JP6584161B2 - ランプ及び照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ランプ及び照明装置に関するものである。
従来、長尺の光源ユニットと、光源ユニットに電力を供給する電源ユニットと、光源ユニット及び電源ユニットを収納する長尺円筒状の外囲器とを備えるランプがある(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2013/114485号
従来のランプの構成として、電源ユニットの回路基板を、光源ユニットの基板における発光部側とは反対側から所定の距離だけ離間した状態で光源ユニットの基板に固定するものがある。しかし、この構成では、外囲器の周壁と光源ユニットの基板における発光部側とは反対側の面との間に、電源ユニットを収納するためのスペースを設ける必要がある。そのため、発光部と外囲器の周壁との間の距離が短くなり、ランプの点灯時において、外囲器表面における輝度斑が目立つようになる。
特許文献1では、上記のような輝度斑の低減を図るための構成として、電源ユニットを、外囲器の長手方向における両端部において光源ユニットから離間した状態で外囲器に固定するものが提案されている。しかし、この構成では、外囲器の長手方向における両端部に相当する蓋体の内側に、電源ユニットを収納するためのスペースを設ける必要がある。そのため、蓋体が大きくなり、光源ユニットから照射される光が蓋体によって遮蔽される領域が広くなる。よって、発光領域が狭くなり、ランプが照明機能を十分に果たせなくなる。また、ランプ両端の蓋体が大きいと、ランプ形状がアンバランスとなり、ランプに反り等の変形が生じやすくなったり、意匠性が悪化したりする。
本発明は、光源部の発光素子と外郭部の周壁との間の距離を長くしつつ、発光領域を広くすることを目的とする。
本発明の一態様に係るランプは、
電源回路の一部分を構成する素子である第1部品と、前記第1部品が配置される第1支持体とを有する電源部と、
前記電源回路の別の部分を構成する素子である第2部品と、前記電源回路から給電されて点灯する発光素子と、前記第2部品が片面に配置され、前記発光素子が別の片面に配置される第2支持体とを有する光源部と、
前記電源部と前記光源部とを長尺方向に並べて収納する長尺状の外郭部とを備える。
本発明では、電源回路を構成する部品群が、少なくとも電源部の支持体と光源部の支持体とに分けて配置される。このため、光源部の発光素子と外郭部の周壁との間の距離を長くしつつ、発光領域を広くすることが可能となる。
実施の形態1に係る照明装置の斜視図。 実施の形態1に係る照明装置の構成を示すブロック図。 実施の形態1に係るランプの斜視図。 実施の形態1に係るランプの部分断面図。 実施の形態1に係るランプの断面図。 実施の形態1に係るランプの断面図。 実施の形態1に係るランプのカバーの斜視図。 実施の形態1に係るランプのヒートシンクの斜視図。 実施の形態2に係るランプの部分断面図。 実施の形態2に係るランプの断面図。 実施の形態2に係るランプの断面図。 実施の形態3に係る照明装置の構成を示すブロック図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一又は相当する部分については、その説明を適宜省略又は簡略化する。また、実施の形態の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「表」、「裏」といった配置や向き等は、説明の便宜上、そのように記しているだけであって、装置、器具、部品等の配置や向き等を限定するものではない。装置、器具、部品等の構成について、その材質、形状、大きさ等は、本発明の範囲内で適宜変更することができる。
実施の形態1.
本実施の形態に係る装置の構成、本実施の形態の効果を順番に説明する。
***構成の説明***
図1及び図2を参照して、本実施の形態に係る装置である照明装置100の構成を説明する。
照明装置100は、ランプ101と、ランプ101が着脱自在に装着される照明器具106とを備える。照明装置100は、固定具を介して天井に取り付けられ、ランプ101が点灯することによって床面及び室内空間を照らす。なお、照明装置100は、卓上に設置されて卓上を照らすものであってもよいし、壁に固定具を介して取り付けられるものであってもよいし、他の場所或いは他の用途に用いられるものであってもよい。
ランプ101は、光源部120と、電源部130とを備える。
本実施の形態では、電源回路401が光源部120と電源部130とに跨って形成され、光源回路402が光源部120に形成される。商用電源等の外部電源800から供給される交流電力は、照明器具106に内蔵された電源装置を介して電源回路401に入力され、電源回路401によって直流電力に変換される。電源回路401から出力される直流電力は、光源回路402に入力され、点灯電力として利用される。
照明器具106は、器具本体160と、給電ソケット161と、保持ソケット162とを備える。
図示していないが、器具本体160には、電源ボックスが収納される。電源ボックスには、スイッチを入れると給電ソケット161を介してランプ101に給電し、スイッチを切ると給電を停止する電源装置が収納される。
給電ソケット161は、器具本体160の長手方向の一端部に取り付けられる。給電ソケット161は、ランプ101と電気接続される。具体的には、給電ソケット161の接続端232が、ランプ101の電源回路401と電気接続される。給電ソケット161には、ランプ101を保持する役割もある。
保持ソケット162は、器具本体160の長手方向の他端部に取り付けられる。保持ソケット162は、ランプ101を保持する。保持ソケット162は、ランプ101と電気接続されてもよい。その場合、保持ソケット162は、接地用のソケットとして機能してもよいし、給電ソケット161と同じように給電用のソケットとして機能してもよい。
図3を参照して、ランプ101の構成を説明する。
ランプ101は、本実施の形態では、直管形ランプであるが、他の形状のランプであってもよい。
ランプ101は、光源部120と、電源部130とに加えて、長尺状の外郭部110を備える。
外郭部110は、カバー111と、給電口金112と、非給電口金114とを有する。
カバー111は、光源部120を覆う。カバー111は、透光性を有する。カバー111は、円筒形である。カバー111は、押出成形が可能な樹脂材料で形成される。樹脂材料としては、ポリカーボネート(PC)等が使用される。カバー111には、ランプ101の設計仕様に応じて、拡散、反射、演色等の機能を持たせてもよい。カバー111は、本実施の形態では、拡散材を混ぜ込んだポリカーボネートで形成され、光を拡散透過する乳白色管である。なお、カバー111の材料は、樹脂材料に限られず、ガラス材であってもよい。また、カバー111の少なくとも一部に出光する領域があればよいため、出光側の材料を透光樹脂、出光側と逆側の材料を白色高反射樹脂としてもよい。
給電口金112は、電源部130を覆う。給電口金112は、カバー111の少なくとも一端に取り付けられる。本実施の形態では、給電口金112がカバー111の一端に取り付けられ、非給電口金114がカバー111の他端に取り付けられる。給電口金112がカバー111の両端に取り付けられる場合には、照明器具106の保持ソケット162は、給電ソケット161と同じように給電用のソケットとして機能するものとする。
給電口金112は、導電性を有する1対の給電端子230と、給電端子230が埋め込まれる筐体220とを有する。給電端子230と筐体220は、インサート成形等で一体に形成される。給電口金112は、本実施の形態では、GX16t−5型の通電用の口金であるが、G13型の口金等、他の種類の口金でもよい。筐体220は、絶縁性を有する樹脂材料で形成される。
筐体220は、周壁部221、底壁部222、隆起部223を有する。周壁部221は、円筒状である。底壁部222は、周壁部221の一端を閉塞するように、周壁部221と一体に形成される。底壁部222には、ねじ孔227が設けられる。隆起部223は、底壁部222に台状に形成される。
給電端子230は、筐体220の隆起部223を貫通するように設けられる。給電端子230は、先端である装着端231が折れ曲がることで、全体としてL字状に形成される。
非給電口金114は、給電端子230と同じ形状を持つ1対の保持端子250と、保持端子250が埋め込まれる筐体240とを有する。保持端子250と筐体240は、インサート成形等で一体に形成される。非給電口金114は、本実施の形態では、給電口金112と同じ型の口金であるが、GX16t−5型の非通電用の口金、G13型の口金等、他の種類の口金でもよい。筐体240は、絶縁性を有する樹脂材料で形成される。
図4及び図5及び図6を参照して、ランプ101の構成の詳細を説明する。
図4は、図3に示したランプ101を長尺方向に沿って切断した縦断面の一部を示している。図5は、図3に示したランプ101のカバー111がある箇所を短尺方向に沿って切断した縦断面を示している。図6は、図3に示したランプ101の給電口金112がある箇所を短尺方向に沿って切断した縦断面を示している。なお、図6では、カバー111を省略している。
電源部130は、複数の第1部品132と、電源基板131とを有する。
第1部品132は、電源回路401の一部分を構成する素子である。なお、第1部品132の数は、複数に限らず、1つであってもよい。
電源基板131は、第1部品132が配置される第1支持体である。具体的には、電源基板131は、第1部品132が片面に実装される基板である。なお、電源回路401の一部分を構成するように第1部品132を配置できる支持体であれば、基板以外のものを第1支持体として用いてもよい。
電源基板131において、第1部品132が実装された面は、表面134である。何も実装されていない面は、裏面135である。
光源部120は、複数の第2部品312と、複数の発光素子311と、光源基板310と、放熱用のヒートシンク122とを有する。
第2部品312は、電源回路401の別の部分を構成する素子である。電源回路401の「別の部分」とは、前述した電源回路401の「一部分」とは異なる部分のことである。電源回路401は、第1部品132により構成される「一部分」と、第2部品312により構成される「別の部分」と、配線材133等、他の部品により構成される残りの部分とを併せたものである。なお、第2部品312の数は、複数に限らず、1つであってもよい。
発光素子311は、電源回路401から給電されて点灯する。発光素子311は、本実施の形態では、LED素子である。LED素子としては、440〜480ナノメートル程度の波長の青色光を発するLEDチップ上に青色光を黄色光に波長変換する蛍光体を配してパッケージ化した擬似白色LEDを用いることができる。なお、発光素子311は、LED素子に限らず、有機EL、レーザダイオード等、他の種類の固体発光素子であってもよい。また、発光素子311の数は、複数に限らず、1つであってもよい。
光源基板310は、第2部品312が片面に配置され、発光素子311が別の片面に配置される第2支持体である。具体的には、光源基板310は、第2部品312が片面に実装され、発光素子311が別の片面に実装される基板である。なお、発光素子311を片側に配置し、電源回路401の別の部分を構成するように第2部品312を別の片側に配置できる支持体であれば、基板以外のものを第2支持体として用いてもよい。
光源基板310において、発光素子311が実装された面は、表面313である。第2部品312が実装された面は、裏面314である。
前述した配線材133は、電源基板131から延びて、はんだ501で光源基板310に付けられる。これにより、電源基板131と光源基板310とが電気接続される。なお、配線材133に代えて、コネクタ、ハーネス等を用いて電源基板131と光源基板310とが電気接続されてもよい。
ヒートシンク122は、熱伝導性を有する長尺材である。ヒートシンク122は、発光素子311から発生する動作熱をカバー111に伝えて、外部に放散する。ヒートシンク122は、ランプ101を長尺方向に支える剛性を有しており、線膨張係数が小さいことが好ましい。ヒートシンク122は、押出成形が可能な金属材料で形成される。ヒートシンク122の金属材料としては、アルミニウム、鉄等を用いることができる。なお、ヒートシンク122の材料は、金属材料に限られず、高熱伝導樹脂であってもよい。
外郭部110は、電源部130と光源部120とを外郭部110の長尺方向に並べて収納する。具体的には、外郭部110は、電源部130が光源部120の一端部に隣接するように、電源部130と光源部120とを収納する。
外郭部110のカバー111は、周壁部210を有する。図7に示すように、周壁部210の外周面212は、円周面である。周壁部210の内周面211は、円周面の一部が中心軸に向かって突出した形状である。周壁部210の内周面211の突出した部分は2箇所あり、1対の保持凸部214を形成している。
カバー111は、押出成形にて製造される。光源部120は、カバー111の内周面211の軸方向に沿って、カバー111の内部に挿入される。
ヒートシンク122は、1対の側壁部323と、光源配置部321と、円弧部326とを有する。
1対の側壁部323は、光源配置部321に光源基板310を設置する際の位置決めの機能を有する。側壁部323は、光源基板310の裏面314に実装される部品を、カバー111の外側から視認されないように遮蔽する。
光源配置部321には、光源基板310が設置される。光源配置部321は、光源配置面322を有する。光源配置面322には、接着剤、両面テープ等の接着部材を用いて光源基板310が貼り付けられて固定される。なお、光源基板310は、ねじ止め等、他の方法を用いて光源配置面322に固定されてもよい。
円弧部326は、カバー111の内周面211に沿って円弧状に延びるように形成される。円弧部326は、カバー111の内周面211とほぼ同じ曲率を持ち、カバー111の内周面211に接触又は接近している。円弧部326は、発光素子311の動作熱をカバー111の外部に放散する経路となる。光源配置部321と円弧部326とがつながる部分は、光源配置部321の両端部から発光素子311の出光側と反対の方向へ、光源基板310に対して垂直に延びている。光源配置部321の両端部から円弧部326へつながる部分を延ばすことで、ヒートシンク122の肉厚を均一にし、成形性を向上させることができる。光源配置部321と円弧部326とがつながる部分には、カバー111の1対の保持凸部214が嵌る1対の保持凹部325が形成されている。これにより、カバー111の内部で光源部120の位置決めがなされる。なお、円弧部326のカバー111の内周面211に沿って延びる面とカバー111の内周面211との間には、接着剤、又は、熱伝導グリース、熱伝導シート等の熱伝導部材が設けられていてもよい。接着剤又は熱伝導部材を配するかどうかは、使用する発光素子311、回路素子等の耐熱温度、寿命、強度等から適宜決定すればよい。
円弧部326には、ねじ止め部327が設けられる。ねじ止め部327は、ランプ101の外側から、給電口金112のねじ孔227、及び、図示していない非給電口金114のねじ孔を通して、カバー111の内周面211の軸方向に挿入されるねじ140をねじ込むための構造体である。ねじ止め部327には、ねじ140がねじ込まれるねじ孔328が設けられている。つまり、ねじ孔328は、円弧部326に、カバー111の内周面211の軸方向に沿って設けられている。ヒートシンク122を押出成形により製造するため、ねじ止め部327の一部が開口していることが好ましい。ねじ140は、ヒートシンク122と給電口金112及び非給電口金114とを締結するための締結部材である。ねじ孔328は、この締結部材が挿入される溝である。ねじ孔328にねじ140がねじ込まれることで、給電口金112及び非給電口金114がヒートシンク122に固定される。なお、給電口金112及び非給電口金114は、他の方法によりねじ止めされてもよいし、ねじ止め以外の方法により固定されてもよい。
ヒートシンク122は、光源基板310に実装された発光素子311、第2部品312、その他の部品が発光素子311の点灯時に発生する熱、即ち、光源基板310に発生する熱を、光源配置部321から円弧部326を介してカバー111に伝導させることで放熱する。
本実施の形態において、電源部130は、電源基板131のランプ101の短手方向における両端部を給電口金112の周壁部221の内周側に設けられたガイド溝226に挿入することで、筐体220内に保持される。なお、電源基板131は、ガイド溝226に挿入された状態で接着剤等を用いて給電口金112の周壁部221の内部に接着固定されてもよい。或いは、電源基板131は、ガイド溝226に挿入された状態で柔軟性を有する接着剤等を用いて給電口金112の周壁部221の内部にストレスフリーの状態で接着されてもよい。
電源基板131は、給電口金112の底壁部222を貫通して筐体220の内側に突き出る給電端子230の突端である接続端232と電気接続される。接続端232は、はんだ付けにより電源基板131に接続されてもよいし、異方性熱溶着材料により電源基板131に接続されてもよいし、機械的な圧接構造により電源基板131に接続されてもよい。
給電口金112の周壁部221には、カバー当接部224と、ヒートシンク当接部225とが形成される。電源部130を収納した給電口金112と、光源部120を収納したカバー111とが連結される際には、カバー当接部224にカバー111が当たり、ヒートシンク当接部225にヒートシンク122が当たることで、位置決めがなされる。
上記のように、本実施の形態では、電源回路401を構成する部品群を給電口金112の筐体220のみに配置するのでも、光源基板310の裏面314のみに配置するのでもなく、その両方に分散して配置している。そのため、給電口金112の筐体220が大きくなって、光が照射される領域が制限されるということがなくなる。また、発光素子311とカバー111の内周面211との間の距離が短くなって、カバー111の外周面212に生じるLEDの粒状感が増加するということもなくなる。
図4に示すように、第2部品312は、光源基板310の裏面314からの第2部品312の高さ方向H1において、第1部品132よりも寸法が小さい。即ち、本実施の形態では、給電口金112の筐体220で覆われる遮光領域に、電源回路401を構成する素子のうち、比較的背の高い第1部品132のみが配置される。これにより、給電口金112の筐体220の長さL1に依存する遮光領域の長さを短くし、カバー111の露出する部分の長さL2に依存する発光領域の長さを長くすることができる。筐体220の長さL1が筐体220の直径D1以下であれば、遮光領域の長さが十分に短いと考えられる。即ち、D1≧L1が好適である。また、本実施の形態では、光源基板310の非発光面である裏面314に、電源回路401を構成する素子のうち、比較的背の低い第2部品312のみが配置される。即ち、比較的背の低い第2部品312が、発光素子311から出射される光の経路以外の領域に配置される。これにより、カバー111の露出する部分に相当する発光領域内で光の照射に影響を与えない空間を有効活用することができる。
第1部品132は、具体的には、トランス、電解コンデンサといった大型のリード挿入部品である。第1部品132は、本実施の形態では、2つ以上あり、全てがリード挿入部品であるが、第2部品312よりも高さ寸法が大きいものであれば、リード挿入部品以外の素子でもよい。また、電源基板131の表面134に配置された第1部品132のうち、少なくとも1つの第1部品132の高さ寸法が、光源基板310の裏面314に配置された第2部品312のうち、最大の高さ寸法を持つ第2部品312の高さ寸法よりも大きければよい。
第2部品312は、具体的には、半導体素子、抵抗器、セラミックコンデンサといった面実装部品である。第2部品312は、本実施の形態では、2つ以上あり、全てが面実装部品であるが、第1部品132よりも高さ寸法が小さい素子であれば、面実装部品以外の素子でもよい。光源基板310の裏面314に配置された第2部品312のいずれの高さ寸法も、電源基板131の表面134に配置された第1部品132のうち、最大の高さ寸法を持つ第1部品132の高さ寸法よりも小さくなければならない。
本実施の形態では、電源部130は、第1部品132として、少なくともトランスを有する。このため、全ての第2部品312を、トランスの2次側の回路を構成する部品とすることが考えられる。光源基板310の裏面314に、電源回路401の2次側回路部品のみを実装することによって、光源基板310の表面313に形成される光源回路402と電源回路401の2次側回路との電気接続を簡素化できる。よって、光源基板310の面積及び積層数を低減させることができる。
本実施の形態では、電源基板131と光源基板310とが、ほぼ同じ高さに位置するように、電源部130と光源部120とが並べて配置される。このため、第1部品132は、電源基板131における、光源基板310の発光素子311が配置された面と同じ方向を向く面、即ち、電源基板131の表面134に配置されている。電源基板131が、発光素子311の発光方向に沿って、光源基板310から離れた位置になるように、電源部130と光源部120とが並べて配置される場合には、第1部品132が電源基板131の裏面135に配置されることが望ましい。
本実施の形態において、ヒートシンク122は、光源基板310の裏面314に1つの面である光源配置面322が接触し、光源配置面322の第2部品312に対応する領域に切り欠き329が設けられる。ヒートシンク122の剛性を維持するためには、ヒートシンク122の全体の長さL3に対して、切り欠き329の長さL4が短ければ短いほど好ましい。
このように、本実施の形態では、光源基板310の一端部の裏面314に実装される第2部品312とヒートシンク122の光源配置部321とが干渉しないように、第2部品312が配置される領域について光源配置部321に切り欠き329が設けられる。
切り欠き329は、ヒートシンク122の長さ方向の両端部のうち少なくともいずれか一方に設けられる。図8に示すように、本実施の形態では、第2部品312を光源基板310の両端部の裏面314に実装する構成にも対応できるように、切り欠き329が、ヒートシンク122の長さ方向の両端部に設けられる。切り欠き329の長さL4の合計は、ヒートシンク122の全体の長さL3の半分以下であることが望ましい。即ち、2つの切り欠き329の長さL4が等しい場合には、L4≦0.25×L3が好適である。
仮に、自重、発光素子311の動作熱による収縮等の応力が集中する中央部付近を切り欠いたとすると、ヒートシンク122の強度が損なわれてしまうことになる。そこで、本実施の形態では、構造体であるヒートシンク122において、自重、発光素子311の動作熱による収縮等の応力による影響を受けにくい端部に切り欠き329が設けられている。このため、ヒートシンク122の強度を維持することができる。
***効果の説明***
本実施の形態では、電源回路401を構成する部品群が、少なくとも電源部130の支持体と光源部120の支持体とに分けて配置される。このため、光源部120の発光素子311と外郭部110の周壁との間の距離を長くしつつ、発光領域を広くすることが可能となる。その結果、ランプ101の点灯時において、外郭部110の表面における輝度斑の発生を抑えることができる。また、発光領域が広くなり、ランプ101が照明機能を十分に果たすことできる。また、ランプ101の形状のバランスが良くなり、ランプ101に反り等の変形が生じにくくなるとともに、意匠性が向上する。
***他の構成***
本実施の形態では、電源基板131を片面実装基板としているが、電源基板131は、両面実装基板であってもよい。その場合、電源基板131の裏面135に、図示していない複数の第3部品を実装することが可能である。
第3部品は、電源回路401のさらに別の部分を構成する素子である。電源回路401の「さらに別の部分」とは、前述した電源回路401の「一部分」とも「別の部分」とも異なる部分のことである。電源回路401は、第1部品132により構成される「一部分」と、第2部品312により構成される「別の部分」と、第3部品により構成される「さらに別の部分」と、配線材133等、他の部品により構成される残りの部分とを併せたものになる。なお、第3部品の数は、複数に限らず、1つであってもよい。
第3部品は、第2部品312と同じように、電源基板131の裏面135からの第3部品の高さ方向において、第1部品132よりも寸法が小さいことが望ましい。第3部品は、具体的には、半導体素子、抵抗器、セラミックコンデンサといった面実装部品であることが望ましい。
本実施の形態において、光源部120は、放熱機構が不要であるか、或いは、別の放熱機構を備えているのであれば、ヒートシンク122を有していなくてもよい。
実施の形態2.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
本実施の形態に係る装置である照明装置100の構成については、図1及び図2に示した実施の形態1のものと同じであるため、説明を省略する。
図9及び図10及び図11を参照して、ランプ101の構成の詳細を説明する。
実施の形態1においても同じであるが、給電口金112は、カバー111に取り付けられる箇所が開口されている。電源部130は、この開口された部分から給電口金112の内側に挿入される。
本実施の形態では、給電口金112の開口された部分の奥に、開口された部分から挿入される電源部130の電源基板131が嵌る溝228が設けられる。よって、電源基板131は、給電口金112のガイド溝226に挿入され、底壁部222まで押し込まれると、底壁部222に設けられた溝228に嵌る。これにより、電源基板131の反り及び撓みが矯正され、電源基板131と接続端232との接続の信頼性が向上する。
実施の形態3.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
図12を参照して、本実施の形態に係る装置である照明装置100の構成を説明する。
本実施の形態において、ランプ101は、光源部120と、電源部130とを2つずつ備える。
本実施の形態では、1つの電源回路401が一方の光源部120と一方の電源部130とに跨って形成され、1つの光源回路402が一方の光源部120に形成される。そして、他の電源回路401が他方の光源部120と他方の電源部130とに跨って形成され、他の光源回路402が他方の光源部120に形成される。外部電源800から供給される交流電力は、照明器具106に内蔵された電源装置を介して両方の電源回路401に入力され、それぞれの電源回路401によって直流電力に変換される。それぞれの電源回路401から出力される直流電力は、対応する光源回路402に入力され、点灯電力として利用される。
本実施の形態では、ランプ101が高い光出力仕様を要求される場合に、点灯電力の生成を複数の電源回路401で分担し、点灯電力を両側から供給することが可能となる。それぞれの電源回路401で生成される点灯電力は、供給対象となる発光素子311の数に応じて適宜決定されるものとする。このとき、一方の電源回路401で生成される点灯電力と、他方の電源回路401で生成される点灯電力とが等しくてもよいし、異なっていてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、いくつかを組み合わせて実施しても構わない。或いは、これらの実施の形態のうち、いずれか1つ又はいくつかを部分的に実施しても構わない。具体的には、これらの実施の形態の説明において「部」として説明するもののうち、いずれか1つのみを採用してもよいし、いくつかの任意の組み合わせを採用してもよい。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
100 照明装置、101 ランプ、106 照明器具、110 外郭部、111 カバー、112 給電口金、114 非給電口金、120 光源部、122 ヒートシンク、130 電源部、131 電源基板、132 第1部品、133 配線材、134 表面、135 裏面、140 ねじ、160 器具本体、161 給電ソケット、162 保持ソケット、210 周壁部、211 内周面、212 外周面、214 保持凸部、220 筐体、221 周壁部、222 底壁部、223 隆起部、224 カバー当接部、225 ヒートシンク当接部、226 ガイド溝、227 ねじ孔、228 溝、230 給電端子、231 装着端、232 接続端、240 筐体、250 保持端子、310 光源基板、311 発光素子、312 第2部品、313 表面、314 裏面、321 光源配置部、322 光源配置面、323 側壁部、325 保持凹部、326 円弧部、327 ねじ止め部、328 ねじ孔、329 切り欠き、401 電源回路、402 光源回路、501 はんだ、800 外部電源。

Claims (10)

  1. 電源回路の一部分を構成する素子である第1部品と、前記第1部品が配置される第1支持体とを有する電源部と、
    前記電源回路の別の部分を構成する素子である第2部品と、前記電源回路から給電されて点灯する発光素子と、前記第2部品が片面に配置され、前記発光素子が別の片面に配置される第2支持体とを有する光源部と、
    前記電源部と前記光源部とを長尺方向に並べて収納する長尺状の外郭部と
    を備え
    前記外郭部は、前記電源部を覆う給電口金と、前記給電口金が少なくとも一端に取り付けられ、前記光源部を覆うカバーとを有し、
    前記給電口金は、前記カバーに取り付けられる箇所が開口され、開口された部分の奥には、開口された部分から挿入された前記第1支持体が嵌る溝が設けられているランプ。
  2. 前記第2部品は、前記第2支持体の前記第2部品が配置された面からの前記第2部品の高さ方向において、前記第1部品よりも寸法が小さい請求項1に記載のランプ。
  3. 前記第2部品は、2つ以上あり、全てが面実装部品である請求項1又は2に記載のランプ。
  4. 前記第1部品は、2つ以上あり、全てがリード挿入部品である請求項1から3のいずれか1項に記載のランプ。
  5. 前記第2支持体は、前記第2部品が片面に実装され、前記発光素子が別の片面に実装される基板であり、
    前記光源部は、さらに、前記基板の前記第2部品が実装された面に1つの面が接触し、当該1つの面の前記第2部品に対応する領域に切り欠きが設けられた放熱用のヒートシンクを有する請求項1から4のいずれか1項に記載のランプ。
  6. 前記切り欠きは、前記ヒートシンクの長さ方向の両端部の少なくとも一方に設けられる請求項5に記載のランプ。
  7. 前記第1部品は、前記第1支持体における、前記第2支持体の前記発光素子が配置された面と同じ方向を向く面に配置される請求項1から6のいずれか1項に記載のランプ。
  8. 前記第1支持体は、前記第1部品が片面に実装され、前記電源回路のさらに別の部分を構成する素子である第3部品が別の片面に実装される基板であり、
    前記第3部品は、前記基板の前記第3部品が実装された面からの前記第3部品の高さ方向において、前記第1部品よりも寸法が小さい請求項7に記載のランプ。
  9. 前記電源部は、前記第1部品として、少なくともトランスを有し、
    前記第2部品は、前記トランスの2次側の回路を構成する部品である請求項1からのいずれか1項に記載のランプ。
  10. 請求項1からのいずれか1項に記載のランプと、
    前記ランプが着脱自在に装着される照明器具と
    を備える照明装置。
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