JP6586400B2 - 遮断器制御方法、制御装置及び地上システム - Google Patents

遮断器制御方法、制御装置及び地上システム Download PDF

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Description

本発明は、デッドセクションを通過する際に遮断器を制御する技術に関する。
鉄道においては、デッドセクション(無通電区間)の通過の際に、デッドセクション内での架線ショートによる変電設備への影響を避けるため、集電装置(パンタグラフ)からの給電を遮断する必要がある。このため、集電装置と主回路との間にある遮断器を、デッドセクションに差し掛かる前にオフし、デッドセクションの通過後にオンすることを行っている。この遮断器のオン・オフ制御は、例えば、デッドセクションの手前方及び奥方に地上子を設置し、車上において地上子を検出することで実現している。
集電装置を備えた複数の車両で編成された列車では、集電装置を備えた車両毎に遮断器が設けられる。1つの列車における複数の遮断器の制御は、全ての遮断器を同じタイミングでオン・オフ制御したり、或いは、遮断器毎にデッドセクションへの進入タイミングに合わせてオン・オフ制御したりすることができる(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2013/114622号明細書
鉄道では、信頼性・安全性の観点から多重系(冗長系)の構成とすることが望まれており、デッドセクション通過時の遮断器の制御システムについても同様である。例えば、列車の両端の車両それぞれに遮断器の制御装置を設置して、それぞれの制御装置を二重系化する。進行方向の先頭に位置する制御装置のみが動作し、列車の各集電装置に対応する遮断器を、地上子の検出に応じて一斉にオフ・オン制御したり、或いは、複数の遮断器それぞれに対応させた専用の地上子を配置し、検出した地上子に対応する遮断器をオフ・オン制御したりする方式が考えられる。
しかしながら、遮断器の制御を二重系とすることには、制御装置の故障時に常用系から待機系に切り換わる際の切り換え時間の発生や、制御装置の多重系化による電源容量の増大といった問題があった。また、車上装置を二重系構成としても、そもそも地上子を検出する車上子が一重系であるため、車上子が故障するとバックアップが無いために制御不能となるという問題があった。また、地上子についても同様であり、地上子の故障を考慮して、同一の地上子を2台設置する二重系とする構成が考えられるが、制御対象の遮断器の数に比例して設置台数が増加し、コスト増となる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、デッドセクション通過時の遮断器の制御システムにおいて、遮断器の制御装置や車上子、地上子の数を抑えつつ、システム全体で冗長的な機能補完を実現する構成とすることである。
上記課題を解決するための第1の発明は、
集電装置と、前記集電装置と主回路との間の電路を遮断する遮断器と、地上子を検出する地上子検出手段とを備えた前方車両および後方車両を有して編成された列車がデッドセクションを通過する際の遮断器制御方法であって、
前記地上子には、
前記デッドセクションの手前方に、前記後方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記前方車両の前記集電装置が前記デッドセクションに差し掛からない位置に配置された手前方遠方地上子と、前記後方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記前方車両の前記集電装置が前記デッドセクションを通過した後となる位置に配置された手前方近接地上子とを少なくとも含む複数の手前方地上子と、
前記デッドセクションの奥方に、前記前方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記後方車両の前記集電装置が前記デッドセクションに差し掛からない位置に配置された奥方近接地上子と、前記前方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記後方車両の前記集電装置が前記デッドセクションを通過した後となる位置に配置された奥方遠方地上子とを少なくとも含む複数の奥方地上子と、
が含まれ、
前記前方車両自身あるいは前記後方車両自身である自車両が、自車両の前記地上子検出手段による前記手前方地上子の検出に応じて自車両の前記遮断器をオフ制御し、前記奥方地上子の検出に応じて自車両の前記遮断器をオン制御する自己制御と、
前記前方車両が、前記前方車両の前記地上子検出手段による前記奥方地上子の検出に基づいて、前記後方車両の前記遮断器のオフ制御およびオン制御を行う後方バックアップ制御と、
前記後方車両が、前記後方車両の前記地上子検出手段による前記手前方地上子の検出に基づいて、前記前方車両の前記遮断器のオフ制御およびオン制御を行う前方バックアップ制御と、
を切り替えて、前記デッドセクション通過時に前記列車の全ての前記遮断器のオフ制御およびオン制御を行う遮断器制御方法である。
また、第5の発明として、
集電装置と、前記集電装置と主回路との間の電路を遮断する遮断器と、地上子を検出する地上子検出手段と、前記遮断器を制御する制御装置とを備えた前方車両および後方車両を有して編成されてデッドセクションを通過する列車の前記制御装置であって、
前記地上子には、
前記デッドセクションの手前方に、前記後方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記前方車両の前記集電装置が前記デッドセクションに差し掛からない位置に配置された手前方遠方地上子と、前記後方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記前方車両の前記集電装置が前記デッドセクションを通過した後となる位置に配置された手前方近接地上子とを少なくとも含む複数の手前方地上子と、
前記デッドセクションの奥方に、前記前方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記後方車両の前記集電装置が前記デッドセクションに差し掛からない位置に配置された奥方近接地上子と、前記前方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記後方車両の前記集電装置が前記デッドセクションを通過した後となる位置に配置された奥方遠方地上子とを少なくとも含む複数の奥方地上子と、
が含まれ、
自車両が、自車両の前記地上子検出手段による前記手前方地上子の検出に応じて自車両の前記遮断器をオフ制御し、前記奥方地上子の検出に応じて自車両の前記遮断器をオン制御する自己制御と、
自車両が前記前方車両である場合に、前記前方車両の前記地上子検出手段による前記奥方地上子の検出に基づいて、前記後方車両の前記遮断器のオフ制御およびオン制御を行う後方バックアップ制御と、
自車両が前記後方車両である場合に、前記後方車両の前記地上子検出手段による前記手前方地上子の検出に基づいて、前記前方車両の前記遮断器のオフ制御およびオン制御を行う前方バックアップ制御と、
を切り替えて実行可能である制御装置を構成しても良い。
この第1の発明等によれば、列車に編成された前方車両及び後方車両の一方の車両の制御装置が故障した場合であっても、デッドセクションの通過時に、他方の車両の制御装置のバックアップ制御によって、一方の車両の遮断器のオフ制御及びオン制御を行うことができる。すなわち、前方車両及び後方車両は、自車両の遮断器を、デッドセクションの手前方に配置された手前方地上子の検出に応じてオフ制御し、デッドセクションの奥方に配置された奥方地上子の検出に応じてオン制御する自己制御を行うとともに、前方車両は、奥方地上子の検出に基づいて、後方車両の遮断器をオフ制御及びオン制御する後方バックアップ制御を行い、後方車両は、手前方地上子の検出に基づいて、前方車両の遮断器をオフ制御及びオン制御する前方バックアップ制御を行うのである。
第2の発明として、第1の発明の遮断器制御方法であって、
前記後方バックアップ制御は、前記前方車両の前記地上子検出手段による前記奥方近接地上子の検出に応じて前記後方車両の前記遮断器をオフ制御し、前記奥方遠方地上子の検出に応じて前記後方車両の前記遮断器をオン制御する制御であり、
前記前方バックアップ制御は、前記後方車両の前記地上子検出手段による前記手前方遠方地上子の検出に応じて前記前方車両の前記遮断器をオフ制御し、前記手前方近接地上子の検出に応じて前記前方車両の前記遮断器をオン制御する制御である、
遮断器制御方法を構成しても良い。
この第2の発明によれば、前方車両は、後方バックアップ制御として、後方車両の集電装置がデッドセクションに差し掛かる前に、後方車両の遮断器をオフ制御し、後方車両の集電装置がデッドセクションを通過した後に、後方車両の遮断器をオン制御する。また、後方車両は、前方バックアップ制御として、前方車両の集電装置がデッドセクションに差し掛かる前に、前方車両の遮断器をオフ制御し、前方車両の集電装置がデッドセクションを通過した後に、前方車両の遮断器をオン制御する。
第3の発明として、第1又は第2の発明の遮断器制御方法であって、
前記手前方近接地上子には、前記デッドセクションまでの距離が異なる複数の前記手前方近接地上子が含まれ、
前記奥方近接地上子には、前記デッドセクションからの距離が異なる複数の前記奥方近接地上子が含まれ、
前記自己制御は、自車両の前記地上子検出手段による何れかの前記手前方近接地上子の検出に応じて自車両の前記遮断器をオフ制御し、何れかの前記奥方近接地上子の検出に応じて自車両の前記遮断器をオン制御する制御である、
遮断器制御方法を構成しても良い。
この第3の発明によれば、手前方近接地上子には、デッドセクションまでの距離が異なる複数の地上子が含まれ、奥方近接地上子には、デッドセクションからの距離が異なる複数の地上子が含まれる。つまり、自己制御を二重系に構成していていることになり、例えば、手前方地上子或いは奥方地上子のうちの一つが故障した場合や、検出に失敗した場合であっても、自車両の遮断器のオフ制御及びオン制御を確実に行うことができる。
第4の発明として、第1〜第3の何れかの発明の遮断器制御方法であって、
前記列車は、前記集電装置と前記遮断器と前記地上子検出手段とを備えた中間車両が編成されており、
前記中間車両は、前記前方車両又は前記後方車両として、前記自己制御、前記後方バックアップ制御および前記前方バックアップ制御を行う、
遮断器制御方法を構成しても良い。
この第4の発明によれば、集電装置及び遮断器を備えた車両として、前方車両、後方車両及び中間車両の三両が編成された列車においても同様に、何れかの車両の制御装置が故障した場合であっても、デッドセクションの通過時に、他の車両の制御装置のバックアップ制御によって、制御装置が故障した車両の遮断器のオフ制御及びオン制御を行うことができる。
第6の発明として、第5の発明の制御装置であって、
他車両から故障が発生したことを示す故障信号を受信した場合に、自車両が前記前方車両か前記後方車両かに応じて、前記後方バックアップ制御又は前記前方バックアップ制御を行い、
自車両に故障が発生していない場合には前記自己制御により自車両の前記遮断器を制御し、故障が発生した場合には前記故障信号を他車両に送信して当該他車両による前記後方バックアップ制御又は前記前方バックアップ制御により自車両の前記遮断器が制御される、
制御装置を構成しても良い。
この第6の発明によれば、制御装置は、自車両に故障が発生した場合には、故障信号を他車両に送信するとともに、他車両から故障信号を受信した場合には、自車両が前方車両か後方車両かに応じて、後方バックアップ制御又は前方バックアップ制御を行う。つまり、前方車両及び後方車両の一方の車両に故障が発生した場合に、故障信号によって、他方の車両による一方の車両の遮断器のバックアップ制御が行われる。
第7の発明として、
集電装置と、前記集電装置と主回路との間の電路を遮断する遮断器と、地上子を検出する地上子検出手段と、前記遮断器を制御する第5の発明の制御装置とを備えた前方車両および後方車両を有して編成された列車がデッドセクションを通過する際の地上システムであって、
前記デッドセクションの手前方に、前記後方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記前方車両の前記集電装置が前記デッドセクションに差し掛からない位置に配置した手前方遠方地上子と、前記後方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記前方車両の前記集電装置が前記デッドセクションを通過した後となる位置に配置した手前方近接地上子とを少なくとも含む複数の手前方地上子と、
前記デッドセクションの奥方に、前記前方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記後方車両の前記集電装置が前記デッドセクションに差し掛からない位置に配置した奥方近接地上子と、前記前方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記後方車両の前記集電装置が前記デッドセクションを通過した後となる位置に配置した奥方遠方地上子とを少なくとも含む複数の奥方地上子と、
を備えた地上システムを構成しても良い。
この第7の発明によれば、第5の発明と同様の作用効果を得る地上システムを実現することができる。
列車の編成例。 前方車両及び後方車両の回路構成の概略図。 地上子の配置の説明図。 地上子の配置の説明図。 地上子に割り当てた遮断器の制御機能の一覧。 前方車両の制御装置の故障時の制御例。 後方車両の制御装置の故障時の制御例。 地上子の故障時の制御例。 制御装置の構成図。 前方車両、後方車両及び中間車両の構成図。
[構成]
(A)編成
図1は、本実施形態における列車10の一例である。図1に示すように、列車10は、集電装置(本実施形態ではパンタグラフとする)20が設けられた二車両(それぞれを、進行方向を基準に前方車両12及び後方車両14とする)を含む複数の車両で編成される。前方車両12及び後方車両14それぞれには、主回路24と、集電装置20と主回路24との間の電路を遮断する真空遮断器(以下、単に「遮断器」という)22と、制御装置26と、地上子Pを検出する車上子28とが搭載されている。図1では、前方車両12である1両目の車両と、後方車両14である4両目の車両とに集電装置20が設けられた5両編成の列車10を示している。また、列車10が走行する軌道Rには、複数の地上子Pが配置されている。
制御装置26(以下、制御装置26自身のことを「自装置」という)は、地上子Pの検出によって、当該制御装置26が搭載された車両(以下、「自車両」という)の遮断器22のオン・オフを制御するとともに、他の制御装置26(以下、「他装置」という)が搭載された車両(以下、「他車両」という)の遮断器22のオン・オフをバックアップ制御する。
図2は、前方車両12及び後方車両14の本実施形態に係る回路構成の概略を示す図である。図2に示すように、前方車両12及び後方車両14それぞれにおいて、制御装置26と遮断器22との間には2系統の制御線91,92が設けられており、制御装置26は、制御線91,92の何れを用いても遮断器22のオン・オフ制御を行うことができる。また、前方車両12と後方車両14との間には、前進条件線、後進条件線及びバックアップ制御線が引き通されている。制御装置26は、前進条件及び後進条件によって、自車両が前方車両であるか後方車両であるかを判定することができる。また、バックアップ制御線を介して、他車両の遮断器22のバックアップ制御を行うことができる。また、制御装置26間では、各制御装置26が正常であるか故障であるかを示す故障情報のやりとりが可能となっており、制御装置26は、故障情報によって他装置の故障を判定し、他車両の遮断器22をバックアップ制御することができる。
また、図2に示す通り、前方車両12の各機器の符号には末尾に「A」を、後方車両14の各機器の符号には末尾に「B」を付して適宜区別して説明することする。
(B)地上子システム
図3は、地上子Pの本実施形態の配置例を示す図である。図3に示すように、デッドセクションの近傍に、6個の地上子P1〜P6を有する地上システム30が設けられている。具体的には、デッドセクションの手前方には、デッドセクションから遠い順に手前方地上子である3個の地上子P1〜P3の3個の地上子が配置され、デッドセクションの奥方には、デッドセクションから近い順に奥方地上子である3個の地上子P4〜P6が配置されている。これらの地上子P1〜P6は、デッドセクションを挟んで対称となる距離に配置されている。
手前方地上子P1〜P3は、適宜、デッドセクションから最も遠い地上子P1を手前方遠方地上子P1、その他の地上子P2,P3を手前方近接地上子P2,P3と呼ぶ。同様に、奥方地上子P4〜P6は、適宜、デッドセクションから最も遠い地上子P6を奥方遠方地上子P6、その他の地上子P4,P5を奥方近接地上子P4,P5と呼ぶ。
図4は、地上子Pの具体的な配置位置を説明する図である。図4に示すように、手前方遠方地上子P1は、デッドセクションからの距離D1が、前方車両12と後方車両14との間の距離(車両間距離)Lより長い位置D1(>L)に配置される。つまり、後方車両14の制御装置26Bが地上子P1を検出したときに、前方車両12の集電装置20Aがデッドセクションに差し掛からない位置に地上子P1が設置される。
手前方近接地上子P2は、デッドセクションからの距離D2が車両間距離Lより短い位置D2(<L)に配置される。つまり、後方車両14の制御装置26Bが地上子P2を検出したときに、前方車両12の集電装置20Aがデッドセクションを通過した後となる位置に地上子P2が設置される。手前方近接地上子P3は、地上子P2とデッドセクションとの間に配置される。よって、後方車両14の制御装置26Bが地上子P3を検出したときに、前方車両12の集電装置20Aがデッドセクションを通過した後となる位置に地上子P3が設置される。
奥方近接地上子P5は、デッドセクションからの距離D5が車両間距離Lより短い位置D5(<L)に配置される。つまり、前方車両12の制御装置26Aが地上子P5を検出したときに、後方車両14の集電装置20Bがデッドセクションに差し掛からない位置に地上子P5が設置される。奥方近接地上子P4は、デッドセクションと地上子P5との間に配置される。よって、前方車両12の制御装置26Aが地上子P4を検出したときに、後方車両14の集電装置20Bがデッドセクションに差し掛からない位置に奥方近接地上子P4が設置される。
奥方遠方地上子P6は、デッドセクションからの距離D6が車両間距離Lより長い位置D6(>L)に配置される。つまり、前方車両12の制御装置26Aが地上子P6を検出したときに、後方車両14の集電装置20Bがデッドセクションを通過した後となる位置に地上子P6が設置される。
制御装置26は、デッドセクションの近傍に配置された6個の地上子P1〜P6のうちの何れを検出したかによって、自車両の遮断器22の制御(以下、適宜「自己制御」という)や、他車両の遮断器22のバックアップ制御を行う。
図5は、検出した地上子Pに対する遮断器22の制御機能の割り当ての一覧である。図5に示すように、自己制御の機能として、手前方近接地上子である地上子P2,P3にオフ制御が割り当てられ、奥方近接地上子である地上子P4,P5にオン制御が割り当てられている。つまり、制御装置26は、デッドセクションに差し掛かる前に、自車両の遮断器22に対するオフ制御を、地上子P2,P3の検出時に計二回行う機会がある。また、デッドセクションを通過した後は、自車両の遮断器22に対するオン制御を、地上子P4,P5の検出時に計二回行う機会がある。なお、このオン制御は、地上子P5の検出時をバックアップ用とし、一回のみ行うこととしても良い。
バックアップ制御の機能として手前方遠方地上子である地上子P1に、前方車両12の遮断器22Aに対するオフ制御が割り当てられ、手前方近接地上子である地上子P2に、前方車両12の遮断器22に対するオン制御が割り当てられている。また、奥方近接地上子である地上子P5には、後方車両14の遮断器22Bに対するオフ制御が割り当てられ、奥方遠方地上子である地上子P6には、後方車両14の遮断器22Bに対するオン制御が割り当てられている。
図4,5を参照して説明したように、6個の地上子P1〜P6の配置位置と、各地上子P1〜P6の検出時の遮断器22の制御機能の割り当てとによって、前方車両12及び後方車両14それぞれの制御装置26のうちの一方が故障した場合であっても、他方の制御装置26によって一方の車両の遮断器22がバックアップ制御され、デッドセクションの通過時に遮断器22を安全にオフ・オン制御することができる。更に、両方の制御装置26が正常であるならば、6個の地上子P1〜P6のうちの一つが故障した場合であっても、デッドセクションの通過時に遮断器22を安全にオフ・オン制御することができる。すなわち、遮断器22の制御装置26や車上子28、地上子Pの数を抑えつつ、システム全体で冗長的な機能補完を実現している。
(C)制御例
図6は、前方車両12の制御装置26Aが故障した場合の制御例を示す図である。この場合、後方車両14の制御装置26Bが、自車両(後方車両14)の遮断器22Bに対する自己制御を行うとともに、前方車両12の遮断器22Aのバックアップ制御(前方バックアップ制御)を行う。
すなわち、後方車両14の制御装置26Bは、地上子P1を検出すると、前方車両12の遮断器22Aをオフ制御(バックアップ制御)する。このとき、前方車両12はデッドセクションの手前方に位置する。次いで、地上子P2を検出すると、自車両(後方車両14)の遮断器22Bをオフ制御(自己制御)するとともに、前方車両12の遮断器22Aをオン制御(バックアップ制御)する。このとき、前方車両12はデッドセクションの奥方に位置している。続いて、地上子P3を検出すると、自車両(後方車両14)の遮断器22Bをオフ制御(自己制御)する。その後、後方車両14がデッドセクションを通過し、地上子P4を検出すると、自車両(後方車両14)の遮断器22Bをオン制御(自己制御)する。それ以降は、地上子P5,P6を検出しても、遮断器22の制御は何も行わない。
図7は、後方車両14の制御装置26が故障した場合の制御例を示す図である。この場合、前方車両12の制御装置26Aが、自車両(前方車両12)の遮断器22Aに対する自己制御を行うとともに、後方車両14の遮断器22Bのバックアップ制御(後方バックアップ制御)を行う。
すなわち、前方車両12の制御装置26Aは、地上子P1を検出しても、遮断器22の制御は何も行わない。次いで、地上子P2を検出すると、自車両(前方車両12)の遮断器22Aをオフ制御(自己制御)し、続いて、地上子P3を検出すると、自車両(前方車両12)の遮断器22Aをオフ制御(自己制御)する。その後、前方車両12がデッドセクションを通過し、地上子P4を検出すると、自車両(前方車両12)の遮断器22Aをオン制御(自己制御)する。続いて、地上子P5を検出すると、後方車両14の遮断器22Bをオフ制御(バックアップ制御)する。このとき、後方車両14はデッドセクションの手前方に位置している。そして、地上子P6を検出すると、後方車両14の遮断器22Bをオン制御(バックアップ制御)する。このとき、後方車両14はデッドセクションの奥方に位置している。
図8は、地上子P2が故障した場合の制御例を示す図である。なお、図8では、全ての制御装置26が正常であることが前提であり、前方車両12の制御装置26Aの制御(自己制御)についてのみ示しているが、後方車両14の制御装置26Bについても同様の制御を行う。
すなわち、前方車両12の制御装置26Aは、地上子P1を検出しても、自車両(前方車両12)の遮断器22Aに対して何も制御も行わない。次いで、地上子P2を通過するが、地上子P2が故障しているため検出せず、自車両(前方車両12)の遮断器22Aに対する制御は行われない。続いて、地上子P3を検出すると、自車両(前方車両12)の遮断器22Aをオフ制御する。その後、前方車両12はデッドセクションを通過し、地上子P4の検出によって、自車両(前方車両12)の遮断器22Aをオン制御する。
このように、全ての制御装置26が正常ならば、地上子P2,P3の少なくとも一方を検出することができれば、自車両の遮断器22をオフ制御することができる。また、オン制御についても同様であり、地上子P4,P5の少なくとも一方を検出できれば、自車両の遮断器22をオン制御することができる。なお、地上子P1,P6は、自己制御の割り当てがなされていないため、全ての制御装置26が正常ならば、地上子P1,P6が故障したとしても問題はない。
(E)制御装置
図9は、制御装置26の構成例である。図9によれば、制御装置26は、処理部100と、リレーQRを備えている。処理部100は、地上子検出部102と、前後車両判定部104と、遮断器制御部106と、バックアップ制御部108とを有するとともに、地上子DB(データベース)110を記憶している。
地上子検出部102は、地上子Pの通過時に車上子28が当該地上子Pから取得した地上子IDをもとに、地上子DB110を参照して、検出した地上子Pを特定する。
地上子DB110は、軌道Rに配置されている地上子Pに関するデータベースであり、地上子IDと対応付けて、種類や配置位置等の情報のほか、図5に示したように各地上子Pに割り当てた遮断器22の制御内容を格納している。
前後車両判定部104は、前進条件及び後進条件をもとに、自車両が前方車両であるか後方車両であるかを判定する。
遮断器制御部106は、地上子検出部102による地上子Pの検出に基づき、自車両の遮断器22のオン・オフを制御(自己制御)する。すなわち、自車両の遮断器22を、地上子P2,P3の検出によってオフ制御し、地上子P4,P5の検出によってオン制御する。
バックアップ制御部108は、地上子検出部102による地上子Pの検出に基づいて、他車両の遮断器22のオン・オフを制御(バックアップ制御)する。すなわち、他車両から受信した故障情報が故障を示す場合(つまり、他車両の制御装置26或いは車上子28が故障の場合)に、他車両の遮断器22のオン・オフを制御(バックアップ制御)する。自車両が前方車両12ならば、他車両(後方車両14)の遮断器22Bを、地上子P5の検出によってオフ制御し、地上子P6の検出によってオン制御する。また、自車両が後方車両14ならば、他車両(前方車両12)の遮断器22Aを、地上子P1の検出によってオフ制御し、地上子P2の検出によってオン制御する。
リレーQRは、処理部100及び車上子28が正常である場合には扛上し、動作接点HR1,HR3が開放されるとともに、動作接点HR2が構成される。これにより、正常を示す故障情報が他車両の制御装置26へ出力されるともに、自車両の遮断器22に対して、制御線91を介した遮断器制御部106による制御がなされる。また、処理部100或いは車上子28の故障時にはリレーQRが落下し、動作接点HR1,HR3が構成されるとともに、動作接点HR2が開放する。これにより、故障を示す故障情報が他車両の制御装置26へ出力されるとともに、自車両の遮断器22に対して、制御線91を介して、バックアップ制御線を介した他車両の制御装置26からのバックアップ制御がなされる。
[作用効果]
このように、本実施形態によれば、制御装置26や車上子28、地上子Pの数を抑えつつ、システム全体で冗長的な機能補完を実現する構成とすることができる。
すなわち、集電装置20が設けられた二車両(前方車両12及び後方車両14)を含めて編成される列車10において、前方車両12及び後方車両14それぞれに搭載された遮断器22の制御装置26は、自車両の遮断器22を、デッドセクションの手前方に配置された手前方近接地上子である地上子P2,P3の検出によってオフ制御し、デッドセクションの奥方に配置された奥方近接地上子である地上子P4,P5の検出によってオン制御する自己制御を行うとともに、他方の車両の遮断器22をオフ・オンするバックアップ制御を行う。バックアップ制御としては、自車両が前方車両12ならば、後方車両14の遮断器22を、デッドセクションの奥方に配置された奥方近接地上子である地上子P5の検出によってオフ制御し、奥方遠方地上子である地上子P6の検出によってオン制御する後方バックアップ制御を行い、自車両が後方車両14ならば、前方車両12の遮断器22を、デッドセクションの手前方に配置された手前方遠方地上子である地上子P1の検出によってオフ制御し、手前方近接地上子である地上子P2の検出によってオン制御する前方バックアップ制御を行う。
また、進行方向が逆方向の列車に対しても、地上子P1〜P6の検出順序が逆の論理を適用することで、つまり、図5に示したように地上子P1〜P6それぞれに割り当てた制御内容を、地上子P6〜P1それぞれに割り当てることで、地上子の追加設置や設置位置の変更を行うことなく、同様なデッドセクションの通過時の遮断器22の制御を行うことできる。つまり、単線区間において、両方向の列車に対する制御が可能となる。
[変形例]
なお、本発明の適用可能な実施形態は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なのは勿論である。
例えば、集電装置20を備える三車両を含んで編成される列車についても、本発明を同様に適用可能である。具体的には、前方車両12や後方車両14と同様に、集電装置20、遮断器22、主回路24及び車上子28を備える中間車両を、前方車両12と後方車両14との間に配置した列車を編成する。そして、中間車両を前方車両12或いは後方車両14として扱って、遮断器22の制御を行う。
図10は、前方車両12、後方車両14及び中間車両16の構成図である。図10では、中間車両16を後方車両として扱う場合を示している。この場合、中間車両の制御装置26Cは、後方車両14の制御装置26Bと同様の制御を行う。すなわち、制御装置26Cは、地上子P2,P3の検出によって自車両の遮断器22Cをオフ制御し、地上子P4,P5の検出によって自車両の遮断器22Cをオン制御する自己制御を行うとともに、前方車両12の故障の場合には、地上子P1,P2の検出によって、前方車両12の遮断器22Aをオフ・オン制御する前方バックアップ制御を行う。なお、図10では、中間車両16を後方車両として扱う場合を示したが、前方車両として扱う場合も同様である。
10 列車
12 前方車両、14 後方車両、16 中間車両
20 集電装置、22 真空遮断器(遮断器)、24 主回路
26 制御装置
100 処理部
102 地上子検出部、104 前後車両判定部
106 遮断器制御部、108 バックアップ制御部
110 地上子DB
QR リレー、HR1〜HR3 動作接点
28 車上子
30 地上システム、P(P1〜P6) 地上子
R 軌道

Claims (7)

  1. 集電装置と、前記集電装置と主回路との間の電路を遮断する遮断器と、地上子を検出する地上子検出手段とを備えた前方車両および後方車両を有して編成された列車がデッドセクションを通過する際の遮断器制御方法であって、
    前記地上子には、
    前記デッドセクションの手前方に、前記後方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記前方車両の前記集電装置が前記デッドセクションに差し掛からない位置に配置された手前方遠方地上子と、前記後方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記前方車両の前記集電装置が前記デッドセクションを通過した後となる位置に配置された手前方近接地上子とを少なくとも含む複数の手前方地上子と、
    前記デッドセクションの奥方に、前記前方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記後方車両の前記集電装置が前記デッドセクションに差し掛からない位置に配置された奥方近接地上子と、前記前方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記後方車両の前記集電装置が前記デッドセクションを通過した後となる位置に配置された奥方遠方地上子とを少なくとも含む複数の奥方地上子と、
    が含まれ、
    前記前方車両自身あるいは前記後方車両自身である自車両が、自車両の前記地上子検出手段による前記手前方地上子の検出に応じて自車両の前記遮断器をオフ制御し、前記奥方地上子の検出に応じて自車両の前記遮断器をオン制御する自己制御と、
    前記前方車両が、前記前方車両の前記地上子検出手段による前記奥方地上子の検出に基づいて、前記後方車両の前記遮断器のオフ制御およびオン制御を行う後方バックアップ制御と、
    前記後方車両が、前記後方車両の前記地上子検出手段による前記手前方地上子の検出に基づいて、前記前方車両の前記遮断器のオフ制御およびオン制御を行う前方バックアップ制御と、
    を切り替えて、前記デッドセクション通過時に前記列車の全ての前記遮断器のオフ制御およびオン制御を行う遮断器制御方法。
  2. 前記後方バックアップ制御は、前記前方車両の前記地上子検出手段による前記奥方近接地上子の検出に応じて前記後方車両の前記遮断器をオフ制御し、前記奥方遠方地上子の検出に応じて前記後方車両の前記遮断器をオン制御する制御であり、
    前記前方バックアップ制御は、前記後方車両の前記地上子検出手段による前記手前方遠方地上子の検出に応じて前記前方車両の前記遮断器をオフ制御し、前記手前方近接地上子の検出に応じて前記前方車両の前記遮断器をオン制御する制御である、
    請求項1に記載の遮断器制御方法。
  3. 前記手前方近接地上子には、前記デッドセクションまでの距離が異なる複数の前記手前方近接地上子が含まれ、
    前記奥方近接地上子には、前記デッドセクションからの距離が異なる複数の前記奥方近接地上子が含まれ、
    前記自己制御は、自車両の前記地上子検出手段による何れかの前記手前方近接地上子の検出に応じて自車両の前記遮断器をオフ制御し、何れかの前記奥方近接地上子の検出に応じて自車両の前記遮断器をオン制御する制御である、
    請求項1又は2に記載の遮断器制御方法。
  4. 前記列車は、前記集電装置と前記遮断器と前記地上子検出手段とを備えた中間車両が編成されており、
    前記中間車両は、前記前方車両又は前記後方車両として、前記自己制御、前記後方バックアップ制御および前記前方バックアップ制御を行う、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の遮断器制御方法。
  5. 集電装置と、前記集電装置と主回路との間の電路を遮断する遮断器と、地上子を検出する地上子検出手段と、前記遮断器を制御する制御装置とを備えた前方車両および後方車両を有して編成されてデッドセクションを通過する列車の前記制御装置であって、
    前記地上子には、
    前記デッドセクションの手前方に、前記後方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記前方車両の前記集電装置が前記デッドセクションに差し掛からない位置に配置された手前方遠方地上子と、前記後方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記前方車両の前記集電装置が前記デッドセクションを通過した後となる位置に配置された手前方近接地上子とを少なくとも含む複数の手前方地上子と、
    前記デッドセクションの奥方に、前記前方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記後方車両の前記集電装置が前記デッドセクションに差し掛からない位置に配置された奥方近接地上子と、前記前方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記後方車両の前記集電装置が前記デッドセクションを通過した後となる位置に配置された奥方遠方地上子とを少なくとも含む複数の奥方地上子と、
    が含まれ、
    自車両が、自車両の前記地上子検出手段による前記手前方地上子の検出に応じて自車両の前記遮断器をオフ制御し、前記奥方地上子の検出に応じて自車両の前記遮断器をオン制御する自己制御と、
    自車両が前記前方車両である場合に、前記前方車両の前記地上子検出手段による前記奥方地上子の検出に基づいて、前記後方車両の前記遮断器のオフ制御およびオン制御を行う後方バックアップ制御と、
    自車両が前記後方車両である場合に、前記後方車両の前記地上子検出手段による前記手前方地上子の検出に基づいて、前記前方車両の前記遮断器のオフ制御およびオン制御を行う前方バックアップ制御と、
    を切り替えて実行可能である制御装置。
  6. 他車両から故障が発生したことを示す故障信号を受信した場合に、自車両が前記前方車両か前記後方車両かに応じて、前記後方バックアップ制御又は前記前方バックアップ制御を行い、
    自車両に故障が発生していない場合には前記自己制御により自車両の前記遮断器を制御し、故障が発生した場合には前記故障信号を他車両に送信して当該他車両による前記後方バックアップ制御又は前記前方バックアップ制御により自車両の前記遮断器が制御される、
    請求項5に記載の制御装置。
  7. 集電装置と、前記集電装置と主回路との間の電路を遮断する遮断器と、地上子を検出する地上子検出手段と、前記遮断器を制御する請求項5に記載の制御装置とを備えた前方車両および後方車両を有して編成された列車がデッドセクションを通過する際の地上システムであって、
    前記デッドセクションの手前方に、前記後方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記前方車両の前記集電装置が前記デッドセクションに差し掛からない位置に配置した手前方遠方地上子と、前記後方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記前方車両の前記集電装置が前記デッドセクションを通過した後となる位置に配置した手前方近接地上子とを少なくとも含む複数の手前方地上子と、
    前記デッドセクションの奥方に、前記前方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記後方車両の前記集電装置が前記デッドセクションに差し掛からない位置に配置した奥方近接地上子と、前記前方車両の前記地上子検出手段の検出時に前記後方車両の前記集電装置が前記デッドセクションを通過した後となる位置に配置した奥方遠方地上子とを少なくとも含む複数の奥方地上子と、
    を備えた地上システム。
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