JP6582254B2 - 硬貨払出装置 - Google Patents

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本発明は、少なくとも硬貨を一枚ずつ必要な枚数払い出す硬貨払出装置に関する。
なお、本明細書で使用する「硬貨」は、流通通貨である硬貨、ゲーム機等のメダルやトークン等の代用貨幣、及び、それらと類似のものを包含する。
従来、直径が異なる複数種類の硬貨を、一枚ずつ払い出す硬貨払出装置として、特許文献1及び特許文献2に開示された硬貨払出装置がある。
第1の従来技術として、円形の収納穴(144)内において回転する回転ディスク(108)の偏心位置に形成した通孔(136)に硬貨(C)を落下させ、前記回転ディスク(108)の下側において前記回転ディスク(108)の周方向に延びる押動体(142)の押動前面(147)によって前記硬貨(C)を押動しつつ前記収納穴(144)の硬貨案内壁(148)に案内させつつベース(104)上を移動させ、出口通路(152)において前記硬貨案内壁(110)に続いて前記回転ディスク(108)の周方向に延在する出口ガイド(114)に案内させつつ前記押動体(142)の押動前面(147)によって押動した後、固定体(118)と前記固定体(118)に近づくよう弾性的に付勢された弾出ローラ(120)によって弾き出すと共に、前記回転ディスク(108)の逆転時に前記押動体(142)の裏面(150)によって前記硬貨(C)を押動して前記出口ガイド(114)に沿わせて案内した後前記収納穴(144)内に戻すようにした硬貨払出装置(100)において、前記出口ガイド(114)を円形周面(160)が軸線(RB)回りに回転可能な出口回転体(162)によって構成したことを特徴とする硬貨払出装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2014−146134号(図2〜図12、段落番号0014〜0034)
第1の従来技術のコインホッパでは、回転ディスクが正転する場合、硬貨は押動体の押動前面によって押動されてベース上をスライドされる過程において、出口ガイドを構成する出口回転体の円形周面に案内されて回転ディスクの周方向へ押動されて、固定体と弾出ローラの間に押し込まれ、最終的に弾出ローラによって弾き出される。
ところが、硬貨は、長時間使用している間に、キズがついたり、変形したり、削れたりして損傷することがある。特に、日本の1円硬貨は純アルミニウムで製造されているため、残りの5円硬貨、10円硬貨、50円硬貨、100円硬貨及び500円硬貨と比べて硬度が低いため、損傷が著しくなる。そのため、損傷の著しい硬貨を固定体と弾出ローラの間におしこ名で弾き出すと、キズや変形の影響によって、硬貨が払い出される速度(換言すれば、払出速度)にばらつきが生じてしまい、所定の位置への払い出しが今案となる。換言すれば、損傷の著しい硬貨の払い出しが不安定になるという問題がある。
本発明は、上記状況を鑑みなされたものであり、その目的とするところは、キズや変形などの損傷が生じ易い硬貨であっても、払い出しにおける硬貨の払出速度のばらつきを抑制して硬貨の払い出しを安定させることができる硬貨払出装置を提供することにある。ここに明記しない本発明の他の目的は、以下の説明及び添付図面から明らかである。
この目的を達成するため、本発明に係る硬貨払出装置は以下のように構成されている。本願発明者が鋭意検討を行った結果、キズや変形などの損傷が生じた硬貨の場合、第1ガイド及び第2ガイドとの間で硬貨を挟み、第2ガイドの付勢力によって硬貨が弾き出された時に、硬貨がスライド面に対して浮き上がるという現象を確認した。この現象は、1円硬貨のように質量(量目)の小さい硬貨においてより顕著になる。浮き上がった硬貨はスライド面に対して傾斜した姿勢となり、スライド面に衝突して減速される。そして、浮き上がり量や姿勢によって減速量が異なることが、硬貨の払出速度をばらつかせる原因であることを解明し、本発明に至った。すなわち、本発明に係る硬貨払出装置は以下のように構成されている。
本発明の第1の硬貨払出装置では、硬貨の一面を支持するスライド面(22)を底面とする円形有底のガイド穴(44)が上面に構成されたベース体(20)と、
前記スライド面(22)に垂直な回転軸線(L1)を軸に回転可能に前記ガイド穴(44)に配置され、上面から下面まで貫通する複数の通孔(62)、及び前記通孔(62)に対応して下面に突設され、正回転方向(R1)の上流側に向かって湾曲する押動体(64)を有し、前記通孔(62)を介して前記スライド面(22)上に案内された硬貨の周面を前記押動体(64)によって押動する回転ディスク(60)と、
前記ガイド穴(44)の周壁(42)に設けられた出口開口(46)と、
前記出口開口(46)を介して前記ガイド穴(44)と接続された払出通路(102)と、
前記出口開口(46)の前記回転ディスク(60)の正回転方向(R1)下流側端部に配置された第1ガイド(120)と、
前記払出通路(102)を挟んで前記第1ガイド(120)と対向する位置に配置され、前記第1ガイド(120)に近づくよう弾性的に付勢された第2ガイド(142)と、を備え、
前記第1ガイド(120)及び前記第2ガイド(140)の間に前記硬貨を移動させた後、前記第2ガイド(142)の付勢力によって前記硬貨を弾き出す硬貨払出装置において、
前記回転ディスク(60)の外周縁において、前記通孔(62)と前記通孔(62)に対応して設けられた前記押動体(64)との間に凹部(66)が形成され、
前記硬貨が前記第1ガイド(120)及び前記第2ガイド(142)によって弾き出される時に、前記硬貨の少なくとも一部が前記払出通路(102)の表面から浮き上がった時、前記硬貨の一部が前記凹部(66)に侵入することによって、前記硬貨と前記回転ディスク(60)の下面との接触が回避される硬貨払出装置である。
本発明の第1の硬貨払出装置では、円形有底のガイド穴が上面に構成されたベース体と、ガイド穴に回転可能に配置された回転ディスクと、ガイド穴の周壁に設けられた出口開口と、出口開口を介してガイド穴と接続された払出通路と、出口開口の回転ディスクの正回転方向下流側端部に配置された第1ガイドと、払出通路を挟んで第1ガイドと対向する位置に配置された第2ガイドと、を備えている。硬貨払出装置には、払出通路の上方に、硬貨安定体が配置されている。
第1ガイド及び第2ガイドによって硬貨が弾き出された時に、当該硬貨の姿勢が傾き、少なくとも一部が払出通路の表面から浮き上がった場合、硬貨は、回転ディスクの下面に形成された凹部に侵入することにより、回転ディスクの下面と接触しない。そのため、硬貨と回転ディスクの下面との接触によって、硬貨と回転ディスクの下面との間に摩擦が生じることがなく、払出速度の低下を抑制することができ、硬貨の払い出しを安定させることができる。
本発明の硬貨払出装置では、キズや変形などの損傷が生じ易い硬貨であっても、払い出しにおける硬貨の払出速度のばらつきを抑制して硬貨の払い出しを安定させることができる、という効果が得られる。
本発明の一実施例の硬貨払出装置を示す斜視図である。 図1の硬貨払出装置の平面図である。 図1の硬貨払出装置の正面図である。 図2のA−A線に沿った断面図である。 図2のB−B線に沿った断面図である。 図3のC−C線に沿った断面図である。 図1の硬貨払出装置の硬貨安定体を示す(a)斜視図、(b)底面側斜視図、(c)底面図及び(d)背面図である。 図1の硬貨払出装置の回転ディスクを示す(a)斜視図、(b)底面側斜視図、(c)底面図である。 図2のD−D線に沿った拡大断面図において、硬貨の挙動を示す図である。 図2のD−D線に沿った拡大断面図において、硬貨の挙動を示す図である。 図2のD−D線に沿った拡大断面図において、硬貨の挙動を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
(構成)
本発明に係る硬貨払出装置1は、図示されないホッパーヘッドにばら積みで貯留された硬貨Cを一枚ずつ分離して払い出す機能を有する。図1〜図3に示すように、硬貨払出装置1は、ベース体20、回転ディスク60、硬貨案内部80及び払出部4を含んで構成されている。
まず、図1〜図3を参照しながら、ベース体20について説明する。ベース体20は、回転ディスク60、回転ディスク60を回転させる駆動装置30、ホッパーヘッド(図示されない)及び払出部4を保持する機能を有している。ベース体20は略矩形厚板状に形成されている。ベース体20の上面には回転ディスク60、ホッパーヘッド(図示されない)が配置され、ベース体20の下面には駆動装置30が配置されている。ベース体20の上面において、回転ディスク60の側方には、払出部4が構成されている。
ベース体20の上面には、ガイド板40が固定されている。ガイド板40には、ホッパーヘッド(図示されない)が着脱可能に固定されている。ガイド板40は、略円形のガイド穴44が形成されている。ガイド穴44の周壁42は、ベース体20の上面に垂直に形成されている。ガイド穴44の周壁42は、その一部が開口され、ガイド穴44内に案内された硬貨Cが払出部4に受け渡される出口開口46が形成されている。ガイド穴44の底面は、ベース体20の上面によって形成され、硬貨Cの一面を支持するスライド面22として構成されている。ガイド穴44には、回転ディスク60がスライド面22に垂直な回転軸線L1の周りを回転可能に配置されている。
なお、本実施例ではガイド穴44をベース体20の上面に固定したガイド板40で形成しているが、これに限定されるものではなく、ベース体20の上面に形成した略円形状の凹部をガイド穴44とすることもできる。また、ガイド板40の代わりに、下端部に周壁42を形成したホッパーヘッドをベース体20の上面に固定することで、ホッパーヘッドの下端部をガイド穴44とすることもできる。
次に、図1、図2、図4、図6及び図8を参照しながら、回転ディスク60について説明する。回転ディスク60は、ホッパーヘッド(図示されない)内にばら積みされた硬貨Cを一枚ずつに分離して払い出す機能を有する。回転ディスク60は、直径がガイド板40のガイド穴44の直径よりわずかに小さい薄板円盤型に形成されている。回転ディスク60は、ガイド穴44に配置され、ベース体20を貫通して配置された駆動装置30の出力軸32に固定されている。これにより、回転ディスク60は、駆動装置30が駆動するのに伴って、ベース体20のスライド面22に垂直な回転軸線L1の周りを回転可能に構成されている。
回転ディスク60には、上面から下面へ貫通する複数の通孔62が、回転軸線L1を中心とした同心円上に形成されている。各通孔62は、硬貨Cをベース体20のスライド面22上に案内する機能を有している。各通孔62は、硬貨Cの直径より大きく形成されている。各通孔62の周面は、上向きに拡開するテーパー状に形成されている。これは、硬貨Cが各通孔62に落下し易くするためである。
回転ディスク60には、その下面から突出する複数の押動体64が形成されている。各押動体64は、各通孔62を介してスライド面22上に案内された硬貨Cの周面を押動する機能を有している。各押動体64は、複数の通孔62のそれぞれに対応して通孔62に隣接して形成されている。各押動体64は、回転ディスク60の中央部から外周縁に向かって延伸すると共に、回転ディスク60の正回転方向R1の上流側に向かって連続的に湾曲するように形成されている。これは、硬貨Cが押動体64に押動されて、正回転方向R1に向かって搬送される過程において、硬貨Cが回転ディスク60の外周縁側、すなわちガイド穴44の周壁42に向かって移動しやすくするためである。
回転ディスク60の各押動体64の下端とベース体20のスライド面22との間の間隔は、硬貨Cの厚みより小さく設定されている。これにより、スライド面22に平面が支持された硬貨Cが各押動体64に押動されず、回転ディスク60が空回りすることを防止することができる。また、回転ディスク60の各押動体64の上端、換言すれば回転ディスク60の下面とベース体20のスライド面22との間の間隔は、硬貨Cの厚みの2倍以下に設定されている。これにより、硬貨Cが2枚以上積層した状態で硬貨払出装置から払い出されることを防止することができる。
回転ディスク60の下面側の外周縁において、各通孔62とこれ対応する押動体64との間に凹部66が形成されている。凹部66は、回転ディスク60の下面側及び外周縁側に開口を有して形成されている。凹部66は、回転ディスク60の下面からの高さが硬貨Cの厚みと略同じ高さを有すると共に、側面は硬貨Cの外周と略同じ曲率を有する円弧状に形成されている。
次に、図2、図4及び図6を参照しながら、硬貨案内部80を説明する。硬貨案内部80は、回転ディスク60に搬送される硬貨Cを払出部4に向けて案内する機能を有している。硬貨案内部80は、ガイドピン84a、84b、84cを有して構成されている。各ガイドピン84a、84b、84cは、ガイド穴44内、かつ、出口開口46の正回転方向R1下流側近傍に配置されている。各ガイドピン84a、84b、84cは、ガイドピン84aがガイド穴44の中央部側に配置され、ガイドピン84cがガイド穴44の周縁部側に配置され、ガイドピン84bがガイドピン84a及びガイドピン84cの間に配置されている。ベース体20の下面側において、各ガイドピン84a、84b、84cは、ベース体20に固定された板バネ82にベース体20の上面側に向かって付勢され、ベース体20に形成された3個の貫通孔のそれぞれを通ってスライド面22上に突出している。
次に、図1〜図7を参照しながら、払出部4を説明する。払出部4は、回転ディスク60に一枚ずつに分離され搬送された硬貨Cを一枚ずつ払い出す機能を有している。払出部4は、硬貨Cが移動する払出通路102と、払出通路102を移動した硬貨Cが払い出される払出口104と、払い出される硬貨Cを検知するセンサー106と、硬貨Cを払出口104に向かって弾き出す弾出部140と、払出通路102を画定する通路カバー112と、払い出される硬貨Cの挙動を安定させる硬貨安定体240と、を含んで構成されている。
図1〜図7を参照しながら、払出通路102及び払出口104を説明する。払出通路102は、その上面に硬貨Cの一面を指示した状態で、スライド面22から払出口104に向かって硬貨Cを案内する機能を有している。払出通路102は、一端が出口開口46を介してガイド穴44と接続され、他端が払出口104として構成されている。払出通路102は、出口開口46と反対側の他端がベース体20の端縁まで連続する略直線状に形成されている。払出通路102の上部には、通路カバー112が配置されている。通路カバー112は、略コの字状溝が形成され、ベース体20と協働して払出通路102を画定する機能を有している。払出通路102の下側の平面はベース体20の上面によって画定され、払出通路102の上側の通路天井116は通路カバー112の略コの字状溝の底面によって画定され、払出通路102の一対の通路壁114は通路カバー112の略コの字状溝の側壁によって画定される。
払出通路102の平面は、ガイド穴44の底面であるスライド面22と面一に構成されている。払出通路102の一対の通路壁114は、その高さが硬貨Cの厚みより大きく設定されると共に、その間隔が硬貨Cの直径より大きく設定されている。第1ガイド120側の通路壁114は、後述する第1ガイド120のローラ128から払出口104まで連続的に形成されている。これにより、第1ガイド120を第2ガイド142との間を通過した硬貨Cは、その周面が第1ガイド120側の通路壁114に略案内されながら払出口104に向かって移動する。
図1〜図4を参照しながら、センサー106を説明する。センサー106は、払出口104、換言すると払出通路102の出口開口46と反対側の端部、さらに換言するとベース体20の端縁に配置されている。センサー106は、払出口104から払い出される硬貨Cを検知する機能を有している。センサー106は、一対のコラムを有する横向きの門形を呈している。センサー106は、例えば透過型光電センサーであり、一方のコラムに発光部(図示されない)が配置され、他方のコラムの当該発光部と相対する位置に受光部(図示されない)が配置されている。センサー106は、一方のコラムがベース体20の上面の上方に配置され、他方のコラムがベース体20の上面より下方に配置されている。これにより、払出通路102を移動する硬貨Cがセンサー106の一対のコラムの間を通過する時に、センサー106は、発光部(図示されない)から受光部(図示されない)に照射される光の光軸が硬貨Cによって遮られることにより、払い出される硬貨Cを検知する。
なお、本実施例ではセンサー106に透過型光電センサーを使用しているが、これに限定されるものではなく、反射型光電センサー及び磁気センサーを使用することも可能である。また、払い出される硬貨Cの検知は、センサー106の代わりに、後述する弾出部140の動きを検知することで、間接的に払い出される硬貨Cを検知するように構成することもできる。さらに、本実施例では1個のセンサー106で硬貨Cを検知しているが、これに限定されるものではなく、払出通路102にセンサーを2個以上配置し、それぞれのセンサーで硬貨Cの払い出しを検知するように構成することもできる。さらに、センサー106に加えて、弾出部140の動きを検知するセンサーを配置し、それぞれのセンサーで硬貨Cの払い出しを検知するように構成することもできる。
次に、図1〜図6を参照しながら、弾出部140を説明する。弾出部140は、ベース体20のスライド面22から払出通路102に搬送された硬貨Cを払出口104に向けて弾き出す機能を有している。弾出部140は、ガイドローラ108、第1ガイド120、第2ガイド142を含んで構成されている。
ガイドローラ108は、ガイド穴44の出口開口46において回転ディスク60の正回転方向R1の上流側に配置されている。ガイドローラ108は、出口開口46に搬送された硬貨Cを後述する第2ガイド142に向けて案内する機能を有している。ガイドローラ108は、ベース体20の平面に対し垂立状態でベース体20に固定された支軸110に回転可能に支持されている。
第1ガイド120は、ガイド穴44の出口開口46において回転ディスク60の正回転方向R1の下流側に配置されている。第1ガイド120は、後述する第2ガイド142との間で硬貨Cを挟んで弾き出す機能を有している。第1ガイド120は、支軸122に回転可能に支持されているローラ128で構成されている。ベース体20の下面側において、支軸122はベース体20に固定された固定部材126の一端に固定され、ベース体20の略円形状の貫通孔124を通ってベース体20の上面側に突出している。固定部材126は、ベース体20の下面側において固定軸130に揺動自在に支持され、かつコイルバネなどの弾性部材(図示されない)により図5において反時計方向に付勢されている。この弾性部材(図示されない)は、後述の第2ガイド142の弾性部材(図示されない)に対し弾性定数が極めて大きく、通常の硬貨Cの払い出し時にはローラ128は移動されない。しかし、極めて大きな力が作用した場合、貫通孔124の範囲において移動することができる。なお、第1ガイド120は、後述の第2ガイド142と協働して硬貨Cを弾き出す機能を有していればよく、平板状部材等で構成することもできる。
第2ガイド142は、払出通路102を挟んで第1ガイド120と対向する位置に配置されている。第2ガイド142は、第1ガイド120との間で硬貨Cを挟んで弾き出す機能を有している。第2ガイド142は、図示されない可動部材と、支軸144と、ローラ148を含んで構成されている。可動部材(図示されない)は、ベース体20の下面側において、ベース体20に固定された揺動軸(図示されない)に揺動可能に支持されている。支軸144は、可動部材(図示されない)に一端が固定され、他端がベース体20に形成された弧状孔146を通ってベース体20の上面、換言すれば払出通路102の平面に突出している。ローラ148は、ベース体20の上面側において、支軸144に回転可能に支持されている。
第2ガイド142は、支軸144が弧状孔146の範囲内を移動可能に構成されている。詳細には、可動部材(図示されない)が揺動軸(図示されない)の周りを揺動することによって、支軸144が弧状孔146の範囲内を移動する。第2ガイド142は、ローラ148の周面と第1ガイド120のローラ128の周面との間の間隔Wが硬貨Cの直径より小さくなるように例えばコイルバネなどの弾性部材(図示されない)によって付勢されている。
第1ガイド120のローラ128と第2ガイド142のローラ148との間に硬貨Cが押し込まれると、ローラ148は硬貨Cの周面に押され、第2ガイド142の弾性部材(図示されない)の付勢力に抗してローラ128から離間する方向、換言すれば間隔Wが大きくなる方向に向かって移動する。硬貨Cの周面とローラ128の周面及びローラ148の周面のそれぞれとの接点間の距離が硬貨Cの直径と一致した直後、換言するとローラ128の周面とローラ148の周面との間の間隔Wが硬貨Cの直径と一致した直後に、ローラ148は、第2ガイド142の弾性部材(図示されない)の付勢力によってローラ128に接近する方向、換言すれば間隔Wが小さくなる方向に向かって移動する。このとき、硬貨Cは、ローラ128とローラ148とによって、センサー106に向かって弾き出され、センサー106を通過した後、払出口104から払い出される。
次に、図4、図5、図7を参照しながら、硬貨安定体240を説明する。硬貨安定体240は、払出通路102の上方において、第1ガイド120及び第2ガイド142の近傍に配置されている。硬貨安定体240は、第1ガイド120及び第2ガイド142によって弾き出された硬貨Cの挙動を安定させる機能を有している。硬貨安定体240は、回転軸244の周りを回転可能に支持されたローラ242から構成されている。回転軸244は、通路カバー112の出口開口46側端部に固定されている。ローラ242は、ベース体20の上面、換言すれば払出通路102の平面と平行に配置されると共に、硬貨Cが払出通路102を移動する進行方向D1と硬貨Cが払出通路102を移動する進行方向D1と略同じ回転方向R2に向かって回転可能に配置されている。これにより、硬貨Cの一部が払出通路102の表面から浮き上がるなど硬貨Cの挙動が乱れても、硬貨Cは、ローラ242によって硬貨Cの一面が払出通路102の表面に支持されるように案内され、硬貨Cの挙動が安定する。
(硬貨の払い出し動作)
次に、図9及び図10を参照しながら、払出部4による硬貨Cの払い出し、換言すれば、弾出部140による硬貨C弾き出しを説明する。
回転ディスク60の各押動体64に払出部4の弾出部140まで押動(搬送)された硬貨Cは、その周面が第1ガイド120のローラ128の周面及び第2ガイド142のローラ148の周面のそれぞれと接触する。さらに硬貨Cが各押動体64に押動されると、硬貨Cが第1ガイド120のローラ128と第2ガイド142のローラ148との間に押し込まれるのに伴って、ローラ148は硬貨Cの周面に押され、第2ガイド142の弾性部材(図示されない)の付勢力に抗して第1ガイド120のローラ128から離間する方向、換言すればローラ128及びローラ128それぞれの周面間の間隔Wが大きくなる方向に向かって移動する。
硬貨Cの周面とローラ128の周面及びローラ148の周面のそれぞれとの接点間の距離が硬貨Cの直径と一致した直後、換言するとローラ128の周面とローラ148の周面との間の間隔Wが硬貨Cの直径と一致した直後に、ローラ148は、第2ガイド142の弾性部材(図示されない)の付勢力によってローラ128に接近する方向、換言すれば間隔Wが小さくなる方向に向かって移動する。このとき、硬貨Cは、ローラ128とローラ148とによってセンサー106に向かって弾き出されると共に、払出通路102を払出通路102の平面と硬貨Cの一面とが面接触した状態で移動する。硬貨Cは、センサー106で硬貨Cの払い出しが検知された後、払出口104から払い出される。
まず、図9を参照しながら、硬貨Cの進行方向D1下流側が浮き上がった場合について説明する。硬貨Cがローラ128及びローラ148によって弾き出される時に、硬貨Cの進行方向D1下流側が浮き上がると、硬貨Cの進行方向D1下流側の前端部が硬貨安定体240のローラ242と接触する(図9(a)参照)。硬貨Cは、当該前端部がローラ242に接触しながら進行方向D1に向かって移動する(図9(b)参照)。この時、ローラ242は、硬貨Cとの接触によって、硬貨Cの進行方向D1と略同じ方向の回転方向R2に向かって回転する。これにより、硬貨Cは、進行方向D1に向かって移動しながら、進行方向D1下流側の前端部が払出通路102の平面に向かって案内され、最終的に硬貨Cの一面が払出通路102の平面と面接触した姿勢に変化する(図9(c)及び図9(d)参照)。その後、硬貨Cは、硬貨Cの一面が払出通路102の平面に支持された安定した姿勢で払出口104から払い出される。この硬貨Cの払出の過程において、硬貨Cは払出通路102の通路カバー112の通路天井116と接触しないため、払出速度の低下が起こらずに硬貨Cは払出口104から払い出される。
次に、図10を参照しながら、硬貨Cの進行方向D1上流側が浮き上がった場合について説明する。回転ディスク60の下面側の外周縁には凹部66が形成され、スライド面22と回転ディスク60の下面との間の間隔より、スライド面22と凹部66の底面との間隔の方が大きくなっている。そのため、硬貨Cがローラ128及びローラ148によって弾き出される時に、硬貨Cの進行方向D1上流側が浮き上がった状態に場合、硬貨Cの進行方向D1上流側の後端部は凹部66に侵入し、回転ディスク60の下面と接触しない(図10(a)参照)。この状態が維持されたまま、硬貨Cが進行方向D1に向かって移動すると、硬貨Cは、硬貨Cの一面がローラ242と接触しながら進行方向D1に向かって移動する(図10(b)参照)。この時、ローラ242は、硬貨Cの一面との接触によって、回転方向R2に向かって回転する。これにより、硬貨Cは、進行方向D1に向かって移動しながら、進行方向D1上流側の後端部が払出通路102の平面に接近し、最終的に硬貨Cの一面が払出通路102の平面と面接触した姿勢に変化する(図10(c)及び図10(d)参照)。その後、硬貨Cは、硬貨Cの一面が払出通路102の平面に支持された安定した姿勢で払出口104から払い出される。この硬貨Cの払出の過程において、硬貨Cは回転ディスク60の下面及び払出通路102の通路カバー112の通路天井116と接触しないため、払出速度の低下が起こらずに硬貨Cは払出口104から払い出される。
次に、図11を参照しながら、硬貨Cの全体が浮き上がった場合、換言すれば、硬貨Cが払出通路102の平面と全く接触していない場合について説明する。硬貨Cがローラ128及びローラ148によって弾き出される時に、硬貨C浮き上がり、硬貨Cの一面が払出通路102の平面と接触しない状態になった場合、硬貨Cの進行方向D1上流側の後端部は凹部66に侵入し、回転ディスク60の下面と接触せず、一方、硬貨Cの進行方向D1下流側の前端部は硬貨安定体240のローラ242と接触する(図11(a)参照)。硬貨Cが進行方向D1に向かって移動すると、ローラ242は、硬貨Cとの接触によって回転方向R2に向かって回転する。これにより、硬貨Cは、進行方向D1に向かって移動しながら、進行方向D1下流側の前端部が払出通路102の平面に向かって案内されると共に、硬貨Cの一面がローラ242と接触する(図11(b)参照)。さらに硬貨Cが進行方向D1に向かって移動すると、進行方向D1上流側の後端部が払出通路102の平面に接近し、最終的に硬貨Cの一面が払出通路102の平面と面接触した姿勢に変化する(図11(c)及び図11(d)参照)。その後、硬貨Cは、硬貨Cの一面が払出通路102の平面に支持された安定した姿勢で払出口104から払い出される。この硬貨Cの払出の過程において、硬貨Cは回転ディスク60の下面及び払出通路102の通路カバー112の通路天井116と接触しないため、払出速度の低下が起こらずに硬貨Cは払出口104から払い出される。
以上詳細に説明したように、本発明の実施例の硬貨払出装置1では、払出通路102の上方、かつ第1ガイド120のローラ128及び第2ガイド142のローラ148近傍に、払い出される硬貨Cの挙動を安定させる硬貨安定体240のローラ242が配置されている。
硬貨Cがローラ128及びローラ148によって弾き出される時に、硬貨Cの姿勢が崩れ、硬貨Cの進行方向D1下流側の前端部が浮き上がった場合、ローラ242は、進行方向D1に向かって移動する硬貨Cの進行方向D1下流側の前端部と接触する。その後に、硬貨Cは、ローラ242によって硬貨Cの前端部が払出通路102の平面に向けて案内され、硬貨Cの一面が払出通路102の平面と面接触した姿勢に変化される。そのため、ローラ242によって硬貨Cの姿勢を安定させることができると共に、硬貨Cと払出通路102の通路天井116との接触による払出速度の低下を抑制することができるので、硬貨Cの払出速度のばらつきを抑制して硬貨Cの払い出しを安定させることができる。
硬貨Cがローラ128及びローラ148によって弾き出される時に、硬貨Cの姿勢が崩れ、硬貨Cの進行方向D1上流側の後端部が浮き上がった場合であっても、ローラ242は、進行方向D1に向かって移動する硬貨Cの一面と接触し、硬貨Cの一面が払出通路102の平面と面接触した姿勢に変化させ。そのため、ローラ242によって硬貨Cの姿勢を安定させることができると共に、硬貨Cと払出通路102の通路天井116との接触による払出速度の低下を抑制することができるので、硬貨Cの払出速度のばらつきを抑制して硬貨Cの払い出しを安定させることができる。
さらに、硬貨Cが浮かび上がって、払出通路102の平面と全く接触していない状態になった場合であっても、ローラ242は、進行方向D1に向かって移動する硬貨Cの進行方向D1下流側の前端部と接触する。その後に、硬貨Cは、ローラ242によって硬貨Cの前端部が払出通路102の平面に向けて案内され、硬貨Cの一面が払出通路102の平面と面接触した姿勢に変化される。そのため、ローラ242によって硬貨Cの姿勢を安定させることができると共に、硬貨Cと払出通路102の通路天井116との接触による払出速度の低下を抑制することができるので、硬貨Cの払出速度のばらつきを抑制して硬貨Cの払い出しを安定させることができる。
さらに、本発明の実施例の硬貨払出装置1では、回転ディスク60の下面側の外周縁において、各通孔62とこれ対応する押動体64との間に凹部66が形成されている。硬貨Cがローラ128及びローラ148によって弾き出される時に、硬貨Cの進行方向D1上流側の後端部が浮き上がった場合、又は、硬貨Cが浮かび上がって、払出通路102の平面と全く接触していない状態になった場合であっても、硬貨Cの進行方向D1上流側の後端部は、回転ディスク60の下面に接触せずに、進行方向D1に向かって移動する。そのため、硬貨Cと回転ディスク60の下面との接触による払出速度の低下を抑制することができるので、硬貨Cの払出速度のばらつきを抑制して硬貨Cの払い出しを安定させることができる。
このため、上述した第1の従来技術と比べて、本発明の実施例の硬貨払出装置1では、払い出される硬貨Cの姿勢が崩れ、硬貨Cが浮き上がる等のばたついても、硬貨Cと回転ディスク60の下面との接触によって、硬貨Cと回転ディスク60の下面との間に摩擦が生じることがなく、硬貨Cの払出速度の低下を抑制することができるので、硬貨Cの払出速度のばらつきを抑制して硬貨Cの払い出しを安定させることができる。
本発明は、両替機、自動販売機、券売機、パチスロ等のスロットマシンを一例とする硬貨を使用する遊技機などの硬貨処理装置との組み合わせで好適に利用できる。
1 硬貨払出装置
4 払出部
20 ベース体
22 スライド面
30 駆動装置
32 出力軸
40 ガイド板
42 周壁
44 ガイド穴
46 出口開口
60 回転ディスク
62 通孔
64 押動体
66 凹部
68 下面
80 硬貨案内部
82 板バネ
84a ガイドピン
84b ガイドピン
84c ガイドピン
102 払出通路
104 払出口
106 センサー
108 ガイドローラ
110 支軸
112 通路カバー
114 通路壁
116 通路天井
120 第1ガイド
122 支軸
124 貫通孔
126 固定部材
128 ローラ
130 固定軸
140 弾出部
142 第2ガイド
144 支軸
146 弧状孔
148 ローラ
240 硬貨安定体
242 ローラ
244 回転軸
L1 回転軸線
W 間隔

Claims (2)

  1. 硬貨の一面を支持するスライド面を底面とする円形有底のガイド穴が上面に構成されたベース体と、
    前記スライド面に垂直な回転軸線を軸に回転可能に前記ガイド穴に配置され、上面から下面まで貫通する複数の通孔、及び前記通孔に対応して下面に突設され、正回転方向の上流側に向かって湾曲する押動体を有し、前記通孔を介して前記スライド面上に案内された硬貨の周面を前記押動体によって押動する回転ディスクと、
    前記ガイド穴の周壁に設けられた出口開口と、
    前記出口開口を介して前記ガイド穴と接続された払出通路と、
    前記出口開口において前記正回転方向下流側端部に配置された第1ガイドと、
    前記払出通路を挟んで前記第1ガイドと対向する位置に配置され、前記第1ガイドに近づくよう弾性的に付勢された第2ガイドと、を備え、
    前記第1ガイド及び前記第2ガイドの間に前記硬貨を移動させた後、前記第2ガイドの付勢力によって前記硬貨を弾き出す硬貨払出装置において、
    前記回転ディスクの外周縁において、前記通孔と前記通孔に対応して設けられた前記押動体との間に凹部が形成され、
    前記硬貨が前記第1ガイド及び前記第2ガイドによって弾き出される時に、前記硬貨の少なくとも一部が前記払出通路の表面から浮き上がった時、前記硬貨の一部が前記凹部に侵入することによって、前記硬貨と前記回転ディスクの下面との接触が回避される硬貨払出装置。
  2. 前記払出通路の上方に配置され、前記スライド面に対して平行な回転軸線の回りに回転すると共に、払い出される硬貨の進行方向と略同じ方向に向かって回転可能なローラを有し、前記払出通路の表面から少なくとも一部が浮き上がった前記硬貨と接触して、前記硬貨の一面が前記払出通路の表面に支持される姿勢に変化させる硬貨安定体を備えた請求項1に記載の硬貨払出装置。
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