JP6583286B2 - インクジェットヘッド、インクジェット記録装置、及びインクジェットヘッドの製造方法 - Google Patents
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Description
そこで、インクの溢れを抑制する方法として、ノズルと反対方向のチャネルに積層される配線基板に形成される貫通穴の流路抵抗を高くすることが考えられるが、貫通穴の流路抵抗を高くすることにより、例えば高駆動周期でインクジェットヘッドを駆動した場合、貫通穴に導入されるインクの供給が追い付かず、射出不良につながることがあった。
本発明者は、上記の課題に対し、貫通穴の流路抵抗、及び貫通穴の形状に着目し、本発明に至った。
チャネルと、前記チャネル内のインクを吐出するノズルとを有し、前記チャネル内に臨む駆動壁の表面に駆動電極が形成されたヘッドチップと、
前記ヘッドチップの後面に前記チャネルを覆うように接合された基板と、
を有するインクジェットヘッドにおいて、
前記基板には、前記チャネルに対応する位置に当該チャネルにインクを導入するための貫通穴が形成され、
前記貫通穴のインクの導入方向の両端部の間には、前記両端部より断面積が小さい括れ部が形成され、前記貫通穴内の流路抵抗が0.2Pa・s/m 3 以上の値であることを特徴とする。
記録媒体を支持する支持部と、
前記インクジェットヘッドと、
前記記録媒体または前記インクジェットヘッドを移動させるための移動部と、
を備えることを特徴とする。
前記インクジェットヘッドの製造方法において、
前記基板の基板本体の両面をサンドブラスト処理して貫通穴を形成する貫通穴形成工程を有することを特徴とする。
前記インクジェットヘッドの製造方法において、
前記基板の複数枚の基板本体のそれぞれに対して、一面又は両面をサンドブラスト処理して穴部を形成する穴部形成工程と、
前記穴部の形成された複数枚の前記基板本体を、各穴部が重なるように積層して前記基板の貫通穴を形成する貫通穴形成工程と、
を有することを特徴とする。
インクジェット記録装置100は、記録媒体を支持する搬送ベルト(支持部)101と、インクジェットヘッドHを備えるキャリッジ103を移動させるためのキャリッジレール(移動部)102と、清掃ローラー80を備える洗浄液供給装置104と、インクラック105と、コンピューター106とで構成される。
即ち、ヘッドチップ1は、チャネル11と駆動壁12とが交互に並設されると共に、当該ヘッドチップ1の前面1a及び後面1bにそれぞれチャネル11の出口と入口とが対向して配設される、所謂ハーモニカタイプのヘッドチップである。
ここでは4列のチャネル列10A〜10Dを有しており、これらが図2における上下方向に並設されている。
なお、本実施形態において、ヘッドチップ1の「前面」とは、ノズルが配置されてインクが吐出される側の面をいい、「後面」とは、その反対側の面をいう。
即ち、配線基板3におけるダミーチャネル11bに対応する部位には貫通穴が形成されていない。このため、ダミーチャネル11bの後面1b側の開口部110は、配線基板3によって閉塞されている。
図5に示すように、貫通穴31は、インクの導入方向(前後方向)において、その中央部に、貫通穴31の前端部31a及び後端部31cより左右方向の距離が小さい(前後方向からみた場合の断面積が小さい)括れ部31bが形成された形状となっている。また、貫通穴31は、その前端部31a、括れ部31b、後端部31cの何れにおいても、前後方向からみた場合に円形状となっている。
なお、以下の説明において、かかる立体形状を「鼓型形状」と表現する。
貫通穴31の前端部31aは、貫通穴31のヘッドチップ1と対向するため、開口部110と同程度又はそれ以下の開口面積を有し、貫通穴31の後端部31cは、前端部31aと同程度又はそれ以上の開口面積を有している。
上述した形状を備えるのでチャネル内に供給されるインクが括れ部31bに円滑に導入されるため、立体形状が円筒である場合と比較してインク導入性を向上させることができる。
また、チャネル内の気泡についても、円滑に括れ部31bに導入され、チャネル外に抜けるので泡抜け性を向上させることができる。
従って、上述した形状を貫通穴31が備えるので、インク導入性を維持しつつ、溢れを抑制することができるので、例えば高駆動周期で低粘度のインクを吐出する際にも安定して吐出することができる。
更に、貫通穴31は、その流路抵抗が、0.4以上で1.0以下の範囲内の値となるように設定することがより好ましい。貫通穴31内の流路抵抗を0.4以上とすることで、粘性抵抗5cp以下のインクの吐出安定性を良好にすることができる。また、貫通穴31の流路抵抗を1.0以下とすることで、リフィルが劣り高速駆動ができないという不具合が発生するのを防止することができる。
例えば、サンドブラスト加工では、配線基板3の素材の一つであるガラス板(基板本体)上に、非加工領域を保護するマスキング材を形成し、当該ガラス板の加工領域に、研磨材を混合した圧縮空気をノズルから噴射することで切削する。この際の加工量は、目的の加工形状に合わせて調整し、ガラス板の両面から当該サンドブラスト加工を行うことで、鼓型形状を形成することができる(貫通穴形成工程)。
図7Aは、前後方向に所定の長さを有する括れ部31dを備えた貫通穴31の例である。また、図7Bは、曲面により形成された括れ部31eを備えた貫通穴31の例である。また、図示は省略するが、複数の括れ部を形成しても良い。
各配線電極32の一端は、ヘッドチップ1と配線基板3とが接着された状態で、それぞれ対応する駆動チャネル11a及びダミーチャネル11bの開口部110の近傍に達していると共に、他端は、ヘッドチップ1の上下方向へ張り出した配線基板3の各端部3a、3bに向けてそれぞれ延びている。チャネル列10A、10Bに対応する配線電極32の他端は図示上側の端部3aに向けて延びており、チャネル列10C、10Dに対応する配線電極32の他端は図示下側の端部3bに向けて延びている。
図8に示すように、駆動信号は、駆動周期T内において、チャネルの容積を膨張させ、一定時間後に元の容積に戻す正電圧(+Von)の矩形波からなる第1のパルスPaと、チャネルの容積を収縮させ、一定時間後に元の容積に戻す負電圧(−Voff)の矩形波からなる第2のパルスPbとを含んでいる。
このため、低粘度のインクを用いた際の溢れが抑制でき、低粘度のインクであっても安定して吐出させることができる。
このため、低粘度のインクであっても、より安定して吐出させることができる。
このため、貫通穴31の流路抵抗を0.4以上とすることで、粘性抵抗5cp以下のインクの吐出安定性を良好にすることができる。また、貫通穴31の流路抵抗を1.0以下とすることで、リフィルが劣り高速駆動ができないという不具合が発生するのを防止することができる。
このため、シェアモードのチャネル内で発生する圧力波(エネルギー)が配線基板3のダンピング効果で減衰されてインクの吐出が不安定になるのを防止することができる。
このため、ヘッドチップ1が製造しやすく、また多ノズル化が容易である。
このため、隣接する駆動チャネル11aの影響(ストローク)で速度変動が発生することがなく、良好な吐出性能を実現することができる。
このため、配線基板3の厚みが200μm以上の値であるので、製造時のハンドリングを良好にすることができる。また、配線基板3の厚みが800μm以下の値であるので、貫通穴31のインク導入時の泡抜けを良くすることができる。
このため、ヘッドチップ1の後面1bに配線基板3を接合する構成とすることができる。
インクジェットヘッドのヘッドチップ、ノズルプレート、及び配線基板は、以下の通りである。
ノズルプレートは、ポリイミドシートに直径25μmのノズルを形成したものを用いた。
ここで、実施例1〜12の貫通穴は、図5に示した鼓型形状であり、実施例13の貫通穴は、図7Aに示した鼓型形状とした。
なお、表1において、鼓型の貫通穴においては、前端部の直径(A)μm、括れ部の直径(B)μm、後端部の直径(C)μmを、(A/B/C)として示している。
表1の比較例1〜4、実施例1〜13に示すインクジェットヘッドを用いてインク吐出を行い、インク導入性、上限の駆動周波数(KHz)、溢れ(液量比)(%)のぞれぞれの評価項目について、下記の基準で3段階(○、△、×)に評価した。
また、各インクジェットヘッドの流路抵抗を算出した。
7KPaでインクを導入し、3回はき捨て後に、吐出できないノズル数の割合が10%を超える場合を×、5%以内を△、欠なしを○とした。
粘性抵抗3cpの水系インクを用いた。25KHz以上を△、30KHz以上を○、それ以外は×とした。
1KHzの液量と表1の比較例1〜4、実施例1〜13に示すインクジェットヘッドから吐出した液量の差を液量比(%)であらわした。なお、溢れが大きいほど液量比(%)が大きく不安定で好ましくない。50%以下は△、30%以下は○、それ以外は×とした。
図5に示した鼓型形状の場合、流路抵抗は、次の式(1)に従い、立体形状が鼓型の貫通穴の左右で2つに分けてそれぞれ算出し、合計した値として算出した。
流路抵抗R=Ra+Rc・・・(1)
ここで、Ra、Rcは、それぞれ次の式(2)のRxから算出した。
Rx=128/3×1.0/π×(L/(D2−D1))×((1/D1)^3−(1/D2)^3)×1000・・・(2)
ただし、D1、D2、Lは、それぞれ以下の値を示す。
D1=前端部の断面、または後端部の断面の直径(μm)
D2=括れ部の断面の直径(μm)
Lは、図5におけるA面からB面、又はC面からB面までの長さ(μm)
流路抵抗R=Ra+Rb+Rc・・・(3)
ここで、Ra、Rb、Rcは、それぞれ上記の式(2)のRxから算出した。このとき、RaにおけるLは、図7AにおけるA面からB1面、RbにおけるLは、図7AにおけるB1面からB2面、RcにおけるLは、図7AにおけるB2面からC面までの長さである。
また、Rbの算出時に、B1面とB2面の直径がまったく同じ場合には、円筒の流路抵抗を算出することとしてB1面の直径をDb1としたとき、B2面の直径はDb2=Db1+0.1μmとして計算し算出した。
上記評価項目の結果から、下記の基準に従い総合評価を行った。なお、実用上、総合評価が2以下では使用は困難である。
5・・・○が3つ
4・・・○が2つ、△が1つ
3・・・○が1つ、△が2つ
2・・・×が1つある
1・・・×が2つ以上ある
また、厚み及び弾性率が同一条件の場合、流路抵抗が0.4以上で1.0以下の範囲内の値において、総合評価が4又は5となり、より好ましいことがわかる。
また、配線基板の厚みが200μm以上800μm以下で、総合評価が3以上となり、本発明の効果が得られることがわかる。なお、200μmより薄いと、生産時のハンドリングが困難であり、800μmより厚いと、貫通穴を形成するのに時間がかかる。
また、配線基板の弾性率が30GPa以上で、より良好な総合評価が得られることがわかる。なお、配線基板の弾性率が30GPa未満であると、内部の共鳴が貫通穴において干渉し、インク吐出が若干不安定になり、駆動周波数の上限値が低下する。
1 ヘッドチップ
1a 前面
1b 後面
11 チャネル
11a 駆動チャネル
11b ダミーチャネル
10A-10D チャネル列
12 駆動壁
13 駆動電極
14 接続電極
110 開口部
2 ノズルプレート
21 ノズル
3 配線基板
3a、3b 両端部
31 貫通穴
31a 前端部
31b 括れ部
31c 後端部
32 配線電極
4 マニホールド
5 外部配線部材
100 インクジェット記録装置
101 搬送ベルト(支持部)
102 キャリッジレール(移動部)
103 キャリッジ
Claims (11)
- チャネルと、前記チャネル内のインクを吐出するノズルとを有し、前記チャネル内に臨む駆動壁の表面に駆動電極が形成されたヘッドチップと、
前記ヘッドチップの後面に前記チャネルを覆うように接合された基板と、
を有するインクジェットヘッドにおいて、
前記基板には、前記チャネルに対応する位置に当該チャネルにインクを導入するための貫通穴が形成され、
前記貫通穴のインクの導入方向の両端部の間には、前記両端部より断面積が小さい括れ部が形成され、前記貫通穴内の流路抵抗が0.2Pa・s/m 3 以上の値であることを特徴とするインクジェットヘッド。 - 前記貫通穴の前記両端部及び前記括れ部は、インクの導入方向からみて円形状であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド。
- 前記貫通穴内の流路抵抗は、0.4Pa・s/m 3 以上1.0Pa・s/m 3 以下の範囲内の値であることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェットヘッド。
- 前記基板の弾性率は、30GPa以上であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のインクジェットヘッド。
- 前記ヘッドチップは、当該ヘッドチップの前面及び後面にそれぞれ前記チャネルの出口と入口とが対向して配設されることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のインクジェットヘッド。
- 前記ヘッドチップは、インク吐出を行う前記チャネルとインク吐出を行わないダミーチャネルとが前記駆動壁を介して交互に配置され、
前記基板は、インク吐出を行う前記チャネルに対応する位置に前記貫通穴を有することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のインクジェットヘッド。 - 前記基板の厚みは、200μm以上800μm以下の範囲内の値であることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載のインクジェットヘッド。
- 前記基板は、前記駆動電極に駆動信号を印加するための配線電極が形成された配線基板であることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載のインクジェットヘッド。
- 記録媒体を支持する支持部と、
請求項1〜8の何れか一項に記載のインクジェットヘッドと、
前記記録媒体または前記インクジェットヘッドを移動させるための移動部と、
を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項1〜8の何れか一項に記載のインクジェットヘッドの製造方法において、
前記基板の基板本体の両面をサンドブラスト処理して貫通穴を形成する貫通穴形成工程を有することを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。 - 請求項1〜8の何れか一項に記載のインクジェットヘッドの製造方法において、
前記基板の複数枚の基板本体のそれぞれに対して、一面又は両面をサンドブラスト処理して穴部を形成する穴部形成工程と、
前記穴部の形成された複数枚の前記基板本体を、各穴部が重なるように積層して前記基板の貫通穴を形成する貫通穴形成工程と、
を有することを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
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