JP6584009B2 - 無線通信装置および無線通信装置の動作モード切替方法 - Google Patents
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このような外部機器に接続される無線通信装置として、例えば、第2世代移動通信システムに対応した無線通信装置から第3世代移動通信システムに対応した無線通信装置へ置換えた場合に、無線通信装置が接続される外部機器であるデータ端末装置のソフトウェアを修正することなく、第3世代移動通信システムに対応した無線通信装置で的確に回線交換方式とパケット交換方式を判断して接続できる無線通信装置の提供を実現するための発明が提案されている(特許文献1参照)。
また、無線通信装置は、停止状態から起動状態にするためには、電源供給に加え、起動要求信号を生成し入力しなければならず、外部機器側にCPUやスイッチ等を実装する必要があった。
本発明の目的は、無線通信装置のハード的及びソフト的な変更を接続する外部装置に合わせて事前に行うことなく、インタフェース部が異なる複数の外部装置への接続と、それに対応した動作モードでの起動を無線通信装置の変更を行うことなく実現することにある。
また、本発明によれば、起動要求信号を必要とせず電源供給のみで起動することが可能となるため、外部機器側に起動要求信号を生成するCPUやスイッチ等が不要となる。
図1は、本発明に係る無線通信装置を用いて構成される無線通信システムの一例を概略的に示している。
また、サーバ7から出力されるデータは、上記と逆の順で無線通信装置1に送信され、無線通信装置1で、外部機器3で用いられるデータに変換して、外部機器3で受信される。
このようにして、管理会社等のサーバ7が、自動販売機等の外部機器1を遠隔で管理することが可能となる。
無線通信装置1は、特に図示しないが、外部電源として接続する外部機器から電力供給を受けて動作している。そして、無線信号を送受信するアンテナ11と、通信データを無線通信方式に用いられる無線信号に変換してアンテナ11により送信及び基地局から送信される無線信号をアンテナ11を介して受信し無線信号を通信データに変換する無線部12と、動作モードとなるプログラムや他の実行プログラムや受信したデータ等を記憶する記憶部13と、無線通信装置1内の各ブロックの動作を制御する制御部14と、外部機器と接続して外部機器の入出力部との間でデータ通信を行う入出力部となる複数のインタフェース(IF)部15及び16とを備えている。また、IF部は、接続される外部機器のIF部の形状または信号線配置または信号種別に応じて異なったIF部となっている。なお、ここでは実施例を説明する上で2つのIF部を図示しているが、接続される外部機器のIF部の形状または信号線配置または信号種別に応じて、更に多くのIF部を備えた場合があってもよい。
次に、図3の本発明の一実施形態に係る無線通信装置と外部機器との接続イメージ図を用いて、無線通信装置と外部機器との接続イメージの一例を説明する。
なお、ここでは図2に示した無線通信装置1のIF部15とIF部16のみを示している。IF部15は、外部装置A31のIF部との互換性を有し、IF部16は外部装置B32のIF部との互換性を有している。つまり、IF部15とIF部16はそれぞれ異なった外部装置とのIF部の互換性を有しているものである。
そして、IF部15もしくはIF部16、またはIF部15およびIF部16に、それぞれIF部の互換性を持った外部機器A31、外部機器B32が接続される。
本実施例の説明では、IF部15とIF部16のそれぞれに外部機器A31と外部機器B32が接続された状態について説明するが、どちらか一方に外部機器が接続された状態でも実質的な動作はほぼ同じである。
まず、制御部14は、IF部の形状または信号線配置または信号種別に応じて、IF部15およびIF部16のそれぞれについて、各IF部の複数の信号線の中で予め特定された起動要求信号が入力される信号線について、その信号の変化を監視する。
例えばここで、無線通信装置1が停止状態において、外部機器A31と接続されたIF部の複数の信号線の中で予め特定された起動要求信号が入力される信号線について、その信号の変化を監視している時に、起動要求信号Aが外部機器A31から出力されると、その信号の変化を検出することで外部機器A31からの起動要求信号であると判断し、記憶部13に記憶された外部機器A31に対応した動作モードで起動し、無線通信装置1と外部機器A31はIF部15を介して相互に通信可能な状態となる。
なお、上記ではIF部15とIF部16からの起動要求信号の監視を別々に説明したが、実際にはIF部15とIF部16からの起動要求信号の監視を同時に行っている。そして、IF部15とIF部16からの起動要求信号の変化の検出は、先に検出したIF部側を検出の優先とし、先に検出したIF側に対応した動作モードで起動し、無線通信装置1と先に起動要求信号を検出した側の外部機器とでIF部を介して相互に通信可能な状態となる。
まず、無線通信装置1が停止状態において制御部14はIF部15およびIF部16の監視を行っている。IF部15およびIF部16について、それぞれのIF部の複数の信号線の中で予め特定された起動要求信号が入力される信号線について信号の変化を監視し、信号の変化、つまり起動要求信号の変化があったか否かを判断する(S11)。変化が無かった場合には引き続き監視を続け、変化があった場合には次のステップS12へ進む。起動要求信号に変化があった場合には、その信号の変化がIF部15における変化か否かを判断する(S12)。そして、IF部15における変化であった場合には、制御部14は記憶部13に記憶された動作モードAで無線通信装置1を起動する(S13)。また、IF部15における変化でなかった場合には、制御部14は記憶部13に記憶された動作モードBで無線通信装置1を起動する(S14)。
次に、図5の本発明の他の一実施形態に係る無線通信装置と外部機器との接続イメージ図を用いて、無線通信装置と外部機器との接続イメージの一例を説明する。
なお、ここでは図2に示した無線通信装置1のIF部15とIF部16のみを示している。IF部15は、外部装置A51のIF部との互換性を有し、IF部16は外部装置B52のIF部との互換性を有している。つまり、IF部15とIF部16はそれぞれ異なった外部装置とのIF部の互換性を有しているものである。
そして、IF部15もしくはIF部16、またはIF部15およびIF部16に、それぞれIF部の互換性を持った外部機器A51、外部機器B52が接続される。
本実施例の説明では、IF部15とIF部16のそれぞれに外部機器A51と外部機器B52が接続された状態について説明するが、どちらか一方に外部機器が接続された状態でも実質的な動作はほぼ同じである。
まず、制御部14は、電源供給後、IF部の形状または信号線配置または信号種別に応じて、IF部15およびIF部16のそれぞれについて、各IF部の複数の信号線の中で予め特定された起動モード決定信号が入力される信号線について、その信号の接続状態を判定する。
例えば、無線通信装置1の制御部14は、外部機器A51から出力されている起動モード決定信号Cが接続されている場合には、電源供給時に起動モード決定信号Cが入力されると、記憶部に記憶された外部機器A51に対応した動作モードで起動し、無線通信装置1と外部機器A51はIF部15を介して相互に通信可能な状態となる。
なお、上記ではIF部15とIF部16からの起動要求信号の監視を別々に説明したが、実際にはIF部15とIF部16からの起動要求信号の監視を同時に行っている。そして、IF部15とIF部16からの起動要求信号の変化の検出は、先に検出したIF部側を検出の優先とし、先に検出したIF側に対応した動作モードで起動し、無線通信装置1と先に起動要求信号を検出した側の外部機器とでIF部を介して相互に通信可能な状態となる。
図6において、無線通信装置1の制御部14は、電源が供給されると(S61)、ステップS62の処理に進む。
制御部14は、起動モード決定信号Cが接続されているか否かを判定し(S62)、起動モード決定信号Cが接続されている場合(YES)にはステップS63の処理に進み、起動モード決定信号Cが接続されていない場合(NO)にはステップS64の処理に進む。
制御部14は、起動モード決定信号Cに応じた動作モードAを起動する(S63)。
そして、無線通信装置1は、動作モードに応じた外部機器とでIF部を介して相互に通信可能な状態となる。
Claims (2)
- 外部機器と接続され、サーバとネットワークを介して接続された基地局と通信を行う無線通信装置であって、
無線信号の送受信を行う無線部と、無線通信装置と外部機器を相互に通信可能な状態とする動作モードを記憶する記憶部と、前記無線部における無線通信制御や前記記憶部におけるデータ制御を含む無線通信装置の制御を行う制御部と、前記外部機器と接続される複数のインタフェース部を備え、
前記複数のインタフェース部は、形状または信号線配置または信号種別が異なる外部機器が接続されるインタフェース部であり、
前記記憶部は、前記複数のインタフェース部の形状または信号線配置または信号種別に応じて各インタフェース部に接続される外部機器からの起動モード決定信号及び起動要求信号に対応した動作モードを記憶し、
前記制御部は、
電源供給後に前記インタフェース部に接続される外部機器からの起動モード決定信号が入力された場合には、前記起動モード決定信号に対応した動作モードを前記記憶部から選択して起動し、前記選択された動作モードにおいて接続された外部機器とデータの送受信を行い、
電源供給後に前記インタフェース部に接続される外部機器からの起動モード決定信号が入力されない場合には、前記複数のインタフェース部に接続される外部機器からの起動要求信号をそれぞれ監視し、起動要求信号を検出した場合には、前記起動要求信号を検出したインタフェース部に対応した動作モードを前記記憶部から選択して起動し、前記選択された動作モードにおいて接続された外部機器とデータの送受信を行うことを特徴とする無線通信装置。 - 形状または信号線配置または信号種別に応じて複数のインタフェース部を有し、外部機器と接続され、サーバとネットワークを介して接続された基地局と通信を行う無線通信装置の動作モード切替方法であって、
電源供給後に前記インタフェース部に接続される外部機器からの起動モード決定信号が入力された場合には、前記起動モード決定信号に応じてインタフェース部に接続される外部機器に対応した動作モードで起動し、
前記起動モード決定信号が入力されない場合には、前記インタフェース部に接続される外部機器の起動要求信号の変化を検出し、
前記検出した起動要求信号のインタフェース部に接続される外部機器に対応した動作モードで起動し、
前記起動した動作モードにおいて接続された外部機器とデータの送受信を行うことを特徴とする無線通信装置の動作モード切替方法。
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JP2016025887A JP6584009B2 (ja) | 2016-02-15 | 2016-02-15 | 無線通信装置および無線通信装置の動作モード切替方法 |
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