customer H5 such as “advance the order two”, the order “5”, and the original order “5”. 134 calculates “−2” by (−2) + (5-5).
「順番変更しない」、順番「4」、元順番「4」といった顧客H4に対する要素から、変更部134は、(0)+(4−4)により「0」を算出する。 The changing unit 134 calculates “0” by (0) + (4-4) from elements for the customer H4 such as “do not change order”, order “4”, and original order “4”.
「順番を2つ後退させる」、順番「3」、元順番「3」といった顧客H3に対する要素から、変更部134は、(+2)+(3−3)により「+2」を算出する。 The changing unit 134 calculates “+2” by (+2) + (3-3) based on the elements for the customer H3 such as “reverse the order by two”, the order “3”, and the original order “3”.
基準組合せ(H3,H4,H5)を、(H5,H3,H4)とする場合について、「順番を2つ進める」、順番「5」、元順番「5」といった顧客H5に対する要素から、変更部134は、(−2)+(5−5)により「−2」を算出する。 In the case where the reference combination (H3, H4, H5) is (H5, H3, H4), the change unit is changed from the elements for the customer H5 such as “advance the order two”, the order “5”, and the original order “5”. 134 calculates “−2” by (−2) + (5-5).
「順番を1つ後退させる」、順番「3」、元順番「3」といった顧客H3に対する要素から、変更部134は、(+1)+(3−3)により「+1」を算出する。 The changing unit 134 calculates “+1” by (+1) + (3-3) from the elements for the customer H3 such as “reverse the order by one”, the order “3”, and the original order “3”.
「順番を1つ後退させる」、順番「4」、元順番「4」といった顧客H4に対する要素から、変更部134は、(+1)+(4−4)により「+1」を算出する。 The changing unit 134 calculates “+1” by (+1) + (4-4) from the elements for the customer H4 such as “reverse the order by one”, the order “4”, and the original order “4”.
以上の結果から、順番を「2」より多く後退させる顧客(繰越数「2」より多い顧客)を含む組合せは、(H4,H5,H3)および(H5,H4,H3)であることがわかる。このため、変更部134は、ステップS204において、かかる2つの組合せを削除する。 From the above results, it can be seen that the combinations including the customers whose orders are retreated more than “2” (customers with a carry-over number “2”) are (H4, H5, H3) and (H5, H4, H3). . For this reason, the changing unit 134 deletes the two combinations in step S204.
次に、変更部134は、ステップS204で残った顧客の組合せにおいて、各顧客が使用可能な現金機10がなくならないような現金機10の組合せを選定する(ステップS205)。例えば、(H4,H3,H5)、(H5,H3,H4)といった2つの顧客の組合せそれぞれについて、H3が現金機10A〜10Cを使用する可能性、顧客H4が現金機10A〜10Cを使用する可能性、顧客H5が現金機10A〜10Cを使用する可能性がある。
Next, the changing unit 134 selects a combination of
ここで、図33に上記2つの顧客組合せに含まれる各顧客に対して、現金機10を割り当てた場合の現金機10の組合せを示す。図33は、パターン3において、顧客に対して現金機10を割り当てた場合の現金機10の組合せを示す図である。図33に示すように、顧客組合せ毎に、3×3×3=27通りの現金機10の組合せが存在する。そして、2つの顧客組合があることから、全体的には、2×27=54通りの現金機10の組合せが存在する。したがって、変更部134は、54通りの現金機10の組合せの中から、顧客H3〜H5それぞれが使用可能な現金機10がなくならないような現金機組合せを選定する。
Here, FIG. 33 shows combinations of the
例えば、変更部134は、図33に示す顧客組合せに対応する現金機組合せについて、かかる顧客組合せに含まれる顧客が、対応する現金機10を使用可能であるか否かを判定(フルエンドチェック)してゆく。この結果、図33に示すいずれの現金機組合せであっても顧客H3による「千円×40枚」の出金によりいずれかの現金機10がエンドしてしまう。このため、変更部134は、各顧客が使用可能な現金機10がなくならないような現金機組合せを選定することができない。
For example, for the cash machine combination corresponding to the customer combination shown in FIG. 33, the changing unit 134 determines whether or not the customer included in the customer combination can use the corresponding cash machine 10 (full end check). I will do it. As a result, in any combination of cash machines shown in FIG. 33, any
そして、変更部134は、選定できる現金機組合せが存在しないと判定することにより(ステップS206;No)、アラームを発生させることで対象の現金機10に現金を補充または回収するよう警告する(ステップS209)。例えば、変更部134は、「千円×40枚」の出金により現金機10Cがエンドしてしまうことが判明した場合には、かかる現金機10Cからアラームを発生させる。これに応じて、例えば、行員や保守が現金機10に現金を補充する。
Then, by determining that there is no cash machine combination that can be selected (Step S206; No), the changing unit 134 warns the
そして、変更部134は、人的管理DB121を更新する(ステップS210)。ここで、図28は、パターン3に対応する順位変更処理(ステップS210)により更新された人的管理DB121の一例を示す図である。図28に示すように、変更部134は、W要素であるH3の「順番」および「元順番」を「null」に、そして、「進捗状態」を「待ち」に更新する。また、変更部134は、W要素である顧客H3が無いものとして、顧客H4および顧客H5の「順番」および「元順番」を繰り上げる。
Then, the changing unit 134 updates the human management DB 121 (step S210). Here, FIG. 28 is a diagram illustrating an example of the
また、変更部134は、収納容量管理DB122を更新する(ステップS211)。ここで、図30は、パターン3に対応する順位変更処理(ステップS211)により更新された収納容量管理DB122の一例を示す第1の図である。上記のように、フルエンドチェックしてゆくことで、現金機10Cがエンドしてしまうことが判明した場合には、変更部134は、現金機10Cに対応する「使用許可」を「NG」に更新する。
The changing unit 134 updates the storage capacity management DB 122 (step S211). Here, FIG. 30 is a first diagram illustrating an example of the storage
このように、人的管理DB121が更新されたことにより、収納容量管理DB122の想定収納容量を更新するため、変更部134は、再び図9に示すステップS101からの処理を実行させる。
As described above, the update unit 134 causes the change unit 134 to execute the processing from step S101 shown in FIG. 9 again in order to update the assumed storage capacity of the storage
つまり、判定部132は、人的管理DB121の更新を監視することで、人的管理DB121が更新されたことを起点に誘導処理を開始する(ステップS101)。ここで、顧客H3は、図28に示すように、現金機10Cに待機中であり、現金機10Cに対する現金補充作業が完了次第使用することが決まっている。このため、判定部132は、顧客H4およびH5を含む集合をW集合とする(ステップS104)。また、判定部132は、図28に示すように使用許可「NG」となっている現金機10Cを除いて、現状の装置結果として、現金機10Aおよび10Bを得る(ステップS108)。これにより、判定部132は、現金機10Aおよび10BをY集合とする(ステップS109)。
In other words, the determination unit 132 monitors the update of the
W要素を顧客H4として処理を進めた場合、判定部132は、顧客H4が使用可能な現金機10Aが存在すると判定する(ステップS113〜119)。そして、誘導部133は、W要素である顧客H4が使用する現金機10が定まっていないと判定するとともに(ステップS120;Yes)、フルエンドチェック結果に基づき、顧客H4が入出金可能な現金機10が現金機10Aおよび10Bであることを確認すると(ステップS121)、現金機10Aおよび10Bを含む集合をX集合とする(ステップS122)。
When the process proceeds with the W element as the customer H4, the determination unit 132 determines that there is a
ここで、誘導部133は、X要素を現金機10Aとすると、この時点でX集合≠0であり(ステップS124;Yes)、また図28に示すように現金機10Aの想定収納容量はnullでないため(ステップS125;No)、X集合から現金機10Aを除く(ステップS133)。次に、誘導部133は、X要素を現金機10Bとして(ステップS123)、同様に処理を繰り返す。そして、誘導部133は、再びステップS124に戻ったところでX集合=0となることから(ステップS124;No)、収納容量管理DB122において、W要素の顧客H4が使用可能な現金機10のうち、待ち人数が少ない現金機10を選定する(ステップS134)。
Here, if the X element is the
図30の例では、現金機10Aおよび10Bともに待ち人数「1」であるため、例えば、誘導部133は、現金機10Bより先頭順位が高い現金機10Aを選定する。そして、誘導部133は、ステップS134で現金機10Aを選定したことにより、収納容量管理DB122において現金機10Aに対する待ち人数を更新する(ステップS135)。ここで、図31は、パターン3に対応する誘導処理により更新された収納容量管理DB122の一例を示す第2の図である。図31に示すように、誘導部133は、現金機10Aに対する待ち人数を更新する。図30では、現金機10Aに対する待ち人数は「1」である。これに対し、誘導部133は、これから現金機10AをW要素の顧客H4が使用することになるため、図31に示すように、現金機10Aに対する待ち人数を「2」へと更新する。
In the example of FIG. 30, since both the
また、誘導部133は、収納容量管理DB122において現金機10Aに対する想定収納容量を更新する(ステップS136)。図31に示すように、誘導部133は、現金機10Aに対する想定収納容量を更新する。図30では、現金機10Aに対する想定収納容量は「千円×10枚」である。これに対し、誘導部133は、現在収納容量「千円×10枚」に対し、顧客H4による入金予定金額「千円×10枚」を加算した金額「千円×20枚」を想定収納容量として更新する。
Further, the guiding
そして、誘導部133は、W要素である顧客H4に対し、現金機10Aに順番待ちするよう誘導する(ステップS129)。また、W要素である顧客H4の誘導が完了したことにより、誘導部133は、顧客H4を除き、顧客5を含む集合をW集合として更新する(ステップS130)。したがって、W集合=0ではないため(ステップS131;No)、ステップS105に戻る。そして、誘導サーバ100は、W要素を顧客H5として、これまで顧客H4について説明してきた処理をW要素である顧客H5についても行う。
And
顧客H5に対する処理の詳細説明は省略するが、誘導部133は、ステップS134では、W要素の顧客H5が使用可能な現金機10Aおよび10Bのうち、図31に示すように、待ち人数「1」である現金機10Bを選定する。これにより、誘導部133は、図32に示すように収納容量管理DB122を更新する。ここで、図32は、パターン3に対応する誘導処理により更新された収納容量管理DB122の一例を示す第3の図である。図32に示すように、誘導部133は、現金機10Bに対する待ち人数を「2」へと更新する(ステップS135)。また、誘導部133は、現金機10Bの想定収納容量は「千円×10枚」に対し、顧客H5による入金予定金額「千円×20枚」を加算した金額「千円×30枚」を想定収納容量として更新する。そして、誘導部133は、W要素である顧客H4に対し、現金機10Aに順番待ちするよう誘導し(ステップS129)、処理を終了する。
Although detailed description of the process for the customer H5 is omitted, in step S134, the
[3−6.誘導処理に対応する現金機の動作(補充)]
次に、図20を用いて、誘導サーバ100による誘導処理(パターン3)に対応する現金機10の処理手順として、順番変更してもW要素の顧客が使用可能な現金機10がなく、現金の補充または回収が必要となった場合の処理手順について説明する。
[3-6. Cash machine operation corresponding to guidance processing (replenishment)]
Next, with reference to FIG. 20, as a processing procedure of the
ここでは、誘導サーバ100によって、上記パターン3での誘導処理が行われた状態において、顧客に使用される現金機10の処理手順について説明する。パターン3では、W要素が顧客H3の場合に、現金機10Cに現金を補充する例を示したため、かかる例に沿って現金機10Cの処理手順について説明する。
Here, the processing procedure of the
まず、現金機10Cは、行員等の補充回収作業により、金種毎の現在収納容量が、対応する金種毎の最大容量の50%となるように調整されたものとする。これにより、現金機10Cは、補充回収処理を行うタイミングであるため(ステップS301;No)、収納容量管理DB122を呼び出し、呼び出した収納容量管理DB122を更新する(ステップS311)。ここで、図34は、現金機10Cにより呼び出された収納容量管理DB122の一例を示す図である。図34は、図32に示す収納容量管理DB122と同様である。
First, it is assumed that the
現金機10Cは、行員等の補充回収作業に応じて、呼び出した収納容量管理DB122を更新する。ここで、図35は、現金機10Cにより更新された収納容量管理DB122を示す図である。図35に示すように、現金機10Cでは、金種毎の最大容量がそれぞれ「100枚」である。このため、行員は、金種毎の現在収納容量を50%の「50枚」に調整する。このような調整に応じて、現金機10Cは、図35に示すように、収納容量管理DB122を更新する。また、現金機10Cは、使用許可「OK」と更新する。
The
また、現金機10Cは、人的管理DB121を呼び出し、呼び出した人的管理DB121を更新する(ステップS312)。ここで、図36は、現金機10Cにより呼び出された人的管理DB121の一例を示す図である。図36は、図28に示す人的管理DB121と同様である。
Also, the
現金機10Cは、行員等の補充回収作業に応じて、呼び出した人的管理DB121を更新する。ここで、図37は、現金機10Cにより更新された人的管理DB121を示す図である。図37に示すように、現金機10Cは、顧客H3〜H5に対応する「順番」および「元順番」を更新する。また、現金機10Cは、顧客H3に対応する使用装置を「10C」、進捗状況を「未完了」として、処理を終了する。
The
〔4.処理部について〕
各フローチャートを用いて説明した取得部131、判定部132、誘導部133、変更部134による処理は、必ずしも記載の通りの処理部によって行われる必要はない。例えば、判定部132によって行われる処理の一部は、誘導部133によって行われてもよい。つまり、どの処理をどの処理部が行うようにするかは、限定されず、適宜組み合わせて行われてよいものである。
[4. About the processing unit)
The processes performed by the
〔5.誘導プログラムについて〕
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することもできる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータシステムの一例を説明する。図38は、誘導プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
[5. About guidance program)
The various processes described in the above embodiments can also be realized by executing a program prepared in advance on a computer system such as a personal computer or a workstation. Therefore, in the following, an example of a computer system that executes a program having the same function as in the above embodiment will be described. FIG. 38 is a diagram illustrating a computer that executes a guidance program.
図38に示すように、コンピュータ1300は、CPU(Central Processing Unit)1310、HDD(Hard Disk Drive)1320、RAM(Random Access Memory)1340を有する。これら1310〜1340の各部は、バス1400を介して接続される。
As shown in FIG. 38, the
HDD1320には上記の誘導サーバ100の取得部131、判定部132、誘導部133、変更部134と同様の機能を発揮する誘導プログラム1320aが予め記憶される。なお、誘導プログラム1320aについては、適宜分離しても良い。
The
また、HDD1320は、各種情報を記憶する。例えば、HDD1320は、OSや算出処理に用いる各種データを記憶する。
The
そして、CPU1310が、誘導プログラム1320aをHDD1320から読み出して実行することで、実施例の各処理部と同様の動作を実行する。すなわち、誘導プログラム1320aは、誘導サーバ100の取得部131、判定部132、誘導部133、変更部134と同様の動作を実行する。
Then, the
なお、上記した誘導プログラム1320aについては、必ずしも最初からHDD1320に記憶させることを要しない。
Note that the
例えば、コンピュータ1300に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」にプログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ1300がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
For example, the program is stored in a “portable physical medium” such as a flexible disk (FD), a CD-ROM, a DVD disk, a magneto-optical disk, or an IC card inserted into the
さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ1300に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などにプログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ1300がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
Furthermore, the program is stored in “another computer (or server)” connected to the
〔6.その他〕
上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
[6. Others]
Of the processes described in the above embodiment, all or part of the processes described as being automatically performed can be performed manually, or all of the processes described as being performed manually or A part can be automatically performed by a known method. In addition, the processing procedures, specific names, and information including various data and parameters shown in the document and drawings can be arbitrarily changed unless otherwise specified.
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。 Each component of each illustrated device is functionally conceptual and does not necessarily need to be physically configured as illustrated. In other words, the specific form of distribution / integration of each device is not limited to that shown in the figure, and all or a part thereof may be functionally or physically distributed or arbitrarily distributed in arbitrary units according to various loads or usage conditions. Can be integrated and configured.
また、上述してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。 Moreover, each embodiment mentioned above can be combined suitably in the range which does not contradict a process content.
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。 As described above, some of the embodiments of the present application have been described in detail with reference to the drawings. However, these are merely examples, and various modifications, including the aspects described in the disclosure section of the invention, based on the knowledge of those skilled in the art, It is possible to implement the present invention in other forms with improvements.
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。 In addition, the “section (module, unit)” described above can be read as “means” or “circuit”. For example, the acquisition unit can be read as acquisition means or an acquisition circuit.
1 誘導システム
10 現金機
100 誘導サーバ
121 人的管理DB
122 収納容量管理DB
131 取得部
132 判定部
133 誘導部
134 変更部
1
122 Storage capacity management DB
131 Acquisition Unit 132
Claims (3)
前記入出予定金額と、複数の前記現金自動預け払い機の各々の現在における現金の収納容量とに基づいて、前記複数の現金自動預け払い機の中から入出金可能な現金自動預け払い機を判定する判定部と、
前記判定部により入出金可能な現金自動預け払い機が複数存在すると判定された場合に、順番待ちの人数が最小の現金自動預け払い機への誘導を行う誘導部と、
複数の顧客を前記入出予定金額の受付順番と同一の誘導順番に従って現金自動預け払い機へ誘導すると何れかの顧客に対して入金または出金が不能となる場合に、前記複数の顧客の各々の前記入出予定金額に基づいて、前記複数の顧客のすべてに対して入金及び出金が可能となるように前記誘導順番を前記受付順番から変更する変更部と、
を有することを特徴とする誘導サーバ。 An acquisition unit for acquiring a scheduled deposit / withdrawal amount, which is an amount scheduled to be deposited and withdrawn using an automatic teller machine;
An automatic teller machine capable of depositing and withdrawing from the plurality of automatic teller machines based on the scheduled deposit amount and a current cash storage capacity of each of the plural automatic teller machines. A determination unit for determining;
When it is determined by the determination unit that there are a plurality of automatic teller machines that can be deposited and withdrawn, a guidance unit that guides to the automatic teller machine with the smallest number of people waiting in turn , and
Each of the plurality of customers in the case where it becomes impossible to deposit or withdraw to any of the customers when guiding a plurality of customers to the automatic teller machine according to the same order of guidance as the order of receipt of the scheduled deposit and withdrawal amounts A change unit that changes the guidance order from the acceptance order so that deposit and withdrawal are possible for all of the plurality of customers based on the planned deposit / withdrawal amount;
A guidance server characterized by comprising:
現金自動預け払い機を用いて現金の入出金を行われる予定の金額である入出予定金額を取得する取得工程と、
前記入出予定金額と、複数の前記現金自動預け払い機の各々の現在における現金の収納容量とに基づいて、前記複数の現金自動預け払い機の中から入出金可能な現金自動預け払い機を判定する判定工程と、
前記判定工程により入出金可能な現金自動預け払い機が複数存在すると判定された場合に、順番待ちの人数が最小の現金自動預け払い機への誘導を行う誘導工程と、
複数の顧客を前記入出予定金額の受付順番と同一の誘導順番に従って現金自動預け払い機へ誘導すると何れかの顧客に対して入金または出金が不能となる場合に、前記複数の顧客の各々の前記入出予定金額に基づいて、前記複数の顧客のすべてに対して入金及び出金が可能となるように前記誘導順番を前記受付順番から変更する変更工程と、
を含んだことを特徴とする誘導方法。 A guidance method executed by a guidance server,
An acquisition step of acquiring a scheduled deposit / withdrawal amount, which is an amount scheduled to be deposited / withdrawal of cash using an automatic teller machine;
An automatic teller machine capable of depositing and withdrawing from the plurality of automatic teller machines based on the scheduled deposit amount and a current cash storage capacity of each of the plural automatic teller machines. A determination step for determining;
When it is determined that there are a plurality of automatic teller machines capable of depositing and withdrawing by the determination step, a guiding step for guiding to an automatic teller machine with the smallest number of people waiting in turn ,
Each of the plurality of customers in the case where it becomes impossible to deposit or withdraw to any of the customers when guiding a plurality of customers to the automatic teller machine according to the same order of guidance as the order of receipt of the scheduled deposit and withdrawal amounts A change step of changing the guidance order from the acceptance order so that deposit and withdrawal are possible for all of the plurality of customers based on the planned deposit and withdrawal amount of
A guidance method characterized by including:
前記入出予定金額と、複数の前記現金自動預け払い機の各々の現在における現金の収納容量とに基づいて、前記複数の現金自動預け払い機の中から入出金可能な現金自動預け払い機を判定する判定手順と、
前記判定手順により入出金可能な現金自動預け払い機が複数存在すると判定された場合に、順番待ちの人数が最小の現金自動預け払い機への誘導を行う誘導手順と、
複数の顧客を前記入出予定金額の受付順番と同一の誘導順番に従って現金自動預け払い機へ誘導すると何れかの顧客に対して入金または出金が不能となる場合に、前記複数の顧客の各々の前記入出予定金額に基づいて、前記複数の顧客のすべてに対して入金及び出金が可能となるように前記誘導順番を前記受付順番から変更する変更手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする誘導プログラム。 An acquisition procedure for acquiring a scheduled deposit / withdrawal amount, which is the amount of cash scheduled to be deposited / withdrawn using an automated teller machine,
An automatic teller machine capable of depositing and withdrawing from the plurality of automatic teller machines based on the scheduled deposit amount and a current cash storage capacity of each of the plural automatic teller machines. A determination procedure for determining;
When it is determined that there are a plurality of automatic teller machines capable of depositing and withdrawing according to the determination procedure, a guidance procedure for guiding to an automatic teller machine with the smallest number of people waiting in turn ,
Each of the plurality of customers in the case where it becomes impossible to deposit or withdraw to any of the customers when guiding a plurality of customers to the automatic teller machine according to the same order of guidance as the order of receipt of the scheduled deposit and withdrawal amounts A change procedure for changing the guidance order from the acceptance order so that deposit and withdrawal can be made to all of the plurality of customers based on the planned deposit / withdrawal amount;
A guidance program characterized by causing a computer to execute.
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