JP6581344B2 - 通気性靴 - Google Patents

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Description

本発明は、通気性靴に関し、より詳細には、靴内部、特に甲皮の爪先付近や中底の土踏まず付近などの通気性を向上させた通気性靴に関する。
靴を長時間に亘って履くと足の発汗により蒸れて靴内は高湿度の環境になり、雑菌や水虫菌が繁殖し、悪臭の原因となる。したがって、靴内での足蒸れを抑制するために通気性のある靴が求められており、これまでに様々な発明・考案が提案されている。
例えば、特許文献1には、足裏面側に溜まった湿気を足側面に対応する部分から外部へ排出することができる通気性靴が提案されている。特許文献1に記載された通気性靴では、中底部材4は少なくとも3つのピースからなり、甲皮部材5を構成する一部で通気性部材6からなる中底より延出した部分の端面と通気性部材6と同じ材料で作製された中底の端面とを突き合わせて縫合することにより作製された中底部材4が備えられている(特許文献1段落[0041]乃至[0045])。
特許第5255933号公報
しかしながら、特許文献1に記載された通気性靴では、中底の内側端面又は外側端面と、甲皮部材5を構成する延出部分の端面とを縫製して成るため、多数のステッチが存在する。そのため空気が中底内部から延出部分を通って靴外部に抜けるという通気経路が阻害されてしまい、高い通気性を確保することが難しくなる。
したがって、特許文献1に記載された通気性靴には、中底内部から外部への通気性などについて改善の余地があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するものであって、上記通気性靴における甲皮の上記延出部分と中底との縫合部分を無くし、靴内部の通気性などを向上させた通気性靴を提供することである。
本発明者らは、上記通気性靴における甲皮の上記延出部分と中底との縫合部分を無くし、靴内部の通気性などを改善すべく鋭意検討した結果、継ぎはぎ部分のない中底部材、すなわち、1ピースからなる中底部材を使用することにより、上述したようなステッチに起因する甲皮の上記延出部分と中底との縫合部分によって、空気が中底内部から延出部分を通って靴外部に抜けるという通気経路が阻害されるという問題を解消し、そして靴内部の通気性などを向上させることができることを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、
(1)甲皮部材と中底部材とを含む靴主部に、靴底を接合した通気性靴において、
甲皮部材は少なくともヒトの第一中足骨骨頭を被覆する内側部分及び/又は少なくともヒトの第五中足骨骨頭を被覆する外側部分とが切り欠き部分となっている形状を有するものであり、
中底部材は通気性部材であり、また中底の内側縁より外方に及び/又は外側縁より外方
に前記切り欠き部分に相当する部分をそれぞれ延出して形成する形状を為すものであり、そして
甲皮部材の切り欠き部分と中底部材の当該切り欠き部分に相当する部分とが縫合されて、甲皮部材と中底部材とが結合されていることを特徴とする、通気性靴、
(2)前記通気性部材がダブルラッセル構造部材であることを特徴とする、(1)に記載の通気性靴,
(3)前記中底部材に切り込みがあることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の通気性靴
である。
本発明の通気性靴は、1ピースからなる中底部材を使用することにより、従来の3つのピースから構成される中底部材を使用した通気性靴と比べて、靴内部などの通気性などを向上させることができる。
本発明の通気性靴の一実施態様を示す側面図である。 本発明に使用される甲皮部材の一実施態様を示す側面図である。 本発明に使用される中底部材の一実施態様を示す上面図である。 本発明に使用される中底部材を構成する通気性部材の一実施態様を示す斜視図で(a)と、側面図(b)である。 本発明に使用される中底部材の別の実施態様を示す上面図(a)と、当該上面図(a)に示した中底部材のA−A線断面図(b)である。 実施例2における甲皮の爪先付近の湿度測定の結果を示すグラフである。 実施例2における中底の土踏まず付近の湿度測定の結果を示すグラフである。
本発明の通気性靴は、例えば図1に示すように、基本的に甲皮部材1と中底部材2とを含む靴主部3に、靴底4を接合した構造を有する。
まず初めに、本発明に使用される甲皮部材1について説明する。
本発明に使用される甲皮部材1の形状は、一般的な靴の甲皮部材において、少なくともヒトの第一中足骨骨頭を被覆する内側部分及び/又は少なくともヒトの第五中足骨骨頭を被覆する外側部分とが切り欠き部分5a(5b)となっている形状である。したがって、当該切り欠き部分5a(5b)を有する形状であれば、基本的に甲皮部材1のその他の部分の形状は特に限定されない。
また、本発明では、甲皮部材1は上記切り欠き部分5a(5b)を有する形状であれば、甲皮部材1は一体的に形成されている必要はなく、例えば、紐靴の穴飾りを備えた甲皮部材やかかと部分にファスナーを備えた甲皮部材なども使用することができる。
そして、上記切り欠き部分5a(5b)の形状としては、甲皮部材1と中底部材2との縫合作業などに影響しなければ特に限定されず、例えば、略長方形形状、略台形形状及び略ひし形形状、並びに翼型形状やプロペラ形状などの流線形状などが挙げられる。なお、図2に甲皮部材1の一例を示す。
本発明では、甲皮部材1を上記のような形状とすることにより、上記切り欠き部分5a(5b)と結合した中底部材2を通じて靴内部の湿気を外部に排出することができる。
ここで、上記切り欠き部分5a(5b)を甲皮部材1の爪先付近ではなく、甲皮部材1のかかと付近に設けることも考えられる。しかし、靴内部で、特に湿気が一段と溜まる部分は甲皮の爪先付近や中底の土踏まず付近であり、また、靴を履いた状態であっても、足と靴のかかと部分との間の通気経路は確保されることから、上記切り欠き部分5a(5b)は甲皮の爪先付近に設けた方が靴内部全体の湿気を外部に排出することができる。
一方、上記切り欠き部分5a(5b)を甲皮の爪先付近とかかと付近の両方に設けることも考えられるが、そのような場合、靴としての高い保型性を維持するのが難しかったり、履いた際の足当たり(靴の履き心地)が良くない可能性がある。
また、甲皮部材1を構成する部材としては特に限定されず、例えば、生地、天然皮革、合成皮革、人工皮革、布材、合成繊維及びそれらの組み合わせなどが挙げられる。
次に、本発明に使用される中底部材2について説明する
本発明に使用される中底部材2の形状は、甲皮部材1と結合した際に、甲皮部材1の上記切り欠き部分5a(5b)を塞いだ靴主部3を作製するために、中底の両側又は片側に当該切り欠き部分5a(5b)を塞ぐための部分を有する形状である必要があり、具体的には、中底の内側縁より外方に及び/又は外側縁より外方に甲皮部材1の切り欠き部分に相当する部分2a(2b)をそれぞれ延出して形成する形状(以下、延出部分とも記載する)を為すものである。
また、上述したように、甲皮部材1の上記切り欠き部分5a(5b)は、爪先付近に設けられていることから、中底部材2の延出部分2a(2b)は中底の爪先寄りに設けられている。
中底部材2の延出部分2a(2b)の形状としては、甲皮部材1と中底部材2とを結合して靴主部3を形成した際に、甲皮部材1の切り欠き部分全体を延出部分2a(2b)で塞ぐことができれば特に限定されず、例えば、上述したように、甲皮部材1の切り欠き部分5a(5b)の形状と同様の形状を挙げることができる。なお、図3に中底部材2の一例を示す。
また、中底部材2の延出部分2a(2b)の長さXは、延出部分2a(2b)の一方の一番端から他方の一番端まで、中底部材2の長さ方向の中央線と平行に引いた線の長さである。なお、図3に中底部材2の延出部分2a(2b)の長さXの一例を示す。
中底部材2の延出部分2a(2b)の長さは、甲皮部材の切り欠き部分5a(5b)と中底部材2の延出部分2a(2b)との縫合作業などに影響しなければ特に限定されないが、靴の足長サイズの20%乃至50%であることが好ましい。この長さが短いと足裏面の湿気を十分に排出することができず、他方、この長さが長いと中底部材2の延出部分2a(2b)などに皺が入りやすくなり、皺の発生を防ぐために延出部分2a(2b)に切り込みが必要になるなどの製造工程の増加を招く恐れがある。
また、中底部材2の延出部分2a(2b)の幅は、延出部分2a(2b)の頂点から中底の内側縁に垂直に引いた線の長さをいう。なお、図3に中底部材2の延出部分2a(2b)の幅Yの一例を示す。
中底部材の延出部分2a(2b)の幅Yは、足裏面の湿気を十分に排出する観点から、靴として成型した場合、中底から甲皮方向へ10mm以上突出することが好ましい。
本発明では、中底部材2は一体的に形成されていて、ステッチがないため、本発明の通気性靴は、従来の通気性靴と比較して、靴内部の通気性などを向上させることができる。
また、歩行時にかかる負荷、特に土踏まず付近にかかる負荷に対して耐久性がある。
また、中底部材2を構成する部材としては、例えば、パルプ材、生地、発泡エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)などが挙げられるが、通気性を十分に確保する観点から、通気性部材6が好ましい。
ここで、通気性部材6とは、例えば、中間層63の両面に表皮層61、62が設けられた構造のシートであって、中間層63は厚さ、幅及び長さ方向に通気経路を有し、これにより、通気性を有する層であり、表皮層61、62は少なくとも厚さ方向に通気性を有する層である。なお、図4に通気性部材6の一例を示す。
通気性部材6としては、表地71と裏地72とを連結糸73で結んだダブルラッセル構造部材が好ましく、また、三次元網目構造を有するポリウレタンフォームの裁断シート83の両面に布地81、82を積層したシートも良好に使用できる。また、ポリウレタンフォームの裁断シートの部分を合成樹脂ワタなどの繊維材93に代えたものでもよい。ポリウレタンフォームを使用する際には爆発法等によりセル膜の除去処理したものが好ましい。中間層63の気孔容積は、通気経路の通気性を高めるために、JIS−L1096に準拠した値で90%乃至99%であることが好ましい。
表皮層61の構造としては、足裏面の湿気を通気性部材の内部に取り入れやすくし、また足側面に対応する部分から外部へ排出しやすくするために、表皮層61、62は網目構造を有するものが好ましい。表皮層61、62としては、通気性が、JIS−L1096に規定する通気性(フラジール形法)で100〜1000cm/cm・Sのものが好適に使用できる。
中底部材2の厚さは特に限定されるものではないが、良好な通気経路を形成するためにダブルラッセル布の場合は、連結糸で結んでいる表地61と裏地62の内面間の距離が0.5mm乃至5.0mmとされたものが好ましく、ポリウレタンフォームの裁断シートや繊維材の両面に布地を積層したシートの場合においては、裁断シートや繊維材の厚さが0.5mm乃至5.0mmとされたものが好ましい。内面間の距離や裁断シート等の厚さが0.5mm未満であると湿気が十分に排出されない可能性があり、5.0mmを超えても湿気の排出の向上は見られず、材料のコスト高になる。また、本発明では、通気性部材を二枚重ねして使用することもできる。
最後に本発明に使用される靴底4について説明する。
本発明において、靴底4を構成する材料としては特に限定されるものではないが、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、軟質ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ゴムなどの非発泡又は発泡材料が好適に用いることができる。
次に、本発明の通気性靴の製造について説明する。本発明の通気性靴は、基本的に上記の甲皮部材1と中底部材2とを結合して靴主部3を作製し、これに靴底4を接合することにより製造される。その一例を次に説明する。甲皮部材1として、少なくともヒトの第一中足骨骨頭を被覆する内側部分及び/又は少なくともヒトの第五中足骨骨頭を被覆する外側部分とが切り欠き部分5a(5b)を有し、当該切り欠き部分5a(5b)が略ひし形形状であるものを用意する(例えば、図2参照)。また、中底部材2として、中底の内側縁より外方に及び/又は外側縁より外方に延出部分2a(2b)を有し、当該延出部分2a(2b)が略ひし形形状であって、通気性部材6から構成されたものを用意する(例えば、図3参照)。そして、例えば、手縫い、ミシンを用いた縫製や接着剤を用いた接合などにより、甲皮部材1の切り欠き部分5a(5b)の端面と中底部材2の延出部分2a(2b)の端面とを縫合する。また、甲皮部材1の切り欠き部分5a(5b)以外の部分の
端面と中底部材2の延出部分2a(2b)以外の部分の端面とを同様に縫合し、靴主部3を形成する。
ここで、甲皮部材1と中底部材2とを結合する際に、中底部材2として、切り込みを有するものを使用すると、結合作業が容易になって、作業効率を上げることができる。当該切り込み部分7は、中底材2の形状により位置や長さは適宜設計すればよい。具体的には、縫合時に切り込み部分7からミシン台の一部を出せるようにできるので、本発明に使用されるような複雑な形状の中底部材2であっても、容易に甲皮部材1と縫合することができる。特に中底部材2の中央部に切り込みを有するものが好ましい。なお、図5に中央部に切り込み部分を有する中底部材2の一例を示す。
なお、甲皮部材1と中底部材2とは、中底部材2に皺が生じないように縫合することが好ましい。皺が生じてしまうと中底内部から延出部分を通って靴外部に抜けるという通気経路が阻害され、通気性を十分に確保することができなくなる可能性がある。また、甲皮部材1の切り欠き部分5a(5b)の端面と中底部材2の延出部分2a(2b)の端面とを縫合する手段と、甲皮部材1の切り欠き部分5a(5b)以外の部分の端面と中底部材2の延出部分2a(2b)以外の部分の端面とを縫合する手段としては、同一であっても異なっていてもよい。
最後に、靴底4を射出成形により、上記で得られた靴主部3とともに一体成形するか、又は予め形成された靴底4を上記で得られた靴主部3に接着剤により接合することにより、本発明の通気性靴が完成する。
上記の製造方法により作製された本発明の通気性靴10の一例を図1に示す。
本発明の通気性靴は、中底部材として1ピースから構成される通気性部材を使用しているため、靴を履いた時に足裏面に異物感をほとんど感じないが、履き心地の面から、通気性のある中敷きを使用することが好ましい。
そのような中敷きとしては、例えば、ウレタンフォームやEVAフォームなど樹脂発泡体であって、多数の貫通孔を設けたもの、表面に凹凸を形成し、空気を通りやすくしたもの、或いはその両方を備えた中敷きが挙げられる。
以下に実施例及び比較例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでない。
[実施例1:通気性靴の製造]
甲皮部材1として、第一中足骨骨頭を被覆する内側部分と第五中足骨骨頭を被覆する外側部分とが切り欠き部分5a(5b)が略ひし形形状となっており、かつポリ塩化ビニル(PVC)レザー及びダブルラッセルで構成されているものを用意した。また、中底部材2として、中底の内側縁より外方にまた外側縁より外方に略ひし形形状である延出部分2a(2b)を有し、かつ中央部に切り込みを有し、且つダブルラッセルで構成されているものを用意した。次に中底部材2の上記部分2a(2b)に皺が生じないように、甲皮部材1の上記切り欠き部分5a(5b)と中底部材2の上記部分2a(2b)とをミシンを用いて縫製した。同様に、甲皮部材1の上記切り欠き部分5a(5b)以外の部分と中底部材2の上記部分2a(2b)以外の部分及び中底部材の中央部切り込みも縫製し、靴本体主部3を作製した。
次に、上記で得られた靴主部3を足型ラストに装着し、そして予め形成された靴底4を接着して、図1に示すような構造の通気性靴10を得た。
[実施例2:通気性靴の湿度測定]
実施例1で得られた通気性靴内に湿度センサーMSHTDL−16[(有)シスコム製]を設置し、歩行時の靴内の湿度を測定した。
なお、湿度測定における各条件は下記の通りである。
[外気]
20℃、60%RH
[歩行条件]
トレッドミル(アルインコ株式会社製、AFW3109)を使用し、速さ4km/時間で30分間歩行した。なお、歩行中は風速2.5m/秒の風を扇風機(弱)で靴に向けてあてた。この風速は、東京都における平均風速の月平均値(2008年〜2013年6月付近、気象庁発行)と同じレベルである。
[サンプルサイズ]
26.0cm
[センサー設置箇所]
甲皮部材の爪先付近、中底部材の土踏まず付近
また、中底部材2として、3つのパーツから構成される中底部材を用いた以外は、実施例1と同様の方法で作製した靴を比較例として用いた。
なお、湿度測定の結果を図6及び図7に示す。
図6及び図7の結果より、実施例1の通気性靴は、比較例の靴と比較して、甲皮の爪先付近で約21%の湿度低下、また中底の土踏まず付近で約16%の湿度低下が確認できた。また、体感としても、熱のこもり具合が少なくて、爪先が涼しいと感じられた。
1・・・甲皮部材
2・・・中底部材
2a・・・延出部分
2b・・・延出部分
2c・・・爪先部分
2d・・・かかと部分
3・・・靴主部
4・・・靴底
5・・・甲皮部材の切り欠き部分
5a・・・甲皮部材の切り欠き部分
5b・・・甲皮部材の切り欠き部分
6・・・通気性部材
61・・・表皮層
62・・・表皮層
63・・・中間層
71・・・表地
72・・・裏地
73・・・連結糸
81・・・布地
82・・・布地
83・・・ポリウレタンフォームの裁断シート
93・・・繊維材
7・・・切り込み部分
10・・・通気性靴
X・・・延出部分の長さ
Y・・・延出部分の幅

Claims (3)

  1. 甲皮部材と中底部材とを含む靴主部に、靴底を接合した通気性靴において、
    甲皮部材は少なくともヒトの第一中足骨骨頭を被覆する内側部分及び/又は少なくともヒトの第五中足骨骨頭を被覆する外側部分とが切り欠き部分となっている形状を有するものであり、
    中底部材は通気性部材であり、また中底の内側縁より外方に及び/又は外側縁より外方に前記切り欠き部分に相当する部分をそれぞれ延出して形成する形状を1ピースで為すものであり、そして
    甲皮部材の切り欠き部分と中底部材の当該切り欠き部分に相当する部分とが縫合されて、甲皮部材と中底部材とが結合されており、それにより、前記1ピースの中底部材は、中底全体と甲皮への延出部分とを構成することを特徴とする、通気性靴。
  2. 前記通気性部材がダブルラッセル構造部材であることを特徴とする、請求項1に記載の通気性靴。
  3. 前記中底部材に切り込みがあることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の通気性靴。
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