JP6583977B1 - 装身具 - Google Patents

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Abstract

【課題】装飾部材の動きが左右の動きが中心となって、前向きに取り付けた宝石等が前方からよくきらめいて見え、かつ均一な品質の装身具を提供する。【解決手段】所定の間隔で前後に一対のピボット状の支軸13が形成された揺動アーム部材12と、当該揺動アーム部材12の一対のピボット状の支軸間13に差渡されて揺動可能に保持された装飾部材14とを備え、前記装飾部材14は、筒状内部の上部に前記一対のピボット状の支軸13に対応する山型の軸受凹部15を形成されており、前記装飾部材14に形成された山型の軸受凹部15に、前記揺動アーム部材12のピボット状の支軸13が係合することにより、装飾部材14を揺動アーム部材12に揺動自在に取り付けたことを特徴とする装身具。【選択図】図8

Description

本発明は、宝石を揺動可能としたペンダントやブローチ、指輪、ブレスレット等の装身具に関する。
近年、着用時にダイヤモンド等の宝石をそのテーブル面が正面を向いた状態で、着用者の動きに応じて宝石が揺動するように支持する構造の身飾品が種々提案されている。
そのような先行技術としては、特開2013−226462号公報(特許文献1参照)のような身飾品が知られており、該身飾品における枠組部材と装飾物とを係合する係合部は、前記装飾物の中心に対して上下方向と直交する左右方向の左側に設けられ第1のリング部と、前記装飾物の中心に対して右側に設けられ第2のリング部と、前記枠組部材の前記第1のリング部の側に設けられ、前記第1のリング部とつながれた第3のリング部と、前記枠組部材の前記第2のリング部の側に設けられ、前記第2のリング部とつながれた第4のリング部とを有する。
しかしながら、前記身飾品においては連結した一対のリングどうしで装飾物を保持しているために、動きにぎこちなさがあったり、均一な品質の身飾品を得にくいという問題があった。
そこで本発明者は先に、特許第5976248号公報(特許文献2参照)において、所定の間隔で一対の軸受凹部を配置した装身具用枠体と、当該装身具用枠体に一体的に保持された装飾部材とを備え、他方、延長端部に上向きにピボット状の支軸が形成された揺動アーム部を両側に突設した吊下げ部材を用意し、前記装身具用枠体に配置された軸受凹部に、前記揺動アーム部のピボット状の支軸が係合することにより、装飾部材を備えた装身具用枠体を吊下げ部材に揺動自在に取り付けたことを特徴とする装身具を提供した。
特開2013−226462号公報 特許第5976248号公報
しかしながら、前記装身具においては単一のピボット状の支軸で装飾物を保持しているために、前後に動くため、充分なきらめきを得にくく、また均一な品質の身飾品を得にくいという問題があった。
本発明は、上記不具合を解消すべく発明されたものであり、装飾部材の動きが左右の動きが中心となって、前向きに取り付けた宝石等が前方からよくきらめいて見え、かつ均一な品質の装身具を得ようとするものである。
すなわち本発明の装身具は、装飾部材の正面を基準として所定の間隔で前後に一対のピボット状の支軸が形成された揺動アーム部材と、当該揺動アーム部材の一対のピボット状の支軸間に差渡されて揺動可能に保持された装飾部材とを備え、前記装飾部材は、筒状内部の上部に前記一対のピボット状の支軸に対応する山型の軸受凹部を形成されており、前記装飾部材に形成された山型の軸受凹部に、前記揺動アーム部材のピボット状の支軸が係合することにより、装飾部材を揺動アーム部材に揺動自在に取り付けたことを特徴とするものである。
本発明の装身具において、前記装飾部材は、前後において筒状本体と後部の蓋部とに分割可能に形成されており、筒状本体と蓋部のそれぞれに山型の軸受凹部が形成されていることをも特徴とするものである。
本発明の装身具において、前記一対のピボット状の支軸が形成された揺動アーム部材は、該揺動アーム部材を上方に延長させて前記装飾部材の上面から突出し、適宜装身具用枠体に配設されていることをも特徴とするものである。
本発明の装身具において、前記一対のピボット状の支軸が形成された揺動アーム部材は、該揺動アーム部材を後方に延長させて前記装飾部材の後部から突出し、適宜装身具用枠体に配設されていることをも特徴とするものである。
本発明の装身具において、前記前後において筒状本体と後部の蓋部とに分割可能に形成された装飾部材は、筒状本体と蓋部のそれぞれに互いに係合する凹部と凸部とが形成されており、この凹部と凸部とを係合させて正確に位置決めすることを可能としたことをも特徴とするものである。
本発明の装身具において、前記装飾部材の筒状本体に形成された山型の軸受凹部が、その内壁上部が内向きになるよう傾斜して形成されていることをも特徴とするものである。
以上説明したように本発明に係る装飾部材を揺動可能に取り付けてなる装身具は、所定の間隔で前後に一対のピボット状の支軸が形成された揺動アーム部材と、当該揺動アーム部材の一対のピボット状の支軸間に差渡されて揺動可能に保持された装飾部材とを備え、前記装飾部材は、筒状内部の上部に前記一対のピボット状の支軸に対応する山型の軸受凹部を形成されており、前記装飾部材に形成された山型の軸受凹部に、前記揺動アーム部材のピボット状の支軸が係合することにより、装飾部材を揺動アーム部材に揺動自在に取り付けたものである。
そうすることによって、装飾部材の動きが装飾部材の正面を基準として左右の動きが中心となって、前向きに取り付けた宝石等が前方からよくきらめいて見え、かつ均一な品質の装身具を提供することができるようになった。
また、本発明に係る装飾部材を揺動可能に取り付けてなる装身具は、装飾部材の正面を基準として所定の間隔で前後に一対のピボッド上の支軸が形成された揺動アーム部材を用いることによって前記装飾部材の動きが正面から見て左右の動きが中心となるので、揺動中には装飾部材の正面部分のみが揺動しているようにみえることになる。すなわち、例えば装飾部材の正面部分にダイヤモンド等の宝石を配した場合は、当該宝石を保持した装飾部材が揺動したとしても、装飾部材の正面部分に保持された宝石のみが揺動してみえるようにすることができるのである。
さらに、本発明に係る装飾部材を揺動可能に取り付けてなる装身具は、所定の間隔で前後に一対のピボッド上の支軸が形成された揺動アーム部材を後方に延長させて前記装飾部材の後方から突出し、適宜装身具用枠体に配設させることによって、前記揺動アーム部材を装身具の正面に表れないようにしたので、あたかも装飾部材が中空に浮遊しているかのように演出することができるようになったのである。
本発明の装身具の第1実施例を示すものであり、(a)は装飾部材を構成する筒状本体の概略側面図、(b)はその概略断面図、(c)はその概略背面図、(d)はその概略平面図である。 (a)はその概略斜視図、(b)はその概略透視斜視図、(c)はその概略斜視断面図である。 (a)は装飾部材を構成する蓋部の概略側面図、(b)はその概略断面図、(c)はその概略背面図、(d)はその概略平面図である。 (a)はその概略斜視図、(b)はその概略透視斜視図、(c)はその概略斜視断面図である。 (a)は上方に延長した揺動アーム部材の概略側面図、(b)はその概略断面図、(c)はその概略平面図、(d)はその概略側面図である。 (a)はその概略斜視図、(b)はその概略斜視断面図である。 (a)は前記第1実施例の組立前の段階の概略断面図、(b)は組立てた状態の概略断面図である。 (a)は前記第1実施例の組立前の段階の概略斜視図、(b)は組立てた状態の概略斜視図である。 (a)は前記第1実施例の組立前の段階の概略斜視断面図、(b)は組立てた状態の概略斜視断面図である。 (a)は前記第1実施例の組立てた状態の概略透視図、(b)は揺動している状態の概略透視図である。 本発明の装身具の第2実施例を示すものであり、(a)は装飾部材を構成する筒状本体の概略側面図、(b)はその概略断面図、(c)はその概略背面図、(d)はその概略平面図である。 (a)はその概略斜視図、(b)はその概略透視斜視図、(c)はその概略斜視断面図である。 (a)は装飾部材を構成する蓋部の概略側面図、(b)はその概略断面図、(c)はその概略背面図、(d)はその概略平面図である。 (a)はその概略斜視図、(b)はその概略斜視断面図である。 (a)は水平方向に延長した揺動アーム部材の概略側面図、(b)はその概略断面図、(c)はその概略平面図、(d)はその概略側面図である。 (a)はその概略斜視図、(b)はその概略斜視断面図である。 (a)は前記第2実施例の組立前の段階の概略断面図、(b)は組立てた状態の概略断面図である。 (a)は前記第2実施例の組立前の段階の概略斜視図、(b)は組立てた状態の概略斜視図である。 (a)は前記第2実施例の組立前の段階の概略斜視断面図、(b)は組立てた状態の概略斜視断面図である。 (a)は前記第2実施例の組立てた状態の概略透視図、(b)は揺動している状態の概略透視図である。 前記揺動アーム部材をペンダント等を構成する装身具用枠体に取り付けた状態を示す概略断面図である。 前記揺動アーム部材をピアス等に連結するための丸環に取り付けた状態を示す概略断面図である。 本発明の装身具の第3実施例を示すものであり、(a)は装飾部材を構成する筒状本体の概略側面図、(b)はその概略断面図、(c)はその概略背面図、(d)はその概略平面図である。 (a)はその概略斜視図、(b)はその概略透視斜視図、(c)はその概略斜視断面図である。 (a)は装飾部材を構成する蓋部の概略側面図、(b)はその概略断面図、(c)はその概略背面図、(d)はその概略平面図である。 (a)はその概略斜視図、(b)はその概略斜視断面図である。 (a)は前記第3実施例において第1実施例の揺動アーム部材を適用した組立前の段階の概略断面図、(b)は組立てた状態の概略断面図である。 (a)は前記第3実施例において第2実施例の揺動アーム部材を適用した組立前の段階の概略断面図、(b)は組立てた状態の概略断面図である。 本発明の装身具の第4実施例を示すものであり、(a)は装飾部材を構成する筒状本体の概略側面図、(b)はその概略断面図、(c)はその概略背面図、(d)はその概略平面図である。 (a)はその概略斜視図、(b)はその概略透視斜視図、(c)はその概略斜視断面図である。 (a)は装飾部材を構成する蓋部の概略側面図、(b)はその概略断面図、(c)はその概略背面図、(d)はその概略平面図である。 (a)はその概略斜視図、(b)はその概略斜視断面図である。 (a)は前記水平方向に延長した揺動アーム部材を適用した組立前の段階の概略断面図、(b)は組立てた状態の概略断面図である。 (a)は前記第4実施例の組立前の段階の概略斜視図、(b)は組立てた状態の概略斜視図である。 (a)は前記第4実施例の組立前の段階の概略斜視断面図、(b)は組立てた状態の概略斜視断面図である。 (a)は前記第4実施例の組立てた状態の概略透視図、(b)は揺動している状態の概略透視図である。 (a)は前記揺動アーム部材を構成する一対のピボット状の支軸の概略側面図、(b)はその概略正面図、(c)はその概略平面図、(d)はその概略斜視図である。 (a)は前記一対のピボット状の支軸に上方に向かう揺動アーム部材を取り付けた状態の概略側面図、(b)は前記一対のピボット状の支軸に水平に伸びる揺動アーム部材を取り付けた状態の概略側面図である。
以下、本発明に係る装身具の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。
図1ないし図10に示すように、第1実施例の装身具11は、装飾部材14の正面を基準として所定の間隔で前後に一対のピボット状の支軸13,13が形成された揺動アーム部材12と、当該揺動アーム部材12の一対のピボット状の支軸13,13間に差渡されて揺動可能に保持された装飾部材14とを備え、前記装飾部材14は、筒状内部の上部に前記一対のピボット状の支軸13,13に対応する山型の軸受凹部15を形成されており、前記装飾部材14に形成された山型の軸受凹部15に、前記揺動アーム部材12のピボット状の支軸13,13が係合することにより、装飾部材14を揺動アーム部材12に揺動自在に取り付けたものである。
より詳細に説明すると、前記装飾部材12は前後において筒状本体21と後部の蓋部22とに分割可能に形成されており、筒状本体21と蓋部22のそれぞれに前記山型の軸受凹部15が形成されている。
図1および図2に示すように、前記筒状本体21には前方端部に宝石類(図示せず)を係止するための爪21aが設けられており、前記筒状本体21前部の凹所21bにダイヤ等の宝石をはめ込んで前記爪21aを宝石側に倒すことにより、前記宝石を確実に保持することができるようになっている。
前記凹所21bの反対側の前記筒状本体21内部には、山型の軸受凹部15が後方に突き出すように形成されており、前記一対のピボット状の支軸13の片方が係合される。なお、前記山型の軸受凹部15の頂点部分は鋭角でなく、R状にしておくことが望ましい。
図において21cは前記凹所21bのほぼ中央に設けた貫通孔、21dは前記蓋部22に設けた後述する係合突起22aをはめ込むための係合凹部、21eは前記筒状本体21の後端上部に設けた切欠きである。
次に前記蓋部22は、図3および図4に示すように、その前面から山型の軸受凹部15が前方に突き出すように形成されており、前記一対のピボット状の支軸13のもう片方が係合される。
図において22aは、前記筒状本体21の係合凹部21dにはめ込む係合突起、22bは前記筒状本体21の後端上部に設けた切欠き21eにはめ込むための係合部である。
図5および図6は、前記一対のピボット状の支軸13,13がやや外傾させて形成された揺動アーム部材12を示すものであり、該揺動アーム部材12を上方に延長させて前記装飾部材14の前記筒状本体21の後端上部に設けた切欠き21eから上方に突出させてある。その上で該揺動アーム部材12は適宜装身具用枠体に配設されて使用される。このような装身具用枠体の例としては、ブローチやペンダント、指輪、イヤリング等に使用される装身具用枠体が挙げられる。
図7ないし図9は、それぞれ前記第1実施例の前記揺動アーム部材12を前記装飾部材14を構成する筒状本体21と蓋部22とに組立てる状態を示すものである。
すなわち、前記筒状本体21と蓋部22との間に前記揺動アーム部材12を介在させた状態で前記筒状本体21と蓋部22とを結合するのである。その際、前記揺動アーム部材12の延長部分は、前記筒状本体21の後端上部に設けた切欠き21eから上方に突出した状態で保持されている。その上で前記揺動アーム部材12の延長部分は前述のような装身具用枠体に連結され、装身具を構成するのである。
このような組立構造の装身具11は、図10(a)のように前記揺動アーム部材12の一対のピボット状の支軸13,13が、前記装飾部材14を構成する筒状本体21と蓋部22に設けた山型の軸受凹部15の頂部に係合し、図10(b)のように装飾部材14の動きが左右の動きが中心となるため、前向きに取り付けた宝石等が前方からよくきらめいて見え、かつ均一な品質の装身具11を提供することができるのである。
図11ないし図22に示すように、第2実施例の装身具31は、装飾部材34の正面を基準として所定の間隔で前後に一対のピボット状の支軸33,33が形成された揺動アーム部材32と、当該揺動アーム部材32の一対のピボット状の支軸33,33間に差渡されて揺動可能に保持された装飾部材34とを備え、前記装飾部材34は、筒状内部の上部に前記一対のピボット状の支軸33,33に対応する山型の軸受凹部35を形成されており、前記装飾部材34に形成された山型の軸受凹部35に、前記揺動アーム部材32のピボット状の支軸33,33が係合することにより、装飾部材34を揺動アーム部材32に揺動自在に取り付けたものである。
より詳細に説明すると、前記装飾部材34は前後において筒状本体41と後部の蓋部42とに分割可能に形成されており、筒状本体41と蓋部42のそれぞれに前記山型の軸受凹部35が形成されている。
図11および図12に示すように、前記筒状本体41には前方端部に宝石類(図示せず)を係止するための爪41aが設けられており、前記筒状本体41前部の凹所41bにダイヤ等の宝石をはめ込んで前記爪41aを宝石側に倒すことにより、前記宝石を確実に保持することができるようになっている。
前記凹所41bの反対側の前記筒状本体41内部には、山型の軸受凹部35が後方に突き出すように形成されており、前記一対のピボット状の支軸33の片方が係合される。
図において41cは前記凹所41bのほぼ中央に設けた貫通孔、41dは前記蓋部42に設けた後述する係合突起42aをはめ込むための係合凹部、41eは前記筒状本体41の後端上部に設けた切欠きである。
次に前記蓋部42は、図13および図14に示すように、その前面から山型の軸受凹部35が前方に突き出すように形成されており、前記一対のピボット状の支軸33のもう片方が係合される。
図において42aは、前記筒状本体41の係合凹部41dにはめ込む係合突起、42bは前記蓋部42の下部に形成した円弧状の揺動孔である。
図15および図16は、前記一対のピボット状の支軸33,33がやや外傾させて形成された揺動アーム部材32を示すものであり、該揺動アーム部材32を水平に延長させて前記装飾部材34の前記蓋部42の下部に形成した円弧状の揺動孔42bから側方に突出させてある。その上で該揺動アーム部材12は適宜装身具用枠体に配設されて使用される。このような装身具用枠体の例としては、ブローチやペンダント、指輪、イヤリング等に使用される装身具用枠体が挙げられる。
図17ないし図19は、それぞれ前記第2実施例の前記揺動アーム部材32を前記装飾部材34を構成する筒状本体41と蓋部42とに組立てる状態を示すものである。
すなわち、前記揺動アーム部材32を前記装飾部材34の前記蓋部42の下部に形成した円弧状の揺動孔42bから側方に突出させた上、前記筒状本体41と蓋部42との間に前記揺動アーム部材32を介在させた状態で前記筒状本体41と蓋部42とを結合するのである。その際、前記揺動アーム部材32の延長部分は、前記蓋部42の下部に形成した円弧状の揺動孔42bから側方に突出した状態で保持されている。その上で前記揺動アーム部材32の延長部分は前述のような装身具用枠体に連結され、装身具を構成するのである。
このような組立構造の装身具31は、図20(a)のように前記揺動アーム部材32の一対のピボット状の支軸33,33が、前記装飾部材34を構成する筒状本体41と蓋部42に設けた山型の軸受凹部35の頂部に係合し、図20(b)のように装飾部材34の動きが左右の動きが中心となるため、前向きに取り付けた宝石等が前方からよくきらめいて見え、かつ均一な品質の装身具31を提供することができるのである。
図21はこの第2実施例の装身具31を上部に丸環45を取り付けた筒状の装身具用枠体43に取り付けたものであり、前記蓋部42の下部に形成した円弧状の揺動孔42bから側方に突出させた前記揺動アーム部材32の延長部分を前記装身具用枠体43の奥壁43aに取り付けたものである。
なお、この奥壁43aは合成樹脂や強化ガラス等からなる色付きの透明カラープレートとすることができ、宝石等が前方からよくきらめいて見えるようになるのである。もちろん、金属板を使用しても良く、前記揺動アーム部材32の延長部分と奥壁43aとの接合には、ロー付けやカシメ、レーザ溶接による接合等を使用することができる。
また、前記筒状の装身具用枠体43の前側の端部には適宜小粒の宝石類44が取り付けておくことができる。
図22はこの第2実施例の装身具31を、前記蓋部42の下部に形成した円弧状の揺動孔42bから側方に突出させた前記揺動アーム部材32の延長部分をコ字状に屈曲させ、上端に丸環45を取り付けたものである。
このようにすれば、第2実施例の装身具31をブローチやイヤリング等の装身用下げ飾りとして極めて有用である。
図23ないし図28に示すように、第3実施例の装身具51は、装飾部材54の正面を基準として所定の間隔で前後に一対のピボット状の支軸53,53が形成された揺動アーム部材52と、当該揺動アーム部材52の一対のピボット状の支軸53,53間に差渡されて揺動可能に保持された装飾部材54とを備え、前記装飾部材54は、筒状内部の上部に前記一対のピボット状の支軸53,53に対応する山型の軸受凹部55を形成されており、前記装飾部材54に形成された山型の軸受凹部55に、前記揺動アーム部材52のピボット状の支軸53,53が係合することにより、装飾部材54を揺動アーム部材52に揺動自在に取り付けたものである。
より詳細に説明すると、前記装飾部材54は前後において筒状本体61と後部の蓋部62とに分割可能に形成されており、筒状本体61と蓋部62のそれぞれに前記山型の軸受凹部55が形成されている。
図23および図24に示すように、前記筒状本体61には前方端部に宝石類(図示せず)を係止するための爪61aが設けられており、前記筒状本体61前部の凹所61bにダイヤ等の宝石をはめ込んで前記爪61aを宝石側に倒すことにより、前記宝石を確実に保持することができるようになっている。
前記凹所61bの反対側の前記筒状本体61内部には、山型の軸受凹部55が後方に突き出すように形成されており、前記一対のピボット状の支軸53の片方が係合される。
図において61cは前記凹所61bのほぼ中央に設けた貫通孔、61dは係合突起で、前記蓋部62の下部に設けた後述する係合凹部62aをはめ込むためのものである。
また61eは前記蓋部62に設けた係合突起62bをはめ込むための切欠きで、前記揺動アーム部材52の上方への延長部分を挿通させることができる。
次に前記蓋部62は、図25および図26に示すように、その前面から山型の軸受凹部55が前方に突き出すように形成されており、前記一対のピボット状の支軸53のもう片方が係合される。
図において62aは、前記筒状本体61の係合突起61dにはめ込む係合凹部、62bは前記蓋部62の下部に形成した円弧状の揺動孔である。
図27、図28は、それぞれ前記第3実施例の前記揺動アーム部材52を前記装飾部材54を構成する筒状本体61と蓋部62とに組立てる状態を示すものである。
すなわち図27においては、図27(a)のように前記筒状本体61と蓋部62との間に前記揺動アーム部材52を介在させた状態で、図27(b)のように前記筒状本体61と蓋部62とを結合するのである。その際、前記揺動アーム部材52の延長部分は、前記筒状本体61の後端上部に設けた切欠き61eから上方に突出した状態で保持されている。その上で前記揺動アーム部材52の延長部分は前述のような装身具用枠体に連結され、装身具を構成するのである。
他方、図28においては、図28(a)のように前記揺動アーム部材52を前記装飾部材54の前記蓋部62の下部に形成した円弧状の揺動孔62bから側方に突出させた上、前記筒状本体61と蓋部62との間に前記揺動アーム部材52を介在させた状態で、図28(b)のように前記筒状本体61と蓋部62とを結合するのである。その際、前記揺動アーム部材52の延長部分は、前記蓋部62の下部に形成した円弧状の揺動孔62bから側方に突出した状態で保持されている。その上で前記揺動アーム部材52の延長部分は前述のような装身具用枠体に連結され、装身具を構成するのである。
以上のように、第3実施例の装身具51においては、前記揺動アーム部材52の延長部分が上方あるいは側方のいずれに延長される場合にも対応することができるのである。
図29ないし図30に示すように、第4実施例の装身具71は、装飾部材74の正面を基準として所定の間隔で前後に一対のピボット状の支軸73,73が形成された揺動アーム部材72と、当該揺動アーム部材72の一対のピボット状の支軸73,73間に差渡されて揺動可能に保持された装飾部材74とを備え、前記装飾部材74は、筒状内部の上部に前記一対のピボット状の支軸73,73に対応する山型の軸受凹部75を形成されており、前記装飾部材74に形成された山型の軸受凹部75に、前記揺動アーム部材72のピボット状の支軸73,73が係合することにより、装飾部材74を揺動アーム部材72に揺動自在に取り付けたものである。
より詳細に説明すると、前記装飾部材72は前後において筒状本体81と後部の蓋部82とに分割可能に形成されており、筒状本体81と蓋部82のそれぞれに前記山型の軸受凹部75が形成されている。
前記筒状本体81は、図29および図30に示すように、筒状本体81には前方端部に宝石類(図示せず)を係止するための爪81aが設けられており、前記筒状本体81前部の凹所81bにダイヤ等の宝石をはめ込んで前記爪81aを宝石側に倒すことにより、前記宝石を確実に保持することができるようになっている。
前記凹所81bの反対側の前記筒状本体81内部には、その上部が内向きになるよう傾斜して内壁83が形成され、その内壁83から山型の軸受凹部75が後方に突き出すように形成されており、前記一対のピボット状の支軸73の片方が係合される。
図において81cは前記凹所81bのほぼ中央から前記内壁83に向けて設けた貫通孔、81dは前記筒状本体81の後端上部に設けた係合突起である。
次に前記蓋部82は、図31および図32に示すように、その前面から山型の軸受凹部75が前方に突き出すように形成されており、前記一対のピボット状の支軸73のもう片方が係合される。
図において82aは、前記筒状本体81の係合突起81dにはめ込む係合凹部、82bは前記蓋部82の下部に形成した円弧状の揺動孔である。
図33ないし図35は、それぞれ前記第4実施例の前記揺動アーム部材72を前記装飾部材74を構成する筒状本体81と蓋部82とに組立てる状態を示すものである。
すなわち、前記揺動アーム部材72を前記装飾部材74の前記蓋部82の下部に形成した円弧状の揺動孔82bから側方に突出させた上、前記筒状本体81と蓋部82との間に前記揺動アーム部材72を介在させた状態で前記筒状本体81と蓋部82とを結合するのである。その際、前記揺動アーム部材72の延長部分は、前記蓋部82の下部に形成した円弧状の揺動孔82bから側方に突出した状態で保持されている。その上で前記揺動アーム部材72の延長部分は前述のような装身具用枠体に連結され、装身具を構成するのである。
このような組立構造の装身具71は、図36(a)のように前記揺動アーム部材72の一対のピボット状の支軸73,73が、前記装飾部材74を構成する筒状本体81と蓋部82に設けた山型の軸受凹部75の頂部に係合し、図36(b)のように装飾部材74の動きが左右の動きが中心となるため、前向きに取り付けた宝石等が前方からよくきらめいて見え、かつ均一な品質の装身具71を提供することができるのである。
図37は、揺動アーム部材91におけるやや外傾させて形成された前記一対のピボット状の支軸92,92を示すものであり、該揺動アーム部材91はプレスによる打抜き等の手段で量産される。
得た揺動アーム部材91は、図38(a)のようにその中央から上方に延長させるように延長部分93aを溶接等の手段で固定することができる。
また揺動アーム部材91は、図38(b)のように水平に延長させるように延長部分93bを溶接等の手段で固定することができる。
このようにすれば、揺動アーム部材91を大量に量産することができ、大幅なコストダウンを図ることができる。
なお、本発明に係る装身具は特定の製品に限定されるものではなく、ブレスレットやブローチ、イヤリングその他の装身具に適用できることは勿論である。
なお、実施例では宝石としてダイヤモンドを示したが、ダイヤモンドに限定されないことは勿論である。
また、前述した本発明の装身具を、装身具用枠体内に複数取り付けることもできる。
11 装身具
12 揺動アーム部材
13,13 支軸
14 装飾部材
15 軸受凹部
21 筒状本体
21a 爪
21b 凹所
21c 貫通孔
21d 係合凹部
21e 切欠き
22 蓋部
22a 係合突起
22b 係合部
31 装身具
32 揺動アーム部材
33,33 支軸
34 装飾部材
35 軸受凹部
41 筒状本体
41a 爪
41b 凹所
41c 貫通孔
42 蓋部
42a 係合突起
42b 揺動孔
43 装身具用枠体
43a 奥壁
44 宝石類
45 丸環
51 装身具
52 揺動アーム部材
53,53 支軸
54 装飾部材
55 軸受凹部
61 筒状本体
62 蓋部
61a 爪
61b 凹所
61c 貫通孔
61d 係合突起
61e 切欠き
62 蓋部
62a 係合凹部
62b 揺動孔
71 装身具
72 揺動アーム部材
73,73 支軸
74 装飾部材
75 軸受凹部
81 筒状本体
81a 爪
81b 凹所
81c 貫通孔
81d 係合突起
82 蓋部
82a 係合凹部
82b 揺動孔
83 内壁
91 揺動アーム部材
92,92 支軸
93a 延長部分
93b 延長部分

Claims (6)

  1. 装飾部材の正面を基準として所定の間隔で前後に一対のピボット状の支軸が形成された揺動アーム部材と、当該揺動アーム部材の一対のピボット状の支軸間に差渡されて揺動可能に保持された装飾部材とを備え、
    前記装飾部材は、筒状内部の上部に前記一対のピボット状の支軸に対応する山型の軸受凹部を形成されており、
    前記装飾部材に形成された山型の軸受凹部に、前記揺動アーム部材のピボット状の支軸が係合することにより、装飾部材を揺動アーム部材に揺動自在に取り付けたことを特徴とする装身具。
  2. 前記装飾部材は、前後において筒状本体と後部の蓋部とに分割可能に形成されており、筒状本体と蓋部のそれぞれに山型の軸受凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の装身具。
  3. 前記一対のピボット状の支軸が形成された揺動アーム部材は、該揺動アーム部材を上方に延長させて前記装飾部材の上面から突出し、適宜装身具用枠体に配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の装身具。
  4. 前記一対のピボット状の支軸が形成された揺動アーム部材は、該揺動アーム部材を後方に延長させて前記装飾部材の後部から突出し、適宜装身具用枠体に配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の装身具。
  5. 前記前後において筒状本体と後部の蓋部とに分割可能に形成された装飾部材は、筒状本体と蓋部のそれぞれに互いに係合する凹部と凸部とが形成されており、この凹部と凸部とを係合させて正確に位置決めすることを可能としたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の装身具。
  6. 前記装飾部材の筒状本体に形成された山型の軸受凹部が、その内壁上部が内向きになるよう傾斜して形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の装身具。
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