JP6582557B2 - 描画装置、描画方法および描画プログラム - Google Patents

描画装置、描画方法および描画プログラム Download PDF

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Description

本明細書で言及する実施例は、描画装置、描画方法および描画プログラムに関する。
近年、例えば、自動車に対して、画角がオーバーラップする複数のカメラを搭載し、その複数のカメラによる画像(映像)を合成処理し、運転者が自動車の周囲全体を確認しながら縦列駐車や車庫入れを行うようにした全周囲モニタが実用化されている。
すなわち、例えば、カメラなど複数の入力装置から取得した実像を、地面に見立てた三次元投影面に投影することにより、上から地面を見るような映像をシミュレートする描画装置が実用化されている。
このような描画装置(合成画像の生成装置)は、自動車に搭載される全周囲モニタ(マルチアングル全周囲モニタ)に限定されず、例えば、列車、船舶、航空機または建物に搭載され、或いは、監視カメラや家電製品または玩具等にも適用することができる。
なお、本明細書では、描画装置として、自動車の前後左右に4つのカメラを配置した全周囲モニタを例として説明するが、本実施例は、上述したように、様々な分野または対象に対して適用することができ、カメラの数も4つに限定されるものではない。
また、合成画像(描画像)に関しても、高い所から見下ろす画像(俯瞰画像)に限定されず、例えば、上空から斜めに見下ろす鳥瞰画像や下から上を仰ぎ見る仰瞰画像、或いは、様々な合成処理を行った画像であってもよいのはもちろんである。
ところで、従来、複数のカメラにより撮影された複数の画像データを処理して描画像を生成する描画技術としては、様々な提案がなされている。
国際公開第2011/036892号
上述したように、例えば、複数のカメラにより撮影された複数の画像データを処理して描画像を得る描画技術としては、様々な提案がなされている。しかしながら、例えば、複数の画像データを処理して描画像(例えば、俯瞰画像)をシミュレートする場合、高画質なシミュレート結果を得るには、例えば、三次元(3D)の座標に基づいて所定のカメラによる画像データを選択するといった複雑な処理を行っている。
或いは、複数のカメラによる複数の画像データを、カメラの取り付け位置等に基づいて選択するため、各カメラ(レンズ)の特性を十分に発揮させた高画質なシミュレート結果(描画データ(描画像))を得ることが難しいという課題がある。
一実施形態によれば、複数のカメラから被写体を含む複数の画像データが入力され、LUTデータを参照して座標変換したデータを出力する第1制御部と、第2制御部と、を有する描画装置が提供される。
前記第2制御部は、前記被写体について、前記複数の画像データの光学中心との判定距離をそれぞれ求め、前記判定距離に基づいて前記複数の画像データの内の1つを選択画像データとして選択する。さらに、前記第2制御部は、前記選択画像データにおける前記被写体の画素に対応する座標を求めて前記LUTデータを書き換える。前記第2制御部は、前記判定距離が増すにつれて前記画像データの画質が低下し、その後さらに前記判定距離が増したときに前記画像データの画質が向上する領域が存在する場合、前記画質が向上する領域に対応する判定距離に対して『1』よりも小さい定数を乗算する。
開示の描画装置、描画方法および描画プログラムは、簡単な処理で高画質の描画データを得ることができるという効果を奏する。
図1は、元画像データに対してLUTデータを適用して描画像を得る様子を説明するための図である。 図2は、自動車に搭載される描画装置の一例を説明するための図(その1)である。 図3は、自動車に搭載される描画装置の一例を説明するための図(その2)である。 図4は、図2および図3に示す描画装置における描画処理の一例を説明するための図である。 図5は、図2および図3に示す描画装置における描画処理の他の例を説明するための図である。 図6は、図5に示す描画処理におけるLUTデータの生成処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図7は、自動車に搭載される描画装置のカメラ配置の一例を示す図である。 図8は、図7に示す描画装置のカメラ配置における課題の一例を説明するための図である。 図9は、図7に示す描画装置のカメラ配置における課題の他の例を説明するための図である。 図10は、本実施例に係る描画装置を概略的に示すブロック図である。 図11は、カメラのレンズ特性の一例を説明するための図である。 図12は、自動車に搭載される描画装置の各カメラにより撮影される画像データを説明するための図である。 図13は、本実施例に係る描画装置におけるLUTデータの書き換え処理の一例を説明するための図(その1)である。 図14は、本実施例に係る描画装置におけるLUTデータの書き換え処理の一例を説明するための図(その2)である。 図15は、本実施例に係る描画装置におけるLUTデータの生成処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図16は、図10に示す描画装置の一構成例を示すブロック図である。 図17は、本実施例に係る描画装置の効果を説明するための図である。 図18は、図10に示す描画装置の変形例を概略的に示すブロック図である。
まず、本実施例の描画装置、描画方法および描画プログラムを詳述する前に、図1〜図9を参照して、描画技術の例、並びに、その課題を説明する。図1は、元画像データに対してLUT(Look Up Table)データを適用して描画像を得る様子を説明するための図である。
図1において、参照符号B1は、元画像データ(テクスチャ画像)を格納するバッファ(SRCバッファ)を示し、B2は、LUTデータ(テクスチャ座標)を格納するバッファ(WARP)バッファを示す。また、参照符号B3は、描画結果(シミュレート結果)の描画像を格納するバッファ(描画バッファ)を示す。
図1に示されるように、例えば、二次元(2D)描画エンジンは、SRCバッファB1に格納された元画像データに対して、WARPバッファB2に格納されたLUTデータを参照して座標変換し、その結果(描画結果)を描画バッファB3に格納する。
図2および図3は、自動車に搭載される描画装置の一例を説明するための図であり、自動車の前後左右に設けた4つのカメラにより撮影された画像データから、自動車の周囲全体の画像を生成する全周囲モニタを説明するためのものである。
図2において、参照符号100は自動車(車両)を示し、CFは前カメラ、CBは後カメラ、CLは左カメラ、そして、CRは右カメラを示す。また、参照符号IFは前カメラCFにより撮影された前画像、IBは後カメラCBにより撮影された後画像、ILは左カメラCLにより撮影された左画像、IRは右カメラCRにより撮影された右画像、そして、Ioは合成された俯瞰画像(高い所から見下ろす画像)を示す。
図3において、参照符号VPは視点を示し、CRoaは右カメラCR(レンズ)の光軸を示し、PPは投影面(Z=0)を示す。図2および図3に示されるように、描画装置(全周囲モニタ)は、例えば、画角が180°のカメラCF,CB,CL,CRを自動車100の前後左右に設け、各カメラからの画像(画像データ)IF,IB,IL,IRに基づいて俯瞰画像Ioを合成する。
具体的に、描画装置は、例えば、画像IF,IB,IL,IRを合成処理して、カメラCF,CB,CL,CRの視野範囲におけるZ=0の投影面(地面)PPに相当する三次元投影面の画像(俯瞰画像Io)を生成(描画)する。
すなわち、図1を参照して説明したように、各カメラCF,CB,CL,CRからの画像(実像)IF,IB,IL,IRをテクスチャ画像とし、バッファB2に格納された、各カメラの位置に応じて計算されたテクスチャ座標(LUTデータ)に基づいてマッピングする。
ここで、前述したように、テクスチャ座標に基づいてマッピングしたデータを計算および出力するには、2D描画エンジン(二次元グラフィックス計算装置)を使用する。この機能を、LUT(Look Up Table)と呼び、テクスチャ座標を保持するバッファB2をWARPバッファと呼ぶ。
なお、本明細書では、自動車の前後左右に4つのカメラを配置して俯瞰画像を生成する全周囲モニタを例として説明するが、カメラの数が4つに限定されるものではなく、また、生成される画像も俯瞰画像に限定されないのはいうまでもない。
さらに、描画装置としては、自動車に搭載される全周囲モニタに限定されず、例えば、ドライブモニタ、或いは、列車、船舶、航空機または建物に搭載されるモニタ、若しくは、監視カメラや家電製品または玩具等にも適用することができる。
図4は、図2および図3に示す描画装置における描画処理の一例を説明するための図である。図4に示されるように、SRCバッファB1に格納された前後左右のテクスチャ画像(キャプチャ入力)IF,IB,IL,IRは、WARPバッファB2に格納されたLUTデータを参照してマッピング処理され、中間ファイルが生成される。
前後左右の中間ファイル(マッピング結果)は、マスク領域(図4におけるアルファマップの黒塗りつぶし領域)を規定するアルファブレンディング処理により、描画結果として描画バッファB3に格納される前後左右の領域が決められる。なお、アルファマップのマッピング領域(マスク領域)は、固定とされている。
すなわち、前後左右の中間ファイルにおける重複領域に関して、どの中間ファイルのデータを使用して描画像を生成するかが決められる。このようにして、描画バッファB3(レイヤ0)には、描画像(俯瞰画像)Ioが格納され、その俯瞰画像Ioが、レイヤ0から読み出され、例えば、ディスプレイに表示される。
ここで、図4に示されるように、例えば、2D描画エンジンは、テクスチャ画像IF,IB,IL,IRにLUTデータを適用して中間ファイルを生成するのに、マッピング処理を4回行う。さらに、4つの中間ファイルに対してアルファブレンディング処理を行って描画像を生成するのに、マッピング処理を4回行う。すなわち、図4に示す描画処理は、2D描画エンジンによるマッピング処理を8回行うことになる。
図5は、図2および図3に示す描画装置における描画処理の他の例を説明するための図である。
図5に示されるように、SRCバッファB1に格納された前後左右のテクスチャ画像IF,IB,IL,IRは、WARPバッファB2に格納されたLUTデータを参照してマッピング処理され、前後左右の描画像が描画バッファB3に格納される。
ここで、LUTデータは、マスク領域(図5におけるLUTデータの黒塗りつぶし領域)を含み、テクスチャ画像IF,IB,IL,IRをLUTデータに基づいてマッピング処理した描画像(部分描画像)は、描画バッファB3の異なる4つのレイヤ0〜3に格納される。なお、LUTデータのマッピング領域(マスク領域)は、固定とされている。
そして、例えば、ディスプレイに描画像(俯瞰画像)Ioを表示する場合、ディスプレイコントローラが、描画バッファB3のレイヤ0〜3に格納された4つの部分描画像を読み出して俯瞰画像Ioを合成し、ディスプレイに表示する。
ここで、図5に示されるように、例えば、2D描画エンジンは、テクスチャ画像IF,IB,IL,IRにLUTデータを適用して部分描画像を生成するのに、マッピング処理を4回行うだけでよい。
しかしながら、生成された4つの部分描画像は、それぞれ描画バッファB3の異なるレイヤ0〜3に格納し、また、描画像をディスプレイに表示するには、ディスプレイコントローラによりレイヤ0〜3に格納された部分描画像を合成することになる。
このように、図4に示す描画処理は、2D描画エンジンによるマッピング処理を8回行うことになり、また、図5に示す描画処理は、描画バッファB3の4つのレイヤを使用することになる。さらに、図4および図5に示す描画処理は、両方ともマッピング領域が固定とされている。
図6は、図5に示す描画処理におけるLUTデータの生成処理の一例を説明するためのフローチャートである。図6に示されるように、LUTデータの生成処理が開始すると、ステップST101において、任意の投影面の頂点座標を作成し、ステップST102に進む。
ここで、投影面の頂点座標とは、例えば、ポリゴン処理を行って自動車の前後左右に配置されたカメラによる撮影画像(IF,IB,IL,IR)から俯瞰画像を生成する場合等において、一般的に利用されているXYZ(三次元)空間における頂点の座標である。
ステップST102では、ステップST101で作成された投影面の頂点座標およびカメラ位置等に応じたテクスチャ座標(LUTデータ)を作成し、LUTデータの生成処理を終了する。
ここで、ステップST102における、投影面の頂点座標およびカメラ位置等に基づいて作成したテクスチャ座標は、例えば、図5を参照して説明したように、マッピング領域が固定とされている。
図7は、自動車に搭載される描画装置のカメラ配置の一例を示す図である。ここで、自動車100の前後左右に設けた前カメラCF,後カメラCB,左カメラCLおよび右カメラCRは、180°の画角を有しているものとする。
さらに、前カメラCFは、前方中央に向けて取り付けられ、後カメラCBは、後方中央に向けて取り付けられ、左カメラCLは、左後方約45°に向けて取り付けられ、そして、右カメラCRは、右後方約15°に向けて取り付けられている。なお、各カメラCF,CB,CL,CRの取り付け角度は、単なる例であり、様々な場合があり得るのはいうまでもない。
図7の俯瞰画像Ioにおいて、参照符号RFLは、前カメラCFで撮影された前画像IFと左カメラCLで撮影された左画像ILが重なり合う領域を示し、RFRは、前画像IFと右カメラCRで撮影された右画像IRが重なり合う領域を示す。なお、参照符号RFは、前画像IFにおいて、前カメラCFだけが撮影可能な領域を示す。
また、俯瞰画像Ioにおいて、参照符号RBLは、後カメラCBで撮影された後画像IBと左画像ILが重なり合う領域を示し、RBRは、後画像IBと右画像IRが重なり合う領域を示し、RBLRは、後画像IBと左画像ILと右画像IRが重なり合う領域を示す。なお、参照符号RLRは、左画像ILと右画像IRが重なり合う領域を示す。
さらに、俯瞰画像Ioにおいて、参照符号RLは、左画像ILにおいて、左カメラCLだけが撮影可能な領域を示し、RRは、右画像IRにおいて、右カメラCRだけが撮影可能な領域を示す。
従って、前カメラCFによる前画像IFは、俯瞰画像Ioにおける領域RFL,RFおよびRFRの描画が可能であり、後カメラCBによる後画像IBは、俯瞰画像Ioにおける領域RBL,RBLRおよびRBRの描画が可能である。
さらに、左カメラCLによる左画像ILは、俯瞰画像Ioにおける領域RFL,RL,RBL,RBLRおよびRLRの描画が可能であり、右カメラCRによる右画像IRは、俯瞰画像Ioにおける領域RFR,RR,RLR,RBRおよびRBLRの描画が可能である。
なお、図7では、自動車100自体が障害になるため撮影が不可能な領域、例えば、RBLRおよびRLRは考慮されておらず、実際には、これらの領域RBLRおよびRLRは、それぞれRBRおよびRRに含まれることになる。
図8は、図7に示す描画装置のカメラ配置における課題の一例を説明するための図であり、固定のカメラマッピング処理による俯瞰画像Ioの描画(合成)を説明するためのものである。ここで、図8(a)は、固定のカメラマッピング領域の一例を示し、図8(b)は、そのときに描画された俯瞰画像Ioを示す。
図8(a)に示されるように、俯瞰画像Ioを描画するとき、自動車100の前後左右に設けた前カメラCF,後カメラCB,左カメラCLおよび右カメラCRに対して、固定のカメラマッピング領域FF,FB,FLおよびFRを適用すると、例えば、図8(b)のようになる。
すなわち、各カメラCF,CB,CL,CRからの画像IF,IB,IL,IRは、固定のカメラマッピング領域FF,FB,FL,FRに基づいて選択され、俯瞰画像Ioの描画が行われる。
しかしながら、図7を参照して説明したように、例えば、左カメラCLが、左側中央ではなく、左後方約45°に向けて取り付けられる場合、左カメラCLによる画像ILがマッピング領域FLの全領域をカバーすることができずに欠損領域DDが生じる虞がある。
このように、固定のカメラマッピング処理を行って俯瞰画像を描画する場合、各カメラのマッピング領域(画像(映像)の使用範囲)を固定で決めることになるため、カメラ位置に依存して該当個所が写っていないカメラによる画像が使用される虞がある。
その結果、描画した俯瞰画像に欠損領域が含まれることになってしまう。この俯瞰画像(描画像)における欠損領域の問題は、複数のカメラにより撮影した各画像における最適な(最も高画質な)画像の選択にも関連する。
すなわち、固定のカメラマッピング処理を行って俯瞰画像を描画すると、描画結果に画質の低い画像が使用され、或いは、実際に写っていないカメラによる画像が使用されることになり、最適な描画結果を得ることは難しい。
なお、ユーザーが描画結果(俯瞰画像)に基づいて、各カメラの映像の使用範囲を微調整することもできるが、例えば、目視では、或る画素(ピクセル)に対してどのカメラの映像が最も画質が高く最適であるかを確認することは困難である。
図9は、図7に示す描画装置のカメラ配置における課題の他の例を説明するための図であり、最も近い位置のカメラによる画像を使用するように、最近接位置のカメラマッピング処理による俯瞰画像Ioの描画を説明するためのものである。ここで、図9(a)は、最近接位置のカメラマッピング領域の一例を示し、図9(b)は、そのときに描画された俯瞰画像Ioを示す。
図9(a)に示されるように、俯瞰画像Ioを描画するとき、自動車100に設けた前カメラCF,後カメラCB,左カメラCLおよび右カメラCRに対して、最近接位置のカメラマッピング領域NF,NB,NLおよびNRを適用すると、例えば、図9(b)のようになる。
すなわち、各カメラCF,CB,CL,CRからの画像IF,IB,IL,IRは、最近接位置のカメラマッピング領域NF,NB,NLおよびNRに基づいて選択され、俯瞰画像Ioの描画が行われる。
しかしながら、例えば、左カメラCLが左後方約45°に向けて取り付けられ、また、右カメラCRが右後方約15°に向けて取り付けられている場合、自動車100の四隅の部分に欠損領域DD1,DD2,DD3,DD4が生じる虞がある。
このように、最近接位置のカメラマッピング処理を行って俯瞰画像を描画する場合、例えば、取り付けるカメラの向きを考慮していないため、カメラの向きによって写っていない部分により、描画した俯瞰画像に欠損領域が含まれることになってしまう。
すなわち、最近接位置のカメラマッピング処理を行って俯瞰画像を描画すると、やはり描画結果に画質の低い画像が使用され、或いは、実際に写っていないカメラによる画像が使用されることになり、高画質の描画データ(最適な描画結果)を得るのが困難になる。なお、例えば、カメラの向きを考慮して、その画素が写っているかどうかを判定するには、そのための追加の処理を行うことになり、好ましくない。
以下、描画装置、描画方法および描画プログラムの実施例を、添付図面を参照して詳述する。図10は、本実施例に係る描画装置を概略的に示すブロック図である。
図10に示されるように、本実施例の描画装置は、第1制御部(2D描画エンジン)1と、第2制御部(LUT算出装置)2と、LUT3と、を含み、複数のカメラ51,52により撮影された複数の画像データI1,I2から、描画像(合成画像)を生成する。ここで、カメラは、少なくとも2つ設けられ、それら少なくとも2つのカメラで撮影された少なくとも2つの画像には、同じ被写体が撮影された領域が含まれるものとする。
本実施例の描画装置において、第1制御部1は、複数のカメラ51,52から被写体を含む複数の画像データI1,I2を受け取り、LUT(LUTデータ)3を参照して座標変換したデータを描画データとして、ディスプレイ4に出力する。
第2制御部2は、被写体について、複数の画像データI1,I2の光学中心との判定距離(d)をそれぞれ求め、その判定距離に基づいて複数の画像データの内の1つを選択画像データとして選択する。
さらに、第2制御部2は、選択画像データにおける被写体の画素(ピクセル)に対応する座標を求め、LUT3に格納されるLUTデータを書き換える。例えば、第2制御部2は、カメラ特性(カメラのカメラ特性)に基づき、複数の画像データI1,I2において、撮影された同じ場所(被写体の同じ画素)に対応する座標を求めてLUTデータの書き換えを行う。
ここで、カメラ特性には、例えば、レンズデータ(レンズディストーションデータ)のようなレンズに起因した特性、並びに、撮像素子(例えば、CMOSイメージセンサ)および画像エンジン等に起因した特性を含めることができる。
ただし、説明を簡略化するために、複数のカメラ51,52は、レンズの画角や撮像素子等は同様のものとし、主として、レンズ特性による各撮影領域の画質に注目して記載する。
図11は、カメラのレンズ特性の一例を説明するための図であり、カメラ(51,52)により撮影された画像データI(I1,I2)の一例を示す。図11に示されるように、画像データ(フレームメモリ上の二次元的な画像データ)Iにおいて、画像中心Oからの距離が長い周辺部では、解像度や集光力が低くて歪みが大きく、画質が低いことが分かる。
すなわち、描画装置に適用されるカメラのレンズは、通常、魚眼レンズや(超)広角レンズと呼ばれる広い画角(例えば、180°の画角)のレンズであり、レンズの光軸に近い撮影領域(画像中心Oからの距離が短い中央部)ほど、高画質になる。
これは、一般的に、広角(魚眼)レンズでは、周辺減光や圧縮のため光軸中心(画像中心)に近い画素ほど描画精度が高く、光軸中心から遠い画素ほど描画精度が低くなる。そのため、実世界のある一点(被写体の注目位置OP)を表す画素を考えたとき、すべてのカメラの中で最も画質のよい画素とは、通常、光軸中心から最も近い画素だと言える。
そこで、図10に示す本実施例の描画装置では、第2制御部2が、カメラ特性(レンズ特性)に基づいて、例えば、複数の画像データI1,I2において、判定距離dが最短のものを選択画像データとして選択するように、LUTデータを書き換える。
なお、図10に示す描画装置は、カメラ51のレンズ特性が、判定距離dの長さに従って、単純に画質の低下をきたす以外の場合、例えば、判定距離dが所定の距離までは画質が低下するが、その後、画質が向上し、再び画質が低下する場合にも対応可能である。
すなわち、第2制御部2は、レンズ特性に基づいて、判定距離dにより画像データI1またはI2のどちらを選択するかのLUTデータを決定するため、例えば、所定の距離を超えて高画質になる判定距離dに対しては、定数(<1)を乗算する。
このように、例えば、判定距離dが長いにも関わらず画質が高い領域が存在する場合には、その領域に対応する判定距離dに対して、『1』よりも小さい定数を乗算することで、画質が高い領域の画像データを選択され易くすることができる。
また、例えば、カメラ51,52のレンズの画角が異なる場合、或いは、撮像素子等による特性がそれぞれのカメラ51,52で異なる場合等においても、判定距離dに対して所定の処理を行うことにより、最適な画像データを選択することが可能になる。なお、このような処理は、例えば、知られている様々な手法を適用することにより実現することができる。
上述した本実施例の描画装置は、例えば、カメラを4台とし、自動車の前後左右に取り付け、それらのカメラにより撮影した画像を合成処理して俯瞰画像を生成(描画)し、ディスプレイ4に表示する全周囲モニタに適用することができる。
ただし、本実施例は、自動車に搭載される全周囲モニタに限定されず、例えば、ドライブモニタ、或いは、列車、船舶、航空機または建物に搭載されるモニタ、若しくは、監視カメラや家電製品または玩具等にも適用することができる。また、カメラの数は4つに限定されず、生成する画像も、俯瞰画像に限定されるものではない。
さらに、複数のカメラの画角や撮影された画像の解像度は、通常、同一であるが、必ずしも同一のものを適用しなくてもよい。この場合、例えば、第2制御部2による比較処理(判定距離dによる画像データの選択処理)を変形し、最適な画像データを選択データとして選択するようにする。
図12は、自動車に搭載される描画装置の各カメラにより撮影される画像データを説明するための図である。ここで、図12は、自動車(車両)100の前後左右に設けた4つのカメラCF,CB,CL,CRにより撮影された画像データ(IF,IB,IL,IR)から、自動車の周囲全体の画像(俯瞰画像)Ioを生成する全周囲モニタの場合を示す。
また、図12において、前述した図7と同様に、左カメラCLは、左後方約45°に向けて取り付けられ、右カメラCRは、右後方約15°に向けて取り付けられている。すなわち、前カメラCFの光軸CFoaは前方中央に向けられ、後カメラCBの光軸CBoaは後方中央に向けられ、左カメラCLの光軸CLoaは左後方約45°に向けられ、そして、右カメラCRの光軸CRoaは右後方約15°に向けられている。
このように、例えば、自動車100の前後左右に設けられた画角が180°のカメラCF,CB,CL,CRで撮影した画像データIF,IB,IL,IRから、俯瞰画像(Z=0の投影面(地面)に相当する三次元投影面の画像)Ioを合成(描画)する場合を考える。
図12に示されるように、まず、すべてのカメラCF,CB,CL,CRにより被写体(周囲)を撮影する。このとき、例えば、俯瞰画像Ioにおける左側前方角の位置(被写体の注目位置OP)は、画角から外れるため、後カメラCBおよび右カメラCRでは撮影できず、前カメラCFおよび左カメラCLで撮影した画像データIFおよびILにのみ含まれることになる。
本実施例では、すべてのカメラCF,CB,CL,CRで撮影された画像データIF,IB,IL,IRにおいて、同じ被写体を撮影した複数の画像データの中から、最も好ましい画質のデータが描画データ(選択データ)として選択され、俯瞰画像Ioの生成に使用される。
すなわち、本実施例によれば、被写体の注目位置OPが重複して撮影された少なくとも2つの画像データにおいて、最も高画質のデータを選択して俯瞰画像Ioの描画に使用するように、LUTデータの書き換えが行われるようになっている。
図13および図14は、本実施例に係る描画装置におけるLUTデータの書き換え処理の一例を説明するための図である。ここで、図13は、前述した図7に相当するものであり、俯瞰画像Ioにおける被写体の注目位置OPと、自動車100の前後左右に取り付けたカメラCF,CB,CL,CRにより撮影された画像(画像データ)IF,IB,IL,IRを示す。
また、図14(a)は、前画像データIFにおける処理を示し、図14(b)は、左画像データILにおける処理を示す。なお、図13に示されるように、被写体の注目位置OPは、領域RFL内に存在するため、画像データIFおよびILには、注目位置OPFおよびOPLとして含まれるが、画像データIBおよびIRには、含まれないことになる。
すなわち、前述した図10に示す描画装置において、第2制御部2は、カメラ特性(レンズデータ(レンズディストーションデータ))により、被写体の注目位置OPが、後カメラCBおよび右カメラCRでは、撮影範囲外であることを認識する。
ここで、レンズディストーションデータは、例えば、カメラの光軸に対するベクトル(または、光軸となす入射角)と、結像する二次元座標(または、実像高)の対応テーブルを含む。
これにより、第2制御部2は、前カメラCFによる前画像データIF、および、左カメラCLによる左画像データILに対して、図14を参照して説明するような処理を行って、どちらの画像データを選択画像データとするかの処理を行う。
図14(a)に示されるように、例えば、俯瞰画像Ioにおける被写体の注目位置OPは、前カメラCFで撮影した画像データ(フレームメモリに格納されたフレーム画像)IFにおいて、注目位置OPFとして撮影されている。
ここで、フレーム画像IFにおける画像中心の位置を原点OF(0,0)とし、注目位置OPFの座標を(xF,yF)とすると、原点OFから注目位置OPFまでの距離(判定距離)dFは、dF=(xF 2,yF 2)1/2として求められる。
また、図14(b)に示されるように、例えば、俯瞰画像Ioにおける被写体の注目位置OPは、左カメラCLで撮影した画像データ(フレームメモリに格納されたフレーム画像)ILにおいて、注目位置OPLとして撮影されている。
ここで、フレーム画像ILにおける画像中心の位置を原点OL(0,0)とし、注目位置OPLの座標を(xL,yL)とすると、原点OFから注目位置OPFまでの判定距離dLは、dL=(xL 2,yL 2)1/2として求められる。
そして、判定距離dFとdLを比較し、例えば、dF<dLの場合には、判定距離が短い方の画像データIFを選択画像データとして選択する。すなわち、前述した図10に示す描画装置において、第2制御部2は、判定距離が短い画像データIFを選択画像データとして選択するように、LUTデータの書き換えを行う。
なお、被写体の注目位置OPが1つの画像データだけに撮影されていた場合、第2制御部2は、その画像データが選択データとして選択されるように、LUTデータを書き換えるのはいうまでもない。
また、例えば、使用するカメラの数が多数で、被写体の注目位置OPが3つ以上の画像データに撮影されていた場合、第2制御部2は、判定距離dが最も短くなる画像データが選択データとして選択されるように、LUTデータを書き換えることになる。
このように、本実施例によれば、各フレーム画像において、画像中心(原点)Oと注目位置OPまでの二次元的な判定距離dを求めて比較するという簡単な処理を行うだけで、高画質の描画データ(俯瞰画像)を得ることができる。
また、本実施例によれば、複数のカメラCF,CB,CL,CRにより撮影された画像データIF,IB,IL,IRのいずれかに含まれていれば、その画像データが選択データになるため、描画像(俯瞰画像)における欠けを生じないようにすることができる。
すなわち、本実施例によれば、カメラ位置によって異なる、各画素に対する最適な画像データ(カメラ映像)を自動的に判別(選択)することができる。また、実際に映っている画像から、その画素に対して最も画質のよいカメラ映像を選択するため、カメラの向きなどを考慮することなく、高画質の映像を得ることができる。さらに、計算が二次元座標上の距離を求めるだけでよいため、高速な処理が可能になる。
図15は、本実施例に係る描画装置におけるLUTデータの生成処理の一例を説明するためのフローチャートである。図15に示されるように、LUTデータの生成処理が開始すると、ステップST1において、任意の投影面の頂点座標を作成し、ステップST2に進んで、すべての画素(ピクセル)を処理したかどうかを判定する。
ステップST2において、すべての画素を処理したと判定する(Yes)と、LUTデータの生成処理を終了し、すべての画素を処理していないと判定する(No)と、ステップST3に進む。
なお、前述したように、投影面の頂点座標とは、例えば、ポリゴン処理を行って自動車の前後左右に配置されたカメラによる撮影画像から俯瞰画像を生成する場合等において、一般的に利用されている三次元空間における頂点の座標である。
ステップST3では、ステップST1で作成された投影面の頂点座標における各視線ベクトルまたは光軸となす入射角に基づいてレンズディストーションデータを探索し、対応する入力画像上の二次元座標または実像高を取得して、ステップST4に進む。
ステップST4では、入力画像の二次元座標から画像中心(光軸)への距離(判定距離d)を算出し、ステップST5に進む。ステップST5において、すべてのカメラで中心からの距離を算出および比較し、最も距離が短い画素をテクスチャ座標として画素に割り当てる。そして、上述したように、ステップST2において、すべての画素を処理したと判定すると、データの生成処理を終了する。
なお、例えば、それぞれのカメラでレンズディストーションデータ(レンズ特性)が異なっている場合、或いは、中心からの距離と画質の関係が複雑に変化する場合等には、各カメラによる撮影画像の判定距離に対して定数を乗算する等の処理が行われることになる。
図16は、図10に示す描画装置の一構成例を示すブロック図である。図16に示されるように、描画装置の一例は、2D描画エンジン1,LUT算出装置2,ROM(Read Only Memory)201およびRAM(Random Access Memory)202を含む。さらに、描画装置の一例は、内部バス203,外部バス204,複数(4個)のカメラCF,CB,CL,CRおよびディスプレイ4を含む。
ROM201には、起動直後に動作するブートローダー211,LUT付2D描画処理を行うソフトウェアプログラム212、並びに、レンズディストーションデータ,任意3次元投影面およびカメラ位置/角度等のデータ213が格納(配置)されている。
RAM202は、例えば、起動時に、ブートローダー211に基づいて、ROM201に格納されたソフトウェアプログラム212およびデータ213をコピーして展開するメモリ領域(ソフトウェアプログラム222およびデータ223)を含む。ここで、データ223は、図10におけるカメラ特性(レンズデータ)に対応する。
さらに、RAM202は、カメラ入力画像(テクスチャ画像)を格納するバッファ(SRCバッファ)B1,LUTデータを格納するLUT3(WARPバッファB2)および描画結果を格納するバッファ(描画バッファ)B3として使用されるメモリ領域(データ)を含む。
2D描画エンジン(第1制御部)1は、内部バス203を介してRAM202に接続され、RAM202からソフトウェアプログラム222を読み出して、LUT付2D描画処理を実行する。
すなわち、2D描画エンジン1は、バッファB1からカメラ入力画像(画像データIF,IB,IL,IR)を読み出すと共に、LUT3からLUTデータを読み出し、LUTデータを参照して座標変換したデータを描画データとしてバッファB3に出力する。
なお、カメラCF,CB,CL,CRおよびディスプレイ4は、外部バス204を介してRAM202に接続され、各カメラCF,CB,CL,CRで撮影した画像データIF,IB,IL,IRは、外部バス204を介してバッファB1に入力されて書き込まれる、また、バッファB3に格納された描画データ(例えば、俯瞰画像)は、外部バス204を介してディスプレイ4に出力されて表示される。
LUT算出装置(第2制御部)2は、内部バス203を介してRAM202に接続され、RAM202からデータ(カメラ特性)223を読み出して、LUT算出処理を行う。このLUT算出処理は、例えば、RAM(メモリ)202のバッファB1に格納されたフレーム画像(テクスチャ画像IF,IB,IL,IR)のそれぞれにおいて、画像中心Oと被写体の注目位置OPの距離に基づいてLUTデータを書き換える処理に相当する。
次に、図16に示す描画装置の動作の概要を説明する。ここで、ROM201には、予め、ブートローダー211、ソフトウェアプログラム212およびデータ(最適化テクスチャ座標データ)を格納しておく。
まず、ブートローダー211の先頭から処理を開始し、ブートローダー211の処理によって、ソフトウェアプログラム212およびデータ213がRAM202に展開される。そして、ブートローダー211の処理が終了すると、ソフトウェアプログラム222が起動し、カメラCF,CB,CL,CRで撮影した画像データIF,IB,IL,IRが、外部バス204を介してバッファB1に入力される。
LUT算出装置(第2制御部)2は、例えば、レンズディストーションデータ,任意三次元投影面およびカメラ位置/角度のデータ(カメラ特性)を参照し、描画バッファB3(描画像Io)の各画素に対するそれぞれのカメラの解像度(結合点と光軸中心の判定距離d)を算出する。
すべてのカメラの画像(フレーム画像)IF,IB,IL,IRの中で、その画素の解像度を比較し、最も解像度の高いカメラの画素の値をマッピング対象として出力、すなわち、LUTデータの算出(書き換え)を行う。
そして、2D描画エンジン1がバッファB2(LUTデータ)とバッファB1(テクスチャ画像)を参照してLUT付2D描画処理を行う。なお、描画結果は、描画バッファB3に書き込まれ、その描画結果が、ディスプレイ4に読み出されて表示される。
ここで、2D描画エンジン1,LUT算出装置2,ROM201,RAM202および内部バス203は、1つの半導体集積回路(描画装置用LSI)として形成することができる。なお、カメラCF,CB,CL,CRおよびディスプレイ4は、外部バス204を介して描画装置用LSIと接続される。
或いは、LUT算出装置2を、描画装置用LSIから分離し、1つのツールとして提供することもできる。例えば、2D描画エンジン1,ROM201およびRAM202等を含む描画装置用LSI、複数のカメラCF,CB,CL,CRおよびディスプレイ4を搭載した自動車(100)に対して、LUT算出装置2を、ツールとして提供することも可能である。
また、本実施例は、描画装置の描画プログラムとして提供することができ、この場合、描画プログラムは、ROM201またはLUT算出装置2のメモリ等に格納することができる。なお、ROM201は、例えば、電気的に書き換え可能なフラッシュメモリ等とすることもでき、例えば、ソフトウェアプログラム212およびデータ213を更新(アップデート)可能なようにしてもよい。
図17は、本実施例に係る描画装置の効果を説明するための図である。ここで、図17(a)は、図7および図13に対応し、図17(b)および図17(c)は、図8(a)および図8(b)に対応する。また、図17(d)および図17(e)は、本実施例による図17(b)および図17(c)に相当する図である。
図17(b)および図17(c)に示されるように、例えば、描画像Ioを生成するとき、自動車100の前後左右に設けたカメラCF,CB,CL,CRに対して、固定のカメラマッピング領域FF,FB,FLおよびFRを適用すると、欠損領域DDが生じる。さらに、図17(c)に示す描画像Ioは、カメラCF,CB,CL,CRにより撮影した画像データIF,IB,IL,IRを最大限に活用した高画質の画像とはなっていない。
これに対して、図17(d)および図17(e)に示されるように、本実施例によれば、描画像Ioは、前に詳述したように、画像データIF,IB,IL,IRによりカメラマッピング領域FF,FB,FLおよびFRが最適化されている。
すなわち、本実施例の描画装置により生成された描画像Ioは、少なくともいずれかのカメラCF,CB,CL,CRで撮影されていれば、欠落する(欠損領域DDが生じる)ことはない。さらに、本実施例の描画装置により生成された描画像Ioは、画像データIF,IB,IL,IRを最大限に活用した高画質の画像になっている。
このように、本実施例によれば、例えば、カメラの位置や向きが異なっていても、その状態におけるカメラで撮影された画像データを十分に活用して、画質のバラつきやマッピングミスの少ない高画質の描画像を生成することが可能になる。特に、周辺減光や縮尺のバラつき(画像の歪み)等の影響が大きい広角(魚眼)レンズでの効果が大きくなる。
図18は、図10に示す描画装置の変形例を概略的に示すブロック図である。図18と、前述した図10の比較から明らかなように、本変形例では、第2制御部2に対して、予め準備した複数のカメラ51,52のカメラ特性(レンズデータ)の代わりに、画像データI1,I2が入力されるようになっている。
すなわち、図18に示す変形例の描画装置では、例えば、初期設定として、所定パターンとされた被写体をカメラ51,52で撮影し、その画像データI1,I2を第2制御部2に入力する。
第2制御部2は、例えば、カメラ51,52により所定パターンを撮影した画像データI1,I2から、各カメラ51,52のカメラ特性を算出し、その算出されたカメラ特性を参照して選択画像データの選択を行う。
この図18に示す変形例では、例えば、初期設定として行うカメラ特性の算出には、多少の手間を要するが、この場合、レンズに起因した特性だけでなく、撮像素子や画像エンジン等に起因した特性も含めて、カメラ特性を設定することができる。
なお、第2制御部2によるカメラ特性の設定以外は、図10を参照して説明したカメラ51,52、第1制御部1、第2制御部2、LUT3およびディスプレイ4と同様であり、その説明は省略する。
なお、本実施例は、自動車の前後左右に4つのカメラを配置して俯瞰画像を生成する全周囲モニタに限定されるものではない。すなわち、本実施例は、例えば、ドライブモニタ、或いは、列車、船舶、航空機または建物に搭載されるモニタ、若しくは、監視カメラや家電製品または玩具等にも適用することができる。
また、カメラの数も4つに限定されるものではなく、撮影した少なくとも2つの画像に同じ被写体が写っていれば、本実施例を適用することができる。また、生成される描画像も俯瞰画像に限定されるものではない。
以上、実施形態を説明したが、ここに記載したすべての例や条件は、発明および技術に適用する発明の概念の理解を助ける目的で記載されたものであり、特に記載された例や条件は発明の範囲を制限することを意図するものではない。また、明細書のそのような記載は、発明の利点および欠点を示すものでもない。発明の実施形態を詳細に記載したが、各種の変更、置き換え、変形が発明の精神および範囲を逸脱することなく行えることが理解されるべきである。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに、以下の付記を開示する。
(付記1)
複数のカメラから被写体を含む複数の画像データが入力され、LUTデータを参照して座標変換したデータを出力する第1制御部と、
前記被写体について、前記複数の画像データの光学中心との判定距離をそれぞれ求め、前記判定距離に基づいて前記複数の画像データの内の1つを選択画像データとして選択し、前記選択画像データにおける前記被写体の画素に対応する座標を求めて前記LUTデータを書き換える第2制御部と、を有する、
ことを特徴とする描画装置。
(付記2)
前記第2制御部は、前記複数のカメラのそれぞれの位置および角度データ、および、予め準備した前記複数のカメラのカメラ特性を参照して、前記選択画像データを選択する、
ことを特徴とする付記1に記載の描画装置。
(付記3)
前記第2制御部は、前記複数のカメラのそれぞれの位置および角度データ、および、前記複数の画像データから求めた前記複数のカメラのカメラ特性を参照して、前記選択画像データを選択する、
ことを特徴とする付記1に記載の描画装置。
(付記4)
前記第2制御部は、前記複数の画像データの内、前記判定距離が最短になる画像データを前記選択画像データとして選択する、
ことを特徴とする付記1乃至付記3のいずれか1項に記載の描画装置。
(付記5)
さらに、
前記複数の画像データを、それぞれフレーム画像として格納するメモリを有し、
前記複数の画像データの光学中心は、それぞれの前記フレーム画像における画像中心の位置に対応し、
前記被写体について、前記判定距離は、それぞれの前記フレーム画像において、前記画像中心の位置から前記被写体までの距離である、
ことを特徴とする付記1乃至付記4のいずれか1項に記載の描画装置。
(付記6)
前記フレーム画像において、前記画像中心の位置を原点(0,0)とし、前記被写体の注目位置の座標を(x,y)とすると、
前記判定距離dは、d=(x2+y2)1/2として求められる、
ことを特徴とする付記5に記載の描画装置。
(付記7)
前記第2制御部は、前記フレーム画像の全領域に対して処理を行う、
ことを特徴とする付記6に記載の描画装置。
(付記8)
前記メモリは、前記LUTデータを格納するLUTを含む、
ことを特徴とする付記1乃至付記7のいずれか1項に記載の描画装置。
(付記9)
さらに、
前記第1制御部から出力される前記描画データを表示するディスプレイを有する、
ことを特徴とする付記1乃至付記8のいずれか1項に記載の描画装置。
(付記10)
複数のカメラから被写体を含む複数の画像データを受け取り、LUTデータを参照して座標変換したデータを出力する描画方法であって、
前記被写体について、前記複数の画像データの光学中心との判定距離をそれぞれ求め、
前記判定距離に基づいて前記複数の画像データの内の1つを選択画像データとして選択し、
前記選択画像データにおける前記被写体の画素に対応する座標を求めて前記LUTデータを書き換える、
ことを特徴とする描画方法。
(付記11)
前記選択画像データとして選択するのは、前記複数のカメラのそれぞれの位置および角度データ、および、予め準備した前記複数のカメラのカメラ特性を参照して、前記選択画像データを選択する、
ことを特徴とする付記10に記載の描画方法。
(付記12)
前記選択画像データとして選択するのは、前記複数のカメラのそれぞれの位置および角度データ、および、前記複数の画像データから求めた前記複数のカメラのカメラ特性を参照して、前記選択画像データを選択する、
ことを特徴とする付記10に記載の描画方法。
(付記13)
前記選択画像データとして選択するのは、前記複数の画像データの内、前記判定距離が最短になる画像データを前記選択画像データとして選択する、
ことを特徴とする付記10乃至付記12のいずれか1項に記載の描画方法。
(付記14)
前記複数の画像データは、それぞれフレーム画像としてメモリに格納され、
前記複数の画像データの光学中心は、それぞれの前記フレーム画像における画像中心の位置に対応し、
前記被写体について、前記判定距離は、それぞれの前記フレーム画像において、前記画像中心の位置から前記被写体までの距離である、
ことを特徴とする付記10乃至付記13のいずれか1項に記載の描画方法。
(付記15)
前記フレーム画像において、前記画像中心の位置を原点(0,0)とし、前記被写体の注目位置の座標を(x,y)とすると、
前記判定距離dは、d=(x2+y2)1/2として求められる、
ことを特徴とする付記14に記載の描画方法。
(付記16)
複数のカメラから被写体を含む複数の画像データを受け取り、LUTデータを参照して座標変換したデータを出力する制御装置を有する描画装置の描画プログラムであって、
前記制御装置に、
前記被写体について、前記複数の画像データの光学中心との判定距離をそれぞれ求め、
前記判定距離に基づいて前記複数の画像データの内の1つを選択画像データとして選択し、
前記選択画像データにおける前記被写体の画素に対応する座標を求めて前記LUTデータを書き換える、処理を実行させる、
ことを特徴とする描画プログラム。
1 第1制御部(2D描画エンジン,二次元グラフィックス計算装置)
2 第2制御部(LUT算出装置,制御装置)
3 LUT(LUTデータ)
4 ディスプレイ
51,52,CF,CB,CL,CR カメラ
d,dF,dB,dL,dR 判定距離
I1,I2,IF,IB,IL,IR 画像データ(フレーム画像)
Io 俯瞰画像(描画像,合成画像)
O,OF,OB,OL,OR 画像中心(原点)
OP,OPF,OPB,OPL,OPR 注目位置

Claims (10)

  1. 複数のカメラから被写体を含む複数の画像データが入力され、LUTデータを参照して座標変換したデータを出力する第1制御部と、
    前記被写体について、前記複数の画像データの光学中心との判定距離をそれぞれ求め、前記判定距離に基づいて前記複数の画像データの内の1つを選択画像データとして選択し、前記選択画像データにおける前記被写体の画素に対応する座標を求めて前記LUTデータを書き換える第2制御部と、を有し、
    前記第2制御部は、前記判定距離が増すにつれて前記画像データの画質が低下し、その後さらに前記判定距離が増したときに前記画像データの画質が向上する領域が存在する場合、前記画質が向上する領域に対応する判定距離に対して『1』よりも小さい定数を乗算する、
    ことを特徴とする描画装置。
  2. 前記第2制御部は、前記複数のカメラのそれぞれの位置および角度データ、および、予め準備した前記複数のカメラのカメラ特性を参照して、前記選択画像データを選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の描画装置。
  3. 前記第2制御部は、前記複数のカメラのそれぞれの位置および角度データ、および、前記複数の画像データから求めた前記複数のカメラのカメラ特性を参照して、前記選択画像データを選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の描画装置。
  4. 前記第2制御部は、前記複数の画像データの内、前記判定距離が最短になる画像データを前記選択画像データとして選択する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の描画装置。
  5. さらに、
    前記複数の画像データを、それぞれフレーム画像として格納するメモリを有し、
    前記複数の画像データの光学中心は、それぞれの前記フレーム画像における画像中心の位置に対応し、
    前記被写体について、前記判定距離は、それぞれの前記フレーム画像において、前記画像中心の位置から前記被写体までの距離である、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の描画装置。
  6. 前記フレーム画像において、前記画像中心の位置を原点(0,0)とし、前記被写体の注目位置の座標を(x,y)とし、前記判定距離をdとすると、
    前記判定距離は、d=(x2+y2)1/2として求められる、
    ことを特徴とする請求項5に記載の描画装置。
  7. 複数のカメラから被写体を含む複数の画像データを受け取り、LUTデータを参照して座標変換したデータを出力する描画方法であって、
    前記被写体について、前記複数の画像データの光学中心との判定距離をそれぞれ求め、
    前記判定距離に基づいて前記複数の画像データの内の1つを選択画像データとして選択し、
    前記選択画像データにおける前記被写体の画素に対応する座標を求めて前記LUTデータを書き換え、
    前記判定距離が増すにつれて前記画像データの画質が低下し、その後さらに前記判定距離が増したときに前記画像データの画質が向上する領域が存在する場合、前記画質が向上する領域に対応する判定距離に対して『1』よりも小さい定数を乗算する、
    ことを特徴とする描画方法。
  8. 前記選択画像データとして選択するのは、前記複数の画像データの内、前記判定距離が最短になる画像データを前記選択画像データとして選択する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の描画方法。
  9. 前記複数の画像データは、それぞれフレーム画像としてメモリに格納され、
    前記複数の画像データの光学中心は、それぞれの前記フレーム画像における画像中心の位置に対応し、
    前記被写体について、前記判定距離は、それぞれの前記フレーム画像において、前記画像中心の位置から前記被写体までの距離である、
    ことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の描画方法。
  10. 複数のカメラから被写体を含む複数の画像データを受け取り、LUTデータを参照して座標変換したデータを出力する制御装置を有する描画装置の描画プログラムであって、
    前記制御装置に、
    前記被写体について、前記複数の画像データの光学中心との判定距離をそれぞれ求め、
    前記判定距離に基づいて前記複数の画像データの内の1つを選択画像データとして選択し、
    前記選択画像データにおける前記被写体の画素に対応する座標を求めて前記LUTデータを書き換え、
    前記判定距離が増すにつれて前記画像データの画質が低下し、その後さらに前記判定距離が増したときに前記画像データの画質が向上する領域が存在する場合、前記画質が向上する領域に対応する判定距離に対して『1』よりも小さい定数を乗算する、処理を実行させる、
    ことを特徴とする描画プログラム。
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