JP6584579B1 - ウエストバッグ - Google Patents

ウエストバッグ Download PDF

Info

Publication number
JP6584579B1
JP6584579B1 JP2018087877A JP2018087877A JP6584579B1 JP 6584579 B1 JP6584579 B1 JP 6584579B1 JP 2018087877 A JP2018087877 A JP 2018087877A JP 2018087877 A JP2018087877 A JP 2018087877A JP 6584579 B1 JP6584579 B1 JP 6584579B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waist
belt
storage
infant
bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018087877A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019188077A (ja
Inventor
憲二 佐藤
憲二 佐藤
Original Assignee
憲二 佐藤
憲二 佐藤
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 憲二 佐藤, 憲二 佐藤 filed Critical 憲二 佐藤
Priority to JP2018087877A priority Critical patent/JP6584579B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6584579B1 publication Critical patent/JP6584579B1/ja
Publication of JP2019188077A publication Critical patent/JP2019188077A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47DFURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
    • A47D13/00Other nursery furniture
    • A47D13/02Baby-carriers; Carry-cots
    • A47D13/025Baby-carriers; Carry-cots for carrying children in seated position

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

【課題】安定的かつ肩への負担を軽減させて幼児を抱くことができる抱っこ紐の機能を有するウエストバッグの提供。【解決手段】ウエストバッグ1は、物品を収納可能な収納部2と、ユーザの腰の周囲に取り付ける腰ベルト部3と、収納部2と腰ベルト部3とを繋ぐ接続部4と、一端が収納部2に固定され、他端が接続部4又は収納部2に固定され、ユーザが両肩に背負う背ベルト部5と、を有している。収納部2と接続部4との接続部分には第1折れ線4Aが規定され、接続部4と腰ベルト部3との接続部分には第2折れ線4Bが規定されている。第1折れ線4Aと第2折れ線4Bとを折り畳んだ状態では、接続部4が収納部2及び腰ベルト部3と重複するとともに、背ベルト部5は第1折れ線4Aを折り畳むことにより接続部4と収納部2との間に規定されるベルト収納空間に収納される。【選択図】図1

Description

本発明はウエストバッグに関し、特に幼児を抱っこする機能を有するウエストバッグに関する。
従来から、幼児を抱くことができるバッグ兼抱っこ補助具が知られている(例えば、特許文献1)。バッグ兼抱っこ補助具では、バッグに幼児が腰掛けるように構成されていて、バッグの背面と、第1連結帯と、第2連結帯と、によって幼児の臀部が覆われ安定的に保持される。幼児の背中は、腰部保持ベルトによって保持される。
他のベビーホルダー兼ウエストバッグでは、常に幼児を安定させた状態で保持することができる(例えば、特許文献2)。ベビーホルダー兼ウエストバッグで幼児を抱く際は、吊りベルトを肩に掛け、ウエストバッグ本体に幼児を腰掛けさせ、尻当て及び補助ベルトで幼児を保持する。ウエストバッグとして使用する際は、ウエストバッグ本体に吊りベルト等を収納する。
特開2013−561号公報 特開平10−313929号公報
しかしながら、バッグ兼抱っこ補助具では、幼児を抱く際には腰部保持ベルトによって背中を保持しているだけであるため、安定性に欠けていた。また、バッグに幼児が腰掛ける構成であるため、バッグの中身が幼児の体重によって押し潰されてしまうことがあった。さらに、バッグ兼抱っこ補助具はワンショルダータイプの抱っこ補助具であるため、一方の肩に幼児の体重が掛かるため、肩への負担が大きかった。
また、ベビーホルダー兼ウエストバッグは、ウエストバッグとして使用する際に幼児を抱くための吊りベルト等をウエストバッグ本体に収納するため、ウエストバッグの収納スペースが狭くなり他の荷物を入れることが難しかった。さらに、吊りベルトをウエストバッグ本体に収納する構造では、吊りベルトを取り出すとき及び収納するときに手間がかかり、ベビーホルダーとして使用するときに時間がかかっていた。
そこで、本発明は、安定的かつ肩への負担を軽減させて幼児を抱くことができる抱っこ紐の機能を有するウエストバッグを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために第1の発明は、物品を収納可能な収納部と、ユーザの腰の周囲に取り付ける腰ベルト部と、前記収納部と前記腰ベルト部とを繋ぐ接続部と、一端が前記収納部に固定され、他端が前記接続部又は前記収納部に固定され、前記ユーザが両肩に背負う背ベルトと、を有し、前記収納部と前記接続部との接続部分には第1折れ線が規定され、前記接続部と前記腰ベルト部との接続部分には第2折れ線が規定され、前記第1折れ線と前記第2折れ線とを折り畳んだ状態では、前記接続部が前記収納部及び前記腰ベルト部と重複するとともに、前記背ベルトは前記第1折れ線を折り畳むことにより前記接続部と前記収納部との間に規定されるベルト収納空間に収納されることを特徴とするウエストバッグを提供している。
第2の発明では、第1の発明に記載されたウエストバッグであって、前記ユーザ幼児を抱いた状態で前記腰ベルト部を腰に取り付けるとともに前記背ベルトを両肩に背負ったとき、前記収納部は幼児の背中又は腹部を保持し、前記接続部が幼児の臀部を保持し、前記接続部と前記ユーザの腹部との間の空間から前記幼児の脚部が露出することを特徴としている。
第3の発明では、第1の発明又は第2の発明に記載されたウエストバッグであって、前記腰ベルト部は、前記接続部が接続される被接続部を有し、前記接続部は、幅方向全幅に亘って前記収納部及び前記被接続部に接続することを特徴としている。
第4の発明では、第1の発明から第3の発明のいずれかに記載されたウエストバッグであって、前記収納部には係止部が設けられていて、前記腰ベルト部には係止部と係止可能な被係止部が設けられていて、前記第1折れ線と前記第2折れ線とを折り畳んだとき、前記係止部と前記被係止部とが互いに係止されることを特徴としている。
第5の発明では、物品を収納可能な収納部と、ユーザの腰の周囲に取り付ける腰ベルト部と、前記収納部と前記腰ベルト部とを繋ぐ接続部と、一端が前記収納部に固定され、他端が前記接続部又は前記収納部に固定され、前記ユーザが両肩に背負う背ベルトと、を有し、前記接続部と収納部との接続部分には折れ線が規定され、前記折れ線を折り畳んだ状態では、前記収納部が前記腰ベルト部及び前記接続部と重複するとともに、前記背ベルトは前記折れ線を折り畳むことにより前記腰ベルト部及び接続部と前記収納部との間に規定されるベルト収納空間に収納されることを特徴とするウエストバッグを提供している。
第1の発明によると、第1折れ線を折り畳むことにより形成されるベルト収納空間に背ベルトが収納されるため、収納部の内部空間を背ベルトが占拠することがない。これにより、収納部に十分に物品の収納スペースを確保することができる。また、第1折れ線と第2折れ線とを折り畳んだ状態では、接続部が、収納部及び腰ベルト部と重複しているため、接続部及び背ベルトが収納部と腰ベルト部との間に挟まれた状態となる。これにより、外部に接続部及び背ベルトが露出しないため、デザイン性を損なうことなくウエストバッグに抱っこ紐の機能を持たせることができる。さらに、収納部と腰ベルト部とが接続部により接続されているため、背ベルトを両肩に背負ったとき、腰ベルト部が腰に巻かれ収納部がユーザの胸の位置となる。これにより、幼児を抱っこした状態であっても、収納部の物品を取り出すことができる。例えば、収納部が腰の周囲に位置している場合には、幼児が妨げとなって収納部を視認し難くなるとともに内部の物品が取り出し難い。しかし、本件発明によると、収納部がユーザの胸の高さに位置していることから、収納部内部を視認することができるとともに収納部の物品を容易に取り出すことができる。さらに、一端が収納部に固定され接続部又は収納部に固定された背ベルトを有しているため、一方の肩に背負うタイプのワンショルダー型の抱っこ紐と比較して、肩への負担を軽減することができる。
第2の発明によると、収納部で幼児の背中又は腹部を保持し接続部が幼児の臀部を保持し接続部とユーザの腹部との間から幼児の脚部が露出するため、幼児を安定的に支えることができる。収納部で幼児の背中又は腹部を保持するため、ユーザと幼児とが向かい合った状態で幼児を抱くことができるとともに、ユーザと幼児とが同じ方向を向いた状態で幼児を抱くことができる。また、収納部は幼児の背中又は腹部を保持しており収納部に幼児の体重が掛からないため、収納部内部の物品が潰されることがない。
第3の発明によると、接続部は幅方向全幅に亘って収納部及び被接続部と接続されているため、ウエストバッグを抱っこ紐として使用したときに幼児を安定的に抱くことができる。
第4の発明によると、第1折れ線と第2折れ線とを折り畳んだ状態で係止部と被係止部とを係止させることにより、ベルト収納空間に背ベルトが収納された状態を維持することができる。これにより、外部に接続部及び背ベルトが露出しないため、デザイン性を損なうことなくウエストバッグに抱っこ紐の機能を持たせることができる。また、係止部と被係止部との係止を解除することにより、収納部が重力によって自動的に落ちてベルト収納空間に収納されていた背ベルトをすぐに取り出すことができる利点がある。
第5の発明によると、折れ線を折り畳むことにより形成されるベルト収納空間に背ベルトが収納されるため、収納部の内部空間を背ベルトが占拠することがない。これにより、収納部に十分に物品の収納スペースを確保することができる。また、折れ線を折り畳んだ状態では、収納部と、腰ベルト部及び接続部と、が重複しているため、背ベルトが収納部と腰ベルト部及び接続部との間に挟まれた状態となる。これにより、外部に背ベルトが露出しないため、デザイン性を損なうことなくウエストバッグに抱っこ紐の機能を持たせることができる。さらに、折れ線が収納部と接続部との接続部分に規定されているため、収納部が占める部分が拡大し容量を大きくすることができる。
本発明によって、安定的かつ肩への負担を軽減させて幼児を抱くことができる抱っこ紐の機能を有するウエストバッグを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態のウエストバッグの平面図。 本発明の第1の実施の形態のウエストバッグを抱っこ紐として使用した状態を示す斜視図。 本発明の第1の実施の形態のウエストバッグの背ベルトを収納する収納方法を示す説明図。 本発明の第1の実施の形態のウエストバッグのベルト収容空間を示す斜視図。 本発明の第1の実施の形態のウエストバッグをバッグとして使用した状態を示す斜視図。 本発明の第2の実施の形態のウエストバッグの平面図。
本発明の第1の実施の形態のウエストバッグ1を図1乃至図5に基づき説明する。図1乃至図3に示すように、前後上下左右方向を定義する。ウエストバッグ1は、図2に示すようにユーザ10が幼児20を抱く際の抱っこ紐としての機能を有するとともに、図5に示すようにユーザ10の腰に巻回するバッグとしての機能を有する。
ウエストバッグ1は、収納部2と、腰ベルト部3と、接続部4と、背ベルト5と、から構成される。収納部2は内部に物品を収納するための収納空間が規定されていて、チャック21と、第1係止部22と、第2係止部23と、第3係止部24と、を有している。チャック21は、収納部2の左右方向に延びるように形成されていて、紐部21Aが設けられている。
第1係止部22と、第2係止部23と、第3係止部24と、は樹脂製のバックルであって、略同一の形状をなしている。第1係止部22は収納部2の右側端部から右方向に延出し、第2係止部23は収納部2の左側端部から左方向に延出し、第3係止部24は収納部2の上面から上方に向けて延出している。
腰ベルト部3はユーザ10の腰に巻回され、被接続部31と、第1バンド部32と、第2バンド部33と、を有している。被接続部31は、第1バンド部32及び第2バンド部33と比較して、上下方向に幅があり前後方向に厚みを有している。被接続部31の上端の略中央部分には、接続部4が接続される。
被接続部31は、第1係止部22と係止可能な第1被係止部34と、第2係止部23と係止可能な第2被係止部35と、第3係止部24と係止可能な第3被係止部36(図3(a))と、第4係止部37と、を有している。第1被係止部34は、被接続部31の前面右部に配置され、ウエストバッグ1をバッグとして使用したとき、第1係止部22に係止される。第2被係止部35は、被接続部31の前面左部に配置され、図5に示すように、ウエストバッグ1をバッグとして使用したとき、第2係止部23に係止される。第3被係止部36は被接続部31の後面中央部に配置され、ウエストバッグ1をバッグとして使用したとき、第3係止部24に係止される。本実施の形態では、第1被係止部34、第2被係止部35、及び第3被係止部36は、略同一形状であっていずれも樹脂製のバックルである。第1係止部22、第2係止部23、及び第3係止部24は本発明の係止部に相当し、第1被係止部34、第2被係止部35、及び第3被係止部36は本発明の被係止部に相当する。
第1バンド部32は、被接続部31の右端部から延出するベルト状の部材であって、先端に第5係止部32Aを備えている。第2バンド部33は、被接続部31の左端部から延出するベルト状の部材であって、先端に第5係止部32Aと係止可能な第5被係止部33Aを備えている。本実施の形態では、第5係止部32A及び第5被係止部33Aは樹脂製のバックルである。
接続部4は、左右方向全幅に亘って収納部2及び被接続部31に接続するとともに、略中央部に第4係止部37と係止可能な第4被係止部41を備えている。本実施の形態では、第4係止部37及び第4被係止部41は面ファスナーである。接続部4と収納部2との接続部分には図1に一点鎖線で示すような第1折れ線4Aが規定され、接続部4と腰ベルト部3との接続部分には二点鎖線で示すような第2折れ線4Bが規定されている。第1折れ線4Aは平面視において山折の折れ線であって、第2折れ線4Bは平面視において谷折りの折れ線である。
背ベルト5は、右背ベルト51と、左背ベルト52と、を備えている。右背ベルト51は、一端が収納部2に接続し他端が接続部4の右端部に接続している。右背ベルト51は図示せぬ調整機構により長さが調整可能であって、略中央部には第6係止部51Aが設けられている。左背ベルト52は、一端が収納部2に接続し他端が接続部4の左端部に接続している。左背ベルト52は図示せぬ調整機構により長さが調整可能であって、略中央部には第6係止部51Aと係止可能な第6被係止部52Aが設けられている。本実施の形態では、第6係止部51A及び第6被係止部52Aは樹脂製のバックルである。右背ベルト51の他端は接続部4の右端部に接続していたが、収納部2の右下端部に接続してもよい。また、左背ベルト52の他端は接続部4の左端部に接続していたが、収納部2の左下端部に接続してもよい。
次に、図2を参照して、ウエストバッグ1を抱っこ紐として使用した状態を説明する。ユーザ10は、第5係止部32Aと第5被係止部33Aとを係止させることにより腰ベルト部3を腰に巻回する。幼児20を抱っこし、収納部2及び接続部4とユーザ10との間に幼児20を入れ、右背ベルト51及び左背ベルト52を両肩に背負う。収納部2は幼児20の背中部分を保持し、接続部4は幼児20の臀部周囲を保持し、幼児20の脚部は接続部4とユーザ10の腹部との間から露出する。ユーザ10は、左背ベルト52及び右背ベルト51が肩から外れないように、第6係止部51Aと第6被係止部52Aとを係止させる。このとき、収納部2は、幼児20の背中部分であってユーザ10の胸の高さに位置している。幼児20は、ユーザ10と向き合うようにウエストバッグ1によって抱っこされているが、ユーザ10と幼児20とが同じ方向を向くように幼児20を抱っこしてもよい。このとき、収納部2は幼児20の腹部を保持する。
次に、図3を参照して、ウエストバッグ1を抱っこ紐からバッグとしての使用する方法を説明する。図3(a)は、図1に示すウエストバッグ1を裏返し、右背ベルト51及び左背ベルト52を直線的に配置した状態である。この状態から、第2折れ線4Bを被接続部31が紙面奥側に向かって回転し接続部4と被接続部31とが重なるように折り畳むと、図3(b)に示す状態となる。図3(c)に示すように、右背ベルト51及び左背ベルト52を斜めに折り畳む。詳細には、図4に示すように、収納部2の後面に収まるように折り畳む。このとき、収納部2の後面と接続部4の後面とによって規定される空間がベルト収納空間4aとなり、背ベルト5は当該ベルト収納空間4aに収納される。図3(d)に示すように、第1折れ線4Aを収納部2が紙面手前側に回転し収納部2と接続部4とが重なるように折り畳み、第1係止部22と第1被係止部34とを係止し、第2係止部23と第2被係止部35とを係止し、第3係止部24と第3被係止部36とを係止し、第4係止部37と第4被係止部41とを係止する。このとき、平面視において接続部4が収納部2及び腰ベルト部3と重複した状態であって、収納部2の後面と接続部4との間のベルト収納空間4aに背ベルト5が収納される。
ウエストバッグ1をバッグとして使用する際は、図5に示すように、腰ベルト部3を腰に巻回し第5係止部32Aと第5被係止部33Aとを係止させる。ウエストバッグ1を腰に巻回した状態のまま抱っこ紐として使用したい場合には、第1係止部22と第1被係止部34との係止を解除し、第2係止部23と第2被係止部35との係止を解除し、第3係止部24と第3被係止部36との係止を解除し、第4係止部37と第4被係止部41とを離間させる。これにより、重力によって自動的に収納部2が前方に倒れ、ベルト収納空間4aから背ベルト5が露出する。収納部2の後面と接続部4との間のベルト収納空間4aに折り畳んで収納された背ベルト5を取り出し、幼児20を抱っこして右背ベルト51及び左背ベルト52を両肩に背負う。これにより、簡易な操作によってウエストバッグ1を腰に巻回した状態のまま抱っこ紐として使用することができる。
ウエストバッグ1を腰に巻回した状態のまま再びバッグとして使用するときは、背ベルト5を外して幼児20を降ろし、右背ベルト51及び左背ベルト52をベルト収納空間4aに折り畳んで収納する。第1折れ線4A及び第2折れ線4Bを折り畳み、第1係止部22と第1被係止部34とを係止し、第2係止部23と第2被係止部35とを係止し、第3係止部24と第3被係止部36とを係止し、第4係止部37と第4被係止部41とを係止する。これにより、簡易な操作によってウエストバッグ1を腰に巻回した状態のまま再びバッグとして使用することができる。
このような構成によると、第1折れ線4Aを折り畳むことにより形成されるベルト収納空間4aに右背ベルト51及び左背ベルト52が収納されるため、収納部2の内部空間を背ベルト5が占拠することがない。これにより、収納部2に十分に物品の収納スペースを確保することができる。また、第1折れ線4Aと第2折れ線4Bとを折り畳んだ状態では、接続部4が、収納部2及び腰ベルト部3と重複しているため、接続部4及び背ベルト5が収納部2と腰ベルト部3との間に挟まれた状態となる。これにより、外部に接続部4及び背ベルト5が露出しないため、デザイン性を損なうことなくウエストバッグ1に抱っこ紐の機能を持たせることができる。さらに、収納部2と腰ベルト部3とが接続部4により接続されているため、背ベルト5を両肩に背負ったとき、腰ベルト部3が腰に巻かれ収納部2がユーザ10の胸の位置となる。これにより、幼児20を抱っこした状態であっても、収納部2の物品を取り出すことができる。例えば、収納部が腰の周囲に位置している場合には、幼児が妨げとなって収納部を視認し難くなるとともに内部の物品が取り出し難い。しかし、本件発明によると、収納部2がユーザ10の胸の高さに位置していることから、収納部2内部を視認することができるとともに収納部2の物品を容易に取り出すことができる。さらに、一端が収納部2に固定され接続部4又は収納部2に固定された背ベルト5を有しているため、一方の肩に背負うタイプのワンショルダー型の抱っこ紐と比較して、肩への負担を軽減することができる。
このような構成によると、収納部2で幼児20の背中又は腹部を保持し接続部4が幼児20の臀部を保持し接続部4とユーザ10の腹部との間から幼児20の脚部が露出するため、幼児20を安定的に支えることができる。収納部2で幼児20の背中又は腹部を保持するため、ユーザ10と幼児20とが向かい合った状態で幼児20を抱くことができるとともに、ユーザ10と幼児20とが同じ方向を向いた状態で幼児20を抱くことができる。また、収納部2は幼児20の背中又は腹部を保持しており収納部2に幼児20の体重が掛からないため、収納部2内部の物品が潰されることがない。
このような構成によると、接続部4は幅方向全幅に亘って収納部2及び被接続部31と接続されているため、ウエストバッグ1を抱っこ紐として使用したときに幼児20を安定的に抱くことができる。
このような構成によると、第1折れ線4Aと第2折れ線4Bとを折り畳んだ状態で第1係止部22、第2係止部23、及び第3係止部24をそれぞれ第1被係止部34、第2被係止部35、及び第3被係止部36とを係止させることにより、ベルト収納空間4aに背ベルト5が収納された状態を維持することができる。これにより、外部に接続部4及び背ベルト5が露出しないため、デザイン性を損なうことなくウエストバッグ1に抱っこ紐の機能を持たせることができる。また、ウエストバッグ1を腰に巻回した状態のまま、第1係止部22、第2係止部23、及び第3係止部24と、第1被係止部34、第2被係止部35、及び第3被係止部36との係止を解除することにより、収納部2が重力によって自動的に落ちてベルト収納空間4aに収納されていた背ベルト5をすぐに取り出すことができる利点がある。
次に、第2の実施の形態について、図6を参照して説明する。第1の実施の形態と同一の構成は同一の符号を付し説明を省略する。第1の実施の形態では収納部2と接続部4との接続部分に第1折れ線4Aが規定され接続部4と腰ベルト部3との接続部分に第2折れ線4Bが規定されていたが、第2の実施の形態のウエストバッグ101では、収納部102と接続部104との接続部分に折れ線104Aが規定されている。
ウエストバッグ101は、収納部102と、腰ベルト部103と、接続部104と、背ベルト5と、を有している。収納部102は、収納部2と比較して上下方向に長く容量が大きい。腰ベルト部103は、被接続部131と、第1バンド部32と、第2バンド部33と、第1被係止部134と、第2被係止部135と、第3被係止部136と、を備えている。
第1被係止部134は、図6に点線で示すように被接続部131の後面右部に配置され、ウエストバッグ101をバッグとして使用したとき第1係止部22に係止される。第2被係止部135は、図6に点線で示すように被接続部131の後面左部に配置され、ウエストバッグ101をバッグとして使用したとき第2係止部23に係止される。第3被係止部136は、被接続部131の前面中央部に配置され、ウエストバッグ101をバッグとして使用したとき第3係止部24に係止される。
接続部104は、左右方向全幅に亘って収納部102及び被接続部131に接続している。収納部102と接続部104との接続部分には、図6に一点鎖線で示すような折れ線104Aが規定されている。折れ線104Aは、平面視において山折の折れ線である。
ウエストバッグ101を抱っこ紐として使用している状態からバッグとして使用するときは、ユーザは第5係止部32Aと第5被係止部33Aとの係止を解除してウエストバッグ101を腰から外し、右背ベルト51及び左背ベルト52を、収納部102の後面と、被接続部131及び接続部104の後面と、によって規定されたベルト収納空間に折り畳んで配置する。折れ線104Aを折り畳むことで収納部102の後面と、被接続部131及び接続部104の後面と、を対向させ、第1係止部22と第1被係止部134とを係止し、第2係止部23と第2被係止部135とを係止し、第3係止部24と第3被係止部136とを係止する。このとき、平面視において収納部102と接続部104及び腰ベルト部103の少なくとも一部とが重複した状態であって、背ベルト5が収納部102の後面と被接続部131及び接続部104の後面との間のベルト収納空間に収納される。
ウエストバッグ101を再びバッグから抱っこ紐として使用するときは、ユーザは第5係止部32Aと第5被係止部33Aとの係止を解除してウエストバッグ101を腰から外す。第1係止部22と第1被係止部134との係止を解除し、第2係止部23と第2被係止部135との係止を解除し、第3係止部24と第3被係止部136との係止を解除する。再び第5係止部32Aと第5被係止部33Aとを係止してウエストバッグ101を腰に巻回し、背ベルト5を両肩に背負うことにより、ウエストバッグ101を抱っこ紐として使用することができる。
このような構成によると、折れ線104Aを折り畳むことにより形成されるベルト収納空間に背ベルト5が収納されるため、収納部102の内部空間を背ベルト5が占拠することがない。これにより、収納部102に十分に物品の収納スペースを確保することができる。また、折れ線104Aを折り畳んだ状態では、収納部102と、腰ベルト部103及び接続部104と、が重複しているため、背ベルト5が収納部102と腰ベルト部103及び接続部104との間に挟まれた状態となる。これにより、外部に背ベルト5が露出しないため、デザイン性を損なうことなくウエストバッグ101に抱っこ紐の機能を持たせることができる。さらに、折れ線が収納部と接続部との接続部分に規定されているため、収納部102が占める部分が拡大し容量を大きくすることができる。
本発明によるウエストバッグは、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。
上述の実施の形態では、第1係止部22、第2係止部23、第3係止部24、第5係止部32A、及び第6係止部51A、並びに第1被係止部34、第2被係止部35、第3被係止部36、第5被係止部33A、及び第6被係止部52Aとして樹脂製のバックルを使用したが、これに限定されない。例えば、金属製のバックル、ボタン、スナップボタン、フック、面ファスナー、磁石等を用いてもよい。
上述の実施の形態では、収納部2と腰ベルト部3とを固定するために3つの係止部(第1係止部22、第2係止部23、第3係止部24)及び被係止部(第1被係止部34、第2被係止部35、及び第3被係止部36)が設けられていたが、これに限定されない。係止部及び被係止部は、1つ又は2つであってもよく、4つ以上であってもよい。また、収納部2の形状等に応じて係止部を設ける位置は任意に設定することができる。
上述の実施の形態では、第4係止部37、及び第4被係止部41として面ファスナーを用いたが、これに限定されない。例えば、例えば、ボタン、スナップボタン、フック、樹脂製又は金属製のバックル、磁石等を用いてもよい。
1、101 ウエストバッグ
2、102 収納部
3、103 腰ベルト部
4 接続部
4A 第1折れ線
4B 第2折れ線
4a ベルト収納空間
5 背ベルト
10 ユーザ
20 幼児
22 第1係止部
23 第2係止部
23 第3係止部
31、131 被接続部
34、134 第1被係止部
35、135 第2被係止部
36、146 第3被係止部
104A 折れ線

Claims (5)

  1. 物品を収納可能な収納部と、
    ユーザの腰の周囲に取り付ける腰ベルト部と、
    前記収納部と前記腰ベルト部とを繋ぐ接続部と、
    一端が前記収納部に固定され、他端が前記接続部又は前記収納部に固定され、前記ユーザが両肩に背負う背ベルトと、を有し、
    前記収納部と前記接続部との接続部分には第1折れ線が規定され、
    前記接続部と前記腰ベルト部との接続部分には第2折れ線が規定され、
    前記第1折れ線と前記第2折れ線とを折り畳んだ状態では、前記接続部が前記収納部及び前記腰ベルト部と重複するとともに、前記背ベルトは前記第1折れ線を折り畳むことにより前記接続部と前記収納部との間に規定されるベルト収納空間に収納されることを特徴とするウエストバッグ。
  2. 前記ユーザが幼児を抱いた状態で前記腰ベルト部を腰に取り付けるとともに前記背ベルトを両肩に背負ったとき、前記収納部は幼児の背中又は腹部を保持し、前記接続部が幼児の臀部を保持し、前記接続部と前記ユーザの腹部との間の空間から前記幼児の脚部が露出することを特徴とする請求項1に記載のウエストバッグ。
  3. 前記腰ベルト部は、前記接続部が接続される被接続部を有し、
    前記接続部は、幅方向全幅に亘って前記収納部及び前記被接続部に接続することを特徴とする請求項1または2に記載のウエストバッグ。
  4. 前記収納部には係止部が設けられていて、前記腰ベルト部には係止部と係止可能な被係止部が設けられていて、
    前記第1折れ線と前記第2折れ線とを折り畳んだとき、前記係止部と前記被係止部とが互いに係止されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のウエストバッグ。
  5. 物品を収納可能な収納部と、
    ユーザの腰の周囲に取り付ける腰ベルト部と、
    前記収納部と前記腰ベルト部とを繋ぐ接続部と、
    一端が前記収納部に固定され、他端が前記接続部又は前記収納部に固定され、前記ユーザが両肩に背負う背ベルトと、を有し、
    前記接続部と前記収納部との接続部分には折れ線が規定され、
    前記折れ線を折り畳んだ状態では、前記収納部が前記腰ベルト部及び前記接続部と重複するとともに、前記背ベルトは前記折れ線を折り畳むことにより前記腰ベルト部及び前記接続部と前記収納部との間に規定されるベルト収納空間に収納されることを特徴とするウエストバッグ。
JP2018087877A 2018-04-28 2018-04-28 ウエストバッグ Active JP6584579B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018087877A JP6584579B1 (ja) 2018-04-28 2018-04-28 ウエストバッグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018087877A JP6584579B1 (ja) 2018-04-28 2018-04-28 ウエストバッグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6584579B1 true JP6584579B1 (ja) 2019-10-02
JP2019188077A JP2019188077A (ja) 2019-10-31

Family

ID=68095308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018087877A Active JP6584579B1 (ja) 2018-04-28 2018-04-28 ウエストバッグ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6584579B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220176853A1 (en) * 2016-08-26 2022-06-09 Bean Ventures LLC d/b/a Nessl Baby carrier

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220176853A1 (en) * 2016-08-26 2022-06-09 Bean Ventures LLC d/b/a Nessl Baby carrier
US11440444B2 (en) * 2016-08-26 2022-09-13 Bean Ventures LLC Baby carrier
US20230001829A1 (en) * 2016-08-26 2023-01-05 Bean Ventures LLC d/b/a Nessl Baby carrier
US12012021B2 (en) * 2016-08-26 2024-06-18 Bean Ventures LLC Baby carrier

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019188077A (ja) 2019-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10667600B2 (en) Diaper bag backpack
US5743649A (en) Diaper bag
KR20060105446A (ko) 유아 보호띠
JP6584579B1 (ja) ウエストバッグ
KR20150056903A (ko) 아기 침대기능을 가지는 다기능 가방
KR102054895B1 (ko) 휴대용 유아침대 기저귀 가방
JP2019213626A (ja) 携帯型ベビーベッド
US20110215126A1 (en) Convertible adjustable strap and harness system
JP6854003B2 (ja) バッグ
US20160199745A1 (en) Stuffed Toy For Use With a Child Car Seat
US10070730B2 (en) Folding chair with side bags on both sides
JP2015150292A (ja) マルチウェイバッグ
KR101526205B1 (ko) 유아용 폴더형 파우치
JP2019216788A (ja) ショルダーバッグ
JP2004358005A (ja) 幼児保持具
JP3215505U (ja) 乳児搬送用バッグ
JP3199144U (ja) 車椅子用バッグ
JP5654174B1 (ja) 旅行用ポケット付テーブルクロス
JP6782899B2 (ja) リュックサック
CN209883282U (zh) 一种收纳包
JP2006026168A (ja) マザーズバッグ
JP7309176B2 (ja) 鞄及び鞄の使用方法
JP3231163U (ja) リュックサック
JP2024002449A (ja) 抱っこ紐および収容袋付きの抱っこ紐
JP3163226U (ja) 自転車収納用バッグ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190719

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190719

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6584579

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250